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平成26年度 環境活動レポート
平成26年度 環境活動レポート 1. はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 2. 環境方針 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 3. 対象組織 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 5. 環境マネジメントシステム・・・・・・・・・・・・ 1 4. 事業の概要 6. 環境目的・目標およびその実績 ・・・・・・・・・・・ 2 7. 主な環境活動の内容 ・・・・・・・・・・・・・・ 3 8. 環境活動の記録 6 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 9.平成 27 年度の主な目的・目標 ・・・・・・・・・・ 8 10.環境関連法令の適用・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 添付-1 環境方針 添付-2 環境管理体制図 平成27年5月 東京発電株式会社 1. はじめに この環境活動レポートは、平成 26 年度(平成 26 年 4 月 1 日から平成 27 年 3 月 31 日まで) の東京発電株式会社の環境活動に関する実績をもとに作成したものです。 2. 環境方針 当社は、水力発電を中心としたエネルギー事業を展開しており、再生可能エネルギーであ る水力発電所の開発および利用効率の向上により低炭素社会構築へ貢献するとともに、環境 保全活動に取り組んでいます。環境方針を、添付―1 に示します。 3. 対象組織 環境マネジメントシステムに関する組織は、添付―2のとおりです。 4. 事業の概要 (1) 事業者名 東京発電株式会社 代表取締役社長 川村 忠 (2) 所在地 〒110-0008 東京都台東区池之端 1 丁目 2 番 18 号 MG池之端ビル 3 階 (3) 環境管理関係の連絡先 担当部所 品質安全環境室 連絡先 電話 03-6371-5200(代表) URL http://www.tgn.or.jp/teg/ (4) 会社規模 社員数 249 名(平成 27 年 3 月 31 日現在) (5) 事業内容 電気の卸供給、発電設備の運転・保守の受託など 5. 環境マネジメントシステム (1) 環境マネジメントシステムの適用範囲 平成 16 年 9 月に、ISO14001 に基づいた環境マネジメントシステムを構築し、本店・糸 魚川事業所・群馬事業所・茨城事業所・三島事業所・埼玉事業所並びにそれぞれが管理 している発電所を対象に環境活動を展開しています。 なお、平成 17 年 3 月に本店・糸魚川事業所・茨城事業所で ISO14001 の認証登録を行い 平成 23 年 3 月に 2 回目の更新をいたしましたが、環境マネジメント活動が定着したこと を踏まえ、平成 24 年 2 月末日をもって全ての認証を取り下げました。 (2) 内部監査員 外部の研修機関で研修を受けた社員を、内部監査員として 75 名認定しています。 (3) 内部監査の実施 内部監査年間計画に基づき、平成 26 年 9 月~10 月に本店および全事業所に対して実施 しました。 (4) 内部監査の結果 軽微な不適合が 1 件指摘されましたが、是正処置を H26 年度中に実施しています。 1 6.環境目的・目標およびその実績 (1) 平成 26 年度の環境目的・目標およびその達成状況 目 的 目 標 水 力 発 電 の 計 ①CO2 計画排出削減量 : 449,456 tonCO2 画 供 給 電 力 量 ②計画供給電力量:879,561 MWh 確保による CO2 ③受託業務の的確な対応 排出量の削減 再 生 可 能 エ ネ ①既設発電所の増kW、増kWhの推進 ルギーの開発 ・深良川第二発電所 水車発電機改良工事 ②マイクロ水力発電所の建設 ・古都辺発電所:千葉県企業局様 ・深作発電所:さいたま市水道局様 廃 棄 物 の 適 正 ①交付マニフェストの的確な管理 処理 ②家電製品のリサイクル処理:100% ③水路塵芥の適正保管、処理の実施 有 害 物 質 の 適 ①PCB 油の保管、PCB 含有機器の管理 