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綜研化学株式会社 2013 社会・環境報告書

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綜研化学株式会社 2013 社会・環境報告書
社会的側面
株主・投資家の皆様とともに
綜研化学グループは、経営理念に「株主の皆様からの共感を実現していくこと」を掲げ、
適時的確な企業情報を開示し、高い信頼性と透明性の保持に努めています。
お客様・お取引先の皆様とともに
IR活動
経営の透明性を高め、企業の説明責任を果すため、各種IRツー
ルを通じて、株主・投資家の皆様に情報をお届けしています。
綜研化学グループは、ケミカルズ製品の研究・開発のノウハウと、製品化・量産化するための
エンジニアリングの技術を活かし、お客様のニーズに高いレベルで迅速に対応することを目指しています。
また、製品開発の過程の中で「お客様との信頼関係を大切にする」ことを信念としています。
■
株主懇談会
毎年株主総会後に、株主懇談会を開催しています。
会場では、当社技術や製品を身近に感じていただける
よう、製品やポスターを展示し、ご質問にもその場で
WebサイトのIR情報掲載ページ
お答えしています。
迅速な情報開示を行っています。
2012年度は、
「ここにもSoken!」という特大ポスター
3枚を作成し、新規事業製品と共に展示しました。
品質方針
1
2
3
顧客満足の絶えざる向上を目指し、品質マネジメ
ントシステムの実践とその有効性を継続的に点検
し、顧客の期待に応える魅力ある製品とサービス
を提供します。
法令・規制要求事項の順守は当然のこととして、
顧客の品質に対する要求事項を満たすことが、顧
客からの信頼を確保する上で重要であるとの認識
を社内に徹底します。
品質方針と整合した品質目標を設定し、その見直し
を含めた目標管理の取り組みを作り、実践します。
スローガン 「高品質で拓け未来を!」
お取引先様からのメッセージ
弊社は創業約90年の化学品専門商社であ
り、綜研化学様の創業当時より約60年の
長きに亘りお取引をさせて頂き感謝してお
ります。
綜研化学様は粘着剤製品・アクリルポリ
マー製品で得意とされているアクリル重合
技術を活かし、高不揮発分タイプやノン・ト
ルエンタイプなど地球や人に優しい製品を
KISCO株式会社
執行役員
本 泰雄様
懇談会での展示品説明
創出されておられます。経営理念で謳われ
ておられる“地球の環境保全”を今後とも指向され、他社にないオン
リーワン製品の開発及び積極的な海外展開を続けて頂きたく、御社の
ファンの一人として期待しております。
■
ビジネスレポート
中間、期末の年2回、事業活動の概況
をお届けします。
■
FACTBOOK
投資分析に必要な情報を掲載しています。
お客様の信頼に応えます
「ここにもSoken!」
ポスター展示
2011年3月11日の東日本大震災以降、企
業においてはBCP(事業継続計画)に対す
る意識が高まっており、当社としましても安
全かつ安心した製品を安定的に供給するこ
とがお客様の信頼に応えるための責務と捉
え、常日頃、BCPをより強化にすることに取
り組んでおります。
地震や台風災害などの不可抗力ともいえる
天災や化学工場の事故によって、設備トラ
ブルや原材料入手困難により生産停止、製
執行役員
購買担当
生産管理部長
浜岡事業所長
新規事業製品展示
坂本 隆弘
決算説明会
品供給に支障をきたす等、企業が存続していく上でさまざまな事業上
のリスクに直面することが想定されますが、そのような状況の中、リス
クマネジメントを整備する事が重要であると考えております。
生産、購買部門としましては常に安定した製品供給を目指すためにリ
スク発生を想定した生産計画、在庫管理の適正化、天災時の設備リス
クダメージの低減、原材料の入手困難を想定した代替原材料の選定な
どの対策検討を実施しております。特に原材料の代替品選定につきま
しては、使用可否検討や安全性・品質・環境評価に取り組むことが不
可欠であり、お客様、サプライヤ―の皆様方のご協力、連携により、安
