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第76期 中間報告書
Keihin Report 第76期 中間報告書 2016年4月1日 ─ 2016年9月30日 Power Control Unit 証券コード:7251 ケーヒン フィロソフィー 基本理念 人間尊重 6月の株主総会およびその後の取締役会で代表取締役社長 自 立 自由な発想と自らの信念で行動し、 結果に責任を持とう。 公 平 お互いの違いを尊重し、公平に接しよう。 信 頼 誠意をもってお互いを認め合い、 足りないところを補い合おう。 社 会 良き企業市民の模範となることで、 社会と喜びを分かち合おう。 された新型車に対し、燃料供給製品をはじめ数多くの製品を お客様 高い技術と細やかな対応を通じて、 お客様と喜びを分かち合おう。 が開発したハイブリッド車用のパワーコントロールユニッ 5つの喜び 取引先様 共創によりそれぞれが繁栄することで、 取引先様と喜びを分かち合おう。 株主様 常に魅力ある私たちであり続けることで、 株主様と喜びを分かち合おう。 私たち 皆様から共感と信頼を得ることで、 私たちの喜びを全員で分かち合おう。 社 是 私たちは、 常に新しい価値を創造し、 人類の未来に貢献する。 行動指針 夢と若さをもって何事にもチャレンジしよう。 理論とアイデアと時間を大切にしよう。 誠実な取組みと努力を尊重しよう。 1 「グローバル総合力で新しい Keihin Report 「グローバル総合力で新しい価値を創出」 に取り組み、 企業 第76期 第2四 半 期(2016年4月1日 か ら2016年9月30日 まで)の事業内容と業績について、ご報告申しあげます。 事業展開においては、好調な北米や中国市場向けに発売 開発し、量産を開始いたしました。また、日本においては当社 トやバッテリー制御ユニットなどの搭載車種が拡大いたし ました。また、当社グループの自動車空調用コンデンサーが 高い品質と低コストにより欧州・北米・中国での商品競争力 に 貢 献 し た と 評 価 し て い た だ き、 「Volkswagen Group Award 2016」を受賞することができました。CSR活動につ いては、各地で親子交通安全教室を実施したほか、未来のエ ンジニア育成のための取り組みも行ってまいりました。 当期の業績につきましては、グローバルでの販売増加は あるものの、 円高による為替換算上の影響により、 売上収益は 1,564億5千万円と前年同期と比べ、8.6%減収となりました。 利益においては、減価償却費の増加や為替影響などはあるも のの、 国内事業体質強化施策を含めた合理化効果により121 億9千2百万円と前年同期に比べ、8.8%増益、親会社の所 有者に帰属する四半期利益は為替差損の影響などにより 8.5%減益の41億5千9百万円となりました。中間配当につ きましては、前年同期に比べ、2円増配の20円(創立60周年 記念配当1円含む)とさせていただきました。 価値を創出」 を目指して に就任した横田千年です。 第12次中期 (2014年4月から2017年3月までの3ヵ年) のグローバル方針である 価値向上に努めてまいりますので、 今後ともよろしくお願いいたします。 通期の業績見通しについては、売上収益についてはアジア での二輪車製品の販売増加や日本と中国での四輪車製品の 販売増加はあるものの、為替換算上の影響により前期に比べ 9.8%減収の3,080億円となる見込みです。営業利益について は、為替影響はあるものの、販売増加にくわえ、国内事業体質 強化施策の効果や合理化効果により42.9%増益の235億円 を見込んでおります。 当社は、フィロソフィーのもと、第12次中期のグローバル 方針である「グローバル総合力で新しい価値を創出」を実 現することで、 企業価値向上に努めてまいります。 株主の皆様におかれましては、今後とも、ご支援を賜り ますようお願い申しあげます。 2016年11月 代表取締役社長 横田千年 横田千年 プロフィール 1958年2月4日生まれ 1981年本田技研工業入社。