...

- HERMES-IR

by user

on
Category: Documents
35

views

Report

Comments

Transcript

- HERMES-IR
Title
Author(s)
Citation
Issue Date
Type
国際公域の観念
桑原, 輝路
一橋論叢, 97(6): 867-877
1987-06-01
Departmental Bulletin Paper
Text Version publisher
URL
http://doi.org/10.15057/12694
Right
Hitotsubashi University Repository
(135) 看牙3宅ノート
︽研究ノート︾
国際公域の観念
桑 原
輝 路
1 恒藤教授の国際公域 恒藤教授は﹁国際公域につい
︵1︶
て﹂と魍する論文において次のようにいう。﹁国際法の観点か
︵上空を合む︶である。そしてこの﹁国際公域はすべての国家
際公域の基本的構成部分たるものは海洋でありL、従って公海
及ぴ国民に向つて平等に開放される﹂。
2 大平教授の国際公域 犬平教授は公海に関する論文の
︵垂︶
中で次のようにいう。﹁海洋は陸地を取巻く帯状の沿岸海が国
国際公域巨痔昌筆冒巴召匡oま昌巴自となっている。国際公
家の領海となっている外は、いずれの国家の領有にも属しない
域に属する海洋は公海とよばれる﹂竈公海の性樒に関しては、
ぴ公共物・鶉8昌昌昌ぼ説などが唱えられているが、﹁最近で
無主物昌蜆昌≡富説、不融通物﹃窃婁旨曽8目昌亀身冒説及
ら見ると、地上ならぴに地下の空間は各個の国家の領有する区
私法理論の類推をさけて、海洋が人類の公用に提供され国際法
が有力となってきた︵セル、アメリカーノ︶﹂と述べ、﹁この際
的区域は以前から︽国家領域︾または広義における︽国家領
によってその使用が保陣されているところから、公海を国際
はこれを国際公域ま目巴罵唱σぎ葦薯量↓ざ轟一とする見解
土帖とよぱれているが、後の種類の空間的区域は、その国際的
域とそれ以外の区域との二種類にわかたれる。前の種類の空間
公共性をかえりみて、これを余国際公域︾とよぷことを適当と
ずれの国の専属的な領有権の対象となっておらず、各国の管轄
有にもまた各国の共同領有にもなっていない。今日の公海はい
利益に関する水域であるが、その帰属関係は国際社会の単独領
公域ないし国際公物と称するのが最も適切にして、また最も新
しい表現法であろう﹂という。そして﹁公海は国際社会の共通
するであろう。﹂﹁全世界の空間的区域の中に就き、陸地は原則
地が国際公域に属する。これに反して、海洋は原則止して国際
としていずれかの国家の領有に属し、例外的に残余の無主の陸。
公域をかたちづくり、例外的にいずれかの国家の領土に沿う部
権は公海上の所属船舶に対して競合的に行使せられるにとどま
家領域に属するか、国際公域に属するかにしたがって、あるい
分が国家領域に属する。空中はその直下の陸地または海洋が国
に対して行使され、海洋の自由な使用が一般的に保陣されてい
る。世界の各国の管轄権が対等に競合的に公海上の各自の船舶
る﹂。
る意味から、公海は国際社会の︽公域帖となっているのであ
は国家領域に属し、あるいは国際公域に属する。﹂そして﹁国
際公域とは、国際法により、いずれの国家にも専属せざるもの
と認められている空間的区域である﹂と定義される。この﹁国
867
●
第6号(136)
第97巻
一橘論叢
︵3︺
3 山本教授の国際公域 山本教授は﹁国際法﹂において
う。﹁地球上の水域の犬部分は公海として何れの国の領域にも
︵4︶
共同体の領域 田岡教授は﹁国際法﹂において次のようにい
属しない。しかし同時にこの水域はいわゆる無主物︵、血蜆昌;.
