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農産物加工品等調査結果

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農産物加工品等調査結果
農産物加工品等調査業務
結果報告書
平成 22 年 12 月
十和田市農林部農業政策課
十和田産品販売戦略室
【目 次】
Ⅰ
調査の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
Ⅱ
加工品製造に関するアンケート調査・・・・・・・・・・・・
2
Ⅲ
加工品販売に関するアンケート調査・・・・・・・・・・・・
9
Ⅳ
飲食店等における地元農産物等利用状況アンケート調査・・・16
Ⅴ
地元農産物などに関する消費者アンケート調査・・・・・・・25
Ⅰ
調査業務の概要
1 目的
十和田産品の利用拡大、新たな商品づくり及び販売戦略に関する施策を構築し、か
つ効果的に推進するために、市内農林水産物及び加工品等に関する現状を把握し、基
礎となる情報を得ることを目的とする。
2
調査内容
(1)加工品製造に関するアンケート調査
(2)加工品販売に関するアンケート調査
(3)飲食店等における地元農産物等利用状況アンケート調査
(4)地元農産物などに関する消費者アンケート調査
3
調査期間
平成 22 年 7 月から 11 月までの期間内
4 調査対象及び調査方法
各アンケート調査結果に記載
1
Ⅱ
1
加工品製造に関するアンケート調査結果
調査の概要
(1)調査の目的
十和田市内における農産物等の加工に関する現状を把握することにより、今後の
加工振興の方向性を検討するために行うものである。
(2)調査期間
平成 22 年 7 月 27 日~8 月 20 日
(3)調査対象
市内で農産物等の加工を行う企業、グループ及び個人 41 箇所
(4)調査方法
調査員が調査先を訪問し、アンケート用紙の配布及び回収を行った。
(5)調査内容
①加工品製造に関するアンケート調査
十和田市産原料の使用状況及び今後の意向についての調査。
②製造している主な加工品に関する調査 <資料編 資料1>
実際に製造している加工品の原材料や内容量、価格等についての調査。
(6)集計方法
回答者全体の回答割合及び属性ごとの回答割合を基本に集計を行った。
2
調査結果
【問1】業態についてお知らせください。
区分
回答数
構成比(%)
加工会社等
6
15
農産物等加工グループ
3
7
32
78
41
100
個人加工者
合
計
※「個人加工者」には、産直施設等で販売している個人のほか、個人で経営して
いる事業主等も含まれる。
2
【問2】原材料となる農産物等の主な調達先はどこですか。(複数回答可)
4%
17%
スーパー等の小売店
25%
産直施設
20%
自社(自家)で生産
他の生産者から直接仕入
その他
19%
無回答
15%
[その他の意見]
◇生産者との間に流通業者が入り仕入れ
◇卸業者、農協
◇青果店
◇山菜を採集
◇本社から届けられる
◇組合員である生産者から
◇他の会社から
◇材料屋さんからほとんど仕入れ
◇製粉メーカーから
◇問屋
≪参考≫業態ごとの集計
%
21
個人加工者
21
17
17
19
5
小売店
産直施設
33
加工グループ
33
自社生産
34
他の生産者から直接
12
加工会社
38
その他
50
回答なし
0%
50%
100%
全体では、仕入先は多岐にわたっており、特に偏った傾向は見られなかった。
業態ごとにみると、個人で加工を行っている事業主等は、多様な方面から加工原料を調達している。
加工グループは、グループ内の農家からの調達の割合が他に比べ大きい。加工会社は、材料の卸業
者やメーカーからの調達もあるが、他の生産者からの直接仕入れも 38%と比較的多く、今後、地元生
産者とのマッチングを進めるなど、さらなる利用拡大を図る取組みが求められる。
3
【問3】貴所では、地元十和田市産の農産物等を原材料として使用していますか。
34%
利用している
利用していない
66%
≪参考≫業態ごとの集計
59
個人加工者
41
利用している
100
加工グループ
利用していない
83
加工会社
0%
17
50%
100%
大部分が地元十和田市産の原料を利用している。個人加工者で利用していない割合が半数近くとな
ったが、これは、主に菓子店において地元の原料が取り入れられていないことが原因となっている。
【問4】十和田市産を利用する理由は何でしょうか。(複数回答可)
20%
20%
6%
顧客のニーズが高いから
商品のPR効果が高いから
企業(販売者)のイメージアップにつながるから
16%
収益の増加が見込めるから
38%
その他
4
[その他の意見]
◇加工施設に最も近く都合が良い
◇十和田市のみんなが少しでも生活が良くなればとの思い
◇新鮮だから
◇使用してほしいとの依頼があった
◇原材料の付加価値
◇地場農産物にこだわる加工専門農協であるため
◇手近にあったから
◇餅用の餅米は、米屋さんからで、ほとんど十和田産
「PR 効果が高い」との回答が最も多かった。「地元産」「十和田市産」の原料を使用することが、商品そ
のものの高付加価値化につながることが確認できた。今後は、実際に販売増、収益増につなげるための
取組みが求められる。
【問5】十和田市産を利用していない理由は何でしょうか。(複数回答可)
10%
価格が高いから
19%
安定的に入手できないから
28%
品質が良くない(一定しない)から
入手ルートが分からないから
23%
5%
顧客のニーズがないから
特に理由はない
10%
5%
その他
[その他の意見]
◇神奈川にある店の支店だから
◇職人が高齢なので頼まれたものしか作っていない。新しいものも作る予定がない。
「安定的に入手できない」と「入手ルートがわからない」との回答があわせて 33%となり、地元の原料
が地元の実需者に届きにくい実状もあることがわかった。今後は、生産者、流通業者、実需者それぞれ
を結び付け、安定的な原料調達の流れをつくりだすための取組みが求められる。あわせて、
利用しやすく、安定した価格形成の構築も必要である。
5
【問6】今後、十和田市産の原材料を利用したい(増やしたい)と思いますか。
24%
37%
積極的に利用したい(増やしたい)
条件が整えば利用したい(増やしたい)
利用するメリットはない
17%
わからない
15%
7%
無回答
[具体的な作物名]
10
ニンニク
黒ニンニク
長いも
ごぼう
その他野菜類
果実類
米粉
山菜類
その他の農産物等
8
6
4
2
0
回答数
◇野菜類
◇果実類
◇山菜類
◇その他
ニンニク、黒ニンニク、長いも、ごぼう、にんじん、だいこん、かぶ、
きゅうり、たまねぎ
ブルーベリー、りんご、木いちご、カシス
ふき、わらび、ぜんまい、なめこ
米粉、ニンンクなど農産物の粉、小麦粉、そば粉、米、もち米、鮭
≪参考≫業態ごとの集計
個人加工者
34
加工グルー
プ
33
13
9
19
25
積極的に利用したい
条件が整えば利用したい
67
利用するメリットがない
67
加工会社
わからない
33
回答なし
0%
50%
100%
6
≪参考≫【問3】とのクロス集計
積極的に利用したい
14
利用していない
14 7
36
29
条件が整えば利用したい
利用するメリットがない
48
利用している
16
7 7
22
わからない
回答なし
0%
50%
100%
「利用したい(増やしたい)」との回答が 52%となったが、反面、「メリットはない」「わからない」などとした消
極的な意見も半数近くであった。
業態別にみると、個人加工者については、「利用したい(増やしたい)」との回答が47%である一方、「利
用するメリットなし」との回答も9%あった。一方、加工会社は、すべてが利用したい(増やしたい)と回答して
おり、生産者や流通業者などの供給側とのマッチングに関する取組みが急務であると言える。
また、現在の利用状況との関係をみると、今後利用したい(増やしたい)と回答した割合は、現在利用して
いる層が64%で、現在利用していない層の28%を大きく上回った。地元産原料を既に利用している事業
者はそのメリットを実感していると推測できる。やはり、現在利用していない事業者に対し、地元産原料をど
のように提供していくかが、大きな課題となる。
7
【問7】自由意見
◇加工用として(原料を)格安で出してくれると助かる。
◇品質の良い産品(原料)を安定して供給してほしい。
◇地元産という名称が今やほぼ当たり前となっている中で、原料の品質向上が望まれて
いる。よく、テレビなどでこだわりのポイント(他の人と違うところ)は何ですか?
