...

小山市男女共同参画推進協議会との交流会 「みんなで輪になって話そう

by user

on
Category: Documents
1

views

Report

Comments

Transcript

小山市男女共同参画推進協議会との交流会 「みんなで輪になって話そう
第 42 号
編集発行
小山市八幡町 1-4-5
小山市男女共同参画課内
小山市女性団体連絡協議会
2015.3.31
℡:0285-22-8078
小山市男女共同参画推進協議会との交流会
「みんなで輪になって話そう!」を開催
と き
ところ
平成27年3月12日(木)
小山市男女共同参画センター2階研修室
参加者
男女共同参画推進協議会7人、女性団体連絡協議会7人
昨年度、小山市男女共同参画推進協議会が設立されました。共通の目的を持つ団体と
いうことで今回はじめて意見交換をいたしました。最初に女性団体連絡協議会から小山
駅周辺整備推進協議会の委員になって気付いたことを問題提起として話しました。
●協議会のメンバーに女性が少なく男性がほとんどでした。女性を多くしてほしいと
●協議会のメンバーに女性が少なく男性がほとんどでした。女性を多くしてほしいと
感じました。
感じました。
●東口に27階建の高層ビルを建てる計画がありますが、防災や震災を考えると不安
●東口に27階建の高層ビルを建てる計画がありますが、防災や震災を考えると不安
を感じました。この問題に限らず、また男性女性という区分に囚われず、多様性を
を感じました。この問題に限らず、また男性女性という区分に囚われず、多様性を
鑑みた防災や震災も含めたまちづくりを考えてほしいと思いました。
鑑みた防災や震災も含めたまちづくりを考えてほしいと思いました。
この問題提起に対し、次のような意見が交わされました。
●小山市の女性管理職は、介護医療、健康福祉関係が多く、財政や建設に女性はいな
●小山市の女性管理職は、介護医療、健康福祉関係が多く、財政や建設に女性はいな
いと聞いている。女性管理職30%の目標を
30%の目標を50%にして、平等で対等に女性の意見を
50%にして、平等で対等に女性の意見を
いと聞いている。女性管理職
吸い上げていくような行政であってほしい。
吸い上げていくような行政であってほしい。
●27階建ビルはこれからのことを考えると人口増加にもつながるのでよいと思う。
●27階建ビルはこれからのことを考えると人口増加にもつながるのでよいと思う。
●建ってからでも周辺道路の整備など防災や震災対応はできると思う。
●建ってからでも周辺道路の整備など防災や震災対応はできると思う。
話し合い中で家庭や地域の中での男性の意識の変化を感じさせる体験談もでました。
●私は農家の長男で、両親の介護は妻がしましたが、今は社会環境も変わり自分のこ
●私は農家の長男で、両親の介護は妻がしましたが、今は社会環境も変わり自分のこ
とは自分でしています。妻を名前で呼び、ありがとうの感謝の気持ちも言葉に出し
とは自分でしています。妻を名前で呼び、ありがとうの感謝の気持ちも言葉に出し
て伝えています。
て伝えています。
●サラリーマンで高度成長期の時は仕事に夢中で、子育て、家事はすべて妻任せでし
●サラリーマンで高度成長期の時は仕事に夢中で、子育て、家事はすべて妻任せでし
たが、今あるのは妻のお蔭です。時代が変わり、退職して今、お互いにできること
たが、今あるのは妻のお蔭です。時代が変わり、退職して今、お互いにできること
を気が付いたときするようにして家事も毎日楽しんでいます。
を気が付いたときするようにして家事も毎日楽しんでいます。
相互に理解が深められた有意義な時間でした。少子高齢化社会の中でこうした日常生
活の小さな積み重ねがお互いに一人ひとりの人格を認めあう社会になると思いました。
1
2月4日(水)小山市文化センター小ホールに、ダイヤ精機(株)
代表取締役 諏訪貴子さんをお迎えし講演会が行われました。
尊父の逝去後、32歳で社長に就任。多額の負債を返済するために
自社の経営データを分析し、多種多様な改革をすすめ他社にはない
独自の技術力、対応力で果敢に挑み、課題解決された経過を熱く語
られました。大胆な経営改革と細やかな人材育成の手腕に、男女の
性別の差は感じられませんでした。
タイトルが「経営改革と人材育成」だったため、女性が仕事と家庭を両立させるため
の障害や苦労。それらを乗り越えるための方法や必要な支援について話が及ばなかった
ことは残念でした。
ご本人のすぐれた資質があるのは勿論、幸運(チャンス)に恵まれたこと、恵まれた
チャンスを逃さない事も成功につながる道と感じました。多忙な中、クラシックバレエ
も習いプライベイトも充実される経営者でした。
「正しく理解しよう!DVのこと」DV防止研修会に参加しました!
と き
講 師
平成26年11月14日(金)ところ
小山市中央公民館
仲村 久代 さん(認定 NPO 法人 サバイバルネット・ライフ
代表)
市女連協の一員でもある講師の仲村さんは、20 年以上 DV
