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2016年6月22日提案 - 美術資産認定機関 一般社団法人FAPRA(ファプラ)

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2016年6月22日提案 - 美術資産認定機関 一般社団法人FAPRA(ファプラ)
一般社団法人FAPRA 禁煙推進事業部資料 20161201 賛助会員用
賛助会員のご案内
⽇本の禁煙対策は先進国では最低レベル
厚生労働省が 2016 年 8 月にまとめた「たばこ白書」では、日本の対策は先進国では最低
レベルとなっています。白書では、公共の場所をすべて禁煙とし、喫煙室の設置について
も清掃や管理を担当する労働者の健康問題という観点から、設置を認めるべきではないと
かなり踏み込んだ見解を示しています。
国際的にみた場合、これはかなり現実を考慮した内容ですが、「小規模店舗の負担」が大
きく、規模店舗の中には経済的に余力がなく、喫煙室の設置が現実的に難しいというとこ
ろが少なくありません。一方、こうした店舗の中には完全禁煙にしてしまうと客足が減っ
てしまうところがあり、禁煙にすることもできないという事情もあります。
そこで私たちは東京オリンピック・パラリンピック 開催決定を機に、上記の問題を一気
に解決し、禁煙を日本中に広めるために禁煙推進ボランティアとして「 次世代型電子タバ
コの普及」を開始致しました。
国際オリンピック委員会(以下、IOC と称する)は「たばこのない五輪」をスローガンに
掲げています。当法人はそのスローガンに全面賛同しており、東京オリンピック・パラリ
ンピック開催にあたり、禁煙推進事業ボランティアとして賛助会員を募集しています。賛
助会員の条件としては、当法人のボランティア禁煙推進事業(電子タバコの普及)に賛同・
協賛が条件となります。
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一般社団法人FAPRA 禁煙推進事業部資料 20161201 賛助会員用
主な活動内容
禁煙推進ボランティアの活動内容ですが、以下の3点が主な活動内容です。
1.当法⼈開発の次世代型電⼦タバコの普及活動
賛助会員の皆様には、喫煙者・愛煙家・禁煙希望者に対し、ボランティア拠点を中心に当
法人開発の次世代型電子タバコの普及推進活動をして頂きます。無償で配布して頂くこと
が前提ではありますが、もちろん有償提供して頂いてもかまいません。
の国際的な広報活動(海外)
2.FAPRAの
賛助会員の皆様には、お持ちの人脈を通じて FAPRAの広報活動の一翼を担って頂きま
す。海外用広報活動として、ボランティア拠点を中心に「日本国民の禁煙化」を掲げる F
APRAの禁煙推進運動を海外に情報発信して頂きます。尚、当法人の禁煙推進ボランテ
ィア活動に賛同・協賛・寄付をされた外国人の訪日において、宿泊先としてボランティア
拠点を無償(ボランティア泊)でご提供して頂きます。
の国際的な広報活動(国内)
3.FAPRAの
賛助会員の皆様には、本ボランティア活動の認知不足の経緯から今問題となっている「民
泊」と間違えられる傾向が多く、誤解を生じています。そこで賛助会員の皆様に違法民泊
業者の情報提供にご協力頂いております。当事務総局では賛助会員・市民団体等から寄せ
られた情報をもとに調査を行い、違法民泊業者に対しては行政への通告活動を行っていま
す。
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一般社団法人FAPRA 禁煙推進事業部資料 20161201 賛助会員用
2017 年の電⼦タバコ市場は 10 億ドル(1.05 兆円)
毎年3倍以上の成長してきた電子タバコマーケットですが、それでもまだまだ従来のタバ
コ市場に比べれば、比較にならないくらい小さな市場です。2014年の世界の電子タバコ市
場は27.57億ドル、タバコ市場8000億ドルです。1ドル105円換算すれば2840億円と80兆4000
億円であり、電子タバコ市場のポテンシャルは非常に大きいといえます。
Wells Fargo のアナリストは2017年の電子タバコ市場は100億ドル(1兆500億円)、 2024
年までには電子タバコは従来のタバコマーケットを超える市場になると予測しています。
しかしながら2014年は電子タバコの成長はすこしだけスローダウンしています。
その理由は、これは主に各国の規制強化と、健康への懸念と ステークホルダーの圧力に
よるものです。例えばブラジルとオーストラリアはもっと研究が必要だと電子タバコを禁
止しています。また他の多くの国もより厳しい規制を検討しているのが現状です。 しかし
このような状況にもかかわらず、 医療費抑制の観点から、イギリスでは逆の動きが起こっ
ています。
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一般社団法人FAPRA 禁煙推進事業部資料 20161201 賛助会員用
英国保険省「紙巻タバコより有害性が 95%低い」と認識
