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有価証券報告書 - Morningstar

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有価証券報告書 - Morningstar
有価証券報告書
(証券取引法第24条第1項に基づく報告書)
事 業 年 度
(第 89 期)
自
至
平成15年4月1日
平成16年3月31日
テルモ株式会社
(349125)
(1)/ 2004/06/28 13:56(2004/06/28 13:56)/ 349125_01_000_2k_04153533/カバー目次/os2テルモ/有報
本文書は、EDINET(Electronic Disclosure for Investors’ NETwork)システムを利用
して金融庁に提出した有価証券報告書の記載事項を、PDFファイルとして作成したものであり
ます。
EDINETによる提出書類は一部の例外を除きHTMLファイルとして作成することとされ
ており、当社ではワードプロセッサファイルの元データをHTMLファイルに変換することによ
り提出書類を作成しております。
本文書はその変換直前のワードプロセッサファイルを元に作成されたものであります。
目次
頁
表紙
第一部 企業情報
第1
第2
第3
第4
第5
………………………………………………………………………………………………………
1
企業の概況 ………………………………………………………………………………………………………
1
1. 主要な経営指標等の推移 ……………………………………………………………………………………
1
2. 沿革 ……………………………………………………………………………………………………………
3
3. 事業の内容 ……………………………………………………………………………………………………
4
4. 関係会社の状況 ………………………………………………………………………………………………
7
5. 従業員の状況 …………………………………………………………………………………………………
9
事業の状況 ………………………………………………………………………………………………………
10
1. 業績等の概要 …………………………………………………………………………………………………
10
2. 生産、受注及び販売の状況 …………………………………………………………………………………
13
3. 対処すべき課題 ………………………………………………………………………………………………
14
4. 事業等のリスク ………………………………………………………………………………………………
15
5. 経営上の重要な契約等 ………………………………………………………………………………………
16
6. 研究開発活動 …………………………………………………………………………………………………
16
7. 財政状態及び経営成績の分析 ………………………………………………………………………………
17
設備の状況 ………………………………………………………………………………………………………
20
1. 設備投資等の概要 ……………………………………………………………………………………………
20
2. 主要な設備の状況 ……………………………………………………………………………………………
20
3. 設備の新設、除却等の計画 …………………………………………………………………………………
21
提出会社の状況 …………………………………………………………………………………………………
22
1. 株式等の状況 …………………………………………………………………………………………………
22
(1) 株式の総数等 ………………………………………………………………………………………………
22
(2) 新株予約権等の状況 ………………………………………………………………………………………
22
(3) 発行済株式総数、資本金等の推移 ………………………………………………………………………
22
(4) 所有者別状況 ………………………………………………………………………………………………
22
(5) 大株主の状況 ………………………………………………………………………………………………
23
(6) 議決権の状況 ………………………………………………………………………………………………
24
(7) ストックオプション制度の内容 …………………………………………………………………………
24
2. 自己株式の取得等の状況 ……………………………………………………………………………………
25
3. 配当政策 ………………………………………………………………………………………………………
26
4. 株価の推移 ……………………………………………………………………………………………………
26
5. 役員の状況 ……………………………………………………………………………………………………
27
6. コーポレート・ガバナンスの状況 …………………………………………………………………………
31
経理の状況 ………………………………………………………………………………………………………
33
1. 連結財務諸表等 ………………………………………………………………………………………………
34
(1) 連結財務諸表 ………………………………………………………………………………………………
34
(2) その他 ………………………………………………………………………………………………………
67
2. 財務諸表等 ……………………………………………………………………………………………………
68
(1) 財務諸表 ……………………………………………………………………………………………………
68
(2) 主な資産及び負債の内容 …………………………………………………………………………………
89
(3) その他 ………………………………………………………………………………………………………
94
第6
提出会社の株式事務の概要 ……………………………………………………………………………………
95
第7
提出会社の参考情報 ……………………………………………………………………………………………
96
第二部 提出会社の保証会社等の情報
……………………………………………………………………………
[監査報告書]
(3)/ 2004/06/28 13:56(2004/06/28 13:56)/ 349125_01_000_2k_04153533/カバー目次/os2テルモ/有報
97
【表紙】
【提出書類】
有価証券報告書
【根拠条文】
証券取引法第24条第1項
【提出先】
関東財務局長
【提出日】
平成16年6月30日
【事業年度】
第89期(自
【会社名】
テルモ株式会社
【英訳名】
TERUMO CORPORATION
【代表者の役職氏名】
代表取締役会長
【本店の所在の場所】
東京都渋谷区幡ケ谷二丁目44番1号
【電話番号】
03(3374)8111(代表)
【事務連絡者氏名】
経理部長
【最寄りの連絡場所】
東京都渋谷区幡ケ谷二丁目44番1号
【電話番号】
03(3374)8111(代表)
【事務連絡者氏名】
経理部長
【縦覧に供する場所】
株式会社東京証券取引所
平成15年4月1日
若松
若松
和地
至
平成16年3月31日)
孝
孝弘
孝弘
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
(1) / 2004/06/28 13:57 (2004/06/28 13:57) / 349125_01_010_2k_04153533/第0表紙/os2テルモ/有報
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
(1)連結経営指標等
回次
第85期
第86期
第87期
第88期
第89期
決算年月
平成12年3月
平成13年3月
平成14年3月
平成15年3月
平成16年3月
171,179
176,049
187,082
200,625
215,195
26,590
28,527
30,021
30,061
35,304
6,284
16,639
14,441
18,155
19,792
純資産額(百万円)
162,707
172,271
179,854
184,463
195,075
総資産額(百万円)
273,126
281,660
284,736
288,184
293,866
771.58
816.93
873.61
917.69
982.62
1株当たり当期純利益(円)
29.80
78.91
68.88
88.65
98.45
潜在株式調整後1株当たり当
期純利益(円)
−
−
−
−
−
59.6
61.2
63.2
64.0
66.4
3.9
9.9
8.2
10.0
10.4
株価収益率(倍)
103.35
25.35
24.10
19.28
22.95
営業活動によるキャッシュ・
フロー(百万円)
27,753
25,222
28,566
36,825
41,496
投資活動によるキャッシュ・
フロー(百万円)
△32,456
△14,144
△15,419
△31,721
△11,638
財務活動によるキャッシュ・
フロー(百万円)
△2,204
△3,372
△21,053
△5,977
△19,215
現金及び現金同等物の期末残
高(百万円)
32,102
40,257
32,725
31,613
41,533
売上高(百万円)
経常利益(百万円)
当期純利益(百万円)
1株当たり純資産額(円)
自己資本比率(%)
自己資本利益率(%)
従業員数
[外、平均臨時雇用者数]
(人)
6,898
(566)
7,412
(587)
8,062
(634)
8,749
(521)
9,094
(543)
(注)1.売上高には、消費税等(消費税及び地方消費税をいう。以下同じ。)は含まれておりません。
2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
3.平成15年3月期より、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益金額の算定にあたっては、「1株当
たり当期純利益に関する会計基準」(企業会計基準第2号)及び「1株当たり当期純利益に関する会計
基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第4号)を適用しております。
− 1 −
(1) / 2004/06/28 13:57 (2004/06/28 13:57) / 349125_01_020_2k_04153533/第1企業/os2テルモ/有報
(2)提出会社の経営指標等
回次
第85期
第86期
第87期
第88期
第89期
決算年月
平成12年3月
平成13年3月
平成14年3月
平成15年3月
平成16年3月
140,564
143,351
149,047
154,749
164,470
26,143
27,451
28,654
26,262
30,496
6,147
15,863
13,148
18,712
17,967
38,716
38,716
38,716
38,716
38,716
発行済株式総数(千株)
210,876
210,876
210,876
210,876
210,876
純資産額(百万円)
182,598
196,560
200,075
206,834
219,862
総資産額(百万円)
284,717
297,864
296,344
294,643
296,559
1株当たり純資産額(円)
865.91
932.11
971.84
1,029.07
1,107.56
1株当たり配当額
(内1株当たり中間配当額)
(円)
8.50
(4.25)
8.50
(4.25)
11.0
(4.25)
11.0
(5.50)
16.0
(7.00)
1株当たり当期純利益(円)
29.15
75.22
62.72
91.40
89.31
潜在株式調整後1株当たり当
期純利益(円)
−
−
−
−
−
64.1
66.0
67.5
70.2
74.1
3.4
8.4
6.6
9.2
8.4
105.66
26.59
26.47
18.70
25.30
29.2
11.3
17.5
12.0
17.9
4,233
(527)
4,163
(525)
4,162
(541)
4,126
(361)
4,040
(33)
売上高(百万円)
経常利益(百万円)
当期純利益(百万円)
資本金(百万円)
自己資本比率(%)
自己資本利益率(%)
株価収益率(倍)
配当性向(%)
従業員数
[外、平均臨時雇用者数]
(人)
(注)1.売上高には消費税等は含まれておりません。
2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
3.平成14年3月期より自己株式を資本に対する控除項目としており、また、1株当たり純資産額、1株当
たり当期純利益の各数値は発行済株式総数から自己株式数を控除して計算しております。
4.平成15年3月期より、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益金額の算定にあたっては、「1株当
たり当期純利益に関する会計基準」(企業会計基準第2号)及び「1株当たり当期純利益に関する会計
基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第4号)を適用しております。
5.第87期の1株当たり配当額11円は、創立80周年記念配当2円50銭を含んでおります。
− 2 −
(2) / 2004/06/28 13:57 (2004/06/28 13:57) / 349125_01_020_2k_04153533/第1企業/os2テルモ/有報
2【沿革】
大正10年9月
11年2月
昭和11年11月
東京都東京市下谷区に資本金500千円にて「赤線検温器株式会社」を設立。
体温計を発売。
「仁丹体温計株式会社」と商号変更。
38年1月
プラスチック製注射筒を発売。
38年12月
「株式会社仁丹テルモ」と商号を変更。
39年1月
静岡県富士宮市に富士宮工場開設。
45年3月
静岡県富士宮市に愛鷹工場開設。
46年5月
ベルギーにテルモヨーロッパ社設立。
46年10月
米国にキンブルテルモ社(現テルモメディカル社)設立。
49年10月
「テルモ株式会社」と商号変更。
57年6月
東京証券取引所市場第二部に株式上場。
58年4月
山梨県中巨摩郡昭和町に甲府工場開設。
60年5月
当社株式東京証券取引所市場第一部へ指定。
平成元年11月
神奈川県足柄上郡中井町に研究開発センター開設。
3年1月
静岡県富士市に駿河工場開設。
7年12月
中国に泰尓茂医療産品(杭州)有限公司を設立。
8年7月
中国に長春泰尓茂医用器具有限公司を設立。
10年3月
フィリピンにテルモ(フィリピンズ)社を設立。
10年4月
テルモ・バイヤスドルフ株式会社(現テルモ・ビーエスエヌ株式会社)を設立。
11年6月
インドにテルモペンポール社を設立。
11年6月
テルモメディカル社が米国3M社から人工臓器事業を買収しテルモカーディオバスキュラーシ
ステムズ社およびテルモカーディオバスキュラーシステムズヨーロッパ社を設立。
14年6月
研究開発センター敷地内に医療関係者向けトレーニング施設「テルモメディカルプラネック
ス」開設。
14年11月
英国バスクテック社を買収。
15年1月
米国にテルモハート社を設立。
− 3 −
(3) / 2004/06/28 13:57 (2004/06/28 13:57) / 349125_01_020_2k_04153533/第1企業/os2テルモ/有報
3【事業の内容】
当社の企業集団は、連結財務諸表提出会社(以下当社という。)と、連結子会社33社、非連結子会社1社、関
連会社3社により構成されており、主な事業内容と企業集団を構成している各会社の当該事業に係わる位置付け
の概要は次のとおりであります。
[ホスピタル商品群]
(国内)
当社は、ホスピタル医療器、医薬品類、輸血関連の製品を製造し、主として医家向業務用の代理店
を通じて、全国の病院、診療所、医院等へ販売しております。
テルモ・トレーディングカンパニー㈱はホスピタル医療器の輸入・販売を行っております。
テルモ・ビーエスエヌ㈱は医家向創傷被覆材や手術用手袋などの輸入・販売を行っております。
(海外)
テルモメディカルCORP.およびテルモヨーロッパN.V.の2社は、当社より原材料の一部を仕入れ、
ホスピタル医療器、輸血関連製品の一部を製造し、販売しております。
テルモドイツG.m.b.H.、ラボラトワールテルモフランスS.A.、テルモイタリアSRL、テルモヨー
ロッパ・エスパーニャSL、テルモスウェーデンAB及びテルモUK LTD.の6社は、当社およびテルモ
ヨーロッパN.V.より製品を仕入れ、販売を行っております。
テルモラテンアメリカCORP.、テルモメディカル・メヒコS.A.de C.V.、テルモメディカル・ド・ブ
ラジル,LTDA.は、当社およびテルモメディカルCORP.より製品を仕入れ、販売を行っております。
泰尓茂医療産品(杭州)有限公司は、当社より原材料の一部を仕入れ、ホスピタル医療器の製品の
一部を製造し、販売しております。
テルモ(フィリピンズ)CORP.は、当社より原材料の一部を仕入れ、ホスピタル医療器の製品の一
部を製造し、販売しております。
ティー・ピー・エステートINC.は、テルモ(フィリピンズ)CORP.の生産工場用地を取得する目的
で設立しました。
テルモペンポール,LTD.は、当社より原材料の一部を仕入れ、輸血関連の製品の一部を製造し、販
売しております。
テルモモーリシャスホールディング,LTD.は、テルモペンポール,LTD.の株式を取得することを目的
として設立しました。
テルモマーケティングフィリピンズINC.、テルモタイランドCO.,LTD.、PT.テルモインドネシア、
テルモコリアCORP.およびテルモチャイナ(香港)LTD.は、当社およびテルモ(フィリピンズ)
CORP.より製品を仕入れ、販売を行っております。
長春泰尓茂医用器具有限公司は当社より原材料の一部を仕入れ、輸血関連の一部を製造し、販売し
ております。
ミッションメディカルINC.は輸血関連の商品の一部の開発を行っております。
[心臓・血管領域商品群]
(国内)
当社は、カテーテルシステム、人工心肺システムの製品を製造し、主として医家向業務用の代理店
を通じて、全国の病院、診療所、医院、薬局・薬店等へ販売しております。
㈱カージオペーシングリサーチ・ラボラトリーはペースメーカーの研究成果に係る知的財産権の管
理を行っております。
(海外)
テルモメディカルCORP.およびテルモヨーロッパN.V.の2社は、当社より原材料の一部を仕入れ、
カテーテルシステムの製品の一部を製造し、販売しております。
テルモカーディオバスキュラーシステムズCORP.は、当社より原材料の一部を仕入れ、人工心肺シ
ステムの製品の一部を製造し、販売しております。
ライフストリームインターナショナル・デ・メヒコS.de R.L.de C.V.は人工心肺システムの製品の
一部を製造し、販売しております。
バスクテックLTD.は、人工血管を製造し、販売しております。
テルモドイツG.m.b.H.、ラボラトワールテルモフランスS.A.、テルモイタリアSRL、テルモヨー
ロッパ・エスパーニャSL、テルモスウェーデンAB及びテルモUK LTD.の6社は、当社、テルモヨー
ロッパN.V.、テルモカーディオバスキュラーシステムズCORP.より製品を仕入れ、販売を行ってお
ります。
− 4 −
(4) / 2004/06/28 13:57 (2004/06/28 13:57) / 349125_01_020_2k_04153533/第1企業/os2テルモ/有報
テルモカーディオバスキュラーシステムズヨーロッパG.m.b.H.はテルモカーディオバスキュラーシ
ステムズCORP.より製品を仕入れ、販売を行っております。
テルモラテンアメリカCORP.、テルモメディカル・メヒコS.A.de C.V.、テルモメディカル・ド・ブ
ラジル,LTDA.は、当社、テルモメディカルCORP.およびテルモカーディオバスキュラーシステムズ
CORP.より製品を仕入れ、販売を行っております。
バスクテックドイツG.m.b.H.およびバスクテックUSA INC.は、バスクテックLTD.より製品を仕入れ、
販売を行っております。
テルモマーケティングフィリピンズINC.、テルモタイランドCO.,LTD.、PT.テルモインドネシア、
テルモコリアCORP.およびテルモチャイナ(香港)LTD.は、当社およびテルモカーディオバスキュ
ラーシステムズCORP.より製品を仕入れ、販売を行っております。
テルモハートINC.は補助人工心臓の研究・開発を行っております。
[生活医療商品群他]
(国内)
当社は、腹膜透析関連、糖尿病関連、その他を製造し、主として医家向業務用および一般消費者向
家庭用製品の代理店を通じて、全国の病院、診療所、医院、薬局・薬店等へ販売しております。
テルモメディカルケア㈱は在宅酸素システムの製品のレンタル・販売を行っております。
㈱医器研は、在宅酸素システムの製品の一部を製造し、販売しております。
テルモリース㈱は総合リース業を行っております。
テルモビジネスサポート㈱は損害保険代理業および旅行事業を行っております。
− 5 −
(5) / 2004/06/28 13:57 (2004/06/28 13:57) / 349125_01_020_2k_04153533/第1企業/os2テルモ/有報
【 海外 】
製造・販売子会社
【 国内 】
製造・販売子会社
テルモヨーロッパN.V.
㈱医器研
テルモメディカルCORP.
テルモ(フィリピンズ) CORP.
テルモカーディオバスキュラーシステムズ
販売子会社
CORP.
テルモメディカルケア㈱
ライフストリームインターナショナル・
デ・メヒコS.de R.L.de C.V.
バスクテックLTD.
その他の子会社等
テルモペンポール, LTD.
泰尓茂医療産品(杭州)有限公司
テルモ・トレーディング
長春泰尓茂医用器具有限公司
カンパニー㈱(輸入販売)
◎テルモ・ビーエスエヌ㈱
販売子会社
テ
ル
モ
株
式
会
社
テルモドイツ G.m.b.H.
ラボラトワールテルモフランス S.A.
テルモイタリアSRL
テルモヨーロッパ・エスパーニャSL
テルモスウェーデンAB
テルモUK LTD.
バスクテックドイツG.m.b.H.
バスクテックUSA INC.
テルモラテンアメリカCORP.
テルモメディカル・メヒコ S.A.de C.V.
テルモメディカル・ド・ブラジル, LTDA.
テルモタイランド CO.,LTD.
◎㈱カージオペーシング
リサーチ・ラボラトリー
テルモリース㈱
(総合リース業)
☆テルモビジネスサポート㈱
(損害保険代理業・旅行事業)
テルモカーディオバスキュラーシステムズ
ヨーロッパG.m.b.H.
テルモマーケティングフィリピンズ INC.
PT.テルモインドネシア
テルモコリアCORP.
【凡例】
テルモチャイナ(香港)LTD.
製品の供給
その他の子会社等
原材料の供給
ティー・ピー・エステート INC.
テルモモーリシャスホールディング,LTD.
その他
テルモハートINC.
◎ミッションメディカルINC.
◎:持分法適用関連会社
☆:持分法適用非連結子会社
無印:連結子会社
− 6 −
(6) / 2004/06/28 13:57 (2004/06/28 13:57) / 349125_01_020_2k_04153533/第1企業/os2テルモ/有報
4【関係会社の状況】
関係内容
名称
住所
資本金
主要事業の内容
議決権の所
有割合
(%)
役員の兼任
等
当社 当社
役員 職員
(名) (名)
資金援助
営業上の
取引
その他
(連結子会社)
テルモヨーロッパN.V.
ベルギー
ルーバン
千ユーロ
301,195
ホスピタル商品群
心臓・血管領域商
品群
100.0
1
1
なし
当社より
の仕入
なし
テルモドイツG.m.b.H.
ドイツ
フランクフルト
千ユーロ
363
ホスピタル商品群
心臓・血管領域商
品群
100.0
(100.0)
0
0
なし
なし
なし
ラボラトワールテルモ
フランス S.A.
フランス
ギャンクール
千ユーロ
3,775
ホスピタル商品群
心臓・血管領域商
品群
100.0
(100.0)
1
1
なし
なし
なし
テルモカーディオバス
キュラーシステムズ
ヨーロッパG.m.b.H.
ドイツ
フランクフルト
千ユーロ
1,503
心臓・血管領域商
品群
100.0
(100.0)
0
0
なし
なし
なし
テルモイタリアSRL
イタリア
ローマ
千ユーロ
60
ホスピタル商品群
心臓・血管領域商
品群
100.0
(100.0)
0
1
なし
なし
なし
テルモヨーロッパ・エ
スパーニャSL
スペイン
マドリード
千ユーロ
78
ホスピタル商品群
心臓・血管領域商
品群
100.0
(100.0)
0
1
なし
なし
なし
テルモスウェーデンAB
スウェーデン
イエテボリ
千スウェーデ
ンクローネ
100
ホスピタル商品群
心臓・血管領域商
品群
100.0
(100.0)
0
1
なし
なし
なし
テルモUK LTD.
英国
マージーサイド
千ポンド
1
ホスピタル商品群
心臓・血管領域商
品群
100.0
(100.0)
0
1
なし
なし
なし
テルモメディカル
CORP.
アメリカ合衆国
ニュージャー
ジー州
サマーセット
千米ドル
173,538
ホスピタル商品群
心臓・血管領域商
品群
100.0
3
1
なし
当社より
の仕入
なし
テルモカーディオバス
キュラーシステムズ
CORP.
アメリカ合衆国
ミシガン州
アナーバー
千米ドル
112,171
心臓・血管領域商
品群
100.0
(100.0)
2
1
なし
当社より
の仕入
なし
ライフストリームイン
ターナショナル・デ・
メヒコS.de R.L.de
C.V.
メキシコ合衆国
タマウリパス州
マタモロス
千メキシコ
ペソ
10
心臓・血管領域商
品群
100.0
(100.0)
0
1
なし
なし
なし
テルモラテンアメリカ
CORP.
アメリカ合衆国
フロリダ州
マイアミ
千米ドル
2,000
ホスピタル商品群
心臓・血管領域商
品群
100.0
(100.0)
1
2
なし
当社より
の仕入
なし
テルモメディカル・メ
ヒコS.A.de C.V.
メキシコ合衆国
メキシコシ
ティー
千メキシコ
ペソ
10,220
ホスピタル商品群
心臓・血管領域商
品群
100.0
(100.0)
0
4
なし
なし
なし
テルモメディカル・
ド・ブラジル,LTDA.
ブラジル
サンパウロ
千ブラジル
レアル
50
ホスピタル商品群
心臓・血管領域商
品群
100.0
(100.0)
0
1
なし
なし
なし
バスクテックLTD.
英国
グラスゴー
ポンド
100
心臓・血管領域商
品群
100.0
(100.0)
2
0
運転資金
貸付
当社への
売上
なし
バスクテックドイツ
G.m.b.H.
ドイツ
ハンブルグ
千ユーロ
25
心臓・血管領域商
品群
100.0
(100.0)
0
0
運転資金
貸付
なし
なし
バスクテックUSA INC.
アメリカ合衆国
ミシガン州
アナーバー
千米ドル
4,669
心臓・血管領域商
品群
100.0
(100.0)
0
0
なし
なし
なし
− 7 −
(7) / 2004/06/28 13:57 (2004/06/28 13:57) / 349125_01_020_2k_04153533/第1企業/os2テルモ/有報
関係内容
名称
住所
資本金
主要事業の内容
議決権の所
有割合
(%)
役員の兼任
等
当社 当社
役員 職員
(名) (名)
資金援助
営業上の
取引
その他
テルモハートINC.
アメリカ合衆国
ミシガン州
アナーバー
千米ドル
1,000
心臓・血管領域商
品群
100.0
0
2
なし
当社が開
発を委託
なし
泰尓茂医療産品(杭
州)有限公司
中華人民共和国
淅江省杭州市
千人民元
315,076
ホスピタル商品群
100.0
1
3
なし
当社への
売上
なし
長春泰尓茂医用器具有
限公司
中華人民共和国
吉林省長春市
千人民元
49,513
ホスピタル商品群
100.0
1
4
なし
当社より
の仕入
なし
テルモ(フィリピン
ズ)CORP.
フィリピン
ラグナ州
ビニャン
千フィリピン
ペソ
1,900,000
ホスピタル商品群
100.0
0
4
運転資金
貸付
当社への
売上
なし
千フィリピン
ペソ
30,000
その他
97.0
(97.0)
0
2
なし
なし
なし
千フィリピン
ペソ
13,500
ホスピタル商品群
心臓・血管領域商
品群
100.0
0
4
なし
当社より
の仕入
なし
千バーツ
10,000
ホスピタル商品群
心臓・血管領域商
品群
100.0
0
3
なし
当社より
の仕入
なし
百万ルピア
5,250
ホスピタル商品群
心臓・血管領域商
品群
100.0
0
2
なし
当社より
の仕入
なし
ティー・ピー・エス
テートINC.
