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平成23年度事業報告書 - 名古屋NGOセンター

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平成23年度事業報告書 - 名古屋NGOセンター
平 成 23年
23 年 度 事 業 報 告 書
特定非営利活動法人ホープ・インターナショナル開発機構
Ⅰ.実 施 の概 略
特定非営利活動法人ホープ・インターナショナル開発機構は、発展途上国及び国内の貧窮者や
困窮者に対して、食料供給その他の援助方法によって人道支援を行うために、
1. 実行可能で持続可能なプロジェクトを行い発展途上国の人々の支援を行う
2. 実行可能で持続可能なプロジェクトを行い日本国内の人々の支援を行う
3. 国内に於いて国際支援活動についての理解を深める為の情報提供や教育を行う
を目標とし、次のような活動をした。
本法人の
・ 定款5条第1項①発展途上国等における地域開発支援活動事業としてカンボジア、エチオピアでの衛生的な水
の供給・衛生管理教育プロジェクト、カンボジア、アフガニスタンでの自立支援事業、エチオピア緊急支援、参加
型海外支援事業UNION、東北での緊急支援および地域開発支援
・ 同項②の発展途上国などにおける教育等の支援活動事業としてインドでの職業訓練事業、フィリピンでの教育
支援事業、カンボジアでの学校建設と給食事業
・ 同項③の発展途上国等における支援活動の紹介事業として、ウェブサイトによる情報公開、ホープ・グローバル
チャレンジ、チャリティーディナー、ホープ・パートナー、メンバーシップの募集、UNION スタディーツアー
・ 同項④の発展途上国等への支援金送金の為の募金活動事業として、一般寄付および定期寄付者の募集
を実施した。
Ⅱ.事業の実施に関する事項
1.特定非営利活動に係る事業
A. 発展途上国等における地域開発支援活動事業
1) 事業内容
汚れた水を飲む又は使用する事が原因で発症する致命的な病気の減少、衛生管理、農作物生産向上等を
目的とした地域開発と現地での活動への参加、災害によって被害を受けた地域に住む人々の生活復興を目
的とした支援事業。
2) 活動内容等
A) 衛生的な水供給事業
内 容: エチオピア 南部諸民族州 アルバミンチ・ズラヤ地区に於いて住民が衛生的な水を得る為の水
源保護及び水供給システムの設置事業と衛生管理教育、カンボジアポーサット州クラヴァン地区
ボトロンダル村、カンダル村およびプラオス・クバル村に於いて住民が衛生的な水を得る為の井
戸の設置事業と健康・衛生管理教育を行った。
国
名
エチオピア
カンボジア
受益者数
約7,500名
約1,500名
収
益 助成金 1,783,750円
――
費
用
3,550,467円
4,393,453円
B) マイクロクレジット事業
内 容:
政治的混乱によって半壊滅したアフガニスタン・ジェローチャ村の人々の生活基盤の建て直しの為、
およびカンボジア ポーサット州に於いて貧困より抜け出す為のマイクロクレジットの支援を実施した。
国
名
アフガニスタン
カンボジア
受益者数
約130名
約380名
費
用
796,720円
3,359,457円
p. 1/8
C) コミュニティー開発事業
内 容: フィリピンのパムラーンセンターにてコミュニティー開発と民族意義を学んだ後、ミンドロ島にて
コミュニティー開発を実施する大学生に対する奨学金を支援した。
国
名
フィリピン
受益者数
15名
費
用
1,203,977円
D) 母子保健
母子保健事業
保健事業
内 容: バングラデシュ、ジェニダー市の母子発達センターにて貧しい母子を対象に基本医療の提供、保健
衛生教育および識字教育と職業訓練を提供する準備を開始した。
国
名
バングラデシュ
受益者数
約2,000名
費
用
1,202,500円
B. 発展途上国等における緊急支援事業
1) 事業内容 地域開発・教育支援実施地域における自然災害および人的災害時の緊急物資・医療等の提供。
2) 活動内容等
A) 東アフリカ干ばつ 緊急支援事業
内 容: 現地パートナーのホープ・エチオピアと共に避難民に対し食糧および毛布を配布した。
エチオピア
国
名
受益者数
4,589名
収
益 助成金 14,764,482円
費
用
14,958,311円
C. 発展途上国などにおける教育等の支援事業
発展途上国などにおける教育等の支援事業
1) 事業内容: インドでの職業訓練事業、フィリピンでの教育支援事業、カンボジアでの学校建設と給食事業
2) 活動内容等
A) インド家族支援
インド家族支援