と聞かれている場面があるが、
(十和田市でも)水とか自然以外でもっとアピールで
きるものがあれば、加工品として使いやすいと思う。
◇果物など、使える物はどんどん使いたい。キズもの等でロスになりそうな物でも、つ
ぶしたり、煮たり、練りこんだりして色々加工して使いたい。
◇農産物の品質、数量とも安定していることを望む。
◇アンケートの結果や資料が出来たらどのように利用されるのか知りたいと思います。
◇青森県認証特別栽培農家のものを使用していきたいと思います。
◇農産物の品質が良いことが第一。農産物の品質向上のために、品質の認定のようなも
のがあって良いと思う。
◇小麦粉を1回 40kg 位使うが、1年間供給してくれるところを知らない。
◇(原料が)高くつく。安定した供給をしてほしい。
◇品質と量を安定的に供給できる体制づくりが必要と考える。
◇年齢的、体力的に作りたくてもたくさんの商品をつくれない。
◇もち米以外は材料屋さんから仕入れているが、その他の農産物を使うようなものは、
ほとんど作っていない。
◇十和田市産は高い。産直でも少し高い。もっと安価で。
条件が合えば、近くで手に入り、普段よく食べるような農産物を使いたい。
商品を買ってくれる人は、十和田産かどうかあまり気にしていない。それより、無添
加の物を望んでいる。
◇他の業者などとの交流の場を設けてほしい。例えば、缶詰を作るときなどどのような
業者が有るかなど、他の業者との橋渡しをしてほしい。
◇販売店、加工業者の取組みを広報等で PR してほしい。
8
Ⅲ
1
加工品販売に関するアンケート調査結果
調査の概要
(1)調査の目的
十和田市内における農産物等の加工に関する現状を把握することにより、今後の
加工振興の方向性を検討するために行うものである。
(2)調査期間
平成 22 年 7 月 27 日~8 月 20 日
(3)調査対象
市内の量販店、小売店、道の駅及び産直施設 17 箇所。
(4)調査方法
調査員が調査先を訪問し、アンケート用紙の配布及び回収を行った。
(5)調査内容
①加工品販売に関するアンケート調査
産直施設、土産店等で販売している加工品の状況及び今後の意向についての調査。
②販売している主な農産物加工商品に関する調査 <資料編 資料2>
実際に販売している加工品の原材料や内容量、価格等についての調査。
(6) 集計方法
回答者全体の回答割合及び属性ごとの回答割合を基本に集計を行った。
2
調査結果
【問1】業態についてお知らせください。
区分
回答数
構成比(%)
食料品等小売業
5
29
産直施設
4
24
観光土産店
6
35
その他
2
12
17
100
合
計
9
【問2】貴所では、十和田市産の農産物等を原材料とした加工品を販売していますか。
12%
6%
販売している
販売していない
十和田産かわからない
82%
≪参考≫ 属性とのクロス集計
83
小売業
17
販売している
100
産直施設
86
観光土産店
14
50
その他
0%
わからない
50
50%
販売していない
100%
どの業態でも、ほとんどが地元十和田市産原料の商品を取り扱っている。「販売していない」と回
答したのは、青果物が中心で加工品そのものの取り扱いがほとんどない販売店であった。
【問3】貴所で販売している商品アイテム数はどのくらいですか。
<商品アイテム数>
◇取り扱い全商品数
1,585 アイテム
◇うち十和田市産を原料とする商品数
98 アイテム
※割合
6.2%
<店舗ごとの十和田市産を原料とする商品割合の平均>
◇33.6%
数アイテムの取り扱いから千数百アイテムの大規模店まで規模が多様であるが、取り扱い商品
に占める十和田市産のアイテム数は1割に満たない結果であった。店舗ごとの取り扱い割合の平
均は約33%であった。全体として、地元産を原料とする商品の取り扱いは少なく、今後、さらなる
商品アイテムの充実が望まれる。
10
【問4】貴所で販売している十和田市産農産物等を原材料とした商品の評判は、他の商品
と比べどうですか。
7%
7%
14%
大変よく売れている
比較的売れている
あまり変わらない
わからない
72%
「大変よく売れている」と「比較的売れている」をあわせて86%となった。今後、さらに地元産の魅
力的な商品の充実が望まれる。
【問5】十和田市産農産物等を原材料とした商品に対し、全般的にどのような印象をお持
ちですか。(複数回答可)
19%
消費者のニーズ、関心が高い
5%
消費者の関心は低い
価格が高い
57%
14%
価格が安い
イメージが良く、PRしやすい
5%
その他
「消費者のニーズ、関心が高い」との回答が最も多く、「イメージが良く PR しやすい」とあわせて、
76%がプラス効果の印象を持っている。地元産原料の利用拡大、商品開発に対する取組みの
重要性が確認できた。一方で、「価格が高い」との回答も14%あり今後の課題となる。
11
【問6】今後、十和田市産農産物等を原材料とした商品の取り扱いについてご意向を教え
てください。
6%
18%
取り扱いたい
取り扱う予定はない
わからない
76%
≪参考≫業態ごとの集計
50
小売業
33
産直施設
100
観光土産店
100
17
取り扱いたい
取り扱う予定ない
わからない
67
その他
0%
33
50%
100%
≪参考≫問5と問6のクロス集計
5
55
取り扱いたい
取り扱う予定は
ない
5 10 5
33
20
消費者の関心は低い
価格が高い
67
価格が安い
イメージが良くPRしやすい
100
わからない
消費者ニーズ関心が高い
その他
0%
50%
100%
無回答
76%の事業者が「取り扱いたい」との意向を持っている。「取り扱う予定はない」と回答したのは、小
売業のみであった。問5との関係をみると、地元産商品に対するイメージと取り扱いに対する意向の間
には深い相関があることが確認できた。今後は、地元産原料を活用し、ニーズにあった新しい商品開
発を進めるほか、情報発信などマーケティングに関する支援なども必要と考えられる。
12
【問7】地元十和田市産を原材料とする商品を取り扱うとした場合、求めるものはなんで
すか。最もあてはまるもの1つをお答えください。
価格
7%
13%
原材料の安全性
33%
20%
取り扱いやすさ(保存性等)
十和田らしさ
(ネーミング、パッケージ等)
その他
7%
20%
回答なし
【その他の意見】
◇原料の安定供給
◇お客さまにとって魅力ある興味をそそる商品
≪参考≫業態ごとの集計
価格
33
67
小売業
原材料の安全性
40
産直施設
10
観光土産店
20
34
20
23
20
23
10
取り扱いやすさ
十和田らしさ
その他
34
その他
0%
33
33
50%
回答なし
100%
【問6】で「取り扱いたい」と回答した方を対象とした設問である。多い回答は、「原材料の安全性」
が 33%、「十和田らしさ」が 20%であった。地元産の商品が消費者にアピールできる点は、『価格』
よりも『安全安心』がキーワードであり、今後の商品開発、販売戦略の参考となる。
業態別にみると、地域住民が日常利用する食品小売業が「価格」よりも「十和田らしさ」を求め、
産直施設は「安全性」を重視するなどの違いがみられた。顧客ターゲットを明確にしてニーズを把握
し、業態にあった商品アイテムの充実を図ることが必要である。
13
【問8】加工品の原材料となる農産物等で、取り扱ってみたい(商品化してもらいたい)
素材、消費者ニーズの高い素材があればぜひお教えください。
23%
ある
39%
特にない
わからない
15%
回答なし
23%
【回答のあった具体的な素材】
◇ニンニク
◇ブルーベリー
◇牛肉、鶏肉(ダチョウ含む)等の畜産物
◇長芋
◇しいたけ
◇長芋を使ったお菓子、漬物