〃
テルモマーケティング
フィリピンズINC.
フィリピン
パッシグ
テルモタイランド
CO.,LTD.
タイ王国
バンコク
PT.テルモインドネシ
ア
インドネシア
ジャカルタ
テルモコリアCORP.
大韓民国
ソウル
千ウォン
885,000
ホスピタル商品群
心臓・血管領域商
品群
100.0
1
2
なし
当社より
の仕入
なし
テルモチャイナ(香
港)LTD.
香港
千米ドル
1,500
ホスピタル商品群
心臓・血管領域商
品群
100.0
0
2
なし
当社より
の仕入
なし
テルモペンポー
ル,LTD.
インド
トリヴァンドラ
ム
千ルピー
128,308
ホスピタル商品群
74.0
(74.0)
0
5
運転資金
貸付
当社より
の仕入
なし
テルモモーリシャス
ホールディング,LTD.
モーリシャス
千米ドル
4,326
その他
100.0
2
1
なし
なし
なし
テルモ・トレーディン
グカンパニー㈱
東京都
渋谷区
百万円
50
ホスピタル商品群
100.0
1
2
なし
当社への
売上
なし
テルモメディカルケア
㈱
東京都
渋谷区
百万円
200
生活医療商品群他
100.0
0
3
運転資金
貸付
当社より
の仕入
なし
㈱医器研
埼玉県
狭山市
百万円
290
生活医療商品群他
100.0
0
4
なし
当社への
売上
なし
テルモリース㈱
東京都
渋谷区
百万円
10
総合リース業
100.0
1
2
なし
当社への
売上
なし
千米ドル
9,537
ホスピタル商品群
26.2
(26.2)
0
1
なし
当社が開
発を委託
なし
(持分法適用関連会
社)
ミッションメディカル
INC.
アメリカ合衆国
カリフォルニア
州
テルモ・ビーエスエヌ
㈱
東京都
渋谷区
百万円
100
ホスピタル商品群
50.0
1
1
なし
当社への
売上
なし
㈱カージオペーシング
リサーチ・ラボラト
リー
神奈川県
足柄上郡
中井町
百万円
1,930
その他
20.1
2
0
なし
なし
なし
− 8 −
(8) / 2004/06/28 13:57 (2004/06/28 13:57) / 349125_01_020_2k_04153533/第1企業/os2テルモ/有報
(注)1.上記子会社のうち、テルモヨーロッパN.V.、テルモメディカルCORP.、テルモカーディオバスキュラー
システムズCORP.、テルモ(フィリピンズ)CORP.および泰尓茂医療産品(杭州)有限公司は特定子会社
に該当いたします。
2.テルモドイツG.m.b.H.、ラボラトワールテルモフランスS.A.、テルモカーディオバスキュラーシステム
ズヨーロッパG.m.b.H.、テルモイタリアSRL、テルモヨーロッパ・エスパーニャSL、テルモスウェーデ
ンAB、テルモUK LTD.、バスクテックLTD.およびバスクテックドイツG.m.b.H.はテルモヨーロッパN.V.
による間接所有であります。
3.テルモカーディオバスキュラーシステムズCORP.、テルモラテンアメリカCOPR.およびミッションメディ
カルINC.は、テルモメディカルCORP.による間接所有であります。
4.ライフストリームインターナショナル・デ・メヒコS.de R.L.de C.V.およびバスクテックUSA INC.はテ
ルモカーディオバスキュラーシステムズCORP.による間接所有であります。
5.テルモメディカル・メヒコS.A.de C.V.およびテルモメディカル・ド・ブラジル,LTDA.は、テルモラテ
ンアメリカCORP.による間接所有であります。
6.テルモペンポール,LTD.はテルモモーリシャスホールディング,LTD.による間接所有であります。
7.議決権の所有割合の(
)内は、間接所有割合で内数であります。
5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況
平成16年3月31日現在
事業の種類別セグメントの名称
従業員数(人)
ホスピタル商品群
5,763
(449)
心臓・血管領域商品群
2,188
( 80)
生活医療商品群他
628
(
全社(管理)
515
( 12)
9,094
(543)
合計
(注)
従業員数は就業人員数であり、臨時従業員数は(
2)
)内に年間の平均人員を外数で記載しております。
(2)提出会社の状況
平成16年3月31日現在
従業員数(人)
4,040(33)
平均年令
38才
平均勤続年数
1ヶ月
15年
平均年間給与(円)
7ヶ月
(注)1.従業員数は就業人員数(当社から社外への出向者を除く)であり、臨時従業員数は(
6,577,597
)内に年間の平
均人員を外数で記載しております。
2.平均年令、平均勤続年数及び平均年間給与の算出に際しては、海外従業員分を除いた国内従業員分のみ
で算出しております。
3.平均年間給与(税込)は、基準外賃金及び賞与を含んでおります。
(3)労働組合の状況
当社グループの労働組合としては、テルモ労働組合(平成16年3月31日現在組合員数3,118名)、全テルモ
労働組合(同59名)を中心となって併存しております。
テルモ労働組合はUIゼンセン同盟に加盟しており、全テルモ労働組合は化学一般労連に加盟しております。
なお、労使関係は概ね良好であります。
− 9 −
(9) / 2004/06/28 13:57 (2004/06/28 13:57) / 349125_01_020_2k_04153533/第1企業/os2テルモ/有報
第2【事業の状況】
1【業績等の概要】
(1)業績
<<連結業績>>
前連結会計年度
(百万円)
当連結会計年度
(百万円)
200,625
215,195
14,570
7.3
(国内)
127,189
134,849
7,659
6.0
(海外)
73,435
80,346
6,910
9.4
営業利益
31,298
36,652
5,354
17.1
経常利益
30,061
35,304
5,243
17.4
当期純利益
18,155
19,792
1,636
9.0
売上高
増減額
(百万円)
増減率
(%)
当連結会計年度は、国内においては引き続き国の医療行政改革が進められました。昨年4月には特定機能病
院の診療報酬の包括払い制が導入され、8月には病院の機能区分が行われるなど、病院の経営効率化への意識
が高まり、市場環境は一層厳しさを増してまいりました。また、グローバルレベルでの新商品開発競争や販売
競争もさらに熾烈さを増しております。このような中、カンパニー制の導入による「事業構造の付加価値化」
と「生産のコストダウン」が効果を表し、売上、利益ともに過去最高を更新することができました。
事業の種類別セグメントの業績は次の通りです。
≪事業の種類別セグメント≫
前連結会計年度
(百万円)
当連結会計年度
(百万円)
112,556
119,938
7,382
営業利益
15,211
18,863
3,652
売上高
61,766
70,966
9,200
営業利益
21,145
22,760
1,615
売上高
26,302
24,290
△2,012
4,846
5,007
160
売上高
増減額
(百万円)
ホスピタル商品群
心臓・血管領域商品群
生活医療商品群他
営業利益
(注)
各セグメント間の取引および配賦不能営業費用については考慮しておりません。
前連結会計年度まで「生活医療商品群他」の区分に含めておりました「栄養食品」について、病院市場に
おける総合的な輸液・栄養事業戦略を考慮し、当連結会計年度より「ホスピタル商品群」の区分に含めるよ
う変更しております。
なお、前連結会計年度の「生活医療商品群他」の区分に含められている「栄養食品」の販売実績は、次の
通りです。
前連結会計年度
2,471百万円
(参考)当連結会計年度「栄養食品」売上高
2,544百万円
ホスピタル商品群
国内では高カロリー輸液剤やプレフィルドシリンジ、安全機構付医療機器、さらに海外での売上が堅調に推移した
ため、売上高は1,199億円(前年同期比6.6%増)となりました。営業利益は、189億円(前年同期比24.0%増)となり
ました。
− 10 −
(10) / 2004/06/28 13:58 (2004/06/28 13:58) / 349125_01_030_2k_04153533/第2事業/os2テルモ/有報
心臓・血管領域商品群
国内外で、カテーテルシステムをはじめ、人工心肺システム、人工血管の売上が引き続き好調であったため、売上
高は710億円(前年同期比14.9%増)、営業利益は228億円(前年同期比7.6%増)となりました。
生活医療商品群他
糖尿病ケアシステム、腹膜透析システムの売上が増加したものの、栄養食品事業を従来の生活医療商品群他からホ
スピタル商品群に分類を変更した影響で、売上高は243億円(前年同期比7.6%減)となりました。営業利益は、50億
円(前年同期比3.3%増)となりました。
所在地別セグメントの業績は次のとおりです。
≪所在地別セグメント≫
前連結会計年度
(百万円)
売上高
当連結会計年度
(百万円)
増減額
(百万円)
152,302
161,218
8,916
営業利益
35,551
38,865
3,313
売上高
27,306
33,940
6,633
1,504
2,353
849
37,260
37,706
445
2,252
3,148
895
18,384
20,546
2,161
1,686
2,648
962
日本
欧州
営業利益
売上高
米州
営業利益
売上高
その他
営業利益
(注)
各セグメント間の取引および配賦不能営業費用については考慮しておりません。
日本
高カロリー輸液剤やプレフィルドシリンジ、安全機構付医療機器など主要戦略商品が順調に売上を伸ばしました。
さらに、人工心肺システムや、カテーテルシステム、人工血管が引き続き好調で、売上高は1,612億円(前年同期比
5.9%増)となりました。営業利益は高付加価値品の売上伸長やコストダウンにより389億円(前年同期比9.3%増)と
なりました。
欧州
前連結会計年度に買収した英国の人工血管事業の売上寄与もあり、売上高は339億円(前年同期比24.3%増)、営業
利益は24億円(前年同期比56.4%増)となりました。
米州
円高による影響もありましたが、人工心肺システムやカテーテルシステムといった高収益品が好調であったため、
売上高は377億円(前年同期比1.2%増)、営業利益は31億円(前年同期比39.8%増)となりました。
その他
主にアジアにおけるカテーテルシステムや人工心肺システムといった高収益品が好調であったため、売上高は205
億円(前年同期比11.8%増)となりました。営業利益はアジア工場の生産量の拡大による増産効果などにより26億円
(前年同期比57.0%増)となりました。
− 11 −
(11) / 2004/06/28 13:58 (2004/06/28 13:58) / 349125_01_030_2k_04153533/第2事業/os2テルモ/有報
(2)キャッシュ・フロー
≪キャッシュ・フロー計算書概要≫
前連結会計年度
(百万円)
当連結会計年度
(百万円)
増減額
(百万円)
営業活動によるキャッシュ・フロー
36,825
41,496
4,671
投資活動によるキャッシュ・フロー
△31,721
△11,638
20,082
財務活動によるキャッシュ・フロー
△5,977
△19,215
△13,238
31,613
41,533
9,919
現金及び現金同等物の期末残高
営業活動によって得られたキャッシュ・フロー
営業活動が堅調に推移した結果、当連結会計年度の営業キャッシュ・フローは47億円増加し、415億円となりました。
投資活動に使用されたキャッシュ・フロー
固定資産取得による支出は125億円となっております。
前連結会計年度の英国バスクテック社買収の影響がなくなったため、当連結会計年度の投資キャッシュ・フローは
201億円減少し、116億円となりました。
財務活動に使用されたキャッシュ・フロー
英国バスクテック社買収にともない発生した借入金のうち100億円を返済したことや、自己株式の取得を49億円実施
した結果、当連結会計年度の財務キャッシュ・フローは132億円増加し、192億円となりました。
以上の結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末より99億円増加して415億円となり
ました。
− 12 −
(12) / 2004/06/28 13:58 (2004/06/28 13:58) / 349125_01_030_2k_04153533/第2事業/os2テルモ/有報
2【生産、受注及び販売の状況】
(1)生産実績
当連結会計年度の生産実績を事業の種類別セグメントごとに示すと、次のとおりであります。
事業の種類別セグメントの名称
ホスピタル商品群
(自
至
当連結会計年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
前年同期比(%)
(百万円)
114,855
8.6
心臓・血管領域商品群(百万円)
68,446
17.0
生活医療商品群他
(百万円)
23,398
△2.7
合計
(百万円)
206,699
9.8
(注)1.金額は当期の平均販売価格で算出したものであり、消費税等は含まれておりません。
2.各区分には以下の製品が含まれております。
ホスピタル商品群
:ホスピタル医療器、医薬品類、輸血関連
心臓・血管領域商品群:カテーテルシステム、人工心肺システム、人工血管
生活医療商品群他
:腹膜透析関連、糖尿病関連、その他
3.当連結会計年度の仕入製品の仕入実績は、当期平均販売価格(消費税等含まず)算出で、8,374百万円
となります。
(2)受注状況
当社グループは見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
(3)販売実績
当連結会計年度の販売実績を事業の種類別セグメントごとに示すと、次のとおりであります。
事業の種類別セグメントの名称
ホスピタル商品群
(自
至
当連結会計年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
前年同期比(%)
(百万円)
119,938
6.6
心臓・血管領域商品群(百万円)
70,966
14.9
生活医療商品群他
(百万円)
24,290
△7.6
(百万円)
215,195
7.3
合計
(注)1.本表の金額には、消費税等は含まれておりません。また、セグメント間の取引については相殺消去して
おります。
2.各区分には以下の製品が含まれております。
ホスピタル商品群
:ホスピタル医療器、医薬品類、輸血関連
心臓・血管領域商品群:カテーテルシステム、人工心肺システム、人工血管
生活医療商品群他
:腹膜透析関連、糖尿病関連、その他
− 13 −
(13) / 2004/06/28 13:58 (2004/06/28 13:58) / 349125_01_030_2k_04153533/第2事業/os2テルモ/有報
3【対処すべき課題】
現在、国内では、医療産業を取り巻く環境は大きく変化しております。2003年4月に、診療報酬・薬価および保険
医療材料の公定償還価格の引き下げや、国立病院の独立行政法人化がスタートするなど、医療費抑制や、医療の質の
向上を目的とした、大規模な医療行政改革が行われております。また、異業種からの医療分野への参入、グローバル
レベルでの商品開発競争も激しさを増しており、特に先端医療分野においては、グローバルに通用するオンリーワン
商品の開発が不可欠となっております。
このような厳しい環境のなか、当社グループとしましては、国内トップブランドとしてのポジションと、高い成長
性、収益性を維持していくため、2005年3月期を最終年度とする3カ年中期計画「Pro3(プロキューブ)」に基
づき、積極的な事業展開を行っております。プロキューブとは、中期目標である営業利益の二桁成長を達成するため
の、基本戦略コンセプトであるプロフィット、プロダクト、プロフェッショナルの3つのプロを表したものです。
・プロフィット
:事業構造の高付加価値化とコストダウン
高収益、高成長分野である「生活医療事業」および「心臓・血管事業」につきましては、積極的に経営リソース
の投下を行い、成長のスピードアップを図ります。また、安定成長分野である「ホスピタル事業」につきましては、
医療事故防止と、病院の効率化に寄与する高付加価値商品を提供することにより、収益の向上を図ります。それぞ
れの分野ごとに収益の最大化を可能にするメリハリある事業展開を行い、事業構造全体の高付加価値化を図ってま
いります。
一方、生産コストの低減を目的に中国、フィリピンといったアジア工場への生産移管を積極的に進めるとともに、
原材料の現地調達拡大や、国内工場のコストダウンを推し進めた結果、中期計画で目標としておりました粗利益率
50%への回復も1年前倒しで達成する事ができました。これらの施策は今後とも協力に推し進めていくとともに、
全社の業務改革につきましても、システム化や、仕事の見直しによる管理間接部門の省力化により、販管費の徹底
的な圧縮を行い、営業利益率の向上も図ってまいります。
・プロダクト
:オンリーワン商品の開発
先端医療の分野では、有望領域での技術の囲い込みや、開発競争がますます激しくなっております。当社グルー
プとしましても、他社と差別化の図れるユニークなオンリーワン商品を開発すべく、幅広く世界に技術のシーズを
求め、自社独自のコア技術との融合を図ってまいります。既に米国には、補助人工心臓開発の専門子会社や、新し
い技術の探索・導入を行うチームを設置し、グローバルな商品開発を進めております。また、既存事業の補完や、
戦略的シナジーという点で効果が期待できる場合には、他社との提携や買収も積極的に検討してまいります。
・プロフェッショナル
:カンパニー制の強化
社内カンパニー制の導入により、開発、生産、販売といった全ての構成員が市場やお客様にフォーカスし、市場
ニーズに迅速に対応できる体制を整備いたしました。
今後は、さらにカンパニー制を強化し、国内を中心とする安定収益基盤としてのホスピタル事業及びこれからの
医療ニーズの拡大が見込まれる生活医療事業からなる「基盤ビジネス」と、カテーテルや人工心肺システム、人工
血管などの心臓・血管事業を中心に、グローバルな展開を図っていく「先端ビジネス」を両輪とし、それぞれの分
野で事業戦略を協力に推し進め、競合メーカーに勝てるプロ集団として、利益の最大化に向け、果敢に取り組んで
まいります。
これらの中期事業戦略を着実に実行する事で、収益の持続的成長を実現し、企業ビジョンを実現していくための強い
事業基盤を築いてまいります。
− 14 −
(14) / 2004/06/28 13:58 (2004/06/28 13:58) / 349125_01_030_2k_04153533/第2事業/os2テルモ/有報
4【事業等のリスク】
当社グループの経営成績および財務状況等に影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあります。
・医療行政の方針変更
当社グループの属する業界は、医療費抑制や、医療の質の向上を目的とした医療制度改革が行われております。
今後予測できない大規模な医療行政の方針変更が行われ、その環境変化に対応できない場合には、当社グループの
業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
・販売価格の変動
当社グループの属する業界は、医療費抑制策の一環として、2年に1度、診療報酬、薬価および保険医療材料の
公定償還価格の引き下げが実施されます。また、市場における企業間競争の激化により、大幅な価格下落が発生す
る可能性があります。
・原材料価格の変動
当社グループの製品を製造するための原材料は、プラスチックなどの石油化学を原料とするものが多いため、石
油化学製品の価格高騰により、原材料購入費用が増加し、当社グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性
があります。
・為替レートの変動
当社グループは、日本に本社を置き事業運営を行っているため、各地域における現地通貨建て財務諸表を連結財
務諸表作成等のために円換算しております。従って為替レートの変動により換算に適用するレートが変動し、円換
算後の損益に影響を受けることとなります。
当社グループとしましては、海外工場への生産移管、海外からの原材料調達等の構造的対応を図るとともに、保
有する債権の当該リスクに対し、機動的な為替予約により対処しております。
しかしながら、予想外の変動が生じた場合には、当社グループの業績と財務状況に悪影響を与えることがありま
す。
・海外活動に係わるリスクについて
当社グループは世界150カ国以上に製品を供給しておりますが、当社グループの製品を販売している様々な市場
における景気後退や、それに伴う需要の縮小、あるいは海外各国における予期せぬ法規制等の変更により、当社グ
ループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
・品質問題について
当社グループは、医薬品および医療機器のGMPの基準や、品質マネジメントシステムである国際規格ISOの
基準に基づいて、厳格な品質管理のもと製品の製造をしております。しかしながら、当社製品の使用時において、
品質問題が疑われる可能性があり、そのような場合には、売上が低下し、またコスト増などにより当社グループの
業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
・重要な訴訟等について
当社グループは、国内および海外事業に関連して、訴訟、紛争、その他の法律的手続きの対象となるリスクがあ
ります。これらの法的なリスクについて、法務室、知的財産統括部等の管轄部署による調査や社内チェック体制の
整備をしており、必要に応じて取締役会および監査役会に報告する管理体制となっております。しかしながら、万
一当該第三者より、将来、損害賠償請求や使用差し止め等の重要な訴訟が提起された場合には、当社グループの業
績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。
・その他
取引慣行の変化、テロ・戦争・疫病・災害等による影響が発生した場合は、当社グループの経営成績および財務
状況等に影響を及ぼす可能性があります。
− 15 −
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5【経営上の重要な契約等】
(1)合弁関係
相手先
BSNメディカル(ドイツ)
契約期間
平成10年3月18日から合弁会社の
存続する期間
契約の内容
日本国内市場向けBSNメディカル社製品
の製造、売買及び輸入を目的とする合弁会
社テルモ・ビーエスエヌ株式会社を設立
6【研究開発活動】
既存商品の改良から、低侵襲デバイスや再生医療、ナノテクノロジーといった先端医療用機器など多岐にわたる分
野において当社グループのコア技術を発展・融合させながら、患者様のQOL向上や安全な医療の提供に役立つユ
ニークで人にやさしい商品の開発を進めています。2002年6月に設立されたテルモメディカルプラネックスでは、医
療関係者とのタイアップによる実験や試作を通じた共同開発も進められています。また、米国で開発中の補助人工心
臓の臨床試験を今年1月ドイツで開始したほか、米国で先端技術の探索・導入を進めるための専門チームと日本の研
究開発センターとが連携しながら、新しい技術を迅速に導入できる体制づくりを強化するなど、グローバルレベルで
の開発に取り組んでおります。このような取組みによって当期の研究開発費は、各分野に配分できない費用2,123百
万円を含め、14,699百万円(売上高比率6.8%)となりました。
ホスピタル商品群
主に当社が中心となって、輸液剤、プレフィルドシリンジ、注射器具、輸液・輸血器具、栄養食品などの研究開発
を行っております。当連結会計年度の主な成果としては、医療現場での医療事故防止機能を施した輸液ポンプ「TE161S」およびシリンジポンプ「TE-331S」、高齢者向けの栄養機能食品「グランケア」を開発し、販売しております。
当事業に係る研究開発費は4,217百万円であります。
心臓・血管領域商品群
主に当社、テルモカーディオバスキュラーシステムズCORP.が中心となってカテーテルシステムや人工心肺システ
ム、主にバスクテックLTD.が中心となって人工血管、主にテルモハートINC.が中心となって補助人工心臓の開発を
行っております。当連結会計年度の主な成果としては、心臓の血管内治療に使われるコロナリーステント「センプ
ウ」やPTCAカテーテル「RX-1」<愛称「Seiryu(セイリュウ)」>、PTCAガイドワイヤー「Runthrough
NS」、PTCAガイディングカテーテル「Radiguide」、小型コンパクトな人工心肺装置「サーンズアドバンスト
パーフュージョンシステム1」、を開発し、販売しております。
当事業に係る研究開発費は7,669百万円であります。
生活医療商品群他
主に当社が中心となって、糖尿病ケアシステム、腹膜透析システム、在宅輸液・酸素システムなどの開発を行って
おります。当連結会計年度の主な成果としては、取っ手を持って腕に通すだけでカンタンに装着できる腕帯(カンタ
ン3段階調整)と新技術「ダブルカフ方式」を採用した家庭用電子血圧計「テルモ電子血圧計P1000」<愛称:「ス
ルーイン血圧計」>、より痛みを少なくし、より簡単に使用できる血糖自己測定システム「メディセーフミニ」を開
発し、販売しております。
当事業に係る研究開発費は689百万円であります。
− 16 −
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7【財政状態及び経営成績の分析】
文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
将来に関する事項は不確実性を内包しておりますので将来生じる実際の結果と差異を生じる可能性があります。
(1)経営成績
<連結業績について>
前連結会計年度
(百万円)
当連結会計年度
(百万円)
200,625
215,195
14,570
7.3
営業利益
31,298
36,652
5,354
17.1
経常利益
30,061
35,304
5,243
17.4
当期純利益
18,155
19,792
1,636
9.0
売上高
①
増減額
(百万円)
増減率
(%)
売上高−概況
国内では、医療現場の安全と効率化に寄与する商品として、高カロリー輸液剤やプレフィルドシリンジ、安全機構
付医療機器などホスピタル事業の主要戦略商品が順調に売上を伸ばしました。さらに、人工心肺システムや、カテー
テルシステム、人工血管が引き続き好調で、売上高は1,348億円、前年比 6.0%の増加となりました。
海外においては、カテーテルシステム、人工心肺システム、人工血管といった高付加価値商品が引き続き好調で、
売上高は803億円で、前年比9.4%の増加となりました。
この結果、総売上高は2,152億円で、前年比7.3%の増加となりました。
②
為替の影響
当連結会計年度の期中平均為替レートについては前連結会計年度と比較して対米ドルで約7%の円高、対ユーロで
約10%の円安の変動がありました。この為替変動の影響を除いた売上高伸長率は、海外計で前年比9.8%、総計7.4%と
なっております。
なお、為替変動への対応策としては、長期的には海外生産比率の引き上げ、短期的には為替リスクヘッジとしての
