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薬剤師需給動向の予測に関する研究
厚生労働科学研究費補助金 医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス総合研究事業 薬剤師需給動向の予測に関する研究 平成 22 年度~平成 24 年度 総合研究報告書 研究代表者 望月 正隆 平成 25(2013)年 5 月 目 次 Ⅰ.総合研究報告 薬剤師需給動向の予測に関する研究 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 望月 正隆 Ⅱ.資料 1 平成 22 年度・平成 23 年度研究結果 フォーカスインタビューまとめ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 2 平成 24 年度研究結果 需給動向予測・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 45 薬剤師需給に関する現状分析・比較・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 57 平成 24 年度までのファクトデータ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 65 研究者一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 121 総合研究報告 1 2 厚生労働科学研究費補助金(医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス総合研究事業) 総合研究報告書 薬剤師需給動向の予測に関する研究 研究代表者 望月 正隆 一般社団法人薬学教育協議会 代表理事 【研究要旨】 薬学教育6年制卒薬剤師が平成24年4月に誕生し、薬剤師需給に係る推計 の枠組み(フレームワーク)の確立は喫緊の課題である。そこで、これらの新たな要因 を盛り込んだ薬剤師需給モデルを確立したうえで、将来の動向を予測することが重要で ある。そのためには、まずファクトデータの集積が重要な鍵を握っていることから平成22 年度から3カ年にわたってファクトデータを収集し、フォーカスインタビューによって抽 出・整理された要因に係るファクトデータに基づき、需給動向についてシミュレーショ ンによる予測を行った。 また、平成24年3月に行われた6年制課程初の薬剤師国家試験では、9,785人の受験者の うち、8,641人が合格した。合格率は88.31%(新卒者は95.32%)となり、過去20年の国 家試験結果のなかで最も高い合格率となった。一方、平成25年3月の同国家試験では、 合格率が79.10%(新卒者は83.60%)と従来と同等の結果となったことから、従来の合 格率を勘案し、下限(合格率75%)で設定した場合の供給予測を行った結果、受験者数 が約1万人の場合では、今後10年くらいは増加し、平成47年まで薬剤師総数の減少はない と考えられた。 薬剤師の需要予測では、薬局や病院に従事する者が薬剤師数全体の約8割を占めること から、今後の処方せん枚数、病床数の変動についての推計から薬剤師需要の動向を予測し た。薬局では、処方せん受け取り率が70%を上限とした場合、高齢者人口、投薬対象数の 増加に伴い、在宅医療への取り組みの拡大などにより、高い需要があると考えられた。ま た、病院では、病棟常駐やチーム医療の進展、外来化学療法の普及などにより、短期的に は需要が高まっていく結果となった。 以上より、6年制薬剤師が輩出されて2年目の現時点では、地域偏在はあり得るものの、 薬剤師の過不足が直ちに問題になるとは考えにくい。しかしながら、長期的には、近年の 薬科大学や薬学部の新設による入学定員の増加を踏まえると、現在の薬剤師供給と需要が 維持されたとしても、国や自治体の再就職支援や経済状況の変化、6年制薬剤師の意識の 変化等による未就職者減少、就職率の向上などが継続していくと仮定した場合、10年単位 では今後薬剤師が過剰になるとの予測について、否定できるものはない。需給の見通しは、 その時々の社会情勢とも密接に関連しており、常に変化していくものであることから、今 後も継続して、5年もしくは10年単位で需給動向を見極めることが望まれる。 3 (スキルミックス実施、業務実態(在宅、 研究分担者 坂巻 弘之 名城大学薬学部 教授 学校薬剤師/等))の現状把握により抽出・ 長谷川洋一 名城大学薬学部 教授 整理された要因に係るファクトデータに基 づき、現状分析並びに今後の傾向の予測を 行うことを目的とした。 A.研究目的 研究 2 年目となる平成 23 年度は、上記① 我が国は、世界トップクラスの長寿大国 として未だかつて経験したことのない超高 に係る平成 22 年度に収集したファクトデ 齢社会に突入している。そして、患者・消 ータの更新及び新たなフォーカスインタビ 費者の価値観の変化などの社会環境の変化 ューから得られたニーズを勘案し、需給予 や、チーム医療の重視、在宅医療の推進な 測を行った。すなわち、フォーカスインタ どの医療政策のもとで薬剤師の果たすべき ビューにより薬剤師需給に影響する要因の 役割も拡大していくことが予想されている。 抽出、当該要因に係るファクトデータに基 そのような状況下で、近年、薬学部、薬 づき、経年比較並びに今後の傾向の予測を 科大学が増加してきた一方、平成 18 年度か 行うことを目的とした。 ら薬剤師になるための薬学教育は 4 年制か 研究 3 年目 (最終年) となる平成 24 年度は、 ら 6 年制に移行した。平成 24 年 4 月には、 上記①に係る平成 23 年度に収集したファ 薬学教育 6 年制卒薬剤師が 8,182 人誕生し、 クトデータの更新およびこれまでの研究結 次世代の薬剤師として、活躍に期待がかか 果を勘案し、需給動向の予測を行った。す っている。しかし、現在の人口推計からみ なわち、研究班会議ならびに平成 22 年度、 ると少子高齢化に伴い、18 歳人口の低下、 23 年度に抽出・整理された要因に係るファ 労働人口の低下から薬剤師需給に係る推計 クトデータに基づき、今後の需給動向につ の枠組み(フレームワーク)の確立は喫緊 いてシミュレーションによる予測を行った。 の課題である。そこで、これらの新たな要 因を盛り込んだ薬剤師需給モデルを確立し たうえで、将来の動向を予測することが重 B.研究方法 要であることから、本研究では、①6 年制 1.研究協力者 教育を経て養成される薬剤師の社会的需要 本研究を効果的に実施するために、引き ならびに 6 年制教育導入後の供給の動向に 続き各職域から協力を求めた。構成員は、 影響を与える要因の抽出・整理、②それら 主に薬局薬剤師を代表する者として(公社) をパラメータとして、需給を予測するため 日本薬剤師会副会長生出泉太郎氏、ヨシケ の手法・モデルの確立、③実際に 6 年制教 ン岩月薬局開設者岩月進氏、病院薬剤師を 育の卒業生の就職動向を盛り込んだ需給モ 代表する者として元千葉大学医学部付属病 デルの精緻化の 3 点を研究目的として、そ 院薬剤部長(現日本病院薬剤師会会長)北 れぞれ 3 カ年にかけて実施するものである。 田光一氏、製薬企業を代表する者として日 研究初年度となる平成 22 年度は、上記① 本製薬工業協会に所属する(株)中外製薬 大箸義章氏、大学教育現場を代表する(一 に係る薬剤師需給に影響する要因や職能 4 般)薬学教育協議会事務局長須田晃治氏の び職域毎の要因を把握するための新たなフ 5 氏である。 ォーカスインタビューを実施した。 なお、本研究の基礎資料となるファクト 薬剤師将来需要に影響を与える要因、な データの収集は、膨大な統計データから薬 らびに薬剤師職能拡大につなげるための要 剤師に関連する部分を抽出する必要もあり、 因を明らかにするために、平成 22 年度とは 今後の予測に影響を与えるため、これまで 別に、薬剤師の現在の主たる勤務先である のデータ分析で実績のある(株)みずほ情 病院、ドラッグストア、一般用(OTC)医 報総合研究所に委託した。 薬品製薬企業、医薬品卸、受託臨床試験実 施機関を対象にインタビューを行った。病 院におけるインタビューでは、平成 22 年度 2.平成 22 年度研究 平成 22 年度は、ファクトデータの収集及 と同様に薬剤師に加え、医師、看護師も対 び職域毎の要因を把握するためのフォーカ 象とした。インタビューにおいては、個々 スインタビューを実施した。 の組織における現状ならびに過去数年間の 薬剤師将来需要に影響を与える要因、な 経緯をもとに、一般化した。インタビュー らびに薬剤師職能拡大につなげるための要 実施にあたっては、匿名性を保つことを条 因を明らかにするために、薬剤師の現在の 件に行った。実施組織・企業は以下の通り 主たる勤務先である病院、地域薬局、製薬 である。 企業を対象にフォーカスインタビューを行 ① 病院:南関東に位置する総合病院。急性 った。病院におけるインタビューでは、薬 期 医 療 を 主 体 と し 、 DPC ( Diagnosis 剤師に加え、医師、看護師も対象とした。 Procedure Combination;診断群分類) インタビューにおいては、個々の組織にお による包括評価を実施している。 ける現状ならびに過去数年間の経緯をもと ② ドラッグストア:全国展開しているドラ に、一般化した。インタビュー実施にあた ッグストア。調剤併設店を有している。 っては、匿名性を保つことを条件に行った。 ③ OTC 製薬企業:当該領域の大手企業。 実施組織・企業は以下の通りである。 ④ 医薬品卸:全国展開している医薬品卸企 ① 病院:北関東に位置する総合病院。急性 業。 期医療を主体とし、DPC による包括評価を ⑤ 受託臨床試験実施機関:当該領域の大手 実施している。 企業 ② 地域薬局:四国および九州の地域薬剤師 4.平成 24 年度研究 会。在宅医療を薬剤師会として積極的に取 平成 24 年度は、過去 2 年間(平成 22 年 り組んでいる。 ③ 製薬企業:新薬開発に特化しているグロ 度および 23 年度)の結果を勘案し、需給動 ーバル企業 向についてのシミュレーションによる予測 を実施した。 3.平成 23 年度研究 平成 23 年度は、ファクトデータの収集及 5 C.研究結果 薬局薬剤師数の動向を予測した。 平成 23 年度から平成 47 年度までの動向 その結果、現状の水準で推移すると平成 47年には212,404人の需要となり、平成22 を需要と供給に分けて予測した。 年の145,603人に比べ、66,801人の増加 1.需要見通しの評価 が見込まれた。一方、平成22年度の薬剤師 薬局や病院に従事する者が薬剤師数全 1人あたりの処方せん枚数が最も少なかっ 体の約8割を占めており、今後もこの傾向 た徳島県の水準(3,735枚)に平成47年度 に大きな変動はないものと思われる。 に全国の都道府県が達すると仮定した場合 入院医療から在宅医療へのシフト、病 は、134,697人増の280,300人の需要が見 棟常駐やチーム医療の進展、外来化学療 込まれる結果となった。 法の普及など医療情勢の動向次第では、 薬剤師需要の底上げ要因になることが考 2)病院・診療所の従事者 えられた。 平成23年度の病院病床数1,583,073床 なお、大学、医薬品関係企業、衛生行 が今後も横這いであると仮定した場合の薬 政機関又は保健衛生施設、その他の業務 剤師1人あたりの病床数が、平成47年度ま の各従事者については、大きな変動がな でに現状水準から20床~15床になった場 いことから平成22年度の人数で一定に推 合を仮定して病院・診療所における薬剤師 移するものと仮定した。 数の動向を予測した。 その結果、平成22年度の52,013人から1 5床あたりで105,538人(53,525人増)、20 1)薬局の従事者 床あたりで79,154人(27,141人増)の需要 平成22年度の投薬対象者数(日本薬剤 が見込まれる結果となった。 師会「処方せん受取率の推計」)、推計期間 における65歳以上推計人口(29,412,000 3)無職・不詳の者 人)より、都道府県別の投薬対象数を求め 無職・不詳の者の取り扱いについては、三 たところ、平成22年度は1,155,340,660日、 師調査の届出者と非届出者が存在しうるこ 平成47年度は1,463,189,447日となった。 とから、現状水準が続くと仮定し2通りの考 処方せんの受取率は、70%を上限として、 え方で推計した。 達成後はそのまま横這いするものとし、既に 70%を超えている都道府県はそのまま横這 ①従来通り、三師調査による平成22年度 の無職・不詳者数の人数で一定であるとし いするものと仮定した。 また、薬剤師1人あたりの処方せん枚数を た場合と、②平成22年度の供給予測から平 都道府県別に算出し、平成47年度までそ 成22年度の三師調査の有職者数を差し引 の水準を維持するものとしたところ、平成22 いた人数を平成22年度の本来の意味での 年は63.1%、平成47年は71.6%となった。 無職・不詳者数とし、平成22年簡易生命表 の死亡率により補正した場合である。 これらから推計処方せん枚数を薬剤師1 ①の場合では、需要が供給を上回ること 人あたりの処方せん枚数で除することにより、 6 はなかった。しかし、②の場合では、平成33 人)を下回る結果となっている。このこと 年以降は供給が需要を上回る結果となっ は、薬剤師の場合、女性の割合が約 6 割を た。 占めることから、出産、育児等による離退 職が影響していることも考えられる。 また、平成 24 年 3 月以降、6 年制課程卒 2.供給見通しの評価 平成 22 年度時点の生存者(薬剤師)の累 業生の新たな薬剤師の誕生で平成 21 年度、 積数を算出し、総薬剤師数を推計したとこ 22 年度の空白の 2 年間を埋めるかのごとく、 ろ、336,678 人であった。 需要面では空前の売り手市場が続いている。 平成 23 年度以降の増加要因(国家試験合 一方、需給動向に影響を与える要因の抽 格者)については、入学定員を勘案し、11、 出には、薬剤師の従事先を対象にフォーカ 000 人、10,000 人、9,000 人の 3 パターン スインタビューを行うことが必要であり、 を設定し、 国家試験合格率は 6 年制卒 75%、 平成 22 年及び 23 年に実施した。 総数(6 年制卒+その他)75%とした。減 薬剤師は、これまでの調剤中心の業務か 少要因(離職、退職、死亡等)については、 ら、患者の薬物治療への関与に業務内容が 70 歳以上を対象とし、70 歳までは平成 22 シフトしており、6 年制卒薬剤師の資質に 年簡易生命表の死亡率による補正を行った。 対する期待も大きいことが考えられた。現 その結果、新卒者の薬剤師は、入学定員 在、薬学教育モデル・コアカリキュラム改 10,000 人の場合、平成 37 年をピークに以 訂に関する専門研究委員会において薬剤師 降は徐々に薬剤師数が減少する傾向が認め として求められる基本的な 10 の資質(案) られたが、11,000 人の場合では、減少する が次のように示されている。 ことはなかった。 一方、 総数でみると 11,000 1.(薬剤師としての心構え) 人から 9,000 人の場合において減少するこ 薬の専門家として、豊かな人間性と生命の とはなかった。 尊厳について深い認識をもち、薬剤師の義 務及び法令を遵守するとともに、人の命と 健康な生活を守る使命感・責任感及び倫理 D.考察 観を有する。 2.(患者・生活者本位の視点) 本研究におけるファクトデータは、公表 されている直近の統計資料を含めて収集し 患者の人権を尊重し、患者及びその家族の ており、現状を把握するためには十分なデ 秘密を守り、常に患者・生活者の立場に立 ータとなった。傾向としては、薬局や病院 って、これらの人々の安全と利益を最優先 に従事する者が薬剤師数全体の約 8 割を占 する。 めることから、全体に占める割合に大きな 3.(コミュニケーション能力) 変動はないものと思われる。しかし、医師 患者・生活者、他職種から情報を適切に収 歯科医師薬剤師(三師)調査では、地域に 集し、これらの人々に有益な情報を提供す よって偏る傾向もあり、人口 10 万対薬剤師 るためのコミュニケーション能力を有する。 数では、 36 の県 (約 77%) が全国平均 (209.1 4.(チーム医療への参画) 7 医療機関や地域における医療チームに積極 術、姿勢およびその他の資質(価値観、信 的に参画し、相互の尊重のもとに薬剤師に 条を含む)について記述しており、このよ 求められる行動を適切にとる。 うな知識および経験は融合して薬剤師とし 5. (基礎的な科学力) ての実務に有効に作用するとしている。1) 生体及び環境に対する医薬品・化学物質等 また、製薬企業においては、法定事項を の影響を理解するために必要な科学に関す 除き薬剤師資格を必要としないが、医薬品 る基本的知識・技能・態度を有する。 流通業、一般用医薬品製造業では、セルフ 6. (薬物療法における実践的能力) メディケーションに対応する薬剤師のニー 薬物療法を総合的に評価し、安全で有効な ズが高いことがあげられる。そのような中 医薬品の使用を推進するために、医薬品を で、6 年制卒者は病院・薬局における実務 供給し、調剤、服薬指導、処方設計の提案 実習の経験が進路選択に働いているという 等の薬学的管理を実践する能力を有する。 点が特徴的であるとともに、平成 24 年度の 7. (地域の保健・医療における実践的能力) 就職動向では開発部門での就職が増加する 地域の保健、医療、福祉、介護及び行政等 傾向となった。 に参画・連携して、地域における人々の健 一方、女性の場合、特に出産、育児等で 康増進、公衆衛生の向上に貢献する能力を 離職したり、無職や不詳者数が増加すれば 有する。 するほど、需要が供給を上回ることとなり、 8. (研究能力) 見かけ上の薬剤師不足を来すことになると 薬学・医療の進歩と改善に資するために、 考えられる。6 年制に移行したことで、今 研究を遂行する意欲と問題発見・解決能力 後、離職者や無職者、不詳者数は減少して を有する。 いくことを期待しているが、いかに少なく 9. (自己研鑽) するかは、労働環境のインフラ整備もポイ 薬学・医療の進歩に対応するために、医療 ントになると考えられる。 と医薬品を巡る社会的動向を把握し、生涯 にわたり自己研鑽を続ける意欲と態度を有 参考 する。 1) 10. (教育能力) Framework for Pharmacists in Australia 次世代を担う人材を育成する意欲と態度を 2010 National Competency Standards 有する。 E.結論 このような資質を身につけた新たな薬剤 師の活躍により、今後の需給動向は本研究 6 年制卒薬剤師は、給与面では、修士修 でのシミュレートに近似するものと考えら 了者と同等とされ、6 年間掛けて学んだこ れる。資質については、オーストラリアに との専門的知識・能力の発揮が望まれてお おいても知識(大学教育等)および経験(学 り、薬剤師の資質に期待がかかるところで んだ後の実習)に基づき個人が獲得した技 ある。そのような中、特に病院での化学療 8 法に関する注射薬の混合や持参薬管理、平 1.論文発表 成 24 年度診療報酬改定で導入された病棟 なし 薬剤業務実施加算などの影響もあり、短期 的には薬剤師の病院採用は増加するものと 2.学会発表 考えられる。また、近年の薬科大学や薬学 1)長谷川洋一、坂巻弘之、岩月 進、 部の新設による入学定員の増加はあるもの 生出泉太郎、大箸義章、北田光一、須 の、旧 4 年制の薬剤師国家試験の合格率と 田晃治、山崎 学、望月正隆:「薬剤 比較して合格者数にあまり差が認められな 師需給動向の予測とその方向性につ い現時点においては、薬剤師の過不足が直 いて」、 日本薬学会第 132 年会(札幌) 、 ちに問題になるとは考えにくい。 2012.3 しかしながら、近年の薬科大学や薬学部 の新設による入学定員の増加を踏まえると、 2)長谷川洋一、坂巻弘之、岩月 進、 長期的には、現在の薬剤師供給と需要が維 生出泉太郎、大箸義章、北田光一、須 持されたとしても、国や自治体の再就職支 田晃治、望月正隆:「薬剤師需給動向 援、経済状況の変化、6 年制薬剤師の意識 の予測とその方向性について」 、第 31 の変化等による未就職者減少、就職率の向 回日本社会薬学会(鈴鹿) 、2012.9 上などが継続していくと仮定した場合には、 10 年単位で考えると、今後薬剤師が過剰に 3)坂巻弘之、長谷川洋一、望月正隆: 「薬 なるという予測を否定できるものはないこ 剤師の需給動向予測に関する研究」 、 とから、中期的な視野を持った対応が求め 第 50 回日本医療・病院管理学会学術 られる。 総会(東京)、2012.10 本研究班においては現時点で得られた統 計資料および統計分析手法に基づき、今後 2040 年までの薬剤師需給の予測を行った H.知的財産権の出願・登録状況 ものである。需給の見通しは、その時々の 該当しない 社会情勢とも密接に関連しており、常に変 化していくものであることから、今後継続 して、5 年もしくは 10 年単位で需給動向を 見極めることが望まれる。 F.健康危険情報 該当しない G.研究発表 9 10 (資料) 平成 22 年度・平成 23 年度研究結果 フォーカスインタビュー まとめ 11 12 フォーカスインタビューまとめ 1.目的と方法 薬剤師将来需要に影響を与える要因、ならびに薬剤師職能拡大につなげるための要因を明らかに するために、薬剤師の現在の主たる勤務先である病院、ドラッグストア、一般用(OTC)医薬品製 薬企業、医薬品卸、受託臨床試験実施機関を対象にフォーカスインタビューを行った。病院におけ るインタビューでは、薬剤師に加え、医師、看護師も対象とした。インタビューにおいては、個々 の組織における現状ならびに過去数年間の経緯をもとに、一般化した。インタビュー実施にあたっ ては、匿名性を保つことを条件に行った。実施組織・企業は以下の通りである。 平成 22 年度 ① 病院:北関東に位置する総合病院。急性期医療を主体とし、DPC による包括評価を実施して いる。 ② 地域薬局:四国および九州の地域薬剤師会。在宅医療を薬剤師会として積極的に取り組んでい る。 ③ 製薬企業:新薬開発に特化しているグローバル企業 平成 23 年度 ① 病院:南関東に位置する総合病院。急性期医療を主体とし、DPC による包括評価を実施して いる。 ② ドラッグストア:全国展開しているドラッグストア。調剤併設店を有している。 ③ OTC 製薬企業:当該領域の大手企業。 ④ 医薬品卸:全国展開している医薬品卸企業。 ⑤ 受託臨床試験実施機関:当該領域の大手企業 2.結果と考察 薬剤師需要については、今後も薬局、ドラッグストアが担うものと推測される。急性期病院につ いては、平成 24 年度診療報酬改定における病棟配置加算の影響を検討する必要があるが、長期的 には、薬剤師として高度な専門性のある業務と、専門性が相対的に低い業務との棲み分けとなりな がら、薬剤師需要が推移していくものと思われる。とりわけ、薬剤師の需要に大きく影響すること が予想される業務としては、病棟業務の拡大、薬剤外来の導入などがあると思われ、病棟業務の拡 大につなげるための要因としては、チーム医療への積極的な関与と、それを具体的に支える医療機 関における卒後の継続教育システムとカンファレンスへの参加などが指摘できる。一方、慢性期・ 療養病棟系については、将来的にも大きな需要増とはならないと予想される。 13 薬局、ドラッグストアについては、医薬分業の進展、地域医療におけるかかりつけ薬局機能の拡 大による店舗数の増加が、薬剤師需要に大きく影響する要因と考えられる。個別店舗については、 在宅ケアへの関与により大規模化することで、1店舗あたりの薬剤師数を増やすこともできるが、 すべての店舗での在宅ケアが効率的とはいえず、全国平均的に考えると、1店舗あたりの薬剤師数 は、それほど大きく増えるわけではなく、全国の店舗数が薬剤師需要の主たる要因となることが推 察される。 なお、在宅ケアとの関連で、介護保険施設については、現在、薬剤師の配置が義務化されていな いため、フォーカスインタビューを実施していないが、介護保険施設利用者の多くも、薬剤の服用 をしていることが推察されるため、配置基準を義務化した場合の需要予測が重要である。 製薬企業、医薬品卸、受託臨床試験実施機関については、薬剤師としての資格が必要とされるわ けではなく、直接的な需要要因には変化はないと考えられる。しかしながら、OTC メーカー、新薬 開発型メーカーとも、薬剤師の知識や経験は業務で生かせると考えており、薬剤師需要増につなが る可能性がある。 14 1.病院 (平成 22 年度調査) 項目 需要 需要に影響を与える要因 予測 薬剤師の採用(短期) ↑ · 4年制から6年制への移行。 薬剤師の採用(急性 ↑ · 病棟常駐の増加(10床に1名程度まで) 。 期病棟、長期) 薬剤師の採用(療養 需要増に繋げるための要素 · DPC 等による診療招集での評価によ る - · 常駐の必要性は低い。 病床) 専門薬剤師の拡大 ↑OR↓ · 既存の領域でも、総合的な薬剤管理指導の一 環として、より深く関わるべき業務もある。 · 専門性の低い業務に薬剤師が関わるなら、全 薬剤師の需要は増える。すべての薬剤師が高 · 専門性の低い領域への薬剤師の関 与のあり方。 · 専門性を高めるための教育のあり 方。 度に専門的な業務に関われる訳ではない。 チーム医療の関与 ↑~- · すべての病院においてチーム医療に係るこ と。 · 糖尿病など、診療報酬での評価。 · カンファレンスへの参加。 · 領域と薬剤師は、あまり増えることは予想で · 勤務時間帯の調整。 きない。 CDTM ↑~- · 現行の病棟業務の質の向上の範囲内か。 · 臨床インディケータの設定。 · CDTM に関われる資質をもった薬剤 師の育成。 薬剤師の外来への関 ↑ 与 入退院調整 - · 抗がん剤外来点滴センターの普及。 · 診療報酬による評価。 · 外来への薬剤師の配置。 · 外来薬剤師業務に関する教育。 · 入退院調整への関与。ただし、需要に大きく 影響するとは考えられない。 (平成 23 年度調査) 項目 薬剤師の採用 薬剤師業務枠の拡大 需要 予測 ↑~- - 需要に影響を与える要因 需要増に繋げるための要素 · チーム医療の進展 薬剤師としての採用割合は多少増 · 病棟薬剤師に係る診療報酬の新設 加することが見込まれる。 · 病棟業務(薬剤準備、服薬管理、薬剤情報の 提供等) · 処方設計(化学療法や緩和ケア等、一定のプ ロトコルに基づく処方の提案) 15 2. 薬局(平成 22 年度実施) 項目 薬剤師の採用 需要 需要に影響を与える要因 需要増に繋げるための要素 · OTC 第 2 類・第 3 類医薬品の販売量の増加に · OTC 第 1 類医薬品の品目数のあり 予測 - 伴う登録販売者の採用 方。 · 処方せんあたりの業務量の増加。 · ワークシェアリング · 処方せん枚数の増加。 · 夜間休日対応 · 地元大学での薬学部の新設(地元嗜好の増加) · 在宅医療への参画 · 潜在薬剤師の掘り起こし · チェーン薬局の出店(過疎地への派 遣が可能) · 一般診療所への薬剤師配置の要件 化 分業の推進 - · 処方医との人間関係が不可欠(処方せん応需 · 都市部への出店 に影響) · 医師の高齢化に伴う経営スタイルの不変 · 長期投薬処方の増加による処方せん枚数の減 少(業務負担は増加) · 院内処方による薬価差益の確保 · 1 日あたりの処方せん枚数が増えない。 (開業 医の増加に伴う 1 開業医あたりの患者数の減 少) 在宅医療への関与 ↑ · 薬局に勤務する薬剤師数 · 臨床技能の向上(臨床経験年数が必 · 薬剤師に臨床的知識が期待されていない。 · 処方せんに基づく業務内容がすべて · ターミナルケアへの対応を行うと現状の診療 ↑ 割区分) 報酬では赤字になる。 (100 人の在宅患者に最 · 薬剤師の技術評価を開拓 低3 人の薬剤師が必要) · 臨床研修の充実(専門的知識の習 · 居宅型施設への対応(薬剤配達にかかる費用) 職域拡大 要)のための研修 · 薬局機能の充実(経営規模による役 得) · 特定保健指導(ただし、権限が少ない) · 国際協力 · 感染症対策 3.ドラッグストア・薬局チェーン業界 ドラッグストア(平成 23 年度実施) 項目 需要 予測 需要に影響を与える要因 需要増に繋げるための要素 薬剤師の採用 ↑ · 店舗数の増加 ·採用形態の拡大により、勤務形態(地 薬剤師業務枠の拡大 ↑ · 在宅ケア取り組みの拡大 域や時間帯)などへの対応も寛容に · 地域医療(かかりつけ薬局機能)の進展によ なっている。 ·オペレーションの改善により、1 店舗 る顧客とのかかわり · スイッチOTC 医薬品の拡大 あたりの適正薬剤師数はそれほどふ · 軽医療マネジメント、セルフメディケーショ やさないが、薬剤師でなければでき ない業務の範囲は広がる。 ンの奨励 ·第一類医薬品の拡大(特に生活習慣 病関連の医薬品のスイッチOTC 化) 16 4.OTC 医薬品企業(平成 23 年度実施) 項目 薬剤師の採用 需要 需要に影響を与える要因 予測 ↑~- · OTC 市場の拡大(MR 数) 需要増に繋げるための要素 ·薬剤師としての採用割合が増加する わけではないが、全社員数の一定割 薬剤師業務枠の拡大 - · 特に薬剤師の資格を必要とする職種はほとん スイッチ OTC 医薬品 ↑~- 合を薬剤師として採用する方向にあ る。 どない。 · スイッチOTC 候補の拡大(開発要員) の拡大 ·6 年制薬学教育における開発への知 識・スキル向上 5.新薬型製薬企業(平成 22 年度実施) 項目 需要 需要に影響を与える要因 予測 薬剤師の採用(短期) -~↓ 需要増に繋げるための要素 · 薬学部出身枠があるわけではない。 · 初任給が修士レベルとなることのリスクが加 わる。 · 薬学部出身者がMR を避ける傾向。 · 企業体制の整っていないジェネリックメーカ ーでは当面増やすかもしれない。 薬剤師業務枠の拡大 - · 管理薬剤師は必須であるが、その枠が増える 可能性はない。 · 臨床的な専門知識は求められ、臨床 経験を生かしていく可能性はある。 6.医薬品卸(平成 23 年度実施) 項目 薬剤師の採用 需要 予測 -~↓ 需要に影響を与える要因 需要増に繋げるための要素 · 管理薬剤師としての採用枠はあるが、業界全 ·薬剤師が関連企業へのサービス提供 体の集約化が進んでいる。 を行えること。 ·保険薬局、在宅医療、介護等へのウ 薬剤師業務枠の拡大 - · 特に薬剤師の資格を必要とする職種はほとん エイトを上げること。 どない。 7.受託臨床試験実施機関(平成 23 年度実施) 項目 薬剤師の採用 薬剤師業務枠の拡大 需要 予測 ↑~- - 需要に影響を与える要因 需要増に繋げるための要素 · CRO ビジネスの拡大 薬剤師としての採用割合が増加す · 特に薬剤師の資格を必要とする職種はない。 るわけではないが、全社員数の一定 割合を薬剤師として採用する方向 にある。 17 Ⅰ.病院 【平成 22 年度実施】 北関東に位置する総合病院。DPC による包括評価が導入されており、薬剤師はすべての病棟に常 駐している。また、医師、看護師との連携も進んでおり、薬剤師がカンファレンスに参加している ほか、フィジカルアセスメントも一部実施している。病院における薬剤師の将来需給について、薬 剤師、医師、看護師にインタビューを行った。薬剤師は、薬剤部長、副薬剤部長、薬剤師(病棟に 常駐)の 3 名に、医師は循環器科の病棟医長 1 名、看護師は 3 名の副看護部長に、それぞれインタ ビューを行った。 1.薬剤師へのインタビュー (1) 薬剤師の将来需要予測 急性期病院の必要薬剤師数は、病院全体で 10 床に 1 名程度 短期的には、4 年制から 6 年制移行により卒業生がでない 2 年間の不足を埋めるため、平成 24 年度から 1~2 年は採用が増えるだろうが、その後の採用は過去と同程度と思われる。 DPC による診療報酬、配置基準などにもよるが、急性期病床では、病院全体で 10 床に 1 名程度 の薬剤師数がほぼ必要数の上限ではないかと思われる。ただし、これは全薬剤師数を病棟数で割っ た値であり、実際に 10 床毎に薬剤師が 1 名配置されている必要はなく、病棟に常駐する薬剤師と しては通常 1 名である。当院では、眼科や ICU はベッドの回転率が高く 2 名が常駐している。療 養病床では、患者の状態が安定していることが多いことから、薬剤師の病棟常駐の必要性は薄いと 思われる。 (2) 薬剤師業務の範囲 専門性を持つ薬剤師と専門性の低い薬剤師とでは処遇が異なる可能性も 薬剤師需要の将来予測については、当然、薬剤師がどのような仕事をするかに依存する。その際、 薬剤師でなければできない業務と、他職種、場合によってはテクニシャンでも代替できる業務とに 分けて考える必要がある。 例えば、TDM(治療薬物モニタリング Therapeutic Drug Monitoring)を取り上げると、薬剤師 が採血から測定、データ解析、判断のすべてに係る必要があるわけではない。測定およびデータ解 析はテクニシャンの業務として、薬剤師は最後の専門的判断をするところに特化するのであれば、 必要とされる薬剤師数は限定される。与薬や点滴チューブへの接続なども薬剤師でなくてはいけな いかというのは微妙なところである。 同様に、医薬品採用も、病院によっては薬剤師がやっているところもあるが、薬剤師でなくても よいかもしれないし、逆に薬剤師が関与することによって、製品ごとの治療上の有用性を適切に判 18 断して医薬品卸と交渉することもできる。 病棟でバイタルチェックやフィジカルアセスメントを行っている病院もあるが、医師や他職種、 さらには患者との信頼関係を高めることでは重要といえるものの、薬剤師に必須の業務とはいえな い。注射については、投薬に係る注射は薬剤師の業務範囲といえるが、投与設計のための採血の注 射は、自ら実施する必要性は低い。予防接種は、予防接種法ならびに施行令により、医師しかでき ないのではないか。 法律的に薬剤師でなければやれない業務はかなり限定されており、全国で薬剤師が余り、給料が 安くなれば、他職種の業務を代替するために薬剤師が採用されることもありうる。ただし、その状 況は薬剤師の専門知識を生かしているわけではない。専門知識をもった薬剤師と資格だけもってい る薬剤師と採用も分けられることになるかもしれない。 薬剤師が関与しうる業務としては、環境衛生の知識を生かし、消毒や滅菌(特に医療機器(ME) 、 医療材料、介護用品など) 、医療情報システム部門にも必要性があるが、薬剤師としての高度な専門 性を生かした業務といえるかどうか疑問である。 (3) 専門薬剤師の動向 専門薬剤師の領域拡大は限定的 専門薬剤師が求められる領域としては、診療横断的な診療科や業務が対象になり、臨床的には、 がん治療や褥瘡、栄養管理などがあり、病院管理の面からは、医療安全、感染対策などがあげられ るものの、今後大きく増えることは予想しがたい。循環器専門薬剤師とか心療専門薬剤師とか、考 えうるが、 薬剤師がそこまで狭い専門性を持つ必要性については疑問である。 糖尿病指導のように、 診療報酬で薬剤師業務が評価されていない領域の点数化は必要であるが、将来需要にはあまり大き く影響しないのではないか。 治験に関しては、治験薬の管理や調整などですでに関与しているが、治験薬も含めた総合的な薬 剤管理指導として、CRC とは異なる立場で薬剤師が関与すべきである。 (4) 薬剤師による薬物マネジメントの可能性 ①病棟での薬物マネジメント チーム医療においては、経験と臨床インディケータが重要 医師法において、医師以外実施していけない業務も限定的である。医師以外が現行の医師の業務 を代替するとすれば、事故防止と注意義務確保が重要である。この前提の下で、病棟で薬剤師が CDTM(Collaborative Drug Therapy Management; 共同薬物治療管理)のような薬物治療のマネ ジメントに関わるとすれば、薬剤師は、患者の状態を正しく把握できる知識と経験が必須である。 その上で、医師の指示に代わる臨床マーカーや臨床インディケータの設定が必要となる。日本で、 それらを含めたプロトコールを作成するとともに、薬剤師教育が重要である。 求められる知識としては、人体の構造・機能から始まり、診断学まで広範であり、これを大学で 提供できるとは考えられない。卒後研修で行うとしても、医師でも2年の臨床研修では十分とはい 19 えず、病棟で薬物マネジメントできる薬剤師の経験をどのように評価するかということも考える必 要がある。 チーム医療において重要なことは、 他職種との連携、 責任体制のあり方を明確化することである。 ②薬剤師外来、外来での薬剤師業務 外来医療でも、医療機関における治療設計に薬剤師が関わることが重要 抗がん剤外来点滴については、現状でかなりの薬剤師数が投じられている。この傾向は、DPC の 広がりにより、全国的にも進むと考えられる。 一般的な外来投薬への薬剤師の関与については、薬剤師が薬剤管理指導に総合的に関わるとの理 念のもとで、本来、関与すべきものである。すなわち、医療機関においては、総合的に診察と治療 設計段階まで責任を負い、処方された薬剤に対する患者の治療遵守/順守への責任は保険薬局にあ ると考えるのであれば、 医療機関の薬剤師は薬物治療の設計に関与する責任を有している。 ただし、 どれだけ人員を投じることができるか、診療報酬との兼ね合いといえる。 抗がん剤治療を受けている患者では、抗がん剤に関する疑問を持つことも多い。外来に薬剤師が いれば相談したいとの話も多い。 しかしながら、薬剤師外来については、病棟以上に薬剤師が深く勉強する必要がある。特定の専 門科だけでなく、患者を全人格的に把握するためには、病棟のさまざまな診療科で経験し、そこで 患者の実際の臨床データをみながら経験を積みながら勉強したのちに、さらに、外来で臨床判断で きるよう勉強することが必要である。こうした経験は、大学の実務実習では無理である。 (5) 薬学教育への要望 大学教育では、基礎学力習得に注力を 薬剤師として高度な知識が求められている反面、基礎的学力が不足している。6 年制に限らず、 近年の傾向として、大学出身者が当然持つべき積極性、自立性、意欲、コミュニケーション能力が 不十分である。また、自然科学の知識・能力も低い。例えば、緩衝液を作ることもできない。薬剤 師国家試験で、必ず正解がある試験には慣れているが、臨床現場で求められる多様で俯瞰的な判断 ができないと感ずる。 6 年制教育については、修士課程を経ないことで、科学的思考能力が不足した薬剤師が増えてい くことも危惧される。実務実習の経験については、実習先と就職先が異なれば、臨床現場の多様性 を知るきっかけにはなると思う。OSCE と CBT については、最低限で標準の知識とはいえるかも しれないが、これらの知識と技術が現場では役に立つことはない。 