次のようにいう。﹁国家管轄権の適用は伝統的に、国家領域と
それ以外の国際公域に二分され、それぞれ別個の基準により国
冨︶とも法的地位を異にする﹂。もし無主物であれば国家によ
ることは、国際公域が空間の国家への帰属関係の有無によって
5 以上のまとめ 恒藤、大平、山本三者に共通していユ尺
されていない地域、宇宙空間﹂。
それは現在四つの要素を合む。すなわち公海、公海上空、先占
ず、その利用が万人に共同であるものと解しなければならない。
﹁国際共同体の領域によって国家の排他的な支配に服しておら
8⋮;目彗思旨叶亀目邑昌閏一〇︶を問題にし、次のようにいう。
︵岳︶
デルベーズ教授は国際共同体の領域︵−oαo昌吐昌ま冒
せしめて、︽国際社会の共同領域彰と名づける﹂。
用することができるという意味である。これを国家領域と対立
の国の私有にも属せず、そしてどの国の旗をかかげる船舶も使
をもつという意味における共有︵8−?唱胃ξ︶ではなく、ど
楮に表現するであろう。勿論ここにいう︽共有専は各国が持分
ろ国際社会の総ての国の共有する水域という方がその性質を適
とみなす。﹁故に公海は通常の無主物とは性質を異にし、むし
る先占が可能であるが、現実の国家間の慣行は海洋先占を違法
際法上の制隈に服して行われてきた。すなわち、国家領域︵領
土・領海・領空︶では、領域主権に基づいて、国際法上特別の
制限のない隈り、領域国の国家管轄権が排他的かつ包括的に適
用され、またその利用・開発・取得の方式が決定された。他方、
国際公域︵国家管轄権外の地域・空間︶では、特定国の領域主
権︵領有、専用その他の属地的管轄権︶の設定が禁止され、国
籍・登録などに基づく各国の属人的な管轄権︵旗国管轄権︶を
並行的に行使して、その利用・開発の自由を確保したのであ
︵ ヨ ︶
る﹂。また他の場所で国際公域に関して次のようにいう。﹁国際
公域の管轄と利用は、国家領域とは全く別の原則と基準により
定められた。国際公域では、消極的には、特定の国が領域主権
︵毒ま畠一芭毫8窄旨庄o自︶を禁止される。また積極的には、す
を設定して属地的に支配・管轄したりその利用を独占すること
ぺての国に対して自由な出入と無差別の利用のために開放され
る空間として、船舶に対する旗国の管轄権など、各国でその属
を各国に配分し、またその利用・開発・利益配分の自由競争を
せざるものと認められている空間的区域﹂︵恒藤︶、﹁いずれの
定義されていることである。すなわち﹁いずれの国家にも専属
人的管轄権を並行して行使することによって、その管轄.支配
みとめたのである。国際公域は、伝統的には公海がその典型で
定が禁止﹂される地域・空間︵山本︶。従って国際公域は国家
国の領有にも属しない﹂空間︵大平︶、﹁特定国の領域主権の設
あり、今日ではさらに宇宙空間と月その他の天体とか深海底も
含まれる﹂。
4 田岡教授の国際社会の共同領域・デルベーズ教授の国際
868
(13ア) 研究ノート
領域と対比され、公海がその典型としてあげられる。国際公域
にしてもわが国において国際公域という言葉は、庄昌邑・o毛−
oo目巴冨召巨二鼻彗量↓一〇畠一の語にはふれていない。いずれ
として用いられている。
で、国家領域との対比において国家領域以外の空間をさす言葉
彗o巨昌畠饒昌竺と関連づけて、ないしは特に関連づけない
は国家への帰属から自由である故にすべての国に利用の自由が
し︵大平︶、﹁国際的公共性﹂を有する︵恒藤︶。国際公域を空
認められ、かくして国際公域は﹁国際社会の共通利益に関係﹂
間の国家への帰属の有無にかかわりなく、国際社会の共通利益
7 ﹁国際法用語辞典﹂のま旨巴篶モ;O巨O冒■巨昌巴の
定義 バドヴァン監修の国際法用語辞典はき昌邑篶毛暮o
に関係するその利用の側面からのみ定義する考え方があること
り国際共同体の種々の構成負の利用に開かれている空閥を指す
﹁A、いかなる国の領域主権にも属さず、国際法の規制によ
︵o︺
葦彗一き9邑に広狭二つの定義を与えている。
なお﹁どこの国の私有にも属せず、そしてどの国の旗をかか
げる船舶も使用することができる﹂国際社会の共同領域︵囲
は後 に み る 通 り で あ る 。
岡︶や﹁国家の排他的な支配に服しておらず、その利用が万人
ω8;9室彗篶一甦伽ヨoコ邑冨ま号o岸巨彗一芭ま墨一−︺筥;9
ために、若千の著述家によって用いられる表現。 セル︵Ω
宕む・勺﹂ごーミひ︶は、︽諸国の共同使用に充てられるoo冒苧
に共同である﹂国際共同体の領域︵デルペーズ︶の観念も、笑
れる。
にまたは合理的に要求できなかった、またはできないところの
冨暑巨oについて︾述ぺており、国際法は︽国家主権が有効
質的には恒藤、大平、山本三氏の国際公域と同一であると思わ
の場合、国際公域11創o冒巴昌毛巨o巨冨冒軍ま轟一としている。
6 国際公域と旨昌巳冨⋮;o巨昌畠一一昌﹄ 大平教授
