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と畜場及び食鳥処理場に関する岐阜県HACCP導入施設認定要綱 (目的
と畜場及び食鳥処理場に関する岐阜県HACCP導入施設認定要綱 (目的) 第1条 この要綱は、と畜事業者又は食鳥処理事業者等(以下「事業者」とい う。)にHACCP(危害分析・重要管理点)システムの概念に基づく高度な 衛生管理を推進するとともに、一定水準以上の衛生管理を行っていると認め られる施設を認定することにより、衛生管理の不備に起因する健康被害の未 然防止に寄与することを目的とする。 (認定対象施設) 第2条 対象施設は、岐阜県(岐阜市を除く。)内に所在すると畜場法第4条に 基づくと畜場並びに食鳥処理の事業の規制及び食鳥検査に関する法律(以下 「食鳥検査法」という。)第3条に基づく認定小規模食鳥処理場を除く食鳥処 理場とする。 (認定の基準) 第3条 知事が、と畜場においてHACCP導入施設として認定する基準は、 と畜場法施行令第1条に定める構造設備の基準、と畜場法施行規則第3条に 定める衛生管理の基準及びと畜場法施行規則第7条第1項第1号に定める と畜事業者等の講ずべき衛生措置におけるHACCP導入型基準とする。 2 知事が、食鳥処理場においてHACCP導入施設として認定する基準は、 食鳥検査法施行規則第2条第1項の別表第1に定める構造設備の基準及び食 鳥検査法施行規則第4条の別表第4に定める衛生管理等の基準におけるHA CCP導入型基準とする。 (申請書等の提出) 第4条 この要綱により、知事に提出する書類は、施設の所在地を所管する食 肉衛生検査所長又は保健所長を経由して提出しなければならない。 (相談窓口) 第5条 食肉衛生検査所又は保健所にHACCP相談窓口を設置する。 2 事業者は、食肉衛生検査所又は保健所のと畜場法第19条の規定に基づく と畜検査員、食鳥検査法第39条の規定に基づく食鳥検査員又は食品衛生法 第30条第1項の規定に基づく食品衛生監視員から指導助言を受ける。 (認定の申請) 第6条 認定を受けようとする事業者は、認定を受けようとする施設ごとに、 様式第1号による申請書に必要書類を添えて、その副本とともに、知事に提 出しなければならない。 (欠格要件) 第7条 前条の規定にかかわらず、第16条の規定により認定を取り消され、 その取り消しの日から3年を経過しない事業者は、認定の申請をすることが できない。 (認定の審査) 第8条 知事は、第6条又は第11条の規定による申請があった施設の実地調 査等を行い、当該申請内容が第3条に定める認定基準に適合していると認め るときは、認定しなければならない。 (認定書の交付等) 第9条 知事は、前条の規定により認定した場合には、当該申請者に対して様 式第2号により認定書を交付し、認定しない場合には、当該申請者に対して その旨及びその理由を通知する。 2 認定を受けた事業者(以下「認定事業者」という。)が、交付された認定書 を破損し、汚損し、又は亡失したときは、様式第3号の申請書及び破損並び に汚損した場合には当該認定書を添えて、速やかに知事に再交付の申請をす ることができる。 3 前項の規定により再交付の申請のあった認定事業者に対し、知事は認定書 を再交付するものとする。 4 前項の規定により再交付を受けた認定事業者は、亡失した認定書を発見し た場合は、速やかに知事に返納しなければならない。 (認定の公表及び認定マークの表示) 第10条 知事は、認定を受けた認定事業者の名称等を公表するものとする。 2 認定事業者は、知事が別に定める認定マークを、別に定めるところにより 表示することができる。 (認定の更新) 第11条 認定事業者が、認定の有効期間満了に際し引き続き認定を受けよう とする場合は、認定の有効期間が満了する日の3か月前までに、様式第4号 による申請書に申請書類のうち従前の申請又は届出時から変更した事項に係 る書類の正本及びその副本を添えて、知事に提出しなければならない。 (認定の有効期間) 第12条 第6条及び第11条の規定に係る認定の有効期間は、認定の日から 3年間とする。 (認定事項の変更の届出) 第13条 認定事業者が、HACCPプランを変更しようとする場合は、直ち に様式第5号による申請書に申請書類のうち従前の申請時から変更する事項 に係る書類の正本及びその副本を添えて、知事に届け出しなければならない。 2 認定事業者が、次の各号に掲げる事項を変更したときは、様式第5号によ る届出書に変更内容を確認できる書類及び認定書を添えて、速やかに知事に 届け出なければならない。 (1) 認定事業者の住所(法人にあっては、主たる事務所の所在地) (2) 認定事業者の氏名(法人にあっては、その名称及び代表者の氏名) (3) 施設の名称 3 知事は、前項の規定による届出を受理したときは、申請者に対し、様式第 2号による認定書を書き換えて交付するものとする。 (認定の廃止等) 第14条 認定事業者は、次の各号のいずれかに該当する場合は、様式第6号 による届出書に認定書を添えて速やかに知事に届け出なければならない。 (1) 自ら認定を辞退しようとするとき。 (2) 認定を受けた施設を廃止したとき。 (3) 認定を受けた施設に係る事業を廃止したとき。 2 認定の申請を行った事業者が認定を受ける前に申請を取り下げる場合は、 様式第7号による申出書により、速やかに知事に申し出なければならない。 (立入調査) 第15条 知事は、必要に応じてと畜検査員、食鳥検査員又は食品衛生監視員 に認定に係る施設に立ち入らせ、当該認定に関する衛生管理の履行状況につ いて調査させることができる。 2 知事は、前項の規定による調査の結果、認定事業者が行う衛生管理が認定 基準に適合しないと認めるときは、認定事業者に対して改善を指示すること ができる。 (認定の取り消し) 第16条 知事は、認定事業者が次に掲げる各号のいずれかに該当する場合は、 その認定を取り消すことができる。 (1) 第6条又は第11条の規定により提出された書類の記載内容等に虚偽が 判明したとき。 (2) 前条に基づく立入調査の結果、認定基準の不適合が判明し、改善を求め ても改善されないとき。 (3) と畜場法、食鳥検査法及び食品衛生法等に関する重大な違反があったと き。 2 知事は、前項の規定により認定の取り消しを決定したときは、当該事業者 に対し、様式第8号による認定取消通知書を交付するものとする。 3 認定事業者が第1項の規定により認定を取り消されたときは、速やかに認 定書を知事に返納しなければならない。 (その他) 第17条 その他認定の実施に関する必要な事項は、別に定める。 附則 この要綱は、平成28年1月29日から実施する。