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信州大学教職員組合 2013 年度(第53 期) 中央代議員会議案書および

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信州大学教職員組合 2013 年度(第53 期) 中央代議員会議案書および
信州大学教職員組合
2013 年度(第53 期)
中央代議員会議案書および資料
日時:2013 年 5 月 25 日(土)13:00~
場所:信州大学理学部 A 棟 1 階
多目的ホール
=
第53 中央代議員会議案書および資料の目次
第 1 号議案:活動の報告
2012 年度(第 52 期)活動報告
……………………………. 2-10p
2012 年度(第 52 期)決算報告
…………………………….
11p
……………………………………………….
12p
会計監査報告書
表1:第 52 期活動記録概要 ………………………………………….
13p
表2:第 52 期対外活動記録一覧 …………………………………….
14p
表3:組合そくほう 2012 年度発行一覧他 ……………………………. 15p
2013 年度役員選挙結果の報告 ……………………………….
16p
第 2 号議案提案:運動方針と予算の決定
2013 年度(第 53 期)活動方針案 …………………………
17p
2013 年度(第 53 期)予算案 ………………………………
20p
53 期信州大学教職員組合役員名簿 ………………………………
資料 1〜11
1
19p
=
第 1 号議案
2012 年度(第 52 期)活動報告および決算報告(案)
1.大学をとりまく政治・社会情勢と信州大学の動き
我が国は巨額の財政赤字を抱えたまま、政権が民主党から自民党へと移行し、政府は消費税増税や社
会保障費の削減への動きを一層加速させている。こうした動きに対する「国民の理解」を得るためにも、
国家公務員の給与削減は政府にとって必要な政策であった。
また、2011 年 3 月の大震災は文字通りの国難であり、その影響は現在もなお社会に重くのしかかって
いる。直接的には震災復興予算確保の名目で始まった臨時特例法による給与削減は、開始時期や削減率
に違いはあるものの、すべての国公立大学で実施された(2012 年度 629 億円)。一方で、運営費交付金
の減額分を含む復興予算は、その執行が遅々として進まず、震災後 2 年を経た現在でも、多くの被災民
が十分な補償も得られぬままに不自由な避難生活を強いられている。
他方、補正予算では、①「復興・防災対策」として、国私立学校施設(専修学校含む)の耐震化・
老朽化対策として 1,388 億円、②「成長による富の創出」として、1)産学協同の研究開発のための
大学に対する出資 1,200 億円
2)大学、高専等における教育研究基盤(施設・設備)として 899 億
円 3)最先端の研究基盤の整備による大学の研究力強化 462 億円 ③「暮らしの安心・地域活性化」
として地域イノベーションによる地域活性化と国際競争力の強化として国立大学等の基盤的設備
の整備等、が措置されている。この状況は信州大学でも同様で、巨額の補正予算で、例えば「教室
入退室管理システム」などが導入されようとしている。
「震災復興」の名目で、国家公務員や独立行政法人で働く我々の給与を大幅に削減しておきなが
ら、この国難の時期に、明らかに被災民救済とは直接関係のない事業に大金をつぎ込むことには、
国民からも強い批判が出ている。給与削減は 2 年目の 2013 年度も継続して行われているが、上記
のような状況を見れば、
「震災復興」という臨時特例法の名目が偽りであることは明らかである。
また、
「人事院の調査にもとづく官民格差是正のため」と称して、今年 1 月からの退職金調整率が、
それまでの 104 から 98 に引き下げられた(本学では平均 120 万円の減)
。政府は、今後 3 段階に分けて、
2014 年 7 月には 87 まで引き下げることを公言している(本学では平均 340 万円の減)。信州大学でも、
法人は 2013 年 10 月から第 2 段階を強行する考えである。
かくも大幅な削減を、かくも性急に、しかも臨時特例法による給与削減が実施されている最中に強行
しようとしていることは、常軌を逸した異常な事態と言わざるを得ない。退職金は、労働者が退職後の
生活設計をする上で、もっとも基本的なよりどころとなるものであり、民間企業等では在職中から一定
額を積立てることが慣例となっている。これに対し、財源の大半を政府からの交付金で賄う国立大学法
人ではそのような積立は行われず、退職金は年度ごとに特殊要因運営費交付金として、一般交付金とは
別建てで文科省に交付申請する。今回の削減では、この交付額が減額されて交付された。このようなや
り方には、公務員や独立行政法人の職員が、民間企業では一定程度保障されている退職金を受け取るこ
とができない、というシステムの問題を抱えている。
2013 年 4 月には、
「労働者が安心して働き続けることができる社会」の実現を目指して、1)無期労
2
働契約への転換、2)
「雇止め法理」の法定化、3)不合理な労働条件の禁止、を3つの柱とする労働
契約法の改正が施行された。この改正により、2013 年 4 月以降の通算雇用期間が 5 年を超える非常勤職
員は、本人の申し出により無期労働契約へと転換される。これに対して、事業者側からは、「新たな枠
組み」を作り無期労働契約への転換をさけようとする動きが見られる。信州大学では現在も「策定中」
とのことであるが、いくつかの大学等法人の間には、無期転換権の適用を免れるために、5 年以上は更
新しないルール(更新上限条項)を改正労働契約法の施行までに定めようとする動きが広がった。この
ような法人の動きが、法改正の趣旨に反するものであることは明らかであり、これと闘うことが重要で
ある。本来、労働契約は無期雇用が基本であり、有期労働契約は限られた場合においてのみ認められる