2.医師へのインタビュー (1)薬剤師の病棟常駐による効果 20 薬剤師の病棟常駐は医療の質向上に貢献 当院では、平成 14 年から薬剤師の病棟常駐がスタートし、現在では、すべての病棟に薬剤師が 常駐している。 患者にとっては、患者個々に対応した薬の説明がなされるようになっており、安心感が高まって いると感ずる。医師だけではできなかった、食品との相互作用などへの対応もできている。 医師にとっても、患者への説明のうち、薬部分は薬剤師に任せられるので、業務の効率化につな がるとともに、医師のミスの防止にもなっている。過去には、複数科からの処方については、十分 なチェックができていなかったが、電子カルテの導入もあるが、薬剤師がさまざまな処方チェック に関わり、薬の選択・判断サポートを行うことで、医療の質の向上にもつながっていると感ずる。 治療薬に関する情報収集・提供に関しては、治験段階のものに関しても薬剤師が行っており、高度 な医療判断に役に立っている。 一方で、カンファレンスにおいて治療方針を決定する場面では、まだ発言が十分とは言えず、専 門的な立場で意見を出してもらいたと感ずることもある。医師と薬剤師の勤務時間のずれもあり、 チーム医療に薬剤師が十分に参画するためには、勤務時間帯の改善も必要と思われる。 (2) 薬剤師需要に関わる要因 外来にも薬剤師の常駐を 当院では、医師の立場からみると、病棟の薬剤師数はほぼ充足していると感ずる。一方、外来に ついては、薬剤師が関わることが殆どない。外来で患者が薬の相談を望むことは極めて多く、薬剤 師の外来常駐も望まれる。診療科によっても異なるが、循環器・呼吸器科では外来 20 名分のブー スに 1 名程度の常駐が望まれる。 外来での薬剤師業務としては、処方のチェック、患者のコンプライアンスをあげる投与方法(分 割等)のアドバイス、治験薬についての情報提供などもある。 (3) チーム医療に係る薬剤師に望まれる資質 医療現場で薬剤師を育成する仕組み、人材育成が重要 現在、循環器・呼吸器科に常駐している薬剤師は、当該領域の専門知識が豊富で、医師も共同作 業がしやすいと感じている。また、カンファレンスにも参加しており、患者の状態についてもよく 把握している。しかしながら、薬剤師がそのレベルに達するまでが時間もかかるし、それぞれの薬 剤師の資質にも影響を受ける。すべての薬剤師が総合的な薬剤管理指導の専門家になる必要性もな いし、難しいと思われる。 また、こうした知識、能力をすべて大学教育で身につけることは不可能であり、卒後教育におい て提供することを考えるべきであろう。医師は、学部教育の後も、ジュニアレジデント、シニアレ ジデントと、専門性を身に付けていくし、看護師にもプリセプター制度があり、現場で先輩から専 門教育の指導を受ける仕組みが存在しているが、薬剤師はその仕組みが不十分と感ずる。専門性を 身につけさせるなら、指導薬剤師の育成も重要である。 21 3.看護師へのインタビュー (1)薬剤師の病棟常駐による効果 薬剤師の病棟常駐で、チーム医療の質が向上 平成 14 年に血液、腎臓内科から薬剤師常駐が始まった。現在では、眼科、ICU は 2 名、それ以 外は 1 名の薬剤師が常駐しており、おおむね、薬剤師 1 名で 50 名の入院患者を担当している。 薬剤師の常駐により、薬剤師が患者に薬の説明をわかりやくすく説明してくれ、持参薬や与薬管 理を担ってくれることで、看護師業務の軽減につながっている。常駐導入時には、看護師と薬剤師 の業務の重複もあったが、薬剤師がカンファレンスに参加するようになり、必ず薬剤師も病棟にい るので、コミュニケーションが改善し、業務重複の問題も改善されている。なにより、さまざまな 職種が病棟にいることで、さまざまな視点で患者情報が把握されるようになり、薬剤師から看護師 へ患者情報が提供されることもある。この中には、患者の薬に関わる問題、説明内容、副作用をは じめ、事前に予測される問題等に関する情報も含まれ、実際、副作用に関する情報を薬剤師が看護 師に伝達しておくことで、副作用の未然回避にもつながっていると感ずる。 現在では、投薬指示が随時変わる患者への対応、一般的な輸液ミキシングは看護師が行っている が、患者の自己管理が重要な疾患への対応、抗がん剤ミキシングは薬剤師と、業務の分担ができて いる。 チーム医療の観点からは、現場に関連するスタッフが常駐することで、治療方針の決定・変更、 評価方法などが、その場で決められるとのメリットも生まれている(たとえば栄養サポートチーム など) 。また、医療安全チームのジェネラルリスクマネジャーは薬剤師が兼任になっており、ヒヤリ ハットの件数では、効果は見えないものの、防止策の導入や対応の早さにおいて、著しく改善して いると感じられる。 一方で、薬剤師が病棟に常駐することで、看護師が薬について勉強することが減ってしまってい るかもしれない。 (2) 今後、期待される薬剤師業務 入退院の総合管理に薬剤師の関与を 現在、当院では「入退院センター」の設置を計画している。入院時のアナムネは看護師が行うが、 薬剤師は持参薬管理を含め、薬に関する調整に入院時からニーム医療に関わってほしい。また、退 院時の退院支援に関わり、サマリー作成に加え、薬の説明書や「お薬手帳」利用にかかわってほし い。 (3) チーム医療に係る薬剤師に望まれる資質 臨床心理についての勉強を 他職種が、どのような勉強をしているかを知ってほしい。現在は、医療現場で、看護師が薬剤師 22 に対して、皮下注射や吸引主義の指導を行っているが、実際に薬剤師がこれらを行うというのでは なくとも、患者への指導を行うための必要な知識として学んでいくことは重要である。これは、バ イタルやフィジカルアセスメントの知識も同様である。 薬剤師が臨床現場により関わるためには、臨床心理の知識が必要である。特に、患者の精神状況 の把握、告知の方法などは必須である。 【平成 23 年度実施】 1.医師・看護師からみた薬剤師への期待 当該病院はDPC病院であるが、看護配置が 10 対1と急性期機能を担う地域の中核的な医療機 関としては比較的薄い配置であるため、従来から薬剤師をはじめとして、臨床検査技師やOT・P T等のコメディカルによる協働体制が構築されていた。 そのような中、看護師のヒヤリハット事例の中でも医薬品関連のものが多い。医薬品の種類も多 く、後発医薬品への対応も求められる中、病棟業務における薬剤師の協力を必要としている。 薬剤部では、全 28 病棟中5病棟に病棟薬剤師を配置している。病棟薬剤師は症例カンファレン スに参加して(退院前カンファレンスに参加する場合もある) 、医師や看護師と情報共有を行うとと もに、医薬品情報を提供している。また、以下の病棟業務について看護師と協働している。 ・看護部では、新入院患者については入院時に褥瘡、転倒転落等のアセスメントを行っているが、 薬剤師も持参薬調査を行っている。持参薬調査では、患者の自宅における服薬状況、アレルギ ーの有無、持参薬の残数、薬剤に関する理解度等を薬剤師が聞き取りしている。その結果は、 電子カルテ上で医師や看護師が確認できるようになっている。 ・ワーファリン等の抗凝固剤の手術前の中止の確認を行っている。 ・入院中、退院時における服薬指導。 ・定時薬、臨時薬の患者別セット。 また、今後は以下の業務についても薬剤師の関与が期待されている。 ・退院時に患者が服薬の自己管理ができるかどうかのアセスメント。 ・臨時の注射薬のミキシング。 ・処方(医師) 、与薬及び薬剤に応じたルート選択(看護師)に関する助言。 ※医師の指示が属人的で統一化されていないため、看護師は医師からの情報収集に時間をとられ ている。そのため、ミキシング及びルート準備を薬剤師に委ねられれば、より看護業務に特化 できるはずである。現在、薬剤部は1週間単位で各病棟に配薬しているが、オーダー変更も多 く、業務が煩雑になっている。将来的には給食と同様に、1日単位での配薬が理想である。 当該病院ほとんどの病棟が混合病棟であるため、化学療法の実施場所も分散している(3~4病 23 棟) 。 化学療法は手順が複雑であり、 薬剤自体が高価なものであるため、 看護師は不安を抱えている。 特に血液内科は患者が 50~60 人と多いため、看護師にかかるストレスは高い。また、化学療法の 認定看護師もいないため、薬剤師との協働が望まれている。 現在、病棟薬剤師が配置されている病棟は5病棟に過ぎないため、将来的には全病棟に病棟薬剤 師が配置されることが期待されている。優先度の高い病棟としては、ハイケアユニットを含む救急 部門である(救急病棟には既に配置されている) 。また、手術室についても、麻酔科医が少ないため、 麻酔看護師+薬剤師での麻酔管理が望まれている。 上記の期待される業務を薬剤師が担うには、1病棟当たり1~2名の薬剤師配置が必要なのでは ないか。ただし、薬剤師の 24 時間体制については、夜間帯まで病棟に常駐する必要はなく、中央 での当直体制が望ましい。 今後、薬剤師に求められるものとして、Physical Assessment や、臨床現場におけるコミュニケ ーション能力の向上が挙げられる。また、それを可能にする院内の研修システム(看護師における プリセプター研修と類似したもの)を構築する必要がある。 また、在院日数の短縮を可能にするため、役割分担を明確にしたチーム医療が安全な医療提供体 制の構築に必要不可欠である。 2.薬剤部としての今後の方向性 薬剤師の人員体制として、25 床当たり1人の配置では厳しく、少なくとも 15 床当たり1人の配 置が望まれる。また、将来的には 10 床当たり1人の配置が必要である。ただし、24 時間体制での 病棟配置は効率的ではない(服薬指導は、夜間はできない) 。 薬剤師の人員増を行うためには、薬剤師の業務のアウトカム評価を行い、院内で薬剤師の職能を アピールする必要がある。しかしながら、薬剤の適正管理(在庫管理を含む)や安全性の向上とい ったアウトカムは定量的に費用対効果の分析を行うことが難しい。また、服薬管理指導は記録に時 間がかかるため効率性が悪く、診療報酬の如何に関わらず薬剤師の人員増を経営層に訴える力がな い。そのため、薬剤師のアイデンティティの確保、生産性の向上が求められるところである。 当該病院では、 薬剤師の調剤業務の負担をできる限り軽減し、 その分病棟業務を充実させている。 ミキシングを含めた調剤の実務のかなりの部分は薬剤補助者(テクニシャン)50 名が担っている。 なお、抗がん剤のミキシングについては、院内研修を修了した3名の薬剤補助者とロボットが担当 している。そのため、看護師から求められる病棟でのミキシング業務についても、調剤業務を薬剤 師がまた担うことになるため、病棟における薬剤師の業務についてあらためて検討が必要である。 薬剤師が処方設計を行うことも将来的に重要であると考えられ、当院では、化学療法や緩和ケア 等において、ある程度のプロトコルに基づいた薬剤支援を薬剤師の裁量で行うことを試みている。 医師の処方を薬剤師が監査するのでなく、薬剤師の処方を医師が監査することができるとことも将 24 来的に望まれる。 また、現在は薬剤の準備までは薬剤師の管理化で行われるが、薬剤の投与については看護師が行 っている。この段階でのインシデントの発生が多いため、薬剤師自身が薬剤投与することが必要な のではないか。そのためには、Physical Assessment をはじめとする看護知識の吸収も必要となる。 薬学部6年制は本来高度化医療に対応できる薬剤師を育成することが目標であったが、実際には 実習期間も短いため(実習の受け皿となる医療機関も少ない) 、現場での育成が重要となる。なお、 来年度は新卒 20 名を採用予定である。 25 Ⅱ.薬局 【平成 22 年度実施】 (その1) 九州北部に位置する人口 30 万規模の都市(本地域には医科大学が所在し、人口当たりの医師数は 日本有数の水準にある)で保険薬局を開局している薬剤師 5 名に、薬剤師の将来需給についてイン タビューを行った。 1.薬剤師の採用動向 地域内(2 市+1 町)の薬局は現在 157 薬局であり、漸増傾向にある(請求薬局数;H19 年度 138 薬局⇒H21 年度 150 薬局) 。また、処方せん枚数、レセプト件数、金額ともに増加している(処 方せん枚数;H19 年度 215 万枚⇒H20 年度 216 万枚⇒H21 年度 220 万枚) 。 しかしながら、長期投薬(特に病院からの処方せんに多い)の影響から、1 薬局当たりの取扱い 処方せん枚数は減少している感覚が強い。反面、処方せん 1 枚当たり薬剤量が増えるため、薬剤 師の業務負荷は強まっている。 分業率は 4 割程度であり、これ以上の伸びは期待できない。開業医が院外処方せんを発行しな い理由は薬価差益の確保であるとともに、 開業医自身の高齢化により経営スタイルを変えない傾向 が強まっていることも予想される。また、現在も院外処方せんを発行していない開業医が例え院外 処方に踏み切ったとしても、 薬局側がマンツーマンでは経営が成り立たないと判断して出店してい ないことも考えられる。また、地方では意図通りに調剤・指導をしてほしいという意思が医師に強 くあり、人間関係がないと処方せんが来ない。面分業が容易に成り立つ都会とは異なる。 処方せん枚数を年間 240 万枚、地域の薬局数を 160 薬局と仮定すると、1 薬局当たりの取扱い 処方せん枚数は月間 1,200 枚(1 日当たり 50 枚)である。1 日当たり 40 枚を超えた場合は 2 人以 上の薬剤師を雇用する必要があるため、単純計算で常勤換算 320 人の薬剤師が必要となる。この 地域の現在の薬剤師数は 295 人+αであるため、ほぼ充足しているともいえる。 なお、従事者の週休 2 日を維持しながら常勤換算 2 人を確保するためには、実人数で3人の雇 用が必要となる。 OTC 医薬品の供給体制については、第一類医薬品の品目数が少なく、患者も少ないため、経営 的に重要視できない。一方、ドラッグストアでは、第二類医薬品及び第三類医薬品の販売に特化す る方向性を打ち出し、登録販売者を採用し、薬剤師を採用しない(解雇する)傾向が強まっている。 ただし、薬剤師の地域偏在は存在しており、都市部を中心に薬剤師は充足してはいるが、地方で は慢性的に薬剤師が不足している現状にあり、仕方なく 1 人薬剤師の薬局が残っている。 26 ワークシェアリングは女性の多い薬剤師には向いているのではないか。例えば、常勤換算で 2 人の薬剤師が必要である場合、管理薬剤師 1 名+パート薬剤師 2 名であれば、社会保険料の経営 者負担分も要らないため経営的にもメリットがある。 2.薬剤師の職域の拡充 在宅医療に係る市場は大きいものと期待される。しかし、今の調剤報酬の在宅患者訪問薬剤管理 指導料の点数では、在宅のみでは経営的には成り立たず、来局患者からの収入により補填せざるを えない。 在宅の患者 1 名でおおよそ 1 万円程度の収入があり、薬剤師 1 名分の給料を出すためには 50 名 程度の患者を担当する必要がある。なお、ある薬局では、150 人(施設)+10 名(自宅)の計 160 名の患者を5名の薬剤師が担当している。それでも、来局患者からの収入により補填されており、 さらに、通常 8 名で担当している来局患者への対応を、在宅訪問により 4 名が外出することにな った場合、残りの 4 名で来局患者に対応しなければならず、さらに 1 名の採用を検討しており、 人件費の捻出が課題となっている。 そのため、在宅は経営規模の大きな薬局が担うべきもので、1~2 名で経営している薬局では現 実的に無理だろう。訪問時には薬局を閉店しなければならず、患者が看取りの時期になった場合は 頻回の訪問を求められるため対応が困難である。 在宅医療の現場において、薬剤師に臨床的知識能力について医師や看護師等からの期待は薄く、 今後は臨床のスキルをあげる必要がある。 薬学教育 6 年制の導入により、学生の臨床実習の機会は増えたが、より長い期間での実習が必 要なのではないか。 在宅について言えば、5 年程度の臨床経験でようやく 1 人前である。現行では医師との同行訪問 や、同僚とのケース検討会議等を通じて研修が行われている。 患者のアクセスの問題からも 1 人薬剤師の薬局の必要となっている現状があり、全ての薬局が 無理に在宅医療に参加する必要はないのではないか。 比較的規模の大きい薬局が窓口収入で補填し ながら在宅を地道に開拓し、研修システムを確立するのが望ましい。 最後に、医師の処方せんに頼らない収入(患者の要望に沿った技術に対する報酬)を開拓する必 要があるのではないか。 (その2) 四国北部に位置する A 県で保険薬局を開局している薬剤師 8 名に、薬剤師の将来需給についてイ ンタビューを行った。 27 1.薬剤師の採用動向 (1) 薬剤師の需要要因 A 県の対 10 万人当たり薬剤師数は全国平均と比較して低い水準にある(ただし、県庁所在地 B 市は全国平均とほぼ同水準) 、全体として薬剤師は不足している。また、取扱い処方せん数届から、 必要な薬剤師数(処方せん 40 枚/日で薬剤師を 1 人配置)を満たしていないために業務改善を求め られる薬局もみられる。 薬剤師の需要要因としては 2 つが考えられる。1 つ目が処方せん当たり業務量の増加に伴う人員 の増員であり、2 つ目が分業率の進展による取扱い処方せん枚数の増加である。 まず、処方せん当たり業務量の増加については、服薬指導に要する業務量が非常に多くなったこ と(主として調剤報酬による誘導による) 、長期投薬の処方せんが増えたこと、一包化調剤を希望 する医師・患者が増えたこと、後発医薬品への変更調剤への対応などがその理由である。 次に分業率についてであるが、現在の A 県の分業率は 43~44%と比較的低いため、今後の取扱 い処方せん枚数の増加が見込まれる。ただし、分業率の上昇はそれほど容易ではない。B 市では、 地域の複数の中核病院や有床診療所において院外処方へ切り替えが進んでいないからである。 地域の中核病院が院外処方へ切り替えると相当程度の分業率の上昇が見込まれるが、 院内処方に よる薬価差益の確保といった経営方針や、 分業実施による余剰人員のリストラが容易ではないとい った院内の人事事情などが院内処方を維持している主な理由であると考えられる。また、有床診療 所についても薬価差益が主たる理由であると考えられるが、 入院患者への処方薬を在庫で保有して おり、外来患者への処方を院外に出す積極的な理由がないことなども挙げられる。 分業が進まない理由は薬局側にもある。B市には院外処方せんを出していない開業医が 300 件 程度あるが、市内での開業医の増加により1開業医当たりの患者数が減り、薬剤師 1 人を確保す るために必要な 1 日当たり 40 枚の処方せんを発行できる開業医が減少してきている。 上記の理由から、B 市ではそれほどの需要は見込めず、今後 1~2 年で薬剤師が充足するのでは ないかと考えられる。しかしながら、過疎地域C市では、最近でこそやや薬剤師が増加してきてい るものの、まだまだ不足している現状にある。さらに、今後の夜間休日対応や在宅医療への参画等 を勘案すると薬剤師の需要は相当大きい。 (2) 薬剤師の地域偏在 最近になり、地元の大学に薬学部が新設された。この数年内に初めての卒業生が出るが、地元出 身の学生の多くが地元での就職を希望しており(就職斡旋会社の調査結果:地元出身の薬学部生の 28 8 割が地元での就職を希望) 、地域の薬剤師需要はある程度充足されるものと考えられる。 しかし、卒業生の就職先は県庁所在地の B 市に集中することが予想され、過疎地である C 市の 薬局では新卒採用のために大学の進路案内に参加したり、大学の先輩後輩のツテを辿ったり、今は 専業主婦となっている潜在薬剤師の掘り起こし等の取り組みを行っている。このように、薬剤師の 地域偏在は厳然として存在している。ただし、B 市での薬剤師需要が充足すると、周辺地域への流 動化が進むのではないかとの予測もある。 なお、今後は過疎地域における開業医の高齢化が進み、公的診療所に機能集約されることが想定 される。そのため、過疎地域であっても薬剤師を派遣できる強みを持つ全国規模のチェーン薬局は すでに出店を進めている。 また、薬剤師需要を増加させるためには、分業率を 100%にすること、もしくは全ての一般診療 所への薬剤師配置を要件化することなどの意見があった。 2.薬剤師の職域の拡充 (1) 在宅医療 A 県は在宅医療先進県であるため、今後の市場拡大については慎重な意見が多かったものの、我 が国の在宅医療の需要は今後も伸びるのではないかと期待されている。 ただし、 在宅医療において、 医師や看護師が薬剤師の職能を理解していないという現状もあり、 大学での臨床研修の充実はもち ろん、専門的知識の習得を求める声もあった。 また、在宅医療への薬剤師の関与については、月 2 回程度の医師の定期的な訪問診療に伴うも のと、在宅専門医が行う月 4~8 回程度のターミナルケアへの対応まで行うものの 2 種類に分かれ る。後者については、現在の調剤報酬では赤字になることから、相当在宅機能を集約した薬局でな ければ対応は困難である。 例えば 100 人の在宅患者のために 3 人の薬剤師は最低必要であるが、100 人の患者からの収入 では薬剤師の人件費は賄えないのが現実である。 なお、居宅系施設については既に無料での配達を実施している薬局があり、有料による新規参入 は相当ハードルが高くなっている。 (2) その他の分野 薬剤師の職域の拡充領域として以下の意見があった。 ・特定保健指導(ただし、権限の拡大が必要) ・新薬の承認審査(PMDA) ・感染症対策(鳥インフルエンザ) ・国際協力 29 (3) 薬学教育 6 年制への意見 6 年制を卒業して薬剤師資格を取得しても、現行の薬剤師と同等の権限しか保有できず、医師の 指示のもとでしか活動できないことに納得できない、さらには、薬科大学・薬学部を卒業していて も登録販売者になるためには資格試験を受験する必要があることなど、 薬剤師のステータスが低い 現状にあることに納得できないなどといった意見が多くみられた。 また、薬剤師が魅力ある職業としてとらえられるように、イメージの向上はもちろん、臨床能力 の向上のための取組み(例えば保険薬剤師の要件としての病院での臨床実習の義務化)の必要性に ついての意見があった。 30 Ⅲ.ドラッグストア・薬局チェーン業界 【平成 23 年度実施】 1.ドラッグストア・薬局チェーン業界概要 薬事法で規定される「薬局」には、健康保険法で定められ、保険調剤を行う「保険薬局」の他に も、いくつかのタイプが存在する。 「ドラッグストア」は、 「医薬品と化粧品、そして、日用家庭用 品、文房具、フィルム、 食品等の日用雑貨を取扱うお店」とされている。ドラッグストアで扱う一 般用医薬品のうち第 1 類医薬品を扱う店舗では、1 名以上の薬剤師が配置されている。薬剤師も第 1 類医薬品も配置していない店舗も存在する。ドラッグストアでも保険薬局の届出を行い、保険調 剤を行っている店舗もある。こうした店舗を「調剤併設型ドラッグストア」と呼んでいる。薬事法 上は、登録販売者が一般用医薬品や衛生用品等を販売する「薬店」も存在する。薬剤師が配置され ないドラッグストアは、薬事法上は、薬店である。 保険薬局、ドラッグストアとも企業による経営が進んでおり、前者を薬局チェーンと呼び、業界 団体の全国組織として「日本保険薬局協会」 、後者をドラッグチェーンと呼び全国組織として「日本 チェーンドラッグストア協会」がある。 日本チェーンドラッグストア協会は、正会員 172 社からなり、店舗数 14,896 店舗、売上高 4 兆 5,438 億円(平成 23 年 4 月現在)と報告されている。また、ドラッグストアに勤務する薬剤師数は 概ね 15,000 人とされている。 保険薬局協会は、正会員数 239 社(2010 年 4 月現在)であり、団体が設立された 2004 年 172 社から 2005 年の 246 社へと増加したが、その後は、企業の吸収・合併が進んでいることもあって 企業数としては増えてはいない。なお、日本保険薬局協会の正会員数は 235 企業、賛助会員 160 企 業、店舗数 6,674 店(2012 年 1 月現在)であり、薬剤師数は 31,109 人(内パート 7,459 人、2011 年 7 月現在)となっており、この数年、売上高、利益率、店舗数とも堅調に推移している。 主要ドラッグストア、薬局チェーンの店舗数、売上高を表に示したが、ドラッグストア業界でも 調剤併設の位置づけに違いが認められる。また、医薬品卸の参入も、近年の特徴としてみてとれる。 調剤併設型ドラッグストア、薬局チェーンとも、地域における競合力を高めるために、在宅ケア や健康相談など、特徴のある経営を目指しており、薬剤師の業務の範囲を広げようとしている。 31 表 主要薬局チェーン、ドラッグストアの店舗数(出所:医薬経済) 会社名 ド ラ ッ グ ス ト ア 店舗数 調剤併設店舗数 調剤併設の割合 マツモトキヨシ 1,213 144 11.9% ココカラファインホールディングス 1,084 209 13.9% 978 211 21.6% 807 20 2.4% 774 556 71.8% ツルハホールディングス サンドラッグ 注) スギホールディングス 薬 局 チ ェ ー ン アインファーマシーズ 448 日本調剤 340 総合メディカル 328 クオール 284 医 薬 品 卸 系 東邦HD 519 メディパルHD 438 アルフレッサHD 268 スズケン 187 サンドラッグの調剤併設店舗数は、同社HPによる。 参考資料 薬事ハンドブック 2011、じほう 医薬経済 2011.10.15 号、2011.11.15 号 社団法人日本保険薬局協会 http://www.nippon-pa.org/about/history.html 日本チェーンドラッグストア協会 http://www.jacds.gr.jp/outline/teigi.htm 2.薬剤師需要の見通し この 2 年間、薬剤師の新卒がなかったため、薬剤師は不足傾向にある。来年度は 200 名の新卒採 用が決定しており、うち 6 割が女性である。これと別に中途採用を 100 名程度行う。2013 年以降 も 200~300 名の薬剤師を採用する予定である。さらに 2015 年までに店舗数を 5,000 店までに拡 大する予定であり、店舗数増加にあわせて採用薬剤師数も増加する。 ドラッグストア、チェーン薬局業界とも店舗数を増加する戦略を立てており、当該業界において は、都市部を中心に今後も薬剤師需要は堅調に推移するものと考えられる。ただし、高齢化が進ん だ都市部以外では、新たな出店は困難かもしれない。一部の企業は、僻地展開のビジネスモデルも 検討しているようである。 高齢社会における地域薬局の薬剤師の業務としては、在宅ケアへの取り組みやかかりつけ薬局機 能の拡大などにより、薬剤師でなければできない業務も拡大していくと思われる。調剤併設型でも 在宅ケアや無菌調製を行っている店舗などのバラエティはある。将来的に、地域においてどのよう な配置になるかを詳しく検討しているわけではないが、調剤併設型では、平均すると 1 店舗あたり 処方せん 600 枚/月を見込み、2.5~3 名程度の薬剤師を配置する予定である。 32 処方せん 1 枚あたりの配置基準は、耳鼻咽喉科や眼科からの処方せん枚数が多い店舗を除くと、 一般には処方せん 40 枚に 1 名の配置が必要となっている。現実には、処方が複雑・高度になって きており、患者への説明にも時間がかかるようになってきていることから、40 枚に 1 名の薬剤師数 では十分とはいえない。実際の労働時間とともに、薬剤師の精神面での負荷も重くなっているとい える。 経営的には、アシスタント(事務員)などの参加によるオペレーションや業務プロセスの見直し など、業務の効率性が重要になっているが、業務改善とあわせて、将来的にも 1 店舗あたり 2.5~3 名薬剤師体制で運営していく考えである。ただし、行政的には、現状にあわせて「40 枚に 1 名」の 基準については緩和されるべきと思われる。 第 1 類医薬品の拡大、特に生活習慣病関連の医薬品のスイッチ OTC 化は、薬剤師需要に大きく 影響を与えると思われる。その一方で、ロキソニンのスイッチ OTC 化がスタートして、今後は期 待される大型スイッチ OTC はない状況である。生活習慣病関連のスイッチ OTC 化は、関係学会等 の意見調整も含め、難しいと思われる。しかし、薬剤師が、OTC 医薬品も供給しつつ、生活習慣病 の管理指導をできるようになれば、薬剤師の需要が大きく増えると思われる。そのためには、薬剤 師の管理指導力の向上が必須である。すでに、英米においては、こうした対応を実施し、薬剤師専 門薬品として存在しているといわれている。 なお、調剤を行わないドラッグストアでも第 1 類販売のために薬剤師は必置である。登録販売士 では、医薬品の知識は十分とはいえず、薬剤師の配置を今後とも重視していく方向である。 3.薬剤師採用とキャリアパス 新入社員採用後は、入社後 3 年目に総合職と専門職とに分かれる。薬剤師の資格を用いての仕事 にとどまる場合は専門職である。店長など管理職になるには、総合職のキャリアパスを選択する必 要がある。現在、薬剤師店長は 20 名程度である。店長職とは別に、薬剤師の指導的立場に立つも の(管理マネジャー)は 80 名程度いる。 薬剤師は、資格を有していない社員に比べ、給与水準が高いので、企業側としては、経営の中心 に加わってもらうことを希望している。今後、店舗開発や経営開発においても薬剤師としての知識 や経験が生きるものと思われる。 調剤併設店とドラッグストアとでも給与水準は異なる。ドラッグストアは夜遅くまで(9~10 時 など)開店しているため、勤務形態は複雑になり、給与も高い。調剤併設店では、近隣の医療機関 の開業時間によって異なるが、ドラッグストアほど遅くまでの勤務ではない。他にも、全国的に出 展を行っているため、エリア採用とナショナル(全国)採用の違いもある。 調剤併設店では、在宅ケアを重視していることから、薬剤師でケアマネジャーの資格を取得する ものも増えている。 ただし、 ケアマネジャーの資格を用いて勤務することができる店舗はまだない。 企業としてケアマネジャー資格取得のための補助は行っており、資格取得の意欲も高い。 薬剤師の採用・勤務形態、キャリアパスも多様化することで、ドラッグストア業界における薬剤 師の受け入れが拡大しているといえる。 33 4.薬学部出身者、大学教育への期待 6年制課程出身者に対する印象としては、実務実習の経験を元に、医療現場と接点を持ってきた ことへの自負があるように感ずる。薬学部出身者は、他学部出身者と比べコミュニケーションスキ ルが落ちるように感じていたが、近年は、グループディスカッションもしっかりできるようになっ ており、実務実習やコミュニケーションに関する教育が成果をあげているものと感じられる。一方 で、6 年制課程出身薬剤師は、給与面でも修士修了者と同等の扱いであり、修士修了者と同様の「考 える力」は求めていきたい。また、6 年間勉強してきたことの専門的知識・能力の発揮が望まれる。 大学教育については、処方せん調剤については、よく勉強していると感ずるが、OTC 医薬品につ いての知識は不十分である。また、地域医療、在宅ケアについても不十分であり、とくにこの領域 では、他職種との連携について考えることができるようになって欲しい。 Ⅳ.一般用(OTC)医薬品企業 【平成 23 年度実施】 1.OTC 医薬品業界概要 OTC 医薬品業界は、2007 年の新薬メーカーの OTC 部門の再編に代表されるように再編が続いて いる。また、OTC 医薬品企業は、薬局・薬店との関係により、卸を解さず直接取引をする直販系メ ーカー、医療用医薬品を母体とする新薬系メーカー、伝統的ブランドを中心とする家庭薬系メーカ ーに分類されることもある。このうち日本医薬品直販メーカー協議会に加盟する企業は 37 社(2012 年 1 月)である。 OTC 医薬品については、2009 年 6 月 1 日の改正薬事法の施行に伴い、OTC 医薬品の新販売制度 がスタートした。改正薬事法では、OTC 医薬品の副作用リスクに応じ、第一類医薬品、第二類医薬 品、第三類医薬品に分類された。このうち第一類医薬品は、薬局において、薬剤師のみが販売でき ることになっているが、市場調査会社の調査によると第一類医薬品が必ずしも売上を上げているわ けでもなく、OTC 市場全体としても伸びてはいない。実際、OTC 医薬品市場は 2010 年 6,250 億円 とされ、前年(2009 年 6,251 億円)に比べ、ほとんど成長していない。 薬局、ドラッグストアにおいては、薬剤師が 1 類医薬品の供給に関与することが、薬剤師需要拡 大につながることが期待されるが、業界や厚労省の調査では、薬局において薬剤師が不在であった ため、1 類医薬品が購入できなかったとする事例も報告されており、薬剤師需給に関しては、薬局・ ドラッグストアの意識改革も重要である。 また、スイッチ OTC 医薬品の拡大も薬剤師需要拡大に重要であると指摘されているものの、2010 年大型のスイッチ OTC 医薬品となることが期待されていた生活習慣病や消化性潰瘍などのスイッ チ化が見送られている。 34 参考資料 薬事ハンドブック 2011、じほう 日本医薬品直販メーカー協議会:http://www.jsmi.jp/info/index.html 2.薬剤師需要の見通し 薬学部出身者が全社員の概ね 20%を占める。過去数年の採用実績としても、20~30%の間で推移 しており、出身学部としては薬学部が最も多い。薬学部以外では、新しい学部としてのライフサイ エンス系、生物系などの学部出身者が増えている。社員の男女比は、全体では男性が多目であるが、 薬剤師については女性が多い。 薬学部出身者に対しての特別な採用プロセスはないが、薬学部、薬科大学での学内説明会を実施 しており、薬学部出身者を積極的に採用する考え方を持っている。6 年制薬学部出身者の採用活動 は経験済みであり、給与は修士出身者と同格扱いとしている。 営業職(MR)については、薬に対するより深い知識が求められ、薬剤師であることが望ましく、 今後も薬剤師比率を上げて行きたいと考えている。特に 6 年制卒薬剤師については、実務実習を通 した臨床現場での経験をもとに、患者個々の背景に沿ったセルフメディケーションの考え方への理 解ができることを期待している。 開発部門、研究部門の採用方針としては、薬剤師としての採用を増やす方向にはないが、6 年制 出身者に対してはコミュニケーション能力を期待している。 開発では、医療関係者とのコミュニケーションが重要である。また、研究部門においても、研究 開発はプロジェクトとして実施されるので、特定領域に関する深い知識だけでなく、他部門とのコ ミュニケーション、新製品のコンセプト作りの過程の中で全体を見渡せる資質を持っていることが 期待される。 免許(資格)が必要な部署としては、治験薬等の保管責任者(管理薬剤師) 、総括製造販売責任者、 製造管理責任者など限定的である。薬剤師としての知識が生きる部署としては、薬事、臨床開発な どがある。 中途採用については、薬剤師としての資格が採用要件になることはない。 3.4年制と6年制出身者 4年制出身者(学士)の採用実績としては、MRで少数採用している。研究・開発では、経験、 知識として不十分と感じている。4年制+修士2年出身者については、研究室での研究経験を評価 しやすいとの利点があり、研究部門では採用において重視している。6年制出身者よりも学生の能 力を評価しやすい。また、薬剤師の資格は必ずしも必要としないが、薬剤師教育の経験(実務実習) の必要性については今後の検討課題である。 営業、開発部門では、病院、薬局での実務経験が生きると考えられる。コミュニケーション能力 も含め、6年制出身者へのニーズが高いと感じている。 35 4.薬学部出身者、大学教育への期待 法制度、公衆衛生、医学など幅広い知識を持つことを期待している。医薬品開発についても知識 を持っていることが望ましいが、特に、OTC 医薬品企業においては、処方薬だけでなく、保険薬局 が扱う医薬部外品、サプリメント、医療機器などへの広い関心を持っていることが望ましい。教育 というよりも学生の個人的な資質として、幅広く関心を持てるかどうかを評価している。また MR については、きちんとした学術的知識により営業活動すべき時代に来ている。論文を読む力、語学 力も重要である。 OTC 医薬品については、いくつかの企業が寄附講座を開設し、その後、一般講座化したところも あるが、依然として、OTC 医薬品、セルフメディケーションに関する知識は不足している。大学で OTC 医薬品に対する教育がより体系化されることが望まれる。 5.OTC 医薬品と薬剤師需給 OTC 医薬品の供給が進むことにより、地域での薬剤師の需要が増える可能性はあるが、現実には、 スイッチ OTC 医薬品の種類の増加が OTC 医薬品売上高の増加にはつながっていない。1類医薬品 は、薬剤師の説明が必要であるのに対し、2,3類医薬品は説明なしで消費者のセルフサービスで ピックアップされることもあって、1類医薬品の薬局での扱いが進まない。OTC 医薬品による薬剤 師需要を考えるのであれば、1類医薬品の初回販売時の説明に対するフィーなど、制度上の補填も 検討して欲しい。 36 Ⅴ.製薬企業 【平成 22 年度実施】 関東に本社を持つ製薬企業。人事も担当されたこともあり、自ら薬剤師でもある方にインタビュ ーを行った。 (1) 新入社員採用と薬学部出身者 薬学部出身、薬学部ということで特別の採用プロセスを経るわけではない 一般的な社員採用プロセスは、以下の通りである。企業のホームページへのアクセスによる一次 書類選考後、説明会において業種の説明、希望職種の選択を行った後、再度の書類選考。事例とし て、採用面接は採用予定数の 3~4 倍程度。昨年度は採用が 200 名程度であり、そのうちの薬剤師 の割合は、通常 2~3 割程度と聞いており、全体の中では薬学部出身者は多いとの印象である。な お、現在採用時に、薬剤師、薬学部出身であることで採用が左右されるメリットはない。 研究職については、研究の専門性によって採用されるが、近年は、薬学部での研究が必ずしも重 視されるわけではない。 薬学部出身者に女性の割合が多いことは採用にあたって特に問題となってはいない。企業は社員 の多様性をベースにした経営(Diversity Management)を重視するようになっており、人材確保 のために結婚、出産が仕事継続の障害につながらないように、短縮勤務時間や保育所の設置など、 様々な施策をとっている。 (2) 入社後の薬剤師の職能 薬剤師の職能を生かすポジションを 医薬品、治験薬等の保管責任者(管理薬剤師) 、総括製造販売責任者、製造管理責任者のみは、 薬剤師である必要がある。ただし、ポストが極めて少ないため、大企業において現在社内でのリク ルート、プロモートにおいて薬剤師が不足するには至っていない。これらのポストの内、特に総括 製造販売責任者は、リスク管理、品質管理など企業戦略上も重要なものであるため、人材育成は重 要課題である。 