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目論見書 2002.10

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目論見書 2002.10
ゴールドマン・サックス・MMF
ゴールドマン・サックス・米ドル・MMF
(米ドル建)
ゴールドマン・サックス・ユーロ・MMF
(ユーロ建)
アイルランド籍/オープンエンド/契約型外国投資信託
目論見書
2002年10月
管理会社
最終保存日時:9/18/02 10:37:00 AM
最終印刷日時:9/18/02 10:45:00 AM
1.この目論見書により行うゴールドマン・サックス・MMFの受益証券の募集に
ついては、管理会社は、証券取引法(昭和23年法第25号)第5条の規定により
有価証券届出書を平成14年5月31日に関東財務局長に提出しており、平成14年
6月1日にその届出の効力が生じております。また、同法第7条の規定により
有価証券届出書の訂正届出書を平成14年9月2日および同年9月30日に関東財
務局長に提出しております。
2.ゴールドマン・サックス・MMFの受益証券の価額は、同ファンドに組入れら
れている有価証券等の値動きによる影響を受けますが、これら運用による損益
はすべて投資家のみなさまに帰属いたします。また、ゴールドマン ・サック
ス・MMFの受益証券は外国通貨によって表示されますので、円から投資され
る場合には、外国為替相場等の変動に伴い、投資家のみなさまに損益が発生し
ます。
3.原文(英文)の財務書類は本目論見書に記載されておりませんが、有価証券届
出書には記載されております。
【金融商品の販売等に関する法律に係る重要事項】
本ファンドは、外貨建ての短期金融商品を主な投資対象としますので、短期金利の
急激な上昇や、組入有価証券の発行体の倒産等の影響により、1口当り純資産価格
が下落し、損失を被ることがあります。
また、一口当り純資産価格が外貨建てで表示されますので、当該通貨建てでは投
資元本を割り込んでいない場合でも、為替相場の変動により、円換算ベースでは損
失を被ることがあります。
− −
1
C:¥WINDOWS¥ デスクトップ¥PDF 作 1¥97/ゴールドマンサックス証券/ゴールドマン・サックス(米ドル・ユーロ)MMF/目論見書特記事項.doc
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目 論 見 書
ゴールドマン・サックス・MMF
−ゴールドマン・サックス・米ドル・MMF
−ゴールドマン・サックス・ユーロ・MMF
(GOLDMAN SACHS MONEY MARKET FUNDS
- GOLDMAN SACHS US$ MONEY MARKET FUND
- GOLDMAN SACHS EURO MONEY MARKET FUND)
平成14年5月31日有価証券届出書提出
平成14年9月2日有価証券届出書の訂正届出書提出
平成14年9月30日有価証券届出書の訂正届出書提出
発
行
者
名 : ゴールドマン・サックス・ファンズ・マネジメント(アイルランド)リミテッド
(Goldman Sachs Funds Management (Ireland) Limited )
代表者の役職氏名 : 取 締 役 ジェームズ・D・ディルワース
(James D. Dilworth)
本店の所在の場所 : アイルランド共和国、ダブリン2、アッパー・ハッチ・ストリート、
ハードウィック・ハウス 2階
(Hardwicke House, 2nd Floor, Upper Hatch Street, Dublin 2, Ireland)
代 理 人 の 氏 名 : 弁 護 士 一木 剛 太 郎
弁 護 士 竹 野 康 造
代 理 人 の 住 所 : 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号 霞が関ビル25階 濱田松本法律事務所
届出の対象とした募集
募集外国投資信託受益証券に係るファンドの名称:ゴールドマン・サックス・MMF
(Goldman Sachs Money Market Funds)
募 集 外 国 投 資 信 託 受 益 証 券 の 金 額:ゴールドマン・サックス・米ドル・MMF受益証券1兆口および
ゴールドマン・サックス・ユーロ・MMF受益証券1兆口を限度
とする。1兆口について、それぞれの受益証券の一口当り発行価
格に各発行口数を乗じた金額の合計額を上限とする。(上限見込
額は、それぞれ100億アメリカ合衆国ドル (以下「アメリカ合衆
国ドル」を「米ドル」という。)(約1兆1,795億円)および100
億ユーロ(約1兆1,615億円))
(注1)上限見込額は、便宜上、平成14年4月30日の米ドル受益証券およびユーロ受益証券の1口当り純資産価格(それぞれ1ア
メリカ合衆国セント(以下「1アメリカ合衆国セント」を「1米セント」という。)および0.01 ユーロ)に募集する販売
口数(1兆口)を乗じて算出した金額である。
(注2)米ドルの円貨換算は、平成14 年8月30 日現在の株式会社東京三菱銀行の対顧客電信売買相場の仲値 (1米ドル= 117.95
円)による。また、ユーロの円貨換算は、平成14年8月30日現在の株式会社東京三菱銀行の対顧客電信売買相場の仲値
(1ユーロ=116.15円)による。
有価証券届出書および有価証券届出書の訂正届出書の写しを縦覧に供する場所
該当事項なし
C:¥WINDOWS¥ デスクトップ¥PDF 作 1¥②97/ゴールドマン・サックス証券/ゴールドマン・サックス(米ドル・ユーロ)MMF/目論見書/表紙.doc
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目 次
頁
第一部 証
券
報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
情
第二部 フ ァ ン ド 情 報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
第1 フ ァ ン ド の 状 況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
1 フ ァ ン ド の 性 格 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
2 投
資
方
針 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9
3 投 資 リ ス ク ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11
4 手 数 料 等 及 び 税 金 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13
5 運
用
状
況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16
6 管 理 及 び 運 営 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20
第2 ファンドの経理状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28
第3 そ の 他 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 84
第4 外国投資信託受益証券事務の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 85
サプリメント1 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 86
サプリメント2 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 96
C:¥WINDOWS¥ デスクトップ¥PDF 作 1¥②97/ゴールドマン・サックス証券/ゴールドマン・サックス(米ドル・ユーロ)MMF/目論見書/表紙.doc
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第一部 証
券
情
最終印刷日時:9/18/02 10:48:00 AM
報
(1)フ ァ ン ド の 名 称 ゴールドマン・サックス・MMF (Goldman Sachs Money Market Funds)
(以下「ファンド」という。)
(2)外国投資信託受益証券の形態等 記名式無額面受益証券で、ゴールドマン ・サックス・米ドル・MMF
(Goldman Sachs US$ Money Market Fund(以下「米ドル・ポートフォ
リオ」という。))受益証券(以下「米ドル受益証券」という。)および
ゴールドマン・サックス・ユーロ・MMF(Goldman Sachs Euro Money
Market Fund(以下 「ユーロ ・ポートフォリオ」という。))受益証券
(以下「ユーロ受益証券」という。)の2種類とする。(以下総称して
「ファンド証券」、「受益証券」または「ポートフォリオ証券」という
ことがある。)
米ドル・ポートフォリオは、1999年4月22日にスタンダード・アンド・
プアーズ社よりAAAm格付、同月28日にムーディーズ社よりAaa/
MR1+格付を取得している。
ユーロ・ポートフォリオは、1999年4月22日にスタンダード・アンド・
プアーズ社よりAAAm格付、2001年7月11日にムーディーズ社より A
aa/MR1+格付を取得している。
(3)発
行
口
数 (日本国内募集分)
平成14年6月1日から平成15年5月31日まで
各ポートフォリオにつき1兆口を上限とする。
(4)発 行 価 額 の 総 額 各ポートフォリオにつき1兆口についてそれぞれの受益証券の1口当り発行価格に各
発行口数を乗じた金額の合計額を上限とする。(上限見込額は、それぞれ100億アメ
リカ合衆国ドル(約1兆2,835億円)および100億ユーロ(約1兆1,590億円))
(注1)上限見込額は、便宜上、平成14年4月末日の米ドル受益証券およびユーロ受益証券の1口当り純資産価格(1アメ
リカ合衆国セント(以下「1アメリカ合衆国セント」を「1米セント」という。)および0.01ユーロ)に募集する
販売口数(1兆口)を乗じて算出した金額である。
(注2)米ドルの円貨換算は、便宜上、平成14年4月30日現在の株式会社東京三菱銀行の対顧客電信売買相場の仲値(1米
ドル=128.35円)による。また、ユーロの円貨換算は、平成14年4月30日現在の株式会社東京三菱銀行の対顧客電
信売買相場の仲値(1ユーロ=115.90円)による。
(注3)ファンドは、アイルランド法に基づいて設定されるが、米ドル受益証券は、米ドル建のため以下の金額表示は別段
の記載がない限り米ドルをもって行い、ユーロ受益証券は、ユーロ建のため以下の金額表示は別段の記載がない限
りユーロをもって行う。
(注4)本書の中で金額および比率を表示する場合、四捨五入してある。従って、合計の数字が一致しない場合がある。ま
た、円貨への換算は、本書の中でそれに対応する数字につき所定の換算率で単純計算のうえ、必要な場合四捨五入
してある。
(5)発
行
価
格 各申込みがゴールドマン・サックス・ファンズ・マネジメント(アイルランド)リミ
テッド(以下「管理会社」という。)により受諾された取引日に適用される1口当り
純資産価格(ただし、通常は米ドル・ポートフォリオについては1米セントであり、
ユーロ・ポートフォリオについては0.01ユーロである。)
取引日とは、
(1) 米ドル・ポートフォリオについてはダブリン、ロンドン、ニューヨークおよび日
本の銀行ならびにニューヨーク証券取引所のすべてが営業している日をいい、
(2) ユーロ・ポートフォリオについては、(ⅰ)東京およびニューヨークの銀行およ
び証券会社が営業しており、(ⅱ)ダブリンおよびロンドンの銀行ならびにアイル
ランド証券取引所が営業しており、(ⅲ)欧州経済通貨統合の参加国のいずれかに
おいてユーロが取引されており、かつ(ⅳ)ユーロ取引の決済に必要なシステムが
稼働している日をいう。
(6)申
込
手
数
料 なし
− −
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C:¥WINDOWS¥ デスクトップ¥PDF 作 1¥③97/ゴールドマン・サックス証券/ゴールドマン・サックス(米ドル・ユーロ)MMF/目論見書/第一部.doc
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(7)申
込
単
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位 (1) 米ドル・ポートフォリオ:
当初申込:10米ドル以上1米セント単位
追加申込:1米セント以上1米セント単位
(ただし、販売会社はこれと異なる10米ドル以上の最低申込金額を定めることが
ある。)
イー・トレード証券株式会社については、
当初申込:10万円以上1円単位
追加申込:10万円以上1円単位
東京三菱ティーディーウォーターハウス証券株式会社については、
当初申込:10万円以上10万円単位
追加申込:10万円以上10万円単位
マネックス証券株式会社については、
当初申込:1万円相当額以上1円相当額単位
追加申込:1万円相当額以上1円相当額単位
株式会社三井住友銀行については、
当初申込:5,000米ドル以上1米セント単位
追加申込:5,000米ドル以上1米セント単位
(平成14年10月5日以降)
松井証券株式会社については、
当初申込:1万円相当額以上1円相当額単位
追加申込:1万円相当額以上1円相当額単位
(2) ユーロ・ポートフォリオ:
当初申込:10ユーロ以上0.01ユーロ単位
追加申込:0.01ユーロ以上0.01ユーロ単位
(ただし、販売会社はこれと異なる10ユーロ以上の最低申込金額を定めることが
ある。)
三菱証券株式会社については、
当初申込:10ユーロ以上0.01ユーロ単位
(ただし、三菱証券における口座で保有しているユーロ建て外国証券の利金、収
益金、償還金および売却代金をもってユーロ受益証券を買付ける場合には、0.01
ユーロ以上0.01ユーロ単位)
追加申込:0.01ユーロ以上0.01ユーロ単位
(8)申
込
期
間 平成14年6月1日(土曜日)から
平成15年5月31日(土曜日)まで
(9)申 込 取 扱 場 所 (1) 米ドル・ポートフォリオ:
東京都港区赤坂一丁目12番32号アーク森ビル
ゴールドマン・サックス証券会社東京支店
(以下「ゴールドマン・サックス証券」という。)
東京都千代田区大手町一丁目1番2号
株式会社あさひ銀行
(以下「あさひ銀行」という。)
− −
2
C:¥WINDOWS¥ デスクトップ¥PDF 作 1¥③97/ゴールドマン・サックス証券/ゴールドマン・サックス(米ドル・ユーロ)MMF/目論見書/第一部.doc
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東京都千代田区神田神保町三丁目12番3号
イー・トレード証券株式会社
(以下「イー・トレード証券」という。)
東京都千代田区神田錦町三丁目13番
ディーエルジェイディレクト・エスエフジー証券株式会社
(以下「ディーエルジェイディレクト・エスエフジー証券」という。)
東京都港区六本木一丁目7番27号 全特六本木ビル
東京三菱ティーディーウォーターハウス証券株式会社
(以下「東京三菱ティーディーウォーターハウス証券」という。)
東京都千代田区丸の内一丁目11番1号
マネックス証券株式会社
(以下「マネックス証券」という。)
東京都千代田区有楽町一丁目1番2号
株式会社三井住友銀行
(以下「三井住友銀行」という。)
東京都中央区八重洲一丁目2番1号
みずほアセット信託銀行株式会社
(以下「みずほアセット信託銀行」という。)
(平成14年10月5日以降)
東京都中央区日本橋一丁目20番7号
松井証券株式会社
(以下「松井証券」という。)
(2) ユーロ・ポートフォリオ:
東京都千代田区丸の内二丁目5番2号
三菱証券株式会社
(以下「三菱証券」という。)
東京都港区赤坂一丁目12番32号アーク森ビル
ゴールドマン・サックス証券会社東京支店
(以下「ゴールドマン・サックス証券」という。)
(以上併せて「販売会社」という。)
(注)上記販売会社の日本における本支店において、申込みの取扱いを行う。
(10)払
込
日 投資者は、受益証券について申込みのあった取引日の翌取引日に申込金額を販売会社
期
に支払うものとする。
(11)払 込 取 扱 場 所 各取引日の発行価額の総額は、各販売会社によって申込みのあった取引日の翌取引日
に受託会社の米ドル・ポートフォリオまたはユーロ・ポートフォリオの口座に米ドル
またはユーロで払込まれる。
(12)そ の 他
1)申込証拠金はない
2)(a) 米ドル・ポートフォリオの場合:各販売会社は、ゴールドマン・サックス・インターナショナルとの間
の、日本におけるファンド証券の販売および買戻しに関する下記の日付の契約に基づき米ドル受益証券の
募集を行う。
− −
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ゴールドマン・サックス証券
平成11年5月7日
みずほアセット信託銀行
平成11年5月7日
三井住友銀行
平成11年6月23日
マネックス証券
平成11年8月24日
イー・トレード証券
平成12年1月27日
あさひ銀行
平成12年4月28日
東京三菱ティーディーウォーターハウス証券
平成12年4月28日
ディーエルジェイディレクト・エスエフジー証券
平成12年5月9日
(注)松井証券株式会社は、ゴールドマン・サックス・インターナショナルとの間の平成14年10月1日付販売買戻契約に
基づき、平成14年10月5日より米ドル受益証券の募集を開始する予定である。
(b) ユーロ・ポートフォリオの場合:各販売会社は、ゴールドマン・サックス・インターナショナルとの間
の、日本におけるファンド証券の販売および買戻しに関する下記の日付の契約に基づきユーロ受益証券の
募集を行う。
ゴールドマン・サックス証券
平成13年7月25日
三菱証券
平成13年9月17日
3)各販売会社は、直接または他の販売買戻取扱会社(以下販売会社と併せて「販売取扱会社」という。)を通
じて間接に受領したファンド証券の買付注文および買戻請求の管理会社への取次ぎを行う。
4)管理会社は、日本における管理会社の代行協会員としてゴールドマン・サックス証券を指定している。
(注)「代行協会員」とは、外国投資信託証券の発行者と契約を締結し、1口当りの純資産価格(以下「純資産価格」と
いう。)の公表を行い、また決算報告書その他の書類を日本証券業協会および販売取扱会社に提出または送付する等
の業務を行う日本証券業協会の協会員をいう。
5)申込みの方法
ファンド証券の申込みを行う投資者は、販売取扱会社と外国証券の取引に関する契約を締結する。このため、
販売取扱会社は外国証券取引口座約款その他所定の約款(以下「外国証券取引口座約款」という。)を投資者
に交付し、投資者は当該約款に基づく取引口座の設定を申し込む旨を記載した申込書を提出する。投資者はま
た販売取扱会社と累積投資約款に基づく累積投資契約を締結する。申込金額は米ドル・ポートフォリオの場合
は米ドル、ユーロ・ポートフォリオの場合はユーロで、または円貨で(ただし、販売取扱会社が承認する通貨
に限る。)支払うものとする。円貨により支払われる場合、米ドルまたはユーロと円貨との換算は、別段の定
めのない限り各申込についての申込日または払込日における東京外国為替市場の外国為替相場に準拠したもの
であって、販売取扱会社が決定するレートによるものとする。申込金額は、各販売会社により各申込日の翌取
引日に受託会社の米ドル・ポートフォリオの口座に米ドルで、ユーロ・ポートフォリオの口座にユーロでそれ
ぞれ払込まれる。
6)日本以外の地域における発行
日本における募集に並行して、海外で、アメリカ市民、国民および同国居住者ならびにアイルランド居住者
(免除アイルランド居住者を除く。)以外の者に対して受益証券の販売が行われることがある。
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第二部 フ ァ ン ド 情 報
第1 フ ァ ン ド の 状 況
1 フ ァ ン ド の 性 格
(1)ファンドの目的及び基本的性格
米ドル・ポートフォリオおよびユーロ・ポートフォリオの投資目的は、各サプリメントに記載されるとおりで
ある。
信託金の限度額については定められていない。
(2)フ ァ ン ド の 沿 革
1999年1月4日
管理会社の設立
1999年4月22日 ゴールドマン・サックス・MMF信託証書締結
1999年4月30日
米ドル・ポートフォリオの運用開始
2001年7月31日 ユーロ・ポートフォリオの運用開始
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(3)フ ァ ン ド の 仕 組 み
① フ ァ ン ド の 仕 組 み
ファンド
ゴールドマン・サックス・MMF
(Goldman Sachs Money Market Funds)
管 理 会 社
受 託 会 社
ゴールドマン・サックス・ファンズ
・マネジメント(アイルランド)リ
ミテッド
(Goldman Sachs Funds Management
(Ireland) Limited)
(ファンドの資産の運用・管理)
アライド・アイリッシュ・バンク
ス・ピー・エル・シー
(Allied Irish Banks, plc)
(ファンドの受託業務)
管理事務代行契約
管理事務代行会社
総 販 売 会 社
代行協会員
契約
信 託 証 書
ゴールドマン・サックス・
インターナショナル
(Goldman Sachs
International)
(ファンド証券の総販売業務)
日本の販売会社
米ドル・ポートフォリオ:
株 式 会 社 あ さ ひ 銀 行
イー・トレード証券株式会社
ゴールドマン・サックス証券会社東京支店
ディーエルジェイディレクト・エスエ
フジー証券株式会社
東京三菱ティーディーウォーター
ハウス証券株式会社
マネックス証券株式会社
株 式 会 社 三 井 住 友 銀 行
みずほアセット信託銀行株式会社
松 井 証 券 株 式 会 社
ユーロ・ポートフォリオ:
三 菱 証 券 株 式 会 社
ゴールドマン・サックス証券会社 東京支店
投 資 顧 問 契 約
(代行協会員業務)
名 義 書 換 事 務 代 行 契 約
ゴールドマン・サックス証券会社
東京支店
受 益 証 券 販 売 ・ 買 戻 契 約
代 行 協 会 員
AIB/BNYファンド・マネジメント
(アイルランド)リミテッド
(AIB/BNY Fund Management (Ireland)
Limited)
(管理事務代行会社としてのファンド証券
の純資産価格の計算等の管理事務代行業
務)
投資顧問会社
ゴールドマン・サックス・アセット・
マネジメント・インターナショナル
(Goldman Sachs Asset Management
International)
(ファンドに関する投資助言業務)
副投資顧問契約
副投資顧問会社
名義書換事務代行会社
デクシア・ファンド・サービシ
ズ(ダブリン)リミテッド
(Dexia Fund Services
(Dublin) Limited)
(ファンドの名義書換代行業
務)
ゴールドマン・サックス・アセ
ット・マネジメント株式会社
(投資顧問会社に対する投資助
言業務)
(日本におけるファンド証券の販
売・買戻しの取次業務)
(注)松井証券株式会社は平成14年10月5
日より米ドル・ポートフォリオの販
売会社に加わる。
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② 管理会社とファンドの関係法人との契約関係
ファンド運営上の役割
受託会社
管理事務代行会社
投資顧問会社
名義書換事務代行会社
総販売会社
代行協会員
会 社 名
契約および委託内容
アライド ・ ア イ リ ッ シ ュ ・ バ ン ク
ス・ピー・エル・シー
AIB/BNYファンド・マネジメ
ント(アイルランド)リミテッド
信託証書
(ファンドの受託業務)
管理事務代行契約
(管理事務代行会社としてのファンド証券の純
資産価格の計算等の管理事務代行業務)
投資顧問契約
(ファンドに関する投資助言業務)
ゴ ー ル ド マ ン・ サ ッ ク ス ・ ア セ ッ
ト・マネジメント・インターナショ
ナル
デ ク シ ア ・ フ ァ ン ド・ サ ー ビ シ ズ
(ダブリン)リミテッド
ゴールドマン・サックス・インター
ナショナル
ゴールドマン・サックス証券会社東
京支店
名義書換事務代行契約
(ファンドの名義書換代行業務)
総販売契約
(ファンド証券の総販売業務)
代行協会員契約
(代行協会員業務)
③ 管 理 会 社 の 概 要
管 理 会 社:ゴールドマン・サックス・ファンズ・マネジメント(アイルランド)リミテッド
1.設 立 準 拠 法
管理会社は、アイルランド1963−1990年会社法に基づき、ファンド等のスキームに管理業
務を提供する目的で1999年1月4日アイルランドにおいて設立された有限責任会社であ
る。管理会社の株式の99%をザ・ゴールドマン・サックス・グループ・インクが、1%を
ゴールドマン・サックス・グローバル・ホールディングス・エル・エル・シーが所有して
いる。
2.事 業 の 目 的
主目的は、投資信託等の管理会社および管理事務代行会社として活動することである。
管理会社は、ファンドのためにファンド受益証券の発行および買戻し、ファンド資産の管
理を行う義務がある。
3.資 本 の 額
授権資本金は100万ドル(1億2,835万円)である。2001年11月末日現在、払込済株式資
本は、50万米ドル(6,418万円)である。
4.沿 革
1999年1月4日設立。
5.大 株 主 の 状 況
(2002年4月末日現在)
名
称
住
所
所有株式数
ザ・ゴールドマン・サック 米 国 、 ニ ュ ー ヨ ー ク 州 、
ニューヨーク市、ブロード・
ス・グループ・インク
ストリート85
(The Goldman Sachs Group,
Inc.)