為替予約を機動的に実行してまいります。
③
営業利益
国内市場での価格下落がありましたが、高付加価値商品の売上が伸長したこと、及び、国内工場でのコストダウン
や、アジア工場への生産移管が順調に進んだことにより、粗利益率が前年比で2.1ポイント改善し、平成12年3月期
以来4期ぶりに50%台を回復致しました。また、新規技術導入費用が増加した一方で、全社的な経費圧縮に努めた結
果、営業利益は367億円と、前年比17.1%の増加となりました。
④
経常利益
営業外費用のうち為替差損が9億円発生したものの、経常利益は353億円と、前年比17.4%の増加となりました。
⑤
当期純利益
当連結会計年度は、海外事業改革損として12億円を特別損失に計上しておりますが、当期純利益は198億円と、前
年比9.0%の増加となりました。
なお、前連結会計年度には年金代行返上益66億円及び英国新規連結子会社の買収にともなうのれん代償却損35億円
を計上しており、これらの特殊要因を除いた場合の想定当期利益伸長率は11.7%となります。
− 17 −
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(2)
財政状態の分析
<主要財務指標>
前連結会計年度
当連結会計年度
10.0%
10.4%
6.3%
6.8%
64.0%
66.4%
917.69円
982.62円
5,104百万円
29,858百万円
株主資本当期純利益率
総資産当期純利益率
株主資本比率
1株当たり株主資本
フリー・キャッシュ・フロー
①
流動資産
当連結会計年度末における流動資産残高は前連結会計年度末残高1,319億円に比べ107億円増の1,426億円となりま
した。この増加の主な要因は現金及び預金の増加99億円で、これは主に堅調な営業活動及び前連結会計年度の英国新
規連結子会社の買収の影響がなくなったことによるものです。
当連結会計年度末の現金及び現金の残高は415億円となっておりますが、この使途としては今後の金利上昇に備え
ての借入金の返済やポートフォリオ強化の為の成長投資等を予定しております。
②
有形固定資産
当連結会計年度末における有形固定資産残高は前連結会計年度末残高1,134億円に比べ40億円減の1,094億円となり
ました。プレフィルドシリンジをはじめとした新規生産設備取得による機械装置の増加22億円等により取得価額合計
で39億円の増加がありましたが、新規設備投資を減価償却費以内に抑えたことにより、有形固定資産残高としては減
少しております。
なお、当連結会計年度における有形固定資産減価償却費は131億円で、減価償却累計額の増加額79億円との差額52
億円の要因は、落帳及び為替の変動による影響です。
③
無形固定資産
当連結会計年度末における無形固定資産残高は前連結会計年度末残高228億円に比べ15億円減の213億円となりまし
た。これは主に英国子会社ののれん代償却及び為替変動の影響により米国子会社の保有する営業権の円貨額が減少し
たことによるものです。
④
投資その他の資産
当連結会計年度末における投資その他の資産残高は前連結会計年度末残高201億円に比べ4億円増の205億円となり
ました。投資有価証券の期末時価評価を主な要因とする36億円の増加がありましたが、繰延税金資産の減少29億円に
より相殺されております。繰延税金資産減少の主な要因は当連結会計年度中の投資有価証券売却による前期評価損認
容にともなう取崩しです。
⑤
流動負債
当連結会計年度末における流動負債残高は前連結会計年度末残高787億円に比べ75億円減の712億円となりました。
この減少の主な要因は短期借入金の減少118億円ですが、この内訳は当社の返済による減少171億円及びヨーロッパの
子会社の新規借入による増加67億円等です。
⑥
固定負債
当連結会計年度末における固定負債残高は前連結会計年度末残高250億円に比べ26億円増の276億円となりました。
この変動の主な要因は退職給付引当金の当期積み増しによる増加28億円です。
⑦
資本
当連結会計年度末における資本の部の残高は前連結会計年度末残高1,845億円に比べ106億円増の1,951億円となり
ました。利益剰余金の増加171億円や投資有価証券の税効果後の評価額増加26億円がありましたが、自己株式の新規
取得49億円、為替換算調整勘定残高の変動42億円により一部相殺されております。
− 18 −
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(3)次期の見通し
平成16年3月期
業績
(百万円)
平成17年3月期
業績
(百万円)
215,195
226,000
10,805
5.0
営業利益
36,652
39,000
2,348
6.4
経常利益
35,304
38,000
2,696
7.6
当期純利益
19,792
23,000
3,208
16.2
売上高
増減額
(百万円)
増減率
(%)
①連結業績予想
次期につきましては、今年4月に診療報酬・薬価および保険医療材料の公定償還価格の引き下げが実施されるほか、
国立病院の独立行政法人化がスタートしました。さらに平成17年4月に施行される薬事法の改定など、大規模な医療
行政改革に伴う病院経営の効率化意識の高まりに加え、企業間競争の一層の激化、不透明な為替相場の動向など、引
き続き厳しい経営環境が予想されます。このような中、当社グループと致しましては、中期計画「プロキューブ」の
達成に向け、カンパニー制を軸に、収益を牽引する高付加価値商品の継続的な投入、生産コストの低減、さらに事業
基盤を築くための業務改革といった経営諸施策を着実に実行してまいります。これにより、売上高、利益ともに、過
去最高を更新する見通しです。
次期の注力商品と致しましては、当期に順調に売上を伸ばした高カロリー輸液剤やプレフィルドシリンジ、安全機
構付医療機器などについては、引き続き医療の安全と効率化への寄与を訴求してまいります。また、心臓・血管領域
商品では、心臓治療用のカテーテル、バスクテック社とテルモ独自の技術を融合した高性能の人工血管、オリンパス
社との共同開発品である心臓手術用の血管採取システムなど、他社と差別化できるオンリーワン商品を継続して投入
してまいります。
一方、生産コストの低減を目的に中国、フィリピンといったアジア工場への生産移管を積極的に進めるとともに、
原材料の現地調達拡大や、国内工場のコストダウンを一層強化してまいります。
また、全社的な業務の見直しや効率性の追求により、事業活動のスピードアップとカンパニー経営のレベルアップを
行い、収益の持続的な成長を目指してまいります。
さらに、平成17年4月に施行される改正薬事法に対応すべく、製品の品質管理の一層の強化に加え、安全情報の一
元管理を行うための専門部署を新たに設置し、より安全・安心な医療機器の提供を行うための体制を整えてまいりま
す。
②キャッシュ・フロー見通し
次期の営業活動によるキャッシュ・フローについては、堅調な営業活動により321億円のキャッシュを得ることを
見込んでおります。
次期の投資活動によるキャッシュ・フローについては174億円を使用することを見込んでおりますが、この内、設
備投資額(支払ベース)として149億円を予定しております。
次期の財務活動によるキャッシュ・フローについては160億円を使用することを見込んでおります。有利子負債の
返済を積極的に進める為に借入金返済として126億円を予定しております。なお、次期の配当金につきましては、業
績推移や財務状況を勘案し、年間配当金としまして1株当たり16円を予定しており、総額34億円の支払いとなる見込
みです。
以上の結果、次期の現金及び現金同等物の期末残高は402億円を予想しております。
− 19 −
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第3【設備の状況】
1【設備投資等の概要】
当社グループは、生産部門の省力化、合理化、品質改善および生産能力の増強を目的とした設備投資のほか、研究
開発部門の充実、強化を図るための投資を継続して実施しております。当連結会計年度は13,156百万円の設備投資
(有形固定資産及び無形固定資産受入ベース数値。金額に消費税は含まない。)を実施いたしました。
ホスピタル商品群においては、生産能力の増強・コストダウンを目的として、富士宮工場、甲府東工場、杭州工場
を中心に9,821百万円の設備投資を実施しました。
心臓・血管領域商品群においては、生産能力の増強・設備の更新を目的として、愛鷹工場を中心に2,055百万円の
設備投資を実施しました。
生活医療商品群他においては、生産能力の増強・更新を目的として、甲府東工場および甲府西工場を中心に989百
万円の設備投資を実施しました。
全社(管理)としては、289百万円の設備投資を実施しました。
また、当連結会計年度完成の主要な設備としては、富士宮工場の医薬品生産設備等があります。
なお、当連結会計年度において、重要な設備の除却・売却などはありません。
2【主要な設備の状況】
当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。
(1)提出会社
(平成16年3月31日現在)
帳簿価額
事業所名
(所在地)
事業の種類別セグ
メントの名称
設備の内容
従業員
数
土地
その他
合計
(人)
(百万円)
(百万円) (百万円)
(面積㎡)
建物及び構
築物
(百万円)
機械装置及
び運搬具
(百万円)
10,403
9,668
808
(70,965)
3,097
23,978
605
(2)
474
(53,871)
518
10,274
716
(7)
15,753
759
(13)
富士宮工場
(静岡県富士宮市)
ホスピタル商品群
医薬品
生産設備
愛鷹工場
(静岡県富士宮市)
ホスピタル商品群
心臓・血管領域商
品群
生活医療商品群他
医療用機器
生産設備
6,562
2,717
甲府東工場
(山梨県中巨摩郡昭和町)
ホスピタル商品群
生活医療商品群他
医療用器具
生産設備
2,373
6,115
644
3,597
(217,794)
甲府西工場
(山梨県中巨摩郡昭和町)
ホスピタル商品群
生活医療商品群他
医薬品
生産設備
2,329
604
本社
(東京都渋谷区幡ヶ谷)
ホスピタル商品群
心臓・血管領域商
品群
生活医療商品群他
全社管理
統括業務施設
1,684
73
395
(6,592)
2,528
4,682
484
(3)
湘南センター
(神奈川県足柄上郡中井町)
ホスピタル商品群
心臓・血管領域商
品群
生活医療商品群他
研究開発施設
9,257
141
12,730
(167,955)
1,530
23,659
401
(6)
厚生施設他
(静岡県富士宮市他)
ホスピタル商品群
心臓・血管領域商
品群
生活医療商品群他
全社管理
寮・社宅他
1,601
−
2,610
(78,989)
8
4,220
(-)
88
(注)1.帳簿価額のうち「その他」は、工具器具及び備品であり、建設仮勘定を含んでおります。
なお、金額には消費税等を含めておりません。
2.従業員数の(
)は、臨時従業員数を外書しております。
− 20 −
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(2)国内子会社
国内子会社においては主要な設備はありません。
(3)在外子会社
(平成16年3月31日現在)
帳簿価額
会社名
事業所名
(所在地)
事業の種類別
セグメントの
名称
設備の内容
テルモヨーロッパ
N.V.
ハースロード
工場
(ベルギー)
ホスピタル商
品群
心臓・血管領
域商品群
医薬品
医療用器具
生産設備
2,237
3,384
41
(105,683)
373
6,035
459
テルモメディカル
CORP.
メリーランド
工場
(米国メリー
ランド州)
ホスピタル商
品群
心臓・血管領
域商品群
医薬品
医療用器具
生産設備
1,208
1,729
205
(313,834)
506
3,649
413
テルモカーディオ
バスキュラーシス
テムズCORP.
アナーバー工
場
(米国ミシガ
ン州)
心臓・血管領
域商品群
医療用器具
生産設備
2,277
1,353
188
(224,682)
274
4,094
152
(注)
建物及び 機械装置及
構築物
び運搬具
(百万円) (百万円)
土地
その他
合計
(百万円)
(百万円) (百万円)
(面積㎡)
従業員数
(人)
帳簿価額のうち「その他」は、工具器具及び備品と、建設仮勘定の合計であります。
なお、金額には消費税等を含めておりません。
3【設備の新設、除却等の計画】
当社グループの設備投資については、景気予測、業界動向、投資効率等を総合的に勘案して策定しております。
設備計画は原則的に連結会社各社が個別に策定しておりますが、計画策定に当たってはグループ会議において
提出会社を中心に調整を図っております。
なお、当連結会計年度末現在における重要な設備の新設、改修の計画は次のとおりであります。
重要な設備の新設
会社名事業所
名
所在地
投資予定金額
事業の種類
別セグメン
トの名称
設備の内容
着手及び完了予定日
総額
(百万円)
既支払額
(百万円)
資金調達方
法
着手
完了
完成後の増
加能力
(%)
当社
甲府工場
山梨県
中巨摩郡
昭和町
ホスピタル
商品群
医薬品生産
設備
6,000
1,624
自己資金
平成14年4
月
平成17年3
月
491
泰尓茂医療産
品(杭州)有
限公司
杭州工場
中華人民共
和国
浙江省
ホスピタル
商品群
医療用器具
生産設備
3,800
2,013
自己資金
平成14年4
月
平成17年3
月
197
− 21 −
(21) / 2004/06/28 13:58 (2004/06/28 13:58) / 349125_01_040_2k_04153533/第3設備/os2テルモ/有報
第4【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類
会社が発行する株式の総数(株)
普通株式
500,000,000
計
(注)
500,000,000
「株式の消却が行われたときは、これに相当する株式数を減ずる」旨、定款に定めております。
②【発行済株式】
事業年度末現在発行数
(株)
(平成16年3月31日)
種類
提出日現在発行数(株)
(平成16年6月30日)
普通株式
210,876,260
210,876,260
計
210,876,260
210,876,260
上場証券取引所又は登
録証券業協会名
内容
東京証券取引所
市場第一部
−
−
−
(2)【新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3)【発行済株式総数、資本金等の推移】
年月日
発行済株式総
数増減数
(株)
発行済株式総
数残高(株)
資本金増減額
(千円)
資本金残高
(千円)
資本準備金増
減額(千円)
資本準備金残
高(千円)
平成11年3月31日
10,441,440
210,876,260
9,773,187
38,716,355
9,761,702
52,103,856
(注)
転換社債の転換による増加
10,441,440株(平成10年4月1日∼平成11年3月31日)
(4)【所有者別状況】
平成16年3月31日現在
株式の状況(1単元の株式数100株)
区分
政府及び地
方公共団体
金融機関
証券会社
その他の法
人
外国法人等
外国法人等
のうち個人
個人その他
計
株主数(人)
−
141
34
331
321
11
27,649
28,476
所有株式数
(単元)
−
1,089,177
20,372
137,057
448,209
46
412,046
2,106,861
所有株式数の
割合(%)
−
51.66
0.97
6.50
21.25
0.00
19.62
100.00
単元未満株
式の状況
(株)
−
190,160
−
(注)1.自己株式12,493,308株は、「個人その他」に124,933単元および「単元未満株式の状況」に8株含めて記
載しております。
2.上記「その他の法人」の中には、証券保管振替機構名義の株式が115単元含まれております。
− 22 −
(22) / 2004/06/28 13:58 (2004/06/28 13:58) / 349125_01_050_2k_04153533/第4提出会社/os2テルモ/有報
(5)【大株主の状況】
平成16年3月31日現在
氏名又は名称
所有株式数
(千株)
住所
発行済株式総数に
対する所有株式数
の割合(%)
日本マスタートラスト信託銀行株
式会社
東京都港区浜松町二丁目11−3
24,478
11.6
日本トラスティ・サービス信託銀
行株式会社
東京都中央区晴海一丁目8−11
15,322
7.3
資産管理サービス信託銀行株式会
社
東京都中央区晴海一丁目8−12
晴海アイランドトリトンスクエアオ
フィスタワーZ棟
10,449
5.0
第一生命保険相互会社
(常任代理人 資産管理サービス
信託銀行株式会社)
東京都千代田区有楽町一丁目13−1
(東京都中央区晴海一丁目8−12
晴海アイランドトリトンスクエアオ
フィスタワーZ棟)
9,814
4.7
明治安田生命保険相互会社
(常任代理人 資産管理サービス
信託銀行株式会社)
東京都千代田区丸の内二丁目1−1
(東京都中央区晴海一丁目8−12
晴海アイランドトリトンスクエアオ
フィスタワーZ棟)
9,084
4.3
東京海上火災保険株式会社
東京都千代田区丸の内一丁目2−1
6,000
2.8
三菱信託銀行株式会社
東京都千代田区永田町一丁目4−5
5,485
2.6
株式会社みずほコーポレート銀行
(常任代理人 資産管理サービス
信託銀行株式会社)
東京都千代田区丸の内一丁目3−3
(東京都中央区晴海一丁目8−12
晴海アイランドトリトンスクエアオ
フィスZ棟)
4,675
2.2
株式会社東京三菱銀行
東京都千代田区丸の内二丁目7−1
4,611
2.2
財団法人テルモ科学技術振興財団
神奈川県足柄上郡中井町井ノ口1500
3,680
1.7
93,602
44.4
計
−
(注)1.上記所有株式数のうち、信託業務に係る株式は次のとおりです。
日本マスタートラスト信託銀行株式会社
24,478千株
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社
15,322千株
資産管理サービス信託銀行株式会社
10,449千株
三菱信託銀行株式会社
1,654千株
2.上記のほか、当社保有の自己株式12,493千株があります。
− 23 −
(23) / 2004/06/28 13:58 (2004/06/28 13:58) / 349125_01_050_2k_04153533/第4提出会社/os2テルモ/有報
(6)【議決権の状況】
①【発行済株式】
平成16年3月31日現在
区分
株式数(株)
議決権の数(個)
内容
無議決権株式
−
−
−
議決権制限株式(自己株式等)
−
−
−
議決権制限株式(その他)
−
−
−
完全議決権株式(自己株式等)
普通株式
12,493,300
−
−
完全議決権株式(その他)
普通株式 198,192,800
1,981,928
−
単元未満株式
普通株式
190,160
−
−
210,876,260
−
−
1,981,928
−
発行済株式総数
総株主の議決権
−
(注)1.「完全議決権株式(自己株式等)」欄は、全て当社保有の自己株式であります。
2.「完全議決権株式(その他)」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が11,500株(議決権の数115
個)含まれております。
3.「単元未満株式」の欄には、当社保有の自己株式8株が含まれております。
②【自己株式等】
所有者の氏名又
は名称
テルモ株式会社
計
所有者の住所
自己名義所有株
式数(株)
他人名義所有株
式数(株)
所有株式数の合
計(株)
発行済株式総数に
対する所有株式数
の割合(%)
東京都渋谷区幡ヶ
谷二丁目44番1号
12,493,300
−
12,493,300
5.92
−
12,493,300
−
12,493,300
5.92
(7)【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
− 24 −
(24) / 2004/06/28 13:58 (2004/06/28 13:58) / 349125_01_050_2k_04153533/第4提出会社/os2テルモ/有報
2【自己株式の取得等の状況】
(1)【定時総会決議又は取締役会決議による自己株式の買受け等の状況】
①【前決議期間における自己株式の取得等の状況】
【株式の種類】普通株式
イ【定時総会決議による買受けの状況】
平成16年6月29日現在
区分
株式数(株)
価額の総額(円)
定時株主総会での決議状況
(平成15年6月27日決議)
5,000,000
10,000,000,000
前決議期間における取得自己株式
2,511,100
5,000,016,700
残存授権株式の総数及び価額の総額
2,488,900
4,999,983,300
49.8
49.9
未行使割合(%)
(注)
前定時総会決議により決議された株式の総数を前定時株主総会の終結した日現在の発行済株式総数で除し
て計算した割合は2.4%であります。
ロ【子会社からの買受けの状況】
該当事項はありません。
ハ【取締役会決議による買受けの状況】
該当事項はありません。
ニ【取得自己株式の処理状況】
平成16年6月29日現在
処分、消却又は移転株式数
(株)
区分
処分価額の総額(円)
新株発行に関する手続きを準用する処分を行った取得
自己株式
−
−
消却の処分を行った取得自己株式
−
−
合併、株式交換、会社分割に係る取得自己株式の移転
−
−
ホ【自己株式の保有状況】
平成16年6月29日現在
区分
株式数(株)
保有自己株式数
12,511,100
②【当定時株主総会における自己株式取得に係る決議状況】
平成16年6月29日現在
区分
株式の種類
株式数(株)
価額の総額(円)
−
−
−
自己株式取得に係る決議
(注)
平成16年6月29日開催の定時株主総会において定款の一部を変更し、「当会社は、商法第211条ノ3第1
項第2号の規定により、取締役会の決議をもって自己株式を買受けることができる。」旨を定款に定めて
おります。
− 25 −
(25) / 2004/06/28 13:58 (2004/06/28 13:58) / 349125_01_050_2k_04153533/第4提出会社/os2テルモ/有報
3【配当政策】
当社は、高い利益性と将来の成長性を維持することで、株式市場からの適正な評価を頂き企業価値の増大、す
なわち株主の皆様の投資価値の増大につなげてまいりたいと考えております。
一方、利益配分につきましては、株主の皆様への適性かつ安定的な利益配当を基本とし、業績動向や今後の投
資計画なども考慮しながら、自己株式取得など時宜を得た利益還元を行えるよう努めてまいります。
このような基本方針に従い、当期の利益配当金につきましては、1株につき9円とさせていただきました。こ
れにより中間配当金1株につき7円とあわせた当期の年間配当金は5円増配の16円となり、配当性向は17.9%、
株主資本配当率は1.4%となります。
なお、第89期の中間配当についての取締役決議は平成15年10月29日に行っております。
4【株価の推移】
(1)【最近5年間の事業年度別最高・最低株価】
回次
第85期
第86期
第87期
第88期
第89期
決算年月
平成12年3月
平成13年3月
平成14年3月
平成15年3月
平成16年3月
最高(円)
3,500
3,850
2,580
1,975
2,430
最低(円)
2,365
1,745
1,298
1,401
1,731
(注)
株価は東京証券取引所市場第一部の市場相場によるものであります。
(2)【最近6月間の月別最高・最低株価】
月別
平成15年10月
11月
12月
平成16年1月
2月
3月
最高(円)
2,295
2,235
2,050
2,260
2,295
2,325
最低(円)
2,010
1,903
1,893
2,040
2,155
2,105
(注)
株価は東京証券取引所市場第一部の市場相場によるものであります。
− 26 −
(26) / 2004/06/28 13:58 (2004/06/28 13:58) / 349125_01_050_2k_04153533/第4提出会社/os2テルモ/有報
5【役員の状況】
役名
職名
氏名
生年月日
略歴
所有株式数
(千株)
昭和34年4月 ㈱富士銀行入行
昭和63年6月 同行取締役
平成元年12月 当社常務取締役
代表取締役
会長兼最高経
営責任者
(CEO)
和地 孝
昭和10年4月13日生
平成5年4月 当社代表取締役専務
平成6年6月 当社代表取締役副社長
41
平成7年6月 当社代表取締役社長
平成16年6月 当社代表取締役会長兼最高経営
責任者(CEO)(現在)
昭和42年4月 当社入社
平成3年1月 当社技術開発本部開発管理部長
兼学術部長
平成3年6月 当社取締役
平成6年6月 当社常務取締役
平成10年1月 当社専務取締役
平成13年6月 当社取締役副社長
代表取締役
社長兼最高業
務執行責任者
(COO)
高橋 晃
昭和19年12月4日生
平成14年6月 当社副社長執行役員
平成15年6月 当社代表取締役(現在)
22
平成15年6月 当社本社(人事部・知的財産統
轄部・情報戦略部・品質保証
部・環境推進室・薬事部・市場
調査室・テルモコールセン
ター)管掌
平成16年6月 当社代表取締役社長兼最高業務
執行責任者(COO)(現在)
昭和42年12月 ソニー㈱入社
昭和62年2月 アイワ㈱取締役
平成3年6月 同社常務取締役
平成6年6月 同社専務取締役
平成11年6月 同社代表取締役副社長
平成13年2月 ソニー㈱グループヘッドクォー
ター
経営企画管理ビジネスアドバイ
取締役
専務執行役員
本社(国際統轄
部・経理部・業
務部)管掌
對田 恒雄
昭和16年11月2日生
ザー
平成13年4月 当社理事
平成13年7月 当社欧米事業グループ統轄
平成13年12月 当社アジア事業グループ統轄
平成14年6月 当社取締役兼専務執行役員(現
在)
平成15年6月 当社本社(国際統轄部・経理
部・広告デザイン部)管掌
平成16年6月 当社本社(国際統轄部・経理
部・業務部)管掌(現在)
− 27 −
(27) / 2004/06/28 13:58 (2004/06/28 13:58) / 349125_01_050_2k_04153533/第4提出会社/os2テルモ/有報
6
役名
職名
氏名
生年月日
略歴
所有株式数
(千株)
昭和44年4月 当社入社
平成3年7月 当社愛鷹工場長
平成5年6月 当社取締役(現在)
平成12年3月 当社常務取締役
平成13年4月 当社カーディオバスキュラーカ
取締役
専務執行役員
ホスピタルカン
パニー管掌兼血
液事業カンパ
ニー管掌兼本社
営業統轄部管掌
兼PFS事業部管
掌
ンパニープレジデント兼血液事
業TBU管掌
久呉 高博
昭和20年4月30日生
平成14年6月 当社常務執行役員
15
平成14年6月 当社ホスピタルカンパニー管掌
兼カテーテルカンパニー管掌
平成15年6月 当社専務執行役員(現在)
平成15年6月 当社ホスピタルカンパニー管掌
兼血液事業カンパニー管掌兼本
社営業統轄部管掌(現在)
平成16年6月 当社PFS事業部管掌(現在)
昭和44年4月 当社入社
