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第169期 有価証券報告書 - 東洋インキSCホールディングス

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第169期 有価証券報告書 - 東洋インキSCホールディングス
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
(証券取引法第24条第1項に基づく報告書)
(265013)
事業年度
自
平成18年4月1日
(第169期)
至
平成19年3月31日
2007/06/28 11:21:47
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
第169期(自平成18年4月1日
2007/06/28 11:21:47
至平成19年3月31日)
有価証券報告書
本書は証券取引法第24条第1項に基づく有価証券報告書を、同法第 1
27条の30の2に規定する開示用電子情報処理組織(EDINET)を使用し提
出したデータに目次及び頁を付して出力・印刷したものであります。
2
本書には、上記の方法により提出した有価証券報告書の添付書類は
含まれておりませんが、監査報告書は末尾に綴じ込んでおります。
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
目
2007/06/28 11:21:47
次
頁
第169期 有価証券報告書
【表紙】…………………………………………………………………………………………………
第一部 【企業情報】 ………………………………………………………………………………
第1 【企業の概況】 ……………………………………………………………………………
1 【主要な経営指標等の推移】 …………………………………………………………
2 【沿革】 …………………………………………………………………………………
3 【事業の内容】 …………………………………………………………………………
4 【関係会社の状況】 ……………………………………………………………………
5 【従業員の状況】 ………………………………………………………………………
第2 【事業の状況】 ……………………………………………………………………………
1 【業績等の概要】 ………………………………………………………………………
2 【生産、受注および販売の状況】 ……………………………………………………
3 【対処すべき課題】 ……………………………………………………………………
4 【事業等のリスク】 ……………………………………………………………………
5 【経営上の重要な契約等】 ……………………………………………………………
6 【研究開発活動】 ………………………………………………………………………
7 【財政状態および経営成績の分析】 …………………………………………………
第3 【設備の状況】 ……………………………………………………………………………
1 【設備投資等の概要】 …………………………………………………………………
2 【主要な設備の状況】 …………………………………………………………………
3 【設備の新設、除却等の計画】 ………………………………………………………
第4 【提出会社の状況】 ………………………………………………………………………
1 【株式等の状況】 ………………………………………………………………………
2 【自己株式の取得等の状況】 …………………………………………………………
3 【配当政策】 ……………………………………………………………………………
4 【株価の推移】 …………………………………………………………………………
5 【役員の状況】 …………………………………………………………………………
6 【コーポレート・ガバナンスの状況】 ………………………………………………
第5 【経理の状況】 ……………………………………………………………………………
1 【連結財務諸表等】 ……………………………………………………………………
2 【財務諸表等】 …………………………………………………………………………
第6 【提出会社の株式事務の概要】 …………………………………………………………
第7 【提出会社の参考情報】 …………………………………………………………………
1 【提出会社の親会社等の情報】 ………………………………………………………
2 【その他の参考情報】 …………………………………………………………………
第二部 【提出会社の保証会社等の情報】 ………………………………………………………
監査報告書 ……………………………………………………………………………………………
1
2
2
2
4
6
8
11
12
12
17
18
19
21
21
23
25
25
26
29
30
30
33
34
34
35
40
43
44
82
114
115
115
115
116
巻末
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
2007/06/28 11:21:47
【表紙】
【提出書類】
有価証券報告書
【根拠条文】
証券取引法第24条第1項
【提出先】
関東財務局長
【提出日】
平成19年6月28日
【事業年度】
第169期(自
【会社名】
東洋インキ製造株式会社
【英訳名】
TOYO INK MFG. CO., LTD.
【代表者の役職氏名】
代表取締役社長
【本店の所在の場所】
東京都中央区京橋二丁目3番13号
【電話番号】
03(3272)6002(代表)
【事務連絡者氏名】
財務部長
【最寄りの連絡場所】
東京都中央区京橋二丁目3番13号
【電話番号】
03(3272)6002(代表)
【事務連絡者氏名】
財務部長
【縦覧に供する場所】
東洋インキ製造株式会社関西支社
平成18年4月1日
平
佐久間
川
平
川
利
利
国
至
平成19年3月31日)
雄
昭
昭
(大阪市福島区海老江一丁目12番7号)
株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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1
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東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
2007/06/28 11:21:47
第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
(1) 連結経営指標等
回次
第165期
第166期
第167期
第168期
第169期
決算年月
平成15年3月
平成16年3月
平成17年3月
平成18年3月
平成19年3月
売上高
(百万円)
217,049
216,406
229,318
236,203
245,490
経常利益
(百万円)
7,552
8,752
12,506
14,142
12,249
当期純利益
(百万円)
2,099
3,477
5,126
6,283
7,900
純資産額
(百万円)
116,278
122,060
125,198
151,524
163,509
総資産額
(百万円)
264,792
268,066
271,364
305,336
307,439
1株当たり純資産額
(円)
420.31
441.12
452.62
500.38
515.85
1株当たり
当期純利益金額
(円)
7.29
12.10
18.07
22.01
26.12
1株当たり
当期純利益金額
(円)
6.38
10.27
15.05
20.44
24.33
自己資本比率
(%)
43.9
45.5
46.1
49.6
50.7
自己資本利益率
(%)
1.8
2.9
4.1
4.5
5.1
株価収益率
(倍)
48.4
39.9
23.4
27.7
16.8
(百万円)
12,015
18,353
20,137
21,484
20,746
(百万円)
△9,300
△12,852
△14,062
△10,432
△14,684
財務活動による
キャッシュ・フロー
(百万円)
△4,945
△6,245
△7,462
3,579
△14,267
現金及び現金同等物
の期末残高
(百万円)
17,754
16,066
14,525
30,366
22,572
(名)
6,362
6,064
6,164
6,495
6,664
潜在株式調整後
営業活動による
キャッシュ・フロー
投資活動による
キャッシュ・フロー
従業員数
(注) 1
2
売上高には、消費税等は含まれておりません。
純資産額の算定にあたり、平成19年3月期から「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」(企業
会計基準第5号)及び「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準等の適用指針」(企業会計基準適用
指針第8号)を適用しております。
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2
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東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
2007/06/28 11:21:47
(2) 提出会社の経営指標等
回次
第165期
第166期
第167期
第168期
第169期
決算年月
平成15年3月
平成16年3月
平成17年3月
平成18年3月
平成19年3月
売上高
(百万円)
164,200
167,201
176,665
178,127
178,301
経常利益
(百万円)
4,136
5,158
8,377
10,230
10,527
当期純利益
(百万円)
727
2,429
3,513
5,663
6,079
資本金
(百万円)
24,610
24,610
24,610
31,711
31,713
276,726,578
276,728,433
276,728,433
303,028,948
303,034,513
発行済株式総数
(株)
純資産額
(百万円)
109,421
115,217
116,812
139,165
139,558
総資産額
(百万円)
223,501
228,102
231,392
255,862
250,003
(円)
395.61
416.47
422.37
459.62
461.41
(円)
6.00
7.00
7.50
8.50
11.00
(円)
(3.00)
(3.00)
(3.50)
(4.00)
(4.50)
(円)
2.45
8.43
12.35
19.91
20.10
1株当たり
当期純利益金額
(円)
―
7.39
10.56
18.52
18.80
自己資本比率
(%)
49.0
50.5
50.5
54.4
55.8
自己資本利益率
(%)
0.7
2.2
3.0
4.4
4.4
株価収益率
(倍)
144.1
57.3
34.2
30.6
21.9
配当性向
(%)
244.9
83.0
60.7
44.5
54.7
従業員数
(名)
2,251
2,146
2,106
2,113
2,113
1株当たり純資産額
1株当たり配当額
(内1株当たり
中間配当額)
1株当たり
当期純利益金額
潜在株式調整後
(注) 1
2
3
売上高には、消費税等は含まれておりません。
第165期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、希薄化効果を有している潜在株式が存在
しないため、記載しておりません。
第169期の1株当たり配当額には、創立100周年記念配当2円を含んでおります。
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3
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東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
2007/06/28 11:21:47
2 【沿革】
連結財務諸表提出会社(以下当社と称する)は、明治29年に個人経営「小林商店」として創業し、同
38年に合資会社に、さらに同40年には株式会社に組織変更するとともに「東洋インキ製造株式会社」
(資本金30万円)と商号を変更して現在にいたっております。
明治40年1月
株式会社に改組し、「東洋インキ製造株式会社」(資本金30万円)と商号変更。
昭和12年5月
当社青戸工場(東京都葛飾区
平成17年埼玉製造所に移転集約)建設。
〃 21年12月
当社大阪支店(現関西支社・大阪府大阪市福島区)開設。
〃 26年6月
インターケミカル株式会社(現BASF社・アメリカ)と印刷インキに関し技術提携。
〃 29年5月
インターケミカル株式会社(同上)と顔料捺染剤および工業用塗装剤に関し技術提
携。
〃 34年10月
当社川越工場(現川越製造所・埼玉県川越市)建設。
〃 35年4月
当社名古屋出張所(現中部支社・愛知県名古屋市東区)開設。
〃 35年5月
本社(東京都中央区)新社屋落成。
〃 35年8月
オリエンタル化成株式会社(千葉県茂原市・現連結子会社)設立。
〃 36年10月
東京証券取引所市場第二部上場。
〃 38年11月
当社富士工場(現富士製造所・静岡県富士市)建設。
〃 40年6月
当社寝屋川工場(現寝屋川センター・大阪府寝屋川市)建設。
〃 42年8月
東京証券取引所市場第一部指定。
〃 43年8月
東洋インキ不動産株式会社(現東洋ビーネット株式会社・東京都中央区・現連結
子会社)設立。
〃 44年10月
当社技術研究所(現事業開発研究所および色材・メディア材料研究所・東京都板
〃 46年3月
三永インキペイント製造株式会社(大韓民国・現連結子会社)設立。
〃 46年8月
当社守山工場(現守山製造所・滋賀県守山市)建設。
〃 46年9月
東洋インキ(泰国)株式会社(タイ・現連結子会社)設立。
〃 49年4月
当社天間工場(現富士製造所・静岡県富士市)建設。
〃 50年3月
ぺトロライト株式会社(現ベーカーぺトロライト株式会社・アメリカ)と合弁で東
橋区)開設。
洋ペトロライト株式会社(東京都中央区・現関連会社)設立。
〃 50年4月
モートンケミカル株式会社(現ロームアンドハース株式会社・アメリカ)と合弁で
東洋モートン株式会社(東京都中央区・現連結子会社)設立。
〃 50年9月
東洋インキヨーロッパ株式会社(ベルギー・現連結子会社)設立。
〃 51年1月
東洋インキアメリカ株式会社(アメリカ)設立。
〃 51年10月
株式会社東洋グラビア製版センター(現東洋プリプレス株式会社・埼玉県川口
市・現連結子会社)設立。
〃 55年4月
当社埼玉工場(現埼玉製造所・埼玉県川越市)建設。
〃 59年9月
東洋インキオーストラリア株式会社(オーストラリア・現連結子会社)設立。
〃 59年10月
当社において、全社的に事業部制導入。
〃 63年1月
ライオケム株式会社(アメリカ・現連結子会社)設立。
〃 63年3月
トーヨーケム株式会社(マレーシア・現連結子会社)設立。
〃 63年4月
当社筑波研究所(現光・電子材料研究所・茨城県つくば市)開設。
〃 63年9月
当社西神工場(現川越製造所西神工場・兵庫県神戸市西区)建設。
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4
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東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
平成元年7月
〃 4年12月
2007/06/28 11:21:47
当社において、全社的に事業本部制導入。
斗門大宇化工廠有限公司(現珠海東洋油墨有限公司・中華人民共和国・現連結子
会社)設立。
〃 4年12月
フランカラーピグメンツ株式会社(フランス・現連結子会社)の全株式を取得。
〃 5年11月
当社岡山工場(岡山県井原市)建設。
〃 5年12月
マツイカガク株式会社(京都府京都市伏見区・現連結子会社)の全株式を取得。
〃 6年1月
天津東洋油墨有限公司(中華人民共和国・現連結子会社)設立。
〃 8年1月
T.I.P.P.(マレーシア)株式会社(マレーシア・現連結子会社)設立。
〃 8年11月
当社ポリマー研究所(現ポリマー材料研究所・兵庫県神戸市西区)開設。
〃 9年11月
トーヨーケムコーポレーション株式会社(マレーシア・現連結子会社)の株式をク
アラルンプール証券取引所第二部に上場。
〃 11年9月
東洋インキ北海道株式会社(北海道札幌市西区・現連結子会社)並びに東洋インキ
中四国株式会社(広島県広島市・現連結子会社)設立。
〃 11年10月
東洋インキ東北株式会社(宮城県仙台市泉区・現連結子会社)並びに東洋インキ九
州株式会社(福岡県福岡市東区・現連結子会社)設立。
〃 11年11月
サカタインクス株式会社と生産、ロジスティックス、デジタル関連事業および国
際事業に関し業務提携。
〃 13年1月
アメリカ地区の組織再編として、東洋インキアメリカ株式会社とウェブプレステ
ージインクス株式会社を清算し、同時に新設した東洋インキアメリカ合同会社
(アメリカ・現連結子会社)並びに東洋カラーアメリカ合同会社(アメリカ・現連
結子会社)に事業移管。
〃 13年8月
台湾での液晶カラーフィルター用材料の製造・販売事業を目的として、台湾東洋
彩光股份有限公司(台湾・現連結子会社)を設立。
〃 15年1月
中国華東地区でのグラビアインキ、樹脂、粘接着剤等の製造・販売事業を目的と
して、上海東洋油墨制造有限公司(中華人民共和国・現連結子会社)を設立。
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5
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東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
2007/06/28 11:21:47
3 【事業の内容】
当企業グループは、当社、連結子会社66社および持分法適用関連会社8社により構成されておりま
す。
当企業グループが営んでいる事業内容は、次のとおりであります。
区分
印刷インキ事業
主要な事業の内容
主要な会社
国内
当社
海外
トーヨーケム、天津東洋油墨、ライオケム、
東洋インキアメリカ、
オフセットインキ、
グラビアインキ
等
他
東洋インキオーストラリア
他
印刷機械、印刷機器、
グラフィックアーツ
関連機器および材料事業
プリプレスシステム、
印刷材料、
国内
当社、東洋プリプレス、東洋製版
グラビアシリンダー製版
等
海外
大連東洋凹印製版
缶用内外面塗料、
高分子関連材料事業
国内
金属インキ、樹脂、
接着剤、ワックス、
塗工材料
海外
等
有機顔料、加工顔料、
合成樹脂着色剤、
化成品および
メディア材料事業
国内
着色樹脂、
カラーフィルター用材料、
海外
電子材料、
インクジェット材料
他
当社、東洋モートン、マツイカガク、
東洋ペトロライト
他
T.I.P.P.(マレーシア)、
三永インキペイント製造
他
当社、オリエンタル化成
他
珠海東洋油墨、台湾東洋彩光、
フランカラーピグメンツ、韓一東洋
他
等
国内
その他の事業
他
天然材料、役務提供、
不動産の賃貸管理、
関係会社に対する投資
当社、東洋ビーネット、
東洋インキエンジニアリング
他
東洋インキパンパシフィック、
等
海外
東洋油墨極東、東洋油墨企業管理(上海)、
東洋インキヨーロッパホールディング、
東洋インキインターナショナル
他
東洋インキ中四国、東洋インキ北海道、
販売業
国内
各種当企業グループ取扱製
品の販売
海外
東洋インキ東北、東洋インキ九州、
東洋インキ東京販売 他
東洋油墨亞洲、東洋インキヨーロッパ(ベルギ
ー)、東洋カラーアメリカ
他
また、当社とその他の関係会社凸版印刷㈱との間で製商品等の取引が行われております。
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6
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東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
2007/06/28 11:21:47
事業の系統図は次のとおりであります。
(事業系統図)
その他の関係会社
得意先
(注)
凸版印刷
販売会社
事業区分
グラフィックアーツ
関連機器
および材料
高分子
関連材料
その他
○上海東洋油墨制造
○江門東洋油墨
○ライオケム
○東洋インキアメリカ
○東洋インキオーストラリア
他連結子会社3社
計 連結子会社14社
○東洋プリプレス
○東洋製版
○東洋インスペクションズ
*大連東洋凹印製版
他連結子会社1社
計 連結子会社4社、
持分法適用関連会社1社
○東洋モートン
○マツイカガク
○T.I.P.P.(マレーシア)
○東洋インキコーティングタイランド
○三永インキペイント製造
○オリエンタル化成
○東洋インキコンパウンズ
○珠海東洋油墨
○台湾東洋彩光
○フランカラーピグメンツ
○東洋ビーネット
○東洋インキエンジニアリング
○東洋マネジメントサービス
○福寿産業
○東洋インキパンパシフィック
○トーヨーケムコーポレーション
○東洋油墨極東
○東洋油墨企業管理(上海)
*東洋ペトロライト
*日本ポリマー工業
他連結子会社2社
計 連結子会社7社、
持分法適用関連会社2社
*韓一東洋
他連結子会社3社
持分法適用関連会社1社
計 連結子会社8社、
持分法適用関連会社2社
○東洋インキヨーロッパホールディング
○東洋インキインターナショナル
○東洋カラーオーストラリアテクノロジーズ
*ロジコネット
他連結子会社4社
持分法適用関連会社1社
計 連結子会社15社、
持分法適用関連会社2社
○ 連結子会社
製商品
* 持分法適用関連会社
原材料
(注) 当社の得意先である東洋製罐(株)の取締役1名は、当社の取締役を兼務しております。
-
7
-
製造販売会社
化成品および
メディア材料
○東洋カラーテック
○トーヨーケムインキ
○トーヨーケム
○東洋インキ(泰国)
○東洋インキインドネシア
○天津東洋油墨
東洋インキ製造
印刷インキ
○東洋インキ中四国
○東洋油墨亞洲
○東洋インキ北海道
○上海東洋油墨
○東洋インキ東北
○台湾東洋油墨
○東洋インキ九州
○東洋インキヨーロッパ(ベルギー)
○東洋インキ東京販売
○東洋カラーアメリカ
○東洋インキ大阪販売
*東洋インキ城東販売
○トーヨーケムグラフィックス
他連結子会社6社
計 連結子会社18社、持分法適用関連会社1社
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
2007/06/28 11:21:47
4 【関係会社の状況】
関係内容
名称
(連結子会社)
住所
資本金
又は出資金
(百万円)
主要な事業
の内容
東洋モートン株式会
東京都中央区
社
498 高分子関連材料
東洋ビーネット株式
会社
490 その他
東京都中央区
マツイカガク株式会 京都府京都市
社
伏見区
東洋インキ中四国株 広島県広島市
式会社
中区
東洋インキ北海道株
式会社
北海道札幌市
西区
東洋インキ東北株式
会社
宮城県仙台市
泉区
東洋インキ九州株式
会社
福岡県福岡市
東区
465
議決権の
役員の兼任等
資金援助
所有又は
被所有
債務
割合(%) 当社 当社従 貸付
保証
役員 業員等 金
の実施
印刷インキ・高
分子関連材料
印刷インキ・グ
ラフィックアー
ツ関連機器およ
び材料
印刷インキ・グ
ラフィックアー
300
ツ関連機器およ
び材料
印刷インキ・グ
ラフィックアー
300
ツ関連機器およ
び材料
印刷インキ・グ
ラフィックアー
300
ツ関連機器およ
び材料
340
営業上の取引
設備の賃貸借
当社取扱製商品
の販売。同社製
品の購入。
当社への不動産
賃貸。当社事務
業務の同社への
委託。同社取扱
商品の購入。
当社取扱製品の
販売。同社製品
の購入
建物、工具器具
備品の賃貸
50.0
2
2
無
無
100.0
1
3
有
有
100.0
1
1
無
無
100.0
1
2
有
無
当社取扱製商品
の販売
建物の賃貸
100.0
1
2
無
無
当社取扱製商品
の販売
―
100.0
1
3
無
無
当社取扱製商品
の販売
―
100.0
1
4
無
無
当社取扱製商品
の販売
―
100.0
―
4
無
無
当社設備の設
計・施工等の同
社への委託
当社取扱製商品
の販売。当社使
用原料および取
扱商品の製造。
土地、建物、工
具器具備品の賃
貸
建物、工具器具
備品の賃貸
建物の賃借
東洋インキエンジニ
東京都板橋区
アリング株式会社
200 その他
オリエンタル化成株
千葉県茂原市
式会社
100
化成品およびメ
ディア材料
100.0
1
4
有
無
東洋インキ東京販売
東京都板橋区
株式会社
80
印刷インキ・グ
ラフィックアー
ツ関連機器およ
び材料
100.0
1
3
無
無
当社取扱製商品
の販売
建物、機械装置
の賃貸
建物、工具器具
備品の賃貸
東洋マネジメントサ
東京都中央区
ービス株式会社
70 その他
100.0
―
4
無
無
当社情報システ
ムに関する開
発、設計、事務
作業の同社への
委託
建物、工具器具
備品の賃貸
工具器具備品の
賃貸
東洋製版株式会社
北海道札幌市
西区
グラフィックア
60 ーツ関連機器お
よび材料
100.0
(6.7)
―
3
有
無
―
車両運搬具の賃
貸
東洋プリプレス株式
会社
埼玉県川口市
グラフィックア
50 ーツ関連機器お
よび材料
100.0
―
4
有
無
当社取扱製商品
の販売。同社の
シリンダー等の
製品の購入。
土地、建物、機
械装置、工具器
具備品の賃貸
東洋インスペクショ 大阪府大阪市
ンズ株式会社
福島区
グラフィックア
50 ーツ関連機器お
よび材料
100.0
―
3
有
無
同社より機器の
購入。
建物、工具器具
備品の賃貸
東洋カラーテック株
埼玉県川口市
式会社
40 印刷インキ
100.0
―
4
無
無
当社取扱製品の
加工作業の同社
への委託
福寿産業株式会社
24 その他
100.0
―
4
無
無
同社製品の購入
および販売。
100.0
1
3
無
無
当社取扱製商品
の販売。当社へ
の不動産の賃貸
建物、工具器具
備品の賃貸
100.0
1
4
無
無
当社取扱製商品
の販売
─
51.0
(51.0)
―
3
無
無
当社取扱製商品
の販売
─
埼玉県川口市
印刷インキ・グ
ラフィックアー
ツ関連機器およ
び材料
高分子関連材
東洋インキパンパシ
S$
シンガポール
料・化成品およ
フィック株式会社
50,692千
びメディア材料
トーヨーケムインキ
S$
シンガポール
印刷インキ
株式会社
4,800千
東洋インキ大阪販売 大阪府寝屋川
株式会社
市
10
-
8
-
土地、建物、機
械装置及び運搬
具、工具器具備
品の賃貸
土地、建物、機
械装置、工具器
具備品の賃貸
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
2007/06/28 11:21:47
関係内容
名称
トーヨーケム株式会
社
トーヨーケムグラフ
ィックス株式会社
T.I.P.P.(マレーシ
ア)株式会社
トーヨーケムコーポ
レーション株式会社
東洋インキ(泰国)株
式会社
東洋インキコーテ
ィングタイランド株
式会社
東洋インキコンパウ
ンズ株式会社
東洋インキインドネ
シア株式会社
東洋油墨亞洲有限公
司
東洋油墨極東有限公
司
天津東洋油墨有限公
司
上海東洋油墨有限公
司
珠海東洋油墨有限公
司
上海東洋油墨制造有
限公司
東洋油墨企業管理
(上海)有限公司
江門東洋油墨有限公
司
台湾東洋油墨股份有
限公司
台湾東洋彩光股份有
限公司
東洋インキヨーロッ
パ(ベルギー)株式会
社
フランカラーピグメ
ンツ株式会社
住所
資本金
又は出資金
(百万円)
議決権の
役員の兼任等
資金援助
所有又は
被所有
債務
割合(%) 当社 当社従 貸付
保証
役員 業員等 金
の実施
主要な事業
の内容
マレーシア
セランゴール
マレーシア
セランゴール
マレーシア
セレンバン
マレーシア
セランゴール
タイ
バンコク
M$
11,950千
M$
1,000千
M$
80,320千
M$
40,787千
BT
185,000千
タイ
バンコク
BT
高分子関連材料
40,000千
US$
化成品およびメ
4,329千 ディア材料
Rp
インドネシア
10,153,850 印刷インキ
ベカシ
千
グラフィックア
中華人民共和
HK$
ーツ関連機器お
国
88,966千 よび材料・印刷
香港
インキ
中華人民共和
US$
国
その他
47,046千
香港
中華人民共和
US$
国
印刷インキ
54,500千
天津市
中華人民共和
RMB
国
印刷インキ
8,317千
上海市
中華人民共和
US$
化成品およびメ
国
16,925千 ディア材料
広東省
中華人民共和
US$
印刷インキ・高
国
25,800千 分子関連材料
上海市
中華人民共和
RMB
国
その他
16,553千
上海市
中華人民共和
RMB
国
印刷インキ
31,781千
広東省
台湾
NT$
印刷インキ
台北県
242,000千
台湾
NT$
化成品およびメ
台南市
450,000千 ディア材料
印刷インキ・グ
ベルギー
Euro
ラフィックアー
ブリュッセル
826千 ツ関連機器およ
び材料
フランス
Euro
化成品およびメ
ヴィラサン
45,380千 ディア材料
ポール
フランス
Euro
ヴィラサン
その他
58,301千
ポール
印刷インキ
印刷インキ
高分子関連材料
その他
印刷インキ
フィリピン
ラグーナ
東洋インキヨーロッ
パホールディング株
式会社
東洋インキインタ
アメリカ
ーナショナル株式会
デラウエア
社
US$
14千
その他
印刷インキ・化
US$
成品およびメデ
3,000千
ィア材料
化成品およびメ
東洋カラーアメリカ アメリカニュ US$
ディア材料・そ
合同会社
ージャージー
2,850千
の他
東洋インキアメリカ アメリカ
US$
印刷インキ
合同会社
イリノイ
2,000千
ライオケム株式会社
アメリカ
ジョージア
51.0
(51.0)
51.0
(51.0)
100.0
(100.0)
51.0
(51.0)
100.0
(73.0)
当社取扱製商品
の販売
当社取扱製商品
の販売
当社取扱製商品
の販売
設備の賃貸借
―
5
無
無
─
―
4
無
無
―
5
無
有
―
3
無
無
─
─
─
―
─
―
5
無
無
当社取扱製商品
の販売
100.0
(80.0)
―
5
無
有
当社取扱製商品
の販売
─
72.0
(72.0)
―
5
無
有
当社取扱製商品
の販売
―
100.0
(32.0)
―
4
無
有
当社取扱製商品
の販売
─
100.0
―
4
無
有
当社取扱製商品
の販売。同社取
扱商品の購入
─
100.0
1
3
無
有
─
─
70.0
(70.0)
1
5
無
無
当社取扱製商品
の販売。同社製
品の購入
─
100.0
(100.0)
―
6
無
無
当社取扱製商品
の販売。
─
98.6
(98.6)
2
5
無
無
同社製品の購入
─
100.0
1
4
無
有
当社取扱製商品
の販売
―
100.0
1
3
無
無
市場調査業務等
の委託
―
51.0
(51.0)
―
6
無
無
─
─
84.6
1
4
無
無
100.0
1
4
無
無
100.0
(100.0)
―
4
無
無
当社取扱製商品
の販売
─
100.0
(100.0)
―
4
無
有
当社取扱製商品
の販売。同社製
品の購入
―
100.0
3
2
無
無
─
―
100.0
3
2
無
有
─
─
100.0
(100.0)
―
3
無
無
当社取扱製商品
の販売
─
100.0
(100.0)
―
3
無
無
当社取扱製商品
の販売
─
100.0
(100.0)
―
4
無
無
当社取扱製商品
の販売
─
-
営業上の取引
9
-
当社取扱製商品
の販売
当社取扱製商品
の販売
―
―
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
2007/06/28 11:21:47
関係内容
名称
住所
三永インキペイント 大韓民国
製造株式会社
京畿道
資本金
又は出資金
(百万円)
主要な事業
の内容
議決権の
役員の兼任等
資金援助
所有又は
被所有
債務
割合(%) 当社 当社従 貸付
保証
役員 業員等 金
の実施
W
高分子関連材
1,943,340
料・印刷インキ
千
オーストラリ
東洋インキオースト
A$
ア
印刷インキ
ラリア株式会社
542千
ヴィクトリア
オーストラリ
東洋カラーオースト
ア
A$
ラリアテクノロジー
その他
ニューサウス
18,000千
ズ株式会社
ウェールズ
その他19社
─
─
─
(持分法適用関連会社)
東洋ペトロライト株
東京都中央区
式会社
480
ロジコネット株式会
埼玉県川口市
社
200
日本ポリマー工業株 兵庫県姫路市
100
式会社
網干区
東洋インキ城東販売
東京都台東区
24
株式会社
中華人民共和
大連東洋凹印製版有
RMB
国
限公司
51,470千
遼寧省
大韓民国
W
韓一東洋株式会社
2,500,000千
ソウル市
その他2社
─
─
(その他の関係会社)
凸版印刷株式会社
(注) 1
2
東京都台東区
104,986
1
3
無
有
当社取扱製商品
の販売。
─
100.0
(100.0)
―
3
無
有
当社取扱製商品
の販売
─
100.0
―
3
無
無
─
─
─
グラフィックア
ーツ関連機器お
よび材料・その
他
高分子関連材
料・その他
高分子関連材
料・印刷インキ
グラフィックア
ーツ関連機器お
よび材料
化成品およびメ
ディア材料
─
―
─
─
─
─
─
50.0
1
4
無
無
同社製品の購入
50.0
―
3
無
無
同社取扱商品の
購入。同社へ貨
物の運送、保管
業務の委託
50.0
2
2
無
無
同社製品の購入
50.0
2
2
無
無
当社取扱製品の
販売
建物、工具器具
備品の賃貸
土地、建物、機
械装置及び運搬
具、工具器具備
品の賃貸
機械装置、工具
器具備品の賃貸
工具器具等の賃
貸
37.0
(6.3)
―
4
無
無
─
─
45.0
1
4
無
無
─
─
─
─
製版、印刷、製
本、加工および
これらに関連す
る事業
設備の賃貸借
98.6
高分子関連材料
営業上の取引
[22.7]
─
1
─
─
─
無
─
無
─
当社取扱製品の
販売。同社商品
および印刷物等
の購入
─
「主要な事業の内容」欄には、事業の種類別セグメントの名称を記載しております。
「議決権の所有又は被所有割合」欄の( )は間接所有であり、[ ]は被所有割合であります。
3
4
「役員の兼任等」欄の「当社従業員等」には、当社の執行役員が含まれます。
東洋インキパンパシフィック株式会社、東洋油墨極東有限公司、天津東洋油墨有限公司、フランカラーピグ
5
メンツ株式会社、東洋インキヨーロッパホールディング株式会社は、特定子会社であります。
凸版印刷株式会社は、有価証券報告書提出会社であります。
-
10
-
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
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5 【従業員の状況】
(1) 連結会社における状況
平成19年3月31日現在
事業の種類別セグメントの名称
従業員数(名)
印刷インキ
2,928
