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IDEC Report
2014
IDEC Report
〒532-0004 大阪市淀川区西宮原2丁目6番64号
TEL: 06-6398-2500(代表)
http://jp.idec.com
この 報 告 書は環 境に
配慮し、植物油インキを
使用しています。
2014.05
2014
Top Message
In d e x
Corporate Profile
02 Top Message
05 Our Business
PT
02ET
GT
uni
mm cation
Co
CT
INNOVATION
IT
Technology Report
17 Our Technology
MT
ST
AT
i
QT
at
Te
ul
chn
olo gy A cc u m
17
人と機械がふれあうその接点に「安心」と「信頼」、
on
Co
re
Joint
Research
and
Cooperation
Annual Report
19 中期経営計画
そしてその先にある「新しい可能性」を創造する。
23 財務ハイライト
19
33
31 トピックス
CSR Report
Corporate Data
33 CSR報告
41 役員紹介
43 グローバル体制
45 IDECの歴史/株式情報/会社情報
41
当社は、創業以来70年近くにわたり、制御技術を
もって自己の研鑽に努めること、
そして
「常にお客
核とするさまざまな製品やサービスを世に送り出して
さまの視点を大切にし、確かな技術でお応えする」
きました。現在では、産業現場はもちろんのこと、
という基本姿勢を決して忘れないこと。これこそが、
安全性、操作性、信頼性、環境負荷低減が求め
IDECグループが真に選ばれた企業
“プリファード・
られる生活の身近なシーンにおいても、多岐にわたり
サプライヤー”
として、社会貢献を果たし、新しい
ご活用いただけるまでになっています。
可能性を切り拓く礎になると確信しています。
私たちは、
「 社会貢献を念頭においたものづくり」
を
と
「信頼」、
人と機械がふれあうその接点に「安心」
経営理念のひとつに掲げています。企業として
そしてその先にある
「新しい可能性」
を創造する。
真の社会貢献を果たすために、当社で働く一人
ものづくりとくらしの未来を輝かせるため、IDEC
ひとりが従来からの延長線上ではなく、弛まぬ努力を
グループはこれからも歩み続けていきます。
IDEC Report 01
02
Top Message
「企業の発展を通じて社会に貢献する」
社会的なニーズに対応することで、
企業価値の最大化を追求する。
2013年度の業績
既存事業分野においては、成熟した国内市場で
顧客ニーズに対応し、
事業の拡大を推進しています。
主力の操作スイッチ、安全製品などの制御機器
さらなる差別化によるシェア拡大、収益性の向上を
また、成長する自動認識機器市場においては、
製品が堅調に推移し、
また新規事業として取り組ん
図るとともに、成長する海外市場において体制を強
制御機器で培った技術を活かした製品開発に取り
でいる太陽光発電用マネジメントシステムなどの環
化し着実に事業拡大を推進しています。
そのための
組むとともに、
再編した
「IDEC AUTO-ID SOLUTIONS
境関連ビジネスが売上へ大きく貢献し、国内売上
基盤としても、商品企画、設計開発、生産技術な
株式会社」
と併せて、
設計から販売まで一貫した体制
高は、231億8百万円(前期比21.0%増)
となりまし
どの技術者を結集し、顧客ニーズに即した製品、
ソ
を整え、
さらなる事業拡大を進めてまいります。
た。
また、
海外売上高は、北米・中国地域で制御用操
リューションを機動的に開発提供するとともに、収益
作スイッチや制御用リレーの売上が拡大するととも
改善にも一丸となって取り組んでいく体制を整備
今後とも、
「 企業の発展を通じて社会に貢献す
に、北米・欧州を中心にプログラマブルコントローラ
しました。また、拡大するアジア市場において、地域
る」
という経営方針のもと、IDECグループが創業以
などの制御装置およびFAシステム製品が伸長したこ
に密着し
「地産地消」の構造を構築するためにタイ
来培ってきた技術を活かして、社会的なニーズに対
とにより、
132億1千1百万円
(前期比29.0%増)
と
での生産、販売拠点の立ち上げを進めておりま
応していくことで企業価値を向上させ、利益還元
なりました。その結果、連結全体の売上高は、363
す。
さらに今後アジアでも拡大が見込まれる高度な
に努めてまいります。
ステークホルダーの皆さまにおか
億1千9百万円(前期比23.8%増)、営業利益は
自動化、省力化のニーズに対応していくためにも、
れましては、
より一層のご支援、
ご鞭撻を賜りますよう
となり、増
23億4千2百万円(前期比63.3%増)
中国にソフトウェア開発会社を設立し、顧客対応力
お願い申し上げます。
増益を実現することができました。
収、
強化を図ってまいります。
新規事業分野においては、社会的ニーズが高
中期経営計画の取り組み
まっている再生可能エネルギー分野において、
IDECグループでは、中期経営計画において、基
IDECグループのコア技術を活かした製品を開発して
盤事業での収益性向上、環境分野を中心とした
いくとともに、
メガソーラーシステムの設計から施工、保
新規事業拡大に取り組んでおります。
守メンテナンスまでワンストップで提供していくことで、
代表取締役会長兼社長
IDEC Report 03
04
Corporate Profile
Our Business
ものづくりの現場をより安全で快適な環境に。
人と機械をつなぐ制御機器製品の活躍の場はさまざまです。工場のあらゆる現場から、私たちの身近なシーンまで。
IDECグループは、ものづくりとくらしの未来を、「制御の技術」で支えています。
石油・化学プラント
金属加工ライン
欧州防爆指令ほか、
主 要な海 外 認 証を
取得。
産業用ロボットへのティーチング時には、
イネーブルスイッチなど安全装置を搭載した
ティーチングペンダントが活躍します。
スライドハンドル形
アクチュエータ
HS9Z形
第3世代非常停止用
押ボタンスイッチ
Xシリーズ
LED照明ユニット
(広角高照度タイプ)
LF1D/2D形
安全スイッチをより使
いやすくし、作業環境
の安全性を確保。
万が一の危険時に
機械を確実に停止。
堅牢で優れた耐環境
性で、機内照明用途
に最適。
小形コントロール
ユニット
LBシリーズ
操作面をスマートに
演出。
積層表示灯
LD6A形
小形ティーチングペンダント
HG1U形
光と音であらゆる場所
での異常をお知らせ。
各種機械の安全な
ティーチング環境を
実現。
出荷・搬送ライン
Shipment and conveyor lines
耐圧・安全増防爆構造/
大形コントロールボックス
EC2C形
樹脂成型を行う成型機にも操作スイッチや
異常を知らせる積層表示灯などさまざまな
製品が活躍。
検査ライン
Inspection lines
爆発危険場所での
システム構築をバック
アップ。
プレスや工作機械には、安全スイッチや非常停
止用押ボタンスイッチなどの安全機器や、デザ
イン性の高い操作スイッチも採用されています。
組み立てライン
Assembly lines
タッチスイッチ付表示器
EX4R形
Molding lines
Metal processing lines
Petroleum and chemical plants
爆発性のガスが存在する危険場所でも、
爆発の点火源にならないよう技術的対策を
講じた防爆製品群が広く採用されています。
成型ライン
検査工程では内容物の有無や内容物を
検知するセンサや、
目視検査をサポートする
LED照明ユニットなどが活躍しています。
出荷物にマーキングするレーザマーカや、
仕分け・管理のためのバーコードリーダなど
トレーサビリティ関連製品が使用されます。
フラットLED照明ユニット
LF1F形
高天井用LED照明ユニット
LG1H形
均 一 な 光 で 、より
確 実な目視 検 査を
サポート。
出力タイプと配光バリ
エーションで最適な
作業空間を実現。
小形光電スイッチ
レーザタイプ
SA1E-L形
超小形二次元コードリーダ
matrixシリーズ
微小ワークや高速移
動ワークを安定検出。
高速処理でさまざま
なモノの管理・追跡を
サポート。
IDEC Report 05
06
Corporate Profile
Our Business
くらしのシーンをより豊かに、スマートに。
駅・公共交通機関
店舗
太陽光発電システムの発電効率アップの と
なるパワーコンディショナやモニタリングシステム
で再生可能エネルギーの普及にお役立ち。
土壌浄化
Soil remediation
医療機器の操作部で活躍するほか、
医薬品・
患者情報などの過誤防止にバーコードシステ
ムが活躍しています。
植物工場
Automated vegetable farming
注文を入力するためのパネル式表示器や、
鮮度管理を担うRFIDソリューションなどが
オーダリングシステムをサポートしています。
太陽光発電
Solar power generation
Medical settings
Stores
Public transportation facilities
駅ホームの転落防止用可動柵の制御や、
列車の位置検知システムにはプログラマ
ブルコントローラやセンサなどが使用されます。
医療
食料自給率向上の切り札として期待される
植 物 工 場に、制 御 技 術 、微 細 気 泡 生 成
技術、LED技術で貢献します。
微細気泡生成技術と制御技術を応用し、
工期・コスト面で有利な原位置浄化型の
土壌浄化ソリューションを提供します。
LED技術
GALF技術
光 合 成の促 進や病
気抑制に最適なLED
照明技術を蓄積。
微細気泡を生成する
GALF技術は、水質
浄化をはじめ20年の
実績を持つIDECの
独自技術。
コントローラ
FT1A形
プログラマブル表示器
HG3G形
ハンドヘルドスキャナ
Gryphon HCシリーズ
パワーコンディショナ
PJ1A形
駅の転落防止用
可 動 柵の制 御にも
活躍。
レストランでのオーダ
リング端 末としても
大活躍。
抗 菌タイプ 筐 体 で
医 療 環 境での使 用
に最適。
コンパクトデザインで、
屋内の狭い空間への
取り付けが可能。
超高輝度LED表示灯
AP 22 形
冷蔵ケース用LED照明
LF1E形
医療機器用
グリップスイッチ
モニタリングユニット
制御技術
8 chマルチユニット
圧倒的な視認性で
注意喚起用表示灯
として最適。
ショーケースに応じ
た照明ラインの演出
でフードビジネスを
サポート。
優 れた 操 作 性 が
好評なグリップスイッチ
に医 療 機 器 向け
白色タイプ登場。
電力、パワーコンディ
ショナの稼働状況を
リアルタイムに監視。
温度や湿度はもちろん、
光や水も高 精 度に
コントロール。
GALF技術を用いた
土 壌 浄 化システム
のスレーブとして、
気泡水を注入し汚染
物質を回収。
IDEC Report 07
08
Corporate Profile
[ 機器製品事業 ]
Our Business
人が機械とふれあう環境だからこそ
求められる安全性・信頼性・使いやすさ。
Developer’s voice
Developer’s voice
国内外のマーケットニーズに応え
る製品を開発、生産していきます。
お客さまの生 産 現 場の安 全 性
向上を目指し、最適なセーフティ
ソリューションを提案していきます。
岡 本 義 史 /右
制御コンポーネンツ営業本部
西日本営業部 関西エリア
高 橋 明 紘 /中
機器製品事業部 開発部
土 岐 侑 丞 /中
富 永 翔 太 /左
井 上 健 二 /右
岡 田 政 利 /左
機器製品事業部 セーフティソリューション推進グループ
機器製品事業部 機器製品生産部
「 使いやすさ、安全性を徹底的に追求した製品を提供します。」
Director’s voice
蓄積してきたコア技術に新しい考え
や市場ニーズを取り入れ、製品の
品質や耐久性、安全性を追求して
いきます。
また、
デザイン性に優れた
スタイリッシュな製品群を拡充し、
既 存 のお 客さまにさらにご満 足
いただける製品から、新規分野で
採用いただける製品までバリエー
ション豊かに展開してまいります。
「 安全性の確保を最優先にした製品開発、
システム提案を行っています。」
Director’s voice
お客さまの生産性と安全性の両立
を実 現するために、安 全 啓 発や
コンサルティング活動も組み合わせ
ながら、
リスクに応じた適切な安全
機器製品、安全システムを提供して
まいります。