MR については、MR 認定資格試験において、薬剤師(および医師、歯科医師)は「疾病と治療」 、 「薬理学」 、 「薬剤学」が免除となるが、現状では、薬学部出身者の MR 希望も減少してきており、 薬剤師であることのメリットは少ないと感じられているものと思われる。 MR 研修は研修担当の部署が行っているが、現在特に薬学出身者、薬剤師が占めているわけでも ない。 6 年制薬学教育に移行後の MR 認定資格試験への企業側の対応は未定であるが、卒業生が、MR を希望しないのではないかと思われる。また、修士出身者は MR をやりたがらない傾向が強い。 給与については、過去、獣医師が 6 年制に移行したときの経験では、6 年制薬学教育修了者は、 37 修士修了者と同様の給与体系となると思われる。特に小企業では、給与面での負担を考えざるを得 ない。 一方、企業によっては、専門 MR 制を取り入れる動きがあるが、専門 MR 制は、各社の戦略領域 に沿って特定の疾患領域や関連製品の市場浸透のために育成されるものであり、とりわけ薬剤師・ 薬学部卒採用の拡大に直接的につながるものではないと思われるが、専門性を発揮できる環境が整 えば開拓の余地はある。 (3) 医療職の専門性 医師に対する需要 国内企業においては、近年、グローバル化の影響もあり医師(MD)の需要が高まっている。す なわちグローバル企業では MD の存在は一般的であり、臨床試験計画立案や安全性評価の責任者と なっていることが多い。欧米の当局の査察時においても、安全性の症例評価に医師レビューがない ことが指摘の対象とされることから、日本でも臨床経験がある MD の採用が進んでいる。 これに対し、薬剤師については、一部を除いて海外でも必ずしも必須とされるわけではない。英 国では、開発モニターも資格制度であるため、モニターにも薬剤師資格をもつものものいる。また、 学術情報(ヘルプデスク)にも薬剤師が多い印象がある。しかし、薬剤師の経験と専門性が高まれ ば、ニーズが生まれる可能性はあると考えられる。 (4) 6 年制薬剤師の可能性 実務実習経験による臨床現場感覚を生かしていくべき これまでの薬学部出身者は、医療機関での経験を有しているとはいえなかった。これに対して、 6 年制課程での延べ 5 か月間の実務実習経験は、臨床での現場感覚が生きると思われる。特に、臨 床現場経験を持つ新入社員は薬学出身者のみであり、それを生かすことを考えることが重要である。 臨床現場経験は、医療現場のニーズ、患者ニーズを把握することに重要であろう。医療現場も、 複雑化を増している。例えば、抗がん剤をはじめ使い方が「難しい」薬が増えることは、製薬企業 の情報部門の充実が求められることになる。経口投与の抗がん剤は、保険薬局で調剤されることも 多く、安全対策と顧客マネジメントが重要であり、薬局に対して患者説明のための資材作成、臨床 現場の薬剤師向けの最新のアップデートされた情報提供などは、企業内の臨床現場経験のある薬剤 師の業務として重要視される可能性もある。 これらのニーズは、新薬、ジェネリック、一般用医薬品のメーカーごとに異なることも予想され る。特に、ジェネリックメーカーにおいては、ジェネリック製品の販売比率を増やす政策が推進さ れていることもあって、薬剤師に対するニーズは新薬メーカーに比べ大きいかもしれない。 (5) 今後の薬学教育への期待 製薬企業の新しいニーズに沿った大学教育を 現在、製薬企業において現在ニーズの高い職種は、生物統計、薬理統計、疫学であり、これらを 38 薬学部でもしっかり教育、研究し、人材を養成することが望まれる。 これらの領域は、世界的には、開発だけでなく市販後調査でも重要になってきている。例えば疫学 領域についてみると、市販後の副作用調査では、これまで実数調査だけであったものが、安全性情 報管理データベースのデータソースをもとに、データマイニングを行なうようなシグナルディテク ションのシステム化なども進んできている。 採用の近年の傾向は、部署の専門性に合わせて採用することが多い。薬についてのジェネラリス トとしての薬剤師は臨床現場では重要であるが、企業側からすると器用貧乏で「置き場所」に困る ということもある。 その一方で、薬学教育に基づくジェネラリストとしてのアイデンティティもありうる。例えば、 薬をどう育てるかといった育薬のプロセスにおいては、当局、ライバル、市場(患者)や剤型、包 装形態まで総合的な見方によって計画を立案できる可能性もあり、そこでも、実務実習での臨床現 場の経験は生きるのではないか。また、生産部門でも、「製剤」とは何かを熟知している薬剤師が GMP 戦略をリードするくらいのリーダーシップが求められる。 一方、大学においては、薬の開発戦略論や市場原理・調査なども教育、研究してほしい。特に市 場開発論では、薬学部においても市場動向の分析やマーケティング理論と調査デザインをもとに、 将来的なニーズ把握、現場でのニッチの発見、差別化から効能追加につなげる戦略的思考ができる 人材を育成してほしい。 こうした企業のニーズを大学が把握するために、企業でのインターンシップも拡大していく必要 もあると思われる。企業側もインターンシップ制を広げていくとともに、大学側からも企業にリク エストをしていって欲しい。 このような教育の中で、専門性を身に付けた薬学出身者、薬剤師が育てば、日本は世界にもアピ ールできる企業になると期待する。 Ⅵ.医薬品卸業界 【平成 23 年度実施】 1.医薬品卸業界概要 医薬品卸業者は、全国の医療機関、保険薬局に医薬品を供給する機能を担っている。供給する製 品の種類には、医療用医薬品、直販メーカーを除く一般用(OTC)医薬品があり、ほかにも、一部 の医療機器・材料の流通も担っている。特に、医療用医薬品の流通については、金額で 7 兆 5 千億 円に達し、全体の 96%を占める。これに対し、OTC 医薬品は 3 千億円で、全体の 4%である(2009 年度) 。 こうした①物流機能の他、②商的流通機能(販売促進、適正使用推進機能など) 、③情報機能(薬 事法に基づく医薬品等に関する情報の収集及び提供機能) 、④価格設定機能(医療機関、保険薬局等 39 との価格交渉) 、⑤財務管理機能、⑥市場管理機能などを有している。 特に、医療機関、保険薬局に対する情報提供、情報収集、価格設定の機能を担う職種が MS (Marketing Specialist)と呼ばれる職種である。MS については薬剤師である必要はないが、医薬 品メーカーの MR が、人数に限りがあることから、十分に情報提供できていない保険薬局や中小医 療機関への情報提供という重要な機能を担っている。また、1991 年までは、医療機関・保険薬局と の価格交渉は医薬品メーカーの担当者が行っていたが、その機能は、現在、医薬品卸業者が担って おり(いわゆる「建値制」 ) 、これも MS の業務となっている。 医薬品卸業界においては、通常、各支店・営業所に管理薬剤師が配置されている。管理薬剤師は、 MS や物流担当者に必要な情報を伝達し、医薬品の適正販売や情報提供・収集の基点ともなってい る。そのため、医薬品情報の収集・整理に加え、医療機関や保険薬局からの問合せにも対応し、MS から報告された副作用等の情報の内容確認も行う。他にも、在庫管理(数量、品質管理) 、顧客の業 態・資格確認、MS への研修なども行っている。 医薬品卸業者は、1988 年 3 月末には 418 社(薬事ハンドブックによる)あったが、1994 年には 305 社、従業員数約 76,000 人、2010 年には 96 社、55,600 人と急速に集約が進み、従業員数も減 少している。また、建値制への移行により、経営状況も厳しさを増しており、1994 年度の売上総利 益率 11.4%、営業利益率 1.2%が、2010 年度には、それぞれ 6.5%、0.1%にまで減少している。 医薬品流通の経営の困難さが増す一方で、 医療経営コンサルタント業務などへの展開を行うなど、 卸業界全体として業態拡大が進んでいる。特に、薬局事業への展開や薬局チェーンとの提携なども 進んでいるが、薬局部門における薬剤師採用動向については、ドラッグストアにおける薬剤師需要 に含めて考えるべきである。 参考資料 薬事ハンドブック 2011、じほう (社)日本医薬品卸業連合会ホームページ http://www.jpwa.or.jp/ 2.薬剤師需要の見通し 全事業所に管理薬剤師を配置しており、薬剤師の採用については、退職者等の補充分が中心であ るが、本人の希望があれば、営業職(MS)や、薬局部門・コンサルタント部門(いずれも関連企 業としての扱いであり、出向の形態をとっている)への移籍も含めた採用形態もとっている。その ほか、DI 業務についても、資格は必須ではないものの、薬剤師であることが望ましいが、全社的に はそれほど多くの数はいない(15 名) 。現在、薬剤師職員のうち、ほぼ 3 分の 1 が管理薬剤師以外 の職に就いている。 MS については、薬剤師の資格を有しているからといって、製薬企業の MR のような優遇はない (製薬企業の MR 資格認定では、試験科目 6 科目中 3 科目が免除となる) 。一部の卸企業では、MS に MR 資格を取らせることを行っているが、現状では、卸で MR 資格が生きる状況ではない。 過去の薬剤師採用実績としては、毎年ほぼ 20~30 名程度であったが、この 2 年間は薬学部卒業 40 生がいなかったため、4 年制最後の卒業生については 50 名程度の採用を行った。管理薬剤師、グル ープ企業の薬局部門の薬剤師については、一般職とは別枠での採用を行っている。管理薬剤師につ いては、基本的に週休 2 日で残業もないので、継続して働きやすい職場と認識されていると思われ る。 業界全体としては、事業所に管理薬剤師を配置する必要があるため、毎年一定数の薬剤師採用は 行っているが、業界の集約が進んでいるため、卸業本体としての薬剤師採用数はあまり増えてはい ないと思われる。しかしながら、将来的に薬剤師がグループ企業への医薬品情報提供などのサービ スを行うようになれば、薬剤師の採用枠は増えるかもしれない。 3.4年制と6年制出身者 6 年制教育を修了した薬剤師については、大学院修士課程卒業者と同列の給与水準としている。 来年度新入社員の採用プロセスにおける印象としては、6 年制の学生は、以前と比べ、自分の進路 を明確に決めて就職活動をしていると感じられた。実務実習を通して、臨床現場の経験とともに、 製薬企業や医薬品卸の業務を 4 年制の実務実習以上に詳しく知ることができており、それをもとに 進路を選択していると思われる。 管理薬剤師以外の職種を希望するものも、現場経験による顧客ニーズをより深く理解しており、 企画能力や提案力が高いような印象を持っている。 4.薬学部出身者、大学教育への期待 管理薬剤師については、薬事法に関する基礎知識とそれを現場で適用できる能力を持つことを期 待している。そもそも学生は、薬学部をなぜ選択したのか、その原点を見つめなおした上で、社会 でなにをやるべきなのか目標を明確に持っていることが望まれる。一般に薬剤師の労働市場は、売 り手市場であり、組織への帰属意識が低いとの問題もある。リーダーシップや人格的なバランスも 求められる。大学生活のうちに、社会との接点をより多く持つことも必要であり、インターンシッ プも利用して欲しい。 41 Ⅶ.受託臨床試験実施機関 【平成 23 年度実施】 1.CRO 業界概要 CRO(Contract Research Organization;受託臨床試験実施機関)は、主に、①試験実施計画書の作 成(現在のところ、わが国では、依頼者が作成することが多い)②症例登録業務、③モニタリング 業務、④データマネジメント(DM) ・統計解析業務、⑤メディカルライティングなどの医薬品開発 プロセスを製薬企業等から受託して実施する企業である。このうち、モニタリングを主に行う職種 が CRA(Clinical Research Associate)であり、一般に「モニター」とも称される。 モニターは、臨床試験が GCP ならびに計画書を遵守して実施されているかを確認する責務を負っ ており、CRO の協会(日本 CRO 協会)が CRA 教育研修制度に基づく研修とともに研修修了認定試 験の実施と合格者の登録を行っている。認定試験における薬剤師に対する優遇はない。 日本で CRO ビジネスが登場したのは、1992 年であり、わが国においては 20 年の歴史である。2010 年度、日本 CRO 協会加盟会社 27 社であるが、会員企業同士の合併や事業譲渡などにより、前年度 (35 社)に比べ会員企業数は減少している。会員企業売上高合計は、97,791 百万円であり、前年度 (87,237 百万円)から 10%以上増加している。協会所属の CRA は 4,300 人である。 CRO の他、臨床試験や製薬企業からの受託を行う組織としては、医療機関(治験実施施設)と契 約し、その施設に限定して治験業務を支援する SMO(Site Management Organization;治験施設支援 機関)や、製造販売承認後の医薬品や治験薬の製造を行う CMO(Contract Manufacturing Organization; 医薬品製造受託機関)の他、製薬企業における営業・マーケティング業務(MR 業務)を受託する CSO(Contract Sales Organization;医薬品販売業務受託機関)などもある。 現在のところ、SMO は薬剤師よりも看護師の採用割合が多く、CMO も、現在のところ、中途採 用者では看護師からの転職者が多く、新卒採用者では薬学部出身者およびその他理系学部出身者が 多いものの、品質管理など特定の職種を除き、薬剤師が多く採用される業種とはなっていない。 CSO において業務委託により MR 活動を行うものをコントラクト MR とよぶ。コントラクト MR も、製薬企業で勤務する一般の MR と同様に MR 認定資格が必要となり、薬剤師について認定試験 6 科目中 3 科目は免除となる。現在、日本全体で 3,000 名程度存在するともいわれるが、新卒薬剤師 の就職先としての認知度は低いのが現状である。 以上のように、臨床試験関連業界においては、薬科大学、薬学部出身者の多くは CRC 志望であ り、志望者も増加傾向にある。 参考資料 日本 CRO 協会 http://www.jcroa.gr.jp/outline/profile.html CRA 教育研修制度 http://www.jcroa.gr.jp/business/document/monitor_saisoku.pdf 42 2.薬剤師需要の見通し 大手 CRO では、2000 年代に入ってから新卒の定期採用を行っている。新薬開発現場では薬学教育 を受けてきた人材を必要としており、当初から薬学部卒業者(薬剤師)を中心に採用してきたが、 CRO の認知が広がると共に、生物学、理学、農学、生命工学等のライフサイエンス系理系学生の比 率も増加傾向であり、現在の薬学生比率は 3~4 割程度である。業種は、臨床開発総合職としての 採用であり、入社時の希望に配慮してモニター(CRA)またはデータマネジメント(DM)を中心 に配属され、毎年 20~70 名程度を採用している。男女比には、あまりこだわらないようだが、一 定のバランスは必要と考えている。現状は業界全体でも女性が多い。 新卒を採用するようになって 10 年余りであるが、当初採用した社員がプロジェクトリーダー(PL) の補佐(サブ PL)レベルに昇進しているが、ディレクター(部長)クラスは中途採用者である。 この 2 年間は6年制薬学教育への移行期であり、薬学部出身者以外へシフトしているが、今後も 3割程度の薬学部出身者を維持する予定である。薬学部出身者に対しての特別な採用プロセスはな いが、薬学部、薬科大学での学内説明会を積極的に実施する方向である。ただし、CRA も DM も 含め薬剤師の資格が必須というわけではないので、採用においては人物本位である。 入社後、薬剤師の資格が必要とはならないが、医薬品についての基礎知識、医薬品や疾病に対す る関心、社会や健康に対する貢献の意欲などは、薬学部出身者のほうが相対的に高いと感じられ、 そうした知識と意欲が生きるものと考えている。 3.4年制と6年制出身者 4年制+修士出身者と6年制出身者の採用については区別をしておらず、給与水準にも差をつけ ていない(ともに修士扱い) 。4 年制出身者(学士)も応募可能である。4 年制出身の修士について は、修士課程での研究領域を考慮することはない。ただし、修士出身者のほうが、社会経験から人 間力や情報通信技術(ICT)へのリテラシーなどの面で能力が高い傾向がある。実務実習の経験が 入社後にどのように生きるかを含め、6 年制出身者への評価はこれからの課題である。 4.薬学部出身者、大学教育への期待 医薬品開発への関心を持っていることが重要であるが、必ずしも薬学の専門的知識が重要ではな い。 CRO はサービス業であるとの認識から、礼儀やマナーはもちろんのこと、なぜ薬学部で学ぶことを 決めたのか、大学でどのように学習してきたのかを採用において重視している。 また、人間関係構築力や傾聴力、表現力など、とりわけコミュニケーション能力については、経験 に基づいてロジカルに説明することの出来る人材を欲している。 43 44 (資料) 平成 24 年度研究結果 需給動向予測 45 46 薬剤師需給動向の予測【平成23年度~平成47年度】 1 供給予測【図表1】 供給予測については、以下の計算方法(①+②-③)により推計した。 ① 平成22年度における総薬剤師数の推計【336,678人】 昭和 38 年度の合格者数に、同年に公表された 23 歳時の死亡率から算出した平均 値を1から減じた値を乗じることにより、同年度の生存合格者を算出した。これを 昭和 39 年度から平成 22 年度まで繰り返すことで、昭和 38 年度の合格者の平成 22 年度時点の生存者数を算出した。 この算出を、昭和 39 年度から平成 21 年度までの各年度における合格者において 行い、平成 22 年度時点の生存者の累積数を算出した。 ② 平成23年度以降の増加要因【国家試験合格者】 平成 23 年度以降の増加要因である国家試験合格者については、下記の条件に基づ き受験者数に国家試験合格率を乗じることで推計した。 受験者数 ・平成 24 年度までは実数を用いた。 ・平成 24 年度以降については、新卒は入学年の入学定員とし、総数は新卒数に前 年不合格者数を加えた値とした。 ・なお、入学定員については、平成 22 年度までは実数を用い、平成 23 年度以降 は 11,000 人、10,000 人、9,000 人と設定した。 国試合格率 ・平成 24 年度までは実数を用いた。 ・平成 25 年度以降については、新卒の合格率を 75%、総数の合格率を 75%とし て設定した。 ③ 平成23年度以降の減少要因 平成 23 年度以降の減少要因としては、70 歳を超える薬剤師数は離職・退職・死亡 したものと設定した。また、70 歳までの薬剤師数は平成 22 年簡易生命表の死亡率に より補正した。 47 2 需要予測 a.薬局の従事者 薬局の従事者については、以下の計算方法により推計した。 ① 投薬対象数の推計 平成 22 年度の投薬対象数※1に対する 65 歳以上人口比を都道府県別に求め、推計 期間における 65 歳以上推計人口※2に乗じて、都道府県別の投薬対象数を求めた【図 表2】 。 ※1.日本薬剤師会「処方せん受取率の推計『全保険(社保+国保+老人) 』」 医科診療(入院外)及び歯科診療の診療実日数にそれぞれの投薬率を乗じたもの。 ※2.国立社会保障・人口問題研究所『日本の都道府県別将来推計人口』(平成 19 年5月推計) ② 受取率(院外処方率)の設定 ⇒ 処方せん枚数の推計 受取率(院外処方率)※3について、都道府県別に平成 18 年度から平成 22 年度ま での5カ年度の伸び率を算出し、その平均値を平均伸び率として、平成 23 年度以降 は平均伸び率で増加していくと設定した。 今回は受取率 70%を上限として設定し、70%達成後はそのまま横這いするものと した。なお、平成 22 年度までに 70%を超えている都道府県はそのまま横這いするも のとした。 以上のように受取率を設定した上で、①で推計した投薬対象数に乗じて処方せん 枚数を推計した【図表3】 。 ※3.日本薬剤師会「処方せん受取率の推計『全保険(社保+国保+老人) 』」 ③ 薬剤師1人当たり処方せん枚数の設定 平成 22 年度の薬局薬剤師1人当たり処方せん枚数を都道府県別に算出し、平成 47 年度までにその水準を維持するものとして設定した。 ※3.厚生労働省「医師・歯科医師・薬剤師調査」 日本薬剤師会「処方せん受取率の推計『全保険(社保+国保+老人) 』」 ④ 薬局薬剤師数の推計 ②で推計した処方せん枚数を、③で設定した薬剤師1人当たり処方せん枚数の設 定で除して推計期間における薬局薬剤師数を推計した【図表4】 。 48 b.病院・診療所の従事者 平成 23 年度の病院病床数 1,583,073 床が今後も横這いであると仮定し、薬剤師1 人当たり病床数が、推計最終年度の平成 47 年度まで現状水準 30.6 床で一定であると 仮定した【図表5】 。 c.大学の従事者 大学の従事者は、平成 22 年度の人数で一定であると仮定した。 d.医薬品関係企業の従事者 医薬品関係企業の従事者は、平成 22 年度の人数で一定であると仮定した。 e.衛生行政機関又は保健衛生施設の従事者 衛生行政機関又は保健衛生施設の従事者は、平成 22 年度の人数で一定であると仮 定した。 f.その他の業務の従事者 その他の業務の従事者については、平成 22 年度の人数で一定であると仮定した。 g.無職・不詳の者 無職・不詳の者については、以下の2通りの考え方を採用した。 1.従来どおり、平成 22 年度の無職・不詳者数の人数で一定であると仮定した。 2.平成 22 年度における供給予測から、平成 22 年度の「医師・歯科医師・薬剤師 調査」の有職者数を差し引いた人数を、平成 22 年度の本来の意味での無職・不 詳者とし、平成 22 年簡易生命表の死亡率により補正した。さらに、各年度の国 家試験合格者数(総数の合格率 75%を採用)に就職しない率(過去 10 年の平均 値)を乗じて、新規の無職・不詳者として加えた。 以上のaからgまでを積み上げて、需要予測を行った【図表6・図表7】。 図表6:薬局は現状水準、病院は現状水準、無職・不詳は1の考え 図表7:薬局は現状水準、病院は現状水準、無職・不詳は2の考え 以上 49 50 320,000 図1 総薬剤師数の推移 356,776人 371,026人 385,276人 年 新卒75%・定員9,000名 新卒75%・定員10,000名 新卒75%・定員11,000名 400,226人 総数75%・定員10,000名 397,601人 総数75%・定員9,000名 417,359人 総数75%・定員11,000名 H22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 336,678 人 340,000 360,000 380,000 400,000 420,000 440,000 (人) 51 投薬対象数:H22 H47 高齢者人口:H22 H47 1,155,340,660日 1,463,189,447日 29,412,000人 37,249,000人 H22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 0 5,000 200 0 10,000 15,000 400 600 25,000 投 1,000 薬 対 象 800 数 高 齢 者 20,000 人 口 30,000 1,200 40,000 (千人) 35,000 投薬対象数 高齢者人口 1,400 (百万人) 1,600 図2 投薬対象数の推移 52 30% 40% 50% 60% 受 取 70% 率 80% 90% 100% :H22 63.1% H47 71.6% 処方せん枚数:H22 729,393,917枚 H47 1,046,974,550枚 受取率 H22 H23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 受取率 処方せん枚数 図3 受取率・処方せん枚数の推移 0 20,000 40,000 処 方 せ 60,000 ん 枚 数 80,000 100,000 120,000 (万枚) 53 0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 300,000 (人) ※徳島水準とは、平成22年度の薬剤師1人当たり 処方せん枚数が最も少なかった徳島県の水準に 平成47年度に他の全ての都道府県が達すると仮 定した場合の推計である。 参考:徳島 3,735枚(最小値) 青森 7,810枚(最大値) 212,404 280,300 年 H22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 145,603 薬局薬剤師数(徳島水準) 薬局薬剤師数(現状水準) 図4 薬局薬剤師数の推移 54 0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 (人) 年 ※平成47年度に薬剤師1人当たり病床数が15床、 20床、30.6床(H22の配置水準)に達すると仮 定した場合の推計である。 51,677 79,154 105,538 H22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 52,013 30.6床当たり薬剤師1人 20床当たり薬剤師1人 15床当たり薬剤師1人 図5 病院・診療所薬剤師数の推移 350,000 400,000 450,000 500,000 人 55 0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 薬 剤 300,000 師 数 ( ) 年 342,982人 417,359人 H22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 276,517人 336,678人 ※供給:総数75%・定員11,000名 薬局:薬剤師1人当たり処方せん枚数⇒現状 病院:薬剤師1人当たり病床数⇒現状 無職・不詳:H22の三師調査の数値を固定 図6 薬剤師の需給予測① 病院・診療所 の従事者 医薬品関係 企業の従事者 無職・不祥者 大学の従事者 衛生機関等 その他の者 薬局の従事者 需要総数 供給総数 350,000 400,000 450,000 500,000 人 56 0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 薬 剤 300,000 師 数 ( ) 年 377,035人 417,359人 H22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 336,678人 ※供給:総数75%・定員11,000名 薬局:薬剤師1人当たり処方せん枚数⇒現状 病院:薬剤師1人当たり病床数⇒現状 無職・不詳:供給予測-H22三師調査の有職者数 図7 薬剤師の需給予測② 病院・診療所 の従事者 医薬品関係 企業の従事者 無職・不祥者 大学の従事者 衛生機関等 その他の者 薬局の従事者 需要総数 供給総数 (資料) 平成 24 年度研究結果 薬剤師需給に関する現状分析・比較 57 58 薬剤師需給動向の予測に関する研究 ファクトデータの収集結果等について 1.方 法 本研究において、以下の統計資料等から薬剤師需給動向に係るファクトデータを収集し た。 「医師・歯科医師・薬剤師調査」 (厚生労働省) 「国民医療費」 (厚生労働省) 「社会医療診療行為別調査」 (厚生労働省) 「医療施設(動態・静態)調査」 (厚生労働省) 「介護サービス施設・事業所調査」 (厚生労働省) 「介護給付費実態調査」 (厚生労働省) 「住民基本台帳人口に基づく人口、人口動態及び世帯数」 (総務省) 「薬剤師国家試験合格状況報告」 (厚生労働省) 「学校基本調査報告書」 (文部科学省) 「薬科大学卒業生・大学院修了者就職動向調査の集計報告」 (薬学教育協議会) 「処方せん受取率の推計」 (日本薬剤師会) 2.結 果 (1)需 要 平成 22 年における薬剤師の総数は 276,517 人である。22 年前の昭和 63 年の 143,429 人 に比べて 133,088 人増加しており、92.8%の増加である【表1】 。 さらに、昭和 63 年から平成 22 年までの 22 年間における2年ごとの増減数をみると、平 成8年の 17,429 人増をピークとして、その後は平成 18 年まで1万1千~2千人程度の増 で推移していたが、平成 22 年は 8,766 人増と減少している【表3】 。 男女別の構成割合をみると、昭和 30 年当時は男性 67.7%、女性 32.3%であったが、昭和 50 年に女性の人数が男性を上回り、その後も女性の割合が微増する傾向が続いている。平 成 22 年における男性の薬剤師は 108,068 人(39.1%) 、女性の薬剤師は 168,449 人(60.9%) である【表4、表5、図5、図6】 。 都道府県別に人口 10 万人あたり薬剤師数の分布をみると、上位3位は1位が徳島県 (327.7 人) 、2位 東京都(323.2 人) 、3位 富山県(278.8 人)である。一方、下位3位は 47 位 沖縄県(136.6 人) 、46 位 青森県(137.0 人) 、45 位 宮崎県(154.8 位)であり、1 位の徳島県と 47 位の沖縄県では 2.4 倍の格差がある【表 11、図 11】 。 59 さらに、二次医療圏別に人口 10 万あたり薬剤師数をみると、県庁所在地や人口規模の大 きい都市部に薬剤師が集中する傾向があり、都道府県の各二次医療圏間で 1.2~11.8 倍もの 格差が存在している【表 14】 。 ① 薬局 平成 22 年における薬局に従事する薬剤師数は 145,603 人(薬局の開設者又は法人の代表 者 18,884 人、勤務者 126,719 人)である。22 年前の昭和 63 年の 45,963 人(17,046 人、28,917 人)に比べて 99,640 人(1,838 人、97,802 人)増加しており、216.8%増(10.8%増、338.2% 増)である【表1】 。 平成 22 年における薬局に従事する薬剤師数の割合は 52.7%(薬局の開設者又は法人の代 表 6.8%、勤務者 45.8%)である。昭和 63 年の 32.0%(11.9%、20.2%)に比べると 20.6 ポイント増(5.1 ポイント減、25.7 ポイント増)である【表2、図2、図3】 。 昭和 63 年から平成 22 年までの 22 年間における2年ごとの増減数をみると、平成 12 年 の 13,540 人増をピークとして、その後は平成 18 年の 8,951 人増まで低下したが、平成 20 年から再び上昇した。平成 22 年は 9,887 人増である。ただし、薬局の開設者又は法人の代 表者の人数のみをみると、平成6年に 3,410 人増を記録したものの、平成 14 年以降は減少 傾向に転じ、平成 22 年は 404 人減である【表3】 。 男女別の構成割合をみると、昭和 30 年当時は男性 69.0%、女性 31.0%であったが、昭和 55 年に女性の人数が男性を上回り、その後も女性の割合が微増する傾向が続いている。平 成 22 年における男性の薬剤師は 47,712 人(32.8%) 、女性の薬剤師は 97,891 人(67.2%) である【表6、表7、図7、図8】 。 平成 22 年の処方せん枚数は 729,393,917 枚、医薬分業率(=処方せん受取率)は 63.1% である。平成 13 年からの 10 年間をみても、処方せん枚数で 169,797,943 枚、医薬分業率で 18.6 ポイントの増加である【表 12、図 12】 。 また、平成 22 年の薬局数は 53,001 薬局、1薬局あたり処方せん枚数は 13,762 枚である。 平成 13 年からの 10 年間で 4,794 薬局が増加し、1薬局あたり処方せん枚数は 2,165 枚増加 した。しかし、この 10 年間で薬局に従事する薬剤師も 44,777 人増加したため、薬剤師1 人あたり処方せん枚数も平成 13 年の 5,5550.1 枚をピークとして漸減傾向にあり、平成 22 年は 5,009.5 枚となっている【表 12、図 14、図 15】 。 なお、入院医療から在宅医療へのシフトが進んでいることも影響して、薬剤師による在 宅患者訪問服薬管理指導に係る医療費・介護費は増加傾向にあり、平成 21 年度には 10,073 百万円と推計され、平成 13 年度と比較して 3,775 百万円の増加となっており、今後の薬局 の動向次第では薬局における薬剤師需要の底上げ要因になることも考えられる【表 17】 。 60 ② 病院・診療所 平成 22 年における病院・診療所に従事する薬剤師数は 52,013 人(調剤業務 49,211 人、 検査業務 159 人、その他業務 2,643 人)である。22 年前の昭和 63 年の 38,339 人に比べて 13,674 人増加しており、35.7%増である【表1】 。 平成 22 年における病院・診療所に従事する薬剤師数の割合は 18.8%である。昭和 63 年 の 26.7%に比べると 7.9 ポイント減である【表2、図2、図3】 。 昭和 63 年から平成 22 年までの 22 年間における2年ごとの増減数をみると、昭和 63 年 から平成8年までは2~3千人程度の増で推移していたが、平成 10 年に 55 人増までに低 下し、平成 12 年と平成 14 年には減少に転じるまでに至った。平成 16 年からは再び増加に 転じ、平成 22 年は 1,677 人増である【表3】 。 男女別の構成割合をみると、昭和 30 年当時は男性 61.5%、女性 38.5%であったが、昭和 40 年に女性の人数が男性を上回り、その後も女性の割合が微増する傾向が続いていたが、 平成 10 年以降は男性の割合が若干増加傾向に転じた。平成 22 年における男性の薬剤師は 17,936 人(34.5%) 、女性の薬剤師は 34,077 人(65.5%)である【表8、表9、図9、図 10】 。 平成 22 年の病院数は 8,670 施設、病院の病床数は 1,593,354 床である。平成 13 年からの 10 年間をみると、病院数は 569 施設、病院の病床数は 53,443 床の減少である。一方で、病 院・診療所に従事する薬剤師数は 4,170 人増加したため、平成 22 年の1病院あたり薬剤師 数は 6.0 人、100 床あたり薬剤師数は 3.3 人と過去最高の水準にある【表 15、図 19、図 20、 図 21】 。 ③ 大学の従事者 平成 22 年における大学に従事する薬剤師数は 7,538 人(大学の勤務者 4,580 人、大学院 生又は研究生 2,958 人)である【表1】 。 平成 22 年における大学に従事する薬剤師数の割合は 2.7%である【表2、図2、図3】 。 ④ 医薬品関係企業の従事者 平成 22 年における医薬品関係企業に従事する薬剤師数は 47,256 人(医薬品製造販売業・ 製造業 31,916 人、医薬品販売業 15,340 人)である。22 年前の昭和 63 年の 28,931 人に比べ て 18,325 人増加しており、63.3%増である【表1】 。 平成 22 年における医薬品関係企業に従事する薬剤師数の割合は 17.1%である。昭和 63 年の 20.2%に比べると 3.1 ポイント減である【表2、図2、図3】 。 薬事関係業態数の推移をみると、いずれの業態も最近5~10 年間は減少傾向が続いてい る。平成 23 年の製造販売業は 1,202、製造業は 2,398 であり、平成 17 年と比較すると製造 61 販売業は 310 減、製造業は 548 減である。同様に、平成 23 年の店舗販売業・薬種商販売業 は 24,015 と、平成 22 年より 1,471 増となったが、平成 17 年と比較して 559 減となってい る。また、卸売販売業も平成 20 年は 10,147 と過去最低を記録したが、平成 23 年は 13,279 と増加している【表 18】 。 なお、平成 20 年度から導入された登録販売者は、平成 23 年度末時点において全国で 109,958 人が登録されている【表 25】 。 ⑤ 衛生行政機関・保健衛生施設の従事者 平成 22 年における衛生行政機関・保健衛生施設に従事する薬剤師数は 6,303 人である。 22 年前の昭和 63 年の 4,879 人に比べて 1,424 人増加しており、29.2%増である【表1】 。 平成 22 年における衛生行政機関・保険衛生施設に従事する薬剤師数の割合は 2.3%であ る。昭和 63 年の 3.4%に比べると 1.1 ポイント減である【表2、図2、図3】 。 昭和 63 年から平成 22 年までの 20 年間における2年ごとの増減数をみると、昭和 63 年 。 と平成 14 年に減少したが、その他の年次は概ね 200 人以内の増で推移している【表3】 ⑥ その他 平成 22 年におけるその他の薬剤師数は 17,780 人(その他の業務 6,066 人、無職 11,714 人)である。22 年前の昭和 63 年の 22,206 人(5,038 人、17,168 人)に比べて 4,426 人減(1,028 人増、5,454 人減)である【表1】 。 平成 22 年におけるその他の薬剤師数の割合は 6.4%(その他の業務 2.2%、無職 4.2%) である。昭和 63 年の 15.5%(3.5%、12.0%)に比べると 9.1 ポイント減(1.3 ポイント減、 7.7 ポイント減)である【表2、図2、図3】 。 昭和 63 年から平成 22 年までの 20 年間における2年ごとの増減数をみると、その他の業 務の従事者は平成6年から平成 10 年までは減少したものの、平成 12 年以降は増加に転じ ていた。しかし、平成 22 年は 96 人減であった。一方、無職の者は平成8年にわずかの増 を記録した他は、減少傾向が続いている【表3】 。 なお、新規入所者の持参薬の整理や在所者の服薬管理等の必要性から、薬剤師の新たな 活躍の場として期待される介護保険施設(特に介護老人保健施設、介護老人福祉施設)は 増加の一途を辿っており、平成 22 年における介護老人保健施設は 3,382 施設(定員 306,642 人) 、介護老人福祉施設は 5,676 施設(定員 403,313 人)になっている【表 16、図 22、図 23】 。 (2)供 給 薬科大学(薬学部)の学部卒業生・大学院修了者の就職動向についてみると、平成 22 62 年3月卒では、平成 14 年3月卒から平成 19 年3月卒までの6年間にわたり1位を維持し ていた進学を、それまで2位であった薬局が追い越し、平成 13 年3月卒以来の1位となっ ている。