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【別添様式】ヒアリング実施事業に係るフォローアップシート

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【別添様式】ヒアリング実施事業に係るフォローアップシート
【別添様式】ヒアリング実施事業に係るフォローアップシート
事業主体
国立研究開発法人 量子科学技術研究開発
機構(放射線医学総合研究所)
ヒアリング
第41回施設・研修等分科会(平成26年3月12日)
事業(契約)等の名称
被ばく医療共同研究施設放射性廃棄物処理設備の運転保守管理業務
重粒子線棟及び新治療研究棟機械設備運転保守管理業務
平成26年度フォローアップ
ヒアリング時の委員からの意見等
事業を実施するために設立された法人
(又は機器を製造した事業者の子会社
等)が存在する中で、業務全体を競争させ
たとしても、公正な競争は望めないのでは
ないか。新規参入を促すためには、工夫
が必要ではないか。
意見等に対する各府省等の回答
回答を踏まえた対応状況(平成26年度)
次回の入札に向けて、現在の入札に関して改
善すべき点がないか、以下の方法により確認
を行います。
①現在、請負を行っている業者に対して、今回
の入札に関連して問題点や改善すべき点等に
ついて確認を行います。
②今回の入札において、入札説明書を取りに
きた業者や入札説明会に参加した業者がある
場合には、いままでも、入札されなかった理由
を確認しているところですが、再度、連絡を行
い、今回の入札に関連して問題点や改善すべ
き点等について確認を行います。
「重粒子線棟及び新治療研究棟機械設備運転保守管理業務」につきましては、
請負を行っている業者、入札説明会に参加したが応札しなかった業者に対し
て、平成26年度業務の仕様内容等に関するアンケート調査を実施しました。
アンケートの結果等を踏まえ、対応できる点については改善するよう作業を進
めています。
また、新規参入者を増やすため、引き続き、調査等を行って行きます。
「被ばく医療共同研究施設放射性廃棄物処理
設備の運転保守管理業務請負」につきまして
は、いままでも、業務が実施できそうな業者に
対しては、入札公告を出した後に、公告した旨
を連絡していましたが、これらの業者にも、今
回の入札に関連して問題点や改善すべき点等
について確認を行います。これらの確認の結
果を踏まえ、問題点や改善すべき点を整理し
たうえで、改善等ができるところから改善を図
ります。
「被ばく医療共同研究施設放射性廃棄物処理設備の運転保守管理業務請負」
につきましては、請負を行っている業者、実施できそうな業者に対して、平成26
年度業務の仕様内容等に関するアンケート調査を実施しました。
アンケートの結果等を踏まえ、改善すべき点を整理し、平成28年度業務の仕様
書の見直しを行っていく予定です。
また、新規参入者を増やすため、引き続き、調査等を行って行きます。
平成26年度フォローアップ
ヒアリング時の委員からの意見等
意見等に対する各府省等の回答
回答を踏まえた対応状況(平成26年度)
・ 平成24年から25年度にかけて落札率
が大幅に低下しているが、原因をどのよう
に分析しているか。
・ ②については、類似の施設(電子加速
器、イオン照射研究施設等)で民間競争
入札を実施している事例があるが、本施
設は、それらの施設と比較して運転操作、
維持管理等の視点で絶対的に異なる部
分はあるのか(ビームの種類により、操作
方法に大きな違いがあるのか)。
今回の入札に使用した仕様書を基に、来年度
実施すべき事項も加えて改善すべき点があれ
ば見直しを行い、仕様書(案)を作成します。
出来上がった仕様書(案)について、予算額に
よっては変動があることを条件に、広く意見を
招請することとしてホームページに公告を行い
ます。併せて、公告期間等についても意見を
招請します。
・先に複数社が参加した施設検査の入札で当該業者が落札しており、あとから
入札を実施した廃棄物処理設備の保守業務も落札するため、特別値引きを実
施したものと思われます。
・放医研の装置は、研究目的と治療目的の双方実施しており、それぞれ運転調
整が大きく異なり、一般の加速器における運転とは違う業務となっています。
・アンケート結果を踏まえ、仕様書に反映すべき点があるか検討を実施しており
ます。
平成27年度から業務を行う「重粒子線棟及び新治療研究棟機械設備運転保
守管理業務」につきましては、仕様書の見直しを実施し、仕様書案をホーム
ページに掲載して意見招請を行いました。
現在、3業務とも、最低価格落札方式による一
般競争入札ですが、応札者が業務実施能力を
有しているか資料を提出させて技術審査を行
い、適合する者のみによる入札を実施していま
す。今後、総合評価落札方式による一般競争
入札に移行できるか検討を行います。検討の
結果、総合評価落札方式に移行できる業務に
ついては、総合評価落札方式へ移行します。
