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クリスチャン・ケレツ 不確かな必然性
2013 年 8 月23 日 スイス現代建築の異才、クリスチャン・ケレツ日本初の作品集 『クリスチャン・ケレツ 不確かな必然性』 刊行のご案内 TOTO 出版は 、『クリスチャン・ケレツ 不確かな 必然性』を 2013 年 8 月25 日に発行します。 スイス現代建築において最も理論的な建築家の ひとりといわれるクリスチャン・ケレツ氏の日 本初の作品集となる本書では、初期代表作から 現在進行中の最新プロジェクトまで 20 作品を、 美しく印象的な写真、コンセプト模型やダイア グラムによって紹介します。 また、自ら全体構成とブックデザインを手がけ ることにより、それぞれのプロジェクトの狙い、 そして全体を貫くケレツ氏の思想をより鮮明に 浮かび上がらせます。 巻末では、ケレツ氏とエルウィン・ビライ氏(京 都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科建築設計 学専攻長)との協働執筆によるエッセイによっ て、ケレツ氏の思想に深く迫ります。 書名=クリスチャン・ケレツ 不確かな必然性 著者=クリスチャン・ケレツ 装丁・テキストデザイン=Robert & Durrer, Zurich デザイン=クリスチャン・ケレツ 定価=本体 3,400 円+税 発行日=2013 年 8 月25 日 体裁=B5 判変型(190×250mm) 、並製、288 頁、和英併記 ISBN=978-4-88706-334-1 建築の本質を極限まで追求するケレツ氏の姿勢 を紹介する本書では、氏の世界観が存分に展開 されており、本書自体が「ケレツ作品」とも言 える一冊です。 内容紹介 掲載作品 オーバーレアルタの礼拝堂 ビネーロスの住宅とイリェオスの住宅 ザルツマガツィンの学校 フォースター通りのアパートメント ミュンヘンの集合住宅のスタディ 鄭州の高層ビル 第2案 フラグメンテッド・ハウス 壁一枚の家 フロイデンベルグの体育館 ワルシャワ近代美術館 湖を望む住宅 ハウス・ミュラー 応用科学・芸術大学 ヨーロッパアリーのオフィスビル 鄭州の高層ビル 第2案 ロイチェンバッハの学校 ホルシム研究開発センター スイス・リー・ネクスト パライゾポリスの公営住宅 ていしゅう 鄭 州 の高層ビル 第1案 ていしゅう 鄭 州 の高層ビル 第2案 エッセイ: 「不確かな必然性、確かな不確実性」 鄭州の高層ビル 第2案 CG 関連展覧会 クリスチャン・ケレツ展 The Rule of the Game エルウィン・ビライ、クリスチャン・ケレツ プロフィール クリスチャン・ケレツ Chr is ti a n K er e z 2013 年 7 月19 日(金)― 9 月28 日(土) TOTO ギャラリー・間 住所=東京都港区南青山 1-24-3 TOTO 乃木坂ビル 3F 休館日=日・月・祝日・夏期休暇8月11日(日) ~19日(月) TEL=03-3402-1010 URL=http://www.toto.co.jp/gallerma/ クリスチャン・ケレツ氏の日本初となる個展。会場では、 スイス国内をはじめ、ブラジルや中国で現在進行中のプロ ジェクトを模型や映像、図面などで紹介。 プロジェクトごとにルールを設けることで、建築の原理・ 原則を見出そうとするケレツ氏の現在進行形の “The Rule of the Game”が表現されています。 © Karin Hofer/ NZZ 1962年、ベネズエラのマラカイボ生まれ。スイス連邦工 科大学チューリヒ校で学び、建築写真家として多くの作品 を発表後、1993年にスイスのチューリヒに建築事務所を 設立。2001年よりスイス連邦工科大学チューリヒ校建築 学科の講師を、2003年より同助教授を務め、2009年に正 教授に選任される。2012~13年度にハーバード大学大学 院デザイン学部丹下健三記念客員教授を務める。 現在、フランス、チェコ、ブラジル、中国において、さま ざまに異なったスケールとプログラムのプロジェクトが 進行中。