...

自由記入欄

by user

on
Category: Documents
28

views

Report

Comments

Transcript

自由記入欄
【自由記入欄】
○霧ヶ峰であれ都市であれ、自然の許容を越える人間の圧力が原因となり、さまざまな(人間にとって
の)環境問題が発生しています。それを問題視するかどうかは最終的に地域の人々が決断することだ
と思います。ですが、個人の希望としては、自然の許容を十分考えた地域のあり方をぜひ考えてほし
いと思います。方法はそのあとでもついてくると思います。
○環境を維持するための基金の創設に対する賛否、ボランティア活動が創設された時の参加の有無など
の設問も加えてもらいたかった。
○無料でビーナスラインを車で走行できるということは、大変な魅力である。しかし、同時に自然保護
に対して意識の低い多くの観光客を招き入れることになる。様々な自然保護対策を講じても、観光客
の流入増には対応しきれないはずである。富士山麓の有料道路は、無料化を見送ったとの話も聞く。
国土交通省の対応も変化してきているのではないか。ビーナスラインは再度有料化し、観光客の抑制
を図るとともに、道路等の施設維持・自然保護対策の財源とすべきである。
○自然への影響が最小限となるよう、麓から登山鉄道、或いはケーブルカーを建設しマイカーやバイク
は通行禁止とすべき。国定公園の植物採取は禁止されているが、罰則がないと聞いたので罰則も強化
すべきだと思う。一度ゴミ拾いをしてみれば、ヴィーナスラインの危機的状況がよくわかると思う。
○ビーナスライン周辺もゆくゆくは上高地や乗鞍のような規制が必要だと思います。
○環境に悪影響を与えている大きな要因として渋滞がある。渋滞を解消するためには、その主原因とな
っている4輪車の流入量を制限するべき。また、車にペットを乗せて来て草原で放すような非常識な
行動は厳しく取り締まるべき。
○一級の自然環境を保護するために強制力を持った指導・隔離施策の検討を望む。
○単純なマイカー規制は、通りぬけ可能なビーナスラインになじまない。また、上高地を見ても分かる
ように、シャトルバスでもオーバーユースの危険がある。通りぬけ車両や域内宿泊車両の通行を確保
しつつ、総量規制(入り口規制)も必要。また、19-2にも書いたように『長期休暇の義務化によるピ
ーク分散』が必要な時期に来ている。
○前から気にはなっていたのですが、立ち入り禁止のロープを超えて立ち入る観光客や、ペットを放し
て走り回らせている方が多く見受けられます。また、高山植物の盗掘もあると聞きます。大変残念に
思います。大変な作業かと思いますが、「高原パトロール隊」等わかり易く巡回していただきたいと
思います。前に一度心無い飼い主が放し連れ(ひも無し)している犬にからまれた事もあり、登山道
やハイキングコースの勾配箇所では、年配の方には危険かと思います。ペット問題(犬連れ登山)等
の規制も、必要になってきているのではないでしょうか。
○無料化による交通量の増加などで自然環境が悪化しているので、ゴミ処理、環境対策としての多少の
通行料金は必要だと思います(伊豆スカイラインのような方式だと走りやすいですし、料金所もスム
ーズだと思います)。また、県外から訪れる一見さんほどマナーが悪いのも事実です。ですので、料
金を取ると同時にマナーに関することを書いたプリント(わかりやすいもの)を配ったりする必要が
あると思います。あと、バイクを全て悪者として扱っているのが気になりました。バイク乗りの私と
しても目に余るような運転する方もいますが、バイク乗りほど自然を感じながら走る人はいないです。
○全てを雁字搦めにする事は容易である。しかし償還が済んだら即規制ではあまりに安易であり公権力
の乱用である。利益至上主義に走らず、賢い判断と選択を県に求めたいと思う。
○何もかも規制せず、乗鞍の様に簡単に通行止めにはして欲しくはないです。
○交通規制がどうのと言っているけども、車もバイクも一緒に考えないでほしい。
○環境税的な有料化は構わないが、上高地のような一般車の締出しには反対します。
○私は長野県は好きです。ビーナスラインの近所にも友人がおり、よく行きますが、このアンケートで
改造車と無改造のバイクを同列で扱われてることを友人から聞き、抗議のつもりで答えました。担当
者は即刻問いの内容を修正していただきたい。
○設問の中に、「看板を設置したり、ビラを配る」がありますが、県内公園区域内では、やるべきでは
ありません。また、自然保護に関して、県外者より地元(自治体関係者含む)の人のほうが理解が少
ないと思います。その辺から変えていかなければビーナスラインの自然はますます悪化していきます。
○自然観察指導員などのボランティアを県費で多数養成、巡回させる施策をとられたい。
○放置された店が沿道に何軒かあります。できる限り撤去したほうがいいと思います。霧ガ峰の交差点
は危ないので改良する必要があると思います。冬季クロスカントリーを沢渡付近をスタート地点にし