き、それらの空閥に国際公法︵争o岸君;o巨g;け一〇冨一︶上の
若干の空間−公海の場合がそうであるがーが問題であると
地位を直接に与えて、それらの空間をま昌巴冨君;O巨Oヨ凹−
︹7︶
ま畠一の申に分類することができる杉とつけ加えている。
また公海を﹁国際公域ないし国際公物﹂としてとらえ、国際公
日では︽公物彰︵oo昌包冨宅巨o︶とか生活の快適さのための
B、ネグレスコ ︵句12紺邑寵o9勺ユ昌o号o眈o=寄o岸一具o;宇
域と国際公物を同じ意味で用いている。山本教授の場合、﹁国
︽公共自然空間彰︵8昌昌昌閏ヨ彗ま鶉︶など国内法上の新しい
巨昌竺は、その使用または享受がすぺての人民に属していると
り広い意味で理解されている表現。査O冒註罵宅巨O巨O﹃一鼻−
際公域については、伝統的な︽万民共有物︾の概念のほか、今
概念を類推して、その管理・開発・利用について国際法上の規
︵3︺
制を整えるようになった﹂と述ぺているところからみて、その
ころの、または国際公役務に充てられているところのものであ
巨o目邑葭9ま目一黒量甘貝肉.ρ>.UlH.一H8㎞1H一や9o︶によってよ
国際公域の観念は必ずしもoo昌邑一〇君巨o巨彗毒一ざ量一と
直接結ぴつけられていないようである。恒藤教授の場合、
869
一橋論叢 第97巻 第6号 (138)
河川、大気空間及ぴ宇宙空間がとり上げられる。海洋は、公海、
は公海との関連で述ぺられている︶。公海はいうに及ぱず、領
領海、内水、国際海路に分説される︵排他的経済水域、大陸棚
って、犬洋、自由海、国際連盟やダニューブ河ヨーロッパ委員
会の建物などのようなものせ。このような広義でのこの表現の
用によって内水でなかった水域を内水化した場合、そこに無害
ある。内水には無書通航制度は適用されないが、直線基線の採
海も無害通航の制度の故にま昌巴;勺巨彗o雲o∋串ぎ量一で
使用は、それに非常に異る法的状況を含ませることになる点で
不適当であるL。
︵8︶
れはその利用が国際共同体金体または少なくともいくつかの国
、 、 、 、 、 、 、 、 、 、
8 リュジィエ教授のoo昌讐目o﹃冒巨ざ弐冨昌凹︸ざ自與− ﹁そ
そのようなわけで内水もま昌巴冨毛go葦o冒誉昌巴を構
通航制度が適用される。また﹁私船は自由入港権を有する。﹂
、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、
らの空間が領域主権に服すると否とにかかわらず、それらの法
家の住民の利益にかかわる一群の空間︵窃電o鶉︶である。それ
的制度はこの共通利益の故に特別な規則によって規律される。
適用され、国際航行の利益のために沿岸国は一定の義務を負う。
国際運河も沿岸国は主権を有するが条約による国際化の制度が
成する。国際海路として海峡と国際運河があげられているが、
、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、
に限らない。科学の発達は、経済的観点の利益︵天然資源の開
巨o自巴であるo
そのような意味において国際運河もま昌巴篶君;o巨o昌饅・
その上この共通利益は今日ではもはや国際交通路としての利用
発、水カエネルギー、灌概︶あるいは技術的観点の利益︵電気
犬気空間及ぴ宇宙空間に関しては、宇宙空間だけでなく国家
である。
際化され、特別の制度に服するま昌讐畠宅巨二鼻o昌註昌g
ルセロナ条約及ぴ個々の河川の特別条約によってその利用が国
複数の国家の領土を分ける、または横切る国際河川もまたバ
通信︶を際立たせた。技術の発達は国際協カの新しい分野を開
いた、と同時にまヨ巴冨?彗oぎ8冒葦o畠一−海洋、河川、
犬気空間及ぴ宇宙空間から構成される−の利用に関する規制
をより複雑にした。﹂
oo昌吐冒毛;o茎昌量“一昌巴はその利用が国際社会の利益
、 、 、 、 、 、
にかかわる空間であって、それが国家の領域主権に服すると否
扱われている。
領域上空の大気空間もま目巴篶召;o巨o昌顯甘︸o畠一として
、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、
その利用の共通利益の故に特別な制度が適用される。この場合、
とを問わない。たとえそれが国家の領域主権に服する場合でも、
には国家の領域主権の及ぷ内水、領海、国際運河、国際河川、
このようにリュジィエのいうoo昌巴篶o自巨庁旨箒ヨ曽一一〇目邑
観念ではなく、領域主権にかかわりなく、利用が国際化されて
領域上空も含まれている。従ってそれは国家領域に対比される
はない。それはもっぱら空間の利用の共通利益に基礎をおく観
念である。
ま昌巴篶毛;二算實轟一ざ量一は国家領域と対比される観念で
ま目讐冨唱goまoヨ塁g閏一のタイトルの下に海洋、国際
870
(139) 研究ノート
いる空間のことである。リュジィエの教科書は、序のほか法源、
