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【図表編】 図表1 民間エコノミストの通関収支差額の見方 (1)通関収支差額の予測 (2)黒字転換の時期(四半期毎) 2012年 (兆円) 2011年度(実績) 2013年 (人) II III IV I II III IV 5月調査 11 4 5 3 5 5 8月調査 1 5 3 2014年II 以降 数年内には 無回答 転換しない ▲ 4.4 5月調査 8月調査 2012年度(予測) ▲ 3.1 ▲ 3.4 2013年度(予測) ▲ 1.0 ▲ 1.7 5 4 8 1 13 6 7 2 1 2014年I (注)日本経済フォーキャスター40人(機関)による予測の集計 (備考)公益社団法人日本経済研究センター「ESPフォーキャスト調査」 図表2 各制度部門の貯蓄投資差額と経常収支 (2010年度の計数、兆円) <非金融法人企業> <家計(個人企業を含む)> 支払(41.9) (純)投資( ▲ 13.0) (純)貯蓄(5.2) <国内> 支払 受取 資産の変動 負債の変動 (純)投資( ▲ 6.4) 貯蓄投資差額(38.8) <一般政府> 支払(453.7) 受取(461.0) 資産の変動 (純)貯蓄 (7.3) 支払(183.7) 貯蓄投資差額 統計上の不突合 経常対外収支 18.2 ▲2.1 16.1 負債の変動 輸出、サービス・所 得・経常移転の受取 (94.1) 輸入、サービス・所 得・経常移転の支払 (77.5) 資本流入 経常収支(16.7) 資本流出 受取(142.9) (純)投資 (2.4) 資産の変動 負債の変動 貯蓄投資差額(▲40.7) (純)貯蓄(▲40.8) 資産の変動 (参考) <国際収支統計> (純)貯蓄(29.3) 負債の変動 貯蓄投資差額 (17.0) (純)投資 (▲9.3) 受取(71.2) <海外部門> 受取 (93.7) 対外債務の変動 支払 (77.6) 対外債権の変動 (注) 1.各部門の貯蓄投資差額は、制度部門別の純貸出 の数値であり、資本移転等が含まれるために、 (純)貯蓄と(純)投資の差と一致しない。 2.国内は、金融機関及び、対家計民間非営利団体 を含む合計。 3.海外部門の表記は、国内の視点で記載してい る。 (備考)平成22年度国民経済計算 図表3 国際収支及び対外資産負債残高の状況 (1)国際収支の状況 2010年 1.経 常 収 支 2011年 特徴点 178,879 95,507 前年差 41,523 ▲ 83,372 前年比 30 ▲ 47 貿易・サービス収支 65,646 ▲ 33,781 前年差 44,398 ▲ 99,427 79,789 ▲ 16,165 39,409 ▲ 95,954 1963年以来、48年振りに赤字に転化。 貿 易 収 支 前年差 前年比 98 (億円、%) 2012年上半期 30,366 貿易収支の赤字転化を主因に経常黒字が大幅に 減少。経常黒字の10兆円割れは1996年以来。 (前年同期差)▲24,877 3半期連続で黒字が縮小。 (前年同期比)▲45 1980年以来、31年振りに赤字に転化。 ▲ 34,227 (前年同期差)▲23,458 3半期連続の赤字。前期比で赤字幅は拡大。 ▲ 24,957 赤字転化 (前年同期差)▲20,000 赤字が拡大。 (前年同期比)▲45 輸 出 639,218 627,248 前年比減少。 315,488 震災の反動増もあり、自動車を中心に増加。 輸 入 559,429 643,412 2年連続で増加。 340,445 鉱物性燃料の価格上昇等により増加。 サービス収支 ▲ 14,143 輸 送 ▲ 6,623 旅 行 ▲ 12,875 その他サービス 所 得 収 支 5,356 124,149 ▲ 17,616 4年振りに赤字が拡大。 ▲ 8,881 赤字が拡大。 ▲ 12,963 7年振りに赤字が拡大。 ▲ 9,271 2半期連続で赤字が拡大。 ▲ 4,827 赤字が拡大。 ▲ 5,524 赤字が縮小。 4,229 黒字が縮小。 140,384 4年振りに黒字が拡大。 1,080 黒字が縮小。 71,467 4年振りに黒字が縮小。 うち 28,513 38,218 再投資収益の増加を主因に黒字が拡大。 21,416 配当金・配分済支店収益の支払が増加。 89,930 95,386 配当金受取が増加したことから黒字が拡大。 46,564 債権利子の受取が減少。 直接投資収益 証券投資収益 経 常 移 転 収 支 2.資 本 収 支 ▲ 10,917 ▲ 119,977 ▲ 11,096 赤字が若干拡大。 62,659 7年振りに流入超に転化。 3.外 貨 準 備 増 減 ▲ 37,925 ▲ 137,897 大幅に増加。 4.