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運動時における発汗量の

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運動時における発汗量の
目
修士論文
次
運動時における発汗量の
蛯ニして運動強度,血膿.季節の変化から一
1
言法果三論献
一L・
まえ.がき
緒方結考結文
部位差に関する研究
3
5
10
57
63
65
68
あとがき
専攻コース
教科.領域教育専攻
:圭活.健康系コース
学籍番号
M 82357
木 村 三雄
兵庫教育大学
兵庫教育大学
1
2
まえがき
及ぼす運動強度,季節,衣服条件の影響及び部位差の持つ体温調節上の意義につ
従来から体力の向上に対する運動の意義については種々の観点から数多く指
いて検討されたθ
摘されている。これらの結果を待つまでもなく健康の保持増進にるまジ運動をどわ’
入れた日常の生活習慣〈運動生活習慣〉が重要であると考えられる。すなわち,
日常における運動の習慣化はより一層四馬されなければならないと考えられる。
そのためには,これらと特に密接に関連する運動の処方,施設,用具,衣服,教育等
のいわゆる大局的にみた環境条件の改善,整備が必要であると考えられる。
この環境条件の改善,整備には,上述の如く種々の面からのアプローチが必要
であるが,運動に対して生体が諸種の生理的機能を駆使して適応する過程を現象
的に朋らかにすることも1つに重要であると考えられる。すなわち,これらの成
果は,上記大局的にみた環境条件整備の各々の側面にかかわる大切なものである
と考えられるφ
人間の持つ生理的機能の1つに体温調節機能があり,なかでも発汗作用は,運動
特に持久的な運動に生体が適応するために重要な役割を果たすと考えられてい
る。この運動時の発汗作用を捕らえる視点もかなりあるが,その1つに発汗量の
部位差があるa発汗量は全身皮膚面上で同一でなく,部位によって異なる/e)。
これは後天的に起こる重要な現象と考えられている”)ノのが,その全容は未だ朋
らかにされていない。この部位差の現象を明らかにすることは。他の生理的な現
象の場合と同様に,運動の習惜化の促進に資する環境条件の改善,整備の在り方
に係わってくると考えられる。とりわけ,運動処方,衣服条件の在り方等に係わ
る重三な意義を有するものと考えられるρ
そこで,本研究では運動の習慣化の促進に向けて,とくに運動処方,衣服条件の
在り方に資する1つの基礎的資料を得るICめに運動時における発汗量の部位差に
兵庫教育大学
兵庫教育大学
3
4
緒 言
ip)
は,高温高湿
発汗量の部位差に関する研究も数多く報告されている◎Hofler
本研究では運動時における発汗量の部位差に及ぼす運動強度,季節,衣服条件
環境による馴化が進むにつれて総発汗量は増加し,とくに6ケ所の部位汗量から
の影響及び部位差のもつ体温調節上め意義について倹討された。
運動時の発汗に関す研究は数多く報告されている。 Beaum。ntq)は蓮町中に
求めた部位差の程度は小さくなることが指摘された。し・かし,この結果は安静時
おける発汗量の経時的変化を精査し,運動時には発汗の潜蒋が極めて短く,とく
での暑熱暴露時に認められたものである。
他方,方木,壇見ら2A)は発汗測定装置として濾紙法の一種を考案し,冬損登山運
に発汗準備状態では運動開始後数秒以内に発汗の開始されることが示された。
動時の発汗量が胸部及び背部について検討された。その結果,背部は胸部より発
s>,StF)“s), t 6)
によって,発汗量は口熱産山量に比例すること,体温の
またsNlelsen
汗量が多大であるため背面の被服も開閉自在にすることが望ましいと報告され
上昇は酸素消費量に比例すること,筋温は運動時発汗の主要な刺激たなり難いこ
17)
となど,が指摘された。丹羽ら
の研究では,運動時の総発汗量は周囲環境温
た一口ら“1>は高温環境下での運囎r繍こよる発汗への影響について検討U,
発汗量の増加は,躯幹部に較べて四肢部で顕著であり,したがって訓練後には発
熱条#の内湿度の上昇にともなって増大するのに対し,有効汗量は逆に減少する
汗量の部位差は小さくなることが指摘されたg
傾向であることが見いだされた。発汗反応に及ぼす運動鍛練の影響に関する荒
これらの研究成果は,運動処方や運動時における衣膿条件の在り:方などに深く
4)
による一連の研究の結果,運動初期における発汗量の増加は
木目戸田s辻野ら
関与するものであり,極めて注目される。しかし,これらの研究では,運動時間が
運動鍛練につれて顕著になり発汗量は早期に定常状態に到達し得ること,また,
短く,測定部位が極めて少ないことなどから,運動生活習慣の促進に資する運動
翻時の活動汗腺数のの動員並びに汗,1濃度ののレベルは運動鍛練につれ
処方や衣服条件の在り三等を考えるうえで未だ十分であるとは言えない。すな
ていずれも低下することが明らかにされた。これらの成果は常温下での成人男
i)
3)
子について認められたものであるが,高温環境 下並びに女性
の場合について
わち,発汗量の部位差については,現在まで積み重ねられた研究に基づいて,長時
も認められた。また,その後,総発汗量が運動強度の指標となり得ることが認め
様式,運動時間,季節,衣服.環境温熱条件,性,年齢物種,運動歴等の諸条件,との
z)
ろれた 。
関連性を検討する必要があると考えられる。
これらの研究の結果は,運動処方の在り方に関与するものとして十分評価に値:
そこで,本研究では,運動の習慣化を促進させるべく,とくに運動処方や衣服条
間にわたる運動時の発汗量を多くの測定部位で捕らえ,それらと運動強度,運動
するが∂しかしこれらの成果のみで,運動習慣の促進に資する環境条件の整備,と
件の在り方に資する1つの基礎的資料を得る最初の段階として,発汗駈の部位差
くに運動処方,衣服条件の在り方を考えるには不十分であると考えられる。すな
’がとりあげられた。すなわち,本研究では,前述した諸条件の中で他の要因とも
わち,運動時の発汗については,さらに多くの現象を捕らえる必要があり・その1
関係すると考えられる運動強度,季節,衣服条件が運動時の発汗量の部位差に及
っに発汗量の部位差を詳細に検討することも極めて重要であると考えられる。
ぼす影響と部位差のもつ体温調節上の意義について検討された。
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5
6
選ばれた。これらの各部位から溌汗カプセル濾紙法η)によって60分間の汗が採
方 法
1 発汗量の部位差に及ぼす運動強度の影響(実験1)
取され,運動前後の濾紙重量が測定(島津製作所製,ERECTONIC READING
1:被験者
BALANCE一・AEL−160−11,精度0,1m9)され,その重量差から各部位の発汗量が
2Q∼40才の健康な成人男子7名を対象にし,実験は2月下旬∼3月中旬に実施さ
求められた。これら部位発汗量の測定に際して,主として採汗部位の皮膚面の大
れたく表1)。 …Er,洋品者の易館跨嘗
きさとの関係から,使用された採汗用カプセルと濾紙の直径は次の通りである。
壇き膏1εtS 鳴竹〔,.吃雷(Kq)
2=環境温熱条件 T..A 3s
170
濾:紙直径4伽こ大胸筋中央部,上二部,側腹部,肩甲下部,腰部,大腿前面.
