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大阪都心における不動産取引
平成 27 年 2 月 1 ⽇発⾏ 大阪都心における不動産取引 平成 26 年の不動産取引を振り返って 昨年、大阪市内で売買された大型不動産取引を 2 件ピックアップしました。 もと大阪北⼩学校・曽根崎幼稚園跡地 同跡地は、飲食店や娯楽店が集まる繁華街「大阪キタ」の一角にあります。跡地には 1 階物販・飲食店舗、2 階⽂化・交流施設と大阪市の避難所施設、3 階以上はマンションからなる複合施設が建設される予定です。 なお、売買価格は大阪市管理部分にかかる 30 年間の市負担額を差し引いて決められているので、その市の負 担額がいくらだったか非常に興味深いところです。 売買価格 約 145 億円(土地坪あたり約 690 万円) 所在地 大阪市北区曽根崎 2 丁目 15 番街区 土地面積 6,834.51 ㎡ 売主/買主 大阪市⇒不動産会社 住友生命御堂筋ビル(現リゾートトラスト御堂筋ビル) 同ビルは、大阪駅・梅田各駅と淀屋橋駅のほぼ中間に位置し、御堂筋と新御堂筋に面した角地に⽴地します。 1983 年築、地上 20 階建のオフィスビルです。賃貸収⼊や利回りなど取引内容については不詳です。 売買価格 約 59.4 億円 所在地 大阪市北区⻄天満4丁目 14 番3号 土地面積 1,288.03 ㎡ 建物面積 14,721.45 ㎡ 売主/買主 住友生命相互会社⇒不動産会社 平成 27 年の不動産市場の展望 ⾦融機関の融資姿勢は前向きで、大阪都心部の商業地や賃貸マンション・ビルなどの収益物件を中心に、不動 産市況は良好な状態が続いています。 これらの不動産価格は今年も上昇し、利回りは低下するという⾒⽅が強いようです。つまり、これらの不動産を売 却する場合には今は有利な時期といえますが、逆に購⼊しようとする場合には、価格が適正か慎重に検討する必 要があるといえます。 <お問い合わせ先>三宅不動産鑑定⼠事務所 Mail [email protected] TEL 06-6136-6538