...

ハム・ソーセージ類に係る容器包装のリサイクル識別表示ガイドライン

by user

on
Category: Documents
20

views

Report

Comments

Transcript

ハム・ソーセージ類に係る容器包装のリサイクル識別表示ガイドライン
別紙
ハム ・ソ ーセ ージ 類に 係る 容器 包装 のリ サイ クル 識別 表示 ガイ ドラ イ ン
平 成 13 年 1 月 制 定
平 成 27 年 10 月 改 正
Ⅰ
識別マークの表示について
1.識別マークについて
(1)識 別 マ ー ク の デ ザ イ ン 及 び サ イ ズ は 法 令 で 定 め る も の に よ る 。
(印刷では高さ6㎜以上、刻印・エンボスでは高さ8㎜以上)
識別マーク
のデザイン
(2)識 別 マ ー ク の 色 、抜 き 文 字 、線 幅、ス リ ッ ト 、フ ォ ン ト 等 の 装飾 及 び 表 示 場 所 は
事業者の判断による。
2.多重容器包装等への対応
(1)原 則 と し て 、 個 々 の 容 器 包 装 ご と に 表 示 す る 。
(2)「 無 地 の 容 器 包 装 」又 は「 表 示 ス ペ ー ス等 の 物 理 的 制 約 が あ る 容 器 包 装 」に つ い
ては、表示を省略できる。
(3)た だ し 、こ れ ら が 多 重 容 器 包 装 等 の 一 部 で あ る 場 合 に は 、表 示 を す る こ と が 可 能
な他の部位に一括表示する。
(4)一 括 表 示 の 表 記 方 法
①識別マークの隣接する位置に該当する部位名を記す。
識別マーク
部位名
中敷
外装
②ただし、複数のプラスチックパーツからなる容器包装については、部位名の表示
を省略することができる。
( 例:深 絞 り 包 装 の フ タ 材 と ソ コ 材 は 一 体 の 容 器 と み な し 、部 位 名 は 省 略 で き る)
③部位名は、原則としてJISに規定されている包装用語を用いる。
(例:個装、内装、外装、トレイなど)
④ただし、部位名を表す適当な用語がJISにない場合は、事業者の判断で消費者
にわかりやすい名称を用いる。
(例:台紙、中敷、中仕切、剥離紙など)
3.社名・ブランド名等が印刷された包装への対応
原則として、包装1枚につき1箇所以上に識別マークを表示するが、1枚当たり
の 面 積 が 1,3 0 0 ㎠ 以 下 の 包 装 に つ い て は 省 略 で き る 。
4.輸入品への対応
輸入販売事業者自らが容器包装の素材、構造、デザイン、印刷等の仕様に関し指
示できる場合、若しくは、輸入販売する商品の容器包装に日本語表示がある場合に
は、国内商品と同様の表示を行う。
5.業務用商品への対応
業務用であっても一般廃棄物になる可能性のある商品は、表示対象とする。
Ⅱ
材質表示について
1.材質表示は任意とする。
2.材質表示を行う場合の表記方法
(1)J I S( I S O )で 定 め ら れ て い る 記 号( ア ル フ ァ ベ ッ ト の 略 号 )を 用 い 、識 別
マークに付帯させて表示する。
(2)材 質 表 示 記 号 ( J I S
K6899)
P A ( ポ リ ア ミ ド )、 P E ( ポ リ エ チ レ ン )、 P E T ( ポ リ エ チ レ ン テ レ フ タ レー
ト)、 P P ( ポ リ プ ロ ピ レ ン)、 P S ( ポ リ ス チ レ ン)、 P V C ( ポ リ 塩 化 ビ ニ ル)、
PVDC(ポリ塩化ビニリデン)など
(3)複 合 材 質 及 び 複 合 素 材 の 場 合 は 、主 要 な 構 成 材 料 を 2 つ 表 記 し 、主 要 な 材 料 に 下
線を付す。
(4) 層 間 の 接 着 剤 、 金 属 蒸 着 膜 、 塗 料 膜 、 印 刷 イ ン キ 膜 な ど は 微 量 な の で 、 材 質 表
示の対象としない。
(表示例)
①単一材質の場合
識別マーク
材質表示
PE
②複合材質及び複合素材の場合
PE,PET
③多重容器包装等の一括表示の場合
中敷
外装:PE,PA
3.用語の解説
①「無地の容器包装」とは、容器包装の製造・利用及び輸入販売段階で、印刷、刻
印・エンボス、シール・ラベルが施されないもので、容器包装の製造段階におい
て刻印・エンボスが可能な成形工程を有さない容器包装を指す。
②「表示スペース等の物理的制約がある容器包装」とは、容器包装の表示可能面積
が50㎠未満であって、既存の法定表示等がある一定面積を占めることにより、
印刷では高さ6㎜、刻印・エンボスでは高さ8㎜の識別マークが表示できない容
器包装、又は形状、素材面から技術的に印刷、刻印・エンボスができない容器包
装を指す。
③「多重容器包装等」とは、多重容器包装(外装フィルム、外箱、個包装のように
容器包装が2重以上重なっているもの)と複数パーツ(容器本体、キャップ、ノ
ズル等)からなる容器包装の総称。
④「社名・ブランド名等が印刷された包装」とは、主に百貨店、スーパー、小売店
等において付される紙製及びプラスチィック製の包装(いわゆる包装紙)であっ
て、包む商品(中身商品)を特定しないものを指す。
⑤「複合材質」とは、ポリエチレンとポリプロピレンなど複数のプラスチックの材
質からなる分離不可能なものを指す。
⑥「複合素材」とは、プラスチックが他の素材(充填材、強化材、金属箔、紙等)
と複合された分離不可能なものを指す。
Fly UP