小形コントロールユニット
フラッシュシルエット
LB/LBWシリーズ
機械や装置の小形・省スペース化に最適な、業界
最短胴のコントロールユニット。パネル前面高さ2mm
のスタイリッシュなデザインと豊富なバリエーションで、
パネルをスマートに演出します。
安全機器製品
安 全スイッチ、イネーブルスイッチ、非 常 停 止 用 押
ボタンスイッチから、安全回路を構築するコントローラ、
ライトカーテン、
スキャナまで、豊富な安全機器を取り
揃え、最適な安全システムのソリューションを提案して
います。
河 中 保 則 /左
機器製品事業部 企画部 部長
河中 泰治
福 井 孝 男 /右
機器製品事業部 事業統括部長
機器製品事業部 開発部 部長
非常停止用押ボタンスイッチ
XWシリーズ
接点のON/OFF状態が離れた場所
からでも簡単・確実に確認できる
インジケータタイプをラインアップ。
衛生面や操作感を考慮したフォルム
デザインと独自の安全構造により
優れた安全性を実現しています。
集合表示灯SLCシリーズ
機種選定システム
「SLC30/40シリーズ」
と
「SLC30
シリーズ コントロールユニット付集合
表示灯」
はウェブサイトからダイレクト
に機種選定、注文が可能。
シーンや
用途に応じたレイアウトをドラッグ&
ドロップで直感的に配置できます。
超高輝度LED表示灯
AP22形
リレーシリーズ
方向性を選ばない圧倒的な視認
性で注 意 喚 起 用 表 示 灯として
最適。外乱光の影響を受けにくい
高輝度タイプで、遠方からの点灯
確認を確実に行うことができ、誤
視認を防止します。
省スペース化を実現する6mm幅の
薄形インターフェイスリレーや、安全
対策のコスト削減をサポートする2極
タイプの強制ガイド式リレーなどあらゆる
用途に適したさまざまなバリエーション
のリレーをラインアップしています。
サーキットプロテクタ
NC1V形
主 回 路 端 子 に 独 自 の「 SS
(Saving & Safety)
端子」
を採用
し、配線工数の大幅削減、感電
防止の安全設計を実現した、制御
回路の保護に最適なサーキット
プロテクタです。
安全スイッチ
HS5L形
小形のソレノイド付安全スイッチ
です。取り付けスペースが小さい
小形の産業機械や扉への取り付け
が可能で、現場の作業者の安全を
守ります。
IDEC Report 09
10
Corporate Profile
[ 電子製品事業 ]
Our Business
より快適に、
より操作しやすい制御システムを
身近な環境で構築。
[ 防爆・システム事業 ]
Developer’s voice
Developer’s voice
IDECのノウハウを結 集して
グローバルで活 用いただける
製品づくりに取り組んでいます。
技術・生産プロセスを進化させな
がら、お客さまのニーズに基づく
IDECにしかできない価値を提供
いたします。
最新技術の防爆製品とシステムソリューションで、
これからも生産現場の安全・安心をサポート。
大 井 孝 浩 /左
防爆・システム事業部 防爆・システム生産部
塩 路 高 正 /右
黒 田 友 美 /左
石 見 崇 /右
防爆・システム事業部 企画開発部
電子製品事業部 企画開発部
「 従来のFAを中心とした分野から、身近な生活を支えるシステムまで
ビジネスフィールドが広がっています。」
Director’s voice
設計の工夫、部品調達と生産体
制のグローバル化、
自動化の追求、
ソフトウェア の自社 開 発など、
IDECのものづくりノウハウを結集
して、高 付 加 価 値でありながら
グローバル市 場で戦えるコスト
競争力を持った製品づくりに取り
組んでいます。
「 変化するお客さまニーズと多様化する生産現場の安全確保のために
これからも新しい防爆・システム製品を提案いたします。」
Director’s voice
防 爆 環 境での安 全 性・生 産 性を
向上させるための製品ラインアップ
を強 化しています。A T E X 指 令
(欧州防爆指令)、IECEx防爆認
証、
UL規格への対応や、
燃料電池の
普及に備え、
水素防爆製品の開発・
拡充にも取り組んでいます。また、
顧客ニーズにお応えできるシステム
インフラ開発と構築も進めています。
コントローラ
FT1A形
業界初の3.8インチサイズのTFTカラーLCDを搭載
した 小 形 表 示 器 に 、さらに 制 御 機 能を持たせた
FT1A形Touchタイプは、採用装置や機械に付加
価 値を与え、装 置と人との親 和 性を高める製 品で
す。制御盤に組み込むPro/Liteタイプも用意し、
さ
まざまなアプリケーションに合わせた制御を実現する
新しいコントローラです。
遠隔監視システム
発電電力量や各種装置の稼働
状況を遠隔地からインターネット
を介してリアルタイムにモニタリン
グでき、異常発生時にはEメール
でお知らせします。
太陽光発電
風力発電
プログラマブルコントローラ
プログラマブル表示器 搭載
パワー
コンディショナ
梶原 英之
電子製品事業部 事業統括部長
制御パネル
隔離監視ユニット
ルーター
インターネット
売電用
電力メーター
錦 朋範
デジタル信号 アナログ信号 パルス信号
パルスセンサ
防爆・システム事業部 事業統括部長
Ethernet
RS-232C
RS-485
プログラマブル表示器
HGシリーズ
スイッチングパワーサプライ
DINレール取付タイプ
小形光電スイッチ
SA1E形
防爆タッチスイッチ付表示器
EX4R形
防爆LED照明器具
バリアシリーズ
高解像度液晶、高輝度LEDバッ
クライトの搭載で、表示性能を高
めるとともに、通信性能も向上さ
せ、幅広いシーンで伝え、
つながる
操作環境を創造します。
使いやすさ、機能性を追求しなが
らも、
スリム化により制御盤内のス
ペースを削減し、小形化、
コストダ
ウンに貢献するグローバル市場向
けの電源です。
独自の光学設計・生産技術により
安定検出を可能にし、水やほこりに
強い保護構造を有するセンサ。透
明体検出タイプをはじめ、幅広いラ
インアップを取り えています。
引火性・爆発性の高い水素ガス
にも対応。爆発性ガスを扱う工場
設 備の運 転 状 況 確 認や操 作・
設 定をタッチ パ ネル で 行 え 、
Ethernet通信で遠隔地からも操
作・確認可能です。
爆発性ガスを扱う事業所や倉庫
の省エネと省メンテナンスを実現。
高天井から低天井・タンクの透視
灯用まで豊富な種類を え、防爆
構造ながら、小形・軽量を実現して
います。
爆 発 性ガスに引 火しない 最も
安 全な防 爆 構 造で、スイッチ、
表示灯、
ブザー、
近接センサ、
光電
センサを危険場所で使用できます。
各 種 海 外 防 爆 認 証を取 得して
おりグローバルに対応しています。
IDEC Report 11
12
Corporate Profile
[ LED 事 業 ]
Our Business
デバイスから照明器具まで
あらゆるシーンに最適な光を。
[ Auto- ID事業 ]
Developer’s voice
Developer’s voice
産業現場向けの製品づくりを通じ
て培ってきたノウハウを結集し、
ものづくりに最適な光を提供して
まいります。
光学、精密機構、エレクトロニクス、ソフト
ウェアを融合した先進の技術とオリジナ
リティにあふれたアイデアとIDECが培っ
てきたものづくりノウハウを結集して一歩
先を行く製品開発に取り組んでいます。
安 川 謙 一 /右
小 森 保 /中
北 浦 博己/中
LED事業部 企画部
Auto-ID事業部 大阪開発グループ
池 田 昌 順 /右
古 浩 一 /左
西 川 祐 樹 /左
IDEC AUTO-ID SOLUTIONS株式会社
FA・ロジスティック事業部
LED事業部 開発部
「 省エネや環境性能だけではありません。デバイスから、機械用や工場用、
店舗用など、用途や場面に応じて最適な照明環境を提案します。」
Director’s voice
1980年代から、
白色LEDデバイスを
はじめ、機内照明、調光システムを
含めたオーダーLED照明、
高天井用
や低温場所用など、
お客さまのさま
ざまなニーズに応えてきたIDECの
LED技術。長年培ってきた技術を
活かし、
さまざまなシーンを照らす新し
い光をご提供しています。
広がる市場とお客さまニーズに、豊富な
自動認識機器ラインアップでソリューション提案。
「 社会の流れを支えるAuto-IDシステム。先進の自動認識技術で実現します。」
Director’s voice
バーコードをはじめとする自動認識
システムは、絶え間なく進化を続け
ています。各市場分野におけるお客
さまの要望に最適なシステムをご提
案いたします。
また、市場ニーズをい
ち早く察知し、新規技術を開発に取
り入れ、
お客さまとともに新しいソ
リューションを創造してまいります。
高天井用LED照明ユニット
LG1H形
独自の光学設計でまぶしさを軽減した、
ものづくり現場
に最適なLED照明です。
中野 智之
早川 浩
LED事業部 事業統括部長
Auto-ID事業部 事業部長
産業用LED照明ユニット
LF1D/2D形
白色LEDデバイス
SS-COB
LED
デバイスソリューション
工作機械や食品加工機械など、
産業機械の機内照明に必須の、
防じん・防水・防油仕様
(IP67f)
を
実現。耐環境性を重視した高輝度
LED照明ユニットです。
世界初の新工法、
ゲル状樹脂封
止工法の採用により、色度安定
性、
ヒートショック耐性に優れた
高 品 質・高 信 頼の画 期 的白色
LEDデバイスです。
電源とのマッチング、
サイズ、
形状、
色あいなど、
お客さまのあらゆる
ニーズにセミカスタムで対応が
可能です。
[ Auto-ID事業がソリューション提供する主な分野 ]
リテール分野
デパート、
スーパー、
コンビニ、
キオスク、専門店などさま
ざまな店舗形態に対応し、画像認識機能を搭載した
大量自動処理システム、
顧客精算システムから小規模
店舗システムまで最適なPOSシステムソリューションを
提案いたします。
また、
ショップマネジメント、
サプライ
チェーンマネジメントに適したモバイルデバイスなどを
提供いたします。
ヘルスケア分野
高度管理化が進む病院内管理、
医療過誤防止、医薬管理、医療
機 器 管 理 、自動 分 析システム、
トレーサビリティに応用される医療
フィールドに最 適な自動 認 識ソ
リューションを提供します。
物流・ロジスティック分野
FA(ファクトリーオートメーション)分野
空港手荷物自動仕分けシステムや、
ネット販売の増加で複雑化する宅配
物流システムなどに対し高速ビジョ
ンシステム、高速レーザスキャナ、
自動寸法計測システムを活用した
最新のソリューションを提供します。
電子・電気機器、
自動車、機械、
医薬品、
アパレル、化粧品など多
岐にわたる製 造 業の生 産自動
化、品質管理、
トレーサビリティ、
入
出荷・在庫管理に活用できる自動
認識ソリューションを提供します。
IDEC Report 13
14
Corporate Profile
[ ソーラースマート事 業 ]
Our Business
産業分野の電力変換で培った
ノウハウと安心をソーラーシステムに。
[ 環境事業 ]
Developer’s voice
Developer’s voice
電力変換効率の最大化は私たち
の永遠のテーマ。開発、生産、販
売が一体となった取り組みは絶え
間なく続きます。
再 生 可 能エネルギーの普 及 促
進、食料自給率の向上に向けて、
グループ一丸となって取り組んで
います。
菅 井 祐 平 /左
田 和 久 典 /右
ソーラースマート事業部
開発グループ
IDECシステムズ&コントロールズ株式会社
取締役
鹿 子 沢 悟 史 /右
手呂内 卓 /左
全ては、ひとのくらしと
地球を守るための環境技術。
IDECシステムズ&コントロールズ株式会社 環境・エネルギー事業 技術部
IDECシステムズ&コントロールズ株式会社
ソーラースマート営業部
「 業界最小のパワーコンディショナとクラウドサービスで
高効率の電力マネジメントを実現していきます。」
「 光、水、土、食料・・・。私たちが生きていくのに欠かせない地球の恵みを
守り続けるため、IDECの環境技術は進化し続けます。」
Director’s voice
IDECではパワーコンディショナの
変換効率最大化を追求することは
もちろんのこと、太陽電池パネル
システム全体での発電・変換効率
最大化を見据えた技術開発にも取り
組んでいます。長年産業分野で積み
重ねてきた技術とノウハウを最大限
に活用し、再生可能エネルギーの
普及促進に貢献してまいります。
IDECシステムズ&コントロールズ
株式会社
太陽光発電用電力マネジメントシステム
高効率のパワーコンディショナはもちろん、接続箱や昇
