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89回定時株主総会招集ご通知
証券コード 2501 89回 第 定時株主総会 招集ご通知 開催日時 平成25年3月28日(木曜日) 午前10時(受付開始:午前8時30分予定) 開催場所 ザ・ガーデンホール(恵比寿ガーデンプレイス内) 議案 ▶第1号議案 剰余金の配当の件 ▶第2号議案 取締役10名選任の件 ▶第3号議案 監査役1名選任の件 ▶第4号議案 補欠監査役1名選任の件 第 回定時株主総会招集ご通知 89 株主の皆様へ 株主の皆様には、日頃よりサッポログループを ご支援いただき、厚く御礼申しあげます。 ここに、当社第89回定時株主総会招集ご通知を お届け申しあげます。 サッポログループは、平成28年 (2016年)を目標 年とした 「新経営構想」の実現に向け取り組みを 進めており、国内外で積極的な事業展開を行い、 企業価値向上に努めております。今後更に成長 への軌道の確立を確かなものとするよう、 サッポ ログループ一丸となって邁進してまいります。 平成25年3月 株主の皆様におかれましては、今後とも変わら ぬご支援を賜りますようお願い申しあげます。 取締役社長 −サッポログループ経営理念− 潤いを創造し豊かさに貢献する −経営の基本方針− サッポログループは、ステークホルダーの信頼を高める 誠実な企業活動を実践し、持続的な企業価値の向上を目指します [目次] 02 株主総会参考書類 06 事業報告 14 事業の経過及び成果 設備投資の状況 資金調達の状況 他の会社の株式その他持分または新株予約権の取得または処分の状況 財産及び損益の状況の推移 重要な子会社等の状況 対処すべき課題 主要な事業内容 主要な営業所、工場及び施設 従業員の状況 当社の主要な借入先の状況 14 28 28 28 29 30 32 36 36 37 37 事業報告 2 ⑴ ⑵ ⑶ ⑷ ⑸ ⑹ ⑺ ⑻ ⑼ ⑽ ⑾ 株主総会参考書類 1 サッポログループ(企業集団)の現況 招集ご通知 第89回定時株主総会招集ご通知 当社の現況 株式の状況 新株予約権等の状況 会社役員の状況 会計監査人の状況 業務の適正を確保するための体制 会社の支配に関する基本方針 連結計算書類 計算書類 貸借対照表 損益計算書 株主資本等変動計算書 連結計算書類に係る会計監査人の監査報告 会計監査人の監査報告 監査役会の監査報告 39 41 42 44 46 46 47 48 49 49 50 51 52 52 監査報告 監査報告 38 計算書類 連結貸借対照表 連結損益計算書 連結株主資本等変動計算書 38 連結計算書類 ⑴ ⑵ ⑶ ⑷ ⑸ ⑹ 53 54 ※ご参考として、 「事業報告」 の文中にグラフや写真等を掲載しています。 01 (証券コード 2501) 平成25年3月4日 株 主 各 位 東京都渋谷区恵比寿四丁目20番1号 取締役社長 上 條 努 第89回定時株主総会招集ご通知 拝啓 平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申しあげます。 さて、当社第89回定時株主総会を下記のとおり開催いたしますので、ご出席くださいますよう ご案内申しあげます。 なお、当日ご出席願えない場合は、書面(議決権行使書用紙)又は電磁的方法(インター ネット等)により議決権を行使することができますので、お手数ながら後記の株主総会参考書類 をご検討いただき、 「議決権行使のご案内」 (4∼5頁)に従いまして、平成25年3月27日 (水曜日)午後5時30分までに議決権を行使してくださいますようお願い申しあげます。 敬 具 記 1.日 時 平成25年3月28日(木曜日)午前10時 (開会間際は受付が大変混雑いたしますので、お早めにご来場ください。 なお、受付開始は午前8時30分を予定しております。 ) 2.場 所 東京都目黒区三田一丁目13番2号 ザ・ガーデンホール(恵比寿ガーデンプレイス内) 3.目的事項 報告事項 1.第89期(平成24年1月1日から平成24年12月31日まで) 事業報告、連結計算書類並びに会計監査人及び監査役会の連結 計算書類監査結果報告の件 2.第89期(平成24年1月1日から平成24年12月31日まで) 計算書類報告の件 02 招集ご通知 決議事項 第1号議案 剰余金の配当の件 第2号議案 取締役10名選任の件 第3号議案 監査役1名選任の件 第4号議案 補欠監査役1名選任の件 次頁【議決権行使のご案内】をご参照ください。 5.招集ご通知添付書類及び株主総会参考書類に関する事項 以 上 計算書類 ◎当日ご出席の際は、同封の議決権行使書用紙を会場受付にご提出くださいますよ うお願い申しあげます。また、お手数ながら議事資料として本招集ご通知をお持 ちくださいますようお願い申しあげます。 ◎代理人によるご出席の場合は、代理人は当社の議決権を有する他の株主様1名の みとさせていただきます。その際、株主様ご本人の議決権行使書用紙とともに、 代理権を証明する書面が必要となりますのでご了承ください。 ◎本株主総会の決議ご通知は、株主総会後発送予定の当社株主通信に掲載させてい ただく予定です。 連結計算書類 当社ウェブサイト http://www.sapporoholdings.jp/ 事業報告 ⑴本招集ご通知に添付すべき書類のうち、以下の事項につきましては、法令及び 当社定款第16条の規定に基づき、インターネット上の当社ウェブサイトに掲載 しておりますので、本添付書類には記載しておりません。 ①連結計算書類の連結注記表 ②計算書類の個別注記表 ⑵株主総会参考書類並びに事業報告、連結計算書類及び計算書類に修正が生じた 場合は、インターネット上の当社ウェブサイトに掲載させていただきます。 株主総会参考書類 4.議決権の行使に関する事項 監査報告 03 議決権行使のご案内 株主総会における議決権の行使は、株主の皆様の大切な権利です。是非とも議決権を 行使してくださいますようお願い申しあげます。 議決権の行使は、以下の3つの方法があります。 ①【株主総会にご出席いただく場合】 同封の議決権行使書用紙を会場受付へご提出ください。 日時:平成25年3月28日(木曜日)午前10時 場所:ザ・ガーデンホール(恵比寿ガーデンプレイス内) ②【書面による議決権の行使】 同封の議決権行使書用紙に議案に対する賛否をご表示の上、平成25年3月27日(水曜 日)午後5時30分までに到着するようご返送ください。なお、各議案につきまして賛 否を表示せずに提出された場合は、賛成の意思表示があったものとしてお取り扱いし ます。 *同封の「議決権行使書・記載面保護シール」をご利用ください。 (議決権行使書用紙イメージ) 議決権行使書 サッポロホールディングス株式会社 御中 ○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○ 平成25年3月 日 ○○○○○○○ ○○○○○○○ ○○○○○○○ お 願 い 株主番号 議決権行使個数 議 案 賛 否 表 示 欄 個 第 1 号 第 2 号 下の候補 第 3 号 第 4 号 議 案 議 案 者を除く 議 案 議 案 ( ) 賛 賛 賛 賛 否 否 否 否 ○○○○○○○ ○○○○○○○ ○○○○○○○ 1.○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○ 2.○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○ 3.○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○ 4.○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○ サッポロホールディングス株式会社 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ 04 サッポロホールディングス株式会社 (議決権行使画面イメージ) 事業報告 1.書面とインターネットにより、重複して議決権を行使された場合は、インターネットの行 使を有効な行使としてお取り扱いします。 2.インターネットで複数回数、議決権を行使された場合は、最後の行使を有効な行使として お取り扱いします。 3.インターネットに関する費用(プロバイダー接続料金、通信料金等)は、株主様のご負担 となります。 4.株主様のインターネット利用環境等によっては、ご利用になれない場合もあります。 株主総会参考書類 インターネットにより議決権を行使される場合は、パソコンから、当社の指定する議決権行使 専用サイト(http://www.it-soukai.com/ 又は https://daiko.mizuho-tb.co.jp/)にアクセ スし、同封の議決権行使書用紙に記載の議決権行使コード及びパスワードをご入力の上、画面 の案内に従って、平成25年3月27日(水曜日)午後5時30分までに議決権を行使してくださ いますようお願い申しあげます。ご不明な点がありましたら、後記のインターネットヘルプダ イヤルへお問い合せください。 なお、携帯電話専用サイトは開設しておりませんのでご了承ください。 招集ご通知 ③【インターネットによる議決権の行使】 議案別行使 ログイン 議案別行使 不統一行使 電子通知承諾 招集通知 サッポロホールディングス株式会社 御中 第89回 定時株主総会 開催日 平成25年3月28日 私は、上記株主総会の各議案につき、下記の通り議決権を行使します。 (下記の議案賛否入力欄の下に、行使用のボタンがございます。 <ご注意>の内容をご確認のうえ、ご利用ください。 ) 議案 第1号議案 第2号議案 初回ログイン時には、パスワード変更画面に移動します。 候補者番号;1 候補者番号;2 候補者番号;3 候補者番号;4 候補者番号;5 候補者番号;6 候補者番号;7 候補者番号;8 候補者番号;9 候補者番号;10 第3号議案 第4号議案 全議案賛成 インターネットによる議決権行使に関するお問い合せ先 計算書類 行 使 賛否 ○賛 ○否 ○賛 ○否 ○賛 ○否 ○賛 ○否 ○賛 ○否 ○賛 ○否 ○賛 ○否 ○賛 ○否 ○賛 ○否 ○賛 ○否 ○賛 ○否 ○賛 ○否 ○賛 ○否 連結計算書類 株主番号 ご所有株式数 株 行使できる議決権の数 個 みずほ信託銀行 証券代行部 インターネットヘルプダイヤル 電話番号 0120-768-524(フリーダイヤル) 受付時間 午前9時∼午後9時(土・日・祝休日を除く) 監査報告 【機関投資家の皆様へ】 上記のインターネットによる議決権の行使のほかに、予め申し込みをされた場合に限り、株式会 社ICJが運営する議決権電子行使プラットフォームをご利用いただくことができます。 以 上 05 ■株主総会参考書類 第1号議案 剰余金の配当の件 当社は、株主の皆様への適切な利益還元を経営上の重要政策と位置付け、安定した 配当の維持を基本とし、業績や財務状況を勘案して配当を行うことを基本的な方針と しております。 当期の業績は、事業報告に記載のとおりとなりましたが、株主の皆様への利益還元、 並びに財務基盤強化及び今後の戦略投資に必要となる内部留保等を勘案した上で、当 期の期末配当につきましては、前期と同様とし、以下のとおりといたしたいと存じます。 期末配当に関する事項 ⑴ 配当財産の種類 金銭 ⑵ 配当財産の割当てに関する事項及びその総額 当社普通株式1株につき金7円 配当総額 2,753,672,061円 ⑶ 剰余金の配当が効力を生じる日 平成25年3月29日 06 取締役10名選任の件 ■ 略歴、地位及び担当 昭和51年 4 月 平成13年 3 月 平成15年 9 月 平成17年 9 月 平成19年 3 月 平成21年 3 月 平成23年 3 月 上條 努 再任 事業報告 1. 当社(旧サッポロビール株式会社)入社 サッポロビール飲料株式会社 取締役 営業企画部長 同社 取締役 兼 常務執行役員 マーケティング本部長 同社 取締役 兼 常務執行役員 経営戦略本部長 当社 取締役 経営戦略部長 常務取締役 サッポロ飲料株式会社 代表取締役社長 当社 代表取締役社長 兼 グループCEO(現在に至る) ■ 重要な兼職の状況 なし (昭和29年1月6日生) ●所有する当社株式の数 49,166株 連結計算書類 ■ 略歴、地位及び担当 昭和53年 4 月 平成19年 3 月 平成20年 3 月 平成22年 4 月 平成22年 9 月 平成24年 3 月 田中 秀 典 (昭和30年4月16日生) 再任 当社(旧サッポロビール株式会社)入社 サッポロビール株式会社(新会社)取締役 経理部長 当社 取締役 取締役 経理部長 取締役 常務取締役(現在に至る) 計算書類 2. 株主総会参考書類 本総会の終結の時をもちまして取締役全員(10名)の任期が満了となります。つき ましては、取締役10名(うち社外取締役3名)の選任をお願いいたしたいと存じます。 取締役候補者は次のとおりであります。 招集ご通知 第2号議案 ■ 重要な兼職の状況 なし ●所有する当社株式の数 59,017株 監査報告 07 ■ 略歴、地位及び担当 昭和48年 4 月 平成17年 3 月 平成19年 3 月 平成21年 3 月 3. 持田 佳 行 再任 当社(旧サッポロビール株式会社)入社 取締役 経営戦略部長 常務取締役 サッポロインターナショナル株式会社 代表取締役社長(現在に至る) 当社 常務取締役 兼 グループ執行役員(現在に至る) ■ 重要な兼職の状況 サッポロインターナショナル株式会社 代表取締役社長 (昭和26年1月17日生) ●所有する当社株式の数 33,199株 ■ 略歴、地位及び担当 昭和53年 4 月 平成15年 9 月 平成15年11月 平成19年 3 月 平成21年 3 月 平成23年 3 月 平成23年 9 月 平成24年 3 月 4. 加藤 容 一 再任 当社(旧サッポロビール株式会社)入社 恵比寿ガーデンプレイス株式会社(現 サッポロ不動産開発株式会社) 取締役 常務執行役員 管理営業部長 同社 取締役 常務執行役員 経営企画部長 同社 取締役 専務執行役員 当社 取締役 経営戦略部長 取締役 取締役 経営戦略部長 サッポロ不動産開発株式会社 代表取締役社長(現在に至る) 当社 取締役 兼 グループ執行役員(現在に至る) ■ 重要な兼職の状況 サッポロ不動産開発株式会社 代表取締役社長 (昭和29年7月21日生) ●所有する当社株式の数 34,629株 ■ 略歴、地位及び担当 昭和58年 4 月 平成11年 9 月 平成15年 7 月 平成18年 3 月 平成21年 3 月 平成24年 3 月 5. 