グラフィックアーツ関連機器および材料
385
高分子関連材料
876
化成品およびメディア材料
1,760
その他
297
全社部門
418
合計
6,664
(注) 従業員数は就業人員であります。
(2) 提出会社の状況
平成19年3月31日現在
従業員数(名)
平均年齢(歳)
2,113
(注) 1
2
平均勤続年数(年)
42.5
平均年間給与(円)
17.8
7,519,510
従業員数は就業人員であります。
平均年間給与は、賞与および基準外賃金を含んでおります。
(3) 労働組合の状況
当企業グループにおける主要な組合組織は、東洋インキ労働組合であり、当組合の組合員数は
1,911名でいずれの上部団体にも属さず、労使協調して企業の発展に努力しております。
なお、労使関係について特に記載すべき事項はありません。
-
11
-
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
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第2 【事業の状況】
1 【業績等の概要】
(1) 業績
当連結会計年度における世界経済は、米国の景気拡大が続くとともに、中国や東南アジア地域で
の経済成長が続き、これらに支えられて、わが国経済も、緩やかながらも息の長い景気回復が進み
ました。
しかし当企業グループの事業分野におきましては、印刷市場が伸び悩むなか、液晶関連材料の顧
客の在庫調整が長引くとともに、印刷インキや化成品、高分子関連材料などの原料価格が上昇、高
止まりするなど、非常に厳しい環境が続きました。
このような状況のもとで、当企業グループは、以下に掲げる3点を年度経営方針とし、事業を推
進してまいりました。
第1は「モノづくり企業グループとして独自のコストダウンシステムを作り上げる」であり、素
材から製品までのワークフローの最適化を行い、独自のコストダウンシステムを確立、進化させて
強みを発揮し、利益の増加を図ってきました。
印刷インキ事業では、主力の枚葉インキ、オフ輪インキやグラビアインキにおいて、幅広い顧客
ニーズに対応可能な製品を開発し、現行製品群の品種統合を行うことで、生産の効率化などによる
トータルコストダウンを推進しました。
高分子関連材料や化成品事業では、高付加価値製品の開発、拡販を進めました。また化成品事業
では、顔料の品種統合を行うとともに、一部製品群の海外への生産移管を行うなど、グローバルな
観点での生産効率化を推進しました。さらに全ての事業において、時間軸に着目した生産効率の向
上による固定費の削減、SCM (サプライチェーン・マネジメント)の効率化による物流費の削減を
進めてきました。
第2は「開発(技術)、開拓(営業)、拡張(事業領域)を粘り強く行う」で、自らの知恵を込
めた製品、システムを間断なく開発し、それによって潜在顧客の開拓を進め、さらにCS(顧客満
足)向上のための拡張を行うという成長、拡大モデルの実践を進めてきました。
印刷インキ事業では、色再現領域の広いオフセットインキ新製品「カレイド」について、印刷会
社向けのカラーマネジメントアドバイスや、デザイナーへの啓蒙を絡めた市場開拓を進めましたう
え、下半期には水無し印刷向けのカレイドも上市し、拡販に繋げました。
高分子関連材料事業では、オプトロニクス(光電子部品)やエレクトロニクス、ライフサイエン
ス、自動車関連などに市場を広げ、高機能新製品をそれぞれに投入し、拡販を進めました。
第3は「エリア別の戦略・戦術を強化して、縦型主体の組織運営から縦横戦略連携プレーによる
マトリクスマネジメントを進化させる」であり、これを実践していくことで、現地、現物主義の視
点から考えた真のCS企業グループに転換することを進めてきました。
印刷インキ事業では、需要増が著しい中国や東南アジア向けを始め、海外各エリアでの供給体制
の強化を図っています。また新たにヨーロッパでの販売体制の整備・拡大や、インドへの拡販も進
めています。
高分子関連材料事業では、中国にて自動車向け内装加工の新会社を設立しました。
化成品事業では、高機能顔料の開発とグローバルな供給体制の整備を図っています。またプラス
チック用着色剤も海外各エリアで事業を拡張し、北米や中国で売上を伸ばすとともに、ベトナムや
タイで新会社・新工場の稼動を進めました。
メディア材料事業では、液晶ディスプレイカラーフィルター用材料が当連結会計年度は伸び悩み
ましたものの、需要はさらに拡大すると見込まれ、安定供給を図るため、守山製造所に新工場を完
成させるなど、国内や台湾での生産体制の増強を進めました。
これらの結果、当連結会計年度の売上高は2,454億90百万円(前連結会計年度比3.9%増)と増収
のなか、営業利益は118億69百万円(前連結会計年度比9.8%減)、経常利益は122億49百万円(前連
結会計年度比13.4%減)と減益になりましたが、当期純利益は79億円(前連結会計年度比25.7%
-
12
-
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
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増)と大幅な増益になりました。
事業の種類別セグメントの業績は、次のとおりです。 売上高
事業の種類別
セグメントの名称
前連結
会計年度
(百万円)
営業利益
当連結
会計年度
(百万円)
前連結
会計年度
(百万円)
増減率
(%)
当連結
会計年度
(百万円)
増減率
(%)
印刷インキ
93,809
101,262
7.9
8,363
8,357
△0.1
グラフィックアーツ関連機器
および材料
33,623
32,858
△2.3
877
980
11.7
高分子関連材料
44,492
46,760
5.1
3,431
3,868
12.7
化成品およびメディア材料
60,402
61,617
2.0
10,688
9,134
△14.5
その他
10,680
9,250
△13.4
266
208
△22.0
計
243,007
251,749
3.6
23,628
22,549
△4.6
消去又は全社
△6,803
△6,259
-
△10,475
△10,680
-
連結
236,203
245,490
3.9
13,153
11,869
△9.8
①
印刷インキ事業
オフセットインキは、国内では枚葉インキ、オフ輪インキとも、新製品の拡販を進めたもの
の、出版物を始めとした印刷需要が低迷しましたうえ、原料価格の上昇が下半期にさらに拡大し
たため、低調な状況に推移しました。また、環境対応ニーズに的確に対応したUVインキは順調に
伸長しましたが、新聞インキはページ数減少の影響で伸び悩みました。一方、海外では中国や東
南アジアで大幅な伸長が続くとともに、販売強化を進めた北米でも拡販が進みました。
グラビアインキは、国内では出版や食品包装分野の需要が伸び悩みましたうえ、石油系原料価
格の高止まりが続きましたが、販売価格の一部修正、品種統合やコストダウンを進めることによ
り、利益の確保を図りました。海外では中国の各地域で売上、利益が大きく伸長するとともに、
タイを始めとする東南アジアや韓国、北米も好調に推移しました。
当事業全体では、売上高は1,012億62百万円(前連結会計年度比7.9%増)と増収になりました
が、営業利益は83億57百万円(前連結会計年度比0.1%減)と、ほぼ前連結会計年度並みにとどま
りました。
②
グラフィックアーツ関連機器および材料事業
グラフィックアーツ関連材料は、CTP(コンピュータ製版)化の加速により、製版用のフィルム
需要が縮小した一方で、CTP用を中心とした版材が伸長しました。また商品の購入価格の上昇に対
し、販売価格の一部修正を実施するとともに、同業他社との共同購買による購買力の強化を進
め、利益の減少に歯止めをかけました。グラビア印刷用シリンダーの製版事業は、顧客の内製化
と価格競争の激化による伸び悩みが続きました。
グラフィックアーツ関連機器では、設備更新需要が活況でした前連結会計年度の反動で、印刷
機械の売上が大きく減少しましたが、紙面検査装置などの拡販に加え、デジタル印刷機もメーカ
ーとの提携により収益の改善が進みました。
当事業全体では、売上高は328億58百万円(前連結会計年度比2.3%減)と減収になりました
が、営業利益は9億80百万円(前連結会計年度比11.7%増)と増益になりました。
-
13
-
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
③
2007/06/28 11:21:47
高分子関連材料事業
缶用塗料(フィニッシェス)は、国内では需要の減少や、原料価格の上昇が続き伸び悩みまし
たが、東南アジアや中国では、域内需要の増加と拡販により好調に推移しました。
樹脂は、高付加価値新製品の拡販や、グループ内の原料としての使用増加により伸長しまし
た。
接着剤関連は、ラベル向けやラミネート接着剤が堅調に推移するとともに、高機能製品が大き
く伸長しました。また原料価格は高止まりが続き、利益が圧迫されましたものの、販売価格の一
部修正も進みました。
塗工材料は、「貼る塗料」マーキングフィルムの需要が低調でしたものの、エレクトロニクス
関連など新市場向けの高機能製品の拡販が進みました。
当事業全体では、売上高は467億60百万円(前連結会計年度比5.1%増)、営業利益は38億68百
万円(前連結会計年度比12.7%増)と、増収増益になりました。
④
化成品およびメディア材料事業
化成品は、国内では高機能顔料やチップが引き続いて好調に推移しましたが、汎用顔料は需要
の回復は見られたものの、原料の高騰と価格競争の激化で伸び悩みました。海外では中国の汎用
顔料が伸長しました一方、ヨーロッパの汎用顔料は、顧客の資本再編による内製化や、ユーロ高
を背景とした域外からの安価品参入に伴う価格競争の進行により、低調な状況が続きました。事
業環境がますます厳しくなるなか、固定費の削減、セールスミックスの見直し、高付加価値製品
への転化を進めています。
プラスチック用着色剤は、国内では容器向けが低調でしたが、建装材向けが景気回復を反映し
好調に推移、自動車分野でも軽自動車向けが寄与し堅調に推移しました。海外では、前連結会計
年度に開業した中国の珠海東洋塑料(現:珠海東洋油墨)の増産が進みましたほか、タイで新工
場、ベトナムで新会社(東洋インキコンパウンズベトナム)をスタートさせました。
液晶ディスプレイカラーフィルター用材料は、液晶パネルメーカーの内製化や、顧客の在庫調
整が予想以上に長引いたことに加え、販売価格の若干の下落がありましたため、売上、利益とも
大幅に減少しました。一方、インクジェット材料は、国内外での拡販が進み、大きく伸長しまし
た。またコンピュータ用バックアップテープ向けバックコート材は、汎用品の価格が下落するな
か、コストダウンを図るとともに高品位品を伸長させました。
当事業全体では、売上高は616億17百万円(前連結会計年度比2.0%増)と増収になりました
が、営業利益は91億34百万円(前連結会計年度比14.5%減)と減益になりました。
⑤
その他の事業
天然物由来の機能材料をベースにした新製品の拡販を進め、その安定供給や高品質管理などを
目的に、平成19年2月に北海道千歳市に天然素材抽出工場を設立しました。しかし一方で、その
他の商品販売や在庫の整理を進めましたため、当事業全体の売上高は92億50百万円(前連結会計
年度比13.4%減)、営業利益は2億8百万円(前連結会計年度比22.0%減)と、減収減益になり
ました。
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所在地別セグメントの業績は以下のとおりです。
売上高
所在地別セグメントの名称
日本
前連結
会計年度
(百万円)
当連結
会計年度
(百万円)
前連結
会計年度
(百万円)
増減率
(%)
当連結
会計年度
(百万円)
増減率
(%)
191,250
193,695
1.3
10,524
9,074
△13.8
46,656
54,248
16.3
2,420
2,958
22.2
7,504
7,829
4.3
△557
△1,214
-
11,380
11,740
3.2
247
537
117.5
計
256,792
267,514
4.2
12,635
11,356
△10.1
消去又は全社
△20,588
△22,024
-
518
512
-
連結
236,203
245,490
3.9
13,153
11,869
△9.8
アジア・オセアニア
ヨーロッパ
北米
①
営業利益又は営業損失(△)
日本地域
前連結会計年度の反動で、グラフィックアーツ関連機器の売上が大きく減少するとともに、液
晶ディスプレイカラーフィルター用材料の需要が低迷しましたものの、高機能顔料やインクジェ
ット材料、接着剤が好調でしたうえオフセットインキの海外への輸出が増加、またグラビア溶剤
の販売も伸長しましたため、売上は若干の増収となりました。
一方、利益面では、液晶ディスプレイカラーフィルター用材料の低調に加え、主要製品の原料
価格が大きく上昇し、販売価格への適正な修正や、品種統合や固定費削減によるコストダウンな
どに努めましたものの、十分補うに至らず、低調に終わりました。
これらの結果、売上高は1,936億95百万円(前連結会計年度比1.3%増)と増収になりました
が、営業利益は90億74百万円(前連結会計年度比13.8%減)と減益になりました。
②
アジア・オセアニア地域
中国は、需要が引き続き旺盛なうえ、積極的な事業拡大も進めましたので、オフセットインキ
やグラビアインキを始めとする各主要製品が、売上、利益とも大きく伸長しました。一方で台湾
での液晶ディスプレイカラーフィルター用材料は伸び悩みました。
東南アジア地域でも、タイやマレーシアを中心に需要増と拡販により、オフセットやグラビア
インキ、缶用塗料や接着剤などが好調に推移しました。
一方、オセアニアでは、オフセットインキの主要顧客との将来にわたる受注契約締結のため
に、一時的な販売費用が発生し減益になりましたが、長期的な収益の安定化を確保しました。
これらの結果、売上高は542億48百万円(前連結会計年度比16.3%増)、営業利益は29億58百万
円(前連結会計年度比22.2%増)と、大幅な増収増益になりました。
③
ヨーロッパ地域
主力の汎用顔料事業において、顧客の資本再編による内製化などによる需要の減少や、価格競
争がさらに進みましたうえ、原料費や燃料費などのコストが上昇しました。この厳しい事業環境
に対し、事業構造の転換を目的として、高付加価値製品へのシフトのための設備投資を進め、下
半期より稼動を開始し実績を上げましたが、損失を補うまでには至りませんでした。今後さらに
稼動を上げるとともに、オフセットインキやインクジェット材料などの拡販を、引き続き進めて
まいります。
この結果、売上高は78億29百万円(前連結会計年度比4.3%増)と増収になりましたが、営業損
失は12億14百万円(前連結会計年度は5億57百万円の営業損失)と、大幅に損失が増加しまし
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た。
④
北米地域
汎用顔料が伸び悩みましたものの、販売強化により拡販が進んだオフセットインキや、建装材
需要が増加したグラビアインキが好調に推移するとともに、新市場向けの高機能製品などの拡販
が進みました。
これらの結果、売上高は117億40百万円(前連結会計年度比3.2%増)と増収になるとともに、
営業利益は5億37百万円(前連結会計年度比117.5%増)と、新規事業に伴う初期費用の発生しま
した前連結会計年度と比べ、大幅な増益になりました。
(2) キャッシュ・フロー
前連結会計年度
(百万円)
当連結会計年度
(百万円)
増減(百万円)
営業活動によるキャッシュ・フロー
21,484
20,746
△737
投資活動によるキャッシュ・フロー
△10,432
△14,684
△4,251
財務活動によるキャッシュ・フロー
3,579
△14,267
△17,847
30,366
22,572
△7,793
現金及び現金同等物の期末残高
当連結会計年度の現金及び現金同等物(以下「資金」という)の期末残高は、期首残高より77億
93百万円減少し、 225億72百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は207億46百万円で、前連結会計年度に比べ7億37百万円減少しま
した。これは、税金等調整前当期純利益が前連結会計年度に比べ増加し、また当連結会計年度末日
が金融機関の休日だったため、仕入債務の増加による資金増加があった一方で、法人税等の支払額
の増加による資金減少があったことなどによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は146億84百万円で、前連結会計年度に比べ支出が42億51百万円増
加しました。これは、前連結会計年度には持分法適用関連会社を連結対象に加えたことによる収入
があったことと、当連結会計年度において投資有価証券の取得に伴う支出が増加したことなどによ
るものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は142億67百万円で、前連結会計年度に比べ支出が178億47百万円増
加しました。これは主に、コマーシャルペーパーなど、有利子負債の返還を進めたことによるもの
であり、有利子負債残高は当連結会計年度も減少しました。
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2 【生産、受注および販売の状況】
(1) 生産実績
当連結会計年度における生産実績を事業の種類別セグメントごとに示すと、次のとおりでありま
す。
事業の種類別セグメントの名称
生産高(百万円)
印刷インキ
前年同期比(%)
65,330
3.2
2,504
1.3
高分子関連材料
34,924
10.2
化成品およびメディア材料
60,985
0.8
795
△4.2
164,539
3.6
グラフィックアーツ関連機器および材料
その他
合計
(注) 生産金額は製造原価によっており、消費税等は含まれておりません。
(2) 受注実績
当企業グループにおける受注生産は極めて少なく、大部分計画生産でありますので、記載を省略
しております。
(3) 販売実績
当連結会計年度における販売実績を事業の種類別セグメントごとに示すと、次のとおりでありま
す。
事業の種類別セグメントの名称
販売高(百万円)
印刷インキ
前年同期比(%)
100,704
8.0
グラフィックアーツ関連機器および材料
32,822
△2.2
高分子関連材料
45,553
5.5
化成品およびメディア材料
59,105
0.9
7,304
△5.2
245,490
3.9
その他
合計
(注) 1
2
3
上記の金額は、連結会社間の内部売上高を除いております。
上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
主な相手先別の販売実績および当該販売実績の総販売実績に対する割合につきましては、販売実績の総販売
実績に対する割合が10%以上の相手先が存在しないため、記載を省略しております。
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3 【対処すべき課題】
今後の経済見通しにつきましては、世界経済の成長に支えられた景気回復が続くものと見込まれま
す一方、米国や中国の景気減速に端を発した世界同時株安が発生するなど、先行きへの不透明感も強
まりつつあります。また当企業グループの事業分野では、景気回復に伴う物量需要の伸長は期待され
るものの、価格競争の激化や原料価格の高止まりなど、利益面で厳しい環境が続くものと予想してい
ます。 このような中にあって、当企業グループは本年1月に創立100周年を迎え、次期以降を新しいモノ
づくりメーカーとして臨む第二世紀と位置付けています。汎用製品からスペシャリティ製品へのシフ
トを進め、より高い価値をより良い方法で生産・提供し、成長モデルへの進化を成し遂げてまいりま
す。
オフセットインキ事業は、次期も需要伸長が期待される中国や東南アジア、北米での拡販に加え、
ヨーロッパの供給体制の強化を進め、収益基盤を強化し、原料価格高止まりの環境に対抗していきま
す。また国内でも、高付加価値製品のラインナップを拡充し、顧客へのソリューション提案を強化し
ていきます。グラビアインキ事業も、原料価格の高止まりが利益圧迫要因となる見込みですが、ニー
ズの高まる環境対応製品や溶剤回収システムなど、顧客の環境対応にも貢献するビジネスモデル構築
により成長を目指します。
グラフィックアーツ関連機器および材料事業では、普及率が上がっているCTPシステム関連資材
(デジタル印刷版および処理剤)で安定利益を確保するとともに、近年需要が高まっているPOD(オ
ンデマンドデジタル印刷)システムによる高付加価値ソリューション提案を強化します。
高分子関連材料事業においては、グローバルSCM(サプライチェーン・マネジメント)の最適化と
生産システムの合理化によるコストダウンを推進し、引き続く原料価格の高騰による影響を極力回避
します。また同時に、生活者(最終消費市場)のニーズをにらんだ高付加価値製品の拡販を、オプト
ロニクス(光電子部品)やエレクトロニクス、ライフサイエンス、自動車関連にターゲットを絞って
展開します。
化成品事業では、販売面における汎用顔料から付加価値の高い高機能顔料へのシフトに合わせ、世
界規模での顔料供給体制の最適化と、事業構造の見直しによるコストダウンを推進します。プラスチ
ック用着色剤は、自動車・エレクトロニクス市場向け製品の供給体制を、東南アジアや中国を中心に
整備し、全世界的な需要増加に対応します。
メディア材料事業では、当連結会計年度に低調でした液晶ディスプレイカラーフィルター用材料
で、トップブランドの技術力を生かした製品提供と販売チャネルの強化、効率化の追求を進め、拡大
が続く大型テレビ市場における高品位需要に対応し、大幅伸長を狙うとともに、ブランドの維持・強
化に努めます。また好調が続くインクジェット材料は、環境対応製品の世界展開や機能性を付与した
製品の市場投入で、さらなる利益の拡大を目指します。
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4 【事業等のリスク】
当企業グループの経営成績および財政状態等(株価等を含む)に影響を及ぼす可能性のあるリスクに
は以下のようなものがあります。
なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当企業グループが判
断したものであります。
(1) 経済動向に関するリスク
印刷インキを始め、当企業グループの主力製品の市場は、一般的な消費動向の影響を受けやすい
傾向があります。当企業グループは現在、高機能、高付加価値製品の開発・販売を強化しておりま
すが、今後、消費動向の落ち込みもしくは販売価格の下落により、当企業グループの売上高および
利益の低下を招く可能性があります。
また、当企業グループで製造する製品の主原料は石油化学製品であり、石油化学製品の仕入価格
は、需給バランスや国際的な原油市場の影響で、大きく変動する可能性があります。この影響で今
後も予想を上回る石油化学製品の価格上昇や供給不足が、当企業グループの利益の低下を招く可能
性があります。
(2) 一般的な法的規制に関するリスク
当企業グループは、事業展開する内外各国において、事業活動に関わる一般的な法的規制の適用
を受けております。これらの遵守のためCSR(コーポレート・ソーシャル・レスポンシビリティ)
委員会の傘下にリスクマネジメント分科会、コンプライアンス分科会および環境・安全分科会を設
置・運用するとともに、内部統制委員会においては、財務報告の適正性を確保するための内部統制
システムの構築に努めております。しかしながら、国内および海外事業に関連して、環境問題や製
造物責任、特許侵害を始めとする当企業グループの事業に重大な影響を及ぼす訴訟紛争、その他の
法律的手続き、原料調達への支障などが今後発生しないという保証はなく、万一訴訟等が提起され
た場合、その争訟金額等によっては当企業グループの経営成績および財政状態等に悪影響を及ぼす
可能性があります。
(3) 情報漏洩のリスク
当企業グループでは、最近、エレクトロニクス部品用材料など、パートナー企業とのサプライチ
ェーンを形成し外国企業グループ等と競争する、ハイテク分野のビジネスが増加する傾向がありま
すが、これらは既存のビジネスとは異なる情報リスクが伴います。また、企業活動に必要な多くの
情報は電子情報として保持されており、利用には情報リスクが伴います。情報リスクについては、
情報セキュリティオフィスを設置し、その低減に努めていますが、不測の事態が万一発生した場合
は、社会的信頼の失墜や秘密保持契約違反、当企業グループのノウハウの流出による競争力の低下
などが発生する可能性があります。
(4) 一般的な債権回収に関するリスク
当企業グループの製品は、国内外のさまざまな業界の多数の顧客に納入していますが、これらに
対する売上債権や、取引に関連して行った顧客への貸し付け等の債権を回収することができないこ
ともあり得ます。現有債権につきましては回収不能見込額を既に引当金として計上するとともに、
今後の貸倒れの発生が減少するように与信管理を強化していますが、予想を上回る回収不能が発生
した場合には、当企業グループの経営成績および財政状態等に悪影響を及ぼす可能性があります。
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(5) 海外活動に潜在するリスク
当企業グループは、海外においても生産および販売活動を行っており、今後伸長が見込まれる海
外市場への進出も拡大していく方針です。これらの海外市場への事業進出には以下のようなリスク
が内在しており、これらの事象が発生した場合は、当企業グループの経営成績および財政状態等に
悪影響を及ぼす可能性があります。
・予期しえない法律・規制・不利な影響を及ぼす租税制度の変更
・社会的共通資本(インフラ)が未整備なことによる当企業グループの活動への悪影響
・不利な政治的要因の発生
・テロ、戦争等による社会的混乱
・予期しえない労働環境の急激な変化
・予期しえない為替レートの急激な変動(直近では特に円安の進行)
(6) 災害や周辺への環境負荷発生のリスク
当企業グループは化学製造業を主な事業としており、原料や製品に危険物や化学物質も多数扱っ
ています。社会的責任経営の一環として、CSR 委員会傘下の環境・安全分科会を中心に、火災等の
事故発生防止や事業所周辺への環境負荷低減に積極的に取り組んでおり、また環境本部では化学物
質の使用に関して想定されるリスクに対し、あらゆる回避策を講じておりますが、不測の事態また
は法整備以前の過去の行為に起因する土壌汚染などが発生した場合には、生産能力や社会的信用の
低下を招く恐れがあります。また地震等の自然災害に備えたリスク対策も実施しており、特に東海
地震・首都圏直下型地震対策として、緊急行動マニュアルの策定など具体的な検討を進めておりま
すが、予想を上回る被害の拡大や長期化が進みますと、供給能力が低下する恐れがあります。
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5 【経営上の重要な契約等】
当連結会計年度において、経営上の重要な契約はありません。
6 【研究開発活動】
当企業グループは、独創技術の開発を基本理念とし、二大素材である顔料と樹脂の設計・合成に係
わる要素技術と、分散・印刷・塗加工に係わる要素技術を、環境調和と高機能化に向けて融合させ、
新規材料および製品の開発から生産技術の開発に至るまで、積極的な研究開発活動を行っておりま
す。
現在、研究開発は、当社の技術・研究・開発本部(事業開発研究所、色材・メディア材料研究所、
光・電子材料研究所、ポリマー材料研究所)、SCM本部(生産技術研究所)、各事業本部および各連
結子会社の技術部門により推進しています。研究開発スタッフは、グループ全体で約600名です。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は、71億47百万円であり、事業の種類別の研究
目的、主要課題、研究成果および研究開発費は、次のとおりです。
(1) 印刷インキ事業
印刷インキでは、製品群の高品位化・高付加価値化と最先端の環境調和製品の開発に取り組んでお
ります。オフセットインキは、広演色枚葉プロセスインキ「カレイド」シリーズの拡充を図りまし
た。市場より高い評価を頂いております従来品に加えて、水なしインキをラインアップするととも
に、UVインキの上市も近々予定しております。本「カレイド」シリーズは、画期的なプロセス4色イ
ンキと独自のCMS(カラーマネジメントシステム)の融合により広演色を実現しております。また、
量産化が想定されるRFID用印刷アンテナ向けに、各種高速印刷方式に対応する導電性インキ「レック
スアルファSPシリーズ」を開発しました。さらに、エレクトロニクス産業向けに各種印刷方式に適合
する導電性インキ等の機能性製品群の開発も強力に推進しております。
グラビアインキは環境調和型製品であるノントルエンタイプの性能向上により本タイプへの代替が
大幅に進みました。今年度はVOC(揮発性有機化合物)対策面で理想の姿である溶剤回収再利用型イン
キの上市、実績化を予定しており、溶剤回収装置も含めてシステム提案を行う予定です。また、レー
ザー印字可能なインキ「Elbima」、防汚性に優れた表皮材向けコート剤「フルシェード」などグラビ
ア印刷の可能性を広げる機能製品開発を推し進めています。
当事業に係わる研究開発費は、19億71百万円です。
(2) グラフィックアーツ関連機器および材料事業
当事業では、印刷品質向上と資源を有効利用するために製品開発を実施しております。グラビアイ
ンキの特色インキ作成・在庫管理システムとして「エコマッチ21G Ver.2」の開発を完了し、2007年
より販売を開始しております。
当事業に係わる研究開発費は、47百万円です。
(3) 高分子関連材料事業
当事業では、高機能化と環境調和を大きなテーマとして、事業のプラットホームである樹脂製品事
業を整備し、樹脂合成・分散・フォーミュレーション・塗加工技術を活用した製品の研究開発を行っ
ています。エレクトロニクス分野では、国内外のフラットパネルテレビ等のディスプレイ部材に用い
られる粘接着テープ「リオエルムシリーズ」、粘着剤「リオオプトシリーズ」等を開発しました。そ
の他の分野では、VOCを抑制した低臭粘着剤および工業用水性粘着剤、PETボトルに対抗するキャップ
付ボトル缶用の高加工性水性塗料、植物抽出エキスの応用製品の展開、さらにはメディカル向けの粘
着剤・塗加工製品にも開発の幅を拡大しています。
当事業に係わる研究開発費は、15億25百万円です。
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(4) 化成品およびメディア材料事業
当事業では、顔料合成技術などの材料開発、および顔料分散技術を利用した製品の研究開発を行
っています。特に有機顔料、カーボンブラック、無機・金属ナノ粒子を分散して、オプトエレクト
ロニクス分野、自動車分野などの高付加価値製品に展開を始めました。有機EL素子材料では、高効
率、長寿命の赤色発光材料が引き続き好評で、携帯用パネル向けなどに着実に実績を重ねておりま
す。液晶ディスプレイカラーフィルター用材料では特にモバイル用高解像度レジストおよびテレビ
用高明度/高コントラストレジストの開発に注力し、成果を挙げました。インクジェット材料で
は、溶剤型製品が引き続き好調に推移し、さらに紫外線硬化型製品を開発しました。
当事業に係わる研究開発費は、34億47百万円です。
(5)その他の事業
天然色素、可食性インキ、クマザサ抽出物など天然材料に係わる研究開発等を行っております。
これらに係わる研究開発費は、1億54百万円です。
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7 【財政状態および経営成績の分析】
文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当企業グループが判断した
ものであります。
(1) 重要な会計方針および見積り
当企業グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に
基づき作成されていますが、その作成には経営者による会計方針の選択・適用と、資産・負債およ
び収益・費用の報告金額および開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見
積りにあたっては過去の実績等を勘案し合理的な判断を行っていますが、実際の結果は、見積り特
有の不確実性がありますため、これらの見積りと異なる場合があります。
(2) 当連結会計年度の経営成績の分析
当連結会計年度の経営成績は、売上高は2,454億90百万円と増収のなか、営業利益は118億69百万
円、経常利益は122億49百万円と減益になりましたが、当期純利益は79億円と大幅な増益となりま
した。
その状況は、「第2 事業の状況」の「1 業績等の概要」に記載の通りで、高機能製品やアジア
などの成長地域での拡販が進みましたものの、原料価格の上昇や既存製品市場の需要の伸び悩みに
加え、液晶関連材料の在庫調整局面が長引くなど、厳しい環境が続きましたため、営業利益や経常
利益は減益に終わりました。一方、当期純利益は、投資有価証券売却益の増加や退職給付信託解約
益の発生、固定資産除却等損の減少により、史上最高益を達成しました。
(3) 経営成績に重要な影響を与える要因について
印刷インキや缶用塗料、これらの原料となる顔料など、過去において当企業グループの主力であ
りました、いわゆる既存製品分野では、特に国内において市場の成長が鈍化し、需要の伸び悩み
や、価格競争の激化などが続いております。また一方、原料価格の上昇や高止まりが続き、当連結
会計年度はさらに利益が圧迫されました。
この中で当企業グループは、既存製品をベースに、さらにスペシャリティな高付加価値製品への
シフトを図るとともに、持続的開発や品質強化、効率化をスピーディに成し遂げて、高収益体質へ
変革する活動を進めています。
当連結会計年度は、厳しい事業環境のなか、減益を余儀なくされましたが、これらの活動を強力
に推し進めることで、次期以降は利益の回復を見込んでいます。また環境対策など、リスク要因へ
の前倒し対策も、引き続き積極的に推進しています。
その他、当企業グループの経営成績および財政状態等に影響を及ぼす可能性のあるリスクについ
ては、「第2 事業の状況」の「4 事業等のリスク」に記載の通りです。
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(4) 当連結会計年度の財政状態の分析
当連結会計年度末の総資産は3,074億39百万円と、期首残高より21億3百万円増加、純資産は
1,635億9百万円と、期首残高(株主資本)より119億85百万円増加しました。これは主に、積極的
な設備投資により有形固定資産が増加した一方で、キャッシュ・フロー経営の実践により、有利子
負債が引き続き減少したことによるものです。この結果、純資産から少数株主持分を控除した自己
資本比率も50.7%と上昇、また有利子負債残高は636億18百万円まで縮小し、財務体質の強化が図れ
ています。
また株主への還元も重要な課題の一つとして位置付けており、財務体質の強化や内部留保の充実
にも努めつつ、安定的な配当を継続することを基本方針として、業績や経営環境を総合的に勘案し
て配当を行っております。この方針に加え、当連結会計年度は創立100周年にあたり、株主の皆様
の長年にわたるご支援に感謝の意を表するため、記念配当2円を実施することといたしました。こ