圧ユニット、稼働モニタリングシステムなどの周辺機器
やクラウドサービスまでトータルで提供します。
また太陽
光パネルの発電効率を最大化させる技術開発にも取
り組んでいます。
IDECグループが培ってきた制御
技 術 、環 境 技 術を活かし、環 境
ソリューション企 業として生まれ
変わったIDECシステムズ&コント
ロールズ株式会社は、
メガソーラー
施設や植物工場、
土壌浄化ソリュー
ションなど、
施工から運営までトータル
に提案しています。
田近 雄彦
メガソーラー事業
産業用太陽光発電「メガソーラー」事業をスタート。
シス
テム設計、最適ハード・ソフト選定・調達、施工、各種
申請、保守・メンテナンスまでワンストップで提供します。
ソーラースマート事業部 事業部長
パワーコンディショナ
PJ1A形
業界最小サイズながら、高温環境
に強く実発電量の大きいタフな
高効率パワーコンディショナです。
住宅用に最適な4.2kWと5.9kW
の2機種をラインアップしています。
モニタリングユニット
安心見守りサービス
発電/消費電力などの状況がモニ
タリングユニットと直接つながれた
テレビや、
インターネットを通じてパソ
コン/携帯電話などで確認できます。
モニタリングシステムセットをテレビ
やインターネットで接続いただくと、
稼働状況を24時間見守りますので、
安心して使用できます。
太陽光併用型
植物工場
植物育成用ファインバブル発生装置
agriGALF
土壌浄化
植物の育成環境制御のノウハウ
蓄積を目的としたIDEC植物工場
ラボでは、微細気泡発生装置に
よる育成効果、
LED照明による光
合 成の促 進や病 気 対 策などの
実証実験を推進しています。
水温上昇を抑えながら安定的な
ファインバブルを発生させることの
できる、植物育成に最適な省エネ
型ファインバブル発生装置です。
長年蓄積した微細気泡生成技術
と制御技術を応用し、工期・コスト
面で有利な原位置浄化型の土壌
浄化ソリューションを提供します。
IDEC Report 15
16
Our Technology
Technology Report
【 技 術 戦 略 コン セ プト 】
2013年の新本社竣工を機に、技術戦略コンセプト「IDEC BIG TREE」を掲げました。
長年培ってきたコア技術を集積し、産官学など外部技術を融合させ、
多様な体系でのコミュニケーションをもって、技術と機能のイノベーション創出を図ります。
IDECが創業以来培ってきた9つのコア技術
MT
Mechanical Technology
AT
Automation Technology
QT
Quality Technology
ST
Safety Technology
IT
Identification Technology
CT
Control Technology
PT
Photonics Technology
ET
Engineering Technology
GT
Green Technology for Environment
protection and Saving energy
PT
ET
GT
uni
mm cation
Co
Joint
Research
and
Cooperation
CT
INNOVATION
IT
Co
re
MT
ST
Te
chn
QT
AT
olo gy A cc u
on
研究開発、知財、国際標準化が三位一体となり
グローバルで勝ち抜く技術開発を推進する。
l
mu
at
i
■国際標準化
「安全」の国際規格制定に参画
ファインバブル技術の国際標準化活動
日々、高度化・複雑化する安全規格分野において、多く
の技術者をエキスパートとして国際会議や学会に派遣し、
各種の海外規格対応製品の開発や国際安全規格
制定活動への参画を通じて得たさまざまな技術、知識、
ノウハウなどを、
日本を代表して世界に発信しています。
事業戦略と連動した
国際標準化を推進しています
ファインバブル技術に関する国際標準を主導的に策定
していくため、
日本からISO
(国際標準化機構)
に新たな
技術委員会の設立を提案しました。
その結果TC281(※)
が新たに設立され、
IDECが中心メンバーとして参画して
いるファインバブル産業会(FBIA)
を通じて国際標準
策定を行っています。
(※)
TC : Technical Committee
(技術委員会)
土肥 正男
国際標準化・知財推進センター
室長
IDECグループは創業以来、
制御機器や制御システムの事
や構造を大きく転換し、従来のような研究開発と知財を連携させ
業構築を推進する中で、
人と機械が共存する環境での安全性
るだけではなく、
「 研究開発+知財+国際標準化」の三位一体
を徹底的に追求し、Mechanical Technology(MT)、Automation
の開発推進体制を構築し、規格・標準化グループもその一翼
Technology
(AT)
、Control Technology
(CT)
など9つの領域
を担い、意思決定に参画する研究開発マネジメントを推進して
でコア技術の開発を推進し、多くの技術や製品を生み出してきま
います。2013年の新本社竣工を機に掲げた技術戦略コンセプ
した。
また、過去の経験から、
自らの技術や製品を国際標準とする
トのもと、技術開発者が一堂に集うことにより、
コミュニケーション
ことが国際競争を勝ち抜くために必要不可欠だとの考えに基づき、
が強化され、
コア技術の集積によりこの体制はより一層進化して
国際標準を自ら創成する活動にも積極的に取り組み、ISOやIEC
いくと考えています。
このように革新的な推進体制により、
ファイン
のさまざまなテクニカルコミッティに日本を代表して参画し、国際
バブル技術やフォト二クス技術などの先端応用技術分野へも
規格創りに成功するなど数々の成果を収めてきました。
積極的に取り組み、
グローバル市場で勝ち抜いていける強い
これらの歴史の中で、私たちは研究開発マネジメントの考え方
製品、
スタンダードになりうる技術開発を推進していきます。
国際標準化活動への貢献が
評価され藤田常務執行役員
が経済産業大臣賞を受賞
IEC国際規格創りに成功した
3ポジションイネーブルスイッチ
■知的財産戦略
■産官学連携
「標準化」を重視した知財戦略
社内外のリソースを融合・発展させ、
イノベーションを創出します
IEC:International Electrotechnical Commission
(国際電気標準会議)
世界トップレベルのフォトニクス研究開発拠点を目指す
「大阪大学フォトニクス先端融合研究拠点」事業に参加
しています。ここではウルトラファインバブルの生成、
計測、応用技術の開発など、大学や企業との連携に
より、IDECにおける新分野のインキュベーションに取り
組んでいます。
2014年3月31日現在
国内外における知的財産権の保有状況
前田 重雄
技術戦略部
先端技術推進グループ
国内特許権・実用新案権
280件
国内意匠権
373件
国内商標権
156件
海外特許権・実用新案権
常務執行役員 技術戦略本部長
IDECグループ C.T.O.
相互浸透型協働システムによるイノベーション創造
国際標準化を重視し、研究開発・知財・国際標準化が
三位一体となった開発推進体制のもと、知財部門に
おいても、
標準化動向を考慮しながら特許マップを作成し、
国際標準づくりを念頭に集中的、戦略的な特許出願
を推進しています。
(※)
藤田 俊弘
日本が国際幹事を務めるISO/TC281専門委員会の第1回会議
100件
海外意匠権(※)
44件
海外商標権(※)
123件
(※)
各国での権利保有数の合計
IDEC大阪大学ラボ
IDEC Report 17
18
Annual Report
既存事業の収益性向上、海外売上拡大
[ 中期経営計画 ]
Clear Vision
基盤事業の収益性向上、海外市場戦略強化で
グローバルでの揺るぎない地位の確立を目指す。
IDECグループは、1945年、
日本で創業して以来、北米、
欧州などの先進国へ展開し、産業のオートメーション化の流れの中で、
技術・製品の質を高め、
“IDEC”
としてのブランドを確立してきました。
そして近年、
アジア地域において、中国での販売、生産拠点
■
海外売上推移
基盤ビジネスである操作スイッチをはじめとする制御機器において、設計・生産技
術が連携して、
さらなる収益性の向上を進めるとともに、機械安全・防爆安全分野
をはじめとして顧客ニーズに基づく制御ソリューション展開を強化し、
シェア拡大を
図ってまいります。海外においては、タイにおける生産・販売拠点を中心に東南
(百万円)
14,000
アジアでの事業拡大を図るとともに、中国においては生産・販売拠点に加えて
開発拠点を設置するなど、市場ニーズに即した事業展開を推進してまいります。
7,000
制御ソリューション事業強化
東南アジア市場開拓
0
海外開発機能の拡充
新規事 業の拡 大
’13
■
’14
’15(計画)
新規事業の売上推移
家庭用太陽光発電向け電力マネジメントシステムの製品、
サービスを
拡充するとともに、
産業用太陽光発電事業を本格的に展開してまい
展開に加えて上海に開発拠点を設置するなど、地域に根差した
ります。
また、微細気泡生成技術
(GALF)
を活用した汚染土壌浄化
「地産地消」の体制を強化しています。加えて、
さらなる成長が
事業や実践型農業研究施設による農業のオートメーション化を進め
見込まれる東南アジア、
インド市場においても、
新たにタイに生産、
販売拠点を設置して事業拡大を推進しています。
また成熟した
市場においては、収益性を高めるために選択と集中により、
培ってきた技術力、IDECブランドによる付加価値の高いビジネス
を展開していきます。
“IDECらしい
今後ともマーケットインの発想で市場に合った
製品”
を展開し、各国現地市場に深く根をおろして揺るぎない
(百万円)
7,000
てまいります。
自動認識機器市場においては、
当社技術を活かした製
品、
ソリューションを提供し、
事業を拡大してまいります。
3,500
太陽光発電ビジネスの本格展開
GALFによる応用ビジネス展開
0
自動認識機器市場での事業拡大
’13
’14
’15(計画)
地位を確立してまいります。
事 業 基盤の整 備
IDECグループとして「顧客視点」
を徹底し、顧客から真に選ばれる
「プリファード・サプライヤー」
を目指します。
また、新たな研究開発拠点
■
顧客に選ばれる
「プリファード・サプライヤー」
を目指す
プリファード・サプライヤー
での開発・生産のコラボレーションにより、
ものづくり力を強化すると
ともに、
プロダクト・ライフサイクル・マネジメントを徹底し、
さらなる収益性
の向上を図ってまいります。
企業風土改革・業務改革による収益基盤強化
開発・生産の
コラボレーションによる
ものづくり力強化
国内外の生産/
開発体制の刷新
プロダクト・
ライフサイクル・
マネジメントの徹底
業務改革
代表取締役専務 舩木 幹雄
IDEC Report 19
20
Annual Report
[ 既存事業の海外売上拡大 ]
基盤事業の収益性の向上と
海外市場戦略強化
中心に新規事業展開
タイを中心にした拠 点 展開で
太陽 光発電関 連ビジネスの拡 大を通じて
東 南アジア・インドの成 長を取り込みます
再 生可能エネルギー分野でのプレゼンスを高めます
IDEC ASIA
(THAILAND)CO., LTD.
東南アジア・インドなどへの供給拠点と
徳 元 渡 /左
生産・SCM統括本部
本部長補佐
(海外生産戦略担当)
環境・エネルギー分野を
[ 新規事業の拡大 ]
して、2013年から機器製品の生産を
成長著しい東南アジアやインドへの販売・生産・
再生可能エネルギーの普及促進に私たちはビジネスを
供給拠点として開設したIDEC ASIA(THAILAND)
通じて貢献しています。
ソーラースマート事業では、業界
では、材料のエリア内調達、現地生産によるコスト
最小サイズの家庭用パワーコンディショナや太陽光発
メリットを追求したものづくりを実践するとともに、
電の「見える化」
を実現するモニタリングサービスを提供
販売面では、
ビジネス規模の拡大、注力製品の
しています。
また、産業用太陽光発電の分野では、発電
売上拡大を実現するため、
安全製品の普及活動など
施設の用地取得から設計、施工、
アフターサービスまで
の市場戦略を展開してまいります。
また、潜在市場
南あわじ市
(兵庫県)
太陽光発電所
であるミャンマー、ベトナムなどのタイ周辺国に対す
る販売リソースの強化も図り、
ビジネス基盤の構築を
開始しています。
推進しています。
国内各地にメガソーラー施設を完成させ
ています。
和 田 賢 治 /左
ソーラースマート事業部
企画グループ
IDEC ASIA(THAILAND)CO., LTD.