森本 達二 再任 (昭和34年12月10日生) 当社(旧サッポロビール株式会社)入社 新九州工場 製造部長 サッポロビール株式会社(新会社) 経営戦略本部 経営戦略部 トップサポートグループリーダー サッポロワイン株式会社 代表取締役社長 サッポロビール株式会社 執行役員 静岡工場長 当社 取締役 経営戦略部長(現在に至る) ■ 重要な兼職の状況 なし ●所有する当社株式の数 08 15,929株 昭和57年 4 月 平成18年10月 平成21年 3 月 平成22年 3 月 尾賀 真城 新任 ■ 重要な兼職の状況 サッポロビール株式会社 代表取締役社長(※平成25年3月21日付けにて就任予定) (昭和33年12月2日生) ●所有する当社株式の数 35,878株 昭和51年 4 月 平成 2 年 1 月 平成13年 6 月 平成17年12月 平成23年 3 月 平成23年 6 月 平成24年 3 月 堀 雅寿 新任 (昭和28年10月14日生) ■ 重要な兼職の状況 ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社 代表取締役社長 ●所有する当社株式の数 連結計算書類 7. 富士ゼロックス株式会社入社 株式会社日本総合研究所入所 経営コンサルタント 株式会社ポッカコーポレーション入社 取締役企画室長(非常勤) 同社 代表取締役社長 当社 グループ執行役員(現在に至る) 株式会社ポッカコーポレーション 代表取締役会長 同社 取締役会長 サッポロ飲料株式会社 代表取締役社長 ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社 代表取締役社長(現在に至る) 事業報告 ■ 略歴、地位及び担当 株主総会参考書類 6. 当社(旧サッポロビール株式会社)入社 サッポロビール株式会社(新会社)首都圏本部 東京統括支社長 同社 執行役員 北海道本部長 同社 取締役兼常務執行役員 営業本部長(現在に至る) 招集ご通知 ■ 略歴、地位及び担当 17,482株 計算書類 監査報告 09 ■ 略歴、地位及び担当 昭和39年 4 月 平成 9 年 6 月 平成11年 6 月 平成12年 6 月 平成13年 6 月 平成15年 6 月 平成19年 4 月 平成20年 3 月 平成22年 6 月 呉羽化学工業株式会社(現 株式会社クレハ)入社 同社 取締役 企画本部長 同社 常務取締役 営業担当 同社 代表取締役常務 営業担当 同社 代表取締役専務 企画・営業担当 同社 代表取締役社長 同社 取締役会長 取締役会議長 当社 取締役(現在に至る) 株式会社クレハ 相談役(現在に至る) ■ 重要な兼職の状況 【社外取締役候補者】 8. 田中 宏 再任 (昭和16年9月23日生) 株式会社クレハ 相談役 ■ 社外取締役候補者に関する特記事項 ①社外取締役候補者の選任理由及び在任期間 田中宏氏は、事業法人の社長としての豊富な経験・実績を有し、また、企業法務分野での 高い見識を有しており、業務執行を行う経営陣から独立した客観的立場から、当社取締役 会において的確な提言・助言をいただいており、コンプライアンスの強化など当社のコー ポレート・ガバナンスに資するところは大きいと判断し、候補者としております。なお、 同氏の当社社外取締役の在任期間は、本総会の終結の時をもって5年となります。 ②独立性に関する考え方 田中宏氏は、現在、株式会社クレハの相談役でありますが、同社と当社並びに当社子会社 との間には、取引関係はなく、同氏と株主との間で利益相反となるおそれはないと判断し ております。なお、当社は同氏を東京証券取引所及び札幌証券取引所の定めに基づく独立 役員として指定し、各取引所に届け出ております。 ●所有する当社株式の数 0株 ■ 略歴、地位及び担当 昭和39年 4 月 平成 元 年 6 月 平成 5 年 6 月 平成 9 年 6 月 平成15年 6 月 平成21年 6 月 平成24年 3 月 株式会社島津製作所入社 シマヅ サイエンティフィック インスツルメンツ インク 社長(米国駐在) 株式会社島津製作所 取締役(米国駐在) 同社 常務取締役 同社 代表取締役社長 同社 代表取締役会長(現在に至る) 当社 取締役(現在に至る) ■ 重要な兼職の状況 株式会社島津製作所 代表取締役会長、田辺三菱製薬株式会社 社外取締役 ブラザー工業株式会社 社外取締役、明治安田生命保険相互会社 社外取締役 【社外取締役候補者】 9. 服部 重 彦 (昭和16年8月21日生) 再任 ■ 社外取締役候補者に関する特記事項 ①社外取締役候補者の選任理由及び在任期間 服部重彦氏は、事業法人の社長としての豊富な経験・実績・見識を有し、また、海外での 経営経験も豊富であり、業務執行を行う経営陣から独立した客観的立場から、当社取締 役会において的確な提言・助言をいただくことで、国際展開を推進する当社のコーポレー ト・ガバナンスに資するところは大きいと判断し、候補者としております。なお、同氏の 当社社外取締役の在任期間は、本総会の終結の時をもって1年となります。 ②独立性に関する考え方 服部重彦氏は、現在、株式会社島津製作所の代表取締役会長であり、当社子会社の一部工 場で同社製品を使用しておりますが、直近事業年度における取引はなく、同氏と株主との 間で利益相反となるおそれはないと判断しております。なお、当社は同氏を東京証券取引 所及び札幌証券取引所の定めに基づく独立役員として指定し、各取引所に届け出ておりま す。 ●所有する当社株式の数 10 0株 株式会社富士銀行(現 株式会社みずほフィナンシャルグループ)入行 同行 取締役支店部長 同行 常務取締役 同行 専務取締役 株式会社みずほコーポレート銀行 取締役副頭取 みずほ信託銀行株式会社 取締役社長 同行 取締役会長 同行 顧問(現在に至る) 当社 取締役(現在に至る) ■ 重要な兼職の状況 【社外取締役候補者】 10. 池田 輝 彦 (昭和21年12月5日生) 再任 花王株式会社 社外取締役 横河電機株式会社 社外監査役、株式会社エフエム東京 社外監査役 ■ 社外取締役候補者に関する特記事項 0株 計算書類 (注)1.各候補者と当社の間には特別の利害関係はありません。 2.所有する当社株式の数には、サッポログループの役員持株会における持分を含めた実質持株数を記載しております。 3.服部重彦氏が株式会社島津製作所の代表取締役として在任中、同社は、平成20年3月31日に医療機器の入札に関 連して公正取引委員会から排除措置命令及び課徴金納付命令を受け、また、平成25年1月25日に航空機器の費用 計上に関する調査等が終了するまでの間の措置として防衛省から指名停止措置を受けました。 4.当社は、田中宏氏、服部重彦氏及び池田輝彦氏との間で、会社法第427条第1項の規定による責任限定契約を締結 しており、3氏の再任をご承認いただいた場合は、当該契約を継続する予定であります。 なお、当該契約の概要は、本招集ご通知添付書類41頁に記載のとおりであります。 連結計算書類 ●所有する当社株式の数 事業報告 ①社外取締役候補者の選任理由及び在任期間 池田輝彦氏は、金融機関の経営者としての豊富な経験・実績・見識を有しており、業務執 行を行う経営陣から独立した客観的立場から、当社取締役会において的確な提言・助言を いただいております。リスクマネジメントの強化など当社のコーポレート・ガバナンスに 資するところは大きいと判断し、候補者としております。なお、同氏の当社社外取締役の 在任期間は、本総会の終結の時をもって1年となります。 ②独立性に関する考え方 池田輝彦氏は、平成22年6月までみずほ信託銀行株式会社の業務執行に携わっておりまし たが、現在は同社の顧問であります。同社と当社並びに当社子会社の間には、信託関連業 務の取引がありますが、直近事業年度における当社の連結売上高及び同社の業務粗利益そ れぞれに対する当該取引金額の割合はいずれも1%未満であることから、同氏と株主との 間で利益相反となるおそれはないと判断しております。なお、当社は同氏を東京証券取引 所及び札幌証券取引所の定めに基づく独立役員として指定し、各取引所に届け出ておりま す。 株主総会参考書類 昭和44年 4 月 平成 8 年 6 月 平成10年 4 月 平成13年 5 月 平成14年 4 月 平成16年 6 月 平成20年 6 月 平成22年 6 月 平成24年 3 月 招集ご通知 ■ 略歴、地位及び担当 監査報告 11 第3号議案 監査役1名選任の件 本総会の終結の時をもちまして、監査役竹原功氏が辞任により退任いたしますので、 新たに監査役(社外監査役)1名の選任をお願いいたしたいと存じます。 本総会において選任いただく監査役の任期は、平成29年3月開催予定の定時株主総 会の終結の時までとなります。 なお、本議案に関しましては、監査役会の同意を得ております。 監査役候補者は次のとおりであります。 ■ 略歴、地位及び担当 昭和45年 8 月 平成13年 6 月 平成14年 6 月 平成16年 6 月 平成18年 6 月 平成20年 4 月 平成21年 4 月 平成24年 4 月 大日本インキ化学工業株式会社(現 DIC株式会社)入社 同社 取締役 同社 常務取締役 同社 専務取締役 同社 代表取締役副社長 同社 代表取締役副社長執行役員 同社 代表取締役社長執行役員 同社 取締役会長(現在に至る) ■ 重要な兼職の状況 【社外監査役候補者】 杉江 和男 (昭和20年10月5日生) 新任 DIC株式会社 取締役会長 株式会社ルネサンス 取締役 ■ 社外監査役候補者に関する特記事項 ①社外監査役候補者の選任理由 杉江和男氏は、事業法人の社長として、豊富な経験、幅広い知識・情報などに基づく高い 見識を有しており、社外監査役として客観的かつ中立的な立場から当社の取締役の職務の 執行を監査いただくことにより、当社の監査役監査体制の強化に資するところは大きいと 判断し、候補者としております。 ②独立性に関する考え方 杉江和男氏は、現在、DIC株式会社の取締役会長であり、同社と当社子会社との間には、 同社製品の取引がありますが、直近事業年度における当社の連結売上高及び同社の連結売 上高それぞれに対する当該取引金額の割合はいずれも1%未満であることから、同氏と株 主との間で利益相反の生じるおそれはないと判断しております。なお、同氏の選任が承認 された場合は、当社は同氏を東京証券取引所及び札幌証券取引所の定めに基づく独立役員 として指定し、各取引所に届け出る予定であります。 ●所有する当社株式の数 0株 (注)1.候補者と当社の間には特別の利害関係はありません。 2.当社は、杉江和男氏の選任が承認された場合、同氏との間で、会社法第427条第1項の規定による責任限定契約を 締結する予定であります。なお、当該契約の概要は、本招集ご通知添付書類41頁に記載のとおりであります。 12 補欠監査役1名選任の件 ■ 略歴、地位及び担当 昭和51年 4 月 平成 元 年 8 月 平成 元 年 9 月 矢田 次男 (昭和23年7月22日生) 事業報告 【社外監査役の 補欠監査役候補者】 東京地方検察庁検事任官 その後、仙台、千葉、釧路、東京、大阪、東京の地方検察庁勤務 東京地方検察庁特捜部検事退官 弁護士登録(第一東京弁護士会) のぞみ総合法律事務所パートナー(現在に至る) ■ 重要な兼職の状況 再任 株主総会参考書類 本総会の開始の時をもちまして、平成24年3月29日開催の第88回定時株主総会に おいて選任いただいた補欠監査役矢田次男氏の選任の効力が失効しますので、改めて、 監査役が法令に定める員数を欠くことになる場合に備え、社外監査役の補欠監査役1 名の選任をお願いいたしたいと存じます。 なお、本議案に関しましては、監査役会の同意を得ております。 補欠監査役候補者は次のとおりであります。 招集ご通知 第4号議案 弁護士 ■ 社外監査役の補欠監査役候補者に関する特記事項 ●所有する当社株式の数 0株 (注)1.候補者と当社の間には特別の利害関係はありません。 2.当社は、矢田次男氏が監査役に就任された場合、同氏との間で、会社法第427条第1項の規定による責任限定契約 を締結する予定であります。なお、当該契約の概要は、本招集ご通知添付書類41頁に記載のとおりであります。 計算書類 以 上 連結計算書類 矢田次男氏は、直接会社の経営に関与された経験はありませんが、企業法務分野に精通 した弁護士としての豊富な知識と経験によって、客観的かつ公正な立場で取締役の職務 の執行を監査できると判断し、候補者としております。 監査報告 13 [添付書類] 事業報告 1 平成24年1月1日から 平成24年12月31日まで サッポログループ(企業集団)の現況 (1)事業の経過及び成果 当期の日本経済は、震災復興の動きに合わせた個人消費の持ち直し等により、緩やかな回復基調で推 移したものの、長引く円高、欧州を中心とした世界経済の減速などの懸念材料によって、厳しい状況が 続きました。サッポログループ各社が事業を展開しているそれぞれの業界については、以下のとおりです。 飲料業界は、一部の新商品や既存ブランドの伸長に加え、猛暑及び残暑という天候要因もあり 需要が増加しましたが、前期に震災による直接的な影響を受けた酒類・外食業界は、個人消費の 回復が遅れ、期待されたほどの需要増加には至りませんでした。また、不動産業界は、首都圏オ フィス賃貸市場において、新規オフィスの大量供給の影響を受けた空室率は、徐々に改善傾向を 示しつつありますが、賃料水準は弱含みの状況が続きました。 このような状況の下、サッポログループでは、「サッポログループ経営計画2012年−2013年」 を「飛躍的成長に向けた新たなグループ経営体制をスタートさせる期間」と位置付け、その基本 戦略である「各事業での成長に向けたチャレンジ」「成長施策の確実な実行」「新たな成長機会の 創出」の3点に取り組みました。 「各事業での成長に向けたチャレンジ」については、各事業それぞれが保有するブランドや経営 資源などの強みを活かすとともに、競争関係の中で勝ち抜く新たなチャレンジを行ってきました。 「成長施策の確実な実行」については、不動産事業では、 「恵比寿ガーデンプレイス」の持分を 100%化し、平成26年の開業20周年に向けてバリューアップに向けた取り組みを開始しました。また、 食品・飲料事業では、統合推進会社「ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社」を設立し、平成 25年1月より事業を開始すべく準備に取り組みました。海外では、東南アジアにおける酒類・飲料事 業の強化に取り組み、酒類事業では、ベトナムを橋頭堡に周辺国への展開、拡大を進め、飲料事業では、 グループ内のシンガポール子会社を軸に周辺国におけるプレゼンス強化策を積極的に打ってきました。 「新たな成長機会の創出」については、韓国における「サッポロ」ブランドの価値と商品販売体 制を強化し、また、アメリカにおいて、飲料事業に本格参入することを目的としたM&Aや提携を 積極的に行いました。 以上の結果、当期におけるサッポログループの連結業績は、以下のとおりです。 14 当期実績 4,924 億円 430 億円増( +10%) 営業利益 144 億円 44 億円減( −24%) 経常利益 136 億円 31 億円減( −19%) 53 億円 22 億円増( +70%) 当期純利益 売上高構成比 その他 0.3% 不動産事業 外食事業 4.7% 5.2% 食品・飲料事業 26.8% 売上高 4,924 億円 国内酒類事業 55.7% 7.3% 国際事業 事業報告 売上高 前期に震災による直接的な影響を受けた国内酒類・外食の各事業が増収となったことに加え、国 際事業で4月より連結開始した「シルバー スプリングス シトラス社」の売上高の純増や、食品・飲 料事業で前期の4月から連結開始したポッカグループの売上高の通年寄与もあって、大幅な増収と なり、連結売上高は4,924億円 (前期比430億円、 10%増) となりました。 