平成5年4月 当社人事部長
平成6年6月 当社取締役(現在)
平成12年10月 当社中国事業グループ部長
平成13年6月 当社常務執行役員(現在)
取締役
常務執行役員
本社(生産統轄
部・中国事業
部)管掌
原
八郎
昭和20年9月21日生
平成13年6月 当社生産グループ統轄
平成14年6月 当社本社(生産部・中国部)管
16
掌
平成15年6月 当社本社(生産部・中国部(統
轄))管掌
平成16年6月 当社本社(生産統轄部・中国事
業部)管掌(現在)
昭和42年4月 ㈱富士銀行入行
平成3年10月 ㈱富士総合研究所入社
平成5年4月 当社入社
平成6年6月 当社営業グループ管理部長
取締役
常務執行役員
本社(総務部・
法務室)管掌
生活医療カンパ
ニー管掌
平成7年6月 当社取締役(現在)
武
菊夫
昭和20年1月8日生
平成7年12月 当社人事部長
平成14年6月 当社常務執行役員(現在)
平成14年6月 当社本社(人事部・総務部・法
務室)管掌
平成15年6月 当社本社(総務部・法務室)管
掌兼生活医療カンパニー管掌
(現在)
− 28 −
(28) / 2004/06/28 13:58 (2004/06/28 13:58) / 349125_01_050_2k_04153533/第4提出会社/os2テルモ/有報
13
役名
職名
氏名
生年月日
略歴
所有株式数
(千株)
昭和45年4月 当社入社
平成5年7月 当社社長室長
平成7年6月 当社取締役(現在)
平成9年4月 当社経営企画室長兼秘書室長
取締役
常務執行役員
CVカンパニー
管掌
カテーテルカン
パニー管掌
平成14年6月 当社常務執行役員(現在)
中尾 浩治
昭和22年2月8日生
平成14年6月 当社CVカンパニー管掌兼CV
40
カンパニープレジデント(国
内)
平成15年6月 当社CVカンパニー管掌兼カ
テーテルカンパニー管掌(現
在)
昭和44年4月 東亜燃料工業㈱(現東燃ゼネラ
ル石油㈱)入社
平成8年3月 同社取締役総合研究所長
平成13年4月 当社理事
取締役
常務執行役員
本社研究開発セ
ンター管掌
研究開発セン
ター所長
テルモメディカ
ルプラネックス
センター長
平成13年6月 当社研究開発センター所長(現
松村 光雄
昭和17年1月7日生
在)
平成14年6月 当社常務執行役員(現在)
5
平成14年6月 当社本社研究開発センター管掌
(現在)
平成15年6月 当社取締役(現在)
平成15年6月 当社メディカルプラネックスセ
ンター長(現在)
昭和51年4月 当社入社
平成3年4月 当社営業本部八王子支店長
平成8年1月 当社営業グループ営業企画部長
代理
平成11年7月 当社経営企画室副室長
取締役
常務執行役員
本社経営企画室
長
本社(人材開発
室・広告デザイ
ン部)管掌
平成11年9月 当社研究開発センター開発企画
松村 啓史
昭和28年9月29日生
部長
平成13年6月 当社執行役員
3
平成14年6月 当社取締役(現在)
平成14年6月 当社本社経営企画室長(現在)
平成15年6月 当社上席執行役員
平成16年6月 当社常務執行役員(現在)
平成16年6月 当社本社(人材開発室・広告デ
ザイン部)管掌(現在)
昭和52年4月 当社入社
平成4年11月 当社営業本部中部ブロック金沢
支店 支店長
平成8年7月 当社マーケティングG医薬品部
取締役
上席執行役員
ホスピタルカン
パニー医薬品事
業プレジデント
長代理
三村 孝仁
昭和28年6月18日生
平成11年10月 当社営業グループ名古屋支店長
平成14年6月 当社執行役員
平成14年6月 当社ホスピタルカンパニー医薬
品事業プレジデント(現在)
平成15年6月 当社取締役(現在)
平成16年6月 当社上席執行役員(現在)
− 29 −
(29) / 2004/06/28 13:58 (2004/06/28 13:58) / 349125_01_050_2k_04153533/第4提出会社/os2テルモ/有報
3
役名
職名
氏名
生年月日
略歴
所有株式数
(千株)
昭和53年4月 当社入社
テルモメディカ
ルCORP.取締役
社長
取締役
執行役員
平成13年2月 テルモメディカルCORP.取締役
二宮 正吾
昭和28年4月3日
社長(現在)
10
平成14年6月 当社執行役員(現在)
平成16年6月 当社取締役(現在)
昭和34年4月 ㈱富士銀行入行
昭和63年6月 同行取締役
平成2年5月 同行常務取締役
平成4年6月 同行常任監査役
取締役
〔社外取締
役〕
野々山 徹
昭和10年9月3日生
平成7年6月 日本酸素㈱ 代表取締役・専務
取締役
6
平成11年6月 同社代表取締役・取締役副会長
平成13年6月 同社相談役
平成13年6月 当社取締役(現在)
平成15年6月 日本酸素㈱ 顧問
昭和44年4月 当社入社
平成5年7月 当社経理部長
平成6年6月 当社取締役
平成14年6月 当社常務執行役員
常任監査役
(常勤)
三浦 滋
昭和21年7月15日生
平成14年6月 当社本社(経理部・業務部)管
掌
20
平成15年6月 当社本社業務部管掌兼国内子会
社統轄管掌
平成16年6月 当社常任監査役(常勤)(現
在)
昭和44年4月 当社入社
平成9年7月 当社営業グループ東京支店長
平成11年6月 当社執行役員
常任監査役
(常勤)
多田 健治
昭和20年7月25日生
平成14年6月 当社ホスピタルカンパニー東京
支店長兼首都圏ブロック長(地
1
域統轄)
平成16年6月 当社常任監査役(常勤)(現
在)
監査役
佐野 榮三郎
昭和13年9月24日生
昭和49年4月 弁護士登録
平成6年6月 当社監査役(現在)
6
昭和43年4月 日産自動車㈱入社
平成11年6月 ㈱ユニシアジェックス常務取締
役
平成14年6月 同社専務取締役
監査役
杉﨑 文男
昭和18年5月5日生
平成15年6月 当社監査役(現在)
0
平成15年6月 日産トレーデイング㈱常勤監査
役(現在)
平成15年6月 ジャトコ㈱非常勤監査役(現
在)
計
(注)1.監査役
佐野榮三郎、杉﨑文男は、株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律第18条第1項に
定める社外監査役であります。
2.取締役
212
野々山徹は、商法第188条第2項第7号ノ2に定める社外取締役であります。
− 30 −
(30) / 2004/06/28 13:58 (2004/06/28 13:58) / 349125_01_050_2k_04153533/第4提出会社/os2テルモ/有報
6【コーポレート・ガバナンスの状況】
《コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方》
社会・経済のグローバル化が急速に進展する中で、当社では、国際的に通用する透明、公正、公平な活動という社
会的要請を重視し、2000年4月に「テルモ倫理コード」を定め、良き企業市民として、開かれた経営と、公正な企業
活動に向けて行動していくことを宣言しました。この倫理コードの精神に基づき、コーポレート・ガバナンスについ
て、経営の最重要課題としてその充実に取り組んでおります。
なお、このテルモ倫理コードに基づき、2001年に企業倫理・コンプライアンスの社内浸透を図る統轄組織として、
企業倫理委員会を設置し、2003年7月に取締役会直轄の独立機関へ格上げし、体制の強化を図りました。2003年7月
には、財団法人朝日新聞文化財団が実施する「企業の社会貢献度調査2003」で「企業倫理賞」を受賞するなど、社会
的な評価もいただいております。
《コーポレート・ガバナンスに関する施策の実施状況》
(ⅰ)コーポレート・ガバナンス体制の状況
当社は1999年に執行役員制を、また2001年には社外取締役を導入し、経営の透明性をより高めることに努めており
ます。さらに2002年には、経営機構改革の一貫として、コーポレート・ガバナンスの強化と機動的な経営体制の確立
を目指して、役付取締役を廃止し、取締役は代表取締役と取締役の2区分とし、主に全社的な経営方針の決定や業務
の監督に当たることと致しました。一方、執行役員制の拡充をはかり、執行役員は職責に応じた職位に基づき、それ
ぞれの業務執行に当たることと致しました。
委員会等設置会社につきましては、重要な経営課題として認識致しておりますが、当社としては、これまで長年に
わたって培ってきた監査役制度のもとでの多くの経験を踏まえ、その制度をより充実させるとともに、今後は委員会
等設置会社の長所とされるところを当社の実情に則して、積極的に取り入れるべく検討を重ね、さらに一層のコーポ
レート・ガバナンスの強化に取り組んでまいります。
①社外役員につきましては、現在のところ、社外取締役1名、社外監査役2名が選任されております。なお、社外
役員の専従スタッフは配置しておりません。
②業務執行・監視の仕組みとして監査役会が設置されており、法令に基づく適正な監査が行われております。
③内部統制の仕組みとしては、取締役会直轄の「企業倫理委員会」、経営会議の諮問機関である「投資委員会」が
設置されており、企業倫理・コンプライアンスについての調査、報告や、重要な経営案件についての分析、評価
を行っております。また、「業務監査室」を設置し、日常の事業活動に関する公正性、妥当性のチェックを行っ
ております。さらに、社外の有識者からなる「アドバイザリーボード」を設置し、随時、経営に対して客観的か
つ有益なアドバイスを頂いております。なお、2004年4月に「コンプライアンス室」を新設し、企業倫理委員会
事務局を兼ね、企業倫理・コンプライアンスの一層の強化に努めてまいります。
④第三者の関与につきましては、会計監査人としてあずさ監査法人を任命しており、適宜、法令に基づく適正な会
計監査が行われています。また必要に応じて、社外弁護士などの専門家から経営に関するアドバイスを頂ける体
制となっております。
当社のコーポレート・ガバナンス体制の模式図は次の通りです。
株主総会
監査役会
取締役会
社内監査役
社外監査役
取締役会議長
社内取締役
社外取締役
アドバイザリー
ボード
企業倫理委員会
業務監査室
経営会議
執行役員
第三者
コンプライアンス室
投資委員会
− 31 −
(31) / 2004/06/28 13:58 (2004/06/28 13:58) / 349125_01_050_2k_04153533/第4提出会社/os2テルモ/有報
監査法人
社外弁護士
(ⅱ)社外取締役及び社外監査役との関係
社外取締役及び社外監査役と当社とは取引関係、その他の利害関係はありません。
(ⅲ)コーポレート・ガバナンスの充実に向けた取組みの実施状況
「企業倫理委員会」、「投資委員会」につきましては、毎月もしくは四半期毎に定例会議を開催し、企業倫理・コ
ンプライアンス状況や各種投資案件の確認、検討を行っております。必要に応じて、経営会議への報告や意見具申を
行っております。
「アドバイザリーボード」は、2ヶ月毎にテーマを設定し、経営層との意見交換会を開催しております。アドバイ
ザーの方からは常に経営の方向性についての有益な意見を頂いております。
《役員報酬および監査報酬》
①
役員報酬
取締役及び監査役に支払った報酬
②
332百万円
監査報酬
当社の会計監査人である監査法人に支払った報酬
43百万円
− 32 −
(32) / 2004/06/28 13:58 (2004/06/28 13:58) / 349125_01_050_2k_04153533/第4提出会社/os2テルモ/有報
第5【経理の状況】
1.連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
(1)当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28
号。以下「連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成しております。
なお、前連結会計年度(平成14年4月1日から平成15年3月31日まで)は、改正前の連結財務諸表規則に基
づき、当連結会計年度(平成15年4月1日から平成16年3月31日まで)は、改正後の連結財務諸表規則に基づ
いて作成しております。
なお、当連結会計年度(平成15年4月1日から平成16年3月31日まで)については、「財務諸表等の用語、
様式及び作成方法に関する規則の一部を改正する内閣府令」(平成16年1月30日内閣府令第5号)附則第2項
のただし書きにより、改正前の連結財務諸表規則に基づいて作成しております。
(2)当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以
下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。
なお、前事業年度(平成14年4月1日から平成15年3月31日まで)は、改正前の財務諸表等規則に基づき、
当事業年度(平成15年4月1日から平成16年3月31日まで)は、改正後の財務諸表等規則に基づいて作成して
おります。
なお、当事業年度(平成15年4月1日から平成16年3月31日まで)については、「財務諸表等の用語、様式
及び作成方法に関する規則の一部を改正する内閣府令」(平成16年1月30日内閣府令第5号)附則第2項のた
だし書きにより、改正前の財務諸表等規則に基づいて作成しております。
2.監査証明について
当社は、証券取引法第193条の2の規定に基づき、前連結会計年度(平成14年4月1日から平成15年3月31日
まで)及び前事業年度(平成14年4月1日から平成15年3月31日まで)の連結財務諸表及び財務諸表について、
新日本監査法人により監査を受け、当連結会計年度(平成15年4月1日から平成16年3月31日まで)及び当事業
年度(平成15年4月1日から平成16年3月31日まで)の連結財務諸表及び財務諸表について、あずさ監査法人に
より監査を受けております。
当社の会計監査人は次のとおり交代しております。
前連結会計年度及び前事業年度
新日本監査法人
当連結会計年度及び当事業年度
あずさ監査法人
なお、あずさ監査法人は平成16年1月1日付をもって朝日監査法人と合併しました。
− 33 −
(33) / 2004/06/28 13:58 (2004/06/28 13:58) / 349125_01_050_2k_04153533/第4提出会社/os2テルモ/有報
1【連結財務諸表等】
(1)【連結財務諸表】
①【連結貸借対照表】
前連結会計年度
(平成15年3月31日)
区分
注記
番号
当連結会計年度
(平成16年3月31日)
構成比
(%)
金額(百万円)
構成比
(%)
金額(百万円)
(資産の部)
Ⅰ
Ⅱ
流動資産
現金及び預金
31,613
41,533
受取手形及び売掛金
57,191
58,211
たな卸資産
34,993
33,587
繰延税金資産
5,907
5,713
その他
3,163
4,536
貸倒引当金
△959
△1,022
流動資産合計
131,909
45.8
142,559
48.5
固定資産
1.有形固定資産
※1
建物及び構築物
46,269
44,552
機械装置及び運搬具
33,096
30,836
土地
23,812
23,173
建設仮勘定
3,405
4,065
その他
6,837
6,787
有形固定資産合計
113,420
39.3
109,415
37.2
2.無形固定資産
営業権
連結調整勘定
その他
無形固定資産合計
4,896
4,061
14,981
14,009
2,882
3,273
22,759
7.9
21,344
7.3
3.投資その他の資産
投資有価証券
※2
繰延税金資産
その他
投資その他の資産合計
※2
6,897
10,501
10,493
7,559
2,703
2,486
20,094
7.0
20,546
7.0
固定資産合計
156,274
54.2
151,306
51.5
資産合計
288,184
100.0
293,866
100.0
− 34 −
(34) / 2004/06/28 13:58 (2004/06/28 13:58) / 349125_01_060_2k_04153533/第5−1連結財務諸表等/os2テルモ/有報
前連結会計年度
(平成15年3月31日)
区分
注記
番号
当連結会計年度
(平成16年3月31日)
構成比
(%)
金額(百万円)
構成比
(%)
金額(百万円)
(負債の部)
Ⅰ
流動負債
支払手形及び買掛金
19,763
20,888
短期借入金
28,126
16,308
537
634
10,487
11,156
賞与引当金
4,272
4,155
設備関係支払手形及び
未払金
2,028
2,673
13,435
15,371
1年内返済長期借入金
未払法人税等
その他
流動負債合計
Ⅱ
78,653
27.3
71,188
24.2
固定負債
長期借入金
6,322
5,528
437
408
16,780
19,586
1,466
2,051
繰延税金負債
退職給付引当金
その他
固定負債合計
負債合計
25,006
8.7
27,575
9.4
103,659
36.0
98,764
33.6
61
0.0
26
0.0
38,716
13.4
38,716
13.2
(少数株主持分)
少数株主持分
(資本の部)
Ⅰ
資本金
※3
Ⅱ
資本剰余金
52,103
18.1
52,103
17.7
Ⅲ
利益剰余金
114,740
39.8
131,880
44.9
Ⅳ
その他有価証券評価差額
金
△642
△0.2
1,962
0.7
Ⅴ
為替換算調整勘定
△4,001
△1.4
△8,242
△2.8
Ⅵ
自己株式
△16,452
△5.7
△21,344
△7.3
資本合計
184,463
64.0
195,075
66.4
負債、少数株主持分及び
資本合計
288,184
100.0
293,866
100.0
※4
− 35 −
(35) / 2004/06/28 13:58 (2004/06/28 13:58) / 349125_01_060_2k_04153533/第5−1連結財務諸表等/os2テルモ/有報
②【連結損益計算書】
(自
至
区分
注記
番号
前連結会計年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
(自
至
百分比
(%)
金額(百万円)
当連結会計年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
百分比
(%)
金額(百万円)
Ⅰ
売上高
200,625
100.0
215,195
100.0
Ⅱ
売上原価
101,980
50.8
104,903
48.7
98,644
49.2
110,292
51.3
67,346
33.6
73,639
34.3
31,298
15.6
36,652
17.0
1,105
0.5
2,453
1.1
35,304
16.4
339
0.2
売上総利益
Ⅲ
販売費及び一般管理費
※1,2
営業利益
Ⅳ
営業外収益
受取利息
Ⅴ
154
141
受取配当金
68
71
受取ロイヤルティー
87
78
持分法による投資利益
201
211
その他
628
0.6
603
営業外費用
支払利息
597
356
売上割引
204
302
為替差損
1,066
853
その他
511
経常利益
Ⅵ
1,140
2,378
1.2
30,061
15.0
940
特別利益
固定資産売却益
※3
投資有価証券売却益
営業譲渡益
貸倒引当金戻入益
退職給付代行返上益
※4
1,880
295
0
24
156
−
−
19
6,562
8,600
4.3
−
− 36 −
(36) / 2004/06/28 13:58 (2004/06/28 13:58) / 349125_01_060_2k_04153533/第5−1連結財務諸表等/os2テルモ/有報
(自
至
区分
Ⅶ
注記
番号
前連結会計年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
(自
至
百分比
(%)
金額(百万円)
当連結会計年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
百分比
(%)
金額(百万円)
特別損失
固定資産処分評価損
345
640
投資有価証券売却損
60
−
投資有価証券評価損
916
−
関係会社株式売却損
−
4
ゴルフ会員権整理損
50
1
−
1,163
282
89
海外事業改革損
※5
※6
退任役員慰労金
連結調整勘定一括償却
※7
3,500
税金等調整前当期純利
益
法人税、住民税及び事
業税
法人税等調整額
5,155
2.6
33,505
16.7
16,215
△862
1,901
0.9
33,743
15.7
13,982
6.5
12,508
15,353
7.7
△3
△0.0
△31
△0.0
18,155
9.0
19,792
9.2
少数株主利益(△損
失)
当期純利益
−
1,473
− 37 −
(37) / 2004/06/28 13:58 (2004/06/28 13:58) / 349125_01_060_2k_04153533/第5−1連結財務諸表等/os2テルモ/有報
③【連結剰余金計算書】
(自
至
区分
注記
番号
前連結会計年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
金額(百万円)
(自
至
当連結会計年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
金額(百万円)
(資本剰余金の部)
Ⅰ 資本剰余金期首残高
資本準備金期首残高
Ⅱ
52,103
52,103
資本剰余金期末残高
52,103
−
52,103
52,103
(利益剰余金の部)
Ⅰ 利益剰余金期首残高
連結剰余金期首残高
114,740
99,180
99,180
18,155
18,155
−
Ⅱ 利益剰余金増加高
1.当期純利益
19,792
19,792
Ⅲ 利益剰余金減少高
1.配当金
2,501
2,504
取締役賞与
81
127
監査役賞与
13
2.役員賞与
Ⅳ
利益剰余金期末残高
2,595
20
114,740
− 38 −
(38) / 2004/06/28 13:58 (2004/06/28 13:58) / 349125_01_060_2k_04153533/第5−1連結財務諸表等/os2テルモ/有報
2,652
131,880
④【連結キャッシュ・フロー計算書】
(自
至
区分
Ⅰ
注記
番号
前連結会計年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
金額(百万円)
(自
至
当連結会計年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
金額(百万円)
営業活動によるキャッ
シュ・フロー
税金等調整前当期純利
益
33,505
33,743
減価償却費
14,310
14,038
連結調整勘定償却額
3,905
842
持分法による投資利益
△201
△211
退職給付引当金の増減
額(減少:△)
△3,625
2,806
301
77
△223
△212
支払利息
597
356
為替差損益(差益:
△)
521
393
固定資産処分評価損
345
640
△1,880
△295
投資有価証券売却益
△0
△24
投資有価証券売却損
60
4
投資有価証券評価損
916
−
ゴルフ会員権整理損
50
1
売上債権の増減額(増
加:△)
4,338
△1,991
たな卸資産の増減額
(増加:△)
2,347
370
仕入債務の増減額(減
少:△)
△951
1,823
未払消費税等の増減額
(減少:△)
343
△240
△94
△147
△2,493
1,236
52,075
53,211
貸倒引当金の増減額
(減少:△)
受取利息及び受取配当
金
固定資産売却益
役員賞与の支払額
その他
小計
− 39 −
(39) / 2004/06/28 13:58 (2004/06/28 13:58) / 349125_01_060_2k_04153533/第5−1連結財務諸表等/os2テルモ/有報
(自
至
区分
注記
番号
前連結会計年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
金額(百万円)
利息及び配当金の受取
額
当連結会計年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
金額(百万円)
351
395
△611
△360
△14,989
△11,749
36,825
41,496
有形固定資産の取得に
よる支出
△12,573
△11,455
有形固定資産の売却に
よる収入
2,355
796
無形固定資産の取得に
よる支出
△896
△1,055
投資有価証券の取得に
よる支出
△1,477
△12
投資有価証券の売却に
よる収入
49
137
営業の譲渡による収入
1,500
−
新規連結会社の取得に
伴う支出
△20,678
△49
△31,721
△11,638
利息の支払額
法人税等の支払額
営業活動によるキャッ
シュ・フロー
Ⅱ
(自
至
投資活動によるキャッ
シュ・フロー
投資活動によるキャッ
シュ・フロー
− 40 −
(40) / 2004/06/28 13:58 (2004/06/28 13:58) / 349125_01_060_2k_04153533/第5−1連結財務諸表等/os2テルモ/有報
(自
至
区分
Ⅲ
注記
番号
前連結会計年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
金額(百万円)
(自
至
当連結会計年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
金額(百万円)
財務活動によるキャッ
シュ・フロー
短期借入金の増減額
(減少:△)
8,367
△11,310
長期借入による収入
6,829
−
長期借入金の返済によ
る支出
△45
△508
社債の償還による支出
△10,000
−
自己株式の取得による
支出
△8,627
△4,891
配当金の支払額
△2,501
△2,504
△5,977
△19,215
財務活動によるキャッ
シュ・フロー
Ⅳ
現金及び現金同等物に係
る換算差額
△239
△722
Ⅴ
現金及び現金同等物の増
減額(減少:△)
△1,112
9,919
Ⅵ
現金及び現金同等物の期
首残高
32,725
31,613
Ⅶ
現金及び現金同等物の期
末残高
31,613
41,533
− 41 −
(41) / 2004/06/28 13:58 (2004/06/28 13:58) / 349125_01_060_2k_04153533/第5−1連結財務諸表等/os2テルモ/有報
連結財務諸表作成のための基本となる事項
(自
至
前連結会計年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
(自
至
1.連結の範囲に関する事項
(1)連結子会社の数
当連結会計年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
1.連結の範囲に関する事項
31社
(1)連結子会社の数
33社
主要な連結子会社は以下のとおりであります。
主要な連結子会社は以下のとおりであります。
テルモヨーロッパN.V.
テルモヨーロッパN.V.