総論、国際紛争とその解決の五つの部分から構成されているが、
国家の国際的地位、ま昌巴篶召匡oぎ註昌昌昌p一、国際機構
そのま旨巴罵召巨oヲ箒冒豊o目巴においては、国家の領域
主権に服する空間であっても、国家の管轄権の面よりもむしろ
国際社会全体の利用のための特別な規則の方に焦点を合わせて
述ぺられている。それがoo冒巴篶宅巨o葦o目註o暮一とい
れとは著しく異る。L
この旨ヨ巴烏毛彗oま冨昌葦o墨一が海洋、国際運河及ぴ
︵10︶
国際河川、空及び宇宙空間に三分されて論じられるが、それに
︵蓼︶
先立って次のような説明が加えられている。
それ故に公共の使用に供される物に適周される制度である。二
﹁国内法において︽創oヨ彗邑暴︾の制度は公法人に属する物、
の制度は次の二つの主たる理念によって支配されている。一つ
︵領域的︶な管轄権を基準にして空間を国家領域と非国家領域
一般的利益の観点で保陣することが必要であるということ。
るということ。もう一つはこれらの物の公共の使用への充当を
有者の地位を規偉する共通法の規則とは異る特別な規則に服す
はこれらの物をその︽3冒巴篶彰としている公法人は、私的所
に分ける考え方とは次元を異にする観点であると思われる。
国際法においてもまたま目彗邑豪の制度が存在する。何
諭じられるが、海や空を扱う創o目巴冨毛彗oぎ詩冒註昌竺が
国家以外の構成員について、換言すれぱ国際法の主体について
体においては、主としてその構成員である国家や国際機構など
a昌巴冒毛巨〇一鼻o昌葦o畠一に属するこれらの物の利用行
は伝統的に︽ま冒巴冒宅巨9の表現を用いα目巴篶唱σ=〇
空と宇歯空間を含む。国内法の用語を借りて、これらの全体
海洋、国際河川及ぴ国際運河、それに他の二つの要素すなわち
て全く当然に共同の使用に供されるからである。それらの物は
故なら国際共同体の中においても若千の物が同じように、そし
ディン教授は次のようにいう。﹁すぺての共同体と同様に国際
專、電気通信など経済的、科学的及ぴ技術的なものである。い
為は、平時においては、交通、調査、天然資源の探査、土木工
一鼻o;胆巨o自巴とよぱれている。
共同体も単に法主体の資楮をもつ︽人彰から構成されているだ
的なそして時には制度的な諸規則のもつ一搬利益性は否定しが
ための、かつそのような目的の国際協カを促進するための規範
かなる国もその利用を独占したり妨害したりしないようにする
を借りて伝統的に旦o∋巴;雲巨oぎ后冒昌昌巴とよぱれて
︽物彰を有する。この種の物は国内法の用語旨昌芭冒o毛;o
国際共同体の中の問題の一つとして取扱われることについて、
︵o︶
けではない。国際共同体はまた国際共同体の使用に供される
一鼻o冒筈昌巴は国際共同体の中でとり上げられる。国際共同
際共同体、国際関係の三つの部分に分けられ、ま昌巴冨喀巨〇
冨葦;一 ディン教授の場合、国際法の金体系は法源、国
9 ゲェン・クォック・ディン教授のぎ昌巴畠宅;二艮彗.
う観点からの空間の国際制度の見方であろう。国家の空間的
F
いる。もっと毛その利用の制度は国家的a暑巴罵?彗oのそ
871
●
橋論叢 第9ア巻 第6号 (140)
たい。この意味において国際法におけるま目彗邑豪︵oo昌巴昌
︵らo冒巴畠宅;o旨冨﹃;片一昌邑︶は、それらの空間の利用の制
よウて改訂版が出版された。この第二版は、﹁実際にこの表現
度が国家の旨昌巴畠−岩望oのそれと著しく異るから、議論の
毛;Oの法的制度︶は国内法におけるらO目彗邑豪の基礎と
︵n︺
トルは、倉ooo目巴篶宅g〇一巨o昌き9邑︾から︽空間の国
余地がある﹂という。そして第二部国際共同体の第三編のタイ
類似の基礎の上に立っている。
すなわち国際法上の制度は単に一般利益だけでなく、排他的な
際制度彰に変更された。タイトルは変えられたが、しかし、
しかしながら二つの制度の間には基本的な相違が存在する。
利益−この場合国家の利益であるがーをも保護する。事実、
ま昌邑冨毛巨o巨3昌筆昌邑の観念が放棄されたわけではな
いし、また内容が海洋、国際運河及ぴ河川、、空及ぴ字宙空間か
国際秩序においては領海のような若千のoo目巴畠蜆は奇冒σ−
ら成ることも旧版と同じである。従って第一版同様いわゆる
旨o←な旨昌彗嚢すなわち万人の使用にあてられるけれども、
国家領域に結ぴつけられており、国家の領域主権下におかれて
ま目邑自①君;o︷鼻o冒註o墨−に属する空間の国際制度が問題
空間とよぷことができる。国際利益空間は阜、れらの空間の利用
もいくつかの国の住民の利益に直接にかかわる空間を国際利益
﹁われわれは国際共同体の利益にかかわる空間、または少くと
︵ヨ ︵H︶
空間︵o蜆寒o鶉︷、ぎまま二目宗昌註昌昌という観念を用いている。
は一九七六−一九七七年のバリ第二大学の講義録で、国際利益
10 バスティッド女史の国際利益空間 バスティツド女史
