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マルハナバチの見分け方と各種類の解説・その3赤色タイプ(PDF:243KB)
※ 平成 27 年 7 月~平成 28 年 1 月まで「マルハナバチ調査隊(札幌)フェイスブック」に掲載した 内容を一部編集したものです。なお、フェイスブックは平成 28 年 6 月をもって閉鎖しました。 マルハナバチの見分け方と各種類の解説③赤色タイプ (平成 27 年 8 月 2 日) 全身が赤っぽい色をしているのは、アカマルハナバチしかおらず、 見分けが比較的簡単です。ただ、赤といっても、赤っぽい黄色だったり するので、黄色タイプの赤みが強いものと似ていることがあります。 ●アカマルハナバチ(女王・働きバチ・♂) 8 月の札幌での数 少ない 姿の特徴 全身赤みの強いオレンジ色で、お尻が黒く、コントラ ストが美しい。♂は赤みが薄いオレンジ色で、お尻の黒は目立た ない。 場所と季節の特徴 低地から高山まで広く分布し、市街地にも 生息するが、優占しない。巣の衰退は早く、7 月後半には働きバチの数が減り、♂が活発に飛 び回るが、それも 8 月中旬には見られなくなる。 よく来る花 夏はシロツメクサやラベンダーの花で見かけることが多い。8 月に入ると、女王は 休眠し、働きバチやオスは一生を終える。 オオアワダチソウを訪れる働きバチ チシマアザミを訪れるオスバチ (写真 さっぽろ自然調査館・丹羽真一)