Comments
Description
Transcript
やまなしで 農業という 新たな 挑戦を
県庁ホ企業の農業参入 やまなしで 農業という 新たな 挑戦を 富士山、南アルプス、八ヶ岳など、 豊かな自然に恵まれた山梨で、 既に数多くの企業が農業参入を果たしています。 新たなビジネスチャンスとして、また、従業員の雇用機会確保の場として、 農業への参入をご検討されてはいかがでしょうか。 平 成 2 1 年 8 月 山 梨 県 農 政 部 ご興味のある方は、ご連絡下さい。専門のスタッフがご相談にお伺いいたします。 (連絡先)山梨県農政部農業技術課 担い手・企業参入担当 電話 055-223-1621(直通) http://www.pref.yamanashi.jp/nougyo-gjt/kigyou_sannyuu/index.html 山梨県 農業技術課 検 索 やまなしで農業をはじめませんか 様々な表情を見せる気候と豊富な水資源。作物を育む寒暖の差と日本一の日照を活用して、 山梨では生産量日本一を誇るブドウやモモを始めとする多様な農業が展開されています。食の 安全・安心に対する消費者の高い関心に応え、雇用労力の有効活用や経営安定化を実現するツ ールとしてご検討下さい。 やまなしの魅力 知るほどに知りたくなる、山梨の魅力をご案内致します。 豊かな自然環境 様々な観光資源 富士山や八ヶ岳、南アルプスといった山々に代 表される豊かな自然環境は、水資源に代表され る豊かな自然の恵みをもたらしてくれます。 都市部からのアクセス 豊かな自然環境に裏打ちされた様々な観光資源 も山梨の大きな魅力であり、これを活用した農業 ビジネスの展開などが期待されています。 東京から甲府まで約 90 分。都市圏とのアクセス の良さは、物流面での大きなメリットです。中部 横断道開業により、東海道方面へのアクセス向 上が期待されています。 農地法改正で企業参入が加速へ 平成21年6月に農地法などが改正(公布)され、12月までに施行される予定です。現在、国や県、市町 村などにおいて、施行に向けた政令やガイドラインの作成など準備作業を行っています。 この改正によって、農地の貸借が容易となるなど、 「多様な担い手」の一員として企業が農業に参入しやすく なります。 企業が農地を借りるにあたっての規制を緩和 農地を借りられる機関を50年に延長 農地が地域における貴重な資源であること、農地を効率的 に利用する耕作者による地域との調和に配慮した権利の取得 を促進すること等を明確化します。 農地の賃貸借の存続期間について、民法により 20 年以内と されているところを 50 年以内とします。 農業生産法人への出資規制を緩和 これまで… 農地の貸借には借り主である法人が「農 業生産法人」となるか、 「特定法人貸付制度」を活用する必要 がありました。 改正により… 「農業生産法人」以外の法人による農地 の借り入れが可能になります。 (農地の購入には「農業生産法人」である必要があります。 ) 次の要件を満たすときは、すべての農地の権利移動に係る 許可要件のうち、 「農業生産法人要件」を満たす必要がありま せん。 1) 農地を適正に利用していない場合には貸借を解除する旨 の条件が、契約に付されていること。 2) 地域における他の農業者との適切な役割分担の下に、継 続的、安定的に農業経営を行うと見込まれること。 3) 業務執行役員のうち一人以上の者が農業に常時従事する こと。 農業生産法人の4要件のうち、構成員要件が見直されます。 この中で様々な方が農業に出資出来るようになります。 これまで… 「農業関係者」 総議決権の 3/4 以上 「農業関係者以外」総議決権の 1/4 以下(1 構成員は 1/10 以 下) という規制がありました。 改正により… この規制自体は維持されますが、 「農業関係者」の範囲が拡大し、 「作業委託農家」が 含まれるようになります。 ○ 「農業関係者以外」の1構成員の議決権を 1/10 以下 とする規制を廃止します。 ○ 「農業関係者以外」のうち農商工連携事業者等は議 決権の上限を 1/2 未満へと緩和します。 ○ 企業参入の支援体制 山梨県では、企業参入の専門スタッフを設け、皆様の農業参入をサポートします。農業への参入に関心をお 持ちの企業の皆様は、できるだけ早くご相談下さい。山梨県では専門のスタッフが経営、用地、栽培等の担当 との打合せをコーディネートします。同時に、事業(補助金)導入の検討を行い、参入の実現を目指します。 また、必要に応じて金融機関との打合せを行い、有利な融資制度の活用を検討していただけます。 ■ ■ ■ ■ ■ 山梨県農業技術課 企業 相談 (担い手・企業参入担当) Tel 055-223-1621(直通) 農地取得の方法 経営方針 営農技術 販路 検討課題 基盤整備 事業の導入 農務事務所 参加 企業 総合農業技術センター 参入の実現 市町村・JA・金融機関等 【検討会の実施】 山梨県独自の補助事業 参入の障壁を取り払い、スムーズに事業展開をして頂くために、県では様々な補助制度を設定しています。 これらの活用についてもご相談下さい。 (詳細については各担当にご照会下さい) 。 企業的農業経営推進支援モデル事業 農業の再生を図るため、農業生産の法人化や、企業の農業分野への積極的な参入を促し、6次産業的な展開 に必要となるほ場整備や農道などの生産基盤の条件を整備するモデル的な取り組みに支援を行う。 採択要件 : 企業的経営面積が1ha以上であること。 事業内容 : 生産基盤整備、換地、交換分合、特認整備 補助率 : 事業費の 50% (お問合せ先) 農政部耕地課 電話番号:055(223)1626 ファックス番号:055(223)1624 http://www.pref.yamanashi.jp/kouchi/kigyoutekikeieisienjigyou.html やまなし農業ルネサンス総合支援事業 戦略を重視した新たな販売ルートづくり、次代につながる力強い産地づくり及び消費者から信頼される安全で優 れたものづくり等を通じて、担い手が育つ高収益な農業の実現と魅力ある活力に満ちた農村の創造に向けた取り 組みを行い、やまなし農業ルネサンス大綱に掲げる「未来につながるはつらつとしたやまなし農業」の実現を図る。 事業主体 : 市町村、農協、営農集団、農業生産法人、第 3 セクター、NPO 法人等。 ※ 細部条件有るため注意 事業の種類 : 1 販路拡大タイプ 多様な販路の開拓と流通体制の確立により、地域農産物の販売強化を図るための施設・機械等の整備。 2 産地強化タイプ 地域特産品の生産や新技術の導入、生産体制の改善、担い手の育成等により、特色ある強い産地づく りを推進するために必要な施設・機械等の整備。 3 高品質化タイプ オリジナル性の高い高品質な農産物の生産や、やまなしブランド確立に必要な施設・機械等の整備。 4 省エネルギー・環境保全対策タイプ 新しい省エネルギー型農業の試みや、環境負荷軽減を図るために必要な施設・設備等の整備。 標準事業費 : 事業により 12,000 千円、3,000 千円、500 千円 (お問合せ先) 農政部農村振興課 電話番号:055(223)1595 ファックス番号:055(223)1599 http://www.pref.yamanashi.jp/noson-sink/56592795341.html 山梨県独自の補助事業(つづき) 建設業新分野進出支援事業費補助金 建設業者の新分野進出に関わる事業に要する経費を補助し、新分野への進出を促進する(建設業許可業者 を対象)。 補助対象事業 : 1 プランニング型 … 事業計画策定、調査、視察、研修等 2 事業立ち上げ型 … 設備機械等整備、研究開発、販路開拓等 補助率、補助限度額 : 1 プランニング型 … 1/2以内、100万円(10万円以上) 2 事業立ち上げ型 … 1/2以内、200万円(25万円以上) (お問合せ先) 県土整備部建設業対策室 電話番号:055(223)1594 ファックス番号:055(223)1844 http://www.pref.yamanashi.jp/kentai/hojyokin.html やまなし企業の農園 いきなり農業参入をするのは難しい、 まずは農業の経験を積みたい…。 そんなご要望にお応えして、山梨県では「やまなし企業の農園づくり推 進事業」をスタートさせました。 企業の社員研修や社会貢献、福利厚生、顧客サービスの一環等にご利 用いただき、農業農村について、一歩深く、知っていただければと思い ます。 現在、農村地域からご提案いただいた社会貢献などのメニューを企画 書として整理した上で、企業の皆様を訪問し、ご提案させていただいて おります。この他にも、企業の皆様から「この様な体験・研修をしたい」 「この様な作物をつくりたい」等々、ご提案をいただければそれに合わ せた体験メニューをご提案出来るように準備することも可能です。 山梨県では、 企業、 農村地域の双方にとって有意義な活動となる様に、 双方を交えた打ち合わせ会の開催、活動開始後のフォローなどを、専門 のスタッフが行います。 やまなし企業の農園」と「企業の農業参入」の違いは? 地域貢献活動や社員研修を目的とした「やまなし企業の農園」と、企業の直接的な利益を目的とした「企業 の農業参入」の主な違いを以下にまとめました。 やまなし企業の農園 企業の農業参入 企業の 目的 □ □ □ □ 社会貢献活動 福利厚生事業 従業員の人材育成の場として活用 企業イメージの向上 □ □ □ □ 農業経営の多角化による収益性の向上 原材料の安定供給 新分野進出による企業利益の確保 社員の雇用確保 生産の 主体 地元の農家や農業法人 参入する企業 農地の 取扱 企業は農地を借りない 企業が農地を借用 or 取得し、直接農業生産を行う 企業は体験・研修に必要な経費を受入者に支払う 設備投資、人件費、土地賃借料等を負担 経費 ご興味のある方は、ご連絡下さい。専門のスタッフがご相談にお伺いいたします。 (連絡先)山梨県農政部農業技術課 担い手・企業参入担当 電話 055-223-1621(直通) http://www.pref.yamanashi.jp/nougyo-gjt/kigyou_sannyuu/index.html 山梨県 農業技術課 検 索