リキッドフレーバーを蒸気化して水蒸気を吸引するという電子タバコは、紙巻タバコよ
りも有害性が約 95%低いことが英国保健省の調査により判明しており、禁煙支援ツールと
しても注目を集めています。その電子タバコが禁煙補助として、英国政府から正式に認可
を受け、今年から禁煙治療中の患者に処方が実施されています。
英国の医薬品・医療製品規制庁は 2016 年 1 月 4 日、電子タバコを禁煙目的の使用に関し
て認可し、国民健康保険で処方されています。同庁は声明の中で、「電子タバコなどの、適
切な安全基準・品質・効能を満たす、認可された薬効あるニコチン含有製品を利用するこ
とで、喫煙による健康被害を減らす助けとしたい」と説明しています。
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一般社団法人FAPRA 禁煙推進事業部資料 20161201 賛助会員用
「禁煙希望者には電⼦タバコを」英医師会が主張
電子タバコを禁煙治療で使うことが認可された英国では、英国内科医師会(RCP)が本年
4 月 28 日付で発表した報告書に「公衆衛生のためには、英国内における喫煙の代わりとし
て電子タバコを広く促進していくべきだ」と報告しています。
この報告書はまた、電子タバコへ切り替えることにより、「数百万人」もの生命を救う可
能性があるとも示唆しています。英国では毎年、およそ12万2,000人が喫煙によって死亡し
ています。これは、全死亡数の6分の1以上に相当する数です。
RCP のタバコ問題諮問部会の責任者を務めるジョン・ブリットン氏は声明のなかで「この
報告書は、電子タバコをめぐるほぼすべての懸念を退けており、賢明な規制のもとで利用
されれば、電子タバコが、現在英国で喫煙が原因となっている早死、疾病、健康に関する
社会的不平等を防ぐために大きく貢献する可能性がある」と結論付けています。
英国内科医師会(RCP)、つまり日本でいうところの日本医師会にあたる有識者専門組織
が電子タバコの有益性を公式に認めたということであり、わが国においても医療費抑制の
観点から、将来的には禁煙ツールとして認められる可能性があります。
電⼦タバコ利⽤者の 3 分の 1 は元喫煙者
具体的に英国の医薬品規制機関は、英国の 国民健康保険がロンドンに本社を置く、世界
第2位のタバコ製造販売企業ブリティッシュ・アメリカン・タバコ社製の電子タバコを、タ
バコをやめたいという患者に対して処方することを認めています。
リキッドフレーバーを加熱し、蒸気にして吸い込む電子タバコは、約 210 万人の英国成
人が利用しており、その 3 分の 1 は元喫煙者であることが判明済みです。英国の例を鑑み
たとき、わが国においても電子タバコが広く普及することにより、電子タバコ利用者 3 分
の 1 が禁煙に成功する可能性があります。
事実、ロンドン大学などの検査チームは英国で 2009 年から今年にかけ、過去 1 年間に禁
煙を試みた 5863 人を調べています。調査結果は電子タバコを使った人では、医師の指導を
受けずにニコチンパッチなど禁煙治療薬を使った人に比べて禁煙に成功する度合いが 1.6
倍高く、電子タバコは禁煙治療薬よりも禁煙に有効だとする研究結果が発表されています。
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一般社団法人FAPRA 禁煙推進事業部資料 20161201 賛助会員用
JTも電⼦タバコに本格参画
日本でも、日本たばこ産業(JT)子会社の JT インタ-ナショナル(JT International)
が、2014年6月に英国電子タバコブランド「 E-Lites」のザンデラ社を買収(子会社化)し
て電子タバコ市場参入の足がかりを得ています。
Zandera 社「E-Lites」
ウォール・ストリート・ジャーナル紙(ウォール紙)によると、イギリスの電子 タバコ
産業は近年急速に発展しており、ユーザーは、2012 年の 70 万人が、現在は 210 万人に達し、
3 倍近く成長しています。ザンデラ社は 2009 年に創業し、2013 年は 2687 万ドル(約 27 億
円)の売上を誇っています。
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一般社団法人FAPRA 禁煙推進事業部資料 20161201 賛助会員用
電気タバコ(加熱型)ヒートスティックの登場
電気タバコ(加熱型)は、ヒートスティックと呼ばれ、代表的なものとしてJTが販売
している「Ploom TECH(プルーム・テック)」、フィリップモリスジャパン販売の「iQOS(ア
イコス)」があげられます。タバコ葉を電気により加熱することでニコチンを含む蒸気を吸
引します。
名古屋で先行販売を開始した「iQOS」は、昨年 9 月に販売網を 12 都道府県に広げ、ネッ
ト販売も始まりました。新ブランドは 0.5%のシェアが取れれば成功と言われるタバコ市場
で、今年 1 月末時点で東京都が推定 2.4%、12 都道府県で 1.6%に達し、順調に拡大してい
ます。フィリップモリスジャパンでは「将来的にはすべてのタバコが加熱型に切り替わっ