常駐請負業務について、一般競争入札(総合評価落札方式)が実施できるよう
マニュアルを整備しました。
「重粒子線棟及び新治療研究棟機械設備運転保守管理業務」につきましては、
平成27年度の入札を総合評価落札方式として実施することとして準備中です。
また、「被ばく医療共同研究施設放射性廃棄物処理設備の運転保守管理業務
請負」につきましては、次回(平成28年度)の入札において総合評価落札方式
に移行することして、評価項目の内容について検討を開始しているところです。
・ 一者応札が継続している状況から経費
が高止まりしている可能性があり、他方、
契約金額が事業開始当初から約3割減少
していることから、適切な経費について検
証を行う必要がある。
・ 業務が定型化できる部分をはじめとし
て、業務を分割して発注することを検討す
る等、競争性を高める努力が必要であ
る。
平成27年度フォローアップ
確認事項
回答・対応状況(平成27年度)
「重粒子線棟及び新治療研究棟機械設備運転保守管理業務」につきましては、
アンケートや意見招請を行い、図面を添付する等よりわかりやすく仕様書を見
直したうえで、総合評価落札方式による競争入札を行いましたが、一者応札で
した。28年度契約については、3事業とも予算の考慮を含めた仕様書の見直し
を行っているところであり、意見招請を行ったうえで仕様を決定する予定です。
【アンケート、意見招請の結果概要】
○アンケート
・実施対象者数 4者(うち回答があったのは2者)
・主な改善希望 複数年契約の検討
「重粒子線棟及び新治療研究棟機械設備運転保守管理業務」について、昨年度記載頂
○意見招請
いた対応状況の現状(平成27年度の入札結果、それに先立ち実施したアンケートの結
・意見提出者数 1者
果、見直し事項等)について、右欄に記載願います。
・主な意見 年末年始と土日祝日が重複する場合の業務の明確化
保守に関する両棟への技術員の常駐化の提案
○アンケート及び意見招請の結果を踏まえた対応
・複数年契約の検討については、年度毎に保守点検内容等の見直しの検討を
行っているため、27年度仕様書に反映していない。
・年末年始と土日祝日が重複する場合の業務の明確化については、27年度仕
様書に反映している。
・保守に関する両棟への技術員の常駐化の提案については、中央監視盤によ
る監視と各設備の保全巡回を組み合わせることにより、迅速な保守対応が可能
であり、より安価であると考えたため、27年度仕様書に反映していない。
上記のようなアンケート・意見招請の取組を行っても1者応札が継続している状況です
ので、平成28年度業務に向けて「意見招請を行ったうえで仕様を決定する予定」とのこと
ですが、結果は変わらないものと思われます。
仮に平成28年度業務も1者応札となった場合には、例えば、再度分科会ヒアリングにお
いて、貴研究所が応札可能と考えておられる事業者にもお越し頂き、どうすれば応札可能
性が増すかという観点から、仕様の細部に渡り議論するといった、踏み込んだ対策が必
要ではないでしょうか。
上記の観点を踏まえ、平成29年度の民間競争入札の導入意向の有無について回答願
います。
「重粒子線棟及び新治療研究棟機械設備運転保守管理業務」については、特
殊な大型放射線発生装置を使用する放射線取扱施設であるとともに、高度な
治療と研究が併用して行われている施設を対象としているため、特殊性・専門
性の高い業務であることから民間競争入札制度に馴染む業務ではないものと
考えており、また、現行業者以外に応札可能な業者の存在を当研究所は知りま
せん。このため、平成29年度以降についても仕様書の見直しや意見招請を行っ
たうえで仕様書を決定し、一般競争入札(総合評価落札方式)を行いたいと考え
ております。
平成28年度(意見募集に先立ち確認)
確認事項
回答・対応状況
「被ばく医療共同研究施設放射性廃棄物処理設備の運転保守管理業務請負」
につきましては、アンケートや意見招請を行い、図面を添付する等よりわかりや
すく仕様書を見直したうえで、総合評価落札方式による競争入札を行いました
が、一者応札でした。
【アンケート、意見招請の結果概要】
○アンケート
・実施対象者数 5者(うち回答があったのは4者)
・主な改善希望 他設備等の保守との包括的契約の検討
「被ばく医療共同研究施設放射性廃棄物処理設備の運転保守管理業務請負」につい
て、平成26年度に記載頂いた対応状況の現状(平成28年度の入札結果、それに先立ち実
施したアンケートの結果、見直し事項等)について、上記「重粒子線棟及び新治療研究棟
○意見招請
機械設備運転保守管理業務」の記載と同様に、右欄に記載願います。
・意見提出者 なし
○アンケートの結果を踏まえた対応
・他設備等の保守との包括的契約の検討については、応札者のみからの意見
であったこともあり、コスト削減の可能性も考えられるが、一方でさらに競争参
加可能な業者が応札出来なくなる可能性も考えられるため、28年度仕様書に反
映していない。
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