株
499,999
比
率
%
99
(4)ファンドに係る法制度の概要
(1) ファンドの名称
ゴールドマン・サックス・MMF(Goldman Sachs Money Market Funds)
(2) ファンドの形態
ファンドは、アイルランド共和国(以下「アイルランド」という。)の1990年ユニット・トラスト法(以下
「ユニット・トラスト法」という。)およびアイルランド中央銀行の諸通達に基づき、管理会社と受託会社と
の間で締結された信託証書(以下「信託証書」という。)によってアンブレラ型の投資信託として設定された
オープン・エンド型の認可投資信託である。
ファンドは、ユニット・トラスト法上の適格監督機関であるアイルランド中央銀行により認可・監督されて
いる。アイルランド中央銀行による認可は、同銀行によるファンドの推奨または保証を意味するものではなく、
同銀行が目論見書の内容に責任を持つということでもない。
アイルランド中央銀行は同銀行がファンドを認可したことによって、またファンドの債務不履行に起因して
このファンドに関する法律により与えられる機能を同銀行が執行することを理由として、責務を負うものでは
ない。ファンドの認可は、ファンドの関係組織の信頼性や財政状態に関してアイルランド中央銀行が保証する
ことを意味するものではない。
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ファンドは、異なるクラス証券(それぞれのクラスを以下「ポートフォリオ」という。)を、中央銀行の承
認を得て、随時発行することができるアンブレラ型ファンドである。各クラスはそれぞれ別個の投資ポート
フォリオを構成するファンドに対する権益を表章する。現在、ファンドは、ゴールドマン ・サックス・米ド
ル・MMF(Goldman Sachs US$ Money Market Fund) およびゴールドマン・ サ ッ ク ス・ユーロ・ M M F
(Goldman Sachs Euro Money Market Fund)の2つのポートフォリオから成る。受益証券発行前に、管理会社
は受益証券が発行されるポートフォリオを指定する。個々のポートフォリオについてそれぞれ記録および会計
処理が各クラス受益証券のために保持され、かかるポートフォリオの資産は当該ポートフォリオに適用される
投資目的に従って投資される。ポートフォリオ毎の単独の監査報告書が作成され、ファンドの年次報告書に記
載される。管理会社は、新しいクラス証券の設定時に、新しいクラス証券の投資方針および目的の詳細、なら
びに当初募集期間、当初申込価格、投資顧問会社、当該クラス証券に関するその他の関連情報のそれぞれの詳
細を掲載したファンドの新目論見書または補足目論見書を発行する。
ポートフォリオのファンド証券の発行および買戻しは当該ポートフォリオの取引日においてのみ行われる。
ファンドの規則は、受託会社、管理会社および全受益者を拘束する信託証書において定められている。ファン
ドは、信託証書に定める方法により解散されるまで存続する。
ファンドに対する投資は、ポートフォリオ受益証券の購入により行われ、ポートフォリオ中に、受益者のた
めに資産が蓄積される。ポートフォリオ受益証券一口は、当該ポートフォリオの資産の未分割の持分一口の受
益権を表章する。
各ポートフォリオは、それ自体の負債を負担するが、他のポートフォリオの債務に対しては責任を負わない。
それぞれのポートフォリオの受益証券は、非免除アイルランド居住者およびアメリカ合衆国国民に対する場
合を除き自由に譲渡しうる。同一のポートフォリオのそれぞれの受益証券は、当該ポートフォリオの収益およ
び分配金ならびに解散の際には、当該ポートフォリオの資産に対して、同一のポートフォリオの他の受益証券
と同等に参加する権利を有する。各ポートフォリオの受益証券は無額面で、発行に際しては全額払込済であり、
優先権または引受権は付されない。受益証券の端数は発行されない。
(3) 準
拠
法
ファンドの設定準拠法は、アイルランドの1990年ユニット・トラスト法である。
(5)監 督 官 庁 の 概 要
ファンドは、アイルランド中央銀行の監督に服している。
監督の主な内容は次のとおりである。
(1) 認可の届出の受理
ユニット・トラスト法の下でアイルランドに所在する認可投資信託(以下「認可投資信託」という。)(即
ち、契約型投資信託の管理会社または会社型投資信託の投資会社の登記上の事務所がアイルランドに所在する
場合)は、アイルランド中央銀行の監督に服し、アイルランド中央銀行の認可を受けなければならない。
(2) 認可の拒否または取消
管理会社、投資会社または受託会社の役員が義務の履行に必要な信用を十分に有しない場合または義務の履
行に必要な経験を欠く場合は、投資信託の認可申請が拒否される。
アイルランド中央銀行が、(ⅰ)認可投資信託の認可要件が満たされなくなったと判断する場合、(ⅱ)投
資信託としての認可の存続がファンド証券の受益者もしくはファンド証券の申込人の利益にとって望ましくな
いと判断する場合、または(ⅲ)(前記(ⅱ)に反することなく)認可投資信託の管理会社、投資会社もしく
は受託会社がユニット・トラスト法の条項に違背し、かかる条項に従って、アイルランド中央銀行に対して不
実、不正確、もしくは誤解を招くこととなる情報を提供し、またはユニット・トラスト法により課される禁止
事項もしくは要求に違背したと判断する場合、認可は取り消されることがある。アイルランド中央銀行は、管
理会社もしくは受託会社の請求により認可投資信託の認可を取り消すことができるが、アイルランド中央銀行
が認可取消に先立ち、認可投資信託に関する事項の調査が必要と判断する場合または取消が受益者にとって不
利益と判断する場合は、認可の取消しを拒否することができる。
認可が拒否または取消された場合、届出人は、アイルランド第一審裁判所(高等法院)に訴える権利がある。
(3) 目論見書の届出の受理
ファンド証券の販売に際し使用される目論見書は、アイルランド中央銀行の承認を得なければならない。
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(4) ファンドの財務状況およびその他の情報に関する監督
認可投資信託の財務状況ならびに投資者およびアイルランド中央銀行に提供されたその他の情報の正確性を
確保するため、投資信託は、独立の監査人の監査を受けなければならない。監査人および受託会社は、ユニッ
ト・トラスト法に従い、情報に不一致がある場合には、その旨をアイルランド中央銀行に報告しなければなら
ない。同様にして監査人は、アイルランド中央銀行が要求するすべての情報をアイルランド中央銀行に提出し
なければならない。
2 投
(1)投
資
方
資
針
方
針
本書の日付現在において、以下のポートフォリオが、中央銀行の同意を得て管理会社により設定されている。
ポートフォリオ
ポートフォリオの基準通貨
ゴールドマン・サックス・米ドル・MMF
米ドル
ゴールドマン・サックス・ユーロ・MMF
ユーロ
投資目的および方針
各ポートフォリオの資産は、当該ポートフォリオのサプリメントに規定されている各ポートフォリオの投資目
的および方針に従い、個別に投資される。米ドル・ポートフォリオの投資方針については、当該サプリメント
「7.投資目的」およびゴールドマン・サックス・米ドル・MMFの場合「8.US$マスター・ファンドの投
資方針」またはゴールドマン・サックス・ユーロ・MMFの場合「8.ユーロ・マスター ・ファンドの投資方
針」に記載されるとおりである。
投資目的および方針の変更
管理会社は、各ポートフォリオの投資目的および方針の編成ならびに、政治状況および経済状況に照らしたか
かる目的または方針の爾後の変更について責任を負う。
各ポートフォリオの投資目的は、当該ポートフォリオの受益者の過半数の同意を得て変更することができる。
各ポートフォリオの投資方針は、管理会社の裁量で変更されることがあり、受益者は、以下の年次報告書また
は半期報告書でこれについて報告を受ける。投資方針の変更の場合、特定ポートフォリオの受益者が、当該変更
の履行前に自己の受益証券の買戻しを要求できるよう、管理会社は合理的な期間をおいて通知を行なう。
ポートフォリオ運用技法
各ポートフォリオは、当該ポートフォリオの効率的な運用のため、その投資対象に関する投資技法および手段
を用いることができる。これらの詳細は、各ポートフォリオに適用される本書のサプリメントに記載される。
(2)投
資
対
象
ゴールドマン・サックス・米ドル・MMFは、その資産の全部または実質的に全部をゴールドマン ・サック
ス・ファンズ・ピー・エル・シー−ゴールドマン・サックスUS$リキッド・リザーブズ・ファンドのインス
ティテューショナル・クラスに投資する。ゴールドマン・サックス・ユーロ・MMFは、その資産の全部または
実質的に全部をゴールドマン・サックス・ユーロ・リキッド・リザーブズ・ファンドのインスティテューショナ
ル・クラス株式に投資する。各ポートフォリオのごく一部は、当該ポートフォリオの費用の支払のため、現金で
保持されるかまたは流動証券に投資されることがある。
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(3)運
用
体
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制
管理会社は、投資顧問会社にファンド資産の運用を委託している。
投資顧問会社における運用体制は、以下のとおりである。
ゴールドマン・サックスのマネー・マーケット運用体制
2002年4月末日現在
グローバル債券・通貨運用部門
運用責任者
マネー・マーケット運用部門
運用責任者
審査部
グローバル債券
及び通貨
ハイ・イールド債
米国債券
米国籍
非米国籍
(オフショア)
本ファンドの運用を担当
上記は今後変更されることがある。
運用上の指揮、協力、情報交換
運用上の情報交換
本ファンドの運用は、ゴールドマン・サックス・グループのマネー・マーケット運用部門が担当して
いる。組入れ銘柄の選択にあたってはグループの審査部から得られる情報を活用するほか、グローバル
債券・通貨運用部門との情報交換等も行う。
(4)分
配
方
針
各ポートフォリオのサプリメント「5.分配」に記載されるとおりである。
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(5)投
資
制
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限
各ポートフォリオに適用される投資制限は(存在する場合)、当該ポートフォリオのサプリメントに規定され
る。管理会社は、投資顧問会社または各ポートフォリオのため任命された販売会社の助言を受け、当該ポート
フォリオの投資証券が保有されているかまたは当該ポートフォリオの受益証券が販売される国々の法令を遵守す
るため、受託会社から書面による承認を受けかつ中央銀行の承認を得て、当該ポートフォリオの受益者の利益と
一致するかまたはかかる利益のためになる追加の投資制限を随時課することができる。かかる投資制限の変更は、
当該ポートフォリオに適用されるサプリメントで修正される。
3 投 資 リ ス ク
リスク要因および特別考察
投資者が考慮するべきリスクには、(ⅰ)ファンドに特有のものであり、投資予定者が投資するファンドのす
べてのポートフォリオに適用されるリスク、および(ⅱ)各ポートフォリオに特有のものであり、投資者が投資
を希望するポートフォリオの受益証券に特異なもので、当該ポートフォリオに関して採用される投資目的、方針
および戦略に関し、また投資対象である投資信託から発生するリスクが含まれる。各投資予定者は、ファンドお
よび各ポートフォリオの受益証券に投資する前に、こうしたリスクについて慎重に考察するべきである。
以下のリスクは、ファンドが直接にまたは各ポートフォリオへの投資を通じて間接に被る特別なリスク要因で
ある。各ポートフォリオへの投資に関係するこうしたリスク要因は、当該ポートフォリオに適用される本書のサ
プリメントに記載される。
市場リスク:ファンドが直接または間接に投資する有価証券は、通常の市場変動リスクおよびその他の短期債務
および金融市場証券・商品に固有のリスクを負う。かかる有価証券の価額およびこれによる収益ならびにこれら
により受益証券の価格は上昇することもあれば下落することもあり、投資者は、投資した元本を回収できないこ
とがある。
政治的リスクおよび規制上のリスク:ファンド資産の価値は、国際的な政治的および経済的展開ならびに、市況
の変動、政府方針の変更ならびに法律上、規制上および税金上の要件の変更等の不確定要素により悪影響を受け
ることがある。
信用リスク:ファンドが投資する証券で、政府または政府関連機関、エージェンシーもしくは下部機構により発
行されている証券のすべてが、当該政府の明示的かつ完全な信頼および信用により裏付けられているものではな
い。当該政府が当該裏付けを行っていない場合、結果的にファンドが損失を被り、受益証券一口当たり純資産価
格が悪影響を受ける可能性がある。
証券、買戻条件付売買契約および、適宜、本人ベースで行う先渡契約の取引について、ファンドのポートフォ
リオは、コマーシャル・ペーパー等の証券の発行者の側で当該取引について、また各ポートフォリオが取引する
相手方について、取引の履行が不可能となるかまたは拒絶されるリスクを負っている。債務超過、破産またはそ
の他の原因による当該不履行または拒絶により、各ポートフォリオは相当の損失を被ることがあり得る。
ファンドは、ファンドが取引所内外で取引を行う相手方当事者またはこれらを仲介して取引を行うブローカー
およびディーラーならびに取引所の信用リスクを負っている。当該当事者の債務超過または不履行の場合、ファ
ンドは、ファンドに起因する特定の財産に関してさえも、当該当事者の債権者および顧客のすべてに対し分配の
ため提供されるすべての財産につき按分持分しか回収できないことがある。
課税:投資予定者は、ファンドへの投資に関連する税金リスクに注意しなければならない。(下記4(5)「課
税上の取扱い」参照)
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リスク管理体制
マネー・マーケット運用は元本の保全を主目的としていることから、リスク管理は、組入れ債券の信用リスク
および金利リスクに重点が置かれている。リスク管理に際しては、ポートフォリオ・マネージャーのみならず、
運用部門とは独立した審査部およびコンプライアンス部を加えたチェック体制が敷かれている。
信用リスクについては、ポートフォリオ・マネージャーのみならず、組入れ対象リストを作成する審査部が組
入れ銘柄それぞれの信用リスクを継続的にモニタリングしているほか、個々の銘柄の格付情報がコンプライアン
ス部によって監視されている。
金利リスクについては、ポートフォリオ・マネージャーがポートフォリオの平均残存期間を日々モニターする
形で管理し、金利が急上昇する局面においてもファンドが元本を下回ることがないよう努めている。また、ポー
トフォリオの平均残存期間を60日未満とする社内ガイドラインが遵守されているか否かが、ポートフォリオ・マ
ネージャーおよびコンプライアンス部によって監視されている。
利益相反
投資顧問会社、副投資顧問会社、販売会社、管理事務代行会社、受託会社、名義書換事務代行会社およびこれ
らの各々の関係会社は、本ファンドと同様の投資目的を有するその他の投資信託に関連し、各々随時に投資顧問
会社、販売会社、管理事務代行会社、名義書換事務代行会社、受託会社または保管受託銀行を務めることができ、
またはその他の方法でかかる投資信託に関わることができる。そのため、これらのいずれかが、業務上ファンド
との間に利害の対立を生じる可能性がある。かかる場合、各々はいつでもファンドに対する義務に留意する。投
資顧問会社、販売会社、管理事務代行会社、受託会社、名義書換事務代行会社およびこれらの各々の関係会社は、
各々随時に本人または代理人としてファンドと取引を行うことができる。ただし、かかる取引は、対等の立場で
交渉された通常の商業条件に基づくものとして、実行される。(ⅰ)受託会社(または受託会社もしくは受託会
社の関係会社に関わる取引の場合には、管理会社)により独立した適格者として承認された者による当該取引に
ついて証明付評価が入手されている場合または(ⅱ)取引が当該取引所の規則に従い、組織された証券取引所で
最良の条件により実行される場合、取引は対等の立場で交渉された通常の商業条件に基づき実行されたとみなさ
れ、または(ⅲ)(ⅰ)および(ⅱ)が実行可能ではない場合、対等の立場で交渉された通常の商業条件であり、
かつ取引日において受益者の最善の利益になると受託会社(または受託会社もしくは受託会社の関係会社に関わ
る取引の場合には、管理会社)が判断する条件で、取引は実行される。
ゴールドマン・サックス・アンド・カンパニー(以下「ゴールドマン・サックス」という。)は、通貨、商品、
エクィティおよび債券市場の主要な参加者である。かかる立場で、ゴールドマン・サックスは、ファンドが投資
する同様の証券、通貨および証書に関する取引を積極的に行っている。ゴールドマン・サックスはまた、ファン
ドのものと類似しているかもしくは類似していない投資目的を有するかまたはファンドと同様のタイプの証券、
通貨および証書に関する取引を行っているその他の口座または投資信託に資産的利害関係を有しており、またこ
れらを運用しまたはこれらに助言を行うことができる。ゴールドマン・サックスの資産業務もしくはポートフォ
リオ戦略または、ゴールドマン・サックスの運用口座もしくはその他の顧客口座に用いられる業務もしくは戦略
が、ファンドの運用に際し投資顧問会社および副投資顧問会社が利用する取引および戦略と利害の対立を生じ、
ファンドが投資する証券、通貨および証書の価格および利用可能性に影響を及ぼすことが起こり得る。特に投資
顧問会社および副投資顧問会社が助言を行うもの以外の所有口座または顧客口座に関する当該取引は、ファンド
の取引とは別に、またこのためより有利もしくはより不利な価格または比率で実行される。その上、当該業務は、
関係する投資者による投資総額について制限が課されている一定の新興市場および規制業種への投資機会を制限
することがある。
ファンドの運用業務の成績が、ゴールドマン・サックス自らの所有口座または自ら運用している口座につき
ゴールドマン・サックスが達成した成績ならびに、その他の助言口座(投資会社および投資信託を含む。)につ
き投資顧問会社および副投資顧問会社が達成した成績と著しく異なることがある。投資顧問会社および副投資顧
問会社が、ファンドおよびその他の助言口座(ゴールドマン・サックスが利害を有することがある運用口座を含
む。)に対し、同様の資産の売買を求める場合、現実に売買される資産は、投資顧問会社および副投資顧問会社
の誠実な裁量により公正であると判断される基準により当該口座の間で配分されることができる。こうしたシス
テムが、ファンドのために売買される資産の規模または価格に悪影響を及ぼす場合もある。ゴールドマン・サッ
クスに適用される規制上の要件のためおよび当該要件に従うために企図されたゴールドマン・サックスの社内方
針のため、その時々にファンドの業務が制限されることがある。例えば、ゴールドマン・サックスが、一定証券
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の市場を形成しつつ、投資銀行業務もしくはその他の業務を遂行している一定の証券もしくは証書に関する一定
タイプの取引を開始しないかまたは推奨しない期間、または持高制限に達してしまう期間が生じることがある。
投資顧問会社は、ファンドの代理人として、最善の履行条件で、取引の実行を仲介するブローカーおよび
ディーラーを選別する。手数料、手数料相当額およびその他の取引経費を実施する最良価格は、通常、かかる決
定における重要な要素であるが、選別はまた、執行能力、信用度および財政的安定、財務責任および資力、投資
決定プロセスにおいて投資顧問会社または副投資顧問会社を補助する調査その他の業務を提供する自発性、なら
びに決済・清算能力等の要素を含む仲介業務の品質を考慮する。従って、取引は必ずしも最低の提供価格または
手数料で実行されるとは限らない。ソフト・コミッション協定により提供される利益は、ファンドに対する運用
業務の提供を助けるものでなければならず、またソフト・コミッション協定はファンドの定期報告書で開示され
なければならない。
投資顧問会社および副投資顧問会社はまた、ゴールドマン・サックスがブローカーを務めまたは所有者として
もしくは相手方であるその顧客のため行為するファンドを代理して、ゴールドマン・サックスもしくはその顧客
がファンドとともに取引する状況の場合を含め、取引を実行し、通貨またはその他の証券に投資することができ
る。投資顧問会社および副投資顧問会社はまた、ゴールドマン・サックスがファンドおよびその他の取引の相手
方の代理人を務める場合、クロス取引を実行することができ、かかる場合に投資顧問会社および副投資顧問会社
は取引の両当事者に対する責任の分担について利害の対立を生じる可能性がある。ゴールドマン・サックスはま
た、裏付けとなる証券、通貨もしくは証書がファンドの投資対象であるかまたはファンドの実績に基づくことが
あるデリバティブ証券を創設し、売りつけまたは発行することができる。ファンドは、ゴールドマン・サックス
により発行されている投資証券またはゴールドマン・サックスによる引き受けもしくはその他の分配の対象であ
る証券を購入することができる。ファンドの予想では、ゴールドマン・サックスにより請求される手数料、マー
クアップおよびマークダウンは、一般に競争力があるが、ゴールドマン・サックスは、有利な手数料率、マーク
アップおよびマークダウンを取得する権利を有する。
ファンドは、ファンド自らのクレジットに基づき取引相手方との取引関係を確立しなければならない。ゴール
ドマン・サックス、投資顧問会社または副投資顧問会社のいずれも、ファンドの取引関係の確立に関連してこれ
らのクレジットの利用を認める義務は負っておらず、またファンドの取引相手方が、ファンドのクレジットの評
価の際にゴールドマン・サックスの信用に依拠するとは予想されない。
ゴールドマン・サックスは、随時、ファンドに投資することができるが、受益証券の買戻しに関する本書の一
般条項に従い、いつでもその投資証券を買い戻す権利を留保している。かかる受益証券の買戻しは、ファンドの
運用および分散投資戦略ならびにファンドの受益者が負担する手数料、費用および経費に悪影響を及ぼすことが
ある。ファンドはまた、ゴールドマン・サックスの関係会社またはゴールドマン・サックスが持分権もしくは利
益参加権を有する会社の証券に投資することができる。ファンドによる当該投資証券の購入、保有および売却は、
当該会社に対しゴールドマン・サックスが行う投資の収益性を増大させることがある。投資顧問会社および副投
資顧問会社は、ファンドに関し受託責任を負っており、かかる責任と一致する方法において当該投資判断を行う。
投資顧問会社およびその関係会社は、ファンドが売買することがある資産に投資を行うその他の投資信託また
は口座に直接もしくは間接に投資することができ、またはこれらを運用しもしくはこれらに助言することができ
る。投資顧問会社またはその関係会社のいずれも、自らが気づいた投資機会をファンドに提供する義務を負わず、
または当該取引についてもしくは当該取引からこれらのいずれかが受けた利益についてファンドに報告する(か
またはファンドと共有するかもしくはファンドに知らせる)義務を負わないが、当該機会をファンドとその他の
顧客の間で公平に割り当てる。
管理会社は、利害の対立が公正にかつ受益者の最善の利益のために解決されるよう努力する。
4 手 数 料 等 及 び 税 金
(1)申 込 手 数 料
① 海外における申込手数料
海外における申込手数料は徴収されない。
② 日本国内における申込手数料
日本国内における申込手数料は徴収されない。
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(2)買 戻 し 手 数 料
① 海外における買戻し手数料
海外における買戻し手数料は徴収されない。
② 日本国内における買戻し手数料
日本国内における買戻し手数料は徴収されない。
(3)管 理 報 酬 等
各ポートフォリオのサプリメント「6.経費および費用」に記載されるとおりである。
(4)そ の 他 の 手 数 料 等
その他の費用
各ポートフォリオは、訴訟に関して各ポートフォリオに発生した費用またはファンドに発生した費用のうち、
各ポートフォリオの割合に比例した費用について責任を負う。信託証書の規定に従い、ファンドによる、または
ファンドのための訴訟に関して発生した支出および費用の発生を含む一定の場合、ファンドは受託会社に対しこ
れを補償する。管理会社は、ファンドもしくは当該ポートフォリオによる、またはファンドもしくは当該ポート
フォリオのための訴訟に関して管理会社に発生した支出および費用をファンドもしくは当該ポートフォリオから
回収する権限を有する。
各ポートフォリオは、管理会社が負担する諸経費以外のすべてのファンドの諸費用またはすべての諸費用のう
ち、場合に応じて、いずれかの特定のポートフォリオに帰属しない費用のうちそのポートフォリオの純資産価額
の割合に比例した費用を支払う。各ポートフォリオが支払う費用(またはその割合に比例した費用)には以下の
ものが含まれる。
(イ) 監査人および会計士の報酬
(ロ) 弁護士報酬
(ハ) 当該ポートフォリオ証券の販売代理人または販売人に支払われる報酬
(ニ) 関係当局が課す公租公課その他の課徴金
(ホ) 当該ポートフォリオ証券に係る一切の報告書、証明書、購入確認書およびファンド証券の受益者に対する通
知書の作成、翻訳および配付のための費用
(ヘ) 他の地域での当該ポートフォリオの認可の取得または登録に関して生じる手数料および費用
(ト) 保管および譲渡のための費用
(チ) 受益者集会の費用
(リ) 保険料
(ヌ) 当該ポートフォリオ証券の発行または買戻しに伴う事務的費用を含むその他の費用
(ル) 当該ポートフォリオまたは当該ポートフォリオ証券の募集を管轄する一切の関係当局(各地の証券業協会を
含む。)に対する信託証書ならびに届出書、目論見書、説明書、年次報告書、半期報告書および臨時報告書等
ファンドに関するその他の書類を必要とされる言語により作成、印刷しまたは届出るための費用、およびファ
ンド証券の受益者に対する上記文書の配付費用
(ヲ) 当該ポートフォリオ証券の販売に関する広告費用
(ワ) 関連する地域における地方紙による通知の公告費用
上記にはいずれも付加価値税が加算される。
各ポートフォリオは、当初募集の準備に際して生じた組成費用を支払うものとし、かかる費用は5年間または
管理会社が定めるその他の期間にわたり償却される。さらに、当初設定のポートフォリオ後に決定されるすべて
のポートフォリオに対し、管理会社が決定する、当初組成費用の一部を割り当てることができる。
(5)課 税 上 の 取 扱 い
(A)日
本
日本の受益者に対する課税については、次のような取扱いとなる。
(1) ファンドの分配金は、公募国内投資信託の分配金と同じ取扱いとなる。
(2) 日本の個人受益者が支払を受けるファンドの分配金については、分離課税となり、15%の税率による所得
税の源泉徴収および5%の税率による地方税の源泉徴収が日本国内で行われ、この場合、支払調書は提出さ
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れない。
(3) 日本の法人受益者が支払を受けるファンドの分配金については、15%の税率による所得税の源泉徴収およ
び5%の税率による地方税の源泉徴収が日本国内で行われ、一定の場合、支払取扱会社は支払調書を作成し
て税務署長に提出する。
(4) 法人の益金不算入の適用は認められない。
(5) ファンド証券の売買および買戻しに基づく損益は、公募国内投資信託の売買損益と同様の取扱いを受ける。
(注)日本の受益者は、個人であるか法人であるかにかかわらず、アイルランドに住所または登記上の営業所もしくは
恒久的施設を有しない場合、ファンド証券への投資に対しアイルランド税務当局により課税されることは一切な
い。
(B)ア イ ル ラ ン ド
管理会社は、受託会社が課税目的上アイルランドの居住者であることにより、ファンドおよび受益者の税制
上の地位が以下のとおりであると知らされている。
(1) フ ァ ン ド
現在のアイルランドの法律および実務において、ファンドは、1997年統合租税法(改正済)739条Bにお
いて定義される投資信託として適格である。ファンドは、その収益または売買益にアイルランドの税金を課
されない。
ただし、ファンドに「課税事由」が発生した場合には、税金が発生し得る。課税事由には、受益者に対す
る分配金の支払または受益証券の換金、買戻しもしくは譲渡が含まれる。必要な署名済宣言書が用意されて
いる限り、課税事由の発生時にアイルランド居住者ではなくまたはアイルランドに通常居住していない受益
者について、課税事由に係る税金はファンドに発生しない。署名済で完了した宣言書がない場合には、投資
家はアイルランド居住者またはアイルランドに通常居住する者であると推定される。課税事由には以下は含
まれない。
