Comments
Description
Transcript
身体活動) (PDFファイル194KB)
第4章 基本的な方向を実現するための取り組みと目標~生活習慣改善 (2) 身体活動・運動 身体活動・運動が多い人は、不活発な人と比較してがんや循環器疾患 などの生活習慣病の発症リスクが低いことが実証されています。また、 身体活動・運動の不足は喫煙、高血圧に次いで生活習慣病による死亡の 3番目の危険因子であるほか、高齢者の認知機能や運動器機能の低下と 関係があることも明らかになっています。 【現状と課題】 ① 日常生活における歩数 平成27年の40歳、50歳及び60歳の1日平均歩数は、男性が6,612歩、女性が 6,862歩となっています。70歳及び80歳の1日平均歩数は、男性は5,050歩、女 性は4,440歩であり、男女ともほぼ全国並みの状況です(参考値:平成25年国 民健康・栄養調査70歳以上男性5,393歩、女性4,470歩)。 生活習慣病を予防し、社会生活機能を維持及び増進するため、日常生活の中 で歩数の増加を図ることが必要です。 図14 年齢別男女別平均歩数(歩/日) 歩 10000 8,140 7,0327,177 6,326 5,830 7,302 6,213 6,185 6,954 6,325 5000 4,195 2,527 0 男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性 全体 40歳 50歳 60歳 70歳 資料 金ケ崎町「平成27年度金ケ崎町歩数及び日常生活調査(中間報告)」 - 15 - 男性 女性 80歳 第4章 基本的な方向を実現するための取り組みと目標~生活習慣改善 ② 運動習慣者の割合 当町の平成26年度の運動習慣者(1日30分以上の汗をかく運動を週2回以上、 1年以上行っている者)の割合は28.1%でした。運動習慣は生活習慣病等のリ スクの低減や体力の維持・向上に有効であることから、運動の意義や効果の周 知を図り、日常生活の中で無理なく実践できる運動を取り入れる等、運動習慣 の定着を図る必要があります。65歳以上の高齢者は、運動習慣を身につけるこ とにより認知機能や運動器機能の低下を防止できるため、積極的に運動を取り 入れる必要があります。スポーツ関係者などと連携し、健康づくりのための運 動普及に取り組むとともに、実践・継続するための環境づくりも併せて行う必 要があります。 【目標】 項 目 現状値 目標値 日常生活における歩数の 40 歳、50 歳、60 歳(男性) 6,612 歩 7,100 歩 増加 40 歳、50 歳、60 歳(女性) 6,862 歩 7,300 歩 70 歳、80 歳(男性) 5,050 歩 5,500 歩 70 歳、80 歳(女性) 4,440 歩 5,000 歩 28.1% 35.0% 運動習慣者の割合の増加 【取組】 町 民 地 域 医 療 機 関 教 育 ・ 保 育 関 係 関 係 団 体 行 政 ウオーキングを中心とした有酸素運動の普及 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ストレッチ及び筋力トレーニングの普及 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 健康運動教室開催及び自主活動団体等の支援など、年間を ○ ○ ○ ○ ○ 区 取 分 組 通じて運動を実践・継続しやすい環境整備 スポーツの普及 ○ 広報等による身体活動・運動の重要性周知 - 16 - ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○