内 容: インド、タラバティ市の家族に対し職業訓練費の送金を実施した。
国
名
インド
受益者数
38名
費
用
154,000円
B) フィリピン子ども教育支援
内 容: フィリピン、バグオイ市の先住民の子どもに対しての学費の送金を行った。
国
名
フィリピン
受益者数
11名
費
用
122,000円
C) カンボジア学校建設事業
内 容: カンボジア、ポーサット州、クラヴァン地区に於いてオロンチョン小学校の建設、備品設置を行った。
またチャン・セレイ小学校の教室を増設し、給食プログラムを開始した。
国
名
カンボジア
受 益 者 数 児童 約500名
費
用
8,557,293円
p. 2/8
(UNION支援)
UNION支援)
D. 参加型支援
参加型支援活動
支援活動事業
活動事業
1) 事業内容
本法人のプロジェクト視察旅行および途上国の生活や支援活動を体験する参加型スタディーツアーを行った。
収
益 参加費 239,987円
費
用
681,268円
2) 活動内容等
A) カンボジア UNION
UNION スタディーツアー
場 所:
カンボジア ポーサット州 村集落
国
名
カンボジア
日
程 H24年2月5日~2月14日
H24年8月18日~8月26日
27名
8名
参 加 者 数
E. 日本国内(東北)における緊急支援および地域開発支援事業
1) 事業内容 自然災害時の緊急物資の提供、および災害によって被害を受けた地域に住む人々の生活復興を
目的とした地域開発支援事業。
収 益: 東北支援
31,575,808円
収 益内訳
一般寄付
7,372,768円
元気ジャパンファンド寄付
19,494,290円
助成金
4,708,750円
(国内、国外含む)
2) 活動内容等
A) 緊急物資配付
緊急物資配付事業
物資配付事業
内 容: 独自に、また現地パートナーと共に宮城県の被災者に必要物資配布の緊急支援を行った。
費 用: 東北 緊急物資配布
5,369,694円
費 用 内 訳
物資購入費
660,950円 人件費
2,180,426円
外部委託運搬費 231,000円 現地交通費・滞在費 281,300円
事業車両費
722,987円 スタッフ住居費
253,532円
倉庫賃貸料
887,528円 その他経費
151,971円
B) 地域復興支援事業
内 容: 人々の生活基盤、特に収入源の建て直しの為、専任スタッフを配置し、個別コミュニティーの
ニーズに合わせた支援を実施した。
費 用: 東北 復興支援
70,177,838円
費 用 内 訳
直 接 事業 費
55,138,421円 現地交通費・滞在費 1,709,628円
事業 車 両 費
1,994,233円 スタッフ住居、事務所賃貸 403,764円
拠点整備費用
160,000円 その他 経 費
827,784円
直接人件費
8,075,510円 車 両 減 価 償 却
1,868,498円
p. 3/8
C) ホープ・カフェ事業
内 容: 被災者が日常を取り戻せるよう、訪問型コーヒーサービスを仮設住宅等にて実施した。
費 用: 東北 ホープ・カフェ
400,711円
F. 発展途上国等における支援活動の紹介事業
1) 事業内容
本法人が行っている国際支援活動をウェブサイトやニュースレターの発信、イベントの開催、講演会、現地
プロジェクト参加を通して紹介し、発展途上国での支援活動参加意欲の向上を図った。
収 益: 国際理解教育活動 事業収益
13,731,292円
収 益 内 訳 (国際理解教育活動)
インターン受入謝金、関連会議参加費、調査協力謝金
27,000円
※その他収入は各活動を参照
費
用: 国際理解教育活動
11,095,366円
費 用 内 訳
印刷・必要物品代
52,573円 旅費交通費
187,749円
通信運搬費
179,680円 会合参加費 (1 回 )
6,500円
ITサポート費
44,616円 銀行・クレジット手数料
38,393円
ACCJ, TJCS年会費
165,000円 コンサルティング謝金 1,188,000円
※その他支出は各活動を参照
2) 活動内容等
A) ホープ・パートナーの募集
内 容 : 企業や個人に対し定期寄付を募った。
収 益: 定期寄付ホープ・パートナー
収 益 内 訳
企業パートナー合計
個人パートナー合計(以下①~⑥の合計)
①フレンド・オブ・ホープ 300,000円 ④リーチIPパートナー
②インドBFTパートナー 152,000円 ⑤ベーシックパートナー
③地球市民パートナー 350,000円 ⑥パムラーンパートナー
費 用:
国際理解教活動(ホープ・パートナー)
3,612,750円
2,171,750円