特例的な措置であるべきである。法改正の趣旨通りに「労働者が安心して働き続けることができる社会」
となるよう、今回の改正法を活用するための取り組みが求められる。
国家公務員に対して始まった給与削減と退職金減額は、政府による地方交付税の減額という形で、
今度は地方公務員にも押し付けられようとしている。これは、国家公務員の給与削減が、運営費交
付金の減額という形で国立大学法人に押し付けられたのと全く同じ構図である。また、労働契約法
改正に伴う「雇止め」問題も、国家公務員・地方公務員が抱える共通問題である。我々国立大学法
人職員は、国家公務員・地方公務員とも連帯して、給与削減・退職金削減・
「雇止め」に対して共闘
していく必要がある。
2012 年度は、いずれも教職員の生活に極めて重大な影響を及ぼす大問題が、これまでに例を見ない速
度で立て続けに発生し、第 52 期執行部も終始これらへ対応に追われた。上で述べたように、文科省か
ら交付される運営費交付金を通して、国立大学法人の運営は政府による「がんじがらめ」の制約・統制・
制御を受けている。このことが、上に述べた大きな問題を通じて、2012 年度に如実に表面化している。
「独立」行政法人化後 10 年を経ようとする現在、このような制約が表面化している。しかしながら、
我々の雇用者である法人は、民間企業と同様に、労働者との間で交わした労働契約に則り、我々の生活
と権利を守る責任を負っている。単に文科省による「天の声」を、我々労働者に押し付けようとするの
は責任放棄であり、決して許されない。
政府がいかなる制約・統制・制御を加えようと、信州大学における教育・研究を現場で支えているの
は、我々教職員である。我々の生活と権利が守られないような職場で、真にすぐれた教育・研究が行わ
れることは決して望めない。法人は、いまこそ現場で働く我々の声に耳を傾け、ますます深刻さを増す
大学運営の諸問題の解決に「オール信大」で取り組むべきである。
2.信大教職組の活動
1.で述べたように、2012 年度は、いずれも教職員の生活に極めて重大な影響を及ぼす大問題が、こ
れまでに例を見ない速度で立て続けに発生し、第 52 期執行部も終始これらへの対応に追われた。法人
側との団体交渉も、臨時特例法による給与削減問題で 4 回、退職金減額問題で 3 回行ったが、残念なが
ら、それぞれの問題に関して法人側から組合の意見に沿った施策を引き出すには至っていない。「責任
3
はすべて運営費交付金を減額した政府・文科省にある」と主張してはばからず、雇用者として労働者に
対して負っている責任を全く顧みない法人の頑なさが痛感された。別の言い方をすれば、この 1 年間の
活動を通じて、法人が教育・研究を現場で支える我々教職員と真摯に向き合っていないことが明白とな
った。今後は、こうした法人の態度を改めさせることが必要である。
第 52 期執行部が取り組んだ活動の概要を、以下に報告する。
1)組合組織の現状と組織活動
2012 年 6 月時点での信州大学の教職員数は 3,447 名(教員 1,145、事務職員等 1,240、非常勤職員 1,062)
に対し、組合員数は 2013 年 5 月時点で 423 名(組合員比率 12%)であった。過半数組合実現に向けた、
一層の組織化活動が必要である。
第 52 期執行部も、2013 年 4 月 1 日に法人が開催した新入教職員向けのオリエンテーションに併せて
組合加入を呼びかけ、参加者約 40 名に組合紹介パンフレットの配布、労金の案内を行った。
また、不定期ながら中央執行委員会も 5 回開催し、その時々の懸案事項について協議した。このうち、
SUNSを利用しての開催は 1 回のみであり、あとはすべて委員が松本に集まって開催し、face-to-face
の会合を心掛けた。
事務局会議も 17 回を数え、組合活動に関する動きがあれば、その都度主に在松地区の委員が集まっ
て協議した。
「組合そくほう」は、組合活動を組合員に報せるほとんど唯一のメディアとして、その重要性がます
ます増している。第 52 期執行部も 751 号~770 号の計 20 号を発行し、法人に対して行った申し入れと
その回答、法人側との団体交渉経過、組合が取り組んでいる活動に関する最新情報等を組合員に報せた。
2)臨時特例法による給与削減問題(資料1,2,6,8,9 参照)
平均で本俸の 7.8%の給与削減が、4 月 1 日から実施された。全大教資料によれば、4 月 1 日から満額
実施されたのは、国公立大学中、信州大学、茨城大学、奈良女子大等、数校のみである。信州大学と同
規模程度の大学の中にも、組合との交渉の結果、実施時期を遅らせる、削減率を下げる、一時金等の手
当増により削減を緩和する、などの様々な対策がとられている大学が多く見受けられた。
第1回(6 月 15 日)
、第2回(6 月 19 日)団体交渉(組合そくほう 752 号)
附属病院に勤務する 医療技術職員及び看護職員の給与削減分を補填するための特別手当支給に関す
る交渉を行い、法人側から以下の回答を得た。
 病院に勤務する医療技術職基本給表及び看護職基本給表を適用される者のみに支給する。ただ
し、管理職手当については、対象外とする。
 4 月に遡って支給する対象者については、4 月から 7 月までに退職した者も含める。
 医学部所属で病院に勤務している者についても、特別手当の支給対象者とする。
 人事給与システムの機能追加が必要となるため、8 月からの支給となる(4 月に遡って期末手
当及び勤勉手当の部分も含めて支給)。
4
第3回(8月3日)団体交渉(組合そくほう752号)
法人が、組合からの要望(3月23日付)を全く無視して、附属学校教員に対する給与削減を強行した
ため、これに抗議して団体交渉(説明交渉)を行った。法人側からの回答は以下の通り。
附属学校教員は一旦地方公務員を辞職して改めて信州大学法人に就職しているので、
信州大学に居る間は地方公務員ではないという認識である.今後県条例の改正があ
れば,役員会としても検討したいが,現状では役員会決定を見直すつもりはない.
