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緊急雇用創出基金事業「瀬戸地域窯業界の新しい商品開発の資料とする

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緊急雇用創出基金事業「瀬戸地域窯業界の新しい商品開発の資料とする
緊急雇用創出基金事業「瀬戸地域窯業界の新しい商品開発の資料とする図案画帳の創作事業」
業務委託先募集要項
1 委託事業名
「瀬戸地域窯業界の新しい商品開発の資料とする図案画帳の創作事業」
2 委託業務の目的
全国有数の陶磁器産地である瀬戸地域は、世界的な景気減速の影響を受け、また、中国製品を
中心とした安価・大量の輸入品や国内市場の成熟化による消費者の買い控えによる影響も加わり、
厳しい状況に置かれている。瀬戸市統計書(平成 22 年刊)によると、平成 20 年における瀬戸地
域の陶磁器生産出荷状況は前年比 94%と減少している。
このような状況において、地元陶磁器業界では品質の向上、高機能・高付加価値化を目指した製
品開発に取り組んでいる。とりわけ食卓厨房用品および和洋飲食器の商品開発では図案デザインが
重要であり、消費者意識に適合した新しい感覚の図案が必要とされている。
そこで、地場産業の活性化と新商品開発技術のレベル向上を図るため、地元陶磁器業界に向けた
新しい文様図案を起こし、それらを集成した図案画帳を制作することとし、その業務委託先を企画
提案により募集する。
なお、この事業は、
「愛知県緊急雇用創出事業基金」を活用して実施するもので、短期的な雇用・
就業機会の創出を図ることを目指している。
3 事業内容
新たな「瀬戸焼」ブランドを創造し、今の時代の消費者意識に適合した新しい感覚の図案帳を制
作する。
4 提出成果物
(1)当センター他の研究資料となる本編を作成(フルカラー印刷物 A4、300 ページ程度を想定)及び印
刷(100 部)。
(2)(1) のデータを記録した DVD-ROM を(1)に同梱(100 枚)。
(3)(1)のダイジェスト版を作成(フルカラー印刷物 A4、100 ページ程度を想定)及び印刷(300 部)
その他、必要と認められるもの.
5 事業実施の要件
本事業は、国の緊急雇用創出事業臨時特例交付金を活用して行うため、
「緊急雇用創出事業実施
要領」に規定する要件を遵守するほか、県が定める要件に基づいて実施するものとする。
主な要件については、以下のとおり。
(1) 当該事業のために新たに失業者を雇用すること。また、極力、県内の失業者とすること。
労働者を新規雇用する際に、本人に失業者であるか否かの確認を行うものであること。なお、
確認方法については、雇用保険受給資格者証、廃業届、履歴書、職務経歴書、その他失業者であ
ることを証明できるものの提示を求めること等によることとする。
※「失業者」とは、労働の意思・能力を有し、求職活動を行っているにもかかわらず、職業に
就くことができない者のことをいう。派遣労働者は失業者には当たらないが、登録型派遣労働者
であって、常用雇用に向けて仕事を探していることを常態とする場合は、失業者に該当する。
(2) 失業者の雇用にあたっては、労働諸法を遵守すること。
(3) 新規雇用する失業者の人数は 10 人以上とすること。
(4) 委託料に占める新規雇用失業者の人件費の割合は概ね 61%以上とすること。
注 1 人件費とは、賃金のほか、通勤手当、賞与、退職手当等社内規定において労働者に対す
る支給が義務づけられているもの、社会保険料及び労働保険料の合計額に 1.05(消費税
等)を乗じた額。
注 2 人件費等の経費については、労働条件、市場実勢等を踏まえ、適切な水準を設定するも
のとする。
(5) 新規雇用失業者の人件費について、実支出額が契約時に予定した金額(契約書の別紙「雇用等
に関する事項」に記載した金額)を下回る場合、その差額分を委託料から減額すること。
(6) 受託者が想定する新規雇用失業者 1 人あたりの雇用期間を契約書に記載し、受託者は実績にお
いてこれを下回らないよう最大限の努力を払う義務を負うこと。
(7) 「緊急雇用事業」に区分される事業における新規雇用失業者の雇用期間は 6 か月以内とし、更
新は 1 回に限ること。
(8) 失業者を雇用する場合、受託者は、当該失業者が過去において他の緊急雇用創出事業により雇
用された期間と通算して 1 年以内となることを確認する義務を負うこと。
(9) 新規雇用失業者の 1 か月あたりの勤務日数は少なくとも 10 日以上とし、同一の者を 2 か月以
上雇用する場合は、勤務する月が連続していること。
(10) 新規雇用失業者の 1 日あたりの平均勤務時間数は少なくとも 4 時間以上とすること。
(11) 既雇用者が業務に従事する場合、業務日誌等によりその従事状況が把握できるようにするこ
と。
(12) 新規雇用にあたっては公共職業安定所へ必ず求人申込みを行うこと。
(13) 前記(1)から(12)の条件に違反した場合は、当該委託契約の一部又は全部を解除し、委託料を