1,441,000円
72,000円
277,000円
290,000円
24,167円
B) 会員募集
内 容 : ウェブサイトや講演会、イベントを通じ企業や個人に対し賛同会員(メンバー)を募った。
収 益: 会費
1,163,500円
収 益 内 訳
個人会員
754,000円
家族会員
409,500円
費
用: 国際理解教育活動(メンバーシップ)
125,421円
p. 4/8
C) プロジェクト・アピール
内 容 : 本法人の国際支援活動についてメーリングリスト等で広く紹介し、理解促進と参加意欲向上を
図ると共に国際支援活動に対する資金協力を募った。
収 益: プロジェクト・アピール一般寄付
13,908,145円
収 益 内 訳
① カンボジア教育支援
8,488,257円
② 東アフリカ干ばつアピール
15,815円
③ 水プロジェクトアピール
4,200,000円
④ 母子保健アピール
1,200,000円
⑤ パキスタン水害アピール
4,073円
費
用: 国際理解教育活動(アピール)
0円
D) 一般募金活動
内 容 : ウェブサイトや講演会、イベントを通じ企業や個人に対して寄付を募った。
収 益: 一般寄付
13,441,722円
収 益 内 訳
企業からの寄付
6,346,130円
個人からの寄付
7,095,592円
費
用:国際理解教育活動
0円
E) 講演会
内 容: NGOカレッジ、愛知淑徳大学等で本法人の海外および東北支援活動について講演を行った。
収 益: 国際理解教育活動(講演会)
25,000円
費 用: 国際理解教育活動(講演会)
0円
F) 参加型海外支援事業
内 容 : 本法人が行う海外プロジェクトに実際に参加し発展途上国での生活や支援活動を経験する
ことにより、世界の貧困について考え、国際支援活動の理解促進と参加意欲向上を図った。
その他詳細については上記D. 参照
G) ホープ・グローバルチャレンジ
内 容 :企画チャレンジに対して参加者を募り、参加者がチャレンジへの参加と達成感を通して途上国
等における国際支援活動の理解と参加意欲向上を促進し、本法人が行う国内外での活動への
資金協力を募った。
富士登山
日 時: H24年7月6日~7日(参加者21名)
場 所: 富士山 吉田ルート
収 益: 国際理解教育活動(グローバルチャレンジ)
収 益 内 訳
参加費(5,000円×3名、3,000×14名)
費
用: 国際理解教育活動(グローバルチャレンジ)
57,000円
57,000円
20,135円
p. 5/8
H)チャリティーディナー
内 容 :東京、名古屋と大阪にてチャリティーディナーを開催し、本法人が発展途上国で行っている
活動紹介等を通し海外支援活動への理解促進と参加意欲向上を図ると同時に資金協力を
募った。
日時・場所: H23年10月6日 ・東 京 カナダ大使館(参加者150名)
H24年4月6日 ・名古屋 ヒルトン名古屋(参加者312名)
H24年6月2日 ・大 阪 ザ・リッツカールトン大阪(参加者202名)
収 益: 国際理解教育活動(イベント:ディナー)
13,233,192円
収 益 内 訳
スポンサーシップ
7,485,575円
抽選会・オークション等
5,747,617円
費
用: 国際理解教育活動(イベント:ディナー)
8,970,722円
費 用 内 訳
会場・食事代
6,656,753円 印刷・必要物品代 894,985円
199,035円
スタッフ旅費交通費 861,075円 通信運搬費
銀行・クレジット手数料
118,074円 臨時スタッフ
240,800円
I) ホープ・アット・ザ・ヒルトン・ウィーク
内 容: ヒルトン名古屋の後援を受け、同ホテルロビーを中心にホープ・アット・ザ・ヒルトン・ウィー
クを開催した。期間中は様々なイベントを通して本法人が発展途上国で行う国際支援活
動を紹介し国内外で行う活動への理解促進と参加意欲向上を図ると同時に活動資金協
力を募った。
開催期間: H23年11月6日~12日
収 益: 国際理解教育活動(イベント:ヒルトンウィーク)
266,400円
収 益 内 訳
イベント参加費
266,400円
費
用: 国際理解教育活動(イベント:ヒルトンウィーク)
費 用 内 訳
会場・食事代
182,800円 通信運搬費
必要物品代
3,550円 銀行手数料
190,560円
4,000円
210円
① ファミリーデー
内 容 : 折り紙を折る、絵を描く等参加型の展示で本法人の活動を来場者に紹介した。
詳 細 : H23年11月6日 参加者約50名
② チャリティーカット
内 容 : 本法人の活動に賛同する美容師が無償でヘアカットを行い、来場者に本法人の活動