 既に決定している人件費の総額を大きく変更することは難しい.2年間の限定措置なの
で, 協力をお願いしたい.
第4回(3 月 18 日)団体交渉(組合そくほう 767 号)
臨時特例法による人件費削減を含む補正予算が国会で成立し、運営費交付金(人件費)の削減額(9
億 8600 万円)が通知されたのは、2012 年度第 4 四半期に入った 2013 年 1 月であった。一方給与削減は
4 月から実施されていたため、法人(雇用者)には、実際の給与削減額が上記運営費交付金削減額と同
等であることを教職員に示す説明責任がある。
この点を質すため団体交渉(説明交渉)を行った。法人側からの回答は、「財務処理プログラムの都合
により給与削減額は算出できない」というものであり、法定福利厚生費の扱い等に関して組合が質した
質問にも、財務担当者の不在を理由に答えなかった。このため、組合は、法人側に対して以下の質問を
4 月 30 日付文書で行った。これに対して、5 月 10 日に法人から【】内の回答があった。
1)
平成24年7月9日付けで文部科学省から依頼のあった「支払済人件費額調(平成23年度)」に対
する、本学からの回答額。→【12,638,282千円】
2)
給与削減に伴い福利厚生費も減額されたはずであるが、その減額分がいくらであったか。ま
た、福利厚生費は上記(1)で回答された「支払済人件費額調」の額に含まれていたか。→
【福利厚生費は上記の額に含まれていない。福利厚生費の額は算出できない】
3)
平成 23 年度の本学における承継職員数→【1,953 人】
4)
平成 23 年度の本学における承継職員の給与総額(退職手当を除いた額)→【13,817,655 千円】
5)
平成 23 年度の本学における承継職員の俸給表に基づく給与総額(本俸分)→【8,624,122 千円】
6)
平成 24 年度の本学における承継職員数→【1,958 人】
7)
平成 24 年度の本学における承継職員の給与総額(退職手当を除いた額)→【12,980,375 千円】
8)
平成 24 年度の本学における承継職員の俸給表に基づく給与総額(本俸分)→【8,075,701 千円】
「給与削減額は算出できない」と、雇用者である法人が教職員に対する説明責任を放棄する態度は、
決して許されない。法人側は、厳しく批判されるべきである。組合は、今後上記の回答を詳しく吟味し
て、引き続き粘り強く説明を求めていく。
3)退職金削減問題(資料 3、4、5 参照)
法人は、国家公務員の退職手当法改正に伴い、人事院の調査にもとづく官民格差是正のための措置と
して、退職金調整率をそれまでの 104 から 87 にまで、3 段階で引き下げることを組合に申し出た。この
措置は、臨時特例法による給与削減とともに、就業規則の不利益変更を伴うものであり、「高度の必要
性に基づいた合理的な内容」と労働組合の合意が必要な事項である。組合は、臨時特例法による給与削
5
減が実施されているさなかにこのような不利益変更を教職員に強要することは断じて認められないと
して、3 回(11 月 22 日、11 月 26 日、12 月 17 日)の団体交渉を行った(組合そくほう 761 号)。結局
交渉は決裂し、法人は 1 月 1 日から退職金調整率の 104 から 98 への削減を強行した。これにより、3 月
31 日付で退職した 42 名(事務系 18 名、教員 24 名)の退職金が、平均で 120 万円減額された。今回の
減額に伴う「早期退職」の申し出はなかった。法人側の主張は以下の通り。
 今回の退職手当減額は,人事院の調査にもとづく官民格差是正措置であり,独立行政法人
通則法に基づいている。
 退職手当は運営費交付金として交付されるので,減額分を他の財源から補填することはで
きない。
 労働契約法には「合理的必要性がある場合を除く」という例外規定があり,今回の措置は
これに該当すると考えている。
4)非常勤職員の雇止め問題(資料 7、10、11 参照)
1.でも述べたように、改正労働契約法の施行により、2013 年 4 月以降の通算雇用期間が 5 年を超え
る非常勤職員は、本人の申し出により無期労働契約へと転換される。国立大学法人は、この改正を逆手
にとり、従来の労働契約更新を中止する「雇止め」へと舵をきることが懸念される。
そのようなさなか、信州大学では、
「更新の有無」欄に一律に「更新しない」とのみ記載された労働
条件通知書が 4 月 1 日付けで、非常勤職員に配布され、多くの教職員の不安を煽る結果となっている。
組合はこのことに断固として抗議し、4 項目からなる公開質問状を学長宛に提出した(組合そくほう 769
号)。また、非常勤職員部会を立ち上げ、
「雇止め阻止」へ向けた今後の活動の準備を進めている。
5)長野県国家公務員労働組合へのオブザーバー加盟
1.で述べたように、現在信州大学の教職員が直面している給与削減・退職金削減・「雇止め」は、
いずれも国家公務員・地方公務員がともに抱える共通課題である。こうした観点から、第 52 期執行部
は第 5 回中央執行委員会で、長野県国家公務員労働組合へのオブザーバー加盟を議決した。今後、有効
かつ可能な共闘のあり方を検討していく。
6)一方的な労働条件変更への対応
労働契約法では、不利益な労働条件の変更を行う場合は、雇用者側からの合理的な説明がなければい