2013年同社常務執行役員を経て、 2016年6月に当社代表取締役社長に就任 Keihin Report 2 連結決算ハイライト 2015年第2四半期 1,565 122 42 1,712 億円 ▶ 売上収益 (単位:百万円) 350,000 327,075 (8.5%減益) ■通期 ■中間期 (単位:百万円) 25,000 341,576 308,000 (通期計画) 294,943 20,000 19,517 16,440 15,000 200,000 144,903 155,203 157,682 171,246 156,450 23,500 (通期計画) 22,747 250,000 150,000 10,000 10,014 100,000 5,000 11,151 11,209 第74期 (IFRS) 第75期 (IFRS) 12,192 8,563 5,787 50,000 0 3 第72期 第73期 (日本基準) (IFRS) Keihin Report 億円 営業利益 売上収益(売上高) ■通期 ■中間期 318,689 億円 (8.8%増益) 45 億円 ▶ 親会社の所有者に 帰属する当期利益 億円 (8.6%減収) 112 億円 ▶ 営業利益 300,000 2016年第2四半期 第74期 (IFRS) 第75期 (IFRS) 第76期 (IFRS) 0 第72期 第73期 (日本基準) (IFRS) 第76期 (IFRS) Financial Highlight 1株当たり配当額 2016年度通期見通し 3,080 235 116 ■通期 ■中間期 (単位:円) 40 億円 30 31.00 28.00 20 億円 (42.9%増益) 17.00 15.00 14.00 20.00 創立60周年 記念配当 1円含む 第75期 第76期 億円 0 親会社の所有者に帰属する当期利益 (純利益) ■通期 ■中間期 (単位:百万円) 15,000 第72期 第73期 第74期 資産合計 (総資産) ・資本合計 (純資産) ■総資産 ■純資産 (単位:百万円) 300,000 274,269 250,000 12,000 10,430 11,600 (通期計画) 11,051 200,000 245,740 150,000 6,000 5,755 5,677 4,547 2,656 1,877 195,611 155,934 170,479 241,496 182,521 171,382 100,000 4,159 50,000 2,756 第72期 第73期 (日本基準) (IFRS) 257,065 224,956 9,000 0 18.00 10 (104.3%増益) 3,000 36.00 34.00 (9.8%減収) 40.00 創立60周年 記念配当 2円含む 第74期 (IFRS) 第75期 (IFRS) 第76期 (IFRS) 0 第72期 第73期 (日本基準) (IFRS) 第74期 (IFRS) 第75期 第76期(中間期) (IFRS) (IFRS) Keihin Report 4 連結財務諸表 要約四半期連結財政状態計算書 期 別 科 目 (単位:百万円) 第75期(通期) 第76期(中間期) (H28.3.31現在) 科 目 (H28.9.30現在) (資産) ❶ 142,980 134,792 現金及び現金同等物 39,515 37,581 営業債権及びその他の債権 54,932 47,919 そ の 他 の 金 融 資 産 1,203 1,878 産 44,783 44,707 そ の 他 の 流 動 資 産 2,547 2,707 産 114,085 106,704 産 95,956 89,103 産 6,560 6,243 営業債権及びその他の債権 242 244 そ の 他 の 金 融 資 産 4,947 4,656 退職給付に係る資産 4 1 産 4,130 3,778 その他の非流動資産 2,247 2,679 257,065 241,496 動 棚 ❷ 非 有 資 資 卸 流 資 動 形 無 繰 固 形 延 産 税 資 定 資 資 金 合 資 計 (注)記載金額は、百万円未満を四捨五入して表示しております。 POINT❶ 流動資産は1,347億9千2百万円と、前期末に比べ81億8千8百万円減少しま した。これは主に営業債権及びその他の債権や現金及び現金同等物の減少に よるものです。 POINT❷ 非流動資産は1,067億4百万円と、前期末に比べ73億8千2百万円減少しまし た。これは主に有形固定資産の減少によるものです。 