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第3回 南あわじ市地域情報化計画検討委員会 議事要旨 日 時 平成17年

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第3回 南あわじ市地域情報化計画検討委員会 議事要旨 日 時 平成17年
第3回
○日 時
○会 場
○出席者
南あわじ市地域情報化計画検討委員会
議事要旨
平成17年8月23日(火)午後1時30分∼午後5時
南あわじ市三原市民センター 市民ホール
委 員:11名
高田委員、中尾委員、榎本委員、山崎委員、泰地委員、大川委員、
原口委員、西尾委員、的場委員、原畠委員、若林委員
市 側:総務部長、総務部次長、ケーブルネットワーク淡路所長、所長補佐
事務局:情報課長 以下4名
コンサルタント:CDC ソリューションズ㈱ 2名
○会議の概要
1.開会
2.委員長あいさつ
3.協議
⑴ 市民アンケート等の集計結果について(事務局より報告)
・地域情報化市民アンケート
市民アンケート結果 2000 名のうち 943 名が回答。回答率 47.1%
アンケート集計表には報告書には掲載していないデータも有り。
(市民アンケート結果報告書、アンケート集計表参照)
・検討委員アンケート(提言)
市として実施すべき内容についてご提案をいただいた。(委員 9 名が回答)
協議事項の 4 で検討する。(委員アンケート一覧参照)
・検討委員公募者からの意見聴取
公募委員応募者 9 名に参加を依頼し、3 名が出席。
意見交換会を 7 月 28 日に開催し、意見交換を行った。
(意見交換会議事要旨参照)
・市職員アンケート
現在市で実施しているシステムについて委託業者に対してヒアリング行った。
また、市職員で各システムを主に利用している者に対してアンケートを行な
った。
委員からの質問・意見
・ インターネット利用者がケーブルテレビをどう思っているのか。どのような
メリットがあると思っているのか。ケーブルテレビに加入していて、インター
ネットは民間サービスを利用している人または、民間インターネット利用者は
ケーブルテレビやケーブルインターネットをどのように感じているのか。それ
ぞれの相関を集計を行なってはどうか。クロス集計を行い、今後の CATV の整
備や説明会などで活用できるのではないか。
・ アンケート結果で、既存CATVに加入していない理由で、集合住宅のため
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加入できないが見受けられる。また、金額が高いというのも理由になっていた
が、地上波の再放送のみであれば無料で見られるということを聞いている。そ
の事をきちんと公表したのか。→関空の電波障害対策で、自主放送を見られな
いようにして地上波を無料で放送しているが、CATV建設時、すでに共同受
信の方法で電波障害対策を講じられていた場合、電柱にケーブルが共架されて
おり、CATV網を新たに敷設するには一束化を図るのが条件となり、CAT
Vに加入してもらえない世帯についてはやむを得ずCATVのケーブルを敷設
して対策とした。地上波が無料であるのは、もともと電波障害地域で、関空か
ら対策を受けていた地区に対してだけの限定した対応である。
・ 十分正しい情報を発信して、住民がきっちり納得した上で、使用料を支払っ
ているのか。電波障害対策として無料でテレビ放送を見られるのに情報がきち
んと発信していないために、料金を払っている世帯があるのではないか。→地
上波の再送信を無料で見られる理由があり、そのことに該当しない地区につい
てもその情報を流す必要があるのか。→混乱が起きないような形で、十分な説
明を行なうべきだ。
・ 旧西淡・三原でのCATV説明会では、電波障害対策を行なっている方々が
加入しない場合はどうするのかと質問したが明確には説明がなされなかった。
いろいろな場所で話しを聞いたが、電波障害対策で無料でCATV網を使い地
上波再送信を視聴できている世帯があるということは初めて聞いた。やはり十
分に明確に住民に知らせておくべきではなかったか。
・ 行政放送の費用対効果について話すなど前向きな話もこれから必要であるが
正しい情報が大切である。市にとって良い情報も悪い情報も基本的にはすべて
公表するということであったが、(電波障害対策でCATV網が利用されてい
るとは)旧西淡町の委員も知らなかったということであり、やはり十分な広報
がなされて無かったのではないかと思うので、正しい情報をしっかりと公表し
てもらわなければならない。
⑵ CATV 等通信基盤整備について
説明要旨(事務局説明)
・通信基盤整備の光通信サービスの提供業者の選考についての経緯。
通信事業者5社(㈱ユーズコミュニケーション、KDDI㈱、ソフトバンク
BB㈱、㈱ケイ・オプティコム、西日本電信電話㈱)に提案を依頼し、2社
(㈱ケイ・オプティコム、西日本電信電話㈱)から参入希望の提案があった。
光通信事業者選考委員会を設置し、助役を委員長として地域情報化計画検討委
員会委員長、副委員長を含めた7名で選考を行った。プレゼンテーションやヒ
アリングの結果、参入事業者は、西日本電信電話㈱兵庫支店に決定した。
・CATV整備計画の進捗について
8月の広報に掲載し、市民に広報を行なった。
調査設計は7月15日に入札により㈶日本農村情報システム協会に決定しま
した。8月1日から10日にかけて現場調査を行い、現在は図面を作成中。設
計は、落雷等の被害が少なくてすむよう、準アンプレス化、小セル化に努める
ようにしています。設計の概要は8月末にまとめられ、今後の検討委員会でも
-2-
報告させていただく。
・みどりネットについて
みどりネット(旧緑町で行われている無線に)が南あわじ市でも引き継がれ
ておりますが、収支バランスが悪く、またケーブルインターネットとの料金の
格差もあり、メンテナンスの困難性も考慮すると、廃止ということで進めてい
きます。200 人を超える利用者がいるので即刻廃止ということはできませんの
で、廃止を前提とした上で、利用者に対して8月末から9月初旬に実態を把握
するためにアンケートで調査を行ないます。結果は委員会で報告する。
・さんさんネットインターネットサービスについて
さんさんネットのインターネットは、運営は黒字基調ですが、今後のCAT
Vの拡張について整備方針を早期に決定する必要があり、アンケートを実施す
る方向で検討しています。
委員からの質問・意見
・ みどりネットは、補助など利用したのか。→地域イントラ部分で補助を活用
しており、個人を対象にしたインターネットサービスは対象外。
・ 加入分担金を払っているため問題がある。→そのため継続している利用者も
いる。
・ 現在では速度が遅く、早期に廃止でもいいのでは?