◇ニンニクを使ったラー油、漬物、にんにくみそ、ワイン、焼酎
【問6】で「取り扱いたい」と回答した方を対象とした設問であったが、具体的な素材を挙げたのは
39%にとどまり、地元産へのニーズはあるものの、具体的な商品イメージを持っていない層も多いこと
がわかった。今後は、マーケティングによる消費者ニーズの把握をもとに、製造業者と販売業者のマッ
チングによる商品開発など業者間の連携を深める取組みが求められる。
【問9】地元十和田市産農産物等を原材料とする商品を取り扱う予定がない理由はなんで
すか。
25%
魅力的な商品がないから
25%
他の商品との違いがないから
価格が高いから
顧客のニーズがないから
その他
25%
25%
回答なし
【問6】で「取り扱う予定はない」と回答した方を対象とした設問である。「価格が高い」「他の商品
との違いがない」「顧客のニーズがない」との回答がそれぞれ 25%であった。
14
【問10】自由意見
◇広報などで直売所の情報を広めてほしい。
◇有機農産物のみを扱うようにすべきです。
◇青果よりもJAの米、野菜の価格が高い。
◇湖畔地区への輸送、流通の確保してほしい。週○回など定期的な配送があればよい。
◇観光との連携が必要ではないか。漁業体験など。
◇市販の加工品は添加物が多い。自分で加工できれば添加物を使わなくて済む。
◇直売施設(道の駅など)の小売価格が高くなっている。スーパーの方が安い。
◇どこにいけば地元のものを買えるのかわからない(大量に使うため)。
◇自分の店で売ってみたい商品もあるが、買い取りでは対応できない。
◇スタミナ源たれが売れている。黒ニンニク、ジャムなどの開発。
◇特に、お菓子で核となる中心商品を選定し、全国に売り出してもらいたい。
◇加工の勉強会をしてほしい。11 月過ぎから1月までが都合が良い。日中は店をやって
いるので、夜が良い。
◇以前は、良い商品はだまっていても売れましたが、近年はだまっていては売れない。
売れにくい時代になりました。だからこそ、
「売る」ことにもっとこだわりたい。
趣味や嗜好、家族構成が多様化した今、もっと情報や説明、提案にこだわった意思を
持って作る、売ることが肝要と考えます。そのために、もっと情報のアンテナを張り
めぐらし、仮説と検証の中から消費者ニーズ、ウォンツを探し出すことが重要と考え
ます。
15
Ⅳ 飲食店等における地元農産物等利用状況アンケート調査結果
1 調査の概要
(1)調査の目的
十和田市内の飲食店等における地元農産物の利用状況に関する現状を把握する
ことにより、今後の販売戦略の方向性を検討するために行うものである。
(2)調査期間
平成 22 年 7 月 27 日~8 月 20 日
(3)調査対象
市内の食堂、レストラン、学校、幼稚園、保育園、福祉施設、病院、仕出し店、
旅館及びホテル 84 箇所。
(4)調査方法
調査員が調査先を訪問し、アンケート用紙の配布及び回収を行った。
(5)調査内容
①地元農産物利用状況アンケート調査
地元農産物の食材としての利用状況及び今後の意向についての調査。
②主な提供商品、メニューに関する調査 <別紙 資料編に掲載>
地元食材の具体的利用事例の調査。
(6) 集計方法
回答者全体の回答割合及び属性ごとの回答割合を基本に集計を行った。
2 調査結果
【問1】業態についてお知らせください。
区分
回答数
構成比(%)
飲食業
30
36
教育・保育施設
12
14
医療・福祉施設
20
24
5
6
17
20
84
100
仕出し業
宿泊業
合
計
16
【問2】材料となる生鮮野菜の仕入れ先はどこですか。
25%
スーパー等の小売店
43%
産直施設
自社(自家)で生産
11%
他の生産者から直接仕入
4%
その他
17%
【その他の意見】
◇会社が指定する納入業者、契約業者
◇問屋
◇自社の配送センター
など
≪参考≫ 業態とのクロス集計
スーパー等の小売店
23
8 8
61
教育・保育施設
19
15
4
27
35
飲食業
産直施設
医療・福祉施設
40
8 4 8
仕出し業
40
20
50
宿泊業
0%
40
20
13 4 8
50%
自社(自家)で生産
20
生産者から直接仕入
その他
25
100%
全体では、スーパーマーケットなどの小売店が43%、次いで産直施設が17%となった。
業態別にみると、飲食業と仕出し業では、「産直施設」と「生産者からの直接仕入」をあわせて4割
近くとなっており、他に比べ比較的地元産の材料が使用されていることが推測される。一方、教育・
保育施設は「スーパー等の小売店」、医療・福祉施設では「その他(専門の食材供給業者)」の比率
が高く、比較的地元産利用が少ないことがわかった。
17
【問3】貴所では、十和田市産農産物等を利用した商品、メニューを提供していますか。
2%
28%
39%
通年で提供している
時期によって提供している
提供していない
8%
十和田市産かわからない
回答なし
23%
≪参考≫業態ごとの集計
59
飲食業
19
3
19
通年提供している
教育・保育施設
23
医療・福祉施設
24
31
10
46
14
20
仕出し業
0%
47
5
80
34
宿泊業
時期に提供している
24
わからない
18
50%
提供していない
18
6
回答なし
100%
「通年提供」と「時期により提供」をあわせた比率が、飲食業で78%、仕出し業で 100%と高く、逆に
教育・保育施設、医療・福祉施設では比較的低い結果となった。また、「提供していない」との回答
も、医療・福祉施設で14%、宿泊業で18%あった。
18
【問4】十和田市産を利用した商品やメニューの売れ行き、評判はいかがですか。
2%
9% 2%
とても良い
他の商品、メニューとあまり変わりない
26%
あまりよくない
61%
わからない
回答なし
「とてもよい」との回答が6割であったが、その一方で「あまり変わらない」「あまりよくない」との回答
も3割近くにのぼっている。
【問5】貴所の年間の農産物材料仕入額は概算でどのくらいですか。
9%
2%
6% 6%
39%
100万円以下
100万円以上~300万円未満
300万円以上~500万円未満
500万円以上~1000万円未満
1000万円以上
38%
回答なし
【問6】問5のうち、地元十和田市産の占める割合はどのくらいですか。
14%
25%
20%
2割未満
2割以上~5割未満
5割以上8割未満
8割以上
41%
【問5】と【問6】は、農産物等の取扱高についての設問であった。調査先の事業規模は様々である
が、今回の調査で回答のあった事業所は、年間 300 万円未満が約8割であった。十和田市産の占
める割合は、66%が5割未満であった一方、8割以上の事業所も14%あることがわかった。
19
【問8】今後、十和田市産を利用した商品、メニューを拡充する予定はありますか。
2% 8%
5%
できれば拡充したい
40%
現状のままでよい
減らしたい
わからない
回答なし
45%
≪参考≫業態ごとの集計
39
48
飲食業
9 4
33
67
教育・保育施設
14
58
14
医療・福祉施設
0%
【利用したい具体的作物】
◇果物類
◇ながいも
◇ニンニク
◇牛肉、豚肉、馬肉
8
58
17
宿泊業
現状のままでよい
14
50%
◇キャベツ
◇白菜
◇長ネギ
◇人参
減らしたい
わからない
40
60
仕出し業
できれば拡充したい
17
回答なし
100%
◇だいこん
◇ブロッコリー
◇ハーブ
◇ごぼう
◇洋野菜
◇ズッキーニ
◇豆乳、豆腐
◇ひめます
【拡充したい理由】
◇地産地消は青森県産と考えていたが、市で販売強化してもらえれば購入やすくなる
【現状維持、減らしたい、わからない理由】
◇仕入れに不便である
◇商品が続くか不安である
