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中国駐在員現地リポート(上海)(2015.8)
中国駐在員現地リポート(上海)(2015.8) 報告者 (件名) 上海市 ○ 主幹 汲田 充男 『北海道ドリームクイズ』の中国(上海)地区予選の開催(8月22日) 北海道が大好きなアジアの人たちが、北海道でクイズやゲームに挑戦する、イベント連携型テレビ 番組『北海道ドリームクイズ 2015』の中国地区予選(上海オーディション)がこのたび開催された。 昨年度は「北海道ドリームゲームショー」という番組名で開催されたが、今年は回答者を中国(上 海)のほかフィリピン、ベトナム、インドネシア、タイの 5 か国から 2 名ずつ代表を選抜して開催す る。既にベトナム(ホーチミン)、インドネシア(ジャカルタ)、フィリピン(マニラ)での選出を 終えたところである。なおタイ(バンコク)予選については爆発騒ぎのため 9 月に延期されている。 会場は地下鉄 2 号線中山公園駅からほど近いビルの中にあるレストラン街で、同じビルの 2 階と 3 階には今年 5 月に上海 1 号店がオープンしたばかりのニトリも入居している。 ○ 予選には、日本に興味のある応募者約 150 人の中から事前の書類審査を通過した 24 人が参加した。 1 次審査は 30 問の筆記試験により北海道についてのクイズ、知識を確認。「シロクマ、ツキノワグ マ、ヒグマのうち北海道に住む大型のクマはどれでしょう。」「これまで日本で冬季オリンピックが 開かれた都市としては、長野と北海道のどこでしょう。」といった、日本語の読解力と知識について 出題され、ほぼ満点の回答者も出る中、11 名が通過した。 2 次審査では二組に分けて、絵を描くなどパーフォーマンスをさせて選別。Q1 ①北海道/②日本 の地図を描く、Q2 ①クマ/②ウシの絵を描く、Q3 ①北海道に行きたいという意気込みを絵で描 く/②北海道と聞いてイメージする食べ物を絵で描く、といったテーマで出題された。 ○ 2 次審査に残った 11 名はいずれも日本語が堪能であり、是非北海道に行きたいという意欲を流暢な 日本語で発表した。審査の結果、まだ北海道に行ったことのない男女 2 名が候補として内定した。 ○ 今後、出演者たちは 10/18~25 の 8 日間の日程で、はじめに帯広入りし、釧路、網走、北見、札幌 と道東エリアを中心に回りながら、クイズの収録を行う予定。 事務局の方によると、上海は他の地域に比べて日本語を話せる人材が豊富で、明らかにレベルが高 く、優勝候補のひとつと予想されるとのこと。 北海道内を回るツアーの模様は、道内では来年 2 月後半から 3 月にかけて 4 回に分けて HTB(北海 道テレビ放送)で放映される予定。(番組名「LOVE HOKKAIDO」、毎週日曜 6 時〜6 時 25 分) また、同じ内容を、中国上海をはじめ、シンガポール、台湾、ベトナム、インドネシア、タイなど 世界 8 地域(予定)に向け放送する計画である。 ○ 番組の中では、北海道にまつわるクイズやゲームを通し、道内の各訪問エリアの自慢の観光コンテ ンツの魅力が発信される予定であり、このような取り組みを通じてより多くの外国人観光客の来道に つながることが期待される。 1 次審査(筆記試験)会場にて 2 次審査~北海道地図を描いて発表 会場のレストラン街では北海道 観光 PR 資料の配布も実施