テルモメディカルCORP.
テルモメディカルCORP.
テルモカーディオバスキュラーシステムズ
テルモカーディオバスキュラーシステムズ
CORP.
CORP.
泰尓茂医療産品(杭州)有限公司
泰尓茂医療産品(杭州)有限公司
なお当連結会計年度よりテルモチャイナ(香港)
なお当連結会計年度よりテルモイタリアSRL、テ
ルモヨーロッパ・エスパーニャSL、テルモスウェー
LTD.を新たに設立したことにより、連結子会社に含
デンAB、テルモUK LTD.、テルモラテンアメリカ
めております。
また前連結会計年度において持分法適用の関連会
CORP.、テルモハートINC.、バスクテックLTD.、バ
スクテックドイツG.m.b.H.、バスクテックUSA
社であった長春泰尓茂医用器具有限公司については
INC.、PT.テルモインドネシア、テルモコリアCORP.
持分の追加取得により連結子会社に含めておりま
について、新たに設立・取得したことにより、連結
す。但し、支配獲得日を当社の決算日(平成16年3
子会社に含めております。
月31日)とみなしているため、貸借対照表のみを連
結し、損益については持分法を適用しております。
(2)非連結子会社の名称及び連結の範囲から除いた理
(2)非連結子会社の名称及び連結の範囲から除いた理
由
由
テルモビジネスサポート㈱
1社
テルモビジネスサポート㈱
(連結の範囲から除いた理由)
1社
(連結の範囲から除いた理由)
同左
事業の種類、内容等が連結会社と著しく異なる
上、総資産、売上高、当期純利益および利益剰余金
等は、いずれも僅少であり連結財務諸表に及ぼす影
響は軽微であるため、連結の範囲から除外しており
ます。
2.持分法の適用に関する事項
2.持分法の適用に関する事項
非連結子会社1社および関連会社4社に対する投資
非連結子会社1社および関連会社3社に対する投資
について持分法を適用しています。
について持分法を適用しています。
主要な関連会社はありません。
主要な関連会社はありません。
なお、ミッションメディカルINC.については当連結
会計年度において持分が100分の20を超えたため、持
分法適用の関連会社に含めております。
長春泰尓茂医用器具有限公司については、上記1.
のとおり損益について持分法を適用しております。
また、前連結会計年度において持分法適用の関連会
社であった㈱フジ・メディックは、当連結会計年度に
おける株式売却により関連会社でなくなったため、持
分法適用の範囲から除外しております。
− 42 −
(42) / 2004/06/28 13:58 (2004/06/28 13:58) / 349125_01_070_2k_04153533/第5−2連結財務諸表作成/os2テルモ/有報
(自
至
前連結会計年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
(自
至
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
当連結会計年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社のうち泰尓茂医療産品(杭州)有限公
連結子会社のうち泰尓茂医療産品(杭州)有限公
司、テルモタイランドCO.,LTD.及びPT.テルモインド
司、長春泰尓茂医用器具有限公司、テルモタイランド
ネシアの決算日は、平成14年12月31日であります。
CO.,LTD.及びPT.テルモインドネシアの決算日は、平
連結財務諸表の作成に当たっては、同決算日現在の
成15年12月31日であります。
財務諸表を使用しております。ただし、平成15年1月
連結財務諸表の作成に当たっては、同決算日現在の
1日から連結決算日平成15年3月31日までの期間に発
財務諸表を使用しております。ただし、平成16年1月
生した重要な取引については、連結上必要な調整を
1日から連結決算日平成16年3月31日までの期間に発
行っております。
生した重要な取引については、連結上必要な調整を
行っております。
4.会計処理基準に関する事項
4.会計処理基準に関する事項
(1)重要な資産の評価基準及び評価方法
(1)重要な資産の評価基準及び評価方法
(イ)有価証券
(イ)有価証券
その他有価証券
その他有価証券
1)時価のあるもの
1)時価のあるもの
決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差
同左
額は全部資本直入法により処理し、売却原価は
主として移動平均法により算定)
2)時価のないもの
2)時価のないもの
移動平均法による原価法
同左
(ロ)デリバティブ
(ロ)デリバティブ
時価法
同左
(ハ)たな卸資産
(ハ)たな卸資産
同左
当社は総平均法に基づく原価法により評価して
おり、在外連結子会社は主として先入先出法に基
づく低価法により評価しております。
(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法
(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法
(イ)有形固定資産
(イ)有形固定資産
原則として定率法によっておりますが、一部の
原則として定率法によっておりますが、一部の
子会社では定額法を採用しております。なお、子
子会社では定額法を採用しております。なお、子
会社において定額法により償却しているものは、
会社において定額法により償却しているものは、
有形固定資産の取得価額の25%であります。
有形固定資産の取得価額の24%であります。
当社については、平成10年4月1日以降取得の
当社については、平成10年4月1日以降取得の
建物(附属設備は除く)について定額法を採用し
建物(附属設備は除く)について定額法を採用し
ております。
ております。
なお、主な耐用年数は以下のとおりでありま
なお、主な耐用年数は以下のとおりでありま
す。
す。
建物及び構築物
5∼50年
建物及び構築物
5∼50年
機械装置及び運搬具
3∼20年
機械装置及び運搬具
3∼20年
− 43 −
(43) / 2004/06/28 13:58 (2004/06/28 13:58) / 349125_01_070_2k_04153533/第5−2連結財務諸表作成/os2テルモ/有報
(自
至
前連結会計年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
(自
至
(ロ)無形固定資産
当連結会計年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
(ロ)無形固定資産
同左
定額法を採用しております。
なお、当社の営業権は5年で均等額を、自社利
用のソフトウェアについては、社内における利用
可能期間(主として5年)で償却しております。
在外連結子会社計上の営業権については、所在地
国の会計基準の規定に基づき処理しております。
(3)重要な引当金の計上基準
(3)重要な引当金の計上基準
(イ)貸倒引当金
(イ)貸倒引当金
同左
受取手形及び売掛金等の貸倒損失に備えるた
め、当社及び国内連結子会社においては、一般債
権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等
特定の債権については個別に回収可能性を勘案
し、回収不能見込額を計上しております。在外連
結子会社については主として個別に債権の回収可
能性を検討して、必要額を計上しております。
(ロ)賞与引当金
(ロ)賞与引当金
従業員に対する賞与の支払に備えるため、支給
同左
見込額を計上しております。
(ハ)退職給付引当金
(ハ)退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年
同左
度末における退職給付債務及び年金資産の見込額
に基づき計上しております。過去勤務債務は、主
としてその発生時点の従業員の平均残存勤務期間
以内の一定の年数(10年)による定額法により費
用の減額処理をしております。数理計算上の差異
は、主としてその発生時点における従業員の平均
残存勤務期間以内の一定の年数(10年)による定
額法により発生年度の翌期から費用処理しており
ます。
(追加情報)
―――――
当社は、確定給付企業年金法の施行に伴い、テル
モ厚生年金基金の代行部分について平成14年10月28
日付で厚生労働大臣から将来分支給義務免除の認可
を受けました。
なお、当社は「退職給付会計に関する実務指針
(中間報告)」(日本公認会計士協会会計制度委員
会報告第13号)第47−2項に定める経過措置を適用
し、当該認可の日において代行部分に係る退職給付
債務と返還相当額の年金資産を消滅したものとみな
して処理しております。
本処理に伴う損益に与えた影響額等については、
「退職給付に関わる注記」に記載しております。
− 44 −
(44) / 2004/06/28 13:58 (2004/06/28 13:58) / 349125_01_070_2k_04153533/第5−2連結財務諸表作成/os2テルモ/有報
(自
至
前連結会計年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
(自
至
(4)重要なリース取引の処理方法
当連結会計年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
(4)重要なリース取引の処理方法
同左
リース物件の所有権が借主に移転すると認められ
るもの以外のファイナンス・リース取引について
は、一部の在外連結子会社を除き、通常の賃貸借取
引に係る方法に準じた会計処理によっております。
(5)重要なヘッジ会計の方法
(5)重要なヘッジ会計の方法
(イ)ヘッジ会計の方法
(イ)ヘッジ会計の方法
主として繰延ヘッジ処理を採用しております。
同左
(ロ)ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段
為替予約
ヘッジ対象
外貨建売掛金
(ロ)ヘッジ手段とヘッジ対象
(ハ)ヘッジ方針
ヘッジ手段
同左
ヘッジ対象
同左
(ハ)ヘッジ方針
主として当社のリスク別管理方針に基づき、為
同左
替相場変動リスクをヘッジしております。
(ニ)ヘッジ有効性評価の方法
(ニ)ヘッジ有効性評価の方法
同左
ヘッジ対象のキャッシュ・フロー変動の累計又
は相場変動とヘッジ手段のキャッシュ・フロー変
動の累計又は相場変動を半期ごとに比較し、両者
の変動額等を基礎にして、ヘッジ有効性を評価し
ております。
(6)その他連結財務諸表作成のための重要な事項
(6)その他連結財務諸表作成のための重要な事項
(イ)消費税等の会計処理方法
(イ)消費税等の会計処理方法
当社および国内に所在する連結子会社は税抜方
同左
式によっております。
在外連結子会社は該当ありません。
(ロ)自己株式及び法定準備金の取崩等に関する会
―――――
計基準
「自己株式及び法定準備金の取崩等に関する会
計基準」(企業会計基準第1号)が平成14年4月
1日以後に適用されることになったことに伴い、
当連結会計年度から同会計基準によっておりま
す。これによる当連結会計年度の損益に与える影
響はありません。
なお、連結財務諸表規則の改正により、当連結
会計年度における連結貸借対照表の資本の部及び
連結剰余金計算書については、改正後の連結財務
諸表規則により作成しております。
− 45 −
(45) / 2004/06/28 13:58 (2004/06/28 13:58) / 349125_01_070_2k_04153533/第5−2連結財務諸表作成/os2テルモ/有報
(自
至
前連結会計年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
(自
至
(ハ)1株当たり情報
当連結会計年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
―――――
「1株当たり当期純利益に関する会計基準」
(企業会計基準第2号)及び「1株当たり当期純
利益に関する会計基準の適用指針」(企業会計基
準適用指針第4号)が平成14年4月1日以後開始
する連結会計年度に係る連結財務諸表から適用さ
れることになったことに伴い、当連結会計年度か
ら同会計基準及び適用指針によっております。な
お、これによる影響については、「1株当たり情
報に関する注記」に記載しております。
5.連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項
5.連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項
連結子会社の資産及び負債の評価については、全面
同左
時価評価法を採用しております。
6.連結調整勘定の償却に関する事項
6.連結調整勘定の償却に関する事項
連結調整勘定の償却については、個々の事業ごとに
連結調整勘定の償却については、個々の事業ごとに
超過収益力の効果の発現する期間を見積り5年または
超過収益力の効果の発現する期間を見積り5年または
20年で均等償却を行っております。なお、高機能治療
20年で均等償却を行っております。
用医療関係の研究開発型事業の買収に関わる連結調整
勘定は、超過収益力の効果の発現自体が技術の確立し
ていない研究開発の成否及びその事業化の成否に依存
するため、発生時に一括費用処理しております。
7.利益処分項目等の取扱いに関する事項
7.利益処分項目等の取扱いに関する事項
同左
連結剰余金計算書は、連結会社の利益処分につい
て、連結会計年度中に確定した利益処分に基づいて作
成しております。
8.連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
8.連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金
同左
可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスク
しか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来
する短期投資からなっております。
− 46 −
(46) / 2004/06/28 13:58 (2004/06/28 13:58) / 349125_01_070_2k_04153533/第5−2連結財務諸表作成/os2テルモ/有報
注記事項
(連結貸借対照表関係)
項目
※1.有形固定資産
前連結会計年度
(平成15年3月31日)
当連結会計年度
(平成16年3月31日)
有形固定資産の減価償却累計額は、
有形固定資産の減価償却累計額は、
160,610百万円であります。
168,503百万円であります。
※2.各科目に含まれている
非連結子会社及び関連会
社に対する残高
投資有価証券(株式)
425百万円
702百万円
その他の投資その他の資
産(出資金)
191百万円
−百万円
※3.発行済株式総数
当社の発行済株式総数は、普通株式
210,876,260株であります。
※4.当社の保有する自己株
式数
当社が保有する自己株式の数は、普通
株式10,028,506株であります。
当社の発行済株式総数は、普通株式
210,876,260株であります。
当社が保有する自己株式の数は、普通
株式12,493,308株であります。
− 47 −
(47) / 2004/06/28 13:58 (2004/06/28 13:58) / 349125_01_070_2k_04153533/第5−2連結財務諸表作成/os2テルモ/有報
(連結損益計算書関係)
項目
(自
至
前連結会計年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
(自
至
当連結会計年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
※1.販売費及び一般管理費
のうち主要な費目及び金
額
販売促進費及び広告宣伝
費
5,827百万円
6,791百万円
運送及び荷造梱包費
6,490百万円
6,835百万円
14,275百万円
15,081百万円
3,502百万円
3,654百万円
給料手当
賞与引当金繰入額
退職給付費用
2,538百万円
2,339百万円
研究開発費
11,390百万円
14,699百万円
減価償却費
2,512百万円
2,381百万円
11,390百万円
14,699百万円
※2.研究開発費の総額
販売費及び一般管理費
※3.固定資産売却益
固定資産売却益の内訳は、機械装置及
び運搬具0百万円、土地1,877百万円、
固定資産売却益の内訳は、土地294百
万円、その他1百万円であります。
その他2百万円であります。
※4.営業譲渡益
―――――
血液透析用人工腎臓事業の営業譲渡に
伴うものであり、当該事業に係る生産設
備の臨時償却費(1,100百万円)、転籍
者及び退職者に係る早期割増退職金
(144百万円)、たな卸資産の処分額等
(99百万円)を控除したものでありま
す。
※5.固定資産処分評価損
※6.海外事業改革損
固定資産処分評価損の内訳は、建物及
固定資産処分評価損の内訳は、建物及
び構築物90百万円、機械装置及び運搬具
び構築物60百万円、機械装置及び運搬具
115百万円、土地51百万円、その他87百
492百万円、その他87百万円でありま
万円であります。
す。
―――――
主として、欧州の医療器事業再編に伴
う人員整理を含む合理化費用でありま
す。
※7.連結調整勘定一括償却
平成14年11月15日にセンターパルス社
―――――
(所在地:スイス・チューリッヒ)から
株式取得したバスクテック社の買収に関
して発生した連結調整勘定のうち、高機
能治療用医療関係の研究開発型事業の買
収にかかわる部分について、超過収益力
の効果の発現自体が技術の確立していな
い研究開発の成否及びその事業化の成否
に依存するため、発生時に一括費用処理
したものであります。
− 48 −
(48) / 2004/06/28 13:58 (2004/06/28 13:58) / 349125_01_070_2k_04153533/第5−2連結財務諸表作成/os2テルモ/有報
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
(自
至
前連結会計年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
(自
至
(1)現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に
掲記されている科目の金額との関係
当連結会計年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
(1)現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に
掲記されている科目の金額との関係
(百万円)
現金及び預金勘定
(百万円)
31,613
預入期間が3ヶ月を超える定期預金
預金及び現金同等物
現金及び預金勘定
預入期間が3ヶ月を超える定期預金
−
預金及び現金同等物
31,613
(2)株式の取得により新たに連結子会社となった会社の
資産及び負債の主な内訳
41,533
−
41,533
(2)株式の取得により新たに連結子会社となった会社の
資産及び負債の主な内訳
株式の取得により新たに子会社を連結したことに伴
持分の取得により新たに子会社を連結したことに伴
う連結開始時の資産及び負債の内訳並びに子会社株式
う連結開始時の資産及び負債の内訳並びに子会社株式
の取得価額と子会社取得のための支出(純額)との関
の取得価額と子会社取得のための支出(純額)との関
係は次のとおりであります。
係は次のとおりであります。
(イ)バスクテックLTD.他
(イ)長春泰尓茂医用器具有限公司
3社合計
(百万円)
流動資産
(百万円)
2,198
流動資産
固定資産
804
固定資産
営業権
584
連結調整勘定
△129
流動負債
△144
連結調整勘定
18,463
流動負債
△1,006
固定負債
△367
株式取得価額
20,678
持分の取得価額
現金及び現金同等物
差引:取得のための支出
− 49 −
(49) / 2004/06/28 13:58 (2004/06/28 13:58) / 349125_01_070_2k_04153533/第5−2連結財務諸表作成/os2テルモ/有報
255
145
127
△78
49
(リース取引関係)
(自
至
前連結会計年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
(自
至
当連結会計年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
1.リース物件の所有権が借
(1)リース物件の取得価額相当額、減価
(1)リース物件の取得価額相当額、減価
主に移転すると認められる
償却累計額相当額及び期末残高相当額
償却累計額相当額及び期末残高相当額
減価償却
取得価額
期末残高
累計額相
相当額
相当額
当額
(百万円)
(百万円)
(百万円)
減価償却
取得価額
期末残高
累計額相
相当額
相当額
当額
(百万円)
(百万円)
(百万円)
もの以外のファイナンス・
リース取引
機械装置及
び運搬具
1,352
828
523
機械装置及
び運搬具
1,140
788
352
その他
1,953
1,173
779
その他
1,446
736
710
3,306
2,002
1,303
2,587
1,524
1,062
合計
(注)
取得価額相当額は、未経過
合計
(注)
同左
リース料期末残高が有形固定
資産の期末残高等に占める割
合が低いため、支払利子込み
法により算定しております。
(2)未経過リース料期末残高相当額
(2)未経過リース料期末残高相当額
1年内
509百万円
1年内
393百万円
1年超
794百万円
1年超
669百万円
合計
1,303百万円
合計
1,062百万円
(注)
未経過リース料期末残高相当
(注)
同左
額は、未経過リース料期末残
高が有形固定資産の期末残高
等に占める割合が低いため、
支払利子込み法により算定し
ております。
(3)支払リース料及び減価償却費相当額
(3)支払リース料及び減価償却費相当額
支払リース料
639百万円
支払リース料
583百万円
減価償却費相当額
639百万円
減価償却費相当額
583百万円
(4)減価償却費相当額の算定方法
(4)減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価
同左
額を零とする定額法によっておりま
す。
2.オペレーティング・リー
ス取引
未経過リース料
未経過リース料
1年内
32百万円
1年内
39百万円
1年超
32百万円
1年超
39百万円
合計
64百万円
合計
78百万円
− 50 −
(50) / 2004/06/28 14:02 (2004/06/15 20:45) / 349125_01_080_2k_04153533/第5−3連結リース取引/os2テルモ/有報
(有価証券関係)
有価証券
前連結会計年度(平成15年3月31日)
1.売買目的有価証券
該当事項ありません。
2.満期保有目的の債券で時価のあるもの
該当事項ありません。
3.その他有価証券で時価のあるもの
種類
取得原価(百万円)
(1)株式
連結貸借対照表計上
額(百万円)
差額(百万円)
1,271
1,377
106
(2)債券
連結貸借対照表計上
額が取得原価を超え
るもの
①
国債・地方債等
−
−
−
②
社債
−
−
−
③
その他
−
−
−
−
−
−
1,271
1,377
106
3,749
2,567
△1,182
(3)その他
小計
(1)株式
(2)債券
連結貸借対照表計上
額が取得原価を超え
ないもの
①
国債・地方債等
−
−
−
②
社債
−
−
−
③
その他
−
−
−
−
−
−
3,749
2,567
△1,182
5,020
3,944
△1,076
(3)その他
小計
合計
(注)
当連結会計年度においては、その他有価証券で時価のある株式について916百万円減損処理を行っており
ます。なお、減損処理にあたっては、期末における時価が取得原価に比べ50%以上下落した場合には全て
減損処理を行い、30∼50%下落した場合には、当該金額の重要性、回復可能性等を考慮して必要と認めら
れた額について減損処理を行っております。
4.当連結会計年度中に売却したその他有価証券(自
売却額(百万円)
平成14年4月1日
売却益の合計額(百万円)
49
至
平成15年3月31日)
売却損の合計額(百万円)
0
− 51 −
(51) / 2004/06/28 14:02 (2004/06/15 20:45) / 349125_01_080_2k_04153533/第5−3連結リース取引/os2テルモ/有報
60
5.時価評価されていない主な有価証券の内容及び連結貸借対照表計上額
連結貸借対照表計上額(百万円)
(1)満期保有目的の債券
−
(2)その他有価証券
非上場株式
2,527
6.その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の今後の償還予定額
該当事項ありません。
当連結会計年度(平成16年3月31日)
1.売買目的有価証券
該当事項ありません。
2.満期保有目的の債券で時価のあるもの
該当事項ありません。
3.その他有価証券で時価のあるもの
種類
取得原価(百万円)
(1)株式
連結貸借対照表計上
額(百万円)
差額(百万円)
4,901
8,191
3,289
(2)債券
連結貸借対照表計上
額が取得原価を超え
るもの
①
国債・地方債等
−
−
−
②
社債
−
−
−
③
その他
−
−
−
−
−
−
4,901
8,191
3,289
35
32
△2
(3)その他
小計
(1)株式
(2)債券
連結貸借対照表計上
額が取得原価を超え
ないもの
①
国債・地方債等
−
−
−
②
社債
−
−
−
③
その他
−
−
−
−
−
−
35
32
△2
4,936
8,224
3,287
(3)その他
小計
合計
4.当連結会計年度中に売却したその他有価証券(自
売却額(百万円)
平成15年4月1日
売却益の合計額(百万円)
110
至
平成16年3月31日)
売却損の合計額(百万円)
24
− 52 −
(52) / 2004/06/28 14:02 (2004/06/15 20:45) / 349125_01_080_2k_04153533/第5−3連結リース取引/os2テルモ/有報
−
5.時価評価されていない主な有価証券の内容及び連結貸借対照表計上額
連結貸借対照表計上額(百万円)
(1)満期保有目的の債券
−
(2)その他有価証券
非上場株式
1,574
6.その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の今後の償還予定額
該当事項ありません。
(デリバティブ取引関係)
前連結会計年度(自
平成14年4月1日
至
平成15年3月31日)
1.取引の状況に関する事項
(1)取引の内容
利用しているデリバティブ取引は、通貨関連で為替予約取引であります。
(2)取引に対する取組方針
デリバティブ取引は、将来の為替の変動によるリスク回避を目的としており、投機的な取引は行わ
ない方針であります。
(3)取引の利用目的
デリバティブ取引は、通貨関連で外貨建金銭債権債務に係る将来の為替変動リスクを回避する目的
で利用しております。
(4)取引に係るリスクの内容
利用している為替予約取引は為替相場の変動によるリスクを有しております。
なお、為替予約取引の契約先は主に信用度の高い国内銀行であるため、相手方の契約不履行による
