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HA8000 /HT225 HA8000-tc/HT225
日立テクニカルサーバ HA8000-tcシリーズ HA8000 /HT225 HA8000-tc/HT225 2Uサイズのコンパクトな筐体に2プロセッサーノードを2台搭載した PCクラスタシステム向けハイパフォーマンスサーバ。 最新の16コアプロセッサーを採用 高性能な16コアAMD OpteronTM プロセッサー 6276(2.3GHz) を採用。 プロセッサーを最大2個(32コア)搭載でき、サーバ(ノード*1)単体で、 最大理論ピーク性能294.4GFLOPS*2という優れた性能を発揮します。 プロセッサーに8個のBulldozer moduleを搭載する構成になっています。 Bulldozer moduleは、2コア(コアペア)からなり各コアに独立した整数演算 ユニットを持っています。1コアでの浮動小数点演算時ではパイプライン (128 bit unit)2本を1組としてAVX (128-bit it)2本を1組としてAVX*3をサポートします。 をサポ トします - Bulldozer module ・2個の密結合コアがリソースを共有することにより効率向上。 ・優れた電力効率。 *1 ノード:並列コンピュータを構成する独立した演算処理単位 *2 1GFLOPS:浮動小数点演算を1秒間に10億回実行する能力 *3 Advanced Vector eXtension :浮動小数点演算を高速化するための拡張命令 高速ネットワークのPCクラスタシステムを実現 ノード間ネットワークとして、InfiniBand/QDRを選択可能です。 InfiniBandスイッチ、クラスタソフトと組み合わせることにより、MPI コレクティブ通信をハードウエアでオフロードし、高速化することが できます。また、数百~数千サーバ(ノード)に応じたネットワーク トポロジ(Fat-tree、3D-torus等)が構成できます。 QDR:Quad Data Rate FAN サーモ サイフォン 電源 高密度実装により、省スペースな高性能システムを実現 2Uサイズのコンパクトな筐体にプロセッサーやメモリーなどを 高密度に実装。ラックキャビネットにサーバ(ノード)を32台搭載*4 したPCクラスタ環境では、単位面積あたり性能16,355GFLOPS/m2 という省スペースな高性能システムを実現します。 省 省電力FAN、サーモサイフォン、高効率電源(80 高 PLUS® GOLD)を採用 し、低消費電力化を図っています。 メモリー プロセッサー *4 42Uラックの場合 新冷却技術「サーモサイフォン」採用で省電力を実現 ノード内部 冷媒の気化熱を利用し効率的にプロセッサーを冷却する、サーモサイフォン方式を採用しました。本方式はポンプレスで冷媒を 循環させる相変化冷却(冷媒が液体から蒸気、蒸気から液体に相変化する時に熱を移動させる冷却法)です。この方式は潜熱*5 冷却と呼ばれ、一般的な水冷(顕熱*6冷却)より約6倍の熱量を移動できる高効率冷却です。高効率化により冷却ファンの消費電 力を大幅に低減することができ 低騒音化につながります HA8000 tc/HT225では エネルギー消費効率の指標であるCOP値 力を大幅に低減することができ、低騒音化につながります。HA8000-tc/HT225では、エネルギー消費効率の指標であるCOP値 (サーバの消費電力に対する、冷却能力の割合)で比較した場合、自社従来機*7の平均 COP:23に対しCOP:80と約3.5倍の高効率 化を実現しました。また、自社従来機*7比較で約5dB騒音を低減しました。 *5 物質の相が変化するときに必要となる熱量 *6 物質の相を変化させずに、温度が変化するときに必要となる熱量 *7 2008年1月発売のHA8000-tc/RS425 ■ 概略仕様 (ノード) HA8000-tc/HT225 モデル名 AH22BL セット形名*1 プロセッサー GQAH22BL-□□□□□□□ プロセッサー種別(動作周波数) AMD OpteronTM プロセッサー 6276 (2.3GHz) プロセッサー数 (コア数) 2 (32) 倍精度浮動小数点演算性能 キ キャッシュメモリ シ メ 294.4 GFLOPS 1次命令: 次命令 64KB/コアペア, ペ 1次データ: 次デ タ 16KB/コア, 2次: 2MB/コアペア, 3次: 16MB/プロセッサー HyperTransport周波数 メインメモリー 3.2GHz(CPU間)、2.6GHz(CPU-IO間) サポートDIMM 4GB PC3L-12800R (DDR3-1600) スロット数 8 [(4スロット/プロセッサー) x2] 容量 内蔵ディスクコントローラ ● ● ● ● ● 動作環境条件 温度:10~35℃/湿度:20~80%(結露しないこと) ハードディスクの容量表記は,1Gバイト = 109バイトとして計算した容量です。 使用可能なメモリー容量やディスク容量は、OSや機器構成により異なります。 本製品は、高調波電流規格:JIS C 61000-3-2適合品です。 