の結果、合わせて年間配当金は1株につき11円(前連結会計年度より2円50銭増配)となります。
(5) 経営者の問題認識と今後の方針について
創立100周年を迎え、次なる100年にスタートダッシュする平成18~19年度を、重要なターニング
ポイントの時と考え、2年間の中期経営計画「JUMP-2」を平成18年4月からスタートさせました。
この2年目にあたる次期は、独自性のあるコストリダクションを引き続き進めたうえ、それをグロ
ーバル規模で水平展開し、企業グループトータルでのSCMにより、効果を最大化させる活動を粘り
強く推進していきます。また、日本発のモノ作り企業ゆえの技術、品質の強みを、企業グループ全
体に展開し、ブランド力や付加価値を高めるとともに、グループのあらゆる部門で開発、開拓、拡
張のバックアップを行い、スペシャリティケミカルメーカーへの進化をなすための成長を続けるこ
とを目指します。
さらに、この基本方針に従い、事業別には「第2 事業の状況」の「3 対処すべき課題」に記載
の通りの活動を進めてまいります。
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第3 【設備の状況】
1 【設備投資等の概要】
当企業グループは当連結会計年度において、基盤事業の生産拠点整備、成長分野の供給体制強化お
よび環境対策等に注力し、179億76百万円の設備投資を実施いたしました。
事業の種類別セグメントの設備投資は以下のとおりです。
印刷インキ事業では、当社埼玉製造所においてグラビアインキを始めとする製造設備の合理化を進
めました。また、天津東洋油墨有限公司で物流の効率化を図るための投資等も行い、当事業としては
43億72百万円の設備投資を行いました。
グラフィックアーツ関連機器および材料事業では、東洋プリプレス株式会社でのグラビアシリンダ
ー製版設備など、5億3百万円の設備投資を行いました。
高分子関連材料事業では、当社川越製造所における高機能塗工材料の製造設備増強、三永インキペ
イント製造株式会社での工場建設など、28億85百万円の設備投資を行いました。
化成品およびメディア材料事業では、当社守山製造所におけるカラーフィルター用材料製造設備の
増強や富士製造所での高機能顔料製造設備、フランカラーピグメンツ株式会社での高機能顔料製造設
備の新設など、90億17百万円の設備投資を行いました。
その他の事業では、当社において天然材料製造工場の新設など、8億23百万円の設備投資を行いま
した。
全社共通として、当社研究所の研究用設備など、3億73百万円の設備投資を行いました。
所要資金については自己資金および借入金を充当しました。
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-
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2 【主要な設備の状況】
当企業グループにおける主要な設備は以下のとおりであります。
(1) 提出会社
事業所名
(所在地)
埼玉製造所
(埼玉県川越市)
富士製造所
(静岡県富士市)
事業の種類別
セグメント
の名称
印刷インキ・
化成品および
メディア材料
印刷インキ・
化成品および
メディア材料
帳簿価額(百万円)
設備の内容
建物及び
構築物
機械装置
及び運搬具
土地
(面積千㎡)
その他
従業
員数
(名)
合計
印刷インキ・
化成品およびメ
ディア材料製造
5,176
5,318
4,044
4,777
4,179
(130)
507
15,181
346
1,949
12,368
268
629
9,739
286
18
1,907
23
198
5,524
110
6
1,350
25
202
1,774
689
495
5,029
141
13
544
128
設備
印刷インキ・
1,597
化成品およびメ
ディア材料製造
[17]
設備
高分子関連材料
川越製造所
高分子関連材
料・化成品お
(埼玉県川越市)
よびメディア
メディア材料製
材料
造設備
川越製造所 西神工場
高分子関連材
高分子関連材料
(兵庫県神戸市西区)
料
製造設備
守山製造所
(滋賀県守山市)
化成品および
メディア材料
岡山工場
化成品および
(岡山県井原市)
メディア材料
本社
(東京都中央区)
全社的管理業
務・販売業務
(108)
・化成品および
3,315
4,389
1,405
(135)
[12]
321
547
1,893
1,965
261
149
管理および販売
用設備
424
890
研究開発用設備
1,425
463
167
265
化成品およびメ
ディア材料製造
設備
化成品およびメ
ディア材料製造
設備
1,020
(20)
1,467
(56)
932
(50)
257
(5)
[2]
研究所
(東京都板橋区、茨城県
つくば市、兵庫県神戸
全社的基礎研
究
2,644
(55)
市西区)
関西支社
(大阪府大阪市福島区)
販売業務
販売用設備
-
26
-
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(2) 国内子会社
事業所名
(所在地)
会社名
帳簿価額(百万円)
事業の種類
別
セグメント
の名称
設備の
内容
建物及び
構築物
本社工場
印刷インキ
印刷インキ・高
(京都府京都市伏見
・高分子関
分子関連材料製
連材料
造設備
グラフィッ
クアーツ関
グラフィックア
本社工場
(埼玉県川口市)
連機器およ
よび材料製造設
東洋プリプレス
び材料
備
㈱
グラフィッ
グラフィックア
クアーツ関
連機器およ
ーツ関連機器お
よび材料製造設
び材料
備
高分子関連
高分子関連材料
材料
製造設備
化成品およ
びメディア
化成品およびメ
ディア材料製造
材料
設備
その他
賃貸設備
その他
管理用設備
その他
マツイカガク㈱
区)
九州工場
(福岡県北九州市小
倉南区)
埼玉工場
東洋モートン㈱
(埼玉県比企郡滑川
町)
オリエンタル
化成㈱
本社工場
(千葉県茂原市)
機械装置
土地
及び
(面積千㎡)
運搬具
1,086
428
533
620
403
257
795
285
617
553
183
―
6
―
賃貸設備
153
―
その他
賃貸設備
612
―
その他
賃貸設備
70
―
その他
賃貸設備
169
―
その他
賃貸設備
260
―
その他
賃貸設備
82
―
その他
賃貸設備
3
―
ーツ関連機器お
2,369
(14)
―
(―)
130
(4)
463
(13)
116
(43)
その他
従業
員数
(名)
合計
70
3,954
92
50
1,204
79
10
802
24
75
1,619
36
112
1,400
119
0
1,301
―
1
7
19
2
705
―
2
918
―
―
893
―
―
527
―
―
985
―
―
1,172
―
―
103
―
東洋インキ製造㈱
東洋インキ
関西支社
大阪販売㈱
(大阪府大阪市福島
区)
本社事務所
(東京都中央区)
東洋インキ製造㈱
川越製造所
(埼玉県川越市)
東洋インキ製造㈱
本社
(東京都中央区他)
1,117
(1)
―
(―)
549
(1)
304
(1)
[0]
東洋インキ北海道㈱
本社事務所他
(北海道札幌市西区
東洋ビーネット
㈱
822
(48)
他)
東洋インキ東北㈱
本社事務所他
(宮城県仙台市泉区)
東洋インキ中四国㈱
四国支店事務所他
(香川県高松市他)
東洋インキ九州㈱
本社事務所他
(福岡県福岡市東区
358
(8)
725
(10)
1,089
(9)
他)
東大阪ビル
(大阪府東大阪市)
-
27
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99
(1)
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(3) 在外子会社
事業所名
(所在地)
会社名
本社工場
天津東洋油墨
(中華人民共和国
有限公司
印刷インキ
天津市)
本社工場
(フランス
上海東洋油墨
制造有限公司
化成品およ
化成品およびメ
(フランス
びメディア
ディア材料製造
ワッセル)
材料
設備
本社工場
(大韓民国 京畿道)
印刷インキ・ 印刷インキ・高
高分子関連材 分子関連材料製
料
本社工場
印刷インキ・ 印刷インキ・高
(中華人民共和国
高分子関連
分子関連材料製
材料
造設備
高分子関連
材料
高分子関連材料
製造設備
本社工場
化成品およ
化成品およびメ
(中華人民共和国
びメディア
ディア材料製造
材料
設備
本社工場
(台湾 台南市)
化成品およ
びメディア
化成品およびメ
ディア材料製造
材料
設備
本社工場
印刷インキ・
(アメリカ
化成品および
セレンバン)
珠海東洋油墨
有限公司
広東省)
台湾東洋彩光
股份有限公司
ライオケム㈱
ジョージア)
東洋インキ(泰
本社工場
国)㈱
(タイ バンコク)
東洋インキオ
本社工場
ーストラリア
(オーストラリア
㈱
ヴィクトリア)
メディア材料
印刷インキ
印刷インキ
本社工場
(マレーシア
トーヨーケム㈱
セランゴール)
セレンバン工場
(マレーシア
セレンバン)
(注) 1
2
印刷インキ
印刷インキ
その他
従業
員数
(名)
合計
1,526
(―)
249
3,523
866
33
55
84
1,950
3,217
115
99
2,764
94
236
2,330
132
541
2,257
81
289
1,709
183
1,314
1,701
98
7
1,478
81
13
1,186
173
33
1,049
111
16
427
140
21
589
49
[85]
ワッセル工場
㈱
1,748
設備
設備
本社工場
(マレーシア
機械装置
土地
及び
(面積千㎡)
運搬具
―
印刷インキ製造
材料
上海市)
T.I.P.P.
(マレーシア)
建物及び
構築物
化成品およびメ
ディア材料製造
ヴィラサンポール)
三永インキペ
イント製造㈱
設備の
内容
化成品およ
びメディア
フランカラー
ピグメンツ㈱
帳簿価額(百万円)
事業の種類
別
セグメント
の名称
9
6
319
917
1,306
712
6
(24)
29
(32)
646
(26)
造設備
―
1,166
927
(―)
[109]
681
604
430
(89)
―
532
887
(―)
[79]
135
251
―
(―)
[23]
印刷インキ・化
成品およびメデ
ィア材料製造設
879
544
536
243
46
(84)
備
印刷インキ製造
設備
392
(31)
印刷インキ製造
設備
印刷インキ製造
設備
200
727
184
225
88
(20)
―
(―)
[13]
印刷インキ製造
245
設備
239
82
(14)
帳簿価額のうち「その他」は、工具器具及び備品および建設仮勘定の合計であります。
土地および建物の一部を企業グループ外部より賃借しております。賃借している土地の面積については、
3
[ ]で外書きしております。
東洋プリプレス㈱本社工場は、土地を東洋インキ製造㈱より賃借しております。
4
現在休止中の主要な設備はありません。
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東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
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3 【設備の新設、除却等の計画】
重要な設備の新設等
会社名
事業所名
東洋インキ製造㈱
富士製造所
所在地
静岡県
富士市
東洋インキ製造㈱ 埼玉県
埼玉製造所
川越市
東洋インキインタ
ーナショナル株式
アメリカ
会社
テキサス
事業の種類別
セグメントの
名称
化成品および
メディア材料
印刷インキ
印刷インキ・
高分子関連材
投資予定金額
設備の内容
高機能顔料製
造設備および
グラビアイン
キ製造設備
グラビアイン
キ、粘接着剤
料
製造設備およ
び建物
高機能顔料製
造設備および
フランス
化成品および
メンツ㈱
ワッセル
メディア材料
東洋インキ(泰国)
㈱ タイ
バンコク
化成品および
メディア材料
東洋インキインド
㈱ インド
ノイダ 印刷インキ ンキ製造設備
および建物
東洋インキヨーロ
フランス
ッパプラスチック
カララント㈱ ヴィラサ
ンポール
化成品および
メディア材料
着色剤製造設
備および建物
2
2,923
1,000
自己資金
1,830
1,164
自己資金
2,450
-
自己資金
2,167
1,937
自己資金
1,443
185
自己資金
および借
建物
フランカラーピグ
(注) 1
着手および完了予定
資金調達
方法
総額
既支払額
(百万円) (百万円)
建物
着色剤製造設
備および建物
入金 オフセットイ
着手
完了
平成18年
1月
平成21年
3月
平成16年
平成21年
6月
3月
平成19年
平成20年
4月
9月
平成18年
平成20年
3月 3月 平成18年
11月 平成20年
2月 1,360
500
自己資金
平成19年
1月 平成20年
7月 1,027
-
自己資金
平成19年
8月 平成20年
7月 完成後の増加能力については、生産品目が多種多様にわたっており、算定が困難であります。従って、完
成後の増加能力は記載しておりません。
東洋インキヨーロッパプラスチックカララント㈱は、平成19年4月に設立されました。
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東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
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第4 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類
発行可能株式総数(株)
普通株式
600,000,000
計
600,000,000
② 【発行済株式】
事業年度末現在
発行数(株)
(平成19年3月31日)
提出日現在
発行数(株)
(平成19年6月28日)
普通株式
303,034,513
303,034,513
計
303,034,513
303,034,513
種類
上場証券取引所名又
は登録証券業協会名
内容
東京証券取引所
株主としての権利内容に制
(市場第一部)
限のない、標準となる株式
―
―
(注) 平成19年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの新株予約権の行使(旧転換社債等の権利行使を含む。)に
より発行された株式数は含まれておりません。
(2) 【新株予約権等の状況】
旧商法に基づき発行した転換社債は、次のとおりであります。
第6回無担保転換社債(平成8年12月4日発行)
事業年度末現在
(平成19年3月31日)
提出日の前月末現在
(平成19年5月31日)
転換社債の残高(百万円)
14,343
14,343
転換価格(円)
539.00
539.00
資本組入額(円)
270.00
270.00
(3) 【ライツプランの内容】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
年月日
平成16年2月6日
(注)
発行済株式
総数増減数
(株)
発行済株式
総数残高
(株)
資本金
増減額
(百万円)
資本金残高
(百万円)
資本準備金
増減額
(百万円)
資本準備金
残高
(百万円)
1,855
276,728,433
0
24,610
0
25,823
26,300,515
303,028,948
7,101
31,711
7,074
32,898
5,565
303,034,513
1
31,713
1
32,900
平成17年4月1日
~
平成18年3月31日
(注)
平成18年4月1日
~
平成19年3月31日
(注)
(注) 新株予約権の行使(旧転換社債等の権利行使を含む。)による増加であります。
-
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(5) 【所有者別状況】
平成19年3月31日現在
株式の状況(1単元の株式数1,000株)
区分
政府
および
地方公共
団体
株主数
金融機関
証券会社
外国法人等
その他の
法人
個人以外
個人
その他
個人
計
単元未満
株式の状況
(株)
―
69
40
251
118
4
15,356
15,838
―
所有株式数
(単元)
―
78,776
3,025
116,005
42,593
6
60,902
301,307
1,727,513
所有株式数
の割合(%)
―
26.15
1.00
38.50
14.14
0.00
20.21
100.00
―
(人)
(注) 1
2
証券保管振替機構名義株式は「その他の法人」に17単元含めて記載しております。
自己株式572,084株は「個人その他」に572単元、「単元未満株式の状況」に84株含めて記載してあります。
なお、自己株式572,084株は株主名簿記載上の株式数であり、期末日現在の実質的な所有株式数は571,084株
であります。
(6) 【大株主の状況】
平成19年3月31日現在
氏名又は名称
所有株式数
(千株)
住所
発行済株式総数に対す
る所有株式数の割合
(%)
凸版印刷株式会社
東京都台東区台東1-5-1
68,234
22.52
日本マスタートラスト信託銀行株式
会社(信託口)
東京都港区浜松町2-11-3
20,548
6.78
サカタインクス株式会社
大阪府大阪市西区江戸掘1-23-37
11,595
3.83
日本トラスティ・サービス信託銀行
株式会社(信託口)
東京都中央区晴海1-8-11
10,058
3.32
株式会社日本触媒
大阪府大阪市中央区高麗橋4-1-1
7,138
2.36
株式会社三菱東京UFJ銀行
東京都千代田区丸の内2-7-1
6,341
2.09
東京書籍株式会社
東京都北区堀船2-17-1
6,326
2.09
株式会社みずほ銀行
東京都千代田区内幸町1-1-5
6,280
2.07
ステート ストリート バンク アン
AIB INTERNATIONAL CENTRE P.O. BOX ド トラスト カンパニー 505019
(常任代理人 株式会社みずほコー
518 IFSC DUBLIN, IRELAND
(東京都千代田区丸の内1-3-3)
5,788
1.91
ポレート銀行)
東洋インキ従業員持株会
東京都中央区京橋2-3-13
5,562
1.84
147,873
48.80
計
―
(注) 千株未満は切捨てて表示しております。
-
31
-
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(7) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
平成19年3月31日現在
区分
株式数(株)
議決権の数(個)
内容
無議決権株式
―
―
―
議決権制限株式(自己株式等)
―
―
―
議決権制限株式(その他)
―
―
―
(自己保有株式)
普通株式
完全議決権株式(自己株式等)
571,000
(相互保有株式)
普通株式
株主としての権利内容に制限
―
のない、標準となる株式
―
29,000
同上
完全議決権株式(その他)
普通株式
300,707,000
単元未満株式
普通株式
1,727,513
―
同上
303,034,513
―
―
発行済株式総数
総株主の議決権
300,707
―
同上
300,707
―
(注) 1
「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、証券保管振替機構名義の株式が17,000株(議決権17個)含ま
れております。
2
「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己保有株式および相互保有株式が次のとおり含まれてお
ります。
当社所有の自己株式
相互保有株式
84株
東洋インキ城東販売㈱
916株
② 【自己株式等】
平成19年3月31日現在
所有者の氏名
又は名称
(自己保有株式)
東京都中央区京橋
東洋インキ製造株式会社
(相互保有株式)
2―3―13
東洋インキ城東販売
株式会社
計
自己名義
所有株式数
(株)
所有者の住所
東京都台東区駒形
1―4―4
―
他人名義
所有株式数
(株)
所有株式数
の合計
(株)
発行済株式総数
に対する所有
株式数の割合(%)
571,000
―
571,000
0.19
29,000
―
29,000
0.01
600,000
―
600,000
0.20
(注) 株主名簿上は、当社名義となっておりますが、実質的に保有していない株式が1,000株(議決権1個)あります。
なお、当該株式数は前記「発行済株式」の「完全議決権株式(その他)」欄に含めております。
-
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2 【自己株式の取得等の状況】
【株式の種類等】旧商法第221条第6項の規定に基づく単元未満株式の買取請求による普通株式の取
得および会社法第155条第7号に該当する普通株式の取得
(1) 【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(2) 【取締役会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
区分
株式数(株)
当事業年度における取得自己株式
価額の総額(円)
77,900
38,910,405
9,871
4,477,397
当期間における取得自己株式
(注)「当期間における取得自己株式」欄には、平成19年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式
の買取による株式数は含まれておりません。
(4) 【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
当事業年度
区分
株式数(株)
当期間
処分価額の総額
(円)
株式数(株)
処分価額の総額
(円)
引き受ける者の募集を行った取得自己株式
―
―
―
―
消却の処分を行った取得自己株式
―
―
―
―
―
―
―
―
合併、株式交換、会社分割に係る移転を行った
取得自己株式
その他
(単元未満株式の買増請求による売渡)
10,825
保有自己株式数
571,084
4,216,298
―
1,069
579,886
423,940
―
(注)1
当期間における「その他」欄には、平成19年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の
売渡による株式数は含まれておりません。
当期間における「保有自己株式数」欄には、平成19年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未
2
満株式の買取および売渡による株式数は含まれておりません。
-
33
-
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
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3 【配当政策】
当社は印刷インキ事業を中心とした装置産業であり、高い技術力、生産性、競争力を継続的に保持
し発展を続けていくためには、合理化・省力化・環境保護を念頭に置いた設備投資と研究開発を行っ
ていくことが必要であります。
このような投資環境の中で、当社は長期にわたり安定的な経営基盤の確保に努めながら株主配当に
ついては安定的な配当の継続を重視し、株主への利益還元に努めていくことを基本方針としておりま
す。
毎事業年度における配当の回数については、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うこ
とを基本方針としております。
これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会
であります。
当事業年度の期末配当金につきましては、上記方針や業績を総合的に勘案し、1株につき4円50銭
の普通配当に加え、創立100周年の記念配当2円を実施し、合わせて1株につき6円50銭と決定しま
した。
これにより年間配当金は中間配当金と合わせ、1株につき2円50銭増配の年11円となります。
内部留保金につきましては、基盤事業や成長が見込まれる事業分野への設備資金と、将来の利益向
上に寄与できる研究開発に充てる方針であります。
また、当社は「取締役会の決議によって、毎年9月30日を基準日として中間配当をすることができ
る」旨を定款に定めております。
なお、当事業年度の剰余金の配当は以下のとおりであります。
配当金の総額
(百万円)
決議年月日
平成18年11月16日
取締役会決議
平成19年6月28日
定時株主総会決議
1株当たり配当額
(円)
1,361
4.50
1,966
6.50
4 【株価の推移】
(1) 【最近5年間の事業年度別最高・最低株価】
回次
第165期
第166期
第167期
第168期
第169期
決算年月
平成15年3月
平成16年3月
平成17年3月
平成18年3月
平成19年3月
最高(円)
385
498
489
617
622
最低(円)
250
309
359
400
411
(注) 最高・最低株価は東京証券取引所市場第一部におけるものであります。
(2) 【最近6箇月間の月別最高・最低株価】
月別
平成18年
10月
11月
平成19年
1月
12月
2月
3月
最高(円)
487
479
487
517
519
483
最低(円)
450
411
446
471
456
432
(注) 最高・最低株価は東京証券取引所市場第一部におけるものであります。
-
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東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
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5 【役員の状況】
役名
代表取締役
社長
職名
氏名
佐久間
国
生年月日
雄
略歴
昭和19年8月21日生
昭和43年3月
〃 43年4月
平成3年11月
〃 6年6月
〃 7年3月
〃 9年3月
〃 9年6月
〃 11年3月
〃 12年6月
〃 15年6月
〃 18年6月
代表取締役
専務取締役
福
村
常務取締役
人事・財務担
当
鈴
木
紀
夫
昭和19年12月8日生
剛
昭和20年9月11日生
昭和42年3月
〃 42年4月
平成6年7月
〃 9年6月
〃 13年3月
〃 13年6月
〃 15年6月
〃 16年3月
〃 17年4月
〃 18年6月
昭和44年3月
〃 44年4月
平成14年3月
〃 14年6月
〃 15年10月
〃 16年3月
〃 17年4月
〃 18年6月
昭和48年3月
〃 48年4月
平成14年3月
常務取締役
技術開発担当
竹
中
義
彰
昭和22年12月3日生
〃 14年6月
〃 15年3月
〃 15年10月
〃 16年6月
〃 17年3月
〃 18年6月
〃 19年6月
昭和28年3月
〃 28年4月
〃 55年8月
〃 60年8月
〃 62年8月
取締役
藤
田
弘
道
昭和3年3月21日生
平成元年4月
〃 2年6月
〃 3年6月
〃 6年6月
〃 12年6月
-
35
-
慶應義塾大学法学部卒業
当社入社
社長室長
取締役就任
人事労務担当
国際統括部担当
常務取締役就任
人事部・総務部・購買部・エコロ
ジーセンター担当
代表取締役社長就任(現)
トッパン・フォームズ株式会社監
査役就任(現)
凸版印刷株式会社監査役就任(現)
任期
所有
株式数
(千株)
(注6)
94
(注6)
56
(注6)
26
京都工芸繊維大学大学院工芸科学
研究科修了
当社入社
技術・研究・開発本部・副本部長
兼開発研究所長
取締役就任
ケミカル事業本部・高分子事業統
括部長
高分子事業本部長
常務執行役員就任
技術・研究・開発本部長
技術開発担当(現)
常務取締役就任(現)
(注6)
19
東京大学経済学部卒業
凸版印刷株式会社入社
同社 取締役東北事業部長
同社 常務取締役板橋事業本部長
同社 専務取締役事業統括本部長
兼社長室長
同社 取締役副社長事業統括本部
長兼社長室長
同社 代表取締役副社長社長室長
同社 代表取締役社長就任
当社 取締役就任(現)
凸版印刷株式会社代表取締役会長
就任(現)
(注6)
10
東北大学工学部卒業
当社入社
グラビア事業部長
取締役就任
技術・研究・開発本部長
常務取締役就任
専務取締役就任
技術・研究・開発担当
技術・生産・IR担当
代表取締役専務取締役就任(現)
早稲田大学法学部卒業
当社入社
ケミカル事業本部・色材事業統括
部長
取締役就任
社長室・人事部担当、総務部管掌
社長室・人事部・総務部担当
人事・財務担当(現)
常務取締役就任(現)
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
役名
取締役
職名
カスタマー・
取締役
ネットワーク
専務執行役員
本部長
氏名
三
木
鈴
木
啓
生年月日
略歴
史
昭和19年6月3日生
勝
昭和20年1月26日生
昭和45年3月
〃 45年4月
〃 58年6月
〃 61年6月
平成元年6月
〃 2年6月
〃 4年6月
〃 6年6月
昭和43年3月
〃 43年4月
平成8年7月
〃 9年6月
〃 13年3月
〃 16年3月
〃 16年6月
〃 17年3月
〃 17年6月
〃 19年3月
昭和42年3月
〃 43年4月
平成13年3月
取締役
印刷・情報事
専務執行役員 業本部長
前
田
勝
昭和19年2月5日生
〃 14年6月
〃 15年10月
〃 16年3月
〃 16年6月
〃 18年6月
昭和45年3月
〃 45年4月
平成13年3月
〃 13年6月
〃 14年3月
サプライチェ
取締役
ーン・マネジ
常務執行役員
メント本部長
松
山
茂
樹
昭和22年7月5日生
〃 15年3月
〃 16年3月
〃 16年6月
〃 17年3月
〃 18年9月
昭和44年3月
〃 63年9月
〃 63年10月
平成13年5月
取締役
色材事業本部
常務執行役員 長
笠
原
一
則
2007/06/28 11:21:47
昭和22年3月18日生
〃 14年3月
〃 15年6月
〃 15年10月
〃 16年3月
〃 16年6月
-
36
-
早稲田大学理工学部卒業
東洋製罐株式会社入社
同社 取締役就任
同社 常務取締役就任
同社 専務取締役就任
同社 取締役副社長就任
同社 代表取締役社長就任(現)
当社 取締役就任(現)
慶應義塾大学経済学部卒業
当社入社
事業統括本部・機能色材事業部長
取締役就任
ケミカル事業本部・DIM事業部長
財務部・経理部・広報室・監査室
担当、法務部・エコロジーセンタ
ー管掌
常務取締役就任
メディア材料事業本部長
取締役・専務執行役員就任(現)
カスタマー・ネットワーク本部長
(現)
中央大学経済学部卒業
当社入社
グラフィックアーツ事業本部・新
聞事業部長
取締役就任(現)
印刷・情報事業本部長兼オフセッ
ト事業部長
印刷・情報事業本部長(現)
常務執行役員就任
専務執行役員就任(現)
京都工芸繊維大学繊維学部卒業
当社入社
ケミカル事業本部・川越製造所長
取締役就任(現)
ケミカル事業本部・高分子事業統
括部長
グラフィックアーツ事業本部・グ
ラビア事業部長
包装事業本部長
常務執行役員就任(現)
サプライチェーン・マネジメント
本部長(現)
天津東洋油墨有限公司董事長就任
(現)
早稲田大学理工学部卒業
日本リンシットメーソン株式会社
第一営業部部長退職
当社入社
珠海東洋油墨有限公司董事長就任
(現)
ケミカル事業本部・色材事業統括
部化成品事業部長
取締役就任(現)
色材事業本部長兼化成品事業部長
色材事業本部長(現)
常務執行役員就任(現)
任期
所有
株式数
(千株)
(注6)
―
(注6)
30
(注6)
36
(注6)
23
(注6)
13
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
役名
職名
氏名
生年月日
略歴
昭和47年3月
〃 47年4月
平成14年3月
取締役
高分子事業本
常務執行役員 部長
久
納
義
朗
昭和22年8月21日生
〃 15年6月
〃 15年10月
〃 16年6月
〃 17年3月
昭和47年3月
〃 47年4月
平成16年3月
パッケージ&
取締役
プロセッシン
常務執行役員
グ事業本部長
植
田
政
廣
昭和22年10月8日生
〃 16年6月
〃 17年3月
〃 17年6月
〃 19年3月
〃 19年6月
昭和45年3月
〃 45年4月
平成15年3月
〃 15年9月
取締役
メディア材料
常務執行役員 事業本部長
平
田
英
敏
昭和23年3月31日生
〃 16年6月
〃 17年9月
〃 18年6月
〃 19年3月
〃 19年6月
昭和47年3月
〃 47年4月
平成13年3月
取締役
国際本部長
常務執行役員
千
代
晴
康
昭和23年8月23日生
〃 14年9月
〃 16年6月
〃 16年6月
〃 18年6月
〃 19年6月
昭和48年3月
〃 48年4月
平成13年10月
取締役
執行役員
カスタマー・
ネットワーク
本部・関西支
社長
白
石
俊
明
昭和24年4月8日生
〃 14年3月
〃 15年9月
〃 16年6月
〃 17年6月
取締役
執行役員
色材事業本部
副本部長兼着
色事業部長
昭和52年3月
〃 52年4月
平成12年5月
〃 14年3月
北
川
克
己
2007/06/28 11:21:47
昭和28年9月26日生
〃 16年3月
〃 16年6月
〃 17年6月
-
37
-
任期
所有
株式数
(千株)
早稲田大学政治経済学部卒業
当社入社
ケミカル事業本部・高分子事業統
括部・塗工材事業部長
取締役就任(現)
高分子事業本部副本部長兼塗工材
事業部長
常務執行役員就任(現)
高分子事業本部長(現)
(注6)
8
静岡大学大学院工学研究科修了
当社入社
サプライチェーン・マネジメント
本部長
執行役員就任
印刷・情報事業本部・埼玉製造所
長
取締役就任(現)
パッケージ&プロセッシング事業
本部長(現)
常務執行役員就任(現)
(注6)
20
西南学院大学経済学部卒業
当社入社
ケミカル事業本部・コンバーティ
ングシステム事業部長
包装事業本部副本部長兼コンバー
ティングシステム事業部長
執行役員就任
メディア材料事業本部副本部長兼
DMS事業部長
取締役就任(現) メディア材料事業本部長(現) 常務執行役員就任(現)
(注6)
17
慶應義塾大学商学部卒業
当社入社
グラフィックアーツ事業本部・印
刷システム事業部長
グラフィックアーツ事業本部・AI
統括部長
国際本部長(現)
執行役員就任
取締役就任(現) 常務執行役員就任(現)
(注6)
30
上智大学法学部卒業
当社入社
東洋インキ大阪販売株式会社代表
取締役社長就任(現)
グラフィックアーツ事業本部・関
西支社長
カスタマー・ネットワーク本部・
関西支社長(現)
執行役員就任(現)
取締役就任(現)
(注6)
9
慶應義塾大学工学部機械学科卒業
当社入社
社長室長
ケミカル事業本部・高分子事業統
括部・川越製造所長
色材事業本部副本部長兼着色事業
部長(現)
執行役員就任(現)
取締役就任(現)
(注6)
9
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
役名
職名
氏名
生年月日
略歴
昭和46年3月
メディア材料
事業本部副本
部長兼表示材
料事業部長
澤
村
正
志
昭和23年12月28日生
9
(注8)
6
〃 16年6月
〃 19年6月
上智大学文学部卒業
当社入社
グラフィックアーツ事業本部・GA
営業本部・インキ販売本部・凸版
販売統括部長
カスタマー・ネットワーク本部・
凸版事業部長(現)
執行役員就任(現)