株主総会参考書類 売上高 対前期増減額(増減率) 招集ご通知 1 企業集団の現況 (注)当期より会計方針の変更を行っており、売上高の前期比較も、遡及処理後の数値で行っています。 当期のサッポログループの主要事業の概況は以下のとおりです。 監査報告 当期純利益 連結経常利益は減少したものの、前期に計上した資産除去債務に関する会計基準の適用による損 失や、震災に伴う特別損失が減少したこともあり、連結当期純利益は53億円(前期比22億円、70% 増)となりました。 計算書類 経常利益 連結営業利益の減少に伴い、 連結経常利益は136億円 (前期比31億円、 19%減) となりました。 連結計算書類 営業利益 外食事業が増収により増益、不動産事業が「恵比寿ガーデンプレイス」の15%の信託受益権を共 同保有者より取得し、3月より損益の項目を取り込んだことにより増益となったものの、国内酒類 事業と食品・飲料事業で前期に対して販売費を積極的に投入したことや、食品・飲料事業の、のれん 償却額の負担増、ポッカグループの第1四半期の営業損失、国際事業のベトナム市場構築のための 費用の増加等の要因から減益となりました。 以上の結果、連結営業利益は144億円 (前期比44億円、 24%減) となりました。 (注)当期より「国際酒類事業」を「国際事業」へ名称変更し、「飲料事業」及び「ポッカグループ」を統合し「食品・飲料事業」に変 更しています。これに伴い、前期比較につきましては、前期数値を当期に準じて組み替えた数値で比較しています。 15 国内酒類事業 売上高構成比 売上高 営業利益 (単位:億円) (単位:億円) 3,000 2,681 2,744 100 2,000 55.7% 150 93 75 50 1,000 0 0 第88期 平成23年度 第89期 平成24年度 (当期) 第88期 平成23年度 第89期 平成24年度 (当期) 当期のビール類総需要は、前期比99%に留まったと推定されます。ジャンル別の販売数量では、 ビールと発泡酒は微減、 新ジャンルは、 伸びが鈍化したものの、 引き続き前期を上回る需要となった模 様です。 このような中で、 国内酒類事業は、 ビール類において、 新ジャンルで1月に 「麦とホップ」 をリニュー アル発売したほか、 3月には 「麦とホップ<黒>」 を通年発売し、 ご好評をいただきました。 また、 7月に は北海道産麦芽と富良野産ホップを使用した 「北海道PREMIUM」 を新発売し、 コクと味わいの 「麦と ホップ」 に対する、 スッキリ爽快系の商品としてラインアップを充実させました。 その結果、 ビール類 合計の売上数量は前期を上回り、 市場シェアもアップしました。 ノンアルコールビールテイスト飲料では、 2月に 「サッポロ プレミアムアルコールフリー」のリ ニューアル発売に続き、 5月には “世界初の0.00%黒の缶” 「サッポロ プレミアムアルコールフリー ブラック」 を発売し、 売上数量合計で前期を上回る伸長を果たしました。 4月に 「バカルディ社」 と共同開発した 「バカルディ モヒート」 がモヒートブームを牽引 RTD※では、 16 ニューアル発売したほか、同商品の季節ごとの味わいを数量限定でご提案する等、さまざまな飲用 シーンでお客様にご満足いただけるような商品をご提案し、 売上数量は前期を大きく上回りました。 ※RTD:Ready To Drinkの略。栓を開けてそのまま飲める低アルコール飲料。 株主総会参考書類 し、ご好評をいただきました。また、 「サッポロ ネクターサワー ピーチスパークリング」を3月にリ 招集ご通知 1 企業集団の現況 ワインでは、 輸入ワイン、 国産ワインともにデイリーワインの需要が伸びたほか、 国産プレミアムワ は、 バカルディ社商品各種が、 売上高増加に寄与しました。 事業報告 インブランド 「グランポレール」 の販売も堅調に推移した結果、 売上高は前期を上回りました。 洋酒で 焼酎では、焼酎甲類乙類混和市場において、 3月に発売した 「芋焼酎 こくいも」 と9月に発売した 「麦焼酎 こいむぎ」 がご好評をいただいたことも寄与し、 売上高は前期を大きく上回りました。 を積極的に投入したこともあり、 営業利益は、 75億円 (前期比17億円、 19%減) と減少しました。 連結計算書類 以上の結果、 国内酒類事業の売上高は、 2,744億円 (前期比63億円、 2%増) となりましたが、 販売費 計算書類 監査報告 17 国際事業 売上高構成比 売上高 営業利益 (単位:億円) (単位:億円) 400 300 7.3% 361 258 15 10 200 5 100 3 △0 0 0 第88期 平成23年度 第89期 平成24年度 (当期) 第88期 平成23年度 第89期 平成24年度 (当期) 北米においては、景気回復が依然不透明な状況が続いており、ビール市場の総需要は微増に留 まったものと推定されます。一方、経済成長力の高いアジアのビール市場は、引き続き順調に成長を 続けています。 このような中で、国際事業では、強みとするプレミアムビール市場に対し引き続き積極的な販売 活動を行い、カナダでは、 「スリーマン社」の売上数量(「サッポロ」ブランドの委託生産分及びカナダ 国内販売分を除く)が前期比104%と6年連続で前期を上回りました。米国では、 「サッポロUSA社」 の「サッポロ」ブランドの売 上数量が前期比101%にな り ま し た。ま た、1 月 末 に 「シルバー スプリングス シ トラス社」に51%出資して 北米市場での飲料事業に着 手し、4月より損益の項目 の連結を開始しました。 スリーマン社 ゲルフ工場 18 開始しました。韓国では、1月末に業務提携先である 「メイル乳業社」のグループ会社に15%出資し、 同国内の家庭用及び業務用市場へのビール販売を加速する体制を整えました。オセアニアでは、平 成23年10月に開始した「クーパーズ社」とのライセンス生産を核として同市場での販売強化に取り 組みました。シンガポールでは、引き続きグループ内のシンガポール子会社との協働で同国内の家 株主総会参考書類 ベトナムでは、 「サッポロ」ブランド構築に向けて4月よりTVCMを含むフルマーケティングを 招集ご通知 1 企業集団の現況 庭用市場への販路拡大を強化しました。これらの取り組みにより、アジアを中心とした北米以外の 以上の結果、 国際事業の売上高は、 現地通貨建での既存事業の伸長のほか 「シルバー スプリングス シトラス社」の業績が新たに加わり、 361億円 (前期比102億円、 40%増)となりましたが、ベトナム 事業報告 ビールの売上数量は前期比168%となりました。 市場構築のための費用の影響があり、営業損失は、0億円(前期比4億円減)となりました。 連結計算書類 計算書類 サッポロベトナム社 ロンアン工場 監査報告 シルバー スプリングス シトラス社 ハウィー・イン・ザ・ヒルズ工場 19 食品・飲料事業 売上高構成比 売上高 営業利益 (単位:億円) (単位:億円) 1,500 1,321 40 1,080 1,000 26.8% 50 36 30 20 500 10 0 3 0 第88期 平成23年度 第89期 平成24年度 (当期) 第88期 平成23年度 第89期 平成24年度 (当期) ※当期より会計方針の変更を行っており、第88期の売上高は遡及処理後の数値を表示しています。 また、当期よりセグメント区分の変更も行っているため、第88期の売上高と営業利益は変更後の区分に組み替えて表示しています。 (サッポロ飲料) 国内の飲料総需要は、上期の一部新商品・既存ブランドの堅調な推 移に加え、下期の猛暑及び残暑といった天候要因もあり、累計で前期 比103%程度と推定されます。 このような中で、サッポロ飲料は、基軸ブランドの育成・強化を重 点的に取り組みました。具体的には、 「Ribbon」ブランドでは、子供向 けテレビ番組とのタイアップを行い、消費者に対し認知度を高めま した。その他、人気ゲームとのコラボ企画を実施し、手売り・自動販売 機の両チャネルで拡売に寄与しました。 「 がぶ飲み」シリーズにおい ては、人気アニメとのタイアップ企画で販売間口の拡大と市場への 定着を図りました。ドイツの天然炭酸水 「ゲロルシュタイナー」にお いては、トライアル促進及びリピート醸成のための施策を実行した 結果、販売数量は前期を上回りました。更には、 「 おいしい炭酸水」も 20 震災後に需要が拡大した無糖系飲料の販売増の裏返しが大きく影響 し、全体の販売数量は前期比で93%となりました。 コスト面においては、原材料調達のコスト増はあったものの、生産 体制の最適化など、選択と集中の徹底によるバリューチェーン全体 株主総会参考書類 前期を上回る販売数量で好調に推移しました。しかしながら、前期の 招集ご通知 1 企業集団の現況 でのコスト構造改革を推進しました。 国内の飲料総需要は、前述のとおりと推定されます。また、レモン 事業報告 (ポッカグループ) 食品(調味料)は前期比101%で、インスタントスープ(カップスープ含む)は前期比97%と推定され このような中で、ポッカグループの国内飲料食品事業は、主力ブランドと育成ブランドへ投資を 集中し、その強化を図りました。 国内飲料事業は、 「キレートレモン」のリニューアル発売を実施するとともに新TVCMを投下し 連結計算書類 ます。 ました。また、 「ポッカコーヒー」シリーズのラインアップ強化・プロモーション缶の展開を図るとと もに、8月には 「アロマックス」シリーズをリニューアルし、重点エリアである東海地区では限定商 て、焙煎したコーンからつくった 「やすらぎ気分の 計算書類 品「アロマックス 極限の香りブラック」も発売しました。5月には無糖茶市場に提案する商品とし コーン茶」を発売し、秋冬にもホット販売に対応した 小型容器商品を発売するなど、販促を強化しました。 国 内 食 品 事 業 は、 「 ポ ッ カ レ モ ン100」を 中 心 に ジングなどの販促策を展開しました。スープでは、 監査報告 TVCM・WEB・店頭におけるクロスマーチャンダイ 「じっくりコトコト」シリーズ及びカップスープ「こん がりパン」シリーズのラインアップ強化を図るととも 21 に、缶スープにおいて、夏場の需要を喚起すべく「冷たいポタージュ」 を発売しました。 「 韓湯美味」シリーズにおいては、 10月に発売した 「韓流クッパ 参鶏湯風味」などによりカップ・袋タイプスープのライ ンアップの強化を行いました。 国内外食事業は、コーヒーショップ「カフェ・ド・クリエ」が、大手コ ンビニエンスストアによる低価格コーヒー販売などにより競争が激 化するカフェ市場の中で、きめ細かいサイクルで新メニューを積極 的に投入するとともに効果的な店舗改装・新規出店の推進により好 調に推移しました。 海外飲料食品事業は、シンガポールにおける価格競争の激化や輸 出市場における売上減少という状況の中、原価率低減や物流コスト 削減などを着実に進展させました。 海外外食事業は、香港において、中国本土からの観光客の減少など により市場全体が冷え込んだ影響もあり2月以降はやや低調に推移 しましたが、シンガポールにおいては、店舗ロケーションに応じた メニューの改定と菓子売上の増加により好調に推移しました。 以上の結果、食品・飲料事業の売上高は、前期の4月か ら連結開始したポッカグループの売上高の通年寄与も あって、1,321億円(前期比241億円、 22%増)と増加しま したが、積極的な販売費の投入に加え、のれん償却額の負 担増、ポッカグループの第1四半期の営業損失もあり、営 業利益は、3億円(前期比33億円、90%減)となりました。 22 (ご参考) 招集ご通知 1 企業集団の現況 食品・飲料事業の統合新社 2013年1月、ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社は、サッポロ飲料株式会社と株式会社 ポッカコーポレーションを統合し、サッポログループの食品・飲料事業を担う事業会社として、新たな スタートを切りました。 ●経営ビジョン という3つの力を大切にしています。 私たちはこれらの力をさらに磨き上げ、 築き上げてきたお客様との絆を大切にしながら、 毎日の生活に彩りと輝きをくわえる、 新しい おいしい を次々と生み出し続けます。 連結計算書類 『見つける』 『引き出す』 『発想する』という3つの力 を成長の源泉とし、商品としての「おいしさ」だけで なく、商品を通じてお客様が感じる喜び、思い、シー ンに、 「 彩り」や「輝き」をくわえることができる『お いしい』を生み出すことを、新会社の目指す姿にして います。 見つける力 引き出す力 発想する力 事業報告 ポッカサッポロフード&ビバレッジの経営ビジョ ンは、 「新会社の強み」と、強みを活かしお客様にお届 けする「提供価値」という、2つの内容で構成してい ます。 私たちポッカサッポロフード&ビバレッジは、 株主総会参考書類 『ポッカサッポロフード&ビバレッジ』事業スタート! ●コーポレートブランドマーク 計算書類 ポッカサッポロフード&ビバレッジのコーポレートブラン ドマークは、食品・飲料を扱う企業としてお客様に親近感やあ たたかみを感じていただけるよう少し丸みを帯びた書体とし、 “情熱” や “チャレンジ”する姿勢とあたたかな食品企業を象徴 する 「赤」をコーポレートカラーとしています。 タグラインにある は“ひらめき”と読み、 は斬新な アイデアや溢れ出る情熱、夢を表現しています。このCIと ともに私たちは常に新しい「おいしい」を生み出し続ける企業であることをお客様にお伝えしていきます。 監査報告 斬新なアイデアや ポッカサッポロフード&ビバレッジは、 2つの企業が1つになることで生まれる、 ひらめき、 溢れ出る情熱で夢を実現し、 お客様に 「おいしい」 をお届けし続ける企業でありたいと考えて います。 新会社ポッカサッポロフード&ビバレッジにどうぞご期待ください。 23 外食事業 売上高構成比 売上高 営業利益 (単位:億円) (単位:億円) 15 400 300 240 5.2% 256 10 200 2 0 0 第88期 平成23年度 第89期 平成24年度 (当期) 外食業界は、雇用や所得環境の悪化懸念か ら、個人消費は低調となりつつあることに加 え、 「 家飲み」や「中食」などの影響も拡大し、 依然として厳しい経営環境が続いています。 このような中で、外食事業は、既存店の活 性化に向けて来客数の回復を図るべく、サー ビスを中心とした品質向上の徹底、各種キャ ンペーンの実施、予約宴会の需要喚起策とし ての法人向けの営業活動の強化を推進しま した。 また、主力業態であるビヤホールを中心に、 24 5 5 100 ビヤホールライオン 銀座七丁目店 第88期 平成23年度 第89期 平成24年度 (当期) た。 新規出店としては、 「ヱビスバー」、中小型店舗の 「銀座ライオン」 「THE KITCHEN 銀座ライオ ン」をはじめ、高速道路のサービスエリア内への出店、ゴルフ場や飲食施設の受託など13店舗の新 規出店を行いました。