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税制 改正提言書 - 一般社団法人栃木県法人会連合会
平成27年度 税制改正掟言書 一般社団法人栃木県法人会連合会 目 次 平成27年度税制改正について 1 アベノミクス効果と消費税増税 … … … 2 2 財政収支の改善と行政改革 … … … ‥ 2 3 これからの税制を考える … … … … 3 4 租税教育の充実 … … … … …・4 5 個別の税目についての改正要望 … … … 4 平成27年度税制改正に関するアンケート調査結果・・・7 意見(個別税目や税制全般についての会員の意見)・・・9 平成27年度税制改正について デフレ脱却と経済再生を図るため、異次元の大胆な金融政策、機動的な財政政策 並びに民間投資を喚起する成長戦略、いわゆるアベノミクスの三本の矢がスタート して1年余りが経ちました。 円安や株価の上昇をみて、一部の業種と企業の業績が回復し、一時高額商品の売 行きが好調になるなど、その効果があらわれはじめアベノミクスの期待感が拡がっ ているようです。 ところで、東日本大震災から3年が経過したが復興の実感は無く、福島原発事故 も収束への道筋が展望できない状況です。 一方、少子高齢化と人口減少社会が着実かつ急速に進行しているなかで、財政健 全化への取り組みには目立った進展がみられません。 社会保障と税の一体改革により消費税率が段階的に引き上げられ、平成26年4 月から8%になりましたが、景気の腰折れを懸念して経済の好循環を実現するため、 官製春闘と言われるベアが大手企業で実施されました。しかし、中小零細企業にま で行き渡るのか疑問です。 デフレ脱却、成長戦略に伴う税収増、そして生活の安定、安心へというシナリオ は実現するのでしょうか。 確実に人口減少社会への道を歩む今日、拡大するパイの分配が中心だった経済成 長の時代に比べ、社会保障や財政再建などの将来にわたる負担とリスクをどのよう に分け合うかの時代になっていると認識する必要があると考えます。 産業構造が変化しており、円安にもかかわらず国際収支は悪化し、赤字が恒常化 することも懸念されています。 非正規労働者が全労働者の4割を占めるようになり、中間層が崩壊して所得格差 は拡大しており、消費増税にもかかわらず税収の自然増に期待する発想は捨てなけ ればならないと考えます。 2020年度の基礎的財政収支の黒字化目標の達成のためには、増税は避けられ ないと考えざるを得ません。 増税時代のはじまりであり、負担を分け合うためにわれわれは、タックスペイヤ ーとして税の役割やあり方について、認識を共有しなければと考えています。 そこで、会員を対象に税制についての基本認識を問うことを主眼としたアンケー トを実施し、今年度の税制改正提言にまとめることにしました。 経済の好循環を目指すアべノミクスに水を差すつもりはないのですが、気がかり な点があります。 それは26年度予算で税収増が歳出増となり、財政再建へのこだわりがみられな いことです。 また、欲望刺激型の経済成長システムに回帰しようとしているのではないかと感 じられることです。 大量生産、大量消費、大量廃棄の経済や生活を軌道修正して、これからの負担増 −1− に対処しなければとの思いがあります。 会員アンケートの結果からは、厳しい財政状況、年金をはじめ社会保障費の増大 とそれを支える消費税などについて、認識と理解が深まっていることがうかがわれ、 あわせてタックスペイヤー意識の高まりが感じられました。 1.アベノミクス効果と消費税増税 (1)最近1年間の企業業績について訊ねました。良くなったとの答が24%でし た。変わらないと悪くなったを合算すると76%になり、景気回復の恵みは地 方経済や中小企業には及んでいないようです。 (2)消費税増税とアベノミクス効果で、社会保障制度や財政健全化がどうなると 思うか訊ねました。その結果は懐疑的なものでした。 先ず、社会保障制度について、改善が期待できるとの答が26%ありました が、現状と変わらないに個人負担が多くなり後退するを合わせた答が74%に なっています。 次いで、財政再建については、赤字が縮小する(赤字国債の発行が減少)と の答が25%ありましたが、75%は現状と変わらない又は赤字が増加すると 答えています。 これらは、ある種の諦めと政府に対する信頼が失われていることの表れでは ないかと思います。 2.財政収支の改善と行政改革一徹底した歳出見直し、予井の適正執行、説明責任及び結果責任一 加速する少子高齢化、人口減少社会の中で、財政収支を改善するには、歳入増 をはかるか歳出削減を実行するか、或いは両者の組み合わせになるわけです。 歳入増は、成長による税の自然増に期待するか、増税によることになります。 一方、歳出削減は、社会保障をはじめとして行政サービスの低下になるでしょ う。 ところで、最近復興予算が本来の趣旨、目的外に使用されたり、基金事業の不 公正、不適切な執行などが報道されましたが、徹底した原因糾明と責任が追及さ れるべきです。 行政改革は、公務員制度、特にキャリア制度の改革が大本ですが、公務員の意 識改革が何より重要であり、これ無くして其の改革はなし得ないと思います。 謂うところの親方日の丸意識をかえさせなければならないわけです。また、ス クラップーアンドービルドで組織の膨張を抑制すべきです。 今回のアンケート調査においては、以前にも増して徹底した行政改革を求める 意見が多数寄せられました。 消費税増税、社会保険料のアップなど、将来にわたり国民の負担増が避けられ ない現在、無駄な予算の削減は言うに及ばず、適正かつ公正な予算の執行に努め、 説明責任及び結果責任を果たすべきだと考えます。 ー2− 行政改革については、これまでに無い強い関心を持ち続け、その実行と成果を見 守るつもりです。 3.