5 第75期(通期) 第76期(中間期) (H28.3.31現在) (H28.9.30現在) (負債) 産 流 期 別 Keihin Report ❸ 流 動 負 債 営業債務及びその他の債務 借 入 金 そ の 他 の 金 融 負 債 未 払 法 人 所 得 税 等 引 当 金 そ の 他 の 流 動 負 債 ❹ 非 流 動 負 借 入 そ の 他 の 金 融 負 退職給付に係る負 引 当 繰 延 税 金 負 その他の非流動負 債 金 債 債 金 債 債 66,068 53,267 9,984 514 1,272 293 740 62,173 50,486 8,445 779 1,588 369 506 8,476 563 120 2,982 175 3,368 1,267 7,941 253 105 3,028 172 3,249 1,135 計 74,544 70,114 資 本 金 資 本 剰 余 金 利 益 剰 余 金 自 己 株 式 その他の資本の構成要素 親会社の所有者に帰属する持分合計 非 支 配 持 分 6,932 9,524 133,029 △38 9,847 159,295 23,226 6,932 9,524 135,856 △38 △1,054 151,220 20,162 負 ❺ (資本) 債 合 資 本 合 計 負 債 及 び 資 本 合 計 182,521 257,065 171,382 241,496 POINT❸ 流動負債は621億7千3百万円と、前期末に比べ38億9千6百万円減少しました。 これは主に営業債務及びその他の債務や借入金の減少によるものです。 POINT❹ 非流動負債は79億4千1百万円と、前期末に比べ5億3千5百万円減少しました。 これは主に借入金や繰延税金負債の減少によるものです。 POINT❺ 資本は1,713億8千2百万円と、前期末に比べ111億3千9百万円減少しました。 これは主に利益剰余金の増加はあるものの、その他の資本の構成要素や非支 配持分の減少によるものです。 Financial Data 要約四半期連結損益計算書 期 別 第75期(中間期) 第76期(中間期) 科 目 (H27.4.1〜H27.9.30) (H28.4.1〜H28.9.30) 売 上 収 益 171,246 156,450 売 上 原 価 △145,123 △130,725 益 26,123 25,725 販売費及び一般管理費 △14,906 △13,867 売 ❻ (単位:百万円) 上 総 利 そ の 他 の 収 益 235 433 そ の 他 の 費 用 △243 △99 営 業 利 益 11,209 12,192 金 融 収 益 250 187 金 融 費 用 △769 △1,977 税 引 前 四 半 期 利 益 10,690 10,402 法 人 所 得 税 費 用 △5,048 △5,142 5,641 5,260 親 会 社 の 所 有 者 4,547 4,159 非 支 配 持 分 1,094 1,102 四 半 期 利 益 5,641 5,260 四 半 期 利 益 要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書(要旨)(単位:百万円) 期 別 第75期(中間期) 第76期(中間期) 科 目 (H27.4.1〜H27.9.30) (H28.4.1〜H28.9.30) 営 業 活 動 に よ る キャッシュ・フロー 投 資 活 動 に よ る キャッシュ・フロー 財 務 活 動 に よ る キャッシュ・フロー 現金及び現金同等物に 係 る 換 算 差 額 18,400 12,023 △8,223 △7,932 △5,231 △4,442 △316 △1,583 4,631 △1,934 29,295 39,515 33,925 37,581 四 半 期 利 益 の 帰 属 ❼ 増 減 額( △ は 減 少 ) 現金及び現金同等物の 1株当たり四半期利益 基本的1株当たり 四半期利益(円) 現金及び現金同等物の 61.48 56.23 期 首 残 高 (注)記載金額は、百万円未満を四捨五入して表示しております。 POINT❻ 営業利益は減価償却費の増加や為替影響などはあるものの、合理化効果など により、121億9千2百万円と前年同期に比べ、9億8千4百万円の増益となり ました。 POINT❼ 親会社の所有者に帰属する四半期利益は為替差損の影響などにより、3億8千 8百万円減益の41億5千9百万円となりました。 現金及び現金同等物の 四 半 期 末 残 高 (注)記載金額は、百万円未満を四捨五入して表示しております。 本書は四半期決算短信の数値、文章を基に作成しております。