実験は,温度3げ±Ot 5。C,湿度60 ±5,0 M’す 40
ユ72
W6
濾紙直es 3em:上腕外側面,前腕前面,下腿前面,
ぶリハ お 176
U7
176
W4
人工気象室内で実施された。なお,各被験 K・ A 2。
]71
T4
U.H 20
ユ66
T.暫 20
171
。。
%0並びに風速15cm/秒.以下に四這された J. T 36
分前に上記人工気象室に入室し台座安静状態が保持された。
ソ58
者くzk泳パンツのみ着用)は運動開始60
濾:紙直径20π:前額部,上腕内側面,前腕後面,大腿後面,下腿後面,
(2)体重減少量
運動前後の体重がデジタル荷重指示計(夢興通信CSD・一5θ1,情度IO9>によっ
て測定され.体重差を基に全身皮膚面からの総出量が推定された。
3二負荷運動強度
(3)直腸窩並びに皮膚温
本実験では,最大酸素摂取量のほぼ30% , 40%,50%60劣,70% , 80%,90% ,の
直腸温(肛門から8cm)並びに回避用カプセルより16窩離れた隣接部12些些
7段階の負荷強度で,各被験者は自転車エルゴメーター(Monak丁丁)による60
(側腹部,大腿後面を除く)の皮膚温が運動前安静時より運動終了まで,サーミ
分間の脚運動を,それぞれ日を変えて負荷させた。なお,ペダリングの回転速度
スタ温度データ集録装置(宝工莞K720,精度0. Ol℃)により5分毎に測定され
は50rpmとし,その際ペダリングを一定に保ち易くするためメトロノームが使用
た。
されたe
(4)酸素摂取量及び心拍数
4:測定項目
ガスモニター(ミナト医科学システムRM200,精度指示値596>を用いて運動
(1)局所発汗量
前安静時から運動終了時に至るまで,1分毎の酸素摂取量が連続的に測定された。
局所発汗量を求めるに際しては,躯幹,上肢及び下肢別に発粁量の比較的多い
また,心拍数は電子カーヂイオケア(フクダ電子カーデイオケア,1−ECV−10)
と考えられて幡部位並びに臓的少ないと考えられている部位’唱%各々
の代褻として前額部,大胸筋中央部,上三部,側腹部,肩甲下部,腰部,上腕外側面
により運動前安静時から運動終了まで連続的に測定され,IO分毎の平均値が求め
られた。
及び内側而,前腕前面及び後面,大腿前面及び後面,下腿前面及び後面の14都位が
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7
亘 発汗量の部位差に及ぼす季節の影響(実験2)
8
直腸温並びに採三下カプセルの隣接する7部位の皮膚温が実験1と同様の方法に
1:被験者
より測定された。
:本実験では30∼40才の健康な成入男子4名を対象として,発汗量の部位差に及
(4)酸素摂取量及び心拍数
ぼす季節の影響についてみるため,同一一・lff験者について同様の実験が,夏季(7月
酸素摂取量並びに心拍数は上記実験1と同様の方法で測定されたρ
上旬∼8月下旬)及び冬季(2月中旬∼3月中旬)に実施された(表2)e
2且環境温熱条件 表2・ 笹四二の身に幽幽嵜
麺墾孝 ξ三撚 島呉 tρの 仁=重 1へq、
夏季及び冬季ともに,温度3θ。土0.5 T・q! 3b 1’0 66
M. T l aO 172 86
盈発汗量の部位差に及ぼす衣膿条件の影響(実験3>
1:被験者
℃)湿度60=5・O%に設定された人工気 、,,K 341,6 、7
34∼40才の健康な成人男子5名を対象として,実験は7月上旬∼8月下旬に実施
象室(いずれも風速15em/秒以下)内 J.丁 36 エ76 84
された(表3)ρ
でg実験が行われた。なお,各被験者(水泳パンツのみ着用)は運動開始60分前
表3, 按田川の身に的考篭
2ぎ環境温熱条件
艘験著 ξヨ齢 島畏 {cn)仁承 (ko、
に上記人工気象室に入室し,椅座安静状態が保持された。
ユサみ ヨも
17e 66
3=負荷運動強度 ’
実験は,温度25土0・5。C,湿度65±
M.T 40
e.5%,風速15em/秒以下に各々設定さ Xt K 34
本実験では1夏季及び冬季に,各被験者は自転車エルゴメータを用いた脚運動
れた人工気象室内で行われた。 J’τ 36
]72 86
;75 67
]76 8a
M.窮 36
IS2 72
を1.Okp及び2.5kpの2段階の各負荷強度(いずれも50rpm)でそれぞれ60分間
3:衣服条件
負荷されたe
本実験における衣服条件は次のごとく設定された。
4f測定項目
(a)水泳パンツのみ着用した場合
(1)局所発汗量:
(b)ポリエステル100%上下長袖長ズボンのトレーニングウェア(ヒット
上記実験1の14部位から7部位く前額部,大胸筋中央部,側腹部,肩甲下部,上腕
ユニオン製,VLS−CS,コスモスターD一・OS−i352)
外側面,大腿前面,下腿前面)が選択され,これらの部位の60分間の発汗量が前記
(c)表ポリエステル100%亨裏綿50%一←ポりエステル50%上下長袖長ズボ
と同様の方法により測定されf: o
ンのトレーニングウェア(ヒットユニオン製,PDP−EM, D−OS−1352)
(2) 体重減少圭垂圭
なお,いずれのトレーニングウェアにも,濾紙交換を容易にする目的で,採船用カ
実験1と同様の方法で,運動前後の体重減少量から総山量が推定された。
プセルの装蕃部位にジッパーがとりつけられた。さらに,衣服着用の場合,皮膚
(3)直腸濫並びに皮義訓
面の露出を少なくするため,頭部は氷泳用ゴム帽子,手並びに足部は綿100霧の手
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9
袋及び三下で被覆された。
10
結 果
4=負荷運動強度
1 発汗量の部位差に及ぼす運動強度の影響(実験1)
各被験者は,自転車エルゴメータを用いた脚運動を1.Okp及び2.5kpの2段階
本実験で得られたすべての結果は,表4∼表7にまとめられているg
の負荷強度(いずれも50rpm)でそれぞれ90分.間負荷された0
1:運動強度と局所発汗量との関係
ノリ,ノ?)
5言測定項目
同一運動負荷強度で検討すれば,従来から指摘
されているように,局所
(1)局所発汗量
発汗量にはいずれの部位においても個体差がみられ,発汗量の多い例と少ない例
上記実験2と同様7部位をとりあげ,運動開始から終了に至るまで,各部位の発
が認められた(図1及び図2)。しかし,いずれの被験者においても,またいずれ
汗量は発汗カプセル濾紙法により毎10分に測定された。すなわち,この実験では
の部位においても,局所発汗量と逮動強度との問には有意(Pく0.05)な相関関
運動中における局所発汗量の経時的変化が求められたρ
係(r=0。80∼r :o.99)が得られ,局所発汗量は運動強度に比例して増:大する
(2>体重減少量 ..
