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第 14 号
第 14 号 平成 26 年12月24日 発行 はじめに 平成 26年 12 月 18 日に松尾航君が亡くなられました。発病は7年前、高校入学後も通 院を続けながらも高校生活を精一杯すごそうと、病気と闘い続けながらの日々でした。今年 の夏前からは悪い兆候が出始め、自分の身体が思うように動かなくなっていき、その症状は 段々と悪化しました。何とか回復をと願いましたが、その願いは叶えられませんでした。告 別式には同じ 68 期生や中学の同級生が本当にたくさん参列し、その中で松尾君を偲ぶ思い 出が語られました。遺影を見ながら聞いていたのですが、人にはこれほどの力があるのかと 思うエピソードもありました。自分が重い病気にかかりながらもなお友人のことを気遣い、 負担に思うからとその病状を知らせようとはしなかった。なぜそれほど強くなれたのかは想 像するしかありませんが、ここに改めてみなさんとともに哀悼の意を表したいと思います。 そのような彼ともう同じ教室で過ごすことも廊下ですれ違う事もありません。同級生が亡 くなるというのは大変重い経験で、悲しみを感じることも自然です。心が苦しいと感じる人 もいるでしょう。そんな時はため込まず、話しやすい人に聞いてもらうことです。聞く側の 人はうなずいて聞いてあげるだけでよいのですよ。 ○長所を語れるか? 語れてこそ自分の強みになる 年が変わると、受験本番まで 約 1 年。受験には勉強を重ね、 知識を増やせばよいのか。答は Yes です。ただし入学試験のた めの道具を手にするという意 味においては。1 年間の受験勉 強を考えたとき最も必要なの は、自分を活かし役立てる道を はっきりと持てているかです。 1 年間の中には点数の伸び悩 みがあります。あせりも出てく るでしょう。そんな時に、手取 り足取り助けてくれるなんて 甘いことはなく、頼りになるのははっきりした意志、自分を信じられる心の強さ。でも簡単 にもてるわけはない。まずは自分の長所を語れることがその強さを得る第一歩。 12 月の進路 HR では自分の長所を挙げることが課題でした。文字で表現できるまで考え たか?見た限り聞いた限りではまだまだで、2 回目でさえ必要な教材を持ってきていない者 がおる。そんなええ加減な気持ちのままでは、目標達成など到底無理。練習をきちんと取り 組めないものに、どうして本番で力がだせようか。能力ある君たちであっても、磨かなけれ ば外には現れない。翌1月に自己 PR を仕上げることになる。今の時点でのベストをつくせ。 (中川) ○学校行事は何のためにあるか ①(今さらやけど…)修学旅行どうやった? シンガポール修学旅行、無事終えることができました。これもみんなの協力あってこ そです。みんなー、ありがとー! 写真も手元に届き、リバーボート、B&S、異文化研 修と思い出すことも多いと思います。考査などで遅くなりましたが、新年早々にアンケ ートをとりたいと思うので、またご協力お願いします。 タイトルの答えはさまざまでしょうが、その一つに 「自治力(Power of Self-Government)の向上」 があります。修学旅行委員会を組織し、ポスターやしおりを作ってもらいました…が、 今回の修学旅行、海外ということもあり、仕事のほとんどを先生たちでやってしまい、 主担当としても反省しています。 ただ、みんなに覚えておいてほしいのは、行事を運営するのはみんな自身だというこ とです。自分たちで作り上げたものは何より尊いし、自分たちで作り上げたものに言い 訳や文句は通りません。誰かがやってくれるから、いつのまにか出来上がるし、平気で 批判もできる。そこに主体性はありません。そのつらさを一番よくわかって汗をかくの が生徒会執行部という仕事なんです。 ②合唱コンクールはどんな感じ? これも同じ話ですよね。合唱委員が取り仕切るわけですが、もちろん彼らだけですべ てができるわけではない。クラスのみんなの協力が不可欠です。朝練を行っているクラ スもありますが(必ず担任付添!)、通学にかかる距離や 時間は人それぞれ、あくまで朝練は自主参加です。参加で きない人は別の形で貢献すればいい。そんなお互いを思い やれる空気で練習を続けてもらいたいと思います。 68 期生は教育課程上、 理型に芸術がありません。でも、 それが必ずしも不利とは言い切れないのがこういう行事 のおもしろいところです。大逆転劇ってのがやっぱある。 期待してるで! (Birdie) 68期生2年 冬休みの宿題 【国語】 ★『プログレス 現代文 総演習 標準編』 (いいずな書店) 11「母」三浦綾子 ~ 15「寝ながら学べる構造主義」内田樹 ★『新成古文』 (尚文出版) 11「十訓抄」 ~ 15「枕草子」 ★『ニューエイジ漢文 Stage 2』(第一学習社) 9「尾を塗中に曳かん」 ~ 13「侵官の害」 ※ 2月考査の範囲に含めます。 提出は求めません。解答解説を参照して学習しておくこと。 漢字&古文単語小テストの予定1月~2月 ※ 漢字は「現代文」 、古文単語は「古典」の、当該週の最初の授業内で実施します。 冬休みの間に、こつこつ準備しておくこと。 ※ 古文単語は、「例文」内での意味がわかるように勉強すること。 第 18 回 該当週 1/ 8~ 漢字マスター3000 第二章37回~40回 第 19 回 1/20~ 第二章41回~44回 第 20 回 1/26~ 第二章45回~48回 第 21 回 2/ 2~ 第二章49回~52回 第 22 回 2/ 9~ 第二章53回~第三章4回 第 23 回 2/16~ 第三章5回~第四章2回 古文単語 330 201「いたはる」~210 「こころにくし」 211「さかし」~220「う しろめたし」 221「こころぐるし」~2 30「ねたし」 231「まだし」~240「あ つし」 241「あながちなり」~2 50「とみなり」 251「みそかなり」~26 0「ひま」 【数学】 授業中に配布されるプリントをルーズリーフに解く。 ※ 提出日や方法はプリントに書かれているので、よく読んで提出すること。 【英語】 1. 『PRO - VISION English CommunicationⅡ』 Reading 2 Humming Through My Fingers を読んで、配布プリント2枚を解き、答え合わせをして提出。 →1月8日(木)に進路係が英語科職員室横の棚に提出。 (プリントに記名し、ホッチキスで留めて提出してください) 2. 『英語の構文 80 学習ノート Vol.2』 75 never … without doing まで をやり、答え合わせをして提出。 →1月 14 日(火)に進路係が英語科職員室横の棚に提出。 3. 『Vision Quest 総合英語』 を通読しておく。 →提出はありませんが、3年生に向けてしっかり復習しておきましょう。 【進路指導部】 「志望理由書・自己 PR 文完成ノート」 P.36, P.37 授業で勉強した P.26 ~ P.35 を振り返りながら実際に自己 PR 文を書きなさい。 テキストは 800 字の原稿用紙ですが、1/26(月)の LHR に添削課題を書き専門業者に 採点してもらう時は 600 字ですので、600 字以内でまとめて下さい。 付録の巻末資料 P.42 ~ P.45 の原稿用紙の使い方や表現・表記の注意を参考にして下 さい。