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都市計画道路
都市計画道路
いさはやみなみ
1.5.202号 諫早南バイパス線
比較ルート説明会
長
崎
県
都市計画道路
都市計画道路
いさはやみなみ
1.5.202号 諫早南バイパス線
島原道路の位置付け・必要性
長
崎
県
長崎県長期総合計画 後期5か年計画
(平成17年)
①県長期総合計画では、「もてなしあふれる観光交流促進プロジェクト」として、
高速・広域交通網の充実を掲げている。
②高速・広域交通網である「島原道路」の整備促進は県の重要プロジェクトと
位置付けている。
長崎県都市計画区域マスタープラン(平成16年5月)
①島原道路は、長崎都市計画区域と島原方面との交流を促進する、広域道路として
位置付けがなされている。
赤囲み部を拡大
長崎県都市計画区域マスタープラン(平成16年5月)
島原道路
諫早市都市計画マスタープラン(平成20年10月策定)
①都市施設の整備方針として、島原道路の整備促進による
広域幹線道路網の構築が掲げられている。
赤囲み部を拡大
諫早市都市計画マスタープラン(市街地中心部)
①諫早インターチェンジから島原方面へ向けた位置付けがなされている。
島原道路
県広報誌:県政だより 1月号 (平成18年)
①県内全世帯へ配布される「県政だより」を活用し、今後整備を進めていく島原道路につ
いて、県民への周知を行っている
次項に拡大図
県政だより 1月号 (幹線道路網拡大図)
①島原半島内の整備状況、南島原市深江町から諫早市へ至る路線の位置づけ、諫
早インターチェンジへの直結を進める事を明示
諫早外環状線としての必要性(現道の問題点)
①諫早IC∼尾崎交差点までの区間については、主要渋滞ポイントである小船越トンネ
ル交差点や12時間混雑度で2.11に上る箇所を有する
②当該区間の旅行速度は実態調査の結果、ピーク時で19km/hにまで低下し、
現道では、高速・広域交通網としての機能が確保されていない
諫早IC∼尾崎交差点(延長L=8.3km)
小船越地点
12時 間 交 通 量
H17年10月 40,011
H18年11月 38,697
H19年10月 40,339
H20年2月
38,986
H21年3月
42,231
H21年5月
40,497
12時間混雑度:2.11
小船越町
交 差 点
小船越トン
ネル交差点
諫早IC
貝 津 橋
交 差 点
貝 津 町
交 差 点
尾崎交差点
鷲 崎 町
交 差 点
栗 面 町
交 差 点
52,014台/24h
長野町
交差点
64,442台/24h
主要渋滞ポイント
27,083台/24h
38,290台/24h
主要渋滞ポイント
諫早IC→尾崎交差点
諫早IC←尾崎交差点
走 行 時 間 平均走行速度
最 速 時
平
均
ピ ー ク 時
主要渋滞ポイント
15.0分
33.4km/h
17.5分
28.5km/h
26.3分
19.0km/h
走 行 時 間 平均走行速度
最 速 時
平
均
ピ ー ク 時
12.7分
39.1km/h
15.2分
32.7km/h
16.9分
29.4km/h
調査日 H21.7.28
島原道路としての必要(時間短縮効果)
○道路整備による時間の短縮
① 島原道路が繋がると島原市からのアクセス時間が現状70分から34分と
36分間の短縮となります。
② 諫早南バイパス線の整備により、諫早IC∼尾崎交差点の所要時間が、現状
で平均15分から9分と6分間の短縮となります。
③ 島原半島地域と高速インター間の時間短縮により地域間交流の促進・地域の
活性化につながります。
20
所
要 15
時
間 10
15
︶
分
6分の
時間短縮
9
︵
諫早ICから島原半島各市役所までの所要時間の変化(単位:分)
現況
整備後 時間短縮
諫早IC∼島原市
70
34
36
諫早IC∼雲仙市(旧吾妻町)
45
18
27
諫早IC∼南島原市(旧西有家町)
80
49
31
5
0
現 況
(H17)
整備後
(H42)
▲ 諫早IC∼尾崎交差点の時間短縮
▲ 諫早IC∼尾崎交差点の時間短縮
島原道路としての必要性(地域医療の現状)
①島原半島には3次医療施設が存在しないため、重篤者の管外搬送が行われている