その後に公表される 可能性がある訂正情報や業績予想の修正および決算の詳細につきましては、当社ホー ムページの掲載資料にてご確認ください。 Keihin Report 6 連結セグメント情報 日 本 <売上収益> 国内での四輪車製品や、中国・欧州での空調用熱交 (単位:億円) <売上収益> 1,500 換器領域の販売増加はあるものの、二輪車製品の販 売減少や為替換算上の影響により減収 ■ 売上収益 ■ 営業利益 2,000 1,308.0 (通期計画) 1,325.5 1,000 国内事業体質強化施策の効果はあるものの、為替影 響により減益 28.0 (通期計画) 0 △3.0 △14.2 △64.3 <売上収益> 300 614.1 500 第75期 (IFRS) 米 州 400 200 644.1 <営業利益> <営業利益> 第76期 (IFRS) 100 0 △100 (単位:億円) <売上収益> 1,200 1,224.5 ■ 売上収益 ■ 営業利益 <営業利益> 120 1,012.0 (通期計画) 南米での二輪車製品の販売減少にくわえ、北米での 販売単価の影響や為替換算上の影響により減収 900 <営業利益> 600 90 653.6 減収影響はあるものの、北米と中米での事業性改善 や合理化効果などにより増益 37.0 300 0 60 548.2 19.9 第75期 (IFRS) 42.0 (通期計画) 25.2 第76期 (IFRS) 30 0 ※掲載数値は地域間の内部売上収益を含む⾦額です。 ※億円表示の数値は、百万円以下を四捨五入しております。 ※従来、株式会社ケーヒン・サーマル・テクノロジーグループ5社は、「⽇本」セグメントに含めておりましたが、2016年度第1四半期連結累計期間より、5社のうち北⽶とタイの2社について、空調事業の生産 このセグメント区分の変更に伴い、2015年度第2四半期実績のセグメント情報についても組み替えて表示しております。 7 Keihin Report Review by Region アジア <売上収益> (単位:億円) <売上収益> 1,016.8 インドネシアやベトナム、インドでの二輪車製品の 販売増加や、タイやインドネシアでの四輪車製品の ■ 売上収益 ■ 営業利益 1,200 119.6 900 100.0 (通期計画) 販売増加はあるものの、為替換算上の影響により減収 600 160 120 80 515.1 <営業利益> 為替影響はあるものの、二輪車製品および四輪車製 890.0 (通期計画) <営業利益> 55.3 466.2 55.9 300 40 品の販売増加や合理化効果により増益 0 中 国 <売上収益> ■ 売上収益 ■ 営業利益 900 758.6 600 <営業利益> 為替影響はあるものの、主に四輪車製品の販売増加 第76期 (IFRS) 0 (単位:億円) <売上収益> 主に四輪車製品の販売増加はあるものの、為替換算 上の影響により減収 第75期 (IFRS) 300 0 120 675.0 (通期計画) 80 74.0 49.0 (通期計画) 335.7 365.7 や合理化効果により増益 <営業利益> 31.6 第75期 (IFRS) 33.6 第76期 (IFRS) 40 0 拠点と地域本部との連携強化のため、⽶州及びアジアの地域本部で管理することとしたため、それぞれ「⽶州」、「アジア」セグメントに含めております。 Keihin Report 8 トピックス ケーヒングループの この半年 ■北米で発売されたホンダ 「Ridgeline」にV型6気筒 エンジン用製品が搭載 ■日本で発売されたホンダ 「アコード」にパワーコント ロールユニットなどが搭載 ■北米で発売されたACURA 「NSX」に電子制御製品 などが搭載 月 4 April ■栃木の拠点で 「親子交通安全教室」を開催 (7月には宮城と埼玉でも実施) 月 5 May ■日本で内製設備ロボットを 導入した自動化生産ライン が本格稼動 栃木での 様子 9 Keihin Report FORD「Fusion」に コンデンサーが搭載 月 6 June ■宮城県の月浜海岸と 大浜海岸で 「ビーチクリーン活動」 を実施 ■㈱ケーヒン・サーマル・テクノロジーが 「Volkswagen Group Award 2016」を受賞 ■「千年希望の丘 植樹祭」 にボランティア参加 埼玉での 様子 ■北米で発売された Topics ■中国で発売されたACURA「CDX」に 燃料供給製品や空調製品などが搭載 