(a) アイルランド国税庁長官の指図により指定される公認決済システムにおいて保有される受益証券に関す
る取引(他の場合には課税事由となり得る。)
(b) ファンドのあるサブ・ファンドの受益証券と、他のサブ・ファンドの受益証券との交換
(c) 受益者の死亡により発生する受益証券の譲渡
(d) あるファンドと他のファンドとの適格とされる合併または再建により生じる受益証券の交換
課税事由が存在する場合、ファンドは、税金の支払に必要な受益証券を充当しまたは消却することができ
る。
(a)アイルランド居住者ではなくまたはアイルランドに通常居住していない受益者および(b)アイルランド
居住者またはアイルランドに通常居住している者である受益者について、課税事由がファンドおよび受益者
に及ぼす税効果につき記載している以下の「受益者」の項を参照されたい。
受託会社は、その業務の中心的な管理・監督がアイルランドで実行されており、受託会社が他の場所の居
住者とみなされない場合、課税目的上、アイルランド居住者とみなされる。受託会社の取締役会の意向によ
り、受託会社の業務は、受託会社が、課税目的上、アイルランド居住者であると保証するような方法で遂行
される。
(2) 受 益 者
(a) ア イ ル ラ ン ド 居 住 者 で は な く ま た は ア イ ル ラ ン ド に 通 常 居 住 し て い な い 受 益 者
受益者がアイルランド居住者ではなくまたはアイルランドに通常居住しておらず、かつ受益者がファン
ドに対し当該趣旨の真正かつ適正な宣言を行っている場合、ファンドは、受益者に関する課税事由の発生
時に税金を控除する必要はない。かかる宣言が行われない場合、受益者がアイルランド居住者ではなくま
たはアイルランドに通常居住していないという事実に関わらず、ファンドに係る課税事由の発生により税
金が生じる。控除される適正な税金は以下の記載のとおりである。
受益者が、アイルランド居住者ではなくまたはアイルランドに通常居住していない者を代理する仲介人
を務める限度において、仲介人が上記の者の代理を務めている旨の真正かつ適正な宣言を行っている限り、
ファンドは、課税事由の発生時に税金を控除する必要はない。
アイルランド居住者ではなくまたはアイルランドに通常居住していない受益者(当該受益者のアイルラ
ンド支店または代理人に帰属する受益証券に関する法人受益者を除く。)は、自己の受益証券から得た所
得およびかかる受益証券の処分による売買益につきアイルランド税を支払う義務を負わない。
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(b) ア イ ル ラ ン ド 居 住 者 ま た は ア イ ル ラ ン ド 通 常 居 住 者 で あ る 受 益 者
受益者がアイルランドの免税投資家(定義される。)ではなく、かつかかる趣旨の真正かつ適正な宣言
を行わない場合、ファンドは、アイルランド居住者またはアイルランド通常居住者である受益者に対する
分配から、標準税率の所得税(現在20%)を控除しなければならない。同様に、ファンドは、アイルラン
ド居住者またはアイルランド通常居住者である受益者による受益証券の換金、買戻しまたは譲渡により受
益者(アイルランドの免税投資家を除く。)に生じる売買益について、標準税率に3%を加算した税率
(即ち23%)の税金を控除しなければならない。発生する売買益は、課税事由の発生日におけるファンド
の受益者の投資額から、特別規則に基づき計算される投資経費を控除して得た差額として算定される。
アイルランド居住者またはアイルランド通常居住者である受益者(各個人の税制上の地位による。)は、
ファンドからの分配または、受益証券の償還、買戻しもしくは譲渡により生じた売買益に対し課される税
金または追加税の支払も要求されることがある。その代わりに、受益者は、課税事由に基づきファンドが
控除した税金の全部または一部の還付を請求し得ることがある。
印 紙 税
ファンドの受益証券の販売、譲渡、買戻しまたは償還につき、アイルランドにおいて印紙税は課されない。
受益証券の申込または買戻しがアイルランドの証券またはその他の財産の現物譲渡により履行される場合、
かかる証券または財産の譲渡につき、印紙税が生じることがある。
資産取得税
アイルランド居住者またはアイルランド通常居住者である者によるファンドの受益証券の処分は、アイル
ランドの贈与税または相続税(資産取得税)を課されることがあり、また検認税債務も生じることがある。
ただし、現在のアイルランド国税庁の実務に基づき、ファンドが投資信託の定義(1997年統合租税法(改正
済)739条Bに該当する範囲)に該当する場合、受益者による受益証券の処分は、アイルランドの贈与税ま
たは相続税(資産取得税)を支払う義務を課されないが、第一に、贈与日または相続日において贈与者また
は相続人がアイルランドに居住していないかまたはアイルランドに通常居住していないこと、および処分日
において、受益証券を処分する受益者がアイルランドに居住していないかもしくはアイルランドに通常居住
していないことまたは処分がアイルランド法に従わないこと、ならびに第二に、受益証券が、贈与日または
相続日および評価日における当該贈与または相続に含まれていることを条件とする。
同様の根拠により、処分日において、受益証券を処分する受益者がアイルランドに居住していないかもし
くはアイルランドに通常居住していないことまたは処分がアイルランド法に従わないこと、ならびに第二に、
受益証券が、相続日および評価日における相続に含まれている場合、検認税は適用されない。
5 運
(1)投
用
状
資
況
状
況
(米ドル・ポートフォリオ) (2002年7月末日現在)
資 産 の 種 類
国 名
時 価 合 計
(米ドル)
投 資 比 率
(%)
投 資 信 託
(ゴールドマン・サックス ・
ア イ ル ラ ン ド
1,123,134,240.00
99.90
ファンズ ・ピー・エル ・シー
−ゴールドマン・サックス
US$リキッド ・リザーブ
ズ・ファンド)
現金・預金・その他資産(負債控除後)
1,151,385.97
1,124,285,625.97
(132,609百万円)
合 計(純資産総額)
− −
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(ユーロ・ポートフォリオ) (2002年7月末日現在)
資 産 の 種 類
時 価 合 計
(ユーロ)
国 名
投 資 比 率
(%)
投 資 信 託
(ゴールドマン・サックス ・
ア イ ル ラ ン ド
85,845,047.00
99.56
ファンズ ・ピー・エル ・シー
−ゴールドマン・サックス ・
ユーロ・リキッド ・リザーブ
ズ・ファンド)
現金・預金・その他資産(負債控除後)
376,319.46
0.44
86,221,366.46
(10,015百万円)
合 計(純資産総額)
100.00
(注1)投資比率とは、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価の比率をいう。以下同じ。
(注2)米ドルの円貨換算は、平成14年8月 30日現在の株式会社東京三菱銀行の対顧客電信売買相場 の仲値(1米ドル=
117.95円)による。また、ユーロの円貨換算は、平成14年8月30日現在の株式会社東京三菱銀行の対顧客電信売買相
場の仲値(1ユーロ=116.15円)による。
(注3)ファンドは、アイルランド法に基づいて設定されるが、米ドル受益証券は、米ドル建のため以下の金額表示は別段の
記載がない限り米ドルをもって行い、ユーロ受益証券は、ユーロ建のため以下の金額表示は別段の記載がない限り
ユーロをもって行う。
(注4)本書の中で金額および比率を表示する場合、四捨五入してある。従って、合計の数字が一致しない場合がある。また、
円貨への換算は、本書の中でこれに対応する数字につき所定の換算率で単純計算のうえ、必要な場合四捨五入してあ
る。従って、本書中の同一情報につき異なった円貨表示がなされている場合もある。
(2)運
用
実
績
① 純 資 産 の 推 移
各会計年度末および2001年8月1日より2002年7月末日までの期間の各月末の純資産の推移は次の通りであ
る。
(米ドル・ポートフォリオ)
純 資 産 総 額
1口当りの純資産価格
千米ドル
百万円
米ドル
円
第1会計年度末
(1999年12月末日)
第2会計年度末
(2000年12月末日)
第3会計年度末
(2001年12月末日)
344,363
40,618
0.01
1.1795
1,251,368
147,599
0.01
1.1795
1,068,562
126,037
0.01
1.1795
2001年8月末日
1,181,245
139,328
0.01
1.1795
9月末日
1,210,099
142,731
0.01
1.1795
10月末日
1,159,622
136,777
0.01
1.1795
11月末日
1,137,647
134,185
0.01
1.1795
12月末日
1,068,562
126,037
0.01
1.1795
2002年1月末日
1,088,677
128,409
0.01
1.1795
2月末日
1,082,417
127,671
0.01
1.1795
3月末日
1,120,795
132,198
0.01
1.1795
4月末日
1,113,712
131,362
0.01
1.1795
5月末日
1,118,690
131,949
0.01
1.1795
6月末日
1,149,082
135,534
0.01
1.1795
7月末日
1,124,286
132,610
0.01
1.1795
− −
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(ユーロ・ポートフォリオ)
純 資 産 総 額
1口当りの純資産価格
千ユーロ
百万円
ユーロ
−
−
−
−
−
−
−
−
44,861
5,211
0.01
1.1615
2001年8月末日
3,608
419
0.01
1.1615
9月末日
9,333
1,084
0.01
1.1615
10月末日
45,093
5,238
0.01
1.1615
11月末日
46,364
5,385
0.01
1.1615
12月末日
44,861
5,211
0.01
1.1615
2002年1月末日
66,625
7,739
0.01
1.1615
第1会計年度末
(1999年12月末日)
第2会計年度末
(2000年12月末日)
第3会計年度末
(2001年12月末日)
円
2月末日
84,466
9,811
0.01
1.1615
3月末日
78,658
9,136
0.01
1.1615
4月末日
80,130
9,307
0.01
1.1615
5月末日
81,195
9,431
0.01
1.1615
6月末日
67,855
7,881
0.01
1.1615
7月末日
86,221
10,015
0.01
1.1615
(注)ユーロ・ポートフォリオは、2001年7月31日に運用を開始した。
② 分 配 の 推 移
(米ドル・ポートフォリオ)
期 間
分 配 金
第1会計年度
1口当り0.000301ドル(0.035503円)
(1999年4月30日−1999年12月31日)
第2会計年度
1口当り0.000567ドル(0.066878円)
(2000年1月1日−2000年12月31日)
第3会計年度
1口当り0.000349ドル(0.041165円)
(2001年1月1日−2001年12月31日)
直近の1年間
1口当り0.000167ドル(0.019698円)
(2001年8月1日−2002年7月31日)
(ユーロ・ポートフォリオ)
期 間
分 配 金
(2001年7月31日(運用開始日)−2001年12月31日)
1口当り0.000141ユーロ(0.016377円)
直近の1年間
(2001年8月1日−2002年7月31日)
1口当り0.000298ユーロ(0.034613円)
− −
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③ 収 益 率 の 推 移
収 益 率(注)
期 間
米ドル・ポートフォリオ
ユーロ・ポートフォリオ
第1会計年度
(1999年4月30日−1999年12月31日)
3.01%
−
第2会計年度
(2000年1月1日−2000年12月31日)
5.67%
−
3.49%
1.41%
1.67%
2.98%
第3会計年度
(2001年1月1日−2001年12月31日)
(ユーロ・ポートフォリオについては、2001年
7月31日(運用開始日)−2001年12月31日)
直近の1年間
(2001年8月1日−2002年7月31日)
(注)ファンドは、純資産価額について変動がないため、本書に開示の収益率は、分配金の当該期間末における累計額を用いて、
以下の計算式により算出された。
収益率(%)=100×(a−b)/b
a=当該期間末の1口当り純資産価格(当該期間の分配金の合計額を加えた額)
b=当該期間の直前の評価日の1口当り純資産価格(分配落の額)
(3)販売及び買戻しの実績
各会計年度および2001年8月1日から2002年7月31日までの期間における販売および買戻しの実績ならびに当
該期間末日現在の発行済ファンド口数は次のとおりである。
(米ドル・ポートフォリオ)
販 売 口 数
第1会計年度
(1999年4月30日
−1999年12月31日)
第2会計年度
(2000年1月1日
−2000年12月31日)
−2001年12月31日)
発 行 済 口 数
47,475,181,379
13,038,892,304
34,436,289,075
(47,372,659,184)
(12,936,370,109)
(34,436,289,075)
183,842,921,396
93,142,449,069
125,136,761,402
(183,842,921,396)
(93,142,449,069)
(125,136,761,402)
第3会計年度
(2001年1月1日
買 戻 し 口 数
108,174,099,080
126,454,651,831
106,856,208,651
(108,174,099,080)
(126,454,651,831)
(106,856,208,651)
直近の1年間
(2001年8月1日
−2002年7月31日)
90,296,257,692
86,529,148,137
112,428,562,597
(90,296,257,692)
(86,529,148,137)
(112,428,562,597)
(注1)( )内の数は本邦内における販売、買戻しおよび発行済口数である。以下同じ。
(注2)販売口数は、当初募集口数を含む。以下同じ。
(ユーロ・ポートフォリオ)
(2001年7月31日
(運用開始日)
−2001年12月31日)
直近の1年間
(2001年8月1日
−2002年7月31日)
販 売 口 数
買 戻 し 口 数
発 行 済 口 数
8,135,502,712
3,649,402,673
4,486,100,039
(8,135,502,712)
(3,649,402,673)
(4,486,100,039)
25,750,831,145
17,228,694,499
8,622,136,646
(25,750,831,145)
(17,228,694,499)
(8,622,136,646)
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6 管 理 及 び 運 営
(1)資 産 管 理 等 の 概 要
① 資 産 の 評 価
各ポートフォリオの純資産価額は、当該ポートフォリオの基準通貨で表示され、各ポートフォリオの負債
(管理会社が必要または適切とみなす引当金を含む)を差し引いた後のその資産を決定することにより各評価
日のダブリン時間午後9時(または管理会社が決定する他の時点)(「評価時点」)に管理会社によって決定
される。実現可能な範囲で、当該クラスまたはシリーズの投資収益、支払い利息、手数料およびその他の負債
(管理報酬、運用実績報酬(存在する場合)およびその他の報酬を含む)が各日に発生する。一口当たり純資
産価格は、当該ポートフォリオの純資産価額を発行済み受益証券数で除し、算出額を当該ポートフォリオの基
準通貨の最小単位に四捨五入して各評価日に算定される。
資産には以下が含まれるものとする。
(a) あらゆる有価証券、手元資金、貸付資金または預金(その経過利息を含む)
(b) あらゆる手形、一覧払い約束手形、約束手形および売掛債権
(c) 利付き証券(相場価格に含まれる利息を除く)に係るすべての経過利息
(d) 管理会社が随時確定する前払い費用を含むあらゆる種類および性質のその他一切の資産
特別の場合または一般的に管理会社が別途に決定する場合以外、証券の時価が配当落ち、利落ちまたは他の
支払い金落ちの相場であり、当該配当、利息または他の支払いがファンドに支払われるべきであって、受領さ
れていない場合は、当該配当、利息または他の支払いの金額も資産の決定上計算に入れられる。
各ポートフォリオの純資産価額の算定においては、
(ⅰ)資産の買付または売却が合意済みであるが、当該買付または売却が終了していない場合、当該資産は算
入され、または売却資産は除外されるものとし、場合に応じ除外された総買付対価または算入された純売
却対価については、当該買付または売却が適切に終結されたものとみなすことを要する。
(ⅱ)発行または割当が合意済みであるが評価時点に当該ポートフォリオにより発行されていない各受益証券
は、発行済みとみなされ、当該ポートフォリオの資産には、当該受益証券につき受領される現金または他
の資産が含まれるものとされる。
(ⅲ)受益証券の消却による受益証券数の削減の通知が管理会社により受託会社に対し行われているが、当該
消却が終了していない場合、当該ポートフォリオの資産については、当該消却をもって受益者に支払われ
る金額分が減額される。
(ⅳ)当該ポートフォリオにより回収可能な資本性の実際または推定の税額が当該ポートフォリオの資産に加
算される。
(ⅴ)発生済みである受領されていない利息または配当またはその他の収益が当該ポートフォリオの資産に加
算される。
(ⅵ)収益に対し課税された税金の払戻請求および二重課税免除請求にかかる総額(実際額であるか、管理会
社による推定額であるかは問わない)が当該ポートフォリオの資産に加算される。
(ⅶ)当該ポートフォリオの実現・未実現の収益の総額(実際額であるか、管理会社による推定額であるかは
問わない)が当該ポートフォリオの資産に加算される。
(ⅷ)当該ポートフォリオの実現・未実現の損失の総額(実際額であるか、管理会社による推定額であるかは
問わない)が当該ポートフォリオの負債に加算される。
発行済み受益証券数の算定においては、
(a) 発行または割当が合意済みであるが評価時点に当該ポートフォリオにより発行されていない各受益証
券は、発行済みとみなされる。
(b) 受益証券の消却による受益証券数の削減の通知が管理会社により受託会社に対し行われているが、当
該消却が評価時点以前に終了していない場合、消却される当該受益証券は発行済みとはみなされない。
管理会社は、均等償却法により各ポートフォリオの受益証券を評価するかまたは当該評価がなされるよう
にすることができ、この方法によれば、当該クラスで表示される当該ポートフォリオの資産は、当該資産に
対するプレミアムの償却または割引の増加につき調整済みの取得原価で評価される。各資産は買付日のその
原価で評価され、また均等償却の調整においては、管理会社またはその代理人は、受領済みのプレミアムま
たは割引に係る満期までの一定の償却を想定し、当該資産の公正な市場価格に影響を及ぼし得る金利、為替
レート、市場性またはその他の勘案事項の変動の影響を考慮した調整を含まないものとする。
− −
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各ポートフォリオまたは各ポートフォリオ中のあるクラスの受益証券の純資産価額の算定に関わるその他
の処理方法は、当該ポートフォリオに適用されるサプリメントに記載される。
② 申込(販売)手続等
海外における販売
継続募集
当初募集終了後、各ポートフォリオについて、各取引日に各ポートフォリオの受益証券を購入するため、
当初買付契約書が締結されることがある。受益証券は一口当りの純資産価格で発行される。
最低投資額
各ポートフォリオの受益証券の当初最低申込額は、各ポートフォリオに適用されるサプリメントに記載さ
れるとおりである。
かかる最低額は、管理会社または総販売会社の裁量により、全般的にまたは特定の場合について、増減され
るかまたは放棄されることがある。
申込み手続
各ポートフォリオの受益証券の申込みは、名義書換事務代行会社から入手できる当初買付契約を使用した
申込書により行わなければならない。申込人は、関係買付契約に記載される指示に従い、当該ポートフォリ
オの受益証券を申込まなければならない。適式に完成された買付契約は、同買付契約に記載された指示に従
い、名義書換事務代行会社または総販売会社に送付されなければならない。
1口当り純資産価格が関係ポートフォリオの基準価格(関係サプリメントに定義される。)を下回る場合、
管理会社は申込みを受付けない。
申込みは、当該取引日の正午(ダブリン時間)までに、(ファクシミリまたは管理会社が随時定めるその
他の手段により)継続買付契約を完了することにより受領されなければならない。かかる時間以後に受領さ
れた申込みは、翌取引日に処理されるが、管理会社の単独裁量により、かつ名義書換事務代行会社の同意を
得て、取引日の規定された時間以後に受領された申込みが当該取引日に受理されることもある。
総販売会社は、申込みの全部または一部を拒絶する権利を留保するが、拒絶された場合、関連法令が許す
限りにおいて、申込金またはその残金は、関係する取引日後の合理的な期間内に、申込人の費用・危険負担
で無利息で、申込人に返還される。受益証券の割当および発行の通知書は、関係取引日以後に、可能な限り
速やかに送付される。
受益権の端数を表象する申込金は、申込人に返還されず、関係ポートフォリオの資産の一部として保持さ
れる。取引から48時間以内に、取引確認書が通常発行される。所有権は、当該ポートフォリオに関するファ
ンドの登録簿への記載により証明され、ファックスによる所有権確認書が投資者に送付される。
申込価格の払込
取引が実行された取引日の翌営業日が受渡日となる。管理事務代行会社が当該営業日に払込金の全額を受
領していない場合、顧客に対し利息の請求が行われることがある。
払込は、当該ポートフォリオの受益証券の基準通貨で行われる。
取引日とは、(1)米ドル・ポートフォリオについてはダブリン、ロンドン、ニューヨークおよび日本の銀
行ならびにニューヨーク証券取引所のすべてが営業している日をいい、(2)ユーロ・ポートフォリオについ
ては、(ⅰ)東京およびニューヨークの銀行および証券会社が営業しており、(ⅱ)ダブリンおよびロンド
ンの銀行ならびにアイルランド証券取引所が営業しており、(ⅲ)欧州経済通貨統合の参加国のいずれかに
おいてユーロが取引されており、かつ(ⅳ)ユーロ取引の決済に必要なシステムが稼働している日をいう。
日本における販売
日本においては、有価証券届出書第一部 証券情報、(8)申込期間に記載される期間中の取引日に、同
書第一部 証券情報に従ってファンド証券の募集が行われる。その場合、販売取扱会社は「外国証券取引口
座約款」を投資者に交付し、投資者は当該約款に基づく取引口座の設定を申し込む旨を記載した申込書を提
出する。投資者はまた販売取扱会社と累積投資約款に基づく累積投資契約を締結する。最低販売額または口
数は、当該サプリメントに記載される。
ファンド証券は、販売会社により日本において非米国人に対してのみ販売され、以下に定義される「米国
人」に対しては販売されない。また、受益者が受益証券の購入後に「米国人」となった場合、受益証券を
「外国証券取引口座約款」に基づき継続して保有することはできるが、販売会社から受益証券を追加的に購
入することはできない。
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「米国人」とは、米国またはその領土、属領もしくはその管轄権に服する地域の市民または居住者、米国
の現行法に基づき設立されたパートナーシップ、法人またはその他主体、その収入が源泉に関わりなく米国
の連邦所得税の課税対象となる財団(または1996年12月31日以前の各課税年度については信託)、1996年12
月31日以後の各課税年度については(これ以前に選択された場合を除く)米国内の裁判所が信託の管理に対
し第一の管轄権を行使することができ、かつ一名もしくは複数の米国人が信託に係る一切の実質的決定を支
配する権限を有する場合の信託(または米国人として取り扱われることを選択する信託財産)、商品プール
等の受動的投資を主な目的として設立された主体、投資会社、これらに類するその他主体(米国国外で設立
され、米国国外に主要営業所を有する主体の従業員、役員もしくは主要人物のためにの年金制度を除く)で
あって、(1)米国人が当該主体の受益権の10%を合計で保有するか、または(2)その参加者が非米国人である
こと、または17C.F.R.セクション203.902(o)に基づき米国人となる者もしくは主体であることにより米国商
品先物取引委員会の規制パート4の一部要件をその運営者が免除されている商品プールへの米国人による投
資の便宜を図ることを主な目的とする主体をいう。
ファンド証券の保管を販売取扱会社に委託した投資者は、販売取扱会社から買付代金の支払と引換えに取
引明細書または月次報告書を受領する。この場合、買付代金の支払は、基準通貨または円貨によるものとす
る(ただし、販売取扱会社が承認する通貨に限る。)。基準通貨との換算は別段の定めのない限り当該申込
みのあった申込日またはその払込日における東京外国為替市場の外国為替相場に準拠したものであって、販
売取扱会社が決定するレートによるものとする。
受益証券の申込みにあたって申込手数料は請求されない。
なお、日本証券業協会の協会員である販売取扱会社は、ファンドの純資産が1億円未満となる等同協会の
定める外国証券取引に関する規則中の「外国投資信託受益証券の選別基準」にファンド証券が適合しなく
なったときは、ファンド証券の日本における販売を行うことができない。
取引日とは、(1)米ドル・ポートフォリオについてはダブリン、ロンドン、ニューヨークおよび日本の銀
行ならびにニューヨーク証券取引所のすべてが営業している日をいい、(2)ユーロ・ポートフォリオについ
ては、(ⅰ)東京およびニューヨークの銀行および証券会社が営業しており、(ⅱ)ダブリンおよびロンド
ンの銀行ならびにアイルランド証券取引所が営業しており、(ⅲ)欧州経済通貨統合の参加国のいずれかに
おいてユーロが取引されており、かつ(ⅳ)ユーロ取引の決済に必要なシステムが稼働している日をいう。
③ 買 戻 し 手 続 等
(1) ファンド証券の買戻し
海外における買戻し
受益者は、関係ポートフォリオの取引日にその保有するポートフォリオの受益証券の全部または一部の
買戻しを管理会社に請求することができる。買戻し価格は、当該取引日に決定される当該ポートフォリオ
の1口当りの純資産価格相当額である。
所定の書式を利用した買戻請求書は、買戻しの実行が予定される取引日の正午(ダブリン時間)までに
名義書換事務代行会社の営業事務所宛にファクシミリで送付されなければならない。請求が取引日の正午
(ダブリン時間)以後に受領される場合、管理会社は、自己の裁量において、翌取引日に繰り延べること
ができる。買戻請求書が管理会社により規定時間内に受領および受諾される取引日に、受益証券は買い戻
される。
買い戻された受益証券に関して宣言されかつ発生したすべての分配金は、管理会社または総販売会社の
裁量において、当該受益証券の売却による買戻代金とともに支払われることがある。分配金および買戻代
金は、通常、買戻しの実行される取引日の翌営業日に、各ポートフォリオの基準通貨で、受益者の費用負
担で、受益者の銀行口座への電信送金により支払われる。しかし、一定の状況においては、分配金および
買戻代金は、正当に締結された買戻契約書の受領から3営業日までに、支払われることがある。ファンド
またはその代理人により電信送金が行われた後、管理事務代行会社、販売会社、名義書換事務代行会社ま
たは受託会社のいずれも、送金プロセスにおける仲介機関または受益者の銀行の業務遂行について更なる
責任を負うものではない。かかる業務遂行に関する問題が生じた場合、受益者は当該仲介機関または銀行
と直接に処理しなければならない。
受益者は、管理会社から事前に書面で同意を得ることなく、自己の買戻請求を撤回することはできない。
ただし、当該ポートフォリオの資産の評価が一時的に停止されている場合に、停止期間の終了前に管理会
社が書面による届け出を受領している場合にのみ、撤回が有効となる。請求が上記のように撤回されない
− −
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場合、買戻しは、停止終了直後の取引日に実行される。
管理会社は、一取引日に買い戻されるポートフォリオの受益証券の口数を、発行済の当該ポートフォリ
オの受益証券の総口数の10%に限定することができる。かかる場合、当該取引日に自己の受益証券の買戻