定した製品供給ができるものと確信しております。
利益配分に関する基本方針
当社は株主に対する利益還元を重要政策の一つと考え、事業
中間、期末の決算発表後、投資家の皆様、証券アナリス
トを中心とした説明会を開催し、事業活動の概況とこれ
からの見通しを説明しています。
拡大や技術革新に対応した設備投資及び研究開発投資を行い、
海外展開による市場拡大と新製品・新技術の開発・量産化に努
め、会社の競争力を維持・強化し、収益力の向上、財務体質
の強化を図りながら、配当水準の向上と安定化に努めることを
基本方針としております。
2012年度の利益配当金につきましては、利益配分に関する
基本方針に基づき、安定的な配当を行うことが適切と考え、前
期配当と同額の1株当たり35円とさせていただきました。
10
11
従業員とともに
経営理念に定める「働く喜びの実現」を達成するために、誰もが“働きやすい”と実感できる職場を目指し、
様々な制度を設けています。
従業員の心と身体の健康を支える体制づくり
社内カウンセリング制度
従業員の心と身体の健康は、持てる力を職場で発揮していく
うえで欠くことのできない重要な要素です。
仕事と家庭生活の充実を支援する制度
次世代育成支援のための
行動計画
カウンセリングの有用性
近年、世の中でうつ病と診断される人が増
厚生労働省の調査によれば、働く人の6割が“仕事や職業生
活に関する強い不安、悩み、ストレスがある”と答えており、そ
のおもな原因としては職場の人間関係や仕事の量や質があげら
れています。
こうした問題を受けて、厚生労働省が企業に向けた対策指
針を出し、多くの企業が真剣にこの問題に取り組むようになっ
ています。 当社では2012年4月より社内で気軽にカウンセリ
ングが受けられるような体制をつくり、心の健康をサポートし
(第1期)2011年8月1日~2013年7月31日
えています。過重労働や職場の人間関係な
ど原因は様々です。人間には適度なストレ
スは必要だともいわれていますが、強すぎ
目標1. 効率的な仕事、付加価値の高い仕事への
るストレスが長期間持続するとストレスに起
因するこころの病気(メンタル疾患)につな
がることが多くあります。
うつ病をはじめとするメンタル疾患による
臨床心理士
シニア産業カウンセラー
三上 道代先生
特定の先輩社員がブラザー(シスター)として様々な相談に乗
働き易い職場環境をつくる
欠勤や休職は、本人はもちろん企業にとっ
ったりアドバイスをしてくれます。社会人1年目をサポートする心
強い制度です。
ました。子の看護休暇は、育児・介護休業法の対象(小学校就
学前の子供)を上回り、小学校卒業までの子供を対象とし、半
ります。また、カウンセラーという理解者を得ることで力づけられるとい
った効果もあります。この他に、考え方や受け止め方のくせも、カウン
セリングを継続していく中で改善していくことができます。カウンセリ
人間ドック補助金制度
35歳以上の従業員は、毎年無料で、日帰り人間ドックを受診す
ングは不安や葛藤のどうどう巡りから、抜け出す手助けとなります。
社内カウンセリングでは、仕事や職場のことに限らず、家庭のことなど、
ることができます
(本人及び被扶養配偶者対象)
。一般検診
(35歳
悩んでいることはどんなことでも相談を受けています。
未満が受診)
より詳細に現在の状態をチェックできる人間ドックで、
これからも、従業員の皆さんが心身ともに健康な状態で働けるよう、カ
働きざかりの健康づくりを進めています。
日単位での取得を可能としています。
の心のケアに前向きに取り組んでおり、私は2012年4月から社内カウ
りして、気持ちに余裕ができて、自分で解決策を見つけられることもあ
ウンセリングを通してサポートしていきたいと思っています。
にしています。
働き続けられるように、育児休業規程・介護休業規程を改定し
また、対応の仕方によっては職場に不安が広がり士気も下がりかねま
ウンセラーに話をすることで、悩みの本質に気づいたり、気分がすっき
間にはフレックスタイムが導入されており、一部裁量労働と併
目標2を実現するために、男女共に子育てや介護をしながら
ばかりでなく、その穴を埋めるために周囲の人の体力も消耗させます。
