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2016 年度 学習成果に関するレポート Short Visit
2016 年度 学習成果に関するレポート Short Visit Report 経済学部 04426043 茅野恵己 月 日から 日まで 日間の韓国の江原大学での短期海外研修プログラムに参加しました。 私がこのプログラムに参加した理由は、韓国の文化や習慣、街並みをテレビやインターネットではな く、実際に自分の目で見て、肌で感じてみたいという思う気持ちと、自分の中にある外国人に対する壁 や固定概念を変えたいと思ったからです。そしてこのプログラムは日中韓3か国の学生が交流研修でき るという点にとても魅力を感じ、個人で行く旅行では決してできない経験ができるのではないかと思い 参加しました。 韓国の一週間、私たちは様々な場所へ連れて行ってくれました。戦争記念館で朝鮮戦争の歴史を学ん だり、冬のソナタのロケ地を訪れたり、ラフティングをしたり、ビール工場の見学、サムスンで最新の 技術を体験しました。また .323 のダンスやテコンドーをみんなで習ったり、韓国そばを作ったりと韓 国の歴史や伝統芸能に実際に肌で触れることができました。またソウルツアーでは、私たちが行きたい 場所や食べ物のリクエストを聞いてくれ、ショッピングをしたり、韓国のかき氷パッピンスやトッポッ キなど韓国料理を食べたりしました。韓国の学生は私たちに韓国のことを知ってもらうために、朝、昼、 夜、何を食べるか毎日毎日違うものを考えていてくれ、これが一番苦労したと聞きました。また、一度 ディスカッションがありました。それはすべて英語で行われたため、聞き取ることに必死でほとんど何 も発言することができずディスカッションは終了しました。そこで自分の英語力のなさを再認識すると ともに、韓国、中国の学生の英語力に刺激を受け、自分の勉強に対するモチベーションに繋がったと思 います。そして韓国の一週間の中で一番楽しかったのは、いつも泊まっている寮ではなく海の近くのホ テルに泊まり、そこでみんな一つの部屋に集まり輪になって座り、大量のフライドチキンを食べながら、 ゲームをしたことです。まだ知り合って数日、そして国も言語も違うはずなのに、ずっと昔からの友達 のように盛り上がることができました。最終日の 日、空港に着くと韓国と中国の友達が手紙をくれ ました。手紙に驚いた上にその手紙はなんと日本語で書かれていました。日本語を一語一語調べて、一 生懸命書いてくれたことが伝わってきて、本当に嬉しかったです。 私は今まで外国人と深く交流する機会がなかったので、最初は上手く馴染めるのかとても不安でした。 しかし、その心配とは裏腹に韓国、中国の学生はとっても気さくに話しかけてくれました。そのおかげ で徐々に打ち解けることができました。基本的に会話は英語でした。何度も聞き直したり、上手く話が かみ合わず苦労したりすることも多少はありましたが、一生懸命理解しようとしてくれたので日常会話 にそれほど困ることはありませんでした。しかし、ちょっとした感動や驚きをそのまま表現した言葉が 見つからず %HDXWLIXO や +DSS\ など簡単な言葉で表現するしかなく、自分の語学力のなさに対する悔し い思いとともに、その英語の重要性を再確認するきっかけとなりました。 正直なところ自分がこれほど国際交流を楽しむことができると思っていませんでした。相手を理解し ようとする気持ちと勇気さえあれば、言語や育った環境、文化が違っても、一緒に楽しんだり笑ったり できるということを、身をもって知ることができました。実際、日本と韓国の間には解決し難い政治的 問題が多くあります。ただ、それらは個人として関わる上で大きな問題でなく、国家間の関係と民間レ ベルでの交流は区別する必要があると改めて感じました。自分の中の外国人に対する固定概念を変える ことができた、この韓国での一週間は私にとってとても大きな意味を持つ、貴重な時間となりました。 このプログラムに参加できて本当に良かったです。