また、3位である病院・診療所は平成 13 年3月卒を底として増加傾向が続いてい る。また、5位の製薬(開発・学術) 、8位の衛生行政についても最近3年間はやや増加傾 向にある【表 21、図 27】 。 薬科大学(薬学部)の入学定員は平成 15 年から私立大学において急増し、平成 20 年度 には 13,494 人に達した。平成 21 年度以降に私立大学で定員の見直しが行われた結果、平 成 24 年度は 13,069 人(国立 1,130 人、公立 340 人、私立 11,599 人)となっている。なお、 平成 24 年度の 13,069 人のうち、6年制の定員は 11,560 人である【表 22、図 28】 。 平成 23 年度の 6 年制課程初の薬剤師国家試験合格者数は 8,641 人で、合格率は 88.31% と平成 21 年度よりも 13.91 ポイント増加している。なお、新卒者の合格者は 8,182 人で、 合格率は 95.32%と過去最高を記録した【表 23】 。 63 64 (資料) 平成 24 年度研究結果 平成 24 年度までのファクトデータ 65 66 67 21,344 5,257 16,087 - 22,206 5,038 17,168 - 2,969 3,111 4,931 2,969 3,111 4,879 - - 14,474 702 748 13,688 40,512 37,591 16,884 41,214 38,339 15,243 31,350 28,917 - 17,461 17,046 31,358 48,811 45,963 - 87,726 82,320 28,931 67,089 62,901 61,109 - 16,069 5,748 21,817 5,168 15,497 20,751 36,248 - 3,146 3,146 - 632 42,784 43,416 35,303 16,923 52,226 94,932 162,021 4 ('92) 150,627 平成2年 ('90) 143,429 昭和63年 ('88) 2,687 - 14,549 4,603 19,152 5,312 14,683 26,198 - 14,608 4,573 19,181 5,441 15,582 29,534 45,116 2,070 40,881 3,021 3,037 5,708 1,359 1,187 5,107 455 47,170 48,984 49,410 20,460 69,870 115,231 79,069 194,300 8 ('96) 502 43,864 45,553 40,533 20,333 60,866 104,410 72,461 176,871 6 ('94) - 13,988 4,255 18,243 5,592 16,330 29,491 45,821 2,963 3,075 6,038 1,528 442 47,069 49,039 60,720 20,500 81,220 123,003 82,950 205,953 10 ('98) 12,384 26 186 4,614 16,998 5,673 15,951 29,592 45,543 3,922 3,154 7,076 1,977 282 45,277 47,536 86,446 20,446 106,892 138,917 90,827 229,744 14 ('02) 13,094 4,400 17,494 5,691 16,219 28,584 44,803 3,225 3,168 6,393 1,783 333 46,034 48,150 74,152 20,608 94,760 131,120 86,357 217,477 12 ('00) 総 数 (人) 1 12,886 4,918 17,804 5,860 15,433 29,828 45,261 4,489 3,557 8,046 2,131 252 45,711 48,094 96,368 19,935 116,303 146,575 94,794 241,369 16 ('04) 18 12,670 5,416 18,086 5,951 15,285 30,130 45,415 4,715 4,130 8,845 2,284 249 46,431 48,964 105,762 19,492 125,254 153,731 98,802 252,533 18 ('06) 24 12,314 6,162 18,476 6,280 16,743 30,900 47,643 4,867 4,409 9,276 2,414 168 47,754 50,336 116,428 19,288 135,716 163,173 104,578 267,751 20 ('08) 24 11,714 6,066 17,780 6,303 15,340 31,916 47,256 2,958 4,580 7,538 2,643 159 49,211 52,013 126,719 18,884 145,603 168,449 108,068 276,517 22 ('10) 各年12月31日現在 注:1)製薬会社(その研究所を含む)、血液センター等医薬品の製造販売業又は製造業に従事する者(平成16年以前は製造業又は輸入販売業に従事する者)。 2)一般販売業(卸売一般販売業を含む)、薬種商等医薬品の販売業に従事する者。 3)「総数」には、「施設・業務の種別」の不詳を含む。 出典:医師・歯科医師・薬剤師調査(厚生労働省)より集計 男 女 薬局の従事者 薬局の開設者又は法人の代表者 薬局の勤務者 病院・診療所の従事者 病院・診療所で調剤業務に従事する者 病院・診療所で検査業務に従事する者 病院・診療所でその他の業務に従事す る者 大学の従事者 大学の勤務者(研究・教育) 大学院生又は研究生 医薬品関係企業の従事者 医薬品製造販売業・製造業(研究・開 発、営業、その他)に従事する者 医薬品販売業(薬種商を含む)に従事 する者 衛生行政機関又は保健衛生施設の従事者 その他の者 その他の業務の従事者 無職の者 不 詳 総 数 表1 業務種別にみた薬剤師数の推移 薬 剤 師 数 人 ( ) 68 0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 300,000 年 昭和63年 平成2年 4年 6年 8年 10年 12年 14年 16年 18年 20年 22年 ('88) ('90) ('92) ('94) ('96) ('98) ('00) ('02) ('04) ('06) ('08) ('10) 図1 業務種別にみた薬剤師数の推移 衛生行政機関等 大学の従事者 その他の者 医薬品関係 企業の従事者 病院・診療所 の従事者 薬局の従事者 総数 69 100.0 41.8 58.2 32.4 11.6 20.8 27.4 26.9 0.5 - 2.0 2.0 - 20.8 11.2 9.6 3.3 14.2 3.5 10.7 - 100.0 42.6 57.4 32.0 11.9 20.2 26.7 26.2 0.5 - 2.2 2.2 - 20.2 10.6 9.5 3.4 15.5 3.5 12.0 - 平成2年 ('90) - 9.9 3.5 13.5 3.2 9.6 12.8 22.4 - 1.9 1.9 - 0.4 26.4 26.8 21.8 10.4 32.2 58.6 41.4 100.0 4 ('92) 1.4 - 8.2 2.6 10.8 3.0 8.3 14.8 - 7.5 2.4 9.9 2.8 8.0 15.2 23.2 1.2 23.1 1.6 1.7 2.9 0.7 0.7 2.9 0.2 24.3 25.2 25.4 10.5 36.0 59.3 40.7 100.0 8 ('96) 0.3 24.8 25.8 22.9 11.5 34.4 59.0 41.0 100.0 6 ('94) - 6.8 2.1 8.9 2.7 7.9 14.3 22.2 1.4 1.5 2.9 0.7 0.2 22.9 23.8 29.5 10.0 39.4 59.7 40.3 100.0 5.4 0.0 0.1 2.0 7.4 2.5 6.9 12.9 19.8 1.7 1.4 3.1 0.9 0.1 19.7 20.7 37.6 8.9 46.5 60.5 39.5 100.0 14 ('02) 6.0 2.0 8.0 2.6 7.5 13.1 20.6 1.5 1.5 2.9 0.8 0.2 21.2 22.1 34.1 9.5 43.6 60.3 39.7 100.0 構 成 割 合 (%) 10 12 ('98) ('00) 0.0 5.3 2.0 7.4 2.4 6.4 12.4 18.8 1.9 1.5 3.3 0.9 0.1 18.9 19.9 39.9 8.3 48.2 60.7 39.3 100.0 16 ('04) 0.0 5.0 2.1 7.2 2.4 6.1 11.9 18.0 1.9 1.6 3.5 0.9 0.1 18.4 19.4 41.9 7.7 49.6 60.9 39.1 100.0 18 ('06) 0.0 4.6 2.3 6.9 2.3 6.3 11.5 17.8 1.8 1.6 3.5 0.9 0.1 17.8 18.8 43.5 7.2 50.7 60.9 39.1 100.0 20 ('08) 0.0 4.2 2.2 6.4 2.3 5.5 11.5 17.1 1.1 1.7 2.7 1.0 0.1 17.8 18.8 45.8 6.8 52.7 60.9 39.1 100.0 22 ('10) 各年12月31日現在 注:1)製薬会社(その研究所を含む)、血液センター等医薬品の製造販売業又は製造業に従事する者(平成16年以前は製造業又は輸入販売業に従事する者)。 2)一般販売業(卸売一般販売業を含む)、薬種商等医薬品の販売業に従事する者。 3)「総数」には、「施設・業務の種別」の不詳を含む。 出典:医師・歯科医師・薬剤師調査(厚生労働省)より集計 男 女 薬局の従事者 薬局の開設者又は法人の代表者 薬局の勤務者 病院・診療所の従事者 病院・診療所で調剤業務に従事する者 病院・診療所で検査業務に従事する者 病院・診療所でその他の業務に従事す る者 大学の従事者 大学の勤務者(研究・教育) 大学院生又は研究生 医薬品関係企業の従事者 医薬品製造販売業・製造業(研究・開 発、営業、その他)に従事する者 医薬品販売業(薬種商を含む)に従事 する者 衛生行政機関又は保健衛生施設の従事者 その他の者 その他の業務の従事者 無職の者 不 詳 総 数 昭和63年 ('88) 表2 業務種別にみた薬剤師数の構成割合の推移 70 薬 剤 師 数 の 構 成 割 合 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 昭和63年 平成2年 4年 6年 8年 10年 12年 14年 16年 18年 20年 22年 ('88) ('90) ('92) ('94) ('96) ('98) ('00) ('02) ('04) ('06) ('08) ('10) 薬局の従事者 病院・診療所 の従事者 大学の従事者 医薬品関係企業 の従事者 80% 70% 衛生行政機関又は 保健衛生施設の従事者 その他の者 90% 100% 図2 業務種別にみた薬剤師数の構成割合の推移 71 薬 剤 師 数 の 構 成 割 合 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 昭和63年 平成2年 4年 6年 8年 10年 12年 14年 16年 18年 20年 22年 ('88) ('90) ('92) ('94) ('96) ('98) ('00) ('02) ('04) ('06) ('08) ('10) 図3 業務種別にみた薬剤師数の構成割合の推移 薬局の開設者又は法人 の代表者 薬局の勤務者 病院・診療所で調剤業務 に従事する者 病院・診療所で検査業務 に従事する者 大学の勤務者(研究・教育) 大学院生又は研究生 医薬品の製造業・輸入販 売業(研究・開発、営業、 医薬品販売業(薬種商を 含む)に従事する者 衛生行政機関又は 保健衛生施設の従事者 その他の業務の従事者 無職の者 72 1,641 786 52 △ 862 219 △ 1,081 1,096 1,042 △ 128 △ 354 57 △ 411 - 2,427 2,138 - - △ 142 △ 142 29 29 - - - - 237 473 491 △ 18 1,023 3,867 4,890 - 177 177 - 4 ('92) 11,394 4,188 7,206 3,415 △ 538 3,953 2,202 2,272 △ 70 - 144 △ 2,665 △ 1,145 △ 1,520 △ 814 5,447 4,633 - 1,961 △ 109 - 6 ('94) 14,850 5,372 9,478 8,640 3,410 5,230 2,137 1,080 △ 130 - 129 29 △ 30 59 899 3,336 601 △ 16 617 4,235 172 - 151 △ 938 △ 318 △ 620 748 △ 43 330 54 276 705 169 10 ('98) 11,653 3,881 7,772 11,350 40 11,310 55 △ 101 △ 13 99 △ 749 145 △ 894 186 △ 111 △ 907 355 93 262 △ 1,018 255 12 ('00) 11,524 3,407 8,117 13,540 108 13,432 △ 889 △ 1,035 △ 109 194 △ 18 △ 496 214 △ 710 △ 160 △ 268 1,008 683 △ 14 697 740 14 ('02) 12,267 4,470 7,797 12,132 △ 162 12,294 △ 614 △ 757 △ 51 対 前 回 増 減 数 (人) 8 ('96) 17,429 6,608 10,821 9,004 127 8,877 3,431 3,306 △ 47 187 806 304 502 △ 25 △ 518 236 970 403 567 △ 282 154 16 ('04) 11,625 3,967 7,658 9,411 △ 511 9,922 558 434 △ 30 91 282 498 △ 216 17 △ 148 302 799 573 226 154 153 18 ('06) 11,164 4,008 7,156 8,951 △ 443 9,394 870 720 △3 352 △ 306 650 △ 956 6 55 1,786 △ 1,307 450 △ 1,757 1,841 359 20 ('08) 23,984 9,266 14,718 20,349 △ 608 20,957 3,049 2,780 △ 90 23 △ 696 △ 96 △ 600 0 △ 1,403 1,016 △ 1,738 171 △ 1,909 △ 387 229 22 ('10) 8,766 3,490 5,276 9,887 △ 404 10,291 1,677 1,457 △9 各年12月31日現在 注:1)製薬会社(その研究所を含む)、血液センター等医薬品の製造販売業又は製造業に従事する者(平成16年以前は製造業又は輸入販売業に従事する者)。 2)一般販売業(卸売一般販売業を含む)、薬種商等医薬品の販売業に従事する者。 3)「総数」には、「施設・業務の種別」の不詳を含む。 出典:医師・歯科医師・薬剤師調査(厚生労働省)より集計 )より集計 男 女 薬局の従事者 薬局の開設者又は法人の代表者 薬局の勤務者 病院・診療所の従事者 病院・診療所で調剤業務に従事する者 病院・診療所で検査業務に従事する者 病院・診療所でその他の業務に従事する 者 大学の従事者 大学の勤務者(研究・教育) 大学院生又は研究生 医薬品関係企業の従事者 医薬品製造販売業・製造業(研究・開 発、営業、その他)に従事する者 医薬品販売業(薬種商を含む)に従事す る者 衛生行政機関又は保健衛生施設の従事者 その他の者 その他の業務の従事者 無職の者 不 詳 総 数 昭和63年 平成2年 ('88) ('90) 7,439 7,198 1,889 1,792 5,406 5,550 2,214 2,848 △ 333 415 2,547 2,433 3,540 2,875 3,644 2,921 △ 104 △ 46 表3 業務種別にみた薬剤師数の前回調査時点からの増減数 73 総 数 男 女 24歳以下 男 女 25-29 男 女 30-34 男 女 35-39 男 女 40-44 男 女 45-49 男 女 50-54 男 女 55-59 男 女 60-64 男 女 65-69 男 女 70-74 男 女 75-79 男 女 80-84 男 女 85歳以上 男 女 不詳 男 女 平均年齢 昭和30年 (1955) 52,418 35,504 16,914 3,397 1,427 1,970 12,141 7,201 4,940 9,655 5,815 3,840 6,503 3,971 2,532 6,172 4,204 1,968 4,232 3,248 984 3,324 2,984 340 3,133 2,960 173 2,100 2,009 91 1,178 1,129 49 389 376 13 151 150 1 43 30 13 35 ('60) 60,257 37,867 22,390 3,493 1,076 2,417 10,474 4,811 5,663 12,010 7,298 4,712 9,214 5,526 3,688 6,241 3,768 2,473 5,884 4,012 1,872 4,011 3,066 945 3,075 2,746 329 2,807 2,648 159 1,781 1,707 74 913 876 37 262 250 12 92 83 9 40 ('65) 68,674 40,040 28,634 4,210 1,032 3,178 10,619 4,315 6,304 10,615 5,203 5,412 11,612 7,067 4,545 8,843 5,274 3,569 5,967 3,599 2,368 5,611 3,805 1,806 3,774 2,868 906 2,797 2,492 305 2,397 2,260 137 1,420 1,358 62 778 744 34 31 23 8 45 ('70) 79,393 42,327 37,066 7,053 1,846 5,207 12,389 4,501 7,888 10,504 4,704 5,800 10,307 5,076 5,231 11,088 6,710 4,378 8,351 4,969 3,382 5,579 3,354 2,225 5,117 3,437 1,680 3,377 2,552 825 2,336 2,072 264 1,874 1,757 117 1,402 1,340 62 16 9 7 50 ('75) 94,362 46,373 47,989 7,422 1,581 5,841 19,524 7,296 12,228 11,841 4,712 7,129 10,130 4,621 5,509 9,968 4,946 5,022 10,629 6,434 4,195 8,008 4,739 3,269 5,212 3,089 2,123 4,674 3,114 1,560 3,007 2,274 733 1,864 1,636 228 1,302 1,211 91 578 546 32 166 155 11 37 19 18 表4 年齢階級別・男女別にみた薬剤師数の推移 55 ('80) 116,056 52,678 63,378 10,527 2,518 8,009 22,726 7,552 15,174 19,071 8,034 11,037 11,971 4,806 7,165 10,153 4,608 5,545 9,836 4,852 4,984 10,373 6,269 4,104 7,604 4,517 3,087 4,840 2,864 1,976 4,161 2,748 1,413 2,422 1,808 614 1,306 1,119 187 739 685 54 307 288 19 20 10 10 59 ('84) 129,700 56,862 72,838 9,092 2,238 6,854 27,196 9,360 17,836 19,630 7,758 11,872 17,506 7,328 10,178 11,437 4,751 6,686 10,005 4,565 5,440 9,722 5,010 4,712 8,964 5,476 3,488 6,208 3,620 2,588 4,091 2,465 1,626 3,161 2,124 1,037 1,545 1,158 387 735 633 102 407 376 31 1 1 61 ('86) 135,990 59,220 76,770 8,770 2,090 6,680 26,952 9,700 17,252 21,747 8,469 13,278 19,773 8,392 11,381 12,346 4,898 7,448 9,939 4,496 5,443 9,392 4,470 4,922 9,741 5,759 3,982 6,914 4,180 2,734 4,201 2,415 1,786 3,309 2,131 1,178 1,766 1,239 527 685 562 123 455 419 36 - 63 ('88) 143,429 61,109 82,320 9,920 2,309 7,611 25,975 9,361 16,614 23,690 9,372 14,318 19,255 7,877 11,378 15,961 6,382 9,579 10,805 4,654 6,151 9,557 4,388 5,169 9,523 5,198 4,325 7,280 4,405 2,875 4,955 2,855 2,100 3,159 1,895 1,264 2,077 1,410 667 811 596 215 461 407 54 平成2年 ('90) 150,627 62,901 87,726 8,936 1,899 7,037 26,477 9,151 17,326 24,402 9,957 14,445 20,315 7,890 12,425 19,357 7,888 11,469 11,871 4,688 7,183 9,584 4,367 5,217 8,765 4,358 4,407 8,347 5,053 3,294 5,707 3,304 2,403 3,196 1,869 1,327 2,297 1,443 854 955 684 271 418 350 68 41.9 4 ('92) 162,021 67,089 94,932 9,174 2,106 7,068 27,777 9,322 18,455 24,535 10,300 14,235 23,109 9,015 14,094 20,582 8,261 12,321 14,794 5,799 8,995 10,254 4,522 5,732 9,234 4,453 4,781 8,914 5,078 3,836 6,124 3,692 2,432 3,643 2,055 1,588 2,291 1,379 912 1,141 749 392 449 358 91 - 6 ('94) 176,871 72,461 104,410 10,376 2,459 7,917 30,139 10,135 20,004 25,292 10,637 14,655 25,980 10,415 15,565 21,141 8,049 13,092 18,962 7,612 11,350 11,833 5,026 6,807 9,568 4,553 5,015 8,288 4,354 3,934 6,905 4,258 2,647 4,294 2,450 1,844 2,225 1,303 922 1,328 831 497 540 379 161 42.1 8 ('96) 194,300 79,069 115,231 11,636 2,904 8,732 33,314 11,507 21,807 26,847 11,281 15,566 27,107 11,349 15,758 24,479 9,047 15,432 22,460 9,058 13,402 13,233 5,272 7,961 10,060 4,735 5,325 8,298 4,028 4,270 7,628 4,479 3,149 4,772 2,799 1,973 2,436 1,359 1,077 1,407 843 564 623 408 215 42.2 10 ('98) 205,953 82,950 123,003 11,798 3,026 8,772 33,969 11,607 22,362 29,324 11,980 17,344 26,741 11,530 15,211 27,517 10,330 17,187 22,374 8,529 13,845 17,508 7,039 10,469 10,908 4,942 5,966 8,458 4,032 4,426 7,468 4,084 3,384 4,991 3,046 1,945 2,839 1,601 1,238 1,326 753 573 732 451 281 42.4 12 ('00) 217,477 86,357 131,120 11,937 3,259 8,678 35,282 11,669 23,613 29,829 12,082 17,747 27,622 11,781 15,841 29,024 11,285 17,739 23,984 8,574 15,410 21,246 8,636 12,610 12,004 5,053 6,951 8,565 4,104 4,461 6,903 3,496 3,407 5,755 3,460 2,295 3,172 1,755 1,417 1,357 749 608 783 447 336 14 7 7 42.6 14 16 18 20 22 ('02) ('04) ('06) ('08) ('10) 229,744 241,369 252,533 267,751 276,517 90,827 94,794 98,802 104,578 108,068 138,917 146,575 153,731 163,173 168,449 11,316 11,652 11,940 13,048 8,328 3,574 3,703 3,857 4,690 3,110 7,742 7,949 8,083 8,358 5,218 36,699 36,317 35,924 37,166 40,170 12,091 12,676 13,273 14,043 15,728 24,608 23,641 22,651 23,123 24,442 31,532 33,108 34,463 35,385 35,533 12,582 12,606 12,732 13,311 14,010 18,950 20,502 21,731 22,074 21,523 28,913 30,311 32,183 32,683 34,208 11,972 12,307 12,980 12,774 12,826 16,941 18,004 19,203 19,909 21,382 28,975 28,790 29,138 31,772 32,363 11,689 11,712 11,576 12,333 12,488 17,286 17,078 17,562 19,439 19,875 27,044 29,701 30,012 29,890 31,114 9,735 10,927 11,532 11,664 12,073 17,309 18,774 18,480 18,226 19,041 22,471 22,854 25,750 29,178 30,793 8,768 8,301 9,075 10,402 11,454 13,703 14,553 16,675 18,776 19,339 14,798 18,973 21,858 22,099 23,765 6,027 7,811 8,891 8,389 8,384 8,771 11,162 12,967 13,710 15,381 9,011 10,320 11,191 15,304 18,446 4,174 4,564 4,612 6,343 7,665 4,837 5,756 6,579 8,961 10,781 7,223 7,334 7,433 8,120 8,873 3,543 3,597 3,577 3,811 3,774 3,680 3,737 3,856 4,309 5,099 5,974 5,564 5,509 5,805 5,610 3,393 2,912 2,702 2,815 2,732 2,990 2,878 2,581 2,652 2,807 3,358 3,756 4,199 4,125 3,780 1,959 2,229 2,415 2,243 1,900 1,399 1,527 1,784 1,882 1,880 1,582 1,804 1,978 2,129 2,367 853 966 1,105 1,241 1,342 729 838 873 888 1,025 843 885 955 1,047 1,167 465 483 475 519 582 378 402 480 528 585 5 2 3 43.0 43.3 43.7 44.0 44.5 出典:医師・歯科医師・薬剤師調査(厚生労働省)より集計 200,000 250,000 300,000 74 人 0 50,000 100,000 薬 剤 師 150,000 数 ( ) 年齢階級別にみた薬剤師数の推移 年 昭和 平成 30年 35年 40年 45年 50年 55年 59年 61年 63年 2年 4年 6年 8年 10年 12年 14年 16年 18年 20年 22年 図4 24歳以下 25-29 30-34 35-39 40-44 45-49 50-54 55-59 60-64 65-69 70-74 75-79 80-84 85歳以上 不詳 200,000 250,000 300,000 75 0 50,000 100,000 薬 剤 師 数 150,000 人 ( ) 年 昭和 平成 30年 35年 40年 45年 50年 55年 59年 61年 63年 2年 4年 6年 8年 10年 12年 14年 16年 18年 20年 22年 図5 薬剤師数(男女別)の推移 男性 女性 総数 76 総 数 男 女 24歳以下 男 女 25-29 男 女 30-34 男 女 35-39 男 女 40-44 男 女 45-49 男 女 50-54 男 女 55-59 男 女 60-64 男 女 65-69 男 女 70-74 男 女 75-79 男 女 80-84 男 女 85歳以上 男 女 不詳 男 女 平均年齢 昭和30年 (1955) 100.0 67.7 32.3 6.5 2.7 3.8 23.2 13.7 9.4 18.4 11.1 7.3 12.4 7.6 4.8 11.8 8.0 3.8 8.1 6.2 1.9 6.3 5.7 0.6 6.0 5.6 0.3 4.0 3.8 0.2 2.2 2.2 0.1 0.7 0.7 0.0 0.3 0.3 0.0 0.1 0.1 0.0 35 ('60) 100.0 62.8 37.2 5.8 1.8 4.0 17.4 8.0 9.4 19.9 12.1 7.8 15.3 9.2 6.1 10.4 6.3 4.1 9.8 6.7 3.1 6.7 5.1 1.6 5.1 4.6 0.5 4.7 4.4 0.3 3.0 2.8 0.1 1.5 1.5 0.1 0.4 0.4 0.0 0.2 0.1 0.0 40 ('65) 100.0 58.3 41.7 6.1 1.5 4.6 15.5 6.3 9.2 15.5 7.6 7.9 16.9 10.3 6.6 12.9 7.7 5.2 8.7 5.2 3.4 8.2 5.5 2.6 5.5 4.2 1.3 4.1 3.6 0.4 3.5 3.3 0.2 2.1 2.0 0.1 1.1 1.1 0.0 0.0 0.0 0.0 45 ('70) 100.0 53.3 46.7 8.9 2.3 6.6 15.6 5.7 9.9 13.2 5.9 7.3 13.0 6.4 6.6 14.0 8.5 5.5 10.5 6.3 4.3 7.0 4.2 2.8 6.4 4.3 2.1 4.3 3.2 1.0 2.9 2.6 0.3 2.4 2.2 0.1 1.8 1.7 0.1 0.0 0.0 0.0 50 ('75) 100.0 49.1 50.9 7.9 1.7 6.2 20.7 7.7 13.0 12.5 5.0 7.6 10.7 4.9 5.8 10.6 5.2 5.3 11.3 6.8 4.4 8.5 5.0 3.5 5.5 3.3 2.2 5.0 3.3 1.7 3.2 2.4 0.8 2.0 1.7 0.2 1.4 1.3 0.1 0.6 0.6 0.0 0.2 0.2 0.0 0.0 0.0 0.0 55 ('80) 100.0 45.4 54.6 9.1 2.2 6.9 19.6 6.5 13.1 16.4 6.9 9.5 10.3 4.1 6.2 8.7 4.0 4.8 8.5 4.2 4.3 8.9 5.4 3.5 6.6 3.9 2.7 4.2 2.5 1.7 3.6 2.4 1.2 2.1 1.6 0.5 1.1 1.0 0.2 0.6 0.6 0.0 0.3 0.2 0.0 0.0 0.0 0.0 表5 年齢階級・男女別にみた薬剤師数の構成割合の推移 59 ('84) 100.0 43.8 56.2 7.0 1.7 5.3 21.0 7.2 13.8 15.1 6.0 9.2 13.5 5.6 7.8 8.8 3.7 5.2 7.7 3.5 4.2 7.5 3.9 3.6 6.9 4.2 2.7 4.8 2.8 2.0 3.2 1.9 1.3 2.4 1.6 0.8 1.2 0.9 0.3 0.6 0.5 0.1 0.3 0.3 0.0 0.0 0.0 61 ('86) 100.0 43.5 56.5 6.4 1.5 4.9 19.8 7.1 12.7 16.0 6.2 9.8 14.5 6.2 8.4 9.1 3.6 5.5 7.3 3.3 4.0 6.9 3.3 3.6 7.2 4.2 2.9 5.1 3.1 2.0 3.1 1.8 1.3 2.4 1.6 0.9 1.3 0.9 0.4 0.5 0.4 0.1 0.3 0.3 0.0 - 63 ('88) 100.0 42.6 57.4 6.9 1.6 5.3 18.1 6.5 11.6 16.5 6.5 10.0 13.4 5.5 7.9 11.1 4.4 6.7 7.5 3.2 4.3 6.7 3.1 3.6 6.6 3.6 3.0 5.1 3.1 2.0 3.5 2.0 1.5 2.2 1.3 0.9 1.4 1.0 0.5 0.6 0.4 0.1 0.3 0.3 0.0 平成2年 ('90) 100.0 41.8 58.2 5.9 1.3 4.7 17.6 6.1 11.5 16.2 6.6 9.6 13.5 5.2 8.2 12.9 5.2 7.6 7.9 3.1 4.8 6.4 2.9 3.5 5.8 2.9 2.9 5.5 3.4 2.2 3.8 2.2 1.6 2.1 1.2 0.9 1.5 1.0 0.6 0.6 0.5 0.2 0.3 0.2 0.0 41.9 4 ('92) 100.0 41.4 58.6 5.7 1.3 4.4 17.1 5.8 11.4 15.1 6.4 8.8 14.3 5.6 8.7 12.7 5.1 7.6 9.1 3.6 5.6 6.3 2.8 3.5 5.7 2.7 3.0 5.5 3.1 2.4 3.8 2.3 1.5 2.2 1.3 1.0 1.4 0.9 0.6 0.7 0.5 0.2 0.3 0.2 0.1 - 6 ('94) 100.0 41.0 59.0 5.9 1.4 4.5 17.0 5.7 11.3 14.3 6.0 8.3 14.7 5.9 8.8 12.0 4.6 7.4 10.7 4.3 6.4 6.7 2.8 3.8 5.4 2.6 2.8 4.7 2.5 2.2 3.9 2.4 1.5 2.4 1.4 1.0 1.3 0.7 0.5 0.8 0.5 0.3 0.3 0.2 0.1 42.1 8 ('96) 100.0 40.7 59.3 6.0 1.5 4.5 17.1 5.9 11.2 13.8 5.8 8.0 14.0 5.8 8.1 12.6 4.7 7.9 11.6 4.7 6.9 6.8 2.7 4.1 5.2 2.4 2.7 4.3 2.1 2.2 3.9 2.3 1.6 2.5 1.4 1.0 1.3 0.7 0.6 0.7 0.4 0.3 0.3 0.2 0.1 42.2 10 ('98) 100.0 40.3 59.7 5.7 1.5 4.3 16.5 5.6 10.9 14.2 5.8 8.4 13.0 5.6 7.4 13.4 5.0 8.3 10.9 4.1 6.7 8.5 3.4 5.1 5.3 2.4 2.9 4.1 2.0 2.1 3.6 2.0 1.6 2.4 1.5 0.9 1.4 0.8 0.6 0.6 0.4 0.3 0.4 0.2 0.1 42.4 12 ('00) 100.0 39.7 60.3 5.5 1.5 4.0 16.2 5.4 10.9 13.7 5.6 8.2 12.7 5.4 7.3 13.3 5.2 8.2 11.0 3.9 7.1 9.8 4.0 5.8 5.5 2.3 3.2 3.9 1.9 2.1 3.2 1.6 1.6 2.6 1.6 1.1 1.5 0.8 0.7 0.6 0.3 0.3 0.4 0.2 0.2 0.0 0.0 0.0 42.6 14 16 18 20 22 ('02) ('04) ('06) ('08) ('10) 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 39.5 39.3 39.1 39.1 39.1 60.5 60.7 60.9 60.9 60.9 4.9 4.8 4.7 4.9 3.0 1.6 1.5 1.5 1.8 1.1 3.4 3.3 3.2 3.1 1.9 16.0 15.0 14.2 13.9 14.5 5.3 5.3 5.3 5.2 5.7 10.7 9.8 9.0 8.6 8.8 13.7 13.7 13.6 13.2 12.9 5.5 5.2 5.0 5.0 5.1 8.2 8.5 8.6 8.2 7.8 12.6 12.6 12.7 