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ORACLE CONTENT MANAGEMENT SDK

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ORACLE CONTENT MANAGEMENT SDK
Oracle Content Management SDK ORACLE DATA SHEET
Oracle Content Management SDK
利点
• より少ないリスクでより迅速
にコンテンツ管理ソリュー
ションが開発できます。
• 本製品と Oracle プラット
Oracle Content Management SDK は、完全な開発および実行環境を
提供し、ファイル・システムの利便性を生かしたエンタープライ
ズ・コンテンツ管理アプリケーションを迅速に構築できます。
フォームに基づいたアプリ
ケーションの拡張性、信頼性、
セキュリティおよび移植性は
実証済みです。
• Oracle Content Management
SDK(CM SDK)で構築された
はじめに
多くの組織では、仕様要件を満たすための、エンタープライズ・コンテンツ管理
ソリューションを構築する必要があります。一方一部のアプリケーションでは、
アプリケーションを従業員は
多額の支出に見あわない、比較的簡単な業務しか必要ない場合もあります。また、
セルフサービスで利用するこ
他のアプリケーションでは、柔軟なアーキテクチャの範囲で、より高度な機能が
とができます。
− コンテンツを一つのリポジ
トリ内に整理することでリ
スクを低減
− 必要なコンテンツをより素
早く探せます。
− コンテンツの再利用を促進
します。
− より簡単に学習することが
でき、使い慣れた生産性の高
いツールを使用できます。
− コンテンツ作成のコラボ
要求されることもあります。
Oracle Content Management SDK(CM SDK)は、コンテンツ管理のすべての要件
を満たすアプリケーションを開発するための、堅牢で拡張可能なプラットフォー
ムを提供します。
特性と機能
次に Oracle CM SDK の特性と機能を示します。
•
ファイル・システムのように便利で即座に使用できる実行環境
•
バージョニング、アクセス制御とセキュリティ、ワークフロー、拡張検索機
レーションを可能にします。
能および拡張可能メタデータなどのエンタープライズ・コンテンツ管理機能
• パートナー・ソリューションも
をサポートする 100% Java API の提供
Oracle CM SDK で使用できま
す。
•
アプリケーションの効率的かつ確実な実行に役立つ総合的な管理ツール
業界標準のプロトコル・サーバー
多くのエンタープライズ・コンテンツ管理ソリューションは、ユーザーが使用し
なければ意味がありません。エンタープライズ・コンテンツ管理ソリューション
が効率よく機能するには、ファイル・システムまたはインターネット・アプリケー
ションのように親しみやすく、使いやすいものである必要があります。
Oracle CM SDK の様々なプロトコル・サーバーにより、Windows、Macintosh、Unix
および Linux などの多くのクライアント・プラットフォームからコンテンツ・リポ
ジトリへアクセスできます。また、プロトコル・サーバーは、Web クライアント
や電子メール・クライアントからのアクセスにも対応しています。
Oracle CM SDK では次のプロトコル・サーバーをサポートしています。
•
DAV をサポートする Web クライアントとアプリケーション用の HTTP および
WebDAV
•
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大量のアップロードとダウンロードのための FTP
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Oracle Corporation 発行「ORACLE CONTENT MANAGEMENT SDK」の翻訳版です。
Oracle Content Management SDK ORACLE DATA SHEET
新機能
• Web Starter Application: Web
ベースの Oracle CM SDK アプ
リケーションをデモするため
•
Windows ベースのアクセスのための SMB/NTFS
•
UNIX および Linux 用の NFS
•
•
のソース・コードとともに用意
されるアプリケーション
電子メールクライアント用の IMAP4 と SMTP
• Oracle Internet Directory グ
ループのサポート
• Oracle Enterprise
ManagerGrid Control との統合
および Oracle Enterprise
ManagerApplication Server
Control の Oracle CM SDK ペー
ジの改善
• よりよくアプリケーションを
管理する新しいアプリケー
他の Oracle データベース API との統合
Oracle CM SDK は、エンタープライズ・コンテンツ管理ソリューションを構成す
る他の Oracle 製品と共通する Java 言語の統合を提供します。Oracle CM SDK は、
次の Oracle データベース API と統合されています。
•
コンテンツを検索する Oracle Text
•
コンテンツのルーティングや承認などのビジネス・プロセスを自動化する
Oracle Workflow
ション・メトリック
• より高い信頼性を得るための
ドメイン・コントローラの移行
• より高い拡張性、パフォーマン
スおよび信頼性を得るための
拡張 RAC サポート
•
他のアプリケーションと統合する Oracle Advanced Queuing
•
リッチ・メディアの索引付けおよびアノテーションを行う Oracle interMedia
•
効率的に XML コンテンツを操作する Oracle XML Developer's Kit
• より容易な BFILE 管理
• グローバリゼーション・サポー
トの拡張
Oracle Application Server インフラストラクチャとの統合
Oracle CM SDK は、Oracle Internet Directory と Oracle Application Server Single
Sign-On と統合し、ユーザーとグループを管理します。
また、Oracle CM SDK は、OracleAS Portal と Oracle Ultra Search とも統合しており、
エンタープライズ・データベース、電子メールおよび Web コンテンツの連携検索
を可能にします。
様々な管理機能
Oracle CM SDK では、複数レベルでの管理が行えます。これらはすべてシステム
が効果的かつ効率的に実行できるように設計されています。
Oracle Enterprise Manager Grid Control
Oracle Enterprise Manager Grid Control は、Oracle Application Server 中間層、
