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食品関係の営業を始めるときには、食品衛生法や県条例に
食品関係の営業を始めるときには、食品衛生法や県条例に基づき、営業許可の取得が 必要な場合があります。許可を受けるにあたっては、営業施設が基準に適合する必要があ り、許可の取得まで手続きに時間がかかる場合があります。 こちらの手引きで手続きの流れなど要点をご確認いただき、詳細については 鳥取県東部生活環境事務所 生活安全課 食品担当(TEL:0857-20-3677,3678) までお早めにご相談ください。 ※なお、営業施設が建築基準法・消防法、関係他法令に適合しているかどうかは、 それぞれの管轄の部署にご確認ください。 1 営業許可が必要な業種 業種 調理業 製造業 飲食店営業、喫茶店営業(カップ式自販機含む) 菓子製造業、豆腐製造業、みそ製造業、醤油製造業、納豆製造業、 ソース類製造業、魚肉ねり製品製造業、そうざい製造業、清涼飲料水製造業、 酒類製造業、食肉製品製造業、あん類製造業、めん類製造業、 アイスクリーム類製造業、乳酸菌飲料製造業、乳製品製造業、 マーガリン又はショートニング製造業、食用油脂製造業、 氷雪製造業、缶詰又は瓶詰食品製造業、添加物製造業 乳類販売業(自販機含む) 食肉販売業(包装品販売含む)、魚介類販売業(包装品販売含む) 氷雪販売業、魚介類せり売営業、魚介類行商 食肉処理業、乳処理業、特別牛乳搾取処理業、 集乳業、食品の冷凍又は冷蔵業、食品の放射線照射業 販売業 その他 ※下記業種については、露店営業(テントでの野外営業)、自動車営業を行う際も許可が 必要です。詳しくは「食品営業許可の手引き~自動車・露店編~」をご覧の上、ご相談く ださい。 業種 露店営業 自動車営業 2 飲食店営業、喫茶店営業、菓子製造業 飲食店営業、喫茶店営業、菓子製造業、 乳類販売業、食肉販売業、魚介類販売業 改めて営業許可を取得する必要がある場合があります 次のような場合は、営業許可を新規に受ける必要があります。 ①以前に食品営業許可を取っている施設を買った(または借りた)場合 ②個人の名義で営業していたが、法人に切り替えた場合(法人⇒個人の場合も) ③店舗をリニューアルするため、一度建物を壊して建てた場合 (同じ敷地の同じ場所に同様の形態で建てている場合でも) 食品衛生関係営業許可申請の手引き ~固定施設編~ 1/10 3 申請手続きから許可証交付までの流れについて (1)事前相談 ・施工工事着工前 (2)申請書類の提出 (3)施設調査 ・開店の10日以上前 ・施設の不備があれば (4)許可証 開店 交付・受取 再調査になります (1)事前相談 新築または改装工事の着工前に、設計図(お店の平面図)を持 参して東部生活環境事務所 生活安全課までご相談ください。 提供する食品や、施設に設置する設備についてもお聞きします ので、営業内容など詳細のわかる方が来所してください。 相談に来られた際に申請に必要な書類をお渡しし、書き方など を説明します。 食品衛生責任者となれる方がいなければ、資格取得の準備が必 要です。(⇒P.7参照) (2)申請書類の提出 必要書類を揃え、書類の確認を受けてください。不備がなけれ ば、手数料とともに提出してください。 調査日程はこの時点で調整します。開店まで日数に余裕を持っ て手続きをお願いします。 ≪提出書類≫ *営業許可申請書 *営業施設・設備の構造、大きさ等を記載した図面 P3~4に記載方法あり *営業所付近100m以内の見取り図 *26項目水質検査成績書の写し(井戸水・湧水使用の場合) *食品衛生責任者設置(変更)届 ⇒ P8に記載方法あり (講習会修了証または調理師免許等資格を証するものが必要です。) 申請手数料は業種により異なります。 食品衛生協会に加入される場合は別途協会費も必要です。 (3)施設調査 施設完成後、現地調査を行います。施設に不備があれば、改善 されるまで許可されません。 現地調査で基準に適合していることを確認後、許可審査と許可 証発行の手続きを行います。 許可証の受取方法については、調査時に確認します。 (4)許可証交付・受取 許可証又は許可済ステッカーは施設の見やすい場所(自販機の 場合は本体前面)に掲示してください。 食品衛生関係営業許可申請の手引き ~固定施設編~ 2/10 記入の際の注意点 (1)申請書は黒又は青のペン・ボールペンを使用してください。(鉛筆不可) (2)印鑑は必要ありません。 1 営業許可申請書 食品衛生関係営業許可申請の手引き ~固定施設編~ 3/10 2 営業施設・設備の構造、大きさ等を記載した図面 ①全体平面図 客席・厨房など、施設の全体図が分かるものを用意してください。 手書きでも構いませんが、長さ等の記入をお願いします。 ②食品取扱室平面図 厨房や製造室などの食品取扱室については、より詳細な図面を記載してください。 