12.2 12.4 5.2 5.1 5.1 4.8 4.6 7.4 7.5 7.6 7.4 7.7 12.6 11.9 11.5 11.9 11.7 5.1 4.9 4.6 4.6 4.5 7.5 7.1 7.0 7.3 7.2 11.8 12.3 11.9 11.2 11.3 4.2 4.5 4.6 4.4 4.4 7.5 7.8 7.3 6.8 6.9 9.8 9.5 10.2 10.9 11.1 3.8 3.4 3.6 3.9 4.1 6.0 6.0 6.6 7.0 7.0 6.4 7.9 8.7 8.3 8.6 2.6 3.2 3.5 3.1 3.0 3.8 4.6 5.1 5.1 5.6 3.9 4.3 4.4 5.7 6.7 1.8 1.9 1.8 2.4 2.8 2.1 2.4 2.6 3.3 3.9 3.1 3.0 2.9 3.0 3.2 1.5 1.5 1.4 1.4 1.4 1.6 1.5 1.5 1.6 1.8 2.6 2.3 2.2 2.2 2.0 1.5 1.2 1.1 1.1 1.0 1.1 1.0 1.1 1.1 1.1 1.5 1.6 1.7 1.5 1.4 0.9 0.9 1.0 0.8 0.7 0.6 0.6 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 0.8 0.8 0.9 0.4 0.4 0.4 0.5 0.5 0.3 0.3 0.3 0.3 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.0 0.0 0.0 43.0 43.3 43.7 44.0 医師・歯科医師・薬剤師調査(厚生労働省)より集計 77 薬 剤 師 数 の 構 成 割 合 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 年 昭和 平成 30年 35年 40年 45年 50年 55年 59年 61年 63年 2年 4年 6年 8年 10年 12年 14年 16年 18年 20年 22年 図6 男女別にみた薬剤師の構成割合の推移 男性 女性 78 総 数 男 女 24歳以下 男 女 25-29 男 女 30-34 男 女 35-39 男 女 40-44 男 女 45-49 男 女 50-54 男 女 55-59 男 女 60-64 男 女 65-69 男 女 70-74 男 女 75-79 男 女 80-84 男 女 85歳以上 男 女 不詳 男 女 平均年齢 昭和30年 (1955) 20,461 14,114 6,347 841 382 459 3,595 2,008 1,587 3,531 2,009 1,522 2,452 1,399 1,053 2,620 1,685 935 1,918 1,476 442 1,652 1,472 180 1,794 1,699 95 1,189 1,148 41 629 606 23 176 172 4 50 49 1 14 9 5 35 ('60) 23,348 15,137 8,211 553 210 343 2,953 1,414 1,539 4,223 2,391 1,832 3,727 2,073 1,654 2,499 1,393 1,106 2,568 1,622 946 1,874 1,413 461 1,625 1,440 185 1,662 1,576 86 1,022 990 32 488 469 19 122 120 2 32 26 6 40 ('65) 24,147 14,919 9,228 466 185 281 2,190 957 1,233 3,345 1,642 1,703 4,113 2,348 1,765 3,573 1,960 1,613 2,378 1,313 1,065 2,412 1,536 876 1,728 1,310 418 1,460 1,294 166 1,368 1,301 67 747 723 24 352 338 14 15 12 3 45 ('70) 27,681 15,654 12,027 872 281 591 2,820 1,080 1,740 3,084 1,341 1,743 3,640 1,738 1,902 4,241 2,387 1,854 3,661 1,991 1,670 2,356 1,288 1,068 2,326 1,499 827 1,638 1,241 397 1,234 1,095 139 1,059 992 67 744 719 25 6 2 4 - 50 ('75) 30,446 16,450 13,996 770 208 562 3,724 1,443 2,281 3,442 1,437 2,005 3,252 1,521 1,731 3,721 1,861 1,860 4,121 2,362 1,759 3,477 1,949 1,528 2,256 1,278 978 2,209 1,439 770 1,417 1,080 337 966 852 114 699 651 48 305 291 14 78 73 5 9 5 4 55 ('80) 36,677 18,013 18,664 1,618 370 1,248 4,416 1,518 2,898 5,209 2,189 3,020 4,085 1,656 2,429 3,553 1,595 1,958 3,809 1,873 1,936 4,073 2,343 1,730 3,425 1,949 1,476 2,187 1,288 899 1,978 1,303 675 1,147 877 270 649 562 87 379 355 24 145 134 11 4 1 3 59 ('84) 42,173 19,323 22,850 1,555 343 1,212 5,673 1,905 3,768 5,082 1,969 3,113 5,921 2,327 3,594 4,432 1,759 2,673 3,825 1,678 2,147 4,030 2,031 1,999 3,778 2,213 1,565 3,033 1,759 1,274 1,920 1,149 771 1,579 1,079 500 768 595 173 369 323 46 208 193 15 - 表6 年齢階級・男女別にみた薬剤師数の推移(薬局の従事者) 61 ('86) 43,749 19,701 24,048 1,425 295 1,130 5,457 1,881 3,576 5,344 2,045 3,299 6,370 2,510 3,860 4,803 1,764 3,039 3,890 1,647 2,243 3,779 1,738 2,041 4,150 2,357 1,793 3,382 2,046 1,336 2,016 1,183 833 1,640 1,066 574 903 651 252 353 300 53 237 218 19 - 63 ('88) 45,963 20,032 25,931 1,457 286 1,171 5,216 1,718 3,498 5,830 2,276 3,554 6,023 2,293 3,730 6,149 2,228 3,921 4,293 1,708 2,585 3,767 1,633 2,134 4,095 2,202 1,893 3,407 2,070 1,337 2,468 1,441 1,027 1,551 932 619 1,067 733 334 403 296 107 237 216 21 平成2年 ('90) 48,811 20,430 28,381 1,202 214 988 5,242 1,510 3,732 6,161 2,432 3,729 6,154 2,147 4,007 7,299 2,596 4,703 4,942 1,781 3,161 3,858 1,632 2,226 3,750 1,815 1,935 3,880 2,358 1,522 2,875 1,712 1,163 1,555 934 621 1,184 759 425 486 350 136 223 190 33 46.4 4 ('92) 52,226 20,997 31,229 1,155 237 918 5,358 1,408 3,950 6,090 2,355 3,735 7,122 2,452 4,670 7,522 2,569 4,953 6,088 2,023 4,065 4,195 1,668 2,527 3,743 1,702 2,041 4,150 2,381 1,769 3,008 1,850 1,158 1,799 1,070 729 1,156 687 469 604 409 195 236 186 50 - 6 ('94) 60,866 22,934 37,932 1,772 345 1,427 6,694 1,827 4,867 6,860 2,422 4,438 8,807 3,001 5,806 8,161 2,488 5,673 8,072 2,602 5,470 5,032 1,779 3,253 3,876 1,668 2,208 3,986 2,136 1,850 3,326 2,064 1,262 2,201 1,317 884 1,094 649 445 693 433 260 292 203 89 45.9 8 ('96) 69,870 25,145 44,725 2,781 584 2,197 8,483 2,435 6,048 7,632 2,608 5,024 9,399 3,170 6,229 9,770 2,805 6,965 9,522 2,964 6,558 5,813 1,850 3,963 4,160 1,717 2,443 3,915 1,959 1,956 3,742 2,234 1,508 2,462 1,502 960 1,169 679 490 721 447 274 301 191 110 45.3 10 ('98) 81,220 28,069 53,151 3,332 685 2,647 11,127 3,263 7,864 9,475 3,087 6,388 10,060 3,367 6,693 11,862 3,339 8,523 10,026 2,838 7,188 7,862 2,491 5,371 4,672 1,805 2,867 4,022 1,953 2,069 3,744 2,166 1,578 2,547 1,590 957 1,452 861 591 655 384 271 384 240 144 44.5 12 ('00) 94,760 31,574 63,186 4,352 905 3,447 13,964 4,004 9,960 11,062 3,732 7,330 11,229 3,565 7,664 13,381 3,848 9,533 11,681 3,035 8,646 9,970 3,078 6,892 5,653 2,008 3,645 4,289 2,067 2,222 3,549 1,941 1,608 2,925 1,840 1,085 1,634 941 693 662 375 287 400 230 170 9 5 4 44.0 14 16 18 20 22 ('02) ('04) ('06) ('08) ('10) 106,892 116,303 125,254 135,716 145,603 35,116 37,864 40,758 44,308 47,712 71,776 78,439 84,496 91,408 97,891 4,041 4,086 4,447 4,941 3,672 1,025 1,098 1,203 1,502 1,225 3,016 2,988 3,244 3,439 2,447 16,343 16,461 15,871 16,284 18,540 4,624 4,957 5,307 5,583 6,639 11,719 11,504 10,564 10,701 11,901 13,439 15,529 17,338 18,173 18,385 4,742 5,329 5,798 6,227 6,604 8,697 10,200 11,540 11,946 11,781 12,418 13,647 15,430 16,930 18,766 3,779 4,268 5,061 5,631 6,205 8,639 9,379 10,369 11,299 12,561 13,918 14,247 14,715 16,305 17,151 3,995 4,023 4,043 4,510 4,908 9,923 10,224 10,672 11,795 12,243 13,769 15,482 15,897 16,012 16,987 3,549 4,067 4,319 4,350 4,512 10,220 11,415 11,578 11,662 12,475 11,234 11,898 13,856 15,940 17,015 3,289 3,152 3,531 4,143 4,604 7,945 8,746 10,325 11,797 12,411 7,282 9,545 11,227 11,719 13,028 2,424 3,099 3,583 3,439 3,486 4,858 6,446 7,644 8,280 9,542 4,722 5,581 6,236 8,530 10,557 2,173 2,404 2,379 3,223 3,925 2,549 3,177 3,857 5,307 6,632 3,677 3,740 3,976 4,447 5,100 1,908 1,929 1,968 2,115 2,158 1,769 1,811 2,008 2,332 2,942 3,076 2,874 2,781 2,931 2,915 1,856 1,625 1,508 1,535 1,487 1,220 1,249 1,273 1,396 1,428 1,749 1,864 2,093 1,997 1,826 1,058 1,165 1,264 1,183 1,012 691 699 829 814 814 782 924 974 1,027 1,142 445 511 570 617 678 337 413 404 410 464 440 425 413 480 519 247 237 224 250 269 193 188 189 230 250 2 2 44.0 44.2 44.5 44.7 45.1 出典:医師・歯科医師・薬剤師調査(厚生労働省)より集計 薬 剤 師 数 人 ( ) 79 0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 140,000 160,000 年 昭和 平成 30年 35年 40年 45年 50年 55年 59年 61年 63年 2年 4年 6年 8年 10年 12年 14年 16年 18年 20年 22年 図7 男女別にみた薬剤師数の推移(薬局の従事者) 男性 女性 総数 80 総 数 男 女 24歳以下 男 女 25-29 男 女 30-34 男 女 35-39 男 女 40-44 男 女 45-49 男 女 50-54 男 女 55-59 男 女 60-64 男 女 65-69 男 女 70-74 男 女 75-79 男 女 80-84 男 女 85歳以上 男 女 不詳 男 女 平均年齢 昭和30年 (1955) 100.0 69.0 31.0 4.1 1.9 2.2 17.6 9.8 7.8 17.3 9.8 7.4 12.0 6.8 5.1 12.8 8.2 4.6 9.4 7.2 2.2 8.1 7.2 0.9 8.8 8.3 0.5 5.8 5.6 0.2 3.1 3.0 0.1 0.9 0.8 0.0 0.2 0.2 0.0 0.1 0.0 0.0 35 ('60) 100.0 64.8 35.2 2.4 0.9 1.5 12.6 6.1 6.6 18.1 10.2 7.8 16.0 8.9 7.1 10.7 6.0 4.7 11.0 6.9 4.1 8.0 6.1 2.0 7.0 6.2 0.8 7.1 6.8 0.4 4.4 4.2 0.1 2.1 2.0 0.1 0.5 0.5 0.0 0.1 0.1 0.0 40 ('65) 100.0 61.8 38.2 1.9 0.8 1.2 9.1 4.0 5.1 13.9 6.8 7.1 17.0 9.7 7.3 14.8 8.1 6.7 9.8 5.4 4.4 10.0 6.4 3.6 7.2 5.4 1.7 6.0 5.4 0.7 5.7 5.4 0.3 3.1 3.0 0.1 1.5 1.4 0.1 0.1 0.0 0.0 45 ('70) 100.0 56.6 43.4 3.2 1.0 2.1 10.2 3.9 6.3 11.1 4.8 6.3 13.1 6.3 6.9 15.3 8.6 6.7 13.2 7.2 6.0 8.5 4.7 3.9 8.4 5.4 3.0 5.9 4.5 1.4 4.5 4.0 0.5 3.8 3.6 0.2 2.7 2.6 0.1 0.0 0.0 0.0 - 50 ('75) 100.0 54.0 46.0 2.5 0.7 1.8 12.2 4.7 7.5 11.3 4.7 6.6 10.7 5.0 5.7 12.2 6.1 6.1 13.5 7.8 5.8 11.4 6.4 5.0 7.4 4.2 3.2 7.3 4.7 2.5 4.7 3.5 1.1 3.2 2.8 0.4 2.3 2.1 0.2 1.0 1.0 0.0 0.3 0.2 0.0 0.0 0.0 0.0 55 ('80) 100.0 49.1 50.9 4.4 1.0 3.4 12.0 4.1 7.9 14.2 6.0 8.2 11.1 4.5 6.6 9.7 4.3 5.3 10.4 5.1 5.3 11.1 6.4 4.7 9.3 5.3 4.0 6.0 3.5 2.5 5.4 3.6 1.8 3.1 2.4 0.7 1.8 1.5 0.2 1.0 1.0 0.1 0.4 0.4 0.0 0.0 0.0 0.0 59 ('84) 100.0 45.8 54.2 3.7 0.8 2.9 13.5 4.5 8.9 12.1 4.7 7.4 14.0 5.5 8.5 10.5 4.2 6.3 9.1 4.0 5.1 9.6 4.8 4.7 9.0 5.2 3.7 7.2 4.2 3.0 4.6 2.7 1.8 3.7 2.6 1.2 1.8 1.4 0.4 0.9 0.8 0.1 0.5 0.5 0.0 - 61 ('86) 100.0 45.0 55.0 3.3 0.7 2.6 12.5 4.3 8.2 12.2 4.7 7.5 14.6 5.7 8.8 11.0 4.0 6.9 8.9 3.8 5.1 8.6 4.0 4.7 9.5 5.4 4.1 7.7 4.7 3.1 4.6 2.7 1.9 3.7 2.4 1.3 2.1 1.5 0.6 0.8 0.7 0.1 0.5 0.5 0.0 - 表7 年齢階級・男女別にみた薬剤師数の構成割合の推移(薬局の従事者) 63 ('88) 100.0 43.6 56.4 3.2 0.6 2.5 11.3 3.7 7.6 12.7 5.0 7.7 13.1 5.0 8.1 13.4 4.8 8.5 9.3 3.7 5.6 8.2 3.6 4.6 8.9 4.8 4.1 7.4 4.5 2.9 5.4 3.1 2.2 3.4 2.0 1.3 2.3 1.6 0.7 0.9 0.6 0.2 0.5 0.5 0.0 平成2年 ('90) 100.0 41.9 58.1 2.5 0.4 2.0 10.7 3.1 7.6 12.6 5.0 7.6 12.6 4.4 8.2 15.0 5.3 9.6 10.1 3.6 6.5 7.9 3.3 4.6 7.7 3.7 4.0 7.9 4.8 3.1 5.9 3.5 2.4 3.2 1.9 1.3 2.4 1.6 0.9 1.0 0.7 0.3 0.5 0.4 0.1 46.4 4 ('92) 100.0 40.2 59.8 2.2 0.5 1.8 10.3 2.7 7.6 11.7 4.5 7.2 13.6 4.7 8.9 14.4 4.9 9.5 11.7 3.9 7.8 8.0 3.2 4.8 7.2 3.3 3.9 7.9 4.6 3.4 5.8 3.5 2.2 3.4 2.0 1.4 2.2 1.3 0.9 1.2 0.8 0.4 0.5 0.4 0.1 - 6 ('94) 100.0 37.7 62.3 2.9 0.6 2.3 11.0 3.0 8.0 11.3 4.0 7.3 14.5 4.9 9.5 13.4 4.1 9.3 13.3 4.3 9.0 8.3 2.9 5.3 6.4 2.7 3.6 6.5 3.5 3.0 5.5 3.4 2.1 3.6 2.2 1.5 1.8 1.1 0.7 1.1 0.7 0.4 0.5 0.3 0.1 45.9 8 ('96) 100.0 36.0 64.0 4.0 0.8 3.1 12.1 3.5 8.7 10.9 3.7 7.2 13.5 4.5 8.9 14.0 4.0 10.0 13.6 4.2 9.4 8.3 2.6 5.7 6.0 2.5 3.5 5.6 2.8 2.8 5.4 3.2 2.2 3.5 2.1 1.4 1.7 1.0 0.7 1.0 0.6 0.4 0.4 0.3 0.2 45.3 10 ('98) 100.0 34.6 65.4 4.1 0.8 3.3 13.7 4.0 9.7 11.7 3.8 7.9 12.4 4.1 8.2 14.6 4.1 10.5 12.3 3.5 8.9 9.7 3.1 6.6 5.8 2.2 3.5 5.0 2.4 2.5 4.6 2.7 1.9 3.1 2.0 1.2 1.8 1.1 0.7 0.8 0.5 0.3 0.5 0.3 0.2 44.5 12 ('00) 100.0 33.3 66.7 4.6 1.0 3.6 14.7 4.2 10.5 11.7 3.9 7.7 11.8 3.8 8.1 14.1 4.1 10.1 12.3 3.2 9.1 10.5 3.2 7.3 6.0 2.1 3.8 4.5 2.2 2.3 3.7 2.0 1.7 3.1 1.9 1.1 1.7 1.0 0.7 0.7 0.4 0.3 0.4 0.2 0.2 0.0 0.0 0.0 44.0 14 16 18 20 22 ('02) ('04) ('06) ('08) ('10) 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 32.9 32.6 32.5 32.6 32.8 67.1 67.4 67.5 67.4 67.2 3.8 3.5 3.6 3.6 2.5 1.1 0.8 1.0 0.9 1.0 2.8 2.6 2.6 2.5 1.7 15.3 14.2 12.7 12.0 12.7 4.3 4.3 4.2 4.1 4.6 11.0 9.9 8.4 7.9 8.2 12.6 13.4 13.8 13.4 12.6 4.4 4.6 4.6 4.6 4.5 8.1 8.8 9.2 8.8 8.1 11.6 11.7 12.3 12.5 12.9 3.5 3.7 4.0 4.1 4.3 8.1 8.1 8.3 8.3 8.6 13.0 12.2 11.7 12.0 11.8 3.7 3.5 3.2 3.3 3.4 9.3 8.8 8.5 8.7 8.4 12.9 13.3 12.7 11.8 11.7 3.3 3.5 3.4 3.2 3.1 9.6 9.8 9.2 8.6 8.6 10.5 10.2 11.1 11.7 11.7 3.1 2.7 2.8 3.1 3.2 7.4 7.5 8.2 8.7 8.5 6.8 8.2 9.0 8.6 8.9 2.3 2.7 2.9 2.5 2.4 4.5 5.5 6.1 6.1 6.6 4.4 4.8 5.0 6.3 7.3 2.0 2.1 1.9 2.4 2.7 2.4 2.7 3.1 3.9 4.6 3.4 3.2 3.2 3.3 3.5 1.8 1.7 1.6 1.6 1.5 1.7 1.6 1.6 1.7 2.0 2.9 2.5 2.2 2.2 2.0 1.7 1.4 1.2 1.1 1.0 1.0 1.0 1.1 1.1 1.0 1.6 1.6 1.7 1.5 1.3 1.0 1.0 1.0 0.9 0.7 0.6 0.6 0.7 0.6 0.6 0.7 0.8 0.8 0.8 0.8 0.4 0.4 0.5 0.5 0.5 0.3 0.4 0.3 0.3 0.3 0.4 0.4 0.3 0.4 0.4 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.0 0.0 44.0 44.2 44.5 44.7 44.7 医師・歯科医師・薬剤師調査(厚生労働省)より事務局集計 81 薬 剤 師 数 の 構 成 割 合 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 年 昭和 平成 35年 40年 45年 50年 55年 59年 61年 63年 30年 2年 4年 6年 8年 10年 12年 14年 16年 18年 20年 22年 図8 男女別にみた薬剤師数の構成割合の推移(薬局の従事者) 男性 女性 82 総 数 男 女 24歳以下 男 女 25-29 男 女 30-34 男 女 35-39 男 女 40-44 男 女 45-49 男 女 50-54 男 女 55-59 男 女 60-64 男 女 65-69 男 女 70-74 男 女 75-79 男 女 80-84 男 女 85歳以上 男 女 不詳 男 女 平均年齢 昭和30年 (1955) 8,000 4,919 3,081 1,045 344 701 2,606 1,526 1,080 1,377 845 532 802 451 351 747 517 230 556 436 120 378 344 34 271 256 15 131 122 9 55 49 6 22 20 2 5 5 5 4 1 35 ('60) 9,575 5,359 4,216 1,068 202 866 2,359 950 1,409 2,192 1,444 748 1,275 800 475 796 451 345 730 509 221 530 427 103 290 262 28 197 188 9 94 87 7 37 33 4 4 3 1 3 3 - 40 ('65) 11,345 5,578 5,767 1,398 106 1,292 2,129 627 1,502 2,010 986 1,024 2,107 1,365 742 1,271 785 486 798 455 343 726 493 233 457 354 103 216 193 23 146 138 8 63 56 7 23 19 4 1 1 - 45 ('70) 14,627 5,932 8,695 2,695 289 2,406 2,896 598 2,298 1,691 662 1,029 2,004 973 1,031 2,084 1,321 763 1,249 751 498 775 431 344 622 409 213 336 254 82 138 121 17 92 86 6 43 35 8 2 2 - 50 ('75) 19,392 7,161 12,231 3,238 454 2,784 5,366 1,589 3,777 2,234 687 1,547 1,782 657 1,125 2,016 914 1,102 2,087 1,259 828 1,200 683 517 668 362 306 409 241 168 224 164 60 83 79 4 49 45 4 20 16 4 7 6 1 9 5 4 55 ('80) 27,088 9,660 17,428 4,488 742 3,746 7,737 2,557 5,180 4,459 1,800 2,659 2,363 709 1,654 1,939 666 1,273 2,078 880 1,198 2,099 1,237 862 1,041 594 447 384 165 219 282 147 135 142 97 45 43 37 6 23 21 2 7 7 3 1 2 59 ('84) 32,503 11,504 20,999 3,796 625 3,171 9,293 2,949 6,344 5,798 2,548 3,250 4,198 1,536 2,662 2,433 697 1,736 2,169 717 1,452 2,132 963 1,169 1,619 971 648 538 234 304 278 117 161 154 82 72 67 43 24 17 13 4 10 9 1 1 1 61 ('86) 34,799 12,175 22,624 3,779 605 3,174 9,137 2,844 6,293 6,596 2,865 3,731 5,227 2,038 3,189 2,798 779 2,019 2,070 646 1,424 2,092 812 1,280 1,893 1,025 868 641 310 331 281 104 177 169 69 100 86 53 33 20 15 5 10 10 - 表8 年齢階級・男女別にみた薬剤師数の推移(病院又は診療所の従事者) 63 ('88) 38,339 13,140 25,199 4,410 746 3,664 9,143 2,758 6,385 7,321 3,080 4,241 5,686 2,324 3,362 3,942 1,234 2,708 2,353 677 1,676 2,117 743 1,374 1,927 891 1,036 789 391 398 331 141 190 181 73 108 99 54 45 29 18 11 11 10 1 平成2年 ('90) 41,214 13,791 27,423 3,650 572 3,078 9,804 2,759 7,045 7,516 3,094 4,422 6,468 2,609 3,859 5,168 1,767 3,401 2,787 717 2,070 2,116 678 1,438 1,869 762 1,107 1,072 510 562 416 173 243 190 76 114 117 50 67 32 18 14 9 6 3 37.1 4 ('92) 43,416 14,163 29,253 3,478 548 2,930 9,499 2,597 6,902 7,362 2,919 4,443 7,200 2,809 4,391 6,015 2,078 3,937 3,600 995 2,605 2,215 628 1,587 1,940 717 1,223 1,184 464 720 517 241 276 224 87 137 124 46 78 42 22 20 16 12 4 - 6 ('94) 45,553 14,540 31,013 4,011 612 3,399 9,162 2,408 6,754 7,027 2,699 4,328 7,423 2,806 4,617 6,391 2,287 4,104 4,697 1,439 3,258 2,540 688 1,852 1,960 680 1,280 1,143 387 756 713 326 387 287 123 164 131 49 82 54 26 28 14 10 4 38.3 8 ('96) 48,984 15,263 33,721 4,552 662 3,890 10,177 2,700 7,477 6,968 2,532 4,436 7,051 2,690 4,361 7,039 2,508 4,531 5,710 1,870 3,840 2,876 782 2,094 1,963 581 1,382 1,226 347 879 801 316 485 375 174 201 150 61 89 67 25 42 29 15 14 38.5 10 ('98) 49,039 15,383 33,656 4,215 673 3,542 10,508 2,735 7,773 6,661 2,346 4,315 6,198 2,418 3,780 7,187 2,594 4,593 5,698 2,024 3,674 3,813 1,128 2,685 2,090 605 1,485 1,179 303 876 837 272 565 390 178 212 168 72 96 69 20 49 26 15 11 38.9 12 ('00) 48,150 15,441 32,709 3,276 521 2,755 10,479 2,701 7,778 6,253 2,242 4,011 5,826 2,306 3,520 6,723 2,499 4,224 5,989 2,162 3,827 4,589 1,571 3,018 2,243 624 1,619 1,160 279 881 819 227 592 503 194 309 190 79 111 67 25 42 32 11 21 1 1 39.7 14 16 18 20 22 ('02) ('04) ('06) ('08) ('10) 47,536 48,094 48,964 50,336 52,013 15,566 16,065 16,601 17,120 17,936 31,970 32,029 32,363 33,216 34,077 2,724 2,709 2,667 2,884 1,979 493 551 533 681 511 2,231 2,158 2,134 2,203 1,468 9,867 9,166 9,345 9,703 10,551 2,680 2,663 2,874 3,009 3,439 7,187 6,503 6,471 6,694 7,112 6,528 7,071 7,151 7,181 7,437 2,352 2,485 2,486 2,572 2,749 4,176 4,586 4,665 4,609 4,688 5,551 5,279 5,515 5,763 6,338 2,106 1,998 2,128 2,197 2,275 3,445 3,281 3,387 3,566 4,063 5,945 5,444 5,184 5,090 5,107 2,254 2,093 1,943 1,827 1,877 3,691 3,351 3,241 3,263 3,230 6,288 6,407 5,877 5,323 5,213 2,321 2,293 2,183 1,996 1,873 3,967 4,114 3,694 3,327 3,340 4,903 5,210 5,641 5,975 5,886 1,719 1,916 2,098 2,150 2,119 3,184 3,294 3,543 3,825 3,767 2,779 3,596 4,188 4,345 4,779 844 1,224 1,470 1,594 1,752 1,935 2,372 2,718 2,751 3,027 1,183 1,364 1,465 1,989 2,506 276 342 396 563 779 907 1,022 1,069 1,426 1,727 861 879 833 919 999 202 211 198 220 246 659 668 635 699 753 560 569 607 615 618 186 153 133 155 156 460 462 374 416 474 226 272 330 372 369 96 89 105 95 97 130 183 225 277 272 79 83 107 122 172 28 32 37 46 48 51 51 70 76 124 40 45 54 55 59 9 15 17 15 15 31 30 37 40 44 2 2 40.4 41.0 41.3 41.5 41.8 出典:医師・歯科医師・薬剤師調査(厚生労働省)より集計 40,000 50,000 60,000 83 0 10,000 20,000 薬 剤 師 数 30,000 人 ( ) 年 昭和 平成 35年 40年 45年 50年 55年 59年 61年 63年 30年 2年 4年 6年 8年 10年 12年 14年 16年 18年 20年 22年 図9 男女別にみた薬剤師数の推移(病院又は診療所の従事者) 男性 女性 総数 84 総 数 男 女 24歳以下 男 女 25-29 男 女 30-34 男 女 35-39 男 女 40-44 男 女 45-49 男 女 50-54 男 女 55-59 男 女 60-64 男 女 65-69 男 女 70-74 男 女 75-79 男 女 80-84 男 女 85歳以上 男 女 不詳 男 女 平均年齢 昭和30年 (1955) 100.0 61.5 38.5 13.1 4.3 8.8 32.6 19.1 13.5 17.2 10.6 6.7 10.0 5.6 4.4 9.3 6.5 2.9 7.0 5.5 1.5 4.7 4.3 0.4 3.4 3.2 0.2 1.6 1.5 0.1 0.7 0.6 0.1 0.3 0.3 0.0 0.1 0.1 0.1 0.1 0.0 35 ('60) 100.0 56.0 44.0 11.2 2.1 9.0 24.6 9.9 14.7 22.9 15.1 7.8 13.3 8.4 5.0 8.3 4.7 3.6 7.6 5.3 2.3 5.5 4.5 1.1 3.0 2.7 0.3 2.1 2.0 0.1 1.0 0.9 0.1 0.4 0.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 - 40 ('65) 100.0 49.2 50.8 12.3 0.9 11.4 18.8 5.5 13.2 17.7 8.7 9.0 18.6 12.0 6.5 11.2 6.9 4.3 7.0 4.0 3.0 6.4 4.3 2.1 4.0 3.1 0.9 1.9 1.7 0.2 1.3 1.2 0.1 0.6 0.5 0.1 0.2 0.2 0.0 0.0 0.0 - 45 ('70) 100.0 40.6 59.4 18.4 2.0 16.4 19.8 4.1 15.7 11.6 4.5 7.0 13.7 6.7 7.0 14.2 9.0 5.2 8.5 5.1 3.4 5.3 2.9 2.4 4.3 2.8 1.5 2.3 1.7 0.6 0.9 0.8 0.1 0.6 0.6 0.0 0.3 0.2 0.1 0.0 0.0 - 50 ('75) 100.0 36.9 63.1 16.7 2.3 14.4 27.7 8.2 19.5 11.5 3.5 8.0 9.2 3.4 5.8 10.4 4.7 5.7 10.8 6.5 4.3 6.2 3.5 2.7 3.4 1.9 1.6 2.1 1.2 0.9 1.2 0.8 0.3 0.4 0.4 0.0 0.3 0.2 0.0 0.1 0.