しを希望するすべての関係受益者が当該受益証券について同様の比率の買戻しを受けるよう、上記の制限
は按分して適用され、また買い戻されなかったが、比率が限定されなければ買い戻されていたであろう受
益証券は、翌取引日の買戻しのため繰り越される。繰り越された買戻請求は、爾後の請求に優先して処理
される。買戻請求が上記のように繰り越される場合、名義書換事務代行会社は影響を受ける受益者にその
旨を通知する。
日本における買戻し
日本において、受益者は、各取引日に、販売取扱会社を通じて、管理会社に対しファンド証券の買戻を
請求することができる。かかる買戻請求は、販売取扱会社により、各ポートフォリオの取引日に管理会社
に取次がれる。
買戻価格は、当該取引日に決定される当該ポートフォリオの1口当りの純資産価格相当額である。
取引日に買戻しを請求した受益者は、発生済未払いの分配金をファンド証券の買戻代金とともに、また
はファンド証券の買戻代金受領後に受領する。買戻代金の支払は、外国証券取引口座約款および累積投資
約款に従い販売取扱会社を通じて、円貨または販売取扱会社が応じる場合には関連ポートフォリオの基準
通貨で行われる。買戻代金の支払は原則として買戻しを請求した取引日の翌取引日に行われる(ただし、
販売取扱会社が承認する通貨に限る。)。買戻しは1口を単位とする。買戻手数料は請求されない。ただ
し、(A)米ドル・ポートフォリオの場合、東京三菱ティーディーウォーターハウス証券が行う買戻しに
ついては、1万口以上1万口単位、ただし一受益者が保有するファンド証券全部を買戻す場合は1米セン
ト以上1米セント単位とする。マネックス証券が行う買戻しについては、100米ドル以上100米ドル単位、
ただし一受益者が保有するファンド証券全部を買戻す場合は1米セント以上1米セント単位とする。
(B)ユーロ・ポートフォリオの場合、買戻請求の最低額は設定されていない。
(2) ファンド証券の転換
海外における転換
受益者は、あるポートフォリオ(「旧ポートフォリオ」)の自己の受益証券の一部または全部の他の
ポートフォリオ(「新ポートフォリオ」)の受益証券への転換を請求することができる。所定様式の転換
申込書が、名義書換事務代行会社に送付されなければならない。特定の販売会社については、転換は、買
戻しとこれに引続く買付けとして取扱われ、かかる売買の通常の決済事務に従って行われる。
転換申込書は、新ポートフォリオと旧ポートフォリオの両方の取引日である取引日の正午(ダブリン時
間)までに、名義書換事務代行会社により受領されなければならない。正午(ダブリン時間)までに受領
された転換指示書は、通常、新ポートフォリオのための当該取引日に処理される。取引日の正午(ダブリ
ン時間)以後に受領された指示書は、管理会社の裁量により、翌取引日に受領されたものとして取り扱う
ことができ、関係する両ポートフォリオの取引日である翌取引日に処理される。
ただし、買付けまたは買戻しの通知が旧ポートフォリオもしくは適宜、新ポートフォリオに関し必要で
ある場合、またはいずれかのポートフォリオの純資産価格の決定が停止されている場合、必要な通知期間
または当該停止期間が満了するまで、転換処理は行われない。
転換される旧ポートフォリオの受益証券の口数は、10口の整数倍とし、100口を最小口数とする。
ファンドへの当初投資として受益証券の転換を請求する場合、受益者は、転換される受益証券の純資産
価額が当該ポートフォリオの最低保有金額(もしあれば)に相当するかまたはこれを超えるようにしなけ
ればならない。保有額の一部のみの転換の場合、残りの保有額もまた、少なくとも当該ポートフォリオの
最低保有金額に相当するものでなければならない。
転換日までに旧ポートフォリオの受益証券について発生している分配金は、新旧ポートフォリオの基準
通貨の間の有効な交換レートで換算され、転換のための取引日の受益証券1口当たり純資産価格で、新
ポートフォリオの受益証券に投資される。
日本における転換
日本におけるポートフォリオ証券の転換は、両ポートフォリオを扱う販売会社において、保有するポー
トフォリオ証券の買戻しおよび他のポートフォリオ証券の新規買付として処理される。
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(3) ファンド証券の発行、買戻しおよび純資産価格の計算の一時停止
管理会社は、受託会社の同意をもって、下記の全期間またはその一部期間について、各ポートフォリオの
一口当たり純資産価格の決定および受益証券の買い戻しを一時的に停止することができる。
(ⅰ)各ポートフォリオの資産の一部(最終評価において当該ポートフォリオの純資産価額の5%を超える
価値を有するもの。)が上場、値付、取引または売買される公認取引所が停止されている期間(通常の
週末および休日の停止を除く)またはかかる公認取引所の取引が制限されている期間。
(ⅱ)管理会社の判断により、当該ポートフォリオにとってその所有する資産の処分を適正に実行すること
が不能となるかまたはかかる処分が受益者にとって大きく不利となるような事態が存在する期間。
(ⅲ)資産額の確定に通常使用される手段の故障が発生している期間または他の何らかの理由により、資産
額が合理的に確定できない期間。
(ⅳ)受益証券の買い戻しを理由とする支払いを行う目的のために要求される資金を当該ポートフォリオか
ら本国送金できない期間または投資対象の換金もしくは取得または受益証券の買い戻しを理由とする支
払いにおける資金の振替えが、管理会社の判断によれば、通常の為替レートで実施できない期間。
(ⅴ)あるポートフォリオが投資対象とする投資信託がその純資産価額の算定を停止するかまたはその受益
証券の買い戻しを停止する場合。
停止期間中には、受益証券は発行されず(当該ポートフォリオによりまたはこれを代理して申込が既に
受領され、容認されている場合を除く。)また買戻されない。かかる停止は、管理会社がその終了を宣言
する時点に解消するが、いかなる場合も、当該停止の要因が解消しかつ停止が認められるような他の条件
が存在していない最初の営業日とする。管理会社の判断により、当該停止期間が14日を上回る可能性が高
い場合は、かかる停止は、管理会社が決定する方法により公表される。かかる停止は、中央銀行に対し直
ちに通知される。
④ 保 管
ファンド証券が販売される海外市場においては、ファンド証券の確認書は受益者の責任において保管される。
日本の投資者に販売されるファンド証券の確認書は、各販売会社の名義で保管される。日本の受益者に対し
ては、販売取扱会社からファンド証券の取引明細書または月次報告書が交付される。ただし、日本の受益者が
自己の名義でファンド証券を登録する場合は、この限りでない。
管理会社は登録済受益者以外の者について、受益者であることを承認する義務を負わない。
⑤ 信 託 期 間
信託証書に定められる方法に従い解散されない限り、ファンドは無期限で存続する。
ただし、ファンドまたはポートフォリオは以下の場合、以下の事情の発生についての通知をもって解散され
ることがある。
受託会社による場合
(ⅰ)管理会社が清算手続(組織変更または合併を目的として行われる受託会社により事前に書面をもって承
認される条件に従った任意清算を除く。)に入り、営業を中止し、または(受託会社の合理的判断によ
り)受託会社が合理的な理由により承認しない法人または個人の支配に事実上服することになった場合
(ⅱ)ファンドの存続を不適法、または受託会社の合理的な意見により非現実的または不適切にする法律が制
定された場合
(ⅲ)受託会社が管理会社に対して書面により辞任の申し出をした後6か月以内に、管理会社が信託証書の規
定に基づき新任の受託会社を任命しなかった場合
管理会社による場合
(ⅰ)受益者またはかかるポートフォリオの受益者により、受益証券の買戻しを承認する特別決議が可決され、
4週間以上6週間以内に通知がなされた場合
(ⅱ)ファンドが認可投資信託としての資格を喪失した場合または管理会社がこの点についての法律意見を求
めた上で、かかる資格を喪失する可能性が高いと判断した場合
(ⅲ)ファンドの存続を不適法、または管理会社の合理的な意見により非現実的または不適切にする法律が制
定された場合
(ⅳ)管理会社が辞任の申し出をした後3か月以内に、受託会社が信託証書の規定に基づき新任の管理会社を
任命しなかった場合
(ⅴ)各ポートフォリオのサプリメントに別段の規定がある場合を除き、受益証券の当初募集後いずれかの時
− −
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点で、かかるポートフォリオの純資産総額が3,000万米ドルまたは外貨建の相当額を下回った場合;ただ
し、受益者に対し4週間以上6週間以内の事前通知がなされることを条件とする。
(ⅵ)ファンドまたはかかるポートフォリオに対する中央銀行の認可後1年を経過したいずれかの時点におけ
る場合;ただし、受益者に対し4週間以上6週間以内の事前通知がなされることを条件とする。
かかる受益証券の買戻しは、ファンドが解散されるまで、またはファンドが買戻しの実行を確実にするた
めに十分な受益証券を発行するまで、延期される。ファンドは、公正かつ合理的と認められ、受託者により
承認される方法で、買戻しが延期される受益証券を選択することができるものとする。
解散の場合、またはポートフォリオの全受益証券が買戻される場合、(債権者に対する弁済後の)分配可
能な資産は、かかるポートフォリオの保有受益証券の価格に応じ、受益者へ分配される。他のポートフォリ
オのいずれにも関係しないファンドの残余資産は、受益者への分配の直前の各ポートフォリオの純資産価額
に応じてポートフォリオの間で分配され、また受益者の保有するポートフォリオ受益証券の価格に応じ、各
ポートフォリオの受益者の間で分配される。ファンド受益者の一般決議による認可をもって、ファンドは受
益者に対し現金で分配を行うことができる。全受益証券が買戻され、ファンド資産のすべてまたは一部が他
社に譲渡されることが予定される場合、ファンドは、受益者の特別決議による許可をもって、受益者間の分
配のために、かかるファンド資産を譲受人である会社の持分または同等の価値を有する権益と交換すること
ができる。
⑥ 計 算 期 間
ファンドの会計年度は毎年12月31日をもって終了する。
⑦ そ の 他
(1) ファンド証券発行限度額
ファンド証券の発行額には制限がなく、随時発行することができる。
(2) 信託証書の変更
管理会社および受託会社は、補足証書の形式によりアイルランド中央銀行の事前の承認を得て、ファンド
が認可投資信託としての資格を喪失させる目的以外の目的に資するとそれらが考慮する方法で、またその範
囲で、いつでも信託証書の条項を変更することができる。ただし、受託会社が、当該変更が受益者の利益を
害さず、かつ管理会社および受託会社の受益者に対する責任を免除することにならない旨を書面で証明する
場合、かかる訂正、変更、追加がアイルランド中央銀行の規則により要求されるものである場合、またはか
かる訂正、変更、追加が公認の取引所のリストの増加のために行われる場合を除き、受益者集会の特別決議
による承認を必要とする。いかなる変更も、受益者に対しその受益証券に関してさらに支払いを行いまたは
それに関する債務を負う義務を課するものではない。海外においては、信託証書に規定された重要事項の変
更は、公告され受益者に対して通知される。
(2)開 示 制 度 の 概 要
(1) アイルランドにおける開示
アイルランド中央銀行に対する開示
アイルランド共和国においてまたはアイルランド共和国から公衆に対しファンド証券を公募する場合は、
アイルランド中央銀行の承認が要求される。いずれの場合でも、かかる公募に関する目論見書、説明書、年
次財務報告書および半期財務報告書等をアイルランド中央銀行に提出しなければならない。さらに、年次財
務報告書に含まれている年次財務書類は、アイルランド中央銀行により承認された独立の監査人により監査
されなければならない。ファンドの独立の監査人は、プライスウォーターハウスクーパース
(PricewaterhouseCoopers)のダブリン事務所である。ファンドは、アイルランド中央銀行諸通達に基づき、
アイルランド中央銀行に対して、月次報告書を提出することが要求されている。
受益者に対する開示
受益者は毎年12月31日に終了する期間の関係ポートフォリオの監査済財務書類を含む年次報告書を受領す
る。
監査済年次報告書および未監査半期財務書類を含む毎年6月30日に終了する6か月間に関する半期報告書
は受益者に対しそれぞれ会計年度末後4か月以内および半期末後2か月以内に送付される。年次報告書およ
び半期報告書に加えて、受益者には関係ポートフォリオに関する個別の月次報告書が提供される。また受益
者は要求により販売会社から各取引の印刷された確認書およびその口座の年初来の明細書を受領することが
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できる。販売会社はまた要求により、受益者のために口座管理サービスを提供することもできる。(日本国
内では本段落に記載された取扱いとは異なる取扱いが行われる。)
販売・買戻価格の決定が上記(c)4.「ファンド証券の発行・買戻しおよび純資産価格の計算の停止」に
記載される状況において停止されている場合を除き、各ポートフォリオの販売買戻価格はブルンバーグに各
営業日に報告され、フィナンシャル・タイムズに毎営業日に公表される。
(2) 日本における開示
監督官庁に対する開示
(ⅰ)証券取引法上の開示
管理会社が日本において1億円以上のファンド証券の募集を行おうとする場合、有価証券届出書に信託
証書および主要な関係法人との契約書の写しを添付して、財務省関東財務局長に提出しなければならない。
投資者およびその他希望する者は、かかる書類を財務省関東財務局において閲覧することができる。
ファンド証券の販売取扱会社は、有価証券届出書第一部および第二部または有価証券報告書と実質的に
同一の内容を記載した目論見書または要約仮目論見書を投資者に交付する。管理会社は、財務書類等を開
示するために、各事業年度終了後6ヶ月以内に有価証券報告書を、また、各半期終了後3ヶ月以内に半期
報告書を、さらに、重要な事項について変更があった場合にはそのつど臨時報告書を、それぞれ財務省関
東財務局長に提出する。投資者およびその他希望する者は、かかる書類を財務省関東財務局において閲覧
することができる。
(ⅱ)投資信託及び投資法人に関する法律上の届出等
管理会社は、ファンド受益証券の募集の取扱等を行う場合、あらかじめ、投資信託及び投資法人に関す
る法律(昭和26年法律第 198号)(以下「投信法」という。)に従い、ファンドにかかる一定の事項を金
融庁長官に届け出なければならない。また、ファンドの信託証書を変更しようとするときは、あらかじめ、
その旨およびその内容を金融庁長官に届け出なければならない。さらに、管理会社は、ファンドの資産に
ついて、ファンドの各計算期間終了後遅滞なく、投信法に従って、一定の事項につき運用報告書を作成し、
金融庁長官に提出しなければならない。
日本の受益者に対する開示
管理会社は、信託証書を変更しようとする場合、その変更の内容が重大なものである場合は、あらかじめ、
変更しようとする旨およびその内容を変更30日前に公告し、かつこれらの事項を記載した書面を日本の知ら
れたる受益者に交付しなければならない。ただし、かかる書面をすべての日本の受益者に交付したときは、
公告することを要しない。
管理会社からの通知等で受益者の地位に重大な影響を及ぼす事実は、販売取扱会社を通じて日本の受益者
に通知される。
上記のファンドの運用報告書は、日本の知られたる受益者に送付される。
(3)受 益 者 の 権 利 等
① 受益者の権利等
受益者が管理会社または受託会社に対し受益権を直接行使するためには、ファンド証券の名義人として登録
されていなければならない。
従って、販売取扱会社にファンド証券の保管を委託している日本の受益者は、ファンド証券の登録名義人で
ないため、直接受益権を行使することはできない。これらの日本の受益者は販売取扱会社との間の外国証券取
引口座約款に基づき販売取扱会社をして受益権を自己に代わって行使させることができる。ファンド証券の保
管を販売取扱会社に委託しない日本の受益者は本人の責任において権利行使を行う。
受益者の有する権利は次のとおりである。
(1) 分
配
請
求
権
受益者は、管理会社の決定したファンドの分配金を、持分に応じて請求する権利を有する。
(2) 買
戻
請
求
権
受益者は、そのファンド証券の買戻しを信託証書の規定に従って請求することができる。
(3) 残余財産分配請求権
ファンドが清算される場合、受益者は、保有するポートフォリオ受益証券の持分に応じて残余財産の分配
を請求する権利を有する。
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(4) 受益者集会に関する権利
受託会社または管理会社はいつでも受益者集会を招集することができる(米国外で開催される。)。受託
会社または管理会社は、発行済ファンド証券総口数の50%以上を保有する受益者からの要求がある場合、受
益者集会を開催しなければならない。受益者集会の少なくとも14日前には受益者に通知が行われる。すべて
の受益者集会における出席者数、定足数および議決権数は信託証書に記載されている。挙手においては、出
席した受益者または代理人により出席した受益者は、各自一議決権を有する。投票においては、出席した受
益者または代理人により出席した受益者は、その保有する各受益証券につき一議決権を有する。
各受益者は、各受益証券一口につき一議決権が付与されている。
異なるポートフォリオ受益証券の受益者の個々の権利と利益を考慮し、(a) 一つのポートフォリオにのみ
影響すると管理会社の判断する決議は、当該ポートフォリオの受益証券にかかる個別の受益者集会で可決さ
れた場合に有効に可決されたものとみなされる。(b) 複数のポートフォリオに影響するが、各々のポート
フォリオの受益証券にかかる受益者間に利益相反を生じないと管理会社の判断する決議は、これらのポート
フォリオにかかる単一受益者集会で可決された場合に有効に可決されたものとみなされる。(c) 複数のポー
トフォリオに影響し、各々のポートフォリオにかかる受益者間に利益相反を生じまたは生じうると管理会社
の判断する決議は、これらのポートフォリオにかかる受益者による単一の受益者集会における可決に代えて、
当該ポートフォリオにかかる受益者による個別の受益者集会において可決された場合に有効に可決されたも
のとみなされる。(d) 上記の受益者集会については、信託証書の添付書類のすべての条項は、そこに規定さ
れている受益証券および受益者が問題となっているクラスまたは名称の受益証券およびかかる受益証券のそ
の時の受益者を示すものとして、必要な変更を加えて適用される。受益者集会においては、信託証書の重要
な事項の変更の承認、方針変更の承認、ファンドの終了の承認等が審議される。
(注)受益者の管理会社または受託会社に対する上記(1)および(3)に関する請求権の時効期間は、一般的には、かかる請
求権を生じさせる事由発生日から(1)の場合は2年間、(3)の場合は6年間である。ただし、受託会社に対する詐欺
または欺罔による契約違反に基づく請求については時効は適用されない。
② 為替管理上の取扱い
受益証券の分配金、買戻代金等の送金に関して、アイルランドにおける外国為替管理上の制限はない。
③ 本邦における代理人
東京都千代田区霞が関三丁目2番5号霞が関ビル25階
濱田松本法律事務所
上記代理人は、管理会社から日本国内において、
(1) 管理会社またはファンドに対するアイルランドおよび日本の法律上の問題ならびに日本証券業協会の規則
の問題についての一切の通信、請求、訴状、その他の訴訟関係書類を受領する権限、および
(2) 日本におけるファンド証券の募集、販売および買戻しの取引に関する一切の紛争、争点および見解の相違
に関連して一切の裁判上および裁判外の行為を行う権限を委任されている。また財務省関東財務局長に対す
るファンド証券の募集に関する届出および継続開示に関する代理人および金融庁長官に対するファンド証券
に関する届出代理人は、
弁護士 一 木 剛太郎
弁護士 竹 野 康 造
東京都千代田区霞が関三丁目2番5号霞が関ビル25階
濱田松本法律事務所
である。
④ 裁 判 管 轄 等
上記③(2)の取引に関連して日本の受益者が提起するすべての訴訟について、その裁判管轄権は、下記の裁
判所が有し、日本法が適用されることを管理会社は承認している。
東京都千代田区霞が関一丁目1番4号
東京地方裁判所
− −
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2.フ ァ ン ド の 現 況
(イ)純 資 産 計 算 書
(米ドル・ポートフォリオ)
(2002年4月末日現在)
米ドル
百万円
a 資
産
総
額
1,119,283,656.55
143,660
b 負
債
総
額
5,571,468.64
715
1,113,712,187.91
142,945
c 純
資
産
総
額(a−b)
d 発
行
済
口
数
111,371,218,791口
e 1口当り純資産価格(c/d)
0.01ドル
1.2835円
(ユーロ・ポートフォリオ)
(2002年4月末日現在)
ユーロ
百万円
a 資
産
総
額
81,028,969.46
9,391
b 負
債
総
額
899,055.27
104
80,129,914.19
9,287
c 純
資
産
総
額(a−b)
d 発
行
済
口
数
8,012,991,419口
e 1口当り純資産価格(c/d)
0.01ユーロ
1.1590円
(ロ)投資株式の主要銘柄
該当なし。
(ハ)株式以外の主要銘柄
(米ドル・ポートフォリオ)
(2002年4月末日現在)
米 ド ル
順
位
1
銘 柄
国 名
種 類
取 得 価 額
口 数
1口
当り
合 計
時 価
1口
当り
ゴールドマン・サックス・ アイルランド 投資信託 1,112,717,793.54 1.00 1,112,717,793.54 1.00
ファンズ・ピー・エル・シー
−ゴールドマン・サックス
US$ リキッド・リザー
ブズ・ファンド
合 計
1,112,717,793.54
− −
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投 資
比 率
(%)
99.91
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(ユーロ・ポートフォリオ)
(2002年4月末日現在)
ユ ー ロ
順
位
1
銘 柄
国 名
種 類
ゴールドマン・サックス・ アイルランド 投資信託
ファンズ・ピー・エル・シー
−ゴールドマン・サック
ス・ユーロ・リキッド・リ
ザーブズ・ファンド
取 得 価 額
口 数
79,801,994.48
時 価
1口
当り
合 計
1口
当り
合 計
1.00
79,801,994.48
1.00
79,801,994.48
− −
83
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投 資
比 率
(%)
99.59
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第3 そ の 他
(1) 目論見書の表紙に図案を採用する。
(2) 目論見書に以下の項目について記載することがある。
届出書第一部「証券情報」、第二部「ファンド情報」「第1 ファンドの状況」、第三部「特別情報」「第2
その他の関係法人の概況」の主要内容を「目論見書の概要」として冒頭に記載することがある。また、国内の申
込取扱場所における申込受付時間を記載することがある。
また、目論見書の冒頭に、取引日カレンダーを記載することがある。
(3) 要約目論見書を使用する。
添付書類を、特定有価証券の内容等の開示に関する内閣府令第12条1項1号ロに規定する書類(要約目論見
書)として、以下の記載に従い使用する。
(イ) 当要約目論見書は、チラシ、パンフレット、ダイレクトメール(ハガキ、封書用)として使用される他、
新聞、雑誌および書籍等に掲載されることがある。
(ロ) 当要約目論見書は、使用形態によってレイアウト、用紙および印刷の色、デザイン等が変更されることが
ある。また、別紙に表示されている写真、イラストを付加して使用されることがある。
(ハ) 運用実績として1万口当りの1日平均実績分配額をセント未満第4位(第5位切捨て)まで表示し、年換
算利回りを小数点第3位(第4位切捨て)まで表示することがある。実績は直近7日間の実績平均、または
月単位の平均を併せて記載する。また、国内の申込取扱場所における申込受付時間を記載することがある。
(ニ) 販売取扱会社の為替取扱いに関する具体的手続きを記載することがある。
(ホ) 格付けに関する以下の説明を記載することがある。
スタンダード&プアーズ社のマネー・マーケット・ファンド格付は、投資元本の安全性に焦点をあてた格
付である。スタンダード&プアーズ社の意見では、AAAmの格付を付与されたマネー・マーケット・ファ
ンドは、元本を維持するのに卓越した能力を有し、かつ損失に対するエクスポージャーも限られていると判
断される。ファンド格付は、ファンドの購入や売却、あるいは保有を推奨するものではなく、また、ファン
ドの市場価格や利回り、ある特定の投資家に対するそのファンドの適合性について言及するものではなく、
元本の保証を意味するものではない。ファンド格付は、ファンドにより提供された最新の情報もしくは、ス
タンダード&プアーズが信頼に足りると判断した他の情報源から得た情報に基づく。スタンダード&プアー
ズは格付の決定に際して会計監査を行うことはなく、監査の行われていない財務情報を利用することもある。
情報の内容が変化したり、入手できなくなった場合、あるいは、その他の理由により、格付が変更されたり、
保留、取り下げになることもある。
ムーディーズのマネー・マーケット・ファンド信用格付は、ミューチュアル・ファンドの受益証券や株式
あるいは類似する投資商品の、投資対象としての質についての意見である。マネー・マーケット・ファンド
格付は主に短期債務証券に投資するファンドを対象にしている。これら格付はその性格上、ファンドが公表
している投資目標と投資方針、保有する資産の信用の質、さらにはファンドの経営の性格についてのムー
ディーズの評価を示すものである。信用格付にあたっては、ファンドの株価の値上がり、純資産価値の変動、
利回りといった面での見通しは考慮されていない。Aaaの格付記号は「投資対象として、Aaa格の長期
債と同等であると判断されたマネー・マーケット・ファンドと債券ファンドに対する格付、つまり、最も優
れていると判断されたものである」と定義される。ムーディーズのミューチュアル・ファンド・マーケット
リスク格付(MR格付)は、格付対象になるファンドの純資産価値(NAV)について変動性の程度を相対
的に評価したムーディーズの意見である。このためムーディーズは、ファンドのNAVに影響を及ぼしうる、
金利リスク、期限前償還と期限延長リスク、流動性と集中のリスク、為替リスク、デリバティブ・リスクな
どのさまざまなリスク要因を分析する。MR格付は、ファンドの将来のパフォーマンスを価格変動や利回り
の観点から評価することを目的としたものではない。MR1の格付記号は「金利や他の市場環境の変動に対
する感応度が極めて低いと判断されるMMFや債券ファンド」と定義される。
(4) ファンドについては、以下の書類が関東財務局長に提出されている。
2001年7月13日 有価証券届出書
2001年7月25日 有価証券届出書の訂正届出書
2001年9月14日 半期報告書/有価証券届出書の訂正届出書
2002年4月1日 有価証券届出書の訂正届出書
− −
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第4 外国投資信託受益証券事務の概要
(イ)ファンド受益証券の名義書換
ファンドの記名式証券の名義書換機関は次のとおりである。
取扱機関
デクシア・ファンド・サービシズ(ダブリン)リミテッド
取扱場所
アイルランド共和国、ダブリン2、
タウンセンド・ストリート 43、ジョージズ・クェイ・ハウス
日本の受益者については、ファンド受益証券の保管を販売会社に委託している場合、販売会社の責任で必要な
名義書換手続がとられ、それ以外のものについては本人の責任で行う。
名義書換の費用は徴収されない。
(ロ)受益者名簿の閉鎖の時期
特に定めていない。
(ハ)受
益
者
集
会
信託証書の規定に従い受益者集会が開催されることがある
受託会社または管理会社は受益者集会を招集することができる。受託会社は、発行済ファンド受益証券総口数
の50%以上を保有する受益者からの要求がある場合、受益者集会を開催しなければならない。受益者集会の少な
くとも14日前には受益者に通知が行われる。受益者集会においては、信託証書の重要な事項の変更の承認、政策
変更の承認、ファンドの終了の承認等が審議される。
(ニ)受益者に対する特典、譲渡制限
受益者に対する特典はない。
管理会社は、米国人、アイルランド居住者をはじめその他いかなる者によるファンド受益証券の取得も制限す
ることができる。
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サプリメント1
