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21 株価・金利・為替 Financial Market

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21 株価・金利・為替 Financial Market
21 株価・金利・為替
Financial Market
日米欧の株価推移
アジアの株価推移
(2001年1月=100)
150
(2001年1月=100)
350
インド
日本 日経平均
130
110
300
250
アメリカ NYダウ
台湾
200
英国
FT100
90
70
100
香港
50
1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 (月)
(年)
2004
05
06
07
長期金利(国債10年物金利)の推移
(%)
アメリカ
5
英国
4
4
ユーロ圏
3
3
2
アメリカ
ユーロ圏
2
1
1
日本
0
日本
0
1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 (月)
(年)
2004
05
06
07
(対円:円/ドル)
(名目実効:73年3月=100)
135
ドルの推移
(ドル/ユーロ、逆目盛)
ドル高
対円
ドル安
0.8
0.9
1
115
105
短期金利(国債3か月物金利)の推移
6
英国
5
125
中国
50
1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 (月)
(年)
2004
05
06
07
6
シンガポール
150
ドイツ
DAX30
(%)
韓国
名目実効レート
95
1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 (月)
(年)
2004
05
06
07
ユーロの推移
(対円:円/ユーロ)
(名目実効:99年1-3月期=100)
170
ユーロ高
160
ユーロ安
150
(ドル/ユーロ)
130
1.2
120
1.5
対円
1.4
140
1.1
1.6
対ドル(右目盛)
1.3
1.2
110
85
対ユーロ(右目盛)
1.3
1.4
75
1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 (月)
2004
05
06
07 (年)
(備考)ブルームバーグより作成。
100
90
1.1
名目実効レート
1.0
1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 (月)
2004
05
06
07 (年)
<株価の動向>
主要国の株価は総じて上昇基調で推移している。
2006年前半は、アメリカにおけるインフレ懸念や原油価格の高騰等から、株価の上昇は比較
的緩やかなものにとどまった。また、5月にはアメリカの連邦準備制度理事会(FRB)の追
加利上げ観測等をきっかけに、
それまで上昇が著しかった新興経済諸国の株価が大幅に下落し、
一時、世界的に株価が調整する局面もあった。
年後半にかけては、8月にFRBが利上げを休止したこと、原油価格の下落、堅調な欧州経
済等を背景に主要国の株価は再び上昇に転じた。さらに、アメリカ経済のソフトランディング
観測が広がったことなどから、10月にはNYダウが6年9か月ぶりに市場最高値を更新するな
ど、10∼12月期にかけて主要国の株価は上昇基調で推移した。
07年には2月末に中国の株価下落の後、各国の株価も下落したが、その後再び上昇基調を維
持している。
<金利の動向>
FRBは、2006年8月上旬の連邦公開市場委員会(FOMC)において、政策金利である(フ
ェデラル・ファンド(FF)金利の据え置きを決定した。金利引上げは、04年6月以降、連続
17回、合計4.25%ポイントに及んだが、これ以降据置きが続いている。FRBの政策金利動向
に連動し、アメリカの短期金利は、年前半については上昇したものの、年後半は横ばいで推移
した。また、長期金利は、インフレ懸念の高まりや原油価格の高騰により年半ばにかけて上昇
する局面もあったものの、年後半にはやや低下した。また、年末以降07年に入ってからはやや
上昇している。
一方、欧州中央銀行(ECB)は、堅調なヨーロッパ経済等を背景に、05年12月以降利上げ
を2∼3か月の周期で断続的に行った。これに伴い、ユーロ圏の短期金利は06年を通じて上昇
基調が続き、長期金利も06年秋より上昇傾向で推移している。
<為替の動向>
ドルは、2006年を通じて名目実効為替レートでみて減価基調で推移した。背景としては、政
策金利の引締め休止や、さらには先行きアメリカの景気が鈍化し利下げが行われるとの観測等
があった。ユーロに対しては減価基調で推移する一方で、円に対しては年半ばから増価基調と
なった。
ユーロは、ドイツ等EU主要国の景況感の改善及びECBの利上げの継続等により、アメリ
カとの金利格差が縮小するとの見方から、名目実効為替レートは増価基調で推移した。円に対
しては5月に04年12月以来の高値をつけ、その後も史上最高値の更新が続いた。
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