切な管理 ・PCB 混入判別検査の実施 ・PCB 含有機器処理実績 ②アスベスト含有資機材の管理 油 類 の 的 確 な ①設備の計画的改善および的確な管理 管 理 お よ び 取 ②油の構外流出防止 扱い ③油の管理および作業時の的確な取扱い 火 災 発 生 の 防 ①火災の発生ゼロ(本店・各事業所) 止 ・テナントビル主催の消防訓練に参加(本店) ・火災発生時の対応手順確認他(各事業所) 事務所・発電所 ①事務所・発電所周辺道路の清掃 周辺の清掃 (本店・糸魚川・群馬・茨城) ②発電所周辺河川の清掃(糸魚川・埼玉) 達成状況 備考(実績) ①462,055tonCO2 達成率 103% 達成 ②904,217 MWh ③公営企業他の水力・風力発電 所運転監視業務等を実施 ①増 kW,kWh の展開 ・H27 年 3 月運転再開 達成 ②マイクロ水力の建設 ・H26 年 4 月運転開始 ・H26 年 4 月運転開始 ①28 件交付 達成 ②100%(19 台) ③巡視時に確認 ①PCB 含有機器の管理 達成 ・判別検査 26 台実施 ・高濃度 4 件,低濃度 5 件 ②発電機ブレーキ等 5 件撤去 ①土樽(発)等設備改善 3 件 達成 ②構外流出なし ③油流出対応訓練他 ①消防訓練の実施 達成 ・1 回(41 名参加) ・各所 1 回(104 名参加) ①本店:2 回、糸魚川:7 回 達成 群馬:3 回、茨城:1 回 ②地域の活動に合せて実施 糸魚川:1 回、埼玉:2 回 ダム放流の的 確な実施 中里・華川・花 園川発電所水 路断水時の用 水量確保 地域・利水関係 者と協調した発 電所停止工事の 確実な実施 ①「赤三調整池ダム操作規程」を遵守した的 確なダムの放流操作(群馬) ①水路断水時の用水量確保(茨城) ・中里発電所 ・華川発電所 ・花園川発電所 ①芝川系利水関係者への理解活動(三島) ・定期説明会の開催:上期 1 回、下期 1 回 ・工事個別説明会の開催:工事実施前 ・予定停止工事:100%実施 エネルギー、資 ①電気使用量:404,500kWh 源 等 の 日 常 管 ②コピー用紙:1,147 千枚(A4 換算) 理 に よ る 使 用 ③車両燃費:ガソリン 0.10 ℓ/km 抑制 軽 油 0.10 ℓ/km ④水道水使用量:1,295 m3 ⑤グリーン購入:対象品 100% 2 達成 ①放流実績 35 回 ①用水量確保対策実施 達成 ・角落し設置 ・水中ポンプ設置 ・角落し設置 ①理解活動 達成 ・定期説明会:2 回 ・個別説明会:10 回 ・100%実施 ①326,439kWh ②1,360 千枚 ②以外達成 ③0.09 ℓ/km ③0.09 ℓ/km ④1,251 m3 ⑤達成率 100% (2) 実績の推移 平成 26 年度の実績値および過去における推移は以下のとおりです。 項 水力発電供給 電力量(A) 目 MWh *tonCO2 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 900,502 ▲281,857 901,346 ▲327,189 ▲386,907 電気使用量 (B) kWh **tonCO2 585,054 189.6 452,113 169.1 自動車燃料 使用量(C) (ガソリン) 自動車燃料 使用量(D) (軽 油) 燃料量:ℓ 燃費:ℓ/km **tonCO2 燃料量:ℓ 燃費:ℓ/km **tonCO2 59,218 0.097 137.5 3,894 0.117 10.2 54,459 0.093 126.4 3,434 0.116 9.01 コピー用紙 使用量 水道水使用量 千枚 (A4 換算) m3 1,087 グリーン購入 比率 自社産業廃棄 物排出量 855,988 平成 25 年度 797,418 ▲314,980 平成 26 年度 904,217 ▲462,055 336,714 136.7 326,439 170.4 0.100 11.8 47,376 0.094 110.0 5,542 0.085 14.5 43,656 0.089 101.3 7,770 0.089 20.4 1,088 1,090 998 1,360 2,637 2,770 2,508 ***1,143 1,251 % 100 100 100 100 100 ton 17.7 100 30.8 100 8.6 100 44.5 96 33.6 100 ▲281,519.7 ▲326,884.5 ▲386,646.5 ▲314,718.8 ▲462,347.1 リサイクル率:% 当社における二酸化炭素排出 量:tonCO2(B+C+D)+ A 290,598 134.5 49,171 0.094 114.2 4,484 * 水力発電における二酸化炭素排出量は、(A×東京電力㈱二酸化炭素排出係数)-(A×0.011)で算出した。 ☆A=水力発電供給電力量(kWh) ☆東京電力㈱二酸化炭素排出係数 ・H21 年度:0.324kgCO2/kWh(H22 年度の算出に使用) ・H24 年度:0.406kgCO2/kWh(H25 年度の算出に使用) ・H22 年度:0.374kgCO2/kWh(H23 年度の算出に使用) ・H25 年度:0.522kgCO2/kWh(H26 年度の算出に使用) ・H23 年度:0.463kgCO2/kWh(H24 年度の算出に使用) (H27.7.24 環境省公表の排出係数修正に伴い表中数値修正) ☆0.011=水力発電所ライフサイクル二酸化炭素排出係数(0.011kgCO2/kWh の出典:電力中央研究所報告 書ほか) ** 二酸化炭素排出量については、電気使用量および自動車燃料使用量から下記の係数により算出した。 ☆電気使用量の二酸化炭素排出係数は、東京電力㈱二酸化炭素排出係数を使用した。 ☆ガソリンと軽油の二酸化炭素排出量の算出換算には、下記の係数を使用した。 ガソリン 軽 油 ㋐単位発熱量 MJ/ℓ ㋑排出係数 kgCO2/MJ 34.6 0.0671 38.2 0.0687 ∴CO2 排出量=燃料使用量×㋐×㋑ (KgCO2) *** 平成 25 年度以降の水道水使用量は本店分を除いた値となっている。 (本店の水道水使用量は、事務所移 転により把握できなくなった) 7.主な環境活動の内容 (1) 水力発電計画供給電力量の確保による CO2 排出量の削減 水力発電所計画供給電力量ついては、河川水の有効活用による供給電力量の増加に加え、 停止作業時間の短縮等により溢水電力量を削減することにより、計画供給電力量の確保 に努めました。また、降雨にも恵まれ出水率が良かったことから、目標に対して 102.8% の達成率となりました。 当社の水力発電所供給電力量より、二酸化炭素の排出量は 462,055tonCO2 削減されたと 推定されます。 3 【具体的な取り組み内容】 a. 各発電設備の巡視点検、河川維持放流量・灌漑用水量の日常的な管理、ITV による 河川状態の的確な把握、および出水時の早期再取水による発電所の運転等により供 給電力量を確保 b. 夏期・冬期の発電支障の回避を目指した対策の実施 c. 出水時の早期再取水操作および巨大地震発生時の取水停止操作のため、取水設備の 遠方監視制御化について、茨城事業所管内横川発電所、石岡第二発電所並びに三島 事業所管内北原発電所、猫沢発電所、観音橋発電所、大鹿窪発電所、大倉川発電所 で実施 d. 停止作業時間の短縮等による溢水電力量の削減 e. 水力発電業務受託として、公営企業(東京都交通局様、新潟県企業局様)および民間 企業(JX日鉱日石金属㈱様)の運転監視業務、巡視・点検等の業務を行い、発電業 務の効率化をサポート (2) 再生可能エネルギーの開発 既設発電所の増kW対策としては、深良川第二発電所の水車・発電機改良工事(1,400kW →1,600kW)を実施しました。 また、マイクロ水力発電所の建設としては、千葉県企業庁様の古都辺発電所(198kW) 、 さいたま市水道局様の深作発電所(63kW)を建設しました。 【工事写真】 a. 既設発電所の増kW、増kWhの推進 ・深良川第二発電所 水車・発電機改良工事(H27 年 3 月運転再開) 改良前(出力 1,400kW) 改良後(出力 1,600kW) b. マイクロ水力発電所の建設 ・古都辺発電所(H26 年 4 月運転開始) :千葉県企業庁様 着工前 竣工後(出力 198kW) 4 ・深作発電所(H26 年 4 月運転開始) :さいたま市水道局様 着工前 竣工後(出力 63kW) (3) 廃棄物の適正処理 自社排出の産業廃棄物の処理については、マニフェストにより適切に管理しております。 また、自社排出の産業廃棄物のリサイクル化に努めており、リサイクル率 100%を達成 しました。一般廃棄物についても、パソコン・家電製品のリサイクルをはじめリサイク ル化に努めています。