これらにより当期末の店舗数は193店舗となりました。 抑制や店舗賃料の減額をはじめとする諸経費の圧縮や、不採算店舗の閉鎖などの収益改善により、 営業利益は、5億円(前期比3億円、146%増)となりました。 事業報告 以上の結果、外食事業の売上高は、256億円(前期比15億円、6%増)となりました。更に人件費の 株主総会参考書類 各業態のブランド力強化のためブランド別の基本戦略を明確化し、新たな価値の創造を目指しまし 招集ご通知 1 企業集団の現況 連結計算書類 計算書類 THE KITCHEN 銀座ライオン ルミネ池袋店 監査報告 ヱビスバー 大崎店 25 不動産事業 売上高構成比 売上高 営業利益 (単位:億円) (単位:億円) 400 150 300 224 4.7% 232 100 93 85 200 50 100 0 0 第88期 平成23年度 第89期 平成24年度 (当期) 第88期 平成23年度 第89期 平成24年度 (当期) 不動産業界は、首都圏オフィス賃貸市場において、新規オフィスの大量供給の影響を受けた空室 率は、徐々に改善傾向を示しつつありますが、賃料水準は弱含みの状況が続きました。 このような中で、不動産事業は、 「恵比寿ガーデンプレイス」をはじめ、首都圏を中心とする保有物 件において高稼働率を維持しています。 1月に連結子会社である 「恵比寿ガーデンプレイス株式会社」の商号を 「サッポロ不動産開発株式 会社」に変更し、 「サッポロ」ブランドの価値向上とグループシナジー強化を図るとともに、引き続き 保有物件の稼働率・賃料水準維持向上に取り組みました。 3月には 「恵比寿ガーデンプレイス」物件の15%に設定された信託受益権を共同保有者から購入 し、100%保有としました。その後、ブランド力の強化と施設全体の利便性向上による資産価値向上 に向けた施策の検討を進め、非常用発電設備の増設を含めた物件のバリューアップに着手しまし た。 不動産開発については、戦略エリアである恵比寿地区の新たな拠点として、 「星和恵比寿ビル」の 再開発に着手し、高い災害対応力と快適なオフィス環境を備えるとともに、床面積の大幅な拡大を 目指して、12月より解体工事に入りました(平成26年秋竣工予定)。 26 株主総会参考書類 以上の結果、不動産事業の売上高は、232 招集ご通知 1 企業集団の現況 億円(前期比7億円、3%増)、営業利益は、 93億円(前期比8億円、10%増)となりまし た。 事業報告 連結計算書類 サッポロファクトリー アトリウム (札幌市中央区) 恵比寿ガーデンプレイス (東京都渋谷区・目黒区) 計算書類 監査報告 恵比寿ガーデンプレイス・クリスマスの模様 星和恵比寿ビル再開発後の完成予想外観 (平成26年秋竣工予定) 27 (2)設備投資の状況 当期の設備投資額は、570億円(工事ベース)で、その主なものは次のとおりです。 1 当期に完成、 ● または取得した主な設備 不動産事業:サッポロ不動産開発株式会社 東京都渋谷区 恵比寿ガーデンプレイス(信託受益権15%部分購入) 2 当期において継続中の主要設備の新設 ● 食品・飲料事業:株式会社ポッカコーポレーション 愛知県北名古屋市 飲料水製造設備 不動産事業:サッポロ不動産開発株式会社 東京都渋谷区 賃貸用不動産(建物) 東京都渋谷区 恵比寿ガーデンプレイス(建物付帯設備及び機械装置) 全社(共通):サッポログループマネジメント株式会社 東京都渋谷区 食品・飲料事業の統合新社システム (3)資金調達の状況 当期は社債、長期借入金で378億円を調達しました。なお、社債償還、長期借入金返済を総額414 億円実施しています。 他の会社の株式その他持分または新株予約権の取得または処分の状況 (4) 平成24年1月31日付けで、当社の子会社であるサッポロインターナショナル株式会社は、アメリ カ最大手PBチルド飲料メーカーの 「シルバー スプリングス シトラス社」の発行済株式の51%を取 得し、連結子会社としました。 28 招集ご通知 1 企業集団の現況 (5)財産及び損益の状況の推移 第87期 平成22年度 第88期 平成23年度 第89期 平成24年度 (当期) 売 上 高(百万円) 387,534 389,244 449,452 492,490 業 利 益(百万円) 12,895 15,403 18,883 14,414 経 常 利 益(百万円) 10,725 14,328 16,807 13,689 益(百万円) 4,535 10,772 3,164 5,393 11.57 27.50 8.08 13.77 当 期 純 利 1 株 当 た り 当 期 純 利 益 (円) 総 資 産(百万円) 506,874 494,798 550,784 597,636 純 資 産(百万円) 118,590 126,645 124,775 134,946 302.16 319.32 314.87 336.60 1 株 当 た り 純 資 産 額 (円) 売上高 (単位:億円) 6,000 経常利益 (単位:億円) 168 4,924 4,494 3,875 3,892 143 150 136 150 107 107 100 100 50 50 2,000 53 45 計算書類 4,000 3,000 (単位:億円) 200 200 5,000 当期純利益 連結計算書類 (注)当期より、会計方針の変更を行っており、第88期売上高を遡及処理後の数値で記載しています。 事業報告 営 株主総会参考書類 第86期 平成21年度 区 分 31 1,000 0 0 第86期 第87期 第88期 第89期 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 (当期) 0 第86期 第87期 第88期 第89期 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 (当期) 監査報告 第86期 第87期 第88期 第89期 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 (当期) 29 (6)重要な子会社等の状況(平成24年12月31日現在) 1 重要な子会社の状況 ● 会社名 資本金 当社の 議決権比率 百万円 サ ッ ポ ロ ビ ー ル 株 式 会 社 ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社 % 10,000 100 酒類の製造・販売 10 100 飲料水等の製造・販売 社 5,421 100 飲料水の製造・販売 株式会社ポッカコーポレーション 2,525 株 式 会 社 サ ッ ポ ロ ラ イ オ ン 4,878 100 サ ッ ポ ロ 不 動 産 開 発 株 式 会 社 2,080 100 不動産の賃貸 サッポロインターナショナル株式会社 15,503 100 国際事業の運営・管理 サ 30 主要な事業内容 ッ ポ ロ 飲 料 株 式 会 ※98.83 飲料水等の製造・販売 飲食店の経営 サッポログループマネジメント株式会社 25 100 事務業務受託 サ ッ ポ ロ ワ イ ン 株 式 会 社 2,000 ※100 ワインの製造 株 式 会 社 恵 比 寿 ワ イ ン マ ー ト 300 ※100 ワイン・洋酒等の販売 サ ッ ポ ロ 流 通 シ ス テ ム 株 式 会 社 540 ※100 総合物流事業 スタービバレッジサービス株式会社 255 ※80 サ ッ ポ ロ フ ー ズ ネ ッ ト 株 式 会 社 486 100 サッポロファインフーズ株式会社 245 ※100 サ ッ ポ ロ 都 市 開 発 株 式 会 社 2,500 ※95 株式会社東京エネルギーサービス 490 ※100 エネルギーの供給 株 式 会 社 ポ ッ カ ク リ エ イ ト 300 ※100 飲食店の経営 フォーモストブルーシール株式会社 151 沖 縄 ポ ッ カ 食 品 株 式 会 社 128 ※100 飲料水の製造 7,200 ※100 ビールの販売 ※100 海外酒類事業の中間持株 会社 ※100 ビールの製造・販売 ※100 海外酒類事業の中間持株 会社 S A P P O R O U . S . A . , I N C . SAPPORO CANADA INC. 299,000 SLEEMAN BREWERIES LTD. 50,634 SAPPORO ASIA PRIVATE LTD. 29,444 千米ドル 千加ドル 千加ドル 千米ドル ※99.80 自動販売機による飲料水の販売 食品事業の運営・管理 菓子等の製造・販売 不動産の賃貸 菓子の販売 会社名 資本金 当社の 議決権比率 主要な事業内容 SAPPORO VIETNAM LTD. POKKA CORPORATION (SINGAPORE) PTE. LTD. POKKA FOOD (SINGAPORE) PTE. LTD. POKKA CORPORATION (H.K.) LTD. POKKA ACE(MALAYSIA)SDN. BHD. 26 百万シンガポールドル 4 百万シンガポールドル 16 百万香港ドル 4 百万シンガポールドル 27 百万マレーシアリンギット ※71 ビールの製造・販売 ※100 飲料水の製造・販売 ※100 食品の製造、飲食店の経営 ※100 飲食店の経営 ※100 飲料水・食品の販売 ※50 飲料水の製造・販売 連結計算書類 ※印は子会社保有の株式を含んでいます。 (注)1.当社が直接所有している、又は資本金1億円以上の子会社のみを記載しています。 2.当期に沖縄ポッカ食品株式会社及びPOKKA ACE(MALAYSIA)SDN. BHD.は、株式の取得等により子会社となりました。 3.平成24年3月30日付けで当社の子会社としてポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社を設立しました。 また、当社は平成24年12月27日付けで株式会社ポッカコーポレーションのすべての株式をポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社に承継 させる吸収分割を行いました。 なお、ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社は平成25年1月1日付けで、サッポロ飲料株式会社並びに株式会社ポッカコーポレーショ ンを消滅会社とする吸収合併を行い、存続会社であるポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社の資本金は5,431百万円、当社の議決権比率 は100%となりました。 事業報告 POKKA SALES & MARKETING PTE. LTD. 百万ベトナムドン 株主総会参考書類 % 708,595 招集ご通知 1 企業集団の現況 2 重要な関連会社の状況 ● 資本金 当社の 議決権比率 百万円 株 式 会 社 新 星 主要な事業内容 % 1,000 ※50 飲食店の経営 株式会社ザ・クラブ・アット・エビスガーデン 200 ※30 スポーツ施設経営 京 葉 ユ ー テ ィ リ テ ィ 株 式 会 社 600 ※20 エネルギーの供給 ※48.98 ヨ ー グ ル ト・ デ ザ ー ト・ チルド飲料等の製造・販売 安 曇 野 食 品 工 房 株 式 会 社 495 ※印は子会社保有の株式を含んでいます。 (注)1.資本金1億円以上の関連会社のみを記載しています。 2.前期に関連会社であった沖縄ポッカ食品株式会社及びPOKKA ACE(MALAYSIA)SDN. BHD.は、当期に子会社となったことにより、関連会 社から除外しています。 監査報告 苑 計算書類 会社名 31 (7)対処すべき課題 サッポログループは、 「潤いを創造し豊かさに貢献する」を経営理念に掲げ、 「ステークホルダーの 信頼を高める誠実な企業活動を実践し、持続的な企業価値の向上を目指す」ことを経営の基本方針 として、企業活動を実践しています。 平成19年 (2007年) 10月に、グループ創業140周年に当たる平成28年 (2016年)を目標年とした 「サッポログループ新経営構想」を発表しました。 「サッポログループ新経営構想」における基本的な戦略課題は以下のとおりです。 1 2 3 4 高付加価値商品・ サービスの 創造 戦略的提携 の実施 国際展開 の推進 グループシナジー の拡大 それぞれの事業において、最も競争力がある分野に経営資源を集中し、資 本効率の最大化を図るとともに、継続的な市場優位性を構築します。グルー プ共通価値を「お客様に共感いただける価値ある商品・サービスの提供」に置 き、 「高付加価値」を創造します。 事業の競争優位性をスピーディかつ大規模に構築していくために、グルー プ企業単独での事業運営にこだわらず、サッポログループが保有する強みの 拡大や機能の補完、ノウハウの取得ができる有力なパートナーと戦略的提携 を推進します。 酒類のみならず飲料・食品の事業分野で、海外市場における事業展開を図 ります。保有する技術力や業務提携などを活かし、海外市場でのブランド構 築を目指した取り組みを進めます。 グループ企業や組織の枠組みにとらわれない柔軟な連携・協働を進め、事 業相互間での更なるシナジーを追求します。 本年1月より食品・飲料事業の統合新社 「ポッカサッポロフード&ビバレッジ社」 が事業を開始する など、グループの構造が変わる大きな節目を迎えております。新経営構想の目標年である平成28年 (2016年)まで本年を含めあと4年となる中、その前段となる平成25年 (2013年)と平成26年 (2014年)の2ヵ年を、計画達成に向けた基盤確立の重要な期間と位置づけ、 「 サッポログループ 経営計画2013年−2014年」 を策定しました。 本計画では以下の3点を基本戦略とし、 新経営構想実現 に向け取り組みを推進していきます。 32 招集ご通知 1 企業集団の現況 サッポログループ経営計画 2013年−2014年の位置づけ 基盤確立と成果の創出 飛躍的成長に向け 新たなグループ経営体制で 基盤確立と成果の創出 飛躍的成長の実現 株主総会参考書類 2016年の目標年まで残り4年間。2013年−2014年の2年間を計画達成に向けた基盤確立の重要な期間と位置 づけ、各種計画の前倒しでの達成も視野に入れ、新たなグループ経営体制で一層の企業価値向上を目指します。 新たな成長機会の創出 事業報告 成長施策の確実な実行 各事業での成長に向けたチャレンジ 2014年 2015年 2016年 グループ創業140周年 新経営構想達成 計算書類 監査報告 1)各事業での成長に向けたチャレンジ 各事業それぞれが保有するブランドや経営資源などの強みを活かすとともに、競争関係の中で勝 ち抜く新たなチャレンジを行っていきます。 2)成長施策の確実な実行 ポッカサッポロフード&ビバレッジ社の完全統合の実現やベトナム市場でのブランド力向上、ま た恵比寿ガーデンプレイスでのバリューアッププランの推進など、グループ施策としてここ数年間 で布石を打ってきた取り組みから確実に成果を得るべく、更なる先行投資も含めて基盤を強固にし ていきます。 