てやっていますがいつも駐車スペースがなく路上駐車しています。冬季は駐車禁止解除してほしいで
す。沢渡スキー場のリフトをぜひ冬場動かしてほしいです。あれが動けば子供や体力に自信がない人
もクロスカントリーを気軽に楽しめるようになると思います。
○乗鞍スカイラインのように無料化を機にマイカー規制の方向へ話が行ってしまうのは残念です。しか
し、無料化による交通量の増加で騒音や環境悪化といった問題は、より大きくなってくると思います。
無料化→マイカー規制となるならば、もう一度有料化してでも、交通量を減らす方向でお願いします。
○20年前私は他県に住んでいました。長野県に観光に訪れる目的は自然に浸り、心身ともにのんびりす
る事でした。長野県の資源は美しい自然だと思います。他府県には絶対にないこの財産を守っていき
たいと思います。このような取り組みを応援します。
○これから高度成長期に作られた各地のドライブウェイが無料開放の時期を迎えるが、そのような地域
との連携も模索してみてはどうか。(たとえば和歌山県の高野龍神スカイラインなど)
○遠方に居住しており、訪れたのも1回きりなので、あまり偉そうなことを言えた柄では無いのですが、
この秋に訪れ、まがりなりにも宿泊先の美ヶ原でご主人から今までの美ヶ原の歴史とビーナスライン
が出来て、良かったのか悪かったのかという話を聞いたりして、私なりにこの辺りの事が気にかかる
ようになってきております。遠方故何もできる立場ではありませんが無料化により交通が集中して、
環境への悪影響をもたらす例は至る所で見受けられるため、少しでもそういう事態から回避できるの
であれば、そうなってほしいという勝手な願望から記入させて頂きました。是非、良い方向に規制な
りルール作りをしていって頂きたく思っております。
○自然、植物、動物の点から長野県の魅力をもっとアピールしていただき、それと共に守るべき、残す
べき自然を県民に周知・認識させていただきたい。
○通行料の無料化は、自分にとっていやなことでした。観光客が増加し、いやな気分になる場面を多々
見うけました。花を根こそぎ向いて持ち帰ろうとして、こちらが注意すると逆に文句言われたり。あ
まりにも、マナーのない人の来訪が増えすぎていると思います。自然との共生。それがこれから考え
なければならないことではないでしょうか?観光収入で人が潤い、その代わり自然が破壊されていく
っていうのはいやなことです。
○私は、利用が集中する時期に訪れる観光客は、リピーターになってくれる観光客ではないと考える。
特に、利用集中時期に訪れる団体客が一番の問題であろう。このような観光客は、一部の観光業者に
だけ利益を落とし、地元の大多数の人間へは負担だけを残してゆく(例えば、団体客が弁当持ちで訪
れ、集団心理から悪意もなく草原を踏み荒らし、弁当箱を捨てて、トイレを汚し、ほんの少しのお土
産を買って帰ってゆく。)これからの時代は、利用集中時期に来る観光客には相応の不便を負担して
いただき、閑散期の個人観光客を優遇する施策が重要である(国定公園に来訪する多くの人が、喧噪
ではなく、この素晴らしい自然環境を自分一人のものにしたいと考えているはずだから・・・)。時
期による利用が一定化しすれば、集中時期への投資圧縮と特定の観光業者以外の売店・宿泊施設の利
用客増加に役立つはずである。そのためには、自然保護センターや夏期学生レンジャー、宿泊施設オ
ーナーを有効利用した自然観察会などのソフト面の対応が重要である(例えば、このような試みは、
白馬村の「白馬マイスター制度」などに見られる)。
○守らなければいけない場所と利用できる場所を明確にして地域に応じた対策を考えることが必要だと
思います。もっと現状を正確に把握した上で議論してもらいたい。そして現状を県民に示してほしい。
○自然保護には人のマナーによるものが大きいと思います。訴えてもダメな人がいるのであれば残念で
すがペナルティを与えないとしかたないと思います。また、物理的な原因のものはそれを排除できる
ようにしないとダメだと思います。えらそうに書きましたが私は長野県の自然が好きです。自然保護
は大変ですがこれからもがんばってください。
○過度の規制は問題である。自然を守ろうとするなら道路を閉鎖するしかない。専門家、研究者の意見
はどうしても偏る傾向があり一般世論の支持が得られない。現状より少し改善する程度が好ましい。
○長野県が好きです。16歳の頃より一人でも良く出かけました、今でも年間に20∼30回位出掛け
ています。時代とともに景観も変化してきました、出来て良かったと思うもの、何故に作ってしまっ
たのかと思う物、色々有りますがそれぞれの考えや時代の流れだと理解します。田中県知事の県政に
共感できる事も多くあります。将来は友人も多くいます長野に住みたいと考えております。私は今オ
ーストラリアで一部仕事をしております、自然が大変多い所です。保護の問題も規制も有りますが、
押し付けたものではなく国民の意識にまかされている事が多いと思います。今後益々美しい長野県に