月 7 July ■当社の魅力をより多くの方に伝えるため、 公式Facebookページを開設 ( 「@keihinJP」と検索ください!!) ■インドネシアで発表された ホンダ「CBR250RR」に 燃料供給製品が搭載 8月 August ■EV・PHV普及活用技術展に 宮城県合同ブースで出展 ■日本で発売されたホンダ 「フリード」に燃料供給製品や 電子制御製品が搭載 9月 September ■未来のエンジニア育成のために 学生フォーミュラへ協賛および 燃料調整講座を実施 Keihin Report 10 新製品紹介 Power Control Unit (パワーコントロールユニット) ハイブリッド車をはじめ、 電気自動車や燃料電池車の中核となり、 クルマの電動化に欠かせない パワーコントロールユニットをご紹介します。 ガソリンエンジンとモーターの力でクルマを動かすハイブリッド車。最近では日本の新車の約4割を占めるほど身近 になってきました。そのハイブリッド車の中で重要な役割を担っているのが、 パワーコントロールユニット(PCU)です。 加速時にはバッテリーから供給される電力でモーターを動かすことで駆動力をアシストし、減速時には発電用モー ターで発電した電力をバッテリーに充電するようPCUがコントロールしています。ケーヒンでは、1999年からハイ ブリッド車用製品を開発し、PCUに入る電子制御ユニットをこれまでも手掛けておりました。このPCUでは、全体の 開発から製造までを初めて手掛け、16年1月に日本で量産を開始しました。 20%以上の小型化と業界トップクラスの出力密度を実現 このPCUの特徴は、小型化です。PCUのコアパーツであるインテリジェントパワーモジュール(IPM)は、半導体 でスイッチのオン・オフを高速で繰り返すことでモーターを精緻にコントロールしています。IPMの量産化では、開発、 生産、購買を中心に新たな生産技術や製法の開発に取り組みました。それらにより、従来のPCUに比べ20%以上の 小型化を実現しながら出力を向上させることで、業界トップクラスの出力密度を実現しました。また、振動や熱の問 題をクリアしトランスミッションへの直接搭載を実現したことで、エンジンルーム内でのレイアウト性も向上してい 11 Keihin Report New Product PCU の役 割 ❶ 加速時はバッテリーから供給される電力で 駆動用モーターを動かすことで駆動力をアシスト モーター駆動電圧 電力供給 駆動用モーター 発電は停止 PCU バッテリー ❷ 減速時は発電用モーターで発生する電力を バッテリーに充電 発電用モーター モーター駆動は停止 電力供給停止 駆動用モーター 発電 電力を充電 バッテリー PCU 発電用モーター ます。 さらに、従来から開発しているハイブリッド車用電子制御ユニットをはじめ、アルミケースについても宮城第二 製作所で生産し、PCUの最終組み立てを狭山工場で行うなど、これまでのハイブリッド車向け製品の技術領域を大き く拡大しています。 クルマの電動化に大きく貢献できる製品へ 今回のPCUおよびIPMは、先進環境製品としてハイブリッド車だけでなく、電気 自動車をはじめ次世代のモビリティとして期待される燃料電池車にも技術的に応用 が可能で、クルマの電動化の進展に大きく貢献できる製品となります。 現在の生産能力は年間5万台ですが、旺盛な需要と今後の拡大に対応するため、 今年度中には能力を2倍の10万台に引き上げる予定です。ケーヒンでは環境性能の 高まりに伴うクルマの電動化に対して、このPCUを中心に、次世代の環境製品を 開発することで事業拡大を図ってまいります。 Keihin Report 12 グローバルネットワーク Global Network (2016年9月30日現在) 14ヵ国│34社│22,130名 欧州 3社 中国 5社 アジア 11社 13 Keihin Report 日本 7社 米州 8社 会社概要・株式の状況 Corporate Profile ・ Investor Information (2016年9月30日現在) ■会社概要 社 名 ■株式の状況 株式会社ケーヒン 発行可能株式総数 240,000,000株 発行済株式の総数 73,985,246株 英 文 社 名 KEIHIN CORPORATION 本店所在地 東京都新宿区西新宿一丁目26番2号 設立年月日 1956年12月19日 事 業 内 容 二輪車・汎用および四輪車用製品の製造・販売 ■大株主 資 69億3,234万円 順位 本 金 従 業 員 数 役 3,799名(連結:22,130名) 員 取締役(*は社外取締役であります。) 