3)新たな成長機会の創出 国内外を問わず、M&Aや提携を積極的に行っていきます。 また、サッポログループでは、CSR経営を「グループの持続的な発展を支える重要な戦略」の一つ として位置づけています。サッポログループのCSR基本方針に基づき、 「安全・安心な品質の提供」 「社会との共生」 「地球環境の保全」などに対する取り組みを推進します。そして、社内教育の継続な どにより、CSR・コンプライアンスの意識・行動の定着を進めていきます。 連結計算書類 2013年 33 本年におけるサッポログループ主要事業の課題は以下のとおりです。 国内酒類事業 ● 「乾杯をもっとおいしく。 」 をコミュニケーションメッセージとして、 「ビールテイスト市場での成長」 「総合酒類企 業としての成長」 の2つの戦略を掲げ、 サッポロらしい存在感を示し、 更なる収益性の向上と、 企業価値、 ブランド 価値の向上に取り組みます。 また原料へのこだわりでも、 世界でも唯一となる、 ビールの主原料である麦芽とホッ プの100%協働契約栽培に引き続き取り組み、 お客様とより深い絆を結び、 「お客様感動」 を実現していきます。 ●ビール類については、主力の3ブランド「ヱビス」 「サッポロ生ビール黒ラベル」 「麦とホップ」に集中すると ともに、ノンアルコールビール市場にて本年2月にリニューアル発売する 「サッポロ プレミアムアルコー ルフリー」のブランド力に更にみがきをかけることに経営資源を投下します。 ●国産並びに輸入ワイン、バカルディブランドを擁する洋酒、昨年大きく伸長したRTD、そして甲乙混和焼酎 「こくいも」 「こいむぎ」が好調な焼酎など、ビール類以外の分野を大きな成長の機会と捉え、引き続き積極的 に拡大していきます。 国際事業 ●北米・カナダ市場においては、 「スリーマン社」が主力プレミアムブランドのブランド価値の維持・向上のた めに引き続きマーケティング投資を継続し、伸長するバリューブランドを含めた合計で総需要の伸びを上 回る売上数量達成を目指します。 また、米国市場においては、 「サッポロUSA社」が従来からの日系市場への取り組みに加えて、米国一般市場 やアジア系市場への展開を一層強化することにより、総需要の伸びを上回る売上数量達成を目指します。ま た、昨年1月に出資した「シルバー スプリングス シトラス社」の事業基盤を活用し、北米市場での飲料事業 の売上拡大を図っていきます。 ●もう1つの重点エリアである東南アジアでは、継続的な積極展開による売上増を図るとともに、新たな市場 の開拓も視野に入れながら国際事業の基盤強化と更なる事業発展を図っていきます。特に、ベトナム市場に おいては、早期の「サッポロ」ブランド構築及び拡大に向けてフルマーケティングを継続していきます。 ●その他、韓国市場においては、昨年1月に15%出資した業務提携先である 「メイル乳業社」のグループ会社 を活用して、同国内の家庭用及び業務用市場へのビール販売を加速していきます。オセアニア市場において は、 「クーパーズ社」とのライセンス生産を核として同市場での販売強化に取り組みます。また、シンガポー ル市場においては、本年も引き続きグループのシンガポール子会社との協働で同国内の家庭用市場への販 路拡大を強化していく予定です。 食品・飲料事業 ●成長へ向け、マーケティング部門において戦略単位を見直し、飲料ブランド、海外ブランド、レモン・ナチュ ラルフード、スープ・食品、業務用の5つのカテゴリーを設け、新経営構想の最終年度である平成28年 (2016年)の売上高1,700億円、営業利益85億円(のれん償却前)の達成を目指し事業展開を図っていきます。 ●特に国内飲料の分野では、基幹ブランド「ゲロルシュタイナー」 「 アロマックス」 「Ribbon」 「 がぶ飲み」 「キ レートレモン」などへ集中的にマーケティング投資と営業力投入を図っていきます。また、 「やすらぎ気分の コーン茶」など新規ブランドについてもターゲットに合ったマーケティングプランを展開していきます。 ●また食品の分野では、 「ポッカレモン100」への販促強化や、スープの 「こんがりパン」 「じっくりコトコト」の ラインアップ充実と「韓湯美味」の育成などにより、積極的に拡大を図っていきます。 ●前述の5つのカテゴリーに加え、国内外食部門においては、 「カフェ・ド・クリエ」における新ブランドパッ ケージによるリニューアルの推進等に、また海外飲料部門ではシンガポールでの茶系飲料のトップシェア を維持しながら炭酸飲料など新規カテゴリーでの拡大等に取り組んでいきます。 34 ●各業態のブランド力の強化を図るとともに、営業面では各種キャンペーンの実施、法人向け営業活動による 予約受注の強化などを実施することにより来客数の増加を図ります。 ●一方で、首都圏物流網の一括センター配送体制による更なるコスト削減や、賃料などの固定費の削減、不採 算店舗の閉鎖など収益構造改革を引き続き推進します。 ●新規出店は、好調な 「ヱビスバー」、中小型店舗 「銀座ライオン」、 「THE KITCHEN 銀座ライオン」を中心に 展開し、その他お客様のニーズに合わせた新業態の開発も進めていきます。 ●昨年まで食品・飲料事業であった 「ポッカフードシンガポール社」は、本年1月より外食事業となり、サッポ ロライオンがシンガポールで外食事業を展開し、外食事業としての国際展開を加速させていきます。 株主総会参考書類 外食事業 招集ご通知 1 企業集団の現況 事業報告 不動産事業 計算書類 サッポログループは、株主の皆様をはじめとするすべてのステークホルダーの信頼を高める誠実 な企業活動を実践し、グループの持続的な企業価値の向上を目指してまいります。 株主の皆様におかれましては、より一層のご支援を賜りますようお願い申しあげます。 連結計算書類 ●引き続き、 保有物件の稼働率・賃料水準の向上に取り組むとともに、 中核施設である 「恵比寿ガーデンプレイス」 ではブランド力の強化と施設全体の利便性向上によるバリューアップに向け、非常用発電設備の増設を含 むBCP(事業継続計画)対応力の向上や商業フロアのリニューアル等を推進していきます。また、本年2月 には恵比寿地区において、シェアハウスである「シェビア恵比寿」を稼働させ、新たな都心居住スタイルを提 案していきます。 ●恵比寿地区の新たな拠点となる「星和恵比寿ビル」の再開発を着実に推進するとともに、銀座四丁目交差点 に位置する「サッポロ銀座ビル」では、延べ床面積の増床を含めた再開発の検討を推進していきます。 監査報告 35 (8)主要な事業内容(平成24年12月31日現在) サッポログループの主要な事業の内容は下記のとおりです。 事業部門 国 内 酒 類 事 国 際 事 食 品 ・ 飲 料 事 外 食 事 不 動 産 事 業 業 業 業 業 主要な事業内容 ビールテイスト・国産ワイン・焼酎・RTD等の製造販売、輸入ワイン・洋酒の販売他 海外ビールの製造販売、 米国チルド飲料の製造販売 飲料、 食料品の製造販売、 仕入販売他 総合レストランチェーン オフィス・住宅・商業施設・ホテル等の運営管理、不動産開発 (9)主要な営業所、工場及び施設(平成24年12月31日現在) 1 当社 ● (本 社) 東京都渋谷区恵比寿四丁目20番1号 2 主要子会社 ● サッポロビール株式会社 (国内酒類事業) サッポロインターナショナル 株 式 会 社 ( 国 際 事 業 ) 本 社 営業拠点 生産拠点 研 究 所 本 社 海外法人 本 社 生産拠点 サッポロ飲料株式会社 (食品・飲料事業) 株式会社ポッカコーポレーション (食品・飲料事業) 株式会社サッポロライオン ( 外 食 事 業 ) サッポロ不動産開発株式会社 ( 不 動 産 事 業 ) 36 本 社 営業拠点 研 究 所 本 社 営業拠点 生産拠点 研 究 所 本 社 店 舗 本 社 施 設 東京都渋谷区恵比寿四丁目20番1号 広域営業、首都圏(東京都渋谷区)、北海道(札幌市中央区)等9地区本部 千葉 (船橋市)等7工場 価値創造フロンティア研究所 (焼津市) 等4研究所 東京都渋谷区恵比寿四丁目20番1号 SAPPORO U.S.A., INC. (アメリカ ニューヨーク州) SLEEMAN BREWERIES LTD. (カナダ オンタリオ州) SAPPORO VIETNAM LTD.(ベトナム ロンアン省) SLEEMAN BREWERIES LTD.ゲルフ(カナダ オンタリオ州)ほか3工場 SAPPORO VIETNAM LTD.ロンアン (ベトナム ロンアン省) SILVER SPRINGS CITRUS, INC.ハウィー・イン・ザ・ヒルズ(アメリカ フロリダ州) 東京都渋谷区恵比寿四丁目20番1号 首都圏 (東京都渋谷区) 等8支社 R&Dセンター、 分析センター (横浜市港北区) 愛知県名古屋市中区栄四丁目2番29号名古屋広小路プレイス 首都圏 (東京都江東区) 、 中部 (名古屋市北区) 等2支社、 16支店 名古屋 (北名古屋市) 等3工場 中央研究所、味の科学研究所 (北名古屋市) 東京都中央区銀座七丁目9番20号 北海道、東京、愛知等193店舗 東京都渋谷区恵比寿四丁目20番3号 恵比寿ガーデンプレイス (東京都渋谷区・目黒区) 、 サッポロファクトリー (札幌市中央区) 、 その他賃貸物件・スポーツ施設・ホテル等27物件 招集ご通知 1 企業集団の現況 (10)従業員の状況(平成24年12月31日現在) 区 分 国 内 酒 国 際 食 品 飲 料 食 不 産 ( 事 共 通 合 前期末比増減(名) 業 2,124 3 業 900 330 業 3,309 295 業 571 △14 業 134 2 ) 226 △1 計 7,264 615 (注)1.当期より「国際酒類事業」を「国際事業」へ名称変更し、「飲料事業」及び「ポッカグループ」を統合して「食品・飲料事業」に変更したこと により、前期末比増減は新セグメント区分に読み替えて計算しています。 2.国際事業及び食品・飲料事業が前期末に比べて増加しているのは、SILVER SPRINGS CITRUS, INC.及びPOKKA ACE(MALAYSIA)SDN. BHD.を新規に連結したことによるものです。 従業員数(名) 前期末比増減(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 50 5 44.5 20.0 連結計算書類 2 当社の従業員の状況 ● 事業報告 社 事 事 動 全 事 事 ・ 外 従業員数(名) 類 株主総会参考書類 1 サッポログループの従業員の状況 ● (11)当社の主要な借入先の状況(平成24年12月31日現在) 借入残高 百万円 株式会社みずほコーポレート銀行 9,603 農 8,000 7,900 三 井 住 友 信 託 銀 行 株 式 会 社 7,250 日 社 6,000 明 治 安 田 生 命 保 険 相 互 会 社 5,800 株 式 会 社 北 洋 銀 行 5,100 株 式 会 社 千 葉 銀 行 5,000 庫 4,500 信 林 本 生 金 中 命 保 中 央 険 央 金 相 互 金 会 監査報告 庫 み ず ほ 信 託 銀 行 株 式 会 社 計算書類 借入先 (注)上記にはシンジケートローンによる借入金(総額51,999百万円)は含まれていません。 37 2 当社の現況 (1)株式の状況(平成24年12月31日現在) 1 発行可能株式総数 ● 1,000,000,000株 2 発行済株式の総数 ● 393,971,493株(前期末比 増減なし) 3 株主数 ● 66,100名(前期末比 8,400名増) 4 大株主 ● (上位10名) 株主名 持株数(千株) 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 19,059 4.84 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 16,664 4.24 日 社 12,332 3.14 資産管理サービス信託銀行株式会社 退職給付信託 みずほ信託銀行口 12,212 3.10 明 治 安 田 生 命 保 険 相 互 会 社 10,434 2.65 庫 9,375 2.38 株式会社みずほコーポレート銀行 8,698 2.21 丸 社 8,246 2.10 社 7,000 1.78 サ ッ ポ ロ グ ル ー プ 社 員 持 株 会 5,381 1.37 本 農 大 生 命 林 中 紅 成 保 株 建 設 険 相 央 会 金 式 株 互 会 式 会 持株比率(%) (注)1.持株比率は自己株式(589,770株)を控除して計算しています。 2.資産管理サービス信託銀行株式会社 退職給付信託 みずほ信託銀行口の持株数12,212千株は、みずほ信託銀行株式会社が同行に委託した退職 給付信託の信託財産であり、その議決権はみずほ信託銀行株式会社が留保しています。みずほ信託銀行株式会社は上記以外に、4,162千株保有 しており、これを合わせて16,374千株(持株比率4.16%)保有しています。 3.株式会社みずほコーポレート銀行は上記以外に、みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 みずほコーポレート銀行口として4,702千株保有して おり、これを合わせて13,400千株(持株比率3.41%)保有しています。 (2)新株予約権等の状況 該当事項はありません。 38 招集ご通知 2 当社の現況 (3)会社役員の状況 氏 名 村 上 上 條 田 中 持 地位及び担当 重要な兼職の状況 努 代表取締役社長兼グループCEO 秀 典 常務取締役 田 佳 行 常務取締役 サッポロインターナショナル株式会社 代表取締役社長 寺 坂 史 明 常務取締役 サッポロビール株式会社 代表取締役社長 加 藤 容 一 取締役 サッポロ不動産開発株式会社 代表取締役社長 森 本 達 二 取締役経営戦略部長 田 中 宏 取締役 株式会社クレハ 相談役 服 部 重 彦 取締役 株式会社島津製作所 代表取締役会長 田辺三菱製薬株式会社 社外取締役 ブラザー工業株式会社 社外取締役 明治安田生命保険相互会社 社外取締役 池 田 輝 彦 取締役 花王株式会社 社外取締役 横河電機株式会社 社外監査役 株式会社エフエム東京 社外監査役 山 田 良 一 常勤監査役 飯 田 啓 二 監査役 竹 原 功 監査役 藤 順 哉 監査役 弁護士 株式会社ニッキ 社外取締役 生化学工業株式会社 社外監査役 三井金属鉱業株式会社 社外監査役 監査報告 (注)1.取締役田中宏氏、服部重彦氏及び池田輝彦氏は、社外取締役です。 2.監査役竹原功氏及び佐藤順哉氏は、社外監査役です。 3.平成24年3月29日開催の第88回定時株主総会において次のとおり異動がありました。 新任取締役 森 本 達 二 服 部 重 彦 池 田 輝 彦 新任監査役 飯 田 啓 二 佐 藤 順 哉 退任取締役 牛 尾 和 夫 衛 藤 博 啓 勝 俣 宣 夫 退任監査役 阿 江 敬 三 辺 見 紀 男 4.平成24年3月29日開催の取締役会において次のとおり異動がありました。 ( )内は従前の地位であります。 常務取締役(取締役) 田中 秀典 5.監査役飯田啓二氏は、当社グループ内の経理部門の管理者の経験を有し、財務及び会計に関する相当程度の知見を有するものです。 6.当社は、社外取締役及び社外監査役の全員を東京証券取引所及び札幌証券取引所の定めに基づく独立役員として指定し、各取引所に届け出て います。 計算書類 佐 株式会社帝国ホテル 社外取締役 連結計算書類 代表取締役会長 事業報告 男 株主総会参考書類 1 取締役及び監査役の状況(平成24年12月31日現在) ● 39 2 取締役及び監査役の報酬等の総額 ● 区 分 取 締 役 ( う ち 社 外 取 締 役 ) 監 査 役 ( う ち 社 外 監 査 役 ) 合 計 支給人員 10(5) 6(3) 16 名 名 名 支給額 173(21) 48( 9) 222 百万円 百万円 百万円 (注)1.当期末現在の人員は、取締役10名、監査役4名ですが、うち取締役3名は無報酬であり、上記人員には含めていません。 2.上記には、当期中に退任した取締役2名、監査役2名を含めています。 3.取締役の支給額には、使用人兼務取締役の使用人分給与は含めていません。 4.各取締役の報酬額は、株主総会で決定された報酬枠の範囲内で、職位別の基準報酬額に、一定の基準に基づき、前年度の職務遂行に応じた業 績加減を行って算定しています。各監査役の報酬は、株主総会で決定された報酬枠の範囲内で、監査役会で決定した基準に従い算定しています。 5.取締役の報酬限度額は、平成19年3月29日開催の第83回定時株主総会において、「年額2億4,000万円以内」 (使用人兼務取締役の使用人分給 与を含まない。)と決議されています。 6.監査役の報酬限度額は、平成19年3月29日開催の第83回定時株主総会において、 「年額8,400万円以内」と決議されています。 7.上記支給額のほか、平成24年3月29日開催の第88回定時株主総会決議に基づき、役員退職慰労金を退任取締役1名に対して1百万円支給しています。 3 社外役員に関する事項 ● 1)重要な兼職先と当社との関係 社外役員各氏の以下の兼職先と当社との間にはいずれも特別な利害関係はありません。 取締役 田 中 宏 株式会社クレハ 相談役 取締役 池 田 輝 彦 花王株式会社 社外取締役 横河電機株式会社 社外監査役 株式会社エフエム東京 社外監査役 取締役 服 部 重 彦 株式会社島津製作所 代表取締役会長 田辺三菱製薬株式会社 社外取締役 ブラザー工業株式会社 社外取締役 明治安田生命保険相互会社 社外取締役 監査役 佐 藤 順 哉 弁護士 株式会社ニッキ 社外取締役 生化学工業株式会社 社外監査役 三井金属鉱業株式会社 社外監査役 2)当期における主な活動状況 区 分 40 氏 名 主 な 活 動 状 況 取 締 役 田 中 宏 取締役会は13回開催のうち12回に出席し、主に企業経営に関する豊富な経験や見 識を基に、議案の審議等につき助言、提言を行っています。 取 締 役 服 部 重 彦 平成24年3月の取締役就任以降開催の取締役会10回のうち9回に出席し、主に企業経 営に関する豊富な経験や見識を基に、議案の審議等につき助言、提言を行っています。 取 締 役 池 田 輝 彦 平成24年3月の取締役就任以降開催の取締役会10回のうちすべてに出席し、主に金融 機関での豊富な経営経験や見識を基に、議案の審議等につき助言、提言を行っています。 監 査 役 竹 原 功 取締役会は13回開催のうちすべてに出席し、監査役会は13回開催のうちすべてに 出席しました。主に企業経営者の観点から、取締役会において、意思決定の妥当 性・適正性を確保するための発言を行っています。また監査役会において、議案の 審議等に適宜、必要な発言を行っています。 監 査 役 佐 藤 順 哉 平成24年3月の監査役就任以降開催の取締役会10回のうちすべてに出席し、監査役 会は10回のうちすべてに出席しました。主に弁護士としての専門的見地から、取締 役会において、意思決定の妥当性・適正性を確保するための発言を行っています。 また監査役会において、議案の審議等に適宜、必要な発言を行っています。 4)当社の子会社から当期の役員として受けた報酬等の額 該当事項はありません。 株主総会参考書類 3)責任限定契約の内容の概要 当社は、社外取締役及び社外監査役の全員との間で、会社法第427条第1項の規定により、 同法第423条第1項の賠償責任を限定する責任限定契約を締結しています。当該契約に基づく 賠償責任限度額は、法令が規定する額としています。 招集ご通知 2 当社の現況 (4)会計監査人の状況 事業報告 1 会計監査人の名称 ● 新日本有限責任監査法人 2 当期に係る会計監査人の報酬等の額 ● ・当期に係る会計監査人の報酬等の額 ・当社及び子会社が会計監査人に支払うべき金銭その他の財産上の利益の合計額 42百万円 183百万円 (注)1.当社と会計監査人との間の監査契約において、会社法に基づく監査と金融商品取引法に基づく監査の監査報酬等の額を明確に区分しておらず、 実質的にも区分できませんので、当期に係る会計監査人の報酬等の額にはこれらの合計額を記載しています。 2.当社の重要な子会社のうち、SAPPORO CANADA INC.等は、当社の会計監査人以外の監査を受けています。 当社が会計監査人に対して報酬を支払っている非監査業務の内容は、社債発行に関する証券会社 への書簡作成業務等です。 計算書類 3 非監査業務の内容 ● 連結計算書類 支払額 4 会計監査人の解任または不再任の決定の方針 ● 監査報告 取締役会は、会計監査人の職務の執行に支障がある場合等、その必要があると判断した場合は、監 査役会の同意を得た上で、又は監査役会の請求に基づいて、会計監査人の解任または不再任を株主 総会の会議の目的とすることとします。 監査役会は、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合 は、監査役全員の同意に基づき監査役会が、会計監査人を解任します。この場合、監査役会が選定し た監査役は、解任後最初に招集される株主総会において、 解任の旨及びその理由を報告します。 41 (5)業務の適正を確保するための体制 当社は、会社法並びに会社法施行規則に定める 「株式会社の業務の適正を確保するために必要な体制の整備」 に関する基本方針(以下「内部統制システム構築の基本方針」といいます。 )を定めており、その内容の概要は下記 Ⅰのとおりです。 また、反社会的勢力排除に向けた体制に係る基本方針、並びに財務報告の信頼性を確保するための体制に係る 基本方針を定めており、その内容の概要はそれぞれ下記Ⅱ、Ⅲのとおりです。 Ⅰ 内部統制システム構築の基本方針 概要は右頁のとおりです。 Ⅱ 反社会的勢力排除に向けた体制に係る基本方針 ・当社グループは、市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力・団体とは、一切の関係を遮断することを 行動規範として徹底 ・反社会的勢力に関する対応統括部署を定め、 グループ内の情報を収集・管理し、 警察、暴力団追放団体、弁護士等 との連携を図りながら、反社会的勢力を排除する体制を整備・強化 Ⅲ 財務報告の信頼性を確保するための体制に係る基本方針 ・ 「サッポログループ財務報告に係る内部統制基本方針」を定め、財務報告に係る内部統制の有効かつ効率的な整 備・運用及び評価を実施 ・代表取締役社長は、財務報告に係る内部統制の基本計画を策定し、内部統制の整備・運用状況を把握して記録・ 保存し、 発見された不備・欠陥に対しては是正措置を講じるよう指示 ・内部統制の整備・運用状況を評価するため、 業務部署から独立した部署に評価を統括させ、 内部統制の有効性を 評価してその結果を「内部統制報告書」として公表 < コーポレートガバナンス及び内部統制体制の関係図 > 株主総会 選任・解任 取締役 社外取締役 報告 監査役会 監査役 社外監査役 選定・監督 監査 助言 顧問弁護士 (法律事務所) 選任・解任 監査 取締役会 指名委員会 報酬委員会 モニタリング 代表取締役社長 兼グループCEO 会計監査人 (監査法人) 経営会議、 グループ経営戦略会議 グループ各社 内部統制 リスク管理 42 グループリスク マネジメント委員会 グループ監査部 グループ環境 保全委員会 グループCSR 推進委員会 グループ個人 情報保護委員会 グループ営業 秘密委員会 その他の 専門委員会 ④取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するため の体制 ・業務執行上の重要な意思決定ないし事業遂行等に内在するリスクは 経営会議において管理し、経営戦略・経理・法務等の管理部門がそれぞ れ想定されるリスクを分析 ・緊急事態の発生等の危機管理対応は、グループリスクマネジメント委 員会が子会社の危機管理組織等と連携して迅速かつ適正に対応 ・取締役会は、代表取締役、取締役社長及び役付役員を選定し、主要事業 部門の統括等を委任するグループ執行役員を選任 ・代表取締役社長はグループCEOを兼任し、当社グループの業務執行 全般を統括し、経営会議及びグループ経営戦略会議を設置して重要事 項を機動的に意思決定 ・代表取締役社長兼グループCEOは、グループ執行役員から各事業部 門の業務執行状況等の報告を受け、 四半期毎に取締役会に業務報告 ・職制・組織、業務分掌、権限等に関する基準を処務規程、業務分掌規程、 決裁権限表に規定 ⑤企業集団における業務の適正を確保するための体制 ⑥監査役の職務を補助すべき使用人に関する事項及び同使用人 の取締役からの独立性に関する事項 ・当社グループ全体の業務の適正を確保するための体制として前①項 から④項の各方針を定め、子会社は本方針に則ってそれぞれの取締役 会において必要な体制を整備 ・ 「サッポログループ企業管理運営規程」に基づいて子会社の業務執行 を管理し、重要事項は経営会議・グループ経営戦略会議及び付属する 各種委員会において協議 ・監査役が職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合には、監査 役スタッフを配置 ・監査役スタッフの人事、評価は、監査役の意見を尊重するなど、取締役 からの独立性を確保 ⑦取締役及び使用人が監査役に報告するための体制その他の監 査役への報告に関する体制 ⑧その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するため の体制 ・取締役や使用人は次の事項を監査役に定期的または臨時に報告 1)経営、 事業及び財務の状況、 リスク管理及びコンプライアンスの状況 2)会社に著しい損害を及ぼすおそれのある事項、その他経営に係る 重要な発生事実 3)取締役の職務遂行に関して不正行為、法令・定款に違反する重大 な事実 ・取締役会への監査役の出席、経営会議・グループ経営戦略会議への常 勤監査役の出席、重要な書類の閲覧、その他取締役及び使用人が監査 役に報告を行う体制を確保 ・取締役及び使用人の監査役監査に対する理解を深め、監査役監査の環 境を整備 ・代表取締役との定期的会合の開催、子会社取締役・監査役、グループ監 査部からの報告の聴取、会計監査人との定期的意見交換など、監査役 が必要な情報収集を行える体制を確保 監査報告 ③損失の危険の管理に関する規程その他の体制 計算書類 ・次の文書を関係法令並びに社内規程に従って適切に保存・管理し、閲 覧可能な状態を維持 1)株主総会議事録・取締役会議事録及び関係資料 2)経営会議議事録・グループ経営戦略会議議事録及び関係資料 3)稟議書及び附属書類、その他取締役の職務の執行に関する重要な 文書 ・その他の重要書類の保管・管理については、関係法令等に則って管理・ 保管方法等を規定 連結計算書類 ・取締役会は、取締役の職務の執行を監督し、法令・定款に反する行為を 未然に防止 ・ 「サッポログループ企業行動憲章」を定め、グループCSR推進委員会の 下、当社グループ全体のコンプライアンス体制を構築 ・不正行為の防止・早期発見を目的とする企業倫理ホットラインを設置 ・内部監査組織であるグループ監査部が当社並びに子会社の業務全般 を対象に監査を実施 事業報告 ②取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制 株主総会参考書類 ①取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合するこ とを確保するための体制 招集ご通知 2 当社の現況 43 (6)会社の支配に関する基本方針 当社は、会社法施行規則に定める 「株式会社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方 針」 について、平成23年2月10日開催の取締役会において決議しており、 その内容の概要は下記のとおりです。 Ⅰ 当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針の内容 当社は、持株会社として、国内酒類事業、国際酒類事業、飲料事業、外食事業及び不動産事業を主体とする当社グ ループの事業の全体にわたる経営を統括しており、その経営に当たっては、幅広いノウハウと豊富な経験、並びに国 内外の顧客・従業員及び取引先等のステークホルダーとの間に築かれた関係等への理解が不可欠です。従って、当社 の財務及び事業の方針の決定を支配する者に、これらに関する十分な理解がなくては、株主の皆様が将来実現するこ とのできる株主価値を毀損してしまう可能性があり、明らかに当社株主の共同の利益を著しく損なうと判断される 当社株券等の大規模な買付行為 (以下 「大規模買付行為」といい、かかる買付行為を行う者を以下 「大規模買付者」とい います。 )に対して当社取締役会が適切と考える措置を取ることも、当社株主の共同の利益を守るために必要である と考えます。 Ⅱ 当社の財産の有効な活用、適切な企業集団の形成その他の会社の支配に関する基本方針の実現 に資する特別な取り組み 当社は、平成19年10月に、グループ創業140周年に当たる平成28年(2016年)を目標地点とした 『サッポログルー プ新経営構想』を発表しました。当社グループは、 『サッポログループ新経営構想』に則り、長期的な目標を見据えた堅 実な経営を実践するとともに、経営資源配分の見直しや戦略的投資などにより競争力を高める“攻めの経営”を推し 進め、 当社グループの企業価値向上を目指してまいります。 また、当社は、純粋持株会社体制に移行する以前の平成11年3月から執行役員制を導入し、平成14年3月からは取 締役任期を1年に短縮するなど、積極的にコーポレートガバナンス体制の強化に取り組んでまいりました。平成15年 7月に純粋持株会社体制に移行して以降は、グループガバナンスの強化充実に取り組むとともに、社外取締役も段階 的に増員を図っており、今後ともコーポレートガバナンスの強化充実に取り組んでいく所存です。 