ゴールドマン・サックス・米ドル・MMF
1.ス ト ラ ク チ ャ ー
ゴールドマン・サックス・米ドル・MMF(本サプリメント中「US$フィーダー・ポートフォリオ」という)
は、1990年ユニット・トラスト法の条項に基づき中央銀行により認可されたオープン・エンド型アンブレラ型投資
信託のゴールドマン・サックス・MMFのポートフォリオである。同ファンドは、ゴールドマン・サックス・ファ
ンズ・ピー・エル・シー−ゴールドマン・サックスUS$リキッド・リザーブズ・ファンド (本サプリメント中
「US$マスター・ファンド」という。)のインスティテューショナル・クラスに投資するフィーダー・ファンド
である。
ゴールドマン・サックス・ファンズ・ピー・エル・シー(以下「当会社」)は公開有限会社として1963年−1990
年アイルランド共和国会社法に基づき1996年7月25日にアイルランド共和国で設立された。
当会社は、アイルランド共和国法に基づき設立された有限責任のオープン・エンド型投資会社であり、譲渡性の
ある証券を投資対象とする投資信託(「UCITS」)として1996年7月31日にアイルランド中央銀行により認可
されている。
当会社は、アンブレラ・ファンドの形式で設立されており、それぞれ1998年12月31日に終了した年度中には、U
S$マスター・ファンドのみによって構成されていたが、二番目のサブ・ファンドであるゴールドマン・サック
ス・ユーロ・リキッド・リザーブズ・ファンドが1999年2月1日に運用を開始した。US$マスター・ファンドの
受益証券はインスティテューショナル・クラスおよびアドミニストレイション・クラスに分けられる。インスティ
テューショナル・クラスおよびアドミニストレイション・クラスは1996年7月31日および1998年1月26日に募集が
開始された。
US$マスター・ファンドの受益証券は、アイルランド証券取引所に上場されている。
欧州版目論見書の「ファンドの経営」の見出しの下にその氏名が記載される管理会社の取締役は、欧州版目論見書
のサプリメントに記載される情報に関する責任を受諾する。管理会社の取締役の知る限りおよび信じる限り(かか
る取締役はこれを保証するためあらゆる合理的な注意を払ってきた。)、当該情報は、事実に基づいており、当該
情報の趣旨に影響を及ぼしそうないかなる事項も省略されていない。管理会社の取締役は、これに従い責任を受諾
する。
US$フィーダー・ポートフォリオの海外での募集期間は1999年4月30日である。US$フィーダー ・ポート
フォリオは、1999年4月30日にUS$マスター・ファンドに投資する。
US$フィーダー・ポートフォリオの各受益証券の基準価格(以下「基準価格」という。)は、1口当たり0.01
米ドルである。
2.営業日および取引日
本書に記載される営業日は、(ⅰ)ダブリン、ロンドンおよび日本の銀行の営業日で、ニューヨーク証券取引所
の営業日である日(ただし、ニューヨークの銀行の休日を除く。)か、または(ⅱ)管理会社が随時決定するその
他の日をいう。
US$フィーダー・ポートフォリオの取引日は、すべての営業日である。
3.最
低
投
資
額
当初の最低投資額は10.00米ドルである。最低追加投資額は0.01米ドルである。日本の各販売会社は10.00米ドル
を超える最低当初投資額および最低追加投資額ならびに買戻額をその裁量で定めることができ、この場合、投資家
は事前に通知を受ける。いかなる場合にも、一取引日において買戻されるファンド証券数は、発行済ファンド証券
数の10%を下回って制限されることはない。
US$フィーダー・ポートフォリオの純資産額がいずれかの時点で 30,000,000米ドルを下回る場合、US
$フィーダー・ポートフォリオは、投資顧問会社の絶対的裁量により、取引を停止することができる。かかる場合、
管理会社は、US$フィーダー・ポートフォリオを解散し、その資産を受益者に分配するか否かを決定する。
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4.リスク要因および特別考察
以下のリスク要因は、US$マスター・ファンドへの投資について、US$フィーダー・ポートフォリオに特有
のものである。
預 金 保 護 に 相 当 す る 投 資 保 証 の 不 存 在:US$マスター・ファンドへの投資は銀行口座への預金の性質を持つ
ものではなく、政府もしくは政府機関によるかまたは、銀行の預金口座の所持人を保護するために提供されるその
他の保証制度により保護されていない。
ア セ ッ ト ・ バ ッ ク 証 券 お よ び レ シ ー バ ブ ル ズ ・ バ ッ ク 証 券:アセット・バック証券は、一定の政府、政府関連
および個人のローン、債権ならびにその他の貸し手資産を集めてプールすることにより設定される。かかるプール
に関する権利は、個別証券として販売される。資産プールからの支払は、債務証券の複数の異なるトランシェに分
割されることができ、一部のトランシェは、元金および利息の定期的な分割払いを受ける権利を有し、他のトラン
シェは、利息の定期的な分割払と満期時または特定の請求日における元金の支払を受ける権利を有し、またその他
のトランシェは満期時または特定の請求日にのみ元金および発生利息の支払を受ける権利を有する。証券の異なる
トランシェは、固定または変動の異なる利率を付される。
資産プールに保有されるローンは、違約金またはプレミアムの支払なしにしばしば期限前返済されるため、ア
セット・バック証券は、通常、他の大部分のタイプの債務証券より高い前払リスクを負っている。多くの借り手は
より有利な利率を利用して自己のモーゲージの借換を行うため、モーゲージ証券に関する期限前返済リスクは、
モーゲージ金利の低下期間中には増大する傾向がある。市況によっては、当該期限前返済額の再投資または予定さ
れる元金の支払からUS$マスター・ファンドが受け取る利回りが、当初のモーゲージ証券の利回りを下回ること
がある。結果として、モーゲージ証券は、同様の所定満期の他のタイプの債務証券に比べ、利率を固定する手段と
してより有効ではなく、また元本が値上がりする可能性もより少ないことがある。担保付モーゲージ債務等の一定
タイプの資産プールについて、他のトランシェの期限前返済リスクを減じるため、期限前返済は、他のトランシェ
に先立って或る証券トランシェに割り当てられることがある。
アセット・バック証券の信用上の特徴もまた、多くの点において、従来の債務証券のものとは異なる。大部分の
アセット・バック証券の信用度は、主に、当該証券の裏付け資産の信用度、すなわち、証券の発行体がオリジネー
ターまたはその他の関係機関の信用リスクから隔離されている程度ならびに、当該証券の信用力を高めることに関
わる金額および品質に依存している。
5.分 配
US$フィーダー・ポートフォリオの純投資収益の全部または実質的に全部は、各営業日のダブリン時間(また
は受託会社が決定するその他の時間)の午後9時現在で計算され、当該営業日のUS$フィーダー・ポートフォリ
オの受益者名簿上の受益者に対する分配として毎日宣言される。受益者が現金による分配金の支払を選択しなけれ
ば、最終営業日の前日までに宣言された分配金は(適用ある場合には販売会社による源泉徴収の後)当該月の最終
営業日に当該受益者に分配されかつ追加の受益証券買付けのために再投資される。受益者が現金による分配金の支
払を選択する場合、分配は、買付契約において受益者により指定された口座宛の電信送金により、当該月の最終営
業日頃(第三営業日までに支払われるものとする。)に支払われる。管理会社は受益者への事前の通知により、こ
れと異なる日に分配金を支払うことができる。信託証書により、管理会社は、US$フィーダー・ポートフォリオ
の運用に関する純利益(受取利息を含む。)ならびに実現・未実現損失を上回る実現・未実現キャピタル・ゲイン
の超過額から、受益証券について分配を宣言する権利を付与される。
6年以内に請求されなかった分配またはUS$フィーダー・ポートフォリオの解散時のすべての分配は、US
$フィーダー・ポートフォリオの資産に返還される。
上記にかかわらず、受益証券の保管を販売会社に委託している日本の受益者への分配は日本の販売会社に対して
支払われる。日本の各販売会社は、分配がある場合にはこれを追加受益証券に投資することを管理会社に指示する。
このような再投資は追加的販売と同様の方法で行われる。
信託証書の規定により、受益者に支払われる分配金またはその他の金額は、US$フィーダー・ポートフォリオ
に対し利息を生じるものではなく、すべての未請求の分配金は、請求されるまでUS$フィーダー・ポートフォリ
オのために投資されるかまたはその他の方法により利用され得る。更に、未請求分配金または受益証券について個
別勘定に支払われるその他の金額のUS$フィーダー・ポートフォリオによる支払は、US$フィーダー・ポート
フォリオにこれに関する受託者を設定するものではなく、最初の支払日から6年経過後に未請求である分配金は、
US$フィーダー・ポートフォリオが宣言その他の行為を行うことを要さずに、自動的に失効する。
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営業日の申込締切時間までに実行された買付注文に基づき発行された受益証券は、当該営業日の翌営業日(入金
日)から当該受益証券の買戻代金が受託会社により支払われる営業日の直前の日まで分配を生じる。
US$フィーダー・ポートフォリオの受益証券1口当たりの日々の純運用収益および年間利回りは、通常、各日
のダブリン時間午後10時30分以後に販売会社または管理事務代行会社から入手することができる。
6.経 費 お よ び 費 用
投資顧問会社は、US$フィーダー ・ポートフォリオ の年間の手数料および費用 の総額を、純資産額の年率
0.85%または管理会社がUS$フィーダー・ポートフォリオのクラス受益証券について同意するこれより少ない金
額に制限することに同意している。0.85%の最高手数料は、受益者から事前に承認を得ることなく増額することは
できない。かかる報酬は、日々発生し、毎月末に後払いされる。
受益証券が負担するべきUS$フィーダー・ポートフォリオの年間の手数料および費用の総額は、投資顧問会社
により、任意に純資産額の年率0.85%以下の割合を上限と定められることがある(「固定率」)。投資顧問会社が
固定率を設定した場合、投資顧問会社は、受益証券に帰属するUS$フィーダー・ポートフォリオの設定、管理お
よび運用に係る実費について発生することがある、固定率を上回る追加の手数料、経費または費用を(直接その手
数料の一部を権利放棄することによるかまたは受益証券の口座への払戻しにより)負担する。固定率は投資顧問会
社により任意に決定される。投資顧問会社は、随時、US$フィーダー・ポートフォリオに通知を行って固定率の
増減を選択することができる。固定率は、受益者から事前に承認を得ることなく、受益証券に帰属する純資産額の
年率0.85%を超えて引き上げることはできない。固定率は、受益証券に帰属するUS$フィーダー・ポートフォリ
オの設定、管理および運用に関連するその他のあらゆる手数料、経費および費用を対象とするが、これらには、運
用、管理、登録、名義書換代行、保管、副保管および譲渡に関する手数料、ならびに目論見書、年次報告書および
半期報告書ならびに受益者宛のその他の書類の作成、翻訳、印刷、公表および配布に関して生じたその他の手数料
および費用、管轄地におけるUS$フィーダー・ポートフォリオまたは受益証券の規制当局における認可の取得ま
たは登録に係る経費および費用、専門家報酬および費用、年間監査報酬ならびにその他の報酬が含まれる(ただし、
これらに限定されない)。しかし、US$フィーダー・ポートフォリオの投資対象に関する源泉税、印紙税または
その他の税金、US$フィーダー・ポートフォリオの投資対象に関して生じた手数料および仲介手数料、借入金の
利息および、当該借入の条件の交渉、実施または変更において生じた銀行手数料、受益証券への投資に関連し仲介
機関により請求される手数料、管理会社、管理事務代行会社、名義書換代行会社、投資顧問会社、副投資顧問会社、
総販売会社、代行協会員および日本における販売会社に生じた現金立替費用ならびに、US$フィーダー・ポート
フォリオに関する重要な訴訟等のその時々に発生することがある特別費用または臨時費用(もしあれば)は含まれ
ない。
様々な管轄地における受益証券の販売のための登録費用ならびにUS$フィーダー・ポートフォリオに関する一
切の書類の作成および登録費用を含む当初費用は、200,000米ドル以内と予想され、最初の5会計年度または管理
会社が別段に決定するところにより償却される。
管理会社は、US$マスター・ファンドへの投資によりUS$フィーダー・ポートフォリオに請求された手数料
または費用を、その報酬からUS$フィーダー・ポートフォリオに対し、払い戻す予定である。
2001 年12月 31日 に 終 了 し た 会 計 年 度 に U S $ フ ィ ー ダ ー・ ポ ー ト フ ォ リ オ が 支 払 っ た 投 資 顧 問 報 酬 は
2,027,424ドル、販売会社報酬は3,379,053ドル、名義書換事務代行会社報酬は1,050,899ドル、および受託会社報
酬・管理事務代行報酬は75,000ドルであった。
2001年12年31日に終了した会計年度にUS$フィーダー・ポートフォリオが支払った当該当初費用は54,863ドル
であった。
2001年12年31日に終了した会計年度にUS$フィーダー・ポートフォリオが支払ったその他費用は316,067ドル
であった。
7.投
資
目
的
US$フィーダー・ポートフォリオの投資目的は、信用度の高い金融市場証券に分散投資するUS$マスター・
ファンドに実質的にその資産の全部を投資することにより、元本と流動性を確保しつつ最大限の当期利益を得るこ
とである。
随時、US$フィーダー・ポートフォリオの資産のうちの少額は、現金で保持されるかまたは現金等価物に投資
されるが、いかなる段階においてもUS$フィーダー・ポートフォリオの純資産価額の10%を超えてかかる投資が
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行われることはないものと理解されている。
8.US$マスター・ファンドの投資方針
US$マスター・ファンドの投資目的は、元本と流動性を確保しつつ、最大限の当期利益を得ることである。
その投資目的に従い、US$マスター・ファンドは、1940年アメリカ合衆国投資会社法270条規則2a−7に基
づき決定されるところにより、購入時において満期まで13ヶ月未満の証券、証書および債務に投資する。US$マ
スター・ファンドは、90日未満(現在は60日未満に限定)の加重平均満期を維持する。
US$マスター・ファンドの受益証券は米ドル建てであり、US$マスター・ファンドの目的は、受益証券1口
当たり1米ドルの安定した純資産価格を達成することである。
US$マスター・ファンドが投資する債券および金融市場証券は、投資時においてスタンダード・アンド・プ
アーズにより適宜AA格もしくはA−1格またはこれ以上または、ムーディーズにより適宜Aa格もしくはP−1
格またはこれ以上と格付けされるものである。ただし、US$マスター・ファンドは、その投資顧問会社により当
該証券が同等の信用度を有すると決定される場合に格付のない証券に投資することができる。証券がスタンダー
ド・アンド・プアーズおよびムーディーズの両社により格付けを得ている場合、その格付は投資時において各々、
AA格(もしくはA−1格)またはAa格(もしくはP−1格)を下回ってはならない。
US$マスター・ファンドは、その投資対象を、信用リスクが最小でありかつ以下に記載されるその他の一定基
準に合致するとその投資顧問会社が判断する証券、証書および債務に限定する。US$マスター・ファンドの投資
対象のすべては米ドル建てである。US$マスター・ファンドは、アイルランド法により規則2a−7に基づき運
用するべき義務を負っていないが、実質上随時変更される規則2a−7に基づいて運用されており、常にUCIT
S規則の要件に従っている。US$マスター・ファンドは、(a)少なくとも二つの公認格付機関(NRSRO)に
よりもしくは一つのNRSROのみが格付けを行った場合には当該NRSROにより最高の短期格付を得ている証
券または、(b)上記の格付を得ている機関により発行されもしくは保証されている証券または一定の条件の下でか
かる格付を得ている機関の支払をUS$マスター・ファンドが要求することができる証券を購入することができる。
本書で定義されるアメリカ合衆国政府証券は、第一級証券とみなされる。短期格付のない証券(無格付証券)は、
第一級証券に匹敵する信用度を有するとUS$マスター・ファンドの投資顧問会社がみなす場合にのみ、購入する
ことができる。
US$マスター・ファンドの投資目的および方針は堅持され、予見不可能な状況が存在しなければ、3年間変更
されない。かかる期間中または期間後の投資目的および方針の重大な変更は、株主の承認および中央銀行の承認を
得るものとする。
9.投
資
制
限
(1) 空 売 り 制 限
US$フィーダー・ポートフォリオは空売りをせず、空売りポジションを保有しない。
(2) 一発行体に対する投資制限
管理会社が管理するすべてのファンドの全体において、1発行会社の発行済総株数の20%を超えて当該会社の
株式に投資しない。ただし、本制限はUS$マスター・ファンドへの投資には適用されない。
(3) 流動性のない証券への投資制限
US$フィーダー・ポートフォリオの純資産の10%を超えて、私募株式、抵当証券および非上場株式であって
流動性に欠けるものに投資しない。
(4) 利害関係人との取引制限
(a)管理会社、(b)その関係法人、(c)管理会社もしくはその関係法人の取締役、または (d)これらの主要株主
は、本人自らまたは自己の勘定でUS$フィーダー・ポートフォリオの資産との間で、有価証券の売買もしくは
貸付けまたは金銭の貸借を行わない。
(「主要株主」とは、自己または他人名義(ノミニー名義を含む。)であるかを問わず、自己の勘定において
これらの会社の発行済株式総数の10%以上の株式を保有する者をいう。)
(5) 預 託 制 限
US$フィーダー・ポートフォリオの純資産価額の10%を超えて、一機関またはいずれかの決済機関に預託す
ることはできない。本制限は、下記の機関への預託もしくは下記の機関が発行する預託を証する有価証券もしく
は下記の機関が保証する有価証券については30%を上限とする。
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(1) ギリシャに所在する決済機関以外のEU決済機関
(2) 欧州経済地域(EEA)(EU加盟国、スイス、ノルウェー、アイスランド、リヒテンシュタイン)の加盟
国で授権された銀行
(3) EU加盟国またはEEA加盟国以外の1988年7月のバーゼル自己資本比率規制合意の調印国(スイス、カナ
ダ、日本、アメリカ合衆国)によって授権された銀行
ただし、上記(1)乃至(3)に記載される機関の範疇に該当する機関は、少なくともスタンダード・アンド・プ
アーズによるA−1またはムーディーズによるP−1の格付けを取得していなければならない。
関連会社は、本項の目的上単一発行体とみなされる。
(6) 借 入 れ 制 限
US$フィーダー・ポートフォリオの純資産額の10%を超えて借入れを行わない。
10. 借
入
れ
上記「投資制限」に定められる制限に従い、受託会社は一時的な目的のためにのみUS$フィーダー・ポート
フォリオのために借入れを行うことができる。借入れは買戻し請求に応じるためにのみ行われる。
11. 受益者に対する報告
US$フィーダー・ポートフォリオの年次報告書および半期報告書は管理会社の判断により決定されるUS$マ
スター・ファンドの定期的報告書のすべての重要な情報を含む。
12. US$マスター・ファンドが投資する証券の説明
US$マスター・ファンドは、以下を含むがこれらに限定されない、規則2a−7に基づき第一級証券として適
格である証券または格付けのない場合には第一級証券と同等の信用度を有するとその投資顧問会社がみなす証券に
広範に投資することができる。
ア メ リ カ 合 衆 国 財 務 省 証 券:「アメリカ合衆国財務省証券」は、アメリカ合衆国財務省により発行されまた は
保証された証券で、その元金および利息の支払がアメリカ合衆国政府の完全な信頼および信用により裏付けられて
いる証券である。
ア メ リ カ 合 衆 国 政 府 証 券: 「アメリカ合衆国政府証券」は、アメリカ合衆国政府、その機関、官庁または下部
機構により発行されまたは保証された債務である。アメリカ合衆国財務省証券とは異なり、アメリカ合衆国政府機
関、官庁または下部機構により発行されまたは保証された債務は、(a)アメリカ合衆国政府の完全な信頼および信
用により(政府抵当金庫の証券等)、(b)発行者の財務省からの借入権により(学生ローン・マーケティング協会
の証券等)、(c)機関の債務を買い取るアメリカ合衆国政府の裁量権により(連邦抵当金庫および連邦住宅貸付抵
当公社の証券等)または(d)発行者の信用のみにより裏付けられている。アメリカ合衆国政府が将来アメリカ合衆
国政府機関、官庁または下部機構に財政支援を行うと保証することはできない。アメリカ合衆国政府証券は、ゼ
ロ・クーポン債を含むことがある。かかる債券は、利回りが魅力的であるとUS$マスター・ファンドの投資顧問
会社が判断する場合に購入されることがある。元金および利息についてアメリカ合衆国政府、その機関、官庁また
は下部機構が保証する証券は、(a)元金および利息の支払が、アメリカ合衆・国政府、その機関、官庁または下部
機構の発行した取消不能の信用状により裏付けられている証券および、(b)上記のように保証されているアメリカ
合衆国以外の政府またはその機関に対するローンへの参加権を含むとみなされる。
アメリカ合衆国財務省により保証されまたは発行された証券の個別に取引される元金および利息の構成部分が証
券の登録元利金個別取引プログラム(「STRIPS」)に基づき個別に取引される場合、US$マスター・ファ
ンドはまた、当該構成部分にも投資することができる。
保 管 受 領 書:US$マスター・ファンドはまた、アメリカ合衆国政府、その機関、官庁もしくは下部機構によ
り発行された証券または、アメリカ合衆国政府、その機関、官庁もしくは下部機構により発行された一定の債券の
将来の利息もしくは元金の支払またはこれらの両方の帰属を証明する保管受領書の形態でその元金および利息につ
いてこれらにより保証されている証券を取得することができる。
ア メ リ カ 合 衆 国 お よ び ア メ リ カ 合 衆 国 外 の 銀 行 債 務:US$マスター ・ファンドは、購入時において10億米ド
ル超の資産総額を有するアメリカ合衆国の銀行により発行されまたは保証されている証券に限定される「アメリカ
合衆国銀行債務」(預金証書、コマーシャル・ペーパー、無担保銀行約束手形および銀行受取手形を含む。)に投
資することができる。かかる銀行債務には、かかる銀行の米国子会社により発行される債務証券も含まれる。
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US$マスター・ファンドはまた、購入時において10億米ドル超の資産総額を有するアメリカ合衆国外の銀行、
かかるアメリカ合衆国外の銀行のアメリカ合衆国内支店(ヤンキー債務)、かかるアメリカ合衆国外の銀行のアメ
リカ合衆国外支店および購入時において10億米ドル超の資産総額を有するアメリカ合衆国の銀行のアメリカ合衆国
外支店により発行されまたは保証されている米ドル建て債務に限定される「アメリカ合衆国外銀行債務」に投資す
ることができる。当該銀行債務は親銀行の一般債務であるかまたは、特別債務の条件もしくは政府規則により発行
支店に限定されることがある。
US$マスター・ファンドは、その純資産の25%超を(アメリカ合衆国またはアメリカ合衆国外の)銀行債務に
投資することができる。結果として、US$マスター・ファンドは、銀行業におけるかまたは関連する有利および
不利な展開により特に影響を受けることがある。アメリカ合衆国の銀行および大部分のアメリカ合衆国以外の国の
銀行の業務は、総合的規制を受けており、アメリカ合衆国の規則についてはこの10年間で大幅に変更された。新規
の法律または規則の制定、および現行法の解釈および執行の変更が、アメリカ合衆国およびアメリカ合衆国外の銀
行の経営方法および収益性に影響を及ぼすことがある。アメリカ合衆国の銀行業の重要な発展には、他のタイプの
金融機関との競争の激化、買収業務の増加および取引地域の拡大が含まれている。銀行は、金利の変動および不動
産市場の不利な展開等の一定の経済要因に対し特に敏感に反応することがある。財政・金融政策および全般的景気
循環が資金の利用可能性および資金コスト、ローン需要および資産体質に影響を及ぼすことがあり、この結果、銀
行の収益・財務状況にも影響を及ぼし得る。
コ マ ー シ ャ ル・ ペ ー パ ー お よ び そ の 他 の 短 期 法 人 債 務:US$マスター・ファンドは、米ドルで支払われ、ア
メリカ合衆国の法人、商業銀行、アメリカ合衆国外の法人、商業銀行またはその他の機関により発行されまたは保
証されている「コマーシャル・ペーパー」(金額の変更可能なマスター一覧払約束手形およびアセット・バック・
コマーシャル・ペーパーを含む)に投資することができる。さらに、US$マスター・ファンドは、米ドルで支払
われ、アメリカ合衆国の法人、アメリカ合衆国外の法人またはその他の機関により発行されまたは保証されている
その他の短期債務に投資することができる。
ア セ ッ ト ・ バ ッ ク 証 券 お よ び レ シ ー バ ブ ル ズ ・ バ ッ ク 証 券:US$マスター・ファンドは、「アセット・バッ
ク証券およびレシーバブルズ・バック証券」に投資することができるが、かかる証券は、モーゲージ、自動車割賦
払販売契約、割賦払貸付契約、各種タイプの不動産・動産リース、リボルビング・クレジット(クレジット・カー
ド)契約からの受取債権およびその他の範疇の受取債権等の資産プールに関するかまたはかかる資産プールにより
保証されかつ支払われる参加権を表象する。当該資産プールは、私的当事者間で設定されたトラストまたは特別目
的法人の利用を通じて証券化される。元利金の支払または分配は、一定額までまた一定期間、金融機関の発行した
信用状もしくはプール保険証券により保証されるかまたは、その他の信用強化が付されることもある。投資目的お
よび投資方針と一致する限りにおいて、US$マスター・ファンドは、新種のモーゲージ関連証券および将来に開
発され得るその他のアセット・バック証券に投資することができる。
変 動 利 付 お よ び 変 更 可 能 利 付 債 務:変動利付および変更可能利付債務の価値は、概して、金利レベルの変動に
対し、固定利付債務の価値よりも安定している。投資会社法に基づく均等償却法の利用条件に従うことを条件に、
アメリカ合衆国財務省証券もしくはアメリカ合衆国政府証券の場合、債務が満期まで397暦日未満の場合、または
債務が要求払の特徴を有しており、US$マスター・ファンドがいつでももしくは397暦日を超えない特定間隔で
支払を受けることができる場合、US$マスター・ファンドは、変更可能利付および変動利付債務の満期を最終的
な所定満期よりも短いと考えることができる。要求払の特徴を提供する発行者または金融仲介機関は、流動性を補
助する信用の取得により当該債務の買付能力を支えることがある。これらには、貸付の条件付約定および信用状と
いったクレディット・ラインが含まれ、これらは通常取消不能であり、両者ともアメリカ合衆国の銀行または、ア
メリカ合衆国内に支店もしくは子会社を有するアメリカ合衆国外の銀行により発行されることがある。US$マス
ター・ファンドは、発行者から変更可能利付および変動利付債務を購入し、またはある種の変動利付もしくは変更
可能利付債務であり、銀行もしくはその他の金融機関の保有する債務プールに関する権利である参加証券を購入す
ることができる。証券化されている参加証券は、他の投資者に対し自由に売却および譲渡することができ、公認の
規制されたディーラーを通じてのみ購入される参加証券は、公認市場で取引される譲渡性のある証券とみなされる。
こうした特徴を有さない参加証券に対するUS$マスター・ファンドの投資は、US$マスター・ファンドに適用
される投資制限に基づき制限される。US$マスター・ファンドは、アメリカ合衆国またはアメリカ合衆国以外の
国の企業または政府(「借り手」)に対するローンについて、これらが譲渡性のある証券の場合にのみ参加権を取
得することができる。かかる参加権は、ローンに関する権利でありまたはローンの譲渡であり、貸付を行ったかま
たは貸付シンジケートのメンバーである銀行またはブローカーから取得される。US$マスター・ファンドの純資
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産の5%を超えて、同一借り手の参加権に投資することはできない。参加証券の発行者が信用性があるとその投資
顧問会社が判断する場合にのみ、US$マスター・ファンドは参加証券を取得する。