OracleAS インフラストラクチャ層および Oracle9i Database サーバー・ホストなど
の複数の中間層の集中管理を行える Web ベースの Oracle Application Server ツール
です。
Oracle CM SDK は Grid Control を使用して、ドキュメントの統計、ノードの統計
およびユーザーなどの測定データへアクセスし、一部の測定値に対して定義され
た警告を監視します。
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Oracle Corporation 発行「ORACLE CONTENT MANAGEMENT SDK」の翻訳版です。
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Oracle Enterprise Manager Application Server Control
Oracle CM SDK は、Oracle Enterprise Manager Application Server Control と完全に統
合されているため、様々な Oracle CM SDK プロセスの管理が行えます。Application
Server Control から操作できる管理タスクは次のとおりです。
•
1 つのインタフェースからの Oracle CM SDK プロセスの開始と停止、および
Oracle CM SDK ノード、サーバーとサービスの構成情報の編集。
•
Oracle CM SDK プロセスからのステータス、使用量、およびパフォーマンス・
データの自動監視と集計されたパフォーマンスの表示。
•
集中管理された場所からのネットワーク・ポートとシステム・ログ・ファイル
の表示。
Oracle CM SDK Manager
Oracle CM SDK Manager は、リポジトリの管理を可能にする Web ベースの管理
ツールです。次の機能があります。
•
Access Control List および権限の管理
•
ユーザーとグループの管理
•
マウント・ポイント、プリンタおよびキューの管理
•
カスタム・メタデータの新しいカテゴリの作成機能を含む、既存のクラス・オ
ブジェクトを拡張する、または新しいクラス・オブジェクトを作成することに
よる Oracle CM SDK のプロパティの拡張
図 1: Oracle CM SDK Manager は Web ベース管理、既存クラスの拡張あるいはカスタム・ク
ラス・オブジェクトや属性の生成による Oracle CM SDK の機能拡張ができます。
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Oracle Corporation 発行「ORACLE CONTENT MANAGEMENT SDK」の翻訳版です。
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他の管理ユーティリティ
Oracle CM SDK Object Inspector では、次に示す簡単で直観的なグラフィカル・アプ
リケーションを介してリポジトリ・オブジェクトの管理ができます。
•
フォルダの階層表示およびオブジェクトへの ACL の適用
•
選択したオブジェクトのプロパティ、カテゴリおよびリレーションシップの
表示
•
オブジェクトと関連する属性、リレーションシップおよびカテゴリを使用し
たオブジェクトの検索
管理業務の補助となる複数の構成スクリプトやウィザード、そして Command-line
Utilities Protocol(CUP)も提供されています。
バックグラウンド・プロセス機能
エージェントを使用すると、特定の時間または特定のイベント発生時に Oracle
CM SDK で操作ができます。これらの操作はたとえば、ガベージ・コレクション
やコンテンツのエージングまたはドキュメントが変更された際の特定のユー
ザーへの通知などです。Oracle CM SDK では、エージェントを使用して特定のタ
スクをバックグラウンドで行います。ユーザーはこれらのタスクの完了まで待機
する必要がないため、システムの使い勝手およびパフォーマンスが向上します。
開発者は既存のエージェントの動作を優先したり、独自のエージェントの作成も
できます。
実証された高可用性および高パフォーマンス
Oracle CM SDK を使用して構築された Oracle Files の Oracle 内部の配置は、40,000
人を超える Oracle 社すべての従業員のファイル共有およびコラボレーションを
可能にします。7TB 以上のドキュメントがすでに Oracle Files には格納されており、
サービスは週 7 日 24 時間提供されます。
Oracle Application Server と中間層アプローチ、そして(RAC などの)Oracle デー
タベースの強力な機能を活用する Oracle CM SDK は、堅牢なエンタープライズ・
レベル・アプリケーションです。
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製品の詳細
現在のバージョン
• Oracle CM SDK 10g Release 2
(9.0.4.2)
関連製品
• Oracle Application Server 10g
Web Starter Application
Oracle CM SDK Web Starter Application は、ソース・コード付きのサンプル・アプ
リケーションです。これを使用するとコンテンツ管理アプリケーション用の Web
ベースのユーザー・インタフェースを迅速に構築できます。
Release 2 (10.1.2)
• Oracle 10g Database
Oracle CM SDK は、他の Oracle ア
プリケーションと統合されていま
す。
• Oracle Workflow
• Oracle Advanced Queuing
• Oracle Internet Directory
• Oracle Text
• Oracle interMedia
• Oracle XML Developer's Kit
ライセンス
図 2: Web Starter Application は、Oracle CM SDK による独自の Web ベース・アプリケーショ
ンの開発スタートを助けるサンプル機能を用意します。
Oracle CM SDK は、Oracle
Application Server 10g Release 2
の Standard Edition および
Enterprise Edition にバンドルされ
ています。
対応プラットフォーム
• Sun Solaris 2.8 以上
• Windows 2000/2003
• Linux
• HP-UX
• AIX
• HP Tru64
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Oracle Corporation 発行「ORACLE CONTENT MANAGEMENT SDK」の翻訳版です。
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