これからの税制を考える さきに述べたように、財政健全化や安心かつ信頼できる社会保障制度の持続的 安定のために、負担増を分かち合わなければならないわけです。 そこで、われわれは原点に戻って、税の基本的な事柄について、会員の意識を 問うてみました。 (1)租税三原則である公平、中立並びに簡素のうち、何を重視するかと問うたと ころ、公平が44%、簡素が39%で中立は17%という結果でした。 公平について一例をあげれば、所得の捕捉率の問題があり、遺族年金は公租 公課の禁止ルールにより非課税であることから、今回の消費税の低所得者対策 である簡素な給付措置の対象になるなどの不公平な事例があります。 「同じ収入なら同じ負担に」という公平性の考え方は、税制の根本だと考え ます。 また、簡素な税制を求める意識は、「すすんで税を納めその使いみちを監視 する」というタックスペイヤーの意識につながるものだと考えます。 (2)所得、資産または消費の何れに課税の重きを置いたらいいと思うか訊ねたと ころ、消費が46%、所得が44%と消費がやや上回っています。 資産を選んだのは10%でした。 (3)税負担について、応能原則と応益原則のどちらを重視するかとの問いに対し ては、応益負担が66%、応能負担が34%と受けた利益に応じて負担するこ とが公平感につながるとの考えが、3分の2を占める結果になっています。 しかし、中間所得層が崩壊し格差社会と言われる現状では、再分配機能に留 意することも必要だと考えます。 (4)直接税と間接税の比率、いわゆる直間比率について訊ねました。 間接税の割合を高めるとの答が44%、直間比率は現状程度でよいと答えた のが42%で、直接税の割合を高めるとの答は14%でした。 消費税増税の流れを感じ取っており、課税対象に消費をあげ、負担における 応益原則を重視する意識とつながる結果となっています。 (5)これからの負担増を分け合うにあたっては、公平で簡素な税制が求められま す。 現行の税制は、その時時の政策とニーズに合わせて改正を重ねた結果複雑に なっており、いままで、スクラップーアンドービルドの考え方が希薄だったと −3− 思います。 公平性の見地から課税ベースを見直し、簡素化を念頭に置いて、広く薄く負 担を分かち合う税制改革に着手すべきではないでしょうか。 社会保障と税の一体改革は、税制を抜本的に改革する好機だったのですが、 中途半端な結果に終わりました。 来年10月に予定されている次なる消費税の税率引上げまでに、低所得者対 策(軽減税率、給付付き税額控除)にとどまらない抜本的な改革に着手すべきで す。 (6)税制の抜本改革に着手するうえで、検討を要すると考えられる課題の幾つか をあげておきます。 ①所得分類の見直し ②所得の捕捉率と課税ベース ③国と地方の税源配分 ④税源の地域間偏在の是正 ⑤消費税の二重課税 ⑥環境税とエネルギー関係税 ⑦自動車関係税や森林環境税などの目的税 ⑧総合課税と分離課税 繰返しになるが、今回の消費増税を機会に抜本改革に取り組むことを求めて おきます。 4.租税教育の充実 消費税の増税は、次なる増税時代を予感させます。 税金をすすんで納め、何に使われるかを監視する者としてのタックスペイヤー 意識を酒養するうえで、租税教育の重要性は従前にも増して高まっています。 学校教育や社会教育など、子供から大人まで機会をとらえて推進する必要があ ると考えます。 税のオピニオンリーダーと自負する法人会としても、及ばずながら租税教育に 更なる貢献をする所存です。 5.個別の税目についての改正要望 アンケートの結果に基づいた、個別の税目についての改正要望事項は、次のと おりです。 (1)法人課税 税率の引き下げを求める意見が多く、特に中小企業の負担軽減を強く望んで います。 実効税率を比較する場合、企業の社会保険料負担も加味して考える必要があ ります。 −4− 投資減税を求める声も多く、あわせて減価償却制度全体の見直しを望みます。 また、赤字欠損法人の税負担のあり方を検討すべきとの意見もあります。 欠損金の繰越控除、特別措置法などについて法人実効税率の引き下げにあわ せて、検討する必要があると思います。課税ベースを拡げることも検討すべき でしょう。 (2)個人所得課税 前述した税の基本的な事項にかかるアンケートの結果とはやや趣を異にして、 応能原則に基づいて所得の再分配機能を重視する意見が多くみられました。 高額所得者に応分の負担を求める一方で、課税ベースを見直して広く薄く負 担することも考えなければならないと思います。 (3)消費課税 消費税の増税が全て社会保障の安定と充実に、あわせて財政再建のために使 われることに、全幅の信頼感は無いようです。 消費税については、時勢を反映して多岐にわたる意見があります。 意見の主なものを取り上げると ①二重課税の排除 ②インボイス方式の導入 ③生活必需品や食料品への軽減税率の導入(事務コストの面から反対する意 見もある) ④贅沢品(宝石、高級車、ブランド品など)に高率課税をする(旧物品税の 復活) などが目立っています。 消費は他の税目と比較して安定した税源であり、消費税を主体に間接税の ウエートを高めるべきだとの意見があります。 今後、消費税が基幹税として中心的な存在になると考えられますが、免税 点など現行制度の抱える問題点を改善する必要があるのではないでしょうか。 これから増税されるとき、消費税でどこまで負担できるかを訊ねてみまし た。 差し当り予定している10%との答が過半数の54%、15%までは30 %で15%以下が84%でした。 なお、20%以上を選択した答が、16%ありました。 今回の増税は仕方がないと諦めたうえで、これからの負担に理解を示して います。しかし、無条件でないことは言うまでもありません。 (4)資産課税 主要なものは、相続税の軽減を求める意見です。なかでも、事業の円滑な承 継が行えるよう、事業承継税制の創設を望む意見が多数にのぼっています。 