なのであって、この新しいタイトルの下に陸地をも舎む空間一
︵蜆︶
般の国際制度を問題とするわけではない。
いる。従ってそれらの8冒巴罵明の共同利用の制度はこの主
権の排他性の原則を考慮しなけれぱならない。利用行為はまた
ぴその上空のようないかなる国にも属さないoo冒a畠召雪o
政治的−軍事的性椿のものでありうる。戦時において、公海及
る。このような状況は国内秩序においては類似のものをもたな
まぼ;昌o冨一の部分において優越するのは交戦国の主権であ
い。
より技術進歩の影響により敏感であり、その披術進歩は必ずし
oo目包昌君⋮oぎ冨;警o墨一の法は右のような二つの主要
な矛層する配慮を反映する。さらにこの法は国際法の他の分野
この国際利益空間の法は著しく発達した。﹂このように述べた
条件に関する多数国により受け入れられる規則を必要とした。
ぴ発展の要因、国際利益空間の法の一般的傾向について概観し
あと国際利益空間の多様化の傾向、国際利益空間の法の形成及
も国際主義及ぴ協カの促進の方向で作用するわけではない。諸
人民間の発展水準の著しい格差が次第に支配的となっていく世
︵阯︶
ている。国際利益空閻としてはリュジィエ及ぴディン教授の
しぱしぱ国家的利益の要求を浮き上がらせる。L
ま目邑冨君;〇一算而;昌g邑の場合とほぽ同様に、海洋空閥、
界的背景において、oo昌巴冨看巨oま討昌葦昌巴の法はより
ディン教授の﹁国際法﹂は彼の没後、ダイエ及びペレ教授に
872
(141) 研3宅ノート
河川、犬気空間及ぴ字由空間があげられる。国際利益空間とし
ての海洋空間は、﹁国家の領域管轄権に属する海洋空間﹂︵内水、
群島水域、領海、国際海路︵海峡、国際運河︶、接続水域、大
陸棚、排他的経済水域︶と﹁国家の領域管轄権を免れる海洋空
間﹂︵公海、深海底︶に分けられる。
り、両章で海洋、国際運河、国際河川、大気空間、宇宙空間な
︵皿︶
なおティェリィ教授他の﹁国際法﹂においても、第六章﹁海
洋空間の法﹂につづいて第七章﹁その他の国際利益空間﹂があ
どの国際利益空間がカバーされる。海洋空間は、﹁排他的かつ
完全な権利に服する海洋空間﹂︵内水、領海︶、﹁経済的目的の
排他的権利に服する海洋空間﹂︵大陸棚、排他的経済水域︶、
﹁非排他的な権利に服する海洋空間﹂︵公海、深海底︶に分けら
れ、海洋以外の国際利益空間は、﹁国家領域に属する空間﹂︵領
域大気空間、国際運河、国際河川︶、﹁国家領域に属しない空
聞﹂︵国際大気空間、字宙空間及ぴ天体、国際化地域︵とくに
南極︶︶に分けられる。
n 以上のまとめ 国際法用語辞典では国際社会の構成員
の利用に開かれている空間だけでなく、国際公役務に充てられ
る建物などもa昌巴篶君巨o巨o・昌ぎ墨一に含ませる考え
方が示されている。これば国内法におけるま昌巴冨君彗oに
ついての一般的理解の反映であるが、この考え方をとる例はネ
グレスコ以外に知らない。リュジィェ、ディン教授などの用い
る旦o昌竺目o筥、巨二、一ε昌昌o墨一は、﹁その利用が国際社会の利
益にかかわる空間﹂︵リュジィェ︶、﹁国際共同体の使用に供さ
れる物﹂︵ディン︶、﹁議国の全体による一定数の必須の活動に
必要な自然的空間﹂︵デインニ版︶とのみ理解されており、国
際公役務に充当される物を含まない。しかし恒藤、大平、山本
教授などの国際公域が空間の国家への帰属関係の有無によって
定義されるのに対し、リュジィエ、ディン教授などは国家の領
る空間をもって匹o冒巳篶毛堅oぎ訂昌算一〇墨一とする。わが
域主権に服すると否とにかかわりなく国際社会の利用に供され
目巴の用例の一つであることは、国際法用語辞輿の定義Aから
国における国際公域の理解もまた象昌巴冨毛;o享o昌塁o−
一目。O。巨。一昌一。、昌峯o畠一の一般的理解は、辞典の狭義Aよりも
も明らかである。しかし現代のフランスの学説におけるま昌凹・
広く広義Bよりも狭く、その帰属にかかわりなく諸国の利用に
るそのような空間にかかわる法の総体を旨昌巴冨毛;二㌣
供される空間をいうように思われ、それ故に特別な規則に服す
詩昌ま畠一の法としてとらえているように思われる。
三年の﹁国際法﹂では旦O昌当篶−︺宣;O;↓胃■ま量一の観念を
ただディンニ版にみられるように、またルソー教授が一九五
用いながら、最近の﹁国際法﹂第四巻︵一九八○年︶では同じ
︵柵︺
旦o目巴屋君彗oまoヨ四一一〇冨一の表現が姿を消しているように、
事項が﹁国際関係の空間的枠組﹂のタイトでとり上げ㌧㎎、
さらにバスティツド女史などが同様の内容を﹁国際利益空間﹂
目昌の表現は避けられる傾向にあるようにも思われる。それは
とよぷように、どちらかといえぱoo目彗一〇毛;oぎ冨;里ま−
ディンニ版も指摘しているように、類似の表現を用いながら
。873
橘論叢第97巻第6号(142)
ま昌注篶毛匡ミ巨g一一凹宙昌﹄の観念が風内法のoo昌巴目。毛.
