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1 運転責任者に関する判定の方法、実施体制についての確認に関する

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1 運転責任者に関する判定の方法、実施体制についての確認に関する
運転責任者に関する判定の方法、実施体制についての確認に関する指針の
改正について(新旧対照表)
新
実用発電用原子炉の設置、運転等に関する規則(昭和
53年通商産業省令第77号)
第12条第4号の規定
に基づき経済産業大臣が行う確認に関する指針(内
規)
旧
実用発電用原子炉の設置、運転等に関する規則(昭和
53年通商産業省令第77号)第12条第4号の規定
に基づき経済産業大臣が行う確認に関する指針(内
規)
1.本指針の目的
本指針は、実用発電用原子炉の設置、運転等に関す
る規則(以下「規則」という。
)第12条第4号に規
定する確認を受けようとする者( 以下「申請者」と
いう。)が、運転員に対し、運転責任者に係る基準等
に関する規定(平成13年経済産業省告示第589
号)第1条に掲げる基準(以下「基準」という。
)に
適合しているかどうかの判定を行うに当たり、その方
法、実施体制等が当該判定を行うのに十分であり、か
つ、原子炉の運転の保安上十分であることについて、
経済産業大臣が確認を行うための指針として定めた
ものである。
1.本指針の目的
本指針は、実用発電用原子炉の設置、運転等に関す
る規則(以下「規則」という。)第12条第4号に規
定する確認を受けようとする者( 以下「申請者」と
いう。)が、運転員に対し、運転責任者に係る基準等
に関する規定(平成13年経済産業省告示第589
号)第1条に掲げる基準(以下「基準」という。
)に
適合しているかどうかの判定を行うに当たり、その方
法、実施体制等が当該判定を行うのに十分であり、か
つ、原子炉の運転の保安上十分であることについて、
経済産業大臣が確認を行うための指針として定めた
ものである。
2.確認に関する指針
基準に適合しているかどうかの判定を行うために、
申請者が、規則第12条第4号に規定する経済産業大
臣の確認を受けるためには、次の事項を満足しなけれ
ばならない。
(1) 基準に適合するかどうかの判定を行う方法に関
すること
① 判定を行う方法が客観的、公正かつ確実なもの
であること。
② 経験年数及び地位の確認は、記録により行われ
ること。この場合、原子炉の運転に関する業務に
ついては、その内容及び経験年数の算定基準が明
確であること。
③ 原子炉の運転に必要な知識及び技能の判定は、
運転実技試験、講習及び口答試験又は筆記試験に
より以下のとおり行われるものであること。
- 運転実技試験は、運転責任者に係る基準等に関
する規程(平成14年経済産業省告示第200
号。以下「告示」という。
)第1条第4号イに
掲げることに関し、運転責任者として必要な専
2.確認に関する指針
基準に適合しているかどうかの判定を行うために、
申請者が、
規則第12条第4号に規定する経済産業大
臣の確認を受けるためには、次の事項を満足しなけれ
ばならない。
(1) 基準に適合するかどうかの判定を行う方法に関
すること
① 判定を行う方法が客観的、公正かつ確実なもの
であること。
② 経験年数及び地位の確認は、記録により行われ
ること。この場合、原子炉の運転に関する業務に
ついては、
その内容及び経験年数の算定基準が明
確であること。
③ 原子炉の運転に必要な知識及び技能の判定は、
運転実技試験、講習及び口答試験により以下のと
おり行われるものであること。
- 運転実技試験は、原子炉の運転、事故時におけ
る状況判断及び事故に際して採るべき措置に
関し、運転責任者として必要な専門的技能の有
無を判定するのに十分なものであること。
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門的技能の有無を判定するのに十分なもので
あること。
- 講習は、告示第1条第4号イからニに掲げるこ
- 講習は、関係法令、保安規定及び運転員の統督
とに関し、原子炉の運転に必要な知識の向上を
等原子炉の運転に必要な知識の向上を図る上
図る上で十分なものであること。
で十分なものであること。
- 口答試験は、告示第1条第4号ニに掲げること
- 口答試験は、運転責任者の職務を遂行するため