◇業者との相談が必要
◇価格が高い
【問8】は、【問3】で「提供している」と回答した方への設問である。全体では、「現状のままでよい」
が45%と最も多く、次いで「拡充したい」が40%であった。業態ごとには、教育・保育施設と仕出し
業で拡大の意向が高く、逆に医療・福祉施設と宿泊業で低いことが分かった。今後、地元農産物の
利用拡大を図るためには、地産地消や食育、また観光との連携など、目的を明確にした上での取
組みが求められる。
20
【問9】十和田市産を利用していない理由は何ですか。
価格が高いから
25%
38%
安定的に入手できないから
品質が良くない(一定しない)から
入手ルートが分からない
顧客のニーズがないから
12%
25%
利用方法(レシピ等)の情報がないから
特に理由はない
【問3】で「提供していない」と回答した方への設問であるが、「価格が高い」という理由の他に、「安定
的に入手できない」「入手ルートが分からない」といった、そもそも手に入りにくいという現状があることが
わかった。今後の取組みとして、生産者サイドとのマッチング機会の創出や情報提供が必要と考えられ
る。
【問10】今後、十和田市産農産物等を利用する予定はありますか。
17%
40%
できれば利用したい
利用の予定はない
わからない
回答なし
40%
【利用したい具体的作物】
◇野菜類、穀類全般
◇ながいも
3%
◇ごぼう
◇ニンニク
【利用するための条件】
◇献立作成時点(1か月前)で納品、価格が確定すること
◇業者の腸内細菌検査及び食品の微生物検査報告書を定期的に提出していただくこと
◇県外、市外の物より安価であること
◇毎日運搬してくれること
◇十和田産を扱っている業者の情報提供
◇無農薬、低農薬であること
◇鮮度、品質、価格が条件を満たすこと
◇加工(調理)しやすい状態であること
【問3】で「提供していない」と回答した方への設問である。4割が「できれば利用したい」と回答して
おり、条件として挙げられた課題への対応が必要である。また、半数以上が明確な意向を持っていな
いこともわかった。
21
【問11】自由意見
◇安価で、安定供給、品質、規格、納入時間、追加時の対応などがあえば可能と思われる。
◇色、形は不定でかまわないので、安全と安定供給が確実であれば良い。又、配達してくれる
ことが、条件です。たとえば、道の駅の直売所が配達してくれるようになると最高です。
◇3~4年前まで農業を営んでいましたが、公共の所にお願いすると、当番や利用料等の早急
にいかない所があり生産者として、利用しにくい所があり市場に出しました。
◇にんにくを利用してみたい。皮をむいた状態がベスト。
◇価格が高い。入手ルートが分からない。
◇地元材料を積極的に取り入れて行きたいと思っています。手ごろな価格になってくれたら、
どんどん使えると思います。少し高い印象を受けます。
◇じゃがいも、人参、玉ねぎなど市外産と同様の価格なら利用したい。
◇米、野菜等、地元産を使いたいが高い。安くなければいけない。農家直接であれば、JA等
より安くして欲しい。産直も高い。スソ物でも良い。スーパーは品質が良いと感じる。
◇農薬を使わずに栽培して欲しい。又わかり易いようPOPをそえて。
◇くず野菜が欲しい。
◇玉ねぎを利用したいが、十和田市内で生産されていない。
◇安全、安価、美味、安定供給。
◇生産者直接または、店舗の方でも小売出来ないもの(大きさ、形、キズ)等の野菜があった
時、安く分けて欲しい。
◇安定的に入手できない。
◇安全な物を作っていただきたい。農薬使用の減少。
◇十和田市は物価が高いというイメージがあり、津軽に比べ、販売業者も価格から割引かない
所が多く、望んでも応じられてこないケースがほとんどでしたので価格には柔軟になっても
らいたい。
◇長芋以前は十和田から買っていた。1シーズン分トラックで。(とろろそば)
価格が安定していない。スソ物でも高い。現在は上北の農協からで、十和田ではない。
◇十和田湖和牛の仕入れ価格を安くして欲しい。
22
◇各スーパーでも地元産品コーナーを設け生産者名もわかるようになっているのが、
うれしい。
更なる拡大を要望します。
◇産直施設に行っても、価格がスーパーと同じ。
◇私どもは、小さな施設でほとんど1人で運営しております。ですから、仕入の為に市外へ買
い物に出かけることは、家を留守にすることになりますので、なかなか困難な状態です。
現在は、定期的に注文と配達をしてくれる業者から購入しています。希望を申し上げれば当
地のオンシーズン(4~11月迄位)は農産物も豊富な時期だと思いますので、定期的に直
売所を設けるとか販売に来て下さるとかになれば、私どもも助かります。今は、十和田市産
というより青森県産をなるべく使おうと努力しているというのが現実です。
◇規格外で新鮮で安値であれば良い。
(長いも、りんご、他農産物)
◇もっとPRして欲しい。
◇年間価格安定。
◇品数が少ない。
◇広く県内の食材を利用したいと思うので、十和田市産でなければいけないと思った事はあり
ません。お客様が喜んでくれる県産品を使うつもりです。
◇どこかが、窓口になってくださって取りまとめて注文を引き受けて下さるとかだと、こちら
側はやりやすい。流通のルートをしっかりしたものにして下さると、利用も増えるのではな
いでしょうか。
◇輸送手段の都合により、簡単には入れない地域への対応がしっかりすれば、より多くの利用
が可能だと考える。
◇時々、買って見てひどい商品にぶつかる時もある。仕入れ先(スーパー等)もう少し品物を
チェックして、ただ安いというだけでなく、品物が悪ければ段々客は手を出さないと思う。
◇直接(農家)仕入したいのだが方法がわからない。どこの農家の方が、直接取引をしている
農家かわからない。
◇調理に使用しているので、形より味と安全を重視した農産物を希望します。
◇発注した八百屋さんが、十和田産を持ってくれば使うし、あえてこだわらない。
◇時期の作物が何か、価格の変動など情報が少ない。
◇スーパーに並んでいてもどこの物か分からない物が多い。
(スーパーによっては、地場産品
コーナーを設けている所もあるが)商品としては出せない規格外の物を使用できれば利用者
様の食事をもう少し有効な物にできると考える。
23
◇安心できる販売ルートで低価格であること。
◇地元で採れた野菜はスーパーで買うより、いくらか割安であるが、旬でたくさん採れている
わりに高いなと感じられる時があります。値段をいくらかでも下げて、お買得感を出した方
がもっと良いのでは。又、地元の物を買った人に得権を与える等してもらえるとうれしいで
すね。
◇5月頃に人参の品質が劣化する時期があるので何とかして欲しい。
◇業者を通して納入になるので規格通りで、コストが高くなると思う。地産地消なので自然の
物を納入出来たらよいと思います。
◇大量に使用するため、価格が安く、さらに数が多くあること。大手業者で店頭販売時、十和
田市産全ての商品に明示すると業者に依頼可能になると思われる。
◇1年を通し、又普段でも量を確保する事が出来ない。価格が高い。
◇新しい野菜を取り入れるのは良いと思うが、2~3年は続けて欲しい。たまたまかもしれな
いが良いと思った野菜が次のシーズンには出ていなかった事がある。
(一消費者として)
◇地元でもコンスタントに購入できるようにして欲しい。
24
Ⅴ 地元農産物などに関する消費者アンケート調査結果
1 調査の概要
(1)調査の目的
一般消費者における、地元農産物や米粉などの認知度や購買行動などを把握し、
買ってもらえる商品づくりや販売形態などの検討に活用する。
(2)調査期間
平成 22 年 10 月 25 日(月)~11 月 12 日(金)
(3)調査対象
一般消費者
(4)調査方法