取締役就任(現)
昭和53年3月
〃 53年4月
平成16年3月
〃 17年6月
〃 19年3月
〃 19年6月
静岡大学大学院工学研究科修了
当社入社
高分子事業本部・川越製造所長
執行役員就任(現)
色材事業本部・富士製造所長(現)
取締役就任(現)
(注8)
―
昭和42年3月
〃 42年4月
平成7年10月
〃 9年6月
〃 11年3月
(注9)
53
〃 19年6月
明治学院大学経済学部卒業
当社入社
販売統括本部・東京支社副支社長
取締役就任
グラフィックアーツ事業本部・新
聞インキ販売本部長
グラフィックアーツ事業本部・GA
営業本部・インキ販売本部長
常務取締役就任
カスタマー・ネットワーク本部長
マーケティング・販売担当
包装事業本部長
取締役・専務執行役員就任
パッケージ&プロセッシング事業
本部長
常勤監査役就任(現)
昭和40年3月
〃 40年4月
平成10年6月
〃 15年6月
〃 17年6月
〃 19年6月
中央大学経済学部卒業
凸版印刷株式会社入社
同社 取締役就任
同社 常務取締役就任 同社 専務取締役就任 当社 常勤監査役就任(現)
(注9)
―
昭和47年3月
〃 47年4月
平成7年3月
〃 13年3月
茨城大学工学部工業化学科卒業
当社入社
人事部長
東洋ヒューマンアセット株式会社
代表取締役社長就任
常勤監査役就任(現)
(注9)
8
〃 19年5月
取締役
執行役員
カスタマー・
ネットワーク
本部・凸版事
業部長
色材事業本
部・富士製造
所長
昭和50年3月
〃 50年4月
平成13年3月
山 﨑 克 己
昭和28年2月28日生
〃 15年9月
住 山 政 弘
昭和27年9月28日生
〃 13年3月
常勤監査役
常勤監査役
常勤監査役
小
高
康
邦
恒 田 良 明
菅
野
隆
昭和20年2月9日生
昭和18年1月4日生
昭和25年1月30日生
〃 14年6月
〃 15年10月
〃 16年3月
〃 17年3月
〃 17年6月
〃 18年3月
〃 16年6月
-
所有
株式数
(千株)
(注6)
〃 15年9月
〃 16年6月
〃 17年3月
〃 18年6月
〃 19年3月
取締役
執行役員
任期
東京農工大学工学部工業化学科卒
業
当社入社
表示材料推進部長
ケミカル事業本部・色材事業統括
部表示材料事業部長
色材事業本部・表示材料事業部長
執行役員就任(現)
メディア材料事業本部・表示材料
事業部長(現)
取締役就任(現) メディア材料事業本部副本部長
(現) 台湾東洋彩光股份有限公司董事長
就任(現)
〃 46年4月
平成10年3月
〃 14年3月
取締役
執行役員
2007/06/28 11:21:47
38
-
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
役名
職名
氏名
生年月日
2007/06/28 11:21:47
略歴
監査役
飯
塚
孝
昭和13年1月20日生
監査役
坂
村
與志雄
昭和16年9月15日生
昭和35年3月
〃 38年4月
〃 59年4月
〃 60年5月
平成3年4月
〃 11年4月
〃 11年4月
〃 11年6月
昭和39年3月
〃 39年4月
平成8年6月
〃 14年6月
〃 16年6月
〃 18年6月
〃 18年6月
中央大学法学部卒業
東京弁護士会登録
東京弁護士会副会長
法制審議会民法部会幹事
日弁連会館建設推進本部事務局長
東京弁護士会会長
日本弁護士連合会副会長
当社 監査役就任(現)
中央大学商学部卒業
凸版印刷株式会社入社
同社 取締役就任
同社 常務取締役就任
同社 専務取締役就任
同社 取締役副社長就任(現)
当社 監査役就任(現)
任期
所有
株式数
(千株)
(注5)
27
(注7)
2
計
(注) 1
2
3
507
千株未満は切捨てて表示しております。
取締役藤田弘道氏および三木啓史氏は、会社法第2条第15号に定める社外取締役であります。
常勤監査役恒田良明氏、監査役飯塚孝氏および坂村與志雄氏は、会社法第2条第16号に定める社外監査役で
あります。
4 当社は、執行役員制度を導入しております。執行役員は30名で内13名は取締役を兼務しております。
5 平成17年6月29日開催の定時株主総会の終結の時から4年間
6 平成18年6月29日開催の定時株主総会の終結の時から2年間
7 平成18年6月29日開催の定時株主総会の終結の時から4年間
8 平成19年6月28日開催の定時株主総会の終結の時から1年間
9 平成19年6月28日開催の定時株主総会の終結の時から4年間
-
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6 【コーポレート・ガバナンスの状況】
(コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方)
当企業グループにおける経営の枠組みは、経営基本方針を頂点とし、社会的責任への取組み姿勢を
明確にしたCSR憲章およびCSR行動指針からなる「価値体系」と、価値実現のための実践ガイドライン
となるビジネス行動基準からなる「行動規範体系」で構成されています。
経営基本方針として掲げましたとおり、当企業グループは「世界に広がる生活文化創造企業」を目
指し、世界マーケットのよきパートナーとして、化学企業としての社会的責任を果たし、株主の皆様
をはじめとするステークホルダーの満足度をさらに高めることで、企業グループ価値の向上に努めて
おります。
そのためにはステークホルダーと同じ視点で自身の企業活動を評価し、経済、社会、人、環境にお
いてバランスの取れた経営を遂行することこそが、企業としての有形、無形の価値を形成し、社会的
責任を果たすための最重要課題として位置付けております。
この実現のために、
・戦略強化およびスピード経営を果たす経営管理体制の整備
・内部統制システムの整備
・グループ本社部門や、株主総会、取締役会、監査役会、会計監査人など法律上の機能制度の強
化による指導・モニタリング機能の向上
・迅速かつ正確、広範な情報開示による経営の透明性の向上
・コンプライアンス体制の強化・充実
・地球規模の環境保全の推進
などを進め、株主や取引先、地域社会、社員などの各ステークホルダーと良好な関係を構築し、コー
ポレート・ガバナンスを充実させてまいります。
(コーポレート・ガバナンスに関する施策の実施状況)
①
経営上の意思決定、執行および監督に関わる経営管理組織
・取締役会は、毎月定例開催しております。また、取締役会に準ずる協議・決定機関である役付
取締役などによるグループ経営会議と、事業単位の経営課題および戦略の討議機関である最高
執行会議・事業執行会議を、原則として毎月開催し、経営環境の変化にも迅速に対応していま
す。
・当社の取締役は22名以内とする旨を定款に定めております。
・当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の
1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨を定款に定めておりま
す。
・当社における社外取締役および社外監査役の選任状況は、平成19年3月31日現在取締役19名
のうち社外取締役2名、監査役5名のうち社外監査役3名となっています。
・当社と社外取締役および社外監査役は、会社法427条第1項の規定に基づき、同法第423条第
1項の賠償責任を限定する契約を締結しており、当該契約に基づく賠償責任限度額は、法令
に定める最低限度額としています。
・当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使する
ことができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分2以上
をもって行う旨を定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩
和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的にするものです。
・当社は監査役制度を採用しており、監査役による取締役の職務遂行の監査を実施しています。
監査役は、取締役会のほか重要会議にも常時出席しており、取締役の職務執行を充分に監視で
きる体制となっております。
-
40
-
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
2007/06/28 11:21:47
・役員報酬(使用人兼務取締役の使用人給与相当額は除く)の内容としては、取締役の年間報酬額
は4億74百万円(うち社外取締役20百万円)、監査役の年間報酬額は78百万円(うち社外監査役
31百万円)となっております。
・執行役員制度の導入(平成16年6月)により、経営における意思決定の迅速化と、業務執行に対
する監督機能の強化を図っております。
・内部統制システムの一環として監査室(6名)を設置しており、年間計画を立てて内部監査を実
施して、業務改善に向けた具体的な助言・勧告を行っています。 ・会計監査人として監査法人トーマツと契約し、公正不偏の立場からの会計監査を受けており、
当社の会計監査業務を執行した公認会計士は、藤代政夫氏・松本実氏であり当社の会計監査業
務に係る補助者は、公認会計士4名、会計士補等4名、その他2名であります。
なお、監査報酬の内容としては、公認会計士法第2条第1項に規定する業務に基づく報酬は45
百万円、それ以外の業務に基づく報酬は1百万円となっております。
また、分野毎に専門の法律事務所と顧問契約を結んでおり、法律上の判断を必要とする場合に
適時にアドバイスを受けております。
・監査室および監査役、会計監査人は、相互に情報・意見交換を行うなど連携をとり、監査業務
の充実を図っております。
業務執行・監査および内部統制のしくみは下記の通りであります。
株主総会
選任・解任
会計監査人
選任・解任
選任・解任
取締役会
社内取締役
社外取締役
監査役会
社内監査役
社外監査役
連携
監査室
グループ経営会議
・事業活動が適法かつ適
正であるかを検証・監
査する部門
・経営重要事項および取
締役会に付議すべき法
定事項の取締役会に準
ずる協議機関
代表取締役
監査・連携
CSR委員会
・CSRに関わるあらゆる活動に
おいて計画策定・推進・フォ
ローを実施する委員会
最高執行会議
リスクマネジメント分科会
・事業本部単位の業績お
よび経営課題の進捗報
告と戦略の討議機関
・リスク発生の未然防止
とリスク被害の軽減策
を促進する分科会
環境・安全分科会
選任
事業執行会議
監督
・グループとしての環境
マネジメントシステム
を推進する分科会
執行役員
・事業単位の経営課題・
戦略の討議機関
連携
・経営に関する法令遵
守と企業倫理確立を
推進する分科会
コンプライアンスオフィス
(社内窓口・社外窓口)
-
41
-
社外弁護士
コンプライアンス分科会
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
②
2007/06/28 11:21:47
社外取締役および社外監査役の人的関係、資本的関係または取引関係その他の利害関係の概要
・当社の社外取締役の藤田弘道氏は凸版印刷株式会社の代表取締役会長、社外監査役の坂村與志
雄氏は凸版印刷株式会社の取締役副社長であり、社外取締役の三木啓史氏は東洋製罐株式会社
の代表取締役社長です。両社は、当社との間に定常的な営業取引を行っております。
また、社外監査役の土屋雅勇氏、飯塚孝氏と当社との間に取引関係はありません。
③
コーポレート・ガバナンスの充実に向けた取り組みの最近1年間における実施状況
・取締役会は、当連結会計年度は12回開催し、法令で定められた事項や経営に関する重要事項を
決定するとともに、業務執行状況を監督しております。またグループ経営会議は22回、最高執
行会議は4回、当連結会計年度に開催しております。さらに事業単位の経営課題および戦略強
化を目的とした討議機関として事業執行会議を新設し、当連結会計年度に4回開催しておりま
す。
・四半期ごとに、事業の種類別及び所在地別セグメント情報を含んだ業績・経営状況に関する情
報開示をホームページでの公開などを通じて行いました。
・平成18年11月と平成19年5月には、投資家の方々を対象とした決算説明会を実施し、業績・経
営状況に関する情報開示を行いました。
・平成18年5月開催の取締役会において内部統制システム構築の基本方針を決議し、業務の適正
を確保するための業務執行体制および監査体制の整備に努めております。
・平成20年4月から適用されることとなりました金融商品取引法の内部統制報告制度への対応に
つきましては、社長を委員長とする内部統制推進委員会を設置し、グループでの財務報告の信
頼性確保のための内部統制の整備と、運用に向けた準備作業を行っております。
-
42
-
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
2007/06/28 11:21:47
第5 【経理の状況】
1
連結財務諸表および財務諸表の作成方法について
(1) 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大
蔵省令第28号。以下「連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成しております。
なお、前連結会計年度(平成17年4月1日から平成18年3月31日まで)は、改正前の連結財務諸表
規則に基づき、当連結会計年度(平成18年4月1日から平成19年3月31日まで)は、改正後の連結財
務諸表規則に基づいて作成しております。
(2) 当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令
第59号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。
なお、前事業年度(平成17年4月1日から平成18年3月31日まで)は、改正前の財務諸表等規則に
基づき、当事業年度(平成18年4月1日から平成19年3月31日まで)は、改正後の財務諸表等規則に
基づいて作成しております。
2
監査証明について
当社は、証券取引法第193条の2の規定に基づき、前連結会計年度(平成17年4月1日から平成18年
3月31日まで)および前事業年度(平成17年4月1日から平成18年3月31日まで)並びに当連結会計年
度(平成18年4月1日から平成19年3月31日まで)および当事業年度(平成18年4月1日から平成19年
3月31日まで)の連結財務諸表および財務諸表について、監査法人トーマツにより監査を受けており
ます。
-
43
-
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
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1 【連結財務諸表等】
(1) 【連結財務諸表】
① 【連結貸借対照表】
前連結会計年度
(平成18年3月31日)
区分
注記
番号
当連結会計年度
(平成19年3月31日)
構成比
(%)
金額(百万円)
(資産の部)
Ⅰ
流動資産
1
現金及び預金
2
受取手形及び売掛金
3
構成比
(%)
金額(百万円)
※2 15,518
22,934
※2、8
87,217
87,283
有価証券
1,279
616
4
たな卸資産
32,688
36,385
5
繰延税金資産
3,145
2,893
6
預け金
※7
14,211
―
7
その他
2,822
3,036
貸倒引当金
△1,375
△921
155,508
152,228
流動資産合計
Ⅱ
固定資産
1
有形固定資産
(1) 建物及び構築物
※2
73,303
減価償却累計額
△40,883
(2) 機械装置及び運搬具
125,016
減価償却累計額
△94,832
17,761
△14,183
(3) 工具器具及び備品
50.9
49.5
77,515
△43,227
32,420
34,288
130,856
△99,702
30,183
31,154
18,594
3,578
△15,003
3,591
※2
27,103
27,968
2,134
5,927
有形固定資産合計
95,420
31.3
102,929
33.5
2
無形固定資産
3,290
1.1
2,203
0.7
3
投資その他の資産
減価償却累計額
(4) 土地
(5) 建設仮勘定
(1) 投資有価証券
※1
(2) 繰延税金資産
40,790
42,989
776
921
※2 10,366
6,873
△816
△707
51,117
16.7
50,077
16.3
固定資産合計
149,827
49.1
155,210
50.5
資産合計
305,336
100.0
307,439
100.0
(3) その他
貸倒引当金
投資その他の資産合計
-
44
-
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
前連結会計年度
(平成18年3月31日)
区分
2007/06/28 11:21:47
注記
番号
当連結会計年度
(平成19年3月31日)
構成比
(%)
金額(百万円)
(負債の部)
Ⅰ
流動負債
構成比
(%)
金額(百万円)
1
支払手形及び買掛金
※8
44,350
50,626
2
短期借入金
※2
20,419
34,394
3
コマーシャルペーパー
10,000
―
4
未払法人税等
3,633
2,746
5
その他
16,199
19,636
94,603
107,404
流動負債合計
Ⅱ
固定負債
31.0
35.0
1
転換社債
14,346
14,343
2
長期借入金
28,430
14,093
3
繰延税金負債
7,296
6,229
4
退職給付引当金
1,439
1,487
5
役員退職慰労引当金
618
203
6
その他
286
168
固定負債合計
52,417
17.2
36,525
11.9
負債合計
147,020
48.2
143,929
46.9
―
―
(少数株主持分)
少数株主持分
(資本の部)
Ⅰ
資本金
Ⅱ
6,791
2.2
※5
31,711
10.4
―
―
資本剰余金
32,899
10.8
―
―
Ⅲ
利益剰余金
78,926
25.8
―
―
Ⅳ
その他有価証券評価差額金
9,173
3.0
―
―
Ⅴ
為替換算調整勘定
△991
△0.3
―
―
Ⅵ
自己株式
※6
△194
△0.1
―
―
151,524
49.6
―
―
負債、少数株主持分
及び資本合計
305,336
100.0
―
―
資本合計
-
45
-
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
前連結会計年度
(平成18年3月31日)
区分
2007/06/28 11:21:47
注記
番号
当連結会計年度
(平成19年3月31日)
構成比
(%)
金額(百万円)
(純資産の部)
Ⅰ
株主資本
構成比
(%)
金額(百万円)
1
資本金
―
―
31,713
10.3
2
資本剰余金
―
―
32,902
10.7
3
利益剰余金
―
―
83,968
27.3
4
自己株式
―
―
△229
△0.1
株主資本合計
―
―
148,354
48.2
評価・換算差額等
Ⅱ
1
その他有価証券評価差額金
―
―
6,417
2.1
2
為替換算調整勘定
―
―
1,245
0.4
―
―
7,662
2.5
―
―
7,492
2.4
純資産合計
―
―
163,509
53.1
負債純資産合計
―
―
307,439
100.0
評価・換算差額等合計
Ⅲ
少数株主持分
-
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-
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
2007/06/28 11:21:47
② 【連結損益計算書】
区分
Ⅰ
Ⅱ
売上高
売上原価
売上総利益
Ⅲ 販売費及び一般管理費
1 荷造運搬費
2 給料手当
3 賞与
4 福利厚生費
5 減価償却費
6 研究開発費
7 その他
営業利益
Ⅳ 営業外収益
1 受取利息
2 受取配当金
3 固定資産賃貸料
4 為替差益
5 持分法による投資利益
6 その他
Ⅴ 営業外費用
1 支払利息
2 損害賠償金
3 賃貸減価償却費
4 持分法による投資損失
5 その他
経常利益
Ⅵ 特別利益
1 固定資産売却益
2 投資有価証券売却益
3 貸倒引当金戻入益
4 退職給付信託解約益
5 その他
Ⅶ 特別損失
1 固定資産除却等損
2 固定資産解体撤去費用
3 事業撤退損
4 環境対策費
5 減損損失
6 その他
税金等調整前当期純利益
法人税、住民税及び
事業税
法人税等調整額
少数株主利益
当期純利益
(自
至
注記
番号
前連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
百分比
(%)
金額(百万円)
百分比
(%)
金額(百万円)
※1
※1
※2
※3
※4
6,551
9,537
2,668
2,279
1,893
2,821
15,683
223
432
418
708
106
1,119
988
307
―
―
722
826
774
―
―
―
966
417
611
1,050
894
180
236,203
181,614
54,588
41,435
13,153
3,009
2,019
14,142
1,600
4,120
11,623
100.0
76.9
23.1
17.5
5.6
1.3
0.9
6.0
0.7
1.8
4.9
6,675
10,071
2,691
2,422
1,895
2,763
16,072
239
455
322
259
―
1,032
1,089
―
196
0
641
―
1,698
465
1,108
93
499
199
383
175
―
18
245,490
191,028
54,461
42,592
11,869
2,308
1,928
12,249
3,365
1,276
14,338
100.0
77.8
22.2
17.4
4.8
1.0
0.8
5.0
1.3
0.5
5.8
4,201
4,780
551
4,753
586
6,283
2.0
0.2
2.7
933
5,713
724
7,900
2.3
0.3
3.2
-
47
-
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
2007/06/28 11:21:47
③ 【連結剰余金計算書及び連結株主資本等変動計算書】
連結剰余金計算書
(自
至
区分
注記
番号
(資本剰余金の部)
Ⅰ
資本剰余金期首残高
Ⅱ
資本剰余金増加高
25,824
自己株式処分差益
0
2
転換社債の転換による
増加高
7,074
資本剰余金期末残高
7,074
32,899
(利益剰余金の部)
Ⅰ
利益剰余金期首残高
Ⅱ
利益剰余金増加高
75,019
1
当期純利益
6,283
2
連結子会社の増加に伴う
増加高
18
3
連結子会社の除外に伴う
増加高
―
Ⅲ
金額(百万円)
1
Ⅲ
Ⅳ
前連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
利益剰余金減少高
1
配当金
2,210
2
取締役賞与
139
3
連結子会社の除外に伴う
減少高
25
4
持分法適用関連会社の
減少に伴う減少高
20
利益剰余金期末残高
6,302
2,395
78,926
-
48
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東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
連結株主資本等変動計算書
当連結会計年度(自 平成18年4月1日
至
2007/06/28 11:21:47
平成19年3月31日)
株主資本
資本金
平成18年3月31日
残高(百万円)
資本剰余金
31,711
連結会計年度中の変動額
利益剰余金
32,899
自己株式
78,926
株主資本合計
△194
143,343
転換社債の転換による増加高
1
剰余金の配当(注)
△1,361
剰余金の配当 役員賞与(注)
当期純利益 自己株式の取得
自己株式の処分
連結子会社の除外に伴う増加高
持分法適用関連会社の持分比率
変動による差額
株主資本以外の項目の連結会計
年度中の変動額(純額)
連結会計年度中の変動額合計
(百万円)
1
2
5,042
△34
5,011
31,713
32,902
83,968
△229
148,354
平成19年3月31日
残高(百万円)
1
2
△1,361
△1,361
△1,361
△149
△149
7,900
7,900
△38
△38
1
4
5
13
13
△0
△0
評価・換算差額等
その他有価証券
評価差額金
平成18年3月31日
残高(百万円)
為替換算調整勘定
9,173
連結会計年度中の変動額
転換社債の転換による増加高
△991
評価・換算
差額等合計
8,181
少数株主持分
純資産合計
6,791
158,315
2
剰余金の配当(注)
△1,361
剰余金の配当 △1,361
役員賞与(注)
△149
当期純利益 7,900
自己株式の取得
△38
自己株式の処分
5
連結子会社の除外に伴う増加高
13
持分法適用関連会社の持分比率
変動による差額
△0
株主資本以外の項目の連結会計
年度中の変動額(純額)
△2,755
2,236
△518
701
182
連結会計年度中の変動額合計
(百万円)
△2,755
2,236
△518
701
5,193
6,417
1,245
7,662
7,492
163,509
平成19年3月31日
残高(百万円)
(注)平成18年6月の定時株主総会における利益処分項目であります。
-
49
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東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
2007/06/28 11:21:47
④ 【連結キャッシュ・フロー計算書】
区分
Ⅰ
(自
至
注記
番号
前連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
金額(百万円)
当連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
金額(百万円)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益
減価償却費
減損損失
受取利息及び受取配当金
支払利息
有形固定資産売却損益(利益:△)
有形固定資産除却損
投資有価証券売却損益(利益:△)
持分法による投資損益(利益:△)
売上債権の増減額(増加:△)
たな卸資産の増減額(増加:△)
仕入債務の増減額(減少:△)
その他
小計
11,623
11,552
894
△656
988
△747
844
△738
△106
△1,715
△540
997
1,254
23,649
14,338
11,741
―
△694
1,089
―
438
△1,687
0
1,212
△2,730
5,119
△2,141
26,687
利息及び配当金の受取額
利息の支払額
法人税等の支払額
715
△977
△1,902
803
△1,072
△5,671
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出
定期預金の払出による収入
有形固定資産の取得による支出
有形固定資産の売却による収入
投資有価証券の取得による支出
投資有価証券の売却による収入
新規連結子会社の取得による収入
その他
※3
21,484
△403
232
△14,795
1,299
△2,876
3,941
1,296
872
20,746
△244
169
△14,808
255
△5,062
5,033
―
△26
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金純増減額(減少:△)
コマーシャルペーパー純増減額(減少:△)
長期借入による収入
長期借入金の返済による支出
社債の償還による支出
配当金の支払額
少数株主への配当金の支払額
その他
△10,432
△3,527
8,000
2,798
△301
△823
△2,210
△448
91
△14,684
17
△10,000
2
△1,177
―
△2,723
△356
△30
Ⅳ
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物に係る換算差額
3,579
1,209
△14,267
411
Ⅴ
Ⅵ
現金及び現金同等物の増減額(減少:△)
現金及び現金同等物の期首残高
15,841
14,525
△7,793
30,366
Ⅶ
現金及び現金同等物の期末残高
※1
30,366
22,572
Ⅱ
Ⅲ
-
50
-
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
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連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項
(自
至
前連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
(自
至
当連結会計年度
平成18年4月1日
平成19年3月31日)
1
連結の範囲に関する事項
連結子会社は63社であり、子会社はすべて連結さ
れております。
主要な連結子会社の名称
「第1 企業の概況」に記載しているため省略し
ております。
当連結会計年度において、4社を新たに連結子会
社に含め、3社を連結子会社より除外しました。
・東洋インキコンパウンズベトナム㈱は当連結会計
年度 において 設立され 、連結子 会社に含めまし
た。
・前連結会計年度において持分法適用会社であった
東洋モートン㈱は、当連結会計年度において議決
権の過半数を取得したことに伴い連結子会社とな
りました。これに伴い、東洋モートン㈱の子会社
である東洋モートン韓国㈱も連結子会社となりま
した。
・前連結会計年度において持分法適用会社であった
江門東洋油墨有限公司は、当連結会計年度におい
て議決権の過半数を取得したことに伴い連結子会
社となりました。
・前連結会計年度において連結子会社であった東洋
エフシーシー ㈱、東洋 インキ 名古屋販売㈱ およ
び ODISオーストラリア㈱は、当連結会計年度にお
いて清算したことにより連結の範囲から除外しま
した。
1
連結の範囲に関する事項
連結子会社は66社であり、子会社はすべて連結さ
れております。
主要な連結子会社の名称
「第1 企業の概況」に記載しているため省略し
ております。
当連結会計年度において、5社を新たに連結子会
社に含め、2社を連結子会社より除外しました。
・トヨネックス㈱、東洋インキインド㈱、東洋粘着
材加工(天津)有限公司、東洋インキヨーロッパ
(パリ)㈱および東洋インキ韓国㈱は当連結会計
年度において 設立され 、連結子会 社に含めまし
た。
・前連結会計年度において連結子会社であった珠海
東洋塑料有限公司は、当連結会計年度において珠
海東洋油墨有限公司と合併したことにより、連結
の範囲から除外しました。
・前連結会計年度において連結子会社であったイン
テックスイスラエルテクノロジーズ㈱は、当連結
会計年度において清算したことにより連結の範囲
から除外しました。
当連結会計年度において、以下の連結子会社は社
名変更しました。
・東洋インキヨーロッパホールディング㈱(旧東洋
ヨーロッパネットワーク㈱)
2
持分法の適用に関する事項
関連会社8社に対する投資について、すべて持分
法を適用しております。
主要な会社等の名称
「第1 企業の概況」に記載しているため省略し
ております。
当連結会計年度において、1社を新たに持分法適
用会社に含め、3社を持分法適用会社より除外しま
した。
・珠海住化複合塑料有限公司は当連結会計年度にお
いて設立され、持分法適用会社に含めました。
・前連結会計年度において持分法適用会社であった
ジョンソンポリマー㈱は、当連結会計年度におい
て当企業グループの保有株式の全部を売却したこ
とにより、持分法適用会社から除外しました。
・前連結会計年度において持分法適用会社であった
東洋モートン㈱および江門東洋油墨有限公司は、
当連結会計年度において議決権の過半数を取得し
たことに伴い連結子会社となりました。
2
持分法の適用に関する事項
関連会社8社に対する投資について、すべて持分
法を適用しております。
主要な会社等の名称
「第1 企業の概況」に記載しているため省略し
ております。
-
51
-
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
(自
至
前連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
(自
至
連結子会社の事業年度等に関する事項
在外連結子会社の決算日はすべて12月31日であり
ます。決算日が連結決算日と異なる連結子会社につ
いては、その差異が3ヶ月を超えないため、仮決算
は行っておりません。
なお、連結決算日までの期間に発生した重要な取
引については、連結上必要な調整 を行っておりま
す。
3
会計処理基準に関する事項
(1) 重要な資産の評価基準および評価方法
① 有価証券
a 満期保有目的の債券
……償却原価法(定額法)
b その他有価証券
時価のあるもの
……決算期末日の市場価格等に基づく時価法
(評価差額は、全部資本直入法により処理
し、売却原価は、移動平均法により算定)
時価のないもの
……移動平均法による原価法
② デリバティブ
……時価法
③ たな卸資産
a 製品、仕掛品
……主として総平均法による原価法
b 原料
……当社および国内連結子会社は主として総
平均法による原価法
在外連結子会社については先入先出法ま
たは移動平均法による低価法
c 商品、貯蔵品
……当社および国内連結子会社は主として最
終仕入原価法
在外連結子会社については主として先入
先出法または移動平均法による低価法
(2) 重要な減価償却資産の減価償却方法
有形固定資産
……当社および国内連結子会社は主として定率法
ただし、平成10年4月1日以降に取得した
建物(建物附属設備を除く)については、定額
法
在外連結子会社については主として定額法
なお、主な耐用年数は次のとおりでありま
す。
建物及び構築物
8~50年
機械装置及び運搬具
4~15年
工具器具及び備品
4~6年
4
3
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連結子会社の事業年度等に関する事項
同左
会計処理基準に関する事項
(1) 重要な資産の評価基準および評価方法
① 有価証券
a 満期保有目的の債券
……同左
b その他有価証券
時価のあるもの
……決算期末日の市場価格等に基づく時価法
(評価差額は、全部純資産直入法により処
理し、売却原価は移動平均法により算定)
時価のないもの
……同左
② デリバティブ
……同左
③ たな卸資産
a 製品、仕掛品
……同左
b 原料
……同左
4
c
商品、貯蔵品
……同左
(2) 重要な減価償却資産の減価償却方法
有形固定資産
……当社および国内連結子会社は主として定率法
ただし、平成10年4月1日以降に取得した
建物(建物附属設備を除く)については、定額
法
在外連結子会社については主として定額法
なお、主な耐用年数は次のとおりでありま
す。
建物及び構築物
8~50年
機械装置及び運搬具
4~15年
工具器具及び備品
3~8年
-
当連結会計年度
平成18年4月1日
平成19年3月31日)
52
-
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