なられますよう祈っております。この様な機会を与えて頂き有難う御座いました。
○10月の連休に、子供をつれて王ヶ頭に散策に行こうと和田村からビーナスラインを利用しましたが、
ものすごい渋滞でした。合流地点から山本小屋駐車場まで約3時間かかり、やっとの思いで着いたの
ですが満杯でした。駐車スペースがあくのを待っていると、山本小屋の駐車場係員に「停車するな!」
とどなられたうえに、3時間かけて上ってきた道を引き返しとても惨めな気持ちになりました。渋滞
する時期に行った自分も悪いのですが、県外からの観光客は憤慨していました。長野県のイメージダ
ウンだと・・・。みなさんは、美しヶ原のシンボルである、美しの塔を目指して来るのですから「小
屋を利用しなければ駐車させない」のではなく、広く一般の方が使える別の公的な駐車場を設けるか、
シャトルバスの利用によりスムーズな移動が必要であると感じております。もっともあれだけの観光
客がシャトルバスで一度に入山したら、環境破壊を引き起こすのは目に見えてるのですが、何百台も
のマイカーが、もうもうと排気ガスを出している光景は、あまりよいものとはいえないでしょう。
○自然保護は、大切だが、守るだけではなく共存の方が大切だと思う。シーズン中は利用客も多くなり、
モラルのない人も居ると思うがデメリットだけを大きく取り上げメリットの事もちゃんと取り上げな
くてはならないと思う。
○今回の件は、長野県庁のホームページを開かなかったら分からなかったことです。とても閉鎖的でこ
のやり方に少々疑問を感じますがこの問題は、単に長野県だけの問題としてではなく全国に共通する
問題と考え回答しました。広く全国の人に愛される県になってもらいたい為とても自然の多い長野県
が進んで制度をつくっていただきたくアンケートの回答とさせていただきます。
○すばらしい自然を私たちに提供してください。そして、その自然の中で遊ばせてください。私は、た
だそっとして置くだけが自然を大事にすることだとは思いません。自然の中で遊んだことの無い人た
ちに自然の中のルールはわからないと思います。次の世代の為にも自然の中で遊ばせルールとモラル
を身につけさせていかなければいけないと思います。
○ビーナスラインの無料開放により、とてつもないお客が訪れるというのは、私はないと考える。この
すばらしい地域は、既に着たい人はお金を払ってきておりタダだからいくというようなものではない。
すばらしいし自然に自信を持っていただきたい。モラルの低いものへの警鐘は必要であるが、スノー
モービルにしてもルールを守った中で運営されており問題ない。
○監視という方法は好ましくないと思う。しかし、去年の混雑を思うと注意したり、説明したりする人
は必要である。センターを窓口としたボランティアでゴミ拾いをしながら、パトロールや自然解説の
できるような組織はできないだろうか。
○机上ではなく現場に立って発想することが大切と考えます。自然保護センターを市町村に委ねること
なく県がしっかりと指導してもらいたい。財政問題は他の公共事業で改善できる。
○自然保護行政において市町村の模範となるような厳しさと自然認識を高めるための教育的要素を持っ
た県条例の制定を希望する。
○根本的に自然とどうつきあうか信州の自然をどう保護し活用するかということを繰り返しシンポジウ
ムなどで全県民で語り合いたいです。
○湿原の保全については、国や県の予算が苦しい現状から見て、地元を中心に市民参加による草原保全
の法人組織を立ち上げが必要だと考えています。前途は厳しい。
○草原の森林化は美ヶ原や霧ヶ峰の自然を考えるうえで基本的な問題だと思います。自然保護者のなか
には自然のなりゆきにまかせるのが最良と考えている人も多いので、この問題を検討する討論会のよ
うな企画を県で考えていただけませんか。
○一般道になったことにより意識の低い人がより増えた気がします。当然してはいけないこと守らなけ
ればいけないことがわからず、野原の草摘みと間違えている。このままでは自然は急速に衰退すると
思う。登山と日帰りドライブ等目的の多様化で従来の考え方では追いつかない面が無料化で出てきて
いる。取締りの強化に加え協力金として金銭を徴収し自然維持のための人件費等に充ててはどうか。
○開通前でしたら諸々の施策提案実施も容易ですが、現況は、全線開通21年目となり自然環境、社会情
勢や利用者意識も大きく変化しつつあります。そのような状況を踏まえて、貴重な自然環境保全と観
光事業振興を両立させる難しい事業を財政の厳しい状況下に推進するには、広く県民の英知を集め、
実施にあたって県民の汗(ボランティア)を結集する必要があると思います。
○自然保護とは、手をかけずに保護はありえないと思います。今後は国や県からも補助金の支援を受け
て本当の自然保護に取り組まなければ、霧ヶ峰の自然は諏訪湖の二代目になりかねない。国や県の自
然保護や自然保全に対する補助金制度の確立を強く要望いたします。
Fly UP