市内スーパーマーケットの店頭などにおいて、その場で調査票記入する「個別調査
法」によって行った。
(5)調査内容
(1)回答者の属性
(2)食材利用に関する基本的事項
(3)野菜の購買や利用に関する事項
(4)米粉に関する事項
(5)農業に関する事項
(6)土産品、加工品に関する事項
(6)集計方法
各設問とも、全体集計と年代別集計を行った。
また、10代はサンプル数が少ないため、20代とあわせて「20代以下」として
集計した。
25
2 調査結果
【問1】性別をお答えください。
区分
回答数
構成比(%)
男
76
31
女
172
69
合 計
248
100
【問2】年代をお答えください。
区分
回答数
構成比(%)
10代
2
1
20代
19
8
30代
54
22
40代
45
18
50代
62
25
60代以上
66
26
合 計
248
100
【問3】お住まいの地域はどちらですか。
区分
回答数
十和田市内
青森県内(十和田市外)
青森県外
合計
26
構成比(%)
210
85
34
13
4
2
248
100
【問4】あなたの世帯で夕食を調理して食べるのは、平均して週にどのくらいですか。
≪全体≫
2% 2%
6%
全体では、90%が「ほぼ毎日」家庭で夕食を調理
ほぼ毎日
している。
年代別でも、20代以下以外の層で、9割以上が
週3日以上
「ほぼ毎日」と回答した。20代以下でも、「週3回以
週1~2日
90%
上」をあわせると90%となり、家庭で夕食を調理して
ほとんど調理し
ない
いる割合は非常に高い。
≪年代別≫
66
20代以下
27
5 5
89
30代
ほぼ毎日
7 22
週3回以上
98
40代
2
50代
92
53
60代以上
90
10
0%
20%
40%
60%
80%
週1~2回
ほとんど調理しない
100%
【問5】惣菜などの調理済の食材をどのくらい利用しますか。
≪全体≫
全体では、「良く利用する」が13%、「時々
13%
35%
利用する」とあわせると65%であった。
良く利用する
時々利用する
年代別では、20代以下と60代以上で「良く
利用する」との回答が比較的多かった。
あまり利用しない
52%
≪年代別≫
19
20代以下
52
29
30代
7
40代
9
51
40
50代
8
52
40
61
24
60代以上
0%
32
44
20%
40%
よく利用する
ときどき利用する
あまり利用しない
32
60%
27
80%
100%
【問6】野菜や食肉などの食材の情報(産地、旬、栄養、調理法など)について、
関心がありますか。
≪全体≫
全体では、「とても関心がある」と「あ
1%
7%
とても関心がある
40%
る程度関心がある」をあわせて92%と
ある程度関心がある
なり、食に関する関心は非常に高い。
年代別にみると、「とても関心がある」と
の回答が、年代が上がるにつれて増加
あまり関心がない
する傾向が見られた。
52%
わからない
≪年代別≫
14
20代以下
81
26
30代
5
61
11 2
40代
44
49
7
50代
45
47
8
57
60代以上
0%
40
20%
40%
60%
80%
とても関心がある
ある程度関心がある
あまり関心がない
3
わからない
100%
【問7】前問で、1又は2の「関心がある」とお答えの方にお聞きします。
それらに関する情報は、どのように入手していますか。
(複数回答可)
全体では、「店頭での表示・広
≪全体≫
4%
2%
店頭での表示・広告
42%
26%
の他の媒体も比較的まんべんなく
本や雑誌
利用されている。
インターネット
年代別では、若い世代で「インタ
新聞やテレビ
ーネット」、50代以上は「新聞やテ
レビ」が比較的多い傾向が見られ
イベント
10%
告」が42%と最も多かったが、そ
た。
16%
その他
≪年代別≫
48
20代以下
10
37
30代
40代
45
50代
42
60代以上
45
0%
20%
20
17
24
19
21
19
15
6
8
12 3
40%
25
60%
30
店頭での表示や広告
12
本や雑誌
5
インターネット
41
32
53
80%
100%
28
新聞やテレビ
交流会、料理教室などのイベント
その他
【問8】普段、主にどこで野菜を購入(入手)していますか。
全体として54%が「スーパーマー
ケット」と回答し、次いで25%が「農
産物直売所」との回答であった。
年代別では、各年代とも同じよう
な傾向となった。なお、その他の回
答は、ほとんどが「自家栽培」や「家
庭菜園」であった。
≪全体≫
4%
14%
スーパーマーケット
54%
3%
農産物直売所
青果店
親類等の農家から
25%
その他
≪年代別≫
18
3
3
17
3
25
2
17
3
26
4
12
20代以下
53
21
30代
52
25
40代
53
50代
52
0%
20%
40%
60%
スーパーマーケット
農産物直売所
青果店
6
親類などの農家から
2 7 4
27
60
60代以上
5
80%
その他
100%
【問9】普段、野菜などの農産物を購入するときに地元産(十和田市産または青森県産)
であることを意識していますか。
≪全体≫
全体では、「意識して積極的に購入」との
回答が49%、「少し意識」とあわせて実に
83%が地元産を意識して購入していること
がわかった。地元の農産物が地元の消費
者に届く仕組みづくりが重要な課題の一つ
となる。
また、年代別にみると、「意識して積極的
に購入する」との回答が、年代が上がるに
つれ多くなっている。
意識する
17%
少し意識する
あまり意識ない
49%
34%
≪年代別≫
24
20代以下
48
31
30代
28
52
40代
51
50代
52
31
33
69
60代以上
0%
20%
40%
29
意識して積極的に購入
18
少し意識している
15
16
60%
17
80%
15
100%
あまり意識していない
【問10】普段、野菜を購入するときにどのようなことを望みますか。
(複数回答可)
1.地元産のコーナーを充実させてほしい
2.形が揃っていて、きれいにパッケージされている方が良い
3.形やサイズにはこだわらないので価格が安ければよい
4.まとめ買いできればよい
5.少量ずつにパックされているものがほしい
6.特になし
7.その他
≪全体≫
2%
1%
地元産の充実
33%
18%
形が揃っている
3%
価格が安い
まとめ買い
少量パック
特になし
2%
その他
41%
≪年代別≫
23
20代以下
15
50
9
3
地元産の充実
形が揃っている
40代
33
41
50代
32
43
60代以上
0%
3 12 1 6
41
37
30代
4
37
4
34
5
20%
40%
60%
80%
25
1
18
13
19
1
価格が安い
まとめ買い
少量パック
特になし
その他
100%
≪その他の意見≫
◇豊富な品揃えにしてほしい
◇簡単でちょっと変わったレシピを紹介してほしい
◇無農薬野菜のコーナーをつくって欲しい
◇新鮮さ、おいしさを求める
◇収穫日時を明記してほしい
年代別にみても回答割合に大きな違いは見られなかった。全体では、「価格が安いこと」が41%と最
も多く、次いで「地元産の充実」が33%となった。「少量パックがほしい」との回答も18%あり、各年代と
も2割程度の要望があることがわかった。
30
【問11】ニンニクについてお聞きします。
どのようになれば、普段もっと使いやすくなると思いますか。
1.調理方法(レシピ)の情報を提供する
2.皮むきやカット済の半調理品を増やす
3.加工品(漬物など)の商品を増やす
4.栄養価などの詳しい情報を提供する
5.わからない
6.その他
≪全体≫
7%
6%