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 55 ('80) 100.0 35.7 64.3 16.6 2.7 13.8 28.6 9.4 19.1 16.5 6.6 9.8 8.7 2.6 6.1 7.2 2.5 4.7 7.7 3.2 4.4 7.7 4.6 3.2 3.8 2.2 1.7 1.4 0.6 0.8 1.0 0.5 0.5 0.5 0.4 0.2 0.2 0.1 0.0 0.1 0.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 59 ('84) 100.0 35.4 64.6 11.7 1.9 9.8 28.6 9.1 19.5 17.8 7.8 10.0 12.9 4.7 8.2 7.5 2.1 5.3 6.7 2.2 4.5 6.6 3.0 3.6 5.0 3.0 2.0 1.7 0.7 0.9 0.9 0.4 0.5 0.5 0.3 0.2 0.2 0.1 0.1 0.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 61 ('86) 100.0 35.0 65.0 10.9 1.7 9.1 26.3 8.2 18.1 19.0 8.2 10.7 15.0 5.9 9.2 8.0 2.2 5.8 5.9 1.9 4.1 6.0 2.3 3.7 5.4 2.9 2.5 1.8 0.9 1.0 0.8 0.3 0.5 0.5 0.2 0.3 0.2 0.2 0.1 0.1 0.0 0.0 0.0 0.0 - 63 ('88) 100.0 34.3 65.7 11.5 1.9 9.6 23.8 7.2 16.7 19.1 8.0 11.1 14.8 6.1 8.8 10.3 3.2 7.1 6.1 1.8 4.4 5.5 1.9 3.6 5.0 2.3 2.7 2.1 1.0 1.0 0.9 0.4 0.5 0.5 0.2 0.3 0.3 0.1 0.1 0.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 - 表9 年齢階級・男女別にみた薬剤師数の構成割合の推移(病院又は診療所の従事者) 平成2年 ('90) 100.0 33.5 66.5 8.9 1.4 7.5 23.8 6.7 17.1 18.2 7.5 10.7 15.7 6.3 9.4 12.5 4.3 8.3 6.8 1.7 5.0 5.1 1.6 3.5 4.5 1.8 2.7 2.6 1.2 1.4 1.0 0.4 0.6 0.5 0.2 0.3 0.3 0.1 0.2 0.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 37.1 4 ('92) 100.0 32.6 67.4 8.0 1.3 6.7 21.9 6.0 15.9 17.0 6.7 10.2 16.6 6.5 10.1 13.9 4.8 9.1 8.3 2.3 6.0 5.1 1.4 3.7 4.5 1.7 2.8 2.7 1.1 1.7 1.2 0.6 0.6 0.5 0.2 0.3 0.3 0.1 0.2 0.1 0.1 0.0 0.0 0.0 0.0 - 6 ('94) 100.0 31.9 68.1 8.8 1.3 7.5 20.1 5.3 14.8 15.4 5.9 9.5 16.3 6.2 10.1 14.0 5.0 9.0 10.3 3.2 7.2 5.6 1.5 4.1 4.3 1.5 2.8 2.5 0.8 1.7 1.6 0.7 0.8 0.6 0.3 0.4 0.3 0.1 0.2 0.1 0.1 0.1 0.0 0.0 0.0 38.3 8 ('96) 100.0 31.2 68.8 9.3 1.4 7.9 20.8 5.5 15.3 14.2 5.2 9.1 14.4 5.5 8.9 14.4 5.1 9.2 11.7 3.8 7.8 5.9 1.6 4.3 4.0 1.2 2.8 2.5 0.7 1.8 1.6 0.6 1.0 0.8 0.4 0.4 0.3 0.1 0.2 0.1 0.1 0.1 0.1 0.0 0.0 38.5 10 ('98) 100.0 31.4 68.6 8.6 1.4 7.2 21.4 5.6 15.9 13.6 4.8 8.8 12.6 4.9 7.7 14.7 5.3 9.4 11.6 4.1 7.5 7.8 2.3 5.5 4.3 1.2 3.0 2.4 0.6 1.8 1.7 0.6 1.2 0.8 0.4 0.4 0.3 0.1 0.2 0.1 0.0 0.1 0.1 0.0 0.0 38.9 12 ('00) 100.0 32.1 67.9 6.8 1.1 5.7 21.8 5.6 16.2 13.0 4.7 8.3 12.1 4.8 7.3 14.0 5.2 8.8 12.4 4.5 7.9 9.5 3.3 6.3 4.7 1.3 3.4 2.4 0.6 1.8 1.7 0.5 1.2 1.0 0.4 0.6 0.4 0.2 0.2 0.1 0.1 0.1 0.1 0.0 0.0 0.0 0.0 39.7 14 16 18 20 22 ('02) ('04) ('06) ('08) ('10) 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 32.7 33.4 33.9 34.0 34.5 67.3 66.6 66.1 66.0 65.5 5.7 5.6 5.4 5.7 3.8 1.4 1.0 1.0 1.1 1.1 4.7 4.5 4.4 4.4 2.8 20.8 19.1 19.1 19.3 20.3 5.6 5.5 5.9 6.0 6.6 15.1 13.5 13.2 13.3 13.7 13.7 14.7 14.6 14.3 14.3 4.9 5.2 5.1 5.1 5.3 8.8 9.5 9.5 9.2 9.0 11.7 11.0 11.3 11.4 12.2 4.4 4.2 4.3 4.4 4.4 7.2 6.8 6.9 7.1 7.8 12.5 11.3 10.6 10.1 9.8 4.7 4.4 4.0 3.6 3.6 7.8 7.0 6.6 6.5 6.2 13.2 13.3 12.0 10.6 10.0 4.9 4.8 4.5 4.0 3.6 8.3 8.6 7.5 6.6 6.4 10.3 10.8 11.5 11.9 11.3 3.6 4.0 4.3 4.3 4.1 6.7 6.8 7.2 7.6 7.2 5.8 7.5 8.6 8.6 9.2 1.8 2.5 3.0 3.2 3.4 4.1 4.9 5.6 5.5 5.8 2.5 2.8 3.0 4.0 4.8 0.6 0.7 0.8 1.1 1.5 1.9 2.1 2.2 2.8 3.3 1.8 1.8 1.7 1.8 1.9 0.4 0.4 0.4 0.4 0.5 1.4 1.4 1.3 1.4 1.4 1.2 1.2 1.2 1.2 1.2 0.4 0.3 0.3 0.3 0.3 0.9 0.9 0.8 0.9 1.0 0.5 0.6 0.7 0.7 0.7 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.5 0.2 0.2 0.2 0.2 0.3 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.2 0.2 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.0 0.0 40.4 41.0 41.3 41.5 41.5 医師・歯科医師・薬剤師調査(厚生労働省)より集計 85 薬 剤 師 数 の 構 成 割 合 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 年 昭和 平成 35年 40年 45年 50年 55年 59年 61年 63年 30年 2年 4年 6年 8年 10年 12年 14年 16年 18年 20年 22年 図10 男女別にみた薬剤師数の構成割合の推移(病院又は診療所の従事者) 男性 女性 86 616 2,025 3,119 1,850 1,618 1,268 1,684 1,100 5,131 1,055 1,445 1,789 1,193 962 1,327 1,154 32 島 根 33 岡 山 34 広 島 35 山 口 36 徳 島 37 香 川 38 愛 媛 39 高 知 40 福 岡 41 佐 賀 42 長 崎 43 熊 本 44 大 分 45 宮 崎 46 鹿児島 47 沖 縄 2,051 21 岐 阜 696 2,393 20 長 野 31 鳥 取 723 19 山 梨 1,400 947 18 福 井 30 和歌山 1,717 17 石 川 1,430 2,085 16 富 山 29 奈 良 2,194 15 新 潟 6,935 8,330 14 神奈川 28 兵 庫 20,321 13 東 京 14,275 5,677 12 千 葉 27 大 阪 5,253 11 埼 玉 3,400 1,827 10 群 馬 26 京 都 1,679 09 栃 木 1,263 2,508 08 茨 城 25 滋 賀 2,100 07 福 島 1,557 1,088 06 山 形 24 三 重 1,134 05 秋 田 7,479 2,776 04 宮 城 23 愛 知 1,351 03 岩 手 4,015 1,115 02 青 森 22 静 岡 6,374 143,429 01 北海道 全 464 610 436 512 854 743 547 2,352 340 637 527 668 767 1,203 761 277 283 570 509 2,017 6,304 1,668 545 745 4,135 1,889 1,162 1,057 282 466 834 1,108 978 2,633 7,852 1,902 2,013 756 734 1,015 1,002 501 538 1,418 541 521 3,433 61,109 690 717 526 681 935 702 508 2,779 760 1,047 741 950 1,083 1,916 1,264 339 413 830 921 4,918 7,971 1,732 718 812 3,344 2,126 889 1,336 441 481 883 977 1,216 5,697 12,469 3,775 3,240 1,071 945 1,493 1,098 587 596 1,358 810 594 2,941 1,171 1,382 993 1,182 1,906 1,537 1,141 5,530 1,126 1,752 1,289 1,698 1,920 3,684 2,091 614 729 1,413 1,570 7,306 14,749 3,452 1,395 1,641 7,727 4,321 2,102 2,425 799 1,006 1,760 2,162 2,311 9,042 20,792 5,895 5,876 1,947 1,850 2,696 2,131 1,170 1,144 2,898 1,418 1,166 6,718 82,320 150,627 総数 女 総数 男 平成2年 昭和63年 478 604 427 488 895 745 597 2,445 362 648 526 696 771 1,322 765 269 291 545 558 2,125 6,316 1,657 604 781 4,193 2,031 1,151 1,079 331 489 827 1,108 1,006 2,820 7,883 1,945 2,181 796 808 1,108 1,020 542 543 1,454 569 548 3,554 62,901 男 総数 693 778 566 694 1,011 792 544 3,085 764 1,104 763 1,002 1,149 2,362 1,326 345 438 868 1,012 5,181 8,433 1,795 791 860 3,534 2,290 951 1,346 468 507 933 1,054 1,305 6,222 12,909 3,950 3,695 1,161 1,042 1,588 1,111 628 601 1,444 849 618 3,164 1,205 1,474 1,059 1,192 1,900 1,681 1,194 5,963 1,167 1,891 1,385 1,861 2,028 3,967 2,179 650 772 1,590 1,576 7,877 15,564 3,643 1,540 1,738 8,148 4,620 2,233 2,591 870 1,050 1,793 2,252 2,473 9,868 23,302 6,257 6,683 1,984 2,023 3,447 2,217 1,214 1,229 2,914 1,415 1,237 7,105 87,726 162,021 女 平成4年 470 625 470 500 862 798 607 2,572 359 690 542 772 799 1,422 812 273 302 596 547 2,260 6,553 1,760 648 810 4,357 2,169 1,225 1,176 360 522 841 1,136 1,067 3,029 8,961 2,106 2,479 791 882 1,450 1,045 565 566 1,433 564 578 3,738 67,089 男 総数 平成6年 735 849 589 692 1,038 883 587 3,391 808 1,201 843 1,089 1,229 2,545 1,367 377 470 994 1,029 5,617 9,011 1,883 892 928 3,791 2,451 1,008 1,415 510 528 952 1,116 1,406 6,839 14,341 4,151 4,204 1,193 1,141 1,997 1,172 649 663 1,481 851 659 3,367 1,332 1,728 1,130 1,299 2,137 1,870 1,275 6,777 1,256 1,900 1,478 2,073 2,239 4,330 2,341 704 808 1,598 1,774 8,595 16,853 3,945 1,592 1,903 8,693 4,952 2,394 2,806 947 1,089 1,998 2,330 2,668 11,003 25,984 7,187 7,234 2,139 2,194 3,737 2,424 1,245 1,313 3,144 1,505 1,347 7,601 94,932 176,871 女 表10 都道府県別にみた薬剤師数(男女別)の推移 女 総数 514 746 485 530 942 860 662 2,880 390 684 582 862 879 1,524 849 297 323 576 585 2,389 7,057 1,885 667 860 4,601 2,321 1,298 1,240 390 535 910 1,172 1,177 3,254 10,074 2,347 2,690 891 959 1,568 1,131 564 575 1,520 625 603 3,988 818 982 645 769 1,195 1,010 613 3,897 866 1,216 896 1,211 1,360 2,806 1,492 407 485 1,022 1,189 6,206 9,796 2,060 925 1,043 4,092 2,631 1,096 1,566 557 554 1,088 1,158 1,491 7,749 15,910 4,840 4,544 1,248 1,235 2,169 1,293 681 738 1,624 880 744 3,613 1,368 1,938 1,193 1,366 2,277 2,050 1,343 7,508 1,302 2,033 1,593 2,236 2,403 4,937 2,785 768 871 1,857 2,028 9,504 18,362 4,256 1,699 2,089 9,242 5,470 2,714 3,038 1,034 1,173 2,167 2,527 2,835 12,213 29,006 7,932 8,086 2,430 2,333 4,455 2,506 1,378 1,427 3,482 1,598 1,422 8,066 72,461 104,410 194,300 男 平成8年 女 総数 551 846 522 543 992 937 680 3,094 394 729 606 914 948 1,714 1,018 318 345 648 682 2,626 7,625 1,976 687 926 4,810 2,580 1,472 1,329 405 556 960 1,226 1,225 3,682 11,537 2,571 3,025 964 1,014 1,844 1,158 613 616 1,651 654 651 4,205 817 1,092 671 823 1,285 1,113 663 4,414 908 1,304 987 1,322 1,455 3,223 1,767 450 526 1,209 1,346 6,878 10,737 2,280 1,012 1,163 4,432 2,890 1,242 1,709 629 617 1,207 1,301 1,610 8,531 17,469 5,361 5,061 1,466 1,319 2,611 1,348 765 811 1,831 944 771 3,861 1,479 2,130 1,247 1,489 2,352 2,146 1,436 7,778 1,322 2,102 1,668 2,322 2,543 5,249 2,903 820 877 1,895 2,251 10,250 18,905 4,517 1,800 2,215 9,740 5,854 2,942 3,132 1,134 1,198 2,293 2,627 3,001 13,033 31,042 8,743 8,682 2,546 2,459 4,799 2,804 1,439 1,494 3,589 1,680 1,519 8,507 79,069 115,231 205,953 男 平成10年 女 総数 578 936 527 582 1,019 986 712 3,181 407 789 613 924 977 1,783 1,051 346 343 647 740 2,797 7,716 2,044 739 989 4,997 2,677 1,578 1,347 454 561 992 1,241 1,310 3,865 12,312 2,838 3,229 1,031 1,051 1,971 1,290 663 662 1,644 672 716 4,423 901 1,194 720 907 1,333 1,160 724 4,597 915 1,313 1,055 1,398 1,566 3,466 1,852 474 534 1,248 1,511 7,453 11,189 2,473 1,061 1,226 4,743 3,177 1,364 1,785 680 637 1,301 1,386 1,691 9,168 18,730 5,905 5,453 1,515 1,408 2,828 1,514 776 832 1,945 1,008 803 4,084 1,570 2,247 1,359 1,624 2,558 2,281 1,511 8,048 1,336 2,273 1,817 2,413 2,733 5,426 3,211 893 928 1,966 2,339 10,844 18,709 4,793 1,874 2,330 10,339 6,498 3,042 3,442 1,208 1,254 2,080 2,757 3,218 14,147 32,761 9,460 9,483 2,726 2,778 5,022 2,983 1,566 1,614 3,737 1,741 1,556 8,982 82,950 123,003 217,477 男 平成12年 女 総数 594 995 568 623 1,088 1,050 732 3,251 418 831 662 971 1,060 1,839 1,173 388 357 667 748 2,876 7,403 2,145 741 1,016 5,112 2,948 1,587 1,469 476 561 914 1,306 1,399 4,102 12,875 2,957 3,520 1,102 1,149 2,122 1,373 719 732 1,677 713 710 4,638 976 1,252 791 1,001 1,470 1,231 779 4,797 918 1,442 1,155 1,442 1,673 3,587 2,038 505 571 1,299 1,591 7,968 11,306 2,648 1,133 1,314 5,227 3,550 1,455 1,973 732 693 1,166 1,451 1,819 10,045 19,886 6,503 5,963 1,624 1,629 2,900 1,610 847 882 2,060 1,028 846 4,344 1,493 2,356 1,466 1,739 2,682 2,420 1,465 8,545 1,428 2,329 1,875 2,412 2,816 5,636 3,318 949 954 2,009 2,514 11,351 20,013 4,987 2,152 2,610 10,718 6,794 3,252 3,565 1,301 1,285 2,274 2,875 3,418 14,930 35,766 9,920 10,086 2,821 2,939 5,142 2,983 1,611 1,684 3,852 1,919 1,684 9,406 86,357 131,120 229,744 男 平成14年 女 総数 564 1,055 634 676 1,179 1,090 718 3,456 438 865 672 960 1,085 1,946 1,187 418 372 668 804 3,032 7,719 2,242 840 1,153 5,222 3,085 1,666 1,525 524 563 974 1,342 1,473 4,393 13,798 3,136 3,746 1,143 1,234 2,191 1,359 742 737 1,740 800 780 4,881 929 1,301 832 1,063 1,503 1,330 747 5,089 990 1,464 1,203 1,452 1,731 3,690 2,131 531 582 1,341 1,710 8,319 12,294 2,745 1,312 1,457 5,496 3,709 1,586 2,040 777 722 1,300 1,533 1,945 10,537 21,968 6,784 6,340 1,678 1,705 2,951 1,624 869 947 2,112 1,119 904 4,525 1,698 2,474 1,602 1,809 2,839 2,537 1,587 8,854 1,511 2,382 1,991 2,492 2,908 5,610 3,435 1,005 990 2,041 2,634 11,803 21,326 5,176 2,345 2,629 11,465 6,852 3,437 3,726 1,362 1,254 2,375 2,997 3,568 15,672 37,704 10,657 11,050 2,936 3,147 5,562 3,057 1,666 1,682 4,120 1,974 1,724 9,704 90,827 138,917 241,369 男 平成16年 女 総数 649 1,124 695 730 1,235 1,119 775 3,492 459 903 727 957 1,102 1,910 1,240 449 376 657 829 3,037 8,078 2,239 912 1,149 5,580 3,087 1,738 1,573 549 560 1,041 1,393 1,542 4,585 14,618 3,369 4,048 1,173 1,321 2,376 1,424 772 712 1,829 851 815 4,995 1,049 1,350 907 1,079 1,604 1,418 812 5,362 1,052 1,479 1,264 1,535 1,806 3,700 2,195 556 614 1,384 1,805 8,766 13,248 2,937 1,433 1,480 5,885 3,765 1,699 2,153 813 694 1,334 1,604 2,026 11,087 23,086 7,288 7,002 1,763 1,826 3,186 1,633 894 970 2,291 1,123 909 4,709 1,822 2,583 1,678 1,894 2,998 2,617 1,657 9,291 1,581 2,484 2,070 2,446 2,935 5,991 3,587 1,075 1,016 2,094 2,689 12,458 22,047 5,524 2,425 2,773 12,059 7,415 3,581 3,813 1,404 1,251 2,484 3,031 3,750 16,507 39,323 11,190 11,742 3,078 3,261 5,937 3,163 1,706 1,776 4,482 2,025 1,796 10,024 94,794 146,575 252,533 男 平成18年 女 総数 男 女 総数 平成22年 男 女 699 1,176 730 762 1,300 1,174 800 3,687 491 922 789 923 1,104 2,032 1,303 477 388 669 841 3,260 8,358 2,350 955 1,201 5,753 3,388 1,830 1,618 565 550 1,027 1,389 1,624 4,790 14,969 3,598 4,295 1,250 1,380 2,517 1,461 777 763 1,989 881 837 5,160 1,123 1,407 948 1,132 1,698 1,443 857 5,604 1,090 1,562 1,281 1,523 1,831 3,959 2,284 598 628 1,425 1,848 9,198 13,689 3,174 1,470 1,572 6,306 4,027 1,751 2,195 839 701 1,457 1,642 2,126 11,717 24,354 7,592 7,447 1,828 1,881 3,420 1,702 929 1,013 2,493 1,144 959 4,864 752 1,229 758 796 1,364 1,212 826 3,929 491 959 816 969 1,164 2,115 1,370 542 411 668 854 3,533 8,686 2,384 1,081 1,286 5,931 3,529 1,896 1,691 595 576 1,064 1,395 1,717 5,316 16,016 3,999 4,690 1,305 1,469 2,688 1,558 835 829 2,112 923 872 5,377 1,151 1,526 999 1,202 1,883 1,487 907 6,168 1,089 1,609 1,322 1,605 1,881 4,004 2,349 601 643 1,433 1,880 9,704 14,602 3,439 1,616 1,678 6,785 4,168 1,807 2,328 881 710 1,441 1,653 2,215 12,334 26,519 8,228 8,029 1,894 2,051 3,470 1,807 979 1,062 2,759 1,194 1,010 5,071 1,981 2,836 1,904 2,074 3,400 2,709 1,770 10,551 1,642 2,596 2,180 2,609 3,060 6,463 3,775 1,163 1,071 2,135 2,751 13,372 23,824 5,873 2,794 3,094 13,202 7,832 3,681 4,072 1,492 1,324 2,572 3,057 4,018 19,610 44,356 12,254 13,417 3,321 3,597 6,286 3,461 1,905 1,856 4,874 2,123 2,012 10,568 771 1,262 834 843 1,455 1,213 840 4,147 497 954 831 1,008 1,195 2,226 1,383 549 424 687 855 3,559 8,838 2,376 1,128 1,369 6,052 3,629 1,862 1,716 599 607 1,071 1,403 1,777 5,935 16,747 4,050 4,965 1,366 1,545 2,714 1,629 902 820 2,137 945 939 5,414 1,210 1,574 1,070 1,231 1,945 1,496 930 6,404 1,145 1,642 1,349 1,601 1,865 4,237 2,392 614 647 1,448 1,896 9,813 14,986 3,497 1,666 1,725 7,150 4,203 1,819 2,356 893 717 1,501 1,654 2,241 13,675 27,609 8,204 8,452 1,955 2,052 3,572 1,832 1,003 1,036 2,737 1,178 1,073 5,154 出典:医師・歯科医師・薬剤師調査(厚生労働省) 1,903 2,755 1,757 1,998 3,247 2,699 1,733 10,097 1,580 2,568 2,138 2,574 3,045 6,119 3,719 1,143 1,054 2,101 2,734 13,237 23,288 5,823 2,697 2,964 12,716 7,697 3,703 4,019 1,476 1,286 2,505 3,048 3,932 17,650 42,535 12,227 12,719 3,199 3,520 6,158 3,365 1,814 1,891 4,871 2,117 1,882 10,448 98,802 153,731 267,751 104,578 163,173 276,517 108,068 168,449 男 平成20年 各年12月31日現在 87 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 全国 北海道 青 森 岩 手 宮 城 秋 田 山 形 福 島 茨 城 栃 木 群 馬 埼 玉 千 葉 東 京 神奈川 新 潟 富 山 石 川 福 井 山 梨 長 野 岐 阜 静 岡 愛 知 三 重 滋 賀 京 都 大 阪 兵 庫 奈 良 和歌山 鳥 取 島 根 岡 山 広 島 山 口 徳 島 香 川 愛 媛 高 知 福 岡 佐 賀 長 崎 熊 本 大 分 宮 崎 鹿児島 沖 縄 96.7 95.6 84.9 76.9 95.8 95.8 73.1 95.1 96.9 81.8 98.3 103.6 91.3 114.9 130.0 107.5 119.8 115.6 136.5 110.3 131.7 204.1 126.0 193.8 123.5 129.3 122.1 109.6 108.6 105.0 116.2 78.6 135.2 129.7 118.3 168.8 163.1 77.9 132.6 130.5 112.6 114.2 105.9 114.2 91.5 87.8 131.6 115.5 113.5 105.8 117.7 110.4 129.5 101.7 100.0 100.9 122.1 115.2 93.7 151.1 148.1 112.4 193.0 186.0 85.5 93.4 88.5 111.2 127.4 113.3 107.3 110.3 97.3 82.5 90.7 96.7 103.0 108.3 136.0 122.9 142.8 125.1 135.3 224.2 129.6 138.4 112.8 83.9 125.5 147.5 112.5 144.1 178.2 139.8 123.6 96.0 120.4 124.8 107.4 119.7 153.4 201.1 99.9 121.8 196.2 106.1 175.4 105.3 101.9 100.1 103.4 119.1 104.8 170.9 99.0 91.7 93.9 85.0 94.8 95.6 89.8 88.2 93.0 101.3 86.2 100.2 100.8 93.2 91.5 100.1 128.0 100.1 128.9 84.0 125.6 94.9 78.6 130.2 平成4年 125.0 119.0 73.9 121.9 116.8 112.4 平成2年 昭和63年 105.8 96.7 96.3 105.4 115.5 120.7 144.9 138.4 154.3 126.0 144.1 250.1 143.5 150.6 120.7 91.4 131.4 147.7 124.8 155.9 193.5 151.5 125.5 104.2 127.5 133.0 114.5 128.9 109.0 131.7 170.3 207.7 107.5 134.4 220.7 124.9 108.1 107.3 111.2 127.3 114.0 99.4 108.1 136.6 106.3 91.6 133.9 141.5 平成6年 106.6 108.1 101.4 111.1 122.3 133.0 151.6 151.6 159.8 135.1 155.0 268.8 154.9 171.3 142.6 99.7 141.9 171.9 140.9 175.7 208.6 161.8 130.9 113.0 134.0 145.9 128.8 137.7 116.7 141.5 183.3 224.4 113.8 147.5 246.4 136.2 118.8 120.8 117.1 149.9 117.3 109.7 117.9 148.9 112.5 95.9 141.5 154.4 平成8年 表11 都道府県別にみた人口10万対薬剤師数の推移 113.7 118.9 106.0 121.3 126.1 140.3 162.4 155.9 162.8 139.9 162.1 279.4 164.8 182.0 148.3 107.0 142.6 176.1 155.6 187.7 214.7 171.5 136.1 119.0 139.7 155.3 139.1 141.1 127.1 144.3 193.5 233.3 120.3 155.3 262.4 148.5 125.9 125.7 122.5 160.2 131.2 114.8 124.4 152.4 118.6 102.8 149.2 162.8 平成10年 119.1 125.8 116.2 133.0 137.6 150.4 172.4 160.5 164.1 152.2 177.6 292.8 178.9 188.5 164.6 117.3 151.3 183.8 162.1 195.4 212.5 181.3 139.6 125.4 146.8 172.5 144.3 155.4 136.0 151.3 176.1 246.0 130.0 166.6 271.6 159.6 136.7 134.6 138.6 168.2 140.2 125.9 135.7 158.0 122.9 105.4 158.0 171.3 平成12年 111.5 132.4 125.6 142.7 144.3 160.6 167.6 169.4 176.3 156.7 183.6 294.1 185.5 195.8 169.9 125.4 155.9 189.3 174.8 203.5 227.0 188.8 158.4 140.2 150.5 179.5 154.1 160.8 146.3 155.2 192.7 256.9 138.7 173.1 292.7 165.5 144.1 138.8 146.2 172.0 140.7 130.4 143.2 162.5 136.4 114.6 165.9 180.3 平成14年 124.9 139.9 137.9 148.9 153.3 169.7 182.4 175.0 188.2 161.3 195.6 306.5 193.4 194.9 176.0 134.2 162.6 194.4 184.1 211.3 242.0 196.2 170.9 141.0 159.4 180.6 162.9 168.5 153.7 152.0 201.4 268.3 145.5 179.5 304.6 176.5 156.8 138.3 160.5 154.7 166.5 178.3 187.4 202.5 199.8 204.4 177.8 213.2 324.2 208.1 213.3 190.9 157.7 177.1 207.6 136.6 161.5 154.8 167.0 178.7 189.2 203.9 199.1 206.7 179.4 214.7 327.7 209.8 213.9 191.2 159.3 179.0 209.6 195.2 236.9 194.7 262.7 237.0 220.9 191.2 159.8 171.6 204.4 178.0 186.7 171.0 159.5 214.1 278.8 165.6 195.1 323.2 196.7 176.8 159.3 175.3 207.4 165.8 155.2 174.1 207.4 159.2 137.0 189.7 209.1 264.5 221.5 192.4 158.1 171.8 202.6 176.3 185.1 169.5 158.4 214.5 276.8 164.5 197.9 331.3 