カウンセリングは不安や葛藤に悩み、心が不安定なときに有効です。カ
目標1における働く時間削減のために、残業実績の公開や、
有給休暇取得促進をしています。また、月2回定時退社の日を
せ、従業員の業務や事情に合わせたフレキシブルな勤務を可能
ても大きなダメージにつながりかねません。本人の労働力が低下する
ンセリング
(本社、狭山)
を担当しています。
場環境をつくることを目標としています。
目標2. 子を持つまたは要介護者を持つ社員が
綜研化学さんも心と体の健康づくりの一環として、数年前から従業員
新入社員が職場に慣れるまでの1年間、アドバイスや相談に
定し、職業生活と家庭生活の両立を可能にして、働きやすい職
各部門で設けそれを徹底させる取組みを行っています。勤務時
要なことなのです。
ブラザー・シスター制度
し、2011年8月に「次世代育成支援のための行動計画」を策
改善で総労働時間を削減する
せん。従業員の心のケアは、企業にとっても生産性を維持する上で重
ています。
綜研化学グループでは、ワークライフバランスの向上を目指
現在、第1期における実績をふまえ、次のステップに向けた取
育児休業取得者の声
組みを検討中です。
二児の母です。ということは、育児休業を2
回とっており、職場への復帰も2度目です。
当初から仕事と家庭を両立すると決意をし
★社内報に「人事関連情報コーナー」を掲載し、制度や取組みを
従業員に判り易く解説しています。
てきましたが、仕事をするってこんなに幸せ
なことだと実感したのは、職場に戻ってから
です。
子供と一緒に過ごす時間はもちろん楽しい
人事部
張艶
ですが、多発する予想外の子育て事件と戦
うのも母の毎日で、
「会社にいる自分が本当の自分だな」と思えてしま
うほどです。
静かに思考できる環境、ほぼ予定通りに進む仕事、急用の時に優しく
応援してくれる仲間、仕事ができる母は本当に幸せです。その上、仕事
従業員の相互親睦「綜和会」
の段取りも以前より良くなった気がします。
綜研化学ありがとう!
従業員の親睦を図るための行事やク
ラブ活動を行う「綜和会」は、活動資
金を会社が支援しています。野球、ス
キー、バドミントン、駅伝や、アウトド
看護休暇取得者の声
ア、海釣り、囲碁までクラブ内容も充
実しており、若手から役員まで多くの
従業員が参加しています。
子供が風邪を引いたりインフルエンザに罹
バドミントン部
野球部
った時に看護休暇制度を利用しています。
インフルエンザ等の感染症の場合、熱が下
がってもすぐに保育園に預けることができ
ないため、数日休まざるをえない場合があ
ります。また、朝一番で病院に行く場合や
急な発熱による保育園から呼び出された場
合には、半日の看護休暇も取得できます。
事業企画室
新宮 圭介
有給で看護休暇を取得できるため、子育て世代には安心感がありとて
も助かっています。
アウトドア部
12
スキー部
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地域の皆様とともに
綜研化学グループは、事業を通じた社会貢献と、事業所が所在する地域との積極的な交流に努めています。
社会貢献・地域交流
子供たちの探究心を開く
地域交流&ボランティア
子供たちに楽しく科学に触れてもらうことを目的として、当社
地域交流を兼ね、地域イベント、ボランティアに積極的に参加しています。
技術等を用い、 身近な道具を使って実験を行う理科教室を
2008年度から開催しています。
2012年度のテーマは「表面張力」で、狭山市内の小学校か
ら集った4年生以上25名を対象に、シャボン玉を作りながら、
科学の不思議な世界を体験してもらいました。
入間川クリーンボランティア、入間川七夕
まつりクリーンボランティア(清掃活動)
に参加しました。
理科教室に参加して
講義や実験内容を作るにあたって
御前崎市駅伝大会に参加し、力走したメンバーたち。
は、どのようにすれば理解しやすく
勉強になり興味を持ってくれるかと
いう点で非常に苦労しました。ただ、
ドラゴンボートに
毎年参加しています
今回のテーマが馴染みのある「シャ
ボン玉」であったためか、子供達は