地域経済を支える中小企業の役割を考え、未上場株式の評価や事業用資産の −5− 評価方法、納税方法など、承継税制を創設するまでの間、現行法制を見直して、 中小企業を育てるべきです。 (5)地方税 固定資産税についての関心が最も高いと感じています。 固定資産評価において、土地については収益還元方式に改める、建物につい ては経年減価方式を採用するなど抜本的に見直すことを求めます。 先に、税源の偏在をあげましたが、特に地方税の法人二税の地域偏在(格差) が際立っており、地方税における法人二税のあり方を検討する必要があります。 (6)その他 マイナンバー制度について、国民への説明と周知が充分でないように見受け られます。 マイナンバー制度の導入によって、課税の公平がはかられると期待する向き がありますが、拙速を排して効果的なシステムの構築を求めておきます。 社会保障と税の一体改革は歳入庁(税と社会保険料の一元的管理。仮称)を 創設することで、国民の信頼を得て目的を達することができると考えます。 歳入庁を創設するよう、強く望んでおきます。 〔証) 会員を対象にした「平成27年度税制改正に関するアンケート調査結果」を 添付しましたので、ご参照ください。 ー6− 平成27年度税制改正に関するアンケート調査結果 (一社)栃木県法人会連合会 対 象 単位会税制委員及び役員等 回答者数 511名(回答率51.1%) (注:回答者数と回答数計が違うのは複数又は回答なしがあったため) こ 1 2 3 つなた ならし くわ化 のよ変悪 問1 企業業績について 一年間であなたの会社の業績はどうなりましたか? (同l 回答) 回 り一し㌧ こ 問2 税負担を応能負担と応益負担に二分したとき、どちらを重視しますか? 1.応能負担(本人の収入等から、本人の支払い能力に応じて負担してもらう 2.応益負担(本人が利用したサーヒやスの量(受けた利益)に応じて負担してもら (問2 回等) 問3 租税三原則について、一番重きをおくのはどれですか? 1.公平(経済力が同等の人に同等の負担を求める「水平的公平」と経済力のある人に より大きな負担を求める「垂直的負担」があります。さらに、近年では「世代間の 公平」も重要となっています。) 2.中立(税制が個人や企業の経済活動における選択を歪めないようにすること) 3.簡素(税制の仕組みをできるだけ簡素にし、理解しやすいものにすること) (問3 回答) 問4 税は大別して、所得・資産・消費に課税していますが、これらの課税はどれに重点を おいたらいいと思いますか。 ︶︶ どど −7− 八沌里一 (問4 回等) なな 税税 (個人や会社の利益(所得)を対象として課税するもの:所得税 (資産の取得や保有などに着目して課税するもの:相続税 (財貨・サゼスの消費に対して負担を求めるもの:消費税、 拭十 すま まり りあ まが 高方 問5 消費増税によって間接税のウェートが 点で、消費税など間接税を重視する考え 徴税コストや広く薄く負担する 税の直間比率についておたずねします 1.間接税の割合を高める 2.現状程度でよい 3.直接税の割合を高める (問5 回答) 回 問6 消費税は今後10パーセントまでの増税が予定されていますが、その後も社会保障制 度の持続的な安定や財政健全化のために増税が避けられなくなったとき、消費税でどこ まで負担できますか? 1.北欧諸国並みの25パーセント程度 2.ヨーロッパの多くの国の20パーセント程度 3.15パーセント 4.10パーセント (問6 回答) 1 回答数 割 合 7 2% 2 3 70 154 275 30 % 5触 14% 4 計 506 100% 問7 消費増税とアベノミクスの進行で、社会保障制度や財政健全化がどうなると思いま すか。 1.社会保障制度について (1)改善が期待できる (2)現状と変わらない (3)個人の負担が多くなり後退する 2.財政健全化について (1)赤字額が縮小する(赤字国債の発行が減少する) (2)現状と変わらない (3)赤字額が増加する(赤字国債の発行が増加する) (問7−2 回答) 回 問8 個別税目や税制全般について、ご意見を自由にお書き下さい。但し、集計の都合上 3項目程度にまとめてください。 *ご意見等については別記 〔註〕意見等については、原文のまま掲載した。 −8− 意 見(個別税目や税制全般についての会長の意見) 【所得税関係】 ○ 低所得者に対する減税。 高所得者への税率の増額。年間所得150万円以下の無税。 ○今後の個人企業の負担増がどこまで上昇するのか不明である。 ○高額所得者の税率アップ ○所得を重点に課税するのが良い ○源泉徴収されるサラリーマンと自己申告による納税者との所得税に対する不公平感の払拭の 対策を希望する。 ○ 特別高額所得者の課税を増やす。 ○ 高額所得者の増税は理解できるものの、例えば不労所得による1千万と睡眠時間を減らして までやっと稼いだ1千万では価値が違うと思う。 色分けすることは難しいとは思うが労働時間当たりの所得という考えも取り入れていかないと 労働意欲の喪失に繋がってしまうと懸念する。 ○ 資産所得(海外含む)の損益通算課税を望む。 ○ 譲渡所得の損失分を他の所得と損益通算可能として欲しい。 ○ 公平性を高めるため、所得の大きい人には高く、低所得者には低い税とすべきだ。 【法人税関係】 ○ 企業への税負担が多すぎる。良い企業が地方から撤退し、さらに海外へどんどんシフトされて しまう。 ○ 法人税の設備投資減税を大胆に行う。 減価償却における耐用年数を見直し、固定資産の流動化を短期間で可能とすれば設備投資が 増えるのでは。 ○ 中小企業の法人税の税率を下げてもらいたい。 中小企業(出来れば大企業も)の接待交際費の全額損金の継続を希望。 ○ 法人税損金扱い見直して欲しい。 内部留保する傾向が強く、社会、従業員に還元していない。 ぜいたく品に関して消費税税率を高くして欲しい。 ○法人税は優遇していただきたいが、税収が減り国力が衰退するものでも困る。大企業優先で はなく、中小企業でも利用可能な簡便な優遇税制を打ち出して頂きたい。 ○法人税は下げないと海外に本社移転することが考えられ改善が必要 ○ 法人税の減税(優遇)は無意味 ○法人税率の低減が企業活動を活発にするために必要だと思います。 ○現行の利益にかかる法人税とは別に、欠損法人においても社会インフラ等の利用による受益 部分が当該にあるので、欠損法人においても何らかの税の負担をすべきと考えます。(これまで の資本金1億円の基準を引き下げて広く負担を分担する) ○消責税上げに伴う法人税軽減策を早期に解決してほしい ○ 中所企業の法人税は出来るだけ安くなるようにしてほしい −9− ○ 法人税関係 地方の中小事業者、特に製造業など多くの労働者を必要とする事業者が国内で 活発に事業展開できるような税制を検討願いたい。 例えば、国税、地方税に加え、社会保障料、雇用保険料の事業主負担分も含めた中で、総合的 な課税のあり方を検討願いたい。 ○ 中小企業の活性化のために法人税の軽減をお願いしたい。 ○ 法人税率をもっと下げてほしい。代わりに高級品購入税率を上げては ○ 法人税の引き下げは経済のグローバル化の中、企業の競争力強化、内需拡大のためにも必要。 ○ 消責増税に伴い法人税減税を直ちに実施してほしい、日本の法人税が高すぎるため企業の競争 力が低下し、製造業の海外移転は止められない。企業が金を残せなければ、社員の賃金アップも 難しいのでは?「長期的な検討」ではなく真っ先に実施して企業が良くなり、賃金も上がるの相乗効果に 期待したい。 【消費税関係】 ○ 将来、ますます税率が上がっていくと思われるので、二重課税の解消、軽減税率導入に向けてのイン ボイス方式の導入等々、制度の改定を急ぐべきと思う。 ○ 消費税は、インボイス方式に。 ○ 消費税は10%迄、直接税等は多少増税にしてもよいかも ○ 社会福祉目的の消費税増税はやむを得ないと思いますが、実際に社会福祉の為に充当されるのか どうか運用面での疑問があります。 税の仕組みが複雑すぎる。税収を上げる為に減税増税を調整し、トータルで税収増を図っているよう に思う。 簡素化の為の直間比率の改善が必要に思う。 ○ 消費税の軽減税率(食料品等生活必需品)の導入。 ○ 消費税を品目別に税率を変える。(生活用晶やぜいたく品など) ○ 消費税増税による特に影響が大きいものとして考えられること。既に高率な税が課せられている商品 などは、TAXオンTAXの影響が大きいのではないかと思う。課税の簡素化は必要と思うが是正してほしい。 ○現行消費税について 消費税法第30条は、仕入税額控除の要件として、所定の記載事項を具備した「帳簿及び請求書等の 保存(支払対価の額の合計額が3万円未満の場合は帳簿の保存)」を定めています。 中小企業の事務負担の軽減を考慮し、仕入税額控除の要件を「帳簿または請求書等の保存」への 改正を要望します。 ○消費税について 消費税率10%への増税時に、複数税率も検討されているようですが、仕入税額控除の要件を現行の ままでの複数税率の実施には、事務処理が複数になり、中小企業においてはかなりの負担となることが 予想されます。現行消費税法のままでの複数税率化には反対します。 ○消費税を今後15%20%に上げていくという考え方があるが、10%まで上げたらそれ以上は上げない ようにしていただきたい。 ○一般的食料品等はフランスでは消費税はかけられていない。今日本でも考えられているが、課税しないで ほしい。 ○ 消費税いずれ15%前後になると思うが、その主旨が守られ、国民に開示できるようシステムが必要 −10− ○ 消費税を増税したいならば、インフレターゲット(上昇率)を見てタイミングを判断すべき→デフレ脱却前の 増税はアホ! ○ 消費税は全般に課税したほうが良い(食料品も)軽減税は無い方が良い、線引きがむずかしい。少しでも 財政健全化を図るべきだ。 ○消費税10%超の引上げについては特に食料品に対しての軽減税率の導入が必要である。 ○食料品の消費税は現行よりアップしない。計算が面倒だが。 ○消費税にはわかりやすい食料品の軽減税率が必須です。 ○生活必需品等に対しての軽減税率制度の早期導入を期待したい。 ○仕入は高くなり、売価を抑制される。 ○賛沢品(宝石、高級車、その他ブランド品)等にもっと税率を上げる。 ○ 個人所得が増やしてから消費税を上げるべき ○ 誰しも消費税増税をうれしく思う人はいないと思います。しかし、国及び地方の借金は1,200∼1.300兆円 と天文学的なもので、将来への子供たちに重くのしかかってきます。債出を厳重チェックするとともに、消 費税を段階的に北欧諸国並みの25%程度に上げ「全国民が老後の不安」を感じないようにすれば消費 も伸びると思います。 ○ 消費税の増税は今後の日本にとっては、必要なものであるが、併せて所得税等の減税をバランス良く 考えていかなければ景気の腰折れとなることは過去の経験で実証すみなので、税金への慎重な対応が 必要ではないかと思う ○ 消費税増税は止むを得ないと思いますが、使用目的を明確にすべきかと思います。 ○ 消費税を上げるのはよいが、社会保障制度、財政健全化への明確な使用日的、数値管理が必要だと思う。 もっとその場限りでない将来を見据えた施策をとってほしい。 ○ 消費によって経済は動くので、消費税に重点をおき、他の税はもっと軽くすべきだと思う。ただし、日用品や 食品には軽減税率を適用し弱者への配慮も必要。 ○ 軽減税率は事務が煩雑になり、消費者にもメリットが少ないので実施しないでほしい。 ○ 消費税をこまめに上げることは反対です。作業コストがかかる(持ち越し在庫の値札差替え等) ○ 消費税が今後8%→10%と増税が予定されているが、企業の設備投資等高鏡の金額必要となる時、その 負担は、中小、零細企業にとっては非常にきびしくなる。計算上は当然の金額ではあるが、現実を考えると 大きな消費税の額となる。 ○ 消費税が10%になると1千万円→百万円 1億円→1千万円のあたりまえの金銀ではあるが、非常に 大変大きな金額となるので、今後の設備投資もきびしくなると思う。 ○ 消費増税は良しとしても、一般食料品等(アルコールは含まない)は、除くべきでは ○ 消費税の軽減税率は、絶対反対。 ○ 消費税は平等に、小さい企業も支払いを同じにする。 ○ 消費税は平等にすべきだ。特例はなし。 ○ 円安による燃料、材料の高騰も伴うアベノミクスの恩恵をほぼ得られない中小零細企業にとって4月からの 消費税引き上げはさらに業績低下をもたらす懸念材料である。 ○ 消費税も含め増税は仕方ない事と考えます。ただし社会保障費を中心に歳出をカットし「中福祉ヰ負担」 の状態へ移行すべき。 ○ 消貴税中心の間接税のウェートを高めて税収安定を図るべき。低所得者の負担増の逆進性については、 食品への軽減税率や公共料金軽減措置等で緩和して対応する。 ー11− 【相続・贈与関係】 ○ 中小企業の場合、社内株価の課税について。世代交代の時に相続税が高いと負担しきれなくなる。 是非とも相続税対策を検討していただきたいと思います。 ○ 不動産贈与税の減額。(税率の見直し) ○非上場の中小企業の事業承継に際して、オーナーの接待を後継者が相続税を10年間程度に分割 して納付できるようにするべきと考えます。なぜならば、相続財産の大部分が当該企業の株式である 場合、短期間に償却することが困難なため、相続税が支払えずにスムーズな事業承継ができなくなり 結果として当該企業の従業員並びに取引先に多大な不利益を与えることになるからです。 ○相続税や固定資産税が高すぎる。固定資産はそこから価値を生み出すか出さないかで、評価を大き く変えるべきと思う。相続税も減税すべきである。 ○ 相続税の基礎控除を引上げてもらいたい。 ○相続税 生前贈与額を広げる(消費UPに使う条件) ○贈与税の軽減により経済の活性化 ○自社株の評価見直しによる相続税の大幅減税 ○相続税をなくすことが大切。日本に金持ちがいなくなれば大変なことになる。 ○ 相続税などは上げるものではない、むしろ下げる必要があるのではないかと思う。 ○ 小企業相続課税特例を、その企業の継続に必要な部分を非課税に ○ 今後、消費税を欧米並みにするのであれば贈与税・相続税を減らしていくべき。3代続くと「しんしょう」 が無くなるのは異常(事業承継がしたくなくなる、もしくはできなくなります) ○ 相続税等資産税の強化は、事業意欲を低下させて、日本の経済活力を益々落とすことになる。 【措置法関係】 ○ 大企業の利用度の高い税制の特別措置法の全廃を願う。不公平税制の極みである。 【地方税関係】 ○不動産取得税の減額。 ○相続税や固定資産税が高すぎる。固定資産はそこから価値を生み出すか出さないかで、評価を 大きく変えるべきと思う。相続税も減税すべきである。 ○(地方税)固定資産税の見直しが必要 ○ 固定資産税の不公平は是正していただきたい。特に建物の評価が正しくない。 ○ 地籍調査を実施、地方税(固定資産税)の充実を計り地方再生を計る。依って公平性を担保する。 【税制全般】 ○ 軽微な人頭税の導入。 ○ 税金は不公平感がある。 固定資産税など一生懸命働いて、借金して購入した不動産にも税金がかかります。 バブル期前は、その資産が高騰していたため我慢もしたが、資産がデフレを起こしている中でも固定 資産税を払うのは納得がいかない。 所得税も働いている人が払い、働いていない人が税金をもらって生活しているのがおかしい。税金の −12− 公平感を求めたい。消費税が20%でも構いません。国民全員が公平に税の負担をするのであれば、 もっとも公平な税金であると考えます。 お金持ちから税金を多くとる的な考えはおかしい。法人税の減税はもっとすすめるべき。会社も努力 してお金を生み出している。その利益を税金にするのはおかしいと思う。もっともっと減税すべきである。 今の日本は高所得者がこの国を支えていて、低所得者はおんぶしている感が否めません。もう少し公 平に税の負担をするべきである。 ○ 個別税目を簡素化。社会保障関連税の軽減化。 ○ これからの少子高齢化社会を考えれば、税負担の増加もやむをえないと思います。 ただ国民の負担が公平になるよう行ってほしい。 ○ 所得税はある程度、応能負担が必要と考えます。それにプラス、消費税で広く公平に徴収する事が良い のではないでしょうか。 ○ 日本の税制は非常にわかりにくいのが特徴と思えます。国民がわかり易く、簡潔化すべきだと思います。 自動車関連にいる我々は自動車にかかる様々な税負担が重すぎると感じています。 税率の見直しは必要であると思います。 ○社会情勢によって税制がコロコロ変わるのではなく安定した納得のいく税の制度を確立してほしい。 ○ 課税の考え方は税の使途目的に応じたものでなければならないと思う。本来の目的以外に使われて いる税は納税者からは不満である。 ○ 納税を国民に義務づけている以上、税の使途を明確にし、その使途が不明確だったり、不正に使用し た場合の罰則を強化すべきである。 ○税は平等であるべきだと思います。特例は何等かの力が働いているように感じます。 ○指輪や毛皮など賛沢品に昔あった物品税をかけても良いのではないかと思う。 ○税は簡素に ○ 土地建物に関する税、例えば固定資産税、都市計画税、登録免許税、不動産取得税を低減した方が 流動化して経済活動が活発になり、景気が良くなると思います。 ○ 納税者」番号の導入をやるべき ○公平性から言えば宗教法人からも応分の負担をしていただくべきだ(新規取得の資産など) O「消費税(将来は20%以上も想定)を全額社会保障目的税」これにより、老後の生活がほぼ保障され れば個人資産が投資や消費にまわり景気の好循環をつくり税収も増え財政再建になる。 ○収入の多いお年寄りには一般の方と区別して、相応の税負担をしてもらうべきだと思う。 ○重複された税金の解消(特に自動車関係) ○一世一代の考えで固定資産税や相続税を高くする ○税はわかりやすく公平に課すべきだ。 ○全体的な減価償却制度の割合比率を上げて欲しい。 ○直接税の割合を低くする又低中所得の方への負担を軽くする。 ○酒税、たばこ税を高くする ○マイナンバー制を実現し平等に課税する。 ○簡素にし、理解し易いようにすることを節に望みます ○ 今の税制は複雑すぎて全てを理解している人はいないと思います。全国民に分かり易い税制にすべき だと思います。 ○ 地球温暖化に貢献している企業の活動に対し、減税(法人税、その他の減免)措置または何かの特典 ー13− (環境貢献)を与え支援する制度。努力をしている企業は報われるような社会にする。 ○ 永年高額納税者に対する税の減免10年15年20年と長年高額納税者の地域貢献に対し、何らかの 事故(企業倒産等)問題発生の折にその貢献に合わせ、一度は何等かの救済措置?(事業更新の)特 典を認める。 ○ 税の公平性を考えると直聞比率において間接税の比率を上げることは大切だと思う。消費税を上げて おきながら扶養控除廃止等で実質所得税も増税されるのはおかしい。所得に応じてではあるものの、扶 養控除の廃止は少子化問題にも影響すると考える。 ○ もう少し分かり易い税制にしてほしい。 ○ 持続的な成長が可能となるような税制措置をしてもらいたい ○ 世代間不公平の是正 世代間の不公平がどの程度あるのか詳しい数字はわからないが年金、高齢者 医療や介護に係る予算が毎年何兆円単位で増加する一方、待機児童問題や非正規社員問題など、働き 子育てをする世代に対する社会的支援は、報道を見る限り、誠にお寒い状況にあると思われます。 若者が安心して結婚、子育てを出来るような税制上の配慮も必要と思います。 ○ 日本の税制の現状は社会主義国の様だ。 ○ 現在の税制で二重課税と思われる部分がかなりあるように思われます。是非とも是正してほしいと 思います。 ○ 印紙税が高すぎる。現在の半分程度で良いのでは ○ 法人に対しては、国力をリードする企業・産業に手厚い助成補助の制度が必要。 ○ 宗教法人など税が減免されている法人個人に対する税制の整備を進めて公平性を高める必要が ある。 O「問2」について、本来なら応益負担というのが公平と考えられるが、その場合は社会的弱者はサー ビスを受けにくくなることが明らかであり、受益の可能負担額を判断する明確なガイドラインの整備が 必要となる。 ○ 上記の分を含め、世の中の動き・流れに沿った適正な課税(見直し)ができる迅速、柔軟な対応が 必要である。 ○ 税制に関する議論にとどまらずに、国のあり方等広範な議論の中から適切な税制は導き出される と思います。 ○ 消費税増税について他税の見直しが必要と考える。諸外国の消費税率が高いのは、他の間接税率 がひくいからであり、国民の負担は日本の方が多い。もっと使用用途について考慮する必要があると考 える(社会保障以外の部分で)。 ○ ガソリン税 暫定税率の見直し(もしくは廃止)暫定ではなく必要ならば新たな税を検討するべき。 揮発油税(暫定税)と消費税の二重課税をなくす。必要ならば違った形で新たな税を。 【社会保障関係】 ○ 安定的な税収の確保の為に、消費税の増税はある程度やむを得ないと思いますが、社会保障と税の 一体改革をきちんと示してから実行してほしい。これまで通りのばらまき型の社会保障のままでは、いくら 税率を上げても焼石に水となってしまうのでは。 ○ 所得と資産の合算に応じた社会保障・税一体改革(法人・個人とも) ○ 社会保障制度で、後期高齢者になってみて一番感じた事は、社会保険からぬけて国民健康保険に なり、掛金が3倍に上がり、診療時の自己負担金が3割になって大変な負担増になるものだとつく −14− づく思う。 ○消費増税はやむを得ないと考えるが、その税収を正しく使い、社会保障と財政を健全化していただ かないと現在生きている世代だけ良い思いをし、未来の生まれていない世代に負担を強いるのは良く ないと考える。 ○ 社会保障の医療費負担が高すぎる(業界団体を支援している下げらない現象が顕著) ○ 官民の年金不公平の是正 ○ 生活保護について、優遇しすぎと思う。医療費etcは自分で支払うべき ○医療費の高齢者負担増は70歳以上の人に公平に求めるべきだ。 ○社会保険料の見直しをし、若い世代への負担を軽くする。 ○ 事業承継の簡素化と消費税10%でまかなえる社会保障制度を確立すること。 ○ 社会保障制度(医療関係)人間の本来持つ治癒力に焦点を当て、不必要な診療行為や投薬行為を 可能な限り削減する。それに資する税制上の対応を検討願いたい。 ○ 直接税と間接税の割合は半々くらいが良いと思います。社会保障の世代間の極端な格差をなくして ほしい。 ○ 社会保障の加入(事業者)を適正化し、もれなく従事者加入 社会保障の充実を計る。依って老後の安 心を保障する。 ○ 働く人より生活保護者が良いなど考えられない。 ○ 年金、社会保障はすべて消費税で賄う。 【行財政暮その他】 ○ 財政健全化のために、消費税8%、今後10%では足らないから、15%、20%と上げようと考えでは 困る。 どこの企業でも一緒だが、支出が収入を上回っていれば赤字は増える一方である。歳出を見直して 税収との差を少なくしてもらいたい。 ○ アベノミクスの効果は、地方経済全般には行き届いていない。職種によっては異なるかもしれないが、 全てに対して大きな期待は望み薄である。 ○ 国会議員の数を減らす。公務員の天下りをなくす。消費税は、インボイス方式に。 ○ 多くの所得のある人間が見限るような国、税制では、国力が低下する。極力税金を安くし、多く稼ぐ 人間に、より多く稼ぐことのできる環境を提供すべきだ。 税制の簡素化を図り、国レベルの間接業務に携わる人員を削減することで、国民の税負担をでき る限り少なくする見地を持つべき。 取りやすいところからできる限り取っていては、国力が低下する。 40兆円の収入に対し80兆円の予算をつけるようなでたらめを早急に改善し、役人の給与カット もしくは人員を半分にしていくようなドラスティックな改革が必要。