199.7 178.8 159.0 175.0 207.8 164.0 152.7 170.7 208.2 156.6 135.2 188.8 209.7 出典:医師・歯科医師・薬剤師調査(厚生労働省) 133.2 148.2 146.2 157.0 163.3 178.5 192.0 183.8 200.4 170.1 205.2 303.9 197.9 208.4 183.5 145.9 168.2 203.7 189.9 222.9 250.1 209.0 174.6 148.1 165.0 195.3 170.1 174.2 159.5 152.7 211.9 273.1 155.1 186.9 310.6 184.2 166.1 152.3 161.8 144.4 199.8 156.3 152.1 141.2 156.6 190.3 147.3 126.2 179.0 197.6 平成18年 186.1 145.2 136.2 145.1 173.8 141.5 118.7 171.9 189.0 平成16年 各年12月31日現在 平成20年 平成22年 400 88 人 0 100 人 300 口 1 0 万 対 薬 200 剤 師 数 ( ) 徳東富大兵京香石広山和宮茨高静佐福千奈神岡滋北長長愛鳥熊岐埼栃秋愛山大福新鹿三福島群岩山宮青沖全 歌 奈 海 児 島京山阪庫都川川島口山城城知岡賀岡葉良川山賀道崎野媛取本阜玉木田知梨分島潟島重井根馬手形崎森縄国 図11 都道府県別にみた人口10万対薬剤師数(平成22年) 89 1.2 1.2 1.2 1.2 1.2 1.1 1.1 1.1 1.1 1.2 1.2 1.2 1.2 1.2 1.2 1.2 1.2 1.2 1.3 1.3 1.3 1.4 1.4 1.5 1.6 1.7 1.7 1.8 1.8 1.9 2.0 2.1 2.2 2.2 2.3 2.4 2.4 2.5 2.5 2.6 2.7 - - 4,726,758 0.5 24,005 197 27,681 170.8 昭和45年 4,743,487 100.4 0.5 24,467 194 28,561 166.1 46 4,892,040 103.1 0.5 25,257 194 29,427 166.2 47 5,142,906 105.1 0.5 25,599 201 29,693 173.2 48 7,299,505 141.9 0.6 26,012 281 30,273 241.1 49 14,379,875 197.0 1.2 26,920 534 30,446 472.3 50 20,205,028 140.5 1.7 27,580 733 31,323 645.1 51 24,679,314 122.1 2.1 28,366 870 32,401 761.7 52 30,553,467 123.8 2.6 28,974 1,055 33,168 921.2 53 40,554,185 132.7 3.5 30,081 1,348 34,954 1,160.2 54 56,001,498 138.1 4.8 31,346 1,787 36,677 1,526.9 55 71,091,712 126.9 6.0 32,371 2,196 38,382 1,852.2 56 87,031,607 122.4 7.2 33,287 2,615 39,751 2,189.4 57 94,987,837 109.1 7.2 33,933 2,799 40,962 2,318.9 58 102,427,053 107.8 7.7 34,689 2,953 42,173 2,428.7 59 106,156,427 103.6 8.1 35,264 3,010 42,961 2,471.0 60 112,527,286 106.0 9.7 35,783 3,145 43,749 2,572.1 61 118,677,692 105.5 10.1 35,914 3,304 44,856 2,645.7 62 126,866,395 106.9 10.6 36,142 3,510 45,963 2,760.2 63 135,418,853 106.7 11.3 36,670 3,693 47,387 2,857.7 平成元年 145,732,786 107.6 12.0 36,981 3,941 48,811 2,985.7 2 159,566,192 109.5 12.8 36,979 4,315 50,519 3,158.6 3 178,974,813 112.2 14.1 37,532 4,769 52,226 3,426.9 4 201,493,504 112.6 15.8 38,077 5,292 56,546 3,563.4 5 235,013,004 116.6 18.1 38,773 6,061 60,866 3,861.2 6 265,078,277 112.8 20.3 39,433 6,722 65,368 4,055.2 7 296,430,739 111.8 22.5 40,310 7,354 69,870 4,242.6 8 337,821,439 114.0 26.0 42,412 7,965 75,545 4,471.8 9 400,061,313 118.4 30.5 44,085 9,075 81,220 4,925.7 10 455,369,390 113.8 34.8 45,171 10,081 87,990 5,175.2 11 506,203,134 111.2 39.5 46,763 10,825 94,760 5,341.9 12 559,595,974 110.5 44.5 48,252 11,597 100,826 5,550.1 13 584,615,153 104.5 48.8 49,332 11,851 106,892 5,469.2 14 598,121,520 102.3 51.6 49,956 11,973 111,598 5,359.6 15 618,889,397 103.5 53.8 50,600 12,231 116,303 5,321.4 16 645,075,260 104.2 54.1 51,233 12,591 120,779 5,341.0 17 660,833,278 102.4 55.8 51,952 12,720 125,254 5,275.9 18 683,749,727 103.5 57.2 52,539 13,014 130,485 5,240.1 19 694,358,884 101.6 59.1 53,304 13,026 135,716 5,116.3 20 702,220,342 101.1 60.7 53,642 13,091 140,947 4,982.2 21 729,393,917 103.9 63.1 53,001 13,762 145,603 5,009.5 22 743,963,309 102.0 64.6 54,780 13,581 23 ※1 基金統計月報及び国保連合会審査支払業務統計をもとに日本薬剤師会が計算したもの ※2 衛生行政報告例(厚生労働省)、年度末現在。 平成22年度の薬局数は宮城県と福島県相双保健福祉事務所管轄内の市町村を含まない。 ※3 医師・歯科医師・薬剤師調査(厚生労働省) ※3 社会医療診療行為別調査(厚生労働省) 4.00 3.94 3.90 3.90 3.82 3.87 3.86 3.84 3.88 3.87 3.87 3.85 3.95 3.89 レセプト1件当たり 薬剤種類数※4 1薬局あたり 処方せん枚数 1薬局あたり 薬剤師数 薬局数※2 薬剤師1人あたり 処方せん枚数 処方せん枚数※1 G(A/F) F 薬局に従事する 薬剤師数※3 E(A/D) I D H(F/D) C 医薬分業率 ※1(%) B 対前年比 (%) A 表12 医薬分業率等の推移 J 1,214,142 3,591,088 4,726,320 4,518,580 5,038,760 5,827,700 6,200,780 8,707,480 9,544,460 9,345,060 10,892,356 一包化に係る 算定回数※4 90 ( ) % 0 10 20 医 薬 40 分 業 率 30 50 60 70 年 昭和 45年 47年 49年 51年 53年 55年 57年 59年 61年 63年 2年 医薬分業率(%) 処方せん発行枚数(百万枚) 度 4年 6年 8年 10年 12年 14年 16年 18年 20年 22年 図12 処方せん発行枚数と医薬分業率の推移 0 100 200 300 400 500 600 700 800 百 万 枚 処 方 せ ん 発 行 枚 数 ( ) ( ) 91 % 0 10 20 30 医 薬 40 分 業 率 50 60 70 年 昭和 45年 47年 49年 51年 53年 55年 57年 59年 61年 63年 2年 医薬分業率(%) 薬局に従事する薬剤師数(人) 度 4年 6年 8年 10年 12年 14年 16年 18年 20年 22年 図13 薬局薬剤師数と医薬分業率の推移 0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 140,000 160,000 人 薬 剤 師 数 ( ) 薬 局 数 92 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 年 度 ※平成22年度の薬局数は宮城県と福島県相双保健福祉事務所管轄内の市町村を含まない。 昭和 45年 47年 49年 51年 53年 55年 57年 59年 61年 63年 2年 4年 6年 8年 10年 12年 14年 16年 18年 20年 22年 薬局数 薬局に従事する薬剤師数(人) 図14 薬局薬剤師数と薬局数の推移 0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 140,000 160,000 人 薬 剤 師 数 ( ) 処 方 せ ん 枚 数 93 枚 ( ) 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 16,000 48年 51年 54年 57年 60年 63年 年 度 平成 3年 6年 9年 12年 15年 ※平成22年度の薬局数は宮城県と福島県相双保健福祉事務所管轄内の市町村を含まない。 昭和 45年 18年 21年 薬剤師1人当たり処方せん枚数 1薬局当たり処方せん枚数 図15 1薬局当たり処方せん枚数と薬剤師1人当たり処方せん枚数の推移 表13 都道府県別にみた薬局薬剤師1人あたり処方せん枚数等 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 ※1 ※2 ※3 A B C D(C/B) 医薬分業率 ※1 薬局に従事する 薬剤師数※2 処方せん枚数 ※3 薬剤師1人あたり 処方せん枚数 全 63.1% 145,603 72.9% 5,657 北海道 70.6% 1,215 青 森 71.2% 1,256 岩 手 73.8% 2,783 宮 城 80.8% 1,217 秋 田 62.9% 1,076 山 形 68.5% 2,041 福 島 67.5% 3,254 茨 城 55.6% 1,985 栃 木 48.5% 1,722 群 馬 67.0% 7,622 埼 玉 68.5% 7,067 千 葉 72.6% 19,526 東 京 77.1% 12,201 神奈川 74.3% 2,383 新 潟 45.8% 990 富 山 48.1% 1,196 石 川 32.6% 568 福 井 67.7% 859 山 梨 60.5% 2,286 長 野 57.5% 2,098 岐 阜 65.6% 4,113 静 岡 54.3% 7,600 愛 知 51.6% 1,817 三 重 59.8% 1,491 滋 賀 42.8% 2,474 京 都 49.5% 10,805 大 阪 61.5% 7,531 兵 庫 50.1% 1,317 奈 良 39.3% 951 和歌山 63.2% 630 鳥 取 63.7% 666 島 根 55.0% 1,969 岡 山 64.2% 3,803 広 島 67.1% 1,812 山 口 43.9% 972 徳 島 56.1% 1,139 香 川 44.9% 1,325 愛 媛 56.7% 848 高 知 68.4% 6,046 福 岡 74.6% 1,097 佐 賀 63.9% 1,531 長 崎 59.7% 1,670 熊 本 65.2% 1,166 大 分 69.0% 1,084 宮 崎 64.5% 1,585 鹿児島 71.4% 1,159 沖 縄 処方せん受取率の推計(平成22年推計値、日本薬剤師会) 平成22年医師・歯科医師・薬剤師調査(厚生労働省) 処方せん受取率の推計(平成22年推計値、日本薬剤師会) 94 729,393,917 5,009.5 32,171,722 5,687.1 9,489,270 7,810.1 8,195,617 6,525.2 15,028,117 5,400.0 7,985,964 6,562.0 7,071,277 6,571.8 12,175,174 5,965.3 15,299,738 4,701.8 10,061,767 5,068.9 8,730,617 5,070.0 36,589,146 4,800.5 32,164,579 4,551.4 89,201,624 4,568.4 56,683,743 4,645.8 14,942,923 6,270.6 4,321,827 4,365.5 4,776,705 3,993.9 2,414,377 4,250.7 4,905,793 5,711.1 10,635,239 4,652.3 11,247,928 5,361.3 21,464,263 5,218.6 36,124,986 4,753.3 8,964,656 4,933.8 6,558,521 4,398.7 10,127,045 4,093.4 43,168,759 3,995.3 33,079,977 4,392.5 6,046,485 4,591.1 4,228,612 4,446.5 3,397,506 5,392.9 4,348,952 6,530.0 10,330,486 5,246.6 20,117,353 5,289.9 10,223,836 5,642.3 3,630,697 3,735.3 6,034,240 5,297.8 6,691,591 5,050.3 4,111,584 4,848.6 35,287,258 5,836.5 7,057,176 6,433.2 9,942,501 6,494.1 11,328,069 6,783.3 7,543,765 6,469.8 7,706,924 7,109.7 10,942,174 6,903.6 6,843,354 5,904.5 医 薬 分 業 率 95 % ( ) 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 秋神佐新宮北東沖岩青宮福千福山茨山埼静大鹿広長島鳥山兵長滋熊岐高香栃岡愛三奈大群石富愛徳京和福全 奈 海 児 歌 田川賀潟城道京縄手森崎島葉岡梨城口玉岡分島島崎根取形庫野賀本阜知川木山知重良阪馬川山媛島都山井国 図16 都道府県別にみた医薬分業率(平成22年) 薬 局 薬 剤 師 1 人 あ た り 処 方 せ ん 枚 数 96 枚 ( ) 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 9,000 青宮鹿熊山秋島岩長大佐新福沖福山北山宮鳥岐香広岡静群栃愛三高埼愛茨長神奈東千和滋兵富福京大石徳全 児 海 奈 歌 森崎島本形田根手崎分賀潟島縄岡梨道口城取阜川島山岡馬木媛重知玉知城野川良京葉山賀庫山井都阪川島国 図17 都道府県別にみた薬局薬剤師1人あたり処方せん枚数(平成22年) 97 富 山 新 潟 神奈川 東 京 千 葉 埼 玉 群 馬 栃 木 茨 城 福 島 山 形 秋 田 宮 城 岩 手 青 森 北海道 都道府県 県南 県北 前橋 吾妻 さいたま 秩父 千葉 山武長生夷隅 区中央部 西多摩 県西 県央 新潟 佐渡 富山 砺波 常陸太田・ひたちなか 札幌 南檜山 青森地域 西北五地域 盛岡 久慈 仙台 登米 秋田周辺 湯沢・雄勝 村山 最上 いわき 南会津 つくば 二次医療圏 2,342,338 26,282 325,458 143,817 481,699 62,505 183,679 83,969 416,186 70,513 563,473 84,319 342,249 29,893 324,371 370,239 478,386 393,065 340,291 61,109 1,222,434 108,226 961,749 455,111 757,562 395,785 359,051 838,464 925,314 62,727 508,027 136,201 人 口 人口10万人 当たり 薬剤師数 234.1 83.7 201.6 81.4 207.6 76.8 142.1 111.9 208.8 116.3 184.0 126.9 199.3 83.6 548.1 123.7 222.0 128.5 214.8 109.6 262.3 109.0 260.4 157.3 1,731.3 157.7 242.0 184.1 215.3 116.4 378.7 153.4 2.5倍 1.8倍 1.3倍 11.0倍 1.7倍 2.4倍 2.0倍 1.7倍 4.4倍 2.4倍 1.5倍 1.8倍 1.3倍 2.7倍 2.5倍 2.8倍 県 内 での差 島 根 鳥 取 和歌山 奈 良 兵 庫 大 阪 京 都 滋 賀 三 重 愛 知 静 岡 岐 阜 長 野 山 梨 福 井 石 川 都道府県 138.5 242.3 127.0 263.3 146.3 250.1 113.8 205.7 103.0 236.1 149.4 268.6 102.1 409.6 151.3 313.8 160.4 221.5 144.2 283.1 124.6 197.8 168.3 194.6 31,042 807,571 382,570 673,454 471,010 2,263,894 161,733 463,237 79,578 321,044 233,003 1,623,308 104,850 2,665,314 855,766 1,544,200 272,476 366,591 81,849 435,538 134,822 240,101 108,737 65,252 61,907 84.0 1.8倍 94.6 249.3 2.3倍 1.2倍 2.3倍 1.5倍 2.0倍 2.7倍 2.6倍 1.6倍 2.0倍 2.2倍 1.8倍 1.9倍 2.2倍 93.3 203.6 2.3倍 1.8倍 県 内 での差 190,821 473,854 58,137 430,447 人口10万人 当たり 薬剤師数 261.3 723,223 135,960 147.1 211.3 409,332 人口 沖 縄 鹿児島 宮 崎 大 分 熊 本 長 崎 佐 賀 福 岡 高 知 愛 媛 香 川 徳 島 山 口 広 島 岡 山 都道府県 熊本 鹿本 中部 西部 宮崎東諸県 西都児湯 鹿児島 曽於 南部 宮古 東部Ⅱ 高松 小豆 松山 八幡浜・大洲 中央 高幡 福岡・糸島 粕屋 中部 西部 長崎 上五島 県南東部 真庭 広島 広島中央 宇部・小野田 萩 東部Ⅰ 二次医療圏 83,267 451,218 31,275 652,485 156,534 555,072 61,406 1,562,178 272,487 353,347 78,090 261,101 24,923 734,474 55,391 570,182 98,415 428,716 107,003 688,887 86,470 707,219 53,270 921,716 49,921 1,349,266 227,227 266,952 57,490 457,675 人口 人口10万人 当たり 薬剤師数 237 118 246 153 245 170 432 156 248 173 205 143 242 129 259 140 241 143 172 100 261 96 194 140 207 101 218 101 178 96 出典:医師・歯科医師・薬剤師調査(厚生労働省)及び2005年国勢調査(総務省)より作成 中河内 神戸 西播磨 奈良 南和 和歌山 田辺 西部 中部 益田 雲南 石川中央 能登中部 福井・坂井 丹南 中北 峡南 松本 木曽 岐阜 中濃 駿東田方 中東遠 名古屋 尾張中部 中勢伊賀 東紀州 湖南 東近江 京都・乙訓 丹後 大阪市 二次医療圏 表14 二次医療圏別にみた人口10万人あたり薬剤師数(平成22年度) 1.9倍 2.2倍 2.0倍 1.4倍 2.7倍 1.7倍 1.7倍 1.8倍 1.9倍 1.4倍 1.4倍 2.8倍 1.4倍 1.6倍 2.0倍 県 内 での差 薬 局 の 推 定 取 扱 患 者 千 人 当 た り 薬 剤 師 数 98 人 ( ) 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3万未満 3万以上 6万未満 10万以上 30万未満 二次医療圏の人口規模 6万以上 10万未満 30万以上 50万未満 50万以上 100万未満 100万以上 図18 二次医療圏の人口規模別にみた薬局の推定取扱患者千人あたり薬剤師数 99 対前年比 (%) 病院数 ※1 - 10,034 昭和63年 10,081 100.5 平成元年 10,096 100.1 2 10,066 99.7 3 9,963 99.0 4 9,844 98.8 5 9,731 98.9 6 9,606 98.7 7 9,490 98.8 8 9,413 99.2 9 9,333 99.2 10 9,286 99.5 11 9,266 99.8 12 9,239 99.7 13 9,187 99.4 14 9,122 99.3 15 9,077 99.5 16 9,026 99.4 17 8,943 99.1 18 8,862 99.1 19 8,794 99.2 20 8,739 99.4 21 8,670 99.2 22 8,605 99.3 23 ※1 医療施設調査(厚生労働省) ※2 医療施設調査(厚生労働省) ※3 医師・歯科医師・薬剤師調査(厚生労働省) B A 表15 病院・病床数の推移 1,634,309 1,661,952 1,676,803 1,685,589 1,686,696 1,680,952 1,677,041 1,669,951 1,664,629 1,660,784 1,656,415 1,648,217 1,647,253 1,646,797 1,642,593 1,632,141 1,631,553 1,631,473 1,626,589 1,620,173 1,609,403 1,601,476 1,593,354 1,583,073 病院病床数 ※2 C - 101.7 100.9 100.5 100.1 99.7 99.8 99.6 99.7 99.8 99.7 99.5 99.9 100.0 99.7 99.4 100.0 100.0 99.7 99.6 99.3 99.5 99.5 99.4 対前年比 (%) D 38,339 39,777 41,214 42,315 43,416 44,485 45,553 47,269 48,984 49,012 49,039 48,595 48,150 47,843 47,536 47,815 48,094 48,529 48,964 49,650 50,336 51,022 52,013 - 病院・診療所に 従事する薬剤師数※3 E 3.8 3.9 4.1 4.2 4.4 4.5 4.7 4.9 5.2 5.2 5.3 5.2 5.2 5.2 5.2 5.2 5.3 5.4 5.5 5.6 5.7 5.8 6.0 - 1病院あたり 薬剤師数 F(E/A) 2.3 2.4 2.5 2.5 2.6 2.6 2.7 2.8 2.9 3.0 3.0 2.9 2.9 2.9 2.9 2.9 2.9 3.0 3.0 3.1 3.1 3.2 3.3 - 100床あたり 薬剤師数 G(E/C) 病 院 数 100 8,000 9,000 10,000 11,000 年 昭和 平成 63年 元年 2年 3年 4年 5年 6年 7年 8年 9年 10年 11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年 20年 21年 22年 病院数 病院・診療所に従事する薬剤師数 図19 病院等薬剤師数と病院数の推移 0 10,000 20,000 人 薬 剤 師 30,000 数 40,000 50,000 60,000 ( ) 病 院 病 1,500,000 床 数 101 0 1,200,000 年 10,000 1,300,000 昭和 平成 63年 元年 2年 3年 4年 5年 6年 7年 8年 9年 10年 11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年 20年 21年 22年 20,000 1,400,000 ( ) 床 人 薬 剤 師 30,000 数 40,000 1,600,000 60,000 50,000 病院病床数 病院・診療所に従事する薬剤師数 1,700,000 1,800,000 図20 薬剤師数と病院病床数の推移 ( ) 102 ( ) 人 0.0 1.0 2.0 1 5.0 病 院 あ た 4.0 り 薬 剤 3.0 師 数 6.0 7.0 年 度 昭和 平成 平成 63年 元年 2年 3年 4年 5年 6年 7年 8年 9年 10年 11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年 20年 21年 22年 100病床あたり薬剤師数 1病院あたり薬剤師数 図21 1病院あたり薬剤師数と100病床あたり薬剤師数の推移 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 5.0 人 1 0 0 床 あ た り 薬 剤 師 数 ( ) 103 98.2 102.9 76.9 75.9 - - - 3,862 3,792 3,903 3,817 3,717 3,400 2,929 2,608 2,252 1,980 1,770 1,711 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 75,991 78,202 87,782 99,309 110,730 119,825 129,942 138,942 139,636 137,968 120,422 116,111 - - - - - 定 員 76.5 70.6 79.3 82.9 92.4 92.2 93.5 99.5 101.2 114.6 103.7 - - - - - - 対前年度比 3,533 3,382 3,463 3,500 3,435 3,391 3,278 3,131 3,013 2,872 2,779 2,667 2,420 2,184 1,853 1,517 1,195 施設数 ※平成21年以降は、調査方法の変更等による回収率変動の影響を受けている。 76.0 67.9 89.0 86.1 91.5 97.4 97.8 - - - - - - 平成7年 - 対前年度比 - 施設数 介護療養型医療施設 表16 介護保険施設数の推移 104.5 97.7 98.9 101.9 101.3 103.4 104.7 103.9 104.9 103.3 104.2 110.2 110.8 117.9 122.1 126.9 - 対前年度比 318,091 306,642 315,260 319,052 313,894 309,346 297,769 282,513 269,524 254,918 244,627 233,536 211,395 190,457 162,180 132,446 103,017 定 員 介護老人保健施設 99.7 97.7 100.4 103.1 101.5 103.9 105.4 104.8 105.7 104.2 104.7 110.5 111.0 117.4 122.4 128.6 - 対前年度比 104.9 96.6 97.7 102.1 103.1 103.3 104.6 104.1 104.4 104.7 104.2 105.9 106.9 106.2 107.4 108.0 - 対前年度比 定 員 427,634 403,313 414,668 422,703 412,807 399,352 383,326 363,747 346,069 330,916 314,192 298,912 283,822 266,568 251,893 235,992 220,916 101.2 97.7 100.5 105.8 103.4 104.2 105.4 105.1 104.6 105.3 105.1 105.3 106.5 105.8 106.7 106.8 - 対前年度比 出典:介護サービス施設・事業所調査(厚生労働省) 5,953 5,676 5,876 6,015 5,892 5,716 5,535 5,291 5,084 4,870 4,651 4,463 4,214 3,942 3,713 3,458 3,201 施設数 介護老人福祉施設 104 0 1,000 2,000 3,000 施 設 数 4,000 5,000 6,000 7,000 平成 7年 8年 9年 介護療養型医療施設 介護老人保健施設 介護老人福祉施設 10年 11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年 20年 21年 22年 23年 図22 介護保険施設数の推移 定 員 250,000 300,000 350,000 400,000 450,000 人 105 0 50,000 100,000 150,000 200,000 ( ) 平成 7年 8年 9年 10年 11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年 20年 21年 22年 23年 図23 介護保険施設の定員の推移 介護療養型医療施設 介護老人保健施設 介護老人福祉施設 106 合計 費 用-居宅療養管理指導費 介 護 単位数-居宅療養管理指導費 保 単位数-居宅療養管理指導費(薬剤師) 険 費 用-居宅療養管理指導費(薬剤師) 訪問服薬管理指導に係る費用 薬局調剤総点数 医 療 在宅患者訪問服薬管理指導料等点数 保 在宅患者緊急訪問薬剤管理指導料等点数 険 訪問服薬管理指導に係る費用の割合 調剤医療費 百万点 ④ 7,241 6,298 百万円 4,210 3,579 百万円 ④×(⑥/⑤) 2,136,284 1,803,570 421,078 21,357 18,027 358,028 3,031 2,719 千単位 0.09% 0.08% ⑥ - - 千単位 20 19 ⑤ 23,662 22,599 百万円 35,297 14 ('02) 32,140 平成13年 ('01) ④ ①×⑤ 百万円 百万点 ③ ⑤((③+④)/②) 百万点 億円 ② ① 表17 薬剤師による訪問服薬管理指導に係る推計費用の推移 5,913 3,913 391,431 2,069,436 20,687 2,000 0.05% - 14 28,052 38,907 15 ('03) 6,032 4,353 435,381 2,218,938 22,184 1,679 0.04% - 11 28,542 41,935 16 ('04) 6,180 5,247 524,788 2,593,952 25,934 933 0.02% - 7 33,308 47,061 18 ('06) 7,045 5,822 582,316 2,906,438 29,060 1,223 0.02% - 9 37,788 51,222 19 ('07) 8,035 6,416 687,870 3,375,522 31,487 1,618 0.03% 2 11 37,816 53,955 20 ('08) ④~⑥「介護給付費実態調査」厚生労働省 10,071 8,383 838,332 3,574,442 35,744 1,688 0.03% 2 12 41,081 58,228 21 ('09) ②~③「社会医療診療行為別調査」厚生労働省 出典:①「国民医療費」厚生労働省 6,860 4,760 476,067 2,398,358 23,979 2,100 0.05% - 14 31,448 45,608 17 ('05) 10,726 9,556 955,623 4,162,018 41,620 1,169 0.02% 1 8 41,269 61,412 22 ('10) 107 - - - - - - - - - - - - - - - - 1,512 1,354 1,295 1,270 1,230 1,227 平成元年 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 - 31,916 31,408 30,900 30,515 30,130 29,979 29,828 29,710 29,592 29,088 28,584 29,038 29,491 29,513 29,534 27,866 26,198 23,475 20,751 18,818 - - - - - - - - - - - 24,015 22,544 23,180 23,088 23,463 24,001 24,574 25,643 26,473 27,548 28,087 29,289 29,582 店舗販売業 薬種商販売業 ※4 - - - - - - - - - - - 13,279 11,799 11,288 10,147 10,245 10,431 10,511 10,720 10,896 11,096 11,202 11,302 11,560 卸売販売業 ※5 - 15,340 16,042 16,743 16,014 15,285 15,359 15,433 15,692 15,951 16,085 16,219 16,275 16,330 15,956 15,582 15,133 14,683 15,803 16,923 16,359 15,795 15,320 14,845 医薬品販売業に 従事する薬剤師(人) ※6 ※1 製造販売業については、平成17年度より統計を開始。ただし、薬局製造業を除く。 ※2 製造業は薬局製造業を除く。 ※3 平成17年度より輸入販売業態は該当なし。 ※4 平成20年度までは一般販売業数及び薬種商販売業数、平成21年度より店舗販売業数(既存一般販売業数及び既存薬種商数)及び改正薬事法附則第8条に 規定される薬種商数を計上。 ※5 平成20年度までは卸売一般販売業数、平成21年度より卸売販売業数を計上。 ※6 薬種商を含む。 