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生産朋附きL(紳輔

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生産朋附きL(紳輔
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生産朋附きL(紳輔
安全・安雇のためのキーワ」ド
浅見芳男著
28 単純繰り返し幻想
第4幸
不思議の国の法則[Ⅰ]
1平穏のときに長考する
第2章
窒素、水、空気の危険
27 (窒素ガスの危険)窒素ガスは命を絶つガスである 54
28 (水の危険-1)水を100℃以上の油に入れてはいけない 56
ウL 3 l.nU 6 8 0 4 6
2 安全の反対は危険でなく無意識である
29 く水の矧択一2)氷結は機器を破壊する 58
3 小さな予感で大きな先手
30 (水の危険-3)水は油の運び屋 59
4 小さなヒヤリで大きく騒ごう
31 (ハイドレート(水和物)の危険)液化ガスは水と固体を作る 6D
5 100-1-0
32 (浮き屋根タンクの危険)水がたまると沈没する 62
6 ≡ゲン主義
33 (熱水の危険)熱水は,ほのおである 63
7 変更は常にトラブルを用意する
34 (圧縮空気の危険)圧縮空気は危険な気体である 64
8 だれかよりなぜか
35 (酸素の危険)酸素は悪役 66
不思議の国の法則[Ⅱ]
9 人間はミスをする動物である
第5幸
ウL 2 ∩亡 9L nu 2 ウL 3 3 3
バルブ操作の危険
36 くパルプとチャッキの危険)
0 1 2 4 5 7 8 nU 1 3
10 ノウハウよりノウホウイ
バルブは漏るもの、チヤツキは効かないもの 70
11感受性(感性)は知識から湧き出る
37 くパルプ操作の危険)ノてルブはそんなに丈夫でない 71
12 ドンと危険は紙一重
38 (ドレン切り作業、圧抜き作業の危険)
ドレン切り、圧抜き作業はピックな作業です
13 タテにもヨコにもほうれんそう
39 (詰まっているドレンパルプの危険)
14 危険は境界に住む
ドレンバルブが詰まっていたらまず相談する
15 情報不足は悲劇の始まり
16 石は持ち上げるより運び続ける方が大変である
40 (ウオーターハンマー(水撃)の危険)
ウオーターハンマーは強烈な破壊者
17 留まるためには走り続けなければならない
18 -人ひとりが安全推進員
41 (スチームコンデンセートハンマリングの危険)
コンデンセートは配管を突き破る
⑳ 惑魔がささやく幻想の世界
1g 熱中幻想
∩一U 4 4 4 4 4 4
8 0 1 3 4 5 7
第6辛
危険物・空気混合の危険
20 一緒幻想
42 (危険物・空気混合の危険)着火源はどこにでもある
21大丈夫幻想,注意幻想
43 (ガソリン蒸気と灯油混合の危険)
22 経験幻想
23 穏和幻想
二石が混ざると一石はもっと危険になる
44 (南引火点油の危険)潤滑油だって爆発する
24 重厚幻想
45 (タンク気相部の危険)タンク気相郡には危険が溜まる
25 寓言哉幻想
46 (粉じんの危険)粉じんは爆発物
∩リ 4 5 7 8
8 8 8 8 0U
47 (廃油タンクの危険)廃油タンクは危険な弾薬庫 89
71 (感電の危険)触れなくても感電する 122
48 (冷却水側への可燃物漏洩の危険)冷却水が燃える 91
72 (迷走電流の危険)
迷走電流は姿の見えないトラブルメーカー 123
49 (保温材にしみ込んだ油の危険)保温材は酸化・蓄熱材である 92
73 (配管内つまり、たまりの危険)
50 (スラッジ塀の危険)スラッジは火種を持っている 93
51 (硫化鉄の危険)硫化鉄は空気式ライターである 94
第7幸
物質の状態の性質に関する危険
52 (吸着熟の危険)吸着ドラムはヒーター
つまり、たまりは危険のかたまり 124
第10章
74 (化学反応の危険(1))知らなきゃ防げない化学反応の危険
9 9 0 0 ∩‖U nU 8 9 1・- lリL 3 4
53 (液化ガスによる凍傷の危険)凍傷は熱傷と同じ
75 (化学反応の危険(2))化学反応はじわじわと起こっている
54 (液体熱膨張の危険)液体の膨張は強力な破壊力をもつ
