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平成26年度 人間教育学科シラバス

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平成26年度 人間教育学科シラバス
人 間 教 育 学 科 科 目
子ども教育フィールド科目
幼
保
専
攻
小
幼
専
攻
生活健康フィールド科目
人間教育
番号
37311211
講 座 名
人間教育概説
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
中村幸弘 教授 他
講義の目的
講義の内容・計画
有用で質高い人材を地域の教育現場に
送り出すことを目的に、かつまた、地
域の要請に応えて、本学本学科は、長
い歴史を踏まえて、新たに設置された。
國學院大學がどうして栃木短期大学と
して存在するのか、その背景と期待と
があって、諸君は、いま、ここに在籍
している。オムニバスの複数の各教師
から、人間教育に携わる者の生き方を
学びとってほしい。
人間教育の本質と構造とについて、総合的に認識できるよう、教育の理論と
実践とを併せ講じてゆくのが、本講座である。その本講座は、本学科の子ど
も教育フィールド・生活健康フィールドの全学生を対象に、オムニバス形式
で展開される。本講座を通して、受講者一人ひとりが、確かな人間観と教育
観とを樹立していくことができるよう、担当者と小テーマとを配してある。
授業計画
1.國學院大學創設と建学の精神
2.國學院大學栃木短期大学の歴史
3.人間教育の本質と必要性
4.教育の実践と研究
5.本学の教育理念 −四つの約束−
6.人間教育という学科名称
7.日本の教育の一つの姿
評価方法
8.子どもたちの現状と教育内容・方法
各担当者による小テスト(31%)
・小レ 9.教師の創造的活動としての授業
ポ ー ト(31%) と 学 期 末 試 験(71%) 21.教師の資質能力
22.教師の役割と責任
との総合評価とする。
23.学校教育が果たす役割
テキスト(書名・著者名・出版社名)
24.教育革新への挑戦
『人間教育概説』(本学編)
25.カリキュラムから考える教育観
26.勤労意識の日本人像
(木村)
(木村)
(後藤)
(後藤)
(中村)
(中村)
(中村)
(後藤)
(後藤)
(後藤)
(後藤)
(後藤)
(後藤)
(白山)
(石坂)
参考書
必要に応じて、その都度紹介する。
備考
番号
37311311
講 座 名
人間教育研究
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
坂口耕史 講師
講義の目的
講義の内容・計画
「人間、この非人間的なもの」と、あ
る人は言う。「これでも人間か」と言い
たくなるのが、人間である。しかも人
間は、時に崇高な姿を見せる。このよ
うな人間を「教育する」と言う。何を
するのか。
シラバスに沿いながら、真剣な問いか
けを行い、人間の教育についてあるべ
き方向を見極めていきたい。
本来、「知的教育」は、
「情」にまで深化して、論理的に鍛え上げられ、一貫
性(操)を備えた「情操」にまで届いていかねばならない。感情の鍛錬や浄
化と無縁の「知育」は、荒廃した人格しか生まない。
私たちは、本学科の卒業生が、
「人間教育」という学科名にふさわしく、逞
しく深い情操を心にたたえて巣立っていくことを祈っている。この科目がそ
のための一助になるよう努力したい。
評価方法
ノ ー ト を 点 検(61%)、 授 業 中 の 発 言
(31%)、意見の作文(41%)。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
特になし。必要な印刷物を配布する。
授業計画
1.organism acting and reacting in an environmentのモデル
2.environmentとしての家庭・学校・社会
3.「本能(instinct)
」を失った動物としての人間
4.どんな世界観が「善い」か
5.「児童から(エレン・ケイ)
」を掲げて
6.人間の「出会い」の意味
7.「学ぶ」と「思う」
・そして安定した情としての仁
8.知識(scientia)を持つこと・良心(bonscience/conscience)
・善智識
9.「己証」という方法
21.行為(conduct)と内省(reflection/introspection)
22.パウロの「罪びと」とその救済
23.親鸞の「悪人」正機
24.ルソーの「人間存在の二重性」
25.フロムの「愛する技術習得のための知識と訓練」
26.愛の情操を心にたたえた教師として
参考書
授業中に紹介する。内いくつかは、坂
口のところに31冊くらいあり、希望者
には貸し出す。
備考
− 244 −
人間教育
番号
37321211
講 座 名
保育原理
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
小川澄江 教授
講義の目的
講義の内容・計画
1.保育の意義と目標について理解す
る。
2.保育の思想と歴史を学び、教育観・
保育観を養う基礎とする。
3.家庭、保育施設、地域社会の教育
機能について考察する。
4.保育の目的、目標、ねらい、内容
について理解する。
5.教育課程・保育課程や指導計画に
ついて理解する。
1.我が国の幼児教育の現状と動向、問題点などを考察する。
2.保育の本質、思想、歴史について学ぶ。
3.保育の場について考察する。
4.保育の制度について考察する。
5.幼稚園教育・保育所保育について考察する。
授業計画
1.保育の現状
2.保育の現状と動向
3.問題点
4.保育とは何か
評価方法
5.人間の発達の特質
小レポート(31%)、定期試験(91%) 6.乳幼児の発達と幼児理解
7.保育の思想と歴史−保育思想の黎明
の結果をもとに評価する。
8.保育の思想と歴史−保育施設の創設者とその思想
テキスト(書名・著者名・出版社名)
9.保育の場としての家庭
『保育の理論と実践』細井房明・野口 21.保育の場としての保育施設・地域社会
伐名・大桃伸一共編 ・学術図書出版、 22.幼児教育・保育の制度(幼稚園・保育所・認定こども園)
『幼稚園教育要領解説』文部科学省 ・フ 23.保育の目的・目標
レーベル館、『保育所保育指針解説書』 24.幼稚園教育の基本的な考え方とねらい及び内容
厚生労働省編 ・フレーベル館
25.幼稚園の教育課程・保育所の保育課程と指導計画
26.保育の評価
参考書
『幼児教育を考える』藤永 保・岩波
書店
『幼児教育と脳』沢口俊介・文芸春秋社
『保育用語辞典』森上史朗・柏女霊峰
編・ミネルヴァ書房
番号
37321311
備考
講 座 名
教育原理Ϩ
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
小川澄江 教授
講義の目的
講義の内容・計画
1.教育の意義や役割を理解する。
2.教育について学び、教育に関する
体系的知識を習得する。
3.生涯学習社会における教育の在り
方について考える。
教育とは何か、人間形成に果たす教育の意義や役割について、人間の生涯発
達の視点から考察する。
授業計画
1.教育の語義
2.ポルトマンの生理的早産
3.人間の素質と文化
4.教育の可能性と限界
5.人権の本質
6.子どもの人権と教育
7.広義の教育と狭義の教育
評価方法
8.教育の基本構造−陶冶の構造
小レポート(31%)、定期試験(91%) 9.教育の基本構造−教化の構造・形成の構造
21.家庭教育の意義
の結果をもとに評価する。
22.家庭教育の問題
23.学校教育の歴史
テキスト(書名・著者名・出版社名)
24.学校教育の役割
『Q&A教育学 教育の原理』林 勲編・ 25.社会教育の歴史と現状
法律文化社
26.生涯学習の歴史と現状
参考書
各出版社から出されている教育学事
(辞)典類、教育人名事(辞)典
『教育小六法』学陽書房などの法規集
備考
− 245 −
人間教育
番号
37321411
講 座 名
児童家庭福祉
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
髙田安治 講師
講義の目的
講義の内容・計画
児童福祉の意義及び歴史的展開、法制
度、サービスの現状等児童福祉全般に
ついて理解を深める。
児童家庭福祉は、社会福祉の一分野であること、保育士は、福祉の専門職で
あることを理解するために、現代の児童家庭福祉の成り立ちから福祉の領
域・展開・現状と課題等を学ぶ。また、児童家庭福祉に関する話題を随時取
り入れ教材にしていきたい。
授業計画
評価方法
提出課題:26%
授業への参加意欲:26%
筆記試験:81%
を基に総合的に評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『保育者のための子ども家庭福祉』
松本峰雄著・萌文書林
1.児童家庭福祉の視点と概念
2.児童家庭福祉を取り巻く状況
3.子どもの権利保障
4.児童家庭福祉の歴史(1) 欧米
5.児童家庭福祉の歴史(2) 日本
6.児童家庭福祉に関する法律(1) 児童福祉法、施行令、施行規則等
7.児童家庭福祉に関する法律(2) その他の法規
8.児童家庭福祉の機関(1) 行政機関、審議機関
9.児童家庭福祉の機関(2) 児童相談所、福祉事務所等実施機関
21.児童家庭福祉のサービスの現状(1) 少子化と子育て支援サービス
22.児童家庭福祉のサービスの現状(2) 養護と虐待、障害児、非行等
23.児童福祉施設(1) 助産施設、乳児院、保育所等
24.児童福祉施設(2) 児童養護施設、児童自立支援施設等
25.児童家庭福祉の費用
26.児童家庭福祉の専門性
参考書
『児童福祉小六法』児童福祉法研究会
監修 中央法規出版
番号
37321511
備考
講 座 名
社会福祉
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
岩 香織 講師
講義の目的
講義の内容・計画
現代社会における社会福祉の意義と歴
史的変遷について理解する。社会福祉
と児童福祉及び児童の人権や家庭支援
との関連性について理解する。社会福
祉の制度や実施体系について理解する。
また、社会福祉における相談援助や利
用者の保護にかかわる仕組みについて
理解する。そして、社会福祉の動向と
課題について理解する。
現代社会における社会福祉の意義・理念について理解し、生活上のさまざま
な問題の状況と背景について考察し、多様化した社会福祉へのニーズとそれ
に対応した法律や制度、サービスのあり方について学ぶ。
評価方法
ワ ー ク シ ー ト(21%)
、小レポート
(31%)、定期試験(81%)の結果をも
とに評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『社会福祉』新保育士養成講座編纂委
員会編 全国社会福祉協議会
授業計画
1.社会福祉とは
2.社会福祉の理念と概念
3.社会福祉の歴史的変遷
4.社会福祉と児童家庭福祉
5.社会福祉の制度と実施体系①制度と法体系
6.社会福祉の制度と実施体系②財政と実施機関
7.社会福祉の制度と実施体系③社会福祉施設
8.社会福祉の制度と実施体系④専門職・実施者
9.社会福祉の制度と実施体系⑤社会保障と関連制度
21.社会福祉における相談援助
22.社会福祉における利用者の保護にかかわる仕組み
23.社会福祉の動向と課題①少子高齢化社会への対応
24.社会福祉の動向と課題②在宅福祉・地域福祉の推進
25.社会福祉の動向と課題③関連機関との連携とネットワーク
26.社会福祉の動向と課題④諸外国の動向
参考書
『よくわかる社会福祉(第8版)』山縣
文治他・ミネルヴァ書房
備考
− 246 −
人間教育
番号
37321611
講 座 名
相談援助
開講期
単位数
2年次
1単位
担 当 者
五十畑孝之 講師
講義の目的
講義の内容・計画
1.相談援助の概要について理解する。
2.相談援助の方法と技術について理
解する。
3.相談援助の具体的展開について理
解する。
4.保育におけるソーシャルワークの
応用と事例分析を通して対象への
理解を深める。
相談援助に必要とされる基礎的概念を学び、相談援助の方法と技術について
理解させる。また、相談援助の具体的展開方法についての理論と技術や事例
分析を通して、保育における相談援助のあり方について理解を深める。
評価方法
定期試験211%
テキスト(書名・著者名・出版社名)
授業時に資料を配布する。
『保育者のための相談援助』小林育子
小舘静枝 日高洋子 萌文書林
授業計画
1.相談援助の理論
2.相談援助の意義
3.相談援助の機能
4.相談援助とソーシャルワーク
5.保育とソーシャルワーク
6.相談援助の対象
7.相談援助の過程
8.相談援助の技術・アプローチ
9.相談援助の計画・記録・評価
21.相談援助の関係機関との協働
22.相談援助の多様な専門職との連携
23.相談援助の社会資源の活用、調整、開発
24.事例分析(1)
25.事例分析(2)
26.事例分析(3)
参考書
授業時に紹介する。
備考
番号
37321711
講 座 名
社会的養護
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
小川浩子 教授
講義の目的
講義の内容・計画
我が国の児童養護の歴史、海外におけ
る児童養護の歴史を知ることにより、
児童養護についての感心を深め、養護
の概念、児童福祉施設の目的や意義に
ついて深く理解する。これらの学びを
通して、児童養護にかかわる専門職と
しての資質を高める。
養育・保育・ケアなど養護の概念・児童養護について、児童養護の歴史や児
童養護の仕組み等児童福祉法、児童憲章「子どもの権利条約」を通して理解
を深める。また、現代社会の養護問題・福祉・養護についてもグループ討議
も含め、考察します。
評価方法
課題提出(6%)、授業への参加意欲・態
度(6%)、定期試験(:1%)等総合的
に評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『実践から学ぶ「社会的養護」
』
保育出版社
授業計画
1.児童養護の基礎概念
2.子どもを取り巻く環境と問題
3.児童養護と療育
4.児童養護における子ども観と社会的養護
5.社会的養護の対象と領域
6.児童養護理論の変遷
7.わが国における児童養護の歴史
8.海外における児童養護の歴史
9.児童養護の仕組み
21.障害者自立支援法による新たなサービス
22.児童養護に関わる人々と資格
23.児童養護の基本的実践
24.児童養護施設と児童養護サービス
25.子ども虐待と養護
26.子ども・家族への支援
参考書
『よくわかる社会福祉施設』社会福祉
法人 全国社会福祉協議会
適時資料を配布する。
備考
− 247 −
人間教育
番号
37321811
講 座 名
保育者論
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
石川昌紀 准教授
講義の目的
講義の内容・計画
保育者として生きるために、担うべき
保育と保育者の役割を探究する。子ど
もの最善の利益を保障することや子ど
もたちの輝きを支えるために、保育に
携わることの魅力を知る。また、保育
者を目指す自身を問い直すことから、
保育者として子どもたちの支えになる
自身の価値を育む。
保育者の役割、職務、人間性、専門性を理解し、保育者になるための学び
と、保育者になることへの自覚を深める。また、グループ討論を通した学生
相互の学びから保育者を意識し、保育の営みにおける保育者の支え合いにつ
いて学ぶ。
評価方法
਎ު͈͒४‫ح‬փဳȆఠഽȇ41ɓ
ຊܱদࡑȇ61ɓ
τεȜΠ൝͈೹੄໤ȇ31ɓ
ͅ‫̧̿ܖ‬௙ࣣഎͅບ‫̳ͥث‬ȃ
テキスト(書名・著者名・出版社名)
必要に応じて資料等を配布する。
授業計画
1.オリエンテーション
2.保育者とは 保育を学ぶ私とインナーチャイルド
3.保育者になるとは 人間援助職としての保育者になる意味を問う
4.保育者の役割と職務 (1)
子どもにかかわること
5.保育者の役割と職務 (2)
保護者にかかわること
6.保育者の役割と職務 (3)
地域社会にかかわること
7.保育者に求められる人間性 (1) 適性
8.保育者に求められる人間性 (2) 倫理観
9.保育者に求められる専門性 (1) 子ども理解の深化
21.保育者に求められる専門性 (2) 遊びの真価
22.保育者に求められる専門性 (3) 保育者集団の協働・異職種間の連携
23.保育者の課題と悩み
24.保育者としての成長と理想の保育者
25.保育者の体験談から保育者になる意味を問い直す
26.まとめ
参考書
『全国保育士会倫理綱領ガイドブック』
柏女霊峰監修、全国保育士会編・全国
備考
社会福祉協議会
番号
37321911
講 座 名
保育の心理学Ϩ
開講期
単位数
2年次
2単位
担 当 者
佐藤秋子 准教授
講義の目的
講義の内容・計画
「保育の心理学」は「保育」と「心理学」
の2つのスタートラインをもつ講座で
ある。本講座は保育と心理学の両方の
基礎を習得し、子どもへの理解を深め
る。子どもは環境・人との相互的なか
かわりを通して発達していくことを理
解し保育実践にかかわる心理学の知識
を学ぶ。さらに、生涯発達の視点から
発達のプロセスや初期経験の重要性に
ついて理解し、保育との関連性を考察
する。
保育実践にかかわる心理学の知識を習得し、子どもへの理解を深め、保育と
の関連について具体的に理解する。
授業計画
1.オリエンテーション(授業のねらいと評価)
2.なぜ保育で心理学が必要なのか
3.発達と保育の関係
4.保育実践の評価と心理学
5.子供観と保育観
6.発達の基礎理論
7.思考の発達・知能の発達
評価方法
8.発達と教育の臨界期
筆記試験(91%)と小レポート(31%) 9.発達観と学習の動機づけ
21.精神分析と子どもの発達
で評価する。
22.発達課題
23.何を対象に発達を把握するか
テキスト(書名・著者名・出版社名)
24.発達過程と個人差
『保育の心理学∼子どもの心と理論を 25.環境との関わり
結ぶ∼』大橋喜美子編著 保育出版社、 26.身体感覚を伴う多様な経験
授業時に適宜資料を配付する。
参考書
『保育の心理学Ⅱ』清水益治・無藤隆
編著 他 授業の中で紹介する。
備考
− 248 −
人間教育
番号
37321:11
講 座 名
保育の心理学ϩ
開講期
単位数
2年次
1単位
担 当 者
佐藤秋子 准教授
講義の目的
講義の内容・計画
「保育の心理学」は「保育」と「心理学」
の2つのスタートラインをもつ講座で
ある。本講座は保育と心理学の両方の
基礎を習得し、子どもへの理解を深め
る。子どもは環境・人との相互的なか
かわりを通して発達していくことを理
解し保育実践にかかわる心理学の知識
を学ぶ。さらに、生涯発達の視点から
発達のプロセスや初期経験の重要性に
ついて理解し、保育との関連性を考察
する。
「保育の心理学Ⅰ」で学んだことを基礎に演習課題を設けて、子どもの心身
の発達と保育実践について理解をさらに深める。また、保育における発達援
助について学ぶ。
授業計画
1.性格の意味理論
2.性格の形成と発達段階
3.欲求の意味と自律性
4.欲求不満への耐性
5.適応の機制
6.不適応の意味と徴候
7.発達検査・心理検査
評価方法
8.乳幼児期の問題(愛着、食事、睡眠)
筆記試験(81%)と小レポート(41%) 9.身体的な問題
21.発達的な障害(知的発達障害、自閉症スペクトラム、ADHD)
で評価する。
22.子どもの発達と幼稚園・保育園・認定こども園
23.家庭への支援
テキスト(書名・著者名・出版社名)
24.地域社会での子育て
授業で適宜資料を配付する。
25.現代社会に育つ子どもの発達と支援
26.まとめ
参考書
授業で紹介する。
備考
番号
37322111
講 座 名
子どもの保健Ϩ㸿
開講期
単位数
2年次
2単位
担 当 者
小川浩子 教授
講義の目的
講義の内容・計画
小児の身体、生理機能および精神運動
機能の成長発達過程や栄養について学
習し、小児の健康状態に関する基礎的
知識を習得する。また、小児の健全な
成長発達に必要な生活・環境、小児保
健行政についても学んでいく。
小児の成長、発達過程や栄養を理解し、小児の健康に関する基礎的知識を習
得する。また、小児の生活・環境と育児、小児保健行政についても学んでい
く。
評価方法
課題提出(4%)、
授業への参加意欲・態度(3%)
定期試験(:6%)等総合的に評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『子どもの保健演習ノート』 小林美由
紀著 診断と治療社
授業計画
1.子どもの保育の意義と目的
2.子どもと家族・福祉システム
3.子どもの成長と発達
4.学んだことのふり返り
5.子どもの生理機能の発達
6.子どもの知能・言語・情緒・社会の発達
7.子どもの成長発達への支援と評価
8.子どもの日常生活の養護①
9.子どもの日常生活の養護②
21.子どもの日常生活の養護③
22.学んだことのふり返り
23.子どもの健康状態の把握①
24.子どもの健康状態の把握②
25.今まで学んだことのふり返り
26.まとめ
参考書
備考
− 249 −
人間教育
番号
37322211
講 座 名
子どもの保健ϨB
開講期
単位数
2年次
2単位
担 当 者
小川浩子 教授
講義の目的
講義の内容・計画
小児期に多い病気や事故の特徴などを
学び、疾病の予防や対応の仕方、保健
指導について学習していく。
小児期によくみられる病気や事故について学び、その対応と予防についての
基礎的知識や対応の仕方について演習を通して習得していく。
授業計画
評価方法
課題提出(4%)、
授業への参加意欲・態度(3%)
定期試験(:6%)等総合的に評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『子どもの保健演習ノート』 小林美由
紀著 診断と治療社
1.感染とは
2.感染症予防対策Ⅰ
3.感染症予防対策Ⅱ
4.子どもの事故の特徴
5.子どもの事故防止と安全
6.応急手当の目的・応急処置の仕方
7.学んだことのふり返り
8.集団保育と健康教育
9.子育て支援と健康教育
21.基本的生活習慣
22.子育て支援としての「ほけんだより」
23.保育者として求められるもの
24.保育者として生活習慣のふり返り
25.保育者の健康問題
26.まとめ
参考書
備考
番号
37322311
講 座 名
子どもの保健ϩ
開講期
単位数
2年次
1単位
担 当 者
阿部淳子 講師
講義の目的
講義の内容・計画
健康な小児の発達過程とそれぞれの時
期の発達課題を理解した上で、安全な
保育を行うための方法、技術を学ぶ。
さらに、子どもの健康問題の予防と早
期発見・対処法についての技術を学ぶ。
小児の心身の成長・発達は、保育者を含めた保育環境が大きく影響を与え
る。そのため、保育現場においては、保育・保健・看護の視点から、少子
化・夫婦共働き家庭といった時代の特徴をふまえた上での子どもの健康観
察、小児の発達の評価方法を学ぶ。それに加えて、保育環境のあり方・保育
方法・病気や事故の予防と救急対応について学ぶ。
授業計画
1.子どもの保育と保健
2.子どもの成長・発達①
3.子どもの成長・発達②
4.子どもの成長・発達の評価
5.子どもの環境
6.子どもの栄養・食事の世話
7.日常生活の援助①
評価方法
8.日常生活の援助②
演 習 で の 態 度・ 技 術 習 得 評 価(51%) 9.健康観察の援助①
と単元テスト・総合テスト(71%)に 21.健康観察の援助②
22.感染予防①
より評価する。
23.感染予防②
テキスト(書名・著者名・出版社名)
24.事故予防と安全について①
『子どもの保健実習 すこやかな育ち 25.事故予防と安全について②
をサポートするために』兼松百合子・ 26.まとめ
荒木暁子・羽室俊子編著・同文書院
参考書
『ナーシンググラフィカ29 小児看
護学 小児看護技術』メディカ出版
備考
− 24: −
人間教育
番号
37322411
講 座 名
子どもの食と栄養Ϩ
開講期
単位数
2年次
1単位
担 当 者
成田美紀 講師
講義の目的
講義の内容・計画
子どもたちの心と体の健康について、
食生活や栄養の側面から維持増進させ
ることを目的とする。発育・発達の目
覚ましい時期の子どもの食生活と栄養
の特性について学ぶとともに、自己の
食への意識や食生活を省み、適切な食
生活を実践する力を養う。
妊娠期(胎児期)から思春期までの小児栄養の基礎を学ぶ。また、現代の子
どもたちの食生活と社会的背景、食や健康に関する情報の精査、食教育を実
践する際に注意すべき点について考えていく。ライフステージ別に各自テー
マを設定し、具体的場面に役立つための実習および発表を行う。自らが食へ
の興味と感心を持ち、望ましい食生活を実践できることを目標とする。
評価方法
授業への参加意欲:41%
課題提出:31%
グループ発表:31%
定期試験:41%
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『子どもの食と栄養』小川雄二編著・
建帛社
授業計画
1.オリエンテーション(子どもの食と栄養の意義)
2.子どもの食生活の現状と課題
3.栄養と食品に関する基礎知識
4.妊娠期(胎児期)の栄養と食生活
5.授乳期の栄養と食生活
6.離乳期の心身の発達と食生活
7.幼児期の心身の発達と食生活
8.学童期、思春期の心身の発達と食生活
9.病気と食事
21.食の安全(食品表示、食中毒、食品添加物、農薬など)
22.食教育(グループ発表)
23.食教育(グループ発表)
24.食教育(グループ発表)
25.食形態(学校給食、外食、中食、コンビニ、郷土食、行事食など)
26.食と環境
試験
参考書
授業の中で紹介する。
備考
番号
37322511
講 座 名
子どもの食と栄養ϩ
開講期
単位数
2年次
1単位
担 当 者
湯川晴美 教授
講義の目的
講義の内容・計画
子ども時代の食と栄養は、豊かな人間
性を育て、生きる力を育み、発育を支
え、健康な体と習慣を作る。保育者を
はじめ、子どもに関わる者にとって、
子どもの食と栄養について正しい知識
とスキルは不可欠である。子どもの食
育を主に、食べることの重要性を理解
する。
食育の基本とその内容について学ぶ。特別な配慮を要する子どもの食とし
て、食物アレルギー、咀嚼・嚥下困難を取り上げ、その実態と対応について
学ぶ。子どもの食と栄養Ⅰで体系的に理解したことを、実際の保育に役立つ
よう調理実習を通して実践力を身につける。
評価方法
定期試験(211%)に基づき評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『子どもの食と栄養』 小川雄二編・建
帛社
授業計画
1.食育とは
2.栃木県の食育の取り組み
3.栃木県の食育の取り組み(子ども向け)
4.食育の内容と計画および評価
5.食育のための環境
6.地域の関係機関や職員間の連携
7.食生活指導および食を通した保護者への支援
8.家庭における食事と栄養
9.児童福祉施設における食事と栄養
21.疾病および体調不良の子どもへの対応
22.食物アレルギーのある子どもへの対応
23.障害のある子どもへの対応
24.調理実習1:調理操作の基本
25.調理実習2:主食と副食
26.調理実習3:献立の基本
参考書
授業の中で紹介する。
備考
− 251 −
人間教育
番号
37322611
講 座 名
家庭支援論
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
岩 香織 講師
講義の目的
講義の内容・計画
家庭の意識とその機能について理解す
る。子育て家庭を取り巻く社会的状況
について理解する。また、子育て家庭
の支援体制について理解する。そして、
子育て家庭のニーズに応じた多様な支