②島原広域消防本部から管外への搬送数は、年々上昇。平成20年は18年比で20%上昇
②3次医療施設である長崎医療センターへの管外搬送は全体の約19%を占め、
平成20年では年間212件の搬送が行われている
平 成 18年
管外搬送件数
長 崎 医 療 セ ン タ ー搬 送 件 数
健康保険諫早総合病院搬送件数
長崎大学病院搬送件数
837
139
138
18
平 成 19年
946
180
150
34
平 成 20年
1,008
212
178
37
合計
2,791
531
466
89
長崎大学
諫早
総合病院 17%
3%
長崎医療
病院
センター
H18∼H20
長崎医療
19% N=2,791
センター
61%
その他2次
医療施設等
島原広域消防本部
管外搬送実績(H18年∼H20年)
長崎大学
病院
島原広域消防本部の声
・H20.8 救急搬送途上、心肺停止(森山付近)除細動実施。道路があれば病院着していた可能性大
・H19.2 救急搬送途上、容態悪化(諫早市内)人工呼吸実施。道路があれば病院着していた可能性大
・H21.7 救急搬送途上、容態悪化(病院着5分前) 人工呼吸実施。
道路があれば病院着し、治療が開始されていた可能性大
島原道路としての必要性(医療問題)
①大量出血などの重篤患者の場合、出血後1時間で死亡率が100%となるが、
半島内は医療センターの60分圏外となっており、時間距離の短縮が地域の大きな
課題となっている
②島原道路が整備されれば、半島内のほぼ全域が医療センターの60分圏域となり、
地域医療の課題を克服することが可能となる
国立病院機構長崎医療
センター(大村市)までの
所要時間(現状)
島原市から72分
雲仙市から37分
南島原市から95分
(%)
100
大 量 出 血 時 に 経 過 時間
が60分を超えると、
死亡率が100%
多量出血
75
50
25
0
1 2 3 5
分 分 分 分
1
0
分
4 1
0 時
分 間
2
時
間
資料:カーラーの救命曲線
▲経過時間と死亡率の関係(多量出血)
▲ 対象地域の救急医療施設と国立医療センター60分圏内
都市計画道路
都市計画道路
いさはやみなみ
1.5.202号 諫早南バイパス線
島原道路の整備状況
長
崎
県
県
県 内
内 の
の 幹
幹 線
線 道
道 路
路 網
網
島原道路
島原道路 島原中央道路
島原中央道路 (島原市秩父が浦町∼下折橋町)
(島原市秩父が浦町∼下折橋町)
島原道路
島原道路 森山拡幅
森山拡幅(諫早市森山町∼諫早市小野町)
(諫早市森山町∼諫早市小野町)
森山拡幅
島原道路
島原道路 森山拡幅(車線構成)
森山拡幅(車線構成)
島原道路
島原道路 愛野森山バイパス
愛野森山バイパス (雲仙市愛野町∼諫早市森山町)
(雲仙市愛野町∼諫早市森山町)
愛野森山バイパス
都市計画道路
都市計画道路
いさはやみなみ
1.5.202号 諫早南バイパス線
比較ルート
長
崎
県
諫早南バイパス線
諫早南バイパス線 比較ルート図
比較ルート図
都市計画決定にむけた流れ
都市計画決定にむけた流れ
素案閲覧・公聴会・説明会
比較ルートの検討
構造変更の検討
6月∼7月
意 見 交 換 会
8月
比較ルート説明会
11月
都市計画案の説明会
12月
地元意見の反映
地元意見の反映
都市計画案縦覧・意見書提出
都市計画審議会
都市計画決定
ボーリング調査位置図
ボーリング調査位置図
至 国道57号
火山泥流堆積物露頭
都市計画
素案ルート
美南の丘
①地点
③地点
②地点
Eルート
④地点
砂岩露頭
都市計画
素案ルート
位置
断面
①地点調査位置
①地点調査位置
①地点
①地点調査結果(調査結果)
①地点調査結果(調査結果)
■地質
0.0∼10.3m:盛土・沖積層
10.3m以深:火山泥流堆積物
■岩盤状況
・火山泥流堆積物は地表付近で風化色を呈す。
模式断面図(縦:横=2:1)
ボーリングコア
②地点調査位置
②地点調査位置
断面位置
②地点
都市計画
素案ルート
②地点調査結果(調査結果)
②地点調査結果(調査結果)
■地質
0.0∼1.6m :盛土
1.6∼14.45m :火山泥流堆積物
14.45m以深 :砂岩
■岩盤状況
火山泥流堆積物と比較して、砂岩は硬質で良好な岩盤。