支払わない場合があること。
(14) 契約後速やかに新規雇用予定者数、雇用予定期間等を報告すること。
(15) 雇用状況等の調査をする場合があること。
(16) 事業完了時に失業者の雇用に関する実績報告の提出義務があること。
(17) 事業完了検査では労働関係帳簿等(労働者名簿、賃金台帳、出勤簿等)の閲覧等を求めるこ
とがあること。
(18) 委託事業の経理を明確にするため、受託先は他の経理と明確に区分して会計処理を行うこと。
(19) 委託事業の再委託は原則として不可とするが、事業の遂行上、県が必要と認める場合は可能
であること。
(20) 委託事業を実施する場合に取得する財産は、取得価格又は効用の増加価格が 50 万円未満のも
のとし、50 万円以上の財産の取得は認めないものとする(リースあるいはレンタルでの対応を
基本としていることから、パーソナル・コンピュータ及びその周辺機器(消耗品を除く)にあっ
ては、取得価格又は効用の増加価格が 50 万円未満であっても取得を認めない)。
6 応募資格
応募の資格者は、平成 22・23 年度入札参加資格者名簿の登載者のうち、大分類:「3.役務の提供
等」
、中分類:「03.映画等製作・広告・催事」に該当し、取扱い内容(小分類)に「04.デザイン」
、中
分類「07.調査委託」
、中分類「コンピュータサービス」及び大分類:「1.物品の製造・販売」
、中分
類:「08.出版・製本」
、に該当し、取扱い内容(小分類)に「01.美術印刷出版」
「03.グラビア印刷」
「04.
雑誌出版」を含む者で、次の要件を満たす者とする。
(1) 民間企業、特定非営利活動法人、その他の法人(公益法人、事業協同組合など)
又は法人以外の団体等(権利能力なき社団、有限責任事業組合など)であって委託事業
を的確に遂行するに足りる能力を有すること。
なお、「的確に遂行するに足りる能力を有すること」とは、次のとおりとする。
ア 総勘定元帳及び現金出納簿等の会計関係帳簿類を整備していること。
イ 労働者名簿、出勤簿、賃金台帳等の労働関係帳簿を整備していること。
(2) 代表者が成年被後見人、被保佐人又は破産者でないこと。
(3) 国税及び地方税を滞納していないこと。
(4) 宗教活動や政治活動を主たる目的とする団体でないこと。
(5) 暴力団もしくは暴力団員の統制の下にある団体でないこと。
(6) 応募日現在において手形交換所による取引停止処分を受けてから 2 年間を経過しない
者でないこと、また、6 か月以内に手形、小切手を不渡りした者でないこと。
(7) 愛知県から、製造の請負、物件の買い入れその他の契約にかかる資格停止措置を提
案書受付期間に受けていないこと。
7 募集期間
平成 23 年 9 月 1 日(木)から平成 23 年 9 月 30 日(金)まで
8 契約条件
(1) 契約形態
委託契約とする。
(2) 委託金額限度額
22,147 千円以内(消費税及び地方消費税込み)
(3) 契約保険金
愛知県財務規則第 129 条の 2 の規定に基づき契約金額の 100 分の 10 以上の金額とする。但し、
同規則第 129 条の 3 の規定に該当する場合は、全額免除する。
(4) 契約期間
契約締結日から平成 24 年 2 月 29 日(水)までとする。
(5) 委託費の対象経費
ア 人件費(委託先事業所の既存の従業者及び新規雇用者に支払われる給与や賃金、人材
派遣会社に支払われる登録型派遣労働者に係る派遣料金に 0.7 を乗じた額、通勤手当、
法定福利厚生費(雇用保険料、労働保険料、健康保険料、厚生年金保険料、介護保険料)の事業
主負担分、消費税及び地方消費税等)
イ 物件費(交通費、印刷製本費、消耗品費、通信運搬費、派遣料金(人材派遣会社に支払われる登
録型派遣労働者に係る派遣料金に 0.3 を乗じた額)、再委託費、一般管理費、消費税及び地方消
費税等(但し、事業を実施する場合に必要となり取得する財産は、取得価格又は効用の増加価格
が 50 万円未満のものとし、50 万円以上の財産の取得は認めないものとする(リースあるいは
レンタルでの対応を基本としていることから、パーソナル・コンピュータ及びその周辺機器(消
耗品を除く)にあっては、取得価格又は効用の増加価格が 50 万円未満であっても取得を認め
ない)。
※詳細については、別紙の経費支出基準を参照。
(6) 委託費の支払条件
原則、事業終了後の精算払いとする。
(7) その他
企画提案の内容に基づく見積額は、契約時に至って同じ条件のもとで、その額を超えるこ
とは認めない。また、提案内容等を勘案して決定するため、委託契約額が見積額と同じにな
るとは限らない。
9 応募方法等
(1) 説明会の開催
当事業の受託を希望される方は、下記のとおり説明会を開催しますので、ご参加ください(出
席は応募の必須条件ではありませんが、応募を希望される方は可能な限り出席してください)。
ア 開催日時
平成 23 年 9 月 15 日(木)午後 1 時 30 分から 3 時まで
イ 実施場所
愛知県産業技術研究所 瀬戸窯業技術センター 2F 講堂
瀬戸市南山口町 537 番地