2,398 2,394 2,433 2,588 2,670 2,727 2,946 2,784 2,798 2,850 2,886 3,008 3,018 3,103 3,147 3,135 3,189 3,215 3,253 3,255 3,242 16,884 16,064 3,197 3,229 15,243 製造販売業(輸入販売業) ・製造業に従事する薬剤師 (人) 3,146 製造業※2 輸入販売業※3 1,202 23 出典:衛生行政報告例(厚生労働省) 医師・歯科医師・薬剤師調査(厚生労働省) - 昭和63年 製造販売業 ※1 表18 薬事関係業態数の推移 108 0 500 年 度 0 5,000 10,000 1,000 20,000 人 薬 25,000 剤 師 数 30,000 35,000 40,000 45,000 15,000 昭和 平成 63年 元年 2年 3年 4年 5年 6年 7年 8年 9年 10年 11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年 20年 21年 22年 製造販売業(輸入販売業)・製造業に従事する薬剤師(人) 製造販売業(輸入販売業)・製造業 製造販売業 製造業 1,500 2,000 業 2,500 態 数 3,000 3,500 4,000 4,500 図24 製造販売業(輸入販売業)・製造業の業態数と薬剤師数 ( ) 109 0 5,000 10,000 15,000 20,000 業 25,000 態 数 30,000 35,000 40,000 45,000 50,000 平成 11年 12年 13年 14年 15年 年 16年 度 17年 18年 19年 20年 21年 22年 医薬品販売業に従事する薬剤師(人) 店舗販売業・薬種商販売業 卸売販売業 図25 一般販売業の業態数と薬剤師数 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 人 薬 剤 師 数 ( ) 110 男女計 男女計 男女計 男女計 男女計 男女計 男女計 男女計 男女計 男女計 男女計 男女計 男女計 男女計 男女計 男女計 男女計 男女計 男女計 男女計 男女計 男女計 男女計 男女計 男女計 平成元年3月卒 平成2年3月卒 平成3年3月卒 平成4年3月卒 平成5年3月卒 平成6年3月卒 平成7年3月卒 平成8年3月卒 平成9年3月卒 平成10年3月卒 平成11年3月卒 平成12年3月卒 平成13年3月卒 平成14年3月卒 平成15年3月卒 平成16年3月卒 平成17年3月卒 平成18年3月卒 平成19年3月卒 平成20年3月卒 平成21年3月卒 平成22年3月卒 平成23年3月卒 平成24年3月卒 (6年制) 平成24年3月卒 (4年制) 分類 % % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 39.0 4 100.0 708 0.6 3,308 8,476 100.0 0.6 7 100.0 8.5 100.0 99 1,159 1,115 32.6 100.0 30.7 3,490 100.0 3,101 10,109 10,693 28.1 100.0 2,513 2,288 8,369 8,954 27.5 27.3 2,397 8,709 100.0 100.0 25.7 100.0 24.4 2,238 8,696 2,045 8,365 100.0 24.7 100.0 26.0 1,994 8,088 2,026 7,793 100.0 25.1 100.0 2,193 2,026 8,421 8,751 18.2 24.1 1,563 8,583 100.0 100.0 17.5 100.0 17.4 1,472 100.0 1,505 8,667 8,391 14.8 100.0 10.1 1,297 100.0 795 7,843 8,775 7.0 100.0 5.6 420 7,439 547 6.9 100.0 7,815 540 7,847 100.0 5.8 489 8,504 % 人数 100.0 8.1 100.0 % 人数 633 7,773 薬局 人数 計 表19 学部卒業生の就職動向(1) 0.8 6 31.7 2,687 0.1 1 2.5 29 18.8 2,005 16.7 1,688 17.3 1,552 16.0 1,341 17.9 1,557 15.8 1,375 17.6 1,473 18.4 1,490 17.0 1,328 18.7 1,634 22.7 1,914 23.5 2,015 25.8 2,169 26.7 2,314 28.1 2,465 27.8 2,178 25.9 2,021 21.7 1,614 21.1 1,652 21.7 1,847 26.1 2,029 病院診療所 勤務 76.6 542 2.5 215 87.4 975 71.6 830 25.4 2,713 29.2 2,953 31.8 2,849 29.5 2,470 29.7 2,583 31.0 2,698 29.4 2,457 26.3 2,130 23.7 1,846 22.5 1,969 19.8 1,668 21.0 1,804 20.6 1,732 20.4 1,772 19.6 1,719 20.3 1,590 18.6 1,453 17.5 1,302 16.6 1,305 15.3 1,302 14.3 1,115 大学 1.7 12 6.6 562 0.4 5 1.6 18 4.0 432 4.7 473 5.1 454 6.0 504 5.5 482 5.1 445 5.6 467 7.0 568 6.9 535 8.1 706 5.0 418 5.5 471 3.7 308 3.4 298 3.3 292 3.6 280 1.7 129 2.4 176 1.8 144 2.6 219 2.8 214 一般販売業 0.3 2 1.1 92 0.3 3 0.3 4 1.3 144 0.9 88 0.6 55 0.5 46 0.5 43 0.7 62 0.6 48 0.5 40 0.7 52 0.8 70 0.5 45 0.8 70 1.1 91 0.8 71 1.4 123 1.2 93 1.0 79 1.5 111 1.5 116 1.7 147 1.6 121 卸売販売業 医薬品販売業 8.8 62 7.9 672 1.8 20 2.2 25 5.9 632 6.4 645 5.5 494 6.2 521 5.8 501 6.4 554 6.9 578 8.1 652 7.9 614 7.3 636 7.1 598 9.5 812 8.9 745 9.1 793 11.1 970 12.6 991 14.0 1,098 14.5 1,080 13.3 1,040 12.4 1,051 11.3 881 営業 2.5 18 2.0 170 0.9 10 0.8 9 1.0 110 1.0 98 0.6 50 0.7 56 0.6 54 0.7 60 1.3 110 0.9 73 1.0 78 1.6 141 2.3 197 2.4 209 3.3 274 3.6 313 3.8 330 7.1 559 8.6 675 9.7 718 13.4 1,048 14.1 1,197 11.7 909 研究・試験・ 製造 1.0 7 3.2 270 0.5 6 0.7 8 1.6 168 1.5 148 1.1 97 0.9 72 0.7 64 0.6 50 0.8 69 0.5 38 0.4 29 0.4 38 0.7 62 0.7 59 0.8 64 0.8 73 1.3 111 1.2 95 2.0 153 1.7 130 1.8 142 1.5 127 1.3 99 衛生行政 3.0 21 1.7 146 5.2 58 5.4 63 2.8 304 2.8 283 2.9 264 3.8 318 4.1 361 4.8 418 3.3 279 2.8 230 3.3 256 4.1 355 2.9 246 4.3 369 2.9 242 4.6 400 4.7 414 4.4 343 5.3 414 9.5 703 7.6 597 6.9 589 7.5 584 その他 3.4 24 1.2 100 1.8 20 5.9 68 5.2 551 5.0 509 6.0 539 7.8 649 6.9 599 8.1 701 8.9 742 9.6 773 11.3 880 10.2 896 12.8 1,077 11.8 1,014 13.1 1,099 10.0 867 8.2 723 7.1 553 6.9 542 4.4 327 5.3 413 7.7 659 5.4 416 無職 薬科大学卒業生・大学院修了者就職動向調査の集計報告(薬学教育協議会)より集計 1.4 10 3.0 254 0.9 10 0.5 6 1.3 144 1.2 123 1.0 87 1.2 104 0.8 69 1.1 95 1.2 97 1.2 100 1.9 149 1.3 113 2.0 170 2.3 197 2.3 195 3.0 261 3.8 331 4.7 366 9.0 704 11.5 858 10.8 850 10.3 877 9.9 772 開発・学術 企業 (男女計) 111 男女計 男女計 男女計 男女計 男女計 男女計 男女計 男女計 男女計 平成17年3月卒 平成18年3月卒 平成19年3月卒 平成20年3月卒 平成21年3月卒 平成22年3月卒 平成23年3月卒 平成24年3月卒 (6年制) 平成24年3月卒 (4年制) 男女計 平成11年3月卒 男女計 男女計 平成10年3月卒 平成16年3月卒 男女計 平成9年3月卒 男女計 男女計 平成8年3月卒 平成15年3月卒 男女計 平成7年3月卒 男女計 男女計 平成6年3月卒 平成14年3月卒 男女計 平成5年3月卒 男女計 男女計 平成4年3月卒 平成13年3月卒 男女計 平成3年3月卒 男女計 男女計 平成2年3月卒 平成12年3月卒 男女計 平成元年3月卒 分類 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 2,026 8,421 27.3 28.1 3,101 30.7 3,490 32.6 99 8.5 7 0.6 3,308 39.0 4 0.6 100.0 10,109 100.0 10,693 100.0 1,159 100.0 1,115 100.0 8,476 100.0 708 100.0 2,288 8,369 2,513 27.5 100.0 8,954 2,397 8,709 100.0 25.7 8,365 100.0 2,045 100.0 24.4 24.7 8,088 2,238 1,994 100.0 100.0 26.0 7,793 8,696 25.1 2,026 100.0 24.1 18.2 2,193 1,563 8,583 100.0 8,751 17.5 100.0 100.0 17.4 1,472 1,505 8,667 100.0 14.8 8,391 1,297 8,775 100.0 547 7,815 10.1 5.6 7,439 100.0 100.0 420 100.0 7.0 6.9 7,847 795 540 100.0 100.0 5.8 8,504 7,843 8.1 489 100.0 633 薬局 7,773 計 表20 学部卒業生の就職動向(2) 0.8 6 31.7 2,687 0.1 1 2.5 29 18.8 2,005 16.7 1,688 17.3 1,552 16.0 1,341 17.9 1,557 15.8 1,375 17.6 1,473 18.4 1,490 17.0 1,328 18.7 1,634 22.7 1,914 23.5 2,015 25.8 2,169 26.7 2,314 28.1 2,465 27.8 2,178 25.9 2,021 21.7 1,614 21.1 1,652 21.7 1,847 26.1 2,029 病院診療所 勤務 76.6 542 2.5 215 87.4 975 71.6 830 25.4 2,713 29.2 2,953 31.8 2,849 29.5 2,470 29.7 2,583 31.0 2,698 29.4 2,457 26.3 2,130 23.7 1,846 22.5 1,969 19.8 1,668 21.0 1,804 20.6 1,732 20.4 1,772 19.6 1,719 20.3 1,590 18.6 1,453 17.5 1,302 16.6 1,305 15.3 1,302 14.3 1,115 大学 12.7 90 12.9 1,096 3.6 40 3.5 40 8.3 886 8.6 866 7.0 631 8.1 681 7.2 624 8.2 709 9.4 785 10.2 825 10.8 841 10.2 890 11.5 965 14.2 1,218 14.5 1,214 15.8 1,367 18.6 1,631 24.4 1,916 31.7 2,477 35.7 2,656 37.4 2,938 36.7 3,125 33.0 2,562 企業 1.0 7 3.2 270 0.5 6 0.7 8 1.6 168 1.5 148 1.1 97 0.9 72 0.7 64 0.6 50 0.8 69 0.5 38 0.4 29 0.4 38 0.7 62 0.7 59 0.8 64 0.8 73 1.3 111 1.2 95 2.0 153 1.7 130 1.8 142 1.5 127 1.3 99 衛生行政 3.0 21 1.7 146 5.2 58 5.4 63 2.8 304 2.8 283 2.9 264 3.8 318 4.1 361 4.8 418 3.3 279 2.8 230 3.3 256 4.1 355 2.9 246 4.3 369 2.9 242 4.6 400 4.7 414 4.4 343 5.3 414 9.5 703 7.6 597 6.9 589 7.5 584 その他 3.4 24 1.2 100 1.8 20 5.9 68 5.2 551 5.0 509 6.0 539 7.8 649 6.9 599 8.1 701 8.9 742 9.6 773 11.3 880 10.2 896 12.8 1,077 11.8 1,014 13.1 1,099 10.0 867 8.2 723 7.1 553 6.9 542 4.4 327 5.3 413 7.7 659 5.4 416 無職 薬科大学卒業生・大学院修了者就職動向調査の集計報告(薬学教育協議会)より集計 2.0 14 7.7 654 0.7 8 1.9 22 5.4 576 5.5 561 5.7 509 6.6 550 6.0 525 5.8 507 6.2 515 7.5 608 7.5 587 8.9 776 5.5 463 6.3 541 4.8 399 4.3 369 4.7 415 4.8 373 2.7 208 3.9 287 3.3 260 4.3 366 4.3 335 医薬品販売業 (男女計) 人 数 2,000 2,500 3,000 3,500 人 112 0 500 1,000 1,500 ( ) H元年 2年 3月 3月 卒 卒 3年 3月 卒 4年 3月 卒 5年 3月 卒 6年 3月 卒 7年 3月 卒 8年 3月 卒 9年 3月 卒 卒業年 10年 11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年 20年 21年 24年 3月 3月 3月 3月 3月 3月 3月 3月 3月 3月 3月 3月 3月 卒 卒 卒 卒 卒 卒 卒 卒 卒 卒 卒 卒 卒 図26 学部卒業生の就職動向 無職 その他 衛生行政 医薬品販売業 企業 大学 病院・診療所 薬局 113 計 その他 就職せず 進学 大学 衛生行政 製薬 販売業 1,218 793 64 857 73 82 155 77 52 129 1,695 285 1,980 152 87 239 1,115 239 1,354 8,667 1,702 10,369 1,321 970 59 1,029 111 89 200 135 73 208 1,584 222 1,806 234 117 351 903 195 1,098 8,775 1,590 10,365 小 計 学 部 大学院 小 計 学 部 大学院 小 計 学 部 大学院 小 計 学 部 大学院 小 計 学 部 大学院 小 計 学 部 大学院 小 計 学 部 大学院 小 計 (営業) 644 660 大学院 71 123 574 298 292 661 2,499 2,592 小 計 学 部 185 127 大学院 (開発・学術・ 研究・試験・ 製造) 2,314 2,465 学 部 学 部 1,569 1,345 小 計 (卸売) 64 48 大学院 学 部 1,505 1,297 平成8年 3月卒 学 部 平成7年 3月卒 (一般) 病院・診療所 薬局 細分類 10,192 1,801 8,391 1,339 250 1,089 403 151 252 1,898 250 1,648 155 71 84 180 116 64 820 75 745 1,065 596 469 91 308 2,385 216 2,169 1,548 76 1,472 平成9年 3月卒 表21 学部卒業生・大学院修了者の就職動向 10,537 1,954 8,583 1,348 237 1,111 428 156 272 1,962 283 1,679 192 67 125 169 110 59 902 90 812 1,042 636 406 70 471 2,276 261 2,015 1,677 114 1,563 平成10年 3月卒 10,350 1,929 8,421 1,261 270 991 496 164 332 1,901 287 1,614 133 79 54 151 89 62 698 100 598 898 531 367 45 418 2,199 285 1,914 2,150 124 2,026 平成11年 3月卒 10,696 1,945 8,751 1,409 258 1,151 273 173 100 2,225 323 1,902 108 41 67 122 84 38 714 78 636 785 531 254 70 706 1,943 309 1,634 2,341 148 2,193 平成12年 3月卒 9,702 1,909 7,793 1,187 219 968 323 155 168 2,099 300 1,799 97 50 47 98 69 29 672 58 614 815 588 227 52 535 1,661 333 1,328 2,163 137 2,026 平成13年 3月卒 10,227 2,139 8,088 1,082 311 771 353 121 232 2,462 371 2,091 104 65 39 121 83 38 710 58 652 857 684 173 40 568 1,810 320 1,490 2,120 126 1,994 平成14年 3月卒 10,558 2,193 8,365 1,078 269 809 394 182 212 2,710 318 2,392 123 58 65 161 92 69 638 60 578 841 634 207 48 467 1,904 431 1,473 2,194 149 2,045 平成15年 3月卒 11,216 2,520 8,696 1,317 11,066 2,697 8,369 1,101 386 715 447 195 252 2,790 370 2,420 151 101 50 175 103 72 600 79 521 860 700 160 46 504 1,922 581 1,341 2,470 182 2,288 平成18年 3月卒 11,743 2,789 8,954 1,117 402 715 246 158 88 3,144 344 2,800 150 101 49 206 109 97 556 62 494 984 847 137 55 454 2,133 581 1,552 2,698 185 2,513 平成19年 3月卒 12,891 2,782 10,109 1,086 446 640 346 194 152 3,223 301 2,922 114 83 31 319 171 148 706 61 645 988 767 221 88 473 2,284 596 1,688 3,264 163 3,101 平成20年 3月卒 13,517 2,824 10,693 1,195 441 754 247 146 101 2,996 318 2,678 114 79 35 331 163 168 678 46 632 1,151 897 254 144 432 2,564 559 2,005 3,665 175 3,490 平成21年 3月卒 4,088 2,929 1,159 623 492 131 134 134 0 1,151 321 830 88 88 0 209 201 8 101 76 25 728 713 15 4 18 713 684 29 319 220 99 平成22年 3月卒 7 4,157 3,042 1,115 600 544 56 132 112 20 1,289 316 973 93 91 2 227 221 6 121 101 20 688 666 22 3 5 743 742 1 256 249 平成23年 3月卒 9,601 1,404 8,197 252 151 101 217 117 100 428 262 166 71 58 13 241 31 210 149 34 115 1,578 661 917 92 562 2,677 64 2,613 3,334 26 3,308 平成24年 3月卒 薬科大学卒業生・大学院修了者就職動向調査の集計報告(薬学教育協議会)より集計 11,355 2,646 8,709 1,190 370 820 936 381 368 229 139 2,927 399 2,528 148 93 55 168 104 64 560 59 501 804 681 123 43 482 2,086 529 1,557 2,579 182 2,397 平成17年 3月卒 312 129 183 3,024 389 2,635 144 81 63 164 114 50 626 72 554 864 709 155 62 445 1,858 483 1,375 2,400 162 2,238 平成16年 3月卒 人 2,500 数 3,000 3,500 4,000 人 114 0 500 1,000 1,500 2,000 ( ) H7年 3月 卒 8年 3月 卒 9年 3月 卒 10年 3月 卒 11年 3月 卒 12年 3月 卒 13年 3月 卒 14年 3月 卒 卒業年 15年 3月 卒 16年 3月 卒 17年 3月 卒 18年 3月 卒 19年 3月 卒 図27 学部卒業生・大学院修了者の就職動向 20年 3月 卒 21年 3月 卒 24年 3月 卒 大学 販売業(卸売) 製薬(営業) 衛生行政 就職せず その他 販売業(一般) 製薬(開発・学術) 進学 病院・診療所 薬局 115 - 34 - - 27 6年制 4年制 薬 学 部 - 12 - - 11 6年制 4年制 薬 学 部 - 3 - - 3 6年制 4年制 薬 学 部 - 19 - 19 - 13 - - 13 入学者数(人) 薬科大学 6年制 4年制 薬 学 部 - - - 4年制 - - 3,110 - 6年制 1,320 3 3 薬科大学 入学定員(人) - - 入学者数(人) - - 4年制 - - 280 - 6年制 320 12 11 薬科大学 入学定員(人) - - 入学者数(人) - - 4年制 - - 790 - 6年制 555 34 27 薬科大学 入学定員(人) - - 入学者数(人) - - 4年制 - 4,180 - 2,195 6年制 入学定員(人) ('65) ('55) 25 - - 25 - - - 4,960 3 - - 3 - - - 340 14 - - 14 - - - 1,105 42 - - 42 - - - 6,405 ('75) 50 29 - - 29 - - - 6,260 3 - - 3 - - - 340 14 - - 14 - - - 1,125 46 - - 46 - - - 7,725 ('80) 60 29 - - 29 - - - 6,255 3 - - 3 - - - 340 14 - - 14 - - - 1,125 46 - - 46 - - - 7,720 ('90) 平成2 年度 29 - - 29 - - - 6,255 3 - - 3 - - - 340 14 - - 14 - - - 1,125 46 - - 46 - - - 7,720 ('91) 3 29 - - 29 - - - 6,255 3 - - 3 - - - 340 14 - - 14 - - - 1,135 46 - - 46 - - - 7,730 ('92) 4 29 - - 29 - - - 6,255 3 - - 3 - - - 340 14 - - 14 - - - 1,135 46 - - 46 - - - 7,730 ('93) 5 29 - - 29 - - - 6,255 3 - - 3 - - - 340 14 - - 14 - - - 1,135 46 - - 46 - - - 7,730 ('94) 6 29 - - 29 - - 29 7,673 7,732 29 - - 6,245 3 - - - - 6,245 3 - - 3 374 390 3 - - 340 14 - - - - 340 14 - - 14 1,109 1,095 14 - - 1,135 46 - - - - 1,135 46 - - 46 9,156 9,217 46 - - 7,720 ('96) 8 - - 7,720 ('95) 7 29 - - 29 7,562 - - 6,245 3 - - 3 419 - - 340 14 - - 14 1,119 - - 1,135 46 - - 46 9,100 - - 7,720 ('97) 9 29 - - 29 7,673 - - 6,245 3 - - 3 369 - - 340 14 - - 14 1,132 - - 1,135 46 - - 46 9,174 - - 7,720 ('98) 10 29 - - 29 7,381 - - 6,245 3 - - 3 388 - - 340 14 - - 14 1,126 - - 1,135 46 - - 46 8,895 - - 7,720 ('99) 11 ※ 入学定員、薬科大学数、薬学部数は、文部科学省高等教育局医学教育課調べ。ただし、平成22年度の私立の入学定員については日本私立薬科大学協会調べ。 入学者数は学校基本調査報告書(文部科学省)。なお、入学者数には5月1日現在在籍しない者は含まない。平成18年度以降は6年制と4年制の合計である。 私 立 公 立 国 立 総 数 40 昭和30 年度 表22 薬科大学(薬学部)の数と入学定員・入学者数の推移 29 - - 29 7,754 - - 6,345 3 - - 3 399 - - 340 14 - - 14 1,143 - - 1,135 46 - - 46 9,296 - - 7,820 ('00) 12 29 - - 29 7,886 - - 6,435 3 - - 3 403 - - 340 14 - - 14 1,125 - - 1,135 46 - - 46 9,414 - - 7,910 ('01) 13 29 - - 29 7,780 - - 6,635 3 - - 3 396 - - 340 14 - - 14 1,117 - - 1,135 46 - - 46 9,293 - - 8,110 ('02) 14 31 - - 31 8,369 - - 7,000 3 - - 3 417 - - 340 14 - - 14 1,110 - - 1,135 48 - - 48 9,896 - - 8,475 ('03) 15 39 - - 38 10,398 - - 8,945 3 - - 3 395 - - 340 14 - - 14 1,123 - - 1,130 56 - - 55 11,916 - - 10,415 ('04) 16 45 - - 44 11,601 - - 10,165 3 - - 3 393 - - 340 14 - - 14 1,133 - - 1,130 62 - - 61 13,127 - - 11,635 ('05) 17 50 55 12 54 49 12 54 12,275 49 11,653 600 11,304 10,514 570 11,804 3 10,984 3 3 3 3 3 3 407 3 403 120 220 220 120 340 14 340 14 14 14 14 14 14 1,108 14 1,128 644 486 486 644 1,130 72 1,130 67 29 71 66 29 71 13,790 66 13,184 1,364 12,010 11,220 1,334 13,274 ('07) 19 12,454 ('06) 18 57 13 56 56 11,816 660 11,464 12,024 3 3 3 3 377 120 220 340 14 14 14 14 1,034 644 486 1,130 74 30 73 73 13,227 1,424 12,170 13,494 ('08) 20 57 13 56 56 11,446 650 11,294 11,844 3 3 3 3 391 120 220 340 14 14 14 14 1,012 644 486 1,130 74 30 73 73 12,849 1,414 12,000 13,314 ('09) 21 57 13 56 56 625 11,184 11,809 3 3 3 3 380 120 220 340 14 14 14 14 1,009 644 486 1,130 74 30 73 73 1,389 1,389 11,890 13,279 ('10) 22 57 13 56 56 745 10,974 11,719 3 3 3 3 380 120 220 340 14 14 14 14 1,009 644 486 1,130 74 30 73 73 1,389 1,509 11,680 13,189 ('11) 23 57 13 56 56 725 10,854 11,599 3 3 3 3 380 120 220 340 14 14 14 14 1,009 644 486 1,130 74 30 73 73 1,389 1,489 11,560 13,069 ('12) 24 定 10,000 員 数 12,000 14,000 16,000 116 0 2,000 4,000 6,000 人 8,000 ( ) 年 度 昭和 平成 30年 40年 50年 60年 2年 3年 4年 5年 6年 7年 8年 9年 10年 11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年 20年 21年 22年 23年 24年 図28 薬科大学(薬学部)入学定員数の推移 公立 国立 私立 総定員数 117 1,403 656 46.76 879 59.96 合格者数(名) 84.86 89.46 合 格 率(%) 1,466 7,540 7,901 合格者数(名) 受験者数(名) 8,885 79.67 85.26 合 格 率(%) 8,832 8,196 8,780 合格者数(人) 受験者数(名) 10,288 10,298 受験者数(人) 合 格 率(%) 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 41.29 785 1,901 78.54 6,712 8,546 71.76 7,497 10,447 60.43 1,819 3,010 87.16 7,232 8,297 80.05 9,051 11,307 38.66 951 2,460 82.25 6,921 8,415 72.39 7,872 10,875 45.71 1,459 3,192 80.26 7,055 8,790 71.06 8,514 11,982 54.02 1,681 3,112 84.68 7,473 8,825 76.69 9,154 11,937 48.04 1,362 2,835 84.22 7,367 8,747 75.37 8,729 11,582 46.18 1,377 2,982 82.01 7,010 8,548 72.74 8,387 11,530 53.29 1,723 3,233 86.15 7,328 8,506 77.10 9,051 11,739 54.59 1,588 2,909 88.46 7,625 8,620 79.91 9,213 11,529 48.77 1,207 2,475 84.08 6,901 8,208 75.90 8,108 10,683 57.43 1,597 2,781 88.59 7,412 8,367 80.81 9,009 11,148 46 46 46 46 薬科大学 薬 学 部 7,497 71.76 - 8,196 79.67 150,627 合格者数(人) 合 格 率(%) ※ 各統計の出典については前述の通り。 薬剤師数(人) 10,447 10,288 受験者数(人) 薬剤師国家試験 - - 入学者数(人) 7,720 7,720 ('91) ('90) 入学定員(人) 3 平成 2年度 162,021 80.05 9,051 11,307 46 46 - 7,730 ('92) 4 - 72.39 7,872 10,875 46 46 - 7,730 ('93) 5 176,871 71.06 8,514 11,982 46 46 - 7,730 ('94) 6 - 76.69 9,154 11,937 46 194,300 75.37 8,729 11,582 46 46 9,156 9,217 46 7,720 ('96) 8 7,720 ('95) 7 - 72.74 8,387 11,530 46 46 9,100 7,720 ('97) 9 205,953 77.10 9,051 11,739 46 46 9,174 7,720 ('98) 10 - 79.91 9,213 11,529 46 46 8,895 7,720 ('99) 11 217,477 75.90 8,108 10,683 46 46 9,296 7,820 ('00) 12 - 80.81 9,009 11,148 46 46 9,414 7,910 ('01) 13 229,744 81.12 8,802 10,850 46 46 9,293 8,110 ('02) 14 表24 薬科大学(薬学部)の数と入学定員・入学者数、薬剤師国家試験合格者数、薬剤師数の推移 その他 新 卒 合 計 3 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 - 78.32 8,653 11,048 48 48 9,896 8,475 ('03) 15 56.49 1,415 2,505 88.52 7,387 8,345 81.12 8,802 10,850 241,369 84.39 9,781 11,590 56 55 11,916 10,415 ('04) 16 51.26 1,304 2,544 86.42 7,349 8,504 78.32 8,653 11,048 - 74.25 8,202 11,046 62 61 13,127 11,635 ('05) 17 58.50 1,734 2,964 93.29 8,047 8,626 84.39 9,781 11,590 49.05 1,629 3,321 85.60 7,525 8,791 75.58 9,154 12,112 48.96 1,835 3,748 86.30 8,652 10,025 76.14 10,487 13,773 49.26 2,195 4,456 84.83 9,105 10,733 74.40 11,300 15,189 60.42 3,264 5,402 39.68 523 1,318 56.35 3,787 6,720 44.98 1,403 3,119 33.55 52 155 44.44 1,455 3,274 38.22 459 1,201 95.32 8,182 8,584 88.31 8,641 9,785 252,533 75.58 9,154 12,112 67 66 13,184 12,454 ('06) 18 - 76.14 10,487 13,773 72 71 13,790 13,274 ('07) 19 267,751 74.40 11,300 15,189 74 73 13,227 13,494 ('08) 20 - 56.35 3,787 6,720 74 73 12,849 13,314 ('09) 21 276,517 44.44 1,455 3,274 74 73 1,389 13,189 ('10) 22 - 88.31 8,641 9,785 74 73 1,389 13,069 ('11) 23 出典:薬剤師国家試験合格状況報告(厚生労働省医薬食品局総務課) 38.67 1,002 2,591 85.16 7,200 8,455 74.25 8,202 11,046 (第75回) (第76回) (第77回) (第78回) (第79回) (第80回) (第81回) (第82回) (第83回) (第84回) (第85回) (第86回) (第87回) (第88回) (第89回) (第90回) (第91回) (第92回) (第93回) (第94回) (第95回) (第96回) (第97回) 平成 2年 表23 薬剤師国家試験合格者数の推移 ( ) 人 118 0 2,000 4,000 6,000 8,000 人 10,000 数 12,000 14,000 16,000 平成 2年 3年 4年 5年 6年 7年 合格率(%) 受験者数(人) 8年 年 9年 10年 11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年 20年 21年 22年 23年 24年 合格者数(人) 図29 薬剤師国家試験合格者数の推移 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 % 合 格 率 ( ) 表25 平成23年度末現在登録販売者数 登録販売者数※1 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 ※1 ※2 人口(千人)※2 人口10万人当たり 登録販売者数 全国 109,958 86.0 127,799 北海道 5,504 100.3 5,486 青 森 1,477 108.4 1,363 岩 手 1,304 99.2 1,314 宮 城 1,690 72.6 2,327 秋 田 1,023 95.2 1,075 山 形 990 85.3 1,161 福 島 1,542 77.5 1,990 茨 城 2,240 75.7 2,958 栃 木 1,286 64.3 2,000 群 馬 1,526 76.3 2,001 埼 玉 5,145 71.4 7,207 千 葉 4,324 69.6 6,214 東 京 11,637 88.2 13,196 神奈川 5,964 65.8 9,058 新 潟 2,207 93.4 2,362 富 山 837 76.9 1,088 石 川 1,868 160.2 1,166 福 井 1,538 191.5 803 山 梨 1,551 181.0 857 50.4 長 野 1,079 2,142 岐 阜 1,791 86.5 2,071 静 岡 3,619 96.5 3,749 愛 知 5,040 68.0 7,416 71.5 三 重 1,321 1,847 滋 賀 1,039 73.5 1,414 京 都 1,985 75.4 2,632 大 阪 6,797 76.7 8,861 兵 庫 3,992 71.5 5,582 奈 良 1,490 106.7 1,396 和歌山 971 97.6 995 鳥 取 532 90.9 585 島 根 683 95.9 712 岡 山 2,126 109.5 1,941 広 島 2,317 81.2 2,855 1,414 98.1 山 口 1,442 徳 島 624 80.0 780 香 川 860 86.7 992 愛 媛 1,236 86.9 1,423 高 知 711 93.8 758 福 岡 5,219 102.8 5,079 佐 賀 1,185 139.9 847 長 崎 1,435 101.3 1,417 熊 本 2,474 136.5 1,813 大 分 1,583 132.9 1,191 132.1 宮 崎 1,494 1,131 鹿児島 2,230 131.3 1,699 沖 縄 1,058 75.5 1,401 平成23年度登録販売者試験実施状況及び平成23年度末現在登録販売者数(厚生労働省) 人口推計(平成23年10月1日現在)(総務省) 119 300 120 人 0 人 口 1 0 200 万 対 登 録 販 売 者 数 100 ( ) 福山石佐熊大宮鹿岡青奈福長北岩山和静島秋高新鳥東愛香岐山広徳福富大群茨沖京滋宮三兵埼千愛神栃長全 児 海 歌 奈 井梨川賀本分崎島山森良岡崎道手口山岡根田知潟取京媛川阜形島島島山阪馬城縄都賀城重庫玉葉知川木野国 図11 都道府県別にみた人口10万対登録販売者数(平成23年度末) 研究者一覧 【研究代表者】 望月 正隆 一般社団法人薬学教育協議会 代表理事 【分担研究者】 坂巻 弘之 名城大学薬学部臨床経済学研究室 教授 長谷川洋一 名城大学薬学部薬学教育開発センター 教授 【研究協力者】 岩月 進 名城大学薬学部医療経済学研究室 研究員 生出泉太郎 公益社団法人日本薬剤師会 副会長 大箸 義章 中外製薬 医薬安全性本部 安全性推進部長 北田 光一 一般社団法人日本病院薬剤師会 会長 (元千葉大学医学部附属病院 教授・薬剤部長) 須田 晃治 一般社団法人薬学教育協議会 業務執行理事・事務局長 山崎 みずほ情報総研株式会社 社会経済コンサルティング部 学 医療政策チーム シニアコンサルタント (各五十音順、敬称略) 121 122