われる。
;oの観念といくつかの点において著しく異っているためと思
12 旨目邑冒宅;o巨o冒き昌巴と国際公域 ま、昌ヲo
⋮巨;は実定法上の用語ではなく学説上の概念である。例え
︵珊︶
ぱ次のように定義される。﹁ま昌当冨唱巨oはその性質または
それに与えられる用途の故に私的な取得の対象とされえない国
の使用︵一,豪晶耐旨⋮;o︶または公役務︵冒餉血、三。、自g。︶
家またはその他の領域団体に属する物、すなわち実際には公衆
に充てられるすべての物。﹂このようにa昌辻篶O自巨。は一
般に公衆の使用ないしは公共の使用︵一.冨葭o筥。勺。巨。︶に充て
られる物だけでなく、公役務に充てられる物をも含むと解され
るが、コ凹ま目彗邑ま毛go︵公物性︶の源泉、それは公役
︵旭︶
務へのではなく公衆の直接的使用への物の充当であるL。末広.
田中編﹁法偉単辞典﹂は﹁直接公衆の共同の使用に開放せらる
に止まる物﹂を公用物とし、﹁公共用物は公物中最も強︺要なも
る物﹂を公共用物、﹁国家又は公共団体自身の用に供せらるる
ので、これのみを特に公物と称することがある﹂という。
︷o昌巴冨嗜go巨o昌與ま畠一の観念は、前述のように一般
には国際公役務に充てられる物を含まず、国際社会の公共の
使用に供される空間に関して用いられ脾一国内法における
oo昌巴篶毛げ旨oは普通、公物とよばれる。促ってま昌巴篶
唱;o葦o目註o量一は国際公物とよぱれるぺきであろう。し
かし国際公物の場合は一般にもっぱら空間が問題になること及
ぴ国内法の公物の観念ないし制度とはかなり異るものであるこ
こともまた正当化されるように思われる。ただし旦o昌巴篶
とから、国際法上の独特の観念として、それを国際公域とよぷ
宅;o巨o昌葦冒gに国際公域の語を充てるとしても、それ
はフランスの学説において一般に理解される意味ないしは国際
きた最狭義の国際公域の意味においてではないことを強調する
利益空間の意味においてであって、わが国において用いられて
必要がある。
13 国際公域の観念の現代的意義 国際利益空間として理
の国際制度、とくに海洋の制度の理解になんらかの示唆を与え
解される国際公域の観念ないし観点は、多様化した今日の空間
るように恩われる。海洋についていえぱ、領域主権に服する内
水及び領海とそれを免れる公海との間に、領域主権とよぱれる
完全な領域管轄権ではないが経済的目的に限定さ。れ蛙噸域管轄
や領海についても同じことがいえるが、とりわけ排他的経済水
権に服する空間が出現した︵排他的経済水域、大陸棚︶。内水
域や大陸棚の法的地位及ぴそれぞれの海底、水域、上空の法的
域性と利用の自由によって示される国際公域性︵創o昌目邑豪
制度の理解に当って、沿岸国の領域管轄権によって示される領
れる。
?巨旦篶巨Φ冒註o;一耐︶1この二つの性格は両立しえない
ものではないーの交錯という形で考えることができると思わ
︵1︶ 恒藤恭 ﹁国際公域について﹂ 大阪商科大挙創立六〇
周年記念論文集 昭和一六年 五八一頁、五八六−五八七
874
(143) 石珊究ノー}
︵2︶ 犬平善梧 ﹁公海﹂ 国際法学会編﹁国際法講義﹂第一
頁、五九五頁。
︵3︶ 山本草二 ﹁国際法﹂︵有斐閣、昭和六〇年︶一九一−
巻︵有斐閣、昭和二八年︶二二五−二二七頁百
一九二員、二六六頁。
︵4︶ 田岡良一 ﹁国際法﹂︵動草書房、昭和三三年︶ 一五九
頁。
︵5︶ FUo亭貝■鶉勺ユ昌甘o眈o司耐ま量責ま旨o岸ぎ宥﹃−
轟庄昌巴召;9︵■・ρbこ’ω田&曇昌しo婁︶一〇−Hミ.