ことが認められた。また,いずれの被験者においても,局所発汗量と運動強度と
上記実験1及び2と同様に,運動前後の体重減少量から総汗量が推定された。
の間に得られた躯幹部の回帰係数は四肢部に較べて大きいことが認められた。
(3>直腸温並びに皮膚温
つまり,発汗刺激の増大による発汗量の増加量は躯幹部では著しいことが認めら
直腸癌並びに採汗用カプセルに隣接する7部位の皮膚温は,上記実験2と同様に,
れた毎これらの結果は,運動強度の変化にともなう局所発汗量の変化には中枢因
運動前安静時から運動終了時まで1分毎に測定された。
子による影響が著しいことを示唆している反面,嘉島性の要因による影響も関与
(4)衣服内気候i
していることを推定させるg
各部位に添付し・た採三半カプセルの上縁から1cm上方において,皮膚面及び衣
2:発汗量の部位差と運動強度との関係
服面から各々1儒離れた空間の衣服内気候として,温度並びに湿度が運動前安静
部位によって程度は異なるが,前述のように,運動強度の増大につれていずれ
時から運動終了時まで1分毎に温湿度センサーにより測定された。
の部位においても局所発汗量は増加することが認められた。
(5)酸素摂取量並びに心拍数 .
発汗量の都位差の程度を表す方法としては,いろいろ考えられるρここで
上記実験1及び2と同議の方法により連続的に測定された。
は部位差の程度をみるために,便宜上14部位の局所発汗量から変動係数が脱出
された。一般に総長量の多い被験者では部位差の程度が大,逆に総汗量の少な
い例では部位差の程度が小なる傾向が得られた:。また,三位差の程度は一般に
発汗鍛の多い躯幹部と少ない.四肢部の発汗量との差に大きく影響される傾向が
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関卿狙目
蚊燃帰日
馬ト、
へし
\M曳
\po ドO 壱博
り︾o 腎−o
蒼’随
膝面前牧
\も
’
轟馬
題刈
、も
腕面 ﹂愉り躍
トへ
う
§
馬、転
鼠 9 な﹁ ㌃ o
捌側面円
﹁
要であることを推定させる。
㌧’%
ぼす連動
の行い方,またその際の衣服灸件のあり々なとがきわめて亟
、、9 ︾、
11同工罰ト上 ’
D.?〉,g).53 . . ... ., .. , J.一
ト﹂
方策を講じることの必要性を強く推定させる、つまり発汗パターンに影響を及
W気
めには,各個人のレベルで部位差を保持することの必要性,換言すれば保持する
、ラ。
冊雇下
利であるとは断定し得ない。むしろ,本結果は運動に対する適応を促進させるた
ト%
ていると考えられるが,部位差の大きい例は小さい例に較べて余裕のうえから有
h?o
O日よ
動強度との関連性からみれば,部位差の程度は運動に対する適応の余裕を示唆し
﹀ヤ
小さい例では緩慢に小さくなる傾向が得られた。すなわち2これら運動強度の増
曳㌔
畑倶
きい例では運動強度の増大につれて急激に部位差の程度が小さくなりρ部位差の
臥
U
ナ鴨
の聞には有意(P〈0.05)に高い相関関係(r=q,82)が認められ,部位差の大
而侃
螂鵬.
嚇史天 中甲
汗性と密接に関係していることがうかがわれた。したがって,部位差の程度と運
、
N
大にともなう部位差の縮少の程度は,各回験者のもつ部位差の大きさ,つまり発 L
㌦
向が認められた。また,部位差の縮少の程度と各被験者のもつ部位差の大きさと
げ
\、’“
以上の場合,総汗量の少ない,いわゆる発汗性の低い被験者では,比較的大きい強
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額前
これらの関係は各被験者においである 一一:alの強:度以上の場合に認められた。例
レ尋
度以上の場合に,発汗量の部位差の程度は運動強度の増大につれて小さくなる傾
昇温。。C),心拍数(運動中の平均),酸素摂取量並びに最大寸寸 1
摂取:量 (m4/60皿1n) }
部を除く13部位についてみた場合には一層顕著になる傾向が得られた(図3−B)e
糞
位差の程度は一般に小さくなる傾向であった(図3−A)gさらに,詳細にみれ賦
30
工
位差の程度は運動強度との間に有意(Pぐ0.05)な負の相関関係(r ・一一〇.80
雌
∼rニー0.83)を示すことが認められた。すなわち,運動強度の増大につれて部’
襟囎稽翻醗醗IU麗薪6?魁虜議臨轟陸餌n)1
表4
上述のような発汗量の部位差の程度と運動強度との間にみられる傾向は,前額
瞬
えば,総比量の比較的多い,いわゆる発汗性の高い被験者では,比較的小さい強度
〃
ノ
7
』3
知 μ
7
P
” 汁 力
潔
うかがわれた。ζのように、部位差の程度には著しい個体差が認められたが,部
12
11
1
ジ弓”盛
﹃脳≒
必㌦野︾
亙ミ索
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18
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すなわち,前額部は運動強度の変化に対する発汗量の対応が他の部位と較べて
かなり異なる傾向のあることがうかがわれた。
、 前述のような運動強度の増大にともない部位差の程度が小さくなる三子の一・・一■
碁
100
端について検討された。その結果,運動強度の増大による局所発汗量の増加率は
Sub) M T
△前額▲大胸筋中央ロ上胃■側腹O局甲骨下
×竃
8
躯幹部に較べて上肢部において顕著であるため,部位差の程度は小さくなること
遍
●腰臨ヒ回外壮腕内。前腕前管前腕後
しが認められた。すなわち,運動強度の増大につれて各部位で発汗量は増加した規
▽大腿前▼大腿後◇下腿前◆下腿後
ゴ語
臼50
±’
[
その増加塗は,一般に発汗量の多い躯幹部に較べて少ない上肢部において,有意
(P〈0.05)に顕著である傾向が認められた(図4及び図5)。これらの傾向は
s . :
総秤量の多い例では少ない例に較べて顕i替であることがうかがわれた。しかし,
る ヨ サ き
o
総汗量の比較的少ない例(U.H,M. T,T. A,〉でも,上肢部の内とくに上腕外側
Sub〕 T H
一面並びに前腕前面についてみれば,前述のような傾向が顕著に認められた。これ
100
らの結果は汗の蒸発による放熱の促進をはかるべく生体の反応を示唆するもの
煤@’ 100t s.b).JT. .