Ⅲ 会社の支配に関する基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定 が支配されることを防止するための取り組み 当社は、Iで述べた会社の支配に関する基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決 定が支配されることを防止するため、大規模買付行為が行われる場合、大規模買付者には一定の合理的なルール (以 下 「大規模買付ルール」といいます。 )に従っていただくこととし、これを遵守した場合及び遵守しなかった場合につ き一定の対応方針を定め、これらを取りまとめて当社株券等の大規模買付行為への対応方針 (以下 「本対応方針」とい います。)として定めています。 当社の定める大規模買付ルールは、当社株主の皆様が大規模買付行為に応じるか否かを判断するために必要な情 報や、当社取締役会の意見を提供し、さらには当社株主の皆様が代替案の提示を受ける機会の提供を保証することを 目的として、大規模買付者に対して、大規模買付行為に関する必要かつ十分な情報を当社取締役会に事前に提供する 44 株主総会参考書類 ことを求めており、大規模買付行為は、その後に設定される当社取締役会のための一定の評価期間が経過した後にの み開始されるものとしています。大規模買付者がかかる大規模買付ルールを遵守した場合、当社取締役会は、当該大 規模買付行為が明らかに当社株主の共同の利益を著しく損なうと判断される場合を除き、大規模買付行為に対する 対抗措置は取りません。他方、大規模買付者が大規模買付ルールを遵守しなかった場合には、当社取締役会は、当社株 主の共同の利益を守ることを目的として、会社法その他の法律及び当社定款が認める対抗措置を取り、大規模買付行 為に対抗することがあります。 本対応方針の詳細につきましては、当社ウェブサイト(注)に掲載していますので、 そちらをご覧ください。 本対応方針は、平成23年3月30日に開催された当社第87回定時株主総会において株主の皆様の承認を得た上で発 効しており、 有効期限は平成26年3月31日までに開催される当社第90回定時株主総会の終結の時までとなっています。 招集ご通知 2 当社の現況 (注)当社ウェブサイト http://www.sapporoholdings.jp/news_release/0000020025/pdf/20110210boei.pdf 事業報告 Ⅳ 本対応方針が会社の支配に関する基本方針に沿うものであり、 当社株主の共同の利益を損なうもの ではないこと、 当社役員の地位の維持を目的とするものではないこと及びその理由 1 本対応方針が会社の支配に関する基本方針に沿うものであること ● 2 本対応方針が当社株主の共同の利益を損なうものではないこと ● 計算書類 Ⅰで述べたとおり、会社の支配に関する基本方針は、当社株主の共同の利益を尊重することを前提としています。 また、本対応方針は、かかる会社の支配に関する基本方針の考え方に沿って設計され、当社株主の皆様が大規模買付 行為に応じるか否かを判断するために必要な情報や、当社取締役会の意見を提供し、さらには当社株主の皆様が代替 案の提示を受ける機会の提供を保証することを目的としており、本対応方針によって、株主の皆様は適切な投資判断 を行うことができます。このように、本対応方針は、当社株主の共同の利益を損なうものではなく、むしろその利益に 資するものであると考えます。 連結計算書類 本対応方針は、大規模買付ルールを遵守しない大規模買付者に対して当社取締役会が対抗措置を講じることがあ ることを明記しています。また、本対応方針は、大規模買付ルールが遵守されている場合であっても、大規模買付行為 が明らかに当社株主の共同の利益を著しく損なうものと当社取締役会が判断した場合には、かかる大規模買付者に 対して当社取締役会は当社株主の共同の利益を守るために適切と考える対抗措置を講じることがあることを明記し ています。 このように、本対応方針は、会社の支配に関する基本方針に沿って設計されたものといえます。 3 本対応方針が当社役員の地位の維持を目的とするものではないこと ● 監査報告 本対応方針は、当社取締役会が対抗措置を発動する場合を事前かつ詳細に開示しており、当社取締役会による対抗 措置の発動はかかる本対応方針の規定に従って行われます。当社取締役会は単独で本対応方針の発効・継続を行うこ とはできず、当社株主の皆様の承認を要します。 また、大規模買付ルール上、当社取締役会は、大規模買付行為に関して評価・検討を行い、取締役会としての意見を 取りまとめるなどの際には、必要に応じて外部専門家等の助言を得るとともに、当社の業務執行を行う経営陣から独 立している委員で構成される独立委員会へ諮問し、同委員会の勧告を最大限尊重するものとされており、本対応方針 には、 当社取締役会による適正な運用を担保するための手続きも盛り込まれています。 以上から、本対応方針が当社役員の地位の維持を目的とするものでないことは明らかと考えます。 45 連結貸借対照表 (平成24年12月31日現在) (単位:百万円) 科 目 資 産 の 部 流動資産 現金及び預金 138,258 9,755 負 債 の 部 流動負債 金 額 243,146 支払手形及び買掛金 32,985 短期借入金 55,270 受取手形及び売掛金 83,581 コマーシャル・ペーパー 47,000 商品及び製品 20,372 1年内償還予定の社債 10,000 12,072 リース債務 原材料及び貯蔵品 未払酒税 繰延税金資産 3,737 その他 9,026 賞与引当金 △287 預り金 貸倒引当金 固定資産 有形固定資産 建物及び構築物 機械装置及び運搬具 土地 リース資産 未払法人税等 459,377 42,583 179,839 長期借入金 リース債務 繰延税金負債 退職給付引当金 役員退職慰労引当金 建設仮勘定 4,425 受入保証金 その他 3,936 のれん その他 44,985 37,541 7,444 投資その他の資産 61,330 投資有価証券 35,670 長期貸付金 9,783 繰延税金資産 2,040 その他 貸倒引当金 資産合計 15,222 △1,386 597,636 純 資 産 の 部 1,860 12,358 219,543 社債 115,413 3,830 その他 353,061 39,661 3,860 33,397 固定負債 9,785 無形固定資産 46 (単位:百万円) 科 目 金 額 32,000 113,376 7,346 13,002 7,385 26 32,914 その他 13,491 負債合計 462,689 株主資本 130,389 資本金 53,886 資本剰余金 46,308 利益剰余金 自己株式 その他の包括利益累計額 その他有価証券評価差額金 繰延ヘッジ損益 為替換算調整勘定 少数株主持分 31,393 △1,199 1,406 5,122 9 △3,725 3,151 純資産合計 134,946 負債純資産合計 597,636 (単位:百万円) 科 目 金 額 売上高 492,490 313,117 売上総利益 179,373 販売費及び一般管理費 164,958 営業利益 14,414 営業外収益 3,264 263 受取配当金 734 持分法による投資利益 180 為替差益 535 回収ギフト券損益 570 その他の収益 980 営業外費用 3,990 3,448 541 経常利益 13,689 特別利益 104 固定資産売却益 83 投資有価証券売却益 21 特別損失 3,281 2,087 固定資産売却損 11 減損損失 188 投資有価証券評価損 582 事業構造改善費用 税金等調整前当期純利益 計算書類 固定資産除却損 投資有価証券売却損 64 346 10,512 5,668 法人税等調整額 △317 少数株主損益調整前当期純利益 5,161 少数株主損失 △232 監査報告 法人税、住民税及び事業税 当期純利益 連結計算書類 その他の費用 事業報告 受取利息 株主総会参考書類 売上原価 支払利息 招集ご通知 連結損益計算書 (平成24年1月1日から平成24年12月31日まで) 5,393 47 連結株主資本等変動計算書 (平成24年1月1日から平成24年12月31日まで) (単位:百万円) 株主資本 資本金 当期首残高 資本剰余金 53,886 利益剰余金 46,310 自己株式 28,741 株主資本合計 △1,197 127,741 当期変動額 剰余金の配当 △2,740 △2,740 5,393 5,393 当期純利益 自己株式の取得 自己株式の処分 △2 △7 △7 5 2 株主資本以外の項目の 当期変動額(純額) − 当期変動額合計 当期末残高 − △2 2,652 △1 2,648 53,886 46,308 31,393 △1,199 130,389 その他の包括利益累計額 その他 繰延ヘッジ 有価証券 損益 評価差額金 当期首残高 1,993 △8 為替換算 調整勘定 △6,432 その他の包括 利益累計額 合計 △4,447 少数株主 持分 1,482 純資産 合計 124,775 当期変動額 剰余金の配当 △2,740 当期純利益 △7 自己株式の処分 2 株主資本以外の項目の 当期変動額(純額) 48 5,393 自己株式の取得 3,129 17 2,707 5,854 1,668 7,523 当期変動額合計 3,129 17 2,707 5,854 1,668 10,171 当期末残高 5,122 9 △3,725 1,406 3,151 134,946 (単位:百万円) 科 目 流動資産 33,765 現金及び預金 2,343 営業未収入金 370 前払費用 25 繰延税金資産 57 未収入金 その他 固定資産 有形固定資産 無形固定資産 27,441 19,000 1年内返済予定長期借入金 14,109 1年内償還予定社債 10,000 コマーシャル・ペーパー 47,000 未払金 936 未払費用 383 未払法人税等 2,063 未払消費税等 6 預り金 賞与引当金 1 固定負債 349,372 社債 0 11,688 40 140,778 32,000 長期借入金 退職給付引当金 0 105,227 短期借入金 繰延税金負債 106,752 1,734 291 5 負債合計 246,006 ソフトウェア 1 株主資本 136,279 商標権 3 資本金 53,886 資本剰余金 46,064 投資その他の資産 349,366 純 資 産 の 部 資本準備金 投資有価証券 7,466 関係会社株式 173,395 利益準備金 173,781 その他利益剰余金 長期貸付金 長期前払費用 225 貸倒引当金 △1,801 投資損失引当金 △3,708 資産合計 383,138 △479 36,620 6,754 29,866 別途積立金 16,339 繰越利益剰余金 13,527 自己株式 評価・換算差額等 その他有価証券評価差額金 △291 852 852 純資産合計 137,131 負債純資産合計 383,138 監査報告 その他 7 利益剰余金 46,543 計算書類 その他資本剰余金 連結計算書類 工具器具備品 3,526 流動負債 事業報告 短期貸付金 負 債 の 部 金 額 株主総会参考書類 資 産 の 部 (単位:百万円) 科 目 金 額 招集ご通知 貸借対照表 (平成24年12月31日現在) 49 損益計算書 (平成24年1月1日から平成24年12月31日まで) (単位:百万円) 科 目 金 額 営業収益 7,921 事業会社運営収入 3,731 関係会社配当金収入 4,189 営業費用 一般管理費 3,035 3,035 営業利益 4,885 営業外収益 3,978 受取利息及び配当金 その他の収益 3,874 103 営業外費用 支払利息 3,023 2,482 貸倒引当金繰入額 397 その他の費用 143 経常利益 5,840 特別利益 0 投資有価証券売却益 0 特別損失 投資有価証券評価損 100 事業構造改善費用 121 税引前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 当期純利益 50 222 5,617 800 △8 4,825 (単位:百万円) 株主資本 資本剰余金 当期首残高 53,886 利益剰余金 その他利益剰余金 資本準備金 46,543 その他 資本剰余金 利益準備金 資本剰余金 合計 別途積立金 19 46,563 6,754 16,339 繰越利益 剰余金 利益剰余金 合計 自己株式 △1,197 株主資本 合計 11,443 34,536 133,788 △2,740 △2,740 △2,740 4,825 4,825 4,825 当期変動額 剰余金の配当 当期純利益 自己株式の取得 自己株式の処分 △498 △498 △7 △7 912 414 当期変動額合計 当期末残高 − − △498 △498 − − 2,084 2,084 905 2,490 53,886 46,543 △479 46,064 6,754 16,339 13,527 36,620 △291 136,279 評価・換算差額等 当期首残高 純資産合計 評価・換算差額等合計 △65 △65 133,722 当期変動額 剰余金の配当 △2,740 当期純利益 4,825 自己株式の取得 △7 自己株式の処分 414 917 917 917 当期変動額合計 917 917 3,408 当期末残高 852 852 137,131 計算書類 株主資本以外の項目の 当期変動額(純額) 連結計算書類 その他有価証券評価差額金 事業報告 株主資本以外の項目の 当期変動額(純額) 株主総会参考書類 資本金 招集ご通知 株主資本等変動計算書 (平成24年1月1日から平成24年12月31日まで) 監査報告 51 連結計算書類に係る会計監査人の監査報告 独 立 監 査 人 の 監査報告書 平成25年2月6日 サッポロホールディングス株式会社 取締役会 御中 新日本有限責任監査法人 指定有限責任社員 業 務 執 行 社 員 公認会計士 野 口 和 弘 ㊞ 指定有限責任社員 業 務 執 行 社 員 公認会計士 松 浦 康 雄 ㊞ 指定有限責任社員 業 務 執 行 社 員 公認会計士 鈴 木 真紀江 ㊞ 当監査法人は、会社法第444条第4項の規定に基づき、サッポロホールディングス株式会社の平成24 年1月1日から平成24年12月31日までの連結会計年度の連結計算書類、すなわち、連結貸借対照表、 連結損益計算書、連結株主資本等変動計算書及び連結注記表について監査を行った。 連結計算書類に対する経営者の責任 経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結計算書 類を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結計算書 類を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。 