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これ、伊勢崎で作っています！
伊勢崎工場 総務課
（伊勢崎佐波第一工業団地内）
さい
とう
ひろし
斎藤 弘さん（東小保方町）
田島弥平旧宅 PR ようかんべぇ〜を製造
伊勢崎工場では主にあんぱんのあんやジャムパ
ンのジャム、中華まんの具材などを作っています。
全国にたくさんある工場の中でも、パンを作らず
にそういった原料を中心に作っている工場は珍し
いんです。特にあんの製造量は東洋一で、１日当
たり平均約80トンのあんを出荷しています。こ
れはあんぱんに換算すると実に100万個分に当た
ります。
あんやジャムのほかにも、ようかんやゼリーな
どの和洋菓子も製造しています。昨年、田島弥平
旧宅が世界遺産に登録された折には、伊勢崎市と
います。５年という長期保存ができますので、災
害時などの非常用食料としても活用できます。
私たちが伊勢崎に工場を構えて30年経ちまし
た。伊勢崎市の一員として地域に貢献できるよう、
お祭りやイベントへの参加や協賛を行っています。
伊勢崎市と群馬県の発展とともに、山崎製パン㈱
伊勢崎工場もこれからも頑張っていきます。
小型気象計 ＰＯＴＥＫＡで地域の防災に貢献
ポ
テ
カ
伊勢崎工場では、昔は電話機を作っていました
が、現在は気象計や地震計、人工衛星に搭載す
る最先端のセンサーを作っています。私が手に
持っている白い機械は、POTEKAという名前の
気象計です。この名前は、
「ポイント
（Point）
・てん
き
（Tenki）
・かんそく
（Kansoku）
」の頭文字から
取ったもので、四ツ葉学園の生徒さんが付けてく
れました。親しみやすく覚えやすい名前なので、
とても気に入っています。
POTEKAは、その名の通り、知りたい場所の天
気をピンポイントに測ることができる気象センサ
ーで、これ一つで気温、雨、風など７種類の気象
明星電気株式会社
気象・管制事業部 技術部
こ
じま
しん
や
をまとめて観測することができます。小型でコス
トが安いのが利点で、現在伊勢崎市を中心に約２
km間隔145カ所で観測をしています。狭い地域
で急に発生する突風やゲリラ豪雨も、POTEKAを
使えば、いつどこで発生したかが素早く正確に分
かるので、防災や予測に活用できます。
私は昔から気象が好きだったので、気象に携わ
る仕事ができることにやりがいを感じています。
私の会社ではアメダスを作っていますが、POTE
KAも全国に広め、地域の防災に役立つ情報を市
民の皆さんに提供していきたいと
思います。
（南千木町）
（八斗島工業団地内） 小島 慎也さん
7
広報いせさき　No.263
水中から宇宙ま
で幅広い分野の
計測機器類を開
発・製造。製品
は全て伊勢崎の
工場で作ってい
ます。
伊勢崎工場 品質管理課
（伊勢崎南部工業団地内）
もと
き
あきら
本木 晃さん（除ケ町）
世界の
「書く、を支える。」Made in いせさき製品
伊勢崎工場が開設したのは、昭和53年11月。
私が入社したのが昭和54年４月なので、私は伊
勢崎工場で初の新入社員となりますね。あれから
36年。現在、伊勢崎工場では「G −２」や「ドクタ
ジ ー ツ ー
ーグリップ」や
「オプト」
、最近テレビコマーシャ
ルなども流れている
「アクロボール」など、基本的
に1,000円以下の消耗筆記具を生産しています。
伊勢崎工場で生産されたものが、国内をはじめ世
界中に送り出されているんです。
いつもは品質管理の仕事をしている私ですが、
ことしの3月に発売した世界遺産・田島弥平旧宅
No.
市 内企業インタビュー　ファイル ２
市 内企業インタビュー　ファイル ４
No.
協力してオリジナルパッケージのようかん
「やま
ざき ようかんべぇ〜」を作りました。パッケージ
には田島弥平旧宅や大観覧車ひまわり、群馬県の
マスコット
「ぐんまちゃん」などがデザインされて
株式会社パイロットコーポレーション
No.
PR用のシャープペンシル・ボールペン製作の立
ち上げにも参画しました。「Made in いせさき」
の製品を作るため、昨年の12月ごろから動き出
して、市役所の皆さんや本社の企画と協力してど
んな絵がいいかなどを話し合って決めていきまし
た。思っていたより大変でしたね（苦笑）。
私の勤めているパイロットは、飛行機のパイロ
ットではありません。筆記具メーカーのPILOTで
す。Made in いせさき製品が伊勢崎から世界の
国や地域にわたって、多くのお客さんの手に届く
ように頑張っていきます。
パ イ ロ ッ ト
市 内企業インタビュー　ファイル １
山崎製パン株式会社
しっかり握れ、
くっきり濃い筆
跡、カスレのな
い書き出し、な
めらかボールペ
ン
「アクロボー
ル」
がお勧め。
市 内企業インタビュー　ファイル ３
伊勢崎工場で製
造している製品
は、工場隣のデ
イリーヤマザキ
などで購入でき
ます。
No.
みんな大好き 復活した四角い顔
私たちが製造しているのは即席麺の
「ペヤング
ソースやきそば」です。1975年の発売開始から
40年以上愛されてるロングセラー商品です。現
在は北海道と沖縄県を除き、日本全国で販売して
います。
工場では、原料の小麦粉を機械でこねて薄く延
ばし、刃が付いたローラーに通し麺状にします。
麺は蒸し器で蒸された後、１食分の長さにカット
して油で揚げ、冷ました後、商品のカップに納め
ます。私は工場長としてこれら全てのライン作業
を監督しています。原料の小麦粉の状態から麺が
まるか食品株式会社
本社工場 製造本部
きた
はら
たか
ゆき
（山王町）
（伊勢崎名和工業団地内） 北原 孝行さん
カップに納められるまで、だいたい30分くらい
ですね。本社工場では３本のラインで１日当たり
約30〜50万食を製造しています。１日に消費す
る小麦粉の量はおよそ30〜50トン。かやくに使
用する乾燥キャベツは３〜５トン消費します。
安全なもの、安心なものを消費者の皆さんにお
届けするためにはどうしたらいいのかを、常に考
えながら仕事をしています。自分が作った製品が
店頭に並んでいるのを見るのは誇らしいですね。
伊勢崎で作っている「ペヤング ソースやきそば」、
おいしいのでぜひいっぱい食べてください。
11月30日 か ら
関東地方で
「ペ
ヤング ソースや
きそば超大盛」
も販売を再開し
ました。
2015年
（平成27年）
12月1日号
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