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当科でヘルペス性虹彩炎または急性網膜壊死と
当科でヘルペス性虹彩炎または急性網膜壊死と 診断された患者さんへ 現在、当科では「ヘルペスウイルス性ぶどう膜炎におけるウイルス遺伝子型と病態・ 疾病予後に関する研究」を行っております。これはヘルペスウイルス(単純ヘルペスウ イルスまたは水痘帯状疱疹ウイルス)の感染症でおきる虹彩炎と急性網膜壊死の2疾患 における、ウイルス遺伝子の型の違いを解析するものです。今後ヘルペスウイルスによ る眼感染症の病態を解明することを主な目的としている研究です。(研究期間: 医学 部倫理委員会承認後から平成 28 年 2 月 28 日まで) この研究では住所・氏名など、あなたの個人情報が使用されることはありません。し かし、もしこの研究への参加を辞退する事を希望される方は、主治医または下記連絡先 にお申し出ください。参加を辞退しても、あなたが今後の治療上の不利益を受けること はありません。既に解析済みのデータも抹消することが可能です。 1. 調査の対象となるのは、平成 21 年 1 月 27 日~平成 25 年 3 月 26 日までの期間に、 「眼 内液・眼内組織を用いた眼内疾患の迅速診断」にご協力いただいた方のうち、ヘルペス ウイルスによる虹彩炎または急性網膜壊死と診断され、眼内から採取した液体(眼房水 または硝子体液)の DNA が保存されている方です。 2. 本研究に参加しても当院で行っているぶどう膜炎に対する診察治療に一切の変更は ありません。本研究に参加しない場合と全く同じ医療を受けることができます。すでに 採取した検体から抽出したウイルス DNA と、これまでの診療の記録の解析ですので、 合併症の危険性はありません。 3. あなたのカルテの記録(視力、眼圧、眼底所見など)と、あなたの眼内から採取した ウイルス DNA の遺伝子の型を調べ、あなたの眼の症状とウイルス遺伝子の型の関連を 調べます。ヘルペスウイルスによって生じる眼疾患の病態を解明し、治療を進めるうえ でヘルペスウイルスの遺伝子型を解析することは有用な情報になると考えられます。診 断名、検体の種類を解析する際のデータとして用います。 4. 本研究について質問あるいは疑問がある時は,いつでも主治医(担当医)にお聞きく ださい。さらに下記連絡先に問い合わせることができます。 5. この研究の成果は学会や科学専門誌などの発表に使用される場合がありますが、名前 や個人を特定する情報が公表されることはなく、個人情報は守られます。 問い合わせ等の連絡先: 東京医科歯科大学医学部附属病院 眼科学 講師 助教 高瀬 博 小川 学 〒113-8519 東京都文京区湯島 1-5-45 電話:03-5803-5302(ダイヤルイン)(平日8:30~17:15)