誤 差 脱 漏 ▲ 20,977 ▲ 6,873 赤字が縮小。 ▲ 56,133 流出超に転化。 21,334 ▲ 20,269 4,433 (備考)日本銀行国際局(2012a,b)及び財務省ホームページより作成。 (2)対外資産負債残高(2011年末) (備考)日本銀行国際局(2012a,b)より抜粋。 図表4 貿易サービス収支、輸出入品目の動向 (1)貿易サービス収支の推移 (3)2011年の貿易収支変化の要因分解 (2)貿易収支変化の要因分解 (備考)國峯(2012) (2005=100)(4)輸出数量が減少した代表的な品目 160 180 170 160 150 140 130 120 110 100 90 140 120 100 80 60 40 自動車 半導体等 20 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 2010 2011 2012 (注)考えられる減少要因 ・半導体等電子部品:世界的なパソコン需要等の低迷が背景 ・自動車:震災後に生じたサプライチェーンの寸断による生産の滞りの影響 (2005=100) 200 150 鉱物性燃料 原油 LNG等 100 50 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 2010 2011 プラスチック輸入金額 LNG輸入金額 2012 自動車輸出金額 2010年 6,542 34,718 91,741 2011年 7,405 47,730 82,047 (備考)財務省「貿易統計」より作成。國峯(2012)参照。 プラスチック 医薬品 LNG 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 2010 2011 2012 (注)考えられる増加要因 ・プラスチック:東日本大震災において国内の製造設備が被災した影響 から生じた代替輸入の増加 ・医薬品:生産の海外移転等によりEUからの輸入を中心に急増 ・LNG:原子力発電所の停止にともなう火力発電設備の稼働が影響 (7)プラスチック、LNG、自動車の 貿易額が横ばいだった場合の貿易収支 (6)鉱物性燃料の輸入価格推移 250 (参考:億円) (5)輸入数量が増加した代表的な品目 (2005=100) 図表5 部門別の貯蓄・投資の推移 (1)制度部門別の純貸出(+)/純借入(-) 対名目GDP比(%) 14.0 一般政府 12.0 10.0 家計 8.0 法人企業(金融+非金融) 6.0 4.0 合計 2.0 0.0 一般政府(05年基準・93SNA) ‐2.0 ‐4.0 家計(05年基準・93SNA) ‐6.0 法人企業(金融+非金融)(05年 基準・93SNA) ‐8.0 ‐10.0 合計(05年基準・93SNA) ‐12.0 ‐14.0 80 82 84 86 88 90 92 94 96 98 00 02 04 06 08 10 (備考)内閣府「国民経済計算確報」より作成。特殊要因調整済み。 (2)貯蓄(純)の対名目GDP比の推移(%) (3)投資(純)の対名目GDP比の推移(%) 15.0 15.0 法人企業(金融+非金融) 法人企業(金融+非金融) 家計 10.0 10.0 5.0 5.0 0.0 0.0 一般政府 -5.0 -5.0 細線は2009年度確報(2000年基準) 太線は2010年度確報(2005年基準) 細線は2009年度確報(2000年基準) 太線は2010年度確報(2005年基準) 一般政府 家計 -10.0 -10.0 80 82 84 86 88 90 92 94 96 (備考)内閣府「国民経済計算確報」より作成。 98 00 02 04 06 08 10 80 82 84 86 88 90 92 94 96 98 00 02 04 06 08 10 図表6 勤労世帯と無職世帯の貯蓄率 (%) 30.0 20.0 10.0 0.0 -10.0 -20.0 -30.0 勤労世帯(二人以上) 世帯主60歳以上で無職世帯 世帯主65歳以上で無職世帯 世帯主60歳以上(勤労世帯) 世帯主65歳以上(勤労世帯) 高齢無職世帯(分布統計より) -40.0 -50.0 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 (備考)1.総務省「家計調査」、浜田(2003,2005,2010, 2012)より作成。 2.高齢世帯とは、ここでは世帯主年齢が60歳以上の世帯を示し、高齢無職世帯はさらに世帯主が無職の世帯を示す。 