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法人紹介パンフレット - 社会福祉法人 ふるさと福祉会

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法人紹介パンフレット - 社会福祉法人 ふるさと福祉会
社会福祉法人ふるさと福祉会の案内
社会福祉法人ふるさと福祉会
住所:東京都西多摩郡奥多摩町海澤431
URL:http://www.tama-gaku.com
電話:0428-83-3402 FAX:0428-83-2579
Mail:[email protected]
法
人
の
沿
革
◎ 1985(昭和60)年7月 法人設立準備会発足
・ 1986(昭和61)年9月 目標のこころみ学園地元住民見学(栃木県足利市)
・ 1987(昭和62)年8月 東京多摩学園工事着工
◎ 1988(昭和63)年3月 ふるさと福祉会法人認可(東京都知事)
◎ 1988(昭和63)年9月 東京多摩学園開園(精神薄弱者援護施設)定員50名・短期4名
・ 1993(平成5)年7月 学園裏山サミット牧場(羊・名古屋コーチン山林放し飼い)
・ 1994(平成6)年9月 サミット牧場テレビ放映(東京都提供番組)
・ 1996(平成8)年6月 全利用者職員一泊旅行開始(伊豆東海ホテル)
・ 1999(平成11)年10月 羊飼育中止(スクレイピー発生)・椎茸原木目標の10万本に
・ 2003(平成15)年4月 措置(公的契約)制度から利用者本人との私的契約の支援費制度に
・ 2004(平成16)年4月 サミット牧場廃止(鳥インフルエンザ発生)
◎ 2005(平成17)年4月 軽費老人ホーム幸房の家開業(ケアハウス・定員20名)
◎ 2005(平成17)年5月 ステップホームかつのり開業(グループホーム・定員6名)
・ 2011(平成23)年3月 東電福島原発爆発による放射能汚染(原木の確保困難)
・ 2011(平成23)年4月 学園は障害者支援施設に(障害者自立支援法に移行)
◎ 2013(平成25)年4月 きのこ工房開業(放射能ゼロの菌床椎茸生産)
◎ 2013(平成25)年4月 カフェレストランSAKA開店
(就労継続支援B型事業所ワークショップ奥多摩・定員20名)
◎ 2014(平成26)年10月 さかみち開業(指定特定相談支援事業所)
◎ 2015(平成27)年2月 ふるさとホーム開業(グループホーム定員10名)
◎ 2015(平成27)年2月 東京多摩学園定員変更
(定員50名から40名へ変更・短期入所空床型を追加)
学園着工前
竣工後
社会福祉法人ふるさと福祉会
住所:東京都西多摩郡奥多摩町海澤431
URL:http://www.tama-gaku.com
現在
電話:0428-83-3402 FAX:0428-83-2579
Mail:[email protected]
ふるさと福祉会と家族会出版書籍
≪ 学 園 及 び S A K A で 販 売 中 ≫
学園で思い思いの夢を抱き、瞳を輝かせ
ながら共同生活を送っている知的障害者
とその家族の思いの25年余りにわたる
物語です。
1.学園誕生の動機と完成までのドラマ
2.知的障害者は個性豊か、その原因も
様々
3.スタッフの苦労と喜び
4.保護者の入所施設必要の叫び
5.先進国デンマークに学ぼう
6.知的障害児が倍増している!
7.原点に戻った知的障害福祉政策を!
8.臨終の母親が自閉症の子に!
( M O K U 出 版 社 発 刊
27名の親・兄弟姉妹がわが子らが学園
に入所して大変よくなったこと、親らが
安心して働けて助かったことなど親らが
入所施設が必要なことを訴えた切実な手
記です。
障害もいろいろ、家族の悩みもいろいろ
でどの家族にもいつおそってくるかわか
らない地震のようなものです。
定 価 1 , 5 0 0 円 + 消 費 税 )
縁あって学園ができた当初より入園され
ていた原広一さんの一生の物語であり墓
誌でもあります。
父母が30歳前に永眠し、兄弟姉妹もい
ない、自己責任も全くない独りで生きて
いけない知的障害者が「誰と何処で生
き、寿命を終るのが幸せなのか」社会に
問う本です。
(東京都知的障害者施設家族会等連合会発刊 上記各冊 定価1,000円)
ワークショップ奥多摩 (就労継続支援B型)
・ 当法人運営のグループホーム入居者の日中活動の場として、ふるさと福祉会後援
会の支援もあり、平成25年4月1日に定員20名で開業いたしました。
・ 平成27年4月1日現在利用者は当法人運営のグループホーム入居者を中心に1
6名となっています。
・ レストラン作業や椎茸作業を主に行っています。
さかみち(指定特定相談支援事業所)
平成27年4月1日より障害福祉サービスを受ける全ての利用者にサービス等利
用計画の作成が義務付けられるため平成26年10月1日よりワークショップ奥多
摩2階事務所に併設する形で開業いたしました。