量
としてきわめて興味深いが,その一方でこれらの結果には,今回の自転車エルゴ
避
x
メーターによる運動が影響していることも考慮されなければならない。
\ . vi ’ 璽
以上のごとく,一1一・般に発汗量の多い躯幹部に較べて少ない上臓部において,運
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動強度の増大による発汗量の増加率が大きくなるため,上述のように運動強度の
;・ :: L ” :’
.T; 1 . e e
増大忙ともなって発汗量の部位差ほ小さくなること溺認められた。
31発汗量の部位差のもつ体温調節上の意義
ot,“02rnax ol,“02max
(1)酸素摂取量,心拍数,直腸温,総汗量
図2, 1鰭附の局所発汗14と運動強度
各被験者別並びに運動強度別に,全皮膚面から放散すべき熱量を便宜上計算武
で求めれば,これらの値と冷汗量との蘭に韓有意(P<0.05)に高い相関関係
L
L
兵庫三三大学
(r=θ・93∼r= O.99)が認められたく図6)。これらの結果から,皮膚面かちの
熱:放散は負荷強度の増:大にともなって促進されねばならないことが容易に考え
兵庫教〔育大学
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⑭大腿後
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⑪大腿前
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⑩前腕後
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⑦上腕外
⑥腰
腹
⑥肩甲骨下
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④上胃
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強度別による局所発汗量の占める.割合(彩)
・14部位間の局所発汗量の合計を100とし、
各々局所発汗量の占める割合(90)
図4,
・・14部位間,(B)
(A)
と運動強度,
13部位間(前額除く)
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図6運動による産熱量に対し皮膚面から放熱すべく熱量
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図5’連動強度別による局所発汗量の占める割合(瑠)
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られる。一方,総汗量は運動強度との間に有意(P<O.05)に高い相関関係(
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これらの結果をみれば亨運動強度の増大にともなう放熱の促進は総汗量の増加に
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意:(Pく0.σ5)に高い相関関係(r =O.87∼r・=O.98)が認められた(図8)◎
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(酸素消費量の増大)と直腸温の上昇度の間には,いずれの被験者においても有’
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依存していることがよく理解される。発汗量の部位差の程度と,酸素消費量を間
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接的に表わす心拍数や産熱量と放熱量のバランスを示す直腸温の上昇度との間
り異なる傾向であったが,このことと総汗量の大小との間には一定の関連性はみ
△
られなかった。また,皮膚温のレベルにみられる部位差の程度は被験者間でかな
5
口
差がみられた。しかし,皮膚温のレベルと発汗量との聞には一定の関連性は認め
▲
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いずれの被験者においても,運動中における愚慮温のレベルには,著しい都位
□塩
□
8
(2)発汗量の部位差と皮膚温との関係
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くなるというPt連の関連性が推定されte
.嘲比駿
汗量の増大が起こり,その総汗量の増加する過程で,発汗量の部位差の程度が小さ
●■
の結果体温の上昇が引き起こされ,その上昇度をできるだけ小さくするために総
▲
△
・浮▲。
以上の結果を通覧すれば,運動強度の増大にともない酸素消費量が増大しひそ
o
●
められた(図9∼図11)。 一
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すなわち総汗量の増大にともない発汗量の部位差の程度は小さくなる傾向が認
痴器 、,識 .械, 噺
との間の関係をみれば,総汗量の多い例では,一般に負の相関関係が認められた◎
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には,相関関係のある傾向が認められたgまた,発汗量の部位差の程度と総汗量
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られなかった⇔各部位別に運動中の平均温を求め,それらを基にして運動強度別
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に測定部位間の変動係数を算出し,これらと発汗量の部位差との関連性について
図7,総汗量と運動強度
検討された。その結果,これらの間に正の椙関関係のみられる例と負の相関関係
兵庫教育大学
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30
がみられる例とが認められた.しかし,このような被験者による差異と,総汗量
の大小とは,ほとんど関係しないことが認められた.
’そとで,被験者別並びに部位別に,発汗量の部位差の大きい腸合と発汗量の部t
位差の程度が小さい場合の皮膚温が比較された(図12及び図13).その結果,発
汗量の部位差の程度が小さい場合には部位差の程度が大きい場合に較べて,一般
に皮膚病は高くなったが,その傾向は躯幹部より上肢部,とくに上腕外側面及び
Sub]. V.F.
H発/lw聯嗣・
前腕前面において顕著であることが認められた.これらの傾向は総汗量の多い
H発/鵬・1;イv,執
被験者においてζくに顕著であることがみられた.前述のように溌墨量の部位
差の程度は汗あ蒸発による放熱の促進が要求される場含に小さくなることが認
められた・これらのことを考えあわせれば,発汗量の部位差が小さくなるとき,
Sub]. T.A・
曳
すなわち上肢部の発汗量の増加が顕著になるときに,同門における皮膚温が顕著
LLLLtLLL−LtLt
Sub]. M.T.
に上昇することは1つに発汗量の部位差のもつ体温調節上の意義を示唆するもの
として,きわめて興味深い。
皿 発汗量の部位差に及ぼす季節の影響(実験2)
ト腿変
本実験で得られた結果の一一一ee・は表8のごとくである.
11季節変化と局所発汗量との関係.
部位によって程度は異なったが,いずれの負荷作業時の場合にも夏季の局所発
汗量:は.冬季のそれに較べて有意(P<0.05)に多いことが認められた(図14)。
図82・運動時における部位別平均皮膚温と14部直間における発汗量の部位
差の程度(大,小)
但し,両三ともに局所発汗量は四肢部より躯幹部において多い傾向がみられた.
2=発汗量の部位差と季節との関係
前述のように,発汗量の部位差の程度を変動係数により蓑し,負荷強度別に夏
季と冬季が比較された(図15FA).部位差の程度は一般に夏季において冬季よ
兵庫教育大学
兵庫教育大学
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30
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図15・,夏季,冬季別、被験者別、負荷強度別
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34
33
35
36
り小さい傾向がみられた。とくに,この傾向は総酌量の多い被験者,また負荷強
度の大きい2.5kpq場合に,一一層顕著になることが認められた。ζれらの傾向は
’
上記実験iでの運動強度の場合と同様に,前額部を除く6部位問についてみた方が’
より顕著であった〈図15−B)。但し,1例(M.K)においては前述のような傾向
が認められなかったが,この例は総汗量の最も多い場合であり,きわめて可汗量
O一.O eu”mer
1孫
が多い被験者ではこのような現象が起こりうるのかも知れない。
づいて検討された。躯幹部及び四肢部のいずれにおいても,冬季に較べて夏季で
は局所発汗量は増加したが,この増加の程度は上肢部において顕著である傾向が
みられた(図16>。これらのことが別の分析結果によって確かめられた
(図17)。すなわち,冬季に対する夏季の局所発汗量の増加率を部位別及び負荷
強度別にみた結菓,増加輩は躯幹部に較べて上腕外側面において一般驚大なる傾
向がみられ,とくにこれらの傾向は2.5kpの場合において顕著であることが認め
られた。これらの結果から,夏季に部位差の程度が小さくなる要囚として上肢部、
における発汗量の著しい増加が推定された。
また,両季ともに発汗量の部位差の程度は,L Okpの蝪合に較べて2.5kpの場
合に小さくなる傾向がみられた。これら負荷運動強度の増大にともなって部位
差の程度が小さくなる要因が前述のように上肢部の発汗量の著しい増加である
ことは本結果においても同様であった。したがって,この点からみれば,運動強
度の増大によって部位差が小さくなることには季節による影響はみれなかった。
︵凝︶縮如嘲痩課養血e誕週羅卜\畑
夏季における発汗量の部位差が冬季のそれに較べて小さくなる要因の一一一gmsに
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図16・夏季,冬季別、被験者別、負荷強度別による局所発汗量の
V 占める割合(%)
注s’・7部位間の局所発汗量の合計を100とし、各々局所発汗量
の占める割合(笏〉。
注i・F一前額,C一大胸筋中央,A一側腹,Ss一肩甲骨下,U一上腕外側
T一大腿前,Sh一下腿前
以上のごとく,夏季には高温への馴化のために冬季に較べていずれの部位でも
局所発汗舅は大となるが,その程度は一般に発汗量の多い躯幹都より少ない上肢
部において顕著であることが認められたgそのため,夏季には冬季に較べて発汗
兵庫教育大学
2.SkP
8ubj凹丁
兵庫教育大学
37
38
量の部位差の程度が小さくなると推定された。
3:発汗量の部位差のもつ体’温調節上の意義
12
sub].T.A.