援の展開と関係機関との連携について
理解する。
現代社会における多様な家族のあり方についての理解を深め、家族のニーズ
に応じた子育て支援を提供することの必要性を理解させる。また子育てを支
援・援助する活動・関連機関との連携のあり方について理解を深める。
評価方法
ワ ー ク シ ー ト(51%)、 期 末 レ ポ ー ト
(71%)の結果をもとに評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『実践 家庭支援論』松本園子他・な
なみ書房
授業計画
1.家庭の意義と機能
2.家庭支援の必要性
3.保育士等が行う家庭支援の原理
4.現代家庭の人間関係
5.地域社会の変容と家庭支援
6.男女共同参画社会とワークライフバランス
7.子育て家庭の支援体制①
8.子育て家庭の支援体制②
9.子育て支援サービスの概要
21.保育所入所児童家庭への支援
22.地域の子育て家庭への支援
23.要保護児童及びその家庭に対する支援
24.子育て支援における関係機関との連携
25.子育て支援サービスの課題
26.総括
参考書
授業時に紹介する。
備考
番号
37322711
講 座 名
開講期
単位数
保育課程論(保育課程総論)
1年次
2単位
担 当 者
栗原和子 教授
講義の目的
講義の内容・計画
幼稚園、保育所には教育課程、保育課
程、指導計画があり、実際(毎日)の
保育は、その計画に添って展開されて
いる。その関係について学び、乳幼児
にふさわしい生活が展開される、保育
の基本と内容、方法を理解し養育(生
命の保持、情緒の安定)と教育(健康、
人間関係、環境、言葉、表現)が一体
的に展開することを具体的な保育実践
につなげて理解する。
・教育課程、保育課程の編成と指導作成について具体的に理解する。
・計画、実践、省察、評価、改善の過程についての構造について理解する。
評価方法
授業への参加意欲・態度:41%
課題提出:41%
レポート:51%
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『幼稚園教育要領解説』
文部科学省
『保育所保育指針解説書』厚生労働省
『保育技術とマナー』野上澄江編著・
ひかりのくに出版
授業計画
1.オリエンテーション
2.保育の基本と計画について
3.指導計画の種類と役割
4.保育における計画の考え方(0・1・2歳児)
5.保育における計画の考え方(3歳児)
6.日案から週案の作成(幼稚園)
7.日案から週案の作成(保育所)
8.教育課程の見直し
9.保育課程の見直し
21.指導計画の実際(2歳児)
22.指導計画の実際(3歳児)
23.指導計画の実際(4歳児)
24.指導計画の実際(4歳児)
25.指導計画の実際(5歳児)
26.総まとめ・復習
参考書
授業の中で紹介する。
備考
− 252 −
人間教育
番号
37322811
講 座 名
保育内容総論
開講期
単位数
2年次
1単位
担 当 者
栗原和子 教授
講義の目的
講義の内容・計画
幼稚園、保育所には教育課程、保育課
程、指導計画があり、実際(毎日)の
保育は、その計画に添って展開されて
いる。その関係について学び、乳幼児
にふさわしい生活が展開される、保育
の基本と内容、方法を事例を通して更
に深く理解し「幼児期に何を育てたら
よいか」を考慮する。
・教育課程、保育課程の編成と指導作成について再認識し具体的に理解す
る。
・計画、実践、省察、評価、改善の過程についての構造について理解する。
評価方法
授業への参加意欲:41%
課題提出:41%
レポート:51%
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『幼稚園教育要領解説』
文部科学省
『保育所保育指針解説書』厚生労働省
『保育技術とマナー』野上澄江編著・
ひかりのくに出版
授業計画
1.オリエンテーション
2.保育とは、幼稚園教育要領について②
3.保育とは、保育所保育指針について②
4.教育課程、保育課程と指導計画、指導計画作成上の留意点
保育課程と保育計画、保育計画作成上の留意点
5.子どもの発達(あそびと学び)
6.5歳児のあそびと発達②
7.5歳児の指導計画(週案・日案)の作成
8.4歳児のあそびと発達②
9.4歳児の指導計画(週案・日案)の作成
21.3歳児のあそびと発達②
22.3歳児の指導計画(週案・日案)の作成
23.2歳児のあそびと発達②
24.2歳児の指導計画の作成
25.幼稚園、保育園と小学校の連携
26.総まとめ・復習
参考書
授業の中で紹介する。
備考
番号
講 座 名
開講期
単位数
37322911
保育内容演習・健康(保育内容の研究・健康)
2年次
1単位
担 当 者
小野口睦子 講師
講義の目的
講義の内容・計画
幼児教育における基本方針や、日常で
の具体的な目標を達成するためには、
子供達の発育や発達過程にあった指導
が大切である。ここでは、子供達の身
体や心の発育発達を理解し、幼児が健
康で安全な生活を送るために必要な知
識を、具体的なテーマ等をとりあげな
がら学ぶことにより、健康と安全への
認識が深まり、指導上必要な基本的な
考え方を身につけ指導力を高めること
を目的とする。
子どもたちの心身の健全な発達を促すことができるように、子どもの成長過
程を理解し、指導のあり方について学ぶ。
評価方法
授 業 へ の 参 加 意 欲(41%)、 レ ポ ー ト
(21%)、定期試験(71%)等で総合的
に評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『保育内容 健康 −遊びと園生活か
ら育む豊かな心とからだ−』 宮下恭子
編著 大学図書出版
授業計画
1.健康についての意識
2.幼稚園と保育園の違いを理解する。
3.健康の意味、保育の中での健康を考える。
4.発育発達 ①心の育ちを支える保育者の役割と援助の仕方
5.発育発達 ②身体の育ちを支える保育者の役割と援助の仕方
6.発育発達 ③体格と体力を支える保育者の役割と援助の仕方
7.発育発達 ④運動の発達を支える保育者の役割と援助の仕方
8.食育と健康について考える
9.病気の予防と衛生について指導のあり方を考える
21.あそびを通して育まれるもの(あそびの意味と重要性)
22.子どもの遊びを豊かにする保育者の役割と援助(実習の経験から指導に
ついて考える)
23.指導案の作成
24.指導案をもとにグループディスカッション
25.グループ発表
26.まとめ
参考書
必要に応じて講義の中で紹介する。
備考
− 253 −
人間教育
番号
37322:11
講 座 名
開講期
保育内容演習・人間関係(保育内容の研究・人間関係) 1・2年次
単位数
1単位
担 当 者
田中 力 教授
講義の目的
講義の内容・計画
人間は他者とのかかわりの中で生きて
いく社会的存在である。他の人々と親
しみ、支え合って生活するために必要
な自立心を育てるとともに、人とかか
わる力を養う保育のあり方を実践的に
探究する。
子どもの人間関係をどのように把握し援助していくかを、事例を通して具体
的に学ぶ。また、討論や発表などの活動を通して、自分の考えを深めるとと
もに、互いに学び合いながら学習を進めていく。
評価方法
授 業 へ の 参 加 意 欲・ 態 度(31%)
、小
レ ポ ー ト(31%)、 学 期 末 の 筆 記 試 験
(71%)に基づき評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『幼稚園教育要領解説』文部科学省・
フレーベル館
授業計画
1.「人間関係」においてはぐくむもの
2.領域「人間関係」の内容(1)∼(7)
3.領域「人間関係」の内容(8)∼(24)
内容の取扱い
4.子どもとの出会いを考える
5.子どもの発達と人間関係(3歳前半)
6.子どもの発達と人間関係(3歳後半)
7.子どもの発達と人間関係(4歳)
8.子どもの発達と人間関係(5歳)
9.人間関係を深める遊び
21.乳幼児の生活と人間関係
22.多様な他者とのかかわり
23.子どもの育ちと人間関係
24.保護者との人間関係
25.人間関係と保育者の役割
26.学習のまとめ
参考書
授業の中で指示する。
備考
番号
講 座 名
開講期
単位数
37323111
保育内容演習・環境(保育内容の研究・環境)
1・2年次
1単位
担 当 者
白岩 等 講師
講義の目的
講義の内容・計画
乳幼児の心身の発達を踏まえながら適
時、適切な素材と環境(場)を意図的・
計画的に提供することによって、乳幼
児の経験を広めていくことが大切であ
る。そのために保育者はどうあればよ
いかを追究していく。
乳幼児が周囲の環境に関わることは情動的経験と深く結びついている。探究
活動やいたずら、遊びといった子どもが自発的に行う活動では、自分の興味
に沿って自由に関わる楽しさや未知のものに驚いたり、美しいものに感動し
たりという心を揺さぶられる体験を伴う。このような豊かな体験が、子ども
の周囲の環境と深く関わり、より深く知ることを支えることを明らかにする。
評価方法
製作物の提出(61%)
、学習への取り組
む姿勢(61%)などに基づき評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
講義・製作ごとに資料を配付する。
『幼
稚園教育要領』(文部科学省)
、『保育所
保育指針解説書』(厚生労働省)
。
授業計画
1.ガイダンス
2.幼稚園教育要領と保育所保育方針
3.幼児と自然の関わり
4.科学遊び(道具の使い方)
5.秋の野外観察とその方法
6.ネイチャクラフトを作ろう
7.紙コップで作ろう
8.「風車」の製作とその方法
9.サツマイモを掘ろう
21.ブーメランの製作とその方法
22.折り紙で作ろう
23.「あぶり出し」をしよう
24.伝承遊びをしよう(独楽回し・けん玉遊び)
25.伝承遊びをしよう(あやとり・ベーゴマ)
26.まとめ
参考書
『工作図鑑』(福音館書店)
、『遊び図
鑑』(福音館書店)など
備考
− 254 −
人間教育
番号
講 座 名
37323211
保育内容演習・言葉(保育内容の研究・言葉)
開講期
単位数
2年次
1単位
担 当 者
青木伸生 講師
講義の目的
講義の内容・計画
子どもがどのように言葉を獲得し発達
させていくか言葉の力を養うとはどう
いうことか言葉の問題をどう考えるか
等の課題を通して子どもが楽しさや喜
びを感じながら言葉を獲得できるよう
な保育者として必要な力を養う。
子どもの発達段階を踏まえて幼児がどのようにして言葉をかくとくしていく
かを系統立ててとらえその特徴をとらえる。またさまざまなことば遊びを通
して子どもの言葉の力を養う活動について習得する。
評価方法
授業への参加意欲・態度(51%)
、
定期試験(71%)で評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『幼稚園教育要領』
文部科学省
授業計画
1.ガイダンス
2.幼稚園要領の理解
3.親子のふれあいや保育者との心の交流
4.コミュニケーションの手段としての言葉教育
5.自己表現の手段としての言葉教育
6.乳児期における指導の方法と実践
7.幼児期における指導の方法と実践
8.言葉の指導の教材(絵本の読み聞かせ)
9.言葉の指導の教材(紙芝居の実践)
21.言葉の指導の教材(パネルシアター)
22.言葉の指導の教材(ペープサート)
23.言葉の指導の教材(ことば遊び)
24.絵本の読み聞かせの発表
25.ペープサート作成の発表
26.まとめ
参考書
授業の中で紹介する。
備考
番号
講 座 名
開講期
単位数
37323311
保育内容演習・音楽表現Ϩ(保育内容の研究・表現ϩ(音楽))
1年次
1単位
担 当 者
栗原和子 教授
講義の目的
講義の内容・計画
①幼児の音楽教育の基礎についての確
認 を し、 幼 児 と 音 楽 表 現 に つ い て
様々な角度から考察しその指導方法
について習得する。
②感性が豊かな乳・幼児を育むには感
性豊かな保育者が求められる。そこ
で各自の豊かな感性を養う。
子どもの表現は、子どもの生活や遊びの経験から生まれる。そのため人的環
境である保育者が、豊かな感性を磨くことについての理論と実技を習得し、
自己表現力を身につけて、保育者としての力量を付ける。
評価方法
授業への参加意欲:41%
課題提出:31%
実技試験:61%
テキスト(書名・著者名・出版社名)
必要に応じて資料配布します。
授業計画
1.オリエンテーション
2.保育とは
3.幼児教育における音楽的表現の指導について①
4.幼児教育における音楽的表現の指導について②
5.幼児の発達と音楽について①
6.幼児の発達と音楽について②
7.指導計画の立案とその考え方
8.音楽的表現活動∼事例に沿って∼①
9.音楽的表現活動∼事例に沿って∼②
21.わらべうたについて①
22.わらべうたについて②
23.指あそび・手あそび・リズムあそび①
24.指あそび・手あそび・リズムあそび②
25.子どもの歌、身体表現
26.総まとめ・復習
参考書
授業の中で紹介する。
備考
− 255 −
人間教育
番号
講 座 名
37323322
保育内容演習・音楽表現ϩ(保育内容の研究・表現Ϫ(音楽))
開講期
単位数
2年次
1単位
担 当 者
早川冨美子 教授
講義の目的
講義の内容・計画
様々な音楽体験を通して、保育現場で
活用できる音楽表現力と実践力を身に
つけることを目的とする。
1.幼児の音楽教育の在り方を様々な音楽体験から考察する。
2.子どもの創造性や表現力を高めるために、保育者がどのような援助を
行ったらよいか、実践を通しながら考察する。
3.音楽劇の制作や合唱を通して、保育者としての豊かな感性と表現力を高
める。
授業計画
評価方法
授 業 へ の 参 加 意 欲・ 態 度:51%、 グ
ループ発表・合唱発表:71%等に基づ
き、総合的に評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『幼児の音楽教育』(音楽教育研究協
会)
必要に応じて資料を配布する。
1.保育における音楽表現
2.音あそび①
3.音あそび②
4.音楽づくり
5.打楽器の基礎と応用①
6.打楽器の基礎と応用②
7.わらべうた
8.特色ある音楽教育(リトミック)
9.特色ある音楽教育(コダーイシステム)
21.特色ある音楽教育(オルフ・シュールヴェルク)
22.子どもの歌を活用した音楽劇①と合唱
23.子どもの歌を活用した音楽劇②と合唱
24.子どもの歌を活用した音楽劇③と合唱
25.音楽劇の発表
26.定期演奏会における合唱発表
参考書
授業の中で紹介する。
備考
番号
37323411
講 座 名
開講期
保育内容演習・造形表現(保育内容の研究・表現Ϩ(造形)) 1・2年次
単位数
1単位
担 当 者
水島ゆめ 講師
講義の目的
講義の内容・計画
幼児の造形表現を「成長」・「あそび」
の視点を軸に、指導者はどのように支
援できるのか、その理論と方法につい
て、理解し、研究する。
幼児は心に感じたことを表現したい気持ちでいっぱいです。幼児の鋭敏な感
性に活き活きと感応し、支援するためには、自らの感性を練磨することが不
可欠です。日常生活の環境・自然・身の回りにあふれる様々なものからテー
マ、材料、技法を適宜選択、豊富な制作体験をして、保育者として必要な基
礎知識、技能、態度を学ぶ。
授業計画
評価方法
意欲・関心51%、課題61%、レポート
21%
テキスト(書名・著者名・出版社名)
1.オリエンテーション・材料・用具について
2.幼児の造形表現とは何か
3.幼児の造形表現の特性と発達
4.幼児の造形表現の内容
5.幼児の造形表現のカリキュラム計画
6.材料・技法・表現 切り絵紙 紙染め
7.材料・技法・表現 版画 コラージュ
8.材料・技法・表現 ポップ・アップ カード
9.材料・技法・表現 焼き物
21.造形表現の指導案の作成
22.造形表現の指導案の検討
23.模擬授業
24.生活の中の造形表現
25.現代社会と幼児の造形
26.まとめ
参考書
参考書は随時紹介する。
必要な資料は配布する。
備考
− 256 −
人間教育
番号
37323511
講 座 名
乳児保育Ϩ
開講期
単位数
2年次
1単位
担 当 者
佐藤秋子 准教授
講義の目的
講義の内容・計画
乳児期は人の一生の中で最も発達変化
の大きな時期であり、乳児は保育者と
の信頼関係を築きながら成長・発達を
遂げる時期である。保育者として必要
な乳児の年齢ごとの発達の特徴、生活
や遊びへの援助など、乳児保育を行う
上での環境構成の実際について学ぶ。
さらに、社会的な背景から求められる
保育者のあり方、保護者にかわって保
育する保育者としての果たす役割とは
何かについて共に考える。
乳児保育に必要な乳児保育の理論や知識・技術を総合的に学習する。
授業計画
1.オリエンテーション(授業のねらいと評価・自分の生育史)
2.乳児保育の理念と歴史的変遷
3.乳児保育の役割と機能(愛着・母子相互関係・間主観性・人格形成)
4.乳児保育の現状とその対応
5.乳児保育における基本的な知識
6.乳児の発達と保育 ①新生児から6カ月未満児の発達
7.乳児の発達と保育 ②6カ月から1歳3カ月未満児の発達
評価方法
8.乳児の発達と保育 ③1歳3カ月未満児から2歳未満児の発達
授業内容の理解・参加意欲(61%)、課 9.乳児の発達と保育 ④2歳児の発達
題提出(51%)、小レポート(21%)を 21.保育所における乳児保育
22.乳児院における乳児保育
基に総合的に評価する。
23.家庭的保育
テキスト(書名・著者名・出版社名)
24.地域の子育て支援との連携
『乳児保育∼1歳児・2歳児・2歳児∼』 25.指導計画の作成
巷野悟郎・植松紀子 編著 光生館
26.観察記録・評価
参考書
『保育所保育指針解説書』厚生労働省
編他授業の中で紹介する。
番号
37323611
備考
講 座 名
乳児保育ϩ
開講期
単位数
2年次
1単位
担 当 者
佐藤秋子 准教授
講義の目的
講義の内容・計画
乳児期は人の一生の中で最も発達変化
の大きな時期であり、乳児は保育者と
の信頼関係を築きながら成長・発達を
遂げる時期である。保育者として必要
な乳児の年齢ごとの発達の特徴、生活
や遊びへの援助など、乳児保育を行う
上での環境構成の実際について学ぶ。
さらに、社会的な背景から求められる
保育者のあり方、保護者にかわって保
育する保育者としての果たす役割とは
何かについて共に考える。
「乳児保育Ⅰ」で学んだことを基礎に、乳児の保育実施に関わる知識・技能
の習得を図る。
評価方法
演 習 へ の 意 欲(71%)、 課 題 レ ポ ー ト
(51%)提出等を総合的に評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
授業時に必要に応じて指示する。
授業計画
1.オリエンテーション(乳児保育Ⅰの復習)
2.保育の環境と遊びの環境
3.園内保育と園外保育の安全な保育環境
4.乳児の保健
5.適切な対応と応急手当
6.乳児期の子どもがかかわることのある病気
7.保育所の勤務環境と協働
8.人間の発達は胎児期から
9.乳幼児期の身体・運動機能の発達
21.乳幼児期の心の発達
22.自我の芽生え(愛着関係、自己への気づき,自我の発達)
23.乳幼児期のコミュニケーション
24.カウンセリングの基本
25.保護者とのパートナーシップ
26.保健・医療機関・地域との連携
参考書
授業の中で紹介する。
備考
− 257 −
人間教育
番号
37323711
講 座 名
障害児保育Ϩ
開講期
単位数
1年次
1単位
担 当 者
石川昌紀 准教授
講義の目的
講義の内容・計画
従来の障害児保育に加えて発達障害者
支援法が施行され、新しいタイプの障
害の認知が進む中、障害のある子ども
の姿も多様化していることを理解する。
また、様々な障害の理解と保育におけ
る発達の援助について学ぶ。
障害に関する諸理論を学ぶ中で、障害のある子どもや配慮を必要とする子ど
ものいる保育に関してインクルーシブな保育実践の視点から考える。
評価方法
授業への参加意欲・態度:41%
筆記試験:61%
レポート等の提出物:31%
に基づき総合的に評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
必要に応じて資料等を配布する。
授業計画
1.オリエンテーション
2.いのちの尊さと人間の尊厳
3.障害の概念
4.障害のある子どものいる保育にかかわる歴史的変遷
5.障害のある子どものいる保育にかかわる制度的変遷
6.障害の特性と理解・発達援助 (1) 視覚障害
7.障害の特性と理解・発達援助 (2) 聴覚障害
8.障害の特性と理解・発達援助 (3) 知的障害
9.障害の特性と理解・発達援助 (4) 肢体不自由
21.障害の特性と理解・発達援助 (5) 自閉症スペクトラム障害
22.障害の特性と理解・発達援助 (6) LD・ADHD
23.インクルーシブな保育実践の視点 (1) 意義
24.インクルーシブな保育実践の視点 (2) この子理解
25.インクルーシブな保育実践の視点 (3) 課題と保育者の悩み
26.まとめ
参考書
『障害児保育入門∼どの子にもうれし
い保育をめざして∼』 野本茂夫監修
著・ミネルヴァ書房
番号
37323811
備考
講 座 名
障害児保育ϩ
開講期
単位数
2年次
1単位
担 当 者
石川昌紀 准教授
講義の目的
講義の内容・計画
一人ひとりのニーズに応じた保育への
理解と具体的な援助の方法等を学ぶ。
また、子ども同士のつながりや職員間
の協働、保護者や地域のリソースとの
連携を理解し、障害児保育を包括的に
学ぶ。
障害児保育Ⅰで学んだ障害に関する諸理論をふまえ、障害のある子どもや配
慮を必要とする子どものいる保育について考える。保育カンファレンスの形
式を用いたグループディスカッションを通して、インクルーシブな保育実践
について考える。
評価方法
授業への参加意欲・態度:41%
筆記試験:61%
レポート等の提出物:31%
に基づき総合的に評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『障害児保育入門∼どの子にもうれし
い保育をめざして∼』 野本茂夫監修
著・ミネルヴァ書房
授業計画
1.保育のリフレーミングとデフレーミング
2.障害のある子どものいる保育 (1) 幼稚園① 満三歳児・年少児
3.障害のある子どものいる保育 (2) 幼稚園② 年中児・年長児
4.障害のある子どものいる保育 (3) 保育所① 乳児
5.障害のある子どものいる保育 (4) 保育所② 幼児
6.障害のある子どものいる保育 (5) 療育施設
7.実践事例検討 (1) 春
8.実践事例検討 (2) 夏
9.実践事例検討 (3) 秋
21.実践事例検討 (4) 冬
22.実践事例検討 (5) 行事をめぐっての諸問題
23.家族を支える連携 (1)
保護者・兄弟姉妹
24.家族を支える連携 (2)
様々な関係機関・地域
25.家族を支える連携 (3)
就学支援
26.まとめ
参考書
適宜、授業内で紹介する。
備考
− 258 −
人間教育
番号
37323911
講 座 名
社会的養護内容
開講期
単位数
2年次
1単位
担 当 者
髙田安治 講師
講義の目的
講義の内容・計画
児童家庭福祉、社会的養護で学んだ基
本的知識を踏まえ、児童福祉施設で暮
らす子どもたちの最善の利益のために、
専門職としての保育士がどのように支
援するかを学ぶ。
児童養護の基本的な理解を深め、施設養護の現状を把握し、施設の目的であ
る自立支援に向かって具体的な支援内容を考える。具体的事例や、最新の話
題も適時取り入れていきたい。
授業計画
評価方法
提出課題:26%
授業への参加意欲:26%
筆記試験:81%
を基に総合的に評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
適宜資料を配布する。
1.児童養護の基本的理解
2.児童養護問題の発生と背景
3.養護問題の変遷
4.施設養護の現状
5.施設養護の実践における援助の基本
6.施設機能の活用
7.施設のおける子どもの理解
8.施設養護における具体的援助内容(Ⅰ)
9.施設養護における具体的援助内容(Ⅱ)
21.職員の役割分担
22.処遇困難児童への対応
23.自立支援
24.家庭支援
25.よりよい処遇をするために
26.まとめ
参考書
授業時に紹介する。
備考
番号
37323:11
講 座 名
保育相談支援
開講期
単位数
2年次
1単位
担 当 者
岩 香織 講師
講義の目的
講義の内容・計画
1.保育相談支援の意義と原則につい
て理解する。
2.保護者支援の基本を理解する。
3.保育相談支援の実際を学び、内容
や方法を理解する。
4.保育所等児童福祉施設における保
護者支援の実際について理解する。
保育相談支援の意義と基本を学ぶ。保護者支援の内容と方法や技術を理解
し、相談支援のできる保育者としての力を身につけることをねらいとする。
保育所や他の児童福祉施設における保護者支援の実際についても理解を深め
ていく。
評価方法
授業への参加意欲・態度61%、定期試
験61%の結果を元に評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『実践 家庭支援論』松本園子他 な
なみ書房
授業計画
1.保護者に対する保育相談支援の意義
2.保育の特性と保育士の専門性を生かした支援
3.子どもの最善の利益と福祉の重視
4.子どもの成長と喜びの共有
5.保護者の養育力の向上に資する支援
6.信頼関係を基本とした受容的かかわり、自己決定、秘密保持の尊重
7.地域の資源の活用と関係機関等との連携・協力
8.保育に関する保護者に対する指導
9.保護者支援の内容
21.保護者支援の方法と技術
22.保護者支援の計画、記録、評価、カンファレンス
23.保育所における保育相談支援の実際
24.保育所における特別な対応を要する家庭への支援
25.児童養護施設等要保護児童の家庭に対する支援
26.障害児施設、母子生活支援施設等における保育相談支援
参考書
授業時に紹介する。
備考
テキストは、家庭支援論(1年次)で使用したものを使用する。
− 259 −
人間教育
番号
講 座 名
開講期
単位数
担 当 者
37324111
保育の表現技術 ピアノϨ(教科専門・音楽(ピアノ)Ϩ)
1年次
1単位
早川冨美子 教授 小川沙織 講師
澤村恵子 講師 山越智恵子 講師
講義の目的
講義の内容・計画
保育士、幼稚園・小学校教諭には、
ピアノを弾く力が求められている。
この授業では、ピアノの個人レッ
スンを通して、ピアノ演奏の基礎
的な力を養成し、豊かな音楽表現
力の向上を目指していく。
こどもの歌の弾き歌いも並行して
学習し、保育や教育現場で活用で
きるようにする。
各自のレベルに応じてグレード別の課題を設定し、ピアノのレッスンを行う。こ
の授業では、(1)ピアノ演奏の基礎技能の習得(2)音楽の基礎知識の理解(3)
楽曲構成の理解(4)こどもの歌の弾き歌いの向上を目指した個人レッスンを行
う。
授業計画
1.グレード分けと個人レッスン(姿勢、手の形、音符、楽譜などの確認及び各
自の課題把握)
2.Aグレードは『バイエル』61番までの確認。
(両手の練習)B,C,Dグレードは
各『ツェルニー』から1曲。全グレード、子どもの歌から1曲。
3.Aグレードは『バイエル』62,64,65番。
(音符の理解)B,C,Dグレードは各『ツェ
ルニー』から1曲。全グレード、子どもの歌から1曲。
4.Aグレードは『バイエル』66,68,6:番。
(ヘ音記号の理解)B,C,Dグレードは各
『ツェルニー』から1曲。全グレード、子どもの歌から1曲。
5.Aグレードは『バイエル』71,72番,ハ長調音階。
(強弱の変化)B,C,Dグレード
は各『ツェルニー』から1曲。子どもの歌から1曲。
評価方法
6.Aグレードは『バイエル』73,76番,ハ長調音階。
(スタッカートの練習)B,C,D