被害者の支援を続けてきた方です。ご自身が出会った被害者
の話もまじえながら、お話しくださいました。
まず、「昔は DV はなかった」という認識は間違っていると
いうこと。昔は DV という言葉がなく、夫から妻への暴力が
問題視されなかっただけなのです。
「DV とは殴ったり蹴ったりの『身体的暴力』のこと」
というのも間違っています。ののしる、外出や人付き合いを制限する、生活費を渡さな
い、セックスを強要するなどといった行為も DV にあたります。また、被害者=女性とい
うのも間違いです。研修会開催後のアンケートでは「自分の認識が間違っていた」とい
う声も見られました。
後半は、ノルウェーのアニメ「パパ、ママをぶたないで」が上映されました。父親か
ら母親への暴力が繰り返される家庭で、ビクビクしながら生活する小さな男の子の姿に
胸が痛みました。子どもは「ぼくが悪い子なのかな?」と自分を責めるのです。
この映画の中では、子どもが“王様”に相談したのをきっかけに事態が好転します。
悩みを一人で抱えずに相談するのが解決の第一歩であること、そのためには周囲が被害
者を非難したり否定したりせずに話を聞くのが大切であることを深く理解できた研修会
でした。
2
平成26年度
バス研修
「男女共同参画社会づくりフォーラム in 日光」
へ参加してきました。
日
時:平成27年3月21日(土)
参加者:20人
男女共同参画社会づくりフォーラム in 日光に、今回は、女性団体連絡協議会、男女共
同参画推進協議会共催での参加になりました。
「一人ひとりが輝く男女共同参画社会をめ
ざして」と題してのフォーラムでした。
オープニングアトラクションは、宝珠保育園児による
和太鼓演奏が披露されました。幼い園児の勇壮な姿と響
きに魅了され、割れんばかりの拍手の中、会が始まりま
した。続いて、日光市男女共同参画都市宣言文の唱和、
斉藤文夫日光市長の主催者あいさつ、男女共同参画推進
事業者表彰がありました。
講演会は、日本テレビ「行列のできる法律相談所」、「スッキリ!!」にレギュラー出演し
ている菊地幸夫氏による「出会いの人生から学んだこと~仕事も家庭も一生懸命~」とい
うテーマでした。三人の子供の父親、弁護士の傍ら地元小学校バレーボールチームの監督
を通して得た経験をもとに話されました。子育て、監督をする中で母親の役割の大変さを
感じ、わかっているつもり、つもりの自分に気付かされ、まず気付く、感謝のことば、協
力と、子育ては夫婦共にするものと変化をしましたと話され、子供は家庭の中で育ち、団
体の中で子供同士が助け合い、協力を学び、コミュニケーションの図り方を知りました。
男女共同参画社会、なかなか答えの出な
いものと感じつつも研修を重ねる中で、社
会はみんなで作ってゆくもの、男女が共に
協力して成り立ち、小さな働きが変化をも
たらすものと信じています。
女性が仕事も子育ても両立する社会をめ
ざしたいと思います
産業フェスティバル小山 60 にて啓発しました!
と き
平成26年11月9日(日)
ところ
小山市県南体育館前広場
小山市制 60 周年を記念し、工業祭・農業祭・商業祭
が一斉開催!「固定的役割分担意識」についての街頭
アンケートを実施。皆さん楽しみながら回答いただき
ました。
3
平成27年度女性連協
小山市男女共同参画フェアの開催
定期総会及び研修会のお知らせ
日
会
内
日
場
時:平成27年5月11日(月)予定
所:小山市男女共同参画センター
総
会:開会 午後1時から
(受付 午後12時30分~)
研
修:総会後研修会を開催予定です。
時:平成27年6月27日(土)
場:小山市立文化センター小ホール
容:講演会、ワーク・ライフ・バラン
ス認定証交付式、パネル展示など
詳しくは、小山市役所公式ホームページ
か6月1日号の広報小山に掲載する予定
ですので、ぜひご覧ください。
小山市女性団体連絡協議会加入団体を募集しています。
女性連協は、女性団体相互の理解と協力により、男女共同参画社会の実現をめざして、
会員の親睦及び交流に努めると共に、豊かで住みよいまちづくりに貢献することを目的
として活動しています。
お問合せやお申込みは、小山市男女共同参画課(☎22-8078)まで。
2015 日本女性会議
2015年は、10月9日(金)か
ら11日(日)に、岡山県 倉敷市で
開催されます。
参加者を募集しておりますので、団
体を通してお申込みください。
お申込み、お待ちしております。
映画「じんじん」
ご協力ありがとうございました
たくさんの方に観ていただきました。
「膝
の上で娘に絵本を読んであげた頃を思い出
して、目頭があつくなりました」等多数の
声が寄せられました。
編集後記
東日本大震災から4年を迎え、戦後 70 年が経過しました。本年度より
私たちの女性連協でも会員の高齢化等により 10 団体となりましたが、
団体の代表者をはじめ、女連協会員の皆様には 1 年間活発に活動
していただき、新たに男女共同参画推進協議会との交流会もスタート
できました。皆様のご協力ありがとうございました。
4
Fly UP