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習志野市公営会計会計システム構築業務仕様書(PDF:134KB)
習 志 野 市 公 営 企 業 会 計 システム構 築 業 務 仕 様 書 1 業務概要 1.1 業 務 委 託 名 称 習 志 野 市 公 営 企 業 会 計 システム構 築 業 務 1.2 目 的 習 志 野 市 における公 営 企 業 会 計 の会 計 業 務 及 びそれに付 随 するシステムを 導 入 す る に あ た り 、 業 務 の 効 率 化 を 達 成 す るた め 新 公 営 企 業 会 計 シ ス テ ム ( 以 下 、「システム」という。)の構 築 を目 的 とする。 1.3 適 用 範 囲 対 象 と な る 公 営 企 業 会 計 は 、 次 の と お りと す る 。 (1) 水 道 事 業 会 計 (2) ガス事 業 会 計 (3) 下 水 道 事 業 会 計 (平 成 31年 度 から地 方 公 営 企 業 法 全 部 適 用 のため、 企 業 局 に統 合 ) 1.4 業 務 内 容 (1) ソフトウェアの調 達 ( 2 ) サー バ 機 器 等 の 調 達 ( 3 ) シ ス テ ム 機 能 要 求 定 義 を 満 足 す る ソ フト ウ ェ ア の カ ス タ マ イ ズ ( 4 ) 他 シ ス テ ム と の デ ー タ 連 携 用 イ ン タ ー フ ェ イ スの 作 成 (5) 現 行 システムからのデータ移 行 及 び下 水 道 事 業 会 計 のデータ取 込 み ( 6 ) セ キ ュ リテ ィ 対 策 (7) システム構 築 工 程 管 理 (8) 職 員 への取 扱 研 修 1 (9) システム使 用 マニュアル・システム運 用 マニュアルの作 成 (10) その他 、本 業 務 に必 要 な業 務 1.5 システム構 築 シ ス テ ムに 要 す る 機 能 は 、 次 の 各 号 の 登 録 、 更 新 及 び 検 索 機 能 を 有 す る も の と す る が 、 ソ フ ト ウ ェ ア の 調 達 に お い て こ れ に 限 定 す る も の で はな い 。 (1) 基 本 機 能 勘 定 科 目 、予 算 科 目 、債 権 者 (契 約 相 手 )及 び金 融 機 関 (2) 予 算 管 理 機 能 予 算 要 求 、予 算 査 定 、予 算 流 用 及 び充 当 (3) 収 入 管 理 機 能 調 定 及 び収 入 (4) 支 出 管 理 機 能 支 出 負 担 行 為 、支 払 決 議 、支 出 負 担 行 為 兼 支 払 決 議 、支 払 、戻 入 、精 算 (5) 振 替 管 理 機 能 自 動 振 替 、手 動 による振 替 (6) 固 定 資 産 管 理 機 能 登 録 、更 新 、除 却 、減 価 償 却 、長 期 前 受 金 戻 入 (7) 企 業 債 管 理 機 能 登 録 、更 新 、残 高 、償 還 元 金 及 び利 息 (8) 決 算 管 理 機 能 日 次 ・月 次 ・年 次 決 算 集 計 、財 務 諸 表 作 成 (9) 貯 蔵 品 管 理 機 能 登 録 、更 新 、入 出 庫 、たな卸 (10) 工 事 管 理 機 能 登 録 、更 新 、見 積 作 成 、精 算 、固 定 資 産 取 得 数 量 ・金 額 算 出 、除 却 数 量 管理 2 1.6 納 品 本 業 務 に お け る 成 果 物 を 次 の と お り 納 品 し 、 シ ス テ ム 以 外 に つい て は 、 紙 媒 体 及 び 電 子 媒 体 に よ り そ れ ぞ れ 2 部 ず つ 納 品 す る も の と する 。 (1) 構 築 計 画 書 (2) 構 築 体 制 表 (3) 工 程 表 (4) 詳 細 設 計 書 (5) システム仕 様 書 (6) 試 運 転 計 画 書 (7) 試 運 転 実 施 報 告 書 (8) 打 合 議 事 録 (9) システム使 用 マニュアル・システム運 用 マニュアル ( 1 0) シ ス テ ム 一 式 1.7 履 行 期 間 (1) システム及 びサーバ機 器 等 平 成 30年 3月 31日 まで ( 2 ) デ ー タ 移 行 等 (そ の 1 ) 平 成 30年 9月 30日 まで ( 3 ) デ ー タ 移 行 等 (そ の 2 ) 平 成 31年 8月 31日 まで 1.8 納 入 場 所 ( 1 ) サー バ 機 器 等 千 葉 県 習 志 野 市 鷺 沼 二 丁 目 1番 1号 習志野市役所 新庁舎 (2) その他 千 葉 県 習 志 野 市 藤 崎 一 丁 目 1番 13号 習志野市 企業局 2 システムの運 用 システムは、本 市 企 業 局 の平 成 28年 12月 1日 現 在 の2部 7課 1室 体 制 (うち 係 の数 =17)で、次 の各 所 属 において使 用 し、予 算 編 成 及 び予 算 執 行 等 の管 3 理 は係 ごとに行 っている。 なお、下 水 道 事 業 会 計 については、原 則 として既 存 の各 所 属 に統 合 することと す る が 、 統 合 に よ り 係 の 数 が 別 途 1 増 加 す る ( 浄 化 セ ン タ ー )こ と を 前 提 と す る 。 各 所 属 に お い て 使 用 す る 機 能 は 次 の と お りと し 、 係 の 増 減 や 使 用 す る 機 能 の 変 更 については、システム管 理 者 による通 常 運 用 及 び保 守 契 約 の範 囲 内 で対 応 可 能 で あ るこ と 。 (1) 経 理 課 1.5(1)から(10) (2) 工 務 管 理 課 1.5(9) (3) 建 設 課 1.5(10) (4) 全 所 属 1 . 5 ( 2 ) か ら ( 4 )の 一 部 3 システム及 びサーバ等 必 要 機 器 の導 入 ( 1 ) シ ス テ ムを 稼 動 さ せる た め 、 サー バ 、 U P S 及 び バ ッ ク ア ッ プ 機 器 等 の 導 入 並 び に セ ッ ト アッ プ 作 業 を 実 施 す る 。 ( 2 ) 各 機 器 は 、 既 存 の 内 部 事 務 用 ネ ッ ト ワ ー ク 環 境 に 導 入 す るこ と と し 、 サ ーバは、既 存 ドメインへの参 加 を行 う。 なお、当 該 ネットワークは、出 先 機 関 を含 む本 市 行 政 機 関 及 びLGWA Nに の み 接 続 さ れ て お り 、 イ ン タ ー ネ ッ ト へ の 接 続 は さ れ てい な い 。 ( 3 ) シ ス テ ムの 稼 動 に 要 す るサ ー バ O S 、 デ ー タ ベ ー ス 及 び ミ ド ル ウ ェ ア 等 は 、 本 件 の調 達 に含 める。 た だ し 、W i n d o w s S e r v e r 2 0 1 6 C AL に つい ては 、 本 市 で 保 有 し て い るた め 不 要 で あ る 。 ( 4 ) 各 機 器 は 、 市 役 所 新 庁 舎 内 の サ ー バラ ッ ク に 搭 載 す る こ と 。 な お 、 ラッ ク の 使 用 ス ペ ー ス は 、 1 0 U 以 内 と す る 。 ( 5 ) サー バ 機 器 等 の 電 源 は 、 既 設 の 1 0 0 V ( N E M A 5 - 1 5 R ) コ ン セ ン ト を 使 用 することとし、既 設 コンセントで対 応 できない場 合 は、 受 注 者 がサーバ 室 内 の分 電 盤 からの電 源 工 事 を実 施 すること。 ( 6 ) サー バ 操 作 用 の コン ソ ー ル は 、 市 役 所 新 庁 舎 内 の サ ー バ ラッ ク の 既 設 4 機 器 を 使 用 す る こ と と し 、 既 存 K V M ス イ ッ チ に 接 続 す る た め の ケ ーブ ル を 受 注 者 にて用 意 し、接 続 すること。 4 クライアント要 件 シ ス テ ムを 利 用 す る ク ライ ア ン ト 環 境 は 、 以 下 の と お りで あ る 。 (1) OS=Windows7及 びWindows10 ( 2 ) ブ ラ ウ ザ =I E 1 1 及 び 後 継 ブ ラ ウ ザ ( 3 ) ソ フ ト ウ ェ ア = Mi c r o s o f t Of f i c e 2 0 1 0 . 