グレードは各『ツェルニー』から1曲。全グレード、子どもの歌から1曲。
授業への参加意欲・態度31%、実
7.課題の到達確認レッスン及び次のグレード課題の把握
技試験91%に基づき評価する。
8.Aグレードは『バイエル』78,81番。
(重音の練習)B,C,Dグレードは各『ツェ
ルニー』から1曲、及びグレード別課題の『ソナチネ』
『ソナタ』から1曲。
全グレード、子どもの歌から1曲。
9.Aグレードは『バイエル』82,84番,ト長調音階。
(変化記号、臨時記号の理解)
テキスト(書名・著者名・出版社名)
B,C,Dグレードは各『ツェルニー』から1曲、及びグレード別課題の『ソナ
「子どもの歌」は、全員が『子ど
チネ』
『ソナタ』から1曲。全グレード、子どもの歌から1曲。
ものうた大百科』他を使用する。 21.Aグレードは『バイエル』89,91番,ニ長調音階。
(前打音の練習)B,C,Dグレー
各自のグレードに合わせ練習曲と
ドは各『ツェルニー』から1曲、及びグレード別課題の『ソナチネ』『ソナタ』
し てA2,A3,A4( 初 級 ) は、『 バ イ
から1曲。全グレード、子どもの歌から1曲。
エルピアノ教則本』
、B2,B3,B4,B5 22.Aグレードは『バイエル』92,93番,イ長調音階。
(転調の理解)B,C,Dグレード
(初級上)は、『ツェルニー211番』、
は各『ツェルニー』から1曲、及びグレード別課題の『ソナチネ』
『ソナタ』
C2,C3,C4,C5( 中 級 ) は、
『ツェル
から1曲。全グレード、子どもの歌から1曲。
ニー41番』、D2,D3,D4,D5(上級)は、 23.Aグレードは『バイエル』96,99番,ホ長調音階。
(付点音符の練習)B,C,Dグレー
『ツェルニー51番』又は『ツェルニー
ドは各『ツェルニー』から1曲、及びグレード別課題の『ソナチネ』『ソナタ』
61番』を使用する。さらにB2以上
から1曲。全グレード、子どもの歌から1曲。
は、グレードに応じて『ソナチネ』 24.Aグレードは『バイエル』9:,:1番。
(弱起の理解)B,C,Dグレードは各『ツェ
『ソナタ』その他も使用する。
ルニー』から1曲、及びグレード別課題の『ソナチネ』
『ソナタ』から1曲。
全グレード、子どもの歌から1曲。
25.Aグレードは『バイエル』78∼:1番、音階の復習。
(豊かな音楽表現の向上)
B,C,Dグレードは各『ツェルニー』から1曲、及びグレード別課題の『ソナ
チネ』『ソナタ』から1曲。全グレード、子どもの歌から1曲。
26.課題到達確認とまとめ
参考書
授業の中で紹介する。
備考
グレードは、本学が独自に設定したものである。初回の授業において、
実際に弾いてもらい、受講者の進度に応じたグレードを決定する。各受
講者の進度により、レッスン内容も異なる場合がある。受講者は、きち
んと練習をして授業に出席すること。
− 25: −
人間教育
番号
講 座 名
開講期
単位数
担 当 者
37324211
保育の表現技術 ピアノϩ(教科専門・音楽(ピアノ)ϩ)
1年次
1単位
早川冨美子 教授 小川沙織 講師
澤村恵子 講師 山越智恵子 講師
講義の目的
講義の内容・計画
保育士、幼稚園・小学校教諭には、
ピアノを弾く力が求められている。
この授業では、ピアノの個人レッ
スンを通して、ピアノ演奏の基礎
的な力を養成し、豊かな音楽表現
力の向上を目指していく。
こどもの歌の弾き歌いも並行して
学習し、保育や教育現場で活用で
きるようにする。
各自のレベルに応じてグレード別の課題を設定し、ピアノのレッスンを行う。こ
の授業では、(1)ピアノ演奏の基礎技能の習得(2)音楽の基礎知識の理解(3)
楽曲構成の理解(4)こどもの歌の弾き歌い の向上を目指した個人レッスンを行
う。
授業計画
1.Aグレードは『バイエル』:2∼:3番、ヘ長調音階。B,C,Dグレードは各『ツェ
ルニー』から1曲。全グレード、子どもの歌から1曲。
2.Aグレードは『バイエル』:4∼:6番、イ短調音階。B,C,Dグレードは各『ツェ
ルニー』から1曲。全グレード、子どもの歌から1曲。
3.Aグレードは『バイエル』:7∼:9番、変ロ長調音階。B,C,Dグレードは各『ツェ
ルニー』から1曲。全グレード、子どもの歌から1曲。
4.Aグレードは『バイエル』::∼21 1番。
(装飾音符の奏法)B,C,Dグレードは
各『ツェルニー』から1曲。全グレード、子どもの歌から1曲。
5.Aグレードは『バイエル』213∼215番、
(複付点音符の理解)B,C,Dグレード
は各『ツェルニー』から1曲。全グレード、子どもの歌から1曲。
評価方法
6.Aグレードは『バイエル』216∼217番、半音階。B,C,Dグレードは各『ツェル
ニー』から1曲。全グレード、子どもの歌から1曲。
授業への参加意欲・態度31%、実
7.課題の到達確認レッスン及び次のグレード課題の把握
技試験91%に基づき評価する。
8.B,C,Dグレードは各『ツェルニー』から1曲、及びグレード別課題の
『ソナチネ』
『ソナタ』から1楽章。
(形式の理解)全グレード、子どもの歌から1曲。
9.B,C,Dグレードは各『ツェルニー』から1曲、及びグレード別課題の
『ソナチネ』
『ソナタ』から1楽章。全グレード、子どもの歌から1曲。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
21.B,C,Dグレードは各『ツェルニー』から1曲、及びグレード別課題の
『ソナチネ』
「子どもの歌」は、全員が『子ど
『ソナタ』から2楽章。
(トリル奏法)全グレード、子どもの歌から1曲
ものうた大百科』他を使用する。 22.B,C,Dグレードは各『ツェルニー』から1曲、及びグレード別課題の
『ソナチネ』
各自のグレードに合わせ練習曲と
『ソナタ』から2楽章。
(ペダルの使い方)全グレード、子どもの歌から1曲。
し てA2,A3,A4( 初 級 ) は、『 バ イ 23.B,C,Dグレードは各『ツェルニー』から1曲、及びグレード別課題の
『ソナチネ』
エルピアノ教則本』
、B2,B3,B4,B5
『ソナタ』から3楽章。全グレード、子どもの歌から1曲
(初級上)は、『ツェルニー211番』、 24.B,C,Dグレードは各『ツェルニー』から1曲、及びグレード別課題の
『ソナチネ』
C2,C3,C4,C5( 中 級 ) は、
『ツェル
『ソナタ』から3楽章。全グレード、子どもの歌から1曲。
ニー41番』、D2,D3,D4,D5(上級)は、 25.B,C,Dグレードは各『ツェルニー』から1曲、及びグレード別課題の
『ソナチネ』
『ツェルニー51番』又は『ツェルニー
『ソナタ』から1曲、全楽章のまとめ。
(ソナタ形式の理解)全グレード、子
61番』を使用する。さらにB2以上
どもの歌から1曲
は、グレードに応じて『ソナチネ』 26.課題到達確認とまとめ
『ソナタ』その他も使用する。
参考書
授業の中で紹介する。
備考
グレードは、本学が独自に設定したものである。初回の授業において、
実際に弾いてもらい、受講者の進度に応じたグレードを決定する。各受
講者の進度により、レッスン内容も異なる場合がある。受講者は、きち
んと練習をして授業に出席すること。
− 261 −
人間教育
番号
講 座 名
37324411
保育の表現技術 声楽Ϩ(教科専門・音楽(声楽)Ϩ)
開講期
単位数
1年次
1単位
担 当 者
小川裕二 教授
講義の目的
講義の内容・計画
「声楽」は、すべての音楽の中心的存
在です。初等教育や保育に携わるのに
ふさわしい「声楽」の基礎力を養成す
るのがこの授業の目的です。この1年
間で次のような事を勉強します。①読
譜力の養成②声楽の基礎力の養成③音
楽的感動の体験。
①「コール・ユーブンゲン」の勉強を通して、正確な読譜力を養う。
②「コンコーネ50番」の演唱を通して、より美しい歌唱法を学ぶ。
また定期演奏会での合唱を体験し、演奏する喜びを知る。
③オペラ、ミュージカル、歌曲、音楽映画などの鑑賞をする。
④幼児の歌の歌唱体験をする。
授業計画
1.実技レッスン オリエンテーション・発声法
2.実技レッスン コールユーブンゲンNo.: No.22 コンコーネ61-2
3.実技レッスン コールユーブンゲンNo.: No.22 コンコーネ61-2
4.実技レッスン コールユーブンゲンNo.24 No.26 コンコーネ61-3
評価方法
5.実技レッスン コールユーブンゲンNo.26 No.28 コンコーネ61-3
6.実技レッスン コールユーブンゲンNo.: ∼No.28 日本歌曲指導「花」
数回の実技試験(211%)
7.実技レッスン(小テストを含む)コールユーブンゲンテスト
テキスト(書名・著者名・出版社名)
8.鑑賞 歌劇「ジャンニ・スキッキ」鑑賞
・
『全曲版コールユーブンゲン』
(原田 9.実技レッスン コールユーブンゲン No.29 日本歌曲指導「夏の思い出」
茂生・訳詞/音楽之友社)
21.実技レッスン コールユーブンゲン No.2: 日本歌曲指導「荒城の月」
・
『コンコーネ61番』(中声用)
(城多又 22.実技レッスン コールユーブンゲン No.31 日本歌曲指導「赤とんぼ」
兵衛解説/音楽之友社)
23.実技レッスン コールユーブンゲン No.34 コンコーネ61-6
・
『女子音楽・カンターレ』(音楽之友 24.実技レッスン コールユーブンゲン No.: ∼No.34 練習
社編)
25.実技レッスン コールユーブンゲン全範囲テスト(No.:∼No.34)
・
『こどものうた(増訂版)
』(野ばら社) 26.実技試験 日本歌曲試験
・合唱とピアノのための『出発の歌』
−2:82年生まれのポップ・ソング−
(カワイ出版)
参考書
授業時に必要に応じて紹介する。
備考
番号
講 座 名
開講期
単位数
37324511
保育の表現技術 声楽ϩ(教科専門・音楽(声楽)ϩ)
1年次
1単位
担 当 者
小川裕二 教授
講義の目的
講義の内容・計画
「声楽」は、すべての音楽の中心的存
在です。初等教育や保育に携わるのに
ふさわしい「声楽」の基礎力を養成す
るのがこの授業の目的です。この1年
間で次のような事を勉強します。①読
譜力の養成②声楽の基礎力の養成③音
楽的感動の体験。
①「コール・ユーブンゲン」の勉強を通して、正確な読譜力を養う。
②「コンコーネ50番」の演唱を通して、より美しい歌唱法を学ぶ。
また定期演奏会での合唱を体験し、演奏する喜びを知る。
③オペラ、ミュージカル、歌曲、音楽映画などの鑑賞をする。
④幼児の歌の歌唱体験をする。
授業計画
1.レッスン コールユーブンゲンNo.38 コンコーネ61-4、5
2.レッスン コールユーブンゲンNo.39、3: コンコーネ61-4、5
3.レッスン コールユーブンゲンNo.41 コンコーネ61-4、5、6
4.レッスン コールユーブンゲンNo.42、43 コンコーネ61-2∼6
評価方法
5.レッスン コールユーブンゲンNo.46 コンコーネ61-2∼6
6.レッスン コールユーブンゲンNo.46 コンコーネ61-2∼6
数回の実技試験(211%)
7.レッスン(小テストを含む)コールユーブンゲンテスト(46番中心)
テキスト(書名・著者名・出版社名)
8.鑑賞 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」等鑑賞
・
『全曲版コールユーブンゲン』
(原田 9.レッスン コールユーブンゲン No.47 日本歌曲指導「早春賦」等
茂生・訳詞/音楽之友社)
21.レッスン コールユーブンゲン No.48、49 日本歌曲指導「ゆりかご」等
・
『コンコーネ61番』(中声用)
(城多又 22.レッスン コールユーブンゲン No.4: 日本歌曲指導「赤とんぼ」等
兵衛解説/音楽之友社)
23.レッスン コールユーブンゲン No.52 コンコーネ61-8
・
『女子音楽・カンターレ』(音楽之友 24.レッスン コールユーブンゲン No.53 コンコーネ61-8
社編)
25.レッスン コールユーブンゲン全範囲テスト(No.38∼No.53)
・
『こどものうた(増訂版)
』(野ばら社) 26.実技試験 日本歌曲試験
・合唱とピアノのための『出発の歌』
−2:82年生まれのポップ・ソング−
(カワイ出版)
参考書
授業時に必要に応じて紹介する。
備考
− 262 −
人間教育
番号
講 座 名
37324611
保育の表現技術 声楽ϩ(上級)(教科専門・音楽(声楽)ϩ上級)
講義の目的
開講期
単位数
1年次
1単位
担 当 者
小川裕二 教授
講義の内容・計画
『イタリア古典歌曲』の歌唱の勉曲を 声楽のレッスンを行う。
『イタリア古典歌曲』は、声楽の初学者にとっては
通して、より高い声楽的表現を追及す 《歌唱のすべて》を含蓄したすばらしいテキストである。当初は集団レッス
る。
ンであるが最終的には個人レッスンを行う。受講希望者には、簡単なオー
ディションを実施する。また、必要に応じて鑑賞も行う。
授業計画
評価方法
実技試験(211%)
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『コンコーネ61番(中声用)』
(城多又
兵衛解説/音楽之友社)、
『イタリア歌
曲集Ⅰ(中声用または高声用)』(全音
楽譜出版社、畑中良輔編)
1.オリエンテーション、コンコーネ61−21、22
2.レッスン コンコーネ61-22、23(Caro mio ben〉
、〈Nel cor piu non mi
sento〉等
3.レッスン コンコーネ61-22、23、24、上記の曲の他、〈Nina)等
4.レッスン コンコーネ61-23、24、25、上記の歌曲の復習
5.レッスン コンコーネ61-24、25、26、
〈Caro laccio dolce nodo〉
6.レッスン コンコーネ61−22∼26復習、
〈Star vicino〉
7.レッスン コンコーネ61−22∼26復習、上記6曲を総復習。
8.鑑賞 今まで勉強した歌曲を鑑賞する。時間があれば復習。
9.レッスン コンコーネ61−27、歌曲〈Sento nel core〉等
21.レッスン コンコーネ61-28,上記の曲の他、
〈O cessate di piagarmi〉等
22.レッスン コンコーネ61−29、
〈Son tutta duolo〉等
23.レッスン コンコーネ61-2:、
〈Sebben crudere〉
24.レッスン コンコーネ61-31、
〈Se tu mami〉等
25.レッスン 総復習
26.実技試験 イタリア歌曲試験
参考書
授業時に必要に応じて紹介する。
備考
番号
講 座 名
開講期
単位数
37324711
保育の表現技術 造形Ϩ
(教科専門・図画工作AϨ)
1年次
1単位
担 当 者
名取初穂 講師
講義の目的
講義の内容・計画
豊かな発想と表現の工夫をテーマに、
紙や絵の具、クレヨン・身の周りの素
材などを用いた造形活動を通して創作
の喜びを味わい、表現技能や自己表現
の可能性を探る。また、共同制作を体
験することにより、表現の多様性を知
る。
保育現場や子どもの特性をイメージしながら、表現の可能性を探っていく。
乳幼児の発達過程に即した題材を順を追って体験することにより、実践力を
強化していく。毎授業ごとに各自の取り組みを記録していくことで、講座終
了時にはオリジナルのポートフォリオが完成する。
評価方法
ポートフォリオ評価。※毎授業ごとに
作品の写真と振り返りを所定のシート
に記録していく。シートは授業時に配
布する。(211%)
テキスト(書名・著者名・出版社名)
必要時に資料を配布する。
授業計画
1.鑑賞
2.空間演出デザイン Ⅰ 絵の具で飾る
3.空間演出デザイン Ⅱ もので飾る
4.発達過程に即した造形活動 Ⅰ スクリブル
5.発達過程に即した造形活動 Ⅱ 音の出る玩具作り
6.発達過程に即した造形活動 Ⅲ 造形あそび ①ダンボールを使って
7.発達過程に即した造形活動 Ⅳ 造形あそび ②新聞紙を使って
8.発達過程に即した造形活動 Ⅴ 紙芝居作り ①ドローイング
9.発達過程に即した造形活動 Ⅵ 紙芝居作り ②制作・シェアリング
21.発達過程に即した造形活動 Ⅶ 共同制作 ①アイデア・計画立て
22.発達過程に即した造形活動 Ⅷ 共同制作 ②制作
23.発達過程に即した造形活動 Ⅸ 共同制作 ③鑑賞会
24.色水あそび
25.フィンガーペインティング Ⅰ
26.フィンガーペインティング Ⅱ
参考書
授業の中で紹介する。
備考
− 263 −
人間教育
番号
講 座 名
37324811
保育の表現技術 造形ϩ(教科専門・図画工作Aϩ)
開講期
単位数
1年次
1単位
担 当 者
名取初穂 講師
講義の目的
講義の内容・計画
豊かな発想と表現の工夫をテーマに、
絵 の 具 や ク レ ヨ ン、 和 紙・ 粘 土・ ビ
ニールなどの様々な素材を用いた造形
活動を体験し、現場で活用できる実践
力を身につける。また、制作の企画・
計画・テーマ・材料について研究し、
発想や表現・技法などの工夫をしなが
ら、自ら考え、創りだす力を養う。
保育現場や子どもの特性をイメージしながら、表現の可能性を探っていく。
限られた時間の中でより多様な素材体験を積み重ねていき、終盤には創作劇
のグループワークに取り組み実践力を強化していく。毎授業ごとに各自の取
り組みを記録していくことで、講座終了時にはオリジナルのポートフォリオ
が完成する。
評価方法
ポートフォリオ評価。※毎授業ごとに
作品の写真と振り返りを所定のシート
に記録していく。シートは授業時に配
布する。(211%)
テキスト(書名・著者名・出版社名)
必要時に資料を配布する。
授業計画
1.紙を使って
2.クレヨンを使って(グループワーク)
3.粘土を使って Ⅰ 小麦粉粘土
4.粘土を使って Ⅱ 陶芸
5.粘土を使って Ⅲ 造形あそび(共同制作)
6.和紙を使って Ⅰ 色あそび
7.和紙を使って Ⅱ 張子のランプ
8.絵画
9.ビニールであそぶ
21.創作劇 Ⅰ ストーリー作り・計画立て
22.創作劇 Ⅱ 衣装・小道具・大道具等の制作 ①
23.創作劇 Ⅲ 衣装・小道具・大道具等の制作 ②
24.創作劇 Ⅳ 衣装・小道具・大道具等の制作 ③
25.創作劇 Ⅴ グループごとにリハーサル
26.創作劇 Ⅵ 発表会
参考書
授業の中で紹介する。
備考
番号
講 座 名
開講期
単位数
37324911
保育の表現技術 体育Ϩ(教科専門・体育Ϩ)
1年次
2単位
担 当 者
大西祐司 講師
講義の目的
講義の内容・計画
保育園、幼稚園、並びに小学校は生涯
にわたる人格形成の基礎を担う大事な
時期である。
本講義は、保育園、幼稚園、並びに小
学校の子どもを対象とした運動遊びや
表現、表現リズムの授業を展開するた
めの理論と実践に取り組む。受講者自
身が多様な運動や表現を経験するとと
もに、子どもを指導するための手立て
について学ぶ。上記の活動を踏まえ、
発表会や特別活動に向けた実践的能力
を高めることを目的とする。
本講義では、保育園、幼稚園、並びに小学校における子どもの運動遊び、表
現、表現リズム遊びを扱う。まず、子どもの現状を知り、子どもの運動発達
について学習する。続いて、理論と実践とを交錯させながら知識を深め、受
講者自身が動きのレパートリーを増やしていく。最終的に、学習した遊びを
活用して、簡単な作品をつくり発表する。またその作品を受講者同士で検討
し、より良いものへと発展させる。
授業計画
参考書
1.オリエンテーション
2.講義 子どもの現状、運動遊びの必要性
3.講義 子どもの運動発達
4.実技 多様な運動遊び
5.講義 表現
6.実技 表現
7.講義 表現リズム遊び
8.実技 表現リズム遊び
9.実技 グループ練習
21.実技 グループ練習
22.実技 表現リズム遊びの発表会①
23.講義 発表会①の検討会
24.実技 表現の発表会②
25.講義 発表会②の検討会
26.まとめ(筆記試験)
『幼稚園教育要領ハンドブック』 無藤
隆 学習研究社
『保育と幼稚園児期の運動遊び』 岩崎
洋子 萌文書林
備考
評価方法
授業への参加意欲・態度41% 表現リ
ズム遊びの発表61% 筆記試験31% 筆記試験を受けなければ
「不可」
とする。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『幼稚園教育要領解説』 文部科学省
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/
new-cs/youryou/youkaisetsu.pdf
− 264 −
人間教育
番号
講 座 名
37324:11
保育の表現技術 体育ϩ(教科専門・体育ϩ)
開講期
単位数
2年次
2単位
担 当 者
小川浩子 教授
講義の目的
講義の内容・計画
学校保健は、学校保健管理、学校保健
教育、学校保健組織活動の4領域の中で
行われることの意義や学校保健は生涯
保健としてヘルスプロモーションの基
盤であることの理解を深める。これら
の学びを通して自ら生きる力を支援で
きる力量を高める。
学校保健の歴史、概念や考え方や学校保健の対象となる子どもの発育・発達
の特徴や健康問題等、感染症対策も含めた健康問題解決のための具体的な学
校保健活動について学びます。
評価方法
課題提出(4%)、授業への参加意欲・態
度(3%)、定期試験(:6%)等総合的
に評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『基礎から学ぶ 学校保健』
瀧澤利行編著・建帛社
授業計画
1.学校教育と学校保健
2.学校保健の構造と領域
3.学校保健の役割
4.学校保健行政と学校保健組織活動
5.学校保健組織活動
6.発育・発達
7.幼児期の特徴
8.思春期発育スパート
9.思春期の体と心
21.学校で見られる疾病
22.学校伝染病
23.学校保健管理について
24.健康診断
25.健康診断の事後指導について
26.子どもの生活管理と学校環境衛生
参考書
『新・小児保健』今村榮一,巷野悟郎
編著・診断と治療社
適時資料を配布する。
番号
37325111
備考
講 座 名
保育実習指導ϨA
開講期
単位数
1年次
1単位
担 当 者
石川昌紀 准教授
講義の目的
講義の内容・計画
保 育 実 習 の 意 義、 目 的、 内 容 を 理 解
し、実習生としての姿勢や態度を十分
理解した上で、実習に対する意欲と目
的意識を高める。また、実習に際して
の必要な知識・技術を習得するととも
に、目標を持って実習ができるように
課題を明確にする。
保育実習に必要な知識や観察記録の意味理解、作成方法を習得する。また、
模擬保育や保育実践を踏まえた母子との交流会等の実際的な体験を通して、
乳幼児の理解を深め、どのように向き合い、かかわり、寄り添っていくかを
考える。
授業計画
1.オリエンテーション
2.保育実習の意義、目的、内容
3.保育実習の段階と方法
評価方法
4.保育実習の目標と課題のたて方
5.保育実習での基本的接遇と心構え
授業への参加意欲・態度:41%
6.実習園・施設の理解 (1)
保育所
筆記試験:61%
7.実習園・施設の理解 (2)
児童福祉施設等
レポート等の提出物:31%
8.実習園・施設の理解 (3)
保育士の役割と専門性
に基づき総合的に評価する。
9.保育の計画について
テキスト(書名・著者名・出版社名)
21.保育実習の記録について (1) 種類と配慮
『保育所保育指針解説書』厚生労働省 22.保育実習の記録について (2) 方法と留意点
編・フレーベル館
23.観察について (1) 方法と留意点・模擬保育
『全国保育士会倫理綱領ガイドブック』 24.観察について (2) 実践交流① 幼稚園未就園児同年齢同性
柏女霊峰監修、全国保育士会編・全国 25.観察について (3) 実践交流② 幼稚園未就園児同年齢異性
社会福祉協議会
26.観察について (4) 実践交流③ 幼稚園未就園児異年齢同性
参考書
『医療現場の保育士と障害児者の生活
支援 独立行政法人国立病院機構全国保
育士協議会倫理綱領ガイドブック』柏
女霊峰監修、生活書院
備考
※保育実習終了までに、ガイダンス・講師講演・報告会・引継ぎ会等
の実習に関わる内容を含む講座(8回程度)を受講します。また、
諸般の事情により、授業計画を変更する場合もあります。
− 265 −
人間教育
番号
37325211
講 座 名
保育実習指導ϨB
開講期
単位数
1年次
1単位
担 当 者
石川昌紀 准教授
講義の目的
講義の内容・計画
体験的カリキュラムにある実際的な体
験を通して質の高い実践力のある保育
士としての自覚につなげる。また、個
別と全体の事後指導における実習のふ
りかえりや自己評価をもとに、今後の
学習課題を明確にする。
保育実習に必要な知識や実習日誌の意味理解、作成方法を習得する。また、
模擬保育や保育実践を踏まえた母子との交流会等の実際的な体験を通して、
乳幼児の理解を深め、どのように向き合い、かかわり、寄り添っていくかを
考える。
授業計画
1.実習園での子ども理解 (1)
保育所
2.実習園・施設での子ども理解 (2) 児童福祉施設
3.実習施設での利用者理解 (3) 障害者福祉施設
評価方法
4.日誌について (1) 方法と留意点・模擬保育
5.日誌について (2) 実践交流④ 幼稚園未就園児異年齢異性
授業への参加意欲・態度:41%
6.日誌について (3) 実践交流⑤ 保育所未就園児同年齢同性
筆記試験:61%
7.日誌について (4) 実践交流⑥ 保育所未就園児同年齢異性
レポート等の提出物:31%
8.日誌について (5) 実践交流⑦ 保育所未就園児異年齢同性
に基づき総合的に評価する。
9.日誌について (6) 実践交流⑧ 保育所未就園児異年齢異性
テキスト(書名・著者名・出版社名)
21.実習に関する必要書類と事務手続き 『保育所保育指針解説書』厚生労働省 22.実習園・施設との事前打ち合わせと諸注意
編・フレーベル館
23.訪問指導の意義
『全国保育士会倫理綱領ガイドブック』 24.実習服務心得・留意事項
柏女霊峰監修、全国保育士会編・全国 25.直前準備指導
社会福祉協議会
26.全体事後指導 自己評価と自己課題
参考書
『医療現場の保育士と障害児者の生活
支援 独立行政法人国立病院機構全国保
育士協議会倫理綱領ガイドブック』柏
女霊峰監修、生活書院
番号
37325511
備考
※保育実習終了までに、ガイダンス・講師講演・報告会・引継ぎ会等
の実習に関わる内容を含む講座(8回程度)を受講します。また、
諸般の事情により、授業計画を変更する場合もあります。
講 座 名
保育教職実践演習
開講期
単位数
2年次
2単位
担 当 者
小川澄江 教授 栗原和子 教授
石川昌紀 准教授
講義の目的
講義の内容・計画
これまでに身に付けた資質能力が、保
育者として必要な資質能力として有機
的に統合され、形成されたかを確認す
る。また、保育者になる上で何が課題
であるかを自覚し、不足している知識
技能を補い、教育・保育現場における
実践力を養う。
これまでの省察から自己課題を把握する。保育所や幼稚園、特別支援学校で
の現地調査を行うとともに、グループ討論やロールプレイング等を通して、
保育者としての資質能力について自己確認を行う。
授業計画
1.ガイダンス・履修カルテ
2.参観 事前
3.参観 (栃木特別支援学校)
① 校内見学
4.参観 (栃木特別支援学校)
② 授業参観
5.参観 事後
6.フィールドワーク・模擬保育・ケーススタディ 事前
7.フィールドワーク・模擬保育・ケーススタディ 【A】 基礎
評価方法
8.フィールドワーク・模擬保育・ケーススタディ 【B】 応用
【C】 展開
レポートや実践記録を含む履修カルテ 9.フィールドワーク・模擬保育・ケーススタディ 21.中間発表
の提出:61%
【D】 基礎
主 体 的 か つ 共 同 的 な 学 び へ の 態 度: 22.フィールドワーク・模擬保育・ケーススタディ 23.フィールドワーク・模擬保育・ケーススタディ 【E】 応用
61%
24.フィールドワーク・模擬保育・ケーススタディ 【F】 展開
