目標10 男女が職業生活と家庭生活を両立できる環境づくり

目 標 10
男女 が 職 業生活 と 家 庭生活 を 両 立でき る 環 境づく り
【現状と課題】働 く こ と は ， 男 女 に か か わ ら ず 人 間 と し て の 権 利 で す 。 平 成 ７ 年
（ １９９５年）わが国は「ＩＬＯ第１５６号条約」を批准しました。この条約は，
家族的責任を有する男女労働者が，性別にかかわらず職業上の責任と育児や介護と
いっ た 家族 的責 任 とを 両立 す るこ とが で きる よう に する こと を 目的 とし て いま す。
家庭を持った働く女性は，家事・育児・介護等の家庭責任も地域活動もという二
重三重の役割を担い，男性に比べて負担が大きくなっています。そのため仕事に専
念で き ない 場合 も あり ます 。
男女がともにより豊かな職業生活，家庭生活，地域生活を実現するためには，性
別役割分担の見直しや育児・介護を社会全体で支えていくシステムの充実が求めら
れま す 。
問
有給 休暇 ・育児 休業 ・介護 休業 はとり やす いです か？
23.7
有給休暇
10.5
育児休業
6.8
介護休業
0%
とりやすい
問
2 1 .0
1 1 .5
1 1 .5
7.2
7.9
20%
どちらかといえば
とりやすい
9.6
1 8 .3
1 4 .8
2 .8
7 .8
1 1 .5
1 6 .5
40%
とりにくい
16.6
3 0 .1
15.7
80%
どちらとも
いえない
100%
利用できる
制度がない
無回答
男女 がと もに仕 事と
家庭を 両立 させる ため に必要 な環 境整備 は？
男女で仕事・家庭の両立をはかるための必要事項
0
20
40
代替要員の確保など、育児・介護休業制度
を利用しやすい職場環境を整備す ること
33.6
地域の保育所や学童保育の整備、保育時間の延長な
ど保育内容を充実すること
40.1
13.2
職場内に保育施設を整備す ること
在宅勤務やフレックスタイム制度など、
柔軟な勤務制度を導入すること
25.5
残業を減らすなど、
年間労働時間を短縮す ること
12.4
子育てや介護などを理由に退職した者を
元の職場で再雇用す る制度を導入す ること
25.4
男性中心の職場運営を見直すこと
9.0
賃金や昇進などの男女間格差をなくすこと
9.3
パート、派遣・契約社員などの
非正社員の労働条件を改善す ること
職業上、必要な教育・訓練等の
機会や内容を充実する こと
14.4
4.2
男女がともに仕事と家庭を両立していくことに対して、
周囲の理解と協力があること
仕事や職場環境についての
相談窓口を充実す ること
その他
無回答
60
38.1
育児・介護休業中の賃金の手当てなどの
や
経済的支援を充実す ること
40.8
6.0
0.4
5.0
「 柏 市 男 女 共 同 参 画 に関する市民意識調査」平成１７年度
30
12.2
2 8 .1
60%
どちらかといえば
とりにくい
1 5 .9
80
100 （％）
施
策
具 体 的 な 施 策
（１）家庭生活・地 ①家庭生活・地域活動・ＮＰＯ活動へ参画し
域活動への男女共 やすい条件整備（再掲目標５（１）②）
同参画の推進
②育児・介護休業制度の男女の利用促進
育児休業，介護休業制度の周知及び制度の
実効を図るため，働く男女，企業の利用を促
進します。
・労働基準監督署等が行う活動・ファミリ
ーフレンドリー企業・相談等に関する情
報提供
・企業表彰の検討
担当課
男女共同参画室・商工課
男女共同参画室・関係部署
（２）保育サービス ①保育サービスの充実（再掲目標６（１）①）
の充実
②子育て支援事業の充実（再掲目標６（１）②）
（３）介護が必要な ①介護予防の推進や介護サービスの充実（再
掲目標７（１）①）
家庭への支援
（４）女性が働き続 ①女性の労働の状況把握調査
女性の就業に関する調査や研究に努めます。
けられるための調
・就業状況把握のための調査・研究
査・研究
男女共同参画室
あなたができること
・仕事と家庭が両立しやすい環境
づくりに努めましょう
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