” 1.Okp
く1)発汗量の部位差と脂汗量及び直腸温との関係
H 2.5kp
前述のごとく,夏季には高温への馴化のため冬季に比して,いずれの負荷強度
1
の場合にも一般に総理量は多く,その傾向は1.Okpより2.5kpの場合において一
層顕著であることが認められた:。
両負荷運動時にも安静時の直腸温は夏季において冬季より低い傾向がみられ
8
た。しかし,運動中の平均直腸温は両負荷運動時において季節差は認められなか
sub].M.K.
sub].J,T.
ったdしたがって,戦野の直腸温上昇度を負荷強度別に較べると,一般に夏季一の
上昇度は冬季に較べて大きい傾向が認められた。まtt,負荷作業量がL Okpから
胆6
瑚
千ρ
2.5kpにともなう直腸温の上昇の程度には,季節差よりむしろ個体差の著しい傾
養
向が認められた。
嘉賞
kpの押合には一・一…般に夏季の方が小さくなる傾向がみられ,LOkpの場台には冬季
餌
度について夏季と冬季とを比較するため,便宜上変動係数を算出した結果,2.5
×
冬季,夏季いずれも皮膚温のレベルには著しい部位差がみられた。部位差の程
辮4
婦
(2)発杵量の部位差と皮膚温との関係
sub].M.T.
2
の方が小さくなる傾向が認められた。反面,いずれの運動時にも皮膚温のレベル
にはs季節による明らかな影響は認められなかった。前述のよ・うに」夏季には冬
季に較べて,発汗量の部位差の程度は小さくなり,これは上肢都における発汗童
の著しい増加によるものであることが認められた。しかし,上肢部における皮膚
温にはこの発汗蚤の著しい増加に応答するかのような著しい上昇はみられなか
った。すなわち,本実験の結集では,亥季における発汗量の都側差は冬季のそれ
・,繰、,鼎、F耀,』+爆三
図17・舗蝦別に冬季尉発汗量に対して麟局醗欄の増加の割合(倍)
住i・冬季局所発汗最を】とし夏季局所発汗量の増加の割合
注ポF前嶺,C一大胸筋中央,A一側腹,Ss一肩甲骨下,U一上腕外,T一大腿前
Sh 下腿前
より小さいが、皮膚温の反応には明らかな横挽差はほとんど認められなかった。
兵庫教育大学
兵庫教育大学
39
40
しかし,ζれらの点については,環境温熱条件,皮膚温測定部位等を考慮しなが
ら,十分検討されなければならない。
また、両季ともに1.ekpに較べて2.5kpでは発汗量の部位差の握度は小さく
なったが,この時の皮膚温の動向には興味ある結果がみられた。すなわち,四季
ともいずれの部位においても2.5kpの場合の皮膚温はL Okpの場合に較べて
本実験で得られた結果の一覧は表9∼表14のごとくである。ここでは,主とし
て,ゴントロールとしての半裸二時の結果と衣服着用時の結果との比較が行な
32
10kp Sub) T A 2 skp
i))iii)i,,,,,,,)
sc
趾
32
LLILLLj
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36 馴
皿 発汗量の部位差に及ぼす衣服条件の影響(実験3)
︵Q。︶
発汗量の部位差のもつ体温調節上の意義を示唆するものと考えられる。
36
︾ 化の影響がほとんど認められず注目すべき結果炉得られた.これらの結菓は,
H wlnter
H surmer
.蛭
肢部において顕著であることが認められた◎しかも,これらの現象には季節変
‘﹁﹁﹂一1卜lL﹁1﹂
るために発汗量の部位差の程度は小さくなったが,このとき皮膚温の上昇も上
︵り。︶篭鞭﹁蟹蝦呼曇週謡
られた(図18)。つまり,躯幹部に較べて上肢部の局所発汗量が著しく増加す
36 鱗 32
高くなったが,躯幹部の上昇に較べて上肢部における上昇は著しい傾向が認め
37
κ
Sub] J T
se
33
われた。
so
1:局斯発汗量と衣盟条件との関係
いずれの負荷運動時においても,半裸三時に較べて衣服着用時の発汗量は各
部位で多かったが,その増加め程度は各部位聞で異なることが認められたbち
28L一 ua 1一一 .一一. .一...一一一..
FCA fu urM FcA svT ss FCASVT Sh FcA th vT pt
図18,ul t ip,冬李別、鰍者別、負荷叢別、7部位別鵬時における平均皮膚温
任 F一前額,c一大胸筋中央,A一上胃Ss一肩甲骨ド,u一上腕外,r一大腿前
Sh一下腿前
なみに,衣服条件(c)における局所発汗量は衣服条件(b)に較べで多かった。
また,いずれの衣服条件下でも2.5kpの場合の発汗量は1. Okpのそれより多い
ことが認められた(図19及び図20)。
2;局・斬発汗量の経時的変化
兵庫教育大学
兵庫教育大学
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実験3の結果,局所発汗量(mg/読/90mln),総汗量(9/wKg/90mln)
皮膚温(運口中の部位別平均温.。C),直腸温(運動中の平均温と上昇
温.℃),心拍数(運動中の平均),酸素摂取量並びに最大酸素摂取量(
m4/90mln),衣服内気候(運動中の最大湿度,%)
実験3の結果,局所発汗量(mg/o耀/90min),総汗量(9/wKg/90min)
皮膚温(運動中の部位別平均温.℃),直腸温(運動中の平均温と上昇
温.。C),心拍数(運動中の平均),酸素摂取量並びに最大酸素摂取量(
m4/90min),衣服内気候(運動中の最大湿度.%)
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兵庫教育大学
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実験3、局所発汗量の経時変化,(大胸筋中央, 側腹.肩甲骨下.大腿前
の極量は9/12.566涜/10min,前額,上腕外. 下腿前の赤緯は9/7.065
兵庫教育大学
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5鴨8亀vo1田岡.悶’㎝’90唖n。
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図19・ 衣服条件別、被験者別、負荷強度別局所発汗量
注・F…前額,C一大胸筋中央,A一側腹。Ss一一肩甲骨下,U一上腕外,T一大腿前,Sh一下腿蔚
兵庫・教育太学
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兵庫教:育大学
本実験では,各部位ごとに運動中の局所発汗量の経時的変化が観察され,その結
50
!