に関し、運転責任者の職務を遂行するために必
に必要な実務的知識の有無を判定するのに十
要な実務的知識の有無を判定するのに十分で
分であること。
あること。
- 筆記試験(又は口答試験)は、告示第1条第4
号イからハに掲げることに関し、運転責任者の
職務を遂行するために必要な実務的知識の有
無を判定するのに十分であること。
④ 上記③に係る判定条件が明確かつ定量的であ
④ 上記③に係る判定条件が明確かつ定量的であ
ること。
ること。
(2) 基準に適合するかどうかの判定業務の実施体制 (2) 基準に適合するかどうかの判定業務の実施体制
に関すること
に関すること
① 基準に適合するかどうかの判定の手続が明確で
① 基準に適合するかどうかの判定の手続が明確で
あること。
あること。
② 基準に適合するかどうかの判定及び基準に適合
② 申請者が行う基準に適合するかどうかの判定及
した者に係る更新の手続きに関する業務(以下
び基準に適合した者に係る更新の手続きに関す
「合否判定等業務」という。
)を行う組織及びそ
る業務(以下「合否判定等業務」という。
)を行
の責任が明確に定められていること。
う組織及びその責任が明確に定められているこ
と。
③ 合否判定等業務に従事する者の経験、知識及び
③ 合否判定等業務に従事する者の経験、知識及び
技能並びに人数が個別具体的に定められている
技能並びに人数が個別具体的に定められている
こと。
こと。
- 運転実技試験の訓練員は、運転員に対し、シミ
- 運転実技試験の訓練員は、運転員に対し、シミ
ュレータによる原子炉の運転、
事故時における
ュレータによる原子炉の運転、事故時における
状況判断及び事故に際して採るべき措置に関
状況判断及び事故に際して採るべき措置に関
する訓練及びその結果の評価を行う業務に経
する訓練及びその結果の評価を行う業務に経
験を有する者から選定されること。
験を有する者から選定されること。
- 講習の講師は、関係法令及び保安規定に精通し
- 講習の講師は、関係法令及び保安規定に精通し
ている者、運転員の統督その他原子炉の運転に
ている者、
運転員の統督その他原子炉の運転に
必要な知識を有する者からそれぞれ選定され
必要な知識を有する者からそれぞれ選定され
ること。
ること。
- 口答試験及び筆記試験の試験員は、原子力工学
- 口答試験の試験員は、原子力工学に関する知識
に関する知識を有する者、原子力発電所の運転
を有する者、原子力発電所の運転管理又は研
管理又は研究・教育に経験を有する者、運転実
究・教育に経験を有する者、運転実技試験の試
技試験の試験員からそれぞれ選定されること。
験員からそれぞれ選定されること。
④ 合否判定等業務に従事する者、設備その他合否
④ 合否判定等業務に従事する者、設備その他合否
判定等業務の実施に関することが、客観的、公正
判定等業務の実施に関することが、客観的、公正
かつ確実な判定の実施に支障を及ぼすものでな
かつ確実な判定の実施に支障を及ぼすものでな
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いこと。
いこと。
⑤ 合否判定等業務の一部又は全部を行う組織が申
請者以外の組織である場合には、当該組織の合否
判定等業務の実施体制が①から④までを満たす
ことについて、申請者の品質保証計画に基づき適
切に管理されていること。
(3) 基準に適合した者に係る有効期間に関すること
(3) 基準に適合した者に係る有効期間に関すること
① 基準に適合した者に係る有効期間が明確に定め
① 基準に適合した者に係る有効期間が明確に定め
られていること。
られていること。
② 有効期間は 3 年を超えないこと。
② 有効期間は 3 年を超えないこと。
(4) 基準に適合した者に係る更新の手続きに関する (4) 基準に適合した者に係る更新の手続きに関する
こと
こと
① 基準に適合した者に係る更新の手続きが明確で
① 基準に適合した者に係る更新の手続きが明確で
あること。
あること。
② 更新の判定基準が明確に既定されており、かつ、 ② 更新の判定基準が明確に既定されており、かつ、
当該条件が、新規に判定を受けようとする者に対
当該条件が、新規に判定を受けようとする者に対
する判定条件と比べても遜色のないこと。
する判定条件と比べても遜色のないこと。
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