手書きでも構いませんが、長さ等の記入をお願いします。 全体平面図に詳細に記載できる場合は必要ありません。 3 営業所付近100m以内の見取り図 施設調査の際に必要です。施設の場所が分かるよう目印等を入れてください。 手書き・インターネットからのダウンロードは問いません。 食品衛生関係営業許可申請の手引き ~固定施設編~ 4/10 営業施設は、一定の基準を満たしていなければなりません。 食品衛生法の許可が必要な業種では、全業種共通の「共通基準」と、業種別に定められ た「個別基準」があります。 ≪営業施設の基準 ~共通基準~≫ 食品衛生関係営業許可申請の手引き ~固定施設編~ 5/10 ≪営業施設の基準 ~個別基準(抜粋)~≫ この他に公衆衛生の見地から、望ましい施設の構造及び設備の基準というものがあ り、適合状況に応じて許可の有効期間が延長されます。 施設基準についてのご相談は、図面を確認しない状態での回答が難しいため、電話での 問い合わせにはお答えいたしかねる場合があります。大変申し訳ありませんが、できるだ け図面を持参して来所いただきますようお願いします。 また、現地での確認を希望される場合についても、一度お問い合わせください。 問い合わせ先 鳥取市立川町六丁目176 東部庁舎4階 鳥取県東部生活環境事務所 生活安全課 食品担当(TEL:0857-20-3677,3678) 食品衛生関係営業許可申請の手引き ~固定施設編~ 6/10 食品衛生関係営業許可申請の手引き ~固定施設編~ 7/10 食の衛生を確保するためには、食品取扱い施設での自主衛生管理が不可欠です。 食品衛生に関する知識を有し、皆さんの営業施設で施設・食品取扱いの衛生管理や、従 事者の健康管理、従業員の衛生教育を率先して行うのが「食品衛生責任者」です。 鳥取県食品衛生法施行条例第3条で定める「営業者が公衆衛生上講ずべき措置の基準」 で、営業者は食品衛生責任者を設置することが義務付けられています。 1 有資格者がいる場合 食品衛生責任者設置(変更)届を提出してください。 その際に、下記資格を証明する書類を添付してください。 △▼食品衛生責任者となることができる資格▼△ ・栄養士、調理師、製菓衛生師、ふぐ処理師、船舶料理士 ・食鳥処理衛生管理者 ・食品衛生管理者となる資格を有する者 ・食品衛生監視員となる資格を有する者 ・鳥取県又は他の都道府県の講習会修了者 2 有資格者がいない場合 一般社団法人鳥取食品衛生協会が主催している養成講習会を受講することで、資格の修 得ができます。 資格を修得後できるだけすみやかに設置の手続きを行ってください。新規営業の場合、 資格修得前の許可申請は可能ですが、必ず直近の養成講習会を受講してください。 △▼食品衛生責任者養成講習会に関するお問い合わせ▼△ 鳥取食品衛生協会 鳥取市立川町六丁目176 東部庁舎4階 東部生活環境事務所内 TEL:0857-24-2936 http://www2.ocn.ne.jp/~syokuhin/1220.html 食品衛生関係営業許可申請の手引き ~固定施設編~ 8/10 3 食品衛生責任者設置(変更)届の書き方 ※この書類は、新しく営業許可を申請される場合にも必要なものです。 食品衛生関係営業許可申請の手引き ~固定施設編~ 9/10 1 営業許可の更新手続き 営業許可証には営業許可の期限が記載されています。許可期限を過ぎると営業すること はできません。 更新手続きの際には、事前に営業施設の調査が必要になります。期限満了前に調査・案 内等を行っておりますが、ご不明な点や調査日程のご希望がありましたらお問い合わせく ださい。 営業施設の事前調査 申請書類の提出 ・施設の不備があれば ・期限満了の20日前までに 再調査になります 申請してください 手続きは、許可期限満了日の20日前までに行ってください。 許可期限は必ずご自身で確認していただき、期限切れとならないよう管理してください。 2 届出が必要なとき (1) 営業者の住所、氏名、屋号、法人の代表者等が変更した場合 (2) 施設の改造、増設する場合 (3) 営業品目に制限がある場合に、品目を変更や追加をする場合 (4) 許可を取得している名義人が亡くなり、相続人が営業する場合 (5) 法人が合併・分割等により営業の地位を承継した場合 (6) 営業許可証を紛失したり破ったり汚した場合 (7) 営業を廃止した場合 (8) 生食用食肉、ふぐの提供を始める場合 (9) 弁当、菓子、惣菜等の製造販売を始める場合 (10)食品衛生責任者を変更する場合 3 その他 記載事項に変更があった場合の営業許可証・許可済ステッカーの書換交付については、 希望される方のみに行います。ただし、これらは施設で掲示する義務がありますので、紛 失等により掲示できない状態になった場合は再交付申請をしてください。 営業許可証または許可済ステッカーの書換交付・再交付には手数料(1,700円)が 必要です。 食品衛生関係営業許可申請の手引き ~固定施設編~ 10/10