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第32回委員会 - 防衛省・自衛隊
別紙第1 平成26年度 入札監視委員会議事概要 北関東防衛局 開催日及び場所 委 平成26年 6月20日(金)合同庁舎2号館7階A・B会議室 員 鈴木 小島 岩谷 満(大学院教授) 木下 潮音 (弁護士) 昇(公認会計士) 山田 務 (大学院教授) 眞(不動産鑑定士) Ⅰ 地方防衛局等が発注する建設工事等に関する審議 審 議 対 象 期 間 平成26年1月1日 審 議 対 象 件 数 ~ 平成26年3月31日 72件 1.入札状況について(入札参加資格の設定、指名及び落札者決定の経緯等について) 抽 一 出 件 般 数 競 4件 争 2件 一般競争(政府調達協定対象外) 0件 公 募 型 指 名 競 争 0件 指 名 競 争 0件 随 意 契 約 0件 (審議概要) 【報告事項】 ・指名停止状況について ・契約状況について 建 設 【抽出案件】 ・建設工事 ・建設コンサルタント業務等 工 事 建設コンサルタント業務等 2件 意 見 ・ 質 ○ 委員からの 意見・質問 問 回 答 【報告事項】 ○指名停止状況について 〔特になし〕 ○ それに対する 回答等 ○契約状況について 〔特になし〕 【抽出案件】 ○建設工事 〔一般競争入札〕(政府調達協定 対象) (1)「海自木更津外(25)庁 舎新設等建築その他工事」 ・技術提案の評価が0点なのは ・発注者側が示す標準案を採用す なぜか。 ることから評価が0点となってい るものであり、内容が不適切なこ とにより0点となっているもので はない。 ・大規模案件であるのにもかか ・平成25年度は、例年に比べ不 わらず、1者しか参加しておら 調・不成立が多く、特に下半期発 ず、競争が成り立っていないと 注の工事にあっては、不調よりも -1- 意 見 ・ 質 ○ 委員からの 意見・質問 問 考えるがどう思うか。 ○ それに対する 回答等 回 答 不成立となる傾向が強く、大規模 案件にあっても、応募者1者であ る等、極めて厳しい応募状況であ った。その原因は、技術者不足に あると考えている。 ・技術者不足といっても、業者 ・本件については、大規模案件で は、大規模案件には優先的に技 あることから、当方としても、多 術者を配置させるのではない 数の応募があると期待していた か。 が、結果として1者のみの参加で あった。原因は下半期という発注 時期にあると考えている。 このため、26年度は可能な限 り早期発注に努めており、多数の 業者が応募している。 ・地方自治体の入札で、予定価 格の算定基礎となる物価版等と 市場価格との間に時間差があ り、予定価格が低すぎて参加者 が少なかった事案もあるよう だ。 ・予定価格と市場価格に乖離が見 込まれる工種については、応募者 から見積りを徴取し、妥当性を確 認したうえで、予定価格算定の基 礎となる積算価格に採用してい る。 ・受注後に急激に物価等が変動 ・物価等が変動した場合には、物 した場合はどうするのか。 価変動金額等を算定し、必要があ れば契約変更をしている。 ・契約上の規定があることは承 ・震災以降、急激に物価等が変動 知しているが、実際に物価スラ しているため、実際に契約変更し イドを考慮し契約変更した案件 た案件はある。 はあるのか。 ・現在は物価等が上昇している ・物価等が下降した場合も、上昇 が、逆に下降した場合は、減額 した場合と同様に物価変動金額等 変更することになるのか。 を算定し、必要があれば、減額の 契約変更を行うことになる。 (2)「北宇都宮(25)航空機 整備場新設等建築その他工事」 ・特になし ○建設コンサルタント業務等 〔随意契約〕(簡易公募型プロ ポーザル) (3)「陸自木更津(25)津波 対策整備調査検討」 ・特になし -2- 意 見 ・ 質 ○ 委員からの 意見・質問 問 回 答 〔一般競争入札〕 (4)「入間(25)宿舎新設等 設備工事監理業務」 ○ それに対する 回答等 ・特になし。 委員会による意見の具 ・なし 申又は勧告の内容 2.談合疑義案件の処理状況について 該当なし 3.入札結果の事後的・統計的分析結果について(公正入札調査会議への報告内容の確認等) 審 議 概 要 ・順位傾向の分析 ・落札率・応札率の分析 ・調査項目別の平均落札率等の分析 ・低入札/不調事案の分析 ○委員からの 意見・質問 ○それに対する 回答等 委員会による 意見の具申又は 勧告の内容 意 見 ・ 質 問 なし なし 4.再苦情処理(再説明請求回答) 該当案件なし -3- 回 答 別紙第2 平成26年度 入札監視委員会議事概要 北関東防衛局 開催日及び場所 委 員 平成26年 6月20日(金)合同庁舎2号館7階A・B会議室 鈴木 小島 岩谷 満(大学院教授) 昇(公認会計士) 眞 (不動産鑑定士) 木下 潮音 (弁護士) 山田 務 (大学院教授) Ⅱ 契約実施機関が締結する契約(地方防衛局等が発注する建設工事等を除く。)に関する審議 審 議 対 象 期 間 平成25年4月1日 ~ 平成26年3月31日 審 議 対 象 件 数 11,929件 1.