49
果,いずれの部位でも発汗量の醐現象(、、d,。。,、。,、S) e)’”砕もみられた。
れる傾向であり,躯幹部に較べて四肢部ではその程度が一般に小さく,この傾向は
とくに上肢部において著しいことがうかがわれた。これらの結果は,発汗量の部
位差の程度とhadromeiOsisにみられる部位差との関連性を示唆するものとして興
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衣帯条件による影響はほとんど認められなかった。しかし・sこれらの問題は,運
動に対する適応の余裕を示唆する発汗量における部位差の保持のうえから響動
兵庫教育大学
兵庫教育大学
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顕著であった(図21 一・B)g
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が認められにσまたfこれらの傾向は前額部を除く6部位聞についてみると一層
奪 ε
レ D
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いても一一ueに部位差の程度は半裸雪曇のそれより衣服着用時に小さくなる傾向
ロレ○
︵切︶
れなかった。しかし,発汗量が多くなる2・5kpの場合には,いずれの被験者にお
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OO5け﹁OH
が小さくなる傾向であり,他の2例(J.T,M、 K,)では,そのような傾向は認めら
昇
↓・,● 竃・目。
5例中3例(T.A,M. T,M. W,)ではe半裸体時に較べ衣服着用時に部位差の程度
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発汗量の部位差の程度をみるため,前述のごとく便宜上変動係数を算出し.こ
。層
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高カ口.q●噌・
とが認められた。また,hidromeiOSiSによる発汗量減少の程度には部位差がみら
$ 」¥刈・・ §
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1﹂﹁一﹂rIL﹁一﹂﹁I﹂
服着用時より渡期であり1.Okpの場合には2.5kpの場合より一一eeに皐期であるこ
鮮:︵﹀︶刈僕欝酩・︵ロσ︶晋懲南藩くO嬰自醗
ほぼ同時にはじまる傾向が認められたgまた,発現平平はコントロール時には衣
図Nゲ 斜窃勘#曽ノ薄簿蝋望’油愈露無塑説薫卸㊦嬰欝蹄S繭矯
測定装置の特性上,断定し難いが,垣dromeiosisは,セ、ずれの部位でも運動閑三七
52
中の衣服条件について考える際にきわめて重要であり,今後さらに検討されなけ
前述した衣服着出時に部位差の程度が小さくなる要因の一端について検討さ
れた(図22)e半裸即時のコントロール時に較べて衣服着用時にやま,いずれの部
位でも局所発汗量は一般に増加するが,その増加墨は発汗量の多い躯幹部に較べ
て少ない四肢都,と:くに上肢部において大となる傾向がみられた。また,これら
のことを別の分析結果,半裸嬉嬉を基にして各々衣服着用による局所発汗量の増
加華を部位別にみれば,増加率は発汗量の多い躯幹部に較べて発汗量の少ない四
肢部で一般に大きい傾向が認められた。この傾向はとくに2、5kpの場合に顕著
になることが指摘された。すなわち,半裸体時に較べて衣最着用時には発汗量の
都位差の程度が小さくなる傾向であったがサその要因の一つとして衣服着用によ
る局所発汗量め増加率が,躯幹部に較べ四肢部において大きいことが推定された
(図23)。
4轟;発汗量の部位差のもつ体温調節上の意義
鐙(1)酸素摂取量,心拍数
艦
半操体時と衣服着用時とを酸素宰取量及び心拍数について比較すると,1・Okp
の負荷運動時にはいずれについてもほとんど差異強みうれなかった。しかし,
八_
醜 磁 杭 ㎝
覧 o o o o o しし﹁lIL﹁一1一﹁1−﹂覧一﹂一Il卜I、
I﹂
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ー﹂トー1−L
祐如甥二曲白露e置週罷卜\畑疑姻瞳暎
蕊︶柘如闘駄鋼腿曜e誕週論卜\珊疑韻魅囮 ︵鹸︶
ればならない。
パ盤
51
ユ うヒド
ユ うセ 一一一
P c 、 Ss u T sh
まヨゆ
醜 2.5kpの場合では享酸素摂取量及び心拍数のいずれについても衣服着用時には半
裸体時より多い傾向がみられた。すなわち,同一の機械的作業量にもかかわらず,
0
衣服着用によって生体負担の増すことが認められた。
脈
図 臥 衣服条件別、被験者別、負荷強度別による局所発汗量の
被験
衣 服 条件
(2)総奪還:
占める割合(%)
住ポ7部位間の局所発汗量の合計を100とし、各々局所発汗量
総身量はi.Okp,2.5kpの両負荷運動時とも半裸体時に較べて衣服着用時に多
い傾向であったが,この傾向はとくに.2.5kpの場合に顕著であることが認められ
兵庫教育大学
の占める割合(%)
tSi・F一一前額,C一大胸筋中央,A一側腹,Ss一肩甲骨下,U一上腕外
r一大山前,Sh一下腿前
兵庫教育大学
53
た。
54
kpの場合には,各部位での湿度は運動開始径,より早期に各々前述1・OkPの値に
(3)門門 噸1
到達することが認められた。他方,衣服着用時の場合,いずれの測定部位でも,
1.θkpの場合,半裸体育と衣服着呼時’の運動申における直腸温には衣服条件に’
また,負荷運動量に関係なく,衣服内湿度は運動開始20∼30分後にほほ飽和に近
よる影響がみられなかった。しかし,2.5kpの場合には衣膿着用時の直腸温は半
い状態に至る傾向が認められた。これら衣服内湿度が飽和状態に至っているに
裸暫時に較べて高くなる傾向であり.このことは即興量の多い例の場含ほど顕著
もかかわらず,前述のごとく局所発汗量の増加が。とくに四肢部において顕著で
であることがうかがわれた。反面P直腸温の上昇には衣服条件(b)と同(c)の
あることは注目すべき結果であると考えられる◎
間の差異はほとんと認められなかった。
(4)皮膚温衣服内気候
前述のように発汗量の部位差の程度は一般に半裸体時に較べて衣服着用の場合
に小さくなることがみられた。他方,衣服着用時にに半開体時に較べていずれの
部位でも運動中の皮膚温は“般に高くなり,この傾向はとくに2.5kpの場合に一・
層顕著であることが認められた.これら衣服着用による皮膚温の上昇は,鍾荷作
業量に関係なく,躯幹部に較べて四肢部において著しいことが認められた.すな
わちs衣服着用によって四肢部の発汗量が著しく増加した結果として,発汗量の部
位差が小さくなったとき,四肢部の皮腐温も著しく上昇することが認められた。
衣服条件別にみた場合,2.5kp時の皮膚温は1. Okp時に較べていずれの測定部
位でも高くなったが,その程度は一般に躯幹部より四肢部において著しい傾向が
認められた(図24>。すなわち,負荷作業量の増大による島所発汗量の増加は躯
幹部に較べて四肢部において顕著であるため,発汗量の部位差の程度は小さくな
ったが,このとき皮膚温の上昇も四肢部において顕著であることが認められだ。
また,これらの結果には,衣服着用による影響はほとんと認められなかったg
半裸潜時の場合,1.Okpの運動関始20∼30分後の湿度は躯幹部では85∼96%,
上股では75∼90%及び下肢都では75∼85%であった,これら1.Okp忙較べて2.5
兵庫教育大学
兵庫教育大学
56
55
亀
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衣服着用時局所発汗量/半裸体時局所発汗量
(倍)
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︵Q。︶騙鍍、謎恕宇島 阜詮
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兵庫教育犬学:
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脇器“ 藩騨疎望ノ憩甜聯盟興言野ぴ管笹書烈即軸謙哨卿磁脚僑∼C
魁三三調三三鰍謙薫 即S赫曽S幽砂︵面︶
飾:告癌魯南画烈謙土嚢藤一伴Cバ爆寵曝品烈舐画論羊即S愚営S幽ゆ
餅:﹁一当盛も一汁圏餓冊冷噸>1年無あω一副艶治洲とト講単曽目−汁謡晋
もつ71引謡晋
36
57
58
考 察
部位差の程度は,運動強度,季節,衣服着用によって著しく影警された。すなわ
本研究においては,運動時における発汗量の部位差に及ぼす運動強度,季節
ち,運動強度の軽い場合より重い場合に,冬季より夏季に,半裸体時より衣膿着
及び飯高条陣の影響について検討し,さらに部位差のもつ体温調節上の意義に
用時に,発汗量の部位差の程度は各々小さくなることが認められた。また,この
ついて検:討が加えられたe