ていくことが目標」と強気の見通しを示しています。
フィリップモリスによると、推定で 10 万人以上の成人喫煙者が紙巻タバコから完全に
iQOS に切り替え、同社は今年中に 100 万人以上の切り替えを目論んでいます。
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一般社団法人FAPRA 禁煙推進事業部資料 20161201 賛助会員用
【紙巻タバコの値上げと販売数量の売上】
年度
販売数量
販売代金
和暦
西暦
合計
平均単価
合計
平成8年
1996
3,483億本
200円
39,992億円
平成27年
2015
1,833億本
460円
39,227億円
変動
19年
-1,650億本
+260円
-765億円
値上げと同時に紙巻タバコの本数は半減しましたが、年間の販売代金は変わりません。このデ
ータが示しているものは、日本のタバコ市場は4兆円市場であるということと、10円値上げすること
に販売量が63.5億本減少していくということです。
【10円値上げによる喫煙市場と禁煙市場の関係(販売本数試算)】
10円×63.5億本 喫煙市場=-635億円
禁煙市場=+635億円
仮に次の値上げが40円の値上げで1箱500円になったとした場合
禁煙市場は40円×63.5億本=2540億円 2540億円市場もの市場拡大が見込めます。
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一般社団法人FAPRA 禁煙推進事業部資料 20161201 賛助会員用
FAPRAの禁煙推進活動
欧米で広がっている「電子タバコ」はニコチン入りのフレーバーリキッドを使っています
が、日本ではニコチンが医薬品成分に指定されているため、厚生労働省の承認・認可が必
要なため、新製品開発や市場投入のハードルが高いのが事実です。
欧米と違い、日本で電子タバコが広がらない最大の理由としては、紙巻きタバコと電子
タバコとのコストパフォーマンスの問題です。英国は一箱 1000円に対して、使い捨て電子
タバコは600円と経済的コストがあります。日本はそこまで経済的コストに優位性があるわ
けではないので、広がりをみせていないのが現状です。しかしながら今後のタバコの値上
げとともに電子タバコ市場の拡大、すなわち禁煙推進の拡大は見込めます。
そこで「ビジネス」として取り組んだ場合、利益をあげるために電子タバコ1本当たり
のコストは高くならざるえませんが、ボランティアとして取り組んだ場合、利益を上乗せ
することはなく「無償提供(場合によっては有償提供も可)」となりますため、日本国内に
大きく広がりを見せる可能性があります。
そこで大事なのが賛助会員のネットワークや人脈、SNSや口コミなどを通して、 喫煙
者・愛煙家・禁煙希望者に対して、紙巻きタバコから電子タバコへの切り替えを交渉して
頂きながら、電子タバコを地道に推進して頂く禁煙推進ボランティア活動です。
地道ではありますが賛助会員のこうしたボランティア活動こそ、電子タバコ を日本中に
広める原動力にあることは間違いなく、それが「たばこのない五輪」
「たばこのない東京オ
リンピック・パラリンピック」につながるのではないかとFAPRAでは考えています。
私たちFAPRAの禁煙推進活動に興味がある方、今実際にタバコを辞めたいと悩んで
いる方、地域の禁煙推進に興味がある方への賛助会員のお申し込みを心よりお待ちしてお
ります。
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一般社団法人FAPRA 禁煙推進事業部資料 20161201 賛助会員用
【賛助会員費 振込先】
銀行振込
みずほ銀行
郵便振替
ゆうちょ銀行
口座名義
一般社団法人FAPRA
賛助会員費
梅田支店
1カ月4,000円
普通口座1446605
郵便振替口座
14130-37430031
シャ)ファプラ
3カ月一括納金のため、実際のご入金は12,000円。
※3カ月更新のため3カ月後にご継続の場合は同金額をお振込頂きます。
[注意事項]
尚、1口申込に対して1カ月4,000円、2口申込の場合は1カ月8,000円となります。
【問合せ窓⼝】
内閣府認定公益民間活動 一般社団法人FAPRA
〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1丁目1番3号
大阪駅前第3ビル23階7-3
TEL:06-6948-5705
FAX:06-6948-5706
ホームページ: http://www.fapra.or.jp
E-Mail
: [email protected]
禁煙推進事業担当理事
東京オリンピック・パラリンピック禁煙推進事業統括
専務理事
池添公士
E-Mail
[email protected]
法律顧問・法律カウンセル
弁護士法人ベリーベスト法律事務所 大阪支店
〒530-0003 大阪府大阪市北区堂島1丁目1番5号
ザイマックス梅田新道ビル2階
顧問弁護士
高見晋祐
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