Managing Director(Production)
れるよう、
まずは太陽光発電の分野での事業拡大を
推進し、存在感を高めてまいります。
マーケットニーズに即応できる
戦 略 的なパートナーシップのもと
海 外開発 体制を拡 充しています
自動 認 識 機 器 事 業の拡 大を目指します
ソフトウェア開発スピード・サービス・品質の向上、
自動認識機器の自社開発に 加え、世界有数の
またアジア市場に最適化した製品の企画開発が
自動認識機器メーカーであるDATALOGIC社
(イタリ
可能となる体制を構築するため、上海にPLCや
ア)
との戦略的パートナーシップのもと、
日本国内の
プログラマブル表示器などのファームウェアやアプ
DATALOGIC社製品の販売会社を完全子会社
リケーションソフトの開発拠点を設置しました。海外
化し、技術・マーケティング・販売の体制を強化しま
の開発拠点を立ち上げ、
ソフト開発リソース基盤を
した。IDECグループ・DATALOGIC社両社のポ
手厚くすることにより、本社開発部隊と連携して海
テンシャルをフルに発揮して、国内シェア拡大を
外での需要拡大に柔軟に対応してまいります。
DATALOGIC社の自動認識機器製品
2014年4月に開設し、電子系製品の
います。
エネルギー分野においてもIDECがキープレーヤーとな
IDEC システムズ&コントロールズ株式会社
環境・エネルギー事業 技術統括部長
IDEC ASIA(THAILAND)CO., LTD.
Director(Sales and Marketing)
ソフトウェア・回路設計、開発を行って
は風力や地熱発電といった太陽光以外の再生可能
石 田 芳 明 /右
車 泰 尚 /右
愛徳克電子科技
(上海)
有限公司
ワンストップでお客さまをサポートしています。将来的に
松本 博貴
愛徳克電子科技
(上海)
有限公司
総経理
バーコードや二次元コードを読み取るバー
コードリーダ機器や、画像認識装置などを総
称して自動認識機器製品と呼称しています。
図ってまいります。
菅 清二
IDEC AUTO-ID SOLUTIONS株式会社
取締役
IDEC Report 21
22
Annual Report
Financial Highlights
[財務ハイライト]
主 力 製 品 が 回 復 するとともに
環 境 関 連 事 業 が 大 きく伸 長 。
百万円
2014
2013
2012
Thousands of
U.S. dollars(注記5)
2014
損益状況(3月31日に終了した各会計年度)/Profit and Loss Status(Years ended March 31)
¥36,319
¥29,343
¥32,557
$352,894
売上総利益/ Gross profit
15,406
13,062
14,416
149,690
販売費及び一般管理費/ Selling, general and administrative expenses
13,063
11,627
11,647
126,929
営業利益(損失)/ Operating income(loss)
2,342
1,434
2,769
22,761
経常利益(損失)/ Ordinary income(loss)
2,482
1,696
2,785
24,122
当期純利益(純損失)/ Net income(loss)
1,456
1,859
1,788
14,154
2,204
2,239
45,019
売上高/ Net sales
36,319
売上高
23.8
+
前期比
百万円
営業利益
2,342
63.3
+
前期比
%
百万円
キャッシュ・フロー状況(3月31日に終了した各会計年度)/ Cash Flow Status(Years ended March 31)
%
営業活動によるキャッシュ・フロー/Net cash provided by(used in)operating activities
投資活動によるキャッシュ・フロー/ Net cash provided by(used in)investing activities
フリー・キャッシュ・フロー(注記2)/ Free cash flow
売上高(百万円)
当期純利益(百万円)
総資産(百万円)
1株当たり配当金(円)
営業利益率(%)
ROE(%)
自己資本比率(%)
(注4)
DOE(%)
30
30
30
100
DOE
75
6
4
50
2.5
11
12
13
14
ー5
(277)
0
10
0
11
12
ー2.5
14
13
2
25
財務活動によるキャッシュ・フロー/Net cash provided by(used in)financing activities
11
12
13
14
10
11
12
13
前期比
23,108
+ 21.0
百万円
14
%
前期比
13,211
+ 29.0
(567)
1,261
(169)
20,790
(18,752)
1,337
16,514
設備投資額/ Capital expenditures
2,277
5,701
4,741
22,126
45,778
42,496
38,538
444,801
6,006
6,939
3,447
58,359
28,801
26,958
26,030
279,839
48.99
61.01
57.36
0.47
959.56
914.98
836.67
9.32
30
30
30
0.29
5.2%
7.0%
7.0%
5.2%
62.9%
63.4%
67.5%
62.9%
159.0%
154.1%
196.1%
159.0%
3.1%
3.4%
3.4%
3.1%
総資産/ Total assets
有利子負債(注記3)/ Total Interest-bearing liabilities
自己資本/ Total Shareholders' equity
1株当たり情報(円/U.S. Dollars)/ Per Share Information
純資産
(BPS)/ Book value per share(BPS)
財務指標等/ Financial Indicators
自己資本比率/ Shareholders' equity ratio
海外売上高
(1,595)
(24,228)
1,335
自己資本利益率(ROE)/ Return on equity(ROE)
国内売上高
(1,929)
(2,806)
1,699
配当金(年間)/ Cash Dividends per share(annual)
10
2,139
(3,800)
減価償却費/ Depreciation and amortization
潜在株式調整後当期純利益(EPS)/ Earnings per share(EPS)on a diluted basis
0
0
(2,493)
財務状態(各会計年度末)/ Financial Status(As of March 31)
25
45,778
■■ 1株当たり配当金
20
38,538
37,195
35,895
1,456
42,496
自己資本比率
7.5
5
5
10
■■ 総資産
1,859
1,788
36,319
29,343
32,557
15
ROE
10
22,443
31,159
営業利益率
■■ 当期純利益
1,730
■■ 売上高
4,633
流動比率/ Current ratio
百万円
%
制御用操作スイッチ、制御用リレー、安全関連製品など制御
制御用操作スイッチや制御用リレーなどの制御機器製品の販売
機器製品の回復に加え、太陽光発電分野など環境関連事
が北米・中国地域で伸長したほか、
プログラマブルコントローラを
業が大きく伸長したことにより、
前期比で増加しました。
はじめとする制御装置およびFAシステム製品の販売が北米・
(注記4)/ Dividends on equity
株主資本配当率(DOE)
(DOE)
注記: 1. 本アニュアルレポート中の記載金額は表示単位未満を切り捨て、比率については表示単位未満の端数を四捨五入してそれぞれ表示しています。
2. フリー・キャッシュ・フロー=営業活動によるキャッシュ・フロー+投資活動によるキャッシュ・フロー
3. 有利子負債=短期借入金+長期借入金
4. 株主資本配当率(DOE)=年間配当額÷株主資本
5.米ドル表記については、すべて2014年3月31日の実勢レート1米ドル=102.92円を使用して、海外の読者の便宜のためだけに換算したものです。
欧州地域で拡大したことにより前期比で増加しました。
IDEC Report 23
24
Annual Report
Financial Report
製品別売上高
制御用
周辺機器製品
制御機器製品、環境関連製品などを中心に
各製品群で増収
売上高
前期比
4,930 百万円
+ 7.3 %
国内において端子台やコントロールボックスの売上が
回復し、海外においては接続機器などの売上が伸長
しました。
製品別売上高の推移
制御用操作スイッチをはじめとする制御機器製品の
売上が回復し、
また、国内において環境関連事業が
14
大きく伸長したことなどにより、各製品群で増収を
13
達成しました。
12
0
売上高
制御機器製品
前期比
36,319
29,343
40,000
(百万円)
■ 売上高の推移
■ 制御装置およびFAシステム製品
売上高比率
■ 制御用周辺機器製品
32,557
20,000
■ 制御機器製品
13.6
■ 防爆・防災関連機器製品
■ その他の製品
%
14
4,930
13
4,592
12
5,146
0
3,000
6,000
(百万円)
19,416 百万円
防爆・防災関連
機器製品
+ 15.4 %
売上高
前期比
1,594 百万円
+ 4.0 %
国内において、制御用操作スイッチなど主力製品の売上
国内を中心に防爆コントロールボックスや防爆LED
が回復し、北米や中国においても制御用リレーなどが
照明の売上が伸長しました。
堅調に推移しました。
■ 売上高の推移
■ 売上高の推移
売上高比率
53.5
%
14
19,416
13
売上高比率
4.4
16,819
12
17,743
0
10,000
%
14
1,594
13
1,534
12
1,450
0
20,000
(百万円)
制御装置および
FAシステム製品
売上高
前期比
4,301 百万円
+ 25.1 %
売上高
その他の製品
前期比
+ 105.4 %
国内においてプログラマブル表示器の売上が回復した
太陽光発電用電力マネジメントシステムや産業用太陽光
発電システムなどの環境関連事業の売上が大きく伸長
販売が伸長しました。
しました。
■ 売上高の推移
■ 売上高の推移
11.8
%
14
4,301
13
売上高比率
3,438
12
2,500
16.7
%
4,211
0
1,500
(百万円)
6,076 百万円
ほか、北米・欧州を中心にプログラマブルコントローラの
売上高比率
750
5,000
(百万円)
14
6,076
13
2,958
12
4,005
0
3,000
6,000
(百万円)
IDEC Report 25
26
Annual Report
Financial Report
地域別売上高
連 結 貸 借 対 照 表 /Consolidated Balance Sheet
主力の国内市場をはじめ
各地域で増収を達成
2014年および2013年3月31日現在/ As of March 31, 2014 and 2013
景気拡大による設備投資の回復や、再生可能エネルギーの
普及促進政策の影響を受け、主力の国内市場が回復しました。
海外においても、北米や中国地域などを中心に各地域で売上
が伸長しました。
資産の部
/Assets
地域別売上高の推移
36,319
14
13
29,343
12
32,557
0
Japan
売上高
前期比
20,000
40,000
(百万円)
■ 日本
■ アジア・パシフィック
■ 北米
■ 欧州
Asia/Pacific
23,108 百万円
売上高
+ 21.0 %
前期比
+ 28.6 %
売上高比率
売上高比率
63.6
6,140 百万円
16.9
%
%
負債の部
■ 売上高の推移
14
23,108
13
19,101
12
21,523
0
12,500
25,000
(百万円)
制 御 用 操 作スイッチや制 御 用
リレー、安全関連製品などの制御
機 器 製 品の売 上が伸 長し、また
太 陽 光 発 電 用 電力マネジメント
システムなど環 境 関 連 事 業も
大きく伸長しました。
前期比
14
6,140
13
4,774
12
5,028
0
3,000
6,000
注力製品であるアジア向け安全
スイッチを含む制御用操作スイッチ
や制御用リレーなどの制御機器
製品や接続機器など制御用周辺
機器製品の売上が増加しました。
(百万円)
Europe
North America
売上高
■ 売上高の推移
/Liabilities
4,894 百万円
売上高
+ 24.6 %
前期比
2,065 百万円
+ 41.7 %
流動資産/Current assets
現金及び預金/Cash and deposits
受取手形及び売掛金/Notes and accounts receivable-trade
有価証券/Securities
商品及び製品/Merchandise and finished goods
仕掛品/Work in process
原材料及び貯蔵品/Raw materials and supplies
繰延税金資産/Deferred tax assets
その他/Others
貸倒引当金/Allowance for doubtful accounts
流動資産合計/Total current assets
固定資産/Noncurrent assets
有形固定資産/Property, plant and equipment
建物及び構築物
[純額]
/Buildings and structures, net
機械装置及び運搬具
[純額]
/Machinery, equipment and vehicles, net
工具器具及び備品
[純額]
/Tools, furniture and fixtures, net
土地/Land
リース資産
[純額]
/Lease assets, net
建設仮勘定/Construction in progress
有形固定資産合計/Total property, plant and equipment
無形固定資産/Intangible assets
ソフトウエア/Software
リース資産/Lease assets
のれん/Goodwill
その他/Others
無形固定資産合計/Total intangible assets
投資その他の資産/Investments and other assets
投資有価証券/Investment securities
長期貸付金/Long-term loans receivable
繰延税金資産/Deferred tax assets
その他/Others
貸倒引当金/Allowance for doubtful accounts
投資その他の資産合計/Total investments and other assets
固定資産合計/Total noncurrent assets
資産合計/Total assets
流動負債/Current liabilities
支払手形及び買掛金/Notes and accounts payable-trade
短期借入金/Short-term loans payable
1年内返済予定の長期借入金/Current portion of long-term loans payable
リース債務/Lease obligations
未払法人税等/Income taxes payable
未払金/Accounts payable-other
未払費用/Accrued expenses
前受金/Advances received
預り金/Deposits received
その他/Others
流動負債合計/Total current liabilities
固定負債/Noncurrent liabilities
長期借入金/Long-term loans payable
リース債務/Lease obligations
退職給付引当金/Provision for retirement benefits
退職給付に係る負債/Net defined benefit liability
役員退職慰労引当金/Provision for directors' retirement benefits
資産除去債務/Asset retirement obligations
長期未払金/Long-term accounts payable-other
固定負債合計/Total noncurrent liabilities
負債合計/Total liabilities
2014
2013
2014
7,743
5,919
1,133
3,741
1,138
2,677
641
727
(39)
23,683
7,031
5,614
−
3,699
903
2,055
613
661
(37)
20,541
75,236
57,515
11,018
36,350
11,065
26,011
6,235
7,066
(379)
230,119
9,010
778
992
7,591
244
285
18,903
5,695
707
512
8,738
337
3,781
19,772
87,551
7,566
9,642
73,758
2,379
2,778
183,675
392
3
370
85
851
404
9
−
17
431
3,813
31
3,597
832
8,275
857
603
416
560
(97)
2,339
22,095
45,778
824
6
475
543
(99)
1,750
21,954
42,496
8,331
5,860
4,045
5,441
(947)
22,731
214,682
444,801
4,373
5,897
83
127
293
773
1,465
873
733
272
14,893
2,928
6,697
133
156
517
515
1,312
40
948
83
13,334
42,492
57,304
808
1,239
2,853
7,513
14,235
8,483
7,126
2,647
144,706
25
132
−
1,435
57
66
138
1,856
16,749
108
208
1,558
−
57
63
−
1,996
15,330
245
1,290
−
13,947
560
648
1,344
18,036
162,742
純資産の部 株主資本/Shareholders' equity
売上高比率
13.5
5.7
%
■ 売上高の推移
14
4,894
13
3,928
12
3,633
0
2,500
/Net assets
売上高比率
5,000
(百万円)
制 御 用 操 作スイッチや制 御 用
リレーなどの 制 御 機 器 製 品や
プログラマブルコントローラなど
の制御装置およびFAシステム
製品が伸長しました。
%
■ 売上高の推移
14
2,065
13
1,457
12
2,294
0
1,250
2,500
(百万円)
プログラマブルコントローラなどの
制御装置およびFAシステム製品
や、制御用操作スイッチやイネーブ
ルスイッチなど制御機器製品の売
上が伸長しました。
資本金/Capital stock