リスクはほとんどないと認識しております。
(5)取引に係るリスクの管理体制
デリバティブ取引の実行及び管理は経理部が行っております。また、社内稟議規程により取り扱い
を定め、取引結果は毎月取締役会に報告しております。
(6)取引の時価等に関する事項についての補足説明
取引の時価等に関する事項についての契約額等は、その金額自体がデリバティブ取引のリスクの大
きさを示すものではありません。
− 53 −
(53) / 2004/06/28 14:02 (2004/06/15 20:45) / 349125_01_080_2k_04153533/第5−3連結リース取引/os2テルモ/有報
2.取引の時価等に関する事項
通貨関連
前連結会計年度(平成15年3月31日)
区分
取引の種類
契約額等
(百万円)
契約額等のうち
1年超
(百万円)
時価(百万円)
評価損益
(百万円)
為替予約取引
市場取引以
外の取引
(注)
売建
米ドル
1,424
−
1,440
△15
ユーロ
1,794
−
1,809
△15
合計
3,219
−
3,250
△31
時価の算定方法は先物為替相場によっております。
当連結会計年度(自
平成15年4月1日
至
平成16年3月31日)
1.取引の状況に関する事項
(1)取引の内容
利用しているデリバティブ取引は、通貨関連で為替予約取引であります。
(2)取引に対する取組方針
デリバティブ取引は、将来の為替の変動によるリスク回避を目的としており、投機的な取引は行わ
ない方針であります。
(3)取引の利用目的
デリバティブ取引は、通貨関連で外貨建金銭債権債務に係る将来の為替変動リスクを回避する目的
で利用しております。
(4)取引に係るリスクの内容
利用している為替予約取引は為替相場の変動によるリスクを有しております。
なお、為替予約取引の契約先は主に信用度の高い国内銀行であるため、相手方の契約不履行による
リスクはほとんどないと認識しております。
(5)取引に係るリスクの管理体制
デリバティブ取引の実行及び管理は経理部が行っております。また、社内稟議規程により取り扱い
を定め、取引結果は毎月取締役会に報告しております。
(6)取引の時価等に関する事項についての補足説明
取引の時価等に関する事項についての契約額等は、その金額自体がデリバティブ取引のリスクの大
きさを示すものではありません。
− 54 −
(54) / 2004/06/28 14:02 (2004/06/15 20:45) / 349125_01_080_2k_04153533/第5−3連結リース取引/os2テルモ/有報
2.取引の時価等に関する事項
通貨関連
当連結会計年度(平成16年3月31日)
区分
取引の種類
契約額等
(百万円)
契約額等のうち
1年超
(百万円)
時価(百万円)
評価損益
(百万円)
為替予約取引
市場取引以
外の取引
(注)
売建
米ドル
1,940
−
1,897
43
ユーロ
3,049
−
2,950
99
合計
4,989
−
4,847
142
時価の算定方法は先物為替相場によっております。
(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社は確定給付型の制度として、厚生年金基金制度、適格退職年金制度を設けております。
確定給付企業年金法の施行に伴い、厚生年金基金の代行部分について平成14年10月28日に厚生労働大
臣から将来分支給義務免除の認可を受けております。
また、従業員の退職等に際して割増退職金を支払う場合があります。
なお、一部の在外連結子会社では、確定給付型制度の他、確定拠出型制度等を設けております。
2.退職給付債務に関する事項
(単位:百万円)
イ.退職給付債務
ロ.年金資産
前連結会計年度
(平成15年3月31日)
当連結会計年度
(平成16年3月31日)
△51,112
△59,681
17,801
22,768
ハ.未積立退職給付債務(イ+ロ)
△33,311
△36,912
ニ.会計基準変更時差異の未処理額
−
−
16,558
17,350
△27
△24
△16,780
△19,586
ホ.未認識数理計算上の差異
ヘ.未認識過去勤務債務(債務の減額)
ト.連結貸借対照表計上額純額(ハ+ニ+ホ+ヘ)
チ.前払年金費用
リ.退職給付引当金(ト−チ)
−
−
△16,780
△19,586
− 55 −
(55) / 2004/06/28 14:02 (2004/06/15 20:45) / 349125_01_080_2k_04153533/第5−3連結リース取引/os2テルモ/有報
前連結会計年度
(平成15年3月31日)
(注)
当連結会計年度
(平成16年3月31日)
―――――
厚生年金基金の代行部分返上に関し、「退職
給付会計に関する実務指針(中間報告)」
(日本公認会計士協会会計制度委員会報告第
13号)第47−2項に定める経過措置を適用
し、厚生労働大臣から将来分支給義務免除の
認可を受けた日において代行部分に係る退職
給付債務と返還相当額の年金資産を消滅した
ものとみなして会計処理しております。な
お、平成15年3月31日現在において測定され
た年金資産の返還相当額は10,669百万円であ
ります。
3.退職給付費用に関する事項
(単位:百万円)
(自
至
前連結会計年度
当連結会計年度
平成14年4月1日 (自 平成15年4月1日
平成15年3月31日) 至 平成16年3月31日)
イ.勤務費用(注)2
2,963
ロ.利息費用
1,548
1,367
ハ.期待運用収益
△698
△447
−
−
ホ.数理計算上の差異の費用処理額
1,838
1,890
ヘ.過去勤務債務の費用処理額(費用の減額)
△126
△3
ト.退職給付費用(イ+ロ+ハ+ニ+ホ+ヘ)
5,525
5,499
ニ.会計基準変更時差異の費用処理額
チ.厚生年金基金の代行部分返上に伴う損益
計(ト+チ)
前連結会計年度
(平成15年3月31日)
2,692
△6,562
−
△1,036
5,499
当連結会計年度
(平成16年3月31日)
(注)1.一部の在外連結子会社においては上記退職
(注)1.一部の在外連結子会社においては上記退職
給付費用以外に、確定拠出型等の退職給付
給付費用以外に、確定拠出型等の退職給付
費用として183百万円を計上しておりま
費用として191百万円を計上しておりま
す。
す。
2.厚生年金基金に対する従業員拠出額を控除
2.同左
しております。
− 56 −
(56) / 2004/06/28 14:02 (2004/06/15 20:45) / 349125_01_080_2k_04153533/第5−3連結リース取引/os2テルモ/有報
4.退職給付債務等の計算の基礎に関する事項
(自
至
前連結会計年度
当連結会計年度
平成14年4月1日 (自 平成15年4月1日
平成15年3月31日) 至 平成16年3月31日)
イ.退職給付見込額の期間配分方法
期間定額基準
ロ.割引率
主として2.5%
同左
主として期首2.5%
期末2.0%
ハ.期待運用収益率
主として2.5%
ニ.過去勤務債務の額の処理年数
10年
主として
2.0%
同左
発生時の従業員の平均残
存勤務期間以内の一定の
年数による定額法によ
り、当連結会計年度から
費用の減額処理をするこ
ととしております。
ホ.数理計算上の差異の処理年数
10年
発生時の従業員の平均残
存勤務期間以内の一定の
年数による定額法によ
り、翌連結会計年度から
費用処理することとして
おります。
− 57 −
(57) / 2004/06/28 14:02 (2004/06/15 20:45) / 349125_01_080_2k_04153533/第5−3連結リース取引/os2テルモ/有報
同左
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前連結会計年度
(平成15年3月31日)
当連結会計年度
(平成16年3月31日)
(百万円)
繰延税金資産
貸倒引当金
未払金・未払費用
(百万円)
繰延税金資産
240
2,795
貸倒引当金
303
未払金・未払費用
1,994
未払事業税
932
未払事業税
960
賞与引当金
1,552
賞与引当金
1,674
退職給付引当金
6,444
退職給付引当金
7,584
投資有価証券評価損
2,984
投資有価証券評価損
繰越欠損金
5,374
繰越欠損金
4,516
棚卸資産・固定資産未実現利益
697
棚卸資産・固定資産未実現利益
その他有価証券評価差額金
433
その他
その他
382
709
1,951
1,573
繰延税金資産小計
20,076
繰延税金資産小計
23,028
評価性引当額
△4,863
評価性引当額
△5,813
繰延税金資産合計
15,212
繰延税金資産合計
17,215
固定資産減価償却費
その他有価証券評価差額金
その他
繰延税金資産の純額
(注)
△812
−
△439
繰延税金負債合計
繰延税金負債
固定資産減価償却費
繰延税金負債
△1,252
△722
その他有価証券評価差額金
△1,324
その他
△301
繰延税金負債合計
△2,348
繰延税金資産の純額
12,864
15,962
前連結会計年度及び当連結会計年度における繰延税金資産の純額は、連結貸借対照表の以下の項目に含ま
れております。
前連結会計年度
(平成15年3月31日)
当連結会計年度
(平成16年3月31日)
流動資産−繰延税金資産
5,907
5,713
固定資産−繰延税金資産
10,493
7,559
固定負債−繰延税金負債
437
408
− 58 −
(58) / 2004/06/28 14:02 (2004/06/15 20:45) / 349125_01_080_2k_04153533/第5−3連結リース取引/os2テルモ/有報
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の
原因となった主要な項目別の内訳
前連結会計年度
(平成15年3月31日)
当連結会計年度
(平成16年3月31日)
%
法定実効税率
41.7
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率
との間の差異が法定実効税率の100分の5以下であるた
め注記を省略しております。
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない
項目
1.5
受取配当金等永久に益金に算入され
ない項目
△0.1
評価性引当額の増減
△3.5
海外子会社の税率差
△1.9
連結調整勘定償却
4.9
税率変更による期末繰延税金資産負
債の減額修正
1.1
その他
2.1
税効果会計適用後の法人税等の負担率
45.8
前連結会計年度
(平成15年3月31日)
当連結会計年度
(平成16年3月31日)
3.地方税法等の一部を改正する法律(平成15年法律第
―――――
9号)が平成15年3月31日に公布されたことに伴
い、当連結会計年度の繰延税金資産及び繰延税金負
債の計算(ただし、平成16年4月1日以降解消が見
込まれるものに限る。)に使用した法定実効税率
は、前連結会計年度の41.7%から40.3%に変更され
ました。その結果、繰延税金資産の金額(繰延税金
負債の金額を控除した金額)が372百万円減少し、
当連結会計年度に計上された法人税等調整額が357
百万円、その他有価証券評価差額金が15百万円、そ
れぞれ増加しております。
− 59 −
(59) / 2004/06/28 14:02 (2004/06/15 20:45) / 349125_01_080_2k_04153533/第5−3連結リース取引/os2テルモ/有報
(セグメント情報)
【事業の種類別セグメント情報】
(自
至
前連結会計年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
ホスピタル
商品群
(百万円)
心臓・血管
領域商品群
(百万円)
生活医療商
品群他
(百万円)
計
(百万円)
消去又は全
社
(百万円)
連結
(百万円)
(1)外部顧客に対する売上高
112,556
61,766
26,302
200,625
−
200,625
(2)セグメント間の内部売上
高又は振替高
−
−
−
−
−
−
112,556
61,766
26,302
200,625
−
200,625
営業費用
97,344
40,621
21,455
159,421
9,904
169,326
営業利益
15,211
21,145
4,846
41,203
(9,904)
31,298
136,303
78,964
23,079
238,347
49,837
288,184
減価償却費
9,455
7,343
1,251
18,050
165
18,216
資本的支出
7,585
22,041
780
30,407
244
30,652
Ⅰ.売上高及び営業損益
売上高
計
Ⅱ.資産、減価償却費及び資本
的支出
資産
(注)1.事業区分は、事業の運営・収支区分等を勘案して「ホスピタル商品群」「心臓・血管領域商品群」およ
び「生活医療商品群他」の3事業に区分しております。
2.各事業の主な製品
事業区分
ホスピタル商品群
心臓・血管領域商品群
生活医療商品群他
売上区分
主要製品
汎用医療器
シリンジ(注射筒)、注射針、輸液セット、翼状針、留置針、真空
採血管、輸液ポンプ、シリンジポンプ 他
医薬品類
輸液剤、高カロリー輸液剤、プレフィルドシリンジ
輸血関連
血液バッグ、成分採血装置、無菌接合装置
カテーテルシステム
PTCAカテーテル、コロナリーステント、ガイドワイヤー、血管
造影カテーテル 他
人工心肺システム
人工肺、体外循環システム
人工血管
人工血管
腹膜透析関連
腹膜透析液
糖尿病関連
血糖測定システム
その他
在宅輸液・酸素、栄養システム、電子体温計、電子血圧計
他
他
他
他
他
他
3.消去又は全社の項目に含めた配賦不能営業費用の金額は9,904百万円であり、当社の一般管理部門に係
る費用であります。
4.消去又は全社の項目に含めた全社資産の金額は49,837百万円であり、その主なものは、当社での余資運
用資金(現預金)、長期投資資金(投資有価証券)、繰延税金および管理部門に係る資産等であります。
5.減価償却費には、特別損失に計上しております「連結調整勘定一括償却」3,500百万円を心臓・血管領
域商品群に含めております。
− 60 −
(60) / 2004/06/28 13:59 (2004/06/28 13:59) / 349125_01_090_2k_04153533/第5−4セグメント情報/os2テルモ/有報
6.資本的支出には、連結調整勘定の取得18,463百万円及び営業権の取得584百万円を心臓・血管領域商品
群に含めております。
(自
至
当連結会計年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
ホスピタル
商品群
(百万円)
心臓・血管
領域商品群
(百万円)
生活医療商
品群他
(百万円)
計
(百万円)
消去又は全
社
(百万円)
連結
(百万円)
(1)外部顧客に対する売上高
119,938
70,966
24,290
215,195
−
215,195
(2)セグメント間の内部売上
高又は振替高
−
−
−
−
−
−
119,938
70,966
24,290
215,195
−
215,195
営業費用
101,074
48,206
19,283
168,564
9,978
178,542
営業利益
18,863
22,760
5,007
46,631
(9,978)
36,652
135,401
79,720
21,449
236,571
57,295
293,866
減価償却費
9,313
4,244
1,175
14,733
147
14,880
資本的支出
9,821
2,055
989
12,866
289
13,156
Ⅰ.売上高及び営業損益
売上高
計
Ⅱ.資産、減価償却費及び資本
的支出
資産
(注)1.事業区分は、事業の運営・収支区分等を勘案して「ホスピタル商品群」「心臓・血管領域商品群」およ
び「生活医療商品群他」の3事業に区分しております。
2.各事業の主な製品
事業区分
ホスピタル商品群
心臓・血管領域商品群
生活医療商品群他
売上区分
主要製品
ホスピタル医療器
シリンジ(注射筒)、注射針、輸液セット、翼状針、留置針、真空
採血管、輸液ポンプ、シリンジポンプ 他
医薬品類
輸液剤、高カロリー輸液剤、プレフィルドシリンジ
輸血関連
血液バッグ、成分採血装置、無菌接合装置
カテーテルシステム
PTCAカテーテル、コロナリーステント、ガイドワイヤー、血管
造影カテーテル 他
人工心肺システム
人工肺、体外循環システム
人工血管
人工血管
腹膜透析関連
腹膜透析液
糖尿病関連
血糖測定システム
その他
在宅輸液・酸素、電子体温計、電子血圧計
他
他
他
他
他
他
3.消去又は全社の項目に含めた配賦不能営業費用の金額は9,978百万円であり、当社の一般管理部門に係
る費用であります。
4.消去又は全社の項目に含めた全社資産の金額は57,295百万円であり、その主なものは、当社での余資運
用資金(現預金)、長期投資資金(投資有価証券)、繰延税金および管理部門に係る資産等であります。
− 61 −
(61) / 2004/06/28 13:59 (2004/06/28 13:59) / 349125_01_090_2k_04153533/第5−4セグメント情報/os2テルモ/有報
5.前連結会計年度まで「生活医療商品群他」の「その他」の区分に含めておりました「栄養食品」につい
て、病院市場における総合的な輸液・栄養事業戦略を考慮し、当連結会計年度より「ホスピタル商品
群」の「医薬品類」の区分に含めるよう変更しております。
なお、前連結会計年度の「生活医療商品群」の「その他」の区分に含めている「栄養食品」の販売実績
は次のとおりであります。
前連結会計年度
2,471百万円
(参考)当連結会計年度「栄養食品」売上高
2,544百万円
【所在地別セグメント情報】
(自
至
前連結会計年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
消去又は
日本
欧州
米州
その他
計
連結
全社
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
(百万円)
(百万円)
Ⅰ.売上高及び営業損益
売上高
(1)外部顧客に対する売上高
127,198
26,520
33,209
13,697
200,625
(2)セグメント間の内部売上高
又は振替高
25,103
785
4,050
4,687
34,627
(34,627)
−
計
152,302
27,306
37,260
18,384
235,253
(34,627)
200,625
営業費用
116,750
25,801
35,007
16,697
194,256
(24,930)
169,326
営業利益
35,551
1,504
2,252
1,686
40,996
(9,697)
31,298
218,372
51,795
34,046
18,720
322,934
(34,750)
288,184
Ⅱ.資産
−
200,625
(注)1.国または地域の区分の方法および各区分に属する主な国または地域
1)国または地域の区分は、地理的近接度によっております。
2)各区分に属する主な国または地域…欧州:ベルギー、イギリス、ドイツ等
米州:アメリカ、カナダ、メキシコ等
その他:オーストラリア、タイ、台湾等
2.消去又は全社の項目に含めた配賦不能営業費用の金額は9,904百万円であり、当社の一般管理部門に係
る費用であります。
3.消去又は全社の項目に含めた全社資産の金額は49,837百万円であり、その主なものは、当社での余資運
用資金(現預金)、長期投資資金(投資有価証券)、繰延税金および管理部門に係る資産等であります。
− 62 −
(62) / 2004/06/28 13:59 (2004/06/28 13:59) / 349125_01_090_2k_04153533/第5−4セグメント情報/os2テルモ/有報
(自
至
当連結会計年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
消去又は
日本
欧州
米州
その他
計
連結
全社
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
(百万円)
(百万円)
Ⅰ.売上高及び営業損益
売上高
(1)外部顧客に対する売上高
134,218
32,295
33,875
14,805
215,195
(2)セグメント間の内部売上高
又は振替高
26,999
1,644
3,830
5,741
38,214
(38,214)
−
計
161,218
33,940
37,706
20,546
253,410
(38,214)
215,195
営業費用
122,352
31,586
34,557
17,897
206,393
(27,850)
178,542
営業利益
38,865
2,353
3,148
2,648
47,016
(10,364)
36,652
211,253
60,979
31,228
19,641
323,103
(29,236)
293,866
Ⅱ.資産
−
215,195
(注)1.国または地域の区分の方法および各区分に属する主な国または地域
1)国または地域の区分は、地理的近接度によっております。
2)各区分に属する主な国または地域…欧州:ベルギー、イギリス、ドイツ等
米州:アメリカ、カナダ、メキシコ等
その他:UAE,オーストラリア、タイ等
2.消去又は全社の項目に含めた配賦不能営業費用の金額は9,978百万円であり、当社の一般管理部門に係
る費用であります。
3.消去又は全社の項目に含めた全社資産の金額は57,295百万円であり、その主なものは、当社での余資運
用資金(現預金)、長期投資資金(投資有価証券)、繰延税金および管理部門に係る資産等であります。
【海外売上高】
(自
至
欧州
海外売上高(百万円)
前連結会計年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
米州
25,993
33,209
その他
14,232
連結売上高(百万円)
連結売上高に占める海外売上高
の割合(%)
計
73,435
200,625
13.0
16.5
7.1
36.6
(注)1.国または地域の区分の方法および各区分に属する主な国または地域
1)国または地域の区分は、地理的近接度によっております。
2)各区分に属する主な国または地域…欧州:ドイツ、フランス、イタリア等
米州:アメリカ、カナダ、メキシコ等
その他:オーストラリア、タイ、台湾等
2.海外売上高は、当社および連結子会社の本邦以外の国または地域における売上高であります。
− 63 −
(63) / 2004/06/28 13:59 (2004/06/28 13:59) / 349125_01_090_2k_04153533/第5−4セグメント情報/os2テルモ/有報
(自
至
欧州
海外売上高(百万円)
当連結会計年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
米州
31,439
その他
33,875
計
15,030
80,346
連結売上高(百万円)
215,195
連結売上高に占める海外売上高
の割合(%)
14.6%
15.7%
7.0%
37.3%
(注)1.国または地域の区分の方法および各区分に属する主な国または地域
1)国または地域の区分は、地理的近接度によっております。
2)各区分に属する主な国または地域…欧州:ドイツ、フランス、イタリア等
米州:アメリカ、カナダ、メキシコ等
その他:オーストラリア、タイ、台湾等
2.海外売上高は、当社および連結子会社の本邦以外の国または地域における売上高であります。
【関連当事者との取引】
前連結会計年度(自平成14年4月1日
至平成15年3月31日)
(1)子会社等
資本金又
は出資金
事業の内
容又は職
業
議決権等
の所有
(被所
有)割合
東京都渋
谷区
百万円
10
損害保険
代理業及
び旅行業
務
㈱フジ・
メディッ
ク
静岡県富
士宮市
百万円
20
テルモ・
ビーエス
エヌ㈱
東京都渋
谷区
長春泰尓
茂医用器
具有限公
司
中華人民
共和国吉
林省長春
市
属性
会社等の
名称
住所
子会社
テルモビ
ジネスサ
ポート㈱
関連会社
関連会社
関連会社
関係内容
取引の内容
取引金額
(百万円)
役員の
兼任等
事業上の関
係
(所有)
直接
100%
兼任
2名
出向
1名
当社及び当
社従業員の
損害保険代
理業務
保険料・旅
費の支払
922
塩ビ・原
材料の製
造
(所有)
直接50%
兼任
1名
加工製品は
全て当社が
購入
加工製品の
購入
803
医療器具
の販売及
び輸入
(所有)
直接50%
兼任
2名
BSNメ
ディカル社
製品の輸入
及び販売
製品の購入
百万円
100
千人民元
49,513
医薬品の
製造・販
売
(所有)
直接47%
兼任
2名
出向
1名
当社製品の
製造
科目
未払金
支払手形
期末残高
(百万円)
27
272
買掛金
65
1,471
買掛金
176
業務提携に
関する対価
29
未収金
6
原材料の販
売
12
売掛金
4
(注)1.取引条件ないし取引条件の決定方針等
子会社および関連会社との取引価格およびその他の取引条件は、当社と交渉の上決定しております。
2.当社の消費税等の会計処理は、税抜方式によっているため、取引金額には消費税等は含まれておらず、
期末残高は消費税等が含まれております。
− 64 −
(64) / 2004/06/28 13:59 (2004/06/28 13:59) / 349125_01_090_2k_04153533/第5−4セグメント情報/os2テルモ/有報
当連結会計年度(自平成15年4月1日
至平成16年3月31日)
(1)子会社等
資本金又
は出資金
事業の内
容又は職
業
議決権等
の所有
(被所
有)割合
東京都渋
谷区
百万円
10
損害保険
代理業及
び旅行業
務
長春泰尓
茂医用器
具有限公
司
中華人民
共和国吉
林省長春
市
千人民元
49,513
テルモ・
ビーエス
エヌ㈱
東京都渋
谷区
百万円
100
属性
会社等の
名称
住所
子会社
テルモビ
ジネスサ
ポート㈱
子会社
関連会社
関係内容
取引の内容
取引金額
(百万円)
科目
期末残高
(百万円)
役員の
兼任等
事業上の関
係
(所有)
直接
100%
兼任
3名
当社及び当
社従業員の
損害保険代
理業務
保険料・旅
費の支払
988
未払金
24
医薬品の
製造・販
売
(所有)
直接
100%
兼任
4名
出向
1名
当社製品の
製造
原材料の販
売
19
売掛金
10
医療器具
の販売及
び輸入
1,711
買掛金
281
兼任
2名
BSNメ
ディカル社
製品の輸入
及び販売
製品の購入
(所有)
直接50%
業務提携に
関する対価
32
未収金
8
(注)1.取引条件ないし取引条件の決定方針等
子会社および関連会社との取引価格およびその他の取引条件は、当社と交渉の上決定しております。
2.当社の消費税等の会計処理は、税抜方式によっているため、取引金額には消費税等は含まれておらず、
期末残高は消費税等が含まれております。
− 65 −
(65) / 2004/06/28 13:59 (2004/06/28 13:59) / 349125_01_090_2k_04153533/第5−4セグメント情報/os2テルモ/有報
(1株当たり情報)
(自
至
前連結会計年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
1株当たり純資産額(円)
(自
至