調理方法
40%
皮むき・カット
20%
加工品の充実
栄養価
わからない
13%
12%
その他
≪年代別≫
40
20代以下
35
30代
21
16
41
40代
12
21
47
50代
10
17
18
12
6
10 2
6
17
17
22
調理方法
13
皮むき・カット
3 6
加工品の充実
44
栄養価
わからない
40
60代以上
0%
20%
8
40%
13
60%
23
80%
10 6
その他
100%
≪その他の意見≫
◇価格が安く、においが抑えられれば使いやすい。
◇栄養価のほか、抗菌作用などの長所をPRしてはどうか。
◇手軽に食卓にのる温かい惣菜があれば助かる。
◇臭いを少なくした、おろしや煮物、揚げ物などの半加工品があればよい。
◇臭いを抑える調理法の紹介、子供も一緒に食べることができるようなもの。
◇胃腸が弱い人にもよい、マイルドな商品、調理法。
◇保存方法の紹介。
◇見た目は悪くても中身が上等なものを売って欲しい。
全体では、「調理方法(レシピ)の情報提供」が40%と最も多く、次いで「栄養価などの情報提供」が
20%となった。
年代別では、「皮むき、カット済の半調理品を増やす」との回答が、若い世代で比較的多かった。
その他の意見では、「価格」に関することと「臭い」に関することが多く寄せられた。
31
【問12】ナガイモについてお聞きします。
どのようになれば、普段もっと使いやすくなると思いますか。
1.調理方法(レシピ)の情報を提供する
2.皮むきやカット済の半調理品を増やす
3.加工品(漬物など)の商品を増やす
4.栄養価などの詳しい情報を提供する
5.わからない
6.その他
4%
4%
≪全体≫
調理方法
18%
44%
皮むき・カット
加工品の充実
栄養価
わからない
16%
その他
12%
≪年代別≫
52
20代以下
15
43
30代
15
40
40代
11
16
19
11
20
11
調理方法
33
皮むき・カット
19
14
加工品の充実
15
35
17
栄養価
50代
47
60代以上
47
0%
20%
6
24
12
40%
11
60%
22
80%
44
わからない
その他
100%
≪その他の意見≫
◇価格が安ものを提供してほしい。
◇生食できる利点を生かし、すりおろしのパック商品はどうか。
◇粉ものやフリーズドライ等お湯でもどる商品。
◇地元産なのに値段が高くて回数購入できない。
◇レシピの紹介とともにその試食があればよい。
◇調理中に発生する手のかゆみを抑える調理方法を知りたい。
◇ジャガイモの代わりの食材として使えることをアピールしてはどうか。
◇保存に場所をとるのでカット品を増やしてほしい。
全体の回答では、「調理方法(レシピ)の情報提供」が44%と最も多く、次いで「栄養価などの情報
提供」であった。また、「加工品の商品を増やす」との回答比率が、他の品目よりも比較的高い傾向
であった。
32
【問13】ゴボウについてお聞きします。
どのようになれば、普段もっと使いやすくなると思いますか。
1.調理方法(レシピ)の情報を提供する
2.皮むきやカット済の半調理品を増やす
3.加工品(漬物など)の商品を増やす
4.栄養価などの詳しい情報を提供する
5.わからない
6.その他
≪全体≫
4%
3%
17%
調理方法
39%
皮むき・カット
加工品の充実
栄養価
15%
わからない
20%
その他
≪年代別≫
20代以下
38
35
30代
40
23
40代
38
26
11
8
8
調理方法
50代
44
60代以上
43
0%
20%
11
18
15
13
40%
20
18
15
60%
33
14 13
17
20
42
5 4
80%
皮むき・カット
加工品の充実
栄養価
わからない
その他
100%
≪その他の意見≫
◇価格が安ものを提供してほしい。
◇1/2 カットの長さだと買いやすい。
◇年中売っているので、使いやすい野菜だと思う。一般家庭用以外に、加工などの
工業分野で利用できないものだろうか。
◇安くなればいい。
◇長持ちする保存方法。
◇レシピの情報とその試食があればよい。
◇長くても30㎝以内で、土を落として販売されればよい。
全体では、やはり「調理方法(レシピ)の情報提供」が最も多くなったが、ゴボウでは、他の品目と比べ
「皮むきやカット済の半調理品を増やす」の回答比率が高かった。年代別にみても、20代以
下の35%を筆頭に若い世代でこの傾向が強く表れている。
その他の意見では、扱いやすい長さで販売してほしいとの声が寄せられた。
33
【問14】長ネギについてお聞きします。
どのようになれば、普段もっと使いやすくなると思いますか。
1.調理方法(レシピ)の情報を提供する
2.皮むきやカット済の半調理品を増やす
3.加工品(漬物など)の商品を増やす
4.栄養価などの詳しい情報を提供する
5.わからない
6.その他
≪全体≫
6%
6%
調理方法
17%
皮むき・カット
47%
加工品の充実
栄養価
わからない
11%
その他
10%
≪年代別≫
57
20代以下
13
30代
49
12
40代
48
12
50代
50
5
13
12
11
9 4
8
19
17
17
調理方法
4 8
皮むき・カット
17
6
7
10
加工品の充実
栄養価
45
60代以上
0%
20%
40%
60%
15
23
80%
8 1
わからない
その他
100%
≪その他の意見≫
◇価格が安ものを提供してほしい。
◇長ネギはよく使う。保管場所に困るので少量ずつ売っていれば買いやすい。
◇家庭での長期保存の方法。
◇白い部分だけの商品はどうか。
◇緑の部分の農薬が気になる。
◇ネギはよく使う野菜なので、他との違いをPRし、地元では安くしてほしい。
◇少量販売(本数を少なく)
。
◇レシピの情報とその試食があればよい。
全体的に「調理方法(レシピ)の情報提供」に対する要望が他の品目と比べ多い傾向となった。
長ネギは、他の野菜と比べても年間を通じて日常からよく利用されているということもあり、消費拡大の
ためには、新しい利用方法(レシピ)の情報もあわせて提供していく必要があると考えられる。
34
【問15】米粉についてお聞きします。
十和田市内で米粉が作られていることをご存知ですか。
全体では68%の方が「知っている」と
≪全体≫
の回答であった。産直施設やスーパーマ
32%
知っている
知らない
68%
ーケットのインショップ等で販売されてい
ることから一定の認知度があることがわ
かった。年代別では、50代が77%と最
も高かった。
≪年代別≫
50
20代以下
50
64
30代
69
40代
31
77
50代
0%
20%
40%
知らない
23
67
60代以上
知っている
36
33
60%
80%
100%
【問16】近年、パン・麺など米粉の新しい用途が広がっていますが、米粉を使ったパン
又は麺を食べたことがありますか。
アンケートの結果から、全体の74%
≪全体≫
4%
と、比較的多くの方が米粉のパン又は
22%
麺を食べたことがあることが分かった。
食べたことがある
年代別でも、同じような傾向で、7割
聞いたことはある
前後が「食べたことがある」との回答で
あった。
食べたことがない
74%
≪年代別≫
65
20代以下
30
5
30代
75
40代
76
22
50代
74
26
60代以上
75
0%
20%
40%
21
17
60%
35
80%
4
2
食べたことがある
聞いたことはある
食べたことがない
8
100%
【問17】今後、米粉パン・麺などを食べてみたいと思いますか。
≪全体≫
3%
37%
ぜひ食べてみたい
機会あれば食べてみたい
60%
あまり食べたいと思わない
≪年代別≫
50
20代以下
45
64