また、水路塵芥についても、適正に保管・処理を行っています。 【具体的な取り組み内容】 a. 法令遵守およびマニフェストの適切な交付・管理 ・マニフェスト交付実績:28 件 b. 自社排出産業廃棄物のリサイクル率:100%(排出量 33.6t) c.家電製品、廃パソコンのリサイクル率:100%(家電製品 19 台、廃パソコン 17 台) d.水路塵芥処理 ・処理量:649t (4) 有害物質の適切な管理 保管中の PCB および PCB 含有機器については、台帳で明確化を図り、毎月の巡視・点検 により継続的に管理を実施していますが、新たに含有が判明した微量混入機器 5 台につ いても行政への届出を行い、台帳に登録しています。また、PCB 含有機器の処理として、 9 台の処理を行いました。 アスベスト含有物についても、含有資機材台帳により明確化しており、また、ブレーキ 部品等に使用されているアスベスト含有資機材の取替えや、アスベスト含有の発電所本 館屋根材の撤去など計画的に進めています。 【具体的な取り組み内容】 a. PCB の保管、PCB 含有機器の管理 ・巡視、点検による PCB 含有機器および PCB 汚染物の管理(1 回/月) b. 微量 PCB 混入機器の判別 ・26 台検査実施 うち低濃度 5 台検出 【PCB 濃度】 高濃度 PCB 5,000mg/kg 超 c. PCB 混入機器の処理 ・高濃度 PCB:4 件 低濃度 PCB 0.5 超~5,000mg/kg ・低濃度 PCB:5 件 微量 PCB 低濃度のうち数 10mg/kg 程度 d. アスベスト含有資機材の撤去 ・花園川発電所(発電機) 、花貫川第二発電所(発電機) 、深良川第二発電所(本 館屋根)他 2 件実施 5 (5) 油類の的確な管理・取扱い 油類の適正管理については、設備にトラブルが発生した場合でも、油類が容易に構外に 流出することのないよう計画的に設備改善を進めており、油膜検知装置の動作確認試験 なども定期的に行っています。また、万が一の油類の流出に備えオイルフェンスの設置 などの緊急時対応訓練も毎年実施しています。なお、油類および油汚濁物については、 保管量、保管状態の確認を行うとともに、油を取扱う作業については、請負者も含めて あらかじめ手順を確認して対応することをルール化しています。 【具体的な取り組み内容】 a. 設備の計画的改善 ・土樽発電所油水分離槽新設工事 他 2 件実施 b. 油の構外流出防止 ・各発電所の油膜検知装置の動作確認、巡視、点検による油使用機器の漏油状況の 確認 c. 油の管理 ・油流出事故時の緊急対応訓練、対応手順テストの実施 (6) 地域との協調活動 地域との協調活動については、「事務所・発電所周辺道路・河川の清掃」、 「水力発電所 見学者の受入れ」および「火災防止運動」等を行っています。 【具体的な取り組み内容】 a. 事務所、発電所周辺道路・河川清掃の実施:(道路清掃)11 件、 (河川清掃)3 件 b. 水力発電所見学:46 件(見学者数:752 名) c. 消防訓練の実施:6 件 (7) エネルギー、資源等の使用抑制 「コピー用紙使用量」は業務量の増加により目標値を超えましたが、 「電気使用量」、 「車 両燃費」 、 「水道水使用量」については目標を達成しました。これらの項目は、日常管理 活動として目標値を設定し、目標値に対する実績値を社内公表しています。 (8) 緊急時対応訓練の実施 緊急事態として「油流出事故」 、 「発電用水の流出」 、「建物火災の発生」を特定し、それ ぞれ対応訓練を実施しています。 8.環境活動の記録 (1) 油流出事故時の対応訓練 【糸魚川事業所】オイルフェンス設置状況 6 同 左(設置後) 【群馬事業所】オイルフェンス設置状況 (2) 事務所・発電所周辺道路・河川の清掃 【本店】事務所周辺道路清掃状況 同 左(設置後) 【糸魚川事業所】河川清掃状況 【茨城事業所】道路清掃状況 【埼玉事業所】河川清掃で集めたゴミ 7 9.