当連結会計年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
917.69
1株当たり当期純利益金額(円)
982.62
88.65
98.45
なお、潜在株式調整後1株当たり
なお、潜在株式等調整後1株当たり
当期純利益については、潜在株式が
当期純利益金額については、潜在株
ないため記載しておりません。
式がないため記載しておりません。
当連結会計年度から「1株当たり
当期純利益に関する会計基準」(企
業会計基準第2号)及び「1株当た
り当期純利益に関する会計基準の適
用指針」(企業会計基準適用指針第
4号)を適用しております。
なお、前連結会計年度と同じ方法
により算定した場合の当連結会計年
度の1株当たり情報については以下
のとおりとなります。
1株当たり純資産額
918.42円
1株当たり当期純利益金額
89.38円
なお、潜在株式調整後1株当たり
当期純利益については、潜在株式が
ないため記載しておりません。
(注)
1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
(自
至
前連結会計年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
当期純利益(百万円)
(自
至
当連結会計年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
18,155
19,792
147
141
(うち利益処分による取締役賞与)
(127)
(126)
(うち利益処分による監査役賞与)
(20)
(15)
普通株主に帰属しない金額(百万円)
普通株式に係る当期純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株)
18,007
19,651
203,122
199,595
(重要な後発事象)
(自
至
前連結会計年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
(自
至
平成15年6月27日開催の定時株主総会において、商法
当連結会計年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
―――――
第210条の規定に基づき、本総会終結の時から次期定時
株主総会終結の時までに、当社普通株式5,000,000株、
取得価額の総額10,000百万円を限度として取得すること
を決議いたしました。
− 66 −
(66) / 2004/06/28 13:59 (2004/06/28 13:59) / 349125_01_090_2k_04153533/第5−4セグメント情報/os2テルモ/有報
⑤【連結附属明細表】
【借入金等明細表】
区分
短期借入金
前期末残高
(百万円)
当期末残高
(百万円)
平均利率
(%)
28,126
16,308
1.89
−
537
634
4.54
−
6,322
5,528
0.79
平成16年∼17年
−
−
−
−
34,987
22,470
−
−
1年以内に返済予定の長期借入金
長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。)
その他の有利子負債
合計
返済期限
(注)1.「平均利率」については、期末借入残高に対する加重平均利率を記載しております。
2.長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年内における返済予定額は以下の
とおりであります。
1年超2年以内
(百万円)
2年超3年以内
(百万円)
3年超4年以内
(百万円)
4年超5年以内
(百万円)
5,528
−
−
−
長期借入金
(2)【その他】
「2
財務諸表等
(3)その他」の項に記載している事項以外はありません。
− 67 −
(67) / 2004/06/28 13:59 (2004/06/28 13:59) / 349125_01_100_2k_04153533/第5−5連結附属/os2テルモ/有報
2【財務諸表等】
(1)【財務諸表】
①【貸借対照表】
前事業年度
(平成15年3月31日)
区分
注記
番号
当事業年度
(平成16年3月31日)
構成比
(%)
金額(百万円)
構成比
(%)
金額(百万円)
(資産の部)
Ⅰ
流動資産
1.現金及び預金
23,024
30,125
5,767
5,171
46,207
47,447
13,349
13,287
5.原材料
4,249
4,568
6.仕掛品
3,194
2,983
7.貯蔵品
1,199
1,138
621
651
4,522
4,255
2.受取手形
3.売掛金
※4
4.製品
8.前払費用
9.繰延税金資産
10.短期貸付金
※4
4,847
485
11.未収金
※4
2,107
2,365
135
1,149
13.貸倒引当金
△672
△652
流動資産合計
108,553
12.その他
36.8
− 68 −
(68) / 2004/06/28 13:59 (2004/06/28 13:59) / 349125_01_110_2k_04153533/第5−6財務諸表等/os2テルモ/有報
112,976
38.1
前事業年度
(平成15年3月31日)
区分
Ⅱ
注記
番号
当事業年度
(平成16年3月31日)
構成比
(%)
金額(百万円)
構成比
(%)
金額(百万円)
固定資産
(1)有形固定資産
1.建物
減価償却累計額
2.構築物
減価償却累計額
3.機械及び装置
76,771
42,627
4,351
4.車両及び運搬具
204
減価償却累計額
131
6.土地
7.建設仮勘定
有形固定資産合計
44,827
2,153
4,470
1,973
83,591
20,707
64,284
19,307
169
73
120
21,767
16,306
33,223
6,443
81,265
60,557
減価償却累計額
34,143
6,504
減価償却累計額
5.工具器具及び備品
78,051
48
22,617
5,460
16,971
5,645
22,585
22,106
1,985
2,907
87,108
29.6
85,211
28.7
(2)無形固定資産
1.営業権
180
120
2.特許権
6
5
3.借地権
912
912
1,221
1,719
87
73
4.ソフトウェア
5.その他
無形固定資産合計
2,408
0.8
− 69 −
(69) / 2004/06/28 13:59 (2004/06/28 13:59) / 349125_01_110_2k_04153533/第5−6財務諸表等/os2テルモ/有報
2,830
1.0
前事業年度
(平成15年3月31日)
区分
注記
番号
当事業年度
(平成16年3月31日)
構成比
(%)
金額(百万円)
構成比
(%)
金額(百万円)
(3)投資その他の資産
1.投資有価証券
5,509
9,798
2.関係会社株式
70,933
71,099
3.関係会社出資金
3,818
3,959
4.関係会社長期貸付金
3,324
583
5.長期前払費用
387
490
6.繰延税金資産
10,743
7,819
1,856
1,790
7.その他
投資その他の資産合計
96,573
32.8
95,540
32.2
固定資産合計
186,090
63.2
183,582
61.9
資産合計
294,643
100.0
296,559
100.0
(負債の部)
Ⅰ
流動負債
1.支払手形
※5
2,563
1,532
2.買掛金
※5
16,363
18,376
22,590
5,500
7,107
8,397
5.未払費用
1,416
1,397
6.未払法人税等
9,782
10,009
7.前受金
12
−
8.預り金
159
96
4,243
4,082
420
445
1,608
2,227
31
−
3.短期借入金
4.未払金
9.賞与引当金
※5
10.設備関係支払手形
11.設備関係未払金
12.その他
流動負債合計
66,297
22.5
− 70 −
(70) / 2004/06/28 13:59 (2004/06/28 13:59) / 349125_01_110_2k_04153533/第5−6財務諸表等/os2テルモ/有報
52,065
17.6
前事業年度
(平成15年3月31日)
区分
Ⅱ
注記
番号
当事業年度
(平成16年3月31日)
構成比
(%)
金額(百万円)
構成比
(%)
金額(百万円)
固定負債
1.長期借入金
5,000
5,000
2.退職給付引当金
15,975
18,803
3.長期預り保証金
536
827
固定負債合計
21,511
7.3
24,630
8.3
負債合計
87,809
29.8
76,696
25.9
38,716
13.1
38,716
13.0
52,103
17.6
(資本の部)
Ⅰ
資本金
Ⅱ
資本剰余金
※1
1.資本準備金
52,103
資本剰余金合計
Ⅲ
52,103
52,103
17.7
利益剰余金
1.利益準備金
3,284
3,284
(1)別途積立金
82,900
82,900
3.当期未処分利益
46,924
62,239
2.任意積立金
利益剰余金合計
133,109
45.2
148,424
50.0
△642
△0.2
1,962
0.7
△16,452
△5.6
△21,344
△7.2
資本合計
206,834
70.2
219,862
74.1
負債資本合計
294,643
100.0
296,559
100.0
Ⅳ
その他有価証券評価差額
金
Ⅴ
自己株式
※2
− 71 −
(71) / 2004/06/28 13:59 (2004/06/28 13:59) / 349125_01_110_2k_04153533/第5−6財務諸表等/os2テルモ/有報
②【損益計算書】
(自
至
注記
番号
1.製品売上高
※6
Ⅰ
区分
前事業年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
(自
至
百分比
(%)
金額(百万円)
当事業年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
百分比
(%)
金額(百万円)
売上高
2.仕入製品売上高
Ⅱ
138,861
15,888
145,883
154,749
100.0
18,587
164,470
100.0
83,132
50.5
売上原価
1.製品及び仕入製品期首
たな卸高
2.当期仕入製品仕入高
※6
3.当期製品製造原価
4.他勘定よりの振替高
※1
合計
5.製品及び仕入製品期末
たな卸高
6.他勘定への振替高
※2
15,114
13,349
10,894
12,426
66,096
69,271
3,949
4,015
96,055
99,063
13,349
13,287
3,075
売上総利益
Ⅲ
販売費及び一般管理費
※7,8
営業利益
Ⅳ
79,629
51.5
2,644
75,119
48.5
81,337
49.5
49,246
31.8
50,689
30.9
25,873
16.7
30,647
18.6
1,603
1.0
1,755
1.1
30,496
18.5
営業外収益
1.受取利息
※6
2.受取配当金
3.受取ロイヤルティー
4.その他
Ⅴ
※6
398
201
623
494
527
509
460
2,009
1.3
399
営業外費用
1.支払利息
168
102
2.社債利息
173
−
3.為替差損
970
1,027
−
228
4.たな卸資産処分損
5.その他
経常利益
307
1,620
1.0
26,262
17.0
397
− 72 −
(72) / 2004/06/28 13:59 (2004/06/28 13:59) / 349125_01_110_2k_04153533/第5−6財務諸表等/os2テルモ/有報
(自
至
区分
Ⅵ
注記
番号
前事業年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
(自
至
百分比
(%)
金額(百万円)
当事業年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
百分比
(%)
金額(百万円)
特別利益
1.固定資産売却益
1,878
294
2.投資有価証券売却益
0
24
3.関係会社株式売却益
−
13
4.貸倒引当金戻入益
−
19
156
−
5.営業譲渡益
※3
※5
6.退職給付代行返上益
Ⅶ
6,562
8,598
5.5
−
352
0.2
697
0.4
30,151
18.3
12,184
7.4
17,967
10.9
特別損失
1.固定資産処分評価損
※4
340
605
2.投資有価証券売却損
60
−
3.投資有価証券評価損
916
−
4.ゴルフ会員権整理損
50
1
5.退任役員慰労金
82
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事
業税
15,258
法人税等調整額(△減
算)
△560
1,450
0.9
33,409
21.6
89
10,751
14,697
9.5
当期純利益
18,712
12.1
前期繰越利益
29,323
45,672
1,111
1,399
46,924
62,239
中間配当額
当期未処分利益
1,433
− 73 −
(73) / 2004/06/28 13:59 (2004/06/28 13:59) / 349125_01_110_2k_04153533/第5−6財務諸表等/os2テルモ/有報
製造原価明細書
(自
至
区分
注記
番号
前事業年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
構成比
(%)
金額(百万円)
当事業年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
(自
至
構成比
(%)
金額(百万円)
Ⅰ
材料費
22,765
34.0
25,169
36.3
Ⅱ
労務費
18,247
27.2
19,452
28.1
Ⅲ
経費
17,103
25.5
16,201
23.4
Ⅳ
外注加工費
8,938
13.3
8,484
12.2
※1
当期総製造費用
67,055
期首仕掛品たな卸高
他勘定振替高
※2
期末仕掛品たな卸高
当期製品製造原価
100.0
69,308
3,110
3,194
△875
△247
3,194
2,983
66,096
69,271
100.0
製造原価明細書脚注
項目
原価計算の方法
(自
至
前事業年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
(自
至
当事業年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
同左
原価計算の方法は、標準原価に基づく
部門別工程別総合原価計算であり、原価
差額は期末において売上原価、仕掛品及
び製品勘定で調整しております。
※1.経費
このうち主なものは
このうち主なものは
(百万円)
※2.他勘定振替高
(百万円)
減価償却費
7,471
減価償却費
7,107
修繕費
2,559
修繕費
2,642
その他勘定への振替高
875
その他勘定への振替高
− 74 −
(74) / 2004/06/28 13:59 (2004/06/28 13:59) / 349125_01_110_2k_04153533/第5−6財務諸表等/os2テルモ/有報
247
③【利益処分計算書】
前事業年度
(株主総会承認日
平成15年6月27日)
区分
Ⅰ
注記
番号
金額(百万円)
当期未処分利益
当事業年度
(株主総会承認日
平成16年6月29日)
金額(百万円)
46,924
62,239
Ⅱ 利益処分額
1.配当金
1,104
1,785
取締役賞与金
127
126
監査役賞与金
20
2.役員賞与金
Ⅲ
次期繰越利益
1,252
15
45,672
− 75 −
(75) / 2004/06/28 13:59 (2004/06/28 13:59) / 349125_01_110_2k_04153533/第5−6財務諸表等/os2テルモ/有報
1,926
60,313
重要な会計方針
項目
1.有価証券の評価基準及び
評価方法
(自
至
前事業年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
(1)子会社株式及び関連会社株式
(自
至
当事業年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
(1)子会社株式及び関連会社株式
移動平均法による原価法
同左
(2)その他有価証券
(2)その他有価証券
1)時価のあるもの
1)時価のあるもの
同左
期末日の市場価格等に基づく時価
法(評価差額は全部資本直入法によ
り処理し、売却原価は移動平均法に
より算定)
2)時価のないもの
2)時価のないもの
移動平均法による原価法
2.デリバティブの評価基準
及び評価方法
3.たな卸資産の評価基準及
(1)デリバティブ
同左
(1)デリバティブ
時価法
同左
総平均法による原価法
同左
び評価方法
4.固定資産の減価償却の方
法
(1)有形固定資産
(1)有形固定資産
同左
定率法を採用しております。ただ
し、平成10年4月1日以降に取得した
建物(附属設備を除く)については、
定額法を採用しております。
なお、主な耐用年数は以下のとおり
であります。
建物及び構築物
5∼50年
機械装置及び車両運搬具
3∼20年
(2)無形固定資産
(2)無形固定資産
同左
定額法を採用しております。
なお、営業権は5年均等額償却であ
ります。また自社利用のソフトウェア
については、社内における利用可能期
間(5年)に基づく定額法を採用して
おります。
5.引当金の計上基準
(1)貸倒引当金
(1)貸倒引当金
同左
受取手形、売掛金等の貸倒損失に備
えるため、一般債権については貸倒実
績率により、貸倒懸念債権等特定の債
権については個別に回収可能性を検討
し、回収不能見込額を計上しておりま
す。
(2)賞与引当金
(2)賞与引当金
従業員に対する賞与の支払いに備え
るため、支給見込額を計上しておりま
す。
− 76 −
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同左
項目
(自
至
前事業年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
(3)退職給付引当金
(自
至
当事業年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
(3)退職給付引当金
同左
従業員の退職給付に備えるため、当
期末における退職給付債務及び年金資
産の見込額に基づき計上しておりま
す。過去勤務債務はその発生時の従業
員の平均残存勤務期間以内の一定の年
数(10年)による定額法により費用の
減額処理をしております。数理計算上
の差異は、その発生時点における従業
員の平均残存勤務期間以内の一定の年
数(10年)による定額法により発生年
度の翌期から費用処理しております。
(追加情報)
―――――
当社は、確定給付企業年金法の施行に
伴い、テルモ厚生年金基金の代行部分に
ついて平成14年10月28日付で厚生労働大
臣から将来分支給義務免除の認可を受け
ました。
なお、当社は「退職給付会計に関する
実務指針(中間報告)」(日本公認会計
士協会会計制度委員会報告第13号)第47
−2項に定める経過措置を適用し、当該
認可の日において代行部分に係る退職給
付債務と返還相当額の年金資産を消滅し
たものとみなして処理しております。
本処理に伴う影響額は6,562百万円で
特別利益に計上されております。なお、
当期末における返還相当額は10,669百万
円であります。
6.リース取引の処理方法
同左
リース物件の所有権が借主に移転する
と認められるもの以外のファイナンス・
リース取引については、通常の賃貸借取
引に係る方法に準じた会計処理によって
おります。
7.ヘッジ会計の方法
(1)ヘッジ会計の方法
(1)ヘッジ会計の方法
繰延ヘッジ処理を採用しておりま
同左
す。
(2)ヘッジ手段とヘッジ対象
(2)ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段
為替予約
ヘッジ手段
同左
ヘッジ対象
外貨建売掛金
ヘッジ対象
同左
(3)ヘッジ方針
(3)ヘッジ方針
当社のリスク別管理方針に基づき、
為替相場変動リスクをヘッジしており
ます。
− 77 −
(77) / 2004/06/28 13:59 (2004/06/28 13:59) / 349125_01_120_2k_04153533/第5−7重要な/os2テルモ/有報
同左
項目
(自
至
前事業年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
(4)ヘッジ有効性評価の方法
(自
至
当事業年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
(4)ヘッジ有効性評価の方法
同左
ヘッジ対象のキャッシュ・フロー変
動の累計又は相場変動とヘッジ手段の
キャッシュ・フロー変動の累計又は相
場変動を半期ごとに比較し、両者の変
動額等を基礎にして、ヘッジ有効性を
評価しております。
8.その他財務諸表作成のた
めの重要な事項
(1)消費税等の会計処理方法
(1)消費税等の会計処理方法
税抜方式によっております。
(2)自己株式及び法定準備金の取崩等に
同左
―――――
関する会計基準
「自己株式及び法定準備金の取崩等
に関する会計基準」(企業会計基準第
1号)が平成14年4月1日以後に適用
されることになったことに伴い、当事
業年度から同会計基準によっておりま
す。これによる当事業年度の損益に与
える影響はありません。なお、財務諸
表等規則の改正により、当事業年度に
おける貸借対照表の資本の部について
は、改正後の財務諸表等規則により作
成しております。
(3)1株当たり情報
―――――
「1株当たり当期純利益に関する会
計基準」(企業会計基準第2号)及び
「1株当たり当期純利益に関する会計
基準の適用指針」(企業会計基準適用
指針第4号)が平成14年4月1日以後
開始する事業年度に係る財務諸表から
適用されることになったことに伴い、
当事業年度から同会計基準及び適用指
針によっております。なお、これによ
る影響については、「1株当たり情報
に関する注記」に記載しております。
− 78 −
(78) / 2004/06/28 13:59 (2004/06/28 13:59) / 349125_01_120_2k_04153533/第5−7重要な/os2テルモ/有報
表示方法の変更
(自
至
前事業年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
――――――
(自
至
当事業年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
(損益計算書)
前期まで営業外費用の「その他」に含めて表示してお
りました「たな卸資産処分損」は営業外費用の総額の
100分の10を超えたため区分掲記しました。
なお、前期における「たな卸資産処分損」の金額は91
百万円であります。
− 79 −
(79) / 2004/06/28 13:59 (2004/06/28 13:59) / 349125_01_120_2k_04153533/第5−7重要な/os2テルモ/有報
注記事項
(貸借対照表関係)
前事業年度
(平成15年3月31日)
当事業年度
(平成16年3月31日)
※1.授権株式数及び発行済株式総数
※1.授権株式数及び発行済株式総数
授権株式数
普通株式
500,000,000株
授権株式数
普通株式
500,000,000株
発行済株式の総数
普通株式
210,876,260株
発行済株式の総数
普通株式
210,876,260株
※2.自己株式
※2.自己株式
当社が保有する自己株式の数は、普通株式
当社が保有する自己株式の数は、普通株式
10,028,506株であります。
12,493,308株であります。
3.偶発債務
3.偶発債務
1.
1.テルモメディカルCORP.の金融機関からの
―――――
借入金に対し、保証を行っており、その保証債
務残高は601百万円であります。
2.㈱医器研の金融機関からの借入金に対し、保証
2.㈱医器研の金融機関からの借入金に対し、保証
を行っており、その保証債務残高は440百万円
を行っており、その保証債務残高は260百万円
であります。
であります。
3.テルモカーディオバスキュラーシステムズCO
3.テルモカーディオバスキュラーシステムズCO
RP.の金融機関からの借入金に対し、保証を
RP.の金融機関からの借入金に対し、保証を
行っており、その保証債務残高は6,010百万円
行っており、その保証債務残高は4,650百万円
であります。
であります。
4.
―――――
4.テルモヨーロッパN.V.の金融機関からの借
入金に対し、保証を行っており、その保証債務
残高は6,701百万円であります。
5.
―――――
5.テルモラテンアメリカCORP.の金融機関か
らの借入金に対し、保証を行っており、その保
証債務残高は211百万円であります。
6.
―――――
6.テルモタイランドCO.,LTD.の為替予約
に対し、保証を行っており、その保証債務残高
は9百万円であります。
※4.関係会社に対する資産
※4.関係会社に対する資産
売掛金
9,470百万円
売掛金
短期貸付金
4,847百万円
短期貸付金
485百万円
未収金
1,003百万円
未収金
993百万円
※5.関係会社に対する負債
9,825百万円
※5.関係会社に対する負債
支払手形および買掛金
1,361百万円
支払手形および買掛金
1,059百万円
未払金
1,246百万円
未払金
1,512百万円
―――――
6.配当制限
商法施行規則第124条第3号に規定する資産に時
価を付したことにより増加した純資産額は1,962百
万円であります。
− 80 −
(80) / 2004/06/28 13:59 (2004/06/28 13:59) / 349125_01_120_2k_04153533/第5−7重要な/os2テルモ/有報
(損益計算書関係)
(自
至
前事業年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
(自
至
※1.他勘定よりの振替高
運送及び荷造梱包費他よりの
振替高
合計
※1.他勘定よりの振替高
営業外費用への振替高
合計
運送及び荷造梱包費他よりの
振替高
3,949百万円
3,949
合計
※2.他勘定への振替高
販売費及び一般管理費への振
替高
当事業年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
4,015百万円
4,015
※2.他勘定への振替高
販売費及び一般管理費への振
替高
2,967百万円
111
営業外費用への振替高
3,079
合計
※3.固定資産売却益
2,449百万円
195
2,645
※3.固定資産売却益
土地
1,877百万円
車両及び運搬具
合計
土地
0
合計
※4.固定資産処分評価損
建物
建物
8百万円
構築物
車両及び運搬具
28百万円
構築物
81
27
機械及び装置
114
車両及び運搬具
0
工具器具及び備品
83
工具器具及び備品
土地
51
合計
合計
294
1,878
※4.固定資産処分評価損
機械及び装置
294百万円
469
0
78
605
340
※5.営業譲渡益
※5.