30代
34
69
40代
29
50
50代
47
63
60代以上
0%
20%
5
40%
60%
2
ぜひ食べてみたい
2
機会があれば食べてみたい
3
34
3
80%
100%
あまり食べたいと思わない
全体では、「ぜひ食べてみたい」又は「機会があれば食べてみたい」との回答が実に97%となっ
た。年代別でもすべての層で9割以上が「食べてみたい」と回答しており、米粉の商品に対する関心
度が高いことがわかった。
36
【問18】十和田市の農畜産業について、ご存知の事柄はどれですか。
1.十和田市はニンニクの生産量が日本一である
2.十和田市はその他に、ナガイモやネギ、ゴボウの生産が多い
3.地元の十和田おいらせ農協が「ミネラル野菜」の生産に取り組んである
4.十和田市で主に作付されている米の品種は「まっしぐら」である
5.畜産が盛んで肉用牛、豚の飼育頭数が県内一である
6.あまり興味がない、わからない
≪全体の認知度≫
(%)
100
50
80%
65%
38%
42%
21%
7%
0
≪年代別の認知度≫
(%)
100
80
60代以上
50代
60
40代
30代
40
20代以下
20
0
回答者全体では、ニンニク、ナガイモなどの野菜の生産量が多いことは良く知られているものの、地
元のブランドである「ミネラル野菜」の認知度は38%と低く、地元消費者へのPRや販路拡大が課題と
なる。また、「米品種まっしぐら」や「畜産」に関する認知度も比較的低いことがわかった。
37
【問19】消費者の方と農業との結び付きについて、どのようなことを望みますか。
(複数回答可)
1.栽培方法や農薬の使用などの情報がほしい
2.生産者(農家)との交流の場がほしい
3.生産している畑や作業場などの現場が見たい
4.野菜の栄養価や機能性などの情報がほしい
5.わからない
6.その他
≪全体の選択率≫
(%)
60
全体に、栽培方法や農薬、栄養価
47%
40
など農産物そのものに関する情報を望
42%
む声が多かった。
27%
14%
20
8%
年代別でもほぼ同じ傾向となった
3%
0
が、「生産現場を見たい」の選択肢に
ついて、30代以下の若い層が、他の
年代より高い選択率となった。
(%)
≪年代別の選択率≫
60
60代以上
40
50代
40代
20
30代
20代以下
0
≪その他の意見≫
◇そもそも、消費者が農業と結びつくことを期待しているのか疑問である。
「何となく」
の選択を戦略決定の要素にしてはならない。
◇消費者側の「安ければよい」の意識を変えてもらわなければ、生産者がどんなに努
力しても報われないのではないか
◇本業としての農家はできないけれど、農業に触れたいと思ってる人は多いのではないか
◇親子での農業体験
◇買う時に生産者の情報(顔写真など)を見れば安心できる
38
【問20】県外の方へのお土産・贈り物に、地元産品(農産物やその加工品)を利用
したいと思いますか。
≪全体≫
4%
3%
利用したい
利用したいと思わない
わからない
93%
≪年代別≫
86
20代以下
10 4
90
30代
93
40代
97
50代
0%
20%
40%
利用したい
25
利用したいと思わない
3
93
60代以上
10
わからない
52
60%
80%
100%
全体の93%、年代別でもほぼ9割以上が「利用したい」との回答であった。少数ではあるが、20代
以下で「利用したいと思わない」とする意見も10%あった。
39
【問21】前の質問で「1.利用したいと思う」とお答えの方にお聞きします。
地元産品の土産品や贈り物などについて、普段どのようにお感じですか。
(複数回答可)
1.既存の商品で充分である
2.商品のバリエーションが少ない
3.野菜などの青果物をそのまま贈りたい
4.農産物を使った漬物などの加工品があればよい
5.農産物を使ったお菓子があればよい
6.わからない
7.その他
≪全体の選択率≫
全体では、「商品のバリエーションが少
(%)
50
40
30
20
10
0
40% 39%
ない」との意見が40%と最も多く、地元
34% 33%
ならではのお土産品アイテムの充実が望
まれる。青果物や加工品、お菓子に対
14%
2%
5%
する要望もそれぞれ35%前後あった。。
年代別では、「青果物を贈りたい」は50
代以上で比較的高く、30~40代では、
「お菓子があればよい」との意見が比較
的多かった。
(%)
≪年代別の選択率≫
70
60
50
40
60代以上
30
50代
20
40代
10
30代
20代以下
0
≪その他の意見≫
◇日持ちがして、おすそ分けできるお菓子があればよい
◇時季的なこともあるが、いろんな野菜を一度に送れるようになると良い
◇通年で利用できるものが少ない
◇農産物などには、地元ならではのレシピを添えてはどうか
◇スーパー詰め合わせを充実させてほしい
◇お土産用として贈れるような密封パックの商品があれば利用が増えるのではないか
◇少量でも多くの種類がセットになったものが欲しい
◇用途にあわせた十和田市おみやげのカタログがあれば便利
◇十和田市産をアピールした商品が少ない
40
【問22】自由意見
◇ミネラル野菜を市内スーパーで販売して欲しい。
(地元でもっと手に入れやすいようにしてもらいたい。)
◇消費拡大に関しては地産地消を市が率先して行うべきと考えます。学校給食センターで
の市内農産物の使用割合の情報を提供し、先ずは市が取り組んでいる姿勢を見せて、次
に、十和田湖や焼山地区の宿泊施設、市内飲食業協会等での地産地消への推進や実施状
況調査等、本当に市民が取り組み自分で味わうことにより市外への消費拡大やPR につ
ながると考えます。
◇最近、県内のとある演劇団体で鑑賞後アンケートに応えてくれた方に先着○名様に地元
の野菜をプレゼントしていました。
(ちなみに、七戸のながいもみたいです。)
提供者の知名度とともに当該団体の売り込みにつながる良い取組だと思います。直接野
菜を欲しい人ではなく、野菜を使って自分の取組を高めたいと思っている人を募集して
はどうでしょうか。今よりも間口、コンテンツ、情報発信者を広げる「人」と「団体」
は、既存のいわゆる「農業団体」ではない。それ以外の「人」と「団体」だと思う。
◇お土産や贈答品を青森県ではなく十和田市産というカテゴリーまで狭めて考えると、有
名な「たれ」が思い浮かぶ。しかし、その他が続かない。十和田銘菓となると、市内菓
子店のプリンやチーズケーキが通販やネット販売で有名になってきているけど、特産品
であるニンニクやナガイモを使ったお菓子等があればいいなと思う。他に米粉を使って
いるパンやシフォンケーキを食したが非常においしかったので、これをうまく売り出せ
ばよいと思う。
◇野菜は出荷基準が厳しく取り決めされているので収量の一部しか出荷できないため、規
格外品やくずを加工販売できる工場の誘致ができないか。
◇牛、豚肉については、当市で専門に扱うレストランもないし、中央にもない。
十和田産をPRする、レストランを発掘できないか。
◇農畜産物の一般消費者への販売促進も大事なことだが、飲食業務店へ売り込みにも力を
入れてみてはどうか。
◇東京都内で十和田産野菜を使用している飲食店情報の広報での紹介や農畜産物のサンプ
ル提供による業務店への売り込みを東京十和田会会員等の協力により積極的に展開して
みてはどうか。
◇一部の人だけが一生懸命取り組んでいるが、商品の置き場として目立たないように思い
ます。加工品は実物の展示をいろいろな場所で行って欲しい。県内の産地の交流もして
加工品も流通させて欲しい。
◇地産地消(食)といわれて久しいが例えばミネラル野菜、私は食べたことがないし、食
べたことのない人が多いと思う。この要因は高価で物が少ないことが要因か?