資本剰余金/Capital surplus
利益剰余金/Retained earnings
自己株式/Treasury stock
株主資本合計/Total shareholders' equity
その他の包括利益累計額/Accumulated other comprehensive income
その他有価証券評価差額金/Valuation difference on available-for-sale securities
為替換算調整勘定/Foreign currency translation adjustment
退職給付に係る調整累計額/Remeasurements of defined benefit plans
その他の包括利益累計額合計/Total accumulated other comprehensive income
新株予約権/Subscription rights to shares
少数株主持分/Minority interests
純資産合計/Total net assets
負債純資産合計/Total liabilities and net assets
Thousands of
U.S. dollars(注記2)
百万円
10,056
9,722
16,139
(7,045)
28,873
10,056
9,690
15,567
(7,519)
27,795
97,712
94,468
156,819
(68,460)
280,539
117
(72)
(117)
(72)
61
166
29,029
45,778
7
(844)
−
(837)
64
142
27,165
42,496
1,139
(701)
(1,138)
(700)
596
1,622
282,058
444,801
注記: 1. 本アニュアルレポートの作成にあたっては、連結株主資本等変動計算書および注記事項は省略しておりますので、詳細については、金融庁の「EDINET
(金融商品取引法に基づく有価
証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム)
」
を通じて開示している有価証券報告書をご確認ください。
2. また、P28-30の連結財務諸表に記載の米ドル表記については、
すべて2014年3月31日の実勢レート1米ドル=102.92円を使用して、海外の読者の便宜のためだけに換算したものです。
IDEC Report 27
28
Annual Report
Financial Report
連結損益計算書/Consolidated Statement of income
Thousands of
U.S. dollars(注記2)
百万円
3月31日に終了した各会計年度/ Years ended March 31
2014
2013
2014
売上高/Net sales
売上原価/Cost of sales
売上総利益/Gross profit
販売費及び一般管理費/Selling, general and administrative expenses
営業利益/Operating income
営業外収益/Non-operating income
受取利息/Interest income
受取配当金/Dividends income
為替差益/Foreign exchange gains
受取賃貸料/Rent income
持分法による投資利益/Equity in earnings of affiliates
その他/Others
営業外収益合計/Total non-operating income
営業外費用/Non-operating expenses
支払利息/Interest expenses
減価償却費/Depreciation
その他/Others
営業外費用合計/Total non-operating expenses
経常利益/Ordinary income
特別利益/Extraordinary income
固定資産売却益/Gain on sales of noncurrent assets
投資有価証券売却益/Gain on sales of investment securities
負ののれん発生益/Gain on bargain purchase
退職給付制度終了益/Gain on abolishment of retirement benefit plan
新株予約権戻入益/Gain on reversal of subscription rights to shares
特別利益合計/Total extraordinary income
特別損失/Extraordinary loss
段階取得に係る差損/Loss on step acquisitions
固定資産売却損/Loss on sales of noncurrent assets
減損損失/Impairment loss
固定資産廃棄損/Loss on abandonment of noncurrent assets
投資有価証券売却損/Loss on sales of investment securities
投資有価証券評価損/Loss on valuation of securities
特別損失合計/Total extraordinary loss
税金等調整前当期純利益/Income before income taxes and other adjustments
法人税、住民税及び事業税/Income taxes-current
法人税等調整額/Income taxes-deferred
法人税等合計/Total income taxes
少数株主損益調整前当期純利益/Income before minority interests
少数株主利益/Minority interests in income
当期純利益/Net income
36,319
20,913
15,406
13,063
2,342
29,343
16,280
13,062
11,627
1,434
352,894
203,203
149,690
126,929
22,761
22
16
103
97
8
90
338
25
25
139
89
17
80
379
219
156
1,005
945
81
880
3,289
59
94
44
198
2,482
48
23
46
117
1,696
581
917
429
1,928
24,122
7
−
15
101
−
123
1,048
290
−
−
0
1,338
70
−
146
982
−
1,199
8
11
211
24
−
−
255
2,350
811
67
878
1,471
15
1,456
−
0
−
1
3
49
54
2,980
865
240
1,106
1,873
13
1,859
84
107
2,051
239
−
−
2,483
22,838
7,880
657
8,538
14,300
146
14,154
連結キャッシュ・フロー計算書/Consolidated Statement of Cash Flow
3月31日に終了した各会計年度/ Years ended March 31
営業活動によるキャッシュ・フロー/Net cash provided by(used in)operating activities
税金等調整前当期純利益
[純損失]
/Income(loss)before income taxes and other adjustments
減価償却費/Depreciation and amortization
減損損失/Impairment loss
のれん償却額/Amortization of goodwill
負ののれん発生益/Gain on bargain purchase
貸倒引当金の増減額
[
()
は減少]
/Increase(decrease)in allowance for doubtful accounts
退職給付引当金の増減額
[
()
は減少]
/Increase(decrease)in provision for retirement benefits
退職給付に係る負債の増減額
[
()
は減少]
/Increase (decrease) in net defined benefit liability
受取利息及び受取配当金/Interest and dividends income
支払利息/Interest expenses
為替差損益
[
()
は益]
/Foreign exchange losses(gains)
持分法による投資損益
[
()
は益]
/Equity in(earnings)losses of affiliates
投資有価証券売却損益
[
()
は益]
/Loss (Gain) on sales of investment securities
有価証券評価損益
[
()
は益]/Loss (gain) on valuation of securities
固定資産売却損益
[
()
は益]
/Loss(gain)on sales of noncurrent assets
固定資産廃棄損/Loss on abandonment of noncurrent assets
売上債権の増減額
[
()
は増加]
/Decrease(increase)in notes and accounts receivable-trade
たな卸資産の増減額
[
()
は増加]
/Decrease(increase)in inventories
未収入金の増減額
[
()
は増加]
/Decrease (Increase) in accounts receivable
仕入債務の増減額
[
()
は減少]
/Increase(decrease)in notes and accounts payable-trade
前受金の増減額
[
()
は減少]
/Increase (decrease) in advances received
未払金の増減額
[
()
は減少]
/Increase(decrease)in accounts payable-other
預り金の増減額
[
()
は減少]
/Increase(decrease)in deposits received
長期未払金の増減額
[
()
は減少]
/Increase (decrease) in long-term accounts payable-other
その他/Others
小計/Subtotal
利息及び配当金の受取額/Interest and dividends income received
利息の支払額/Interest expenses paid
法人税等の支払額/Income taxes paid
営業活動によるキャッシュ・フロー/Net cash provided by(used in)operating activities
投資活動によるキャッシュ・フロー/Net cash provided by(used in)investing activities
有価証券の取得による支出/Purchase of securities
有形固定資産の取得による支出/Purchase of property, plant and equipment
有形固定資産の売却による収入/Proceeds from sales of property, plant and equipment
無形固定資産の取得による支出/Purchase of intangible assets
国庫補助金の受入額/Receipt of government subsidies
投資有価証券の取得による支出/Purchase of investment securities
投資有価証券の売却による収入/Proceeds from sales of investment in securities
関係会社出資金の払込による支出/Purchase of payments for investments by affiliated companies
長期貸付による支出/Payments of long-term loans receivable
長期貸付金の回収による収入/Collection of long-term loans receivable
of investments in subsidiaries
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出/ Purchase
resulting in change in scope of consolidation
その他/Others
投資活動によるキャッシュ・フロー/Net cash provided by(used in)investing activities
財務活動によるキャッシュ・フロー/Net cash provided by(used in)financing activities
短期借入金の純増減額
[
()
は減少]
/Net increase(decrease)in short-term loans payable
長期借入れによる収入/Proceeds from long-term loans payable
長期借入金の返済による支出/Repayment of long-term loans payable
自己株式の取得による支出/Purchase of treasury stock
ストックオプションの行使による収入/Proceeds from exercise of stock option
配当金の支払額/Cash dividends paid
少数株主への配当金の支払額/Cash dividends paid to minority shareholders
リース債務の返済による支出/Repayments of lease obligations
財務活動によるキャッシュ・フロー/Net cash provided by(used in)financing activities
現金及び現金同等物に係る換算差額/Effect of exchange rate change on cash and cash equivalents
現金及び現金同等物の増減額
[
()
は減少]
/Net increase(decrease)in cash and cash equivalents
新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額/Increase in cash and cash equivalents from newly consolidated subsidiary
現金及び現金同等物の期首残高/Cash and cash equivalents at beginning of year
現金及び現金同等物の期末残高/Cash and cash equivalents at end of year
Thousands of
U.S. dollars(注記2)
百万円
2014
2013
2,350
1,699
211
9
(15)
(4)
−
(347)
(38)
59
(1)
(8)
−
−
3
24
274
(484)
59
782
831
165
(218)
134
206
5,694
38
(61)
(1,037)
4,633
2,980
1,335
−
−
−
(8)
94
−
(51)
48
0
(17)
(287)
49
(1,047)
1
1,014
86
(145)
(852)
(42)
0
135
−
(71)
3,221
50
(48)
(1,019)
2,204
22,838
16,514
2,051
92
(146)
(46)
−
(3,377)
(376)
581
(16)
(81)
−
−
36
239
2,663
(4,710)
574
7,607
8,077
1,612
(2,121)
1,310
2,002
55,326
378
(599)
(10,085)
45,019
(1,103)
(1,927)
1,404
(242)
−
(0)
0
−
(600)
3
(7)
(19)
(2,493)
−
(7,494)
3,192
(103)
90
(2)
649
(150)
−
5
−
12
(3,800)
(10,723)
(18,727)
13,646
(2,360)
−
(1)
0
−
(5,829)
32
(76)
(188)
(24,228)
(800)
−
(133)
(0)
53
(884)
(1)
(163)
(1,929)
339
549
162
7,031
7,743
3,500
100
(108)
(1,134)
10
(933)
(1)
(171)
1,261
528
194
−
6,836
7,031
(7,773)
−
(1,294)
(2)
520
(8,598)
(14)
(1,589)
(18,752)
3,300
5,339
1,580
68,316
75,236
2014
IDEC Report 29
30 Annual Report
TOPICS
TOPICS
2013年4月∼2014年3月の主なトピックスをご紹介します。
| 機器製品 |
2013
4
圧倒的な視認性を実現する、
超高輝度LED表示灯
AP22形発売
| 機器製品 |
2013 φ22 CWシリーズ
6
フラッシュシルエットスイッチに
2段コンタクトブロックタイプ発売
| 機器製品 |
2013
9
外 乱 光 の 影 響を受けにくい
2 接 点 入りの 2 段コンタクト
省スペースとパネル前面のデザ
高輝度タイプで、
遠方からの点灯
ブロックを新規開発し、押ボタン・
インに優れたLBWシリーズに、
確認を確実に行うことができ、
照光 押ボタン・セレクタ・ 付
デザイン性をさらに追 求した
誤視認を防止。
FA分野をはじ
セレクタの各スイッチの「4接点」
平形リング照光タイプと操作性
めNon-FAまでさまざまな状況
回路構成が可能に。制御回路
に配慮した丸突形照光押ボタン
で、注 意 喚起用表示灯として
設計の選択肢が拡大します。
スイッチタイプがラインアップされ
最適です。
| 防爆製品 |
2013
5
省スペース・薄形の
LBWシリーズ
コントロールユニットに
新形状タイプ発売
| 安全製品 |
5
April
May
10
各種安全規格に適合した
RF2形2極強制ガイド式
リレー発売
接点の溶着故障など安全制御
回路の危険側故障を検出する
ために欠かせない重要な部品
である強 制ガイド式リレーに
2極タイプが登場。
コスト削減と
省スペース化を可能にします。
ました。
防爆安全に関する技術
インテリジェンス書籍を発刊
| 防爆製品 |
2013
8
ATEX指令に対応した
耐圧・安全増防爆構造/
大形コントロールボックス
EC2C形発売
| 防爆製品 |
2013
9
水素ガス対応、
本質安全・耐圧防爆構造 タッチスイッチ付表示器発売
| 環境製品 |
2014
3
太陽光発電用
パワーコンディショナに
5.9kWタイプ登場
最新の国際規格に基づく防爆
すべての爆発性ガス、蒸気の
水素ガスを含むゾーン1、2の
コンパクトデザイン、
密着取り付け
電気機器の安全設計から、
設置
雰囲気と粉じん雰囲気で使用
危険場所で使用可能。表示器
可能、実発電量の大きさなどで
や工事、点検保守に至るまで
可能、
またATEX指令
(欧州防
はSVGA・12.1インチ高輝度
好評をいただいているパワーコン
エンジニアリングも含めた防爆
爆指令)
に対応し、
欧州や中近
LCDの搭載により、視認性に
ディショナに5.