ア メ リ カ 合 衆 国 以 外 の 国 の 政 府 債 務:US$マスター ・ファンドは、必要な数のNRSROによる短期の最高
格付範疇の短期外貨格付を維持しているアメリカ合衆国以外の国の政府またはかかる国に所在しもしくはかかる国
で設立された機関により発行されまたは保証されている米ドル建て債務(コマーシャル・ペーパーおよびその他の
手形に限る。)に投資することができる。
ア メ リ カ 合 衆 国 以 外 の 国 の リ ス ク:アメリカ合衆国以外の国の証券および銀行債務への投資は、アメリカ合衆
国内発行者の証券への投資より大幅なリスクを伴うことがあるが、その理由は、金融その他の情報があまり公に提
供されておらず、証券上の規制が少なく、アメリカ合衆国以外の国の源泉税およびその他の税金が課される可能性
があること、ならびに戦争、収用またはその他の不利な政府措置等である。アメリカ合衆国以外の国の銀行および
これらのアメリカ合衆国外支店は、アメリカ合衆国の銀行当局による規制を受けておらず、また通常、アメリカ合
衆国の銀行に適用される会計、監査および財務報告基準により拘束されていない。
地 方 債:地方債は、アメリカ合衆国の州、準州および属領ならびにこれらの官庁、機関、当局および下部機構
ならびにコロンビア特別区によりまたはこれらを代理して発行される債務である。US$マスター・ファンドは、
当該証券の利回りが他の課税投資証券に比べて魅力的である場合、州政府および地方自治体により発行されまたは
保証された短期債務に投資することができる。
US$マスター・ファンドは、アメリカ合衆国内に支店、代理機関もしくは子会社を有するアメリカ合衆国内ま
たはアメリカ合衆国外の銀行により発行される通常取消不能である信用状により裏付けられる地方債を購入するこ
とができる。さらに、US$マスター・ファンドは、特定の州・地方政府および当局の両方の債務の将来の利息も
しくは元金の支払額またはその両方の帰属を証する保管受領書の形態で証券を取得することができる。地方債の流
動性、安定性または信用度を高めるため、US$マスター・ファンドは、保証された価格および日付に他の当事者
に証券を売却する権利を取得することができる。かかる権利は、プット、要求払性またはスタンドバイ契約と称さ
れることがある。
地方債券には、税裏付けノート(「TANs」)、収益裏付けノート(「RANs」)、ボンド裏付けノート
(「BANs」)、税・収益裏付けノート(「TRANs」)および建設ローン・ノートが含まれる。地方債は、
一般財源債および特殊財源債を含む。一般財源債は、発行自治体の課税権限により裏付けられており、最も安全な
種類の債券とみなされている。特殊財源債は、有料橋の通行料等のプロジェクトまたは施設の収益により裏付けら
れている。特殊財源債はまた、資本プロジェクトのため州または地方当局により発行され、当局の債務の利払を賄
うに充分な州または地方からの年間のリース料の支払により保証されている、リース・レンタル特殊財源債を含む。
産業開発債券(一般に、現行税金法に基づき「民間活動債券」と称されている。)は、民間利用者の信用および保
証により裏付けられている特殊タイプの特殊財源債であり、そのためより大きなリスクを伴う可能性がある。地方
債は、コマーシャル・ペーパー、入札オプション債券ならびに変更可能利付および変動利付証券等の様々な形態で
発行され得る。
そ の 他 の 投 資 信 託:US$マスター ・ファンドは、ファンドが本書に基づき投資を認められている タイプの証
券、証書または債務に投資するその他の投資信託(各々を「取得ファンド」という。)に投資することができる。
ただし、取得ファンドへの投資は信用リスクが最小であるとUS$マスター・ファンドの投資顧問会社が判断する
場合に限られる。その投資目的、方針および制限がUS$マスター・ファンドのものと実質的に同様でありかつ実
質的に同様のリスクを伴うものではない場合、US$マスター・ファンドは、取得ファンドに投資を行わない。
US$マスター・ファンドは、アメリカ合衆国1933年証券法(「1933年法」)に基づき登録されていない(「制
限付証券」)が、1933年法に基づく規則144Aによる「適格機関買付人」に対し募集および売出しを行うことができ
る上記に挙げられた範疇に該当する証券を購入することができる。特定の制限付証券の取引市場の継続的検討に基
づきUS$マスター・ファンドの投資顧問会社が流動性があると判断した制限付証券(1933年法の第4条(2) に基
づき発行されるコマーシャル・ペーパーを含む。)は、本制限の目的においては非流動性証券とはみなされない。
規則144Aによる転売が可能な制限付証券の市場が引き続き流動性があると確実に予測することは不可能であるた
め、US$マスター・ファンドの投資顧問会社は、当該証券に対するファンドの投資を慎重に、特に、評価、流動
性および情報の利用可能性等の重要要素を集中的に監視する。こうした投資慣行は、適格機関買付人が上記の制限
付証券の購入において当該時に利害関係を有しなくなる限度において、US$マスター・ファンドの流動性レベル
を引き上げる効果をもたらすことになろう。
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13. US$マスター・ファンドのポートフォリオ運用技法
US$フィーダー・ポートフォリオは、その資産の全部または実質的に全部をUS$マスター・ファンドに投資
する。US$フィーダー・ポートフォリオの資産のうちの少額は、現金で保持されるかまたは流動証券(預託証書、
定期預託証書およびOECD諸国政府債を含む。)に投資されることができる。US$マスター・ファンドは、定
期預金、マスター一覧払約束手形、変動利付一覧払約束手形または短期融資契約等の付随的流動資産を保有しまた
は維持することができ、また以下の技法および手段を利用することができる。
買 戻 条 件 付 売 買 契 約:US$マスター・ファンドは、買戻条件付売買契約を通じOECD政府証券を購入する
ことができる。買戻条件付売買契約は、これに基づきUS$マスター・ファンドが証券を買い付け、売り主が特定
期間内に特定価格での証券の買戻しに同意する契約である。当該価格は当初の購入価格を上回り、その差額はUS
$マスター・ファンドの収益となる。また当該価格は購入証券の利率とは無関係である。US$マスター・ファン
ドの保管者または副保管者は、契約期間中、購入証券を保管し続ける。経過利息を含む購入証券の価値は、常に、
買戻条件付売買契約の価値に相当するかまたはこれを上回る。売り主の破産の場合または売り主が合意された証券
の買戻しを怠る場合、US$マスター・ファンドは、損失(買戻条件付売買契約の履行の遅延に関わる証券の利息
または元金および費用に係る損失を含む。)を被ることがある。買戻条件付売買契約を締結すべきか否か検討する
際、US$マスター・ファンドの投資顧問会社は、売り手の信用度を慎重に考慮する。
US$マスター・ファンドは、結果的にその純資産の10%超を当該買戻条件付売買契約に投資することとなる場
合、7日超の満期の買戻条件付売買契約を締結することはできない。7日超の満期の一定の買戻条件付売買契約は、
7日未満の通知を行い、名目上の確定期間前に清算することができるが、当該契約は上記の10%制限には含まれな
い。取引は通常の市場慣行に従ってのみ実行することができる。US$マスター・ファンドは、常に、売戻義務を
履行すべきポジションを維持していなければならない。買戻契約の対象となる証券は、買戻期間が満了するまで、
売却しまたは抵当権を設定することはできない。
UCITS規則に基づき、中央銀行の要求により、買戻条件付売買契約に基づき取得される担保は、現金、政府
証券もしくはその他の公募証券、預金証書、無条件かつ取消不能でA−1格もしくはP−1格以上の格付けを得て
いる信用状または、証券取引所の決済制度により発行された証券の形態のものでなければならない。US$マス
ター・ファンドは、A−2格もしくはP−2格以上の格付けを得ている取引相手方または、A−2格もしくはP−
2格以上の格付けを得ている機関により所有されもしくは保証されており、かつ格付けのない場合には、少なくと
もA−2格もしくはP−2格に相当する信用度を有するとUS$マスター・ファンドが判断する取引相手方との間
でのみ、買戻条件付売買契約を締結する。ある一取引相手先との有効な買戻条件付売買契約の時価は、US$マス
ター・ファンドの純資産の20%を超えない。担保として受領される現金は、政府証券もしくはその他の公募証券、
預金証書または3ヶ月未満の満期の信用状にのみ投資することができる。買戻条件付売買契約の満了まで、買戻条
件付売買契約の対象証券は、常に、投資額の価値を上回っており、日々値洗いされ、かつ保管受託銀行またはその
代理人の名義に書き換えられなければならない。
発 行 日 取 引 お よ び 先 渡 契 約 で 証 券 を 購 入 す る 場 合:US$マスター・ファンドは、発行日証券または先渡予約
証券を購入することができる。発行日取引は、取引実行時にUS$マスター・ファンドにとって有利と思われる価
格および利回りを確保するため、将来に払込および交付が行われる条件で、US$マスター・ファンドが証券を購
入する場合に生じる。先渡予約において、US$マスター・ファンドは、通例の決済時期以後の将来の日に確定価
格での証券の売買を契約する。これの代わりに、US$マスター・ファンドは、その所有する他の証券の先渡し売
却について相殺契約を締結することができる。発行日ベースまたは先渡予約ベースで売買される証券は、購入予定
証券の価値が決済日前に低下する場合または売却予定証券の価値が決済日前に値上がりする場合、損失リスクを伴
う。US$マスター・ファンドは、通常、そのポートフォリオの証券を取得する意向で発行日ベースまたは先渡予
約ベースで証券を購入するが、US$マスター・ファンドの投資顧問会社が適当と考える場合には、決済前に発行
日証券または先渡予約を処分することができる。
14. US$マスター・ファンド(本項においては「ファンド」という。)の投資制限は以下のとおりである。
(a) 以下の(b)項に従うことを条件に、ファンドは、(ⅰ)その純資産の100%を限度に、公認市場に上場され、公認
市場で取引されまたは売買される譲渡性のある証券に投資することができ、また(ⅱ)その純資産の100%を限度
に、発行後まもない譲渡性のある証券で、その発行要項に1年以内に公認市場への公式上場または公認市場での
取引もしくは売買が認められる旨の約束が含まれている証券に投資することができる。
ファンドは、その純資産の10%を超えて、1933年証券法(改正済)(「1933年法」)に基づき登録されていな
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いが、当該法の規則144Aに従い適格機関買付人に販売することができる証券(「規則144A証券」)で、その発
行要項に1年以内に公認市場への公式上場または公認市場での取引もしくは売買が認められる旨の約束が含まれ
ている証券に投資してはならない。規則144A証券に関する本制限は、アメリカ合衆国ディーラー市場で取引され
るコマーシャル・ペーパー(1933年法の第4条(2) に定められた登録の「私募」による免除に依拠して発行され
るコマーシャル・ペーパー(「第4条(2) ペーパー」)を含む。)には適用されない。第4条(2) ペーパーは、
免税取引で転売されなければならず、また通常、公開販売ではなく投資のためのペーパーの購入に同意する当会
社のような機関投資家に売り出される。第4条(2) ペーパーは、普通、第4条(2) ペーパーの市場を形成する発
行者または投資ディーラーを通じまたはこれらの支援を得て、当会社のようなその他の機関投資家に転売される。
その発行要項に1年以内に公認市場への公式上場または公認市場での取引もしくは売買が認められる旨の約束が
含まれていない規則144A証券は、本10%制限に従わなければならない。規則144A証券に関する本制限は、アメ
リカ合衆国ディーラー市場で取引されるコマーシャル・ペーパーには適用されない。
(b) ファンドは、その純資産の10%を超えて上記の(a)項に記載されたもの以外の譲渡性のある証券に投資するこ
とはできない。その発行要項に1年以内に公認市場への公式上場または公認市場での取引もしくは売買が認めら
れる旨の約束が含まれていない規則144A証券は、本10%制限に従わなければならない。規則144A証券に関する
本制限は、アメリカ合衆国ディーラー市場で取引されるコマーシャル・ペーパーには適用されない。
(c) 以下の(j)項に従うことを条件に、ファンドは、(ⅰ)同一発行者の議決権のない証券の10%、(ⅱ)同一発行者
の債務証券の10%、(ⅲ)同一投資信託の受益証券の10%を超えて取得してはならない。
本(c)項の上記の(ⅱ)および(ⅲ)の制限は、取得時において発行済の債務証券の総額または証券の純額が計算
不可能である場合、当該取得時には考慮されないことがある。
(d) ファンドは、証券の空売りを行ってはならず、またはファンド自らもしくはその勘定で所有していない証券の
取引を行ってはならずまたはその他の方法により売り持ちポジションを維持してはならない。
(e) (ⅰ) 以下の(f)項に従うことを条件に、ファンドはその純資産の10%を超えて同一発行者の発行した譲渡性の
ある証券に投資してはならず、またファンドがその純資産の5%を超えて投資する各発行者について
ファンド自らもしくはその勘定で所有する譲渡性のある証券の総額は、ファンドの純資産の40%を超え
てはならない。
(ⅱ) EU加盟国もしくはその地方機関によるかまたは、EU非加盟国または一もしくは複数のEU加盟国が
加盟している公的国際機関により発行されまたは保証されている証券について、上記の10%制限は35%
まで引き上げられ、また譲渡性のある証券は40%制限の適用の際には考慮されない。
(f) 上記の(e)項の条件に関わらず、ファンドはその純資産の100%を限度に、EU加盟国もしくはその地方機関に
よるか、またはオーストラリア、カナダ、日本、ニュージーランド、ノルウェイ、スイスおよびアメリカ合衆国
によるか、または一もしくは複数のEU加盟国が加盟している以下の超国家機関もしくは公的国際機関により発
行されまたは保証されている種々の譲渡性のある証券に投資することができる。かかる超国家機関は、欧州投資
銀行、アジア開発銀行、世界銀行、欧州原子力共同体、欧州石炭鉄鋼連合、欧州連合、欧州復興開発銀行、国際
復興開発銀行、国際金融公社および米州開発銀行である。かかる状況において、ファンドは、少なくとも6銘柄
の証券を保有し、同一発行者の証券はファンドの純資産の30%を超えてはならない。
(g) ファンドは、その純資産の5%を限度にオープン・エンド型投資信託に投資することができるが、当該投資信
託の専属目的は、公衆から調達した資本金の譲渡性のある証券への集団投資であることおよび当該投資信託がリ
スク分散原則に基づいて運用されることを条件とする。
(h) ファンドは、上記(g)項の5%制限の範囲内で、当会社が共通の経営もしくは支配権によるかまたは直接もし
くは間接に実質的に保有されていることにより結合されている投資信託に投資することができるが、当該投資信
託は当該ファンドの投資方針と一致する投資方針を有するものとする。
(i) ファンドは、発行者の経営に重大な影響を行使し得る議決権付株式を取得することはできない。
(j) 上記の(c)および(ⅰ)の投資制限は、以下の各証券には適用されない。
(ⅰ) EU加盟国もしくはその地方機関により発行されまたは保証されている譲渡性のある証券、
(ⅱ) EU非加盟国により発行されまたは保証されている譲渡性のある証券、
(ⅲ) 一もしくは複数のEU加盟国が加盟している公的国際機関により発行された譲渡性のある証券
(ⅳ) EU非加盟国で設立された企業で、当該国に登記上の事務所を置く発行体の証券に主にその資産を投資
する企業の資本金としてファンドが保有する株式で、当該国の法律に基づき、かかる保有が、ファンド
が当該国の発行体の証券に投資し得る唯一の方法である場合。EU非加盟国の企業の投資方針が上記の
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(c)、(e)、(g)、(h)および(i)の各項に規定された制限を遵守している場合にのみ、かかる放棄条項が適
用される。
(k) ファンドは、付随的に流動資産を保有することができるが、その純資産の10%を超えて同一機関に預託するこ
とはできない。ただし、本制限は、以下により保証される証券については20%まで、また以下に預託される預金
または以下により発行される預金証券については30%まで引き上げられる。すなわち、(ⅰ)EU金融機関、(ⅱ)
欧州経済地域(「EEA」)(ノルウェイ、アイスランド、リヒテンシュタイン)の加盟国で承認された銀行、
(ⅲ)EU加盟国またはEEA加盟国以外の、1988年7月のバーゼルファンドの自己資本比率規制合意の調印国
(スイス、カナダ、日本、アメリカ合衆国)により認可された銀行、および(ⅳ)ファンドの保管銀行である。
(l) ファンドは、貴金属またはこれを表象する証券を取得してはならない。
(m) ファンドは、その資産を貸し付けてはならない。ただし、本制限について、預金、債券、社債、ディベン
チャー・ストック、ノート、コマーシャル・ペーパー、預金証書、定期預金、銀行受取手形、短期金融市場証券
もしくはその他の債務証券、UCITS規則により認められた債務証券もしくは債務の取得、または全額払い込
まれていない譲渡性のある証券の取得は、貸付の実行とはみなされないものとする。
(n) ファンドはその純資産の5%を超えてワラントに投資してはならない。
(o) ファンドは、以下の場合を除き、借入を行い、貸付を行いまたは第三者のために保証人を務めることはできな
い。
(ⅰ) 外貨はバック・ツー・バック・ローンにより取得することができる。
(ⅱ) ファンドは、その純資産の10%を超えない額の借入を一時的に行うことができる。ただし、かかる目的
上、借入および逆現先契約にかかる未払総額はファンドの純資産の10%を超えてはならない。
取締役会は、上記の投資制限の他、ファンドのために以下の投資制限を採用している。以下の制限の一定部分が
上記のものより制限的である場合、以下の制限が適用される。
ファンドは、その純資産の5%(償却済原価で評価される。)を超えて、同一発行者の証券(アメリカ合衆国政
府証券および当該証券により担保される買戻条件付売買契約を除く。)に投資することはできない。ただし、上記
の(e)に従い、ファンドは、その買付から3営業日までの期間、その純資産の5%超を同一発行者の第一級証券に
投資することができる。ファンドは、その純資産の25%を超えて、アメリカ合衆国以外の国のいずれか一政府発行
の証券に投資することはできない。ファンドは、購入時において第一級証券ではない証券に投資しない。
ファンドは、その純資産の10%を超えて7日超の満期の非流動性証券および「US$マスター・ファンドが投資
する証券の説明」の見出しの項で定義された制限付証券に投資しない。
ファンドは、当該投資の結果としてファンドの純資産の10%を超えて投資することとなる場合(7日未満の通知
により名目上の確定期間前に清算不可能な7日超の満期の買戻条件付売買契約に従い、ファンドの資産と合計され
る場合)、容易に販売できない証券に投資することはできない。
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サ プ リ メ ン ト2
ゴールドマン・サックス・ユーロ・MMF
1.ス ト ラ ク チ ャ ー
ゴールドマン・サックス・ユーロ・MMF(本サプリメント中 「ユーロ・フィーダー・ポートフォリオ」とい
う。)は、1990年ユニット・トラスト法の条項に基づき中央銀行により認可されたオープン・エンド型アンブレラ
型投資信託のゴールドマン・サックス・MMFのポートフォリオである。同ファンドは、ゴールドマン・サック
ス・ファンズ・ピー・エル・シー−ゴールドマン・サックス・ユーロ・リキッド・リザーブズ・ファンド(本サプ
リメント中「ユーロ・マスター・ファンド」という。)のインスティテューショナル・クラスに投資するフィー
ダー・ファンドである。
ゴールドマン・サックス・ファンズ・ピー・エル・シー(以下「当会社」)は公開有限会社として1963年−1990
年アイルランド共和国会社法に基づき1996年7月25日にアイルランド共和国で設立された。
当会社は、アイルランド共和国法に基づき設立された有限責任のオープン・エンド型投資会社であり、譲渡性の
ある証券を投資対象とする投資信託(「UCITS」)として1996年7月31日にアイルランド中央銀行により認可
されている。
当会社は、アンブレラ・ファンドの形式で設立されており、それぞれ1998年12月31日に終了した年度中には、
US$ マスター・ファンドのみによって構成されていたが、二番目のサブ・ファンドであるゴールドマン・サッ
クス・ユーロ・リキッド・リザーブズ・ファンドが1999年2月1日に運用を開始した。
ユーロ・マスター・ファンドの受益証券は、アイルランド証券取引所に上場されている。
欧州版目論見書の「ファンドの経営」の見出しの下にその氏名が記載される管理会社の取締役は、欧州版目論見
書のサプリメントに記載される情報に関する責任を受諾する。管理会社の取締役の知る限りおよび信じる限り(か
かる取締役はこれを保証するためあらゆる合理的な注意を払ってきた。)、当該情報は、事実に基づいており、当
該情報の趣旨に影響を及ぼしそうないかなる事項も省略されていない。管理会社の取締役は、これに従い責任を受
諾する。
ユーロ・フィーダー・ポートフォリオの海外での募集期間は1999年4月30日である。ユーロ・フィーダー・ポー
トフォリオは、1999年4月30日にユーロ・マスター・ファンドに対する投資を開始した。
ユーロ・フィーダー・ポートフォリオの各受益証券の基準価格(以下「基準価格」という。)は、1口当たり
0.01ユーロである。
2.営業日および取引日
本書に記載される営業日は、(ⅰ)ニューヨークの銀行および証券会社の営業日、(ⅱ)ダブリン、ロンドンお
よび日本の銀行の営業日で、アイルランド証券取引所の営業日である日(ただし、ダブリンおよびロンドンの銀行
の休日を除く。)、(ⅲ)欧州経済通貨連合加盟国のうちいずれかにおいて、ユーロが取引されており、かつ
(ⅳ)ユーロ決済に必要なシステムが稼働している日をいう。
ユーロ・フィーダー・ポートフォリオの取引日は、すべての営業日である。
3.最 低 投 資 額
当初の最低投資額は10.00ユーロである。最低追加投資額は0.01ユーロである。日本の各販売会社は10.00ユーロ
を超える最低当初投資額および最低追加投資額ならびに買戻額をその裁量で定めることができ、この場合、投資家
は事前に通知を受ける。いかなる場合にも、一取引日において買戻されるファンド証券数は、発行済ファンド証券
数の10%を下回って制限されることはない。
ユーロ・フィーダー・ポートフォリオの純資産額がいずれかの時点で30,000,000ユーロを下回る場合、ユーロ・
フィーダー・ポートフォリオは、投資顧問会社の絶対的裁量により、取引を停止することができる。かかる場合、
管理会社は、ユーロ・フィーダー・ポートフォリオを解散し、その資産を受益者に分配するか否かを決定する。
4.リスク要因および特別考察
以下のリスク要因は、ユーロ・マスター・ファンドへの投資について、ユーロ・フィーダー・ポートフォリオに
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特有のものである。
非米国証券
非米国証券に関係するユーロ・マスター・ファンドの投資活動は、市場や通貨の変動、今後の不利な政治経済動
向、通貨の本国送金に関する制限またはその他政府の法令もしくは規制の賦課の可能性、発行体に関する公開情報
の入手の可能性の低下、および統一的な会計、監査、財務報告基準の欠如またはその他投資家の所在地の企業に適
用されるものと同等の規制慣行や要件の欠如に起因する多数のリスクを伴うことがある。そのほか、一部国々の企
業の証券は、非流動的であったり、その価格が乱高下したり、また一部の国々に関しては、収用、国有化、為替管
理規制、没収的な課税の可能性および配当金の源泉徴収を含むユーロ・マスター・ファンドの資金もしくはその他
資産の利用または移転の制限の可能性が存在する。ユーロ・マスター・ファンドの証券の一部は、当該証券の利回
りを減らすことになり得るような国税を課税されることがあり得るし、また外国為替相場の変動がユーロ・マス
ター・ファンドの証券の価格や投資対象の値上がりまたは値下がりに影響し得る。一部種類の投資対象は、通貨変
換費用やより高い保管費用をもたらすことがある。
ユーロ・マスター・ファンドが時により一部国々の企業または政府の証券に投資する可能性は、制限されたり、
ある場合には禁止されることがある。その結果、ユーロ・マスター・ファンドの資産の大部分は、かかる制限のな
い国々に投資されであろう。そのほか、一部国々の政府が定めた政策が、ユーロ・マスター・ファンドの投資対象
やユーロ・マスター・ファンドのその投資目的の達成能力に悪影響を及ぼし得る。
為替取引
ユーロ・マスター・ファンドは、ユーロ建てではないユーロ商品に対するヘッジのために為替取引を行うことが
ある。これに関し、スポット取引や先物予約は、取引相手がその債務について債務不履行となるリスクを被る。先
物予約は取引所または決済機関によって保証されていないため、当該予約の債務履行によって、ユーロ ・マス
ター・ファンドは当該予約に係るヘッジの利益を奪われ、その買い約定額または売り約定額(存在する場合)を時
価で補うことを強いられることになり得る。ユーロ・マスター・ファンドは、無担保分の債務の信用性または当該
スポットもしくは先物予約の取引相手の債権支払能力がS&PおよびムーディーズによってA以上に格付けされて
いない限りかかる取引を行わない。
ユーロ
欧州経済通貨同盟への参加国に関わる1999年1月1日のユーロの導入は、ユーロに関わる適切な清算・決済支払
システムの設定および運用を含む(ただし、これらに限定されない)特有の不安定要因をもたらしている。政治、
経済的リスクを含むかかる要因またはその他要因が、市場の混乱を引き起こし、ユーロ・マスター・ファンドに
よって保有される証券の価格に悪影響を及ぼすことになり得る。
預 金 保 護 に 相 当 す る 投 資 保 証 の 不 存 在 :ユーロ・マスター・ファンドへの投資は銀行口座への預金の性質を持
つものではなく、政府もしくは政府機関によるかまたは、銀行の預金口座の所持人を保護するために提供されるそ
の他の保証制度により保護されていない。
ア セ ッ ト ・ バ ッ ク 証 券 お よ び レ シ ー バ ブ ル ズ ・ バ ッ ク 証 券 : アセット ・バック証券は、一定の政府、政府関連
および個人のローン、債権ならびにその他の貸し手資産を集めてプールすることにより設定される。かかるプール
に関する権利は、個別証券として販売される。資産プールからの支払は、債務証券の複数の異なるトランシェに分
割されることができ、一部のトランシェは、元金および利息の定期的な分割払いを受ける権利を有し、他のトラン
シェは、利息の定期的な分割払と満期時または特定の請求日における元金の支払を受ける権利を有し、またその他
のトランシェは満期時または特定の請求日にのみ元金および発生利息の支払を受ける権利を有する。証券の異なる
トランシェは、固定または変動の異なる利率を付される。
資産プールに保有されるローンは、違約金またはプレミアムの支払なしにしばしば期限前返済されるため、ア
セット・バック証券は、通常、他の大部分のタイプの債務証券より高い前払リスクを負っている。多くの借り手は
より有利な利率を利用して自己のモーゲージの借換を行うため、モーゲージ証券に関する期限前返済リスクは、
モーゲージ金利の低下期間中には増大する傾向がある。市況によっては、当該期限前返済額の再投資または予定さ
れる元金の支払からユーロ・マスター・ファンドが受け取る利回りが、当初のモーゲージ証券の利回りを下回るこ
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とがある。結果として、モーゲージ証券は、同様の所定満期の他のタイプの債務証券に比べ、利率を固定する手段
としてより有効ではなく、また元本が値上がりする可能性もより少ないことがある。担保付モーゲージ債務等の一
定タイプの資産プールについて、他のトランシェの期限前返済リスクを減じるため、期限前返済は、他のトラン
シェに先立って或る証券トランシェに割り当てられることがある。
アセット・バック証券の信用上の特徴もまた、多くの点において、従来の債務証券のものとは異なる。大部分の
アセット・バック証券の信用度は、主に、当該証券の裏付け資産の信用度、すなわち、証券の発行体がオリジネー
ターまたはその他の関係機関の信用リスクから隔離されている程度ならびに、当該証券の信用力を高めることに関
わる金額および品質に依存している。
5.分 配
ユーロ・フィーダー・ポートフォリオの純投資収益の全部または実質的に全部は、各営業日のダブリン時間(ま
たは受託会社が決定するその他の時間)の午後4時現在で計算され、当該営業日のユーロ・フィーダー・ポート
フォリオの受益者名簿上の受益者に対する分配として毎日宣言される。受益者が現金による分配金の支払を選択し