東京多摩学園・ステップホームかつのり・ふるさとホーム・ワークショップ奥多
摩と当法人の施設利用者を中心にサービス等利用計画を作成しています。
私たちは奥多摩の大自然と人情に育まれて、活き活きと暮らし、日々椎茸などの
健康食品づくりで社会の役に立つことを願っています。私たちはこの海澤の地で2
5年生活し、この地が故郷となりました。それを記念し、地域の皆様との交流と憩
いの場にと就労継続支援B型事業の作業の一環としてカフェレストランSAKAを
2013年4月より開店いたしました。
徳川家康公遺訓に「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし」とありま
す。また、「この坂を越えたなら幸せが待っている」との歌もあります。
法人の利用者の皆さんは自己責任がないのに幼児から脳に重い障害を負い終わり
なき坂道を歩いてる人生のように思えます。このSAKAで健常な方々と交流でき
ればその重荷も少しは軽くなると考えました。
奥多摩の大自然で森林浴をしながら天地山入口でひと休みして談笑できる店にな
ることを願って「SAKA」と名付けました。
人生には数多くのサカがありますが、サカの入口でひと休みするのは人の知恵で
はないでしょうか。そして大自然の森林浴をしながら、コーヒーを味わい、一盃の
お酒が活力の源になります。私たちは地元・観光客・ハイカーの方々がこのSAK
Aでひと休みし、お互いがふれあい元気の出る店にしたいと願っています。
社会福祉法人ふるさと福祉会 利用者役職員一同
自然素材を活かした店内と、学園産の食材を使ったランチ、天然酵母のパンを提供
し大自然のなか森林浴をしながら癒しのひと時を過ごせる空間となっております。
ランチメニュー
本日のパスタ
2種のパンを添えて
ふわとろ卵のオムライス
ハヤシソース
ドリンク:コーヒー、紅茶、ジュース、地酒、地ビール、国産ワイン
デザート:苺のティラミス、レアチーズケーキ、モンブラン
◎営業時間:11:00~15:00(ラストオーダー14:30) 定休日:日曜日、月曜日
住所:東京都西多摩郡奥多摩町海澤564
電話:0428-85-8155
1.工房設置の理由
2011年3月、東京電力福島原子力発電所の爆発で放射能が空中に飛散し、3
月15日の雨が黒い雨となり、関東一円の山等に降り注ぎました。このため福島県
及びその近県の椎茸の原木が汚染され、汚染されていない椎茸原木の確保が大変困
難となりました。
そのため学園裏山に18年前こならを植え、成長しましたのでそれを利用しよう
と伐採しました。念のため放射能の検査をしたところ、セシウムが60ベクレルも
検出され、使用することができなくなりました。
当学園は「椎茸作業を通じて自立し、社会貢献する」ことを設立の主旨としてい
ます。このため放射能のないきのこをつくるため、きのこでは日本一の会社である
森産業様から技術指導いただき、菌床椎茸等を生産し利用者の作業を維持すること
にしました。
そして健康食品で地域等に社会貢献できることを願って平成25年4月にできた
のが、この「きのこ工房」であります。
2.きのこの種類
椎茸の他多くのきのこを生産できますが、地元と競合しない「椎茸、きくらげ、
まいたけ、なめこ」などの菌床玉を製造しています。
3.建物設備
木造2階建延面積約240㎡、1階には菌床工場、出荷作業場。2階は乾燥椎
茸・食品保管庫、外におが粉の置き場があります。
4.製造工程
① おが粉(ブナ・ミズナラ・クヌギ・コナラ
等)と、栄養源(米ぬか、ふすま等)と水
が原材料となります。原材料は放射能のな
い北海道、富山県等のものです。
攪拌機・袋詰機
撹拌作業
袋詰した培養地
殺菌釜
殺菌釜内部
冷却室と接種室
培養棟内部
発生棟での椎茸生産
② 原材料を右図の攪拌機で約1時間よく混ぜ
ます。
③ 撹拌した原材料を自動袋詰機で袋詰めした
後、台車に並べます。
④ 上記の袋詰めした培養地を台車ごと殺菌釜
で殺菌します。殺菌後の袋詰培養地は、隣
の冷却室に移動します。そして、約16時
間冷却し常温とします。
⑤ 殺菌した培養地に各種きのこ菌を接種しま
す。
⑥ 上記のきのこ菌を接種された袋詰培養地は
別場所に設置された培養棟へ運び、約3ヶ
月間きのこ菌を繁殖させます。その後発生
棟に移動しきのこを収穫します。
(きのこ菌を接種した袋詰培養地を一般的
に菌床と言います)
5.私たちの夢
秩父多摩甲斐国立公園内の美しい緑とおいしい水に恵まれた奥多摩町で生産され
た「きのこ」の評価を高めるために努力しています。
知的障害をもった人たちも職員の支援があれば、日本一の安心で美味しい放射能
の全くないきのこをつくることができることを証明したいのです。そのために森産
業様のご指導をいただき、地元をはじめ多くの関係者のご協力によりこの夢を実現
したいと努力いたしています。
知的障害の方は自己責任が全くないのに幼い時の高熱、感染症、薬害等で脳に損
傷を負い普通に暮らせなくなりました。私たちも大変ですが、私たちの家族は知恵