部位差の程度の小さくなる要因について検討した結果,発汗刺激の増大にとも
その結果.負荷条件に関係なく,局所発汗量には部位差のあることが認められ
た,すなわち,燭”も緒が8’らの報告とほぼ一致して,_般に身区幹部や前額部
なう立所発汗量の増加率が,一般に発汗量の多い躯幹部に較べて少ない四肢部,
では発汗量が多く,四肢部では少ないことが認められたρこれら聚汗量の部位
本実験では運動負荷装置として自転車エルゴメ一言ーが用いられたことを考慮
、 /3)
差は,中枢性の要因よりむしろ未梢性の要因に強く影響されることが緒方 に
とくに上肢部において顕著であるため,部位差が小さくなることが認められた。
しなければならないが,これらの結露は安静時の高温馴化過程でみられた
よってみいだされた。それによれば,躯幹部では分布する戯言汗腺数は少ない
/の
Hof}er の報告と一一S(することが認められたρ
ものの各個汗腺の分泌力が大きいため,また前額部では分泌力は小さいものの
これら発汗量の部位姜の程度が小さくなるメカニズムとしては,種々の要因
分布する汗腺数がきわめて多大であるため,両部位とも局所発汗量が多くなる
が考えられる。:奉結果でみうれたように,発汗刺激の強さの変化にともなう藍
とされ,他方,前途部では躯幹部に較べて能面汗腺の分布は一般に密であるが,
紙発汗量の変化が,各誌位で一様でないことをみれば,中枢性の要因もさること
分泌力が小さいため発汗量が少なくなると指摘されている。本実験で認められ
ながら,1つに未梢性の要因を推定する必要があると考えられる。そこで,未消
た発汗量の部位差もおそらくこのような原因によって現われたと考えられるが
ノ
/8♪
の指摘する原因に加えて,結果の項で示したように,運動
しかし,これら緒方
の汗腺レベルでの1つの推定をたてれば次のように考えられるe
長時聞にわたり署熱に暴露されたり,運動を継続すれば,hldromelosis(発汗
強度の増大に起因する発汗刺激の増強による発汗量の増加量が躯幹部では四肢
量漸減現象)と称される現象,すなわち発汗量は減少することが認められてい
部より顕著であることを考えれば,発汗量の部位差には汗腺の感受監も影響ずる
る このhidromeioslsは暑熱暴露後1∼2時間で出現し,発汗量が多いほとその
可能性が強く推定されるe
減少は著しく,また発汗速度が汗の蒸発速度を上回ることによって皮膚が回った
8♪
本研究て得られた結果では,発汗量の部位差の程度は,躯幹部と四肢部の発汗
状態 にならなければ発現しないと報告されている。また,暑熱環境下での運
壁の差の大きさに著しく影響されることが認められた。また,この部位差の程
ゆ
度には著しい個体差めあることも併せて認められた。すなわち,引引量の多い
動詩…には,hidromeiosisCt直蝪温が38.0∼38.5℃以上達した場合に発現する
例,いわゆる発汗性の高い例では概して部位差が大きく,総門量.の少ない例,い
儀されているが,一般にこの現象は発汗刺激が大きいとき,つまり発汗量が大な
わゆる発汗性の低い例では都位差の小さいことが認められた。これら発汗量め
る場合に,早期に,顕著に,現われるとされている。辻噺究では,h.idromelosisa)
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ノこ)
φこの他にも,このhidromeioslsについて種々の面から論
と報告されている
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部位差について検討が加えられた(表12及び表13.表14)◎その結果,測定装
て部位差の程度が小さくなることには汗腺のもつ感受性の部位差,いわゆる躯
置の待性上断定し難いが,いずれの条件下においてもhidromeiOSiSは各部位で
幹部で高く四肢部で低いことが強く関与していることが推定される。この推定
ほぼ南海に発現する傾向がみられた.しかし,このhidromeiOslsによる発汗量
を強く示唆する2.3の事実が本研究では認められたD
の減少の程度には部位差がみられ,躯幹部に較べて四肢部では小さい傾向がみ
(1)衣服着用時の衣服内気候の相対湿度が運動開始20∼30分後に躯幹
られたσすなわち.二二量の部位差の4\さくなる原因として.hidromeiOSiSに
及び四肢の両部位で同等の95∼100霧に達したとき,つまりfeed back効果と
みられる部位差を推定させる如く結果が得られた。ところが,脳病報告されて
して発汗刺激が強くなったときでさえも,躯斡部に較べて四肢部では顕著な発
いる結果と異なる現象が本実験では認められたg例えば,衣服着用時に較べて
汗量の増加を保持していること。
半裸三時,また2。5kpの労作時に較べて1。 Okpの労作時など,いわゆる発汗量
(II)部位に関係なく,局所発汗量と運動強度との間に高い相関関係があ
の多い場合に較べて少ない場合にhidromeloslsが早期に発現することがみら
るが,これらの関係から求められる躯幹都の回帰係数は四肢部より大きいこと1
れた◎もっとも,一方でこれらの結果は,高温高湿条件への馴化過程での,発汗
つまり発秤刺激の増大に対する発汗量増加の対応が躯幹部では著しいこと。
量の増加にともなってhldromeioslsの出現が遅延し,またそのhldrome王osユsの
9)
(IH)四肢部では躯幹部に較べて,発汗刺激の増大に対する発汗量:の増加
程度も大きくなるというCandasの報告と類似することが認められたgしか
量は劣るが,そのときの増加率はきわめて大きいこと。
し,いずれにしても今回の方法では,発汗量の部位差の程度が小さくなる要因
これらの事実は躯幹部に分布する汗腺の分泌能力や感受性が四肢部におけるそ
にhldro血e1QSlsが主たる役割を果たしているとは断定てきない。
れらより高いことを強く示唆していると考えろれる。したがって,発汗刺激の
そこで,三三汗腺の感受性の面から推定がこころみられた。局所汗腺の反応
ノリ
性は従来から比較的安定あると解されてきたが,和田
によってこの点が検討
増大にともなって発汗量の部位差の程度が小さくなることには汗腺の感受性が
され,汗腺の感受性は運動によって増進され,すなわち汗腺の感受性は高まる
のメカニズムについて最終の結論を得るためには,今後十分な倹討が必要であ
ことが指摘された。また,これらは体温と一定の関係を有する司能性も併せて
ると考えられる。
推定された。本研究て認められた発汗量の部位差が小さくなる原因として,運
上述のようなメカニズムについて最終の結論を得るためには今後さらに研究
..動による汗腺の感受性高進の部位差か考えられる。すなわち,論の飛躍を禁じ
が重ねられなければならないgしかし,そのメカニズムが何れにせよ,発汗量の
得ないが,躯幹部の汗腺に較べて四肢部の汗腺の感受’性は低いため,四肢部で
部位差の程度は小さくなり,その主たる要因として四肢都の発粁量の増加率が
は発汗刺激の強さがかなりのレベルに至って初めて汗腺のもつ発汗分泌機能
躯幹部に較べて顕著てあることが明らかな事実として認められた。前述のよう
が十分に発揮され始めるとも考えられる。つまり,発汗刺激の増大にともなつ
に部位差の程度が小さくなる場合というのは,発汗量を増加させねばならな
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躯幹部で高く,四肢部で低いことが強く関与していると考えられるgしかし,こ
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いいわゆる発汗による放熱が促進されねばならない場合であると換言される⇔
る。しかし,今後,性,年齢,運動様式等との関連性から十分検討する必要がある
発汗による放熱が促進されねばならないとき,例えば運動強度の増大するとき,
と考えられる。
夏季,衣服着用時には躯幹部の発汗量の増加率より四肢部の増加率が大きく,ま
た同様に皮膚温においてもその上昇の程度は四肢部において躯幹部より顕著で
あることが認められたσしかも.局所発汗量の増加と皮膚温の上昇が,質量に対
して衰面積の大きい.いわゆる放熱上有利な四肢部で起ることはきわめて興味深
いeこれらの結果は,総日量の増加にともなって部位差の程度が小さくなること
は,発汗依存による体温調節がさらに促進されていることを示唆していると考え
られる。換言すれば,これらの結果は,発汗による体温調節が,発汗刺激の比較的
軽度な場合には躯幹部を主にした体温調節となり瓢比較的強度になるにつれて放
熱上有利な四肢部が大きくかかわる体温調節へと移行ずることを推定させる。
すなわち溌汗量の部位差の程度は発汗による体温調節の余裕,しいては運動に
対する生体の適応の余裕を示唆していると考えられる。これらの推定は運動時
における体温謂節の状況を便宜的に次の3段階に分けて考えれば,容易に理解さ
れる。
(1>主として対流,伝導による放熱,
(月)発汗量の部位差の程度が大きい,いわゆる躯幹部を主にした発汗によ
る放熱.