なければ、最終営業日の前日までに宣言された分配金は(適用ある場合には販売会社による源泉徴収の後)当該月
の最終営業日に当該受益者に分配されかつ追加の受益証券買付けのために再投資される。受益者が現金による分配
金の支払を選択する場合、分配は、買付契約において受益者により指定された口座宛の電信送金により、当該月の
最終営業日頃(翌月第三営業日までに支払われるものとする。)に支払われる。管理会社は受益者への事前の通知
により、これと異なる日に分配金を支払うことができる。信託証書により、管理会社は、ユーロ・フィーダー・
ポートフォリオの運用に関する純利益(受取利息を含む。)ならびに実現・未実現損失を上回る実現・未実現キャ
ピタル・ゲインの超過額から、受益証券について分配を宣言する権利を付与される。
6年以内に請求されなかった分配またはユーロ・フィーダー・ポートフォリオの解散時のすべての分配は、ユー
ロ・フィーダー・ポートフォリオの資産に返還される。
上記にかかわらず、受益証券の保管を販売会社に委託している日本の受益者への分配は日本の販売会社に対して
支払われる。日本の各販売会社は、分配がある場合にはこれを追加受益証券に投資することを管理会社に指示する。
このような再投資は追加的販売と同様の方法で行われる。
信託証書の規定により、受益者に支払われる分配金またはその他の金額は、ユーロ・フィーダー・ポートフォリ
オに対し利息を生じるものではなく、すべての未請求の分配金は、請求されるまでユーロ・フィーダー・ポート
フォリオのために投資されるかまたはその他の方法により利用され得る。更に、未請求分配金または受益証券につ
いて個別勘定に支払われるその他の金額のユーロ・フィーダー・ポートフォリオによる支払は、ユーロ・フィー
ダー・ポートフォリオにこれに関する受託者を設定するものではなく、最初の支払日から6年経過後に未請求であ
る分配金は、ユーロ・フィーダー・ポートフォリオが宣言その他の行為を行うことを要さずに、自動的に失効する。
営業日の申込締切時間までに実行された買付注文に基づき発行された受益証券は、当該営業日の翌営業日(入金
日)から当該受益証券の買戻代金が受託会社により支払われる営業日の直前の日まで分配を生じる。
ユーロ・フィーダー・ポートフォリオの受益証券1口当たりの日々の純運用収益および年間利回りは、通常、各
日のダブリン時間午後10時30分以後に販売会社または管理事務代行会社から入手することができる。
6.経 費 お よ び 費 用
投資顧問会社は、ユーロ・フィーダー・ポートフォリオの年間の手数料および費用の総額を、純資産額の年率
0.85%または管理会社がユーロ・フィーダー・ポートフォリオのクラス受益証券について同意するこれより少ない
金額に制限することに同意している。0.85%の最高手数料は、受益者から事前に承認を得ることなく増額すること
はできない。かかる報酬は、日々発生し、毎月未に後払いされる。
受益証券が負担するべきユーロ・フィーダー・ポートフォリオの年間の手数料および費用の総額は、投資顧問会
社により、任意に純資産額の年率0.85%以下の割合を上限と定められることがある(「固定率」)。投資顧問会社
が固定率を設定した場合、投資顧問会社は、受益証券に帰属するユーロ・フィーダー・ポートフォリオの設定、管
理および運用に係る実費について発生することがある、固定率を上回る追加の手数料、経費または費用を(直接そ
の手数料の一部を権利放棄することによるかまたは受益証券の口座への払戻しにより)負担する。固定率は投資顧
問会社により任意に決定される。投資顧問会社は、随時、ユーロ・フィーダー・ポートフォリオに通知を行って固
定率の増減を選択することができる。固定率は、受益者から事前に承認を得ることなく、受益証券に帰属する純資
産額の年率0.85%を超えて引き上げることはできない。固定率は、受益証券に帰属するユーロ・フィーダー・ポー
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トフォリオの設定、管理および運用に関連するその他のあらゆる手数料、経費および費用を対象とするが、これら
には、運用、管理、登録、名義書換代行、保管、副保管および譲渡に関する手数料、ならびに目論見書、年次報告
書および半期報告書ならびに受益者宛のその他の書類の作成、翻訳、印刷、公表および配布に関して生じたその他
の手数料および費用、管轄地におけるユーロ・フィーダー・ポートフォリオまたは受益証券の規制当局における認
可の取得または登録に係る経費および費用、専門家報酬および費用、年間監査報酬ならびに取締役の報酬が含まれ
る(ただし、これらに限定されない)。しかし、ファンドの投資対象に関する源泉税、印紙税またはその他の税金、
ユーロ・フィーダー・ポートフォリオの投資対象に関して生じた手数料および仲介手数料、借入金の利息および、
当該借入の条件の交渉、実施または変更において生じた銀行手数料、受益証券への投資に関連し仲介機関により請
求される手数料、管理会社、管理事務代行会社、名義書換代行会社、投資顧問会社、副投資顧問会社、総販売会社、
代行協会員および日本における販売会社に生じた現金立替費用ならびに、ユーロ・フィーダー・ポートフォリオに
関する重要な訴訟等のその時々に発生することがある特別費用または臨時費用(もしあれば)は含まれない。
様々な管轄地における受益証券の販売のための登録費用ならびにファンドに関する一切の書類の作成および登録
費用を含む当初費用は、150,000ユーロ以内と予想され、最初の5会計年度または管理会社が別段に決定するところ
により償却される。
管理会社は、ユーロ・マスター・ファンドヘの投資によりユーロ・フィーダー・ポートフォリオに請求された手
数料または費用を、その報酬から、払い戻す予定である。
2001年12月31日に終了した会計年度にユーロ・フィーダー・ポートフォリオが支払った投資顧問報酬は、31,264
ユーロ、販売会社報酬は29,179ユーロ、名義書換事務代行会社報酬は10,697ユーロ、および受託会社報酬・管理事
務代行報酬は21,096ユーロであった。
2001年12月31日に終了した会計年度にユーロ・フィーダー ・ポートフォリオが支払った当該当初費用は 4,220
ユーロであった。
2001年12月31日に終了した会計年度にユーロ・フィーダー・ポートフォリオが支払ったその他の費用は146,144
ユーロであった。
7.投
資
目
的
ユーロ・フィーダー・ポートフォリオの投資目的は、信用度の高い金融市場証券に分散投資するユーロ・マス
ター・ファンドに実質的にその資産の全部を投資することにより、元本と流動性を確保しつつ最大限の当期利益を
得ることである。
随時、ユーロ・フィーダー・ポートフォリオの資産のうちの少額は、現金で保持されるかまたは現金等価物に投
資されるが、いずれの時点においてもかかる投資はユーロ・フィーダー・ポートフォリオの純資産総額の10%を超
えないものと理解されている。
8.ユーロ・マスター・ファンドの投資方針
ユーロ・マスター・ファンドの投資目的は、元本と流動性を確保しつつ、最大限の当期利益を得ることである。
その投資目的に従い、ユーロ・マスター・ファンドは、1940年アメリカ合衆国投資会社法270条規則2a−7に基
づき決定されるところにより、購入時において満期まで13ヶ月未満の証券、証書および債務に投資する。ユーロ・
マスター・ファンドは、90日未満(ただし、取締役会は、これを60日未満に限定することができる。)の加重平均
満期を維持する。
受益証券はユーロ建てである。ユーロ・マスター・ファンドの目的は、受益証券1口当たり1.00ユーロの安定し
た純資産価格を達成することである。
ユーロ・マスター・ファンドは、その投資対象を、信用リスクが最小でありかつ以下に記載されるその他の一定
基準に合致するとその投資顧問会社が判断する証券、証書および債務に限定する。ユーロ・マスター・ファンドの
投資対象は主としてユーロ建てであるが、他の通貨建ての証書にも投資することができる。ユーロ以外の通貨建て
の証書は、中央銀行が適切なポートフォリオ運営に関連して定める制限の範囲内で、ユーロに対して完全にヘッジ
される。各ヘッジの償還日は、ヘッジ対象の証書の償還日と一致させるものとする。ユーロ・マスター・ファンド
は、通貨に投機することを意図するものではないが、ヘッジした有価証券の売却により、(例えば決済に失敗した
場合)意図せざる通貨エクスポージャーの結果を生じることがある。
ユーロ・マスター・ファンドは、アイルランド法により規則2a−7に基づき運用するべき義務を負っていない
が、実質上随時変更される規則2a−7に基づいて運用されており、常にUCITS規則の要件および規則2a−
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7に従って資金を運用する際に用いられる手段と同様のユーロ・マスター・ファンドの手段を決定し、また非米ド
ル建て証書について、当該手段を実行することについての、投資顧問会社の裁量に基づく指示に従っている。ユー
ロ・マスター・ファンドは、(ⅰ)少なくとも二つの公認格付機関(NRSRO)によりもしくは一つのNRSR
Oのみが格付けを行った場合には当該NRSROにより最高の短期格付を得ている証券または、(ⅱ)上記の格付
を得ている機関により発行されもしくは保証されている証券または一定の条件の下でかかる格付を得ている機関の
支払をユーロ・マスター・ファンドが要求することができる証券を購入することができる。規則2a−7に規定さ
れる第一級証券の基準を満たすOECD政府証券は、第一級証券とみなされる。短期格付のない証券(「無格付証
券」)は、第一級証券に匹敵する信用度を有するとユーロ・マスター・ファンドの投資顧問会社がみなす場合にの
み、購入することができる。
ユーロ・マスター・ファンドの投資目的および方針は堅持され、予見不可能な状況が存在しなければ、ユーロ・
マスター・ファンドの受益証券が、アイルランド証券取引所に正式上場が認可されてから3年間変更されない。か
かる期間中または期間後の投資目的および方針の重大な変更は、株主の承認を得るものとする。ただし、ユーロ・
マスター・ファンドに適用される投資制限に関するUCITS規則が変更された場合には、取締役会は、当該変更
に従い、株主の事前の承認を得ることなく、ユーロ・マスター・ファンドの投資制限を変更することができる。
ユーロ・マスター・ファンドにかかる変更がある場合、株主は、事前にその通知を受けるものとする。
9.投
資
制
限
(1) 空 売 り 制 限
ユーロ・フィーダー・ポートフォリオは空売りをせず、空売りポジションを保有しない。
(2) 一発行体に対する投資制限
管理会社が管理するすべてのファンドの全体において、1発行会社の発行済総株数の20%を超えて当該会社の
株式に投資しない。ただし、本制限はユーロ・マスター・ファンドへの投資には適用されない。
(3) 流動性のない証券への投資制限
ユーロ・フィーダー・ポートフォリオの純資産の10%を超えて、私募株式、抵当証券および非上場株式であっ
て流動性に欠けるものに投資しない。
(4) 利害関係人との取引制限
(a)管理会社、(b)その関係法人、(c)管理会社もしくはその関係法人の取締役、または (d)これらの主要株主
は、本人自らまたは自己の勘定でユーロ・フィーダー・ポートフォリオの資産との間で、有価証券の売買もしく
は貸付けまたは金銭の貸借を行わない。
(「主要株主」とは、自己または他人名義(ノミニー名義を含む。)であるかを問わず、自己の勘定において
これらの会社の発行済株式総数の10%以上の株式を保有する者をいう。)
(5) ユーロ・フィーダー・ポートフォリオの純資産額の10%を超えて借入れを行わない。
ユーロ・フィーダー・ポートフォリオの純資産価額の10%を超えて、一機関またはいずれかの決済機関に預託
することはできない。本制限は、下記の機関への預託もしくは下記の機関が発行する預託を証する有価証券もし
くは下記の機関が保証する有価証券については30%を上限とする。
(1) ギリシャに所在する決済機関以外のEU決済機関
(2) 欧州経済地域(EEA)(ノルウェー、アイスランド、リヒテンシュタイン)の加盟国で授権された銀行
(3) EU加盟国またはEEA加盟国以外の1988年7月のバーゼル自己資本比率規制合意の調印国(スイス、カナ
ダ、日本、アメリカ合衆国)によって授権された銀行
ただし、上記(1)乃至(3)に記載される機関の範疇に該当する機関は、少なくともスタンダード・アンド・プ
アーズによるA−1またはムーディーズによるP−1の格付けを取得していなければならない。
関連会社は、本項の目的上単一発行体とみなされる。
10.借 入 れ
上記「投資制限」に定められる制限に従い、受託会社は一時的な目的のためにのみユーロ・フィーダー・ポート
フォリオのために借入れを行うことができる。借入れは買戻し請求に応じるためにのみ行われる。
11.受益者に対する報告
ユーロ・フィーダー・ポートフォリオの年次報告書および半期報告書は管理会社の判断により決定されるユー
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ロ・マスター・ファンドの定期的報告書のすべての重要な情報を含む。
12.ユーロ・マスター・ファンドが投資する証券の説明
ユーロ・マスター・ファンドは、以下を含むがこれらに限定されない、規則2a−7に基づき第一級証券として
適格である証券または格付けのない場合には第一級証券と同等の信用度を有するとその投資顧問会社がみなす証券
に広範に投資することができる。
O E C D 政 府 証 券 :ユーロ ・マスター・ファンドは、OECD加盟国、その機関、官庁もしくは下部機構によ
り、または1以上のEU加盟国が加盟する超国家的もしくは公的機関(欧州投資銀行、アジア開発銀行、世界銀行、
欧州原子力共同体、欧州石炭鉄鋼共同体、欧州共同体、欧州復興開発銀行、国際復興開発銀行、国際金融公社およ
び米州開発銀行)により発行されまたは保証された債務に投資することができる。未上場の譲渡可能証券について
は純資産価額の10%までしか投資できないという制限の下、全てのかかる証券は、公認市場に上場され、そこで取
引されているものに限るものとする。
銀 行 債 務 :ユーロ ・マスター・ファンドは、購入時において10億ユーロ超の資産総額を有するOECD加盟国
の銀行により発行されまたは保証されている証券に限定される銀行債務(預金証書、コマーシャル・ペーパー、無
担保銀行約束手形および銀行受取手形を含む。)に投資することができる。未上場の譲渡可能証券については純資
産価額の10%までしか投資できないという制限の下、ユーロ・マスター・ファンドは、公認市場に上場され、取引
されている譲渡可能な約束手形のみに投資するものとする。
かかる銀行債務には、かかる銀行の子会社により発行される債務証券も含まれ、特定の債務条項または政府の規
制により、親銀行の一般的債務となるものも債務が発行体たる支店のみに限られるものも含まれる。
ユーロ・マスター・ファンドは、その純資産の25%超をOECD加盟国内の銀行債務に投資することができる。
結果として、ユーロ・マスター・ファンドは、銀行業におけるかまたは関連する有利および不利な展開により特に
影響を受けることがある。大部分のOECD加盟国の銀行の業務は、総合的規制を受けており、例えば、アメリカ
合衆国の規則についてはこの10年間で大幅に変更された。新規の法律または規則の制定、および現行法の解釈およ
び執行の変更が、OECD加盟国の銀行の経営方法および収益性に影響を及ぼすことがある。銀行は、金利の変動
および不動産市場の不利な展開等の一定の経済要因に対し特に敏感に反応することがある。財政・金融政策および
全般的景気循環が資金の利用可能性および資金コスト、ローン需要および資産体質に影響を及ぼすことがあり、こ
の結果、銀行の収益・財務状況にも影響を及ぼし得る。
コ マ ー シ ャ ル・ ペ ー パ ー お よ び そ の 他 の 短 期 法 人 債 務 :ユーロ・マスター・ファンドは、ユーロまたはその他
の通貨で支払われ、OECD加盟国内の法人、商業銀行またはその他の機関により発行されまたは保証されている
「コマーシャル・ペーパー」(金額の変更可能なマスター一覧払約束手形およびアセット・バック・コマーシャ
ル・ペーパーを含む)に投資することができる。さらに、ユーロ・マスター・ファンドは、ユーロまたはその他の
通貨で支払われ、OECD加盟国内の法人、商業銀行またはその他の機関により発行されまたは保証されているそ
の他の短期債務(定期預金証書、短期手形、短期債等)に投資することができる。
ア セ ッ ト ・ バ ッ ク 証 券 お よ び レ シ ー バ ブ ル ズ ・ バ ッ ク 証 券 : ユーロ・マスター ・ファンドは、アセット・バッ
ク証券およびレシーバブルズ・バック証券に投資することができるが、かかる証券は、モーゲージ、自動車割賦払
販売契約、割賦払貸付契約、各種タイプの不動産・動産リース、リボルビング・クレジット(クレジット・カー
ド)契約からの受取債権およびその他の範疇の受取債権等の資産プールに関する参加権かまたはかかる資産プール
により保証されかつ支払われる。当該資産プールは、私的当事者間で設定されたトラストまたは特別目的法人の利
用を通じて証券化される。元利金の支払または分配は、一定額までまた一定期間、金融機関の発行した信用状もし
くはプール保険証券により保証されるかまたは、その他の信用強化が付されることもある。投資目的および投資方
針と一致する限りにおいて、ユーロ・マスター・ファンドは、新種のモーゲージ関連証券および将来に開発され得
るその他のアセット・バック証券に投資することができる。
変 動 利 付 お よ び 変 更 可 能 利 付 債 務 :変動利付および変更可能利付債務の価値は、概して、金利レベルの変動に
対し、固定利付債務の価値よりも安定している。規則2a−7に基づく均等償却法の利用条件に従うことを条件に、
OECD政府証券の場合、債務が満期まで 397暦日未満の場合、または債務が要求払の特徴を有しており、ユー
ロ・マスター・ファンドがいつでももしくは397暦日を超えない特定間隔で支払を受けることができる場合、ユー
ロ・マスター・ファンドは、変更可能利付および変動利付債務の満期を最終的な所定満期よりも短いと考えること
ができる。要求払の特徴を提供する発行者または金融仲介機関は、流動性を補助する信用の取得により当該債務の
買付能力を支えることがある。これらには、貸付の条件付約定および信用状といったクレディット・ラインが含ま
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れ、これらは通常取消不能である。ユーロ・マスター・ファンドは、発行者から変更可能利付および変動利付債務
を購入し、またはある種の変動利付もしくは変更可能利付債務であり、銀行もしくはその他の金融機関の保有する
債務プールに関する権利である参加証券を購入することができる。証券化されている参加証券は、他の投資者に対
し自由に売却および譲渡することができ、公認の規制されたディーラーを通じてのみ購入される参加証券は、公認
市場で取引される譲渡性のある証券とみなされる。こうした特徴を有さない参加証券に対するユーロ・マスター・
ファンドの投資は、ユーロ・マスター・ファンドに適用される投資制限に基づき制限される。ユーロ・マスター・
ファンドは、OECD加盟国の企業または政府(借り手)に対するローンについて、これらが譲渡性のある証券の
場合にのみ参加権を取得することができる。かかる参加権は、ローンに関する権利でありまたはローンの譲渡であ
り、貸付を行ったかまたは貸付シンジケートのメンバーである銀行またはブローカーから取得される。ユーロ・マ
スター・ファンドの純資産の5%を超えて、同一借り手の参加権に投資することはできない。参加証券の発行者が
信用性があるとその投資顧問会社が判断する場合にのみ、ユーロ・マスター・ファンドは参加証券を取得する。
そ の 他 の 投 資 信 託 :ユーロ ・マスター・ファンドは、ユーロ・マスター ・ファンドが本書に基づき投資を認め
られているタイプの証券、証書または債務に投資するその他の投資信託(各々を「取得会社」という。)に投資す
ることができる。ただし、取得会社ヘの投資は信用リスクが最小であるとユーロ・マスター・ファンドの投資顧問
会社が判断する場合に限られる。その投資目的、方針および制限がユーロ・マスター・ファンドのものと実質的に
同様でありかつ実質的に同様のリスクを伴うものではない場合、ユーロ・マスター・ファンドは、取得会社に投資
を行わない。
13.ユーロ・マスター・ファンドのポートフォリオ運用技法
ユーロ・フィーダー・ポートフォリオは、その資産の全部または実質的に全部をユーロ・マスター・ファンドに
投資する。ユーロ・フィーダー・ポートフォリオの資産のうちの少額は、現金で保持されるかまたは流動証券(預
託証書、定期預託証書およびOECD諸国政府債を含む。)に投資されることができる。ユーロ・マスター・ファ
ンドは、定期預金、マスター一覧払約束手形、変動利付一覧払約束手形または短期融資契約等の付随的流動資産を
保有しまたは維持することができ、また以下の技法および手段を利用することができる。
買 戻 条 件 付 売 買 契 約 :ユーロ・マスター・ファンドは、買戻条件付売買契約を通じOECD政府証券を購入す
ることができる。買戻条件付売買契約は、これに基づきユーロ・マスター・ファンドが証券を買い付け、売り主が
特定期間内に特定価格での証券の買戻しに同意する契約である。当該価格は当初の購入価格を上回り、その差額は
ユーロ・マスター ・ファンドの収益となる。また当該価格は購入証券の利率とは無関係である。ユーロ ・マス
ター・ファンドの保管者または副保管者は、契約期間中、購入証券を保管し続ける。経過利息を含む購入証券の価
値は、常に、買戻条件付売買契約の価値に相当するかまたはこれを上回る。売り主の破産の場合または売り主が合
意された証券の買戻しを怠る場合、ユーロ・マスター・ファンドは、損失(買戻条件付売買契約の履行の遅延に関
わる証券の利息または元金および費用に係る損失を含む。)を被ることがある。買戻条件付売買契約を締結すべき
か否か検討する際、ユーロ・マスター・ファンドの投資顧問会社は、売り手の信用度を慎重に考慮する。
ユーロ・マスター・ファンドは、結果的にその純資産の10%超を当該買戻条件付売買契約に投資することとなる
場合、7日超の満期の買戻条件付売買契約を締結することはできない。7日超の満期の一定の買戻条件付売買契約
は、7日未満の通知を行い、名目上の確定期間前に清算することができるが、当該契約は上記の10%制限には含ま
れない。取引は通常の市場慣行に従ってのみ実行することができる。ユーロ・マスター・ファンドは、常に、売戻
義務を履行すべきポジションを維持していなければならない。「買戻契約」の対象となる証券は、買戻期間が満了
するまで、売却しまたは抵当権を設定することはできない。
UCITS規則に基づき、中央銀行の要求により、買戻条件付売買契約に基づき取得される担保は、現金、政府
証券もしくはその他の公募証券、預金証書、無条件かつ取消不能でA−1格もしくはP−1格以上の格付けを得て
いる信用状または、証券取引所の決済制度により発行された証券の形態のものでなければならない。ユーロ・マス
ター・ファンドは、A−2格もしくはP−2格以上の格付けを得ている取引相手方または、A−2格もしくはP−
2格以上の格付けを得ている機関により所有されもしくは保証されており、かつ格付けのない場合には、少なくと
もA−2格もしくはP−2格に相当する信用度を有するとユーロ・マスター・ファンドが判断する取引相手方との
間でのみ、買戻条件付売買契約を締結する。ある一取引相手先との有効な買戻条件付売買契約の時価は、ユーロ・
マスター・ファンドの純資産の20%を超えない。担保として受領される現金は、政府証券もしくはその他の公募証
券、預金証書または3ヶ月未満の満期の信用状にのみ投資することができる。買戻条件付売買契約の満了まで、買
戻条件付売買契約の対象証券は、常に、投資額の価値を上回っており、日々値洗いされ、かつ保管受託銀行または
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その代理人の名義に書き換えられなければならない。
発 行 日 取 引 お よ び 先 渡 契 約 で 証 券 を 購 入 す る 場 合 :ユーロ・マスター ・ファンドは、ユーロ・マスター・ファ
ンドのために、発行日証券または先渡予約証券を購入することができる。発行日取引は、取引実行時にユーロ・マ
スター・ファンドにとって有利と思われる価格および利回りを確保するため、将来に払込および交付が行われる条
件で、ユーロ・マスター・ファンドが証券を購入する場合に生じる。先渡予約において、ユーロ・マスター・ファ
ンドは、通例の決済時期以後の将来の日に確定価格での証券の売買を契約する。これの代わりに、ユーロ・マス
ター・ファンドは、その所有する他の証券の先渡し売却について相殺契約を締結することができる。発行日ベース
または先渡予約ベースで売買される証券は、購入予定証券の価値が決済日前に低下する場合または売却予定証券の
価値が決済日前に値上がりする場合、損失リスクを伴う。ユーロ・マスター・ファンドは、通常、そのポートフォ
リオの証券を取得する意向で発行日ベースまたは先渡予約ベースで証券を購入するが、ユーロ・マスター・ファン
ドの投資顧問会社が適当と考える場合には、決済前に発行日証券または先渡予約を処分することができる。
ヘ ッ ジ 取 引
ユーロ以外の通貨建ての証券への投資は、ユーロ建て証券のみへの投資では得られない多様な利益の可能性をも
たらす。ユーロ・マスター・ファンドは、通貨ヘッジ短期証券に投資するため、特定の非ユーロ建て対象資産の買
付と同時に行う為替スポット取引と先物取引を採用する予定である。通貨の先物予約の売買は、将来の所定時期に
固定価格で特定通貨を売買する契約上の義務を構成する。ユーロ・マスター・ファンドは、先物予約類似のスポッ
ト為替契約を行うこともあるが、原則として当該契約の発効日から2日以内の決済を規定している。先物予約やス
ポット契約は、一般に規制取引所では実施されず、先物契約に関し通常のケースのように取引決済機関を介するの
ではなく、以下に記述されように自己の名義で行為する両取引当事者間で直接的に店頭(AOTC)で行われる。
先物市場やスポット市場への参加者は、概して、その取引相手の信用性に関する内部的な必要条件を確立しており、
かかる基準を充たさない取引相手との取引を実施することを望まないであろう。かかる参加者はまた、特定取引相
手との間で維持するポジションの最大限度量に関する制限を課し、また一部の取引相手に対しては、当該取引相手
との取引の実施に同意する前に、証拠金、信用状またはその他信用を高めるものを要求することがある。先物市場
やスポット市場を通じて通貨の取引を行うためには、ユーロ・マスター・ファンドは、その純資産その他信用性に
関係する要素を基礎として、取引相手との業務上の関係を確立する必要があり、またかかる取引相手に対し証拠金
を預託することを要求されることがあり得る。ユーロ・マスター・ファンドは、ゴールドマン・サックスまたはそ
の関連会社のために設定されたクレジット・ファシリティに基づき取引を実施することはできない。
先物およびスポット契約は、一般に、当事者間の電話による交渉に基づき結ばれ、当該取引の細目は、その後テ
レックスまたはファクシミリで確認される。数量、為替レート、満期、信用条件を含む当該取引のすべての主要条
件は、一部の標準的条件が市場参加者に採用されることがあり得るものの、当事者間で個別に交渉される。店頭通
貨市場のディーラーによって値付けされる価格は当該ディーラーの取引利益を表示するスプレッドを一般に反映す
るものであるが、取引相手との間で実施される取引に対する手数料を、ディーラーは原則として課していない。為
替取引は、無担保優先債務または債務支払能力がS&PおよびムーディーズによってA以上に格付けされている、
この種の取引を専門とする金融機関を介して行われる。
上記の通りユーロ・マスター・ファンドが実施する店頭取引は、次の条件にも従う。( ⅰ ) 取 引 相 手 が
100,000,000アイルランドポンド(または外国通貨相当額)を超える株主資本を保有していること、(ⅱ)取引相
手の名称がユーロ・マスター・ファンドの事後の半期または年次報告書で開示されること、(ⅲ)取引相手が少な
くとも各週毎に取引を評価することに同意しており、またユーロ・マスター・ファンドの要求に応じ、適正価格で
当該取引を決済することについてユーロ・マスター・ファンドが納得していること、(ⅳ)店頭契約に関する一取
引相手への当初の支出額はユーロ・マスター・ファンドの純資産の5%を超えてはならないこと。
14.ユーロ・マスター・ファンド(本項においては「ファンド」という。)の投資制限は以下のとおりである。
(a) 以下の(b)項に従うことを条件に、ファンドは、(ⅰ)その純資産の100%を限度に、公認市場に上場され、公
認市場で取引されまたは売買される譲渡性のある証券に投資することができ、また(ⅱ)その純資産の100%を
限度に、発行後まもない譲渡性のある証券で、その発行要項に1年以内に公認市場への公式上場または公認市場
での取引もしくは売買が認められる旨の約束が含まれている証券に投資することができる。