株主数 4,640名 株主名 持株数(株) 出資比率(%) 30,581,115 41.35 1 本田技研工業株式会社 2 日本トラスティ・サービス信託銀行 株式会社 (信託口) 2,868,500 3.88 3 株式会社三菱東京UFJ銀行 1,938,961 2.62 4 日本マスタートラスト信託銀行 株式会社 (信託口) 1,584,300 2.14 5 ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 1,170,833 1.58 代表取締役 取締役社長 横 田 千 年 取 締 役 上席執行役員 川 勝 幹 人 代表取締役 常務執行役員 青 海 洋 史 取 締 役 上席執行役員 伊 藤 忠 喜 代表取締役 常務執行役員 今 野 元一朗 取 締 役 上席執行役員 阿 部 智 也 取 締 役 常務執行役員 天 野 裕 久 取 締 役 水 野 太 郎* 6 ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505103 1,052,953 1.42 取 締 役 常務執行役員 髙 山 雄 介 取 締 役 若 林 茂 雄* 7 ケーヒン取引先持株会 1,022,400 1.38 取 締 役 常務執行役員 重 本 昌 康 8 日本トラスティ・サービス信託銀行 株式会社 (信託口9) 846,300 1.14 9 ザ バンク オブ ニューヨーク 133522 813,185 1.10 シービーエヌワイ デイエフエイ 10 インターナショナル スモール キャップ バリュー ポートフォリオ 734,300 0.99 監査役(*は社外監査役であります。) 常勤監査役 松 井 勝 之* 監 査 役 成 田 康 彦* 大 沼 公 紀 常務執行役員 西 澤 賢 一 執 行 役 員 荒 木 和 己 上席執行役員 三ッ堀 徹 執 行 役 員 中 坪 仁 上席執行役員 黒 木 利 浩 執 行 役 員 目 黒 和由紀 上席執行役員 大 町 信 一 執 行 役 員 伊 藤 康 利 執 行 役 員 新 道 清 一 執 行 役 員 Raymond Watson 執 行 役 員 高 橋 正 明 常勤監査役 (注)出資比率は自己株式(26,120株)を控除して計算しております。 執行役員 株式の所有者別割合 金融商品取引業者 0.92% 個人・その他 6.13% 自己株式 0.04% 外国法人等 32.04% その他の法人 43.00% 金融機関 17.87% (単元未満株式を除く) Keihin Report 14 株 式 の ご 案 内 事 業 年 度 定 時 株 主 総 会 4月1日から翌年3月31日まで 6月 定時株主総会 3月31日 基 準 日 期末配当金 3月31日 中間配当金 9月30日 証 券 コ ー ド 7251 1単 元 の 株 式 数 100株 公 電子公告により行います。 ただし、事故その他やむを得ない事由によって電子公告をする ことが出来ない場合は、日本経済新聞に公告いたします。 公告掲載URL http://www.keihin-corp.co.jp/ 告 方 法 株 主 名 簿 管 理 人 特別口座の口座管理機関 三菱UFJ信託銀行株式会社 同 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部 〒137-8081 東京都江東区東砂七丁目10番11号 TEL. 0120-232-711(通話料無料) 連 絡 先 株 式 に 関 す る お手続きについて 住所・氏名変更、単元未満株式の買取、配当金受取方法の 指定など各種お手続きについて ◎証券会社等に口座をお持ちの株主様 口座をお持ちの証券会社等(口座管理機関)にお問い合わせ ください。 ◎特別口座に株式が記録されている株主様 (証券会社等に口座をお持ちでない株主様) 特別口座の口座管理機関である三菱UFJ信託銀行にお問い合 わせください。 未受領の配当金のお受取については、株主名簿管理人である三菱 UFJ信託銀行にお問い合わせください。 株式会社 ケーヒン 〒163-0539 東京都新宿区西新宿一丁目26番2号 新宿野村ビル TEL.03-3345-3411(代表) http://www.keihin-corp.co.jp/