があるだけに社会の差別の中で苦悶しています。私たちはその家族のためにも日本
一のきのこをつくりたい。
そして、知的障害をもつ私たちは、家族がいなくなっても生涯安心して暮らせる
『故郷』がほしいです。
そのような国家になることを願いながら日本一のきのこづくりを目指していま
す。
社会福祉法人ふるさと福祉会
(東京多摩学園)きのこ工房
東京都西多摩郡奥多摩町海沢431
電話 0428-83-3402
FAX 0428-83-2579
グ ル ー プ ホ ー ム ( 共 同 生 活 援 助 )
ふるさとホーム
ふるさとホーム内観
・ 地域移行の為のステップになる事を目指し『ステップホームかつのり』を平成1
7年5月(定員6名)に、さらに平成27年2月(定員10名)の『ふるさと
ホーム』を開業いたしました。
・ 平成25年4月より昼間は、利用者が共同生活で我慢する力と協調性を身に付け
るようワークショップ奥多摩に通っています。
・ 我慢する力と社会的ルールを守れるようになったら福祉事務所の協力を得て出身
地のグループホームから職場等に通える地域移行を目指しています。
ステップホームかつのり
住所:東京都西多摩郡奥多摩町海澤438
電話・FAX:0428-83-3404
ふるさとホーム
住所:東京都西多摩郡奥多摩町海澤461-1
電話:0428-85-8688 FAX:0428-83-8770
URL:http://www.tama-gaku.com/katsunori
Mail:[email protected]
幸房の家
( 軽 費 老 人 ホ ー ム )
・ 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)までの中間的施設として平成17年4
月開業しました。
・ 入居資格は60歳以上の方で独り暮らしが困難な方です。
定員は20名です。
・ 幸房の家の経費は施設への支払が約73,000円で食費・家賃が含まれています。そ
れに自分の小遣い約2万円、計10万円あれば生活できます。生活保護の方も入
居されています。
・ 昼間の活動の場として希望があれば東京多摩学園の椎茸作業にも参加できます。
・ 身辺のことが難しくなりましたら、介護保険を利用し、デイサービスも利用でき
ます。
・ 幸房の家では特別養護老人ホーム 寿楽荘・グリーンウッド奥多摩などと連携し
て入居者の安心につとめています。
名前の由来
こうじ
東京多摩学園の現在地を長期にわたり無償提供いただいた前理事長 森田幸司・
ふさこ
こうふ
房子様の名前を一字ずつ頂き幸房の家と名付けました。
故ご夫妻は学園の親たちが喜ぶような近くに住める家があったらという夢をお持
ちでした。
国都の補助金、及び、当法人後援会の寄附金等で軽費老人ホーム(ケアハウス)
幸房の家が実現致しました。
住所:東京都西多摩郡奥多摩町海澤570
URL:http://www.tama-gaku.com/kouhunoie
電話:0428-82-0585 FAX:0428-82-0581
Mail:[email protected]
東京多摩学園(障害者支援施設)
・ 知的障害の子供らを持った親たちが子供らの訓練の場と、親亡き後の子供らの
「故郷」が必要と考え、ふるさと福祉会東京多摩学園をつくりました。
・ 土地所有者、地元の海澤の皆さんをはじめ多くの関係者のご協力で昭和63年9
月東京多摩学園は開園できました。
・ 利用者の定員は50名で、その他に併設型短期入所の定員が4名でスタートしま
した。
・ 学園の設立趣旨は作業を通して我慢する力と社会的な協調性を育て自立すること
です。
そして親亡き後も安心して暮らせることを目標としています。
・ 作業は原木椎茸作業が中心で現在木の粉を固めた菌床椎茸作業・ウコン・行者ニ
ンニク・山菜・奥多摩烏骨鶏・カブト虫の飼育なども行っています。
東京電力福島原発の放射能の飛散は関東全域にも被害をもたらし、椎茸の原木の
確保はものすごく困難となりました。
この為、平成25年4月に開業した「きのこ工房」でつくる菌床椎茸ブロックが
作業の中で重要となります。
・ 後援会が当法人を支援して下さって、幸房の家・ワークショップ奥多摩・ふるさ
とホームが出来ました。
・ ふるさと福祉会後援会は初期の目的が達成されましたので平成26年をもって解
散となりました。
・ 東京多摩学園はふるさとホームへの地域移行に伴い定員50名が40名となり、
短期入所は併設型に加わえ空床型も追加しました。(平成27年2月)
・ 法人運営は理事会(理事6名、監事2名)と評議員会(13名)にて行っていま
す。
住所:東京都西多摩郡奥多摩町海澤431
URL:http://www.tama-gaku.com/tamagakuen
電話:0428-83-3402 FAX:0428-83-2579
Mail:[email protected]
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