紹介や活動支援寄付を募った。
詳 細 : H23年11月7日 参加者30名
p. 6/8
③ リラックス・フォー・チャリティー
内 容 : 本法人の活動に賛同するマッサージ師が無償でマッサージを行い、来場者に本法人の
活動紹介や活動支援寄付を募った。
詳 細 : H23年11月8日 参加者17名
④ ゴスペルコンサート
内 容 : 本法人の活動に賛同するゴスペル・クワイアーが無償でコンサートを行い、来場者に
本法人の活動紹介や活動支援寄付を募った。
詳 細 : H23年11月12日 参加者56名
J) その他イベント
① ホープ・ナイト
内 容 : 賛同企業シューターズの協力を得て、法人の海外支援活動を紹介し、理解促進と参
加意欲向上を図ると同時に資金協力を募った。
場 所 : シューターズスポーツバー&グリル
詳 細 : H23年10月 18日、参加者13名、テーマ:アニマル・バンク
11月 22日、参加者15名、テーマ:70億人が住む世界
12月 6日、参加者22名、テーマ:ホープ東北支援報告
H24年 2月 7日、参加者13名、テーマ:エチオピア干ばつ緊急支援報告
3月 6日、参加者29名、テーマ:水
4月 17日、参加者12名、テーマ:小さな一歩から始まる支援
5月 15日、参加者13名、テーマ:Japan Coast to Coast サイクリングフェスティバル
9月 18日、参加者22名、テーマ:カンボジア・ユニオン報告
収 益:
費 用:
国際理解教育活動(イベント:ホープ・ナイト)
国際理解教育活動(イベント:ホープ・ナイト)
122,700円
4,014円
② 他団体主催イベント参加
内 容: ワールド・コラボ・フェスタにてブース出展、本法人の活動を紹介した。またWine into Water
イベント及びInStyleイベントにてホープの活動を紹介した。
費 用: 国際理解教育活動(イベント:その他イベント)
136,040円
費 用 内 訳
参加費・必要物品代 62,039円
スタッフ旅費交通費 73,476円
銀行・クレジット手数料
525円
③ ホープ・ユース・ミーティング
内 容 : ボランティアに興味がある参加者が自主協力活動を検討企画した。
場 所 : なごやNPOセンター
日 時 : H24年 3月17日、参加者18名
費
用:国際理解教育活動(イベント:ホープ・ユース)
2,596円
p. 7/8
会議の開催に関する事項
1.総 会
Ⅲ.
A. 通 常 総 会
1) 開 催 日 時 及 び 場 所
2) 議 題
平 成 23 年 12 月 10 日 15:30~ 15:46
ホープ事務所
A) 平 成 21 年 度 活 動 報 告 お よ び 決 算 書 の 承 認 に つ い て
B) 平 成 23 年 度 活 動 計 画 お よ び 予 算 の 承 認
B. 臨 時 総 会
1) 開 催 日 時 及 び 場 所
2) 議 題
平 成 24 年 7 月 23 日 17:00~ 17:15
ホープ事務所
A) 定 款 改 定 の 承 認
2 .理 事 会
A .第 一 回 理 事 会
1) 開 催 日 時 及 び 場 所
2) 議 題
A)
B)
C)
D)
E)
F)
G)
H)
I)
J)
平 成 23 年 12 月 10 日 15:00~ 15:30、15:50~ 17:10
ホープ事務所
平 成 22 年 度 活 動 報 告 お よ び 決 算 書 の 承 認
平 成 23 年 度 活 動 計 画 お よ び 予 算 の 承 認
9 月理事会議事録の承認
9 月理事会にて提示された案件について
会計報告
海外支援活動報告
国内活動報告
東北活動報告
人員配置の変更
次回理事会開催予定
B. 第 二 回 理 事 会
1) 開 催 日 時 及 び 場 所
2) 議 題
A)
B)
C)
D)
E)
F)
G)
平 成 24 年 4 月 6 日
11:00~ 13:00 ウルフギャングパックレストラン
12 月 理 事 会 議 事 録 の 承 認
会計報告
海外活動報告
東北活動報告
国内活動報告
来年度の方針について
次回理事会開催予定
C. 第 三 回 理 事 会
1) 開 催 日 時 及 び 場 所
2) 議 題
A)
B)
C)
D)
E)
F)
G)
H)
平 成 23 年 7 月 23 日
17:30~ 18:30 ホ ー プ 事 務 所
4 月理事会議事録の承認
会計報告
4 月理事会で提示された案件について
海外活動報告
国内活動報告
東北活動報告
次年度仮予算
次回理事会開催予定
p. 8/8
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