けない事になっているが、信州大学ではその説明がまったくないまま人事院勧告を実施した(組合そく
ほう766号)
。組合は即時撤廃を申し入れているが、いまだに回答がない。
6
3. 各支部の活動報告
松本キャンパス合同支部 活動報告
平成 24 年
5 月 26日 教職員組合中央代議員会
6 月 10 日 賃下げに関する全大教メール配信(以降、10 月2日まで計7通を配信)
7 月 3 日 第1回執行委員会(ビール大会の件。メール会議 7 月 3,4,11 日)
8 月 8 日 ビール大会を開催
10 月 31 日 第 2 回執行委員会(忘年会の件。メール会議)
12 月 1 日 合同職懇参加(佐々木)
12 月 11 日 忘年会を開催(ビストロ・サンチーム)
12 月末
給与・退職金の減額にかんする組合そくほうを非組合員の教職員に配布
平成 25 年
4 月 3 日 第 3 回執行委員会(次々年度支部委員長と中央執行委員の選出)
4 月 11 日 第4回執行委員会(同上。メール会議)
4 月 12日 松本キャンパス合同支部役員選挙の告知
4 月 15 日 平成 24 年度総会案内
4 月 18日 選管から無投票で役員決定の報告
4 月 25日 松本キャンパス合同支部総会
その他
1.組合加入活動
新規加入者:
0名
退 会 者:
3 名(3 名退職)
現組合員数:
名
(H.24年度支部長 佐々木 寛)
理学部支部 活動報告
2012 年 5 月 18 日 定期総会, 新執行部承認
2012 年 5 月 29 日 執行委員会
2012 年 6 月 15 日 昼食会 (大会議室)
2012 年 7 月 全大教アンケート (教員)
2012 年 7 月 11 日 夏のビールパーティー
2012 年 11 月 26 日 査定昇給に関する学部長・事務長折衝 (委員長・副委員長)
2012 年 12 月 1 日 信州大学教職員組合合同職場懇談会参加
2012 年 12 月 6 日 非常勤職員へのボーナスの支給
2012 年 12 月 全大教アンケート (事務職員)
2013 年 3 月 長野県労連からの依頼の署名「最低賃金 1,000 円を求める署名」
2013 年 3 月 国公労連からの依頼の署名「公務員賃下げ違憲訴訟の公正な判決を求める署名」
2013 年 4 月 5 日 執行委員会
2013 年 4 月 26 日~28 日 次期執行委員選挙
2013 年 5 月 1 日 メーデー
2013 年 5 月 16 日 定期総会
(H24年度理学部 支部長 玉木 大)
7
医学部・病院支部 活動報告
8 月 23 日 18 時~ 暑気払い&送別会
放射線部部局 40 名参加
・送別 1 名 花束贈呈
・活動報告・オードブルを囲んでの会食
9 月 6 日 18 時~ 送別会
放射線部部局 50 名参加
・送別 1 名 花束贈呈
・活動報告・オードブルを囲んでの会食
4 月 1 日 新人オリエンテーション
・組合パンフレット配布
5 月 16 日 18 時~ 医学部・病院支部総会 放射線部部局
(H24 医学部・病院支部長 宮川潤)
直属支部 活動報告
改正労働契約法の施行に伴い、2月1日に社会保険労務士の大山哲司先生を講師に勉強会を行い19
名が参加しました。また、5年目10年目の非常勤職員への労働条件通知書・契約更新の有無の欄に次
年度「契約更新しない」とされており、該当した多くの組合員が非常勤部会へ参加することになりまし
た。
(事務局 小椋)
若里支部 活動報告
若里支部では平成 24 年度末に定年退職および転出により 6 名の脱退,1 名の休会があった.平成 25
年度の新年度初め,新規採用の教職員に組合加入への勧誘を行った.4 月中に 3 名の新規入会と 1 名の
転入があったが,依然として組合加入率の向上は支部の重要課題となっている.
支部執行委員会は平成 24 年度において計 5 回(うちメール審議1回)開催された。
平成 24 年度組合主催のイベントとして,8 月 31 日にソフトボール大会(工学部グラウンド)を実施
した.学科連合,事務部,技術部,執行部の計 4 チームが出場し,約 60 名が参加した.参加者がスポ
ーツを通じ交流できた.特に怪我も無く安全に運営できた.学部当局からはレクリエーション参加者に
特別休暇(職免)の処理があり,用具の貸し出しなどの全面的なバックアップが得られた.夕方からは,
懇親会(工学部生協学生食堂前の広場でのバーベキュー)が開催され,組合員及び組合員以外の方々の
約 40 名が参加し,様々な職域の方と親睦を深めることができた.また 2 月 16 日に組合主催の新年会が
長野駅善光寺口近くの居酒屋にて開催され,新年祝いと共に様々な職域からの組合員との交流ができた.
1 月 30 日に,支部執行委員と長野(工学)キャンパスの非常勤職員との昼食会が実施された.組合員
及び非組合員の多くの方が参加され,席上出された意見を 3 月の学部長交渉へ反映させた.
3 月 19 日に,工学部長交渉を行った.主な交渉議題は,入試業務・休日出勤の手当について,非常勤
職員・パート職員の問題について,事務系職員および技術系職員の問題について,人事院勧告実施の影
響について等であった.一方,休日出勤手当や人事院勧告などの問題は大学本部の裁量事項であるため,
支部組合員の意見を集約し,中央執行委員会や組合事務局と連携しながら,法人本部へ現場の状況を訴
えていくことが極めて重要だと考える.