大いに盛り上がってくれました。
終了後のアンケートでは多くの児童
が「楽しかった!」
「また参加したい!」
粘着・機能樹脂部
粘着剤技術G
2008年に「静岡県ドラゴンボート大会御前
田中 隆介
崎市長杯」が始まりました。第1回大会時に
浜岡事業所の若手社員を中心にチームを
といった回答を書いてくれて、本当に嬉しかったです。これも、地域の方々のご協力が
編成し参加し、以来5年連続で出場してい
あって成功できたものと思います。今回の理科教室を通じて、皆が少しでも科学に興味
ます。
をもってくれたならいいなと、思っています。
地元でもとても注目度の高いスポーツイベ
ントなので、今後も地元企業として積極的
に参加し、ぜひ優勝を目指して頑張りたい
ターンシップ生を受け入れています。
2012年度は国内大学、海外(韓国)から計4名の研修生を
受け入れました。
静岡県ドラゴンボート大会御前崎市長杯
韓国漢陽大学からの
インターンシップ
JANG BITNAさん
日本の化学工学発展に貢献
就 職を考える時 期をむか
え、大学で専攻している日
本語を使って日本の企業で
実 際に働 いてみたいと思
公益社団法人「化学工学会」は、化学工学の学術的
展示会で受付をするJANGさん(右)
い、綜研化学でインターンシップを体験しました。
最初は会社で働くということが初めてで緊張しましたが、会社の皆さん
は優しく丁寧に指導してくださって、充実したワークライフを送ることが
会に有機的に還元するための中心的学会として1936
年から活動を行っています。
綜研化学では、初代社長の中島敏をはじめ多くの経営
経験でした。社内でハングル教室の講師もさせてもらい、皆さんに韓国
の活動に積極的に携わって参りました。
の文化を少しでも伝えることが出来たことも良かったと思っています。
綜研化学での経験により、就職活動における視野を広げることができ
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水準の進展を支え、人材を育成し、それらの成果を社
できました。
研究室での作業体験や展示会の受付などこれまでした事のない貴重な
インターンシップ生の成果発表会
池田 大輔
と思っています。
インターンシップ生の受入
社会貢献活動の一環として、国内・海外問わず積極的にイン
浜岡事業所
浜岡総務G
たと思います。
者、技術者たちが日本の化学技術発展のために当会
2013年3月、会長の中島幹に対し、化学工学会より
「名誉会員の証」が贈られました。
名誉会員の証を受ける綜研化学会長 中島幹(右)
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地域の皆様とともに
安 全 操 業 に 向 けた 取 組 み
綜研化学グループでは、地域の皆様や従業員の安全を確保するために、
「安全管理体制の充実と機能強化」
、
「生産設備と運
狭山事業所
防災訓練
浜岡事業所
防災訓練
用についての安全工学的な検討」
および
「安全教育の実施と緊急時訓練」
を柱として、多方面からの取り組みを行っています。
特に住宅地と隣接する狭山事業所(埼玉県狭山市)では、地域住民の皆様より頂戴した貴重なご意見等も参考とさせてい
ただき、防災と緊急時の対策に徹底して取り組んでまいります。
安全衛生管理体制と緊急・災害時の対応
安全衛生管理体制
緊急・災害時の対応
化学品の製造・販売会社として、安全衛生管理を徹底して行
うと共に、緊急・災害時の予防対応を慎重に施策しています。
製造に関わる取組みとしては、設備や新規物質の導入、スケー
ルアップ時の審査委員会を設置することで、危機回避を強化し
自衛消防隊と防災訓練
緊急・災害時の対策として、綜研化学グループではそれぞれ
の事業所で自衛消防隊を組織しています。
設備点検班、救急救護班、消火栓班、避難誘導班など、社
ています。
員の役割を明確化し、災害時に適切な行動が取れるよう適宜対
設備安全審査委員会
策確認と防災訓練を行っています。
生産設備の導入にあたり、設備の審査を行い導入許可を与えます。
●審査項目 設備の安全対策、
設備の運用方法、リスクアセスメント、法
令順守、消費電力、運転時の発熱、振動、排気臭、運転時