に基づき総合的に評価する。
25.総合発表
テキスト(書名・著者名・出版社名)
26.ゲストティチャー・ワークショップ
必要に応じて資料等を配布する。
参考書
適宜、授業内で紹介する。
備考
− 266 −
人間教育
番号
37325611
講 座 名
子育て支援論
開講期
単位数
2年次
2単位
担 当 者
小川澄江 教授
講義の目的
講義の内容・計画
1.少子社会における子育て支援の必
要性・重要性について再確認する。
2.保育施設における子育て支援の現
状を把握する。
3.海外の子育て支援の動向を把握す
る。
4.多様な子育て支援、次世代の子育
て支援について考察する。
少子化の進行の中で家庭教育の状況が変化し、幼稚園や保育所は乳幼児の保
育に加えて保護者に対する子育て支援を求められている。本授業では子育て
支援の必要性、子育て支援の現状と方法等について学ぶ。
授業計画
参考書
1.現代の家族を取り巻く社会状況
2.家庭の機能
3.子育ての歴史(古代∼中世)
4.子育ての歴史(近世)
5.今日の子育て家庭に関わる諸問題
6.子育て支援の必要性と多様性
7.我が国の子育て支援政策
8.保育施設における子育て支援(2)
9.保育施設における子育て支援(3)
21.海外の子育て支援の動向(2)
22.海外の子育て支援の動向(3)
23.地域子育て支援センターの子育て支援
24.多様な子育て支援の場・人・活動(2)
25.多様な子育て支援の場・人・活動(3)
26.これからの子育て支援
『保育の理論と実践』細井房明・野口伐
名・大桃伸一共編・学術図書出版社(1
年次「保育原理」で使用したテキスト)
『保育所保育指針解説書』厚生労働省
『幼稚園教育要領解説』文部科学省
備考
評価方法
授業への参加意欲・小レポート
(41%)
、
単位レポート(81%)等をもとに評価
する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
授業時に資料を配付する。
番号
37325711
講 座 名
幼児・児童との対話
開講期
単位数
2年次
2単位
担 当 者
佐藤秋子 准教授
講義の目的
講義の内容・計画
社会環境の変化に伴い子どもの生活環
境も変わり、子どもたちの望ましい形
での対人関係能力の学習の機会が減少
している。そこで、保育者や教育者を
目指す学生たちが、幼児や児童の円滑
な社会性の発達と対人関係能力をつけ
させていくためのスキル(技法)を体
験的に学びながら、学生自身も自分の
あり方を振り返るような機会としたい。
自分自身が社会性と対人関係能力の向上を促す指導方法を体験し、将来役立
つ基礎知識を身につけるためにトレーニングを多く取り入れている。
評価方法
演 習 へ の 意 欲(71%)、 課 題 レ ポ ー ト
(51%)提出等を総合的に評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『セカンドステップ』日本こどものた
め の 委 員 会 資 料、 ワ ー ク シ ー ト 等
は、必要に応じて指示する。
授業計画
1.なぜ、子どもたちに人間関係のつくり方、かかわり方を教える必要があ
るのか
2.こころの教育(思いやり)の重要性について
3.こころの発達課題に適した援助 4.教師のためのアサーション
5.アサーション・トレーニング
6.コミュニケーション力を育てる
7.ロールレタリング演習
8.キレの予防と危機介入
9.暴力防止プログラム(セカンドステップ)
21.セカンドステップ演習
22.構成的グループ・エンカウンターの学校における効果
23.グループ体験を生かした学級づくりの実践
24.ピア・サポートのトレーニング
25.リラクゼーション技法を学ぶ
26.まとめ
参考書
授業の中で紹介する。
備考
− 267 −
人間教育
番号
37325811
講 座 名
児童臨床心理学
開講期
単位数
2年次
2単位
担 当 者
佐藤秋子 准教授
講義の目的
講義の内容・計画
子どもが子どもとして十分に生きるこ
とが容易ではない社会になってきてい
ると考えられる。子どもの発達障害や
精神的な変調、ストレスといった心理
的な問題全般等について解説する。本
講座では、健常児ならびに障害児の発
達に若干の変化が見られることも個性
のひとつとしてとらえていくことを前
提としたうえで、ノーマライゼーショ
ンに基づいた発達の姿をとらえていく
理念を認識しながら、子どもの心の発
達やそれに伴う問題に対するまなざし、
適切な支援のあり方について理解する。
子どもの成長や発達のプロセスについてわかりやすく説明し、さらにそれら
の成長や発達にともなう「気になる子ども」の発達臨床、および心理臨床に
ついて解説する。
評価方法
学期末試験(71%)、授業時の小レポー
ト(51%)に基づき評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
授業時に適宜資料を配付する。
授業計画
1.心の発達と遅れについて
2.自閉症スペクトラム
3.注意欠陥・多動性障害(AD/HD)
4.学習障害(LD)
5.知的発達障害、発達性協調運動障害
6.学校適応障害(不登校、いじめ)
7.社会的適応障害(神経症、精神障害、PTSD)
8.子どもの心に影響する因子
9.子どもの心身症
21.子どもの問題行動(愛着の障害、登園拒否、攻撃的行動)
22.子どもの問題行動(選択性緘黙、摂食障害、強迫行動)
23.子どもの問題行動(赤ちゃん返り、排泄障害、睡眠障害)
24.習癖異常(爪かみ、性器いじり、チック、吃音)
25.児童虐待とその予防
26.子どもの慢性疾患
参考書
必要に応じて授業のなかで紹介する。
備考
番号
37325911
講 座 名
子どもの生活と社会
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
田中 力 教授
講義の目的
講義の内容・計画
子どもの生活と社会のかかわりを考え
ることは、子どもが社会の中でどのよ
うに位置づけられているかを考えるこ
とにつながる。季節にかかわる行事や、
近世・近代・現代の各時代における子
どもの生活の様子を、社会の変化と関
連づけて考えていく。
子どもの生活と社会のかかわりを、遊びや季節、歴史的な流れなど多様な観
点から調べていくようにする。講義だけでなく、討論や発表、具体的な活動
も取り入れ、実感的な理解を得られるようにしていく。
評価方法
授 業 へ の 参 加 意 欲・ 態 度(31%)
、小
レ ポ ー ト(31%)、 学 期 末 の 筆 記 試 験
(71%)に基づき評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
必要に応じてその都度プリントを配布
する。
授業計画
1.オリエンテーション
2.社会の変化と子どもの遊び(伝承遊び)
3.社会の変化と子どもの遊び(ゲーム)
4.季節の変化と子どもたち(春)
5.季節の変化と子どもたち(夏)
6.季節の変化と子どもたち(秋)
7.季節の変化と子どもたち(冬)
8.近世の子育て
9.近代学校教育の成立と子どもたち
21.戦争の中の子どもたち
22.戦後の社会と子どもたち
23.サザエさんとくらしの変化
24.地球環境問題と子どもたち
25.現代社会が抱える教育問題
26.学習のまとめ
参考書
授業の中で指示する。
備考
− 268 −
人間教育
番号
37325:11
講 座 名
子どもの自然体験
開講期
単位数
1年次
1単位
担 当 者
白岩 等 講師
講義の目的
講義の内容・計画
身近な環境を取り入れて遊ぶことは、
乳幼児から児童期にかけての子どもの
成長にとって大切な働きをする。自然
物は子どもにとって大切なおもちゃで
あり、子どもの創意を育む重要な機会
を作るものである。そのためには保育
者が自然物で遊ぶ楽しさを実感し、自
然との距離を縮めておくことが大切で
ある。実技を主に自然との関わりを探
究する。
植物を育てたり、動物を飼育するためには、そのものをよく知ることが大切
であり、粘り強く行うことが要求される。保護者は、動植物の飼育・栽培に
ねらいを持って取り組んでいくことが必要である。そのために動植物の特性
を把握し、幼児にどのような体験を積ませることが必要なのかを探ってい
く。
評価方法
記 録 や 作 品 の 提 出(61%)、 学 習 態 度
(61%)などに基づき評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
講義・実技ごとに資料を配布する。
授業計画
1.ガイダンス
2.「物」との関わりとその意味
3.校庭で見られる動植物
4.春の野外で見られる動植物
5.植物の種や球根を植えよう
6.植物を育てよう
7.草花で遊ぼう
8.季節の変化を知ろう
9.昆虫や虫を観察しよう
21.ザリガニ釣りをしよう
22.ジャガイモ掘りをしよう
23.サツマイモの苗差しをしよう
24.身近にある材料を使って遊ぼう
25.雑木林を探検しよう
26.まとめ
参考書
『昆虫図鑑』『植物図鑑』出版社は問わ
ない。
番号
37326111
備考
講 座 名
子ども文化の創造
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
後藤正人 教授
講義の目的
講義の内容・計画
子どもの世界には、本来夢と希望があ
りロマンに満ちあふれているはずであ
る。それらは、子どもの遊びの中から
伺い知ることができる。社会の変化が
著 し い 中、 大 人 文 化 に は な い、 し か
し、人間として力強く生きていくため
の重要な基礎となる「子ども文化」に
ついて具体的に検証し、課題と今後の
展望について学習していく。
社会の変化が著しい中、子どもが人間として力強く生きていくための重要な
基礎となる「子ども文化」について理解を深めていくと同時に子ども文化を
創造しながら、子どもの世界についての見方・考え方を深めていく。
評価方法
授業への参加意欲(51%)
小レポート(71%)
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『幼稚園教育要領解説』文部科学省
『保育所保育指針解説書』厚生労働省
『生活科テキスト』
『教育の泉 6』(後藤正人・文溪堂)
その都度、講義資料を配布。
授業計画
1.本授業の目的・内容・計画(オリエンテーション)
2.子ども文化の成立と普及−子ども文化の意義と課題−
3.子どもの遊びと生活(子どもが受け継ぐ遊び・創る遊び)
4.遊びと学びと保護者との関わり
5.遊びを疎外する要因
6.テレビの普及による遊びの変化と影響
7.コンピュータゲームの普及による遊びの変化と影響
8.ものを作る活動の意義
9.折り紙の世界
21.童話や絵本の世界
22.紙芝居の世界
23.身辺材(段ボールなど)の再利用における教育的意義
24.風やゴムで走る自動車づくりに挑戦
25.おもりで動くおもちゃづくりに挑戦
26.創造性を開発する遊び(まとめ)
参考書
講義時に指示。
備考
− 269 −
人間教育
番号
37326211
講 座 名
開講期
造形表現演習Ϩ(教科専門・図画工作BϨ)
2年次
単位数
担 当 者
2単位(1単位) 名取初穂 講師
講義の目的
講義の内容・計画
紙や木、粘土・絵の具などの様々な素
材を用いた造形活動を体験し、感じた
ことや考えたことを自分なりに表現す
ることを通して豊かな感性や表現力を
養う。また、他者の作品に触れ、発想
や表現の多様性を知る。
保育や教育の現場をイメージしながら、表現の可能性を探っていく。児童の
成長過程を意識しながら制作に取り組むことにより、実践力を強化してい
く。毎授業ごとに各自の取り組みを記録していくことで、講座終了時にはオ
リジナルのポートフォリオが完成する。
評価方法
ポートフォリオ評価。※毎授業ごとに
作品の写真と振り返りを所定のシート
に記録していく。シートは授業時に配
布する。(211%)
テキスト(書名・著者名・出版社名)
必要時に資料を配布する。
授業計画
2.鑑賞
3.インスタレーション 芯ちゃんを使って
4.紙を使って Ⅰ 紙コップ・紙皿
5.紙を使って Ⅱ 紙ひも
6.紙を使って Ⅲ 和紙
7.デザイン コラージュ
8.粘土を使って Ⅰ 紙粘土
9.粘土を使って Ⅱ 着彩・撮影
:.粘土を使って Ⅲ 鑑賞会
21.造形あそび 新聞紙を使って
22.工芸 Ⅰ 木であそぶ
23.工芸 Ⅱ 木を使った共同制作 ①
24.工芸 Ⅲ 木を使った共同制作 ②
25.染色
26.アルミ缶を使って
参考書
授業の中で紹介する。
備考
番号
37326311
講 座 名
開講期
造形表現演習ϩ(教科専門・図画工作Bϩ)
2年次
単位数
担 当 者
2単位(1単位) 名取初穂 講師
講義の目的
講義の内容・計画
紙や土、絵の具・クレヨンなどの様々
な素材を用いた造形活動に加え映像表
現を体験し、感じたことや考えたこと
を自分なりに表現することを通して豊
かな感性や表現力を養う。また、他者
の作品に触れ、発想や表現の多様性を
知ることにより、自身の創造性をより
深めていく。
保育や教育の現場をイメージしながら、表現の可能性を探っていく。児童の
成長過程を意識しながら制作に取り組むことにより、実践力を強化してい
く。毎授業ごとに各自の取り組みを記録していくことで、講座終了時にはオ
リジナルのポートフォリオが完成する。
評価方法
ポートフォリオ評価。※毎授業ごとに
作品の写真と振り返りを所定のシート
に記録していく。シートは授業時に配
布する。(211%)
テキスト(書名・著者名・出版社名)
必要時に資料を配布する。
授業計画
1.造形あそび トレーシングペーパーを使って
2.版画
3.映像表現 Ⅰ ピクシレーション
4.映像表現 Ⅱ ピクシレーション
5.アートカード Ⅰ アートカードであそぶ
6.アートカード Ⅱ オリジナルアートカード作り
7.陶芸 Ⅰ
8.陶芸 Ⅱ
9.色であそぶ 表現技法のいろいろ
21.落ち葉を使って フロッタージュ
22.ランプシェード
23.ファッションショー Ⅰ 米袋を使って
24.ファッションショー Ⅱ フィンガーペインティング
25.ファッションショー Ⅲ 仕上げ・リハーサル
26.ファッションショー Ⅳ 発表会
参考書
授業の中で紹介する。
備考
− 26: −
人間教育
番号
37326411
講 座 名
音楽表現演習Ϩ(教科専門・音楽(幼)Ϩ)
開講期
単位数
担 当 者
2年次
2単位(1単位)
栗原和子 教授 小川沙織 講師
澤村恵子 講師 山越智恵子 講師
講義の目的
講義の内容・計画
子どもの発達に音楽が果たす役割は大
きく、生活の一部として取り入れられ
ている。そこで、保育の現場でその場
面に応じた楽曲を弾けること、歌える
ことを習得するためのピアノ演奏技術
の向上を目指すと共に、弾き歌いの技
術も併せて学ぶ。また、他の学生同士
の演奏を聴くことにより、各自の音楽
表現を豊かにする。
1年次のピアノ学習を基に、各自のレベルに応じて課題を設定し、保育現場で
活用できる楽曲の習得や豊かな音楽表現の向上を目指したピアノの個人レッス
ンを行う。この授業では、
(1)ピアノ演奏の基礎技能の向上(2)コードネー
ムの理解と活用(3)
「子どもの歌」
「生活の歌」の弾き歌いを中心に学習する。
授業計画
参考書
1.グループ分け、コードネームの基礎知識の確認
2.コード伴奏(三和音、基本形、転回形),
「生活の歌」から2曲選択
3.コード伴奏(ハ長調、ヘ長調、ト長調),
「生活の歌」から2曲選択
4.コード伴奏(いろいろな伴奏形),
「生活の歌」から2曲選択
5.各自のグレードに応じた各『ツェルニー』課題より1曲目
6.各自のグレードに応じた各『ツェルニー』課題より2曲目
7.各自のグレードに応じた各『ツェルニー』課題より3曲目
8.子どもの歌「こいのぼり」
「いぬのおまわりさん」
「大きな古時計」他、
弾き歌い
9.子どもの歌「とんぼのめがね」
「まっかな秋」
「きのこ」他、弾き歌い
21.子どもの歌「山の音楽家」
「とんでいったバナナ」
「思い出のアルバム」
他、弾き歌い
22.子どもの歌「アイアイ」
「さんぽ」
「おもちゃのチャチャチャ」他、弾き歌い
23.各自のグレードに応じた『ソナチネ』
『ソナタ』より1楽章(楽曲の分析)
24.各自のグレードに応じた『ソナチネ』
『ソナタ』より1楽章(強弱、曲
想の工夫)
25.各自のグレードに応じた『ソナチネ』
『ソナタ』より1楽章(豊かな音
楽表現の向上)
26.課題到達確認とまとめ
特になし。
備考
評価方法
授 業 へ の 参 加 意 欲 等:61%、 実 技 試
験:61%
テキスト(書名・著者名・出版社名)
「子どもの歌」「生活の歌」は、『子ど
ものうた大百科』他を使用する。また
各自のグレードに合わせて『ツェルニー
211番 』、『 ツ ェ ル ニ ー41番 』、
『ツェル
ニー51番』、『ソナチネ』、
『ソナタ』を
使用する。
番号
37326511
講 座 名
音楽表現演習ϩ(教科専門・音楽(幼)ϩ)
講義の目的
子どもの発達に音楽が果たす役割は大
きく、生活の一部として取り入れられ
ている。そこで、保育の現場でその場
面に応じた楽曲を弾けること、歌える
ことを習得するためのピアノ演奏技術
の向上を目指すと共に、弾き歌いの技
術も併せて学ぶ。また、他の学生の演
奏を聴くことにより、各自の音楽表現
を豊かにする。
評価方法
授業への参加意欲等:61%
実技試験:61%
テキスト(書名・著者名・出版社名)
開講期
単位数
担 当 者
2年次
2単位(1単位)
栗原和子 教授 小川沙織 講師
澤村恵子 講師 山越智恵子 講師
講義の内容・計画
授業計画
1.ピアノ演奏指導 ソナチネ
2.ピアノ演奏指導 ソナチネ
3.ピアノ演奏指導 ソナチネ
4.ピアノ演奏指導 ソナチネ
5.ピアノ演奏指導 ソナチネ
6.ピアノ演奏指導、コード伴奏② 弾き歌い
7.ピアノ演奏指導、コード伴奏② 弾き歌い
8.ピアノ演奏指導、コード伴奏② 弾き歌い
9.ピアノ演奏指導、ツェルニー②
21.ピアノ演奏指導、ツェルニー②
22.ピアノ演奏指導、ツェルニー②
23.子どもの歌、弾き歌い
24.子どもの歌、弾き歌い
25.子どもの歌、弾き歌い
26.総まとめ・復習
参考書
備考
− 271 −
人間教育
番号
37326612
講 座 名
保育実習指導ϩ・Ϫ
開講期
単位数
2年次
1単位
担 当 者
石川昌紀 准教授
講義の目的
講義の内容・計画
既習の教科や体験的カリキュラムにあ
る実際的な体験、保育実習Ⅰの経験を
通して質の高い実践力のある保育士と
しての自覚につなげる。また、個別と
全体の事後指導における実習の総括や
自己評価をもとに、今後の学習課題を
明確にする。
保育実習に必要な知識や指導計画案の意味理解、作成方法を習得する。ま
た、模擬保育や教材研究等の体験を通して、保育への理解を深め、乳幼児及
び保護者に対して、どのように向き合い、かかわり、寄り添っていくかを考
える。
授業計画
2.保育実習Ⅰからの課題
3.保育実習Ⅱ・Ⅲに向けた課題 (1) ねらいと内容
4.保育実習Ⅱ・Ⅲに向けた課題 (2) 課題設定
評価方法
5.指導計画案について (1) 方法と留意点・模擬保育
6.指導計画案について (2) 子どもの実態
授業への参加意欲・態度:41%
7.指導計画案について (3) ねらい・内容
筆記試験:61%
8.指導計画案について (4) 環境構成
レポート等の提出物:31%
9.指導計画案について (5) かかわり・留意点
に基づき総合的に評価する。
:.指導計画案について (6) 教材研究
テキスト(書名・著者名・出版社名)
21.実習に関する必要書類と事務手続き 『保育所保育指針解説書』厚生労働省 22.実習園・施設との事前打ち合わせと諸注意
編・フレーベル館
23.直前準備指導
『全国保育士会倫理綱領ガイドブック』 24.保育実習のふりかえり (1)
報告と反省
柏女霊峰監修、全国保育士会編・全国 25.保育実習のふりかえり (2)
自己評価と自己課題
社会福祉協議会
26.全体事後指導 総括
参考書
『医療現場の保育士と障害児者の生活
支援 独立行政法人国立病院機構全国
保育士協議会倫理綱領ガイドブック』 備考
柏女霊峰監修、生活書院
番号
37326811
※保育実習終了までに、ガイダンス・講師講演・報告会・引継ぎ会等
の実習に関わる内容を含む講座(8回程度)を受講します。また、
諸般の事情により、授業計画を変更する場合もあります。
講 座 名
開講期
単位数
専・国語(教科専門・国語)
2年次
2単位
担 当 者
村山昌俊 教授
講義の目的
講義の内容・計画
国語の指導に必要となる日本語の基礎
知識を身につけることによって、国語
という教科の特色・意義を修得するこ
とを目的とする。
日本語の文字・語彙・表記・音韻の特徴を学び、さらに歴史的変化について
も講義する。
授業計画
評価方法
筆記試験(211%)によって評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
使用しない。適宜プリントを配布する。
1.ガイダンス
2.言語の特質
3.文字の発達と漢字の伝来
4.神代文字
5.万葉仮名
6.平仮名・片仮名の成立
7.ローマ字の伝来と歴史
8.語彙1(語種)
9.語彙2(忌み言葉・女房詞)
21.音韻の歴史1(母音の変化)
22.音韻の歴史2(子音の変化)
23.音韻の歴史3(子音の変化)
24.仮名遣い1(仮名遣いの歴史)
25.仮名遣い2(現代仮名遣い)
26.まとめ
参考書
授業時に指示する。
備考
− 272 −
人間教育
番号
37326911
講 座 名
書道(教科専門・書道)
講義の目的
開講期
単位数
2年次
1単位
担 当 者
田中茂男 講師
講義の内容・計画
正 し い 文 字 を 理 解 す る。 パ ソ コ ン・ 前半41分当日の課題と宿題について、正しい字形・筆順と旧字体と常用漢字
ワープロの普及により、文字表現の分 (教育漢字)との違いなどを解説し、実技指導に移る。実技は半紙に千字文
野は変貌し、筆記力が低下し、正しい (楷・行・草の三体)を35字から59字を毛筆で書く。硬筆は期間通しての宿
文字を正しく書くことができなくなっ 題とし、硬筆ノートに教育漢字全てを5字ずつ書いて期末に提出する。
ている。正しい文字・美しい文字とは
何か、毛筆書道実技と合わせて考える。 授業計画
1.オリエンテーション
2.テキスト「天地玄黄」
3.テキスト「日月盈昃」
4.テキスト「寒来暑往」
5.テキスト「閏餘成歳」
6.テキスト「雲騰致雨」
7.テキスト「金生麗水」
評価方法
8.テキスト「劔號巨闕」
平常点(毎週授業内に作品を提出し、 9.テキスト「菓珎李柰」
宿題で更に補う。71% 「字形と筆順」 21.テキスト「海醎河淡」
の教育漢字を全部硬筆ノートに書き期 22.テキスト「始制文字」
末に提出。31% 評価の対象にする。授 23.テキスト「弔民伐罪」
24.テキスト「いろは」ひらがな
業態度等も考慮する。31%)
25.テキスト「イロハ」かたかな
テキスト(書名・著者名・出版社名)
26.まとめ
『新 字形と筆順』光村図書出版
授業は講義30分 実技60分
毛筆テキスト
『千字文』
プリントを配布。
参考書
備考
番号
37326:11
講 座 名
教師論
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
橋本憲幸 講師
講義の目的
講義の内容・計画
①教職の意義が、教育を通じて国民全
体に奉仕することであることの認識
②地方公務員又はそれの準じるものと
しての、権利義務関係の認識
③専門職としての自己研修のほか、各
種研修に参加する義務の確認
④就職支援室との連携に基づく説明会
の他、進路選択に資する各種説明会
への参加
⑤教員の仕事(教育課程と教科指導・
学級経営・生徒指導など)
①「教育」を専門の仕事とする「教職」の成立とその根拠(産業革命から)
②日本の教員養成(特に初等教育における)
③教員の仕事
評価方法
受講態度等:31%
筆記試験:91%
テキスト(書名・著者名・出版社名)
使用しない。授業の中で適宜資料を配
布する。
授業計画
1.産業革命と、教師・生徒・学校の成立
2.近代公教育の教師像(国家意識と国による教育統制)
3.日本の教員養成(戦前と戦後)
4.学習指導要領の変遷と教科書
5.教員の使命と資質
6.教員の資格
7.教育課程
8.教科指導
9.学級経営
21.教育相談
22.進路選択
23.校務分掌
24.服務規程
25.幼保一元化と幼稚園教諭
26.幼小連携と小一プロブレム
参考書
授業の中で適宜紹介する。
備考
− 273 −
人間教育
番号
37326:22
講 座 名
教育心理学
開講期
単位数
担 当 者
1年次
2単位
勝浦範子 教授 月本由紀子 講師
講義の目的
講義の内容・計画
児童・生徒を理解し、教育実践に役立
てるための心理学的知識を学ぶ。
幼児期から成人期までの発達について学ぶ。次に、発達と学習との関係につ
いて学ぶことで、発達を踏まえた教育実践について知識・理解を深める。次
に、代表的な学習理論について学び、現場への適用可能性について考える。
また、様々な心理的問題、発達上の問題について、知識・理解を深め、現場
での対応に役立てる。最後に、教師として必要な測定と評価、学級集団の理
解などについて学ぶ。
授業計画
評価方法
筆記試験::1%
授業への参加意欲・態度:21%
テキスト(書名・著者名・出版社名)
1.発達過程の理解と発達理論
2.発達の特徴Ⅰ(乳児期、幼児期)
3.発達の特徴Ⅱ(児童期)
4.発達の特徴Ⅲ(青年期、成人期)
5.適応と不適応(不登校、校内暴力)
6.適応と障害Ⅰ(知的障害)
7.適応と障害Ⅱ(発達障害)
8.発達における遺伝と環境、成熟と学習
9.学習のメカニズムⅠ(S-R連合理論 古典的条件付け)
21.学習のメカニズムⅡ(S-R連合理論 道具的条件付け)
22.学習のメカニズムⅢ(認知理論、観察学習)
23.学習の動機付け、教育現場から見た学習理論の意義
24.測定と評価
25.学級集団の理解
26.まとめと補足
参考書
授業の中で紹介する。
備考
番号
37327111
1∼7回 月本由紀子教員が担当 8∼26回 勝浦範子教員が担当
講 座 名
教育制度論
開講期
単位数
2年次
2単位
担 当 者
小川澄江 教授
講義の目的
講義の内容・計画
1.教育制度の基本原理を理解する。
2.乳幼児期、児童期、青年期の教育
制度を理解する。
3.特別支援教育について理解する。
4.教員制度を理解する。
5.学校教育制度の課題を把握する。
教育制度は社会的に公認された体系として組織されている。教育制度の体系
には、学校教育制度・社会教育制度・教育行政制度などが含まれるが、本授
業では学校教育制度を中心に現状と課題を把握する。
授業計画
1.教育制度とは何か、教育法の体系
2.教育制度の基本原理−義務性
3.教育制度の基本原理−無償性・中立性
4.我が国の保育制度
5.保育施設の目的と保育内容
6.先進国の保育制度
7.児童期の教育制度 −小学校の目的と内容
評価方法
8.児童期の教育制度 −就学保障と就学義務
小レポート(31%)
、定期試験(91%) 9.青年期の教育制度 −中学校制度の成立と展開
21.青年期の教育制度 −高等学校制度の成立と展開
の結果をもとに評価する。
22.我が国の高等教育
23.障害児教育制度の歴史
テキスト(書名・著者名・出版社名)
24.特別支援教育
『要説 教育制度[新訂第三版]
』教育 25.教職員の種類と資格、研修
制度研究会編 ・ 学術図書出版社
26.教員の人事、教員の勤務条件
参考書
『教育の原理』林 勲編・法律文化社
『教育小六法』(平成26年版)学陽書
房などの教育法規集
備考
− 274 −
人間教育
番号
37327211
講 座 名
教育方法論
開講期
単位数
2年次 集中
2単位
担 当 者
宮寺晃夫 講師
講義の目的
講義の内容・計画
教育方法の基礎理論を理解し、今後の
革新に向けての展望を持たせることを