模式断面図(縦:横=2:1)
ボーリングコア
③地点調査位置
③地点調査位置
③地点
位置
断面
Eルート
③地点調査結果(調査結果)
③地点調査結果(調査結果)
■地質
0.0∼3.5m:盛土
3.5m以深 :砂岩
■岩盤状況
・砂岩区間は、硬質で良好な岩盤。
模式断面図(縦:横=2:1)
ボーリングコア
④地点調査位置
④地点調査位置
置
断面位
④地点
Eルート
④地点調査結果(調査結果)
④地点調査結果(調査結果)
■地質
0.45∼5.0m:火山泥流堆積物
5.0m以深 :砂岩
■岩盤状況
・火山泥流堆積物と比較して砂岩は、硬質で良好な岩
盤。
模式断面図(縦:横=2:1)
ボーリングコア
地
地 質
質 分
分 布
布 概
概 要
要
①地点、②地点:
・・火山泥流堆積物が分布
火山泥流堆積物が分布
火山泥流堆積物
・①地点で
盛土・沖積層が分布
盛土・沖積層
・①地点で盛土・沖積層が分布
都市計画
素案ルート
Eルート
①地点
②地点
③地点
断面
位置
④地点
③地点、④地点:
砂岩が分布
砂岩
浅い深度から良好な岩盤
素案・Eルートの地質分布模式図(縦:横=2:1)
素案・Eルートの地質分布模式図(縦:横=2:1)
もりど線の変更
Eルートの位置の変更
北(国道57号側)
南(国道251号側)
素案-Eルートの地質分布模式図(縦:横=2:1)
素案-Eルートの地質分布模式図(縦:横=2:1)
地山の補強工法(トレヴィチューブ工法)
地山の補強工法(トレヴィチューブ工法)
■土かぶりの薄い部分では、地表面の沈下を抑制するため、地山の補強を行
いながらトンネルを掘削。
■掘削断面に特殊鋼管を敷設し、特殊鋼管(φ140mm)から固化材を注入する
ことで地山を補強し、掘削時の沈下を抑制。
トレヴィチューブ工法概念図
坑口部の地山補強(パイプルーフ工法)
坑口部の地山補強(パイプルーフ工法)
オランダ坂トンネルの施工事例
オランダ坂トンネルの施工事例
■抗口部分は、特に低土かぶりとなっているため、地表面の沈下や地盤の崩落を
防ぐ対策としてパイプルーフ工法によって地山を補強。
パイプルーフ鋼管
φ267mm
諫早南バイパス線
諫早南バイパス線 比較ルート図
比較ルート図
地元協議事項(美南の丘)
地元協議事項(美南の丘)
トンネル
長崎中央生コン
栗面IC
長野IC
横尾病院
西林寺
美南の丘
県営小川団地
小川町
県警AP
長崎刑務所
職員宿舎
断面図
長崎刑務所
:計画区域
地質調査結果によるルート変更
美南の丘付近断面図
美南の丘付近断面図
南諫早ニュータウン
諫早南バイパス線
約50m
:計画断面
地元協議事項
地元協議事項 (貝津地区)
(貝津地区)
市道貝津北線の拡幅
(工事用道路として必要)
管理用道路の設置
崎
J R長
本線
国道34号
断面図
断面図
西諫早病院
諫早IC
:計画区域
地元協議事項
地元協議事項 (貝津地区)
(貝津地区)
管理用通路の設置
諫早南バイパス線
JR長崎本線
1.2m
素案ルート道路高
13.0
防音壁
変更案道路高 11.8
4.1m
7.7
:計画断面
地元協議事項
地元協議事項 (平山地区)
(平山地区)
橋梁への構造変更
トンネル
トンネル
市道上浦谷線
市道平山線
東大川
変更案:【橋梁の場合】
断面図
都市計画素案:【盛土の場合】
20.1
12.4
W=14m程度
W=46m程度
地元協議事項
地元協議事項 (平山地区)
(平山地区)
当初縦断
変更縦断
市道上浦谷線
市道平山線
トンネル
トンネル
東大川
橋梁への構造変更
地元協議事項(長野地区)
地元協議事項(長野地区)
(仮称)長野IC
長崎中央生コン
トン
ネル
横尾病院
縦断引き下げによる地域影響の低減
:計画区域
西林寺
地元協議事項(長野地区)
地元協議事項(長野地区)
県道有喜本諫早停車場線
市道川床線
当初縦断
変更縦断
2.8
約4m下がる
川床川
都市計画決定にむけた流れ
都市計画決定にむけた流れ
素案閲覧・公聴会・説明会
比較ルートの検討
構造変更の検討
6月∼7月
意 見 交 換 会
8月
比較ルート説明会
11月
都市計画案の説明会
12月
地元意見の反映
地元意見の反映
都市計画案縦覧・意見書提出
都市計画審議会
都市計画決定
Fly UP