の音 など。
消火手順の確認と実際の消火訓練も行っています(工場のある
SU安全審査委員会
新しい製品の量産化にあたり、スケールアップの処方、手順が安全であ
るかを審査し見極めます。
●審査項目 製造時の発熱量、
試作時の記録データ、生産時の手順 など。
物質安全審査委員会
研究開発、製品製造において弊社で取り扱い経験のない薬品、原料を
用いるにあたり、物質特性、安全性を審査し、使用許可を与えます。
●審査項目 保管条件、
使用保護具等の取扱条件、廃棄方法、漏洩・火
災など緊急時の対応、法令対応方法、取扱者への特別教
育の要否 など。
安全衛生管理体制
緊急時対応組織
経営者
経営者
防災訓練では地元消防署の監修のもと、避難経路及び初期
地域住民の皆様にご理解いただくために
工場見学会
狭山事業所では、地域住民の皆様を対象とした工場見学会を
毎年実施しています。施設の概要をご説明し工場を見学いただ
くことで、操業に対するご理解をいただくとともに、ご意見ご要
望を伺い今後の改善に努めてまいります。
狭山事業所と浜岡事業所は年2回の訓練を実施)
。
工場見学会に参加した皆様からのご感想
(抜粋)
狭山事業所では毎年屋内消火栓操法大会に出場しており、
平成24年度は2チームが出場し共に入賞を果たしました。
緊急時マニュアルの整備
●
●
防災対策の徹底とともに、万一の災害に備えた行動指針(緊
●
急時マニュアル)を整備し、作業員に徹底させています。
●
〈実際起きてしまった事故対応〉
2012年6月、狭山事業所研究棟において実験中に発火する
●
という事故が発生いたしましたが、マニュアルに則った行動によ
●
り初期消火で鎮火し、通報、報告から消防署の鎮火確認に至り
ました。
●
●
●
安全衛生推進本部会
事前評価組織
浜岡
・本社 ・狭山 ・浜岡
●
各事業所経営者
各事業所防火管理者
職制
(部署)
職制
(部署)
職制
(部署)
16
狭山
安全衛生推進会議
物質安全審査委員会
安全審査委員会
設備安全審査委員会
S
U
本社
定期的に行われる安全パトロール
狭山市自衛消防隊屋内消火栓操法大会
自分たちの生活に密着したものを作っているのがわかった。
事業内容がわかり不安がなくなりました。近隣地域住民に
もっと貴社の安全性をPRして下さい。
平日の見学のために従業員の動きが見られて良かった。子
供にも見学させると興味がわくと思います。
整理整頓が良くされ綺麗な作業所で安心した。長年のイ
メージが変わりました。
工場見学会
ごみが通路になくて驚きました。
廃棄物、排出物の処理に努力し、ISO取得など環境に配慮
していると感じました。地域への配慮にも感謝します。
原材料の性質やそのリスクについての説明もして欲しい。
安全に作業を進めてください
(人体に害を与える物質管理を
徹底してください)
。
近隣の皆様に安心感を
持っていただくために
狭山事業所は何と言っても住宅に囲まれた
化学工場であります。近隣住民の方に少し
でも安心感を抱いていただき、また、内部
昔は臭いや音が気になりましたが、最近はなくなっている
ようです。努 力していただ
いていることを感じました。
りも住 民の方に事 業 所を見ていただき、
これからも見学会を継続して
ください。
ここ2年間で2回の工場見学会を実施し、大
的には危険、リスクを少しでも減らして操業
を維持していくことが必須課題です。何よ
知っていただくことが安心につながります。
取締役
執行役員
狭山事業所長
池田 裕治
分不安は払拭されたと感じます。一方、見
学者の方々に意見、感想をいただきましたが、我々が気づかない視点
での危険への気付きが出来、感度が向上したと思います。
これからも見学会などを通じて、住民の方々の理解を深めるとともに、
各事業所
自衛消防隊
職制(部署)
緊急時マニュアル
緊急時マニュアル
要望をお聞きし反映させて行きたいと思います。同時に、当社の技術、
商品の紹介も行ない、最先端技術の会社という認知もいただいており
ます。今後もアピールして行きたいと思います。
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