(自
至
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前連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
(自
至
(3) 繰延資産の処理方法
株式交付費は、支出時に全額費用処理しておりま
す。
(4) 重要な引当金の計上基準
① 貸倒引当金
同左
② 退職給付引当金
同左
(3) 繰延資産の処理方法
新株発行費は、支出時に全額費用処理しておりま
す。
(4) 重要な引当金の計上基準
① 貸倒引当金
一般債権については貸倒実績率により、貸倒
懸念債権等特定の債権については個別に回収可
能性を勘案し、回収不能見込額を計上しており
ます。
② 退職給付引当金
当社および主要な連結子会社においては、従
業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度
末における退職給付債務および年金資産の見込
額に基づき、当連結会計年度末において発生し
ていると認められる額を計上しております。
過去勤務債務は、その発生時の従業員の平均
残存勤務期間以内の一定の年数(13年)による定
額法により費用処理しております。
数理計算上の差異は、各連結会計年度の発生
時における従業員の平均残存勤務期間以内の一
定の年数(13年)による定額法によりそれぞれ発
生の翌連結 会計年度 から費用 処理しておりま
す。
③ 役員退職慰労引当金
当社および国内連結子会社4社において、役
員に対する退職慰労金の支払いに充てるため、
内規に基づく連結会計年度末要支給額を引当計
上しております。なお当社においては、平成16
年5月に役員退職慰労金内規を改定しており、
平成16年7月以降対応分については、引当計上
を行っておりません。従いまして、当連結会計
年度末の残高は、現任取締役が平成16年6月以
前に就任していた期間に応じて引当計上した額
であります。
(5) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算
の基準
外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替
相場により円貨に換算し、換算差額は損益として
処理しております。なお、在外連結子会社等の資
産および負債は決算日の直物為替相場により円貨
に換算し、収益および費用は期中平均相場により
円貨に換算し、換算差額は少数株主持分および資
本の部における為替換算調整勘定に含めて計上し
ております。
(6) 重要なリース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認めら
れるもの以外のファイナンス・リース取引につい
ては、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計
処理によっております。
③ 役員退職慰労引当金
国内連結子会社3社において、役員に対する
退職慰労金の支払いに充てるため、内規に基づ
く連結会計年度末要支給額を引当計上しており
ます。
なお当社は、役員退職慰労金制度廃止に伴う
打ち切り支給議案が平成18年6月29日に開催の
定時株主総会にて承認可決されており、当該決
議に基づき役員退職慰労金を打ち切り支給し、
役員 退職 慰 労 引 当金 を全額 取 り 崩 して おり ま
す。
(5) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算
の基準
外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替
相場により円貨に換算し、換算差額は損益として
処理しております。なお、在外連結子会社等の資
産および負債は決算日の直物為替相場により円貨
に換算し、収益および費用は期中平均相場により
円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為
替換算調整勘定および少数株主持分に含めて計上
しております。
(6) 重要なリース取引の処理方法
同左
-
当連結会計年度
平成18年4月1日
平成19年3月31日)
53
-
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
(自
至
前連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
2007/06/28 11:21:47
(自
至
(7) 重要なヘッジ会計の方法
① ヘッジ会計の方法
同左
(7) 重要なヘッジ会計の方法
① ヘッジ会計の方法
金利スワップ取引のうち、特例処理要件を満
たしているものについて特例処理を採用してお
ります。
② ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段……金利スワップ取引
ヘッジ対象……長期借入金
③ ヘッジ方針
支払利息の変動金利リスクを回避し、支払利
息のキャッシュ・フローを固定化する目的で金
利スワップ取引を行っております。
④ ヘッジ有効性評価の方法
特例処理の要件を充足しているため、有効性
の判定は省略しております。
(8) その他連結財務諸表作成のための重要な事項
消費税等の会計処理方法
消費税等の会計処理は税抜方式によっており
ます。
5
連結子会社の資産および負債の評価に関する事項
全面時価評価法を採用しております。
6
連結調整勘定の償却に関する事項
連結調整勘定の償却に関しては、その個別案件ご
とに判断し、20年以内の合理的な年数で均等償却し
ております。その他合理的な年数が見積もられない
ものに関しては、5年間で均等償却しております。
当連結会計年度
平成18年4月1日
平成19年3月31日)
②
ヘッジ手段とヘッジ対象
同左
③
ヘッジ方針
同左
④
ヘッジ有効性評価の方法
同左
(8) その他連結財務諸表作成のための重要な事項
消費税等の会計処理方法
同左
5
連結子会社の資産および負債の評価に関する事項
同左
――――――
7
――――――
のれんおよび負ののれんの償却に関する事項
のれんおよび負ののれんの償却に関しては、その
個別案件ごとに判断し、20年以内の合理的な年数で
均等償却しております。その他合理的な年数が見積
もられていないものに関しては、5年間で均等償却
しております。
8
利益処分項目等の取扱いに関する事項
連結剰余金計算書は、連結会社の利益処分につい
て、連結会計年度中に確定した利益処分に基づいて
作成しております。
9
連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金
及び現金同等物)は手元現金、要求払預金および容易
に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少
なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に満期
日の到来する短期投資からなっております。
-
――――――
9
54
-
連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
同左
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連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更
(自
至
前連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
(自
至
(固定資産の減損に係る会計基準)
「固定資産の減損に係る会計基準」(「固定資産の
当連結会計年度
平成18年4月1日
平成19年3月31日)
――――――
減損に係る会計基準の設定に関する意見書」(企業会計
審議会 平成14年8月9日))及び「固定資産の減損に
係る会計基準の適用指針」(企業会計基準委員会 平成
15年10月31日 企業会計基準適用指針第6号)を当連結
会計年度から適用しております。これにより税金等調
整前当期純利益が894百万円減少しております。
なお、減損損失累計額については、改正後の連結財
務諸表規則に基づき当該各資産の金額から直接控除し
ております。
――――――
(貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準)
当連結会計年度より、「貸借対照表の純資産の部の
表示に関する会計基準」(企業会計基準第5号 平成17
年12月9日)および「貸借対照表の純資産の部の表示に
関する会計基準等の適用指針」(企業会計基準適用指針
第8号 平成17年12月9日)を適用しております。
これまでの資本の部の合計に相当する金額は、
156,017百万円であります。
なお、当連結会計年度における連結貸借対照表の純
資産の部については、連結財務諸表規則の改正に伴
い、改正後の連結財務諸表規則により作成しておりま
す。
――――――
(役員賞与に関する会計基準)
当連結会計年度より、「役員賞与に関する会計基
準」(企業会計基準第4号 平成17年11月29日)を適用
しております。これにより営業利益、経常利益および
税金等調整前当期純利益は、それぞれ24百万円減少し
ております。
-
55
-
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
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表示方法の変更
(自
至
前連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
(自
至
当連結会計年度
平成18年4月1日
平成19年3月31日)
(連結損益計算書)
前連結会計年度において、営業外収益の「その他」
(連結損益計算書)
前連結会計年度において、区分掲記しておりました
に含めて表示しておりました「為替差益」は、営業外
収益の総額の100分の10を超えることとなったため、当
「損害賠償金」(当連結会計年度125百万円)は営業外
費用の総額の100分の10以下であるために、当連結会計
連結会計年度より区分掲記することといたしました。
なお、前連結会計年度の営業外収益の「その他」に含
年度より営業外費用の「その他」に含めて表示してお
ります。
まれている「為替差益」は33百万円であります。
前連結会計年度において、営業外費用の「その他」
前連結会計年度において、特別利益の「その他」に
含めて表示しておりました「固定資産売却益」は、特
に含めて表示しておりました「賃貸減価償却費」は、
営業外費用の総額の100分の10を超えることとなったた
別利益の総額の100分の10を超えることとなったため、
当連結会計年度より区分掲記することといたしまし
め、当連結会計年度より区分掲記することといたしま
した。なお、前連結会計年度の営業外費用の「その
た。なお、前連結会計年度の特別利益の「その他」に
含まれている「固定資産売却益」は86百万円でありま
他」に含まれている「賃貸減価償却費」は183百万円で
あります。
す。 前連結会計年度において、区分掲記しておりました
「固定資産売却益」(当連結会計年度93百万円)は、
特別利益の総額の100分の10以下であるために、当連結
会計年度より特別利益の「その他」に含めて表示して
おります。
(連結キャッシュ・フロー計算書)
(連結キャッシュ・フロー計算書)
前連結会計年度において、区分掲記しておりました
「貸付の実行による支出」(当連結会計年度13百万円)
前連結会計年度において、区分掲記しておりました
「有形固定資産売却損益」(当連結会計年度30百万
および「貸付金の回収による収入」(当連結会計年度
111百万円)は重要性が減少したため、当連結会計年度
円)は重要性が減少したため、当連結会計年度より営
業活動によるキャッシュ・フローの「その他」に含め
より投資活動によるキャッシュ・フローの「その他」
に含めて表示しております。
て表示しております。
-
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東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
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注記事項
(連結貸借対照表関係)
前連結会計年度
(平成18年3月31日)
当連結会計年度
(平成19年3月31日)
※1関連会社に対するものは、次のとおりであります。
投資有価証券(株式)
3,391百万円
※1関連会社に対するものは、次のとおりであります。
投資有価証券(株式)
3,380百万円
※2担保に供している資産並びに担保付債務
担保に供している資産
※2担保に供している資産並びに担保付債務
担保に供している資産
建物及び構築物
93百万円
土地
その他
494
106
計
694
担保付債務
短期借入金
建物及び構築物
102百万円
〃
〃
土地
その他
538 〃
107 〃
〃
計
担保付債務
短期借入金
1,579百万円
3保証債務
748 〃
714百万円
3保証債務
金融機関よりの借入金等について保証(保証予約を
含む)を行っております。なお、外貨建ての円換算額
金融機関よりの借入金等について保証(保証予約を
含む)を行っております。なお、外貨建ての円換算額
は連結決算日の為替相場によるものであります。
㈱生産経済新聞社
475百万円
は連結決算日の為替相場によるものであります。
㈱生産経済新聞社
378百万円
その他
従業員(住宅ローン)
44
1,770
〃
〃
その他
従業員(住宅ローン)
110
1,497
〃
〃
計
2,290
〃
計
1,986
〃
4受取手形割引高
419百万円
受取手形裏書譲渡高
229
4受取手形割引高
〃
受取手形裏書譲渡高
※5当社の発行済株式総数
303,028,948株
504,009株
持分法適用関連会社が保有する自己株式数
普通株式
14,593株
※6当社の保有する自己株式数
普通株式
121 〃
――――――
普通株式
607百万円
――――――
※7預け金は、平成18年3月に償還しました第5回無担
――――――
保転換社債の償還資金として事務取扱金融機関に預
託していたもののうち、当連結会計年度末において
未だ返戻されていないものであります。なお、当該
預け金は平成18年4月に全額返戻されております。
――――――
※8連結会計年度末日満期手形の処理
連結会計年度末日満期手形の会計処理について
は、当連結会計年度末日は金融機関の休日でした
が、満期日に決済が行われたものとして処理してお
ります。当連結会計年度末日満期手形の金額は、次
のとおりであります。
受取手形
支払手形
-
57
-
2,964百万円
285 〃
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(連結損益計算書関係)
(自
至
前連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
(自
至
当連結会計年度
平成18年4月1日
平成19年3月31日)
※1一般管理費および当期製造費用に含まれる研究開発
費は7,043百万円であります。
※1一般管理費および当期製造費用に含まれる研究開発
費は7,147百万円であります。
※2固定資産売却益の内訳は次のとおりであります。
建物及び構築物
231百万円
――――――
機械装置及び運搬具
土地
その他
計
287
302
〃
〃
4
〃
826
〃
※3固定資産除却等損の内訳は次のとおりであります。
※3固定資産除却等損の内訳は次のとおりであります。
建物及び構築物
機械装置及び運搬具
221百万円
640 〃
建物及び構築物
機械装置及び運搬具
その他
104
〃
その他
計
966
〃
計
※4減損損失
用途
種類
滋賀県愛知郡他7件
遊休資産
土地
大阪府東大阪市
賃貸資産
土地・建物等
当企業グループは、事業資産においては事業の種 類別セグメントの基礎としている管理会計上の区分
を基準にグルーピングし、本社などの特定の事業と
の関連が明確でない資産については、共用資産とし
ております。また遊休資産および賃貸資産(旧営業拠
点や保養所などが、事業再編や福利厚生の見直しに
伴って遊休化または賃貸したもの)においては個別物
件単位でグルーピングを行っております。
遊休資産は、将来の使用が見込まれていないた
め、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少
額を減損損失(551百万円)として特別損失に計上して
おります。回収可能価額は正味売却価額により測定
しており、主に不動産鑑定評価額を使用しておりま
す。
賃貸資産は、継続的な時価の下落などにより帳簿
価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損
損失(343百万円)として特別損失に計上しておりま
す。回収可能価額は使用価値により測定しており、
将来のキャッシュ・フローを5%で割り引いて算定
しております。
-
58
-
〃
499 〃
――――――
た。
場所
40
当連結会計年度において、当企業グループは以下
の資産グループについて減損損失を計上いたしまし
119百万円
339 〃
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
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(連結株主資本等変動計算書関係)
当連結会計年度(自 平成18年4月1日 至 平成19年3月31日)
1.発行済株式の種類および総数並びに自己株式の種類および株式数に関する事項
前連結会計年度末
株式数
(千株)
当連結会計年度
増加株式数
(千株)
当連結会計年度
減少株式数
(千株)
(注)1
303,028
5
-
303,034
合計
303,028
5
-
303,034
518
78
10
586
518
78
10
586
発行済株式
普通株式
自己株式
普通株式
(注)2、3
合計
(注)1
2
当連結会計年度末
株式数
(千株)
普通株式の発行済株式総数の増加5千株は、転換社債の転換に伴う新株の発行による増加であります。
普通株式の自己株式の株式数の増加78千株は、単元未満株式の買取りによる増加77千株、持分法適用関
連会社の持分比率変動による持分法適用関連会社が所有する自己株式(当社株式)の当社帰属分増加0
千株であります。
3
普通株式の自己株式の株式数の減少10千株は、単元未満株式の買増請求によるものであります。
2.配当に関する事項
(1) 配当金支払額
株式の種類
(決議)
平成18年6月29日
定時株主総会
平成18年11月16日
取締役会
(注)
1株当たり
配当額
(円)
配当金の総額
(百万円)
基準日
効力発生日
普通株式
1,361
4.50
平成18年3月31日
平成18年6月29日
普通株式
1,361
4.50
平成18年9月30日
平成18年12月5日
持分法適用関連会社が所有する自己株式にかかる配当金のうち、持分相当分を控除しております。
なお、控除前の金額は、平成18年6月29日の定時株主総会決議による配当金が1,361百万円、平成18年11
月16日の取締役会決議による配当金が1,361百万円であります。
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
株式の種類
(決議)
平成19年6月28日
定時株主総会
(注)1
2
普通株式
配当金の総額
(百万円)
配当の原資
1株当たり
配当額
(円)
1,965
利益剰余金
6.50
基準日
効力発生日
平成19年3月31日
平成19年6月29日
1株当たり配当額には、創立100周年記念配当2円を含んでおります。
持分法適用関連会社が所有する自己株式にかかる配当金のうち、持分相当分を控除しております。な
お、控除前の金額は、1,966百万円であります。
-
59
-
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
2007/06/28 11:21:47
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
(自
至
前連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
(自
至
※1現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に
掲載されている科目の金額との関係
現金及び預金勘定
15,518百万円
有価証券勘定
1,279 〃
計
預入期間が3ヶ月を超える
定期預金
1年内に満期の到来する
投資信託
預け金
現金及び現金同等物
16,798
〃
△617
〃
△26
〃
14,211
30,366
〃
〃
※1現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に
掲載されている科目の金額との関係
現金及び預金勘定
22,934百万円
有価証券勘定
616 〃
計
預入期間が3ヶ月を超える
定期預金
1年内に満期の到来する
出資等
現金及び現金同等物
2重要な非資金取引の内容
当連結会計年度に転換社債を転換したことによる
資本金増加額、資本剰余金増加額および転換社債減
少額は次のとおりであります。
転換社債の転換による資本金増加額
7,101百万円
転換社債の転換による資本剰余金
7,074 〃
増加額
転換による転換社債減少額
14,176 〃
――――――
〃
〃
〃
〃
〃
-
23,551
〃
△975
〃
△3
〃
22,572
〃
2重要な非資金取引の内容
当連結会計年度に退職給付信託を解約したことに
伴う投資有価証券増加額は5,174百万円であります。
※3株式の取得により新たに連結子会社となった会社の
資産および負債の主な内訳
株式の追加所得により新たに東洋モートン㈱およ
び東洋モートン韓国㈱を連結したことに伴う連結開
始時の資産および負債の内訳並びに東洋モートン㈱
および東洋モートン韓国㈱取得による収入(純額)と
の関係は次のとおりであります。
(平成17年4月1日現在)
流動資産
4,648百万円 固定資産
1,685 〃
連結調整勘定
24 〃
流動負債
△2,659 〃
固定負債
△0 〃
少数株主持分
△1,826 〃
東洋モートン㈱および東洋モートン韓国
1,872
㈱の取得価額
東洋モートン㈱および東洋モートン韓国
△1,872
㈱の前連結会計年度までの取得価額
差引:東洋モートン㈱および東洋モート
ン韓国㈱の当連結会計年度の取得
0
価額
東洋モートン㈱および東洋モートン韓国
△1,237
㈱の現金及び現金同等物
差引:東洋モートン㈱および東洋モート
△1,237
ン韓国㈱取得による収入
当連結会計年度
平成18年4月1日
平成19年3月31日)
60
-
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
(自
至
前連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
(自
至
株式の追加所得により新たに江門東洋油墨有限公 司を連結したことに伴う連結開始時の資産および負
債の内訳並びに江門東洋油墨有限公司取得による収
入(純額)との関係は次のとおりであります。
(平成17年10月1日現在)
流動資産
固定資産
1,364百万円 288 〃
連結調整勘定
流動負債
4
△552
〃
〃
少数株主持分
△539
〃
江門東洋油墨有限公司の取得価額
江門東洋油墨有限公司の当中間連結会計
期間末までの取得価額
差引:江門東洋油墨有限公司の当連結会
計年度の取得価額
江門東洋油墨有限公司の現金及び現金同
等物
差引:江門東洋油墨有限公司取得による
収入
2007/06/28 11:21:47
566
〃
△550
〃
15
〃
△73
〃
△58
〃
-
61
-
当連結会計年度
平成18年4月1日
平成19年3月31日)
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
2007/06/28 11:21:47
(リース取引関係)
(自
至
前連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
(自
至
1
借主としてのリース取引
(1) リース物件の所有権が借主に移転すると認められ
1
借主としてのリース取引
(1) リース物件の所有権が借主に移転すると認められ
るもの以外のファイナンス・リース取引に係る注
記
①
減価償却
累計額
相当額
(百万円)
703
657
工具器具
及び備品
2,155
1,129
無形
固定資産
632
取得価額
相当額
(百万円)
減価償却
累計額
相当額
(百万円)
期末残高
相当額
(百万円)
機械装置
及び運搬具
1,473
763
709
1,026
工具器具
及び備品
1,920
1,021
899
363
269
無形
固定資産
436
297
139
20
14
5
15
10
5
4,169
2,211
1,958
3,845
2,092
1,753
その他
未経過リース料期末残高相当額
1年内
③
リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額
相当額および期末残高相当額
1,361
合計
①
期末残高
相当額
(百万円)
機械装置
及び運搬具
②
るもの以外のファイナンス・リース取引に係る注
記
リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額
相当額および期末残高相当額
取得価額
相当額
(百万円)
当連結会計年度
平成18年4月1日
平成19年3月31日)
その他
合計
②
未経過リース料期末残高相当額
1年内
821百万円
710百万円
1年超
1,170
〃
1年超
1,077
〃
合計
1,991
〃
合計
1,788
〃
支払リース料、減価償却費相当額および支払利
息相当額
支払リース料
減価償却費相当額
支払利息相当額
③
1,033百万円
973 〃
支払リース料、減価償却費相当額および支払利
息相当額
52
支払リース料
減価償却費相当額
〃
支払利息相当額
④
減価償却費相当額および利息相当額の算定方法
・減価償却費相当額の算定方法
928百万円
874 〃
47
〃
④
減価償却費相当額および利息相当額の算定方法
・減価償却費相当額の算定方法
……リース期間を耐用年数とし、残存価額を零
とする定額法によっております。
……同左
・利息相当額の算定方法
……リース料総額とリース物件の取得価額相当
・利息相当額の算定方法
……同左
額との差額を利息相当額とし、各期への配
分方法については、利息法によっておりま
す。
(2) オペレーティング・リース取引に係る注記
(2) オペレーティング・リース取引に係る注記
未経過リース料
1年内
303百万円
未経過リース料
1年内
1年超
891
〃
1年超
2,344
〃
1,195
〃
合計
2,781
〃
合計
-
62
-
437百万円
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
(自
至
2
前連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
(自
至
貸主としてのリース取引
2
リース物件の所有権が借主に移転すると認められる
もの以外のファイナンス・リース取引に係る注記
リース物件の取得価額、減価償却累計額および期
末残高
取得価額
(百万円)
機械装置
及び運搬具
減価償却
累計額
(百万円)
当連結会計年度
平成18年4月1日
平成19年3月31日)
貸主としてのリース取引
リース物件の所有権が借主に移転すると認められる
もの以外のファイナンス・リース取引に係る注記
①
2007/06/28 11:21:47
①
期末残高
(百万円)
リース物件の取得価額、減価償却累計額および期
末残高
取得価額
(百万円)
減価償却
累計額
(百万円)
期末残高
(百万円)
27
12
15
機械装置
及び運搬具
26
10
15
工具器具
及び備品
188
153
34
工具器具
及び備品
80
59
21
無形
固定資産
100
64
35
無形
固定資産
76
61
15
合計
316
231
85
合計
183
131
52
②
③
未経過リース料期末残高相当額
未経過リース料期末残高相当額
45百万円
40 〃
1年内
1年超
24百万円
29 〃
合計
85
合計
53
〃
受取リース料、減価償却費および受取利息相当額
受取リース料
70百万円
減価償却費
受取利息相当額
④
②
1年内
1年超
70
0
③
〃
〃
受取リース料、減価償却費および受取利息相当額
受取リース料
48百万円
減価償却費
受取利息相当額
受取利息相当額の算定方法
④
リース料総額とリース物件の取得価額との差額を
利息相当額とし、各期への配分方法については、
-
受取利息相当額の算定方法
同左
利息法によっております。
63
-
〃
46
1
〃
〃
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
2007/06/28 11:21:47
(有価証券関係)
前連結会計年度(自
1
平成17年4月1日
至
平成18年3月31日)
その他有価証券で時価のあるもの
連結決算日における
連結貸借対照表計上額
(百万円)
取得原価
(百万円)
区分
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
19,257
34,740
15,482
(2) 債券
22
26
3
(3) その他
81
153
72
19,361
34,920
15,558
(1) 株式
754
648
△105
(2) その他
447
428
△18
小計
1,201
1,077
△124
合計
20,563
35,997
15,434
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
(注)
取得原価は減損処理後の金額であります。なお、有価証券の減損に当たっては、連結会計年度末日における当
該銘柄の時価が、取得原価に対し50%以上下落した場合は「著しく下落」があったものとし、減損処理を行っ
ております。また、30%以上50%未満下落した場合については、時価の推移および財政状態等の検討により回
復可能性を総合的に判断し、減損処理を行っておりますが、当連結会計年度において、減損処理による損失計
上はありません。
当連結会計年度中に売却したその他有価証券
売却額
(百万円)
売却益の合計額
(百万円)
2,641
3
(1) 株式
小計
2
売却損の合計額
(百万円)
678
2
48
時価評価されていない主な有価証券の内容および連結貸借対照表計上額
連結貸借対照表計上額
(百万円)
内容
1
差額
(百万円)
満期保有目的の債券
非上場外国債券
60
その他有価証券
非上場株式(店頭売買株式を除く)
982
投資信託
73
投資事業有限責任組合および
358
それに類する組合への出資
MMF等
4
1,205
その他有価証券のうち満期があるものおよび満期保有目的の債券の今後の償還予定額
区分
(1) 債券
1年以内
(百万円)
1年超5年以内
(百万円)
5年超10年以内
(百万円)
10年超
(百万円)
0
12
―
48
その他
―
14
12
―
(2) その他
26
476
218
―
26
503
230
48
外国債券
合計
-
64
-
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
当連結会計年度(自
1
平成18年4月1日
至
2007/06/28 11:21:47
平成19年3月31日)
その他有価証券で時価のあるもの
連結決算日における
連結貸借対照表計上額
(百万円)
取得原価
(百万円)
区分
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
差額
(百万円)
(1) 株式
26,595
37,407
10,812
81
150
69
26,676
37,558
10,882
(1) 株式
467
387
△79
(2) その他
258
250
△8
小計
725
637
△87
合計
27,402
38,196
10,794
(2) その他
小計
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
(注)
取得原価は減損処理後の金額であります。なお、有価証券の減損に当たっては、連結会計年度末日における当
該銘柄の時価が、取得原価に対し50%以上下落した場合は「著しく下落」があったものとし、減損処理を行っ
ております。また、30%以上50%未満下落した場合については、時価の推移および財政状態等の検討により回
復可能性を総合的に判断し、減損処理を行っておりますが、当連結会計年度において、減損処理による損失計
上はありません。
2
当連結会計年度中に売却したその他有価証券
売却額
(百万円)
売却益の合計額
(百万円)
4,986
3
売却損の合計額
(百万円)
1,708
時価評価されていない主な有価証券の内容および連結貸借対照表計上額
連結貸借対照表計上額
(百万円)
内容
1
2
49
満期保有目的の債券
非上場外国債券
62
その他有価証券
非上場株式(店頭売買株式を除く)
4
1,071
投資信託
269
投資事業有限責任組合および
それに類する組合への出資
281
MMF等
343
その他有価証券のうち満期があるものおよび満期保有目的の債券の今後の償還予定額
区分
(1) 債券
外国債券
(2) その他
合計
1年以内
(百万円)
1年超5年以内
(百万円)
5年超10年以内
(百万円)
10年超
(百万円)
0
14
―
48
3
278
146
―
3
292
146
48
-
65
-
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
2007/06/28 11:21:47
(デリバティブ取引関係)
1
取引の状況に関する事項
(自
至
前連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
(自
至
(1) 取引の内容
当企業グループは、通貨関連では為替予約取引、通
貨スワップ取引を、金利関連では金利スワップ取引、
金利カラー取引、金利キャップ取引を利用しておりま
す。
(2) 取引に対する取組方針
当企業グループは通常の営業取引に係る輸出入実績
を踏まえ、必要な範囲で為替予約取引を利用している
他、一定のポジション枠による規制の範囲内でデリバ
ティブ取引を行う方針であり、投機的な取引は行わな
い方針であります。
(3) 取引の利用目的
当企業グループは、通貨関連では外貨建債権債務の
為替変動リスクを回避し、安定的な利益の確保を図る
目的で、また金利関連では、調達・運用資金の将来の
金利市場における金利変動リスクを回避する目的で利
用しております。
なお、デリバティブ取引を利用してヘッジ会計を行
っております。
① ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段………金利スワップ取引
ヘッジ対象………長期借入金
② ヘッジ方針
主として当社は、支払利息の変動金利リスクを回
避し、支払利息のキャッシュ・フローを固定化する
目的で金利スワップ取引を行っております。
③ ヘッジ有効性評価の方法
特例処理の要件を充足しているため、有効性の判
定は省略しております。
(4) 取引に係るリスクの内容
当企業グループが利用しているデリバティブ取引に
関しては、将来の為替変動、金利変動に係るリスク(市