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ファンドは、その純資産の10%を超えて、1933年証券法(改正済)(「1933年法」)に基づき登録されていな
いが、当該法の規則144Aに従い適格機関買付人に販売することができる証券(「規則144A証券」)で、その発
行要項に1年以内に公認市場への公式上場または公認市場での取引もしくは売買が認められる旨の約束が含まれ
ている証券に投資してはならない。規則144A証券に関する本制限は、アメリカ合衆国ディーラー市場で取引さ
れるコマーシャル・ペーパー(1933年法の第4条(2)に定められた登録の「私募」による免除に依拠して発行さ
れるコマーシャル・ペーパー(「第4条(2) ペーパー」)を含む。)には適用されない。第4条(2) ペーパーは、
免税取引で転売されなければならず、また通常、公開販売ではなく投資のためのペーパーの購入に同意する当会
社のような機関投資家に売り出される。第4条(2) ペーパーは、普通、第4条(2) ペーパーの市場を形成する発
行者または投資ディーラーを通じまたはこれらの支援を得て、当会社のようなその他の機関投資家に転売される。
その発行要項に1年以内に公認市場への公式上場または公認市場での取引もしくは売買が認められる旨の約束が
含まれていない規則144A証券は、本10%制限に従わなければならない。規則144A証券に関する本制限は、アメ
リカ合衆国ディーラー市場で取引されるコマーシャル・ペーパーには適用されない。
(b) ファンドは、その純資産の10%を超えて上記の(a)項に記載されたもの以外の譲渡性のある証券に投資するこ
とはできない。その発行要項に1年以内に公認市場への公式上場または公認市場での取引もしくは売買が認めら
れる旨の約束が含まれていない規則144A証券は、本10%制限に従わなければならない。規則144A証券に関する
本制限は、アメリカ合衆国ディーラー市場で取引されるコマーシャル・ペーパーには適用されない。
(c) 以下の(j)項に従うことを条件に、ファンドは、(ⅰ)同一発行者の議決権のない証券の10%、(ⅱ)同一発
行者の債務証券の10%、(ⅲ)同一投資信託の受益証券の10%を超えて取得してはならない。
本(c)項の上記の(ⅱ)および(ⅲ)の制限は、取得時において発行済の債務証券の総額または証券の純額が
計算不可能である場合、当該取得時には考慮されないことがある。
(d) ファンドは、証券の空売りを行ってはならず、取引を行ってはならずまたはその他の方法により売り持ちポジ
ションを維持してはならない。
(e)(ⅰ)以下の(f)項に従うことを条件に、ファンドはその純資産の10%を超えて同一発行者の発行した譲渡性の
ある証券に投資してはならず、またファンドがその純資産の5%を超えて投資する各発行者について
ファンド自らもしくはその勘定で所有する譲渡性のある証券の総額は、ファンドの純資産の40%を超え
てはならない。
(ⅱ)EU加盟国もしくはその地方機関によるかまたは、EU非加盟国または一もしくは複数のEU加盟国が
加盟している公的国際機関により発行されまたは保証されている証券について、上記の10%制限は35%
まで引き上げられ、また譲渡性のある証券は40%制限の適用の際には考慮されない。
(f) 上記の(e)項の条件に関わらず、ファンドはその純資産の100%を限度に、EU加盟国もしくはその地方機関に
よるか、またはオーストラリア、カナダ、日本、ニュージーランド、ノルウェイ、スイスおよびアメリカ合衆国
によるか、または一もしくは複数のEU加盟国が加盟している以下の超国家機関もしくは公的国際機関により発
行されまたは保証されている種々の譲渡性のある証券に投資することができる。かかる超国家機関は、欧州投資
銀行、アジア開発銀行、世界銀行、欧州原子力共同体、欧州石炭鉄鋼連合、欧州連合、欧州復興開発銀行、国際
復興開発銀行、国際金融公社および米州開発銀行である。かかる状況において、ファンドは、少なくとも6銘柄
の証券を保有し、同一発行者の証券はファンドの純資産の30%を超えてはならない。
(g) ファンドは、その純資産の5%を限度にオープン・エンド型投資信託に投資することができるが、当該投資信
託の専属目的は、公衆から調達した資本金の譲渡性のある証券への集団投資であることおよび当該投資信託がリ
スク分散原則に基づいて運用されることを条件とする。
(h) ファンドは、上記(g)項の5%制限の範囲内で、当会社が共通の経営もしくは支配権によるかまたは直接もし
くは間接に実質的に保有されていることにより結合されている投資信託に投資することができるが、当該投資信
託は当該ファンドの投資方針と一致する投資方針を有するものとする。
(i) ファンドは、発行者の経営に重大な影響を行使し得る議決権付株式を取得することはできない。
(j) 上記の(c)および(i)の投資制限は、以下の各証券には適用されない。
(ⅰ)EU加盟国もしくはその地方機関により発行されまたは保証されている譲渡性のある証券、
(ⅱ)EU非加盟国により発行されまたは保証されている譲渡性のある証券、
(ⅲ)一もしくは複数のEU加盟国が加盟している公的国際機関により発行された譲渡性のある証券
(ⅳ)EU非加盟国で設立された企業で、当該国に登記上の事務所を置く発行体の証券に主にその資産を投資する
企業の資本金としてファンドが保有する株式で、当該国の法律に基づき、かかる保有が、ファンドが当該
− −
104
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国の発行体の証券に投資し得る唯一の方法である場合、EU非加盟国の企業の投資方針が上記の(c)、(e)、
(g)、(h)および(i)の各項に規定された制限を遵守している場合にのみ、かかる放棄条項が適用される。
(k) ファンドは、付随的に流動資産を保有することができるが、その純資産の10%を超えて同一機関に預託するこ
とはできない。ただし、本制限は、以下により保証される証券については20%まで、また以下に預託される預金
または以下により発行される預金証券については30%まで引き上げられる。すなわち、(ⅰ)EU金融機関、
(ⅱ)欧州経済地域(「EEA」)(ノルウェイ、アイスランド、リヒテンシュタイン)の加盟国で承認された
銀行、(ⅲ)EU加盟国またはEEA加盟国以外の、1988年7月のバーゼルファンドの自己資本比率規制合意の
調印国(スイス、カナダ、日本、アメリカ合衆国)により認可された銀行、および(ⅳ)ファンドの保管銀行で
ある。
(l) ファンドは、貴金属またはこれを表象する証券を取得してはならない。
(m) ファンドは、その資産を貸し付けてはならない。ただし、本制限について、預金、債券、社債、ディベン
チャー・ストック、ノート、コマーシャル・ペーパー、預金証書、定期預金、銀行受取手形、短期金融市場証券
もしくはその他の債務証券、UCITS規則により認められた債務証券もしくは債務の取得、または全額払い込
まれていない譲渡性のある証券の取得は、貸付の実行とはみなされないものとする。
(n) ファンドはその純資産の5%を超えてワラントに投資してはならない。
(o) ファンドは、以下の場合を除き、借入を行い、貸付を行いまたは第三者のために保証人を務めることはできな
い。
(ⅰ)外貨はバック・ツー・バック・ローンにより取得することができる。
(ⅱ)ファンドは、その純資産の10%を超えない額の借入を一時的に行うことができる。ただし、かかる目的上、
借入および逆現先契約にかかる未払総額はファンドの純資産の10%を超えてはならない。
取締役会は、上記の投資制限の他、ファンドのために以下の投資制限を採用している。以下の制限の一定部分が
上記のものより制限的である場合、以下の制限が適用される。
ファンドは、その純資産の5%(償却済原価で評価される。)を超えて、同一発行者の証券(アメリカ合衆国政
府証券および当該証券により担保される買戻条件付売買契約を除く。)に投資することはできない。ただし、上記
の(e)に従い、ファンドは、その買付から3営業日までの期間、その純資産の5%超を同一発行者の第一級証券に
投資することができる。ファンドは、その純資産の25%を超えて、アメリカ合衆国以外の国のいずれか一政府発行
の証券に投資することはできない。ファンドは、購入時において第一級証券ではない証券に投資しない。
ファンドは、その純資産の10%を超えて7日超の満期の非流動性証券および「ユーロ・マスター・ファンドが投
資する証券の説明」の見出しの項で定義された制限付証券に投資しない。
ファンドは、当該投資の結果としてファンドの純資産の10%を超えて投資することとなる場合(7日未満の通知
により名目上の確定期間前に清算不可能な7日超の満期の買戻条件付売買契約に従い、ファンドの資産と合計され
る場合)、容易に販売できない証券に投資することはできない。
− −
105
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ゴールドマン・サックス・MMF
−ゴールドマン・サックス・米ドル・MMF
−ゴールドマン・サックス・ユーロ・MMF
(GOLDMAN SACHS MONEY MARKET FUNDS
- GOLDMAN SACHS US$ MONEY MARKET FUND
- GOLDMAN SACHS EURO MONEY MARKET FUND)
目
論
見
書
(訂正事項分)
2003年3月
ゴールドマン・サックス・ファンズ・マネジメント(アイルランド)リミテッド
(Goldman Sachs Funds Management (Ireland) Limited)
1.この目論見書により行うゴールドマン・サックス・MMFの受益証券の募集に
ついては、管理会社は、証券取引法(昭和23年法第25号)第5条の規定により
有価証券届出書を平成14年5月31日に関東財務局長に提出しており、平成14年
6月1日にその届出の効力が生じております。また、同法第7条の規定により
有価証券届出書の訂正届出書を平成14年9月2日、同年9月30日、同年11月8
日および平成15年2月28日に関東財務局長に提出しております。
2.ゴールドマン・サックス・MMFの受益証券の価額は、同ファンドに組入れら
れている有価証券等の値動きによる影響を受けますが、これら運用による損益
はすべて投資家のみなさまに帰属いたします。また、ゴールドマン・サック
ス・MMFの受益証券は外国通貨によって表示されますので、円から投資され
る場合には、外国為替相場等の変動に伴い、投資家のみなさまに損益が発生し
ます。
3.原文(英文)の財務書類は本目論見書に記載されておりませんが、有価証券届
出書には記載されております。
【金融商品の販売等に関する法律に係る重要事項】
本ファンドは、外貨建ての短期金融商品を主な投資対象としますので、短期金利の
急激な上昇や、組入有価証券の発行体の倒産等の影響により、1口当り純資産価格
が下落し、損失を被ることがあります。
また、一口当り純資産価格が外貨建てで表示されますので、当該通貨建てでは投
資元本を割り込んでいない場合でも、為替相場の変動により、円換算ベースでは損
失を被ることがあります。
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1.目論見書の訂正理由
平成15年2月28日に有価証券届出書の訂正届出書を提出いたしましたので、平成14年10月付目論見書(平成14年
11月付目論見書訂正事項分により訂正済)(以下「原目論見書」という。)の関係情報を新たな情報により訂正す
るものです。
2.訂正箇所および訂正事項
第一部
証
券
情
報
第二部
フ ァ ン ド 情 報
第1
ファンドの状況
1.フ ァ ン ド の 性 格
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3
の部分は訂正部分を示します。
A:¥①目論見書訂正事項分(03.3&02.11).doc
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第一部
証
(7)申
込
券
単
情
位
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報(原目論見書1頁)
(2) ユーロ・ポートフォリオ:
当初申込:10ユーロ以上0.01ユーロ単位
追加申込:0.01ユーロ以上0.01ユーロ単位
(ただし、販売会社はこれと異なる10ユーロ以上の最低申込金額を定めることが
ある。)
株式会社三井住友銀行については、
当初申込:5,000ユーロ以上0.01ユーロ単位
追加申込:5,000ユーロ以上0.01ユーロ単位
三菱証券株式会社については、
当初申込:10ユーロ以上0.01ユーロ単位
(ただし、三菱証券における口座で保有しているユーロ建て外国証券の利金、収
益金、償還金および売却代金をもってユーロ受益証券を買付ける場合には、0.01
ユーロ以上0.01ユーロ単位)
追加申込:0.01ユーロ以上0.01ユーロ単位
(平成15年3月21日以降)
マネックス証券株式会社については、
当初申込:1万円相当額以上1円相当額単位
追加申込:1万円相当額以上1円相当額単位
(9)申 込 取 扱 場 所
(1) 米ドル・ポートフォリオ:
(中
略)
大阪府大阪市中央区備後町二丁目2番1号
株式会社りそな銀行
(以下「りそな銀行」という。)
埼玉県さいたま市常盤七丁目4番1号
株式会社埼玉りそな銀行
(以下「埼玉りそな銀行」という。)
(株式会社あさひ銀行は、関係当局の認可等を前提に、分割・合併等により、平
成15年3月1日より、株式会社埼玉りそな銀行および株式会社りそな銀行とな
る。)
(中
略)
東京都中央区八重洲一丁目2番1号
みずほアセット信託銀行株式会社
(以下「みずほアセット信託銀行」という。)
(みずほアセット信託銀行株式会社は、関係当局の認可等を前提に、みずほ信託
銀行株式会社と平成15年3月12日に合併し、みずほ信託銀行株式会社となる。)
− 1 −
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東京都中央区日本橋一丁目20番7号
松井証券株式会社
(以下「松井証券」という。)
(2) ユーロ・ポートフォリオ:
東京都千代田区丸の内二丁目5番2号
三菱証券株式会社
(以下「三菱証券」という。)
東京都港区赤坂一丁目12番32号アーク森ビル
ゴールドマン・サックス証券会社東京支店
(以下「ゴールドマン・サックス証券」という。)
東京都千代田区有楽町一丁目1番2号
株式会社三井住友銀行
(以下「三井住友銀行」という。)
(平成15年3月21日以降)
東京都千代田区丸の内一丁目11番1号
マネックス証券株式会社
(以下「マネックス証券」という。)
(12)そ
の
他
2)(a) 米ドル・ポートフォリオの場合:各販売会社は、ゴールドマン・サックス・インターナショナルとの間
の、日本におけるファンド証券の販売および買戻しに関する下記の日付の契約に基づき米ドル受益証券の
募集を行う。
ゴールドマン・サックス証券
平成11年5月7日
みずほアセット信託銀行
平成11年5月7日
三井住友銀行
平成11年6月23日
マネックス証券
平成11年8月24日
イー・トレード証券
平成12年1月27日
Meネット証券
平成12年4月28日
ディーエルジェイディレクト・エスエフジー証券
平成12年5月9日
松井証券株式会社
平成14年10月1日
りそな銀行
平成15年3月1日
埼玉りそな銀行
平成15年3月1日
(b) ユーロ・ポートフォリオの場合:各販売会社は、ゴールドマン・サックス・インターナショナルとの間
の、日本におけるファンド証券の販売および買戻しに関する下記の日付の契約に基づきユーロ受益証券の
募集を行う。
ゴールドマン・サックス証券
平成13年7月25日
三菱証券
平成13年9月17日
三井住友銀行
平成14年11月8日
マネックス証券
平成15年2月26日
− 2 −
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第二部
第1
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フ ァ ン ド 情 報
ファンドの状況
1.フ ァ ン ド の 性 格(原目論見書5頁)
(3)フ ァ ン ド の 仕 組 み
① ファンドの仕組み
ファンド
ゴールドマン・サックス・MMF
(Goldman Sachs Money Market Funds)
管 理 会 社
受 託 会 社
ゴールドマン・サックス・ファンズ
・マネジメント(アイルランド)リ
ミテッド
(Goldman Sachs Funds Management
(Ireland) Limited)
(ファンドの資産の運用・管理)
信
託
証
書
アライド・アイリッシュ・バンク
ス・ピー・エル・シー
(Allied Irish Banks, plc)
(ファンドの受託業務)
管理事務代行契約
総 販 売 会 社
管理事務代行会社
ゴールドマン・サックス・
インターナショナル
(Goldman Sachs
International)
(ファンド証券の総販売業務)
AIB/BNYファンド・マネジメント
(アイルランド)リミテッド
(AIB/BNY Fund Management (Ireland)
Limited)
(管理事務代行会社としてのファンド証券
の純資産価格の計算等の管理事務代行業
務)
代行協会員
契約
日本の販売会社
米ドル・ポートフォリオ:
イー・トレード証券株式会社
M e ネ ット 証 券 株式 会 社
ゴールドマン・サックス証券会社東京支店
株 式 会 社埼 玉 り そな 銀 行
ディーエルジェイディレクト・エスエ
フジー証券株式会社
松 井 証 券 株 式 会 社
マネックス証券株式会社
みずほアセット信託銀行株式会社
株 式 会 社 三 井 住 友 銀 行
株 式 会 社 り そ な 銀 行
ユーロ・ポートフォリオ:
ゴールドマン・サックス証券会社 東京支店
マ ネ ッ クス 証 券 株式 会 社
株 式 会 社 三 井 住 友 銀 行
三 菱 証 券 株 式 会 社
名 義 書 換 事 務 代 行 契 約
(代行協会員業務)
受 益 証 券 販 売 ・ 買 戻 契 約
ゴールドマン・サックス証券会社
東京支店
投資顧問会社
ゴールドマン・サックス・アセット・
マネジメント・インターナショナル
(Goldman Sachs Asset Management
International)
(ファンドに関する投資助言業務)
副投資顧問契約
副投資顧問会社
名義書換事務代行会社
デクシア・ファンド・サービシ
ズ(ダブリン)リミテッド
(Dexia Fund Services
(Dublin) Limited)
(ファンドの名義書換代行業
務)
(日本におけるファンド証券の販
売・買戻しの取次業務)
− 3 −
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投 資 顧 問 契 約
代 行 協 会 員
副投資顧問契約
ゴールドマン・サックス・アセ
ット・マネジメント株式会社
(投資顧問会社に対する投資助
言業務)
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注1)株式会社あさひ銀行は、関係当局の認可等を前提に、分割・合併等により、平成15年3月1日より、株式会社埼玉りそな銀
行および株式会社りそな銀行となる。
注2)みずほアセット信託銀行株式会社は、関係当局の認可等を前提に、みずほ信託銀行株式会社と平成15年3月12日に合併し、
みずほ信託銀行株式会社となる。
注3)マネックス証券株式会社は、平成15年3月21日より、ユーロ受益証券の販売・買戻しの取次業務を行う。
− 4 −
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ゴールドマン・サックス・MMF
−ゴールドマン・サックス・米ドル・MMF
−ゴールドマン・サックス・ユーロ・MMF
(GOLDMAN SACHS MONEY MARKET FUNDS
- GOLDMAN SACHS US$ MONEY MARKET FUND
- GOLDMAN SACHS EURO MONEY MARKET FUND)
目
論
見
書
(訂正事項分)
2002年11月
ゴールドマン・サックス・ファンズ・マネジメント(アイルランド)リミテッド
(Goldman Sachs Funds Management (Ireland) Limited)
1.この目論見書により行うゴールドマン・サックス・MMFの受益証券の募集に
ついては、管理会社は、証券取引法(昭和23年法第25号)第5条の規定により
有価証券届出書を平成14年5月31日に関東財務局長に提出しており、平成14年
6月1日にその届出の効力が生じております。また、同法第7条の規定により
有価証券届出書の訂正届出書を平成14年9月2日、同年9月30日および同年11
月8日に関東財務局長に提出しております。
2.ゴールドマン・サックス・MMFの受益証券の価額は、同ファンドに組入れら
れている有価証券等の値動きによる影響を受けますが、これら運用による損益
はすべて投資家のみなさまに帰属いたします。また、ゴールドマン・サック
ス・MMFの受益証券は外国通貨によって表示されますので、円から投資され
る場合には、外国為替相場等の変動に伴い、投資家のみなさまに損益が発生し
ます。
3.原文(英文)の財務書類は本目論見書に記載されておりませんが、有価証券届
出書には記載されております。
【金融商品の販売等に関する法律に係る重要事項】
本ファンドは、外貨建ての短期金融商品を主な投資対象としますので、短期金利の
急激な上昇や、組入有価証券の発行体の倒産等の影響により、1口当り純資産価格
が下落し、損失を被ることがあります。
また、一口当り純資産価格が外貨建てで表示されますので、当該通貨建てでは投
資元本を割り込んでいない場合でも、為替相場の変動により、円換算ベースでは損
失を被ることがあります。
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1.目論見書の訂正理由
原目論見書の記載事項のうち、訂正すべき事項がありますので、これを訂正するものです。
2.訂正箇所および訂正事項
第一部
証
券
情
報
第二部
フ ァ ン ド 情 報
第1
ファンドの状況
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3
1.フ ァ ン ド の 性 格
(3)ファンドの仕組み
①
ファンドの仕組み
の部分は訂正部分を示します。
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第一部
証
(7)申
込
券
単
情
位
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報(原目論見書2頁)
(1) 米ドル・ポートフォリオ:
(前
略)
Meネット証券株式会社については、
当初申込:10万円以上10万円単位
追加申込:10万円以上10万円単位
マネックス証券株式会社については、
当初申込:1万円相当額以上1円相当額単位
追加申込:1万円相当額以上1円相当額単位
(中
略)
(2) ユーロ・ポートフォリオ:
当初申込:10ユーロ以上0.01ユーロ単位
追加申込:0.01ユーロ以上0.01ユーロ単位
(ただし、販売会社はこれと異なる10ユーロ以上の最低申込金額を定めることが
ある。)
株式会社三井住友銀行については、
当初申込:5,000ユーロ以上0.01ユーロ単位
追加申込:5,000ユーロ以上0.01ユーロ単位
(株式会社三井住友銀行は、平成14年11月12日より、ユーロ・ポートフォリオに
ついての販売・買戻しの取次業務を開始する。)
三菱証券株式会社については、
当初申込:10ユーロ以上0.01ユーロ単位
(ただし、三菱証券における口座で保有しているユーロ建て外国証券の利金、収
益金、償還金および売却代金をもってユーロ受益証券を買付ける場合には、0.01
ユーロ以上0.01ユーロ単位)
追加申込:0.01ユーロ以上0.01ユーロ単位
(中
(9)申 込 取 扱 場 所
略)
(1) 米ドル・ポートフォリオ:
(中
略)
東京都港区六本木一丁目7番27号
全特六本木ビル
Meネット証券株式会社
(以下「Meネット証券」という。)
(中
略)
(2) ユーロ・ポートフォリオ:
東京都千代田区丸の内二丁目5番2号
三菱証券株式会社
(以下「三菱証券」という。)
東京都港区赤坂一丁目12番32号アーク森ビル
ゴールドマン・サックス証券会社東京支店
(以下「ゴールドマン・サックス証券」という。)
(平成14年11月12日以降)
東京都千代田区有楽町一丁目1番2号
株式会社三井住友銀行
(以下「三井住友銀行」という。)
− 1 −
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(以上併せて「販売会社」という。)
(注)上記販売会社の日本における本支店において、申込みの取扱いを行う。
(12)そ
の
(中
略)
(前
略)
他
2)(a) 米ドル・ポートフォリオの場合:各販売会社は、ゴールドマン・サックス・インターナショナルとの間
の、日本におけるファンド証券の販売および買戻しに関する下記の日付の契約に基づき米ドル受益証券の
募集を行う。
ゴールドマン・サックス証券
平成11年5月7日
みずほアセット信託銀行
平成11年5月7日
三井住友銀行
平成11年6月23日
マネックス証券
平成11年8月24日
イー・トレード証券
平成12年1月27日
あさひ銀行
平成12年4月28日
Meネット証券
平成12年4月28日
ディーエルジェイディレクト・エスエフジー証券
平成12年5月9日
松井証券株式会社
平成14年10月1日
(b) ユーロ・ポートフォリオの場合:各販売会社は、ゴールドマン・サックス・インターナショナルとの間
の、日本におけるファンド証券の販売および買戻しに関する下記の日付の契約に基づきユーロ受益証券の
募集を行う。
ゴールドマン・サックス証券
平成13年7月25日
三井住友銀行
平成14年11月8日
三菱証券
平成13年9月17日
(後
略)
− 2 −
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第二部
第1
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フ ァ ン ド 情 報
ファンドの状況
1.フ ァ ン ド の 性 格(原目論見書6頁)
(3)フ ァ ン ド の 仕 組 み
① ファンドの仕組み
ファンド
ゴールドマン・サックス・MMF
(Goldman Sachs Money Market Funds)
管 理 会 社
受 託 会 社
ゴールドマン・サックス・ファンズ
・マネジメント(アイルランド)リ
ミテッド
(Goldman Sachs Funds Management
(Ireland) Limited)
(ファンドの資産の運用・管理)
信
託
証
書
アライド・アイリッシュ・バンク
ス・ピー・エル・シー
(Allied Irish Banks, plc)
(ファンドの受託業務)
管理事務代行契約
総 販 売 会 社
管理事務代行会社
ゴールドマン・サックス・
インターナショナル
(Goldman Sachs
International)
(ファンド証券の総販売業務)
AIB/BNYファンド・マネジメント
(アイルランド)リミテッド
(AIB/BNY Fund Management (Ireland)
Limited)
(管理事務代行会社としてのファンド証券
の純資産価格の計算等の管理事務代行業
務)
代行協会員
契約
日本の販売会社
米ドル・ポートフォリオ:
株 式 会 社 あ さ ひ 銀 行
イー・トレード証券株式会社
ゴールドマン・サックス証券会社東京支店
ディーエルジェイディレクト・エスエ
フジー証券株式会社
Meネット証券株式会社
マネックス 証券株式会社
株 式 会 社 三 井 住 友 銀 行
みずほアセット信託銀行株式会社
松 井 証 券 株 式 会 社
ユーロ・ポートフォリオ:
三 菱 証 券 株 式 会 社
株 式 会 社 三 井 住 友 銀 行
ゴールドマン・サックス証券会社 東京支店
(日本におけるファンド証券の販
売・買戻しの取次業務)
名 義 書 換 事 務 代 行 契 約
(代行協会員業務)
受 益 証 券 販 売 ・ 買 戻 契 約
ゴールドマン・サックス証券会社
東京支店
投資顧問会社
ゴールドマン・サックス・アセット・
マネジメント・インターナショナル
(Goldman Sachs Asset Management
International)
(ファンドに関する投資助言業務)
副投資顧問契約
副投資顧問会社
名義書換事務代行会社
デクシア・ファンド・サービシ
ズ(ダブリン)リミテッド
(Dexia Fund Services
(Dublin) Limited)
(ファンドの名義書換代行業
務)
− 3 −
A:¥①目論見書訂正事項分(03.3&02.11).doc
投 資 顧 問 契 約
代 行 協 会 員
副投資顧問契約
ゴールドマン・サックス・アセ
ット・マネジメント株式会社
(投資顧問会社に対する投資助
言業務)
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