76 (混合の危険(1))混合は危険を生み出す
55 (希釈の危険)酸に水を入れるな、水の中に酸を入れろ
77 (混合の危険(2))混入物は異常反応の引き金を引く
56 (ガス圧縮の危険)ガス圧縮は加熱操作
78 (重合防止剤、酸化防止剤消滅の危険)
抑(水素発生の危険)酸のあるところに水素あり 135
81く発熱分解反応の危険)加圧と加熱で分解爆発する物質がある1 38
58 (逆流の危険)流体は必ずしも図面の矢印通りには流れない1ロ8
ラインアップには常に悪魔かつきまとう 107
60 (保護具の必要性)プロは危険を少しでも避ける 109
61 (運搬紫具の必要性)手はいつも空けておけ llD
62 (ホース接続のまま発車の危険)「注意しろ」より障害物設置111
63 (ホースの危険)ホースは凶器 112
第9華
危険がいっぱい
64 (表示、棟織のない危険)表示のないプラントは魔物の巣窟114
【HU nU 1 2
79 (硫化水素の危険)腐敗した魚介頬は硫化水素を発生する134
操作の危険
59 (ラインアップ操作間違いの危険)
9L 3 3 3
いつまでもあると思うなインヒビター 133
57 (重いガス、軽いガスの危険)ガスは容易に混ざらない
第8車
化学反応の危険
第11幸
工事の危険
82 (防護物取り付け、取り外しの危険)
身を守るための作業は危険な作業である 1 40
83 (遠隔操作弁や自動操作弁による縁切りの危険)
遠隔操作弁は突然開く 1 41
84 (仕切り板の管理)
管理されていない仕切板はトラブル発生板である 142
85 (タンク内作業の危険)
65 (類似機器瓶の危険)似たもの同士に悪魔が潜む 115
空のガソリンタンクは満杯のガソリンタンクより危険である143
86 (高圧ガス吹き抜けの危険)下流はそんなに強くない H6
86 く残圧の危険)低圧でも吹き飛ぶ 145
67 (ポケットの中身落下の危険)
87 (工事許可後の危険)変更が生じたら振り出しに戻る 147
ポケットから汚れと危険が飛び出る 118
68 (ブローダウン系統とプロセス排水系統の危険)
ブロータウンとプロセス排水は危険の待合室 119
88 (塗装の危険)過ぎた塗装は危険を塗り込む 148
89 (テストの危険(1))テストの中は危険が一杯 148
90 (テストの危険(2))圧縮気体は性格凶暴 150
69 (安全装置の危険)安全装置に副作用あり 120
91 (可然物、有害物を封じ込む危険)閉鎖空間は危険の温床 152
70 (地中の危険)地中は腐魅鯛値(ちみもうりょう)の住みか121
92 く仮設の危険)仮設や一時的補修は危険が大きい 153
如tI十
T14 (応力腐食割れの危険)組み合わせが悪いと亀裂が入る 188
計器取ら扱いの危険
115 (孔食、すきま腐食の危険)隙間は腐食の脚卵器(ふらんき) 189
93 (計器を信用しない危険)計器を色眼鏡で見てはいlj-ない 156
116 (異種金属接触の籍険)異種金属は接触するとやせ細る 189
94 (単位勘違いの危険)単位の勘違いは数値の勘違い 157
117 (流れ滞留部の危険)盲腸配管はやがてパンクする 190
95 (数値入力の危険)数値入力操作は起爆装置操作と同じ 159
118 (水注入配管の危険)注入水は急激な腐食を助ける IE)2
96 (インターロックが効かない危険)
インターロックは生命維持装置 161
匂匹卦
119 くコーンルーフタンクの危険)
97 (トt/ンドの重視)現場管理は傾向管理 163
コーンルーフタンクは鼻息で壊れる 196
98 (電子ノイズの危険)無線は計器を動かす 164
12Il (小口径配管(細管)の危険)小口径配管は危険なパイプです198
99 (流れのない場所の温度計の危険)
121 (ガラスの危険)割れないガラスはない 199
流れのない場所の温度計は危険を示さない 1 65
#1 ,十∴
*14#+
122 (スレ-1、の危険)乗れば踏み抜くスレートの屋根 280
動機器、取ら扱いの危険
123 (低温脆性(ぜいせい)破壊の危険)鉄は寒さに弱い 201
100 (l司転機の危険)回転機は智の神と悪魔の共同発明品 168
124 (水素原子の綱中進入の危険)小さいやつは潜り込む 202
lot (ロボットの危険)ロボットは反抗する 169