―――――
血液透析用人工腎臓事業の営業譲渡に伴うもので
あり、当該事業に係る生産設備の臨時償却額
(1,100百万円)、転籍者及び退職者に係る早期割
増退職金(144百万円)、たな卸資産の処分額等
(99百万円)を控除したものであります。
※6.関係会社に係わるものは次のとおりであります。
※6.関係会社に係わるものは次のとおりであります。
製品売上高
19,343百万円
製品売上高
22,769百万円
仕入高
11,464
仕入高
12,056
受取利息
318
受取利息
168
受取ロイヤルティー
450
受取ロイヤルティー
442
− 81 −
(81) / 2004/06/28 13:59 (2004/06/28 13:59) / 349125_01_120_2k_04153533/第5−7重要な/os2テルモ/有報
(自
至
前事業年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
(自
至
※7.販売費及び一般管理費の主要な費目及び金額
当事業年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
※7.販売費及び一般管理費の主要な費目及び金額
広告宣伝費
1,180百万円
販売促進費
3,522
販売促進費
3,869
運送及び荷造梱包費
5,758
運送及び荷造梱包費
5,957
従業員給与
8,685
従業員給与
8,501
賞与引当金繰入額
3,397
賞与引当金繰入額
3,544
退職給付費用
2,164
退職給付費用
2,040
福利厚生費
3,241
福利厚生費
3,154
旅費交通・通信費
2,758
旅費交通・通信費
2,680
研究開発費
9,899
研究開発費
10,938
減価償却費
1,521
減価償却費
1,476
広告宣伝費
販売費及び一般管理費のうち販売費
の割合
780百万円
※8.研究開発費の総額
販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費のうち販売費
の割合
約48%
約48%
※8.研究開発費の総額
9,899百万円
販売費及び一般管理費
− 82 −
(82) / 2004/06/28 13:59 (2004/06/28 13:59) / 349125_01_120_2k_04153533/第5−7重要な/os2テルモ/有報
10,938百万円
(リース取引関係)
(自
至
前事業年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
(自
至
当事業年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
1.リース物件の所有権が借
(イ)リース物件の取得価額相当額、減
(イ)リース物件の取得価額相当額、減
主に移転すると認められる
価償却累計額相当額及び期末残高相
価償却累計額相当額及び期末残高相
もの以外のファイナンス・
当額
当額
リース取引
減価償却
取得価額
期末残高
累計額相
相当額
相当額
当額
(百万円)
(百万円)
(百万円)
減価償却
取得価額
期末残高
累計額相
相当額
相当額
当額
(百万円)
(百万円)
(百万円)
機械及び装
置
1,335
821
514
機械及び装
置
1,123
777
346
車両及び運
搬具
40
21
18
車両及び運
搬具
37
24
12
工具器具及
び備品
1,986
1,195
791
工具器具及
び備品
1,468
748
719
合計
3,363
2,038
1,324
合計
2,629
1,551
1,078
(注)
取得価額相当額は、未経過
(注)
同左
リース料期末残高が有形固定
資産の期末残高等に占める割
合が低いため、支払利子込み
法により算定しております。
(ロ)未経過リース料期末残高相当額
(ロ)未経過リース料期末残高相当額
1年内
517百万円
1年内
399百万円
1年超
807百万円
1年超
679百万円
合計
1,324百万円
合計
1,078百万円
(注)
未経過リース料期末残高相当
(注)
同左
額は、未経過リース料期末残
高が有形固定資産の期末残高
等に占める割合が低いため、
支払利子込み法により算定し
ております。
(ハ)支払リース料及び減価償却費相当
額
(ハ)支払リース料及び減価償却費相当
額
支払リース料
650百万円
支払リース料
592百万円
減価償却費相当額
650百万円
減価償却費相当額
592百万円
(ニ)減価償却費相当額の算定方法
(ニ)減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価
同左
額を零とする定額法によっておりま
す。
(有価証券関係)
前事業年度(自平成14年4月1日
至平成15年3月31日)及び当事業年度(自平成15年4月1日
年3月31日)における子会社株式及び関連会社株式で時価のあるものはありません。
− 83 −
(83) / 2004/06/28 14:02 (2004/06/21 16:09) / 349125_01_130_2k_04153533/第5−8リース取引/os2テルモ/有報
至平成16
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前事業年度(平成15年3月31日)
当事業年度(平成16年3月31日)
(百万円)
繰延税金資産
(百万円)
繰延税金資産
貸倒引当金
199
未払金・未払費用否認
貸倒引当金
2,094
未払事業税否認
228
未払金・未払費用否認
932
未払事業税否認
1,564
955
賞与引当金損金算入限度超過額
1,545
賞与引当金損金算入限度超過額
1,645
退職給付引当金損金算入限度超過額
6,438
退職給付引当金損金算入限度超過額
7,577
投資有価証券評価損
2,984
投資有価証券評価損
その他有価証券評価差額金
433
その他
750
繰延税金資産計
その他
繰延税金資産計
15,377
13,507
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
繰延税金負債
その他
その他
△111
繰延税金資産の純額
382
1,154
△107
繰延税金資産の純額
15,266
△1,324
12,074
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の
原因となった主要な項目別の内訳
前事業年度(平成15年3月31日)
当事業年度(平成16年3月31日)
%
法定実効税率
41.7
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率
との間の差異が法定実効税率の100分の5以下であるた
め注記を省略しております。
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない
項目
1.4
受取配当金等永久に益金に算入され
ない項目
△0.2
税率変更による期末繰延税金資産負
債の減額修正
1.1
その他
0.0
税効果会計適用後の法人税等の負担率
44.0
前事業年度(平成15年3月31日)
当事業年度(平成16年3月31日)
3.地方税法等の一部を改正する法律(平成15年法律第
―――――
9号)が平成15年3月31日に公布されたことに伴
い、当事業年度の繰延税金資産及び繰延税金負債の
計算(ただし、平成16年4月1日以降解消が見込ま
れるものに限る。)に使用した法定実効税率は、前
事業年度の41.7%から40.3%に変更されました。そ
の結果、繰延税金資産の金額(繰延税金負債の金額
を控除した金額)が372百万円減少し、当事業年度
に計上された法人税等調整額が357百万円、その他
有価証券評価差額金が15百万円、それぞれ増加して
おります。
− 84 −
(84) / 2004/06/28 14:02 (2004/06/21 16:09) / 349125_01_130_2k_04153533/第5−8リース取引/os2テルモ/有報
(1株当たり情報)
項目
(自
至
前事業年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
1株当たり純資産額(円)
(自
至
当事業年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
1,029.07
1株当たり当期純利益金額(円)
1,107.56
91.40
89.31
なお、潜在株式調整後1株当たり
なお、潜在株式調整後1株当たり当
当期純利益については、潜在株式が
期純利益については、潜在株式がな
ないため記載しておりません。
いため記載しておりません。
当事業年度から「1株当たり当期
純利益に関する会計基準」(企業会
計基準第2号)及び「1株当たり当
期純利益に関する会計基準の適用指
針」(企業会計基準適用指針第4
号)を適用しております。
なお、前事業年度と同じ方法によ
り算定した場合の当事業年度の1株
当たり情報については以下のとおり
となります。
1株当たり純資産額
1,029.81円
1株当たり当期純利益金額
92.12円
なお、潜在株式調整後1株当たり
当期純利益については、潜在株式が
ないため記載しておりません。
(注)
1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
(自
至
前事業年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
当期純利益(百万円)
(自
至
当事業年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
18,712
17,967
147
141
(うち利益処分による取締役賞与金)
(127)
(126)
(うち利益処分による監査役賞与金)
(20)
(15)
普通株主に帰属しない金額(百万円)
普通株式に係る当期純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株)
18,564
17,826
203,122
199,595
(重要な後発事象)
(自
至
前事業年度
平成14年4月1日
平成15年3月31日)
(自
至
平成15年6月27日開催の定時株主総会において、商法
当事業年度
平成15年4月1日
平成16年3月31日)
―――――
第210条の規定に基づき、本総会終結の時から次期定時
株主総会終結の時までに、当社普通株式5,000,000株、
取得価額の総額10,000百万円を限度として取得すること
を決議いたしました。
− 85 −
(85) / 2004/06/28 14:02 (2004/06/21 16:09) / 349125_01_130_2k_04153533/第5−8リース取引/os2テルモ/有報
④【附属明細表】
【有価証券明細表】
【株式】
銘柄
(株)三菱東京フィナンシャルグループ
2,768
2,851
(株)みずほフィナンシャルグループ
3,733
1,672
819
1,327
330,000
1,181
500
500
(株)山武
200,000
218
東邦薬品(株)
122,080
166
みずほ信託銀行(株)
706,472
160
24,492
140
TOWA(株)
110,880
132
その他23銘柄
372,168
1,448
1,873,913
9,798
1,873,913
9,798
(株)ミレアホールディングス
山之内製薬(株)
(株)みずほフィナンシャルグループ優
先株式
投資有価証 その他有
券
価証券
貸借対照表計上額
(百万円)
株式数(株)
アルフレッサホールディングス(株)
小計
計
− 86 −
(86) / 2004/06/28 14:00 (2004/06/28 14:00) / 349125_01_140_2k_04153533/第5−9附属/os2テルモ/有報
【有形固定資産等明細表】
資産の種類
前期末残高
(百万円)
当期増加額
(百万円)
当期減少額
(百万円)
当期末減価償
却累計額又は
償却累計額
(百万円)
当期末残高
(百万円)
当期償却額
(百万円)
差引当期末残
高(百万円)
有形固定資産
建物
76,771
構築物
6,504
機械及び装置
81,265
車輌及び運搬具
204
※1,496
1,590
※10
60
※3,426
3,783
※1
8
※1,113
2,222
309
78,051
44,827
2,447
33,223
121
6,443
4,470
212
1,973
1,457
83,591
64,284
4,686
19,307
43
169
120
17
48
1,373
22,617
16,971
2,018
5,645
工具器具及び備品
21,767
土地
22,585
−
479
22,106
−
−
22,106
1,985
8,447
7,525
2,907
−
−
2,907
211,084
※6,048
16,112
11,310
215,885
130,674
9,382
85,211
営業権
−
−
−
300
180
60
120
特許権
−
−
−
9
4
1
5
借地権
−
−
−
912
−
−
912
ソフトウェア
−
−
−
2,747
1,027
412
1,719
その他
−
−
−
301
227
16
73
−
−
−
4,270
1,439
490
2,830
672
272
50
894
404
169
490
−
−
−
−
−
−
−
建設仮勘定
有形固定資産計
無形固定資産
無形固定資産計
長期前払費用
繰延資産
(注)1.当期増加額※印は建設仮勘定よりの振替額で内数であります。
2.当期増加額の主なものは、次のとおりであります。
機械及び装置
建設仮勘定
医薬品生産設備(富士宮)
2,174百万円
医薬品生産設備(富士宮)
2,495百万円
医薬品開発棟(甲府)
1,550百万円
3.無形固定資産の金額が資産総額の1%以下であるため、「前期末残高」、「当期増加額」および「当期
減少額」の記載を省略しております。
− 87 −
(87) / 2004/06/28 14:00 (2004/06/28 14:00) / 349125_01_140_2k_04153533/第5−9附属/os2テルモ/有報
【資本金等明細表】
区分
前期末残高
資本金(百万円)
当期減少額
当期末残高
38,716
普通株式
資本金のうち
既発行株式
当期増加額
注1
(株)
普通株式
(百万円)
38,716
(210,876,260)
(−)
38,716
(−)(210,876,260)
−
(210,876,260)
−
(−)
38,716
計
(株)
(−)(210,876,260)
計
(百万円)
38,716
−
−
38,716
株式払込剰余金
(百万円)
52,103
−
−
52,103
計
(百万円)
52,103
−
−
52,103
(百万円)
3,284
−
−
3,284
(百万円)
82,900
−
−
82,900
(百万円)
86,184
−
−
86,184
(資本準備金)
資本準備金及
びその他資本
剰余金
利益準備金
利益準備金及
び任意積立金
(任意積立金)
別途積立金
計
(注)1.当期末における自己株式数は、12,493,308株であります。
【引当金明細表】
区分
前期末残高
(百万円)
当期増加額
(百万円)
当期減少額
(目的使用)
(百万円)
当期減少額
(その他)
(百万円)
当期末残高
(百万円)
貸倒引当金
672
652
−
672
652
賞与引当金
4,243
4,082
4,243
−
4,082
(注)貸倒引当金の「当期減少額(その他)」は、一般債権の貸倒実績率による洗替額であります。
− 88 −
(88) / 2004/06/28 14:00 (2004/06/28 14:00) / 349125_01_140_2k_04153533/第5−9附属/os2テルモ/有報
(2)【主な資産及び負債の内容】
①
流動資産
(イ)現金及び預金
区分
金額(百万円)
現金
7
預金
普通預金
17,420
当座預金
1,156
通知預金
85
定期預金
9,335
別段預金
21
譲渡性預金
2,100
小計
30,118
合計
30,125
(ロ)受取手形
(a)相手先別内訳
相手先
金額(百万円)
Abdulrehman Algosaibi
436
ピップトウキョウ(株)
431
中北薬品(株)
426
望星サイエンス(株)
290
ダイワ薬品(株)
252
その他
3,333
合計
5,171
− 89 −
(89) / 2004/06/28 14:00 (2004/06/28 14:00) / 349125_01_150_2k_04153533/第5−10主な資産/os2テルモ/有報
(b)期日別業種別内訳
受取手形
合計
販売代理店他
期日
金額
(百万円)
関係会社
比率(%)
金額
(百万円)
比率(%)
金額
(百万円)
比率(%)
1カ月以内
2,072
40.1
−
−
2,072
40.1
2カ月以内
1,936
37.4
−
−
1,936
37.4
3カ月以内
800
15.5
−
−
800
15.5
4カ月以内
206
4.0
−
−
206
4.0
5カ月以内
85
1.7
−
−
85
1.7
6カ月以内
−
−
−
−
−
−
6カ月超
68
1.3
−
−
68
1.3
5,171
100.0
−
−
5,171
100.0
合計
(ハ)売掛金
(a)相手先別内訳
相手先
金額(百万円)
テルモヨーロッパN.V.
4,263
(株)スズケン
3,636
(株)ホスプ
3,349
テルモメディカルCORP.
2,474
(株)クラヤ三星堂
2,205
その他
31,517
合計
47,447
(b)売掛金内訳
区分
金額(百万円)
比率(%)
販売代理店他
37,413
78.9
関係会社
10,033
21.1
47,447
100.0
合計
− 90 −
(90) / 2004/06/28 14:00 (2004/06/28 14:00) / 349125_01_150_2k_04153533/第5−10主な資産/os2テルモ/有報
(c)売掛金回収状況及び滞留状況
区分
前期繰越高
A
金額(百万円)
回収率及び滞留期間
46,207
C
回収率=78.2%
当期発生高
B
171,117
当期回収高
C
169,878
回収率=
(A+D)×1/2
滞留期間=100.2日
翌期繰越高
(注)
D
×100
A+B
滞留期間=
×366
47,447
B
消費税等の会計処理は税抜方式を採用しておりますが、上記の当期発生高には消費税等が含まれておりま
す。
(ニ)たな卸資産
区分
製品
(百万円)
原材料
(百万円)
仕掛品
(百万円)
貯蔵品
(百万円)
合計
(百万円)
ホスピタル商品群
8,990
3,300
2,296
928
15,515
心臓・血管領域商品群
2,399
781
462
132
3,775
生活医療商品群他
1,897
486
225
78
2,687
合計
13,287
4,568
2,983
1,138
21,978
− 91 −
(91) / 2004/06/28 14:00 (2004/06/28 14:00) / 349125_01_150_2k_04153533/第5−10主な資産/os2テルモ/有報
②
固定資産
(イ)関係会社株式
区分
金額(百万円)
テルモヨーロッパN.V.
41,317
テルモメディカルCORP.
22,171
テルモ(フィリピンズ)CORP.
5,458
(株)医器研
816
テルモモーリシャスホールディング,LTD.
498
テルモメディカルケア(株)
200
テルモチャイナ(香港)LTD.
179
テルモハートINC.
119
テルモコリアCORP.
90
PT.テルモインドネシア
62
テルモ・トレーディングカンパニー(株)
50
テルモ・ビーエスエヌ(株)
50
テルモタイランドCO.,LTD.
39
テルモマーケティングフィリピンズINC.
32
テルモリース(株)
10
テルモビジネスサポート(株)
1
テルモメディカルメヒコS.A.de C.V.
0
(株)カージオペーシングリサーチ・ラボラトリー
0
合計
(注)
当社と関係会社との関係内容は「第1
71,099
企業の概況
4.関係会社の状況」に記載しております。
− 92 −
(92) / 2004/06/28 14:00 (2004/06/28 14:00) / 349125_01_150_2k_04153533/第5−10主な資産/os2テルモ/有報
③
流動負債
(イ)支払手形
(a)相手先別内訳
相手先
金額(百万円)
(株)富士ミルク
202
NT販売(株)
194
日本精密機器(株)
122
(株)富士理科
94
静岡森紙業(株)
86
その他
832
合計
1,532
(b)使途別内訳
区分
一般取引先(百万円)
原材料代
その他
合計
関係会社(百万円)
合計(百万円)
1,138
−
1,138
393
−
393
1,532
−
1,532
(ロ)設備関係支払手形
区分
一般取引先(百万円)
設備代
(注)
関係会社(百万円)
445
合計(百万円)
−
445
主な一般取引先は(株)富士理科であります。
支払手形及び設備関係支払手形の期日別内訳
原材料代等
期日
一般取引先
(百万円)
設備関係
関係会社(百万円)
合計(百万円)
一般取引先
(百万円)
1カ月以内
357
−
115
473
2カ月以内
424
−
73
497
3カ月以内
369
−
101
471
4カ月以内
372
−
152
525
5カ月以内
7
−
2
10
1,532
−
445
1,978
合計
− 93 −
(93) / 2004/06/28 14:00 (2004/06/28 14:00) / 349125_01_150_2k_04153533/第5−10主な資産/os2テルモ/有報
(ハ)買掛金
(a)相手先別内訳
相手先
金額(百万円)
大日本印刷(株)
896
田辺製薬(株)
625
凸版印刷(株)
427
長野日本無線(株)
395
(株)凌甲
384
その他
15,646
合計
18,376
(b)買掛金内訳
区分
一般取引先(百万円)
関係会社(百万円)
合計(百万円)
原材料代等
13,019
−
13,019
仕入製品等
93
921
1,014
4,203
137
4,340
17,316
1,059
18,376
その他
合計
(ニ)短期借入金
相手先
金額(百万円)
最終返済期限
使途
㈱みずほコーポレート銀行(無担保)
1,800
平成16年5月31日
運転資金
㈱東京三菱銀行(無担保)
1,600
同上
運転資金
三菱信託銀行㈱(無担保)
1,100
同上
運転資金
㈱UFJ銀行(無担保)
500
同上
運転資金
みずほ信託銀行㈱(無担保)
500
同上
運転資金
合計
④
5,500
−
−
固定負債
(イ)退職給付引当金
区分
退職給付引当金
前期末残高
(百万円)
当期増加額
(百万円)
15,975
5,195
当期減少額
(百万円)
2,367
(3)【その他】
①
決算日後の状況
特記事項はありません。
②
訴訟
特記事項はありません。
− 94 −
(94) / 2004/06/28 14:00 (2004/06/28 14:00) / 349125_01_150_2k_04153533/第5−10主な資産/os2テルモ/有報
当期末残高
(百万円)
18,803
第6【提出会社の株式事務の概要】
決算期
3月31日
定時株主総会
毎年決算期の翌日から3箇月以内
株主名簿閉鎖の期間
──────
基準日
3月31日
株券の種類
1株券、5株券、10株券、50株券、100株券、500株券、1,000株券、
10,000株券
(100株未満の株式についてはその株数を表示した株券を発行でき
る。)
中間配当基準日
9月30日
1単元の株式数
100株
株式の名義書換
取扱場所
東京都千代田区丸の内一丁目4番5号
三菱信託銀行株式会社 証券代行部
代理人
東京都千代田区丸の内一丁目4番5号
三菱信託銀行株式会社
取次所
三菱信託銀行株式会社
名義書換手数料
無料
新券交付手数料
1枚につき250円
全国各支店
単元未満株式の買取
取扱場所
東京都千代田区丸の内一丁目4番5号
三菱信託銀行株式会社 証券代行部
代理人
東京都千代田区丸の内一丁目4番5号
三菱信託銀行株式会社
取次所
三菱信託銀行株式会社
買取手数料
株式の売買の委託に係る手数料相当として別途定める金額
全国各支店
公告掲載新聞名
東京都において発行する日本経済新聞
株主に対する特典
なし
− 95 −
(95) / 2004/06/28 14:00 (2004/06/28 14:00) / 349125_01_160_2k_04153533/第6株式/os2テルモ/有報
第7【提出会社の参考情報】
当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に、次の書類を提出しております。
(1)自己株券買付状況報告書
報告期間(自
平成15年3月1日
至
平成15年3月31日)平成15年4月14日関東財務局長に提出。
報告期間(自
平成15年4月1日
至
平成15年4月30日)平成15年5月12日関東財務局長に提出。
報告期間(自
平成15年5月1日
至
平成15年5月31日)平成15年6月6日関東財務局長に提出。
報告期間(自
平成15年6月1日
至
平成15年6月27日)平成15年7月3日関東財務局長に提出。
報告期間(自
平成15年6月27日
至
平成15年6月30日)平成15年7月3日関東財務局長に提出。
報告期間(自
平成15年7月1日
至
平成15年7月31日)平成15年8月6日関東財務局長に提出。
報告期間(自
平成15年8月1日
至
平成15年8月31日)平成15年9月11日関東財務局長に提出。
報告期間(自
平成15年9月1日
至
平成15年9月30日)平成15年10月10日関東財務局長に提出。
報告期間(自
平成15年10月1日
至
平成15年10月31日)平成15年11月12日関東財務局長に提出。
報告期間(自
平成15年11月1日
至
平成15年11月30日)平成15年12月4日関東財務局長に提出。
報告期間(自
平成15年12月1日
至
平成15年12月31日)平成16年1月9日関東財務局長に提出。
報告期間(自
平成16年1月1日
至
平成16年1月31日)平成16年2月9日関東財務局長に提出。
報告期間(自
平成16年2月1日
至
平成16年2月29日)平成16年3月9日関東財務局長に提出。
報告期間(自
平成16年3月1日
至
平成16年3月31日)平成16年4月5日関東財務局長に提出。
報告期間(自
平成16年4月1日
至
平成16年4月30日)平成16年5月14日関東財務局長に提出。
報告期間(自
平成16年5月1日
至
平成16年5月31日)平成16年6月14日関東財務局長に提出。
(2)有価証券報告書及びその添付書類
事業年度(第88期)(自 平成14年4月1日
至
平成15年3月31日)平成15年6月30日関東財務局長に提出。
(3)半期報告書
事業年度(第89期中)(自 平成15年4月1日
至
平成15年9月30日)平成15年12月18日関東財務局長に提
出。
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(96) / 2004/06/28 14:00 (2004/06/28 14:00) / 349125_01_160_2k_04153533/第6株式/os2テルモ/有報
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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(97) / 2004/06/28 14:00 (2004/06/28 14:00) / 349125_01_160_2k_04153533/第6株式/os2テルモ/有報
独立監査人の監査報告書
平成15年6月27日
テルモ株式会社
取締役会 御中
新日本監査法人
代表社員
関与社員
公認会計士
小尾 淳一
印
関与社員
公認会計士
太田 恵子
印
当監査法人は、証券取引法第193条の2の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられているテ
ルモ株式会社の平成14年4月1日から平成15年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対
照表、連結損益計算書、連結剰余金計算書、連結キャッシュ・フロー計算書及び連結附属明細表について監査を行っ
た。この連結財務諸表の作成責任は経営者にあり、当監査法人の責任は独立の立場から連結財務諸表に対する意見を
表明することにある。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、
当監査法人に連結財務諸表に重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求めている。監査は、試
査を基礎として行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も
含め全体としての連結財務諸表の表示を検討することを含んでいる。当監査法人は、監査の結果として意見表明のた
めの合理的な基礎を得たと判断している。
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、
テルモ株式会社及び連結子会社の平成15年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営
成績及びキャッシュ・フローの状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
追記情報
セグメント情報の「(イ)事業の種類別セグメント情報」の「事業区分の方法の変更」に記載のとおり、事業区分
は、従来、医薬品及び医療用機器他としていたが、当連結会計年度からホスピタル商品群、心臓・血管領域商品群及
び生活医療商品群他に変更した。この変更は、事業経営を軸とした戦略立案とそれに沿ったマネジメントを目指した
カンパニー制の全面導入にともない、事業の運営・収支区分等を反映したより適切なセグメントとして表示するため
に行われたものであり、正当な理由による変更と認める。この変更によるセグメント情報に与える影響は、「(イ)
事業の種類別セグメント情報」の「事業区分の方法の変更」に記載のとおりである。
会社と当監査法人又は関与社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以
(注)
上
上記は、当社(有価証券報告書提出会社)が提出した有価証券報告書に綴り込まれた前連結会計年度の監
査報告書に記載された事項を電子化したものであります。
(1) / 2004/06/28 14:00 (2004/06/28 14:00) / 349125_21_0303_2k_04153533/監査H15連結/os2テルモ
独立監査人の監査報告書
平成16年6月29日
テルモ株式会社
取締役会 御中
あずさ監査法人
代表社員
関与社員
公認会計士
岩本 繁
代表社員
関与社員
公認会計士
小尾 淳一
当監査法人は、証券取引法第193条の2の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられているテ
ルモ株式会社の平成15年4月1日から平成16年3月31日までの連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対
照表、連結損益計算書、連結剰余金計算書、連結キャッシュ・フロー計算書及び連結附属明細表について監査を行っ
た。この連結財務諸表の作成責任は経営者にあり、当監査法人の責任は独立の立場から連結財務諸表に対する意見を
表明することにある。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、
当監査法人に連結財務諸表に重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求めている。監査は、試
査を基礎として行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も
含め全体としての連結財務諸表の表示を検討することを含んでいる。当監査法人は、監査の結果として意見表明のた
めの合理的な基礎を得たと判断している。
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、
テルモ株式会社及び連結子会社の平成16年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営
成績及びキャッシュ・フローの状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
会社と当監査法人又は関与社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以
(注)
上
上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が連結財務諸表に
添付する形で別途保管しております。
(1) / 2004/06/28 14:00 (2004/06/28 14:00) / 349125_21_0403_2k_04153533/監査H16連結/os2テルモ
独立監査人の監査報告書
平成15年6月27日
テルモ株式会社
取締役会 御中
新日本監査法人
代表社員
関与社員
公認会計士
小尾 淳一
印
関与社員
公認会計士
太田 恵子
印
当監査法人は、証券取引法第193条の2の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられているテ
ルモ株式会社の平成14年4月1日から平成15年3月31日までの第88期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、
損益計算書、利益処分計算書及び附属明細表について監査を行った。この財務諸表の作成責任は経営者にあり、当監
査法人の責任は独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、
当監査法人に財務諸表に重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求めている。監査は、試査を
基礎として行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め
全体としての財務諸表の表示を検討することを含んでいる。当監査法人は、監査の結果として意見表明のための合理
的な基礎を得たと判断している。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、テル
モ株式会社の平成15年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績をすべての重要な点に
おいて適正に表示しているものと認める。
会社と当監査法人又は関与社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以
(注)
上
上記は、当社(有価証券報告書提出会社)が提出した有価証券報告書に綴り込まれた前事業年度の監査報
告書に記載された事項を電子化したものであります。
(1) / 2004/06/28 14:00 (2004/06/28 14:00) / 349125_26_0303_2k_04153533/監査H15単体/os2テルモ
独立監査人の監査報告書
平成16年6月29日
テルモ株式会社
取締役会 御中
あずさ監査法人
代表社員
関与社員
公認会計士
岩本 繁
代表社員
関与社員
公認会計士
小尾 淳一
当監査法人は、証券取引法第193条の2の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられているテ
ルモ株式会社の平成15年4月1日から平成16年3月31日までの第89期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、
損益計算書、利益処分計算書及び附属明細表について監査を行った。この財務諸表の作成責任は経営者にあり、当監
査法人の責任は独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監査の基準は、
当監査法人に財務諸表に重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求めている。監査は、試査を
基礎として行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め
全体としての財務諸表の表示を検討することを含んでいる。当監査法人は、監査の結果として意見表明のための合理
的な基礎を得たと判断している。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、テル
モ株式会社の平成16年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度の経営成績をすべての重要な点に
おいて適正に表示しているものと認める。
会社と当監査法人又は関与社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以
(注)
上
上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が財務諸表に添付
する形で別途保管しております。
(1) / 2004/06/28 14:00 (2004/06/28 14:00) / 349125_26_0403_2k_04153533/監査H16単体/os2テルモ
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