入札状況について(入札参加資格の設定、指名及び落札者決定の経緯等について) 抽 出 件 一 般 競 指 名 随 意 数 6件 (審議概要) 争 5件 競 争 0件 【抽出案件】 (1)~(4) 航空自衛隊 (5)~(6) 北関東防衛局 防衛監察本部 契 約 1件 意 見 ・ 質 ○ 委員からの 意見・質問 問 回 答 【抽出案件】 ○一般競争入札 ○ それに対する 回答等 (1)「航空タービン燃料JPー 4輸送役務」 (第2補給処十条支処) ・過去に、燃料の購入契約との 一体化を検討し、財務省へ国債 による執行を追求したが認めら れなかったとあるが、経緯はど のようなものか。 ・燃料のような消耗品は必要なと きに購入することができ、国債に はなじまない。また安定的に燃料 を供給するためには、調達時期等 の見直しによる対応が可能である という理由から認められなかっ た。 ・調達の時期を工夫すれば、年 ・年に5期契約をしているが、5 度を跨いでの契約をしなくてす 期目だけ年度を跨いでしまい、燃 むのではないか。 料の調達と輸送が一体として契約 できないため、輸送のみの契約と なってしまう。 ・財務省に相談したのはいつ ・平成12年に1度、その後21 か。 年に上部機関にも調整したが同様 の回答であった。 ・5年間ほぼ100%の落札率 ・長年1者入札で、同じ業者が落 で同じ業者が落札している原因 札しているような案件は、各契約 をどう考えているか。 実施機関で原因を調査し、原因を 取り除くよう仕様書の見直し等を -4- 意 見 ・ 質 問 ○ 委員からの 意見・質問 ○ それに対する 回答等 回 答 行うよう上部機関から指示もでて いるところである。 ・原因が分かれば解決法も見え ・過去に別業者が参加したがそれ る。ほかの業者が入ってこれな 以降はない。輸送業者・石油元売 い事情がなにかあるはず。 り業者へのヒアリング等も行い情 報収集しており、随意契約へ移行 する方向も検討している。 ・燃料の調達で基地にタンクが ・燃料の入札は別機関で行ってお 近い業者が落札するような地域 り詳細はわからないが、タンクの 割りができているのではない 距離によって業者が決まっている か。 ようなことはない。 ・石油業界というのは品質的に も差がないので、常に注意する ことも必要である。 (2)「補給処保管業務の部外委 託」 (航空中央業務隊) ・1者入札、落札率99%以上 ・陸上自衛隊、海上自衛隊に類似 と競争性が見られないが、参入 案件がないか確認し、参加業者へ 業者を増やす努力はしているの 呼びかけを行ったが、初期投資等 か。 の理由により参加してこないのが 現状である。 ・主な業務が防せい業務と保管 状況の管理業務であるが、密接 した業務には見えないので、別 々に発注ということは考えない のか。 ・保管庫内において、保管状況の 調査を行っている間に見つけたホ コリ・サビのついた品物について そのまま防せい業務に回すことが できるという利点がある。 ・保管している物品とは具体的 ・飛行機の部品・装備品・修理用 にどんなものか。防衛機密、国 の部品等であり、機密に関わるも 家機密に関わる物はないのか。 のではない。 ・このような業務は本来自分達 が行うべき業務であるが人数に 限りがあり、業務に手が回らな いもので外部委託しているのだ ろう。自衛隊にも再任用制度は あるので、再任用の人に担って もらう業務も考えるべき時期に きているのではないか。 ・この業務は定員削減した部署の 業務を補うために部外委託を行っ たものである。自衛隊の再任用制 度の運用については、契約業務に 携わる部署は答える立場にはな い。 ・予定価格の算定はどうしてい ・物価版と業者からの見積りを参 るのか。 考に、安価の方を考慮しながら算 定している。 ・他機関の類似案件の積算を参 -5- 意 見 ・ 質 問 ○ 委員からの 意見・質問 考にするなど、官側も努力が必 要と考える。 ○ それに対する 回答等 ○随意契約 回 答 (3)「栄養士養成の部外委託」 (航空中央業務隊) 特になし ○一般競争入札 (4)「臨床検査」 (作戦システム運用隊) 特になし (5)「北関東防衛局 OA ネット ワーク・システム運用支援役 務」 (北関東防衛局) ・24年度までは落札率に競争 ・物品役務の入札は紙入札のた 性が見られるが、25年度は参 め、入札会場において1者と知り 加者が1者となり、落札率が高 得たものと予想する。 くなっていてもとに戻ったよう に感じるが、業者が1者応札と 知り得たのは何故か。 ・物品役務は電子入札にできな ・当方は、まだ電子入札をしてい いのか。 ない。 ・26年度の入札結果はどう ・声かけ運動をした結果、3者が か。 入札に参加し、新規業者が落札率 84.8パーセントで落札した。 ・新規参入業者の場合、安価で ・業務の実施が可能か、しっかり 落札し、適切な業務を行わない と確認した。 可能性もあるため調査はしたの か。 (6)「パーソナルコンピュータ ー外の購入」 (北関東防衛局) ・受注者の見積価格が予定価格 ・3者から見積りを徴取し、一番 と同額なのは何故か。 安価を参考に算定した。 ・「提言」をしたとおり、安易 に業者の見積を採用しないよう に。 「入札談合防止等に関する防衛 監察本部の取組」について (防衛監察本部) 特になし -6- ・承知した。 ・なし 委員会による意見の具申又は勧告の内容 2.談合情報案件の処理状況について ・該当案件なし 3.再苦情処理 ・該当案件なし -7-