︵6︶豆oま昌芋oo巴二〇昌ぎ一曇而q自旦8三巨o;皇o邑
.乞8︶一ラso.
君昌9君巨心ω昌二里︷一冨呂昌3﹄1田鶉まき巨一︵望畠き
︵ア︶ セルが引用されているが、セルは国家の領域主権に属
︵8︶O・昏景∪冒一二暴昌豊昌竺毛巨9︵冒=。田一α。
まq邑ご鼻O昌峯昌具︵UO昌亭旨O算O巨晶邑昌二貴O。︶ら.讐N.
︵9︶屠ξ998冒葺早。一=尋・墨庄昌9君雪9︵■.
&三〇p−漫㎞︶一勺−ご−
︵10︶ グラン・口ぺールによれぱ、︷o昌曽自旨旨蒜には二つの
ρ貝﹄.一Hξ㎞︶一〇二S一i1竃伽−伽蟹1
意味がある。一つはある物がま昌巴畠毛彗oに属すると
いう性格すなわち公物性であり、他は﹁ま昌巴畠勺自一竺o
思われる。■oo量目o射oげ彗叶︷o匡■嘗目o日自o句冨目届−蜆ρ
に関する法的制度﹂である。この場合第二の意味であると
︵u︶ オσqξ昌o冒o冒一員やU軍一≡gg>1勺g呉o昌一斤
HO目O−貝3昌凹昌昌忘及ぴま昌臼昌巴の項。
一昌8;註9邑君巨〇一︵■・ρU.㌻∼。&曇op一轟o︶一〇.
︵12︶ 第三編﹁空間の国際制度﹂の冒頭の一項にま昌ぎ5
室p
ていたわけではないと恩われる。引用の著書につづく一九
ている︵五六七−五六八頁︶。
毛;oま箒昌註o昌一の観念に関連して次のように書かれ
さない空間のみを旨目竺鶉暑;o旨蒜≡筆o目巴と解し
四八年の著書において次のようにいう。﹁国際法はなんら
なく、それらをoo昌讐岩筥一巨一〇ま冨﹃自算−昌巴に格付けす
の必要性は、つねに陸の、とくに海の空間の広い区域への
﹁国際輸送及ぴ交通の特性、科挙的調査の要求、戦争上
かの物またはなんらかの空間の取得を国家に禁止すること
ることがありうる。それらの物の制度が国家的法秩序に属
いてそのような要求は空及ぴ字宙空間に対して表明された。
自由なアクセスを要求すぺく諸国を導いた。二〇世紀にお
国内法1そこにおいて倉o目臥罵召巨9がすべての人
を制隈することになる。また国家主権が有効に要求できな
かった、またはできないところの空間が間題であるときは
するときは︵河川、海峡、運河︶、国際法はいわゆる主権
ー公海の場合がそうであるが﹂国際法はそれらの空
アナロジーによって、qO昌巴昌oO自σ−oヲ冨コ一嘗90目巴の観
の使用に充てられる国家領域の部分を含んでいるーとの
間に国際公法上の地位を直接に与えるL。ρω8自90昌冨
875
第6号(144)
第97巻
一橋論叢
保護、科学的調査の必要性、天然賀源の最適開発、交通の
益ぜに関するそれぞれの時代に支配的な法的概念︵環境の
は国際的なカ関係、大国の支持する優先順位とかまた余公
閏昌昌まg︾の観念、すなわち諸国の全体による一定数の必
安全︶に強く依存する。ときに矛盾することのあるこれら
念またはアングロ・サクソン的用語における︽8昌昌昌
出されてきた。このような共同の使用への充当を保陣する
須の活動の行使に必要な自然的空間の総体、が次第に引き
?g〇一艮o昌註o畠一に適用される法的制度の段階的推移
ーもっとも少く規髄されるものからもっとも多く規制さ
の多方面への配慮を勘定に入れて、われわれはa昌讐篶
れるものへの、もっとも︽国際主義的︾なものからもっと
ためのもっとも明白な法的テクニソクは、問題の区域を一
おいてこれに対応する制度は、含鶉8冒目冒一畠の制度す
も国家主義的なものへ 1を図式化することができる。﹂
切の︽排他的な彰所有から解放することである。国際法に
それを利用しうる国の意のままになる空間の制度である。
なわち共有の制度及び含鶉昌旨冨専すなわちその利用が
用の自由が認められ、一切の国家による取得が禁止される
場合から、領域上空や内水のような排他的な国家の主権が
こうして公海や宇宙空間のような各国にアクセス及ぴ利