目標とする。
教育方法の改善の歴史的展開をたどる。
特に、20世紀以降の「新教育」の改
革の現代的意義を理解させる。
教育の現代化の意義を理解させる。
教育機器を活用した授業、とくにCA
Iの意義を理解させる。
21世紀型の学力としてのICT(イ
ンターネット・アンド・コミュニケー
ション)能力の開発について理解させ
る。
教育方法に関する理論と実践の両面にわたり関心をもたせながら、授業改善
への意欲を高めていく。
評価方法
授 業 へ の 参 加 意 欲(61%)、 定 期 試 験
(61%)
テキスト(書名・著者名・出版社名)
特に指定しない。
授業計画
1.教育と教育方法
2.教授学の歴史的起源
3.「新教育」とデューイの教育方法論
4.教育の現代化運動
5.「学習指導要領」と教育方法改革
6.教育方法における個別化と個性化
7.教育方法の類型論
8.教育方法と教育評価
9.教育の技術革新と教育方法
21.教育機器を使った教育方法の改善
22.コンピュータを用いた教育方法の改善
23.教育方法と学力論
24.21世紀型学力としてのICT
25.「生きる力」と教育方法
26.授業の補足
参考書
授業のなかで推薦する。
備考
番号
37327311
講 座 名
視聴覚教育(情報機器を含む)
開講期
単位数
2年次
2単位
担 当 者
山野井一夫 講師
講義の目的
講義の内容・計画
1995年にインターネットの利用が
開始され、現在、殆どの学校で高速イ
ンターネットを利用できます。校内は
情報コンセントが設置され、どの教室
からもインターネットが使えます。ま
た、プロジェクタも各教室に設置され
ました。このネットワークやプロジェ
クタを道具としてどのように教科で活
用したらよいか、事例を紹介しながら
学びます。
1995年にインターネットの利用が開始され、現在、殆どの学校で高速イ
ンターネットを利用できます。校内は情報コンセントが設置され、どの教室
からもインターネットが使えます。また、プロジェクタも各教室に設置され
ました。このネットワークやプロジェクタを道具としてどのように教科で活
用したらよいか、事例を紹介しながら学びます。
評価方法
課題レポート(61%)
、演習で作成した
作品(61%)
テキスト(書名・著者名・出版社名)
授業で資料を配布、ホームページにて
配布。
授業計画
1.Windowsパソコンの基本操作と、それに伴う用語の確認
2.情報教育の歴史
3.ポータルサイト
4.情報検索と蔵書検索
5.情報モラルとセキュリティ
6.プレゼンテーション(資料収集)
7.プレゼンテーション(PPT作成)
8.プレゼンテーション(発表準備)
9.プレゼンテーション(発表)
21.プレゼンテーション(円グラフの作成)
22.プレゼンテーション(棒グラフの作成)
23.電子黒板による教材作成
24.スタディノートの紹介
25.スタディノート模擬授業(本の紹介)
26.スタディノート模擬授業(人にやさしい町)
参考書
特になし。
備考
− 275 −
人間教育
番号
37327411
講 座 名
保育方法論
開講期
単位数
2年次
2単位
担 当 者
石川昌紀 准教授
講義の目的
講義の内容・計画
子どもの実態に沿いながら、一人ひと
りの子どもの思いに寄り添う保育を考
えていく。保育の方法についての理解
を深めるとともに、実践事例から保育
者の指導・援助のあり方を実際的かつ
現実的に学ぶ。
保育の方法に関する理解を深める。また、保育実践の映像や保育者の保育記
録から保育の営みを読み取る。様々な保育の展開において、子どもの育ちを
支える保育者としての指導・援助のあり方について考える。
評価方法
授業への参加意欲・態度:41%
筆記試験:61%
レポート等の提出物:31%
に基づき総合的に評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『新保育シリーズ 保育方法』
神長美
津子・塩美佐枝編著・光生館
授業計画
1.オリエンテーション
2.保育の基本と保育の方法
3.子ども理解と理解の方法
4.環境を通して行う教育と環境の構成
5.保育の展開 (1) 一人一人に応じた指導
6.保育の展開 (2) 生活の指導
7.保育の展開 (3) 遊びの指導
8.保育の展開 (4) 発達に応じた指導① 0・1歳児
9.保育の展開 (5) 発達に応じた指導② 2・3歳児
21.保育の展開 (6) 発達に応じた指導③ 4・5歳児
22.遊びの体験的活動
23.保育における指導と様々な指導形態
24.学び合う育ち合うクラスづくり
25.保育者に求められる専門性と多様な連携
26.まとめ
参考書
適宜、授業内で紹介する。
備考
番号
37327511
講 座 名
幼児理解
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
佐藤秋子 准教授
講義の目的
講義の内容・計画
人間の発達を、新しい生命の誕生から
乳児期・幼児期・児童期の発達をとら
え、その心身の形態と機能が変容して
いく過程を理解し、さらに様々な領域
における研究の状況や新たな発展、実
践への応用を展望する。子どもは、社
会・文化的な環境と他者との相互作用
を通して、身体的、情緒的、認知的に
も変化を遂げる。教師や保育士は子ど
も一人ひとりの置かれた状況をより性
格に把握し、子どもの心の問題の特徴
とそれに応じた支援や対応を身につけ
ることを学ぶ。
胎児期・乳児期・幼児期・児童期の基本的な心身の発達の過程について、心
理学的な知見を提供し、子どもの実態を学ぶ。また、保育、教育における発
達援助について演習やワークグループを通して、子どもの内面を共感的に理
解し自主的に検討する。
授業計画
1.人間の発達を連続的にとらえる(自分史)
2.発達の基礎理論を学ぶ
3.思考の発達・知能の発達
4.発達と教育の臨界期
5.発達観と学習の動機づけ
6.精神分析と子どもの発達
7.フロイトの発達論
評価方法
8.基本的な信頼感と発達課題
筆記試験(:1%)と小レポート(21%) 9.生涯発達理論
21.子どもの発達と環境
で評価する。
22.身体的機能と運動機能の発達
23.自己・他者の気持にきづく(心の理論)
テキスト(書名・著者名・出版社名)
24.人との相互的なかかわり
授業時に適宜資料を配付する。
25.乳幼児期の重要性(愛着、関係性)と現代社会の子どもたち
26.授業内容のまとめ
参考書
授業の中で紹介する。
備考
− 276 −
人間教育
番号
37327611
講 座 名
教育相談(カウンセリングを含む)
開講期
単位数
担 当 者
2年次
2単位
勝浦範子 教授 月本由紀子 講師
講義の目的
講義の内容・計画
教育現場で、児童・生徒を理解し、諸
問題に対応するための理論的、実践的
知識を学ぶ。
学校における教育相談の有り様、家庭、地域との連携の概要を理解した上
で、代表的な心理臨床(カウンセリング)理論・療法及びそれぞれの現場で
の実践との関連性について学ぶ。次に具体的な問題について、その内容、対
応について学ぶ。
授業計画
評価方法
筆記試験::1%、授業への参加意欲・
態度:21%
テキスト(書名・著者名・出版社名)
1.学校における教育相談(担任、養護教諭、スクールカウンセラーの役割)
2.学校内の連携、学校と家庭、地域との連携
3.教育現場に役立つ心理臨床理論・療法 Ⅰ(精神分析的療法)
4.教育現場に役立つ心理臨床理論・療法 Ⅱ(来談者中心療法)
5.教育現場に役立つ心理臨床理論・療法 Ⅲ(行動療法、認知療法、認知
行動療法)
6.年齢・発達レベルと心理臨床理論・療法(遊技療法、箱庭療法、芸術療
法)
7.年齢・発達レベルと心理的問題・問題行動の変化
8.児童・生徒の心の問題と対応Ⅰ(不登校、いじめ、非行)
9.児童・生徒の心の問題と対応Ⅱ(虐待)
21.児童・生徒の心の問題と対応Ⅲ(場面絨黙、チック)
22.児童・生徒の心の問題と対応Ⅳ(リストカット、自殺)
23.発達障害の問題と対応Ⅰ(自閉症スペクトラム障害)
24.発達障害の問題と対応Ⅱ(AD/HD)
25.発達障害の問題と対応Ⅲ(学習障害)
26.まとめと補足
参考書
授業の中で紹介する。
備考
番号
37327711
1∼7回 勝浦範子教員が担当、8∼26回 月本由紀子教員が担当
講 座 名
教育原理ϩ
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
小川澄江 教授
講義の目的
講義の内容・計画
1.教育の目的・目標について理解す
る。
2.教育目的は時代や国家、社会の状
態によって異なることを理解する。
3.教育目的の変遷を学ぶ。
4.教育の内容や方法について理解す
る。
教育の目的、内容、方法について考察する。
授業計画
1.教育における目的論の位置・教育の目的と目標
2.目的の規定条件
3.古代ギリシャ・ローマの教育
4.中世の教育・近世の教育
5.近代の教育思想(ルソー)
6.現代の教育思想(デューイ)
7.わが国の明治初期の教育
評価方法
8.明治中期以降の教育
小レポート(31%)、定期試験(91%) 9.戦時体制の教育
21.第二次大戦後の教育
の結果をもとに評価する。
22.教育の内容
23.学習指導要領の変遷
テキスト(書名・著者名・出版社名)
24.学習指導の類型
『Q&A教育学 教育の原理』
25.教育の方法(コメニウス・ヘルバルト)
林 勲編・法律文化社
26.まとめ
参考書
『教育小六法』平成26年版(学陽書房)
などの教育法規集
『教育課程重要用語300の基礎知識』
備考
天野正輝編 ・明治図書
− 277 −
人間教育
番号
37327811
講 座 名
教育実習Ϩ(事前事後指導1単位を含む)
開講期
単位数
2年次
2単位
担 当 者
石川昌紀 准教授
講義の目的
講義の内容・計画
幼稚園教育実習の意義、目的、内容を
理解し、目標を持って実習ができるよ
うに課題を明確にする。また、実習生
としての姿勢や態度を十分理解した上
で、実践力のある質の高い保育者とし
ての自覚につなげる。
幼稚園教育実習に必要な知識や実習日誌、教育課程及び指導計画の意味理
解、作成方法を習得する。また、模擬保育や教材研究等の体験を通して、幼
児の理解を深め、どのように向き合い、かかわり、寄り添っていくかを考え
る。
評価方法
授業への参加意欲・態度:41%
筆記試験:61%
レポート等の提出物:31%
に基づき総合的に評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『幼稚園教育要領解説』文部科学省編・
フレーベル館
授業計画
1.幼稚園教育実習の意義、目的、内容
2.幼稚園教育実習の段階と方法及び必要書類
3.幼稚園教育実習での基本的接遇と心構え
4.幼稚園・認定子ども園の理解
5.幼稚園・認定子ども園での子ども理解
6.幼稚園・認定子ども園での保育者の役割と専門性の理解
7.幼稚園教育実習の記録と教育課程及び指導計画について
8.幼稚園教育実習の目標と課題のたて方
9.日誌作成上の方法と留意点
21.指導計画案作成上の方法と留意点
22.幼稚園教育実習の実際 (1)
教材研究① 小麦粉粘土
23.幼稚園教育実習の実際 (2)
教材研究② 絵本
24.幼稚園教育実習の実際 (3)
模擬保育
25.直前準備指導
26.全体事後指導 総括
参考書
『幼稚園教育指導資料第1∼4集』文
部科学省編・フレーベル館
番号
37327:11
備考
※教育実習(幼稚園)終了までに、ガイダンス・講師講演・報告会等
の実習に関わる内容を含む講座(8回程度)を受講します。また、
諸般の事情により、授業計画を変更する場合もあります。
講 座 名
介護論
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
石河不砂 講師
講義の目的
講義の内容・計画
自己の人間性を見つめ、自己・他者理
解を高める。また、特別支援学校(3日
間)および社会福祉施設(6日間)での
体験を通じて、障害児・者ならびに高
齢者とのかかわり合いから得られる原
体験を、教育実践に生かしていける意
義のある「介護等の体験」を目指す。
介助・介護の本質をふまえ、特別支援教育施設および社会福祉施設について
の知識と対象児・者の理解を深める。
評価方法
1.試験 91%
2.提出物 31%
上記の1と2に加えて、出席状況、授
業への意欲・態度を総合して評価しま
す。授業回数の3分の2の出席が必要
です。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『新・よくわかる社会福祉施設』
全国
社会福祉協議会
『フィリア』
全国特殊学校長会編・ジ
アース教育新社
授業計画
1.オリエンテーション
2.いのちの尊さと人間の尊厳
3.介護等体験の意義
4.社会福祉と特別支援教育
5.障害者福祉施設の概要
6.障害者福祉施設の体験について
7.高齢者福祉施設の概要
8.高齢者福祉施設の体験について
9.児童福祉施設の概要
21.児童福祉施設の体験について
22.盲・聾・特別支援学校の概要
23.盲・聾・特別支援学校の体験について
24.当事者の思いと疑似体験
25.介護等体験での留意点と心構え
26.介護等体験で学んだこと まとめ
参考書
指定しない。
備考
− 278 −
人間教育
番号
37331411
講 座 名
教科専門・社会
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
田中 力 教授
講義の目的
講義の内容・計画
小学校社会科は、「地理」
「歴史」「公
民」の領域が明確に分けられておらず、
総合的に扱うようになっているところ
に特色がある。そうした内容構成の特
色をおさえながら、小学校社会科への
見方を深めていけるようにする。
小学校社会科の目標と内容構成をおさえるとともに、
「地理」
「歴史」
「公民」
の三領域について、具体的な事例をもとに理解を深めていく。
評価方法
授 業 へ の 参 加 意 欲・ 態 度(31%)
、小
レ ポ ー ト(31%)、 学 期 末 の 筆 記 試 験
(71%)に基づき評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『小学校学習指導要領解説社会編』
文部科学省・東洋館出版社
授業計画
1.社会科の目標と内容構成
2.地図の読解の基本
3.様々な地図の読解
4.気候と人々のくらし(沖縄)
5.気候と人々のくらし(雪国)
6.地形と人々のくらし(低地・山地)
7.小学校における歴史教育
8.歴史的な人物
9.文化遺産
21.年表や歴史地図
22.国際理解教育
23.環境教育
24.経済教育
25.法教育
26.学習のまとめ
参考書
授業の中で指示する。
備考
番号
37331511
講 座 名
教科専門・算数
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
山本良和 講師
講義の目的
講義の内容・計画
算数科の基本的な考え方や基礎的な知
識について、学習するこどもたちの立
場から考える。算数をなぜ学習するの
か、算数を学習するとは何をすること
なのか、実際に算数の問題を考えなが
ら自分の算数観を創っていく。
小学校の算数科の基礎的・基本的な内容について、そこに流れている算数的
な考え方や見方を明らかにしていく。
授業計画
1.算数科の目標
2.算数科の4領域
3.数と計算領域(数)
4.数と計算領域(十進位取り記数法)
5.数と計算領域(加法・減法)
6.数と計算領域(乗法)
7.数と計算領域(除法)
評価方法
8.数と計算領域(分数)
授業への参加意欲・態度(毎回の小レ 9.量と測定領域(単位の考え)
21.量と測定領域(面積、体積)
ポートもしくは小テスト)211%
22.図形領域(平面図形)
テキスト(書名・著者名・出版社名)
23.図形領域(立体図形)
『小学校学習指導要領解説 算数編』 24.数量関係領域(統計的な見方)
文部科学省
25.数量関係領域(関数的な考え方)
26.算数的活動
参考書
『山本良和の算数授業の作り方』山本
良和著・東洋館出版社
『新学力 習得・活用・探究を支える
算数の授業づくり』山本良和著・明治
図書
備考
− 279 −
人間教育
番号
37331611
講 座 名
教科専門・理科
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
白岩 等 講師
講義の目的
講義の内容・計画
児童の発達にとって理科という教科の
持つ意味や働きについて講義と実技を
行う。また、我が国では理科という教
科がいつできたのか、その指導法はど
のようなものであったのか、社会の変
化に伴ってどのように変わってきたの
かなど、理科教育の歴史とこれからの
あり方を講義する。また、観察や実験
には危険が伴うことが多いので、理科
器具や薬品の使い方などを実際に使用
しながら行う。
江戸時代の教育から現在まで理科教育はどのように変わってきたのかを振り
返り、現在や将来のあり方を考察する。また、危険性を伴う観察や実験には
どのように対処すればいいのか、様々な理科実験器具の扱い方など実技を通
して理解する。
評価方法
定期試験(61%)、学習態度(36%)
、
提出物(36%)などに基づき評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『小学校学習指導要領解説(理科)』
(文
部科学省)。講義ごとに資料を配付す
る。
授業計画
1.ガイダンス
2.江戸時代の教育のその形式とその内容
3.明治初期の模索時代の理科教育
4.方法探究時代の理科教育
5.国定教科書時代の理科教育
6.第二次世界大戦後の理科教育
7.「ゆとり」か「強制」か
8.危険な実験器具の扱い方と安全管理
9.顕微鏡・解剖顕微鏡・双眼実体顕微鏡の使い方
21.ガラス細工の製作とその方法
22.電気器具の危険性とその扱い方
23.野外観察の危険性と注意点
24.植物の栽培とその方法
25.理科学習を生かした生活体験
26.まとめ
参考書
『小学校理科室経営ハンドブック』(東
洋館出版)。『観察・実験の基本事項と
事故防止』(初教出版)など。
番号
37331711
備考
講 座 名
教科専門・生活
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
後藤正人 教授
講義の目的
講義の内容・計画
新しい学力観のもとで創設された生活
科の発展の鍵は実践の充実にある。そ
の実践を支える土壌があるかどうかは
重要な事柄である。この課題を解くに
は生活科の教育的ルーツを求めると共
に生活科創設の主旨を理解することが
大切である。
生活科の発展の鍵は実践の充実にある。そこで、生活科の教育的ルーツを求
めると共に下記の具体的内容を扱いながら、生活科創設の主旨を理解する。
授業計画
1.本授業の目的・内容・計画(オリエンテーション)
2.生活科と子どもの成長
3.生活科創設の趣旨と幼小連携
4.生活科の今日的課題と展望
5.自然体験の教育的意義
6.発達特性を生かした活動と育つ力
7.活動領域からみた育つ力
評価方法
8.教科目標を支える要素と背景
授業への参加意欲(51%)、小レポート 9.四季の変化を大切にした活動の意義
21.幼・小の更なる一貫性を図る
(71%)
22.生活科における学力観と評価
23.生活科から学級、学校づくりへ
テキスト(書名・著者名・出版社名)
24.生活科と総合的学習の時間の関連と役割
『小学校学習指導要領解説・生活編』 25.生活科への期待と役割
日本文教出版
26.生活科とこれからの小学校教育(まとめ)
『教育の泉 6』(後藤正人・文溪堂)
その都度、講義資料を配布。
参考書
講義時に指示。
備考
− 27: −
人間教育
番号
37332611
講 座 名
教科専門・音楽(小)Ϩ
開講期
単位数
2年次
1単位
担 当 者
早川冨美子 教授
講義の目的
講義の内容・計画
教育現場で活用される様々な楽器の基
礎奏法の習得や指導方法、さらにアン
サンブルや音楽づくりの活動を通して、
将来教育現場に携わる指導者として必
要な音楽的能力、創造性、感性を高め
ていくことを目的とする。
様々な楽器、和楽器や諸外国に伝わる楽器などの奏法の習得やアンサンブ
ル、音楽づくりなどの実技体験を通して、音楽的実践力を高める。
評価方法
授 業 へ の 参 加 意 欲・ 態 度71%、 実 技
51%に基づき総合的に評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『音楽づくりの授業アイディア集』(音
楽之友社)
授業計画
1.竹楽器の製作(トガトン、竹ぼら、スリットドラムなど)①
2.竹楽器の製作(トガトン、竹ぼら、スリットドラムなど)②
3.竹の楽器による音楽づくり
4.声・ことば・身体・身の回りの素材による音楽づくり①
5.声・ことば・身体・身の回りの素材による音楽づくり②
6.リコーダーの基礎
7.リコーダーの応用とアンサンブル
8.様々な打楽器の奏法とアンサンブル①
9.様々な打楽器の奏法とアンサンブル②
21.様々な打楽器の奏法とアンサンブル③
22.和楽器や諸外国に伝わる様々な楽器の活用と音楽づくり①
23.和楽器や諸外国に伝わる様々な楽器の活用と音楽づくり②
24.子どもの歌による編曲と応用①
25.子どもの歌による編曲と応用②
26.発表会
参考書
授業の中で紹介する。
備考
番号
37332711
リコーダー、鍵盤ハーモニカ、小太鼓のスティックは各自準備すること。
講 座 名
教科専門・音楽(小)ϩ
開講期
単位数
2年次
1単位
担 当 者
早川冨美子 教授
講義の目的
講義の内容・計画
教育現場で活用される様々な楽器の基
礎 奏 法 の 習 得 や 指 導 方 法、 さ ら に 鑑
賞、アンサンブル、音楽づくりの活動
を通して、将来教育現場に携わる指導
者として必要な音楽的能力、創造性、
感性を高める。
様々なアンサンブルや合奏、音楽づくりなどの実技体験や発表、鑑賞を通し
て、音楽的な技能と実践力を高める。
評価方法
授 業 へ の 参 加 意 欲・ 態 度71%、 実 技
51%に基づき総合的に評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『音楽づくりの授業アイディア集』(音
楽之友社)
授業計画
1.ミュージックベル、トーンチャイムの基礎
2.ミュージックベル、トーンチャイムの応用
3.様々な楽器の基礎①
4.様々な楽器の基礎②
5.打楽器アンサンブル①
6.打楽器アンサンブル②
7.器楽合奏(低学年)
8.器楽演奏(中学年)
9.器楽演奏(高学年)
21.音楽ゲーム、音楽づくり①
22.音楽ゲーム、音楽づくり②
23.諸外国の音楽①
24.諸外国の音楽②
25.諸外国の音楽③
26.発表会
参考書
授業の中で紹介する。
備考
リコーダー、鍵盤ハーモニカ、小太鼓のスティックは各自準備すること。
− 281 −
人間教育
番号
37333211
講 座 名
教科専門・家庭
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
岩 香織 講師
講義の目的
講義の内容・計画
小学校家庭科の内容として挙げられて
いる項目に関する基礎知識・技能につ
いて学習し、小学校家庭科指導にあた
える教師としての力量を高めることを
目指す。
小学校家庭科で取り上げる領域に関する、基礎的、基本的な内容を学ぶ。食
生活・衣生活・住生活・消費生活の分野を通して社会生活の核となる家庭生
活について理解を深めていく。
授業計画
評価方法
授業への参加意欲(21%)
、ワークシー
ト(21%)、製作品(31%)
、実験実習
(21%)、定期試験(61%)の結果を基
に評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『家庭科の基本』流田直監修 学研教
育みらい
1.家庭生活と家族
2.生活時間と家事労働
3.家族コミュニケーション
4.栄養と食品
5.栄養所要量と食品群別摂取量のめやす
6.調理の基礎
7.被服のはたらき
8.日常着の着方
9.日常着の手入れ
21.住まいのはたらき
22.室内環境の調整
23.手縫いの基礎
24.生活に役立つ小物の製作(製作実習)
25.商品の購入と消費者問題
26.わたしたちのくらしと環境問題
参考書
『家庭科の授業をつくる∼授業技術と
基礎知識』柳昌子編著・学術図書
番号
37333311
備考
講 座 名
教科教育法・国語(書写を含む)
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
青木伸生 講師
講義の目的
講義の内容・計画
小学校における国語科授業の目的、目
標、国語の学習指導内容、教材、学習
指導計画、学習指導の展開と方法、評
価等について考察する。
学習指導要領から、国語科のねらいとその指導内容を具体をとらえ、具体的
な学習材によって、教材研究の方法や解釈、指導法を考察し指導者としての
実践力を高めていく。また、実際に指導案を作成して模擬授業を行うことに
よって、指導者としての資質を体験を通して総合的に高める。
評価方法
1.オリエンテーション
2.教育課程と学習指導要領
3.国語科の内容と領域
4.発達段階の学習内容
5.低学年における指導内容
6.中学年における指導内容
7.高学年における指導内容
8.指導計画と指導案の作成1
9.指導計画と指導案の作成2
21.言語事項の指導内容
22.漢字指導の内容
23.詩の指導
24.音声言語の指導内容
25.書く活動の内容とその具体
26.読むことの内容とその具体
授業計画
授業への参加意欲・態度、提出物
(51%)
、
定期試験(71%)で評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『小学校学習指導要領解説 国語』文
部科学省
参考書
授業の中で紹介する。
備考
− 282 −
人間教育
番号
37333411
講 座 名
教科教育法・社会
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
田中 力 教授
講義の目的
講義の内容・計画
社会科の教科としての性格・目標を明
らかにし、社会科の学習内容や指導方
法について究明するとともに、子ども
が生き生きと取り組み確実に力をつけ
ていく社会科学習のあり方を様々な視
点から追究する。
社会科の目標をおさえ、具体的な展開例をもとに内容の概要をとらえるとと
もに、授業を構成す多様な要素についての理解を深める。 また、学習指導案
を作成することを通して、授業実践力を高めていく。
授業計画
1.社会科の役割と目標
2.社会科で育てる学力
3.3・4年の目標と内容(地域の産業や消費生活の様子)
4.3・4年の目標と内容(健康や安全を守るための活動)
5.5年の目標と内容
6.6年の目標と内容
7.授業展開例(3・4年)
(単元「くらしのうつりかわり」を通して)
評価方法
8.授業展開例(5年)
(単元「ガザミをふやす」を通して)
(単元「江戸の町づくり」を通して)
授 業 へ の 参 加 意 欲・ 態 度(31%)
、 小 9.授業展開例(6年)
21.学習指導案の書き方
レ ポ ー ト(31%)、 学 期 末 の 筆 記 試 験
22.学習指導案の作成(目標、単元設定の理由)
(71%)に基づき評価する。
23.学習指導案の作成(指導計画)
テキスト(書名・著者名・出版社名)
24.学習指導案の作成(本時の展開)
『小学校学習指導要領解説 社会編』 25.社会科授業の実践へ向けて
文部科学省 東洋館出版社
26.学習のまとめ
参考書
授業の中で指示する。
備考
番号
37333511
講 座 名
教科教育法・算数
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
夏坂哲志 講師
講義の目的
講義の内容・計画
子どもたちが算数を学習する過程につ
いて、授業の実際から迫っていく。授