監査人の責任 当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から連結計算書類に対する 意見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に 準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に連結計算書類に重要な虚偽表示がないかどうかに ついて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。 監査においては、連結計算書類の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。 監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による連結計算書類の重要な虚偽表示のリスクの 評価に基づいて選択及び適用される。監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのも のではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するた めに、連結計算書類の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採 用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての連結 計算書類の表示を検討することが含まれる。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 監査意見 当監査法人は、上記の連結計算書類が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準 に準拠して、サッポロホールディングス株式会社及び連結子会社からなる企業集団の当該連結計算書類 に係る期間の財産及び損益の状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。 利害関係 会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 以 上 52 招集ご通知 会計監査人の監査報告 平成25年2月6日 サッポロホールディングス株式会社 取締役会 御中 新日本有限責任監査法人 公認会計士 野 口 和 弘 ㊞ 指定有限責任社員 業 務 執 行 社 員 公認会計士 松 浦 康 雄 ㊞ 指定有限責任社員 業 務 執 行 社 員 公認会計士 鈴 木 真紀江 ㊞ 当監査法人は、会社法第436条第2項第1号の規定に基づき、サッポロホールディングス株式会社の 平成24年1月1日から平成24年12月31日までの第89期事業年度の計算書類、すなわち、貸借対照表、 損益計算書、株主資本等変動計算書及び個別注記表並びにその附属明細書について監査を行った。 計算書類 監査人の責任 当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から計算書類及びその附属 明細書に対する意見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められ る監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に計算書類及びその附属明細書に重 要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき監 査を実施することを求めている。 監査においては、計算書類及びその附属明細書の金額及び開示について監査証拠を入手するための手 続が実施される。監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による計算書類及びその附属明細 書の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択及び適用される。監査の目的は、内部統制の有効性に ついて意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適 切な監査手続を立案するために、計算書類及びその附属明細書の作成と適正な表示に関連する内部統制を 検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた 見積りの評価も含め全体としての計算書類及びその附属明細書の表示を検討することが含まれる。 当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。 連結計算書類 計算書類等に対する経営者の責任 経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して計算書類及 びその附属明細書を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示 のない計算書類及びその附属明細書を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を 整備及び運用することが含まれる。 事業報告 指定有限責任社員 業 務 執 行 社 員 株主総会参考書類 独 立 監 査 人 の 監査報告書 監査意見 当監査法人は、上記の計算書類及びその附属明細書が、我が国において一般に公正妥当と認められる 企業会計の基準に準拠して、当該計算書類及びその附属明細書に係る期間の財産及び損益の状況をすべ ての重要な点において適正に表示しているものと認める。 以 上 監査報告 利害関係 会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。 53 監査役会の監査報告 監 査 報 告 書 当監査役会は、平成24年1月1日から平成24年12月31日までの第89期事業年度の取締役の職務の執 行に関して各監査役から監査の方法及び結果の報告を受け、審議の結果、監査役全員の一致した意見と して、本監査報告書を作成し、以下のとおり報告いたします。 1.監査役及び監査役会の監査の方法とその内容 監査役会は、監査役監査計画書において監査の方針、職務の分担等を定め、各監査役から監査の実施 状況及び結果について報告を受けるほか、取締役等及び会計監査人からその職務の執行状況について報 告を受け、必要に応じて説明を求めました。 各監査役は、監査役会が定めた監査役監査基準に準拠し、監査の方針、職務の分担等に従い、取締役、 内部監査部門、その他の従業員等と意思疎通を図り、情報の収集及び監査の環境の整備に努めるととも に、取締役会その他重要な会議に出席し、取締役及び従業員等からその職務の執行状況について報告を 受け、必要に応じて説明を求め、重要な決裁書類等を閲覧し、本社及び各事業子会社等の主要な事業所 において業務及び財産の状況を調査いたしました。また、 「取締役の職務の執行が法令及び定款に適合す ることを確保するための体制その他株式会社の業務の適正を確保するために必要なものとして会社法施 行規則第100条第1項及び第3項に定める体制の整備に関する取締役会決議の内容及び当該決議に基づ き整備されている体制」(内部統制システム)の構築及び運用の状況について監査いたしました。なお、 財務報告に係る内部統制については、取締役等及び新日本有限責任監査法人から当該内部統制の評価及 び監査の状況について報告を受け、必要に応じて説明を求めました。事業報告に記載されている「当社 の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針」及び各取り組みについては、取 締役会その他における審議の状況等を踏まえ、その内容について検討を加えました。子会社等について は、子会社等の取締役及び監査役等と意思疎通及び情報の交換を図り、必要に応じて子会社等から事業 の報告を受けました。以上の方法に基づき、当該事業年度に係る事業報告及びその附属明細書について 検討いたしました。 さらに、会計監査人が独立の立場を保持し、かつ、適正な監査を実施しているかを確認するとともに、 会計監査人からその職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求めました。また、会計 監査人から「職務の遂行が適正に行われることを確保するための体制」 (会社計算規則第131条各号に掲 げる事項)を「監査に関する品質管理基準」(平成17年10月28日企業会計審議会)等に従って整備して いる旨の通知を受け、必要に応じて説明を求めました。以上の方法に基づき、当該事業年度に係る計算 書類(貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書及び個別注記表)及びその附属明細書並びに連 54 招集ご通知 結計算書類(連結貸借対照表、連結損益計算書、連結株主資本等変動計算書及び連結注記表)について 2.監査の結果 (1)事業報告等の監査結果 ① 事業報告及びその附属明細書は、法令及び定款に従い、会社の状況を正しく示しているもの と認めます。 株主総会参考書類 検討いたしました。 ② 取締役の職務の執行に関する不正の行為又は法令もしくは定款に違反する重大な事実は認め られません。 制システムに関する事業報告の記載内容及び取締役の職務の執行についても、財務報告に係 る内部統制を含め、指摘すべき事項は認められません。 事業報告 ③ 内部統制システムに関する取締役会決議の内容は相当であると認めます。また、当該内部統 ④ 事業報告に記載されている「当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関す る基本方針」については、指摘すべき事項は認められません。当該基本方針に基づく取り組 みは、当社の株主共同の利益を損なうものではなく、かつ、当社の会社役員の地位の維持を 連結計算書類 目的とするものではないと認めます。 (2)計算書類及びその附属明細書の監査結果 会計監査人新日本有限責任監査法人の監査の方法及び結果は相当であると認めます。 (3)連結計算書類の監査結果 会計監査人新日本有限責任監査法人の監査の方法及び結果は相当であると認めます。 平成25年2月7日 山 田 良 一 ㊞ 監 査 役 飯 田 啓 二 ㊞ 監 査 役 竹 原 功 ㊞ 監 査 役 佐 藤 順 哉 ㊞ (注)監査役竹原功及び監査役佐藤順哉は社外監査役であります。 監査報告 常 勤 監 査 役 計算書類 サッポロホールディングス株式会社 監査役会 以 上 55 株主メモ 事 業 年 度 1月1日から12月31日まで 配 当 金 受 領 の 株 主 確 定 日 12月31日及び中間配当を実施するときは6月30日 定 時 株 主 総 会 3月 (基準日は12月31日) 単 1,000株 元 株 式 数 上 場 証 券 取 引 所 東京 (第1部) 、札幌 証 2501 券 コ ー ド 株 主 名 簿 管 理 人 みずほ信託銀行株式会社 証券代行部 (特別口座の口座管理機関) 同 連 絡 先 〒168-8507 東京都杉並区和泉二丁目8番4号 みずほ信託銀行株式会社 証券代行部 0120-288-324 (フリーダイヤル) 受付時間 平日9時∼17時 (土曜日・日曜日・休日を除く) 専用ホームページ“お手続き内容”で一部届出用紙の出力ができます。 http://www.mizuho-tb.co.jp/daikou/ 公 56 告 方 法 電子公告により行い、公告掲載場所は当社のホームページ http://www.sapporoholdings.jp/とします。 ただし、やむを得ない事由により、電子公告をすることができない場合は、 日本経済新聞に掲載します。 株式に関するお手続き ● 特別口座から証券会社等の口座への振替 株式に関するお手続きは、以下の窓口にお問い合せください。 <証券会社等の口座に記録された株式> 請求について 特別口座に記録されている株式は、株式市 場で売買できません。株式市場で売買するた めには、証券会社等に口座を開設し、特別口 座から証券会社等の口座へ株式をお振り替え いただく必要がございます。特別口座から証 お手続き、ご照会等の内容 みずほ信託銀行株式会社 ○郵送物等の発送と返 証券代行部 戻に関するご照会 〒168−8507 ○未払配当金に関する 株 主 名 簿 東京都杉並区和泉二丁目8番4号 ご照会 管 理 人 株主様専用ご照会ダイヤル ○株式事務に関する一 0120−288−324(フリーダイヤル) 般的なお問い合せ 受付時間 平日9時∼17時(土曜日・日曜日・休日を除く) 券会社等の口座への振り替えのお手続きにつ きましては、特別口座管理機関(みずほ信託 銀行)にお問い合せください。 お問い合せ先 ○上記以外のお手続き、 口座を開設されている証券会社等にお問い合せく ご照会等 ださい。 <特別口座に記録された株式> お手続き、ご照会等の内容 ①証券口座開設手続き 株主様 証券会社等 ②特別口座 からの 振替請求 みずほ 信託銀行 ③振替 お問い合せ先 ○特別口座から一般口 座への振替請求 ○単元未満株式の買取 特別口座の (買増)請求 口 座 管 理 みずほ信託銀行株式会社 ○住所・氏名等のご変更 機 関 証券代行部 ○特別口座の残高照会 〒168−8507 ○配当金の受領方法の 東京都杉並区和泉二丁目8番4号 指定(※) 株主様専用ご照会ダイヤル ○郵送物等の発送と返 0120−288−324(フリーダイヤル) 戻に関するご照会 受付時間 平日9時∼17時(土曜日・日曜日・休日を除く) ○未払配当金に関する 株 主 名 簿 ご照会 管 理 人 ○株式事務に関する一 般的なお問い合せ (※)特別口座に記録された株式をご所有の株主様は、配当金の受領方法として、株式 数比例配分方式はお選びいただけません。 57 株主総会会場ご案内図 東京都目黒区三田一丁目13番2号 ザ・ガーデンホール(恵比寿ガーデンプレイス内) 電話(03)6694-0002(サッポログループマネジメント株式会社) 恵比寿ガーデンプレイス サッポロホールディングス本社 サッポロビール本社 恵比寿 スカイウォーク 恵比寿三越 至 ウェスティン ホテル東京 渋谷 東 センター広場 口 JR 恵比 寿駅 恵比寿 ガーデンプレイス タワー 東京メトロ日比谷線 恵比寿駅 アメリカ橋 JR方面出口 シャトー レストラン ザ・ガーデンホール JR 線 東京都写真美術館 至 目黒 J R:山手線・埼京線・湘南新宿ライン「恵比寿駅」東口より動く通路「恵比寿スカイ ウォーク」を利用、徒歩約10分。 東京メトロ:日比谷線「恵比寿駅」下車。JR方面出口を出て、正面のエスカレーターに乗り、 JR恵比寿駅東口より動く通路「恵比寿スカイウォーク」を利用、徒歩約12分。 ※ 本会場が満席となった場合は第二会場等をご案内させていただきますので、ご了 承のほどお願い申しあげます。なお、第二会場等ではモニターで本会場の様子を ご覧いただけます。 ※ 当社として専用の駐車場はご用意しておりませんので、ご来場にあたりましては、 公共交通機関のご利用をお願い申しあげます。 ユニバーサルデザイン(UD)の考え方に基づき、 より多くの人へ適切に情報を伝えられるよう配慮した 見やすいユニバーサルデザインフォントを採用しています。