(H24年度若里支部長 牛 立斌)
8
西長野支部活動報告
1.組合員の拡大について
教職員組合入会申込書を整備した。
5名の新規加入が実現できたが,移動と定年により4名退会となり,現在 44 名となった。
2.支部総会・執行委員会について
支部総会は役員決定が遅かったため 7 月 6 日に開催した。
執行委員会は,8 月,10 月,2 月の3回開催した。
3.組合員の親睦について
暑気払い会を9月に行い親睦を図った。また,退会者の歓送会を3月に行った。
ペタンク大会を 11 月に計画したが参加者が少ないために中止になった。
今年度は是非実現して健康増進にも役立てたい。
4.学部長交渉について
学部長,副学部長(事務担当)と3月に以下の事項について議論した。
事項①~④についてはこれまでに公言している内容に沿って運営されていることが確認された。
事項⑤については問題点の改善を求めた。
事項⑥,⑦については厳しい実態と今後の方向性を議論した。
① 耐震工事の工事後の耐震強度の値
② プラン等に基づく今後 5 年の工事の見通し
③ 給与削減額と運営費交付金削減額との関係
④ 給与査定の ABCD の人数と比率との関係
⑤ 合同宿舎返還と官舎確保の見通し
⑥ 教職大学院についての考え方
⑦ 教育学部のポイント管理と人事の充足
5.組合そくほう,全大教ニュースなどについて
支部長宛てに配信された組合そくほう,全大教ニュースなどは,メール転送して,即刻組合員に知らせ
た。
6.弁当について
支部総会だけでなく,執行委員会の開催時には弁当を準備することにした。
1 月の大学入試センター試験の際には,試験監督の組合員に弁当の支給を実施した。
(H24年度西長野支部長 西 正明)
南箕輪支部活動報告
2012 年 5 月 25 日(金)支部総会
2013 年 3 月 18 日(月)小池教授・野口主査送別会
(5 月 24 日(金) 支部総会)このほか、諸活動。
「女性部会の主な活動」
2012 年 6 月 27 日(水)第 1 回ランチミーティング(以下、LM):本年度活動計画について
9 月 11 日(火)第 2 回LM:秋の研修旅行について、落葉松祭への参加要請について
10 月 21 日(日)研修旅行
9
11 月 10 日・11 日落葉松祭:野溝さんのブースに後援・協力
12 月 19 日(水)第 3 回LM:労働法改正の資料配布・意見交換
2013 年 4 月 25 日(木)第 4 回LM:活動のまとめ、信州大学職員組合非常勤部会設立について、
来年度の役員について
(H24 南箕輪支部長 武田
孝志)
常田支部活動報告
4. 署名活動のまとめ
取扱い団体:医労連
「安心・安全の医療、介護の実現のための夜勤改善と大幅増員を求める国会請願署名」
163 筆
取扱い団体:日本国家公務員労働組合連合会(国公労連)
「
『公務員賃下げ違憲訴訟』の公正な判決を求める署名」
96 筆
取扱い団体:長野県労働組合連合会・長野県国民春闘委員会
「全国一律最賃・時給 1000 円以上の実現を求める要請」
166 筆
取扱い団体:
国民のための奨学金制度の拡充をめざし無償教育を進める会(奨学金の会)
「給付制奨学金の実現と教育無償化をすすめる請願署名」
集計中
5. 教職員共済
2012 年度の信州大学における教職員共済加入状況は次の通りです。
若里支部
田支部
名、西長野支部
名、南箕輪支部
名、病院支部
名、理学部支部
名、その他(経済学部)
名
名、松本 C 合同支部
合計
名、常
名
2008 年の生協法改悪により組合には代理店資格がありません。けれど利益を求めない各種共済を広め
ることは組合員の福利厚生にもなっていますので、パンフレットの配布等で共済の内容を知らせていき
たいと思います。
また、共済本部からの事務委託手数料は組合財源の一部になっていますので、支部活動の中に組合員
拡大と共済加入を併せて進める取り組みを位置づけすることが大切だと考えます。2012 年度の教共済か
らの事務手数料は、10 月 25 日 ¥133,443、 4 月 25 日 ¥55,912、合計 ¥189,355 でした。
10
6. 労金
財産形成や住宅取得を、働く者に有利な仕組みでということで 2010 年度から組合全体として労金に
加入しています。労金を利用したいので組合に加入する、という人も毎年何名かあります。入口はどこ
からであれ組合に入ってもらったことを大事にし、ほかの組合活動にも参加してもらえるようにしたい
と思います。
年 1 回、出資金額、利用金額に応じて配当があります。出資配当金は、本部、各支部毎の出資金に応じ
て分配します。2010 年度より利用配当金は労働金庫の店舗ごとの利用金額しかわかりませんので、長野
支店分は若里支部と西長野支部、松本支店分は松本C合同、理学部、病院、直属の各支部の組合員数の
割合で分配しています。(この分配方法は前期の中央執行委員会で承認されています。)
2012 年度は利用配当金 ¥80,823、出資配当金 ¥53,152、合計 ¥133,975 でした。上記の方法で各支部
に分配済みです。
事務局員
:
宗像
一起(理学)
、折井
武井 学(病院)
、中島
匡(直属)
、久保
惠子(病院)、分藤
浩義(理学)
、志水
大翼(松本キャンパス合同)
、
六浦 光一(直属)
事務局書記:小椋早季子 福田里英
事務局連絡先:〒390-8621
松本市旭3-1-1
信州大学教職員組合事務局 (内線 811-2341)
(月、水、金 10 時〜16 時)
TEL &FAX:0263-33-0933 Email:[email protected]
11
久(理学)
、
52 期予算・決算
収入の部
2013.4.30.