業はどのように成立するか、授業にお
ける教師の役割、授業の基礎的な技術
などについて具体的に考える。
小学校1学年から6学年までの算数の内容を指導の系統を追いながら、実際
の授業について考えていく。
授業計画
評価方法
授業への参加意欲・態度(61%)
講義内の試験(61%)
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『小学校学習指導要領解説 算数編』
文部科学省
1.授業の目標と指導過程①(授業構成の仕方)
2.授業の目標と指導過程②(教材研究の方法)
3.授業の目標と指導過程③(指導計画の立て方)
4.問題解決の授業の考え方①(自力解決を重視する授業)
5.問題解決の授業の考え方②(練り上げとまとめの仕方)
6.問題解決の授業の考え方③(学級全体で問題を解決していく授業)
7.子どもたちはどのように算数を学ぶか①(
「立方体の展開図」をもとに)
8.子どもたちはどのように算数を学ぶか②(
「わり算」をもとに)
9.子どもたちはどのように算数を学ぶか③(
「整数の観方」をもとに)
21.問題解決の授業と基礎・基本の内容①(黒板の活用)
22.問題解決の授業と基礎・基本の内容②(指導案の立て方)
23.問題解決の授業と基礎・基本の内容③(模擬授業)
24.算数的活動と授業①(ICT機器の活用)
25.算数的活動と授業②(ハンズオンマス)
26.算数的活動と授業③(表やグラフの活用)
参考書
授業の中で紹介する。
備考
− 283 −
人間教育
番号
37333611
講 座 名
教科教育法・理科
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
白岩 等 講師
講義の目的
講義の内容・計画
小学校における理科教育は、自然の事
物・現象など具象の世界を対象とする。
この事物(素材)を教材化するために
は、授業の目的・目標を明確にし、単
元の構成や観察・実験・飼育・栽培な
どの具体的な活動をどのように組織し
ていくかが重要である。具体的な単元
を例にして講義し、観察・実験などの
直接経験を通して問題解決の能力を育
て、実感を伴った理解を図るために教
師はどうあればよいかを探っていく。
第3学年から第6学年にわたる単元を通して、科学的な見方や考え方を養う
ためには問題解決の能力の育成が重要となる。その能力をそれぞれの具体的
な単元でポイントになる場面を中心に、観察・実験を通して指導する。
評価方法
講義時における提出物(61%)学習態
度(41%)出席状況(31%)などに基
づき評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『小学校学習指導要領解説(理科編)』
授業計画
1.小学校理科の学習指導にあたって
2.問題解決能力の育成のために
3.授業の構想と実践に関する基本
4.指導案作成のポイント
5.単元の目標と具体的目標の設定
6.単元の展開方法と本時案の作成
7.授業の評価とその視点
8.「磁石の性質」の実験と指導法
9.「空気と水」の実験と指導法
21.「ものの温度と体積変化」の実験と指導法
22.「ふりこの運動」の実験と指導法
23.「電流の働き」の実験と指導法
24.「水の通り道」の観察・実験と指導法
25.「天気・月・星」の観察・実験と指導法
26.まとめ
参考書
『理科教科書』第3学年∼第6学年(学
校図書他)
番号
37333711
備考
講 座 名
教科教育法・生活
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
後藤正人 教授
講義の目的
講義の内容・計画
生活科の改訂のたびに具体的な活動や
体験の一層の重視が強調されてきてい
る。現代は、生活が便利になりすぎた
結果、人・社会・自然とのかかわりが
希薄になり、四季と生活の工夫が見え
にくくなってきている。だからこそ、
子どもが人・社会・自然と直接的にか
かわることが大切になる。これらのか
かわりを大切にしている生活科の実践
から得られる能力・態度は、人間形成
に深く影響を及ぼしていることを学習
していく。さらに、充実した学級経営
が生活科の授業向上につながることも
学習していく。
人とのかかわりが希薄になり、四季と生活の工夫が見えにくくなってきてい
る現実を踏まえ、子どもが人・社会・自然と直接的にかかわることが大切で
あることを学習すると共に、人間形成に深く影響を及ぼしている生活科の本
質を理解する。
評価方法
授業への参加意欲(51%)
小レポート(71%)
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『小学校学習指導要領解説 生活編』
日本文教出版
『教育の泉 6』(後藤正人・文溪堂)
その都度、講義資料を配布。
授業計画
1.生活科のイメージをつかむ(オリエンテーション)
2.生活科の授業の要点
3.教科書を生かした授業の進め方
4.「学校大好き」の指導法を考える
5.学内探検から見えてくるもの
6.「ねえねえきいて」の指導法を探る
7.学内探検を踏まえた表現活動について
8.表現活動への挑戦とその意義
9.表現活動の評価①
21.表現活動の評価②
22.「思索の森」でザリガニ釣りに挑戦
23.学級通信づくりに挑戦
24.生活科の授業を活性化する学級通信
25.学級経営と生活科
26.これまでの学習を振り返る(まとめ)
参考書
講義時に指示。
備考
− 284 −
人間教育
番号
37333811
講 座 名
教科教育法・図画工作
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
水島ゆめ 講師
講義の目的
講義の内容・計画
児童の表現を理解し、創造力を育てる
意義、方法を考え、それを展開してい
くための基本的知識や表現力を深める。
幼児や児童の作品や図工の教科書から、発育段階によるさまざまな表現を知
り、教師としてどう関わるかを考察し、授業として展開するための予想を立
てる。
授業計画
評価方法
レポート等提出課題81%、受講態度・
熱意41%
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『ずがこうさく1 ・2上』
、『ずがこう
さく1・2下』、『図画工作3・4上』、
『図画工作3・4下』、『図画工作5・6
上』
、『図画工作5 ・6下』(日本文教出
版)、『小学校学習指導要領解説 図画
工作編』(文部科学省)
1.美術と感動
2.子どもの成長と感動表現(錯画期・象徴期)
3.子どもの成長と感動表現(図式期・初期写実の時期)
4.子どもの成長と感動表現(擬写実の時期)
5.色彩の基礎知識
6.美術教育の歴史
7.図画工作科の目標、内容
8.図画工作科の授業
9.1・2年生の表現と鑑賞
21.3・4年生の表現と鑑賞
22.5・6年生の表現と鑑賞
23.材料・用具・技法
24.図画工作科の指導案(1年生)をもとに話しあう
25.図画工作科の指導案づくりの教材研究と学年・題材の決定
26.図画工作科の指導案づくりの完成と参考作品の提出
参考書
備考
授業の中で紹介する。
番号
37333911
講 座 名
教科教育法・音楽Ϩ
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
早川冨美子 教授
講義の目的
講義の内容・計画
小学校における音楽授業の目的、目標、
指導内容、教材、指導計画、指導の展
開と方法、評価等について実践を交え
ながら考察し、教師としての資質と音
楽的な力量を高める。
講義、模擬授業、演習などを通して、小学校音楽科の授業のあり方について
総合的に展開する。毎時間、授業のはじめに歌唱共通教材の指揮、伴奏の実
践、アンサンブルや音楽づくりの発表、小太鼓の基礎を取り入れながら実践
力を高めていく。
授業計画
評価方法
授業への参加意欲・態度41%、提出課
題31%、定期試験61%に基づき総合的
に評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『音楽のおくりもの1∼6』教育出版、
『改訂新版初等科音楽教育法小学校教員
養成課程用』音楽之友社、『小学校学習
指導要領解説音楽編』文部科学省、『音
楽づくりアイディア集』音楽之友社
1.音楽科の目標、歌唱共通教材
2.教育課程、学習指導要領
3.学習指導要領に新設された[共通事項]
4.指導計画、学習指導案の作成、評価
5.鑑賞指導法
6.器楽指導法
7.歌唱指導法
8.音楽づくりの指導法
9.教材の研究(低学年)
21.教材の研究(中学年)
22.教材の研究(高学年)
23.模擬授業(表現)
24.模擬授業(鑑賞)
25.模擬授業(音楽づくり)
26.まとめ
参考書
授業の中で紹介する。
備考
鍵盤ハーモニカ、リコーダー、小太鼓のスティックは各自準備すること。
− 285 −
人間教育
番号
37333912
講 座 名
教科教育法・音楽ϩ
開講期
単位数
2年次
2単位
担 当 者
早川冨美子 教授
講義の目的
講義の内容・計画
小学校における音楽授業の目的、目標、
指導内容、教材、指導計画、指導の展
開と方法、評価等について実践を交え
ながら考察し、教師としての資質と音
楽的な力量をさらに高める。
教科教育法・音楽Ⅰをふまえて、小学校音楽科の授業のあり方を実践を交え
ながら総合的に展開する。
授業計画
評価方法
授業への参加意欲・態度41%、提出課
題31%、定期試験61%に基づき総合的に
評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『音楽のおくりもの1∼6』教育出版、
『改訂新版初等科音楽教育法小学校教員
養成課程用』音楽之友社、『小学校学習
指導要領解説音楽編』文部科学省、『音
楽づくりアイディア集』音楽之友社、
その他
参考書
備考
授業の中で紹介する。
番号
37333:11
1.表現と鑑賞の関連①
2.表現と鑑賞の関連②
3.表現と鑑賞の関連③
4.日本の音楽①
5.日本の音楽②
6.諸外国の音楽①
7.諸外国の音楽②
8.音楽科と異校種間の連携との関連
9.音楽づくり①
21.音楽づくり②
22.学習指導案の作成
23.模擬授業(低学年)
24.模擬授業(中学年)
25.模擬授業(高学年)
26.まとめ
*小太鼓のスティック、リコーダーは各自準備すること。
1年次の教科教育法・音楽Ⅰで使用したテキストを使用します。
講 座 名
教科教育法・体育
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
大西祐司 講師
講義の目的
講義の内容・計画
体育科教育学は、体育授業を中心とす
る体育実践の改善を目的として行われ
る研究分野である。体育授業の指導に
あたっては、この分野の知識並びに実
践的能力の獲得が求められる。
本講義は、具体的に体育科の目標、内
容、授業について学ぶとともに、よい
体育授業を実現するための教材づくり
並びに効果的な指導方法に関する基本
的な知識について、模擬授業による実
践を通して理解を深めることを目的と
する。
本講義では、体育授業で求められる知識と実践的能力を扱う。前半は、自身
の経験してきた体育授業を振り返りながら、よい体育授業のイメージや教科
内容(教材)に関する知識を習得する。また、実際に運動する中で授業づく
りに必要な知識や技術を学習する。後半では、模擬授業に向けたグループで
の運動教材の考案、授業の実施を通して、実践的指導力の基礎を形成する。
授業計画
1.オリエンテーション
2.体育科の目標① よい体育授業をつくる、よい授業の条件
3.体育科の目標② 目標と意義の変遷、体育科の学習指導要領
4.体育科の内容① 教科内容の構造、技能、態度、思考・判断
5.体育科の内容② 運動領域論、多様な運動教材
6.体育学的知識① 器械運動領域
7.体育学的知識② ボール運動領域
評価方法
8.体育科の授業① 教師に必要な知識、反省的実践家
9.体育科の授業② 教師行動、組織的授業観察法
授業への参加意欲・態度31%
21.教授学的知識 単元の計画及び指導案の作成方法
教材案・マイクロティーチング41%
22.教材づくり① 教材案の作成
筆記試験61%
23.教材づくり② 教材案の作成
テキスト(書名・著者名・出版社名)
24.教材づくり③ マイクロティーチングと省察
『小学校学習指導要領解説 体育編』 25.教材づくり④ マイクロティーチングと省察
文部科学省
26.まとめ(筆記試験)
http://www.fuku-c.ed.jp/center/contents/
kaisetsu/taiiku.pdf
参考書
『新版 体育科教育学入門』
高橋健夫
ほか 大修館書店
備考
− 286 −
人間教育
番号
37334111
講 座 名
教科教育法・家庭
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
岩 香織 講師
講義の目的
講義の内容・計画
小学校家庭科を中心に家庭科教育の目
標、内容、指導方法、評価について理
解を深める。そして、家庭科指導に必
要な基礎的知識及び実践力の基礎を養
う こ と を 目 的 と し て い る。 学 習 者 に
とって意義ある指導計画を作成できる
能力を身につけることをねらいとして
いる。
小学校家庭科の目標・内容・指導方法、指導計画の作成などについての理解
を深めるとともに、学習者にとって意義ある指導計画とは何かを考えなが
ら、教科指導に必要な実践力の基礎を養う。
評価方法
学習指導案(41%)、模擬授業(31%)、
期末レポート(61%)の結果をもとに
評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『わたしたちの家庭科』(開隆堂)
『小学校 家庭科』
(東京書籍)
授業計画
1.教育課程の変遷と家庭科の歩み
2.小学校家庭科と中学校技術・家庭科とのかかわり
3.家庭科の独自性
4.家庭科のカリキュラムづくり
5.学習指導要領にみる小学校家庭科の教育内容の変遷
6.家庭科の教育内容と学習課題
7.家庭科の学習方法
8.年間授業計画
9.指導計画と学習指導案
21.評価の観点と方法
22.家庭科の授業設計(第6学年)
23.家庭科の授業設計(第7学年)
24.模擬授業①
25.模擬授業②
26.小学校における家庭科教育の現状と課題
参考書
『小学校家庭科指導の研究』中間美砂
子編著・建帛社
番号
37334811
備考
講 座 名
教育課程論
開講期
単位数
2年次
2単位
担 当 者
野澤有希 講師
講義の目的
講義の内容・計画
学校教育をめぐる教育課程の意義とそ
の実際。
本講義では、学校教育における教育内容の中心である教育課程の意義や実際
について学ぶとともに、教育課程をめぐる現代的な教育課題についても考察
する。
授業計画
評価方法
授業への参加意欲・態度41%、レポー
ト21%、試験71%
テキスト(書名・著者名・出版社名)
学習指導要領、資料プリントを配布する。
山田恵吾、藤田祐介、貝塚茂樹 311:
『学校教育とカリキュラム(新訂版)
』
文化書房 博文社 ¥3,211
1.教育課程概説:顕在的カリキュラムと隠れたカリキュラム
2.教育課程概説:カリキュラムの類型と三層構造
3.教育課程の編成原理
4.学習指導要領の変遷①
5.学習指導要領の変遷②
6.教科書と教科書検定制度
7.「生きる力」と「ゆとり教育」
8.総合的な学習
9.アメリカとイギリスの教育課程
21.上海の教育課程(OECDPISAでトップの成績を収めた)
22.香港の教育課程(OECDPISAで三位を維持した)
23.フィンランドの教育課程改革
24.カリキュラム開発と評価
25.カリキュラム・マネジメントの考え方
26.まとめ
参考書
その都度紹介する。
備考
− 287 −
人間教育
番号
37334911
講 座 名
道徳教育の理論と実践
開講期
単位数
2年次
2単位
担 当 者
小川澄江 教授
講義の目的
講義の内容・計画
道徳教育は教師の生き方や道徳性、そ
して教育観や道徳教育観に左右される。
この授業の目的は次の3点である
1.先人の道徳思想を学び、確固たる
人生観、教育観、道徳教育観を確立
するための基礎とする。
2.幼稚園、小学校、中学校における
道徳教育の現状について理解する。
3.学習指導要領改訂の要点を理解し、
道徳の指導案を作成するための基礎
とする。
道徳教育の成果は教師に負うところが大きい。本授業では、道徳の本質、道
徳思想などを学び善く生きるヒントにする。道徳教育を実践するために道徳
教育の現状や問題点、指導法などを考察する。
授業計画
1.幼稚園 ・保育所 ・小学校 ・中学校において道徳教育はどのように行われ
ているか
2.道徳とは何か
3.保育と道徳、道徳性の発達段階
4.教育基本法・学校教育法に示されている教育の目的、目標と道徳教育
5.小学校学習指導要領に示されている道徳の目標
6.小学校学習指導要領に示されている道徳の内容
評価方法
7.道徳の指導計画
小レポート(31%)、定期試験(91%) 8.道徳の時間の指導―指導案の内容とその指導
9.道徳の時間の指導における配慮とその充実
の結果にもとづき評価する。
21.道徳の指導案作成
テキスト(書名・著者名・出版社名)
22.道徳教育徹底までの歴史的背景
『小学校学習指導要領解説 道徳編』
23.道徳思想―ソークラテースとソフィストの教育論争
文部科学省 ・ 東洋館出版社
24.道徳思想―キリスト教倫理
25.道徳思想―儒教道徳
参考書
26.民主主義の人間像
『小学校学習指導要領解説 総則編』
文部科学省 ・ 東洋館出版社
月刊『初等教育資料』文部科学省教育
課程課/幼稚園課 ・ 東洋館出版社
備考
月刊『道徳教育』明治図書
番号
37334:11
講 座 名
特別活動
開講期
単位数
2年次
2単位
担 当 者
倉持 博 講師
講義の目的
講義の内容・計画
特別活動は,自主的実践的な態度や社
会性の育成などを目指し,全ての教師
がかかわる教育活動である。本講義で
は,特別活動の学校教育における意義
や役割について考察し,教師としての基
礎的な力量を養う。
特別活動の教育課程上の位置づけや内容,指導方法,特別活動ではぐくむ資
質・能力,評価などにおける特質から,人間形成における特別活動の意義や
役割を理解する。
授業計画
1.オリエンテーション
2.特別活動の目標と教育的意義
3.特別活動の歴史
4.特別活動の教育課程上の位置づけ
5.学級活動・ホームルーム活動の活動内容と特質
6.児童会・生徒会活動の活動内容と特質
7.クラブ活動の特質と活動内容
評価方法
8.学校行事の活動内容と特質
授 業 へ の 参 加 意 欲(41%)、 定 期 試 験 9.特別活動の評価
(61%)、提出課題(31%)等を踏まえ 21.特別活動の指導計画の作成
22.特別活動の指導の実際
て総合的に評価する。
23.生徒指導の機能とその生かし方
テキスト(書名・著者名・出版社名)
24.体験的な活動のねらいとその展開
『特別活動研究 第三版』教育出版(株) 25.人間としての生き方指導の充実
26.特別活動をめぐる諸問題
参考書
『小学校学習指導要領解説 特別活動
編』文部科学省・東洋館出版社
必要に応じてプリントを配布する。
備考
− 288 −
人間教育
番号
37335411
講 座 名
生徒指導論
開講期
単位数
担 当 者
2年次
2単位
佐藤秋子 准教授 倉持 博 講師
講義の目的
講義の内容・計画
本講座では、子どもの発達障害や精神
的な変調、ストレスといった心理的な
問題全般等について解説し、心の発達
やそれに伴う問題に対するまなざし、
適切な支援のあり方について理解する。
生徒指導・進路指導の原理や学校教育
における日常的な実践・役割等を理解
し、教師としての指導観や実践力を培
う。
子どもの成長や発達のプロセスについてわかりやすく説明し、幼児期、児童
期、思春期頃までの子どもの発達臨床、および心理臨床について解説する。
さらに、自己指導能力の育成にかかわる生徒指導や進路指導の具体的な内容
について、学校の教育活動全体を通して考察を深める。
評価方法
学期末試験:71%、授業時の小レポー
ト:51%に基づいて評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『生徒指導の新展開』岩城孝次 森嶋
昭伸編著・ミネルヴァ書房
授業時に資料を配布する。
授業計画
1.生徒指導と人間形成
2.学校教育と生徒指導
3.児童生徒理解の基本と方法
4.集団活動と生徒指導
5.不適応と生徒指導上の諸問題の状況
6.生徒指導と進路指導
7.学校における進路指導の新たな展開
8.児童生徒指導の意義とその課題と対応
9.カウンセリングの基礎
21.子どもの問題行動の実際と指導
22.子どもの慢性疾患
23.児童虐待とその予防
24.思春期に生じる問題
25.発達障害
26.まとめ
参考書
『生徒を理解する∼生徒指導・教育相
談∼』椙山喜代子・渡辺千歳 著 他
は授業の中で紹介する。
番号
37335811
備考
1∼7回 倉持博教員が担当、8∼25回 佐藤秋子教員が担当
講 座 名
教育実習Ϩ(事前事後指導1単位を含む)
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
小川澄江 教授
講義の目的
講義の内容・計画
1.教育実習とは何かを理解し、教育
実習に関する基本的事項について学
ぶ。
2.教育実習に臨む心構えや心得につ
いて、具体的に学ぶ。
教育実習を行うためには、実習前の周到な準備と心構えを必要とする。本授
業では、教育実習に臨む態度、心構えなどを考察し現場実習に備える。
授業計画
1.オリエンテ−ション−教育実習の位置づけ
2.教育実習の意義と目標
3.幼稚園教育実習の心構え
4.幼稚園教育実習の服務心得
5.幼稚園教育実習の形態
6.幼稚園教育実習のプロセス
7.幼稚園教育実習の実際
評価方法
8.教育課程と指導計画
小レポート(31%)、定期試験(91%) 9.指導案と指導案作成上の留意点
21.小学校教育実習の心構え
の結果にもとづき評価する。
22.小学校教育実習服務心得
テキスト(書名・著者名・出版社名)
23.小学校教育実習の形態
『教育実習のマニュアル』
24.小学校教育実習のプロセス
25.小学校教育実習の実際
参考書
26.指導案と指導案作成上の留意点
『幼稚園教育要領解説』文部科学省・
フレーベル館 『初等教育資料』文部科学省 ・東洋館
出版社
『小学校学習指導要領』
、『教育法規集』
備考
など
− 289 −
人間教育
番号
37335:12
講 座 名
教職実践演習(小学校・幼稚園)
開講期
単位数
2年次
2単位
担 当 者
後藤正人 教授 田中 力 教授
早川冨美子 教授
講義の目的
講義の内容・計画
これまでに身に付けた資質能力が、教
員として最小限必要な資質能力として
有機的に統合され、形成されたかにつ
いて確認するとともに、教員になる上
で何が課題であるかを自覚し、不足し
ている知識技能等を補い、教職生活を
円滑にスタートできるようにする。
小学校や幼稚園での現地調査、模擬授業や模擬保育、表現演習等を通して、
教職に関する資質能力についての自己確認を行うことができるようにする。
評価方法
レポートや実践記録を含む履修カルテ
(61%)、主体的かつ共同的な学びへの
態度
(61%)
に基づき総合的に評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
必要に応じてその都度プリントを配布
する。
授業計画
1.ガイダンス及び履修カルテの記入
2.小学校現地調査の事前指導
3.小学校現地調査①(国語・社会の授業)
4.小学校現地調査②(算数・理科の授業)
5.小学校現地調査③(音楽・図工・家庭・体育・道徳の授業)
6.模擬授業、模擬保育の事前指導
7.模擬授業①(国語・社会)
、模擬保育①(基礎)
8.模擬授業②(算数・理科)、模擬保育②(応用)
9.模擬授業③(音楽・体育・道徳)
、模擬保育③(展開)
21.模擬授業④(図工・家庭)
、模擬保育④(中間発表)
22.模擬授業・模擬保育の振り返り
23.表現演習①(基礎)
24.表現演習②(応用)
25.表現演習③(展開)
26.ゲストティチャー・ワークショップ
参考書
授業の中で指示する。
備考
番号
37336211
講 座 名
児童文学
開講期
単位数
2年次
2単位
担 当 者
大山 尚 准教授
講義の目的
講義の内容・計画
毎年、かなりの数の児童文学作品が世
に送り出されているが、それらのなか
から良質な作品を選び出し、その過程
から、同時代の児童文学作品の様相を
理解する。
最近の児童文学作品の様相を理解するために、二つの作業を軸に授業を展開
していく。
1,
「推薦図書」を作成する。
2,
「ブックレビュー」を作成する。
当然のことながら、1、2の作業は本を相当量読み込むことになるので、希
望者はそのつもりで受講してもらいたい。
授業計画
評価方法
授業への参加意欲:61%
レポート:61%
テキスト(書名・著者名・出版社名)
ナシ
1.ガイダンス
2.作業分担の確認
3.候補作品の選定作業①
4.候補作品の選定作業②
5.候補作品の選定作業③
6.候補作品の決定
7.候補作品の試読①
8.候補作品の試読②
9.候補作品の試読③
21.候補作品の試読④
22.推薦図書の決定
23.最近の児童文学作品の傾向について
24.ブックレビューの作成①
25.ブックレビューの作成②
26.まとめ
参考書
ナシ
備考
− 28: −
人間教育
番号
37341211
講 座 名
栄養学
開講期
単位数
2年次
2単位
担 当 者
北村奉正 講師
講義の目的
講義の内容・計画
食は命の基本である。食生活を通して
人間の健康を維持・増進し、豊かな生
活を営むための学問が栄養学である。
ここでは栄養学の基礎を理解し、ライ
フステージ、生活習慣病などについて
食と健康の課題を考える。
パワーポイントを利用し、テキストに沿って、栄養学の基礎を学び、食と健
康の課題を考える。
評価方法
授 業 へ の 参 加 態 度(21%)、 定 期 試 験
(:1%)に基づき、総合的に評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『改訂 栄養と健康』
(社)日本フード
スペシャリスト協会編・建帛社
授業計画
1.第1章 健康と栄養
2.第2章 食事と栄養 1.食事の栄養物質(1)炭水化物
3. (2)脂質 (3)たんぱく質
4. (4)ミネラル(5)ビタミン
5. 2.食後の体の動き(消化・吸収)
6.第3章 食事と健康 1.栄養状態の判定
7. 2.日本人の食事摂取基準 3.食事と運動
8.第4章 食品の機能性と栄養
9.第5章 健康とダイエット
21.第6章 ライフステージと栄養 1.胎児期 2.成長期
3.成人
22.第7章 生活習慣病 1.生活習慣病(1)肥満
23. (2)高脂血症(3)高血圧症(4)糖尿病(5)動脈硬化
24. (6)心疾患 (7)脳卒中 2.食事の影響
25.第8章 免疫と栄養
26.まとめ (付)試験説明
参考書
特になし。
備考
番号
37341311
講 座 名
栄養と健康Ϩ
開講期
単位数
2年次
2単位
担 当 者
北村奉正 講師
講義の目的
講義の内容・計画
食は生命の基本である。栄養学は、食
生活を通して人間の健康を維持・増進
し、豊かな生活を営むための学問とし
て重要である。ここでは栄養学の基礎
を理解し、身近な食生活のあり方を考
える。
パワーポイントを利用し、テキストに沿って、栄養学の基礎を学ぶ。
評価方法
授 業 へ の 参 加 態 度(21%)、 定 期 試 験
(:1%)に基づき、総合的に評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『改訂 栄養と健康』
(社)日本フード
スペシャリスト協会編・建帛社
授業計画
1.第1章 健康と栄養
2.第2章 食事と栄養 1.