9kWタイプが
電気機器の安全に関する技術
東・東南アジア向けプラントに最
優れた画面で、最高クラスの
登場。業界初の自立運転出力
インテリジェンスを公開、解説
適なコントロールボックスです。
表示性能を実現しています。
2 口 搭 載で、もしもの 停 電 時
でも電気が使えて安心です。
しています。
4
2013
4月 ものづくり最適化のコア拠点 新本社 / 技術研究センターでの業務開始。
6
June
7
July
7月 尼崎事業所が完成。防爆・システム製品の
生産拠点として、フレキシブルかつ生産性の
高いものづくりを推進します。
8
August
9
September
11月 中国国際工業博覧会に出展。
安全労働環境モデルをアピールしました。 10
11
12
1
2
October
November
December
January
February
11月 システム・コントロール・フェアに出展。
顧客視点による
「コト価値」の考え方を提案。
11月 イタリア・DATALOGIC社と包括的業務提携。
3
March
12月 シュナイダーエレクトリックとプロジェクトを組んだ
メガソーラー施設が兵庫県福崎町に完成、
発電を開始。
IDEC Report 31
32
CSR Repor t
IDECグループは、創業以来、企業の発展を通じて
社会に貢献することを、経営の基本方針のひとつとしてきました。
とりわけ、長年の安全機器製品の開発実績に基づく
「安全の普及」
と、環境配慮型製品の開発・普及などによる
「地球環境保護への貢献」
をCSR活動の中心に据えています。
※ への参加企業として、
また、
国連グローバル・コンパクト
(GC)
GC10原則を支持し、
企業の社会的責任を果たすための
取り組みを積極的に推進しています。
今後も、
すべてのステークホルダーの皆さまから
信頼される企業となることが事業活動の原点であると考え、
持続可能な社会の実現に向け、取り組んでまいります。
国連グローバル・コンパクトの10原則
【人権】企業は、
1 :国際的に宣言されている人権の保護を支持、
尊重し、
2 :自らが人権侵害に加担しないよう確保すべきである。
【労働基準】企業は、
3 :組合結成の自由と団体交渉の権利の実効的な承認を支持し、
4 :あらゆる形態の強制労働の撤廃を支持し、
5 :児童労働の実効的な廃止を支持し、
6 :雇用と職業における差別の撤廃を支持すべきである。
【環境】企業は、
7 :環境上の課題に対する予防原則的アプローチを支持し、
8 :環境に関するより大きな責任を率先して引き受け、
9 :環境に優しい技術の開発と普及を奨励すべきである。
I D E CグループのC S R 方針
IDECグループは、
「 社員すべてが人間性
を尊 重しつつ 企 業 の 発 展を通じて
社会経済に貢献し、人生に意義あら
しめるにある」
という企業目標の
実現に向けて、
グループ行動
基準および国連グローバル・
コンパクトの 1 0 原 則 に
基 づき、事 業 活 動を
企業目標
経営理念
基本方針
通じた社会貢献に
積 極 的 に 取り
組んでいます。
【腐敗防止】企業は、
10:強要と贈収賄を含むあらゆる形態の腐敗の防止に取り組むべきである。
※国連グローバル・コンパクトとは、
「企業が責任ある創造的なリーダーシップを発揮することによって、社会のよき一員として行動し、
持続可能な成長を実現するための世界的な枠組みづくりに参加する自発的な取り組み」
です。
事業活動を通じたCSR活動
IDECグループ 行動基準
国連グローバル・コンパクト
IDEC Report 33
34
IDECグループの
取り組み
[ 安全への取り組み ]
「安全性」と「生産性」を
高いレベルで両立させるために。
http://jp.idec.com/ja/aboutIDEC/csr
IDECグループのCSR活動の詳細は、
ウェブサイトでご覧いただけます
【安全基本方針】
IDECグループは、
「人間性尊重経営」を前提として、
「企業活動を通じて社会・経済に
貢献する」という経営の基本方針に基づき、IDECグループだけでなくグローバル社会
での安全で快適な環境づくりのため、すべての事業活動において常により高い安全性の
実現を目指します。
Safety
Environment
[ 地球環境保護への取り組み ]
[ 安全への取り組み ]
・安全・防爆機器製品の開発
・地球環境保護につながる事業展開
・
「安全をつくる」
プロの育成
・環境配慮型製品の開発
・安全なものづくりのご提案
・環境マネジメントシステムの実践
・
「安全」の啓発活動
・環境負荷低減活動
Corporate Governance,
Compliance
事業活動
人材/
経営基盤
[ コーポレートガバナンス / コンプライアンス ]
強制ガイド式リレー RF2V形
セーフティアセッサ有資格者の育成
安全回路において接点の溶着、破損などによる故障を
検出。安全制御回路の危険側故障を検出するために
欠かせない重要な機器です。
社員のセーフティアセッサ資格 ※の取得を推進し、安全
製品の開発・普及やコンサルティングにおいて安全性の
妥当性を適切に判断できる人材を育成しています。
2014年3月31日現在のグループ全体での有資格者は、
318名となりました。
耐圧・安全増防爆構造 大形コントロールボックス EC2C形
危険場所でも使いやすい
安全機器の開発を目指します
すべての爆発性ガス、蒸気の雰囲気と粉じん雰囲気
で使用可能。ATEX指令(欧州防爆指令)
に対応し欧
州や中近東・東南アジア向けプラントに最適なコントロー
ルボックスです。
山野 雅丈
当社資格保有者数
セーフティリードアセッサ→15名
[第三者として安全性の妥当性を判断する総合
力がある]
セーフティアセッサ→33名
[安全性の妥当性を判断する総合力がある]
機器製品事業部 開発部
セーフティアセッサ(制御安全・機械安全分野)
セーフティサブアセッサ→147名
[安全性の妥当性確認に必要とされる基礎知識・
能力がある]
セーフティベーシックアセッサ→123名
[機械運用安全または防爆電気機器安全の基
礎知識を有する]
Quality
RF2V形
EC2C形
※セーフティアセッサ資格とは、
日本認証(株)、
( 社)
日本電気制御機器工業
会、安全技術応用研究会、
テュフラインランド ジャパン
(株)
の連携によって制
度化された、機械安全の知識と能力を認定する資格制度です。
[ 品質への取り組み ]
・品質保証体制の維持強化
・品質教育の実践
・グローバルアドバイザリーボード
■安全なものづくりのご提案
■「安全」の啓発活動
安全コンサルティングの実施
セミナー、講演会の実施
産業現場における危険源の特定、
リスクの評価、低減
方策の立案・実施など、
安全性と生産性の両立を目指した
安全コンサルティングを実施しています。
産業事故削減への貢献を目指し、
「ものづくり安全セミ
ナー」、
「防爆安全セミナー」
を開催しています。2013年度は
全国で68回のセミナーを開催し、1,232名の方に参加
いただき、
累計受講者数は31,506名となりました。
また、
総合
展示会場での技術講演会や、政府開発援助(ODA)
の
一環としてタイにおいて政府関係者などへ向けた講演を実施
するなど、
積極的に生産現場の安全啓発を行っています。
・クレーム対応体制の構築
・監査体制
・リスクマネジメント
■「安全をつくる」
プロの育成
・品質保証指針の策定
・ガバナンス体制
・コンプライアンス
■2013年度開発 安全・防爆機器製品
Human rights
and Employees
防爆安全に関する書籍を発刊
[ 人権・従業員への取り組み ]
・ワークライフバランスの推進
・人材育成の強化
産業事故削減に向けて
セミナーや講演にも積極的に取り組みます
・能力向上施策の強化
・安全な職場環境の実現
上野 泰史
防爆・システム事業部 企画開発部
セーフティサブアセッサ
NECA防爆委員会 委員長
最新の国際規格に基づく
防爆電気機器の安全
設計から、設置や工事、
点検保守に至るまでエン
ジ ニ アリングも 含 めた
防爆電気機器の安全に
関する技術インテリジェンス
を公開、解説しています。
防爆安全に関する講演会の様子
IDEC Report 35
36
CSR Report
[ 地球環境保護への取り組み
]
本業を通じた CSR ]
[ 品質への取り組み
本業を通じた CSR ]
]
事業を通じてお客さまの、
全員で考え、全員で挑戦する。
そして社会の環境向上に寄与する。
【環境基本方針】
「品質」はすべての企業活動の基本である。
私たちは、地球環境と企業運営の関係において、地球との共生が人類共通の願いで
あることを認識し、事業活動のすべての面で、環境の保全を最重要課題として行動し、
【品質基本方針】
全員で挑戦する品質保証体制を築き、
『 品質のIDEC』
を実現する。
持続可能な発展を目指します。
■地球環境保護につながるIDECの事業展開
環境に優しいメガソーラー
電力・省エネ問 題への貢 献を目指し産 業 用 太 陽 光
発電事業を展開しています。
水質・土壌の浄化ソリューション
■IDECグループ開発ポリシー、評価基準
「省」の思想に基づいた製品開発活動
IDECグループでは、1978年の製品開発ポリシーの制定
以来、製品開発における基本思想として、
「 省」に基づく
最適制御の実現を掲げています。省エネルギー・省スペース・
省メンテナンス・省資源など、
あらゆる
「省」の思想は現在
も変わらず、独自の設計審査基準に基づいた新しい環境
配慮型製品の開発に継続的に取り組んでいます。
省資源
省エネルギー
環境保全性
評価試験 担当
製品の評価解析、クレーム解析による要因特定
品質保証センター 部長
消費電力削減
長期使用対応
規格管理 担当
製品・生産事業所の規格認証の取得、維持、監査
規制化学物質不使用
■品質教育
■クレーム対応体制
ISO14001環境マネジメントシステムに基づき年間の
目標を定め、
電力使用量、
水使用量、
紙使用量、
廃棄物量、
CO2排出量の削減に全社をあげて取り組んでいます。
品質向上の意識徹底と品質管理手法の習得を目的
とした社内品質教育を全国各事業所において実施し、
学習成果の確認として公的資格(品質管理検定)の
受験を推奨しています。習得した考え方や手法を実際の
QCサークル活動で実践し、活動を活性化させて品質の
向上を図り、
クレームの削減に取り組んでいきます。
IDECグループのクレーム対応は、代表取締役社長を
委員長とするリスクマネジメント委員会での最終的な意思
決定の構造を前提としたうえで、品質保証部門を中心とし
ながら、開発部門・生産技術部門が連携して原因の特定
を図り、各機能による情報共有を密にしながら連携し迅速
に対応できる体制を構築しています。
0
’
10
筑波事業所
’
11
12,206
377 11,075
400
200
0
’
12
’
13
’
14
※原単位は各年度の売上高あたりの使用量です。 ※データ集計範囲は、
本社/技術研究センター、
筑波事業所、
尼崎事業所、
浜松事
業所、
福崎事業所、
滝野事業所、
竜野物流センター、
IDEC SALES OFFICEです。
※その他の環境パフォーマンス推移はウェブサイトでご覧いただけます。
「クレームゼロ」
を目指して
全社一丸となって取り組みます
リスクマネジメント委員会
規程に基づく
製品回収
吉田 節
品質保証センター
グローバル品質保証グループ
製品回収
検討会議
顧客
経営管理部
総務グループ
337
4,000
高田 知明
11,014
8,000
600
国
12,000
■■ 電力使用量(千kWh)
原単位(kWh/百万円)
338
[電力使用量推移]
364 11,343
IDECグループは、
1997年度にJQA
(一般財団法人
日本品質保証機構)
の審査を経て、本社/技術研
究センターなどにおいてISO14001の認証を取得し
ています。現在は、
本社/技術研究センター、
筑波、
福崎
(滝野を含む)、尼崎の各事業所において、