項目
52 期予算
1.繰越
現金
普通預金(82)
普通預金(労金)
2.組合費
3.教共済事務手数料
4.全大教等旅費充当分
1,486,842
78,537
1,147,807
260,498
6,679,369
189,355
499,240
0
0
0
0
△ 998,397
△ 10,645
△ 760
1,000
1,000
286
258
△ 714
△ 742
0
9,865,608
28
8,855,092
28
△ 1,010,516
受取利息
収入計
増減
1,486,842
78,537
1,147,807
260,498
7,677,766
200,000
500,000
5.雑収入
出資配当金
52 期決算
支出の部
項目
52 期予算
52 期決算
増減
1.全大教負担金
組合費
2.支部還元
3.諸団体負担金
3,339,600
3,339,600
2,303,330
169,350
2,504,700
2,504,700
2,003,811
120,610
△ 834,900
△ 834,900
△ 299,519
△ 48,740
教研
旅費
消耗品費
通信費
情報宣伝費
活動費
100,000
56,350
13,000
2,547,000
1,250,000
640,000
70,000
100,000
0
480,000
50,000
47,610
23,000
2,590,075
1,289,745
755,100
56,094
87,367
0
392,004
△ 50,000
△ 8,740
10,000
43,075
39,745
115,100
△ 13,906
△ 12,633
0
△ 87,996
OA 事務機器
振込手数料
0
7,000
0
9,765
0
2,765
5.委託料
6.その他予備費
126,000
0
126,000
0
0
0
7.退職金積立て
8.次年度繰越
0
1,380,328
50,000
1,459,896
50,000
79,568
現金
1,380,328
9,312
1,367,354
79,568
医労連
諸集会分担金
4.本部活動費
賃金
82普通
労金
支出計
1,380,328
83,230
8,855,092
9,865,608
12
79,568
△ 1,010,516
会計監査13 印刷とばす
13
第 52 期(2012 年度)活動の記録
日
2012
付
5 26 第1回中央執行委員会
6
6
1 第1回事務局会議
8 第2回事務局会議
6 22 第3回事務局会議
29 第4回事務局会議
7
7
第 2 回中央執行委員会
3 法職連絡会
議
事
事務局員顔合わせ
そくほう 751,団交、法職連絡会
団交、第 2 回中執、そくほう 752
第 2 回中執、法職連絡会
団体交渉の経過と総括、交渉合意事項
付属学校職員の給与削減
第5回事務局会議
13 第6回事務局会議
法職連絡会、給与削減分
付属学校職員給与ほか
20 第7回事務局会議
27 第8回事務局会議
全大教定期大会、そくほう
説明交渉ほか
8 3 第9回拡大事務局会議
9 28 第10回事務局会議
10 31 第11回事務局会議
11 21 第12回事務局会議
22 第13回事務局会議
12 1 第 3 回中央執行委員会
合同職種別懇談会
12 17 第14回拡大事務局会議
2013 1 16 第15回事務局会議
第16回事務局会議
2 4 第 4 回中央執行委員会
3 22 第17回事務局会議
4 1 第18回事務局会議
27 第 5 回中央執行委員会
団体交渉
教研集会、人勧、労働法改定ほか
人事院勧告、法職連絡会、合同職懇
団体交渉、合同職場懇談会
団体交渉、合同職場懇談会
退職手当の引き下げほか
改正労働契約法の説明ほか
そくほう、支部との連携、団体交渉ほか
直属昼食会ほか
説明交渉について
給与削減、退職金減額、組織率向上
非常勤雇止め、新入職員組合勧誘
非常勤雇止め
非常勤雇止め、長野県国公オブ加盟
14
第 52 期(2012 年度)対外活動の記録
日
2012
付
5
8 全大教と懇談
開催地
上田
参加者
金勝
2012
2012
5
5
15 全大教中執会議
27 全大教単組代表者会議
上野
上野
植木
松島
2012
2012
5
6
27 全大教中執会議
2 全大教中執会議
上野
上野
植木
植木
2012
2012
7
7
2 全大教中執会議
13 全大教中執会議
上野
上野
植木
植木
2012
2012
7
7
14 全大教定期大会
29 全大教研究会
上野
上野
宗像
植木
2012
2012
8
9
27 全大教中執会議
21 教研集会
上野
江東区
植木
宗像・折井・三木・西・植木
2012
2012
2012
2012
2012
2013
2013
2013
10
10
10
10
12
1
1
1
19
22
27
28
23
5
13
27
群馬
上野
上野
上野
上野
上野
上野
上野
小椋
植木
植木
植木
植木
植木
植木
植木
2013
2013
2
2
1 全大教書記研修会
10 全大教中執会議
神奈川
上野
小椋
植木
2013
2013
2
2
17 全大教中執会議
21 県労連との懇談
上野
松本
植木
金子・宗像
2013
2013
3
4
2 合同地区別単組代表者会議
14 全大教中執会議
上野
上野
宗像
植木
関東甲信越地区書記研修会
全大協中執会議
地区単組代表者会議
全国単組代表者会議
全大教中執会議
全大教中執会議
全国単組代表者会議
全大協中執会議
15
組合そくほう 2012 年度発行一覧
発 行 年 月 日 号数 見出し記事
2012
5
11
749 役員選挙結果
6
18
18
750 第 52 期中央代議員会
751 新執行委員長挨拶
7
28
4
752 団体交渉が行われました。
753 第 2 回中央執行委員会、法人職員連絡会
9
27
12
754 附属学校職員給与削減に抗議する申し入れ 全大教定期大会