電話 0561-21-2117(代表)
ウ 参加申込み方法
参加希望者は 9 月 14 日(水)正午までにメールにてご連絡ください。
○タイトルは 「瀬戸地域窯業界の新しい商品開発の資料とする図案画帳の創作事業」公募説
明会の参加について とし、本文中に以下の情報を記載して、
愛 知 県 産 業 技 術 研 究 所 (http://www.aichi-inst.jp/) の 瀬 戸 窯 業 技 術 セ ン タ ー
(http://www.aichi-inst.jp/seto/)問い合わせフォームに電子メールをお送りください。
・貴社名、所属
・参加者氏名
・連絡先(電話番号、メールアドレス)
(2) 企画提案書の提出
当事業の受託を希望される方は、次により企画提案書を提出してください。
ア 提出書類
(ア) 企画提案書(別添様式 1 もしくは様式 1 の内容を満たす任意様式)
…8 部(正 1 部、副 7 部)
(イ) 会社実績表…8 部(正 1 部、副 7 部)
これまでのデザイン、絵画、印刷物等の類似業務の実績をまとめたもの
(ウ) 添付資料…各 8 部(正 1 部、副 7 部)
・定款又は寄付行為
・会社パンフレット
・決算報告書(直近 2 か年)
・諸規定(委託費対象経費の積算基礎となるもの)
(3) 企画提案書類作成上の注意
・提出書類は、A4 判で記載してください。また、必要に応じて、絵、図等を用いて分かりや
すく記載してください。
・企画提案に係る費用は、応募者負担とします。
・企画提案は 1 事業者 1 案とします。
・提出書類は返却しません。
(4) 提出先
〒489-0965
瀬戸市南山口町 537 番地
愛知県産業技術研究所 瀬戸窯業技術センター
担 当 製品開発室
寺井
光松
電 話 0561-21-2117
FAX
0561-21-2128
(5) 応募に関する問い合わせ先
問合せは電子メールでお願いします。
愛 知 県 産 業 技 術 研 究 所 (http://www.aichi-inst.jp/) の 瀬 戸 窯 業 技 術 セ ン タ ー
(http://www.aichi-inst.jp/seto/)問い合わせフォーム(タイトルは「瀬戸地域窯業界の新しい商品
開発の資料とする図案画帳の創作事業公募説明会の参加について」としてください。)
※ なお、問い合わせの回答については、下記愛知県産業技術研究所 瀬戸窯業技術センターのホー
ムページに記載しますので、適宜ご覧ください。
<http://www.aichi-inst.jp/seto/>
10 選定事業者数
1社
11 提案の審査・選定等
(1) 審査方法
ア 書面審査
提出された企画提案書について、県職員による書面審査を行ないます。
イ 企画提案審査委員会による審査
書面審査により選定された企画提案書について、プレゼンテーションを行い、県が設置
する企画提案審査委員会において審査を行ない選定します。
プレゼンテーションの日程につきましては、別途連絡いたします。(プレゼンテーショ
ンへの出席に要する費用は、応募者の負担とします。)
企画提案審査委員会は非公開とし、審査の経過等審査に関する問い合わせには応じない
こととします。
(2) 審査基準
審査においては、次の項目について評価し、総合的な審査を行います。
ア 実施体制等について
・実施体制並びに事業に従事する既雇用者の経歴及び役割並びに新規雇用者の方針につい
て。
イ 実施内容について
・類似事業の実績は適当か。
・本事業の実行可能性は十分か。
・図案の品質は保たれるか。
・瀬戸ブランドをどのように表現するか。
・独創性はあるか。
・「瀬戸焼」の歴史や技術の調査や構成はどの様にするのか。
・全体スケジュールは適当か。
・見積経費項目や見積金額は妥当か。
など
ウ 見積経費について
・見積経費項目や見積金額
(3) 決定
企画提案審査委員会の審査結果を踏まえて、県が採択提案を決定します。
(4) 通知
審査結果については、全提案者に対して郵送で通知します。
(5) 契約
企画提案審査委員会において採択提案に選定された者と委託見積限度額の範囲内で交渉
の上、契約します。なお、契約が不調に終わった場合は、次点の者と交渉するものとしま
す。
12 スケジュール(予定)
平成 23 年
9 月 15 日
企画提案募集説明会の開催
平成 23 年
9 月 30 日
企画提案書の提出期限
平成 23 年 10 月
日 企画提案審査委員会による審査
平成 23 年 10 月
日 委託先の決定、契約
平成 24 年
2 月 29 日
納品、実績報告書の提出
13 その他
(1) 委託事業の開始から終了までの間、事業実施方法や進捗状況の確認等、事業の円滑な実施
のために、定期的に県と連絡調整を行うこと。
(2) 本事業に係る会計実地検査が行われた場合は、協力すること。
(3) 採用された企画の著作権は、県に帰属するものとする。
(4) 成果物については第三者の著作権等の権利を侵害していないことを保証すること。
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