民間から見るととにかく甘い。 O GDPの成長率を高める。 拡大均衡を図る。規制撤廃。 自立、自助精神が今まで以上に必要と考えます。 ○ 全国民が総夕カリ現象のようになってしまった。 政治家が国民の顔色ばかり見て、迎合主義に走ってしまった。つけが今あらわれている。 しかるに、税金不足の一途をこれからも苦しい時代は続くと思われる。 −15− ○ 無駄に税金を使わずにしていただきたい。特に人件費。 ○ 税の徴収を考えることよりも、今や使われ方を考えた方が良い。 戦後復興が終わっている今、中央に税を集める必要性はない。 日本の隅々までインフラは整備されており、これからはそれらを維持管理する地方行政により多くの 財源と権限を移譲すべきである。 国税と地方税の割合を見直す時期であると思う。 中央官庁と地方行政、国会と地方議会の目的と役割を明確に分けること。これにより税金は地方行 政により重きを置くこととなる。 地方と中央の二重行政と中央の持つ特権を廃止するこが肝要である。 ○ 製造業や小売業と異なり直接的な影響は軽微である。 ○ 少子高齢社会が進む中、国は徹底的に無駄をなくして、一日も早く財政健全に努めるべきであると 思います。 単年度決算の為、年度末に無理して予算を使い切ってしまうなど、いろいろ耳にします。 残金を翌年に繰越出来る、国の会計基準を改めるなど何か良い方法はないものでしょうか? ○ 国家機関の外郭団体を含めた行政改革。税収の捕捉率の向上、固定資産税の適正化 ○ 経済の成長と税収の安定化は必ず必要なことです。少子高齢化が更に進む日本は内需の安定化が 必要です。 アベノミクス効果は時間が要する政策です。地方や中小企業が活力ある経営を実感できる政策を今後 は期待したい。 ○ 赤字国債の発行は極力控えるような予算の組み方は出来ないものなのでしょうか。 ○ 少子高齢化は今後益々進むと思う。そうなると、経済活動は縮小すると思われるので総じて規模の縮 小が必要なのではないかと思う。 ○ 増税により税収を上げても官僚支配の行政運営が続けられている現状では財政は改善されない。 ○ 増税より先に天下りが運営する特殊法人等への委託料を切ることが先決だ。 ○ マイナンバー制導入により、管理コスト削減により予算有効活用。若者雇用機会拡大 ○ 世間が「高額納税」ということに対して、もっとステータスを感じたり尊敬できたりするようなシステムを 考えてみてはいかがでしょう。不公平感が大きくならない程度で、公共機関のサービスを待ち時間なしに 受けられるとか、身分証明が簡単になるとか、子供たちが公務員になりやすくなることとか色々あると思う んです。 ○ 復興増税が代表するように、税の使い道が本来の主旨と帝離しており、納税者の不信感はかなりのも のである。 ○ 消費税増税に関しても、その使途を明確にして、国民に安心感を持たせることが大切である。 ○垂直的負担も理解できるが、上限がどこまで行くか不明である。 ○支出も減少を考えたら(予算の節減) ○増税により中小企業、地方経済成長し、国民生活が豊かになれば良いと思います。 ○国の経費削減をしてもらいたい。公務員の給料を下げてもらいたい。国会議員の定数を少なくしてもら いたい。国会議員に係る費用を少なくしてもらいたい。 ○納税も大事ですが、使い方についてももっと考えてほしい。国債を何とか減らす努力をしたほうがいいと 思う。 ○復興特別所得税の利用、復興に本当に使用されているのか。復興には何の関係もない林道の整備などに ー16− 多額の金が運用されていると書かれた記事が載っていました。少ない年金から差し引かれる税だからこそ本 当の使い道を実行していただきたい。 ○政府は消費税を上げるなら直接税の割合を下げるべきである。建設関係よりも福祉関係に税を使うべきで ある。基本的に国の借金を減らしていくべきである ○デフレ化で増税しても税収は上がらない。国の財源の有効活用(特別会計の埋蔵金など)。 ○ 財政健全化の指標はGDPあたりの赤字○○額の比率を低減すれば良くとするでいいはず→答えは「経済 成長」のみ ○今後ますます人口が減るのに社会保障、オリンピック等お金が出るばかり、国の財政健全化をしないと大変 です。 ○増税の必要性は感じますが、少子高齢化により、税収が減り将来の不安を感じます。税の使い道を考え直す べきです。特に公務員、国会議員(地方議員)の改革が急務だと思います ○国会及び地方議員の定数削減及び行政の効率化を最優先に計画実施した後、国民に対する税制を見直し ていくべきだと思う。 ○国民の生命と財産を守る防災及び減災の公共投資は予防のために、積極的に実施すべきだと思う。 ○消費増税とアベノミクスの進行は近い将来の改善が期待できる(3本目の矢が有効に進行を前提)その後 財政健全化につながる。すべてアベノミクス次第。 ○今後、ますます少子高齢化が進めば、高福祉、高負担になるのは避けられない事だ。国がかかえる巨大な 借金の利息を払うだけでも大変なのでまずは借金を減らすことを確実に行うべきだ。江戸時代に藩の財政を 立て直した名君のような、先見の明のある有能な政治家が現れてほしい。 ○税収を上げる前に使い方のムダを省くのが先 ○ 消費税の増税によって対処する。(15%以下) ○ く今後の国民の税負担が増加〉少子高齢化の現状を含めて、日本国民全般が育児教育等を含めて基本 的には民主主義の教育が要。 ○ く税の教育の義務教育化〉成人数の国民の税に対する考え方を小中高校時に教育する ○ 〈人としての倫理の教育〉集団生活の中に於いての税の重要性と行政の運営税金の重要性を教育 する。 ○ 公務員及び類似職員等の給与を下げるべき。給与のための税収の様に思われる。税収があって給与 ではないでしょうか。 ○ 財政が厳しくなる程に税を上げることを考えるが、その前に行政改革等を徹底して推進し、国民に理解 できる様説明したうえで考えてほしいと思う ○ 国民あっての国であり、国有りて国民有りの政治にならぬ様願いたいところです。 ○ 国・地方共新たなる借金は絶対しないようにし、借金を減らし国民が恐れている「近い将来のデフォルト」 を必ず回避すべきです。 ○税に関しては、その使い方の問題であってとにかく無駄遣い、税収にあった対応(公務員・議員の人員 及び給料の削減)だと思います。 ○ 増税の前にやるべきことをやる(国会議員の定数削減の実施・公務員の人件費の削減・税金の無駄遣い をなくす・規制改革の実施) ○ 消費税増税後の消費の落ち込みというものが業種によっても違うだろうが、どの位影響がでるのか必要 である。 ○ 少子高齢化社会と言われて久しいが、少子化に対してもっと、国、地方、更には官民を上げての対策を −17− する事が必要と思う。減税の措置などを取り入れる。子育ての助成制度をもっと高めること。一部の民間 優良企業では一人増すごとに20∼50万円/年支援してる所が有る。 1人目2人目 以上から減税措置と助成金の制度を設ける事が良いのではと思います。3人目、 4人目、5人目・・・・ ○ 人口減少により税の収入も少なくなると思うので、国家予算も少なくしていく努力が必要と思います。 ○予算が足りない時に単に国債の発行増税などに頼るより、現在の予算の見直し、経費削減に取組んで ほしい。我々中小企業の経営と同じように考えてほしい ○上杉鷹山と同じように行政改革を断行し、破たん寸前の日本の財政を立て直せるリーダーが必要 である。 04月からの消費税増加に対して私は年々増えていく負担に賛成しかねています。なぜなら今国民一人 ひとりが生活にこまっている中においてどうして外国に対して総理が外遊するたびに、何十億、何兆円 という支援金を出してくるのか。他国に対して支援することは、日本国家安定のためには必要であること ですが、せめて半分くらいに出来ないものでしょうか、その分国民の負担も少なく消費税も下がるのでは と時々思います。国民の生活をもっと身近に考えた政治税制を期待します。 ○ 税金の使途を税の種類によって明確にしとられるイメージではなく、支えてる感が必要。 ○ 政治家が集票や目先の手直し程度の税制改革に固執し過ぎており、国及び国民全体を展望した改革が 行われず将来が心配だ。政治家の責任は命をかけることだ、今一番無責任なのは政治家と思う。税制に 限らずその他の面でも感ずるものが多くある。 ○増税だけが先行して行政改革が小手先に終わっているから不満である。庶民感覚からすれば、税金の 使途について無駄か重要かにギャップが感じられる。例えば政党助成金を廃止する等、目に見える行革 の実施が重要だと思う。 ○ 財政の健全化を希望します。源は税金ですが我々から見れば無駄を減らしていただきたい。納税者が 支払った税金がより高い価値で役立ってもらいたい。又時とともに時代への適応です。 ○ 公務員の人件費を少なくする等により、支出を抑え税負担を少なくする。 ○ 高齢者への負担を増額して働く世代と将来の子供たちが負担過多で苦しまないように努力すべき。 ○ 増税や税制改革の前にやれることが沢山あるのではないだろうか、国家公務員給料の大幅削減などは 急務であり給与算定が3年前の民間給料より算定となっているが民間で3年前など遠い過去であり、1年 前などのサイクルで算定する社会構造の改革が必要である。同時に民間レベルで現公務員給料を払えて いる企業は何十社あるのだろうか?渡辺党ではないが正にそのとうりである。社会保障費の見直しの前に 税金の適正使用を求めます。 ○ 貧困の格差が増大する(アベノミクスで)大企業優先は許せない。身を切る姿勢が見られない。 ○ 税金を上げることばかりしていては、必ず国は破たんする。増税の前にやるべきことが山ほどあるはず。 ○ 官僚に予算組、社会保障制度をまかせていたのでは、悪くなる一方だ。 ○ 税金を取ることばかり考えないで、責任ある使い方を実行する政治をしてほしい。 ○ 税金の徴収だけでなく、使い方にもチェックをより入れるよう会計監査院の検査人数の増加をしてほしい ○ 個人事業主であれ、一般企業であれ、経営状態が厳しくなればまずすることは、「経費節減」のはず。 国もそうするべき。それをせず「どうやって税収を上げるか」それありきで考えている。本当の意味での「ム ダ」または「不公平」を排除しない限り根本的な財政健全化は期待できないと感じる。それが出来ないから 現状があるのも事実かなとは思います。 ○ 消章税を上げる以上は言われている「中福祉、中負担」では対応できず「高福祉、高負担」を目指す以外 ー18− なく中途半端な政策をとるのは不可能だ。 ○ 税収の増加より、経費削減を行うべき、国民へのサービスを減らしても行うべきです。 ○ 世界中を見回しても日本はまだまだ格差社会ではない ○ 消費税増税は賛成だが、人口減少と共に公務員の数を減らし、給料を中小企業並みにするべき。 ○ 国の財政の健全化を進めるべき。今の便利すぎる所を多少減らしてでも、後世の人たちに負の負担を残 すべきでないと思います。 ○ 消費税に頼らず他にやることがある。 ○ 国のあり方・役割・行政の仕事を刷新すべき。 ○ 人口減、少子高齢化に伴い国民が増える負担をどう分け合うか、難しい時代になったと感じます。まずは 解りやすい仕組みを作る事が必要かもしれません。 ○ 税に関する地方への権限移譲。増税に対する景気への影響について ○ 行革を徹底すれば、財政健全化に貢献できると思います。 ○ 国債の増加(増額)を止めなければならない。租税三原則に基づいて税金を徴収し、使う側も無駄の無い ように使う。効率の良い税金の活用を行い、少しでも国債を減額させる。 ○ 議員(国会議員)の手当ての見直しボーナス一律なのか?わからないが事務費等 01,000兆円の国の債務を減少させ、財政の健全化を実行するには、増税しかない。税のなかでも最も安定 的に徴収できるのは消費税である。よって消費税を25%を目指して進めることが良いと思う。 ○国会議員は国民のご機嫌取りのみに傾くのではなく、国民に国に対して貢献するよう指導すべきである。 −19−