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保温材等(H26年度末)
平成27年5月15日 環 境 局 都有施設におけるアスベスト使用のフォロー調査等の結果について (平成26年度末時点) 【保温材等】 保温材等は、密度が小さく(みかけ密度で概ね 0.5g/cm3 以下)、劣化・損傷等 が生じた場合に、劣化・損傷面から粉じんが飛散する可能性のある建材です。そのため 定期的に点検を行い、状況に応じて順次除去・補修等を実施しています。 1 前回調査(平成25年度)でアスベスト含有保温材等の使用が判明した施設の対策状況 ア アスベスト含有の保温材の使用が判明した都有施設 0 施設 イ 0 施設 アスベスト含有の耐火被覆材の使用が判明した都有施設 ウ アスベスト含有の断熱材の使用が判明した都有施設 所管局 財務局 施設名(使用場所) 都議会議事堂 (非常用発電機煙突) 1 施設 対策状況 平成 26 年度対策済み 2 平成26年度に新たにアスベスト含有保温材等の使用が判明した施設 ア アスベスト含有の保温材の使用が判明した都有施設 1施設 所管局 施設名(使用場所) 対策状況 福祉保健局 旧児童会館(地下2階作業室) 対策済 イ アスベスト含有の耐火被覆材の使用が判明した都有施設 0施設 ウ アスベスト含有の断熱材の使用が判明した都有施設 エ アスベスト含有の天井ロックウール吸音板【参考】の使用が判明した都有施設 0施設 所管局 施設名(使用場所) 教育庁 旧前田侯爵邸(機械室、地階トレンチ内、1階収蔵室) 1施設 対策状況 28年度 対策予定 【参考】 東京都では、フォロー調査で対象としたアスベストを含有する保温材等については、石綿含 有ロックウール吸音天井板も、みかけ密度が概ね 0.5g/cm3 以下でかつ石綿含有率が重量で 0.1%を超えることから、誤って強く物をぶつけるなど、大きな破損等があった場合に、損傷面 からアスベストを含む細かな粉じんが発生する可能性があるものとして、調査対象に含めてい ます。 なお、石綿含有ロックウール吸音天井板については、平成 17 年 7 月施行の石綿障害予防規則 を踏まえて作成された、建設業労働災害防止協会発行の「建築物の解体等工事における石綿粉 じんへのばく露防止マニュアル」及び(社)住宅生産団体連合会発行の「低層住宅石綿取扱ガ イド」において、「その他の石綿含有建材(成形板等)【レベル 3】 」に位置付けられています。 ※石綿含有ロックウール吸音天井板は、建材の種類としては、「その他の石綿含有建材(成 形板等) 」に位置付けられているが、この場合においても、上記のマニュアル等においては 注釈があり、 「石綿含有ロックウール吸音天井板の石綿含有率は、その製造時期を通じて 5% 未満であるが、比重が 0.5 未満のため、解体、改修にあたっては、石綿粉じんの飛散に留 意すること。 」とされている。