図表7 金融資産非保有世帯(二人以上)の割合の推移 (1)金融資産非保有世帯(二人以上)の割合の推移 (%) 35 (2)世代ごとの金融資産非保有世帯の割合 (%) 7 (%) 金融資産非保有世帯 30 金融資産非保有 世帯の割合 6 うち口座非保有世帯 2007 2011 2007 2011 20歳代 28.6 44.7 5.5 2.4 4 30歳代 21.9 31.7 3.7 4.1 15 3 40歳代 22.9 29.1 3.0 4.2 10 2 50歳代 20.6 29.1 3.2 2.7 60歳代 16.5 25.5 3.5 2.9 70歳以上 19.4 27.2 3.5 2.6 25 20 うち口座を保有していない 世帯の割合(右軸) 5 1 0 0 1963 65 67 69 71 73 75 77 79 81 83 85 87 89 91 93 95 97 99 01 03 05 07 09 11 5 (注)2004年及び2007年の調査方法変更により、結果は接続しない。 (備考)金融広報中央委員会「貯蓄に関する世論調査」(1963年∼1991年)、「貯蓄と消費に関する世論調査」(1992年∼2000年)、「家計の金融 資産に関する世論調査」(2001年∼2006年)、「家計の金融行動に関する世論調査」(2007年∼2011年)より作成。 図表8 (対GDP比) 20.0 法人企業(金融+非金融)の純貯蓄の内訳 (1)法人企業(金融+非金融)の 貯蓄(純)の内訳 (2)資本蓄積と収益率の変化 1981-90 1991-00 2001-09 15.0 企業の貯蓄投資差額(対名目GDP比) (%) ▲5.9 ▲0.6 5.6 10.0 資本収益率(%) =営業余剰(純)/(純固定資産(実質)× 名目GDPデフレータ) A 16.1 9.0 7.5 資本係数 =純固定資産/名目GDP 0.86 1.04 1.12 5.0 3.0 2.4 11.1 6.1 5.1 5.0 1980 1981 1982 1983 1984 1985 1986 1987 1988 1989 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 実質長期金利(%)B 0.0 資本収益率と長期金利の差(%) (A−B) -5.0 税・補助金等 営業余剰(純) -10.0 財産所得(純) 貯蓄(純) (備考) 左図:内閣府「国民経済計算年報」より作成。 右図:内閣府「国民経済計算年報」、財務省「財政金融統計月報」より 作成。純固定資産(実質)については2000年固定基準年方式。 -15.0 図表9 海外現地生産比率の推移 25.0 5年後の見通し 20.0 15.0 10.0 5.0 0.0 (注)海外現地生産比率とは、国内生産と海外現地生産をあわせた生産高全体に占める海外現地生産による生産高の割合。 東京、大阪、名古屋の証券取引所第一部及び第二部に上場する全企業(約2,500社)を対象に毎年1月調査。 (備考)内閣府「企業行動に関するアンケート調査」2012年2月 図表10 世界主要国・地域の経常収支の推移 (1)2000年以降の推移とIMFの予測 (%、対世界GDP比) 1.8 日本 アメリカ 中国 1.5 ユーロ圏 OPEC その他 1.2 0.9 0.38 0.37 0.06 0.31 0.64 0.65 0.6 0.3 0 ▲ 0.11 -0.3 -0.6 -0.9 0.14 0.08 0.17 0.29 0.06 0.57 0.60 0.62 0.17 0.32 ▲ 0.42 ▲ 0.46 ▲ 0.46 ▲ 0.68 ▲ 0.74 ▲ 1.29 ▲ 1.28 -1.2 -1.5 -1.8 2000 2007 2011 2017(予測) (注)1.日本の黒字は自国の対GDP比では2007年4.8%、2011年2.0%、17年1.9%である。 2.ユーロ圏:アイルランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、キプロス、ギリシャ、スペイン、スロバキア、スロヴェニア、ドイツ、 フィンランド、フランス、ベルギー、ポルトガル、マルタ、ルクセンブルク OPEC:アラブ首長国連邦、アルジェリア、アンゴラ、イラク(2000年には含まれず)、イラン、エクアドル、カタール、クウェート、サウジアラビア、 ナイジェリア、ベネズエラ、リビア (備考)IMF, World Economic Outlook Database April 2012 (2)為替制度別の推移 (備考)Angeloni, et al.(2011) 図表11 (兆円) 所得収支の動向 (1)所得収支:受取と支払 (兆円) 25.0 6 支払 20.0 再投資収益(支払) 受取 5 所得収支(純受取) 15.0 (3)直接投資収益の内訳 再投資収益(受取) 配当金等(支払) 4 10.0 配当金等(受取) 直接投資収益(純受取) 5.0 3 0.0 2 -5.0 -10.0 1 0 (2)所得収支:種類別内訳 (兆円) 20.0 -1 その他投資収益(純受取) 証券投資収益(純受取) 15.0 -2 直接投資収益(純受取) 所得収支(純受取) 10.0 5.0 (備考)財務省「国際収支統計」より作成。 