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マルチイールドカーブ時代の通貨ベーシスへの実務
マルチイールドカーブ時代の通貨ベーシスへの実務対応 【開催日・全 2 回】 2016 年 6 月 6 日(月)13 日(月)18:00~21:00 【受講料】 64,800 円(税込) 【講 師】 櫻井 【会 場】 シグマベイスキャピタル株式会社 豊(RP テック取締役) 教室 ※ シグマベイスキャピタル株式会社の HP よりお申込み頂けます。 ◆セミナーの特徴◆ OIS ディスカウントなどのマルチイールドカーブの問題については、実務の対応方法はかな り整理されつつあるように見受けられます。 しかしながら、通貨ベーシス・スワップ(通 貨スワップ)については、さまざまな要素が複雑に絡み合う商品だけに、その本質やある べき実務的な対応方法の理解が市場に十分浸透しているとは言えないようです。 本セミナ ーは、かつてロンドンで通貨ベーシス・スワップの主要なマーケット・メーカーとして辣 腕を振るった講師が、深い実務経験と金融理論への洞察を基に、マルチイールドカーブ時 代の通貨ベーシス・スワップへの実務対応を分かりやすく説明いたします。 ◆カリキュラム◆ 第1回 1. 金融危機前の通貨ベーシス・スワップ(通貨スワップ)市場 ・1981 年の世銀と IBM の通貨スワップ ・日本の投資家や銀行の行動が大きな影響を与えた通貨ベーシスのスプレッド ・外資企業の円資金ファンディング・コスト、邦銀との違い ・為替フォワードとベーシスの関係 ・通貨ベーシス・スワップの主なリスク 2. 危機前の通貨ベーシスの評価方法(エクセル実習付き) ・90 年代の標準的な通貨ベーシス・スワップ評価方法 ・リスク中立評価方法の復習(大切なポイントの確認) ・外資の視点によるリスク中立評価(なぜマイナス金利になったのか) ・ディスカウント・カーブとフォワード・カーブの使い分け(外資系) ・為替フォワードとの関係(一物一価が成立しない世界) ・2 つの円金利カーブ(邦銀と外銀) 第2回 3. 金融危機と通貨スワップ市場(マルチカーブ時代) ・リーマン・ショックと LIBOR-OIS スプレッド ・無リスク金利とファンディング・コスト ・OIS ディスカウントと担保の差し入れ ・CVA、DVA、FVA 4. マルチイールドカーブ時代の通貨ベーシスの評価(エクセル実習付き) ・為替フォワードのリスク中立評価 ・通貨ベーシス・スワップのリスク中立評価 ・外資の評価と邦銀の評価、円金利の調達コストの違い ・担保を考慮する場合(円担保、外貨担保) ・FVA との関連