2 0 1 3 及 び 後 継 バ ー ジ ョ ン 、 A d o b e R e a d e r X I ( 最 新 版 ) 及 び 後 継 バ ー ジョ ン 、F l a sh P l a y e r ( 最 新 版 ) 、 S y m a n t e c E n d p oi n t P r o t e c t i o n 1 2 . 1 ( 最 新 版 ) 及 び 後 継 バ ー ジョ ン (4) 使 用 台 数 =30台 (5) ユーザ数 =60ユーザ ( 6 ) 各 ク ラ イ アン ト は 、 O S の パ ッ チ 適 用 及 び 各 ソ フ ト ウ ェ ア の バ ー ジョ ン ア ッ プを 月 次 及 び随 時 にて実 施 し、これらのソフトウェアがシステムの動 作 に影 響 を お よ ぼ す 場 合 は 、 保 守 契 約 の 範 囲 に お い てア ッ プ デ ート 後 の 最 新 版 に 対 応 す るこ と 。 ( 7 ) 各 ク ラ イ アン ト の 更 新 や 故 障 に よ る 再 イ ン ス トー ル の 際 は 、 シ ス テ ム 管 理 者 に よ る 通 常 運 用 作 業 に て シ ス テ ムを 使 用 可 能 に で き るこ と 。 受 注 者 に よ る作 業 が必 要 な場 合 は、通 常 のシステム保 守 の範 囲 に含 むこと。 5 システム機 能 本 市 が 求 め る シ ス テ ム の 機 能 は 、 別 紙 「 機 能 要 求 書 」 の と お りと す る 。 また、機 能 要 求 書 における、要 求 水 準 を「必 要 」としている機 能 は必 ず実 施 し、 「 要 望 」 と し てい る 機 能 は 、 カ ス タ マ イ ズ 費 用 を 勘 案 し た う え で 実 施 を 決 定 す る 。 なお、本 市 が必 要 とする機 能 について、ソフトウェアの調 達 に際 し、これに限 定 す るも の で は な く 、 そ の 機 能 要 件 を 上 回 る 性 能 を 有 し 、 か つ 安 価 で あ る こ と が 望 ま しい。 5 6 データ移 行 等 既 存 システムから本 市 が抽 出 した水 道 事 業 会 計 並 びにガス事 業 会 計 の電 子 デ ー タを 移 行 及 び 本 市 が 提 供 す る 下 水 道 事 業 会 計 の 電 子 デ ー タ を 取 り 込 む こ ととする。 移 行 等 を実 施 するデータの種 類 及 び期 限 は、次 のとおりとする。 ( 1 ) デ ー タの 種 類 ① 各 種 マスターデータ=貯 蔵 品 :約 2,000件 、債 権 者 :約 1,230件 など ② 予 算 、決 算 、固 定 資 産 、企 業 債 、貯 蔵 品 、工 事 台 帳 (2) 移 行 等 の期 限 ① 移 行 等 (その1) 平 成 30年 9月 30日 まで ・水 道 事 業 会 計 及 びガス事 業 会 計 の平 成 26年 度 から平 成 29年 度 ま での貸 借 対 照 表 、損 益 計 算 書 及 び収 益 費 用 明 細 書 (節 レベル) のデー タ ・下 水 道 事 業 会 計 の勘 定 科 目 、債 権 者 及 び企 業 債 等 のデータ ・水 道 事 業 会 計 及 びガス事 業 会 計 の平 成 30年 度 予 算 のデータ ② 移 行 等 (その2) 平 成 31年 6月 1日 から平 成 31年 8月 31日 まで ・水 道 事 業 会 計 、下 水 道 事 業 会 計 及 びガス事 業 会 計 の平 成 30年 度 末 現 在 のデータ 7 見 積 及 び支 払 時 期 見 積 は 、 次 の 項 目 ごと に 金 額 を 提 示 す るこ と 。 ま た 、 そ れ ぞ れ の 支 払 時 期 は 、 以 下 の と お りと す る 。 (1) システム費 用 支 払 時 期 =納 品 後 ( 2 ) サー バ 機 器 等 の 購 入 ・ 設 置 ・ 保 守 費 用 支 払 時 期 =納 品 後 (サーバ機 器 等 の保 守 期 間 は、本 稼 動 となる平 成 30年 10月 1日 から平 成 35年 9月 30日 までの5年 間 とする。) 