・ 補助金返還等については対象の可否について再確認する。
・ 携帯電話の不感地域について、対応は進んでいるのか。→NTTドコモの第
3世代については、市の光通信サービスはNTT西日本に貸し出す予定である
ので、NTT西日本を通じてお願いをする。AUについては、不感地域は比較
的狭いが、近日中に打合せを行なう予定である。VODAFONE については、行政か
らの依頼によって進める取組みは無く、あくまで利用者からの声をもとにエリ
ア拡大を進めるという回答。
・ 不感地域の解消に向けて通信事業者との打合せは、県も同席して行なった
ことがあり、連絡を取り合って行なう。
・ NTT西日本とのIRU契約について、指定電気通信設備として貸し出すの
か。NTTだけに貸し出した場合、他業者に貸し出す義務を課せられなければ、
すでに光ブロードバンドが提供されている地区と均衡がとれないという問題が
生じる。→参入には、市内全域でサービスを展開することが条件であり、リス
クも担保してもらっており、その点も配慮する必要がある。
・ 開放義務があるか無いかが大きな問題である。→しかし、CATV網の整備
で光ファイバを敷設ため、潤沢に余剰線を設けるのは難しい。
・ 光ファイバの単価は下がってきているので、開放義務が課せられるよう、余
剰線を増やしてはどうか。→携帯電話の不感地域解消などについては事業者を
問わず貸し出せるようにする。
・ 携帯電話会社に貸せるのなら、外の事業者に対しても貸し出していいのでは。
→選考の結果NTT西日本になったが、その他の事業者の場合、他業者への貸
出義務が生じないので、必ずしも指定電気通信設備に指定できるものではない
のではないか。
-3-
・ 基本的に単一のサービスしか受けられないのは問題である。→わずかでも参
入の可能性がある通信事業者に提案依頼したが参入可能であったのは 2 社だけ
であった。
・ さんさんネットのインターネットサービスの動向により、民需圧迫の度合い
が少しでも減れば民間が参入しやすいのでは→最終的には、参入は民間事業者
が判断するもので、今後のさんさんネットの動向による。現状では、NTTが
参入するが、他の業者がどうするかは業者まかせであり、NTTとのIRU契
約の内容による。→指定電気通信設備に指定されていることが他の民間事業者
が参入できる前提条件である。選択肢の無い地域になるのは問題である。
・ 最初は、市も指定電気通信設備にするという話であったが、変わってきてい
るようだ。
・ 加入率を考慮して余剰芯を敷設し、それを超えた分はその時点でNTTが敷
設する。→芯線が不足するというのは、どれくらい加入がある場合か。→設計
中であり、次回の検討委員会で回答する。
・ 光通信サービス提供の選考なども行なっており、通信サービスについて一か
ら検討をはじめるということは無理で、現状でどの程度、民間事業者が参入可
能なのか等、今後の検討課題とする。
⑶
地域情報化計画の構成について
コンサルタントより、地域情報化計画の骨子について説明
(資料 地域情報化計画の構成について参照)
⑷
地域情報化計画における実施事業について
コンサルタントより、計画に掲載する事業案について、それぞれの優先度、重要
度など考慮して事業案にランク付けをする作業方法の説明
・事業案検討時の議事内容は別紙参照
(資料 地域情報化計画の事業案検討フロー、事業案検討シート参照)
⑸
その他
○次回(第4回)検討委員会開催予定
実施日時・・10月5日(水)
会
場・・中央庁舎別館会議室
4.閉会
中尾副委員長あいさつ
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