755 附属学校職員給与削減に抗議する申し入れ説明交渉
10
17
17
756 人事院勧告(55 歳超職員の昇給停止)準拠に反対します。
757 全大教教育研究集会参加報告
11
12
26
3
758 合同職場懇談会
759 人事院勧告実施が見送り、第 3 回中央執行委員会、合同職懇
7
21
7
23
15
18
6
25
760
761
762
763
764
765
766
767
1
2
3
2013
4
5
4
2
退職金手当引き下げについての団体交渉
退職金手当引き下げについての団体交渉決裂
新年あいさつ、事務職員アンケートについて
教職員の入試業務について、改正労働契約法学習会
第 4 回中央執行委員会、申し入れ書提出
退職手当法改正に準拠した規定改正について職員代表の意見
合同職場懇談会、評価面接シート
給与削減に関する説明交渉、新任教職員組合勧誘
768 2013 年度組合役員選挙、非常勤部会立ち上げ
769 非常勤職員の雇用に関する公開質問状提出
16
2013 年度信州大学教職員組合役員選挙結果
2013 年度の組合役員選挙は 5 月 13 日に投票が終了し、選挙管理委員により開票いたしました。
その結果は下記の通りでしたので、告示いたします。
2013 年 5 月 13 日 選挙管理委員会委員長
有権者数
423
立候補役職
投票総数
氏
名
282
信任
投票率
不信任
福島 和夫
67%
白票
無効
当落
執行委員長
山本
博章
280
0
2
0
当選
執行副委員長
森川
裕久
280
0
2
0
当選
事務局長
宗像
一起
280
0
2
0
当選
中央執行委員
市川
富士夫
280
0
2
0
当選
中央執行委員
乾
280
0
2
0
当選
中央執行委員
越智
康詞
280
0
2
0
当選
中央執行委員
折井
匡
276
3
3
0
当選
中央執行委員
北村
嘉邦
280
0
2
0
当選
中央執行委員
久保
浩義
279
1
2
0
当選
中央執行委員
志水
久
279
0
3
0
当選
中央執行委員
曽根原 誠
280
0
2
0
当選
中央執行委員
武井
学
279
1
2
0
当選
中央執行委員
武田
孝志
280
0
2
0
当選
中央執行委員
中島
惠子
280
0
2
0
当選
中央執行委員
橋本
政晴
280
0
2
0
当選
中央執行委員
分藤
大翼
280
0
2
0
当選
中央執行委員
六浦
光一
280
0
2
0
当選
会計監査委員
小口
由美子
280
0
2
0
当選
会計監査委員
上條
ゆり子
280
0
2
0
当選
滋
17
第 2 号議案
第 53 期活動方針(案)
上で述べた、2012 年度に組合が取り組んだ 3 つの問題(給与削減・退職金削減・「雇止め」
)は、
2013 年度も引き続き取り組むべき最重要課題である。
臨時特例法による 2012 年度の給与削減は、本学では、2013 年 1 月に補正予算による運営費交付金
の削減額が確定する前に、
「見込削減額」にもとづいて年度当初(2012 年 4 月)から実施された。この
ため、法人には、我々に対して実際の給与削減額が妥当であることを示し、差額(過剰な給与削減)が
生じている場合にはそれを返還する義務がある。これに対して、第4回目(3 月 18 日)の団体交渉で、
法人は「給与削減額は算出できない」と言い張った。すなわち、本学の法人は、我々の給与がいくら削
減されたかも判らずに経営をしていることになる。一方、他大学では下記のような差額返還が行われて
おり(2013 年 2 月 19 日付
全大教資料)、法人の主張が破綻していることは明らかである。
山口大学
運営費交付金減額幅が予想より小さかったので、給与削減分との差額を一時金として返還する。
その幅は、減額幅の 21%。平均 7.8%であった減額幅が実質 6%強に緩和されることに。
島根大学
概算要求で確定した「協力要請額」が、当初予定した減額想定額を下回ったため、その差額を「還
付」
。結果として 2012 年 6 月から 2013 年 3 月までの減額率を 2.67%減、4.34%減、5.46%減となる
まで圧縮し、減額支給してきたそれぞれ 3.73%減、6.08%減、7.65%減との差額を 3 月下旬に還付。
現在執行部では、第4回目(3 月 18 日)の団体交渉結果を受け、法人側から提出させたデータを分析
中であり、その結果を踏まえ、また法人に上記他大学の状況等もつきつけながら再度交渉を行う予定で
ある。
給与削減は 2013 年度も継続して実施されており、引き続き法人に対して雇用者としての説明責任
を果たすことを要求し、少しでも給与削減の影響を緩和する施策を引き出すよう努力する。また、当初
の約束通り、2014 年 4 月には賃金を回復させることを、法人に約束・実行させることを目指す。
退職金の減額も、本学では 2013 年 1 月から実施されているが、他大学では下記のような施策がと
られている(2013 年 1 月 13 日付 全大教資料)。
山口大学
大学の方針は国家公務員どおりの切下げ改定を 1 月 1 日付で実施。ただし「H25 年 3 月末の定年
退職者は除く」となっている。
和歌山大学
「今年度退職者の調整率を 1.04 から 0.98 に下げるところを、1 月 1 日付けで 1.00 ではいかがか」
と提案あり。
18
新潟大学
定年退職の年齢(教員満 65 歳、職員満 60 歳)に達している者については、12 月 31 日時点での
退職であれば、現行の退職金支払い(調整率 104/100)と 3 月 31 日までの再雇用を暫定的に措置。
京都大学
40 歳、50 歳時に 5 日間のリフレッシュ休暇を創設。表彰規程の見直しを提案。
法人は、
退職金減額の第 2 段階として 2013 年 10 月に調整率を現行の 98 から 96 に減らす方針であり、
これにより、2014 年 3 月末に退職予定の教職員 52 名(事務系 18 名、教員 24 名)は、昨年 12 月までに