6 (3) 打 合 せ等 の導 入 作 業 費 用 支 払 時 期 =納 品 後 (4) データ移 行 等 費 用 支 払 時 期 = 移 行 等 ( そ の 1 ) 及 び 移 行 等 ( そ の 2 )の そ れ ぞ れ 完 了 後 ① 移 行 等 (その1) ・水 道 事 業 会 計 及 びガス事 業 会 計 の平 成 26年 度 から平 成 29年 度 ま での貸 借 対 照 表 、損 益 計 算 書 及 び収 益 費 用 明 細 書 (節 レベル)の デー タ ・下 水 道 事 業 会 計 の勘 定 科 目 、債 権 者 及 び企 業 債 等 のデータ ・水 道 事 業 会 計 及 びガス事 業 会 計 の平 成 30年 度 予 算 のデータ ② 移 行 等 (その2) ・水 道 事 業 会 計 、下 水 道 事 業 会 計 及 びガス事 業 会 計 の平 成 30年 度 末 現 在 のデータ (5) システム保 守 費 用 (毎 年 度 ) 支 払 時 期 =毎 月 末 保 守 委 託 業 務 完 了 後 保 守 費 用 は、1か月 あたりの保 守 費 用 及 び5年 総 額 (6) データ抽 出 費 用 支 払 時 期 =データを抽 出 することとなる場 合 、その作 業 完 了 後 本 業 務 の シ ス テ ム を 新 た に 更 新 す るこ と と な る 場 合 、 そ れ に 必 要 な 更 新 時 現 在 の 6 ( 1 ) に 示 す デ ー タ を 抽 出 す るた め の 抽 出 フ ゚ ロ グ ラ ム 作 成 費 用 及 びデータ抽 出 3回 の作 業 費 用 8 セキュリティ対 策 ( 1 ) サー バ の デ ィ ス ク 及 び 電 源 ユ ニッ ト は 、 耐 障 害 性 を 高 め るた め 冗 長 構 成 とする。 ( 2 ) シ ス テ ムの バ ッ クア ッ プ は 、 取 外 し 可 能 な 媒 体 に 取 得 し 、 遠 隔 地 等 で の 保 管 が で き るこ と 。 ( 3 ) サー バ の ウ ィ ル ス 対 策 と し て 、 本 市 が 提 供 す る S y m a n t e c E n d p oi n t 7 P r o t e c t i o n ( 1 2 . 1 及 び 後 継 バ ー ジ ョ ン ) を イ ン ス ト ー ル す るこ と 。 なお、ウィルス対 策 ソフトの定 義 ファイル及 び本 体 プログラムは、本 市 が既 存 ネ ッ ト ワ ー ク 上 の 管 理 サ ー バ を 通 じ て 、 適 宜 バ ー ジ ョ ン アッ プ を 実 施 す る 。 ( 4 ) シ ス テ ムユ ー ザに よ る デ ー タ へ の ア ク セ ス は 、 シ ス テ ムを 通 じ て の み 行 う こ と が で き る こ と と し 、 シ ス テ ム ユ ー ザ が サー バ 内 の デ ー タ に 直 接 ア ク セ スで き な いよう措 置 を講 じること。 ( 5 ) シ ス テ ムユ ー ザ は 、I D 及 び パ ス ワ ー ド 等 に よ り 認 証 し 、 各 機 能 の 操 作 権 限 及 びアクセス権 限 を設 定 できること。 ( 6 ) シ ス テ ムユ ー ザの パ ス ワ ー ド は 、 使 用 期 限 を 設 定 し 、 シ ス テ ムユ ー ザ が 変 更 で き るこ と 。 9 保守要件 (1) 保 守 対 応 窓 口 及 び担 当 者 を明 確 にした保 守 体 制 図 を作 成 し、提 出 す るこ と 。 (2) システム又 はサーバ等 に不 具 合 が生 じた場 合 は、速 やかに対 応 すること。 10 保 証 納 品 後 一 年 を 経 過 す るま で の 期 間 に お い て 隠 れ た 瑕 疵 が 発 見 さ れ 、そ の 瑕 疵 が受 注 者 の責 に帰 する場 合 は、受 注 者 の負 担 により速 やかに対 応 すること。 11 秘 密 の保 持 受 注 者 は、業 務 の実 施 において知 り得 た本 市 の秘 密 に属 する事 項 について、 これを第 三 者 に漏 らしてはならない。 12 疑 義 の解 釈 本 業 務 における本 仕 様 書 に明 示 していない事 項 又 は疑 義 が生 じた場 合 は、 本 市 と受 注 者 の協 議 により決 することとする。 8