及ぷが条約ないし椴習的方法によって第三国にアクセスの
しかしながらこのような方法は国際関係においては国家的
であって、自己の主権下におくことになる、従って国家的
家はこのような問魑における裁判官でありかつ訴訟当事者
が示される。もっとも旦o昌巴目①筥旨旨o﹂鼻o目里甘す目巴の
権利または利周の権利が認められる場合に至る六つの段階
法秩序における場合よりもより多くの陣害に迦遇する。国
使用に充当されることになる一定の区域を自ら定めること
河及ぴ国際河川、空及ぴ宇宙空間によってなされている。
一版同様伝統的に用いられる区分、すなわち海洋、国際運
具体的な叙述としては、この六つのタイプ別ではなく、第
によって、実際にすぺての人の使用に提供される空間の範
囲を決めることができる。oo冒巴篶召go巨宥﹃墨ヰーo轟一
制の支配下にあり、そのような部分は現代において拡大の
−言葉の実賀的な意味における−の一部分は国家的規
︵13︶o.巨8﹃陣巨箒昌算一昌巴という表現は、一九二一年の
域、排他的経済水域、公海、犬陸棚、深海底があげられる。
バルセロナ条約及ぴ規程の中にくo討叩量く何寧巨εo”ぎ蒜﹃宰
海洋に関しては、内水、群島水域、領海及ぴ海峡、接続水
共同体の要求を自分自身のための利用またはコントロール
一=冨昌註O;一︵﹁国際関係を有する可航水路﹂と訳されて
の自由裁量性及び排他性をおさえて、国際協カにより国際
ヘの配慮と調和させることを受け入れるだけであろう。
いる︶として用いられている。
傾向にある。国家としてはせいぜいのところ、その管轄権
多様な法的制度の並列にすぎず、それらの間の﹁般的均衡
a冒巴罵毛彗oぎざ冒顯“一〇墨一の規制は、従って非常に
876
(145) 垣珊究ノート
︵14︶ 峯冒o勺.団印㎜匡POo自﹃眈與o邑﹃o岸ぎ“o↓目臼弍o目竺、自σ旨9
︵■窃O昌易まU8芦岩NαIH薯N︶一やHSポO.−ooSI
︵篶︶ 目‘↓巨o﹃々’﹄lOO目−σ曽oP貝ω‘ω目﹃〇一〇巨.<芭自榊P−︺﹃O岸
−NN00−
ま詩冒凹饒8巴、自σ旨p︵峯冒8一一冒邑雪一㌔&−“−冒一H湯卓︶1
︵16︶ o9肉o冨窒彗一〇昌岸ぎ冨﹃旨ρ饒昌巴、自巨貝 ︵黎冨︸一
6竃︶一?ωo0N斗彗才.
︵17︶ O旨.宛o自留o里トU﹃o岸ぎ箒目固“−o自巴勺自σ旨9↓o昌血−く
■鶉富一豊o冨ざ冨冒呉−o目巴2︵望冨き一畠o︶一甲∼a♀
︵20︶ 末引厳太郎・田中耕太郎責任編輯﹁法律学辞典﹂第二
筍富︶一■やNsからの引用。
︵21︶ 前記﹁法葎学辞典﹂、野村敬造﹁フランス憲法・行政
巻︵岩波暫店、昭和一〇年︶七五五員。
法概諭﹂︵有信堂、昭和三七年︶四二一頁以下など公物の
究﹂︵有斐閣、昭和四〇年︶一五七頁、柳川勝二﹁仏和法
語が用いられる。それに対し神谷昭﹁フランス行或法の研
公産の語を用いている。
律辞書﹂︵判例タイムズ社、昭和五〇年︶ニニ七頁などは
︵22︶ 排他的経済水域は条約上海底及び地下、上都水域、上
空を含む空間と解される︵国連海洋法条約五六条1㈲、五
︵同七六条1︶、その上部水域及ぴ上空をも含む空間として
八条1︶。犬陸棚は条約上は海底及ぴ地下のみであるが
︵18︶ 冒o庄昌自巴冨邑o邑昌岸︵ω8泳蟹守oま厨H堅害武o■
田一■く.
峯目。ω.oo邑&一↓o昌。ト︵冒一一富し田&三昌しまひ︶一勺.
︵19︶ 甲奏寿貝目o庄昌量オo旨腎o岸君匡P︵■昌ヱ臼員
︵一橋犬挙教授︶
轄権が及ぷのはこの広義の犬陸棚においてである。
の犬陸棚を考える必要がある。沿岸国の隈定された領域管
耐oo−ひ〇一.
−oαω︶一、−−Hα1 >.OO=自 o甘 雪.O酉O津凹■FO〇一]﹃蜆9伽貝5自−
一巴冨ま寄o岸oぞ昌︸量自巾芭貫↓o冒o−︵U昌o“㌔&まo自一
877
Fly UP