認証を取
得しています。2013年度の外部審査の結果、改善指
摘はありませんでした。なお、環境関連法規に関する
法令違反もありませんでした。
■環境負荷低減活動
9,318
■環境マネジメントシステム
本社/技術研究センター
松本 敦
生産品質保証 担当
社外クレーム対応、ルール遵守状況の監査
土壌浄化の様子
415
メガソーラー事業
全社的な品質基準・ルールの制定、管理
各種実施規程
︵品質管理に関する手順︶
IDECシステムズ&コントロールズ株式会社 環境・エネルギー事業 技術部
グローバル品質保証 担当
品質管理規程
︵品質管理体系︶
篠崎 健一
環境負荷低減を目指して
環境マネジメントを実践しています
再資源化容易性
解体容易性
廃棄処理容易性
減容化・軽量化
再利用
再資源化
IDECの「品質基本方針」は「製品の価値を品質におく」
ことを基本姿勢とし、
これを堅持・完遂するという精神を謳って
います。この品質基本方針に基づき、お客さまが必 要と
する期間、信頼しかつ充分に満足して、使用し続けられる
品質の製品を提供するため、
各段階において組織的に実行
すべき品質保証活動の指針を定めています。
品質保証指針
︵品質つくりこみガイド︶
製品構造
品質保証部門を中心とした保証体制を構築しています。
品質基本方針
︵最上位の方針、理念︶
配慮要素
■品質保証指針
IDEC品質保証センター
お客さまの安心と満足のため
「品質の IDEC」
を実現していきます
環境配慮型製品の設計審査基準
■品質保証体制
[品質方針体系]
事業を通じて
地球環境保護に貢献します
独自の 流 体 制 御 技 術による微 細 気 泡 発 生 装 置を
用いて、排水処理や水質浄化、土壌浄化など環境保護
に貢献しています。
我社が目標とする品質を「使いやすさ」におき、ユーザーに安心して購入し満足して使用して
いただける優れた製品と、
これを最も経済的に作り出す技術を確保するため、全員で考え
販売部門
関連部門
品質保証部門
開発/生産技術
部門と連携
社内品質教育研修
IDEC Report 37
38
CSR Report
[ 人権・従業員への取り組み
]
本業を通じた CSR ]
【HR基本方針】
(HR:Human Resource)
[ コーポレー
トガバナンス/コンプライアンス
]
[
本業を通じた
CSR ]
一人ひとりの人生にとって、
より透明に。より効率良く。
IDECが実り多い職場であるために。
信頼される企業であり続けるために。
人事施策を展開するにあたっては、
その根底に「人間性尊重」の精神をもって行い、人材が
育つ風土を確立する。経営基本方針の意図・内容を充分に理解し、
それを実践・体現する
【経営基本方針】
ことによって、個々の使命・責任を果たすことのできる人材を育成する。
IDECグループは、
「人間性尊重経営」のもと、
「企業活動を通じて社会・経済に貢献する」
ことを経営の基本とし、
「制御技術を駆使して顧客のニーズに応え、社会に貢献していく」と
いう活動により、当社グループに関わる人々の幸福を実現していくため、
ガラス張り経営を
貫き、健全な経営体制を構築することを目指します。
■ワークライフバランスの推進
■人材育成
■ガバナンス体制
育児や介護をしながら働いている社員を皆で支え合う
制度を充実させ、
すべての社員が安心して働ける基盤を
整えるため、2012年度より育児と介護のための短時間
勤務の対象範囲を拡大しました。仕事と家庭の両立を
支援し、生きがい、働きがいを感じられる職場環境づくり
に取り組んでいます。
階層別研修や製品技術教育など体系的に研修を実施
しています。
また、育成を目的としたローテーションを行い、
個人のキャリア開発を支援しています。
一方、社員自らも自己実現に向けたキャリアプランを
作成し、
キャリアゴールのために必要な学習や研修を経験
することで、
目指す姿への短期間での成長を果たすことが
可能な仕組みとなっています。
1998年より執行役員制度を導入し、
経営の業務執行機能
と監督機能の分離を図り、効率的な経営を目指しています。
また、社外取締役や社外監査役を積極的に選任、任用し、
業務執行に対する監督・監査機能を強化しています。
HR部
人事・労務グループ
現地の文化を反映して、
制度や環境を整備しています
つわり、
通院に
関する措置
通勤緩和・
休憩等の
措置
出産
1歳
育児時間(3歳まで)
育児短時間勤務(小学3年まで)
産前・ 育児
育児時差勤務
産後
休業
休暇
子ども・家族の看護休暇
経営の透明性と効率性を確保することが、
コーポレートガバナンスの基本と考えています
個人の成長
企業の発展
小学校卒業
津 本 眞司/右
田 中 純 代 /左
妊娠
所定外労働の免除
時間外労働の制限
・強い個人が強い会社を作る
・個人の成長なくして企業の発展はない
キャリア開発の支援
会社
主体的なキャリア開発
セルフキャリア
マネジメント
職務を行ううえでの基本的な考え方や行動の指針を
「行動基準」にまとめ国内外グループ会社を含め広く
従業員に配布しています。
また新入社員から管理職まで
入社年数や職責・階層に応じた研修体系を整備し、
定期的な研修を実施しています。
■グローバルアドバイザリーボード
[出産・育児に関する諸制度]
働きやすい職場、
働きがいのある職場づくりを目指します
■コンプライアンス
事業運営に資する幅広いご意見・ご助言を得るため、
社外
取締役や企業経営者など国内外の有識者からなる
グローバルアドバイザリーボードを設置しています。
藤田 慶二郎
取締役 内部統制統括担当
ボードメンバーのRomano Volta 氏
イタリアにおいて、工業オートメーション用光電
装 置などの分 野で世 界 的リーディングカン
パニーとなるDATALOGIC社を創業。
個人
■海外グループ会社の取り組み
■安全な職場環境の実現
■監査体制
■リスクマネジメント
本社の諸規程や運用に基づきながら、
所在する国の文化
や環境を取り入れ、
その国に応じた規程や制度を整備して
います。また、社員にさまざまなトレーニングプログラム
を提供し、現地採用社員の能力向上を図っています。
例えば愛徳克電気貿易
(上海)
では、安全機器の知識と
能力を認定する日本の資格であるセーフティアセッサ
資格の受験を支援し、
社内講習やOJT、
日本の生産現場
との情報交換など、
積極的にサポートしています。
労働災害と健康障害を防止するため、労働安全衛生
に関する法令を遵守し、安全衛生管理体制および災害
防止基準を確立して、
自主的・計画的な活動を推進し、
安全で健康的な職場環境の維持に努めています。
とり
わけ、職場における危険性または有害性を調査し、
その
結果に基づいて従業員の危険または健康障害を防止
するための措置を講じるリスクアセスメントと、従業員
一人ひとりが個々の能力を充分発揮できるように、心の
ケアに関する教 育 研 修の実 施 、相 談 体 制の整 備 、
職場復帰の支援などのメンタルヘルスケアに重点的に
取り組んでいます。
内部監査室は、経営目標の効果的な達成に役立つことを
目的として、合法性と合理性の観点から公正かつ独立の立場
で、経営の諸活動の遂行状況を評価および支援しています。
監査活動においては、
リスクのマネジメント、
コントロールおよび
組織体のガバナンスプロセスの有効性についての評価改善
提案とその支援に重点的に取り組んでいます。また、IDEC
グループの財務報告の信頼性確保にかかる内部統制の
整備運用状況評価活動においては、
業務活動の遂行に対して
独立した立場からモニタリングを実施し、評価を行っています。
危機発生の回避と、万一危機が発生した際の被害を
最小限に抑えるために、
「 危機管理規程 」
を制定し、
代表取締役社長を委員長とする「リスクマネジメント
委員会 」
を設置して、平常時のリスク防止と、危機の
発生時における迅速な対応がとれる体制を整えています。
また、危機発生時の初動対応の一環として、安否確認
システムを導入しています。
独立した立場と客観的な視点で
経営の諸活動の状況を評価・支援しています
Sara Zhan
末廣 雅義
愛徳克電気貿易(上海)有限公司
内部監査室 室長
相互連携
セーフティサブアセッサを取得した王社員
(愛徳克電気貿易
(上海)
有限公司)
監査
監査役会
相互連携
相互連携
会計監査人
会計
監査
代表取締役社長
取締役会
危機
指示・報告
内部監査室
内部監査・改善報告
取締役会
危機対応
関係部門
報告・
相談
指示・
支援
指示
報告
リスク
マネジメント
委員会
情報開示 ステーク
ホルダー
指示・報告
従業員
各部門
グループ会社
IDEC Report 39
40
Corporate Data
Directors & Officers
[役員紹介]
取締役
代表取締役会長兼社長
舩木 俊之
代表取締役専務
舩木 幹雄
取締役
藤田 慶二郎
社外取締役
豊蔵 亮
中川 剛 ㈱東芝 社友
確 固 たる 収 益 基 盤 の 確 立と
八田 信男
監査役
新 たな事 業 領 域 で の 拡 大を目 指します 。
常勤監査役
古川 正行
社外監査役
谷口 弘一
阪本 政敬 川人 正孝
常務執行役員 技術戦略担当
藤田 俊弘
顧客ニーズに対応するため、
事業別のタイムリーかつ効率的な製品供給体制のもと、
常務執行役員 品質保証担当
北山 英幸
主力事業の徹底した競争力強化により収益性の向上を図るとともに、
常務執行役員 海外事業開発担当
ピート・タランティーノ
執行役員
将来を見据え成長市場における事業拡大を目指します。
[取締役]
[ 組織図 ]
株主総会
監査役会
内部監査室
品質保証センター
取締役会
経営管理部
社長
HR(Human Resource)部
ITセンター
マーケティング部
マーケティングコミュニケーション室
テクニカルサポートセンター
技術戦略本部
生産・SCM統括本部
機器製品事業部
電子製品事業部
防爆・システム事業部
LED事業部
Auto-ID事業部
執行役員 HR担当
三笠 洋補
執行役員 制御コンポーネンツ営業担当
川瀬 重和
ソーラースマート事業部
執行役員 経営管理担当
西山 嘉彦
制御コンポーネンツ営業本部
[執行役員]
舩木 俊之
豊蔵 亮
藤田 俊弘
三笠 洋補
代表取締役会長兼社長
社外取締役
常務執行役員
執行役員
技術戦略担当
HR担当
中川 剛
北山 英幸
川瀬 重和
社外取締役
常務執行役員
執行役員
品質保証担当
制御コンポーネンツ営業担当
舩木 幹雄
代表取締役専務
(株)東芝 社友
藤田 慶二郎
八田 信男
ピート・タランティーノ
西山 嘉彦
取締役
社外取締役
常務執行役員
執行役員
海外事業開発担当
経営管理担当
[顧問]
小椋 和平
顧問
IDEC Report 41
42
Corporate Data
Global Network
[グローバ ル 体 制 ]
[ Message from IDEC Group ]
グローバルに進化する制御機器業界の
リーディンググループを目指します。
Japan
日本において私たちはお客さまのニーズに合わせた制御製品、
システムソリューションを、
よりお客さまに近いところで、
タイム
リーにお届けするとともに、
エンジニアリング機能も強化して
制御コンポーネンツ営業本部
東日本営業部 部長 制御コンポーネンツ営業本部
西日本営業部 部長 IDECロジスティクスサービス
(株)
代表取締役社長
河合 栄二
相良 裕
丸山 泰治
まいります。IDECグループ一丸となってお客さまから真に
選ばれる
「プリファード・サプライヤー」になることを目指して
日々研鑽に努めています。
Asia / Pacific
中国市場においては、1995年に香港で販売会社を立ち上げ、
その後上海、深圳、北京と販売拠点網を整備するとともに、
2002年には蘇州に生産会社を設置して、拡大する需要への
愛徳克電気貿易
(上海)
有限公司
(中国)
総経理
蘇州和泉電気有限公司
(中国)
総経理
小島 税
山本 和博
IDEC ASIA
(THAILAND)
CO.,LTD.
