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柏崎地域 農産物・農産加工品展示会を開催 上越の“ごちそう「上越産
平尾 賢一 柏崎農業普及指導センター 柏崎 柏崎地域 農産物・農産加工品展示会を開催 柏崎地域では初めてとなる農産物・農産加工品の展 示会を 11 月 17 日に開催しました。当日は、農業者 22 名が出展し、米、もち、野菜、畜産物や漬物等農産加 工品を実需者であるスーパー、旅館業者やお菓子業者 等に説明・PR を行いました。 展示会では、最初に農業者が自分の農産物の特徴・ こだわりについて、実需者への「商品アピール」を 1 分間行いました。その後、各個別ブースで、商品説明・ PR を行い、実需者から商品への評価、意見等を頂き ました。 展示会に初めて 参加する農業者が 多く展示会の雰囲 気を知るととも に、「 他 の 農 業者 の商品を見ること ができて大変良 かった」「商品の 実需者を前に熱心に商品をアピール 良さをうまく伝え 坪野 樹 ることが出来な かった」 、 「販売 についてもっと 勉強していきた い」 「今後も商 談会等に積極的 に参加していき たい」等の、今 展示会の様子 後自ら販売を行 うために必要な商品の方向性や改善の大きなヒントを 得ることができました。 また、実需者からは「地域の農産物を知ることがで きてよかった」 「さらに商品について知りたい」等の 今後の取引につながる意見、感想等が多く聞かれまし た。 今後普及指導センターでは、農業者、実需者からの 意見、要望を踏まえて、農業者への個別の販売指導や 6次産業化を波及するための関係機関の連携等、柏崎 地域農産物販売に向けた支援を強化していきます。 上越農業普及指導センター 上越の“ごちそう「上越産にいがた和牛」”をあなたに! 「上越で育った安全でおいしい牛肉を消費者に届け たい。にいがた和牛* 1 のおいしさをみんなに知って もらいたい。」そんな生産者の思いが、牛肉の直接販 売につながりました。 販売を始めたのは、上越市名立区の渡辺孝治・洋一 さん親子です。渡辺孝治さんは、和牛の肥育技術が高 く評価され、今年度「にいがた和牛肥育名人* 2」に認 定されました。現在、55 頭を飼育しています。年間 32 頭を出荷し、肉質等級* 3 の「4」以上が約 80%です。 今年度は、出荷頭数の約 10%にあたる4頭を直接 販売する計画を立てました。主な販売先は地元の消費 者とし、名立区を中心に上越市内の知り合いや、関係 機関・団体に注 文販売を行いま した。また、7 月 24 日 に は J Aえちご上越の 直売施設「ある るん畑」で、に いがた和牛をP R販売しました。 JAえちご上越 県職員生協の高原さん(左側)と 渡辺洋一さん(右側) 肉用牛部会員が 8 上越 販売し、売り場近くでは炭火焼の試食も行い、試食者 から「とってもおいしい」 、 「上越にもこんなにおいし いお肉があるんだね。 」との声が寄せられました。さ らに、12 月に県職員生協県庁店で注文販売を行いま した。地元の上越市以外にもにいがた和牛のおいしさ をPRできるチャンスができ、販売拡大の足がかりが できたと考えています。 今後、渡辺さんは地元のホテルやレストラン等で、 にいがた和牛を食べることができるようにしたいと考 えています。手始めに普及指導センターが2月1日に 開催する「上越地域農商工連携マッチングセミナー」 に参加し、地元の商工業者に渡辺さんのにいがた和牛 のおいしさをPRする予定です。上越で育ったにいが た和牛のすばらしさをもっと知ってもらうために、親 子でがんばっています。 * 1「にいがた和牛」とは、一定の条件を満たす新潟県産和 牛の統一ブランドです。 * 2「にいがた和牛肥育名人」とは、にいがた和牛推進協議 会長から優れた肥育経営及び生産技術を有する者として 認定された経営者のことです。 * 3 肉質等級とは、社団法人日本食肉格付協会が定めた牛 枝肉取引規格の肉質等級のことで、1から5等級で表さ れ、5が最も良いとされています。