(iiI>発汗量の部位差の程度が小さい,いわゆる四肢部の発汗蚤を躯幹部以
上に増大させて放熱量をさらに増加させる体温調節g
すなわち,発汗量の部位差は運動に対する適応範囲の拡大に対して重要な役割を
果たすものと推遣される。すなわち,本研究の結果は今後の運動の習脱化に向けて
の運動処方や開門粂件のあり方なとにある程度の示唆を与えるものと考えられ
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結 論
3) 運動強度の増大にともない部位差の程度が小さくなる要因として運動
本研究ではs運動の習慣化の促進に資する1つの基礎的資料を得るために,運動
強度の増大にともなう発汗量の増加率が,躯幹部に較べて上肢部で一般に顕著で
時にお置る発汗量の部位差に及ぼす運動強度,季節3衣服条件の影響並びに部位
あることが認められた。 一
差のもつ体温調節上の意義について検討された。
4) 夏季には冬季に較べて発汗量の部位差の程度は小さくなる傾向が認めら
まず,運動時における発汗量の部位差の程度に及ぼす蓮田強度の影響について
れた。
みるため,7名の成人男子(水泳パンツのみ着用)被験者は一定環境温熱条件(
5) 冬季に較べて夏季に部位差の程度が小さくなる要因として,夏季高温馴
り
温度30 to。5℃,湿度60±5・096)下で,自転車 t 11・ゴメータ 一一による運動を7段
化による発汗量の増加率が躯幹部に較べて上記部において一般に顕著であるこ
階の強度(30∼90%VOz皿ax),50rp皿で各々60分聞行うことを要求された。その
とが認められた。
間,前額部の他,躯幹,上肢及び下肢別に,発汗量の比較的多いと考えられている
6) 半裸体時に較べて衣服着用時には,発汗量の部位差の程度は小さくなる
部位並びに比較的少ないと考えられている部位の訓4部位(前額部,大胸筋中央
傾向が認められた。
部,上酒部,側腹部,田干下部,腰部,上腕外側面,上腕内側面,前腕前面,前腕後面,
7) 衣膿着用によって部位差の程度が小さくなる要因として,衣服着用によ
大腿前面、大腿後面,下腿前面,下腿後面)から発汗量がカプセル濾紙法により測
る発汗量の増加率が躯幹部より四肢部において顕著であることが認められたe
定され,同時に運動による体重減少量から全身からの総汗量が推定された。また,
8) 躯幹部に較べて四肢部の発汗量の増加率が顕著なた:めに発汗量の部位差
前述14部位の内から7部位(前額部,大胸筋中央部,側腹部,肩甲下部,上腕外側面,
の程度は小さくなったが,このとき皮膚温の上昇も四肢部において躯幹部に較べ
大腿前面,下弓前面)をとりあげ,発汗量の部位差の程度に及ぼす季節(夏,冬)
て顕著であることが認められた。
並びに衣服条件(材質の透湿性による2種)の影響について検討するため,ほぼ
9> 以上のごとく,発汗刺激の増大につれて発汗量の部位差の程度は小さく
同様の方法により実験が行われた。全実験を通して,発汗量の部位差のもつ体温
なることが認められたvこれらの結果から,発汗量の部位差の程度は発汗による
調節上の意義等について検討するため採汗用カプセルの隣接部位の皮膚温及び
体温調節の余裕を示晒するものであり,発汗量:の都位差は体温調節上の意義とし
直腸温,心拍数,酸素摂取量が測定されたg
て,運動に対する適応麺囲の拡大に重要な役割を果すことが考えられた。
得られた結果は次のことくである。
1) 発汗量の部位差の程度には著しい個体差が認められたg
なお,本研究の一部については第60回日本生理学会,第38回Eii本体力医学会,第
2) 発汗量の部位差の程度は運動強度が増大するにつれて小さくなる傾向が
28回国際生理学会において発蓑された。
認められた。この傾向はとくに部位差の大きい例で顕著であることが認められた
o
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文 献
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いて,その程度が小さくなることが認められた。すなわち,発汗量:の部位差の程
辻忠.堀 清記. 〈1978)身体鍛練者と非鍛練者との耐熱性の比較.体力化
度は発汗による体温調節上の余裕を示唆していると考えられる。換言すれば発
tl;’E. 27,56一 63.
汗量の部位差が存在することは,体温調節上適応範囲の拡大に関与する重要な
22)万木 良平.塩:見 昭三. (1958)冬山登山運動時の発汗量:.体力科学.
意義をもつことが推定された。とすれば,これらの結果は,運動申大きい部位差
7,261・一 266. .
を保持し易くするための衣服条件,部位差を大きくするための運動方法など,の
開発,改善に少なからず寄与すると考えろれる。
しかし,本実験では,その基礎的資料の域を脱しきれず煙動の習慣化の促進
のためには,今後,運動様式,運動持続時間等を含めさらに詳細に種々の観点を
検討する必要があると考えられる。
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謝 辞
本隔を終わるにあたり,終始懇篤な御指導 御校閲を賜った兵庫教育大学の
辻野 昭教授,高岡 昭助教授,荒木 勉助教授,神戸大学医学部の井上 芳光
先回,実験に際し種々御便宜 御協力くださった神戸女子大学の砥堀 雅信助
教授,兵庫医科大学の辻田 純三先生並びに旭化成工業株式会社の五十島 一
美研究室長をはじめ研究室スタッフの皆様方並びに各被験者の皆様方に深甚な
謝意を葎けるとともに深謝致します。
ハ
︶
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