(タイ)
Managing Director
IDEC IZUMI ASIA PTE LTD.
(シンガポール)
Director
徳元 渡
杉原 修平
IDEC CORPORATION
(米国)
Director of Sales
IDEC CANADA, LTD.
(カナダ)
National Manager
Rajiv Salhotra
Nigel Cowling
IDEC ELECTRONICS LIMITED
(英国)
Managing Director
IDEC Elektrotechnik GmbH
(ドイツ)
Operations Manager
Stephen Schiller
Frank Lisker
対応体制を整備してきました。今後とも市場ニーズに合わせた
現地調達・生産・販売体制を強化し、中国における事業拡大
を進めてまいります。
東南アジアにおいては、
シンガポールの販売会社に加えて、販売
網拡充と、
グループの生産体制強化を目的として、
タイに生産・
販売の新拠点を設立しました。拡大するインドを含む東南アジア
地域の需要に対応した供給力の強化とともに、市場ニーズに
応じた製品の開発などの機能充実を推進してまいります。
会社名
主な事業内容
会社名
主な事業内容
North America
産業用太陽光発電システム設備の提供
セキュリティシステムの販売
IDEC ASIA(THAILAND)CO.,LTD.(タイ) 制御機器・部品の製造・販売
北米における私たちの戦略は、顧客視点に立ち、
それぞれの
制御機器の艤装組立・物流業務受託
台湾愛徳克股份有限公司(台湾)
制御機器・部品の製造・販売
ビルダーに対するIDECのプレゼンスを高めることです。同時に
IDECエンジニアリングサービス株式会社
制御機器の販売・エンジニアリング
台湾和泉電気股份有限公司(台湾)
制御機器の販売
のサービスを提供し、強固な関係を維持しています。
IDEC AUTO-ID SOLUTIONS株式会社
制御/自動認識機器の輸入・販売
蘇州和泉電気有限公司(中国)
制御機器・部品の製造・販売
IDEC CORPORATION(米国)
制御機器の製造・販売
IDEC HONG KONG CO.,LTD.(香港)
持株会社
IDEC CANADA, LTD.(カナダ)
制御機器の販売
IDEC IZUMI(H.K.)CO.,LTD.(香港)
制御機器の販売
IDEC Australia Pty. Ltd.(オーストラリア)
制御機器の販売
愛徳克電気貿易(上海)有限公司(中国)
制御機器の販売
IDEC Elektrotechnik GmbH(ドイツ)
制御機器の販売
愛徳克電子科技(上海)有限公司(中国)
ソフトウェア・回路の設計・開発制作
IDEC ELECTRONICS LIMITED(英国)
制御機器の販売
和泉電気自動化控制(深圳)有限公司(中国) 制御機器の販売
IDECシステムズ&コントロールズ株式会社
I
DECロジスティクスサービス株式会社
IDEC IZUMI ASIA PTE LTD.(シンガポール) 制御機器の販売
ニーズに合ったソリューションをカスタマイズすることで、
マシン
和泉電気(北京)有限公司(中国)
流通パートナーに対しては販売、
サポートチームが高いレベル
Europe
欧州市場は、IDECにとって極めてチャレンジングな市場です。
多様な文化やニーズがありますが、顧客の声を聞き、的確な
アドバイスとソリューションを提供することで、IDECブランドの
評価を高める活動に日々チャレンジしています。
制御機器の販売
IDEC Report 43
44
History
Stock Information & Corporate Data
IDECの歴史 −和泉電気から IDEC ヘ−
株式情報
シンボルマークの変遷
安全・環境領域における製品の変遷
1940
沿革
IDECのものづくり精神
安全性向上への流れ
機械安全技術
1940
環境保全への流れ
防爆安全技術
LED技術
1950
和泉商会創業 電気機器の小売、卸売業開始
1947
和泉電気㈱(大阪市中央区)設立
開閉器の生産、販売開始
SB形金属開閉器
1956
本社(大阪市北区)移転
大阪事業所(大阪市淀川区)完成 操業開始
1958
工業用操作スイッチ、表示灯、端子台などの
生産、販売開始
パール蛍光灯スタンド
安全増防爆形蛍光灯
1960
1960
Nシリーズ
1970
1969
耐圧防爆形
コントロール
ボックス
NR形
1970
1973
IBR形
NRAシリーズ
1980
TWシリーズ TWシリーズ
SLCシリーズ
集合表示灯
NRFシリーズ
微細気泡
生成技術(GALF)
ECG形
Aシリーズ
1990
基礎研究開始
H6シリーズ
NH1シリーズ
FZ1Aシリーズ
EC2A形
HWシリーズ HWシリーズ
HS1シリーズ
FZ2Aシリーズ
表示灯用LED球
L6シリーズ
H6シリーズ
XA/XW
シリーズ
HE1B形
HS5B/
6B形
EC1A形
HE2B/3B/
1G形
BSシリーズ
EB3C形
LF1A形
HS5E形
XNシリーズ
LWシリーズ
LGシリーズ
EB3N形
FS1A形
CWシリーズ
X6シリーズ
LF1D/2D形
EF1A形
FZ1Nシリーズ
LG1H形
GALF
応用装置
シート工法
(SS-COB) agriGALF
LED
デバイス
産業用/施設用
LED照明
防爆
LED照明
リレーバリア
EC2C形
防爆
コントロール
ボックス
安全リレー
HR2S形
モジュール
コントローラ
サーキット
プロテクタ
HS5E-K形
80W COB
デバイス
EC2B形
HS5D/1L形
安全
スイッチ
非常停止用
押ボタン
スイッチ
汎用押ボタン
スイッチ
イネーブルスイッチ
LB/LBWシリーズ
HE6B/
2G形
NC1V形
台湾和泉精機股份有限公司
(現台湾愛徳克股份有限公司)
設立
IDEC CORPORATION(米国)設立
1976
IDEC Elektrotechnik GmbH(ドイツ ハンブルグ)設立
1982
CI導入「IDEC」商標決定 英文社名変更
大阪証券取引市場第2部に株式を上場
1984
福崎事業所(兵庫県神崎郡)完成 操業開始
本社事務所(大阪市淀川区)設置 本社機構を移転
1987
IDEC ELECTRONICS LIMITED
(英国)
設立
1989
東京証券取引所市場第2部に株式を上場
滝野事業所
(兵庫県加東市)
第一期工事完成
1990
発行可能株式総数
150,000,000株
発行済株式の総数
38,224,485株
10,339名
(注)
買取買増請求への対応などにより、2014年3月31日現在の
自己株式保有株式数は8,213,744株となっています。
所有者別分布
自己株式
8,213千株
(21.5%)
金融機関
7,479千株
(19.6%)
外国法人等
3,155千株
(8.3%)
個人その他
18,188千株
(47.6%)
その他の法人
1,011千株
(2.6%)
金融商品取引業者
175千株
(0.5%)
1990
東京証券取引所、大阪証券取引所
市場第1部に指定替え
1991
筑波事業所
(茨城県龍ヶ崎市)
第一期工事完成
1992
台湾和泉電気股份有限公司設立
アイデック技術研究センター
(大阪市淀川区)開設
1995
香港和泉電気有限公司設立
1998
竜野物流センター
(兵庫県たつの市)
完成
操業開始
東京本社
(東京都港区)
開設および
東京支店移転
【社名】
IDEC株式会社
【英文社名】
IDEC CORPORATION
【設立】
1947年3月26日
2000
IDEC IZUMI ASIA PTE LTD.(シンガポール)設立
【資本金】
10,056,605,173円
2002
蘇州和泉電気有限公司設立
愛徳克電気貿易
(上海)
有限公司設立
【従業員数】
2004
旧香港和泉電気有限公司を持株会社化、
IDEC HONG KONG CO.,LTD.設立
新たに事業会社として
IDEC IZUMI
(H.K.)
CO.,LTD.を設立
株式投資単位の引き下げ
2000
FZ1D
シリーズ
HG1T形
HS6E形
2010
IDEC
サンシャイン
シリーズ
京都事業所
(京都府長岡京市)
完成
本社
(大阪市淀川区)
移転
1975
1980
大株主(上位10名)
株主数
1950
Nシリーズ
2000
1945
株式の状況
2005
和泉電気自動化控制
(深圳)
有限公司設立
社名・コーポレートシンボルマーク変更
2006
和泉電気
(北京)
有限公司設立
2012
2013
IDEC ASIA
(THAILAND)
CO.,LTD.設立
新本社
(大阪市淀川区)
完成
2014
IDEC DATALOGIC
(株)
を完全子会社化
商号をIDEC AUTO-ID SOLUTIONS
(株)
に変更
愛徳克電子科技
(上海)
有限公司設立
2010
株主名
持株数(千株) 持株比率(%)
日本トラスティ
・サービス
信託銀行株式会社
4,046
13.49
日本マスタートラスト
信託銀行株式会社
1,604
5.35
舩木 俊之
850
2.84
資産管理サービス
信託銀行株式会社
834
2.78
株式会社みずほ銀行
812
2.71
藤田 慶二郎
776
2.59
633
2.11
舩木 幹雄
株式会社三菱東京
UFJ銀行
624
2.08
舩木 恒雄
607
2.02
572
1.91
日本生命保険相互会社
2014年3月31日現在
(注)上記大株主の記載は、有価証券報告書の開示内容に準じています。
会社情報
会社概要
【上場取引所】
連結2,287名
(2014年3月31日現在)
※特定社員・臨時社員含まず
東京証券取引所第1部
【本社/技術研究センター】
〒532-0004
大阪市淀川区西宮原2丁目6番64号
電話:06-6398-2500
(代表)
【東京本社】
〒108-6014
東京都港区港南2丁目15番1号
(品川インターシティA棟14階)
電話:03-5782-7690
(代表)
【事業所】
筑波、尼崎、福崎、滝野、浜松
【営業所】
本社
東京本社
札幌、仙台、高崎、宇都宮、大宮、水戸、東京、多摩、
横浜、松本、新潟、富山、金沢、浜松、名古屋、京都、
大阪、岡山、福山、広島、四国、福岡
尼崎事業所完成、京都事業所生産機能を移転
【物流センター】
尼崎事業所
滝野事業所
竜野
IDEC Report 45
46
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