場リスク)および契約不履行に係るリスク(信用リスク)
を有しております。信用リスクについてはこれを回避
するため、信用度の高い金融機関とのみ取引を行って
おります。
(5) 取引に係るリスク管理体制
当社においてはデリバティブ取引の執行・管理につ
いては、経営会議で承認を得た社内管理規程に基づ
き、リスク管理を行っております。通常の営業取引に
係る為替予約取引は各事業部門において行い、月次で
財務部に報告を行っております。財務取引に係るスワ
ップ取引等は財務部資金担当部門が行い、財務部他部
門の検証を受けております。財務部は全てのデリバテ
ィブ取引内容を月次で担当役員に報告するとともに、
半期毎に取引状況についてリスク分析を行い経営会議
に報告し取引方針の確認を行っております。また、デ
リバティブ取引の含み損が一定額を超えた場合には清
算して損失の拡大を未然に防ぐ事にしております。連
結子会社においても各社の管理規程・方針の下、厳格
な管理を行っております。
(6) 取引の時価等に関する事項についての補足説明
契約額等はデリバティブ取引の市場リスクや信用リ
スクの量を示すものではありません。
-
当連結会計年度
平成18年4月1日
平成19年3月31日)
(1) 取引の内容
当企業グループは、通貨関連では為替予約取引、通
貨スワップ取引、通貨オプション取引を、金利関連で
は金利スワップ取引、金利キャップ取引を利用してお
ります。
(2) 取引に対する取組方針
同左
(3) 取引の利用目的
同左
(4) 取引に係るリスクの内容
同左
(5) 取引に係るリスク管理体制
同左
(6) 取引の時価等に関する事項についての補足説明
同左
66
-
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
2
2007/06/28 11:21:47
取引の時価等に関する事項
デリバティブ取引の契約額等、時価および評価損益
前連結会計年度(平成18年3月31日現在)
(1) 通貨関連
区分
為替予約取引
評価損益
(百万円)
米ドル
297
―
298
△1
英ポンド
122
―
122
0
2
―
2
0
日本円
149
―
147
△2
米ドル
87
―
86
△0
受取円・支払米ドル
174
―
△0
△0
受取香港ドル・支払人民元
213
―
△3
△3
受取米ドル・支払香港ドル
913
913
△1
△1
1,960
913
652
△7
日本円
買建
外の取引
時価
(百万円)
売建
市場取引以
契約額等の
うち1年超
(百万円)
契約額等
(百万円)
種類
通貨スワップ取引
合計
(注) 時価の算定方法
為替予約取引は先物為替相場によっております。
通貨スワップ取引は取引金融機関から提示された価格によっております。
(2) 金利関連
区分
市場取引以
外の取引
契約額等
(百万円)
種類
金利キャップ取引
合計
(注) 1
2
契約額等の
うち1年超
(百万円)
時価
(百万円)
691
―
―
―
691
―
―
―
時価の算定方法
取引金融機関から提示された価格によっております。
ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、記載対象から除いております。
-
67
-
評価損益
(百万円)
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
2007/06/28 11:21:47
当連結会計年度(平成19年3月31日現在)
(1) 通貨関連
区分
為替予約取引
177
―
177
△0
英ポンド
57
―
58
△0
日本円
40
―
40
0
米ドル
506
―
505
△1
日本円
157
―
152
△4
0
―
0
0
プット米ドル
934
77
2
1
(4)
(0)
コール米ドル
934
77
2
△1
(4)
(0)
受取米ドル・支払香港ドル
919
―
0
0
受取米ドル・支払韓国ウォン
384
―
2
2
4,113
155
941
△4
買建
デンマーククローネ
通貨オプション取引 売建
買建
通貨スワップ取引
合計
(注) 1
評価損益
(百万円)
米ドル
外の取引
時価
(百万円)
売建
市場取引以
契約額等の
うち1年超
(百万円)
契約額等
(百万円)
種類
時価の算定方法
為替予約取引は先物為替相場によっております。
通貨オプション取引および通貨スワップ取引は取引金融機関から提示された価格によっております。
2
通貨オプション取引につきましては、契約額の下にオプション料を(
)書きで記載しております。 (2) 金利関連
ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、記載対象から除いております。
-
68
-
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
2007/06/28 11:21:47
(退職給付関係)
(自
至
1
前連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
(自
至
採用している退職給付制度の概要
当社および国内連結子会社は、確定給付型の制度
1
当連結会計年度
平成18年4月1日
平成19年3月31日)
採用している退職給付制度の概要
同左
として、企業年金基金制度、適格退職年金制度およ
び退職一時金制度を設けております。また、従業員
の退職等に際して退職給付会計に準拠した数理計算
による退職給付債務の対象とされない割増退職金を
支払う場合があります。なお、一部の国内連結子会
社は、中小企業退職金共済制度を採用しており、一
部の在外連結子会社は、確定給付型制度の他、確定
拠出型制度等を設けております。また、当社におい
て退職給付信託を設定しております。
2 退職給付債務に関する事項
① 退職給付債務
②
年金資産
③
未積立退職給付債務(①+②)
④
⑤
未認識数理計算上の差異
未認識過去勤務債務
(債務の減額)
2 退職給付債務に関する事項
△37,499百万円
① 退職給付債務
49,959
〃
②
年金資産
△36,988百万円
41,482
〃
12,460
〃
③
未積立退職給付債務(①+②)
4,493
〃
△2,667
〃
〃
〃
未認識数理計算上の差異
未認識過去勤務債務
1,437
△3,331
④
⑤
△2,968
〃
⑥
連結貸借対照表計上額純額
(③+④+⑤)
6,461
〃
⑦
前払年金費用
7,900
⑧
退職給付引当金(⑥-⑦)
△1,439
(債務の減額)
⑥
連結貸借対照表計上額純額
(③+④+⑤)
2,962
〃
〃
⑦
前払年金費用
4,449
〃
〃
⑧
退職給付引当金(⑥-⑦)
△1,487
〃
(注)1
臨時に支払う割増退職金は含めておりませ
ん。
(注)1
臨時に支払う割増退職金は含めておりませ
ん。
2
一部の連結子会社は、退職給付債務の算定に
あたり簡便法を採用しております。
2
一部の連結子会社は、退職給付債務の算定に
あたり簡便法を採用しております。
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69
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東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
(自
至
3
2007/06/28 11:21:47
前連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
(自
至
退職給付費用に関する事項
3
当連結会計年度
平成18年4月1日
平成19年3月31日)
退職給付費用に関する事項
①
②
勤務費用(注)2、3
利息費用
1,551百万円
877 〃
①
②
勤務費用(注)2、3
利息費用
1,471百万円
918 〃
③
④
期待運用収益
数理計算上の差異の費用処理額
△824
594
〃
〃
③
④
期待運用収益
数理計算上の差異の費用処理額
△900
151
〃
〃
⑤
過去勤務債務の費用処理額
△366
〃
⑤
過去勤務債務の費用処理額
△362
〃
⑥
退職給付費用
(①+②+③+④+⑤)
⑥
退職給付費用
(①+②+③+④+⑤)
1,278
〃
⑦
退職給付信託一部解約に伴う
損益
△1,108
〃
⑧
計(⑥+⑦)
170
〃
(注)1
1,831
〃
上記の退職給付費用以外に、割増退職金等の
退職金を販売費及び一般管理費に62百万円、
特別損失に178百万円計上しております。
2
年金基金に対する従業員および関連会社拠出 (注)1
額を控除しております。
上記の退職給付費用以外に、割増退職金等の
退職金を販売費及び一般管理費に37百万円計
3
勤務費用の金額には、中小企業退職金共済制
度の掛金および在外連結子会社の設定してい
2
上しております。
年金基金に対する従業員および関連会社拠出
る確定拠出型年金に対する拠出額が含まれて
おります。
3
額を控除しております。
勤務費用の金額には、中小企業退職金共済制
4
簡便法を採用している連結子会社の退職給付
費用は、「 ①勤務費用」 に計上しておりま
度の掛金および在外連結子会社の設定してい
る確定拠出型年金に対する拠出額が含まれて
す。
おります。
簡便法を採用している連結子会社の退職給付
4
費用 は、「①勤務費用」 に計上しておりま
す。
5
当社は、平成18年9月25日に退職給付信託の
信託財産の一部を解約し、1,108百万円を特別
利益に計上しております。
4 退職給付債務等の計算の基礎に関する事項
① 退職給付見込額の期間配分方法
②
期間定額基準
割引率
③
④
期待運用収益率
過去勤務債務の額の処理年数
4 退職給付債務等の計算の基礎に関する事項
① 退職給付見込額の期間配分方法
主に2.5%
②
同左
割引率
2.5%
13年
③
④
期待運用収益率
過去勤務債務の額の処理年数
(発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一
定の年数による定額法によります)
⑤
主に2.5%
2.5%
13年
(発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一
定の年数による定額法によります)
数理計算上の差異の処理年数
13年
(各連結会計年度の発生時における従業員の平
⑤
数理計算上の差異の処理年数
13年
(各連結会計年度の発生時における従業員の平
均残存勤務期間以内の一定の年数による定額法
により、それぞれ発生の翌連結会計年度から費
均残存勤務期間以内の一定の年数による定額法
により、それぞれ発生の翌連結会計年度から費
用処理することとしております)
用処理することとしております)
-
70
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東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
2007/06/28 11:21:47
(税効果会計関係)
前連結会計年度
(平成18年3月31日)
1
当連結会計年度
(平成19年3月31日)
繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因
1
別の内訳
(流動資産)
繰延税金資産
賞与引当金
環境対策費
未払事業税
別の内訳
(流動資産)
繰延税金資産
賞与引当金
1,269百万円
環境対策費
未払事業税
427
391
〃
〃
1,115
〃
3,204
△4
〃
〃
繰延税金資産小計
〃
〃
繰延税金資産合計
繰延税金負債合計
3,200
△62
繰延税金資産の純額
3,137
〃
その他
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計
(固定負債)
繰延税金資産
その他
369
269
〃
〃
1,095
〃
2,982
△42
〃
〃
繰延税金負債合計
2,939
△45
〃
〃
繰延税金資産の純額
2,893
〃
評価性引当額
(固定負債)
繰延税金資産
1,247百万円
減価償却費
退職給付引当金
2,805百万円
2,590 〃
減価償却費
連結子会社繰越欠損金
2,763百万円
1,777 〃
連結子会社繰越欠損金
投資有価証券評価損
1,075
787
〃
〃
退職給付引当金
投資有価証券評価損
1,529
448
〃
〃
その他
1,466
〃
その他
1,203
〃
繰延税金資産小計
8,726
〃
繰延税金資産小計
△2,882
〃
評価性引当額
5,844
〃
繰延税金資産合計
その他有価証券評価差額金
固定資産圧縮積立金
△6,297
△3,931
〃
〃
連結子会社資産の評価差額
特別償却準備金
△930
△578
その他
評価性引当額
繰延税金資産合計
繰延税金負債
繰延税金負債合計
繰延税金負債の純額
(注)
繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因
7,722
〃
△2,845
〃
4,877
〃
その他有価証券評価差額金
固定資産圧縮積立金
△4,407
△3,939
〃
〃
〃
〃
連結子会社資産の評価差額
特別償却準備金
△930
△368
〃
〃
△626
〃
その他
△539
〃
△12,364
〃
繰延税金負債合計
△10,184
〃
△6,519
〃
繰延税金負債の純額
△5,307
〃
繰延税金負債
当連結会計年度における繰延税金資産および繰延 (注)
税金負債の純額は、連結貸借対照表の以下の項目
当連結会計年度における繰延税金資産および繰延
税金負債の純額は、連結貸借対照表の以下の項目
に含まれております。
流動資産―繰延税金資産
に含まれております。
流動資産―繰延税金資産
3,145百万円
固定資産―繰延税金資産
流動負債―その他
776
△7
〃
〃
固定負債―繰延税金負債
△7,296
〃
固定資産―繰延税金資産
固定負債―繰延税金負債
-
71
-
2,893百万円
921
△6,229
〃
〃
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
2007/06/28 11:21:47
前連結会計年度
(平成18年3月31日)
2
当連結会計年度
(平成19年3月31日)
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担 2
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担
率との差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
40.69%
(調整)
率との差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
40.69%
(調整)
交際費等永久に損金に算入
されない項目
受取配当金等永久に益金に算入
されない項目
評価性引当額の増減による影響
試験研究費等の特別税額控除
欠損会社の連結消去に係る繰延
されない項目
受取配当金等永久に益金に算入
△1.51〃
されない項目
受取配当金の連結消去に伴う影響
6.49〃
△5.69〃
3.44〃
税金資産の非計上
在外連結子会社に係る税率差異
△4.46〃
その他
△2.21〃
税効果会計適用後の法人税等の負担率
交際費等永久に損金に算入
4.14〃
-
72
-
△1.29〃
6.15〃
試験研究費等の特別税額控除
在外連結子会社に係る税率差異
△4.69〃
△2.58〃
その他
△1.09〃
税効果会計適用後の法人税等の負担率
40.89〃
2.66〃
39.85〃
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
2007/06/28 11:21:47
(セグメント情報)
【事業の種類別セグメント情報】
前連結会計年度(自
平成17年4月1日
グラフィ
ックアー
ツ関連機
器および
材料
(百万円)
高分子
関連材料
(百万円)
化成品お
よびメデ
ィア材料
(百万円)
その他
(百万円)
計
(百万円)
消去
又は全社
(百万円)
連結
(百万円)
93,213
33,545
43,170
58,572
7,701
236,203
―
236,203
595
77
1,321
1,829
2,979
6,803
(6,803)
―
93,809
33,623
44,492
60,402
10,680
243,007
(6,803)
236,203
営業費用
85,445
32,745
41,060
49,713
10,413
219,378
3,671
223,050
営業利益
8,363
877
3,431
10,688
266
23,628
(10,475)
13,153
88,789
18,424
43,294
66,504
9,531
226,544
78,791
305,336
3,750
453
2,070
3,833
112
10,221
1,331
11,552
―
―
―
―
343
343
551
894
3,833
891
2,406
6,177
115
13,426
439
13,865
売上高および営業損益
(1) 外部顧客に対する
売上高
(2) セグメント間の内部
売上高又は振替高
計
Ⅱ
平成18年3月31日)
印刷
インキ
(百万円)
Ⅰ
至
資産、減価償却費、
減損損失および資本的
支出
資産
減価償却費
減損損失
資本的支出
当連結会計年度(自
平成18年4月1日
印刷
インキ
(百万円)
高分子
関連材料
(百万円)
化成品お
よびメデ
ィア材料
(百万円)
その他
(百万円)
計
(百万円)
消去
又は全社
(百万円)
連結
(百万円)
100,704
32,822
45,553
59,105
7,304
245,490
―
245,490
557
35
1,207
2,512
1,946
6,259
(6,259)
―
101,262
32,858
46,760
61,617
9,250
251,749
(6,259)
245,490
営業費用
92,904
31,877
42,891
52,483
9,042
229,199
4,421
233,621
営業利益
8,357
980
3,868
9,134
208
22,549
(10,680)
11,869
95,230
20,442
47,615
69,042
10,713
243,044
64,394
307,439
減価償却費
3,810
486
2,010
4,027
121
10,456
1,284
11,741
資本的支出
4,460
463
3,046
8,993
822
17,786
214
18,001
売上高および営業損益
(1) 外部顧客に対する
売上高
(2) セグメント間の内部
売上高又は振替高
計
Ⅱ
平成19年3月31日)
グラフィ
ックアー
ツ関連機
器および
材料
(百万円)
Ⅰ
至
資産、減価償却費
および資本的支出
資産
-
73
-
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
(注) 1
2
2007/06/28 11:21:47
事業区分は製品系列を基礎とし、市場の類似性も考慮して区分しております。
各事業の主要な製品
(1) 印刷インキ……………………オフセットインキ、グラビアインキ等
(2) グラフィックアーツ関連機器および材料
……………………印刷機械、印刷機器、プリプレスシステム、印刷材料、グラビアシリンダー
製版等
(3) 高分子関連材料………………缶用内外面塗料、金属インキ、樹脂、接着剤、ワックス、塗工材料等
(4) 化成品およびメディア材料…有機顔料、加工顔料、合成樹脂着色剤、着色樹脂、カラーフィルター用材
料、電子材料、インクジェット材料等
(5) その他…………………………天然材料、役務提供業等
3
営業費用のうち、消去又は全社の項目に含めた配賦不能営業費用の主なものは、当社の本社管理部門費用お
よび基礎的研究費用であります。
前連結会計年度
当連結会計年度
4
資産のうち、消去又は全社の項目に含めた全社資産の主なものは、当社の長期投資資産(投資有価証券)およ
び管理部門・研究部門に係る資産等であります。
前連結会計年度
当連結会計年度
5
10,905百万円
11,074百万円
79,942百万円
66,628百万円
会計方針の変更
(役員賞与に関する会計基準)
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更」に記載のとおり、当連結会計年度より「役員
賞与に関する会計基準」(企業会計基準第4号 平成17年11月29日)を適用しております。この変更に伴
い、従来の方法によった場合に比べて、「印刷インキ」は4百万円、「グラフィックアーツ関連機器および
材料」は3百万円、「高分子関連材料」は14百万円、「化成品およびメディア材料」は0百万円、「その他」
は1百万円、営業費用がそれぞれ増加し、営業利益が同額減少しております。
-
74
-
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
2007/06/28 11:21:47
【所在地別セグメント情報】
前連結会計年度(自
平成17年4月1日
至
アジア・
ヨーロッパ
オセアニア
(百万円)
(百万円)
日本
(百万円)
Ⅰ
売上高および営業損益
北米
(百万円)
計
(百万円)
消去
又は全社
(百万円)
連結
(百万円)
174,244
43,889
6,845
11,223
236,203
―
236,203
(2) セグメント間の内部
売上高又は振替高
17,005
2,766
659
157
20,588
(20,588)
―
計
191,250
46,656
7,504
11,380
256,792
(20,588)
236,203
180,725
44,235
8,061
11,133
244,157
(21,106)
223,050
10,524
2,420
△557
247
12,635
518
13,153
171,033
52,752
6,450
6,701
236,938
68,397
305,336
北米
(百万円)
計
(百万円)
消去
又は全社
(百万円)
連結
(百万円)
(1) 外部顧客に対する
売上高
営業費用
営業利益
又は営業損失(△)
Ⅱ
資産
当連結会計年度(自
平成18年4月1日
至
日本
(百万円)
Ⅰ
売上高および営業損益
平成19年3月31日)
アジア・
ヨーロッパ
オセアニア
(百万円)
(百万円)
175,872
51,018
6,910
11,687
245,490
―
245,490
(2) セグメント間の内部
売上高又は振替高
17,822
3,229
918
53
22,024
(22,024)
―
計
193,695
54,248
7,829
11,740
267,514
(22,024)
245,490
184,621
51,290
9,044
11,203
256,158
(22,537)
233,621
9,074
2,958
△1,214
537
11,356
512
11,869
175,860
60,210
9,769
6,589
252,429
55,009
307,439
(1) 外部顧客に対する
売上高
営業費用
営業利益
又は営業損失(△)
Ⅱ
平成18年3月31日)
資産
(注) 1 国又は地域の区分は、地理的近接度によっております。
2 各区分に属する主な国又は地域
(1) アジア・オセアニア……………中華人民共和国、台湾、オーストラリア、マレーシア、シンガポール
(2) ヨーロッパ………………………フランス、ベルギー
3
(3) 北米………………………………アメリカ
資産のうち、消去又は全社の項目に含めた全社資産の主なものは、当社の長期投資資産(投資有価証券)お
よび管理部門・研究部門に係る資産等であります。
前連結会計年度
78,676百万円
4
当連結会計年度
会計方針の変更
65,857百万円
(役員賞与に関する会計基準)
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更」に記載のとおり、当連結会計年度より「役
員賞与に関する会計基準」(企業会計基準第4号 平成17年11月29日)を適用しております。この変更に
伴い、従来の方法によった場合に比べて、「日本」の営業費用は24百万円増加し、営業利益が同額減少し
ております。
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【海外売上高】
前連結会計年度(自
平成17年4月1日
至
平成18年3月31日)
アジア・
オセアニア
北米・
中南米
ヨーロッパ
アフリカ
計
Ⅰ
海外売上高(百万円)
45,821
6,796
11,448
188
64,255
Ⅱ
連結売上高(百万円)
236,203
Ⅲ
連結売上高に占める
19.4
2.9
4.8
0.1
27.2
海外売上高の割合(%)
当連結会計年度(自
平成18年4月1日
至
平成19年3月31日)
アジア・
オセアニア
北米・
中南米
ヨーロッパ
アフリカ
計
Ⅰ
海外売上高(百万円)
53,899
6,743
11,874
283
72,801
Ⅱ
連結売上高(百万円)
245,490
Ⅲ
連結売上高に占める
22.0
2.8
4.8
0.1
29.7
海外売上高の割合(%)
(注) 1 国又は地域の区分は、地理的近接度によっております。
2 各区分に属する主な国又は地域
(1) アジア・オセアニア………中華人民共和国、台湾、オーストラリア、マレーシア、シンガポール
(2) ヨーロッパ…………………フランス、ドイツ
(3) 北米・中南米………………アメリカ、メキシコ
(4) アフリカ……………………南アフリカ
3
海外売上高は、当社および連結子会社の本邦以外の国又は地域における売上高(ただし、連結会社間の内部
売上高を除く)であります。
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東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
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【関連当事者との取引】
前連結会計年度(自 平成17年4月1日
1 親会社および法人主要株主等
属性
会社等
の名称
住所
資本金又
は出資金
(百万円)
その他
凸版印刷㈱
東京都
104,986
台東区
の関係
至
平成18年3月31日)
議決権等
の所有
(被所有)
割合(%)
役員の
兼任等
事業上
の関係
(被所有)
兼任
当社取扱
印刷イン
直接 21.20
1人
製品の販
キおよび
形およ
加工および
売および
メディア
び
これらに関
商品の購
入並びに
材料製品
等の販売
売掛金
事業の内容
又は職業
製版、印
刷、製本、
会社
関係内容
連する事業
取引の内容
取引金額
(百万円)
14,369
科目
受取手
期末残高
(百万円)
8,141
印刷物等
の購入
(注)1
2
取引金額には消費税等を含まず、期末残高には消費税等が含まれております。
取引条件および取引条件の決定方針等
(1) 当社取扱製品の販売に関する価格その他の取引条件は、当社と関連の無い他の当事者と同様の条件によ
っており、条件的に劣ることはありません。
(2) 商品の購入は、同社から提示された価格により、通常行われている取引の価格を参考にしてその都度交
渉のうえ決定しております。
(3) 印刷物等の購入は、同社以外からも見積りを入手し、通常行われている取引の価格を参考にしてその都
度交渉のうえ決定しております。
2
役員および個人主要株主等
属性
役員
会社等
の名称
三木啓史
住所
資本金又
は出資金
(百万円)
―
―
事業の内容
又は職業
当社取締役
東洋製罐㈱
議決権等
の所有
(被所有)
割合(%)
関係内容
なし
役員の
兼任等
事業上
の関係
―
―
取引の内容
(東洋製罐㈱
との取引)塗
取引金額
(百万円)
科目
期末残高
(百万円)
3,363
売掛金
585
513
買掛金
79
36
未収金
9
料製品等の
代表取締役
販売
社長
原材料およ
び商品の購
入
配当金およ
び補償金の
受取
(注)1
2
取引金額には消費税等を含まず、期末残高には消費税等が含まれております。
取引条件および取引条件の決定方針等
(1) 当社取扱製品の販売に関する価格その他の取引条件は、当社と関連の無い他の当事者と同様の条件によ
っており、条件的に劣ることはありません。
(2) 原材料および商品の購入は、同社から提示された価格により、通常行われている取引の価格を参考にし
3
てその都度交渉のうえ決定しております。
東洋製罐㈱との取引は、いわゆる第三者のための取引であります。
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東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
当連結会計年度(自 平成18年4月1日
1 親会社および法人主要株主等
属性
会社等
の名称
住所
資本金又
は出資金
(百万円)
その他
凸版印刷㈱
東京都
104,986
の関係
台東区
至
事業の内容
又は職業
製版、印
刷、製本、
会社
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平成19年3月31日)
議決権等
の所有
(被所有)
割合(%)
関係内容
役員の
兼任等
事業上
の関係
(被所有)
兼任
当社取扱
製商品の販
直接 22.69
3人
製商品の
売
加工および
これらに関
販売
連する事業
および印
取引金額
取引の内容 (百万円)
(注)1
13,827
科目
受取手
期末残高
(百万円)
(注)1
8,547
形およ
(注)2
び
売掛金
同社商品
刷物等の
購入
取引条件および取引条件の決定方針等
(注)1 取引金額には消費税等を含まず、期末残高には消費税等が含まれております。
2 製商品の販売に関する価格その他の取引条件は、当社と関連の無い他の当事者と同様の条件によっ
ており、条件的に劣ることはありません。
2
役員および個人主要株主等
属性
役員
会社等
の名称
住所
資本金又
は出資金
(百万円)
事業の内容
又は職業
三木啓史
―
―
当社取締役
議決権等
の所有
(被所有)
割合(%)
関係内容
役員の
兼任等
事業上
の関係
―
―
なし
取引の内容
東洋製罐㈱
東洋製罐㈱
代表取締役
への製商品
の販売
社長
(注)2、4
東洋製罐㈱
取引金額
(百万円)
(注)1
科目
期末残高
(百万円)
(注)1
3,580
売掛金
686
221
買掛金
39
からの原材
料および商
品の購入
(注)3、4
東洋製罐㈱
26
―
―
からの配当
金の受取
(注)4
取引条件および取引条件の決定方針等
(注)1 取引金額には消費税等を含まず、期末残高には消費税等が含まれております。
2
製商品の販売に関する価格その他の取引条件は、当社と関連の無い他の当事者と同様の条件によっ
ており、条件的に劣ることはありません。
3
原材料および商品の購入は、東洋製罐㈱から提示された価格により、通常行われている取引の価格
を参考にしてその都度交渉のうえ決定しております。
4
東洋製罐㈱との取引は、いわゆる第三者のための取引であります。
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(1株当たり情報)
(自
至
前連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益金額
潜在株式調整後
1株当たり当期純利益金額
(注) 1
当連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
500円38銭
1株当たり純資産額
22円01銭
515円85銭
1株当たり当期純利益金額
26円12銭
潜在株式調整後
20円44銭
24円33銭
1株当たり当期純利益金額
1株当たり当期純利益金額および潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとお
りであります。
(自
至
前連結会計年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
1株当たり当期純利益金額
当期純利益(百万円)
普通株式に係る当期純利益(百万円)
当連結会計年度
平成18年4月1日
平成19年3月31日)
6,283
7,900
154
―
(154)
(―)
普通株主に帰属しない金額(百万円)
(うち利益処分による役員賞与金)
(自
至
6,129
7,900
278,469
302,478
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
105
105
(102)
(102)
普通株式の期中平均株式数(千株)
当期純利益調整額(百万円)
(うち支払利息(税額相当額控除後))
普通株式増加数(千株)
(うち転換社債)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後
1株当たり当期純利益金額の算定に含めなか
26,615
26,610
(26,615)
(26,610)
―
―
った潜在株式の概要
2
1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度
平成18年3月31日
当連結会計年度
平成19年3月31日
純資産の部の合計額(百万円)
―
163,509
純資産の部の合計額から控除する金額(百万
円)
―
7,492
(うち少数株主持分)
―
(7,492)
普通株式に係る期末の純資産額(百万円)
―
156,017
―
302,448
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末
の普通株式の数(千株)
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
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⑤ 【連結附属明細表】
【社債明細表】
会社名
銘柄
東洋インキ製造
株式会社
第6回無担保
転換社債
合計
(注) 1
―
当期末残高
(百万円)
利率
(%)
担保
償還期限
平成8年
12月4日
14,346
14,343
年1.2
なし
平成21年
3月31日
―
14,346
14,343
―
―
―
連結決算日後5年以内における1年ごとの償還予定額は次のとおりであります。
1年以内
(百万円)
1年超2年以内
(百万円)
―
2
前期末残高
(百万円)
発行年月日
2年超3年以内
(百万円)
14,343
3年超4年以内
(百万円)
―
4年超5年以内
(百万円)
―
―
転換社債の転換の条件等
銘柄
転換により発行すべき株式の内容
転換価格
第6回無担保
転換社債
当社普通株式
539円
転換請求期間
自
至
平成9年1月6日
平成21年3月30日
【借入金等明細表】
区分
短期借入金
前期末残高
(百万円)
当期末残高
(百万円)
平均利率
(%)
返済期限
17,931
18,870
3.13
―
2,487
15,523
1.39
―
28,430
14,093
0.90
10,000
―
―
―
取引保証金(1年内返済)
148
168
0.24
―
リース負債(1年内返済)
4
4
7.65
―
リース負債(1年超)
8
6
5.56
59,012
48,667
1年以内に返済予定の長期借入
金
長期借入金(1年以内に返済予定
のものを除く)
その他の有利子負債
コマーシャルペーパー
(1年内返済)
合計
(注) 1
2
平成20年1月4日~
平成37年3月20日
平成20年1月18日~
平成21年10月18日
―
―