比べて 240 万円の退職金が減額される。組合は、法人に他大学の状況等もつきつけながら、粘り強く交
渉を続けていく。
非常勤職員「雇止め」阻止の活動は、第 49 期執行部までは信州大学との交渉を活発に行っていた
が、その後の執行部ではほとんど行われず、52 期執行部で急遽取り上げている。これは執行部として反
省すべき点である。特に組合そくほう 696 号にて要望書を 470 筆学長へ渡したり、703 号では理事交渉
をしているが、それ以降は交渉記録が見当たらない。
この問題は、
2013 年 3 月末に通算雇用期間が 5 年または 10 年を超える職員を抱える組合にとって、
待ったなしの最重要課題である。公開質問状に対する法人の回答を分析し、様々な活動を展開して無期
雇用契約への転換を勝ち取るべく最大限の努力を行う。
「雇止め」をやめさせることは、
「労働者が安心
して働き続けることができる社会」を実現するためであると同時に、本学の教育・研究を支障なく継続
するためにも必要である。長期にわたり雇用契約を更新してきた非常勤職員は、現場での長年の経験に
もとづき、正規職員と変わらぬ業務を日常的に任されており、すでに本学の教育・研究に不可欠な戦力
となっている。彼らの業務を新たな人材に交替させることは、極めて非効率で、経験豊かな戦力を「雇
止め」で失うことが何の利益も生み出さぬことは、我々教職員のみならず、学生の目にも明らかである。
法人の目を、少しでもこうした現場の実情に向けさせるため、教職員・学生に対するアンケート調査や
署名活動を実施していく。
活動のスローガン
以下のスローガンを掲げて、今期の組合運動を進めます。
1)教職員の生活保障、労働条件の改善
2)教育・研究の経常的経費の改善
3)教育現場への適正な人員の配置
4)各種業務と評価制度の見直しと縮減
5)時間外労働・休日労働の削減
6)休暇・休業制度の拡充と新設
7)ライフステージに見合った給与体系の充実
8)勤務の実態を反映した各種手当の拡充と新設
9)適正な研修の実施
10)技術職員の組織化と待遇改善
19
11)医療職員や医師の待遇改善と大幅増員
12)非常勤職員の選考採用制度受験制限の廃止と評価制度の改善
13)非常勤職員の「雇止め」反対、無期労働契約への転換、常勤職員への採用枠拡大
14)非常勤職員と常勤職員の同一労働・同一貸金の原則を確保
15)人間が尊重され、パワハラやジェンダー差別のない職場の実現
16)大学における学問・研究・思想の自由の保障
17)学生に対する就職支援の充実と雇用先の拡大
18)医療保険制度と年金制度、介護保険制度の改悪反対、消費税増税反対
19)授業料標準額値上げ反対、高等教育予算を大幅に増額
20)自衛隊の海外派兵をなくし、憲法第9条を遵守
第 53 期(2013 年度)信州大学教職員組合 役員名簿
<中央執行委員>
執行委員長
山本 博章
(若里・工学)
執行副委員長
森川 裕久
(常田・繊維)
事務局長
宗像 一起
(理学)
中央執行委員
市川 富士人
(常田・繊維)
中央執行委員
乾 滋
(常田・繊維)
中央執行委員
越智 康詞
(西長野・教育)
中央執行委員
折井 匡
(本部直属・図書館)
中央執行委員
北村 嘉邦
(南箕輪・農学)
中央執行委員
久保 浩義
(理学)
中央執行委員
志水 久
(理学)
中央執行委員
曽根原 誠
(若里・工学)
中央執行委員
武井 学
(病院)
中央執行委員
武田 孝志
(南箕輪・農学)
中央執行委員
中島 惠子
(病院)
中央執行委員
橋本 政晴
(西長野・教育)
中央執行委員
分藤 大翼
(松本キャンパス合同)
中央執行委員
六浦 光一
(本部直属・経済)
会計監査委員
小口 由美子
(病院)
会計監査委員
上條 ゆり子
(本部直属・経済)
20
53 期予算
収入の部
項目
52 期決算
1.繰越
53 期予算
増減
1,486,842
1,486,842
0
現金
普通預金(82)
78,537
1,147,807
78,537
1,147,807
0
0
普通預金(労金)
2.組合費
260,498
6,679,369
260,498
6,679,369
0
0
189,355
499,240
189,355
499,240
0
0
受取利息
286
258
286
258
0
0
出資配当金
28
28
0
8,855,092
8,855,092
0
3.教共済事務手数料
4.全大教等旅費充当分
5.雑収入
収入計
支出の部
項目
52 期決算
1.全大教負担金
増減
2,504,700
2,504,700
2,003,811
120,610
50,000
47,610
23,000
2,590,075
1,289,745
755,100
56,094
87,367
0
2,500,000
2,500,000
2,003,811
123,000
50,000
50,000
23,000
2,570,000
1,250,000
700,000
70,000
90,000
0
△ 4,700
△ 4,700
0
2,390
0
2,390
0
△ 20,075
△ 39,745
△ 55,100
13,906
2,633
0
450,000
0
10,000
126,000
0
50,000
1,482,281
57,996
0
235
0
0
0
22,385
現金
392,004
0
9,765
126,000
0
50,000
1,459,896
9,312
82普通
労金
1,367,354
83,230
8,855,092
0
組合費
2.支部還元
3.諸団体負担金
教研
医労連
諸集会分担金
4.本部活動費
賃金
旅費
消耗品費
通信費
情報宣伝費
活動費
OA 事務機器
振込手数料
5.委託料
6.その他予備費
7.退職金積立て
8.次年度繰越
支出計
53 期予算
8,855,092
21
22
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