0.0 図表12 対外投資収益率と直接投資比率 (1)我が国の地域別対外直接投資収益率 (3)対外投資収益率と直接投資比率 20% 全世界 アジア(除く中国) EU 中国 北米 15% 10% 5% (備考)経済財政白書(2011) 0% 2001 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 (暦年) (注)対外投資収益率=直接投資収益/直接投資残高 (備考)国際収支統計、本邦対外資産負債残高統計より作成。 (2)対外直接投資残高の地域別シェア(%) 15.6 8.0 中国 17.6 21.9 アジア(除く中国) 北米 大洋州 5.3 31.6 EU その他 (備考)国際収支統計、本邦対外資産負債残高統計より作成。 図表13 経常収支の長期の推移と国際収支の発展段階説 (1)経常収支等の推移(1878年∼1944年、1946年∼2010年) (対名目GNP比、%) 17.5 経常収支 経常収支 14.0 (対名目GNP、GDP比、%) 5.0 4.0 10.5 3.0 7.0 2.0 3.5 1.0 0.0 0.0 -1.0 -3.5 貿易サービス 収支 所得収支 -7.0 -2.0 -4.0 -17.5 -5.0 (暦年) 1946 48 50 52 54 56 58 60 62 64 66 68 70 72 74 76 78 80 82 84 86 88 90 92 94 96 98 2000 02 04 06 08 10 -3.0 -14.0 1878 80 82 84 86 88 90 92 94 96 98 1900 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 24 26 28 30 32 34 36 38 40 42 44 -10.5 (年度) (注) 1.経常収支の計数は(1)1878年∼1942年の系列は経常収支対名目GNP1,2、 (2)1930年∼1956年は国際収支差対名目GNP 3 、(3)1957年∼2010年経常収 支対名目GDP 4,5 。ただし、1985年に財務省「国際収支統計」の推計方法の改訂 が行われたため、84年以前と85年以降の数値は接続しない。 2.貿易サービス収支の計数は(1)1946年∼1956年は財貨サービス収支対名 目GNP 3、(2)1957年∼1984年は貿易収支対名目GDP 4,5、(3)1985年∼2010 年は貿易サービス収支対名目GDP 4,5。 3.GNP、GDPについては、1878年∼1942年は大川推計、1930年∼1956年は国民 所得統計、1957年∼1979年は国民経済計算(68SNA)、1980年以降は国民経済計 算(93SNA)に基づく。 (備考) 1.山澤逸平・山本有造「長期経済統計14 貿易と国際収支」 2.日本銀行統計局「明治以降本邦主要経済統計」 3.内閣府「昭和38年国民所得白書」 4.財務省「国際収支統計」 5.内閣府「国民経済計算」 (2)国際収支の発展段階説 貿易・サービス収支 所得収支 経常収支 未成熟債務国 赤字 赤字 赤字 成熟債務国 黒字 大幅赤字 赤字 債務返済国 大幅黒字 赤字 黒字 未成熟債権国 黒字 黒字 黒字 成熟債権国 赤字 大幅黒字 黒字 債権引出国 大幅赤字 黒字 赤字 (備考)須田(2003)表2−7 図表14 グロスの取引の重要性 (1)資産・負債の推移(対GDP比) (2)GL指標(172ヶ国) 1.6 1 8.0 0.9 イギリス (資産)(右軸) 1.4 7.0 イギリス (負債)(右軸) 0.8 アメリカ (資産) 1.2 (113ヶ国) 6.0 0.7 アメリカ (負債) 日本 (資産) 5.0 日本 (負債) 0.8 4.0 0.6 3.0 0.4 2.0 0.2 1.0 0.6 2007 1.0 0.5 (59ヶ国) 0.4 0.3 0.0 0.0 80 82 84 86 88 90 92 94 96 98 00 02 04 06 (年) (備考)Philip Lane氏のHP(http://www.philiplane.org/EWN.html)より、 Lane and Milesi-Ferreti(2007)の更新されたデータベースを活用。 0.2 : 日本 0.1 : 他のG7各国 0 0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 1995 (注)GL指標 = 1 − |A − L|÷ (A + L) A:グロス対外資産 L:グロス対外負債 0.7 0.8 0.9 1