「平均利率」については、借入金の期末残高に対する加重平均利率を記載しております。
長期借入金およびその他の有利子負債(1年以内に返済予定のものを除く)の連結決算日後5年内における
1年ごとの返済予定額は以下のとおりであります。
1年超2年以内
(百万円)
2年超3年以内
(百万円)
3年超4年以内
(百万円)
4年超5年以内
(百万円)
675
13,308
93
8
3
3
―
―
長期借入金
その他の有利子負債
リース負債(1年超)
-
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(2) 【その他】
該当事項はありません。
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2 【財務諸表等】
(1) 【財務諸表】
① 【貸借対照表】
区分
(資産の部)
Ⅰ 流動資産
1 現金及び預金
2 受取手形
3 売掛金
4 有価証券
5 商品
6 製品
7 原料
8 仕掛品
9 貯蔵品
10 前渡金
11 前払費用
12 短期貸付金
13 繰延税金資産
14 預け金
15 その他
貸倒引当金
流動資産合計
Ⅱ 固定資産
1 有形固定資産
(1) 建物
減価償却累計額
(2) 構築物
減価償却累計額
(3) 機械及び装置
減価償却累計額
(4) 車両運搬具
減価償却累計額
(5) 工具器具及び備品
減価償却累計額
(6) 土地
(7) 建設仮勘定
有形固定資産合計
2 無形固定資産
(1) 特許権
(2) 借地権
(3) 商標権
(4) ソフトウエア
(5) 施設利用権
(6) 電話加入権
無形固定資産合計
注記
番号
※3、8
※3
※3
※7
※3
前事業年度
(平成18年3月31日)
金額(百万円)
37,290
△22,022
11,090
△7,898
90,651
△71,860
773
△661
13,817
△11,206
3,751
19,235
53,717
26
1,273
7,341
3,015
3,750
158
66
351
4
1,905
14,211
1,080
△399
109,490
15,268
3,191
18,790
111
2,610
18,049
283
58,305
2
31
0
1,858
13
80
1,988
-
82
-
当事業年度
(平成19年3月31日)
構成比
(%)
42.8
22.8
0.8
金額(百万円)
38,727
△22,756
11,513
△8,233
92,903
△73,579
774
△653
14,252
△11,663
7,344
17,200
57,071
1
1,197
7,658
3,247
4,135
170
289
339
3
1,599
―
1,351
△217
101,395
15,971
3,279
19,324
121
2,588
18,049
1,539
60,875
1
31
0
1,065
11
80
1,191
構成比
(%)
40.6
24.3
0.5
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
3
投資その他の資産
(1) 投資有価証券
(2) 関係会社株式
(3) 出資金
(4) 従業員長期貸付金
(5) 関係会社長期貸付金
(6) 破産債権、再生債権、
更生債権その他これらに
準ずる債権
(7) 長期前払費用
(8) 長期前払年金費用
(9) 差入保証金
(10) その他
貸倒引当金
投資その他の資産合計
固定資産合計
資産合計
前事業年度
(平成18年3月31日)
区分
2007/06/28 11:21:47
注記
番号
当事業年度
(平成19年3月31日)
34,310
38,627
7
28
3,411
構成比
(%)
※3
1,159
※3
3
7,897
1,521
310
△1,201
86,077
146,371
255,862
金額(百万円)
-
83
-
31,627
45,019
6
24
3,578
構成比
(%)
1,064
33.6
57.2
100.0
―
4,430
1,507
357
△1,074
86,540
148,608
250,003
34.6
59.4
100.0
金額(百万円)
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
前事業年度
(平成18年3月31日)
区分
(負債の部)
Ⅰ 流動負債
1 支払手形
2 買掛金
3 短期借入金
4 1年以内に返済予定の
長期借入金
5 コマーシャルペーパー
6 未払金
7 未払費用
8 未払法人税等
9 未払消費税等
10 前受金
11 預り金
12 前受収益
13 設備関係支払手形
14 その他
流動負債合計
Ⅱ 固定負債
1 転換社債
2 長期借入金
3 関係会社長期借入金
4 繰延税金負債
5 役員退職慰労引当金
6 預り保証金
固定負債合計
負債合計
(資本の部)
Ⅰ 資本金
Ⅱ 資本剰余金
1 資本準備金
2 その他資本剰余金
自己株式処分差益
資本剰余金合計
Ⅲ 利益剰余金
1 利益準備金
2 任意積立金
(1) 特別償却準備金
(2) 保険差益圧縮積立金
(3) 固定資産圧縮積立金
(4) 別途積立金
3 当期未処分利益
利益剰余金合計
Ⅳ その他有価証券評価差額金
Ⅴ 自己株式
資本合計
負債資本合計
2007/06/28 11:21:47
注記
番号
※8
※3
1,814
34,432
7,225
構成比
(%)
850
32,898
0
5,206
627
65
4,962
47,314
7,781
10,000
5,955
2,814
2,601
423
138
226
16
659
1,144
68,303
14,346
26,718
―
6,889
379
60
48,393
116,697
31,711
32,899
65,959
8,786
△191
139,165
255,862
金額(百万円)
※1
※2
当事業年度
(平成19年3月31日)
-
84
-
1,980
39,018
7,225
構成比
(%)
14,049
26.7
18.9
45.6
12.4
12.9
25.8
3.4
△0.1
54.4
100.0
―
―
―
―
―
―
―
―
―
7,823
2,787
1,604
―
626
239
16
909
868
77,150
14,343
12,561
589
5,737
―
62
33,294
110,444
―
―
―
―
―
―
―
30.9
13.3
44.2
―
―
―
―
―
―
―
金額(百万円)
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
前事業年度
(平成18年3月31日)
区分
(純資産の部)
Ⅰ 株主資本
1 資本金
2 資本剰余金
(1) 資本準備金
(2) その他資本剰余金
資本剰余金合計
3 利益剰余金
(1) 利益準備金
(2) その他利益剰余金
特別償却準備金
保険差益圧縮積立金
固定資産圧縮積立金
別途積立金
繰越利益剰余金
利益剰余金合計
4 自己株式
株主資本合計
Ⅱ 評価・換算差額等
1 その他有価証券評価差額金
評価・換算差額等合計
純資産合計
負債純資産合計
2007/06/28 11:21:47
注記
番号
金額(百万円)
―
―
―
―
―
―
―
―
-
85
―
―
―
―
―
―
―
―
―
-
当事業年度
(平成19年3月31日)
構成比
(%)
―
―
―
―
―
―
―
―
―
金額(百万円)
32,900
1
5,206
348
46
4,628
52,314
6,651
31,713
32,902
69,196
△226
133,585
5,973
5,973
139,558
250,003
構成比
(%)
12.7
13.1
27.7
△0.1
53.4
2.4
2.4
55.8
100.0
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
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② 【損益計算書】
区分
Ⅰ
売上高
前事業年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
百分比
金額(百万円)
(%)
(自
至
注記
番号
※1
1
製品売上高
109,189
2
商品売上高
68,938
Ⅱ
売上原価
当事業年度
平成18年4月1日
平成19年3月31日)
百分比
金額(百万円)
(%)
(自
至
111,086
178,127
100.0
※2
67,215
製品期首たな卸高
7,657
7,341
2
当期製品製造原価
※3 82,710
86,356
3
製品期末たな卸高
7,341
4
商品期首たな卸高
1,655
1,273
5
当期商品仕入高
59,660
57,976
6
商品期末たな卸高
1,273
売上原価合計
143,069
80.3
35,057
19.7
売上総利益
販売費及び一般管理費
7,658
83,026
60,042
※2
58,052
144,091
80.8
34,209
19.2
荷造運搬費
4,422
4,382
2
給料手当
5,033
5,254
3
賞与
1,906
1,946
4
福利厚生費
1,519
1,618
5
旅費交通費
1,098
1,216
6
賃借料
1,231
1,263
7
外注費
3,189
3,109
8
減価償却費
1,417
1,414
9
研究開発費
※3 2,695
2,630
10
その他
5,269
営業利益
営業外収益
27,782
15.6
5,154
27,990
15.7
7,275
4.1
6,219
3.5
5,695
3.2
1
受取利息
108
70
2
有価証券利息
11
―
3
受取配当金
1,527
3,505
4
固定資産賃貸料
※4
938
809
5
受取技術指導料
※4 706
535
6
その他
※4 ※4 86,039
1,197
1
Ⅳ
100.0
1
Ⅲ
178,301
1,118
4,410
-
86
-
2.4
774
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
区分
Ⅴ
営業外費用
注記
番号
※5
当事業年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
百分比
金額(百万円)
(%)
支払利息
258
288
2
社債利息
251
172
3
転貸地代家賃
217
197
4
賃貸減価償却費
178
192
5
損害賠償金
256
216
6
その他
293
経常利益
前事業年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
百分比
金額(百万円)
(%)
(自
至
1
Ⅵ
Ⅶ
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特別利益
1
固定資産売却益
2
1,455
0.8
319
1,387
0.8
10,230
5.7
10,527
5.9
3,071
1.7
※6
800
―
投資有価証券売却益
612
1,698
3
関係会社株式売却益
※7
228
―
4
退職給付信託解約益
―
1,108
5
貸倒引当金戻入益
―
258
6
その他
―
特別損失
1
固定資産除却等損
2
1,640
1.0
6
※8
814
554
固定資産解体撤去費用
375
―
3
投資有価証券評価損
125
―
4
関係会社株式評価損
※9
―
3,001
5
事業撤退損
302
―
6
環境対策費
1,050
―
7
その他
※10
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事
業税
法人税等調整額
当期純利益
184
2,663
691
2,852
1.6
37
3,593
2.0
9,019
5.1
10,004
5.6
2,840
3,355
1.9
1,084
3,924
2.2
5,663
3.2
6,079
3.4
前期繰越利益
3,223
―
中間配当額
1,105
―
当期未処分利益
7,781
―
-
87
-
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
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製造原価明細書
区分
(自
至
注記
番号
前事業年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
(自
至
構成比
(%)
金額(百万円)
当事業年度
平成18年4月1日
平成19年3月31日)
構成比
(%)
金額(百万円)
Ⅰ
原料費
52,662
63.3
56,877
65.6
Ⅱ
労務費
9,986
12.0
9,577
11.0
Ⅲ
経費
1
外注加工費
3,587
3,708
2
外注費
4,189
4,482
3
動力燃料費
2,146
2,314
4
減価償却費
6,187
6,032
5
その他
4,423
20,534
24.7
3,739
20,277
23.4
100.0
86,742
100.0
当期総製造費用
83,183
仕掛品期首たな卸高
3,278
3,750
86,461
90,492
仕掛品期末たな卸高
3,750
4,135
当期製品製造原価
82,710
86,356
計
(注) 原価計算方法は、実際組別総合原価計算によっております。
-
88
-
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
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③ 【利益処分計算書及び株主資本等変動計算書】
利益処分計算書
前事業年度
(株主総会承認日平成18年6月29日)
注記
番号
区分
Ⅰ
当期未処分利益
Ⅱ
任意積立金取崩額
7,781
1
特別償却準備金取崩額
156
2
保険差益圧縮積立金取崩額
9
3
固定資産圧縮積立金取崩額
310
合計
Ⅲ
利益処分額
1
8,258
1,361
(1株につき
普通配当4円50銭)
2
取締役賞与金
3
任意積立金
Ⅳ
120
(1) 特別償却準備金
45
(2) 固定資産圧縮積立金
36
(3) 固定資産圧縮特別
勘定積立金
177
(4) 別途積立金
5,000
次期繰越利益
476
配当金
金額(百万円)
6,740
1,518
(注)前事業年度は、平成17年12月6日に1,105百万円(1株につき4円00銭)の中間配当を実施しました。
-
89
-
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
株主資本等変動計算書
当事業年度(自 平成18年4月1日
至
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平成19年3月31日)
株主資本
資本剰余金
資本金
資本
準備金
平成18年3月31日 残高
(百万円)
転換社債の転換による増加高
剰余金の配当(注)
剰余金の配当
役員賞与(注)
当期純利益
自己株式の取得
自己株式の処分
事業年度中の変動額(純額)
事業年度中の変動額合計
平成19年3月31日 残高
1
株主資本以外の項目の
その他
資本
資本
剰余金
剰余金
合計
32,898
事業年度中の変動額 31,711
1
利益剰余金
0
利益
その他
利益
準備金
剰余金
5,206
1
△1,361
△120
△120
6,079
6,079
△1,361
△120
6,079
△38
△38
4
5
1
1
2
-
3,237
3,237
△34
3,206
1
32,902
5,206
63,989
69,196
△226
133,585
その他
(百万円)
5
転換社債の転換による増加高
剰余金の配当(注) 剰余金の配当
役員賞与(注)
当期純利益
自己株式の取得
自己株式の処分
株主資本以外の項目の
△2,813
純資産
合計
評価・換算
差額等合計
8,786
事業年度中の変動額
8,786
139,165
2
△1,361
△1,361
△120
6,079
△38
△2,813
△2,813
(百万円)
△2,813
△2,813
393
(百万円)
5,973
5,973
139,558
事業年度中の変動額(純額)
△1,361
2
△1,361
32,900
有価証券
評価差額金
平成19年3月31日 残高
△1,361
1
事業年度中の変動額合計
△1,361
130,378
31,713
評価・換算差額等
△191
(百万円)
合計
65,959
株主資本
株式
(百万円)
平成18年3月31日 残高
60,752
1 1
自己
合計
※
32,899
利益
剰余金
(注)平成18年6月の定時株主総会における利益処分項目であります。
-
90
-
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
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※その他利益剰余金の内訳
特別償却
保険差益
準備金
平成18年3月31日 残高 (百万円)
事業年度中の変動額
剰余金の配当(注) 剰余金の配当
特別償却準備金の積立(注)
特別償却準備金の取崩(注)
特別償却準備金の取崩
保険差益圧縮積立金の取崩(注)
保険差益圧縮積立金の取崩
固定資産圧縮積立金の積立(注)
固定資産圧縮積立金の積立
固定資産圧縮積立金の取崩(注)
固定資産圧縮積立金の取崩
627
45 △156 △167 固定資産
固定資産
圧縮積立金
圧縮積立金
65
4,962
△9 △8 -
177
△177
別途積立金の積立(注)
役員賞与(注)
当期純利益
(百万円)
事業年度中の変動額合計
平成19年3月31日 残高 (百万円)
固定資産圧縮特別勘定積立金
の積立(注)
固定資産圧縮特別勘定積立金
の取崩
197
△258
47,314
△310
合計
剰余金
勘定積立金
36
繰越利益
別途積立金
圧縮特別
7,781
60,752
△1,361
△1,361
△1,361
△1,361
△45
-
156
-
167
-
9
-
8
-
△36
-
△197
-
310
-
258
-
△177
-
177
-
5,000
△5,000
-
△120
△120
6,079
6,079
△279
△18
△334
-
5,000
△1,130
3,237
348
46
4,628
-
52,314
6,651
63,989
(注)平成18年6月の定時株主総会における利益処分項目であります。
-
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-
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
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重要な会計方針
前事業年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
当事業年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
1
有価証券の評価基準および評価方法
(1) 満期保有目的の債券
1
有価証券の評価基準および評価方法
(1) 満期保有目的の債券
……償却原価法(定額法)
(2) 子会社株式および関連会社株式
……同左
(2) 子会社株式および関連会社株式
……移動平均法による原価法
(3) その他有価証券
……同左
(3) その他有価証券
①
時価のあるもの
……決算期末日の市場価格等に基づく時価法
①
(評価差額は全部資本直入法により処理し、
売却原価は移動平均法により算定)
②
時価のあるもの
……決算期末日の市場価格等に基づく時価法
時価のないもの
……移動平均法による原価法
②
(評価差額は全部純資産直入法により処理
し、売却原価は移動平均法により算定)
時価のないもの
……同左
2
デリバティブの評価基準および評価方法
時価法
2
デリバティブの評価基準および評価方法
同左
3
たな卸資産の評価基準および評価方法
製品、原料、仕掛品……総平均法による原価法
3
たな卸資産の評価基準および評価方法
同左
4
固定資産の減価償却の方法
商品、貯蔵品……………最終仕入原価法
ただし、商品のうち機械
は個別法による原価法
4
固定資産の減価償却の方法
(1) 有形固定資産………定率法
ただし、平成10年4月1日以降に取得した建物
(1) 有形固定資産………定率法
ただし、平成10年4月1日以降に取得した建物
(建物附属設備を除く)については定額法を採用し
ております。
(建物附属設備を除く)については定額法を採用し
ております。
なお、主な耐用年数は以下のとおりでありま
す。
なお、主な耐用年数は以下のとおりでありま
す。
建物及び構築物
機械及び装置
8~50年
4~15年
建物及び構築物
機械及び装置
工具器具及び備品 4~6年
(2) 無形固定資産………定額法
8~50年
4~15年
工具器具及び備品 3~8年
(2) 無形固定資産………同左
ただし、自社利用のソフトウェアについては、
社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法
同左
を採用しております。
(3) 長期前払費用………均等償却
――――――
5
繰延資産の処理方法
新株発行費………支出時全額費用処理
5
繰延資産の処理方法
株式交付費………支出時全額費用処理
6
外貨建の資産および負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、決算期末日の直物為替相
6
外貨建の資産および負債の本邦通貨への換算基準
同左
場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理
しております。
7
引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
7
引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸
念債権等特定の債権については個別に回収可能性
同左
を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
-
92
-
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
前事業年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
2007/06/28 11:21:47
当事業年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
(2) 退職給付引当金
(2) 退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末
における退職給付債務および年金資産の見込額に
同左
基づき、当事業年度末において発生していると認
められる額を計上することとしております。
なお、当該金額を超過する掛金拠出額は、長期
前払年金費用として計上しております。
過去勤務債務は、その発生時の従業員の平均残
存勤務期間以内の一定の年数(13年)による定額法
により費用処理しております。
数理計算上の差異は、各事業年度の発生時にお
ける従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数
(13年)による定額法によりそれぞれ発生の翌事業
年度から費用処理しております。
(3) 役員退職慰労引当金
(3) 役員退職慰労引当金
役員に対する退職慰労金の支払いに充てるた
め、内規に基づく事業年度末要支給額を引当計上
当社は、役員退職慰労金制度廃止に伴う打ち切
り支給議案が平成18年6月29日開催の定時株主総
しております。なお、平成16年5月に役員退職慰
労金内規を改定しており、平成16年7月以降対応
会にて承認可決されており、当該決議に基づき役
員退職慰労金を打ち切り支給し、役員退職慰労引
分については、引当計上を行っておりません。従
いまして、当事業年度末の残高は、現任取締役が
当金を全額取り崩しております。
平成16年6月以前に就任していた期間に応じて引
当計上した額であります。
8
9
割賦販売繰延利益の計上基準
法人税法に規定する長期割賦販売等の方法と同一
の基準により、未実現利益を計上しております。
リース取引の処理方法
8
割賦販売繰延利益の計上基準
同左
9
リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められ
るもの以外のファイナンス・リース取引について
同左
は、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理
によっております。
10
ヘッジ会計の方法
(1) ヘッジ会計の方法
10
ヘッジ会計の方法
(1) ヘッジ会計の方法
金利スワップ取引のうち、特例処理要件を満た
しているものについて特例処理を採用しておりま
同左
す。
(2) ヘッジ手段とヘッジ対象
(2) ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段……金利スワップ取引
ヘッジ対象……長期借入金
同左
(3) ヘッジ方針
支払利息の変動金利リスクを回避し、支払利息
(3) ヘッジ方針
同左
のキャッシュ・フローを固定化する目的で金利ス
ワップ取引を行っております。
(4) ヘッジ有効性評価の方法
特例処理の要件を充足しているため、有効性の
11
判定は省略しております。
その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
(4) ヘッジ有効性評価の方法
同左
11
消費税等の会計処理
消費税等の会計処理は税抜方式によっておりま
消費税等の会計処理
同左
す。
-
その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
93
-
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
2007/06/28 11:21:47
会計処理の変更
(自
至
前事業年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
(自
至
(固定資産の減損に係る会計基準)
「固定資産の減損に係る会計基準」(「固定資産の減
損に係る会計基準の設定に関する意見書」(企業会計審
議会 平成14年8月9日))および「固定資産の減損に
係る会計基準の適用指針」(企業会計基準委員会 平成
15年10月31日 企業会計基準適用指針第6号)を当事業
年度から適用しております。これにより税引前当期純利
益が43百万円減少しております。
なお、減損損失累計額については、改正後の財務諸表
等規則に基づき当該各資産の金額から直接控除しており
ます。
当事業年度
平成18年4月1日
平成19年3月31日)
――――――
――――――
(貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準)
当事業年度より、「貸借対照表の純資産の部の表示に
関する会計基準」(企業会計基準第5号 平成17年12月
9日)および「貸借対照表の純資産の部の表示に関する
会計基準等の適用指針」(企業会計基準適用指針第8号
平成17年12月9日)を適用しております。
これまでの資本の部の合計に相当する金額は、139,558
百万円であります。
なお、当事業年度における貸借対照表の純資産の部に
ついては、財務諸表等規則の改正に伴い、改正後の財務
諸表等規則により作成しております。
-
94
-
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
2007/06/28 11:21:47
表示方法の変更
(自
至
前事業年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
(自
至
(貸借対照表)
前事業年度まで独立科目で表示しておりました流動負
当事業年度
平成18年4月1日
平成19年3月31日)
――――――
債の「割賦販売繰延利益」(当事業年度93百万円)は、重
要性がなくなりましたため、当事業年度より流動負債の
「その他」に含めて表示しております。
(損益計算書)
「固定資産売却益」は、特別利益の総額の100分の10を
(損益計算書)
前事業年度において、区分掲記しておりました「固定
超えたため、当事業年度より区分表示しております。
なお、前事業年度の特別利益の「その他」に含まれて
資産売却益」(当事業年度6百万円)は、特別利益の総額
の100分の10以下であるために、当事業年度より特別利益
いる「固定資産売却益」は77百万円であります。
の「その他」に含めて表示しております。
前事業年度において、区分掲記しておりました「固定
資産解体撤去費用」(当事業年度147百万円)は、特別損失
の総額の100分の10以下であるために、当事業年度より特
別損失の「固定資産除却等損」に含めて表示しておりま
す。
前事業年度において、区分掲記しておりました「投資
有価証券評価損」(当事業年度1百万円)は、重要性がな
くなりましたため、当事業年度より特別損失の「その
他」に含めて表示しております。
前事業年度において、区分掲記しておりました「環境
対策費」(当事業年度19百万円)は、特別損失の総額の100
分の10以下であるために、当事業年度より特別損失の
「その他」に含めて表示しております。
-
95
-
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注記事項
(貸借対照表関係)
前事業年度
(平成18年3月31日)
※1
授権株数および発行済株式総数
授権株数
普通株式
発行済株式総数
普通株式
当事業年度
(平成19年3月31日)
――――――
485,010,000株
303,028,948株
※2
「株式の消却が行われた場合はこれに相当する株
式数を減ずる」旨を定款に定めております。
自己株式の保有数
普通株式
504,009株 ――――――
※3 関係会社に係る注記
関係会社に係る注記
区分掲記されたもの以外で各科目に含まれている
区分掲記されたもの以外で各科目に含まれている
関係会社に対するものは次のとおりであります。
関係会社に対するものは次のとおりであります。
受取手形
1,895百万円
受取手形
2,637百万円
売掛金
27,727 〃
売掛金
25,190 〃
その他(資産)
2,657 〃
買掛金
6,417 〃
買掛金
7,346 〃
※3
4
保証債務
金融機関よりの借入金等について保証(保証予約
を含む)を行っております。なお、外貨建ての円換
算額は決算期末日の為替相場によるものでありま
す。
東洋ビーネット㈱
3,100百万円
東洋インキインターナショナル㈱
1,295 〃
(US$ 11,025千)
T.I.P.P.(マレーシア)㈱
758 〃
(US$ 6,050千他)
東洋油墨極東㈲(US$ 6,000千)
704 〃
東洋インキオーストラリア㈱
563 〃
(A$ 6,700千)
上海東洋油墨制造㈲
562 〃
(RMB 28,000千他)
東洋インキコンパウンズ㈱
546 〃
(US$ 4,600千)
㈱生産経済新聞社
475 〃
フランカラーピグメンツ㈱
332 〃
(Euro 2,324千)
東洋油墨亞州㈲
322 〃
(HK$ 14,000千他)
その他7社
1,013 〃
従業員(住宅ローン)
1,770 〃
計
11,444 〃
5
受取手形割引高
受取手形裏書譲渡高
4
保証債務
金融機関よりの借入金等について保証(保証予約
を含む)を行っております。なお、外貨建ての円換
算額は決算期末日の為替相場によるものでありま
す。
東洋ビーネット㈱
2,600百万円
T.I.P.P.(マレーシア)㈱
1,270 〃
(US$ 10,760千)
東洋インキインターナショナル㈱
993 〃
(US$ 8,419千)
東洋油墨極東㈲(US$ 6,000千)
708 〃
上海東洋油墨制造㈲
694 〃
(RMB 41,900千他)
東洋インキオーストラリア㈱
638 〃
(A$ 6,700千)
東洋インキコンパウンズ㈱
472 〃
(US$ 4,005千)
㈱生産経済新聞社
378 〃
三永インキペイント製造㈱
288 〃
(W 619百万他)
フランカラーピグメンツ㈱
276 〃
(Euro 1,755千)
その他8社
1,156 〃
従業員(住宅ローン)
1,497 〃
計
10,976 〃
52百万円
197 〃
5
受取手形割引高
受取手形裏書譲渡高
――――――
6
配当制限
商法施行規則第124条第3号に規定する、資産に時
価を付したことにより増加した純資産額は8,786百万
円であります。
-
96
-
50百万円
85 〃
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
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前事業年度
(平成18年3月31日)
当事業年度
(平成19年3月31日)
※7 預け金は、平成18年3月に償還しました第5回無
担保転換社債の償還資金として事務取扱金融機関に
預託していたもののうち、当事業年度末において未
だ返戻されていないものであります。なお、当該預
け金は平成18年4月に全額返戻されております。
――――――
――――――
-
※8
決算期末日満期手形の処理
決算期末日満期手形の会計処理については、決算
期末日は金融機関の休日でしたが、満期日に決済が
行われたものとして処理しております。決算期末日
満期手形の金額は、次のとおりであります。 受取手形
1,797百万円
支払手形
138 〃
97
-
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(損益計算書関係)
前事業年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
(自
至
当事業年度
平成18年4月1日
平成19年3月31日)
※1 売上高には、関係会社に対するものが56,969百万円
含まれております。
※1 売上高には、関係会社に対するものが56,031百万
円含まれております。
※2 売上原価並びに販売費及び一般管理費には、関係会
社からの仕入高等が42,332百万円含まれております。
※2 売上原価並びに販売費及び一般管理費には、関係
会社からの仕入高等が40,423百万円含まれておりま
※3
す。
※3 一般管理費および当期製造費用に含まれる研究開
一般管理費および当期製造費用に含まれる研究開発
費は、6,775百万円であります。
※4 営業外収益には、関係会社からの受取配当金が1,133
発費は、6,802百万円であります。
※4 営業外収益には、関係会社からの受取配当金が
百万円、固定資産賃貸料が732百万円、受取技術指導料
が672百万円含まれております。
3,138百万円、固定資産賃貸料が703百万円、その他
が692百万円含まれております。
※5 営業外費用には関係会社との取引額が148百万円含
まれております。
※6
固定資産売却益の内訳は次のとおりであります。
土地
290百万円
機械及び装置
建物
――――――
276 〃
208 〃
その他
25
計
※7
――――――
〃
800 〃
関係会社株式売却益は、ジョンソンポリマー㈱の
合弁解消に伴う株式売却によるものであります。
――――――
※8 固定資産除却等損の内訳は次のとおりでありま
す。
※8 固定資産除却等損の内訳は次のとおりでありま
す。
機械及び装置
建物
564百万円