1U: 44.45mm 32GB インタフェース SAS-2.0 (6.0Gbps) チャネル数 4ポート (HDD1台/ポート) サポートRAIDレベル RAID 0, 1, 10 HDDホットプラグ ハードディスク *1 □□□□□□□には装置の構成により異なった形名が入ります。 *2 サポートしていないUSB機器を接続した場合、システム装置の動作に影響 をおよぼすおそれがあります。 *3 プロセッサーの複合理論性能が省エネ法で定める適用除外に該当するため 省エネ法に基づく表示は対象外です。 *4 一般財団法人 VCCI協会基準。クラスA情報技術装置を家庭環境で使用 すると電波妨害を引き起こすことがあります。この場合には、使用者が適切 な対策を講ずるよう要求されることがあります。 *5 ISO7779に準拠した弊社測定値。設置環境の温度やシステム装置の 負荷状態により、本基準値を超えることがあります。設置環境や設置 場所により運転音が大きいと感じられることがありますので、コンピュータ ルームなどの専用室へ設置してください。また、環境や場所に十分注意して 導入してください。 対応 2.5型 SAS 300GB(10,000 min-1) 仕様 PCIスロット PCI Express<x8>:2スロット、PCI Express<x16>:1スロット オプションボード InfiniBand-QDR HCA (Single Port) 10Gb-Ethernet (10GBase-SR) ベースボード管理モジュール (BMC) 外部コネクタ あり (IPMI2.0準拠) ディスプレイ インタフェース Dsub 15ピン x1 GbE LAN インタフェース RJ-45 x2 マネジメントLANインタフェース RJ-45 x1 USB-2.0*2 Front x2, Rear x3 サポートOS Red Hat Enterprise Linux 6.1 (x86_64) ■ 概略仕様 (筐体) 外形寸法(WxDxH) 441 x 780 x 88mm [取り付け金具含まず] 最大質量 30.7kg 最大消費電力/最大消費電流 892W/4.5A 運用時の消費電力/運用時の消費電流 省エネ法に基づく表示 (2011年度規定) 892W/4.5A 89 W/ 5 区分 対象外*3 エネルギー消費効率 対象外*3 電源 AC200V±10%, 50/60Hz 冗長化機能 *4 VCCI基準 クラスA情報技術装置 騒音*5 65dB以下 ■シリーズ別セット形名 シリーズ名 OS セット形名 HA8000-tc/1Aシリーズ シリ OSレス GQAH22BL- □□□□□□□ □□□□□□□には、装置の構成により異なった形名が入ります。 システム装置本体形名 PCDY-S1AH22AL-1 ※本製品には、有寿命部品(HDDなど)が使用されています。長期間使用する場合には、定期的な保守による部品交換が 必要になります。 詳細については下記「製品情報サイト」をご覧ください。 ※本製品のハードウェア保守サービス期間は、製品納入時より5年間です。 ※本製品は日本国内仕様であり、弊社では海外での保守サービスおよび技術サポートは行っておりません。 ・AMD、Opteronは、Advanced Micro Devices, Inc.の商標または登録商標です。 ・Linuxは、Linus Torvalds氏の日本およびその他の国における登録商標または商標です。 ・Red Hatは、米国およびその他の国におけるRed Hat, Inc.の登録商標または、商標です。 ・80PLUSは、米国Ecos は、米国 Consulting,Inc.の米国およびその他の国における登録商標または商標です。 g, の米国およびその他の国における登録商標または商標です。 ・その他記載の製品名、会社名は、各社の商標または登録商標です。 安全に関するご注意 株式会社 日立製作所 エンタープライズサーバ事業 部は、株式会社 日立製作所 情報・通信システム社と して環境マネジメントシステムに関する国際規格ISO (国際標準化機構)14001:2004の審査を受け、登録され た事業部です。当事業部では、製品の開発および製造 段階における環境問題に積極的に取り組んでいます。 登録番号:EC02J0400 登録日:1995年7月19日 ご使用の前に、必ず製品添付のマニュアルなどの注意事項をよくお読みのうえ、正しくお使いください。 ●記載の仕様は、製品の改良などのため予告なく変更することがあります。また、製品写真は出荷時のものと異なる場合があります。 ●本製品を輸出される場合には、外国為替及び外国貿易法の規制ならびに米国の輸出管理規則など外国の輸出関連法規をご確認の上、必要な手続きをお取りください。 なお、ご不明な場合は、弊社営業担当にお問い合わせください。 製品に関する詳細・お問い合わせは下記へ ■製品情報サイト http://www.hitachi.co.jp/hpc/ ■インターネットでのお問い合わせ http://www.hitachi.co.jp/hpc_inq/ ■電話でのお問い合わせはHCAセンターへ 0120-2580-12 利用時間 9:00~12:00、13:00~17:00(土・日・祝日を除く) 情報・通信システム社 エンタープライズサーバ事業部