1日の生活時間と生体リズム
3. 2.食事に含まれる栄養物質(1)炭水化物
4. (2)脂質
5. (3)たんぱく質
6. (4)ミネラル
7. (5)ビタミン
8. (6)水分 (7)酵素
9. 3.食後の体の働き(1)消化・吸収と代謝
21. (2)熱量素の代謝とエネルギーの産生
22.第3章 食事と健康 1.栄養状態の判定
23. 2.日本人の食事摂取基準
24. 3.食事と運動
25.第4章 食品の機能性と栄養
26.まとめ(付)試験説明
参考書
特になし。
備考
− 291 −
人間教育
番号
37341411
講 座 名
栄養と健康ϩ
開講期
単位数
2年次
2単位
担 当 者
北村奉正 講師
講義の目的
講義の内容・計画
近年は飽食の時代といわれ、栄養学上
の新たな問題点が生じている。ライフ
ステージ、生活習慣病、免疫などにつ
いて、食と健康の係わりを考える。
パワーポイントを利用し、栄養と健康Ⅰの続きとして、栄養学の課題を考え
る。フードスペシャリスト資格認定試験を考慮する。
授業計画
評価方法
授 業 へ の 参 加 態 度(21%)、 定 期 試 験
(:1%)に基づき、総合的に評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『改訂 栄養と健康』
(社)日本フード
スペシャリスト協会編・建帛社
1.第5章 健康とダイエット
2.第6章 ライフステージと栄養 1.胎児期
3. 2.成長期 (1)乳児期 (2)幼児期 (3)学齢期
4. 3.成人期 4. 高齢期
5.第7章 生活習慣病 1. 生活習慣病 (1)肥満 (2)脂質異常症
6. (3)高血圧症 (4)糖尿病 (5)動脈硬化 (6)心疾患
7. (7)脳卒中 (8)骨粗鬆症 (9)悪性新生物 (21)痛風
8. 2.リスクファクターと食事の影響
9. 3. 生活習慣病と食事
21.第8章 免疫と栄養 1. 免疫とは 22. 2.栄養と免疫 3. 食物アレルギー
23.第9章 情報社会と健康
24.第21章 健康づくりのための食生活指針
25.第22章 体全体の調節と栄養
26.まとめ (付)試験説明
参考書
備考
番号
37341511
講 座 名
栄養学実験
開講期
単位数
2年次
1単位
担 当 者
北村奉正 講師
講義の目的
講義の内容・計画
課題を解決するための実験をし、成功
感や成就感が味わえれば新たな発見が
実感できる。身近な食材を試料とした
栄養素の定量実験や代謝などの実験を
通して、食と健康を科学的に考える。
下記の項目について3∼4名のグループ単位で実験し、各自そのレポートを
提出する。
授業計画
評価方法
授 業 へ の 参 加 意 欲(61%)、 レ ポ ー ト
(61%)を基に、総合的に評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『新カラーチャート食品成分表』教育
図書株式会社
1.実験の心得、簡単な基礎実験
2.唾液アミラーゼによるデンプンの消化
3.消化酵素の最適pH(ペプシン)
4.尿の定性(有機物の検出とマルチスティックス尿検査)
5.鉄の定量(吸光光度法)
6.酸素による褐変(りんご)
7.脂質の定量(ソックスレー抽出法)
8.脂質の酸価測定
9.タンパク質の定量 (1)キエルダール法の練習
21. 〃 (2)サンプルの定量
22.ビタミンCの定量
23.保存料(ソルビン酸)の検出
24.ミネラルウォーターの硬度測定
25.消化酵素の最適温度(ペプシン)
26.発色剤(亜硝酸Na)の検出
参考書
備考
− 292 −
人間教育
番号
37341711
講 座 名
食品科学
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
田中宗彦 教授
講義の目的
講義の内容・計画
養護教諭としての保健教育及び健康課
題解決にあたって不可欠である「食べ
物」に関する基礎的事項を体系的に学
習し、正しい知識と科学的な考え方を
習得する。
食品と健康、食品の分類とその特性、食品の化学構造と特性、食品成分表並
びに食品成分の変化と栄養について講義する。
授業計画
評価方法
毎回の小テスト(61%)
、
期末試験(61%)に基づいて評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『食物学概論』藤原葉子編著 光生館
1.食品の変遷と食物連鎖
2.食品と栄養
3.食生活・食環境と栄養
4.生産様式による分類
5.原料による分類とその特性
6.主栄養源を基にした分類
7.食習慣による分類
8.食品成分と栄養素
9.食品成分の化学−水分・糖質
21.食品成分の化学−タンパク質・脂質
22.食品成分の化学−ビタミン・ミネラル
23.食品成分表
24.食品成分の化学的変化
25.食品成分の酵素的変化
26.嗜好性成分の生成
参考書
備考
番号
37341811
講 座 名
食品学
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
田中宗彦 教授
講義の目的
講義の内容・計画
食品の主要成分の性質、食品の品質、
種々の食品原料の特性などについて、
基礎事項を体系的に学習し、正しい知
識と科学的な考え方を修得する。
食品の主要成分である水、タンパク質、糖質、脂質、無機質、ビタミンにつ
いて、その構造と性質の関係を食品の品質の観点から講義する。さらに、各
種食品成分の化学変化や食品の物性についても、品質への影響を中心に講義
する。
評価方法
1.食品を構成する物質に関する基礎化学
2.食品の定義、食を取り巻く環境、分類
3.食品成分−水
4.食品成分−アミノ酸
5.食品成分−タンパク質
6.食品成分−単糖類
7.食品成分−多糖類
8.食品成分−脂肪酸
9.食品成分−脂質
21.食品成分−無機質
22.食品成分−ビタミン、核酸
23.特殊成分−嗜好・有害成分
24.食品成分の化学変化
25.食品の栄養価・物性
26.まとめ
授業計画
毎回の小テスト(61%)
、
期末試験(61%)に基づいて評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
新食品・栄養科学シリーズ『食品学総
論』森田潤司・成田宏史編、化学同人
参考書
備考
− 293 −
人間教育
番号
37341911
講 座 名
食品加工学
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
田中宗彦 教授
講義の目的
講義の内容・計画
食品の加工・貯蔵の理論と実際につい
て学習し、加工食品の衛生、規格と表
示、消費動向など、加工食品について、
供給・消費の両側面から考察を加える。
なお、フードスペシャリストの資格試
験への対策を考慮して、やや高度なレ
ベルを目指している。
社会環境の変化に伴って変貌している我々の食生活の中で、加工食品が果た
す役割は極めて大きい。現代の食生活における加工食品に対する正しい知識
を身につけることに焦点をおく。各種加工食品の成分と製造方法との関係を
中心に講義する。
評価方法
毎回の小テスト(61%)
、
期末試験(61%)に基づいて評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
新 食品・栄養科学シリーズ『食品加工
学』 森孝夫 編・化学同人
授業計画
1.食品加工の目的、意義、原理
2.加工食品各論-農産物:穀類
3.加工食品各論-農産物:豆類・いも類
4.加工食品各論-農産物:野菜類・果実類など
5.加工食品各論-畜産物:食肉類
6.加工食品各論-畜産物:乳類
7.加工食品各論-畜産物:卵類
8.加工食品各論-水産食品:水産冷蔵・冷凍品
9.加工食品各論-水産食品:水産冷蔵・冷凍品乾燥品・塩蔵品
21.加工食品各論-水産食品:練り製品・調味品・海藻類
22.加工食品各論-食用油脂・調味食品
23.加工食品各論-嗜好食品・インスタント食品
24.食品の加工法・保存法
25.食品の規格と表示・包装
26.まとめ
参考書
備考
番号
37341:11
講 座 名
食品学実験Ϩ
開講期
単位数
1年次
1単位
担 当 者
田中宗彦 教授
講義の目的
講義の内容・計画
食品学の知識や科学的な考え方を実験
を通して養い、食物、栄養、調理、加
工などに対する知識と関心を深める。
食品の三大栄養素であるタンパク質・糖質・脂質および水分に関する実験を
中心に実施する。水分、灰分については定量を行う。水分活性については食
品の保存性との関連を重視する。三大栄養素に関しては、それらの抽出・定
性・性状などについて検討する。
授業計画
評価方法
実験に取り組む姿勢(61%)
、
レポート(61%)に基づいて評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
1.実験の心得・器具の名前・取扱い
2.実験内容に関する講義
3.水分定量
4.水分活性
5.灰分定量
6.試薬の調製:濃度・希釈・指示薬など
7.中和滴定の準備
8.中和滴定による酸度測定
9.アミノ酸に関する実験
21.タンパク質に関する実験
22.単糖類に関する実験
23.多糖類に関する実験
24.脂肪酸に関する実験
25.脂質の酸化に関する実験
26.まとめ
参考書
備考
− 294 −
人間教育
番号
37342111
講 座 名
食品学実験ϩ
開講期
単位数
1年次
1単位
担 当 者
田中宗彦 教授
講義の目的
講義の内容・計画
食品の調理、加工法、食品の品質、鮮
度の評価法、鑑別法などの原理を理解
し、それらの具体的方法を習得する。
なお、内容はフードスペシャリストの
資格試験への対策を考慮している。
各種加工食品を試作し、その原料の特性と製品の品質との関係を考察する。
生鮮原料の品質すなわち鮮度の測定、加工方法、品質評価方法に関連する知
識を、実験を通して身につける。
授業計画
評価方法
実験に取り組む姿勢(61%)
、
レポート(61%)に基づいて評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
1.実験の心得、ガイダンス
2.小麦粉からのグルテンの分離
3.デンプン粒子の顕微鏡観察
4.鶏卵の鮮度の測定
5.魚の鮮度測定
6.魚肉の乾燥
7.水産練り製品の試作
8.コンニャクと豆腐の試作
9.ジャムの調製
21.透析と浸透圧
22.植物色素に及ぼすpHの影響
23.バターとマヨネーズの試作
24.カッテージチーズと乳酸飲料の試作
25.ゲル化食品の試作
26.冷凍に関する実験
参考書
備考
番号
37342211
実験材料調達などの関係で、実験の実施は記載順でないことがある。
講 座 名
食品評価・鑑別論演習Ϩ
開講期
単位数
1年次
1単位
担 当 者
田中宗彦 教授
講義の目的
講義の内容・計画
わが国の食品は複雑多様化しているが、
これからの食品はいかにあるべきか。
すなわち、食品の品質をどう評価する
か。ここでは、そのための種々の方法
の原理を理解すると同時に食品規格や
表示義務が法律でどのように規定され
ているかも学習する。なお、本科目は
フードスペシャリスト資格取得希望者
を対象とする。
各種食品の原料および製品の品質、それらの評価方法について、演習形式で
講義する。特に官能検査については、評価方法の原理、実施方法などを実際
の例を取り上げて学ぶ。
授業計画
1.食品品質の概要、食品の表示
2.官能評価の概要
3.官能評価のパネルの構成
4.官能評価のテストの管理
5.官能評価の手法の選択
6.水分と食品の保存性
7.食品の外観と成分
評価方法
8.褐変反応
9.色と鮮度
毎回の小テスト(61%)
、
期末試験(61%)に基づいて評価する。 21.化学的品質評価
22.食品の状態
23.レオロジーとテクスチャー
テキスト(書名・著者名・出版社名)
24.レオロジーの評価法
『新版 食品の官能評価・鑑別演習』 25.非破壊検査法
日本フードスペシャリスト協会編・建 26.まとめ
帛社
参考書
特になし。
備考
− 295 −
人間教育
番号
37342311
講 座 名
食品評価・鑑別論演習ϩ
開講期
単位数
2年次
1単位
担 当 者
田中宗彦 教授
講義の目的
講義の内容・計画
種々の食品のどのような特性を利用し
て 評 価・ 鑑 別 が 行 わ れ て い る か を 学
ぶ。また、新規食品の安全性や新しい
評価法についても学ぶ。なお、本科目
はフードスペシャリスト資格取得希望
者を対象とする。
個別食品として農産・畜産・水産食品の主たる製品に重点をおく。さらに、
調味料、嗜好品などを含めた日常消費する加工食品の品質についても演習形
式で講義する。
授業計画
1.個別食品の鑑別:米とその製品
2.個別食品の鑑別:小麦粉とその製品
3.個別食品の鑑別:そばとイモ類
4.個別食品の鑑別:豆類・種実類
5.個別食品の鑑別:野菜・キノコ・果実類
6.個別食品の鑑別:肉類
7.個別食品の鑑別:乳と乳製品
評価方法
8.個別食品の鑑別:卵とその加工品
9.個別食品の鑑別:魚介類とその加工品
毎回の小テスト(61%)
、
期末試験(61%)に基づいて評価する。 21.個別食品の鑑別:油脂
22.個別食品の鑑別:醸造食品
23.個別食品の鑑別:調味料・香辛料
テキスト(書名・著者名・出版社名)
24.個別食品の鑑別:酒類・茶類
『新版 食品の官能評価・鑑別演習』 25.個別食品の鑑別:清涼飲料・菓子類
日本フードスペシャリスト協会編・建 26.まとめ
帛社
参考書
備考
番号
37342411
講 座 名
食品流通論
開講期
単位数
2年次
2単位
担 当 者
田中宗彦 教授
講義の目的
講義の内容・計画
わが国の食品の流通技術やシステム、
日本人の食生活形態、輸入食料や自給
率、今後の食料の生産構造、食料資源
と環境問題などを考えていく。なお、
本科目はフードスペシャリスト資格取
得希望者を対象とする。
食品の消費と流通の実態を理解し、消費者がよりよい食品選択を行う方法を
会得するための基本的な考え方を講義する。具体的には、近年の消費の現状
とその変化、わが国の食品流通の実態、現在関心が高い環境問題に焦点を当
てる。
評価方法
毎回の小テスト(61%)
、
期末試験(61%)に基づいて評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『食品の消費と流通−フードマーケッ
ティングの視点から』日本フードスペ
シャリスト協会編・建帛社
授業計画
1.食生活形態の変化
2.食品消費の変化
3.食生活とフードマーケティング
4.食品の流通:小売と卸売
5.食品の流通:小売と卸売
6.家庭内食と食品小売業
7.家庭内食と食品小売業
8.外食と外食産業
9.外食と外食産業
21.中食と中食産業
22.中食と中食産業
23.食品消費と環境問題
24.食品消費と安全
25.基本関連統計
26.まとめ
参考書
備考
− 296 −
人間教育
番号
37342511
講 座 名
調理学
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
湯川晴美 教授
講義の目的
講義の内容・計画
調理学は食べ物を調整する調理操作か
ら、食事計画、食卓構成、栄養価、安
全性、嗜好性、エネルギー資源まで含
めた広い領域である。調理の操作を科
学的に解明するとともに、調理するこ
とを文化的に捉え、人の健康増進につ
なげ、活かして行く。
人間生活における食べ物の意義を考え、食べ物を「おいしくつくる、おいし
く食べる」ためのコツを学ぶ。
評価方法
定期試験(211%)に基づき評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『改訂新版 調理学−健康・栄養・調
理−』安原安代/柳沢幸江共編・アイ・
ケイコーポレーション
授業計画
1.調理の意義
2.食の嗜好性
3.食事設定
4.主食材料の調理:米・小麦粉
5.主菜材料の調理:肉・魚
6.主菜材料の調理:卵・乳・乳製品・だいず
7.副菜材料の調理:野菜・果物・いも
8.副菜材料の調理:きのこ・藻類
9.菓子・嗜好品材料の調理:でんぷん・砂糖・塩・しょうゆ・みそ
21.菓子・嗜好品材料の調理:油脂・ゲル化素材
22.調理による成分の変化
23.加熱調理と加熱機器
24.非加熱調理
25.調理機器
26.まとめ
参考書
備考
番号
37342611
講 座 名
調理実習Ϩ
開講期
単位数
1年次
1単位
担 当 者
湯川晴美 教授
講義の目的
講義の内容・計画
調理方法別に実習を行う。それぞれの
調理方法で代表される料理を通して起
こる現象を調理科学的にとらえ、その
調理方法を正確に把握し、技術の習得
と同時に応用力を養う。調理学で学ぶ
食品の調理と関連させながら、食品の
調理性を中心に学ぶ。
調理とは食品を食べるものとして作り上げる操作であり、その過程で必要な
基礎的な事柄について実習を行う。
授業計画
1.オリエンテーション
2.調理の基本:切る
3.調理の基本:むく
4.調味と計量
5.汁を仕立てる
6.飯を炊く
7.茹でる・和える
評価方法
8.炒める
平常の授業意欲(31%)
、授業後に提出 9.煮る
するレポート(51%)、実技試験(51%) 21.蒸す
22.揚げる
に基づき評価する。
23.焼く
テキスト(書名・著者名・出版社名)
24.献立を立てる
資料プリント配布。
25.和風献立
26.まとめ(実技試験)
参考書
『おそうざいの手ほどき』上田フサ・
女子栄養大学出版部
備考
− 297 −
人間教育
番号
37342711
講 座 名
調理実習ϩ
開講期
単位数
1年次
1単位
担 当 者
湯川晴美 教授
講義の目的
講義の内容・計画
春セメスターの手法調理を基礎に、料
理を作るときのポイントがどこにある
かを理解する。家庭における和洋中の
日常献立を実習し、献立となった料理
の栄養、味、色のバランス、組み合わ
せなどを学習する。
食品の扱い方、調理上のこつ等を理解し、食事を楽しむ。
授業計画
1.和風献立(ヘルシーな丼)
2.洋風献立(ハンバーグステーキと本格ソースを作る)
3.中国風献立(中華の定番青椒猪肉絲を作る)
4.和風献立(秋の味覚:鮭のホイル焼きを作る)
5.洋風献立(失敗しないホワイトソースでグラタンを作る)
6.中国風献立(水餃子を作る)
7.和風献立(竜田揚げを作る)
評価方法
8.洋風献立(ロールキャベツを作る)
平常の授業意欲(31%)
、授業後に提出 9.中国風献立(小麦粉を使って包子を作る)
するレポート(51%)、実技試験(51%) 21.和風献立(カルシウムたっぷりの牛乳料理を作る)
22.クリスマス献立(いちごのデコレーションケーキを作る)
に基づき評価する。
23.正月献立(本格和風だしの取り方を学び、雑煮を作る)
テキスト(書名・著者名・出版社名)
24.バランスのとれた食事「クック10法」を学ぶ
『クック21法』湯川晴美・健康と良い 25.和風献立(おいしいさばの味噌煮を作る)
友だち社
26.まとめ(実技試験)
資料プリント配布。
参考書
特になし。
備考
番号
37342811
講 座 名
調理実習Ϫ
開講期
単位数
2年次
1単位
担 当 者
湯川晴美 教授
講義の目的
講義の内容・計画
調理実習の応用編にあたる。1年次で
扱えなかった食品素材や調理器具を取
り入れて調理の幅を広げる。調理法も
一歩進んだものを学び、調理の感性を
養う。手づくりと調理済み食品との比
較、簡便な調理方法、対象者に合った
調理など、臨機応変に対応ができるよ
う力を養う。
季節を表現した和風献立や家庭における洋・中国風献立を中心に実習する。
調理の中で、新素材や調理器具の使用、調理済み食品との味の比較をする。
授業計画
1.オリエンテーション
2.和風献立
3.洋風献立
4.中国風献立
5.和風献立
6.洋風献立
7.中国風献立
評価方法
8.和風献立
平常の授業意欲(31%)
、授業後に提出 9.洋風献立
するレポート(51%)、実技試験(51%) 21.中国風献立
22.和風献立
に基づき評価する。
23.洋風献立
テキスト(書名・著者名・出版社名)
24.中国風献立
資料プリント配布。
25.自由献立
26.まとめ(実技試験)
参考書
備考
− 298 −
人間教育
番号
37342911
講 座 名
調理実習ϫ
開講期
単位数
2年次
1単位
担 当 者
湯川晴美 教授
講義の目的
講義の内容・計画
調理は作り手と食べ手が食物を通じて
メッセージをかわす人間らしい営みで
ある。伝統食品の知恵を学び、郷土料
理や伝統的なおせち等の形式とその意
味合いを知り、伝承できるよう技術を
養う。同時に食卓の演出やテーブルマ
ナーについて学ぶ。
一汁三菜など献立の形や、料理の意味を考えながら調理を行い、調理と食事
を楽しむ。
授業計画
1.和風献立
2.洋風献立
3.中国風献立
4.和風献立
5.洋風献立
6.中国風献立
7.和風献立
評価方法
8.洋風献立
平常の授業意欲(31%)
、授業後に提出 9.中国風献立
するレポート(51%)、実技試験(51%) 21.和風献立
22.クリスマス献立
に基づき評価する。
23.正月献立
テキスト(書名・著者名・出版社名)
24.「クック21法」を使って食事の自己点検
『クック21法』湯川晴美・健康と良い 25.自由献立
友だち社
26.まとめ(実技試験)
資料プリント配布。
参考書
備考
番号
37342:11
講 座 名
食品衛生学
開講期
単位数
2年次
2単位
担 当 者
田中宗彦 教授
講義の目的
講義の内容・計画
私たちが食品を選ぶ際の基準は極めて
多様であるが、その基本的な条件とし
て安全性の確保が求められる。食品の
安全性について、国・行政や食品関連
事業者の責務、また消費者の役割から
考え、理解する。なお、本科目はフー
ドスペシャリスト資格希望者を対象と
する。
テキストに沿い、下記の内容を理解する。フードスペシャリスト資格認定試
験を考慮する。
授業計画
1.食品の安全性
2.食品の腐敗・変敗とその防止
3.食中毒の分類と発生状況
4.微生物性食中毒
5.自然毒・化学性食中毒、経口的寄生虫疾患
6.食品の安全性の確保(食肉・水産物・野菜・果実)
7.食品の安全性の確保(乳製品・鶏卵・惣菜類・食用油脂など)
評価方法
8.家庭における食品の安全保持
毎回の小テスト(61%)
、期末試験(61%) 9.環境汚染と食品
21.器具および容器包装
に基づいて評価する。
22.水の衛生
23.食品の安全流通と表示(食品の表示・添加物・輸入食品)
テキスト(書名・著者名・出版社名)
24.食品の安全流通と表示(遺伝子組換え食品・アレルギーなど)
『改訂 食品の安全性』
(社)日本フー 25.食品の安全管理
ドスペシャリスト協会編 建帛社
26.まとめ
参考書
備考
− 299 −
人間教育
番号
37343111
講 座 名
フードスペシャリスト論
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
北村奉正 講師
講義の目的
講義の内容・計画
食の専門職であるフードスペシャリス
トとして必要な基礎知識と心構えを習
得する。
テキストに沿い、下記の内容を理解する。フードスペシャリスト認定試験を
考慮する。
授業計画
評価方法
授業への参加意欲(31%)
、授業中に行
う小テストと定期試験(91%)の結果
を基に、総合的に評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『四訂 フードスペシャリスト論』
日本フードスペシャリスト協会編・建
帛社
1.オリエンテーション
2.第1章 フードスペシャリストとは
3. 〃
4.第2章 人類と食物
5.第3章 世界の食
6.第4章 日本の食
7. 〃
8.第5章 現代日本の食生活
9. 〃
21.第6章 食品産業の役割
22. 〃
23.第7章 食品の品質規格と表示
24. 〃
25.第8章 食情報と消費者保護
26.まとめ (付)試験説明
参考書
備考
番号
37343211
講 座 名
フードコーディネート論
開講期
単位数
2年次
2単位
担 当 者
湯川晴美 教授 講義の目的
講義の内容・計画
現代の食環境は流動的に変化しており、
それには常に対応すべき課題が生まれ
る。 そ れ を ふ ま え、 食 に 関 す る コ ー
ディネートに必要な知識・技能の修得
と実践力を養う。
テキストに沿い、下記の内容を理解する。フードスペシャリスト資格認定試
験を考慮し、毎週課題を与え提出させる。
授業計画
評価方法
授業への参加意欲(21%)
、課題の提出
(21%)、定期試験(91%)を基に、総
合的に評価する。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『三訂 フードコーディネート論』
日本フードスペシャリスト協会編・建
帛社
1.第1章 フードコーディネートの基本理念 2. 〃
3.第2章 食事の文化
4. 〃
5.第3章 食卓のコーディネート
6. 〃
7.第4章 食卓のサービスとマナー
8. 〃
9.第5章 メニュープランニング
21.第6章 食空間のコーディネート
22.第7章 フードマネージメント
23.第8章 フードコーディネートの情報と企画
24.第9章 食環境とフードシステム
25.第21章 フードコーディネートと食育
26. 〃
参考書
授業の中で紹介する。
備考
− 29: −
人間教育
番号
37343311
講 座 名
アパレル素材論
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
山内見和 教授
講義の目的
講義の内容・計画
被服の材料は、元来の天然繊維に加え、
様々な性能を持つ化学繊維の発達によ
り多種多様化している。これに伴い、
いろいろな素材の被服が市場に出てい
る。また、衣服の素材により、寒く感
じたり暑く感じたりと体に及ぼす影響
も異なる。そこで、消費者として適切
な目で被服を選択し、使用することが
必要である。ここでは、被服の素材、
繊維の性能を十分理解し、知識を深め
ることを目的とする。
生活に必要不可欠な被服の素材が、何を原料にして、どのように作られてい
るか、またどのような性質を持っているのか、実際に布に触れたり見たりし
ながら学んでいく。また、衣服が体に及ぼす影響についての知識を習得し、
より良い衣生活に役立てる。
評価方法
参加意欲・態度:21%
小レポート:31%
学期末試験:81%
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『ビジュアル衣生活論』岡田宣子編著・
建帛社
授業計画
1.衣生活と被服材料
2.繊維とは何か
3.天然繊維の性質 (1)植物繊維(綿、麻)
4.天然繊維の性質 (2)動物繊維(毛、絹)
5.化学繊維とは
6.化学繊維の性質 (1)再生繊維(レーヨン、キュプラ)
7.化学繊維の性質 (2)半合制繊維(アセテート)
8.化学繊維の性質 (3)合成繊維(ナイロン、アクリル、ポリエステル)
9.化学繊維の性質 (4)合成繊維(ポリウレタンなど)
21.糸と布
22.織物と編物
23.特殊加工と高機能性素材
24.着心地と快適性
25.装いによる気候調整
26.まとめ
参考書
授業時指示
備考
番号
37343411
講 座 名
アパレル素材実験
開講期
単位数
1年次
1単位
担 当 者
山内見和 教授
講義の目的
講義の内容・計画
生活を営む上で必要不可欠な被服を適
切に使用するためには、被服材料の繊
維の種類、および各繊維の性質、構造
などについて理解することが必要であ
る。ここでは実験を通して、繊維の知
識を身につけることを目的とする。
実験を通しながら被服の材料について学ぶ。
評価方法
参加意欲・態度:61%
レポート:61%
テキスト(書名・著者名・出版社名)
プリント配布
授業計画
1.繊維の鑑別 (1)顕微鏡法
2.繊維の鑑別 (2)燃焼法
3.繊維の鑑別 (3)呈色反応法
4.天然繊維の製造 繭からの生糸作り
5.化学繊維の製造 ナイロン77の合成
6.織物に関する実験 織り機を用いて織物の作品つくり ①準備
7.織物に関する実験 織り機を用いて織物の作品つくり ②織る
8.織物に関する実験 織り機を用いて織物の作品つくり ③仕上げ
9.織物の特性 (1)収縮性
21.織物の特性 (2)吸水性
22.織物の特性 (3)ドレープ性
23.衣服の静電気の測定
24.羊毛のフェルト加工 ①準備
25.羊毛のフェルト加工 ②フェルトの作成
26.羊毛のフェルト加工 ③仕上げ
参考書
『ビジュアル衣生活論』岡田宣子編著・
建帛社
備考
− 2:1 −
人間教育
番号
37343511
講 座 名
衣服管理学
開講期
単位数
2年次
2単位
担 当 者
山内見和 教授
講義の目的
講義の内容・計画
衣服は、着用することにより身体内部