123 〃
機械及び装置
建物
その他
125 〃
その他
計
814 〃
計
―――――― 382百万円
99 〃
計
減損損失
当事業年度において、当社は以下の資産グループ
北海道爾志郡他1件
用途
遊休資産
554
〃
種類
土地
当社は、事業資産においては事業の種類別セグメン
トの基礎としている管理会計上の区分を基準にグル
ーピングし、本社など特定の事業との関連が明確で
ない資産については、共用資産としております。ま
た遊休資産においては個別物件単位でグルーピング
を行っております。遊休資産は、将来の使用が見込
まれていないため、帳簿価額を回収可能価額(正味売
却価額)まで減額し、当該減少額を減損損失(43百万
円)として特別損失の「その他」に計上しておりま
す。
-
3,001
―――――― について減損損失を計上いたしました。
場所
〃
※9 関係会社株式評価損の内訳は次のとおりでありま
す。
東洋インキヨーロッパ
2,945百万円
ホールディング㈱
東洋製版㈱
55 〃
※10
72
98
-
〃
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(株主資本等変動計算書関係)
当事業年度(自 平成18年4月1日 至 平成19年3月31日)
自己株式の種類および株式数に関する事項
前事業年度末
株式数(千株)
自己株式
普通株式
合計
当事業年度増加
株式数(千株)
当事業年度減少
株式数(千株)
504
77
10
571
504
77
10
571
(注)1 当事業年度増加株式数は単元未満株式の買取りによるものであります。
2 当事業年度減少株式数は単元未満株式の買増請求によるものであります。
-
99
-
当事業年度末
株式数(千株)
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(リース取引関係)
(自
至
前事業年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
(自
至
当事業年度
平成18年4月1日
平成19年3月31日)
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの
以外のファイナンス・リース取引に係る注記
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの
以外のファイナンス・リース取引に係る注記
1
1
リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当
額および期末残高相当額
取得価額
相当額
(百万円)
減価償却累
計額相当額
(百万円)
期末残高
相当額
(百万円)
リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当
額および期末残高相当額
取得価額
相当額
(百万円)
減価償却累
計額相当額
(百万円)
期末残高
相当額
(百万円)
車両運搬具
502
238
264
車両運搬具
474
216
258
工具器具
及び備品
640
342
297
工具器具
及び備品
563
320
242
66
42
23
79
53
26
1,209
623
585
1,117
591
526
その他
合計
その他
合計
「機械及び装置」および「無形固定資産」は重要性
が減少したため、当事業年度より「その他」に含めて
注記しております。
なお、当事業年度の「その他」に含まれている「機
械及び装置」の取得価額相当額は29百万円、減価償却
累計額相当額は20百万円、期末残高相当額は8百万
円、「無形固定資産」の取得価額相当額は14百万円、
減価償却累計額相当額は9百万円、期末残高相当額は
4百万円であります。
2 未経過リース料期末残高相当額
3
2
222百万円
372 〃
1年内
1年超
213百万円
322 〃
合計
594
合計
535
〃
支払リース料、減価償却費相当額および支払利息相
3
〃
支払リース料、減価償却費相当額および支払利息相
当額
4
未経過リース料期末残高相当額
1年内
1年超
当額
支払リース料
274百万円
支払リース料
256百万円
減価償却費相当額
支払利息相当額
263
11
減価償却費相当額
支払利息相当額
246
10
〃
〃
減価償却費相当額および利息相当額の算定方法
4
減価償却費相当額および利息相当額の算定方法
・減価償却費相当額の算定方法
……リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とす
・減価償却費相当額の算定方法
……同左
る定額法によっております。
・利息相当額の算定方法
・利息相当額の算定方法
……リース料総額とリース物件の取得価額相当額と
の差額を利息相当額とし、各期への配分方法に
ついては、利息法によっております。
- 100 -
……同左
〃
〃
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
(有価証券関係)
前事業年度(平成18年3月31日現在)
子会社株式および関連会社株式で時価のあるものはありません。
当事業年度(平成19年3月31日現在)
子会社株式および関連会社株式で時価のあるものはありません。
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東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
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(税効果会計関係)
前事業年度
(平成18年3月31日)
1
当事業年度
(平成19年3月31日)
繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因
別の内訳
(流動資産)
繰延税金資産
賞与引当金
1
繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因
別の内訳
(流動資産)
環境対策費
未払事業税
その他
911百万円
427
329
〃
〃
繰延税金資産
賞与引当金
環境対策費
その他
901百万円
325
372
〃
〃
237
〃
繰延税金資産合計
1,599
〃
繰延税金資産合計
1,905
〃
繰延税金資産の純額
1,599
〃
繰延税金資産の純額
1,905
〃
(固定負債)
繰延税金資産
退職給付引当金
減価償却費
(固定負債)
繰延税金資産
2,046百万円
797 〃
関係会社株式評価損
退職給付引当金
1,518百万円
980 〃
投資有価証券評価損
関係会社株式評価損
450
333
〃
〃
減価償却費
投資有価証券評価損
730
442
〃
〃
その他
577
〃
4,205
△1,333
〃
〃
貸倒引当金
その他
307
217
〃
〃
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計
繰延税金資産小計
評価性引当額
4,196
〃
△2,386
〃
1,809
〃
△4,100
〃
△3,207
△239
〃
〃
2,871
〃
繰延税金資産合計
△6,030
△3,254
〃
〃
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
特別償却準備金
その他
△354
△121
〃
〃
繰延税金負債合計
△9,761
〃
繰延税金負債合計
△7,547
〃
繰延税金負債の純額
△6,889
〃
繰延税金負債の純額
△5,737
〃
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
固定資産圧縮積立金
2
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担
率との差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
(調整)
40.69%
固定資産圧縮積立金
その他
2
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担
率との差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率
(調整)
40.69%
交際費等永久に損金に算入されない
項目
3.79〃
交際費等永久に損金に算入されない
項目
2.24〃
受取配当金等永久に益金に算入され
ない項目
△5.28〃
受取配当金等永久に益金に算入され
ない項目
△7.90〃
住民税均等割
評価性引当額の増減による影響
0.48〃
3.52〃
住民税均等割
評価性引当額の増減による影響
0.40〃
10.53〃
試験研究費等の特別税額控除
前事業年度以前の支払税額調整
△4.80〃
△1.20〃
試験研究費等の特別税額控除
前事業年度以前の支払税額調整
△4.80〃
△1.93〃
税効果会計適用後の法人税等の負担率
37.20〃
税効果会計適用後の法人税等の負担率
- 102 -
39.23〃
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(1株当たり情報)
(自
至
前事業年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
1株当たり純資産額
(自
至
当事業年度
平成18年4月1日
平成19年3月31日)
459円62銭 1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益金額
461円41銭
19円91銭 1株当たり当期純利益金額
潜在株式調整後
18円52銭
1株当たり当期純利益金額
20円10銭
潜在株式調整後
18円80銭
1株当たり当期純利益金額
(注) 1株当たり当期純利益金額および潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりで
あります。
(自
至
前事業年度
平成17年4月1日
平成18年3月31日)
1株当たり当期純利益金額
当期純利益(百万円)
普通株主に帰属しない金額(百万円)
(うち利益処分による役員賞与金)
普通株式に係る当期純利益(百万円)
(自
至
当事業年度
平成18年4月1日
平成19年3月31日)
5,663
6,079
120
―
(120)
(―)
5,543
6,079
278,481
302,493
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
105
105
(102)
(102)
普通株式の期中平均株式数(千株)
当期純利益調整額(百万円)
(うち支払利息(税額相当額控除後))
普通株式増加数(千株)
(うち転換社債)
26,615
26,610
(26,615)
(26,610)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後
1株当たり当期純利益金額の算定に含めなか
った潜在株式の概要
―
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―
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④ 【附属明細表】
【有価証券明細表】
【株式】
銘柄
株式数(株)
(投資有価証券)
貸借対照表計上額(百万円)
東洋製罐㈱
2,628,269
6,242
㈱日本触媒
3,988,735
5,073
サカタインクス㈱
7,536,000
4,740
1,342
1,785
457,894
1,428
2,169,200
993
414,720
964
1,236
938
754,493
927
2,315,000
907
富士フイルムホールディングス㈱
146,410
705
荒川化学工業㈱
293,760
430
三井住友海上火災保険㈱
273,000
403
1,041,588
393
139,000
381
その他143銘柄
10,329,628
4,782
その他有価証券計
32,490,275
31,099
32,490,275
31,099
32,490,275
31,099
<その他有価証券>
㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ
日本写真印刷㈱
共同印刷㈱
リンテック㈱
㈱みずほフィナンシャルグループ
住友信託銀行㈱
図書印刷㈱
ホッカンホールディングス㈱
㈱小森コーポレーション
投資有価証券計
計
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東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
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【その他】
種類および銘柄
投資口数等(口)
(有価証券)
貸借対照表計上額(百万円)
―
1
―
1
有価証券計
―
1
(投資有価証券)
―
250
―
278
―
528
―
528
―
529
<その他有価証券>
投資事業有限責任組合および
それに類する組合への出資
その他有価証券計
<その他有価証券>
証券投資信託受益証券2銘柄
投資事業有限責任組合および
それに類する組合への出資
その他有価証券計
投資有価証券計
計
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【有形固定資産等明細表】
資産の種類
前期末残高
(百万円)
有形固定資産
当期増加額
(百万円)
当期減少額
(百万円)
当期末残高
(百万円)
当期末減価償
却累計額又は
償却累計額
(百万円)
当期償却額
(百万円)
差引当期末残高
(百万円)
建物
37,290
1,980
543
38,727
22,756
1,202
15,971
構築物
11,090
533
110
11,513
8,233
409
3,279
機械及び装置
90,651
5,533
3,280
92,903
73,579
4,616
19,324
773
63
62
774
653
50
121
工具器具及び備品
13,817
995
560
14,252
11,663
968
2,588
土地
18,049
―
0
18,049
―
―
18,049
283
6,037
4,780
1,539
―
―
1,539
171,956
15,144
9,338
177,761
116,886
7,247
60,875
特許権
10
―
―
10
8
1
1
借地権
31
―
―
31
―
―
31
商標権
1
―
―
1
0
0
0
3,968
―
―
3,968
2,903
793
1,065
施設利用権
30
―
0
30
18
1
11
電話加入権
80
―
―
80
―
―
80
4,122
―
0
4,122
2,930
796
1,191
3
―
3
―
―
―
―
車両運搬具
建設仮勘定
有形固定資産計
無形固定資産
ソフトウェア
無形固定資産計
長期前払費用
(注) 1
当期増加額の主なもの
機械及び装置
守山製造所 富士製造所 カラーフィルター用材料製造設備他 高機能顔料製造設備他 1,334 百万円
1,155 百万円
川越製造所 埼玉製造所 塗工材料製造設備他 グラビアインキ製造設備他 建設仮勘定
守山製造所 カラーフィルター用材料製造設備および建物他 2,020 百万円
富士製造所 川越製造所
高機能顔料製造設備および建物他 塗工材料製造設備他
1,605 百万円
1,258 百万円
956 百万円
920 百万円
(期中に建物、機械及び装置等の科目に振り替え、減少した分も含んでおります。)
2
当期減少額の主なもの
機械及び装置
川越製造所 富士製造所 塗工材料製造設備他
顔料製造設備他 本社
貸与設備売却他
- 106 -
1,220 百万円
648 百万円
567 百万円
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
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【引当金明細表】
区分
貸倒引当金
役員退職慰労引当金
(注) 1
2
前期末残高
(百万円)
当期減少額
(目的使用)
(百万円)
当期増加額
(百万円)
当期減少額
(その他)
(百万円)
当期末残高
(百万円)
1,600
―
50
258
1,292
379
―
196
183
―
貸倒引当金の「当期減少額(その他)」は、洗替による取崩差額であります。
役員退職慰労引当金の「当期減少額(その他)」は、役員退職慰労金打ち切り支給による取崩額でありま
す。
- 107 -
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
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(2) 【主な資産及び負債の内容】
(1) 資産の部
①
現金及び預金
区分
金額(百万円)
現金
79
預金
当座預金
4,710
普通預金
2,543
定期預金
10
②
預金計
7,264
合計
7,344
受取手形
イ
相手先別内訳
相手先
金額(百万円)
凸版印刷㈱
1,439
㈱大共
599
東洋インキ城東販売㈱
455
富士特殊紙業㈱
392
東京書籍印刷㈱
356
その他
13,957
計
ロ
17,200
期日別内訳
満期日
受取手形金額(百万円)
割引手形金額(百万円)
裏書手形金額(百万円)
平成19年4月
4,410
33
5
5月
4,080
7
5
6月
3,958
3
5
7月
3,030
5
5
8月
1,125
-
5
9月
138
-
5
10月以降
455
-
52
17,200
50
85
計
- 108 -
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
③
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売掛金
イ
相手先別内訳
相手先
金額(百万円)
凸版印刷㈱
7,107
東洋インキ中四国㈱
3,979
台湾東洋彩光股份有限公司
3,020
東洋インキ九州㈱
2,955
東洋インキ東北㈱
1,845
その他
38,161
計
ロ
売掛金の発生および回収並びに滞留状況
期首残高(A)
(百万円)
当期発生高(B)
(百万円)
53,717
(注) 1
57,071
186,437
当期回収高(C)
(百万円)
次期繰越高(D)
(百万円)
183,083
57,071
回収率(%)
滞留期間(月)
76.2
3.57
算出方法
(C)
×100
(A)+(B)
(A)+(D)
(B)
2) 滞留期間=
÷
2
12
1) 回収率=
2
④
消費税等の会計処理は税抜き方式を採用していますが、上記当期発生高には消費税等が含まれております。
商品
項目
金額(百万円)
印刷インキ
281
グラフィックアーツ関連機器および材料
508
高分子関連材料
232
化成品およびメディア材料
141
その他
33
計
⑤
1,197
製品
項目
金額(百万円)
印刷インキ
3,202
高分子関連材料
1,429
化成品およびメディア材料
2,998
その他
28
計
7,658
- 109 -
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
⑥
2007/06/28 11:21:47
原料
項目
金額(百万円)
印刷インキ
1,359
高分子関連材料
708
化成品およびメディア材料
1,168
その他
11
計
(注) 1
2
3
⑦
3,247
印刷インキの主な原料は、ロジン系樹脂、溶剤、チタン白、アクリル樹脂であります。
高分子関連材料の主な原料は、エポキシ樹脂、溶剤、アクリル樹脂であります。
化成品およびメディア材料の主な原料は、チタン白、顔料中間物、ポリオレフィン樹脂であります。
仕掛品
項目
金額(百万円)
印刷インキ
792
高分子関連材料
875
化成品およびメディア材料
2,320
その他
148
計
⑧
4,135
貯蔵品(170百万円)
燃料、営繕材料等であります。
⑨
関係会社株式
銘柄
金額(百万円)
マツイカガク㈱
7,064
凸版印刷㈱
5,853
東洋インキヨーロッパホールディング㈱
5,726
東洋油墨極東有限公司
4,770
東洋インキパンパシフィック㈱
3,883
その他
17,721
計
45,019
- 110 -
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
2007/06/28 11:21:47
(2) 負債の部
①
支払手形
相手先
金額(百万円)
満期日
金額(百万円)
昭永ケミカル㈱
744
平成19年4月
533
江戸川製罐㈱
248
5月
505
㈱イトウ
227
6月
500
三菱重工印刷紙工機械販売㈱
144
7月
440
東新油脂㈱
100
その他
516
計
②
1,980
計
1,980
買掛金
相手先
金額(百万円)
大伸化学㈱
2,405
日本ポリマー工業㈱
2,101
東洋モートン㈱
1,787
荒川化学工業㈱
1,777
長瀬産業㈱
1,701
その他
29,246
計
③
39,018
1年以内に返済予定の長期借入金
借入先
金額(百万円)
㈱三菱東京UFJ銀行
4,840
㈱みずほ銀行
2,000
明治安田生命保険(相)
1,200
第一生命保険(相)
1,000
住友生命保険(相)
1,000
日本生命保険(相)
1,000
その他
3,009
計
14,049
- 111 -
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
④
2007/06/28 11:21:47
設備関係支払手形
相手先
金額(百万円)
日昭電気㈱
満期日
金額(百万円)
191
平成19年4月
192
高砂エンジニアリング㈱
88
5月
251
㈱北港設備商会
80
6月
342
548
7月
123
その他
計
⑤
909
計
909
転換社債
銘柄
金額(百万円)
第6回無担保転換社債
14,343
計
⑥
14,343
長期借入金
借入先
金額(百万円)
㈱三菱東京UFJ銀行
3,020
三菱UFJ信託銀行㈱
1,400
㈱みずほ銀行
1,300
その他
6,841
計
12,561
- 112 -
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
(3) 【その他】
該当事項はありません。
- 113 -
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東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
2007/06/28 11:21:47
第6 【提出会社の株式事務の概要】
事業年度
4月1日から3月31日まで
定時株主総会
6月中
基準日
3月31日
株券の種類
1株券、10株券、50株券、100株券、500株券、1,000株券、10,000株券及び100株未満の
株数を表示する株券
剰余金の配当の基準日
9月30日
3月31日
1単元の株式数
1,000株
株式の名義書換え
取扱場所
株主名簿管理人
取次所
東京都港区芝三丁目33番1号
中央三井信託銀行株式会社 本店
東京都港区芝三丁目33番1号
中央三井信託銀行株式会社
中央三井信託銀行株式会社
日本証券代行株式会社
名義書換手数料
無料
新券交付手数料
1枚につき250円
単元未満株式の買取り
及び買増し
全国各支店
本店・全国各支店
取扱場所
東京都港区芝三丁目33番1号
中央三井信託銀行株式会社 本店
株主名簿管理人
東京都港区芝三丁目33番1号
中央三井信託銀行株式会社
取次所
中央三井信託銀行株式会社 全国各支店
日本証券代行株式会社 本店・全国各支店
手数料
株式の売買の委託に係る手数料相当額として別途定める金額
株券喪失登録の手続き
取扱場所
株主名簿管理人
取次所
株券喪失登録手数料
東京都港区芝三丁目33番1号
中央三井信託銀行株式会社 本店
東京都港区芝三丁目33番1号
中央三井信託銀行株式会社
中央三井信託銀行株式会社
日本証券代行株式会社
全国各支店
本店・全国各支店
申請1件につき8,600円及び株券1枚につき500円並びにこれらに係る消費税額
公告掲載方法
東京都において発行する日本経済新聞
株主に対する特典
なし
- 114 -
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
2007/06/28 11:21:47
第7 【提出会社の参考情報】
1 【提出会社の親会社等の情報】
当社には、親会社等はありません。
2 【その他の参考情報】
当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。
(1) 有価証券報告書
およびその添付書類
事業年度 自
平成17年4月1日 平成18年6月29日
(第168期)
平成18年3月31日
関東財務局長に提出
至
(2) 半期報告書
(第169期中) 自
至
平成18年4月1日 平成18年12月11日
平成18年9月30日
関東財務局長に提出
- 115 -
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
- 116 -
2007/06/28 11:21:47
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
2007/06/28 11:21:47
独立監査人の監査報告書 平成18年6月29日
東洋インキ製造株式会社
取 締 役 会 御中 監査法人
トーマツ 指定社員
業務執行社員
公認会計士
高
橋
勝
㊞
指定社員
業務執行社員
公認会計士
松
本
実
㊞
当監査法人は、証券取引法第193条の2の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げ
られている東洋インキ製造株式会社の平成17年4月1日から平成18年3月31日までの連結会計年度の連
結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結剰余金計算書、連結キャッシュ・フロ
ー計算書及び連結附属明細表について監査を行った。この連結財務諸表の作成責任は経営者にあり、当
監査法人の責任は独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監
査の基準は、当監査法人に連結財務諸表に重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ること
を求めている。監査は、試査を基礎として行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに
経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての連結財務諸表の表示を検討することを含んで
いる。当監査法人は、監査の結果として意見表明のための合理的な基礎を得たと判断している。
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準
に準拠して、東洋インキ製造株式会社及び連結子会社の平成18年3月31日現在の財政状態並びに同日を
もって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況をすべての重要な点において適
正に表示しているものと認める。
追記情報
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更に記載のとおり、会社は、当連結会計年度か
ら固定資産の減損に係る会計基準が適用されることとなったため、この会計基準を適用し連結財務諸表
を作成している。
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以
※
上
上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出会
社)が別途保管しております。
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
2007/06/28 11:21:47
独立監査人の監査報告書 平成19年6月28日
東洋インキ製造株式会社
取 締 役 会 御中 監査法人
トーマツ 指定社員
業務執行社員
公認会計士
藤
代
指定社員
業務執行社員
公認会計士
松
本
政
夫
㊞
実
㊞
当監査法人は、証券取引法第193条の2の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げ
られている東洋インキ製造株式会社の平成18年4月1日から平成19年3月31日までの連結会計年度の連
結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結株主資本等変動計算書、連結キャッシ
ュ・フロー計算書及び連結附属明細表について監査を行った。この連結財務諸表の作成責任は経営者に
あり、当監査法人の責任は独立の立場から連結財務諸表に対する意見を表明することにある。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監
査の基準は、当監査法人に連結財務諸表に重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ること
を求めている。監査は、試査を基礎として行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに
経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての連結財務諸表の表示を検討することを含んで
いる。当監査法人は、監査の結果として意見表明のための合理的な基礎を得たと判断している。
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準
に準拠して、東洋インキ製造株式会社及び連結子会社の平成19年3月31日現在の財政状態並びに同日を
もって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況をすべての重要な点において適
正に表示しているものと認める。
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以
※
上
上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出会
社)が別途保管しております。
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
2007/06/28 11:21:47
独立監査人の監査報告書 平成18年6月29日
東洋インキ製造株式会社
取 締 役 会 御中 監査法人
トーマツ 指定社員
業務執行社員
公認会計士
高
橋
勝
㊞
指定社員
業務執行社員
公認会計士
松
本
実
㊞
当監査法人は、証券取引法第193条の2の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げ
られている東洋インキ製造株式会社の平成17年4月1日から平成18年3月31日までの第168期事業年度
の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、利益処分計算書及び附属明細表について監査を行っ
た。この財務諸表の作成責任は経営者にあり、当監査法人の責任は独立の立場から財務諸表に対する意
見を表明することにある。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監
査の基準は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求
めている。監査は、試査を基礎として行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営
者によって行われた見積りの評価も含め全体としての財務諸表の表示を検討することを含んでいる。当
監査法人は、監査の結果として意見表明のための合理的な基礎を得たと判断している。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準
拠して、東洋インキ製造株式会社の平成18年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年
度の経営成績をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
追記情報
会計処理の変更に記載のとおり、会社は、当事業年度から固定資産の減損に係る会計基準が適用され
ることとなったため、この会計基準を適用し財務諸表を作成している。
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以
※
上
上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出会
社)が別途保管しております。
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
2007/06/28 11:21:47
独立監査人の監査報告書 平成19年6月28日
東洋インキ製造株式会社
取 締 役 会 御中 監査法人
トーマツ 指定社員
業務執行社員
公認会計士
藤
代
指定社員
業務執行社員
公認会計士
松
本
政
夫
㊞
実
㊞
当監査法人は、証券取引法第193条の2の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げ
られている東洋インキ製造株式会社の平成18年4月1日から平成19年3月31日までの第169期事業年度
の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書及び附属明細表について監査
を行った。この財務諸表の作成責任は経営者にあり、当監査法人の責任は独立の立場から財務諸表に対
する意見を表明することにある。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監
査の基準は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求
めている。監査は、試査を基礎として行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営
者によって行われた見積りの評価も含め全体としての財務諸表の表示を検討することを含んでいる。当
監査法人は、監査の結果として意見表明のための合理的な基礎を得たと判断している。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準
拠して、東洋インキ製造株式会社の平成19年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年
度の経営成績をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以
※
上
上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出会
社)が別途保管しております。
東洋インキ製造株式会社/有価証券報告書/2007-03-31
2007/06/28 11:21:47
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