125 (振動の危険)振動は諸悪の根源 203
lo空 (潤滑不足の危険)潤滑不足は火を呼ぶ 170
126 (夷空の危険)真空は強力な力を持つ 205
TO3 (タービン回転過速度の危険)回し過ぎれば危険が飛び出す171
127 (金屑疲労の危険)繰り返しは疲れ果てる 2□6
128 くクリープ破壊の危険)加熱管はいじめをよく覚えている 207
静電気の危険
104 (流動帯電の危険)流体は静電気を作りながら流れる
おわりに
7 7 7 7 7 4 6 7 l=【U 9
105 (飛沫帯電の危険)飛沫が飛ぶとスパークも飛ぶ
106 (撹拝帯電の危険)かき混ぜると静電気が生まれる
TO7 (静電誘導の危険)触れなくても側にいるだけで帯電する
108 (噴出帯電の危険)噴出は静電気を生み出す
109 (宙つり容器への液抜きの危険)
宙づりバケツはやがて火を暁く
i珊
110 (帯電した可燃性液体の危険)
漂っている電荷をなくす方法は時間待ちしかない 181
111 (人体や衣服に帯電の危険)人も着火源 1B2
射 せ+
材料破壊の危険
腐食の危険
112 く腐食の危険)水のあるところに腐食あり 186
113 (ステンレス網の弱点)ステンレス鋼はさびないが腐食する187
事項索引(巻末)
変圧静と近くの建物を破壊した。負傷名2名,
2.ホットオイルが建屋内で盲剃犬にJ)El.liJlL、作動したスプリングク
ーラーによって恨H))の電球が割れ、発火、爆発Lた。
3.壷貿油のサンプルを採取したとき発火した.サンプルクーラ-
危険物・空気混合の危険
を使用Lなかったため、抽塩が発火点以上になっていたo
タンク気相部の危険
タンク気相部には危険が溜まる
肝臓タンクに張り込まれる液体中に少豊の水素や硫化水素のような
軽質ガスが溶け込んでいるとき、タンク内で軽質ガスが放出されるこ
ときは、あらかじめ、スチーミング、溶剤等による完全な油膜の除去、
内部空気のイナートガス置換を行う必要があります0
とがあります。これらのガスは次第にタンク気相部に笥横されます。
肝臓される狼体の引火点が高いときは、通常、イナートガスによる
1861年、灯油を原油から取るため蒸留缶の運転(バッチ操作)をして
シ-ルはしませんが、このようなタンクで髄質ガスが者械すると、気
いたときのこと。蒸留が半分ほど終了したとき、運転員は加熱を強く
相部で可燃性ガスが爆発範囲に入っている恐れがあります。タンクの
し、 1時間ばかり現場を卿れるつもりで出かけましたが、実際に戻っ
危険は液体部でなく郷日部にあります。タンクの気相部は、定期的に
てきたのは4時間後になっていたそうですoこのとき彼が見た釧州
肌淡チェックを行う必要がありますo
は、出かける前とは違う、色がきれいで比重の小さな油だったとか。
壷質油はLF.zJ安を上げれミ洲窄する、ということが初めて分かったとき
の講だそうです(Nelson 『Petroleum Refinery Englneering』
加熱されたアスファルトは一部熱分解され、メタンやエタンガスを
生成します。これらのガスは、タンクの気相部に溜ま
り、やがて気相部が爆発範囲に入る恐れがあります。
McGRAW-HILL)8
高い沸点を持つ炭化水素の高温の蒸気が冷えた空気中に放l'1'rされる
1,500klのプロピレンテトラマーク
と、霧になります。この第・空気混合物も、燃焼蒸気・空気混合物と
ンクでサンプリングql、サンプラーがゲ
同L:ように燃焼や爆発を起こす恐れがあります.ジ-ゼル・エンジン
の燃焼形式は噴霧爆発です。
1.大型変圧器の油もれ修理のため、変圧馴h (引火点
146℃)を抜き取った後、ガス溶断の火炎を当てたところ
ヲ芭火したo急いで消火作業にかかったが、突三脚寮発し、
86
ージハッチに接近したとき、放電火花が
/=l三じ、爆発が起こり、作業員が屋根から抵落して重傷
を負ったDプロピレンテトラマ-は引火点63℃で、蒸
J5riJ石の低い液体であるが、タンク気相部に約6 %の水
素ガスが存在していたo この水素は、プロセス内でテ
トラマ-。溶解LfL,。ち、タンク内で放,・lJ.されて徐々 和銅帰順机一石
87
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