から、また外部から汚染されるが、衣
服をきれいに保つことは、健康面でも、
また衣服を長持ちさせるためにも必要
である。ここでは、洗剤の選び方や、
柔軟剤や糊剤の役割から、適切な衣服
の洗浄方法、洗浄条件、仕上げ方法、
また保管方法を身につけ、衣服管理の
理解を深めることを目的とする。
布の汚れの落ち方についての仕組みを学び、日常の洗濯でどれくらい汚れが
落ちているかを調べ、さらに、より汚れを落とすにはどうしたら良いか、洗
濯の最適な条件を探る。
評価方法
参加意欲・態度:21%
小レポート:31%
学期末レポート:81%
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『ビジュアル衣生活論』岡田宣子編著・
建帛社
授業計画
1.衣料品の品質と表示
2.水について
3.洗剤について
4.界面活性剤の働き
5.界面活性剤の種類
6.洗浄補助剤・性能向上剤
7.洗浄時の機械力
8.家庭での洗浄 (1)洗浄条件
9.家庭での洗浄 (2)洗浄の手順と方法
21.家庭での洗浄 (3)実際の洗濯
22.ドライクリーニング
23.漂白と増白
24.糊付けと仕上げ
25.衣服の保管
26.衣服の廃棄とリサイクル環境問題
参考書
授業時指示
備考
番号
37343611
講 座 名
衣服管理学実験
開講期
単位数
2年次
1単位
担 当 者
山内見和 教授
講義の目的
講義の内容・計画
衣服を適切に洗浄し、保管することは、
日常生活から切り離すことの出来ない
ものであり、生活を営む上で正しい知
識が必要である。ここでは、実験を通
して科学的な理解を深め、適切な処理
が出来る知識と技術を身につけること
を目的とする。
石鹸や乳液などを作ることにより、洗剤の仕組みを理解し、最適な洗濯方
法、漂白剤や洗濯糊の効果を調べる。また、実際に洗濯を行い、洗濯の仕方、
アイロンなどの仕上げ方法の技術を習得する。
評価方法
参加意欲・態度:61%
レポート:61%
テキスト(書名・著者名・出版社名)
プリント配布
授業計画
1.洗浄力実験 人工汚染布での洗浄実験 ①準備
2.洗浄力実験 人工汚染布での洗浄実験 ②洗浄
3.洗浄力実験 家庭での洗浄実験
4.洗剤溶液の浸透力の測定
5.界面活性剤の働き ①乳化による乳液作り
6.界面活性剤の働き ②石鹸作り
7.洗濯の実際 ①シャツの洗濯(洗濯)
8.洗濯の実際 ②シャツの洗濯(仕上げ)
9.洗濯の実際 ③セーターの洗濯(洗濯)
21.洗濯の実際 ④セーターの洗濯(仕上げ)
22.仕上げ方法 糊付け効果
23.漂白 ①漂白剤の種類・性質
24.漂白 ②染み抜き(準備)
25.漂白 ③染み抜き
26.洗濯糊 PVAでおもちゃ作り
参考書
『ビジュアル衣生活論』岡田宣子編著・
建帛社
備考
− 2:2 −
人間教育
番号
37343711
講 座 名
服飾文化論
開講期
単位数
2年次
2単位
担 当 者
山内見和 教授
講義の目的
講義の内容・計画
衣服の歴史と変遷から、流行について
学び、より良い衣生活に役立てる知識
を学ぶ。
衣服の文化と服飾の変遷について理解し、現在の衣生活がどのようにして成
り立っているのかを学ぶ。
授業計画
評価方法
参加意欲・態度:21%
小レポート:31%
学期末レポート:81%
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『ビジュアル衣生活論』岡田宣子編著・
建帛社
1.人間はなぜ衣服を着るのか
2.気候風土と装い
3.衣服のかたちの変遷・西洋
4.衣服のかたちの変遷・日本
5.洋服と和服
6.子供服の歴史
7.衣服と健康
8.衣服の象徴性
9.衣服と風習
21.色と装い
22.服飾と流行
23.ブランドとその成り立ち
24.衣服の洗濯の歴史(1)
25.衣服の洗濯の歴史(2)
26.まとめ
参考書
授業時指示
備考
番号
37343811
講 座 名
ファッション造形・洋裁Ϩ
開講期
単位数
1年次
1単位
担 当 者
泉水りな子 講師
講義の目的
講義の内容・計画
ファッション造形としての洋裁の基礎
を習得する(その1)。
平面的な被服材料を用いて、立体的な洋服を構成するのに必要な洋服の設
計、縫製、ファッションに関する最も基本的な知識と技術を習得し、賢い生
活者としての被服の選択眼を養う。それととともに、ものづくりの達成感の
体験により、自信を深め、豊かな衣生活を創る実践的な態度の育成を図る。
授業計画
評価方法
授 業 へ の 参 加 意 欲・ 態 度:21%、 作
品:61%、レポート:51%
テキスト(書名・著者名・出版社名)
必要に応じて授業時にプリントの配布
をする。
1.オリエンテーション
2.基礎縫い実習(手縫い)
3.基礎縫い実習(ミシン縫い)
4.日常着の製作実習計画・型紙作成
5.布の扱い方、裁断、しるしつけ
6.仮縫い
7.試着・補正
8.縫製−ポケットつけ、肩あわせ
9.縫製−衿作り
21.縫製−衿つけ
22.縫製−袖つけ
23.縫製−袖下、すそぬい
24.縫製−ボタン穴、ボタンつけ
25.仕上げ
26.着装、発表、評価、提出
参考書
必要に応じて授業の中で紹介する。
備考
− 2:3 −
人間教育
番号
37343911
講 座 名
ファッション造形・洋裁ϩ
開講期
単位数
1年次
1単位
担 当 者
泉水りな子 講師
講義の目的
講義の内容・計画
ファッション造形としての洋裁の基礎
を習得する(その2)。
被服の立体的な構成実習の基礎(その1)で学んだ最も基礎的な知識と技術
を基に、自己の技術レベルに適した作品作りを行う。被服製作の楽しさと達
成感を実感し、さらに多様な立体構成、ファッションの知識と技術を習得す
ることで、より豊かな衣生活の実現をする。また、教職希望者としての技術
力の向上を目指す。
授業計画
評価方法
授 業 へ の 参 加 意 欲・ 態 度:21%、 作
品:61%、レポート:51%
テキスト(書名・著者名・出版社名)
必要に応じて授業時にプリントの配布
をする。
1.オリエンテーション
2.上衣または下衣のデザインの研究と決定
3.作品の製作実習計画、型紙作成
4.裁断、しるしつけ
5.仮縫い−ポケット、脇、また下縫い、すそ
6.仮縫い−また上縫い、ベルトつけ
7.試着、補正
8.縫製−ポケット作り、ポケットつけ
9.縫製−わき
21.縫製−また下縫い
22.縫製−また上縫い、すそのしまつ
23.縫製−ファスナーつけ
24.縫製−ベルトつけ
25.仕上げ、レポート作成
26.着装、発表、評価、提出
参考書
必要に応じて授業の中で紹介する。
備考
番号
37343:11
講 座 名
ファッション造形・和裁
開講期
単位数
2年次
1単位
担 当 者
山内見和 教授
講義の目的
講義の内容・計画
直線で平面的の構成されている和服の
基礎的な知識、布地の選び方、素材に
対する適切な縫製技術を習得すること
を目的とする。
大裁ち女物単衣長着(ゆかた)を製作し、浴衣の着付けを行う。
授業計画
評価方法
参加意欲・態度:61%
提出作品:61%
テキスト(書名・著者名・出版社名)
プリント配布
1.和服の基礎知識・和裁に必要な用具
2.和裁の基礎的な縫い方
3.見積もり・柄あわせ・裁断・印付け
4.そで作り
5.背縫い・居敷き当てと肩当て付け
6.あげ縫い・おくみ作り
7.おくみ付け
8.わき縫い
9.わきの始末
21.そで付け
22.そでの始末
23.えり付け
24.えりの始末
25.仕上げ
26.着付け
参考書
授業時指示
備考
− 2:4 −
人間教育
番号
37344111
講 座 名
ファッションクラフトϨ
開講期
単位数
2年次
1単位
担 当 者
山内見和 教授
講義の目的
講義の内容・計画
手芸の基礎的な知識、技術を習得し、
自分で物を作ることの楽しさを学ぶ。
各自の能力に合わせ、手芸の基本的な作品を作っていく。
授業計画
評価方法
参加意欲・態度:61%
提出作品:61%
テキスト(書名・著者名・出版社名)
プリント配布
1.毛糸・布で作るシュシュ
2.ステンシル染めの巾着 ①型紙作り
3.ステンシル染めの巾着 ②ステンシル染め
4.ステンシル染めの巾着 ③巾着作り
5.かぎ針編みのポーチ ①編み方の説明
6.かぎ針編みのポーチ ②編み(本体の底)
7.かぎ針編みのポーチ ③編み(本体側面)
8.かぎ針編みのポーチ ④編み(本体の上部の飾り)
9.かぎ針編みのポーチ ⑤編み(紐)仕上げ
21.UVレジンで作るブローチ
22.革で作るコサージュ ①革の切断・染色
23.革で作るコサージュ ①成形・仕上げ
24.革細工のブレスレット・キーホルダー ①革の切断・染色
25.革細工のブレスレット・キーホルダー ②成形・細工
26.革細工のブレスレット・キーホルダー ③仕上げ
参考書
授業時指示
備考
番号
37344211
講 座 名
ファッションクラフトϩ
開講期
単位数
2年次
1単位
担 当 者
山内見和 教授
講義の目的
講義の内容・計画
手芸の技術を身につけ、さらに個性的
な作品を作ることにより、手仕事の楽
しさを学ぶ。
各自の能力、美的感覚にあわせ作品を作っていく。
授業計画
評価方法
参加意欲・態度:61%
提出作品:61%
テキスト(書名・著者名・出版社名)
プリント配布
1.棒編みで編むマフラー ①編み方の説明・ゲージの作成
2.棒編みで編むマフラー ②本体編み
3.棒編みで編むマフラー ③フリンジ部分
4.棒編みで編むマフラー ④仕上げ
5.クリスマスリース ①デザイン作り
6.クリスマスリース ②飾り作り
7.クリスマスリース ③仕上げ
8.ビーズのキーホルダー ①ビーズ作りの基本
9.ビーズのキーホルダー ②ビーズのリース
21.皮で作る小物 ①靴
22.皮で作る小物 ②かばん
23.フェルトで作るポーチ ②フェルトの切断
24.フェルトで作るポーチ ③フェルトの縫いつけ
25.フェルトで作るポーチ ④ポーチ作り
26.自由作品の制作
参考書
授業時指示
備考
− 2:5 −
人間教育
番号
37344311
講 座 名
ファッションデザイン
開講期
単位数
2年次
2単位
担 当 者
泉水りな子 講師
講義の目的
講義の内容・計画
服飾に関するアイデアの発想から具体
化をし、服飾デザインを考え、実践す
る。
服飾デザインは創作活動の一分野である。服飾の歴史から先人の知恵を学び、
求める「用と美」とは何かを考え、主に美の側面から現代のファッションを
分析する。次に服飾デザインに関する知識と理解を深め、演習等を通して衣
生活をより楽しく、より豊かに営むための、より確かなファッション情報選
択眼の向上を目指す。
授業計画
評価方法
授業への参加意欲・態度:21%
作品:31%
学年末試験またはレポート:81%
テキスト(書名・著者名・出版社名)
必要に応じてプリントの配布をする。
1.服飾デザインとは
2.デザインの基本条件
3.造形要素 点と形
4.造形要素 線と形
5.服飾の形体
6.柄の基本
7.色彩の基礎
8.秩序の論理
9.配色の論理
21.材質感
22.ファッション画の基礎
23.ファッション画の基礎
24.個性と服飾デザイン
25.服飾の部分とデザイン展開
26.服飾デザインの展開
参考書
必要に応じて授業の中で紹介する。
備考
番号
37344411
講 座 名
ファッション造形学
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
泉水りな子 講師
講義の目的
講義の内容・計画
被服を構成するための原理を探る。
第二の皮膚といわれるほど人体に最も密着した環境で、
「用と美」の両機能を
要求される被服の構成について、主に「用」の側面から人体の把握、被服の設
計・縫製等構成の原理に関する基礎的知識を習得し、被服構成実習と併せて
美しく着心地よい被服への理解を深め、生活者としての賢い選択眼を養う。
また、教職希望者としての指導力の向上を目指す。
授業計画
評価方法
授業への参加意欲・態度:21%
小レポート:51%
学期末試験:61%
テキスト(書名・著者名・出版社名)
必要に応じてプリントの配布をする。
1.オリエンテーション
2.人はなぜ服を着るか
3.着衣の基本としての人体を探る 骨格、筋肉
4.着衣の基本としての人体を探る 採寸
5.動作と衣服
6.洋服の設計−衣服原型
7.洋服の設計−デザイン
8.パターン製作の原理 胴部、袖
9.パターン製作の原理 スカート
21.パターン製作の原理 パンツ
22.和服の構成
23.和服の着装
24.衣服の素材と製作技法
25.アパレル産業、アパレル製品の設計と生産
26.衣服生産の将来
参考書
必要に応じて授業の中で紹介する。
備考
− 2:6 −
人間教育
番号
37344511
講 座 名
カラーコーディネート論Ϩ
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
山内見和 教授
講義の目的
講義の内容・計画
服飾における色彩の関心は非常に高く、
衣服を選択し、着用する際の重要な要
因になっている。ここでは色彩学の、
特に科学的な基礎知識を身につけるこ
とを目的とする。
講義だけでなく簡単な実習を行い、色彩の知識を深める。併せて、東京商工
会議所主催のカラーコーディネーター検定試験3級の傾向と対策を行い、検
定試験の合格を目指す。
授業計画
1.光から生まれる色 ①光の正体
2.光から生まれる色 ②物体の色が見える原理
3.光から生まれる色 ③光が織りなす色彩現象
4.光から生まれる色 ④光源
5.色が見える仕組み ①眼および脳の構造とその働き
6.色が見える仕組み ②眼の変化による色彩の多様化
7.色が見える仕組み ③感覚と知覚
評価方法
8.色が見える仕組み ④視覚野が主に関与した色知覚
9.色の測定 ①物理測色方法
参加意欲・態度:21%
21.色の測定 ②視感測色方法
小レポート:31%
22.色の測定 ③三原色を使った色表示
学期末レポート:81%
23.混色と色再現 ①混色の原理
テキスト(書名・著者名・出版社名)
24.混色と色再現 ②色再現の方法
『カラーコーディネーションの基礎』 25.錯覚の実験実習
東京商工会議所編・中央経済社
26.まとめ
参考書
授業時指示
備考
番号
37344611
講 座 名
カラーコーディネート論ϩ
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
山内見和 教授
講義の目的
講義の内容・計画
色の名前は何色あるの?色が及ぼす心
理 的 な 影 響 は? な ど 色 に つ い て、 名
前、配色、心理的効果、歴史について
学ぶ。また、自分に似合う色を知るた
めのパーソナルカラーについての基礎
知識を習得する。
講義だけでなく簡単な実習を行い、色彩の知識を深める。併せて、東京商工
会議所主催のカラーコーディネーター検定試験3級の傾向と対策を学び、検
定試験の合格を目指す。
授業計画
1.色の性質 ①色の効用
2.色の性質 ②色が見えるまで
3.色と心理 ①色の連想と象徴
4.色と心理 ②色がもたらす心理効果
5.色を表し、伝える方法 ①色の表示方法とその特徴
6.色を表し、伝える方法 ②カラーオーダシステムによる方法
7.配色と色彩調和 ①色彩調和の考え方
評価方法
8.配色と色彩調和 ②主な色彩調和論と調和の原則
9.色と文化 ①日本の色彩文化
参加意欲・態度:21%
21.色と文化 ②絵画における色彩調和のとらえ方
小レポート:31%
22.色と文化 ③現代日本における商品色彩の変遷
学期末レポート:81%
23.色の心理的影響
テキスト(書名・著者名・出版社名)
24.パーソナルカラーとは
『カラーコーディネーションの基礎』 25.パーソナルカラーで自分に似合う色を探す
東京商工会議所編・中央経済社
26.まとめ
参考書
授業時指示
備考
− 2:7 −
人間教育
番号
37344711
講 座 名
ファッション販売
開講期
単位数
1年次
2単位
担 当 者
山内見和 教授
講義の目的
講義の内容・計画
アパレル業界へ就職するには、商品を
並べて売るだけの知識だけではなく、
ファッションの知識、お客様への的確
な対応、販売に関する専門的な知識、
技 術 が 求 め ら れ る。 こ こ で は フ ァ ッ
シ ョ ン 業 界 の 基 礎 知 識 や、 販 売 の マ
ナーなどを身につける。
ファッションの販売知識から商品知識まで、アパレルの基礎を学ぶ。併せて、
ファッション業界への就職に役立つ、財団法人 日本ファッション教育振興
協会主催のファッション販売能力検定試験3級さらに2級の合格を目指す。
評価方法
参加意欲・態度:21%
小レポート:31%
学期末レポート:81%
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『ファッション販売[Ⅰ]
』財団法人 日本ファッション教育振興協会
授業計画
1.ファッション販売の知識 ①ファッションとは
2.ファッション販売の知識 ②ファッション商品の流れ
3.ファッション・マーケティングの知識 ①マーケティングの基礎知識
4.ファッション・マーケティングの知識 ②生活とファッション販売
5.ファッション販売業務
6.ファッション販売技術 ①販売スタッフの基本マナー
7.ファッション販売技術 ②購買心理の理解
8.店舗演出・VP展開 9.ファッション商品知識 ①商品知識
21.ファッション商品知識 ②アイテムの知識
22.ファッション商品知識 ③素材の知識
23.ファッション商品知識 ④色彩の知識
24.ファッション商品知識 ⑤サイズの知識
25.ファッション商品知識 ⑥品質管理
26.まとめ
参考書
授業時指示
備考
番号
37344811
講 座 名
生活経営学(家庭経済学を含む)
開講期
単位数
1・2年次
2単位
担 当 者
岩 香織 講師
講義の目的
講義の内容・計画
生活経営・家庭経営学の基礎的な概念
と理論を学ぶ。私たちの生活を、家族
や地域、現代社会とのかかわりの中で
見つめ、生活を営む上での問題や課題
を主体的に解決できる能力を養う。
生活経営・家庭経営学の基礎的な概念と理論を学ぶことを通して、短大卒業
後の自分自身の生活設計について考え、将来の目標や自分のやりたいことを
達成するためにすべきことについても考えていく。
授業計画
評価方法
小 レ ポ ー ト(21%)
、ワークシート
(31%)、定期試験(81%)の結果をも
とに評価し成績をつける。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
授業時にプリントを配布する。
1.生活を見つめる(自分今の生活から将来の生活へ向けて)
2.家庭経営と生活経営(なぜ生活経営・生活設計が必要なのか)
3.人生とライフイベント
4.現代社会の家族・家庭・個人(私たちのくらしに関わる制度)
5.家事労働と職業労働
6.生活時間と生活行動
7.家庭経済と生活経営
8.家計のしくみと管理
9.環境と生活経営
21.私たちの暮らしと社会保障
22.消費者と消費社会
23.現代の消費者問題
24.生活経営とリスクマネジメント
25.情報社会とこれからの生活経営
26.総括(自分らしく生きるために)
参考書
『現代社会の生活経営』御船美智子 上村協子 共編者・光生館
『32世紀の生活経営』臼井和恵編著・
同文書院
備考
− 2:8 −
人間教育
番号
37344:11
講 座 名
住居学
開講期
単位数
2年次
2単位
担 当 者
目黒 浩 講師
講義の目的
講義の内容・計画
住居を住まう人間の生活からとらえ、
持続可能な(サステナブル)社会を前
提に、住空間のあり方を考察し、住環
境に対する理解力を身につけ、豊かな
住生活を創出できる資質を養う。
住居が持続可能な(サステナブル)社会を形成する重要な要素の1つである
ことを踏まえ、地球環境問題を始めとした住生活をとりまく様々な要素を理
解し、豊かな住生活とは何かを考え、多様な生き方に対応した健康で快適で
安心・安全な住空間を作り出す手がかりを、身近な生活空間をモデルケース
にして掴んでいく。
授業計画
評価方法
授業への参加意欲(41%)
、
単位レポート(81%)。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
無し。必要に応じて資料を配布する。
1.オリエンテーション
2.住居学の目的と意義
3.地球環境の様々な問題
4.住まいを取り巻く環境
5.住生活とエネルギー
6.住居の歴史と住生活の変遷
7.住居の各室
8.住居の間取り
9.住宅の構造
21.災害と住居
22.住居の計画
23.住宅の性能
24.室内環境の調整
25.地球にやさしい住まい方、これからの住生活
26.サステナブル住居へのアプローチ
参考書
授業の中で、随時紹介する。
備考
番号
37345111
講 座 名
保育学A・B
開講期
単位数
2年次
2単位
担 当 者
佐藤秋子 准教授
講義の目的
講義の内容・計画
子育ての環境も大きく変わりつつある。
昨今の乳幼児研究では乳児は出生後か
ら、生まれながらにして持っている力
を使って積極的に周囲に働きかけてい
る能動的な存在であることかを明らか
にしている。そして、その力も周囲の
人の十分な世話を受けることによって、
人として生きていくうえでの基本的な
力を獲得し、生きる力を発揮すること
ができるようになる。この意味では、
子どもを取り巻く周囲の大人の責任は
重大である。そこで、子どもの発達の
基本や家庭や集団での関わり方などに
ついて学ぶ。
前半は乳幼児の発達心理学を中心に解説し、後半では母子関係や現代社会の
子どもたちの諸問題について扱う。
また、幼稚園における実習を行うが、実習の不安を解消し、実習に望む態
度、心構えなどを考察し現場実習に備える(実習は後期集中期間に1日行
う)。
評価方法
期 末 レ ポ ー ト:91%、 授 業 時 の 小 レ
ポート:31%
テキスト(書名・著者名・出版社名)
資料配布。
授業計画
1.親の心理と子どもの発達
2.子どものライフサイクル(胎児期)
3.子どものライフサイクル(乳児期)
4.子どものライフサイクル(幼児期)
5.子どものライフサイクル(学童期)
6.生涯発達の視点から(愛着、関係性)
7.発達の理論(思考の発達、知能の発達、発達の敏感期)
8.基本的信頼と発達課題
9.気になる子どもへの理解
21.家族の心理
22.現代社会の子どもたち
23.集団保育(保育園・幼稚園・認定子ども園)
24.地域の子育て支援
25.実習の意義と心構え
26.実際の指導と指導計画の作成
参考書
『幼稚園教育要領解説(平成31年21月)』
文部科学省、他は授業の中で紹介する。 備考
− 2:9 −
人間教育
番号
37345211
講 座 名
衛生学(予防医学を含む)
開講期
単位数
2年次
2単位
担 当 者
齊藤 浩 講師
講義の目的
講義の内容・計画
人の健康を確保するための学問である。
学校保健にとって最も重要なものであ
り、実生活においても役立つようにす
る。
健康といっても漠然として理解するのは難しい。これを様々な面から考える。
授業計画
評価方法
授業への参加意欲・態度(51%)、筆記
試験(71%)。また状況に応じてミニレ
ポートや小テストを実施。
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『わかりやすい公衆衛生学』
清水忠彦
他編・広川書店
1.健康と公衆衛生
2.公衆衛生の概念
3.健康教育
4.健康と環境、疫学的方法
5.健康の指標
6.感染症と予防
7.食品保健
8.生活環境の保全
9.医療制度と地域保健活動
21.母子保健
22.学校保健
23.生活習慣病
24.難病対策、精神保健福祉
25.産業保健とこれからの公衆衛生
26.まとめ
参考書
授業の中で、随時紹介する。
備考
番号
37345311
講 座 名
解剖生理学
開講期
単位数
担 当 者
1年次
2単位
早乙女丈右衛門 講師
講義の目的
講義の内容・計画
保健医療の面における最も基本的且つ
重要な科目を理解し、実生活に役立た
せる。
学校保健に携わる者に必要な人体の構
造と機能の基礎知識を学ぶ。
人体の細胞・組織・臓器・器官の機能を理解し、人体の構造と機能を系統的
に理解する。
授業計画
評価方法
筆記試験(211%)
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『新看護学Ⅰ 専門基礎Ⅰ』河原克雅・
医学書院
1.オリエンテーション
2.人体の骨格系器官の構造と機能
3.人体の筋系器官の構造と機能
4.血液器官の構造と機能
5.循環系器官の構造と機能
6.呼吸器系器官の構造と機能
7.消化器系器官の構造と機能
8.呼吸器系器官の構造と機能
9.感覚器系器官の構造と機能
21.内分泌系器官の構造と機能
22.腎尿路系器官の構造と機能
23.神経系器官の構造と機能
24.泌尿器系器官の構造と機能
25.生殖器系器官の構造と機能
26.まとめ
参考書
特になし。
備考
− 2:: −
人間教育
番号
37345411
講 座 名
微生物学
開講期
単位数
2年次
2単位
担 当 者
芳賀雅士 講師
講義の目的
講義の内容・計画
人間は一生の間に各種の感染症に罹っ
たり、化膿するなど微生物の感染や食
中毒を経験する。これらの疾病をひき
おこす微生物についての理解を深め予
防に役立てる。
人間は一生の間に各種の感染症に罹ったり、化膿するなど微生物の感染や食
中毒を経験する。これらの疾病をひきおこす微生物についての理解を深め予
防に役立てる。
授業計画
評価方法
筆記試験(211%)
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『系統看護学講座 専門基礎6 微生
物学』医学書院
1.オリエンテーション
2.微生物の分類
3.細菌の性質
4.細菌の特徴
5.真菌原虫
6.細菌性疾患(腸内細菌)
7.細菌性疾患(呼吸器等)
8.細菌性疾患(その他)
9.ウイルスの性質と感染症
21.ウイルス性疾患(食中毒性ウイルス)
22.ウイルス性疾患(全身性ウイルス)
23.学校感染症
24.病原細菌と感染症
25.アレルギー・ワクチン
26.まとめ
参考書
特になし。
備考
番号
37345511
講 座 名
薬理概論
開講期
単位数
2年次
2単位
担 当 者
小菅敏雄 講師
講義の目的
講義の内容・計画
薬理学は、薬物と生体との選択的な相
互作用を研究する学問である。薬理概
論では、人体と基本的薬物との選択的
な相互作用の原理を学び、基本的薬物
の薬理作用(主作用・副作用)と体内
動態を理解することを目的とする。
薬理学の体系を総論と各論に分けて講義する。総論においては、薬理作用学
に基づく薬物の作用機序と、薬物動態学に基づく薬物の体内動態について講
義する。これらの基礎知識に基づき、各論において各疾患に対する主な治療
薬の特徴を講義する。
評価方法
学期末試験(レポート等)
:211%
テキスト(書名・著者名・出版社名)
『新看護学3 専門基礎[3]
薬物と
看護 食生活と栄養』門田佳子他・医
学書院
授業計画
1.薬理学序論・総論(2)
薬の歴史、使用目的および管理
2.薬理学総論(3)
薬理作用の基本形式と作用点
3.薬理学総論(4)
薬物の体内動態
4.抗感染症薬
5.抗がん薬・免疫治療薬
6.抗アレルギー薬・抗炎症薬
7.末梢神経系に作用する薬物
8.中枢神経系に作用する薬物
9.心臓・血管系に作用する薬物
21.呼吸器・消化器に作用する薬物
22.物質代謝に作用する薬物
23.皮膚科用薬・眼科用薬
24.救急の際に使用される薬物
25.漢方薬・消毒薬
26.輸液剤・輸血剤
参考書
授業の中で紹介する。
備考
− 311 −
人間教育
番号
37345611
講 座 名
精神保健
開講期
単位数
2年次
2単位
担 当 者
月本由紀子 講師
講義の目的
講義の内容・計画
養護教諭として身につけるべき精神保
健の基礎的事項、思春期の児童生徒の
精神的特徴などにについて学ぶ。
中学校、小学校、高等学校の養護教諭が多く接する精神病理やストレス、心
理学的問題を扱う。
授業計画
評価方法
学期末試験:81%、
授業時の小レポート:41%
テキスト(書名・著者名・出版社名)
使用しない。
1.子どもの心のトラブルサイン
2.自律神経系とストレス、ストレスとストレッサー
3.ストレス耐性、フラストレーション
4.心的外傷後ストレス障害
5.反応性愛着障害
6.不安障害
7.場面緘黙
8.摂食障害
9.気分障害(うつ)
21.統合失調症
22.広汎性発達障害
23.注意欠陥多動性障害
24.読み書き障害
25.非行と行為障害
26.まとめと補足
参考書
『生徒を理解する』椙山喜代子他著・
学文社
備考
− 312 −
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