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口蹄疫
家 畜 衛 生 情 報 No.4 平成22年5月 上北地域県民局地域農林水産部十和田家畜保健衛生所 0176-23-6235 (FAX 0176-23-3044) 上十三地区家畜衛生推進協議会 0176-25-2362 (FAX 0176-23-3888) (社) 青森県畜産協会 017-722-4331 (FAX 017-722-4373) 口蹄疫 宮崎県の口蹄疫疑似患畜は 76例目まで確認されました!! (5月13日現在) 市町村名 畜種 飼養形態 殺処分 戸数 (予定)頭数 肉用牛繁殖 18 542 肉用牛肥育 11 4,393 肉用牛一貫 1 75 児湯郡 酪農 7 489 川南町 乳肉複合 2 162 一貫 23 68,095 繁殖 1 486 肥育 4 2,704 種豚 2 921 肉用牛繁殖 2 56 肉用牛一貫 1 207 1 水牛42 豚2 牛 豚 児湯郡 都農町 牛 水牛・豚 えびの市 牛 肉用牛肥育 2 293 豚 一貫 1 320 牛 合 計 (水牛含む) 45 6,259 豚 合 計 31 72,528 宮崎県 都農町 川南町 えびの市 地図:宮崎県HPより ・ 現在1~9例目、及び11例目は口蹄疫(O型)であることが確定。 ・ これまでに22戸の防疫措置(殺処分及び死体の埋却)が終了。 ・ 疑似患畜確認農場を中心とした移動制限、搬出制限を実施中。 移動制限 範囲:発生農場を中心とした半径10km以内の区域 期間:最終発生例の殺処分完了後21日間 内容:生きた偶蹄類の家畜やその死体等の移動の禁止 と畜場及び家畜市場の閉鎖 等 搬出制限 範囲:発生農場を中心とした半径10~20km以内の区域 期間:発生から21日間 内容:生きた偶蹄類の家畜の搬出制限区域以外への移動を禁止 と畜用以外の家畜を入場させる家畜市場の開催を中止 等 <口蹄疫が疑われる症状> ・口の周囲や蹄部の水ぶくれ、ただれ ・発熱(40~41℃) ・食欲不振、多量のよだれ ・歩行を嫌がる <有効な消毒薬・消毒法> 4%炭酸ナトリウム液(4%炭酸ソーダ液) 炭酸ナトリウムの粉末を水に溶かして作ります 使用場所 ・農場入口(農場に入る前に全ての車両や器具等の消毒) ・畜舎出入口の踏み込み槽(汚れたらすぐ交換してください) 作り方 炭酸ナトリウムの量 (Na2CO3) 80g 720g 4kg 7.2kg 水の量 2リットル (2ℓペットボトル) 口内の水ぶくれ 18リットル (一斗缶) 100リットル 180リットル (ドラム缶) 消 石 灰 使用場所 ・農場内の外部車両が停車する場所 ・畜舎周囲・農場外縁部 舌のただれ 使用方法 ・0.5~1kg/㎡を目安にホウキ等で均一に広げる (20~40㎡当たり消石灰1袋20kg) ・地面の表面がムラなく白くなる程度 その他の市販消毒薬 ()内は有効希釈倍率 ・ヨウ素系消毒薬 : クリンナップA(400倍)、ファインホール(400倍)、リンドレス(1000倍) ・塩素系消毒薬 : アンテックビルコンS(2000倍)、クレンテ(2000倍)、スミクロール(1000倍) ・アルデヒド系消毒薬: グルタクリーン(800倍) 牛・豚飼養者の皆様へ ~口蹄疫から家畜を守るために~ ①毎日飼養家畜の健康観察を行い、異常を認めたら直ちに家畜保健衛生所へご連絡ください。 ②農場内への部外者の出入りを制限し、農場への出入りの際の消毒を徹底してください。 ③野生動物や害虫の侵入防止など、飼養衛生管理基準を厳守してください。 口蹄疫は、牛、豚等の偶蹄類の動物の病気で、人に感染 することはありません。 感染牛の肉や牛乳が市場に出回ることはありませんが、 感染牛の肉や牛乳を摂取しても人体には影響ありません。 冷静な対応をお願いします。 十和田家畜保健衛生所 十和田市西十二番町19-23 TEL:0176-23-6235