また地元の牛肉も市民の口に入らない。もっと安く供給できて誰でも食べられるように
しないと掛け声だけで終わってしまう。
41
◇B級グルメで地元品をもっと活用できればいいと思う。
◇農薬がどのくらい使われているか気になります。
◇“農業”
“農家”との交流する場があれば、もっと地産地消や県外へのPRが進むと思い
ます。私の友人も首都圏で「ニンニクラブ」というグループで十和田産のニンイクをP
Rしているようです。
「野菜は必要」「食べなきゃとは思うけど」と言いつつ、若い方、核家族や1人暮
らしだと野菜は「買ってもムダにしてしまう」
「調理方法が分からない」と敬遠してしま
う方も多いみたいなので、電子レンジやジップロック等を使って簡単に調理したり、残
り野菜が少なくなるようなレシピがあると、安心して購入できると思います。スーパー
の中だけでなく、入り口の外などで催事のように、生産者が直接販売していたら、つい
買ってしまうかも。
◇青森はりんごが一番しか知らなかった。
◇県産品であること、安全である事をPRして欲しい。
◇規格外の農産物も市場に積極的に出すべきです。
◇型の不揃いをもっと並べたらいいと思う。地元産をもっと充実させてほしい。
◇地元で採れる野菜はもっと安く買入したい。長いも・ニンニクは高いと思う。
◇テレビなどでPRして欲しい。
◇県内には無農薬で生産に取り組んでいる農家が少ないと思います。食品の安全が問われ
ている現代、もっと無農薬のお野菜のよさをPRして欲しい。もっと無農薬のお野菜を
作って欲しいです。
◇無農薬の野菜コーナーを作って欲しい。県外の方に十和田市はお土産物が少ないと言わ
れた事がある。
◇新商品の開発。ネーミングもダジャレではない、インパクトのあるものを。
◇全国的なPRが少ない。
◇地産地消は大変よい事ですが、価格が高いので、購入する時には、あきらめる。
◇地元の野菜を使った無添加の商品が安くあればいいと思う。地元のニンニク・トマト・
玉ねぎを使って、ピザ用のトマトソースを作るとか。
◇十和田市がニンニクの生産が日本一だということを初めて知ったので、よさを活かして、
加工品やPRの場を広げると消費者拡大につながると思う。
◇本物の味がする野菜が食べたい。くさい人参など…。
42
◇青森の食材はとてもおいしいと思っています。「ミネラル野菜」などは知らなかった
のでもっとPRすれば良いと思います。
◇東京などアンテナショップで販路を開く。
◇他県でのPRが不足している。
◇イベントなどで紹介して欲しい。
◇地元野菜がもっと安くなれば、なお良いと思います。
◇レシピをつけて欲しい。特に生産農家の方が多く取れた時とかハジキ品の利用方法など。
◇うまく言えないが発想の転換でPRの仕方を考えてみてはと思う。
◇ニンニクを使った商品を開発してはどうですか?
◇テレビとかよくPRしてがんばっていると思う。小さい子が2人いるため、いろんな所
へ行けないが、もう少し自由がきいたら道の駅とかでいろいろためしてみたいと思って
いる。
◇たとえば、仙台と聞いてイメージの湧くお土産は、牛タンや有名なお菓子などがあるが、
十和田と聞いてイメージできるお土産を作って欲しいです。応援してます。
◇十和田バラ焼きに使用する玉ねぎについて、特別契約?(十和田バラ焼き専用の契約農
家)のような形で生産者を確保し、バラ焼きバラ焼きの材料はすべて十和田産!という
売り込みをすればますます十和田バラ焼きの付加価値が高まるのではないでしょうか?
◇知人・友人・親類縁者への贈物に積極的に活用しましょう。特に長芋が喜ばれており、
催促されます。
◇ニンニクはスーパーで売っている青森県産は1個200円くらいするけれど、産直系で
はたくさん入って200~300円くらいで売っていたり。でもなかなか産直系(道に
駅とか)に行かないので、スーパーでも手ごろな値段で入るとうれしい。
◇地元農産物の消費拡大、地産地消は、消費者に地元に愛着、誇りを持つためにもどんど
んと進めてほしいと思います。とわだの道の駅の直売所は本当にいいと思います。家か
ら近ければいつも買いに行くと思いますが、ちょっと遠い。
多くの人はスーパーで野菜を買うことが多いと思うので、スーパーに地元産だけを置け
るような仕組みを作れれば、消費拡大にはいいでしょう。
(どうすれば、こういうことが
可能かはわかりませんが…)あと、売り場で、他県産と地元産を比べて、地元産がまさ
っている部分が何かの形で示せるのであれば、消費者も地元産をどんどん購入すると思
います。
◇地元の農産物が地元の販売所(主にスーパー)で売られている量が少ないと感じている。
やはり地元の人が良さを知らなければ消費拡大や振興に繋がらないと思う。
43
◇関東にいる友人に、りんご(津軽産)とニンニク(2L)
・長芋(10Kg)を毎年、お
歳暮として贈って喜ばれています。特にニンニクについては、大きく、りっぱで見たこ
とがないと言われ、近所にも分けてあげてPRしているそうです。
◇地元の農産物を購入したくても、高くて手がでないという話をきいたことがある。
◇奥入瀬ガーリックポークのファンです。価格も手ごろでやわらかく、癖がないので小さ
い子供も良く食べます。我が家では豚しゃぶ鍋が人気です。個人的な要望ですが、市内
のどこのスーパーでも手に入るとうれしいな、と思います。
◇十和田市=十和田湖に対して、都会の人が持つよいイメージがあるため、他産地に比べ
てPRする上では、有利な点がある。
大量に販売するためには、都会へ売り込まなければならないが、青森市、弘前市、盛
岡市等の地方都市の人が、車で十和田に来たら(通ったら)十和田の店で、農産物を買
っていく仕組み、イメージ作りができればよい(個人的には、鶴田町や岩手県雫石町の
道の駅には、寄ってしまうので)。そのためには、今が旬の作物について、レシピも含め
て、旬の情報が欲しい。
(例えば、生ニンニクは、7月上旬限定となれば、経路を変えて
買いに来たくなる。)
◇「そばかっけ」や「麦かっけ」は、ニンニクやネギなどの地元食材を活かす地味でシン
プルでいい料理だと思うので、ぜひたくさんの人に食べていただきたいと思います。
(お
店では食べられる所がないですが…)
生産者が自分で栽培した物を、普段どのように調理して、食べているか興味があります。
真似してみたいと思います。
◇食糧自給率や、近年の企業の農業分野への進出など、産業としての「農業」の大切さを
知らせることにより、農業へ関心が向くのではないか。
「池上彰」さんを講師に、難しい経済的な話題をおもしろく解説してくれたら最高だが、
講演はできなくとも、例えば「市長と池上さんの対談」
、その様子を広報とわだへ掲載す
る。あと、十和田市産の農産物をどこに売り込みたいのか、よくわからない。地元で消
費させるのか、それ以外なのか。
44
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