平成27年度の主な目的・目標 目 的 目 標 水力発電の計画供給電力量 ・CO2 排出量の削減 確保による CO2排出量の削減 ・受託業務の的確な対応 再生可能エネルギーの開発 ・水力発電所の開発 ・既設発電所の増kW、増kWhの推進 ・マイクロ水力発電所の建設 廃棄物の適正処理 ・法令遵守およびマニフェストの適切な交付・管理 ・自社排出産業廃棄物リサイクル処理 100% ・事業所一般廃棄物の分別実施および家電製品のリサイク ル処理 100% ・水路塵芥の適正保管・処理 ・建設リサイクル法への適切な対応 有害物質の適切な管理 ・PCBの保管、PCB含有機器の管理 ・微量PCB混入機器の判別 ・PCB混入機器の計画的な処理 ・アスベスト含有資機材の管理 ・アスベスト含有資機材の計画的な除去 ・フロン類使用機器の管理 油類の的確な管理・取扱い ・計画的な設備改善および的確な管理 ・油の保管および作業時の的確な取扱い ・油流出対応訓練、対応手順テストの実施 日常管理による省資源、省エ ・電気、車両燃費、コピー用紙および水道水の使用量抑制 ネルギー活動の実施 ・グリーン製品の購入:対象品 100% 8 10.環境関連法令の適用 当社が適用する主な環境関連法令は次のとおりです。 関係する法令 該当する活動 事業者の責務を明らかにし環境の保全を計画 環境基本法 的に推進 電気事業法 油流出、騒音、振動対策およびPCBの適正 管理 河川法 発電用水の取水、河川区域内への発電用施設 の設置・管理 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 廃棄物排出の際の適正処理 ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の PCB廃棄物および使用機器の保管・処分の 推進に関する特別措置法(PCB 処理法) 適正処理 石綿障害予防規則 石綿含有資機材の適正処理 建設工事に係る資材の再資源化等に関する 発電所の改修工事で発生する特定建設資材の 法律(建設リサイクル法) 適正処理 使用済自動車の再資源化等に関する法律 自動車の長期間使用、使用済自動車の再資源 (自動車リサイクル法) 化に努める 国等による環境物質等の調達の推進等に関 資源の保全,リサイクルなど地球資源の保全 する法律(グリーン購入法) に関する活動 特定家庭用機器再商品化法(家電リサイク 廃家電排出の際の適正処理 ル法) 消防法 緊急事態に備え火災を予防する活動、電気関 係施設の設置 再生可能エネルギー電気の調達に関する特 中小水力発電所の新設・再生および増 kW、 別措置法(FIT 法) 増 kWh の推進(マイクロ水力発電を含む) 使用済小型電子機器等の再資源化の促進に 廃小型家電(デジカメ、携帯電話等)排出の際 関する法律(小型家電リサイクル法) の適正処理 フロン類の使用の合理化及び管理の適正化 第一種特定製品の管理者によるフロン類機器 に関する法律(フロン排出抑制法) 使用時の適正管理 以上 9 添付-1 環 境 方 針 当社は、 「発電事業を通じてエネルギーへの多様なニーズに応え、持続可能な 社会づくりに貢献する」との経営理念にもとづき事業を展開する中で、地域から 信頼される企業を目指し、低炭素社会構築へ貢献するとともに、環境負荷の低減 など環境保全の活動を全社員で推進します。 1.当社の事業活動により環境に与える影響のうち、次の項目を重点管理項目と して取り組みます。 (1)再生可能エネルギーである水力発電所の利用効率の向上に努めるととも に、新規発電所の開発・再生を推進します。 (2)廃棄物の適正処理を実施するとともに、発生量の抑制およびリサイクル 化を推進します。 (3)河川および土壌の汚染防止のため、油類などの使用、保管、処理を的確 に行います。 2.地域とのコミュニケーションを図り、地域社会における環境活動へ積極的に 参加します。 3.環境に関する法令・条例および地域との協定等を遵守します。 4.社員の研修、啓発活動、内部監査、マネジメントレビュー等を実施し、PD CAサイクルを回し環境活動の継続的な改善を図ります。 平成25年7月1日 東 京 発 電 株 式 会 社 取締役社長 川 松西岡 村 忠 添付-2 環 境 管 理 体 制 図 最高責任者 (社 長) 環 境 管 理 責 任 者 環境委員会 委員長:環境管理責任者 委 員:各部所環境管理実施責任者 事務局:品質安全環境室 環境管理 推進責任者 総 務 部 長 ( 本 店 ) 所 長 (各 事業 所) 法 定 管 理 者 環境管理 実施責任者 品質安全 環境室 経 営 管理部 総務部 水 力 事業部 火力事 業部 営業開 発部 環 境管 理推 進責 任 者 が 任 命 各 室 部 G M ( 環 境 管 理 推 進 責 任 者 が 任 命 ) 補 佐 補 佐